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2015年10月31日

乾癬性関節炎、関節症性乾癬

皆まさこんにちは。尋常性乾癬という名前を聞いたことがありますか?特に肘や膝、臀部などの擦れる部位や、頭部、お顔などにガサガサとしたやや分厚い湿疹がみられ、なかなか治りにくい皮膚炎です。厄介なことに、約30%の方に関節炎症状を合併すると言われていて乾癬性関節炎、関節症性乾癬などと呼ばれています。関節リウマチは今では早期に治療を行うことで低用量での治療が可能となり、あの不可逆的な関節の変形をきたす前に治療できる時代になっています。
この乾癬性関節炎も同じで、早期診断・治療が関節破壊を抑制し、患者様の今後のQOLに大きく関与します。ただ、一番初めに診察にいらっしゃるのはやはり皮膚症状が出ている皮膚科が多いのが現状です。そこで関節の痛みなどの症状があれば整形外科やリウマチ科などへのご紹介をさせていただき、関節のエコーや画像診断などをお受けいただき、早期診断を心がけています。
皮膚症状以外にも症状を呈する病気はたくさんありますが、皮膚症状は目に見えるため、診察の最初の窓口となりやすいのが皮膚科です。関係ないかな、と思うことでも実は関連していることがあり、診断・治療のために他科との連携が必要不可欠な病気は少なくありません。

2015年10月29日

頭髪

皆様こんにちは。男性同様、女性も頭髪でお悩みのかた多いと思います。
私も過去悩みました。小学生時代おさげをしたら、すごい縄みたいといわれ、それ以来髪の量が多く太いことにコンプレックスをもっていました。アンチエイジングでは主に薄毛が問題となりなますが、頭髪は皮膚と同様、外見にかなり影響を及ぼします。
薄毛ですが、色々なタイプ、原因があります。毛髪のサイクルが様々な要因で崩れることが原因の一つです。頭髪の周期は女性は4~6年、周期は成長期、退行期、休止期があります。休止期が2~4ヶ月、退行期が2週間ぐらいです。平均の頭髪は10万本で一日平均55本ぬけます。サイクルが短いかたのが早くぬけますので一日100本ぐらいまでは正常です。毛が抜けると心配されるかたもいらっしゃいますが、100本以内なら正常範囲ですのでご安心ください。

出産後の脱毛も毛周期によるもので、妊娠中は成長期が延長し、出産後女性ホルモンの変化に伴い退行期に移行し脱毛症状をきたすので一過性のものです。ご相談で夏の終わりから秋の初めにかけて季節性発症する方もいらっしゃいますが、これも一過性です。
更年期以降の女性のお悩みで多いのは、女性男性型脱毛症(FAGA)です。前頭部にはっきりした薄毛がみられるのが特徴です。男性ホルモンの作用が原因になる場合もあります。パントスチンで脱毛を予防しミノキシジルで発毛を促す効果があります。
髪がはえてこなくなってからの治療は、なかなか発毛まで難しいと思われます。理想は気になり始めたら治療するのがいいかと思います。どんな治療も予防が近道です。気にされているかたご相談ください。



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2015年10月28日

【お肌の水分量UP】ミルクセラミド、コラーゲン入りヨーグルト摂取の効果

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皆様こんにちは。健康のために毎日ヨーグルトを食べている、という方は少なくないと思います。そこで、このヨーグルトの摂取でより美肌になれるという嬉しい研究報告をご紹介します。当院の最高顧問である川島教授のご研究ですが、2週間の排便が2~4回という慢性便秘の20~40代の乾燥肌に悩む女性を対象に、"ミルクセラミド"と"コラーゲン"を強化したLB81乳酸菌ヨーグルト75gを連日摂取し、評価を行いました。

結果は、摂取4週間後にお肌の水分量が増え、バリア機能の改善がみられました。特に乾燥肌がひどい人ほど、水分量の増加が明らかで、乾燥(皮むけなど)が改善したり、かゆみが和らいだり、肌の見た目が美しくなっていました。排便回数は1週間後という比較的早い段階から有意に増えて、摂取期間中はその状態が保たれていました。セラミドとは肌の保湿にかかせない水分をかかえこむ物質ですが、ヨーグルトと一緒に摂ることで、"ミルクセラミド(ヨーグルトに含まれる牛乳由来のリン脂質(セラミド)のことをこう呼んでいます)"の血中への吸収率も増えるようです。ヨーグルトの腸内環境改善は皆さまもご存じのとおりですが、肌の水分量もアップするなんて、これからの乾燥の季節にはとてもうれしい結果ですね。

食事に気をつけたり、適度な運動を心がけたり、腸内環境を整えたり、ご自身でできる健康管理と共にクリニックでの治療をお受けいただき、より美しいお肌を目指したいですね!!



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2015年10月 6日

乳癌

皆様こんにちは。

生涯で乳癌に罹患する確率は、日本人女性で16人に1人、欧米では8~10人に1人の割合といわれています。40歳代からは乳癌にかかる可能性も高くなるため検診、予防は大事です。リスク要因は多々ありますが、確実なものは閉経後の肥満です。もちろん閉経前の肥満(BMIが30以上の場合)もリスク要因として可能性ありですが閉経後は確実になるのです。

その他、
① 妊娠、出産歴がない。出産回数が少ない。
② 初経年齢が低い
③ 閉経年齢が高い
④ 飲酒
⑤ 喫煙
⑥ 高脂肪の食事

①~③は遺伝や、自分の意志ではどうにもなりませんが、④~⑥は予防できます。特に肥満はかなりのリスク要因なため体重管理は重要な予防になります。また40歳を過ぎたら2年に一度検診、日々の体重管理、自分でできるチェック(触診ししこりの有無、乳汁分泌の有無、陥没の有無)をしていきましょう。



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