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2012年2月 3日

レチノイン酸

『レチノイン酸』はビタミンA誘導体で、難治性のニキビの治療薬として米国で認可されました。その後、しわなどの光老化にも有効と認められ、皮膚の若返り治療として使用されています。日本でも、一部の化粧品にしわに有効として、『レチノール』入りのものがありますが、これは、実はレチノイン酸の100分の1の生理作用しかありません。
 レチノイン酸には、以下の作用があります。①ターンオーバーの遅れからたまってしまった余分な角質を除去。②表皮細胞の分裂を促進し、皮膚の再生を促す。③皮脂腺の働きを抑制し、皮脂分泌を抑える。④真皮のコラーゲンの生成を促進。⑤表皮内でのヒアルロン酸の分泌を促進し、保湿力を保つ。
 ①③によりニキビの改善に、①②によりシミや肌のくすみの改善に、②④⑤により肌のハリや、たるみ、小じわを改善してくれる万能薬です。
赤みや乾燥が出やすいお薬ですので、症状に応じて外用方法をご説明させていただいています。はっきりとした効果を実感したい方はぜひ、当クリニックでのレチノイン酸クリーム(0.075%配合)の処方をおすすめします☆☆
分解が早いので、冷蔵庫に入れて1ヶ月以内に使用してください。

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