2016年12月26日

年末年始の休診に関して

2016年12月30日(金)から2017年1月4日(水)まで休診致します。
1月5日(木)から通常通りとなりますので、よろしくお願いいたします。

なお、休診期間中は、初診予約や予約のご変更などへのご返信ができませんのでご了承ください。かかりつけの患者様の治療に関するご相談はは、相談メールsoudan@ks-skin.comにご連絡ください。1/2-1/4を除き、1両日中にお返事いたします

2016年12月18日

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)の効果と特徴

shutterstock_141839290.jpg遺伝子は、いわば"人間の設計図"です。顔や体型、性格、体質など、人にはそれぞれ個性がありますが、それは設計図が人それぞれ違うからです。その違いはこの設計図によって生まれています。基本的にこの設計図は一生変わることはありません。設計図が書かれた物質のことをDNAと言い、1本の長い糸のようになっています。この設計図は「塩基」と呼ばれる4種類の物質、A(アデニン)、G(グアニン)、C(シトシン)、T(チミン)が連なって構成されています。この文字の並びは「塩基配列」と呼ばれ、親からか子へ特徴が「遺伝」するのは、子の設計図が両親の設計図を元に作成され、一部の文字の並びはそのまま子供に伝わるからです。

遺伝子によって構成される人間の設計図は、人間の場合はほとんどが同じで、個人差は約0.1%しかありません。髪の癖、瞳の色などの目に見える特徴だけでなく、アルコールに対する耐性、生まれつき特定の病気になりやすい体質を持っているかなどの、目に見えない部分も含めた人の特徴はこの0.1%の塩基配列の違い違いによって生まれているのです。

2003年にヒトゲノム30億塩基対の解析が完了し、ゲノム医療の時代が幕を開けました。近年、遺伝子の違いによってどのような個人差が出るのかを調べるための、新しい検査・解析方法が日々開発されています。

grafdiamond.jpgDNA BEAUTYは、肌質の個人差を生み出す要因となっている遺伝子の違いを調べる検査です。結果レポートは「ご自身の肌質関連遺伝子の詳細解説」と「最適なスキンケアや生活習慣のアドバイス」の2部構成になっています。結果表とともに、リスク比をダイアモンドグラフで表示してあるので、ご自身のリスク比が一目でわかります。

●しみ・そばかす関連 ASIP関連遺伝子
ASIPはメラニン色素をどれくらいつくるかを調節しているタンパク質で、ASIP関連遺伝子は、肌の紫外線感受性に関係しています。メラニンは紫外線から細胞の核を守ってくれる「紫外線吸収剤」の働きを持ちます。この遺伝子に変異がみられると、防御としてのメラニンがうまく作れず、DNAが傷つき、結果必要のない時にまでメラニンが作られ続けてしまいシミになりやすくなります。シミ・そばかすリスクが高いという結果が出た方は、人の3倍紫外線対策が必要になってきます。そして、積極的な美容医療を早くから始めるべきと言えます。


●しわ・たるみ関連 MMP1関連遺伝子
 
MMP1(マトリックスメタロプロテアーゼ)はコラーゲンを分解してしまうタンパク質です。MMP1関連遺伝子に変異がみられると、コラーゲン線維が分解されやすくなります。さらに、恐ろしいことに、コラーゲン線維の分解が亢進している人は、ヒアルロン酸の合成も低下している可能性があります。
対策としては、コラーゲン線維の合成を促すビタミンCなどを経口摂取するとともに、コラーゲン線維やヒアルロン酸の合成力を高める美容医療を早くから始めるべきです。


●しみ・そばかす/しわ・たるみ関連 活性酸素関連遺伝子
 
活性酸素の除去能力に関連する遺伝子4つを調べます。酸化ストレスへの自前の抵抗力が分かります。

SOD2活性酸素のおおもと「SODを退治」する遺伝子
GCLM活性酸素を解毒する「グルタチオンという物質をつくる」遺伝子
GSTP1「活性酸素そのものを除去」する遺伝子 ビタミンCの消費量・必要量の差に関連
NQO1CoQ10を実際にはたらく形である「還元型CoQ10に変える」遺伝子

これらのリスクが高い方は、光・喫煙・ストレス・過剰な運動など酸化ストレスを避け、積極的な抗酸化対策を心がけましょう。GCLM変異のある人はグルタチオンを、GSTP1変異のある人はビタミンCを、NQO1変異のある人は還元型CoQ10を積極的に摂りましょう。


●乾燥肌関連 フィラグリン関連遺伝子

フィラグリンは角層の接着と天然保湿因子の産生に関連する構成要素で、この遺伝子に変異があると、角層のバリア力が低く、乾燥肌のリスクが高くなり、外的刺激へも脆弱になります。フィラグリン関連遺伝子は魚鱗癬の患者さんから見つかった遺伝子で、アトピー性皮膚炎患者さんの1/3で変異がみられます。日本人の変異保有率は約4%です。角層を守るスキンケアと保湿に励んでいただく必要があります。

