皆様こんにちは、高山有由美です。
少しずつですが上まぶたの皮膚にもたるみが出現し、
高度になると視野にかぶさってしまうほどの眼瞼下垂となり、
手術でなければ改善が困難なこともあります。
クリニックにいらしていただいている患者様のほとんどは、
注入療法などの他に、定期的にレーザー照射もお受けいただき、
眉毛周辺から額の照射により眼瞼・眉の下垂の治療を行わせていただいておりますが、
実は、上まぶたに対する直接的な照射というのはできていないのが現状です。
というのも、まぶたに直接行える安全な治療の選択肢が少ないという理由によるものです。
そこで、安心して上下まぶたにも受けられるレーザー治療が
アイガードで眼球を保護しながら行える
「CO2フラクショナルレーザーによるアイリフト」です。
外用麻酔、点眼麻酔後に眼球保護のアイガードを装着し、
上下 のまぶたの際までドット状にレーザーを照射します。
レーザーにより皮膚に微細な穴をたくさんあけて傷を作り、
創傷治癒の過程で自身のコラーゲンが増生し、ハリが出てきます。
月1回のペースで5~6回お受けいただくと、
少しずつハリとひきしまり、たるみの軽減を実感いただけます。
手術適応と診断されていた患者様の中にも、
繰り返し根気よくタイタン・スマスアップ・フラクショナルレーザーを複合照射いただき、
少しずつまぶたのたるみが軽減された方もいらっしゃいます。
たるみが高度でない方は、時々でも照射を行っておくと、
ひどくなる前の予防にもつながりますのでおすすめです。
詳しくは↓こちらをご覧下さい。
http://www.ks-skin.com/35h10/
皆様こんにちは、慶田淳子です。
夏も本格的になりましたね。
夏休みも始まり外に出る機会も多くなると思います。
注意しなければならないのは熱中症ですね。
人間の体内にある体液はたくさんの水分とさまざまな成分で形成されています。
人の体の中の水分量をご存知ですか?
何と大人では60%、子供で70%が体液なのです。
体液の多くは水分ですが、塩分なども含まれています。
体液が不足した状態を脱水と呼びます。
体内の水分が少なくなり、脱水で体に症状がでる状態が脱水症です。
そして意外としられていませんが、症状がでない状態の脱水もありかくれ脱水と呼ばれています。
脱水の症状は程度のよって様々ですが、倦怠感、意識障害まで起こりますので脱水症を侮ってはいけません
体内の水分を失っていくと様々な症状がでてきます。
喉の渇き、ぼんやりする、食欲不振、皮膚の紅潮、イライラする、体温上昇、疲労困憊、尿量の減少、頭痛などでて
きます。
脱水症と熱中症は体液減少が関係する部分で共通点があります。
高温多湿の環境では汗が乾きにくいために体温を下げるシステムが作用しないので体温が上昇してしまいます。また水分が不足すると汗の分泌が減るためさらに体温が高くなります。
これが熱中症です。
体温を下げるシステムが働くと汗をどんどんかきますので脱水症の危険がでてきます。
つまり熱中症と脱水症に対しては水分補給と共通した治療を行うことになります。
熱中症の場合は体温上昇が起こりますが軽度の熱中症の場合は、脱水症と同じですので脱水症を防ぐことは熱中症予防につながります。
喉の乾きを感じた時点ではすでに体重の20%の水分が失われていますのでその時点から対策することが必要です。
かくれ脱水は自覚症状がありません。
今日はあまり水を飲んでいないけど喉が渇いた感じはない、まだ大丈夫と思うことが一番危険です。何事も過信、満身ほど怖いものはありません。
熱中症が重症になると命に関わりますので喉の乾きを少しでも感じたら、塩分を含む水分を補給しましょう。
皆様こんにちは、土屋佳奈です。
メイクを綺麗にして、どんなにスタイルの良い方でも、肘や膝に黒ずみがあると、見た目のイメージがかなりダウンしてしまいますよね。
黒ずみの原因が汚れだと思っている方はいませんか?
