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2018年1月17日

成長因子注入によるしこり

皆様こんにちは。

成長因子といえば、当院ではダーマローラーやスカーレット、フラクショナルレーザーなどの孔をあける系の治療をした際、コラーゲン線維の産生をさらに高めるため、塗布してパックをしています。
成長因子の種類はたくさんありますが、その中でもbFGFを使用した薬は、糖尿病壊疽や、褥瘡などでどうしたものかしら、というくらいとても深い潰瘍になってしまった患者様の傷に振りかけて、むくむくと赤色の肉芽が増殖する頼もしい治療薬なのです。けれども、効果が絶大なゆえ、使い方を誤ると、悲しい症状を引き起こすこともあります。残念なことに一部のクリニックでは、PRPに混入したり、単体で直接注入したりすることにより、しこりが生じる合併症が報告され注意が呼びかけられています。

成長因子の種類や投与する量・混合するものにもよると思いますが、固まり注入ですと、1箇所に高濃度の成長因子が入るため、その部位のみに強いコラーゲン産生の刺激が働き、硬いしこりとなってしまう例が見受けられます。この刺激は量や手技などでコントロールすることができないため、線維化の具合も調節が不可能ゆえ、人によってしこったり、しこらなかったりします。改善方法は基本的には手術で除去することですが、顔に傷をつけてまで除去するほどではない、とそのまま放置されている方も多いと思います。けれども硬く触れて嫌だな、という思いはどこかにあるはずです。当院では、そんな方に少しでも治療方法の一選択肢をご提案できればと思います。

3年前に他院で鼻唇溝に単独注入した成長因子が、しこりとなり硬く触れ、隆起していたものが、ケナコルト(ステロイド)を3回注射したところ、しこりが柔らかくなり、隆起もほぼ改善された症例がありましたのでご紹介いたします。この方は鼻唇溝も気にされており、しこり周囲の鼻唇溝上の脂肪組織に対して脂肪溶解注射も3回併用しています。

当院では、このように、他院でのトラブルに対する修正治療についてもご相談を承っております。なかなか相談するところがなくてお悩みの方、ぜひご相談ください。

2014年8月 5日

多発性毛包嚢胞症 multiple follicular cysts

胸やわき、首、腕の外側などに小豆大ほどまでの、肌色~グレーがかったぶつぶつが多発することがあります。

多発性毛包嚢胞症(嚢腫)(multiple follicular cysts)や、
多発性脂腺嚢胞症(sebocystomatosis や、steatocystoma multiplex) とも呼ばれたりします。

優性遺伝性で、思春期以降に現れ男性に多いと言われています。

粉瘤と同様に袋状の構造(嚢胞)を呈していますが、
中央に臍がないことと、多発していることで鑑別が可能です。

根治療法としては、袋ごと手術で切り取ることになりますが、
手術で一つずつ切り取っていくと、線状の傷痕だらけになってしまいます。

そこで、根治ではありませんが、炭酸ガスレーザーで中央に穴をあけて、
マヨネーズ様の脂分の多い内容液を出してあげると、
平らになり、見た目もきれいになりますので、処置も簡単ですし、おすすめです。

2014年2月19日

足の裏の虫食い状の凹凸「pitted keratolysis (蚕食性角質融解症)(点状角質融解症)」

冬でも厚着、暖房、ブーツなどの影響で、夏に気にされることが多いと思われるような疾患でも、冬に見られることがあります。

足の多汗症との関連で、水虫との鑑別を必要とする疾患に
「pitted keratolysis (蚕食性角質融解症)(点状角質融解症)」
いうものがあります。

病名の漢字の通りなのですが、
見た目は足の指の腹や足の裏の角質層がボコボコと虫食い状に浅く陥凹した状態です。

自覚症状はほとんどありませんが、多汗症を伴うことが多く、悪臭を放つことがあります

多汗による湿潤環境の中で、細菌(グラム陽性菌)が増殖して発する角質融解酵素が、
角質を溶かすことにより引きおこります。

治療は抗生剤の外用が主体です。
御自身で出来るケアは、局所を石鹸で良く洗って乾燥させることです。
その他制汗剤などで汗を押えたり、靴下を履き替える、一日履いた靴はよく乾燥させるなど、
足底の環境を整えることが大切です。

水虫を併発していることもあり、顕微鏡での真菌検査も並行して行います。
市販の水虫の薬でよくならない、臭いが強い、等あれば
皮膚科専門医のいるクリニックでの診察をおすすめします。

2013年12月28日

脂腺母斑

皆様こんにちは、大野淳子です。

脂腺母斑とは、表面がごつごつした少し盛り上がりのあるあざです。

皮膚の色々な成分が混ざって黄色~茶色のごつごつした面をつくります。

脂腺母斑は頭部に出来ることが多く、生まれたときはやや赤みのある髪の毛が生えない斑状ですが、

年齢とともに見た目の感じも変化して、じょじょに盛り上がっていぼ状になり、茶褐色へと変化していきます。

脂腺母斑の上に皮膚癌が出来る可能性があるため、ある程度の年齢で切除してしまうことが必要です。

近年は、以前より脂腺母斑悪性腫瘍伴うという考えかたが、変わってきているようです。

二次的に腫瘍を併発するには、10%以下ではという報告もあります。

しかし、最近のお話しですが、私の知人の60近い方が、脂腺母斑を将来癌化を防ぐために

切除したのですが、その後の組織検査にて基底細胞癌が発見されました。

もちろん手術で切除できましたが、術後の痛みは想像以上に長く、辛かったようです。

やはり、成人になればなるほど皮膚の進展が悪くなるため、思春期までの適切な

時期に切除してしまったほうがいいのではと思います。

2013年12月13日

上まぶたのくぼみ;Sunken eye(サンケンアイ)

