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2011年8月 3日

日焼け止め

夏は一年で最も紫外線の強い時期です。今回は日焼け止めのお話をしたいと思います。
 
サンバーン(日焼け後赤くなる現象)やシミの原因となるUVB(紫外線B波)の防御効果はSPFという値で表されます。これは、SPF20の日焼け止めの場合、皮膚に到達するUVBが1/20になることを示しています。一般的には生活紫外線であればSPF20-30で十分と言われています。
一方、窓ガラスを通過し、真皮の深くまで到達してシワやたるみの原因となるUVA(紫外線A波)の防御効果はPAという値で表されます。PA+、PA++、PA+++で表記されていて、+が多いほど防止効果が高くなります。
 
最近では、クリーム状、乳液状、ジェル状、ローション状など様々なタイプがありますが、いずれにせよ、表記どおりの十分な効果を出すには使用方法が重要です。適量を、むらなく、定期的に使用しましょう。
適量は、2mg/平方センチメートルといわれています。つまりどれくらいかというと、顔全体で大きなパール粒2個分です。「そんなにぬったらべたつくし、白くなるし、何せ最近の日焼け止めはよく伸びるし、半分くらいの量で十分足りてます!」なんていう方、いらっしゃいませんか?それでは十分な効果につながりません。
塗り方も重要です。顔全体から首、デコルテ、耳、腕、手の甲までむらなくのばしましょう。その際、すり込んでしまっては皮膚にとってダメージになってしまいます。優しくのばしましょう。鼻や額など他より高い部分は日焼けしやすいので、長時間外にいるときは二度塗りがオススメです。
また、定期的に塗りなおすことも必要です。朝お化粧前に日焼け止めをぬっても、昼間には汗と皮脂でとれかけています。いちいちお化粧を落として塗りなおす時間はない方が多いと思います。お化粧直しの際に、日焼け止め効果のあるパウダリーファンデーションや、ルーセントパウダーなどを使用するだけでも違いますから紫外線対策効果のある化粧品を賢く利用しましょう。
紫外線対策は年中無休です。紫外線の量に差はあるものの、冬でも、曇りでも、雨でも紫外線はあなたに降り注いでいます。基礎化粧品と同様、お手入れに組み込んでくださいね。
 
クリニックおすすめの日焼け止め→→→ラロッシュ ポゼ
普段のお化粧前の使用に:UVイデア、面倒くさがりさんにはしっかり色つき:BBクリーム、スポーツ、屋外でのレジャー、海・プールにはウォーターレジスタント:アンテリオス、がオススメです。ただし、ウォーターレジスタントの効果は絶対ではありません。汗をかいたら、水から上がったら塗りなおしが必須です!
 
シミのレーザー治療にいらしている方はもちろんですが、ピーリングや脱毛中の方も日焼け厳禁です。長期的に見てシワやたるみの原因にもつながりますから、できる前の予防が大切です。今はシミやシワが目立たないという方こそ、しっかり紫外線対策をすることが、今後の美肌を維持する最良の方法と心得てくださいね。

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