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2018年7月18日

他院ボツリヌストキシン治療後修正

皆様こんにちは。
 当院では今年4月から他院修正のメニューを強化いたしました。他院でのヒアルロン酸注入やボツリヌストキシン製剤、成長因子等の注射による治療後のトラブルのご相談に予想以上に多くの患者様がご来院されています。今回はボツリヌストキシン製剤治療後のトラブルや失敗の修正についてご説明します。
 ボトックスやニューロノックスなどのボツリヌストキシン製剤はアセチルコリンの再取り込みをブロックし、その作用を減弱することで筋肉の収縮や発汗を抑制します。そのため顔の表情ジワの治療や下腿の痩身、ワキや手掌・足底の多汗症の治療に広く用いられています。中和抗体(ボツリヌストキシン製剤に対する抵抗性)が産生されない限り確実に効果の出る良い治療ですが、適応や注射部位、注射方法、使用量によって予想とは異なる結果となり患者様を悩ませてしまいます。
 一番多いトラブルは額への治療後です。もともと加齢に伴う眼瞼下垂があり無意識に眉毛を上げることで、目の開きをよくしている患者様に通常通りの額のボツリヌストキシン製剤の注射を行うと、まぶたの重たさや頭痛、二重の幅の変化等が生じえます。正しい筋肉に作用しないと口周りの表情ジワの治療の後に唇に歪みが生じることもあります。またエラの治療後に頬のコケが顕著になり、かえって老けてみえてしまう場合もあります。
 当院ではそのような症状の患者様にアセチルコリン製剤を用いて修正を行っています。ボツリヌストキシン製剤によって減少されたアセチルコリンを局所に投与し補うことで、筋肉が動き出し上記のような症状を改善できるのです。ボツリヌストキシンの効果が消えるまで我慢するしかないと諦めていた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。
 またボツリヌストキシン製剤(ボトックス)の治療は顔が動かず不自然になるのでは?と抵抗をお持ちの方がかなりいらっしゃいますが、当院では注射方法や注射深度、使用量を慎重に判断し、笑顔を消さず魅力を高めるナチュラルは仕上がりをご好評いただいています。効果が不十分であれば再診料(¥1000)で追加投与も行っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

2018年7月11日

アトピー性皮膚炎のかゆみ治療

皆様こんにちは。
かゆみの強い慢性の湿疹を繰り返す皮膚病、「アトピー性皮膚炎」。

アトピー性皮膚炎の方は、遺伝的に角質細胞間脂質の一種であるセラミドの量が
健常人の1/3程度しかありません。
そのため乾燥しやすく、 皮膚のバリア機能も弱く、そうでない方に比べて
ちょっとした汗やハウスダスト、花粉などのアレルゲンが付着すると
すぐに湿疹が生じます。

近年、ストレスとの関係性が深く、大人になってからかゆみや炎症などの症状がでる
「大人のアトピー性皮膚炎」が多くなっています。

また、最近の研究で、アトピー性皮膚炎の炎症を繰り返すうちに、
本来真皮の中にだけ存在するはずの「感覚神経のC線維」が表皮に伸びて、
衣服や髪の毛がほんのちょっと触れただけといった些細な刺激でも
痒くなってしまうという仕組みが明らかになりました。


<そんな痒みを少しでも感じにくい肌にするおすすめ治療>

ジェントルレーズプロ
フォトフェイシャルM22
ジェネシス

レーザーや光がC線維を分断するので、
数回の治療で痒みを感じにくい肌に変えていきます。
痒みが消えると、皮膚炎も徐々に改善していきます。

皮膚科専門医が丁寧に診察し、
湿疹がひどい状態の方はまずは外用療法で症状のコントロールをつけ
落ち着いてから照射をご案内してまいります。
お困りの方、ぜひご相談ください。

銀座Ks Skin Clinic
美ブログ

女性皮膚科専門医による、
美のトータルサポート

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