シワになっているから、そこに汚れがたまって黒ずんでいるのだと必死にゴシゴシ洗っている方はいませんか?
実は、それは一番やってはイケナイ事なのです!
黒ずみの原因は汚れではありません!
黒ずみの原因は・・・?
皮膚が黒ずんでしまうのは、古い角質が溜まって皮膚がくすんだり、摩擦などによって皮膚が硬くなることが原因です。つまり、ゴシゴシ擦って洗うのは当然、逆効果ですね。
加齢に伴い、肌のターンオーバーのサイクルが落ちてくるので古い角質が残りやすくなります。これは特に「ひじ」「ひざ」に限ったことではありませんが、20代後半から黒ずみやすくなる傾向があります。
また、乾燥すると、肌は透明感が下がりくすんで見えます。 保湿 をすると透明感が上がり、摩擦も低減しますので、保湿もしっかり致しましょう。
さらに、肘の黒ずみに多い方のクセの1つが、頬杖をつくことでです。立て膝をする機会の多い方は、膝の黒ずみが目立ちがちです。こういった日常生活での癖を治すことも大切です。
では、出来てしまった黒ずみのケアは・・・?
余分は角質を取り除くピーリングや、黒い色に効果のあるGentle Laseの照射がおすすめです!
ホームケアとしては、GAローションと、潤いを保ち美白効果のあるVCAAローション、さらにHQの外用も行えば完璧です。
この夏、自信を持って素肌でキレイな手足を出せるように、この機会に是非一度、ご相談ください。
今月は、お得な膝集中治療キャンペーンもあります!下記もご参照ください。
http://www.ks-skin.com/price-list/campaign/#cam06
皆様こんにちは、高山有由美です。
静脈湖 (venous lake) とは、
唇にできる米粒大~小豆大の青紫色の類円形のできもので、見た目は血豆のような感じです。
大きくぷくっと隆起するというよりも、青紫色の色調の変化が主体で隆起は軽度のことが多いようです。
高齢者に多くみられ、唇のみならず、顔面、耳介に生じることもあります。
病理学的には、血管の増殖に伴う血管腫ではなく、血管拡張が主体です。
唇の場合は、唇の粘膜の深い部分の血管が部分的に拡張したものです。
血豆のようになったものの、なかなか治らない場合はこの疾患の可能性があります。
自然消褪はなく、
治療としては、手術で切除したり、深い部分の血管に反応するレーザーを照射したりすることで 治療が可能です。
気にされている方は皮膚科専門医のいるクリニックで是非ご相談下さい。
雑誌『美ST』9月号(7月17日発売 掲載ページP102-103、194-195)
特集 夏こそ温活!「汗っかきビューティ」に院長の取材記事が掲載されました。
厚さに負けずに絶賛温活中には理由があるという事で、院長の温活をご紹介。
16年間継続中のジャズダンス姿をご覧いただけます。
体温が一度下がると、免疫力が30%下がるとも言われており、冷えは不調の原因・美容の大敵です。
また「Dr.ウサコが行く美の特捜最前線」"「水光プラス」「レーザー」「ピーリング」肌の艶感こそが若さのあかし"ではピーリング部門で、院長お薦めの「ドクターコルバートMD ピーリングディスク」をご紹介しております。
ニューヨーク5番街の美容皮膚科メニューがご自宅で再現できるとご好評いただいております。
ぜひご一読くださいませ。
もうすぐ夏ですね。
家族そろって海やリゾートにお出かけになる方も多いと思います。
日光皮膚炎とは、いわゆる日焼けのことをいいます。
日焼け止めも、普段と同じ感覚て塗っていると、
思わぬ部分が真っ赤に焼けて後で大変なことになることもありますよね。
予防の基本中の基本は日焼け止めの外用ですが、やはり、夏のリゾートは
ウォーターレジスタント、
SPF50以上、
PA+++以上
のものがお約束です。
また、とても面倒ですが、
水から出たら、タオルで汗をぬぐったら、
こまめな塗り直しが必須です。
お洋服や水着との境目、膝の後ろや二の腕の内側、耳の後ろ、足の甲など、
普段の紫外線程度なら忘れてもなんともないような部分でも、