皆様こんにちは、高山有由美です。

上まぶたのくぼみ「西洋人のように彫りが深くなって嬉しい!」
とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、
日本人の場合、やはり老け感が強く感じられてしまいますよね。

眼窩脂肪といって眼球の周りを取り囲んでいる脂肪がありますが、
急激に痩せたり、加齢に伴ってそのボリュームが減ることにより くぼみが生じます。

その他に、眼瞼下垂のある方も
まぶたを引き上げる瞼挙筋や挙筋腱膜が伸びてゆるくなることにより、
その直上にある 眼窩脂肪が奥に引き込まれて後退し、くぼみが生じます。

これがいわゆるSunken eye(サンケンアイ)です。

後者の場合は、眼瞼下垂の手術により 眼窩脂肪が元の位置まで手前に戻ってくると改善されますが、
「軽度だし、気にはなるけれども手術までは気が引ける、、、」という方には
くぼみの部分へのヒアルロン酸注入がおすすめです。

2013年12月 6日

単純ヘルペス

皆様、こんにちは。大野淳子です。

美ブログでも土屋先生が帯状疱疹について書かれていましが、お仲間の単純ヘルペスについてお話しします。

実は私は毎年1回、口唇ヘルペスが再燃するのです。

疲労が重なったとき、免疫力が落ちてるときなど起こる原因は色々です。

今回は気温がグッと下がる土地で朝からハイキングをし、夕方まで外で過ごしていたところ下唇横にむずむずっと掻痒が。

抗ウイリス薬を携帯しておらず内服できないまま、3日後に水疱が出現し、この時点で内服しました。

普段は掻痒感の時点で内服するため、症状も軽くてすむのですが、今回は瘡蓋が取れるまで約3週間もかかってしまいました。

口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスが原因で起こります。

単純ヘルペスウイルスは感染力が強く、直接的な接触のほかにウイルスがついたタオルやグラスなどを介しても感染します。

したがって親子、夫婦など親密な間柄で感染することが多いのです。

このウイルスの特徴は最初に感染(初感染)して免疫を獲得して、その人に抗体ができても機会があれば再感染や再発を繰り返します。

大人にみられる口唇ヘルペスのほとんどが再発型で、年に1~2回の再発が多いようです。

単純ヘルペスウイルスには1型と2型の2つのタイプがあります。

1型はくちびる、顔面などの上半身に、2型は性器を中心とする下半身に主に発症します。

以前はほとんどの人が、乳幼児期に周囲の人々との接触により1型に感染して抗体を持っていましたが、

衛生状態の改善や核家族化などの影響で、今日では20~30代でも半数ぐらいの人しか抗体を持っていません。

乳幼児期の初感染は症状がないか、あっても軽いのに対し、大人の初感染は症状が重くなりがちです。

なお1型に対する抗体を持っていると、1型だけでなく2型にも感染しにくく、発症しても軽症です。

乳幼児期の単純ヘルペスウイルス1型の初感染は、ヘルペス性口内炎などで現れることもありますが、たいていは症状がでません。

初感染の後、ウイルスは神経節にひそみ、何らかのきっかけで、で出して口唇ヘルペスなどとして再発します。

初感染で口唇ヘルペスということもありますが、日常みられるのはほとんどが再発型です。

口唇は食事をしたり、話したりする大事な部位ですのでヘルペスがでるとQOLが低下してしまいます。

症状を悪化させないためには、水疱が出る前に違和感がでてきたら早めに内服することです。

2013年11月21日

帯状疱疹の予防

皆様こんにちは、土屋佳奈です。

日毎に寒さが厳しくなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

この時期、一年間の疲れも相まって、皮膚科の外来では帯状疱疹に罹患された患者さまを数多く拝見致します。

帯状疱疹とは、一体どんな病気なのでしょうか??

