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2016年6月17日

唇へのヒアルロン酸注入の効果と注意点

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唇へのヒアルロン酸注入の効果と注意点を見ていきましょう。


唇へのヒアルロン酸注入で期待できる効果

ヒアルロン酸は目や関節、皮膚などの組織、細胞の隙間を満たしているムコ多糖類です。合成したヒアルロン酸製剤を、ボリュームを出したい部位に直接注射器で注入すると、自然なハリとふくらみを得ることができ、美容皮膚科・美容外科でポピュラーな施術法のひとつとなっています。

特に、唇へのヒアルロン酸注入は、加齢により「唇のハリがなくなってきた」「口紅がにじむ」と悩む方や唇をぽってりとボリュームアップさせたいと望む女性に人気のある施術です。


唇へのヒアルロン酸注入治療の流れ

唇へのヒアルロン酸注入では、まず、クリームやテープで唇に外用麻酔をします。5~10分でしびれた感覚になります。それから極細針で、ヒアルロン酸を数か所から注入していきます。施術時間は10分ほどで、その後、腫れを防ぐために、5〜10分ほど、氷のうや保冷剤などを使って冷やします。

唇は感覚神経が多く、痛みを感じやすい部位ですが、注入後に痛みが続くことはほとんどありません。もともと軽い刺激でも腫れやすい部位なので、施術後は注入やマッサージの刺激で、少し腫れます。ヒアルロン酸が入ることで感じる違和感は、通常1週間から1か月ほどで気にならなくなります。注入部位を避ければメイクをして帰宅でき、施術当日から洗顔やシャワー、シャンプー、食事、接触などの制限はありません。


知っておきたい唇へのヒアルロン酸注入のリスク

唇にヒアルロン酸注入をすると、注射針が毛細血管にあたってしまうことで内出血が生じる場合があります。また、唇の皮膚が少し伸びるので赤く見えます。注入された刺激に対する一過性の腫れに加え、ヒアルロン酸製剤が吸水することによる硬さが現れることもあります。これらの症状は、時間の経過とともに解消されていくので、1〜2週間もすれば治まります。

一番怖いのは、血管にヒアルロン酸が入り、血流障害が生じることです。このようなリスクを避けるため、ヒアルロン酸注入に精通し熟練した医師の施術を受けることが大切です。銀座ケイスキンクリニックでは、先端の丸いカニューラ針を用い、解剖学的に安全なポイントから刺入することでリスクを最小限にしています。


施術後の注意点は?

血行がよくなると、後から内出血が生じやすくなります。そのため施術当日は長風呂を控え、短時間のシャワー浴とし、飲酒や激しい運動を控えましょう。

また、注入部位のマッサージは腫れの悪化や注入したヒアルロン酸が移動する原因になるので、施術後1週間は控えることをおすすめします。

注入したヒアルロン酸は、徐々に分解、吸収されてきます。そのため、ヒアルロン酸注入の持続期間は薬剤の種類や個人差もありますが、おおよそ半年から1年程度となっています。効果を持続させるには定期的な注入が必要です。繰り返すことで、コラーゲン線維が新生し、注入間隔が長くなります。





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