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2018年10月24日

色素性母斑(ホクロ)の切除

皆様こんにちは。
当院は、ホクロの切除を希望される多くの患者様にご来院いただいています。こちらの男性は、左眉毛下の色素性母斑(ホクロ)の切除を希望されました。隆起しており、大きさは5×6mm大でした。局所麻酔を注射後にCO2レーザーによる小手術を行いました。CO2レーザーでの治療か切除縫合するか悩ましい大きさですが、切除縫合した場合に目の大きさや二重の幅に影響がでる可能性があること、CO2後の傷跡(瘢痕)にご満足いただけなかった場合にはその瘢痕を切除縫合することが可能であること、等からCO2レーザーでの治療を選択しました。術前後の写真でもわかるように二重の幅に全く影響がでていません。CO2レーザーの照射と、湿らせた綿棒での蒸散させた組織の除去を繰り返しながら、慎重に除去していきます。局所麻酔を行っているため治療中は無痛です。

照射後は新しい皮膚ができる(上皮化)までの約7日間は、洗顔は可能ですが軟膏の塗布やキズパワーパッドのようなテープでの保護が必要であり、照射部位のメイクは控えていただきます。上皮化後約1-3か月間はほんのりと赤みがありますが、時間の経過とともに落ち着いていきます。今回は一度で取り切れましたが、ホクロが深くまである場合は複数回に分けて治療を行うことがあります。一度で深くまで照射をすすめると強い陥凹を残す可能性があるため、複数回に分けて照射した方が最終的な傷痕がキレイに仕上がります。今回の治療後の写真で中央に見える黒い色は、蒸散させた組織や固着した血液であり、ホクロの色が残っているわけではありません。

ホクロが深く複数回に分けて照射する場合は、半年の保証期間内にコストフリーで追加照射を行っています。また隆起はなく色のみの場合であればピコレーザーの部分照射での治療も可能です。体質によっては肥厚性瘢痕やケロイドとなる場合がありますが、内服や注射、貼り薬等で責任をもってアフターケアさせていただきますので、ご安心ください。また今回は使用しなかったですが、眼の近くに照射する際は眼球を保護するためにコンタクトシールドを使用することがあります。

33歳 男性 左眉毛下色素性母斑
施術:CO2レーザー照射
価格:20.000円(照射後使用する軟膏やテープは別途)

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銀座Ks Skin Clinic
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