他院修正

溶けないフィラー・
脂肪注入・非吸収製剤のトラブル

異物を安全に除去し
自然な輪郭を取り戻すリカバリー治療

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溶けないフィラー・脂肪注入・非吸収製剤のトラブルとは

近年、注入剤の安全性が問題視される中、当院には「非吸収性製剤(溶けないフィラー)」や「溶解剤が存在しない製剤」を注入したことによる異物反応、しこり、凹凸などでお悩みの患者様が多くご来院されています。本来、このような修正は、施術を行った医師や医療機関が責任をもって対応すべきものですが、施術を受けた担当医師や施設を信頼できない、取り合ってもらえない、あるいは改善が見られないといった理由で、当院にご相談いただくケースが少なくありません。当院では、そのような方々に対し、対症療法を中心に少しでも症状の改善や軽減につながるよう尽力しています。完全な回復は困難ですが、症状の程度によっては目立ちにくくすることが可能です。ただし、大前提として「他院修正治療」は治療前の状態に完全に戻すものではありません。当院の経験と技術を活かして最善を尽くしますが、修正治療の過程で周囲組織のへこみや萎縮が生じ、シワやたるみが目立つことがありますので、あらかじめご理解ください。また、症状の程度によっては、外科的手術を検討する必要がある場合があります。その際は、修正手術に精通した信頼できる外科医をご紹介いたします。

Doctor's Voice

慶田院長 からの おすすめポイント

慶田院長

せっかく、綺麗になるために、注入治療を受けたのに・・・「凸凹して失敗だった」「しこりが残っている」「違うシワが出来てしまった」とお悩みになり、当院にご相談にいらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。ヒアルロン酸注入の場合は、ヒアルロニダーゼというなど分解酵素による修正が可能ですが、溶解不可能な製剤の場合は絶望的な気分になる方も多いことと思います。完全に回復させることは困難ですが、症状の程度によっては、目立ちにくくすることができます。適応を見極め、手術が必要と判断すれば、除去手術の名医をご紹介いたします。

美容医療や注入治療を怖いものだと思ってしまうのは本当に残念なことです。当院は99%の方が満足されるものでも、1%の方に回復不可能な後遺症が生じるリスクがある製剤や施術は行わない方針です。主にヒアルロン酸注入を行っておりますが、施術においては、解剖学的知識と肌質の見極め、正しい部位に注入するテクニックや経験に加え、美的センスが必要です。また、安全性の高い製剤を選び、注入のメリットと限界を知った上で、患者様がご希望されても過剰な注入をしないといった医師のポリシーが求められます。美しさは他者と比較するものではなく、その方の骨格と顔立ちによって微妙なバランス感覚が求められます。ぜひ当院にご相談いただき、美容注入治療の魅力を再認識してください。

こんな方におすすめ

  • 注入部位が凸凹している方
  • 硬いしこりが触れる方
  • 不自然なシワが目立つようになった方
  • 頬全体が過剰に膨らんで見える方

溶けないフィラー・
脂肪注入・非吸収製剤のトラブル
の特徴

溶けないフィラー・非吸収製剤の危険性

「非吸収性製剤」の注入による副作用問題は、10年以上前から繰り返し指摘されてきました。体内で分解されず長期間残存する製剤は、生体から異物として認識されやすく、注入後数カ月から数年を経て、しこりや石灰化、異物反応、免疫異常、二次感染などを引き起こすリスクがあります。また、非吸収性ではないと言われているものの長期間残存する「レディエッセ(ハイドロキシアパタイト)」などの製剤も、体質によっては異物肉芽腫や石灰化を起こす症例が報告されています。これらの製剤には、ヒアルロン酸のような溶解酵素が存在しないため、万が一血管内に注入されて塞栓が生じたり、細い動脈が圧迫されて血流障害が起きたりした場合、即座に解決できる手段がなく、重大な事故につながる恐れがあります。さらに、注入部位が凸凹したり、遅延型の異物反応が生じたりした場合も、自然吸収を待つか、切開手術による除去以外に方法がありません。

しかし、切開手術によっても容易に解決できるわけではありません。非吸収性製剤は皮膚や皮下組織、血管、神経などに広く入り込み、これらを巻き込んで存在するため、完全に除去するには広範囲に組織を切除せざるを得ません。その結果、切開痕だけでなく、凹みや陥没、萎縮、感覚異常、麻痺、さらには表情の変化といった、回復困難な後遺症を残す可能性もあります。当院では、99%の方が満足する結果が得られたとしても、残り1%の方に取り返しのつかない後遺症が生じるリスクがある製剤や施術は行わない方針です。

