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2013年5月21日

女性型脱毛症

皆様こんにちは、慶田淳子です。

男性の薄毛は,テレビでもCMなどたくさん流れていますね。
しかし女性の薄毛は、恥ずかしさからか悩んでいることを隠し、他の人に知られない様にカモフラージュされている方が多いのではないでしょうか。
最近は、インターネットの普及などによって頭髪に関する情報が入るようになりました。
その反面、個人輸入のお薬やサプリメントで効果がないうえ、健康被害が生じる例や、高額な施術にクーリングオフができないなどのトラブルもあるようです。


女性型脱毛症の症状は、40~50歳代から、特に閉経後に認められることが多いという特徴があります。
女性では男性と異なり、頭頂部の比較的広い範囲の頭髪が薄くなるり軟毛化します。しかし男性のように完全に消失することはありません。


女性型脱毛症の診断は、徐々に進行すること、つむじや生え際など典型的な脱毛を示す事、軟毛が認められる事で行います。


医療機関での治療ですが、ミノキシジル、フェナステリド、パントガール、かつら、植毛術、成長因子複合体導入などがあります。
薬液の導入には、ダーマローラーやスカーレットRFでまず針孔を開けてから行いますので確実な効果が期待できます。
ミノキシジルは、もともと血管拡張剤として開発された薬剤です。血流改善による増毛がみられ、今では薄毛に対しての有効な治療薬として知られるようになりました。女性にも有効です。
フェナステリド(一般的にはプロペシアでしられています。)は、男性ホルモンに作用する治療薬です。しかし更年期女性には無効であったことから、女性の薄毛は男性型脱毛症とは同質ではないとされています。そのため一般的に女性の治療には、フェナステリドは使われません。
成長因子複合体導入は、毛髪の再生を高める成長因子とビタミン、アミノ酸などを混合したカクテルを直接患部の皮内に注入する治療です。男女ともに有効な薄毛治療薬です。


当院も新しく女性のための有効な育毛治療を始めました。
ご興味のある方は、下記ページもご覧ください。
http://www.ks-skin.com/35s04/
気になさっている方、是非カウンセリングにいらしてくださいね。

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