その原因は、自分の体内に潜んでいる水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)です。

水痘とは水ぼうそうのことですが、水ぼうそうは多くの人が子供のころにかかり、1週間程度で治ります。しかし、治ったあとも、VZVは体内の神経節に一生涯住みついています。そして、疲労やストレス,病気などがきっかけで宿主の免疫力が低下すると、神経節内で再び活動を始めます。

すると、まず皮膚にチクチクするような痛みが生じます。

次に、痛みを感じた部位にブツブツした赤い発疹ができ、小さな水ぶくれとなって帯状に拡がります。この時、症状が現れるのはからだの左右どちらか片側だけであるのが特徴です。

その後、水ぶくれからカサブタになって症状は治まっていきますが、多くの場合この経過中、強い痛みを伴います。

痛みは、ズキズキと皮膚を刺すような鋭い痛みだったり、衣服と触れるようなわずかな刺激でピリピリする痛みだったり、電気がビリビリと走るような痛みだったり、様々です。そして、帯状疱疹後神経痛といい、皮膚症状が回復しても痛みだけが残り、いつまでも続く場合があるので要注意です。

帯状疱疹の治療の基本は、抗ヘルペスウイルス薬を用いて帯状疱疹の原因であるウイルスの増殖を抑えることと痛みを和らげることにあります。帯状疱疹が重症になると、その罹患部位によっては脳炎・髄膜炎・顔面神経麻痺・めまい・難聴・排尿障害などの合併症を引き起こす恐れがあります。また十分に帯状疱疹の治療が行われないと帯状疱疹後神経痛を発症し易くなってしまいます。

帯状疱疹は、50歳以降の年代で発症率が増加しますので、その前にワクチンを接種することで、帯状疱疹にかかることを予防したり、仮にかかったとしても症状を軽く済ませることができます。

これを機会に、是非皆様も接種されることをお勧め致します!

当院でもお取り扱いがございますので、お気軽にご相談下さいませ。

2013年11月14日

dirty neckの治療


皆様、こんにちは。土屋佳奈です。

dirty neckとは、いったい何でしょうか?

成人期アトピー性皮膚炎の患者さんに見られる特有の皮膚変化を指す言葉です。

慢性・再発性の炎症により、さざなみ様の褐色色素沈着、色素脱失、皮膚萎縮などが混在する局面が、主に頸部、鎖骨上窩、上胸部などにかけて見られます。

慢性・再発性に炎症が起こると、皮膚の内部では一体どんな変化が起こるのでしょうか?

実際に皮膚生検といって皮膚を一部採取し顕微鏡で観察すると、表皮基底細胞の変性と、それに伴う真皮へのメラニンの滴落が見られます。これが色素沈着の原因です。

アトピー性皮膚炎の患者さん以外でも、入浴時のナイロンタオルによる機械的刺激などで同じ様な皮膚の状態を生みだし兼ねないので、注意が必要です。入浴時はナイロンタオルは使用せず、泡をよく立てて手で優しく洗うようにしましょう。

さて、dirty neckの治療についてですが、今まで有効な治療方法はなく、非常に難治とされてきました。

しかし、当院にてフラクショナルレーザーで治療した結果、非常に良好な結果が得られました。長年、お悩みだった方には自信をもって、オススメしたい治療です!

<施術前>

<3回施術後>

フラクショナルレーザーの詳細につきましては、是非、当院のHpも御覧ください。

2013年11月13日

色素性母斑(ほくろ)に似た悪性腫瘍~基底細胞腫(癌)~

皆様こんにちは、高山有由美です。

美容クリニックでの色素性母斑(ほくろ)の炭酸ガスレーザー手術は、とても人気の施術の一つです。
メスで切り取って線状に縫い合わせる手術に比べて、傷跡が目立ちにくいのがメリットです。

ただし、色素性母斑(ほくろ)に似た疾患の中には悪性のものもあり、
施術の前には必ず判別が必要です。

色素性母斑に似ている腫瘍の中に、
「基底細胞腫または基底細胞癌」と呼ばれる悪性腫瘍があります。

80%以上がお顔にみられ、その中でも特に鼻周りなどお顔の中央に多く見られます。

日本人の場合、黒色調のものがほとんどですが、
白人ではメラニンを産生せず、皮膚と同じ色か、血管拡張を伴って少しピンク色なので
診察時は基底細胞癌も念頭に置かないと見落とします。

この腫瘍はという名前こそついていますが、
悪性度は低く、滅多に転移することもありません。
そんな背景をふまえ、「基底細胞腫」と呼ぶ人も少なくありません。

よっぽど潰瘍化したりお顔が崩れるほど放置しない限り、
腫瘍からある程度の安全域を含めて側方、下方ともに
きちんとメスで切り取って手術切除し、
組織学的に取りきれているか確認してしまえば問題のない腫瘍です。

黒色で、ぱっと見は色素性母斑(ほくろ)に似ているため、
当院では
前回ご紹介した皮膚科医の診察道具の一つ、
「ダーモスコピー」を使用してきちんと診断をつけた上で
良性疾患であれば炭酸ガスレーザーで切除を行っています。

簡単に受けられるようになった最近の色素性母斑(ほくろ)の切除ですが、
皮膚科専門医のいるクリニックできちんと診断をうけた上での治療が求められます。

2013年7月24日

唇にできる血管病変 「静脈湖(venous lake)」

皆様こんにちは、高山有由美です。

静脈湖 (venous lake) とは、
唇にできる米粒大~小豆大の青紫色
の類円形のできもので、見た目は血豆のような感じです。
大きくぷくっと隆起するというよりも、青紫色の色調の変化が主体で隆起は軽度のことが多いようです。