溶けないフィラー・非吸収製剤のトラブル例

非吸収性フィラー製剤

日本美容外科学会(JSAPS)の美容医療診療指針では、顔のシワ治療における非吸収性フィラー製剤の使用は、晩期合併症の危険性が高く、除去が困難であり、長期経過での安全性が確立していないため、【推奨度1(行わないことを強く推奨する)】とされています。

エンドプラスト(エンドプロテーゼ)

ジェル状のシリコン粒子製剤で、鼻筋・あご・バストなどに注入されます。カニューラ針で注入後、寒天状に固まり周囲に被膜が形成されます。ヒアルロン酸と同様に簡便に施術でき、半永久的な効果を謳われていますが、鼻筋が太くなるなど不自然な仕上がりになる例が多く見られます。
「被膜ができるので100%除去可能」とされることもありますが、実際には仕上がり不満やアレルギー反応が生じた場合、切開手術が必要となり、手術費用は高額で、さらに傷跡が残るリスクもあります。

アクアミド(アクアジェル)

97.5%の純水と2.5%のポリアクリルアマイドからなる非吸収性注入剤です。しこり発生によるトラブルが多い製材です。近年、ポリアクリルアマイドの原料である「アクリルアミド」に発がん性が指摘されており、安全性に疑問が持たれています。

アルカミド(バイオアルカミド)

ジェル状のシリコン粒子製剤で、96%が無発熱性の水、4%が特殊高分子ポリマー体から構成されます。注入後は周囲にコラーゲン被膜が形成され安定するとされますが、2018年にはほうれい線への繰り返し注入により傷痕・開口障害などの重篤な副作用を訴えた女性が施術クリニックを提訴する事例も報告されています。

2~3年で分解吸収されるが溶解剤が存在しない製剤

レディエッセ(カルシウムハイドロキシアパタイト)

歯や骨を形成する成分を主成分とした注入剤で、鼻や顎、額の形成に用いられます。持続性やコスト面で好まれますが、ヒアルロン酸に比べて硬く白色であるため、目の下やほうれい線などの柔らかい部位に注入すると、硬いしこりになって凸凹したり、白く透けたりしてしまうことがあります。異物肉芽腫や石灰化の報告もあり、溶解剤が存在しないため切除が必要となるケースも数多くあります。さらに血管塞栓による皮膚壊死や視力障害のリスクも報告されています。

エランセ(PCL・ポリカプロラクトン)・ポリ乳酸フィラー(PLLAやPDLLA)

エランセは、PCL(ポリカプロラクトン)を主成分とし、1〜2年以上かけて分解吸収されます。最終的には溶けるので安心と勘違いしている方が多いですが、異物反応や仕上がり不満が生じても溶解ができず修正困難です。特に目の下に浅く注入されてしまうと、表情によってナメクジのように浮き上がるという事例が目立ちます。ポリ乳酸系のフィラーも時間をかけて吸収されるものですが、注入手技によっては、しこりや凸凹などのトラブルが生じる場合があります。

脂肪注入

自己脂肪を採取し注入する方法で、技術不足による施術では凹凸やしこり、石灰化、顔貌変化を引き起こす可能性があります。移植脂肪は太腿や腹部など、栄養貯蓄目的の脂肪組織を用いるため、数年後にご本人が太ってしまった場合、顔に元々ある脂肪よりも移植部分が過剰に膨らんでしまうという報告もあります。また、修正にあたっても、移植脂肪は通常脂肪と異なり、脂肪溶解注射への反応が乏しいため、しこり修正治療が難航します。

グロスファクターそのものを注入する施術
(名称例:グロスファクター注入・グロスファクター注射・FGF注入・FGF注入療法)

成長因子を直接注入すると、線維成分の再生が制御できず、過剰な増殖が続く場合があります。これは、生体内に注入された成長因子を完全にコントロールすることができないためです。その結果、注入後2週間~数年を経て、脂肪組織の線維化や不自然なふくらみ、しこりが高頻度で発生します。周辺の神経組織を巻き込んで増殖するため、自覚症状としては、ツッパリ感、違和感、灼熱感、圧痛があり、中から疼くような、刺すような痛み(自発痛)を訴える方も多く見られます。さらに、これらのトラブルは一度改善したように見えても、風邪や飲酒、疲労、入浴などをきっかけに、腫れが再燃することが多く、誘因となるきっかけが不明なケースも少なくありません。また、ほぼすべての医療機器による照射治療や他の注入施術が、コラーゲンの過形成を助長し、腫れや痛みを悪化させるため、約1~3年、場合によっては5年以上にわたり、ほとんど全ての美容施術が受けられなくなるリスクがあります。

