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2018年3月20日

キズとキズアト①

 
 皆様こんにちは。
 今回は形成外科医として大学病院に勤務していた頃の経験から派生してキズとキズアトについて書かせていただきます。少し長くなってしまいそうなので2回に分けてお話しますね。
 大学病院勤務時代は、子供から大人まで外傷の縫合や熱傷の治療を多数経験しました。その際によく聞かれるのが、"キズアト残りますか?"という質問です。その際には、"残念ながら一度皮膚にできてしまったキズは程度の差はあれ必ずキズアトとして残ります。ただなるべく目立たないキズアトにするのが形成外科の得意分野です。"と答えるようにしていました。
 そもそも医学的にキズアトという言葉はありません。医学用語では瘢痕(はんこん)という言葉が一番近いのかなと考えています。外傷や手術などで傷ついた皮膚は線維組織が修復し治癒します。その修復した線維組織を医学的には瘢痕と言います。損傷が表皮内にとどまるような浅い熱傷や外傷であれば、表皮は再生能が高いため修復ではなく再生により治癒するため瘢痕にはなりませんが、この例外を除けば一度キズがついた部分には瘢痕が残ってしまうのです。
 しかしいかに目立たない瘢痕にするかは、私達が介入できる部分です。その方法についてはまた次回お話させてください。

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