リゾートで忘れてしまうと、夕方には真っ赤っかで泣きをみるはめに・・・
そうなってしまったら、
まずは冷却。
軽いやけどと同じ状況ですから、すぐに炎症を抑えるにはステロイドの外用が 早道です。
触るのも痛い、という方は、
スプレー式やローションタイプなどが塗りやすく おすすめです。
チューブの軟膏やクリームの場合は1~2倍の保湿クリームなどとあらかじめ手のひらで混ぜてから外用すれば
広範囲にのばしやすくなります。
水ぶくれが破れた場合には石鹸の泡でよく洗ってから外用しガーゼで保護しておきましょう。
また全身のむくみや広範囲の水ぶくれなど、
症状が強い方には内服薬が必要なこともありますが、
きちんと日焼け止めを塗っていればそこまでひどくなることはまずありません。
赤みが引いたあとは軽い皮むけとかゆみ、乾燥が出てきますので、保湿をしっかりと心がけましょう。
また、たくさん紫外線を浴びたあとは、
高濃度 ビタミンCの点滴、
ビタミンCの内服、
ビタミンCローションの外用
がおすすめです。
皆様こんにちは、土屋佳奈です。
連日うだるような暑さが続いておりますが、皆様体調は大丈夫ですか?
短時間の外出でさえじっとりと汗を掻いてしまうような陽気ですが、一度建物の中に入ると寒いくらいに冷房が効いていて、その激しい温度差が更に肉体的ダメージを助長しますよね。
最近、診察していると、「なんとなく体がだるい、重い・・・疲れやすい。」などと、おっしゃられる方が多くいらっしゃいます。
そんな方に是非オススメしたいのが、高濃度ビタミンC点滴です。
ビタミンCは、
①強い抗酸化作用 ストレスなどで発生する有害なフリーラジカルを消去する還元剤(抗酸化物質)として働きます。
②美白、美肌作用 メラニンの沈着を防ぎ、出来てしまったメラニン色素を還元してシミを薄くします。
③コラーゲン生成促進 線維芽細胞の働きを高め、コラーゲンの生成を促して、肌のハリと弾力を保ちます。
④疲労回復・免疫力up リンパ球の働きを高めることで、ストレスへの抵抗性や免疫能を増強し、疲労回復にも効果的です。
この他、近年ではがんの代替療法としても注目されています。
このように、ビタミンCは女性にとって嬉しい効果がたくさんあるスーパービタミンです。サプリメントや、食べ物で積極的にビタミンCを摂ってらっしゃる方も多くいらっしゃるかと思いますが、点滴で投与する量は25,000mgであり、これはなんとレモン1200個分に相当!します。経口のみで摂取するのは、到底無理ですよね・・・
体内のビタミンCはストレス、大気汚染、喫煙などにより大量に消費されます。すると体の酸化の始まり、老化が進んでいくのです。
定期的な高濃度ビタミンC点滴により、血中濃度を保つことが、美容と健康の維持につながります。
この暑い夏を乗り切るためにも、是非一度、高濃度ビタミンC点滴をお試し下さい。
今月は、嬉しい木曜金曜キャンペーン中です。
皆様こんにちは、高山有由美です。
最近の猛暑、外出が本当に嫌になってしまいますね。
室内・室外を問わず、
気温が高く、湿度も高い日は熱中症になりやすく注意が必要です。
私たちのからだは約60%は水分で出来ています。
日々皮膚からの蒸散や、呼吸、尿や便として水分が排出され、
その分を食事や飲み物で補いながらバランスを保っています。
高温多湿になると、発汗により体内の水分がぐっと減少し、
気づかないうちにどんどん水分が奪われます。
起床時、入浴前後、スポーツ前後の他にも、
のどの渇きを感じる前にこまめに水分補給を行いましょう。
夏は食事からとる以外に1日1.5-2.0Lの水分補給を心掛けましょう。
水分のみを補給すると、体内の電解質が薄くなり、水分と電解質のバランスが崩れて
頭痛、倦怠感、脱力感、めまい、意識消失、けいれん、などを引き起こします。
長時間外出やスポーツをする場合には、
スポーツドリンクや、経口保水液などで電解質も補給することを忘れないようにしましょう。
皆様こんにちは、慶田淳子です。
