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2018年5月 9日

レーザー脱毛後の硬毛化・多毛化に対する治療

皆様こんにちは。

 硬毛化・多毛化とは、レーザー脱毛や光脱毛した部位の毛が逆に太くなったり(硬毛化)、増えてしまったり(多毛化)する現象です。これは医療脱毛(レーザー脱毛)、エステ脱毛(光脱毛、フラッシュ脱毛等)ともに報告されています。ムダ毛をなくそうとお金を払ってわざわざ脱毛の施術をしたのに最悪ですよね。。。
 レーザー脱毛や光脱毛は、メラニンに吸収性の高いレーザーや光を照射し、メラニンを多く含む毛根や毛根周囲の細胞でレーザーや光が吸収される際に発生する熱によって毛を作る器官を安全に壊し脱毛効果を得ます。硬毛化・多毛化の原因はレーザーや光が、脱毛に効果的な熱エネルギーに変換されず、逆に毛根や毛根周囲の細胞を活性化させるためと言われています。顔やうなじ、背中、二の腕、ひじ、太もも、ひざ等のもともと毛が細い部位に起こりやすく、ヒゲやVIO等の毛が濃い部位には起こりにくい傾向があります。これは毛が細いとメラニン量も少なくレーザーの熱エネルギーが集まりにくいためと考えられます。硬毛化・多毛化が発生する割合は7~8%程度と低く、ホルモンの関与はないと言われています。
 硬毛化・多毛化してしまった場合には、針脱毛(ニードル脱毛)がその打開策としてたびたび取り上げられています。針脱毛は毛穴に直接針を刺し熱を加えるため、メラニン量に関係なく脱毛が可能ですが、施術時の疼痛や施術時間が長いこと、費用が比較的高額であること等からあまり広く普及していないのが現状かもしれません。
 当院ではGentle LASE Pro(ジェントルレーズプロ)というロングパルスアレキサンドライトレーザーで脱毛を行っています。当院オリジナルの硬毛化・多毛化が起きにくい設定・照射方法で行っておりますのでご安心ください。またすでに硬毛化・多毛化してしまった部位にも効果的な照射方法で改善させることも可能です。他院でのレーザー脱毛や光脱毛後の硬毛化・多毛化でお悩みの方、硬毛化が心配で安全に脱毛を行いたい方、ぜひ一度ご相談ください。

2018年5月 8日

眼瞼下垂かも?

皆様こんにちは。

 昨今、TVや雑誌等で肩こりや頭痛、腰痛などが眼瞼下垂から引き起こされるという情報を耳にした方も多いのではないでしょうか。瞼(まぶた)を上げる上眼瞼挙筋という筋肉と瞼の支持組織である瞼板(けんばん)の接合が緩み、瞼が下がり始めると、代償性に瞼を上げるためにミュラー筋(上眼瞼挙筋と同様に瞼の開閉に関与する筋肉)または前頭筋(眉毛を上げる筋肉)を収縮させて目を開くようになります。その結果、眼精疲労・頭痛が生じ、さらには肩こりや腰痛まで引き起こします。
 眼瞼下垂というと、高齢の方のお悩みというイメージを持たれている方も多いかもしれません。たしかに加齢性(主には皮膚弛緩症による偽性眼瞼下垂+腱膜性眼瞼下垂)が多いのは事実ですが、緑内障・白内障術後、コンタクトレンズの長期使用・花粉症・アトピー性皮膚炎等による機械的刺激も眼瞼下垂の原因となりえます。
 医学的に眼瞼下垂とはMRD:margin reflex distance-1(黒目の中心点と上眼瞼下縁の距離)で評価されます。ちなみにMRD-2は下眼瞼の評価に用います。MRD-1が3.5-5.5mmは正常範囲内であり、3.5mm以下は眼瞼下垂と診断します。またその際には無意識に前頭筋を収縮させて瞼を上げてしまわないようリラックスした状態での眉毛の位置を固定した状態でMRD-1を測定する必要があります。
 自覚はなくても軽度の眼瞼下垂の方は意外といらっしゃいます。程度により手術が適応となりますが、極軽度の方や手術療法に踏み切れない方も多くいらっしゃるかと思います。当院ではウルセラによるアイリフト・ブローリフトと額へのヒアルロン酸注入を組み合わせ、目の開きやすさ・瞼の重たさの改善は期待できます。ぜひ一度ご相談ください。

銀座Ks Skin Clinic
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