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2011年7月20日

きちんと診察・治療をうけているけどニキビ(尋常性ざ瘡)がよくなりません。。。

ニキビ(尋常性ざ瘡)について、3回に分けてお話ししてきましたが、今回は最終回です。きちんと診察、治療を受けているのになかなかよくならない、という方、いらっしゃると思います。もう一度ご自身の生活習慣を見直してみましょう!
 
食事は不規則ではありませんか?医学的にはある特定の食物とニキビの相関関係は今のところ証明されていません。色々なウワサがありますが、○○制限などは特に必要ありません。だからといって、ある一定の食物のみを大量に摂取することはナンセンスです。バランスよく3食きちんと食べることはお肌のためにも、健康維持のためにも必要です。
 
睡眠はよくとれていますか?お肌のゴールデンタイム、PM10時~AM2時の間にはベッドに入るようにしましょう。78時間はゆっくり休みたいですね。
 
ストレスフルではありませんか?皆さん多少のストレスはかかえているもの。上手に自分なりの発散方法を探してみてください。ストレスを感じると、脳からの刺激で副腎皮質から男性ホルモンが分泌され、皮脂の分泌が高まり、ニキビができやすくなります。アダルトニキビの原因の一つでもあります。
 
ニキビの赤みをかくそうとして、コンシーラーや、カバー力の高い油分の多いファンデーションを使用していませんか?ニキビに負担をかけない、ノンコメドジェニック(面皰ができにくいタイプ)のコントロールカラーやニキビ肌用ファンデーションを使用し、ポイントメイクをメインにして視線をニキビから別の場所へ移すようにしましょう。メイク後はきちんとクレンジング、泡洗顔していますか?ゴシゴシこするとニキビの炎症をさらに増強してしまいます。優しくしてあげましょう。また、ニキビの部分は皮脂が過剰になっていることがほとんどですから、保湿は化粧水+美容液、もしくはさっぱりタイプの乳液で十分な人も多いのです。乾燥しがちな口元や目元のみクリームを使用するなど、ポイント使いがおすすめです。まずは自分で自分のお肌のとこが油っぽく、どこが乾燥しているか観察してみましょう。
 
いつも同じところにニキビができませんか?頬杖をつく癖はありませんか?ニキビのできる部位に髪がかかっていませんか?気になってニキビを触っていませんか?それではやっと治りかかったと思ってもすぐ再発してしまいます。自分の行動パターンを書き出してみると、意外に無意識のうちにニキビに触れていることが分かります。自分で潰すと、傷跡になったり、細菌感染を起こしてひどくなることがありますからやめましょう。
 
月経不順はありませんか?男性ホルモンが高値になる、多嚢胞性卵巣症候群など、婦人科の病気が隠れていることがありますので、不順な方は一度婦人科も受診してみてくださいね。
 
いくつか思い当たる項目がありましたか??まずは気づいたところから改善していきましょう!!
 
現在クリニックではニキビ治療夏キャンペーン中です。ケミカルピーリングとご一緒にアクネカクテル点滴もいかがですか? ビタミンB1,B2,B6,Cで、ニキビの悪化因子のひとつである、皮脂の分泌をコントロールし、炎症後の色素沈着を防ぐ処方になっています。両者ともとてもお得になっていますから、この機会に是非一度お試しください。お待ちしております。

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