高齢者に多くみられ、唇のみならず、顔面、耳介に生じることもあります。

病理学的には、血管の増殖に伴う血管腫ではなく、血管拡張が主体です。
唇の場合は、唇の粘膜の深い部分の血管が部分的に拡張したものです。

血豆のようになったものの、なかなか治らない場合はこの疾患の可能性があります。
自然消褪はなく、
治療としては、手術で切除したり、深い部分の血管に反応するレーザーを照射したりすることで 治療が可能です。

気にされている方は皮膚科専門医のいるクリニックで是非ご相談下さい。


2013年7月17日

日光皮膚炎(日焼け)

もうすぐですね。
家族そろって海やリゾートにお出かけになる方も多いと思います。

日光皮膚炎とは、いわゆる日焼けのことをいいます。

日焼け止めも、普段と同じ感覚て塗っていると、
思わぬ部分が真っ赤に焼けて後で大変なことになることもありますよね。

予防の基本中の基本日焼け止めの外用ですが、やはり、夏のリゾートは
ウォーターレジスタント、
SPF50以上、
PA+++以上
のものがお約束です。

また、とても面倒ですが、
水から出たら、タオルで汗をぬぐったら
こまめな塗り直しが必須です。

お洋服や水着との境目、膝の後ろや二の腕の内側、耳の後ろ、足の甲など、
普段の紫外線程度なら忘れてもなんともないような部分でも、
リゾートで忘れてしまうと、夕方には真っ赤っかで泣きをみるはめに・・・

そうなってしまったら、

まずは冷却
軽いやけどと同じ状況ですから、すぐに炎症を抑えるにはステロイドの外用が 早道です。

触るのも痛い、という方は、
スプレー式やローションタイプなどが塗りやすく おすすめです。
チューブの軟膏やクリームの場合は1~2倍の湿クリームなどとあらかじめ手のひらで混ぜてから外用すれば
広範囲にのばしやすくなります。

水ぶくれが破れた場合には石鹸の泡でよく洗ってから外用しガーゼで保護しておきましょう。

また全身のむくみや広範囲の水ぶくれなど、
症状が強い方には内服薬が必要なこともありますが、
きちんと日焼け止めを塗っていればそこまでひどくなることはまずありません。

赤みが引いたあとは軽い皮むけとかゆみ、乾燥が出てきますので、保湿をしっかりと心がけましょう。

また、たくさん紫外線を浴びたあとは、
高濃度 ビタミンCの点滴、
ビタミンCの内服、
ビタミンCローションの外用
がおすすめです。


2013年7月 4日

爪の病気、皆様大丈夫ですか?

皆様こんにちは、土屋佳奈です。

突然ですが、皆様、爪のお手入れはどうされていらっしゃいますか?

お手元は意外と人に見られる機会も多いですし、夏にむけてサンダルを履く季節になると、足の爪も気になりますよね。

最近では、マニキュアやペディキュアだけでなく、ジェルネイルなどが流行っていますが、爪の健康という点から見ますと様々な問題が含まれています。

そもそも爪は角質が変形して固くなったもで、指先の皮膚を外傷から守ってくれる役目をしています。

爪がないと、力仕事もできませんし、足の指の踏ん張りもききません。指先の細かい作業も出来なくなってしまいます。

さらに、ネイルの際に爪上皮(甘皮)の処理をすることが多いかと思いますが、それにより爪を傷めやすかったり、伸びてきた爪に凹凸が出来たり、爪の根本に細菌感染を起こしやすかったり・・・といったトラブルが起こることがあります。

このように、爪はオシャレのためだけにあるのではないのです。

今回は、爪のトラブルで多い主なものを以下にご紹介致します。

①爪白癬

爪の水虫です。爪が厚くなって、表面がザラザラと粗造になったり、白く濁るといった変化が見られます。爪の一部を採取し、顕微鏡で白癬菌を確認することで診断ができます。抗真菌剤の内服・外用で治療します。内服が困難な方の場合には、Nd-YAGレーザーでの治療も可能です。

②Green Nail

緑膿菌という細菌感染によるもので、爪の下に膿がたまって緑色に透見されます。抗生剤の内服・外用で治療します。

③爪甲剥離症

爪が爪床という爪の直下にある皮膚と離れることで、剥離した部分の爪が白く見えます。主婦や料理人など水仕事をする人に多く、その他パーマ液などを扱う美容師にも比較的多く見られます。治療として、ステロイド軟こうや保湿剤の外用を行いますが、生活習慣や職業が原因の場合には難治なケースも多く、治療に難渋します。

④爪甲色素線条

線状もしくは帯状になって、爪の根本から指先まで黒い条が見られることがあります。これは、色素線条といわれ、一種の色素性母斑(ほくろ)と考えられています。

⑤陥入爪

いわゆる巻き爪のことです。爪を短く切りすぎると、爪の端の部分がトゲ状に皮膚に食い込むことがあります。足の親指に多く、足に合わない靴を履く ・つま先をぶつける ・つま先に力がかかる・深爪などが原因になります。初めは痛みを感じる程度ですが、進行するとさらに爪が食い込み、膿をもつこともあるので注意が必要です。陥入爪は、爪の両端に超弾性ワイヤーを通す方法で治療が可能です。

⑥悪性黒色腫(メラノーマ)