グロスファクター(成長因子)は、ダーマペン4やシルファームX(マイクロニードルRF)、フラクショナルレーザーなどの施術後に、小さな傷からごく少量を浸透させる場合は、ダメージ回復を促進し、肌再生を穏やかに助ける目的で使用されるため、問題はありません。

グロスファクターが添加されている施術
(名称例:成長因子添加PRP注入・セルリバイブジータ・成長因子添加自己培養真皮線維芽細胞療法)

グロスファクターにはさまざまな種類がありますが、一部のクリニックではbFGF(線維芽細胞増殖因子)を主成分とする「フィブラストスプレー®」などをPRPに混ぜて注入する手法が行われています。しかし、bFGFはPRPの創傷治癒作用を過剰に高め、線維芽細胞を異常増殖させることで、顔が不自然に膨らむ、肉芽やしこりが形成されるなどの重大な副作用を引き起こす可能性があります。本来、フィブラストスプレーは重症の皮膚潰瘍治療で「外用噴霧」される薬剤であり、皮下への注入は認められていません。このような危険性から、日本美容外科学会(JSAPS)の美容医療診療指針では、PRPにbFGFを添加して使用する施術は【推奨度2(行わないことを弱く推奨する)】とされています。当院では、開院以来、成長因子などの添加物を混合して施術することは一切行っていません。

成長因子系注入後の修正治療を行わない理由

現在、当院では、グロスファクター(成長因子)注入や成長因子添加PRP、自己培養真皮線維芽細胞療法後に発生したトラブルの修正治療は受け付けておりません。

過剰な隆起を抑えるための基本的な治療は、ステロイド注射(ケナコルト)ですが、組織のへこみや萎縮、シワやたるみが生じる可能性があります。本来であれば、しこりを縮小させた後に照射や注入で整えていきますが、成長因子注入後は再生機能が過剰に働くため、コラーゲンの過形成を助長する治療がすべて禁忌となります。

ウルセラやサーマクールのような強力な治療はもちろん、フォトフェイシャルなどのマイルドな照射でも悪化した例があり、多くの美容施術が1〜3年、場合により5年以上行えないケースもあります。さらに、風邪や飲酒、疲労などをきっかけに腫れが再燃する例も多く、原因不明なことも少なくありません。これらの理由から、治療の選択肢が極めて限られ、満足な結果を得ることが難しいため、当院では修正治療を行っておりません。だからこそ、ハイリスクな施術に関する正しい情報発信を重視しています。

受診前にご確認いただきたいこと

非吸収性注入製剤注射後、時間が経過すると、周囲の皮膚組織に変化が生じます。また、硬い製剤をスペースの少ない組織に注入すると皮膚が伸展し、修正注射後中身の修正後にボリュームが減ることで、シワやたるみが現れることがあります。特に過剰注入により長期間皮膚が不自然に引き延ばされていた場合は、溶解後に一時的に老けて見えることもあります。

このような場合には、ウルセラ(ハイフ)・ソノクィーンカーブリフト(ハイフ)・ソフウェーブ(SUPERB™)・サーマクールFLX(RF)・シルファームX(ニードルRF)などの引き締め機器による照射治療を複数組み合わせ、さらに滑らかさを整えるためのヒアルロン酸タッチアップ注入、ベビーコラーゲン注入を併用し、段階的な改善を図ります。正しい手順でヒアルロン酸を再注入することで、より自然な状態に近づけることが可能です。

以下の場合は治療をお断りする場合がございますので予めご理解下さい。

  • 鼻筋・涙袋・上瞼の浅層への注入例、バストなどボディへの注入例
  • 注入した製剤名が不明な場合
  • 修正後に生じるシワやしぼみ感を受け入れられない場合
  • 修正後に必要な引き締め治療やタッチアップ注入を受けられない場合

  • 当院で診察後、費用を理由に他院で溶解を受け、改善せず再診を希望される場合

  • 当院で修正後に改善したが、他院で新たに受けた施術によりトラブルが生じ、再び修正を希望される場合

適応部位と効果

溶けないフィラー・非吸収性注入製剤によるトラブルで改善できるお悩みとその効果をご紹介します。

顔の適応部位

推奨回数と施術間隔

初めての方しこり修正注射は症状により1~4回 / 肉芽腫が多発する症例では 1〜2週間おきに 3〜4回の薬剤注入

再建目的のヒアルロン酸は炎症が完全に収まる 4〜8週間後に 1回、その後 6〜12ヶ月おきのメンテナンスが目安です。

効果の現れ方

修正注射の数日後から膨隆や異物感の軽減を実感でき、腫れが落ち着く7〜14 日で輪郭が概ね平坦に。薬剤注入のみの場合は 3〜7日で硬さが緩み、4〜6週間かけて縮小します。最終評価は1ヶ月後に行い、必要に応じて追加処置を検討します。

