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2016年11月 8日

【冬の感想に注意!】皮膚科医が教える保湿とは

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皆様こんにちは。寒さとともに乾燥も気になる季節がやってまいりました。
温度と湿度の低下とともに、お肌も乾燥しやすくなってきます。

皮膚の保湿作用に関与するのは?

皮膚の最外層を担うサランラップ程度の薄さの角層です。角層は水分保持能を有し、その水分を保持し皮膚にうるおいをもたせる機能、外界からの異物や物質の侵入を防ぐ機能などがあります。このような機能より、保湿外用薬の役割は、角層の柔軟性の保持、角層の水分保持能の向上、皮膚のバリア機能の獲得です。

エモリエントとモイスチャーライザー

医療用保湿剤には、エモリエントとモイスチャーライザーに大別されます。

エモリエント
表面を覆って水分の蒸発を防ぐもので、ワセリンに代表されます。いわばお風呂の水がもれないようにする浴槽の役目です。

モイスチャーライザー
角層の中を潤すもので、ヘパリン類似物質や尿素製剤があります。お風呂のお水ですね。

水分保持には天然保湿因子、細胞間脂質、皮脂膜が関与しています。化粧品のよい点は、角質細胞間脂質系のケアとしてセラミドを外用できます。アラフォー世代は皮脂量も減り、ターンオーバ力も落ちてきますので、モイスチャーライザーや角質細胞間を潤わせるセラミドでしっかり保湿いたしましょう。

皮膚の乾燥に関係する因子はさまざまであり、角層水分保持能のほか、年齢による皮膚の生理的変化、温度や湿度・紫外線などの環境因子などが挙げられます。

たとえば乳幼児では皮膚や角層が非薄科しており、角層の水分保持能が低いです。そのため乳児はミルクやよだれ、尿、便などの刺激で乳児湿疹、おむつかぶれをおこしたすいためワセリンなどで保湿することが予防になります。男性のかで多いのですが、入浴時、ゴシゴシ身体をこするかたがいらっしいます。これはバリア機能をこわしてしまうため注意しましょう。



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