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2018年4月24日

あなたはどのクマ?①

 皆様こんにちは。

 鏡の中の自分の顔にクマがあると気分が落ちてしまいますよね。若い頃からあるから。。と諦めている方も多いのではないでしょうか?クマにはいくつかの種類があり、そのタイプに合わせた治療をすることが重要です。長くなってしまうので、今回はクマのタイプについて、次回はその治療法をご説明します。
 まず1つ目は茶グマです。花粉症やアトピー性皮膚炎などの炎症や紫外線が加わると自分の肌を守ろうとメラニンを作ってしまい、その色素沈着がクマとして見えるタイプです。繊細な目元の皮膚はメイクオフなどの過度な摩擦刺激も茶グマを悪化させる原因となります。
 2つ目は青グマです。冷えや疲れで血流が滞り、皮膚直下の眼輪筋や血管が、薄い皮膚から透けて見え、クマっぽく見えるのがこのタイプです。若い頃からクマの自覚がある方はこのタイプかもしれません。皮膚が薄く色白な方に多い傾向があります。
 3つ目は黒グマ・たるみグマです。眼窩内脂肪の突出や皮膚のたるみが原因です。突出した部分の下に影ができ、それがクマとして見えるタイプです。年をとると誰にでも現れます。
 4つ目は凹みグマです。加齢に伴う骨や脂肪の萎縮から目の下のボリュームがなくなりその凹みがクマとして見えるタイプです。こちらも年齢を重ねるにつれ目立ってきます。
 ご自身はどのタイプでしょうか。大人の場合、2-3種類のクマが混在している場合がほとんどです。ご来院いただければあなたのクマのタイプを診断し、的確な治療方法をご提案させていただきます。では、次回はそれぞれの治療法についてお話ししますね。

2018年4月14日

キズとキズアト②

皆様こんにちは。
キズとキズアト①に続いて病的な瘢痕の種類と目立たなくするための治療方法についてお話します。
まず病的な瘢痕(はんこん)としては肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)とケロイドという病態があります。まだ解明されていない部分もありますが、どちらも隆起し赤みを帯び、痒みを伴うことがあります。元々のキズから広がらず自然に消失することもあるものを肥厚性瘢痕といい、元々のキズから周囲の正常だった組織へ拡大し自然に改善することがほとんどないものをケロイドといいます。これらの病的な瘢痕に対しては、保険診療内で圧迫療法やステロイドのテープ・注射、電子線療法を併用した外科的切除などいくつかの治療法があります。
 また肥厚性瘢痕やケロイドのように病的な瘢痕ではなくても、段差やひきつれ、広い幅、凹み等により瘢痕がかなり目立ってしまったり、指が動かしづらいなどの機能障害を伴うことがあります。そのような瘢痕に対しては、瘢痕を切り取り再度縫合する手術や周囲の皮膚をうまく移動させる手術(瘢痕形成術、局所皮弁、z-plasty、w-plasty等)等でなるべく目立たなくすることができます。
 当院のメニューの中ではフラクショナルCO2レーザーやスカーレットRF、ダーマローラは肌を入れかえることで瘢痕を目立ちにくく、周囲組織となじませることが可能です。これ以上できることがない言われ、諦めていたキズアトをお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。

銀座Ks Skin Clinic
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