爪のメラノサイト由来の悪性腫瘍です。爪が黒く変色してきたり、いびつな形を呈したり、進行すると爪のみでなく皮膚にも浸潤してきます。確定診断は、病理組織診断になりますが、DS(デルマトスコープ)という拡大鏡でみることである程度診断が可能です。

上記の中で一つでも気になる症状のある方は、是非一度、皮膚科専門医にご相談ください。

2013年4月30日

酒さ

皆様こんにちは。慶田朋子です。

女性に多いお悩みが、原因不明でお顔が赤くなるというお悩みをよくお聞きします。 これは、酒さといい原因不明の体質的な病気で、気温の変化や、熱がこもること(例えば気温が上がったり、日光に長くあたる)、あるいは精神的なストレスにより誘発されます。顔(特にほほ)の一過性のびまん性紅斑が初発症状で、徐々に持続性となり腫脹や毛細血管の拡張を伴ってきます。酒さの紅斑に触れると熱感を感じます。顔がほてるとか、乾燥するといった方の一部は酒さが原因のこともあるのです。

また、酒さと似た症状で酒さ様皮膚炎(ステロイド酒さ)という病気があります。 酒さ様皮膚炎とは顔に長期間ステロイドを長期連用することにより生じます。酒さに似た、顔のびまんせい紅斑や、ニキビ様のぶつぶつ(丘疹、膿疱)などの症状を示し、ステロイド外用を中止すると症状の一過性の増悪の後に治っていきます。ステロイド外用剤は湿疹の治療に必要な、安全性の高いお薬ですが、医師の診察を受けずに漫然と外用するのはよくありません。きちんと塗っているのに良くならない・・・そんな時は皮膚科専門医にご相談ください。酒さ様皮膚炎は酒さと関係ない独立した病態であるとされています。

当院では、赤ら顔や毛細血管拡張症に有効するレーザーを揃えております。ジェネシスやロングパルスNd:YAGレーザーの部分照射は、ヘモグロビンに反応して赤味を軽減します。気になる方は是非ご相談ください。

2013年3月18日

乾燥肌とは

乾燥肌といえば秋冬の悩みでしたが、最近は1年を通じて乾燥肌に悩む方が増えています。乾燥肌とはどういう状態か、またどうしてなるのか?メカニズムとちょっとしたスキンケアのコツなどをご紹介します。

最近は乾燥肌に悩む人が増えてきました。
図1 最近は乾燥肌に悩む人が増えてきました


【乾燥肌とはどんな肌?】

乾燥肌(ドライスキン)は、皮脂分泌量の低下、角質細胞間脂質などの減少により角質の水分含有量が低下している状態です。皮膚の水分は、発汗、不感蒸泄(ふかんじょうせつ:皮膚または呼気から蒸気として自然に失われる水分)で減少し、体の内側または大気中の水分により供給され、皮膚の保湿は皮脂、天然保湿因子(NMF)、角質細胞間脂質によって保たれています。

乾燥肌では、表面のうるおいがなく、柔軟性がなくなり、脆くなっています。年齢、体質、気候、環境やライフスタイルなどの要因が関係しています。また腎不全・粘液水腫(すいしゅ)・栄養障害、ビタミンA欠乏症など全身の病気から生じることもあります。ネイルリムーバーに含まれるアセトンなどの脂溶性溶剤の接触で過剰な脱脂と角質細胞間脂質の破壊が生じることもあります。遺伝的に角質細胞間脂質の一種セラミドが少ないアトピー性皮膚炎や角化異常を生じる魚鱗癬も乾燥肌を生じる原因の一です。

外来診療では、必ずしも水分量をはかり「乾燥肌である」と診断するわけではなく、皮膚所見から判断します。乾燥肌は白く粉をふいたように見えますが、これは鱗屑(りんせつ)といい、角質層の結合性が弱くなり浮き上がってきた角質細胞が皮膚表面に付着したものです。ただ、ターンオーバーのサイクルが乱れ、角質層が厚くなりゴワついた「過角化」も角質細胞間脂質の産生が間に合わず白く見えることがあるので、類似の別症状ではないかを見極める必要があります。


【皮脂欠乏症とは?】

皮脂欠乏症(乾皮症)は、皮膚の表面の脂(あぶら)が減少することにより皮膚の水分が減少して、乾燥を生じてしまう病気です。中高年者の手足、特に膝(ひざ)から下によくみられ、皮膚がカサカサしてはがれ落ちたり、ひび割れたりします。

誰でも年をとってくると、程度の重い軽いはありますが、皮膚の乾燥が生じてきます。特に女性の方が男性よりやや早い年代から起こってくるようです。軽い皮脂欠乏症は、病気というより生理的な変化といえるかもしれません。

皮脂欠乏症は多くの場合痒みを伴うため、掻いてしまい、赤みやひび割れなどの急性湿疹を生じると皮脂欠乏症湿疹と呼ばれ、医師のもとでの治療が必要になります。放置すると、夜中に目が覚めるほどの痒みから、掻きむしるようになり、皮膚がごつごつした慢性湿疹に変化していく場合もありますので、かゆみが強く、赤みがある時は早めに皮膚科を診察するようにしましょう。

