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2014年3月 6日

妊娠中のトラブル

皆様こんにちは、土屋佳奈です。

最近私のまわりには数人の妊婦さんがおりますが、妊娠中はお肌の状態がとてもよくなる女性がいる一方で、今まで起こらなかった様々な肌トラブルに見舞われることもあります。

肌トラブルの原因は様々ですが、ホルモンバランスの乱れが最も大きな原因です。

その他、こころと身体の変化にストレスを感じ、精神的に不安定になったり睡眠不足になること、

つわりによる偏食etc.が主な原因と考えられます。

また、妊娠中は便秘に悩まされる方も多く、これも肌荒れにつながります。

では、具体的によく見られる肌トラブルとその対処法について見ていきましょう。
1.シミ、そばかす、肝斑
妊娠すると増えるエストロゲン・プロゲステロンなどの女性ホルモンの影響によって、メラノサイトの活動が活発になり、メラニン色素の生成が促進されます。すると、代謝排泄しきれなかった過剰なメラニン色素が原因で、シミやそばかすが増えてしまうのです

妊娠性肝斑は、妊娠中期頃から両頬や目の周り、おでこ、口周りなどに左右対称性にぼんやりとしたしみができてきます。肝斑(かんぱん)が現われる原因は、主に女性ホルモンにあります。妊娠により、体内のホルモンバランスが急激に変化するので、肝斑が出来やすくなってしまうのです。

通常は出産後に徐々に消退していきますが、そのまま完全には消退せずに残ってしまうこともあるため要注意です。

でも、大丈夫です!出産後はもちろん、妊娠中でも、

ハイドロキノンやルミキシルの外用,ピーリング,フォトフェイシャル,Gentle Laseなどの施術が可能です。

それぞれの皆様の状態にあわせた、効果的な治療法でママになっても美肌が叶います。
2.生理的色素沈着
乳首や乳輪、わき、外陰部など生理的にメラニン色素が多い部分の色素沈着が強くなります

これも、ホルモンの変化が原因なので、確実な予防方法は特にありません。通常は、出産後ホルモンの分泌が元に戻ると数ケ月で徐々に改善していきます。

でも、気になる場合にはGentle Laseの照射をすることで薄くすることが可能です。

ほんの数回の照射で改善しますので、お悩みの方はお気軽に御相談下さい。
3.妊娠線
お腹が大きくなると、皮膚の内側の皮下脂肪が増えます。それによって肌表面の表皮も伸ばされますが、表皮がお腹の急激な成長に追いつけないために、肌表面に裂けたような線が生じてしまう...これが妊娠線です。

妊娠6~7ケ月頃に皮下組織が裂けることで、赤紫色の色素線条が腹部、太もも、お尻などに出現します。妊婦さんの約8割~9割の人にできるといわれています。

出産後は徐々に退色し目立たなくなってきますが、残ってしまった場合には、

ダーマローラーCO2フラクショナルレーザーでの治療が可能です。

妊娠中や産後のお肌のトラブルにつき、お悩みの方は是非お気軽に御相談下さい。

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