雑誌『美ST』2014年9月号 (7月17日発売 掲載ページP152~153)
特集「レシート拝見 今月何買った?」
に慶田院長の取材記事が掲載されています。
創刊号から続く人気連載企画。
この夏、美容に目利きの女性たちが、自腹でゲットした商品を紹介しています。
暑い季節も美しく過ごすために、参考にしたいアイテムが満載です。
慶田院長が紹介するのは小さなトレーニンググッズ、東急ハンズで購入できるそうで
す。
ぜひご一読ください。
雑誌『VERY』2014年8月号 (7月7日発売 掲載ページP186~187)
特集『アンチエイジング美容は、30代から始めよう!』
「銀座Ks Skin clinic慶田朋子先生に聞きました 40歳で美肌でいるために・・・
今、省いちゃいけないケア、見逃しちゃいけないサイン」
に院長の取材監修記事が掲載されました。
見逃しちゃいけないサイン・・・表情ジワ、帯状毛穴
省いちゃいけないケア・・・正しい洗顔、紫外線対策、乾燥予防
それぞれのサイン、ケアごとに慶田院長が行っている注入施術、スキンケアなどトー
タルなアンチエイジング美容を掲載されています。
ポイントをおさえた日常のスキンケアを、皮膚科専門医の立場から、またVERY世代の
働くママの視点からご紹介しています。30代から始めるべき、おすすめの美容医療施
術もお見逃しなく。
ぜひご一読ください。
お顔にイボ状の丘疹が散在しているかたいらっしゃいませんか。
これは青年性扁平疣贅といい、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の感染によって生ずる上皮性腫瘍です。
青年男女の顔面、手背に好発します。
特徴として、発赤、掻痒などの炎症症状が突然起こり、表面が粗造となり、2~3週間くらいで消退していくことが知られています。
原因は、何かのきっかけで細胞性免疫がウイルス感染細胞を認識した結果起こるものと考えられています。
全身療法として、ヨクイニンエキス、セファランチン、グリチロンなどの内服、局所にはイオウ・カンフルローション、サリチル酸外用薬、尿素軟膏などが使用されます。
通常、上記の治療法で70~80%の患者様が6ヶ月以内に治癒します。
また扁平疣贅は他のいぼと違い、顔面に生じることが多く、瘢痕や色素沈着を残すような治療方法は原則として避けたほうがいいです。
一方、興味深いことに青年性扁平疣贅は古くより、暗示による効果が治療成績を大きく左右することが知られています。
根気よく治療を継続すれば必ず治る疾患ですので気にされていらっしゃるかたは一度ご相談ください。
ここ最近、赤外線によるお肌の老化が取り上げられるようになっています。
紫外線による光老化についてはよく耳にすると思いますが、
赤外線とはいったいどういったものなのでしょう?
地上に届く太陽の光には、波長の短い方から紫外線、可視光線、赤外線が含まれます。
さらに、赤外線は波長の短い方から近赤外線、中赤外線、遠赤外線に分かれます。
地上に到達する赤外線のほとんどは近赤外線で、
生体に影響する赤外線は、近赤外線と言われています。
太陽光の内訳は紫外線10%以下、可視光線約40%、近赤外線約50%で、
約半分を占めるのが近赤外線なのですが、
実は、紫外線ほどは研究が進んでおらず、
生物学的な作用はあまり十分に解明されていません。
紫外線だけの照射に比べて、
赤外線+紫外線の照射では、より光老化を起こしやすいということを明らかにした報告が
近赤外線の研究のはじまりです。
太陽光に含まれる強い近赤外線は生体に対し、あまり好ましくない影響を与えますが、
昨今の研究の成果により
近赤外線は、酸素モニターとして脳機能研究に使用されたり、
癌細胞を破壊する新しい治療として使用されたりと、
様々な形で私たちによい影響も与えてくれています。
さらに研究が進み、
その特徴をよく理解し、良い面を適切に利用することで様々な恩恵が期待できそうです。
次回は、皆さんが最も気になるお肌への影響についてお話しますね!!