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2013年6月21日

雑誌『美ST』8月号

雑誌『美ST』8月号(6月17日発売 掲載ページP96〜99、P122)

特集「旅先の美トラブルにご用心 ここまで徹底すべきです
"教えて美女医さん!肌とカラダのYELLOW PAGE"」
院長が取材を受け掲載されました。

せっかくの旅も肌や体が不調では楽しめません。そこで夏のバーケーション前に、
美女医が実践する徹底した予防対策を7つの項目に分けご紹介しています。

院長が担当したのは、旅行中の便秘対策、ホテルでのスキンケアについてです。
旅行ストレスがら肌と体をを守る"攻め"と"守り"の対策をご紹介し、当院の院内化粧品も紹介されました。
うっかり浴びた紫外線は48時間以内の美白ケアが有効です。
他にも、それぞれの部門で院長が実際に行っているケアを紹介しております。

また、特集「大人の事情で大きな声では言えませんが...あるんです!白髪に効くヘアケア」では
今、注目されている、コラーゲンと線維やヒアルロン酸を増やす再生医療の
スカルプ治療をご紹介しています。ぜひご一読ください。

雑誌『美ST』8月号

2013年6月19日

ストレスと痒み

皆さまこんにちは、高山有由美です。

ストレスが関与して引き起こされたり、増悪する身体の疾患は心身症と呼ばれています。
皆さま がよくご存知の疾患ですと、胃潰瘍過敏性腸症候群気管支喘息などがあげられます。

皮膚疾患の中では、慢性蕁麻疹円形脱毛症などがストレスとの関与を疑われることがありますが、
実際にはあまり十分に解明されていないのが現状です。

ただし、掻破行動(掻きむしる行為)については心身のストレスと密接な関連が言われています。

通常は、ある部分の「痒み」が生じて掻破する(掻きむしる)わけですが、
そうではなく、イライラや焦りなどが引き金となり、
「掻きたい」気持ちになり掻破する(掻きむしる)ことがあります。

「イライラすると痒くなる」
「家に帰って服を着替え、ほっとした時に一通り儀式の様に掻破する」
などがその代表です。

掻破「気持ちよさ」も合わせ持っており、
ほっとしたり、気がまぎれたりする一方、
長時間ずっと掻破し続けてしまったり、習慣化することにより

かく⇒快感、リラックス⇒さらにかく⇒快感、リラックス・・・・・という具合に悪循環に突入し、
現疾患を増悪する因子となるのです。

アトピー性皮膚炎ニキビの方に多く見られ、
難治な方の場合は背景に強いストレスを持っている方も多く、
特にアトピー性皮膚炎の方は、リエゾン精神科のDrと併診させていただいたり、
ストレスを和らげるお薬を処方させていただいたりします。

ご自分で出来るよい対処法としてはストレス発散できるスポーツや趣味などを探すこと、
完璧主義を自分に課さず、何事も「いいかげん」(よい加減)を心がけることです。

何事にも息抜きは大切です。
美容治療もアクティブに治療する時と、少しリラックスする時と
緩急つけていくことがストレスなく長続きできる秘訣ですね。



2013年6月17日

ピアスのトラブル

皆様こんにちは、土屋佳奈です。

諸外国では、イヤリングといえばピアスのことを指すそうです。

日本でも、最近はピアスをする方がとても増え、おしゃれに欠かせないアイテムの一つとなっています。

でもそれに伴って ピアスによるトラブルも非常に増えています。

トラブルを未然に防ぐ知識と、万が一トラブルに見舞われた場合の対処法について、予めご自身で知っておいて頂くことが非常に重要です。

①細菌感染

ピアスによって生じた傷口に細菌がついて炎症を起こすことがあります。

生じやすいのは、セカンドピアスに付け替える頃、ファーストピアスをあけて2-3ヶ月後が多いようです。原因は、ピアスを挿入する時に、まっすぐ挿入できず、ピアスホールを傷つけてしまうことです。

一度細菌に感染すると、ピアスホールの部分に痛みを感じたり、周囲が熱をもって腫れたり、ピアスホールから膿が出てきたりします。その場合には、シリコンピアス・シリコンチューブに変更し、抗生物質の内服・外用を行うことで、ピアスホールを塞ぐことなく治療できます。

②金属アレルギー

今までアクセサリーをつけていて、赤くかぶれてしまう経験をされた方もいらっしゃるかと思います。これは、溶出してイオン化した金属が体内に入り、抗体をつくったために生じるアレルギー反応です。

金属アレルギーを起こしやすいものとして、クロム・ニッケル・コバルトなどが知られています。特にニッケルは溶出しやすく、金属アレルギーの原因として最も多くなっています。安物のピアスの中には金メッキの下地にニッケルを含む合金を使っていることがあるので要注意です。

当院では、ファーストピアスには、金属アレルギ-を起こしにくいチタン製の医療用ピアスを使っておりますので、安心してお受け頂けます。

③ピアス肉芽腫/ケロイド

ケガや手術痕が硬くなって赤く盛り上がった状態をケロイドといいます。ピアッシングも軽い外傷の一種でうので、ケロイドになる可能性があります。元々、ケロイド体質のある方にはピアスはあまりお勧めできません。耳たぶの中に硬いしこりが出来て、そのまま放っておくとしこりは徐々に大きく拡がり、酷くなると耳たぶが変形してしまうこともあります。

その場合には、ステロイドの局所注射やトラニラスト内服を行います。変形をきたした場合には、手術切除をしないと取りきれません。

このように、ピアスは体にとって異物ですので様々なトラブルが起こり得ます。最初につけるファーストピアスは必ず医療機関で医療用のものにしてもらいましょう。医療機関以外で開けてもらうことは立派な医療法違反行為です。

当院では、アフターケアまでしっかり行います。ピアスをご希望の方は、是非一度ご相談ください。

銀座Ks Skin Clinic
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