また、乾燥すると通常弱酸性に保たれている皮膚のpHがアルカリ性に傾き、細菌が繁殖しやすくなります。髪や衣服が触れる程度の軽い刺激でかゆみを感じる、使い慣れた化粧品で赤くなるなど、刺激に対して敏感になります。


【乾燥肌を引き起こす3つの要因】

皮膚は通常、皮脂がつくる皮脂膜、NMF(天然保湿因子)、セラミドなどからなる角質細胞間脂質の3つの物質がバリアを作り、紫外線などの外部刺激やアレルゲンなどから肌を守り、肌内部の水分が蒸発しない仕組みを作り出しています。

バリア機能が壊れてしまった状態のイメージ
図2 バリア機能が壊れてしまった状態のイメージ

しかし、乾燥肌は、このバリア機能が壊れてしまうことが大きな原因となります。それでは、バリア機能が壊れる主な理由を挙げてみましょう。

1.皮脂量の低下

皮脂膜となるべき皮脂の分泌量が低下すると、ダイレクトに刺激が角質層に伝わりやすくなります。皮脂は皮脂腺から1日に約1~2g分泌されますが、環境や体質で変わります。皮脂の分泌を促す男性ホルモンが少ない小児や女性、老人では皮脂量は少なくなります。分泌量のピークは男性で30代、女性は20代に迎え、その後は減少していきます。また血行不良などで代謝が低下すると皮脂の分泌量も減少します。また皮脂腺は体の部位により数が違い目の周りや口元は少なくなっています。

毛穴の皮脂腺から分泌された皮脂が汗などと混じり合い皮脂膜となります
図3 毛穴の皮脂腺から分泌された皮脂が汗などと混じり合い皮脂膜となります

2.天然保湿因子(=NMF)量の低下

角質細胞内に存在するNMFはアミノ酸類、乳酸、尿素、クエン酸塩などからなり、水分を抱え込む性質をもっています。このNMFによって細胞内の水分量は一定に保たれるのです。NMFは日焼け、加齢、睡眠不足、ストレスなどで低下してしまいます。

角質細胞内に存在するNMFのイメージ図
角質細胞内に存在するNMFのイメージ図

3.角質細胞間脂質の減少

角質細胞をレンガに例えると、レンガとレンガの間を埋めてセメントの役割を担っているのが角質細胞間脂質です。このセメントが足りない状態になると、雨漏りしやすくなるようなものですから、バリア機能が低下するのです。

角質細胞間脂質はセラミドが大部分を占め、他の脂質と一緒に立体構造(ラメラ構造)となり水を挟み込み保水します。角質細胞間脂質が足りなくなると保水機能も低下します

アトピー性皮膚炎の方は、セラミドの量が通常の量と比べて3分の1ほどしかないことが分かっています。これは穴があいた傘を差しているようなもので、刺激に対して非常に無防備で、種々のアレルゲンが肌に進入しやすいと言えます。

角質層での保湿のメカニズム(実際は角質細胞間脂質の部分は全てラメラ構造です)
図4 角質層での保湿のメカニズム(実際は角質細胞間脂質の部分は全てラメラ構造です)


【メカニズムを知れば安心】

肌を外的刺激から守るためにある角質層が乾燥して角質のバリア機能が損なわれると、肌を守ろうとして厚くなります。この際、急に角質層を作ろうとするために産生が間に合わず、未熟な角質細胞ができてお肌がごわついてしまうことがあります。

乾燥肌の原因やバリア機能が低下するメカニズムは複雑ですが、正しく知ることで、スキンケアもシンプルで効果的になるでしょう。

2012年11月28日

進行性手掌角皮症

皆様こんにちは。高山有由美です。
「進行性手掌角皮症」とは
水仕事の多い主婦や、紙などを扱い手指をよく使う仕事の方に多く見られる、
手掌・指の腹が乾燥して硬くなり、皮がむけたり、切れたりする疾患です。
ひどくなると炎症をおこして赤くてかゆい湿疹を併発することもあります。
名前に聞き覚えはないかもしれませんが、
いずれも一般的には手あれと総称して呼ばれています。
原因は手指に対する刺激、乾燥です。
入院患者さんは、
皆さん口をそろえて「手あれがきれいになった!」とおっしゃいます。
そうです、ただ手を使わないだけで改善するのです。
けれども、普段水仕事をしないわけにはいきませんし、
冬になると乾燥も手伝って増悪しますので、
ご自身でのそれなりの対策とケアが必要です。
生活習慣によるものですので、
ただ薬をつけていれば治る、というわけにはいかないのです。
・水仕事の際にはゴム手袋を着用する。
・水に手をつけたら乾いたタオルで拭いて
・すぐに保湿クリームを塗る。
・乾燥を感じたらこまめに保湿クリームを塗る。
・ひどい場合は綿の手袋を常時着用する。
・水仕事自体を減らすという意味あいにおいては食洗機や洗濯乾燥機なども賢く使用しましょう!!
我が家は洗面所・お手洗い・リビング・寝室・ポーチ・ポケット、と
いたるところにハンドクリームを置いています。
皮膚の刺激と乾燥で野ざらしになった皮膚は
保湿クリームでバリア機能を補って保護してあげるしかありません。
何はなくとも保湿と外的刺激を避けることです!!
実は、単に保湿剤といっても色々種類があります。
軽症であれば刺激感がなければご自身のお気に入りのクリームで十分ですが、
おすすめは水分保持能力の高い「ヘパリン類似物質含有クリーム」です。
硬くなってごわつく場合は角質をやわらかくする「尿素軟膏」や「サリチル酸ワセリン」、
さらにひどくなり亀裂などで上記がしみる場合は刺激のない「白色ワセリン」など、
状態に合わせて保湿剤も使い分けが可能です。
また、湿疹になってしまったら処方薬「ステロイド外用剤」の出番です。
湿疹がないところに外用しても無意味どころか副作用が出てしまいます。
薬は正しい知識を持って使用することが大切ですから、
自己判断せずにクリニックでご相談下さいね。
2012年3月 2日

