週刊女性12月24号(発売12月10日 掲載ページP69~71)
特集「恐怖の乾燥小じわをなんとかしたい!」に院長の取材記事が掲載されました。
"乾燥小じわ"とは、ちりめんじわが出始めている状態のことで、皮膚に潤いを与えることで改善します。
本格的な"真性しわ"もしっかり保湿をすれば、肌がふっくらして透明感がアップすることで目立たなくなります。
肌表面が乾燥しているとしわは刻まれやすくなりますので、潤いを持続させることが鍵!
"乾燥じわ"をつくらない、悪化させないための日常で気を付けるポイントを"環境""スキンケア""食生活"に分けご紹介しております。
ぜひご一読ください。
皆様こんにちは、慶田淳子です。
出生時より、ミルクコーヒー様な色の平坦なあざがみられる方、いらっしゃると思います。
このあざとは、扁平母斑といい生まれつきの色素斑で、身体のどの部位にでも生じ、皮膚のもりあがりのない褐色斑です。
治療しない限り自然消褪はしません。
多くは生まれつきに存在しますが、思春期になって発生する場合は、毛が同時に生えてくる場合が多くあります。
治療ですが、レーザー開発されてからは、短パルスレーザー(Qスイッチレーザーなど)によるレーザーが第一選択です。
しかし1回の照射できれいになる場合もありますが、大部分は照射後に色が濃くなったり、
毛穴に一致して黒色の斑点が生ずることもあります。
そして半年~1年で元の茶あざに戻ります。
上記の全ての方に、レーザーが有効ではありません。
5人に1人の割合で有効という報告もあります。
思春期になって発生する遅発性扁平母斑では、多くの方に効果を認めます。
なるべく早い小児期よりレーザー治療を行うと、効果を認めることが多くなります。
最近では皮膚の薄い0歳からレーザー治療を行う施設が増えてきているようです。
お悩みのかたは、なるべく早くに皮膚科もしくは形成外科の専門医にご相談ください。