他院での施術結果にお悩みの方へ

美容医療の普及に伴い、他院での施術後に仕上がりへの違和感や予期せぬトラブルが生じ、修正治療を希望される患者様が年々増えています。特に「ヒアルロン酸注入」をはじめとする注入治療では、仕上がりが不自然に見える、過度な膨らみや凹凸、しこり、左右差などの審美的な問題に加え、血流障害や異物肉芽腫など早急な対応が必要となる合併症が生じるケースもあります。本来、修正は施術を行った医師・医療機関が責任をもって対応すべきものです。しかし、「十分な説明や対応を受けられない」「改善が実感できない」「再度相談することに不安を感じる」といった理由から、前医へ相談できずにお悩みを抱えたままの方も少なくありません。

当院には、こうした背景から全国各地より他院修正に関するご相談が数多く寄せられています。他院修正は、現在のお顔の状態を正確に評価し、施術内容や経過を踏まえて原因を見極めたうえで、最適な修正方法を慎重に判断する高度な医療行為です。症状や状態によっては、段階的な治療や一定期間の経過観察が必要となる場合もあります。

当院では、丁寧な診察と十分なカウンセリングを通じて、患者様お一人おひとりの状態やご希望に応じた修正方法をご提案しています。「修正は可能なのか」「どのような選択肢があるのか」といった不安にも真摯に向き合い、安心して治療に臨んでいただける環境づくりを大切にしています。他院で受けた治療の経過や効果、仕上がりにご不満やご不安がある方も、あきらめる必要はありません。経験豊富な医師が丁寧にカウンセリングを行い、最善の方法を共に考えてまいります。まずはお気軽にご相談ください。

ヒアルロン酸注入によるトラブル

ヒアルロン酸注入は、輪郭形成やパーツバランスの調整、加齢によるボリュームロスの改善において非常に有効な治療です。適切に行えば、老化の進行を穏やかにし、自然で若々しい印象を引き出すことが可能です。一方で、その安全性と仕上がりは、施術を行う医師の解剖学的知識・注入技術・経験・美的判断力に大きく依存します。これらが不十分な場合、見た目の不自然さにとどまらず、重篤な合併症につながるリスクもあります。近年の美容医療市場の拡大に伴い頻度は高くないものの、血流障害による皮膚壊死や、眼動脈系への塞栓による視力障害といった重大な有害事象が国内外で報告されています。ヒアルロン酸注入を安全に受けるためには、医療機関選びが極めて重要です。十分なカウンセリングと診察のもと、解剖学を熟知し、緊急時の対応が可能な医師による施術を受けることが不可欠です。

見た目のトラブル

  • 注入部位が凸凹している
  • 笑った際に不自然な膨らみが出る
  • 左右差や過剰注入により顔全体のバランスが崩れている
  • 注入後、かえってシワやたるみが目立つようになった
  • 目の下が青白く透け、クマが悪化したように見える
  • しこりや注入部位の硬さが気になる

血流障害の初期症状(緊急対応が必要)

  • 注入時に強い痛みを感じた
  • 皮膚の色が白くなる、または紫色に変化する
  • 網状紫斑(網目状の赤紫色の皮疹)が出現する
  • ニキビ様の発疹や小水疱が出現する
  • 強い痛みや腫れが持続する