7月になり、露出の増える時期になりました!雑誌などでもダイエット特集が組まれていますね。
女性が一番気になる部位は、腹部が1位のようです。
ところで、みなさまおそらく一度はダイエットをしたことがあるかと思います。
色々なダイエット法が紹介されていますものね。
私が今まで体重が落ちた方法をご紹介し、本当にお勧めのセオリーをまとめてみます。
① 食欲抑制剤(サノレックス、リダクティルなど)や、脂肪吸収を抑える薬(ゼニカル、アルライ)などの薬によるもの。
② 夏バテなどで食事がとれないことによるもの。
③ 適切な指導者のもとによる筋肉トレーニング。
① 薬だけで痩せることの是非。
食欲抑制薬は、確かに食欲はなくなります。
しかし、食いしん坊な私にとっては美味しいものを食べることも喜びの一つなので、短期間か、生理前やストレスなどで本能的に食欲が抑えられないような時の手段の一つかなと。実際、薬の効果もだんだん落ちてきます。特に脂肪吸収抑制薬は、食事制限をしなくても体重が落ちたため、凄い薬だと感動しましたが、4ヶ月目ぐらいより徐々に落なくなり、いつの間にかリバウンドしていました。薬は、短期間でとりあえず効果を出したい場合や他のダイエットとの併用では効果的ですが、薬だけで、効果を維持していくことは難しいと思います。
② 脂肪1kgは7000キロカロリーではあるものの。
ほとんど食べずに一日2500キロカロリー消費したと計算すると約3日で1キロ落ちます。実際1ヶ月弱、食欲がなくアイスやシェークなどでカロリーを無理やりとっていた特は、5キロ近くおちました。素晴らしいって?いえいえ、とても不健康な痩せ方で、美しくなれるわけではありませんからお勧めできません。年齢にもよりますが、急激な体重ダウンは、筋肉も痩せて細くなってしまうので綺麗に健康的には見えないのです。さらに、筋肉が痩せることで、基礎代謝が落ち、太りやすく燃えにくい身体になってしまうという弊害が。ダイエットをするたびに、リバウンドしてかえって太っていく・・・という方多いのではないでしょうか。私の場合は、痩せたくいところから痩せていきデコルテは肋骨が透け、顔はこけて腹部は老女の様にペッタンコになってしまいました(涙)。食事によるダイエットは、タンパク質はきちんと摂り、過剰な炭水化物や脂質を取らないことが大事だと痛感しました。
③ 基礎代謝をあげるトレーニング
気になる下半身もしまり、リバウンドもしにくいのが筋肉トレーニングです。目標は体脂肪を下げて、代謝を上げることでした。初めはDVDを見本に毎日20分ぐらい自己流で始めましたが、効果がでず、体験で加圧トレーニングをトライ。マンツーマン指導のため、それぞれの運動による筋肉の使い方や、自分が苦手な下半身を鍛えるトレーニングを指導して頂き効果的でした。また圧をかけることで、数倍辛いかわりに短時間で効果がでるのです。筋肉がつくには時間がかかるものですが、私は週一回のトレーニングで4ヶ月ぐらいで体型が変化しました。反対にトレーニングをさぼり、食事量も増えたときも4ヶ月ぐらいは維持できていました。
自身の経験から綺麗に健康的にリバウンドしないダイエットは、筋トレによる筋肉アップ、できたら加えて20分以上の有酸素運動、蛋白質中心のバランスのよい食事を続けていくことだと思います。
当院でのスマスアップや脂肪溶解注射もおススメです!特に脂肪溶解注射は、体重を落とす目的ではないのですが、「減らしたいところだけ脂肪を減らす」という『理想的なボディデザイン』を叶える施術です。脂肪細胞の数を減らすので、施術後太ってしまっても、注射をした部位には脂肪が付きにくくリバウンドがありません☆スマスアップは脂肪圧を減らし、筋肉を活性化するので基礎代謝が上がります。
さらに高周波でたるんだお肌が引き締まるので二の腕の振りそで解消にもぴったりです。
院長の慶田先生も産後1か月から加圧トレーニングとダンスのレッスン、定期的なスマスアップの施術で、すっかり産前のプロポーションに戻っています。
皆さまも私たちと一緒に、がんばってみましょう!
