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2011年8月31日

いぼ?魚の目?

ウィルス性疣贅(尋常性疣贅・いぼ)は、ヒトパピローマウィルスというウィルスが、皮膚に感染することにより起こります。主に手、足、顔、首などにでき、初めは1mm程度の小さな隆起から始まり、徐々に大きく、硬く、白っぽくなっていきます。顔や首などでは細長い突起として見られることもあります。また、足にできたものは、ぱっと見では魚の目との判断が難しいことがあります。実際、「魚の目ができました」、と言って受診された方の診察をすると、ウィルス性疣贅であることが多々あります。

当クリニックでは、通常の保険診療で治療困難であったものでも、美肌レーザーとしても使用されているジェネシス(Nd YAGレーザー)やCO2レーザーを使用して治療しています。ジェネシスは、表皮から真皮にはたらきかけてお肌を引き締めたり、血管に反応して赤ら顔を改善したりしてくれるレーザーです。いぼは、その構造上微少な血管が豊富で、そこに、血豆になるくらいまでレーザーの熱をしっかりと反応させることにより、周囲の硬くなった組織も破壊し、かさぶたにして根こそぎとってしまう治療です。大きなものや、深いものは、あらかじめボリュームを減らすためにCO2レーザーで蒸散させたり、ハサミで切除することもあります。少しでも残存していると、またすぐに再発して広がってしまう、やっかいな病気です。特に足の場合などは角質が厚く、残存しやすいため、1回の治療で済むことは少なく、何度か治療が必要になります。もちろん痛み止めの麻酔を使用しますが、多少の痛みや血豆は避けて通れません(>_<)。また、ウィルス性の疾患ですから、気にしてその部分をよく触っていると、足から手、手から足、顔へと移ってしまいます。触らず、気づいたら小さいうちに、早めに治療しておくのがポイントです。小さいから放っておいたそれ、実はウィルス性疣贅かもしれませんよ!まずお気軽に私どもに見せてくださいね。

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