感染の初期症状

  • 注入部位またはその周囲が赤く腫れている
  • 持続する痛みがある
  • 熱感がある
  • 発熱を伴う

溶けないフィラー・脂肪注入・非吸収製剤によるトラブル

非吸収性製剤、いわゆる“溶けないフィラー”に関する副作用や合併症は、10年以上前から国内外で繰り返し指摘されています。体内で分解・吸収されず長期間残存する製剤は、生体にとって「異物」として認識されやすく、注入後すぐではなく、数か月から数年を経てトラブルが顕在化するケースも少なくありません。代表的な問題として、しこり形成、石灰化、異物肉芽腫、慢性的な炎症反応、免疫反応の異常、二次感染などが挙げられます。これらは遅発性に出現することも多く、時間の経過とともに症状が悪化する場合もあります。また、完全な非吸収性ではないとされる製剤であっても、体内に長期間残存するものとして知られるレディエッセ(ハイドロキシアパタイト製剤)などでは、体質や注入部位、注入量、手技によっては異物肉芽腫や石灰化が生じた症例が報告されています。最大の問題は、ヒアルロン酸のような溶解酵素(ヒアルロニダーゼ)が存在しない点です。万が一、血管内へ誤って注入され塞栓を起こした場合や、周囲の細い動脈が圧迫され血流障害が生じた場合でも、即座に製剤を溶解する手段がありません。そのため、皮膚壊死や重篤な後遺症など、重大な事故につながる可能性があります。さらに、注入部位の凹凸や遅発性の異物反応が生じた場合も、有効な保存的治療は限られており、自然経過を待つか、切開による外科的除去が必要となるケースもあります。

簡単セルフチェック

  • 注入部位が凸凹している
  • 硬いしこりが触れる
  • 以前より不自然なシワが目立つようになった
  • 頬全体が過剰に膨らんで見える
  • 時間の経過とともに腫れや違和感が強くなっている

詳細をチェック

これらのケースでは、施術前の状態へ完全に戻すことは現実的に困難です。しかし、症状の程度や現在の状態によっては、見た目の違和感を軽減し、可能な限り目立ちにくく整えることができる場合があります。当院では、まず現在の組織の状態、使用された製剤の種類や注入層、炎症や線維化の有無などを慎重に評価したうえで、対症療法を中心とした修正治療を行います。目的は“元通りにすること”ではなく、“現状をより自然な状態へ近づけること”です。


ただし、修正の過程ではいくつかの限界があります。製剤除去やボリューム調整を行うことで、周囲組織にへこみや萎縮が生じ、その結果としてシワやたるみが目立つようになることもあります。また、長期間体内に残存した製剤では、線維化や石灰化が進んでいる場合もあり、非外科的手法のみでの改善が難しいケースもあります。症状の程度や製剤の性状によっては、外科的除去手術が最適な選択となる場合もあります。その際には、修正手術に精通した信頼できる形成外科専門医や医療機関をご紹介し、患者様にとって医学的・審美的に最も妥当な選択ができるようサポートいたします。


修正治療において重要なのは、「完全に戻す」という非現実的な目標ではなく、「安全性を最優先に、現状をできる限り整える」という現実的かつ慎重な姿勢です。当院では、その点を丁寧にご説明したうえで、段階的かつ安全性を重視した治療方針をご提案しています。


溶けないフィラー・脂肪注入・非吸収製剤によるトラブルに対する治療法

 ボトックス注射によるトラブル

表情ジワの改善に効果的な治療法ですが、注入部位・深さ・投与量のバランスが適切でない場合、表情筋の動きが過度に抑制され、さまざまな違和感が生じることがあります。具体的には、「額やまぶたが重く、目が開けづらい」「眉が不自然に吊り上がる」「口が開けにくく、食事や発音がしづらい」といった症状がみられ、日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。また、表情が固まり、不自然な印象になることも、ボトックスが効きすぎた際にみられる代表的な症状です。通常、ボトックス注射の効果は3〜4ヶ月程度で自然に消失しますが、不自然な表情や違和感を抱えたまま数ヶ月を過ごすことは、精神的にも大きな負担となります。当院では、こうした状態に対して、効きすぎたボトックスの作用を和らげる修正治療をご用意しています。他院で受けた施術による違和感や仕上がりにご不安がある方も、まずはお気軽にご相談ください。

簡単セルフチェック

  • 額やまぶたが重く、目が開けにくい
  • 眉尻が不自然に吊り上がっている
  • 表情が固まって見える
  • 人相が悪くなったと感じる
  • 表情が不自然になった
  • 笑うと口元が歪んだり引きつる
  • 口が開けにくく、食事や発音がしにくい
  • 左右差が気になる