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2016年2月23日

肌老化の原因の一つにPM2.5

皆様こんにちは。
シミ、シワ、たるみなど肌老化の原因の8割近くは紫外線や喫煙、環境ストレスなどの外的な要因と言われていますが、近年、大気汚染もその一因となり得ることがわかってきています。
最近ではPM10(=10マイクロメートル)以下の微小な大気汚染物質による肌への悪影響に注目が集まっています。PM2.5は私たちの毛穴の20分の1以下、髪の毛の30分の1程度の大きさの微小汚染物質で、肌表面に付着して、肌内部のタンパク質やバリア機能にダメージを与え、肌老化を引き起こします。
ある研究では、PM10以下の大気汚染では、汚染レベルが高いほど肌老化が早く、汚染度が高い地域ではシミが多く、法令線も目立つという結果が得られています。
対策として、マスクや眼鏡などの着用で物理的に付着を防いだり、付着した物質は帰宅後すぐに優しく泡洗顔で洗い流すことが大切です。また、空気清浄機の使用や、ビタミンA,C,Eなどの抗酸化成分の外用やポリフェノール含有食品、カルテノイド含有食品などの抗酸化食品を積極的にとるようにしましょう。

2016年2月16日

【パソコンで肌が老化?】ブルーライトに光老化の一因となる可能性が

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皆様こんにちは。
ブルーライトはパソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明に含まれていて、最近では、ブルーライトカットのフィルムや眼鏡などの商品をよく見かけるようになりましたね。このブルーライトとはどういうものなのでしょう?また、私たちの体にどのような影響を及ぼすのでしょう?

ブルーライトってそもそも?

ブルーライトは380~500nmの波長をもつ青色の光で、人の目で見ることのできる可視光線の中でも波長が短く、強いエネルギーをもっていて、紫外線に最も近く、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達し、網膜にダメージを与えます。たとえわずかでも、長年浴び続けると、網膜の中心部にある黄斑がダメージを受け、加齢と共に増える「加齢黄斑変性」の原因となることがあるようです。

また、ブルーライトは波長が短く散乱しやすいため、ピント調節に苦労し、目の疲れや痛み、肩や首のコリなども引き起こします。厚生労働省のガイドラインで推奨されているように、1時間のデジタルディスプレイ機器作業を行った時には15分程度の休憩を取るようにしましょう。その他、ディスプレイの輝度・コントラスト設定を調節したり、ブルーライトカットのフィルムや眼鏡を使用したりするのがおすすめです。また、パソコンでの作業のみならず、現在はスマートフォンからのブルーライトにもご注意ください。

実はブルーライトは目以外にも様々な影響を与えます。

目以外にも様々な影響があるブルーライト

目の網膜に、ブルーライトに反応を示す細胞の存在が明らかになり、サーカディアンリズム(概日リズム)と呼ばれる体内時計に影響を与えることがわかってきました。

この体内時計が狂うことで、睡眠障害やイライラ、うつ症状を引き起こしたり、インスリンの働きが低下して糖尿病のリスクを高め、メタボリックシンドロームになりやすくなったり、発がん要因となったりすることがわかってきています。

気になるお肌への影響ですが、紫外線が光老化を引き起こすことはもうご存知のこととは思いますが、実はブルーライトも、紫外線と同様に酸化ストレスを誘導し、光老化の一因となる可能性が示唆されています。

色々な研究がなされてきて、今後は紫外線だけでなく、ブルーライトも防御が必要です。ブルーライトカットフィルムや眼鏡などを賢く利用致しましょう。



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スキンタイプによる日焼け

皆様こんにちは。お肌はスキンタイプによって、6つに分類されます。
スキンタイプ1は白人、6は黒人と考えてください。日本人に多いスキンタイプ3と4のお話ししますね。海にいって、赤くなるだけで皮がむけてしまうのがスキンタイプ3、こんがりきれいに焼ける人はスキンタイプ4です。3のタイプは皮膚の色は白く、紫外線感受性は中等度で日焼けによる赤みは起こりますが褐色変化もおきます。4のタイプは皮膚の色は淡褐色で、紫外線感受性は中等度で日焼けによる赤みは時々おこり日焼けによる褐色斑は常におこします。スキンタイプ5,6、は日焼けによる褐色変化は判別不可なため日本人にはほとんどいないかと思います。
私はまさにスキンタイプ4です。通常は赤くならず褐色になりますが、強い紫外線(真夏の炎天下の中、一日ゴルフ、海水浴など)にあたるとひりひりし、赤くなったあと褐色になります。自己防衛できる以上の紫外線にあたってしまった結果ですね。 
メラニンは天然のサンスクリーン剤の役目を持っています。紫外線や活性酸素から身体を守るために、メラニンを産生するメラノサイトが活発の活動し、メラニンを大量に作ります。メラノサイトがメラニンを作るまでに半日から一日かかってしまいます。その間、紫外線に対して無防備な状態にならないように、紫外線に反応してすぐに黒くなる物質が用意されています。すぐに黒くなりかたは、炎症による赤みも少なく、紫外線に対しての防御力が高いと考えられます。私がこのパターンですが炎天下日蔭なし、サンスクリーンなしの5時間は黒人でないと厳しいかもしれません。学生時代より自然老化のためメラニン産出も減少しているのでしょう。日焼けの防御力も落ちました。夏は海、冬はスノーボード学生時代はめいいっぱい紫外線をあびてきましたが今のところ目立つシミはありません。スキンタイプ4の体質もありますが、レチノイン酸(ナノエッグ)の定期的な外用の効果は高いと思います。細胞分裂を正常化しメラニンを排出しますので早い治療がおすすめです。

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