皆様こんにちは、慶田淳子です。
暑い夏の季節になりました。
せっかくの夏ですから、手、足、デコルテなど自信を持ってだしたいですよね。
最近は、エステや脱毛など、ボディにも手をかける人が多くなり、意識もあがっていますよね。
手、足は毛のお悩みが多いですが、デコルテはちょこちょこでるイボを気にされている方が意外と多いです。
このイボは脂漏性角化症といいますが、加齢と共に増加するため老人性疣贅ともいいます。
お顔にも発症します。
褐色色~黒褐色のやや盛りあがったものです。
化粧品や外用薬では改善しないため、諦めているかたいませんか?
でも、意外と簡単に治療できるんです。
炭酸ガスレーザーで、イボを削る事が出来ます。
直後と数週間は赤みが残りますが、すごく綺麗になります。
皆様、こんな治療法があるなら早くすればよかったわとおっしゃいます。
数日間赤みは残りますが、気になっていたイボがなくなるだけで気持ちよくデコルテをだせますね。
ご興味あるかたはホームページも参照してくださいね。
http://www.ks-skin.com/medical/ope/co2/
雑誌『in CELEB style』8AUG 2013 (8月15日発売 掲載ページP49)
雑誌『 in CELEB style(インセレブスタイル)』は、
20代から40代向けのセレブファッション情報誌です。
今回、クリニックで取り扱っている、ニューヨークドクターズコスメ
「コルバートMD」が紹介されました。
ニューヨーク5番街にあるセレブクリニック「NYDG」、多くの著名人が通うクリニックです。
クリニックの美白メニューをご自宅でも、と生まれたのが、
ドクターコルバートのピーリングシステム『コルバートMD』です。
国内での取り扱いは当院のみとなり大変好評いただいております。
雑誌『IN RED』2013年8月号(8月7日発売 掲載ページP170-171)
特集「暑い季節、悩める女子が急増中! デリケートゾーンのお悩みQ&A」です。
人にはなかなか打ち明けることができないデリケートゾーンの悩みについて、
女性皮膚科専門医としてお応えしております。
正しい対処法を知ることで快適な夏をお過ごしくださいませ。
ぜひご一読ください。
皆様こんにちは、土屋佳奈です。
突然ですが、皆様、爪のお手入れはどうされていらっしゃいますか?