メンテナンス

摘出後 1〜2週間おきの経過診察で炎症や再膨隆をチェックし、微細残存があれば少量ステロイド注射を追加。陥凹部の再注入は皮膚が安定した 4〜8週間後に行い、その後は年1回程度のタッチアップで自然な輪郭を維持します。次回フィラー施術では超音波診断やカニューレ使用、低濃度テスト注入など安全プロトコールを採用します。

概要・リスク・
ダウンタイム

麻酔 外用麻酔
痛み 外用麻酔のクリームを使用し、十分に冷却した上で、痛みを感じるのは、治療中の5~10分程度だけですので、ほとんど全ての方がご辛抱頂ける程度です。
ダウンタイム ・当日は水分による軽度の浮腫みが出ることがあります。

・溶解によるボリュームダウンで、シワやたるみが目立つことがあります。

・極細針を使用しますが、広範囲への注射により内出血が出る可能性があります(消退には10日〜2週間程度)。

副作用・リスク 痛み、発赤、浮腫、内出血、アレルギー、まれに再塞栓。強い疼痛や皮膚色変化が続く場合は速やかに再診してください。
日常生活 治療当日は内出血のリスクが高まる為、入浴や飲酒はなるべく控えてください。

・医師が施術後に軽く馴染ませますが、特に指示がない限り効果が安定するまでの1週間、注射部位を揉む等の刺激を与えないでください。注射後1ヶ月間はエステやマッサージ・他施設での施術を避けてください。

施術をお受けいただけない方

  • レシチン(大豆)アレルギーの方
  • ヒアルロニダーゼアレルギーの方
  • 施術部位に傷や重篤な皮膚疾患や感染症がある方
  • 血液凝固障害、重症気管支喘息、甲状腺機能亢進症、てんかん、重篤な心疾患などの全身疾患のある方
  • 妊婦または妊娠している可能性のある方、授乳中の方

医師への相談が必要な方

硬い製剤をスペースの少ない組織に注入すると皮膚が伸展し、溶解後にシワやたるみ、予想外の形態変化が出現する可能性もあります。その為、下記に該当する場合は施術をお断りする可能性があります。

  • 鼻筋・涙袋・上瞼、浅層への注入例、バスト等のボディへの注入例
  • 注入した製剤名が不明な場合
  • 溶解後に生じるシワやしぼみ感を受け入れられない場合
  • 修正後にタッチアップ注入や引き締め治療を受けられない場合

使用する医療機器・医薬品について

医薬品医療機器等法上の承認

ヒアルロニダーゼ:未承認
ヒレネックス:未承認

入手経路等の明示

ヒアルロニダーゼ:HUONS社製造
ヒレネックス:Halozyme Therapeutics Inc社製造

当院医師の判断のもと、国内正規代理店を通じて、正式な手続きにより個人輸入しています。

※個人輸入における注意すべき医薬品等に関する情報は、下記をご参照ください。
<a href="https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/purchase/index.html</a>

同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無の明示


諸外国における安全性等に係る情報の明示

以下の認証を取得しております。
ヒアルロニダーゼ
・韓国-MFDS取得
ヒレネックス
・米国-FDA取得

※未承認医薬品等は、国の医薬品副作用被害救済制度の救済の対象外となります。予めご了承下さい。

料金

他院修正 ヒアルロン酸・溶けないフィラー・非吸収性注入製剤の溶解

製剤:ヒアルロニターゼ

  料金
ヒアルロニターゼ 1cc ¥55,000
ヒアルロニターゼ 2cc ¥88,000
ヒアルロニターゼ 3cc ¥121,000
ヒアルロニターゼ 4cc ¥154,000
ヒアルロニターゼ 5cc ¥187,000
ヒアルロニターゼ 6cc ¥220,000
ヒアルロニターゼ 7cc ¥253,000
ヒアルロニターゼ 8cc ¥286,000

使用量は、診察で状態を拝見してからのご案内になります。
9㏄以降は1cc当たり¥33,000の追加料金を頂戴しております。
【使用量の目安】両目の下:3~6cc

  料金

しこり修正注射 1㏄ 

(ケナコルト・ヒアルロニダーゼ・脂肪溶解注射などを症状に合わせて最適な割合で混合)

¥66,000