脂漏性皮膚炎

頭皮や小鼻の周り、法令線、額の生え際、眉、耳の中、耳の後ろ、胸の正中などの皮脂分泌の多い部分、わきの下などのこすれ易い部分がカサカサしたり赤くかゆくなったりすることはありませんか?
皮膚では毛穴にある皮脂腺といわれる部分から皮脂を分泌していますが、これが過剰になった状態を脂漏と呼びます。この皮脂を好む癜風菌(でんぷうきん)という皮膚の常在菌や、紫外線などによって皮脂が脂肪酸に分解され、炎症を引き起こすことがあります。これが脂漏性皮膚炎です。いわゆるフケ症は脂漏性皮膚炎の軽症あるいは前段階と考えられます。
悪化させる要因として、洗顔・洗髪不足による皮脂の貯留、癜風菌(でんぷうきん)の増加、ストレス、睡眠不足などの生活サイクルの乱れ、ホルモンバランスの乱れ、食事の偏りによるビタミンB群不足などの関与が言われています。
カサカサするので乾燥していると思い、洗顔回数を少なくする人がいますが、逆にきちんと洗顔して余分な皮脂を洗い流し、ビタミンB群の多い食材を積極的にとったり、規則正しい生活を心がけ、炎症止めの弱いステロイド剤や、カビを抑える抗真菌剤を外用することにより改善します。
気になる方はぜひ一度診察にいらして下さい。
2012年2月17日

花粉皮膚炎

毎年花粉の季節になると、顔や首などの露出部が赤くなり、かゆくなることがありませんか?もし、花粉症があるようでしたら、花粉皮膚炎の可能性があります。これは、花粉症のある患者さんの一部の人にみられますが、まれに、一般的な花粉症の症状(くしゃみ、鼻汁などの鼻炎症状と、目のかゆみなどの結膜炎症状など)がない人でも起こることがあります。
症状としては、眼瞼、頬骨のあたり、顎から首にかけてがかゆくなったり赤くなったりします。花粉が付着することによる皮膚炎のほかに、鼻をかんだり、結膜炎で目をかいたりすることにより、刺激性の皮膚炎を発症することもあります。残念ながら、なぜか女性に多くみられるようです。これは、季節的に空気が乾燥していることに加え、目元の化粧や化粧落としにより眼瞼の皮膚のバリアーが壊れていることなどが関係しているようです。
予防としては、マスクやメガネ、洋服などを工夫して、スギ花粉の侵入を防ぐことが大切です。洗顔も、ゴシゴシこすってしてしまうと、さらに皮膚のバリア機能を壊してしまいますので、泡で優しく、かつ洗顔後にしっかり保湿が基本です。治療としては弱めのステロイドの外用や、 抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤の内服を行います。
当クリニックでもお薬の処方が可能ですので気になる方は是非いらして下さい。
2011年11月16日

皮脂欠乏性湿疹

秋・冬になりだんだん乾燥してくると、特にすねなど、カサカサと粉がふいたようになり、ひどくなると、時に表面がウロコのようになったり、また、網目状に皮膚が赤くなることがありますよね。そのような状況で、突然強い痒みに襲われることはありませんか?入浴時や入浴後、布団に入った直後、暖房器具に当たった後など、体が温まった時に痒みが起こりやすくなります。これは皮膚の乾燥からくる症状で、乾燥により、皮膚のバリアー機能が低下すると、様々な刺激に対して敏感になり、ちょっとしたことで痒みを惹起してしまいます。乾燥のみならず、赤みが出現して湿疹の状態になってしまうと、皮脂欠乏性湿疹と言います。軽い症状であれば1日1~2回、市販の保湿クリームを塗るだけでも改善してしまいます。症状がひどい場合には、保湿剤に加えてステロイド剤の外用がおすすめです。当クリニックでも処方可能ですので、診察時にお声かけください。年齢とともに、徐々に皮膚の水分、油分が減少していきます。乾燥し始めたな、と感じたら、お顔の保湿だけでなく、体や手足にも保湿クリームを外用してあげましょう。
2011年10月26日

Cherry angioma(老人性血管腫)