お手元は意外と人に見られる機会も多いですし、夏にむけてサンダルを履く季節になると、足の爪も気になりますよね。
最近では、マニキュアやペディキュアだけでなく、ジェルネイルなどが流行っていますが、爪の健康という点から見ますと様々な問題が含まれています。
そもそも爪は角質が変形して固くなったもので、指先の皮膚を外傷から守ってくれる役目をしています。
爪がないと、力仕事もできませんし、足の指の踏ん張りもききません。指先の細かい作業も出来なくなってしまいます。
さらに、ネイルの際に爪上皮(甘皮)の処理をすることが多いかと思いますが、それにより爪を傷めやすかったり、伸びてきた爪に凹凸が出来たり、爪の根本に細菌感染を起こしやすかったり・・・といったトラブルが起こることがあります。
このように、爪はオシャレのためだけにあるのではないのです。
今回は、爪のトラブルで多い主なものを以下にご紹介致します。
①爪白癬
爪の水虫です。爪が厚くなって、表面がザラザラと粗造になったり、白く濁るといった変化が見られます。爪の一部を採取し、顕微鏡で白癬菌を確認することで診断ができます。抗真菌剤の内服・外用で治療します。内服が困難な方の場合には、Nd-YAGレーザーでの治療も可能です。
②Green Nail
緑膿菌という細菌感染によるもので、爪の下に膿がたまって緑色に透見されます。抗生剤の内服・外用で治療します。
③爪甲剥離症
爪が爪床という爪の直下にある皮膚と離れることで、剥離した部分の爪が白く見えます。主婦や料理人など水仕事をする人に多く、その他パーマ液などを扱う美容師にも比較的多く見られます。治療として、ステロイド軟こうや保湿剤の外用を行いますが、生活習慣や職業が原因の場合には難治なケースも多く、治療に難渋します。
④爪甲色素線条
線状もしくは帯状になって、爪の根本から指先まで黒い条が見られることがあります。これは、色素線条といわれ、一種の色素性母斑(ほくろ)と考えられています。
⑤陥入爪
いわゆる巻き爪のことです。爪を短く切りすぎると、爪の端の部分がトゲ状に皮膚に食い込むことがあります。足の親指に多く、足に合わない靴を履く ・つま先をぶつける ・つま先に力がかかる・深爪などが原因になります。初めは痛みを感じる程度ですが、進行するとさらに爪が食い込み、膿をもつこともあるので注意が必要です。陥入爪は、爪の両端に超弾性ワイヤーを通す方法で治療が可能です。
⑥悪性黒色腫(メラノーマ)
爪のメラノサイト由来の悪性腫瘍です。爪が黒く変色してきたり、いびつな形を呈したり、進行すると爪のみでなく皮膚にも浸潤してきます。確定診断は、病理組織診断になりますが、DS(デルマトスコープ)という拡大鏡でみることである程度診断が可能です。
上記の中で一つでも気になる症状のある方は、是非一度、皮膚科専門医にご相談ください。
雑誌『週刊女性』7月9日号 (6月25日発売 掲載ページP48-51)
院長の監修記事が掲載されました。
特集「夏のお悩み解決110番」ということで
「日焼け」「ムダ毛」「角質」について院長が担当いたしました。
「日焼け」部門では、紫外線を過剰に浴びることにより"活性酸素"が発生しますが、
この活性酸素が与える影響や"抗酸化作用"が高い食材ついて、
また紫外線予防策についてご紹介しております。
「脱毛」・「角質」部門では、自宅でできるトラブル予防をはじめ、
女性が気になる"臭い"についてもご紹介しております。
本格的な夏到来の前に、是非ご一読ください。
ぜひご一読ください。
皆様こんにちは、高山有由美です。
夏になり、首~デコルテの大きくあいた服装も多くなりますよね。
意外とよくある、お顔と首元の色味の違い、皆様は大丈夫ですか?
なかなか遠目からご自身を客観的に見ることは少ないので気付かないことも多いのですが、
お顔の色に合わせてファンデーションを選ぶと、
あれ?顔だけ白い、、、?なんてこともありますよね。
せっかく頑張ってお手入れして得たお顔の白肌なのに、
首の色に合わせてワントーン濃いファンデーションを選んでしまってはもったいない。
そこで、首~デコルテまで同様にお手入れされることをおすすめします。
色調の差は、
クリニックでの首~デコルテのピーリング+ジェントルレーズまたはフォトセラピーと、
ご自宅でのハイドロキノン、ルミキシルクリーム、レチノイン酸外用によるホームケアで
お手入れすることにより、その差を少なくすることが可能です。
また、質感の違いとして、シワやたるみ、ハリのなさなども、差が出やすいポイントです。
タイタンやスカーレットRFなどのコラーゲンを増やす照射も、
お顔だけでなく、首元まで照射してあげることが大切です。
賢い方は、頬~フェイスライン、首までの照射が組み込まれている
「スマスアップ」の定期照射がお約束です★