Cherry angioma (チェリー アンジオーマ)って聞いたことありますか?一見、とても可愛いネーミングですが、別名老人性血管腫といいます。胸や首、顔に出来る真っ赤な1~2mm大の半球状のできもので、毛細血管の拡張と増殖による、良性の腫瘍です。加齢とともに増加すると言われていますが、20代の方にもちらほら見られます。赤くポチッとして首元やデコルテにあると意外と目立ちますよね。治療できることを御存知ではない方も多いようですが、実は、YAGレーザーを用いて治療することが可能です。これは血管の赤い色に反応するレーザーで、血管腫のみをターゲットとした治療ができます。パチンとゴムで弾かれたような感じで、たった1、2回の照射で一瞬で終わってしまいます。経過としては、照射後少し紫色になり、だんだん薄くなっていきます。気になっている方、まずは1か所からでも大丈夫なので、おためしで治療してみてくださいね。
2011年9月21日

毛孔性苔癬

二の腕の外側のザラザラ、気になりませんか?これは「毛孔性苔癬」と言います。毛穴に角質がつまって、黒くブツブツ、ザラザラしてしまっている状態で、うすく赤みを帯びていたりもします。二の腕のほか、肩、背中、臀部、大腿にもみられます。この皮膚の感じがサメの皮のようであることから、一般的には「サメ肌」と呼ばれたりします。思春期に発症し、大人になるにつれて自然軽快することが多いのですが、残念ながら残ってしまう人も少なくないようです。
なかなか保険治療でのケアは難しく、自費治療の中でも、毛穴の角化を改善させるピーリングが一般的です。それでもある程度の効果が見られるまでにはかなりの回数が必要です。当クリニックでは、 ジェントルレーズジェネシス のW照射をおすすめしています。ジェントルレーズで毛穴に詰まった角質とともにある産毛を脱毛し、毛穴をキュッと引き締めます。そして、ジェネシスで毛穴に詰まった角質をレーザーピーリングし、毛穴の周りのコラーゲンを増やします。また、皮膚表面の赤みにも効果を発揮します。

今月は嬉しいジェネシスキャンペーン中です。この機会にぜひお試しください。

2011年9月 7日

爪水虫

足の爪が白っぽくなったり、厚みをもって表面がボコボコになったりしていて、恥ずかしいからマニキュアで隠している、という方、いらっしゃいませんか?そうです。それは、おそらく爪白癬、いわゆる爪水虫です。爪切りで切ると、意外にも爪はもろく、ボロボロと崩れる、というのが特徴です。
すぐにマニキュアを落として一度診察にいらしてくださいね。当クリニックでは、まずは白くなった爪の一部を顕微鏡で調べて、爪水虫の原因である白癬菌がいないか、きちんと診断をつけるところから始めます。その場ですぐにできる検査ですから、治療の前には必ず行います。菌が見つかったら、次は治療です。分厚く、白くなった部分と爪のまわりの皮膚も含めて全体にジェネシス(Nd YAGレーザー)(前回の項をご参照ください)を照射します。4週間程度の間隔で経過を見ながら3,4回繰り返していくと、少しずつ、濁った白い部分が減少していきます。中途半端に残ったまま治療をやめると再発してもとのように拡大してしまうので、根治するまできちんと治療を継続しましょう。痛みもありませんし、相互作用や合併症の問題で今まで内服治療ができなかった方、内服治療していても完治しきれなかった方に、是非おすすめです。
2011年8月31日

いぼ?魚の目?

ウィルス性疣贅(尋常性疣贅・いぼ)は、ヒトパピローマウィルスというウィルスが、皮膚に感染することにより起こります。主に手、足、顔、首などにでき、初めは1mm程度の小さな隆起から始まり、徐々に大きく、硬く、白っぽくなっていきます。顔や首などでは細長い突起として見られることもあります。また、足にできたものは、ぱっと見では魚の目との判断が難しいことがあります。実際、「魚の目ができました」、と言って受診された方の診察をすると、ウィルス性疣贅であることが多々あります。

当クリニックでは、通常の保険診療で治療困難であったものでも、美肌レーザーとしても使用されているジェネシス(Nd YAGレーザー)やCO2レーザーを使用して治療しています。ジェネシスは、表皮から真皮にはたらきかけてお肌を引き締めたり、血管に反応して赤ら顔を改善したりしてくれるレーザーです。いぼは、その構造上微少な血管が豊富で、そこに、血豆になるくらいまでレーザーの熱をしっかりと反応させることにより、周囲の硬くなった組織も破壊し、かさぶたにして根こそぎとってしまう治療です。大きなものや、深いものは、あらかじめボリュームを減らすためにCO2レーザーで蒸散させたり、ハサミで切除することもあります。少しでも残存していると、またすぐに再発して広がってしまう、やっかいな病気です。特に足の場合などは角質が厚く、残存しやすいため、1回の治療で済むことは少なく、何度か治療が必要になります。もちろん痛み止めの麻酔を使用しますが、多少の痛みや血豆は避けて通れません(>_<)。また、ウィルス性の疾患ですから、気にしてその部分をよく触っていると、足から手、手から足、顔へと移ってしまいます。触らず、気づいたら小さいうちに、早めに治療しておくのがポイントです。小さいから放っておいたそれ、実はウィルス性疣贅かもしれませんよ!まずお気軽に私どもに見せてくださいね。

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