なお、セラミドの産生に関する遺伝子は2016年現在見つかっておらず、この遺伝子変異がないから、乾燥肌でないということにはなりませんのでご注意ください。

●脂性肌/毛穴開大関連 SRD5A1・ABCC11遺伝子
  若年女性のお悩みトップスリーに君臨する「毛穴開大」と「脂性肌」に関連する遺伝子2つ
SRD5A1 強力な男性ホルモンをつくる遺伝子
ABCC11 皮脂の分泌を亢進させる遺伝子

SRD5A1の変異があると、テストステロンが30倍強力なディヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンに変換され、男性のAGA(男性型脱毛)に関連します。女性でもテストステロンの分泌はありますから、この遺伝子変異があると、皮脂の分泌が亢進し、脂性肌になり、ニキビが出来やすく、毛穴も大きくなる傾向があります。さらに、頭髪のミニチュア化が生じFAGA(女性男性型脱毛)になる可能性が高いことが分かります。
ABCC11遺伝子は、ワキガと耳垢の性状(ねっとり耳垢)に関連することで有名です。この遺伝子変異がある方は、大きな発達した皮脂腺を持ち、皮脂の分泌高いことが分かっています。アポクリン汗腺も発達しており、ワキガ、スソワキガのリスクが高いので、ボトックス注射がおすすめです。


DNA BEAUTYとは


20161007pr.jpg
・9種類の遺伝子15種類の遺伝子バリエーションをEBS自社衛生検査所分析した詳細な肌情報
・肌質・肌老化リスクの両方を判定
・最適なスキンケアと美容医療の提案
・監修者 東京女子医科大学皮膚科教授 川島 眞先生(皮膚科臨床から最新情報を随時更新)

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)のリスクとダウンタイム

shutterstock_1019073862.jpg頬の粘膜をこするだけの簡便な検査で、リスクもダウンタイムもありません。説明の通りに、しっかり擦っていただかないと、検体不足で再検査になる場合があります。


肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)の持続と頻度


遺伝子は不変ですので、1回のみ受けていただけます。今後、研究が進み、肌質に関連する新たな遺伝子が発見された場合、9遺伝子15バリエーションから、20、30と項目が増える可能性はあります。その場合は追加で検査を受けていただくかもしれません。


肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)の痛み


頬の粘膜をこするだけなので、まったく痛くありません。お子様でもお受けいただける検査です。


禁忌事項


特にありません。詳しくは医師にご相談ください。

2016年12月13日

治療方針

結果から導き出される最適な美容施術のご提案

検査結果をご覧いただき、どのようにお感じになられましたでしょうか?
遺伝子は変えられませんが、最適な対処法をとることで、無駄なく、エイジング対策が叶うのです。下記の中から特におすすめのものを担当医がピックアップしますが、ホームケア製品、インナーケアなどは組み合わせることで相乗効果がございます。ご興味ある方はお気軽にスタッフにお声がけくださいませ。

しみ・そばかす/活性酸素ハイリスク>
●インナーケア
ヘリオケア内服:活性酸素消去
シミ4種(ビタミンC、E、ハイチオール、トラネキサム酸)内服:抗炎症・抗酸化作用
高濃度ビタミンC点滴:強力な抗酸化作用
外用治療
□GAローション:ターンオーバーアップ・バリア強化
□プロラビッシュローション(超浸透型ビタミンC誘導体):メラニン合成抑制
□ハイドロフォースリッチオイル:水素の抗酸化作用
□TAエマルジョン(トラネキサム酸):抗プラスミン作用でメラニン抑制
□バリアクリーム(CoQ10配合):抗酸化作用
□ハイドロキノン/ルミキシルクリーム:メラニン合成過程のブロック
□ACEオイル(ビタミンA、C、E)外用:ターンオーバーアップ、抗酸化作用
●院内施術
ケミカルピーリング:ターンオーバーアップ・バリア強化
□照射治療(ジェントルレーズ/フォトフェイシャルM22):過剰なメラニンの消去
イオン導入(ビタミンA、トラネキサム酸):ターンオーバーアップ、抗プラスミン作用
しわ・たるみハイリスク
●インナーケア
ヘリオケア内服:活性酸素消去
シミ4種(ビタミンC、E、ハイチオール、トラネキサム酸)内服:抗炎症・抗酸化作用
高濃度ビタミンC点滴:強力な抗酸化作用
外用治療
□プロラビッシュローション(超浸透型ビタミンC誘導体):抗酸化・メラニン合成抑制
□バリアクリーム(CoQ10配合):抗酸化作用
□ハイドロフォースリッチオイル:水素の抗酸化作用
□ACEオイル(ビタミンA、C、E)外用:ターンオーバーアップ、抗酸化作用
□イオン導入(ビタミンA)
★真皮~筋膜のコラーゲン線維のリモデリング(コンビネーション治療)
●照射系治療
スマスアップ:高周波と電気刺激でコラーゲン増生・筋肉活性化
タイタン:近赤外線の熱でコラーゲン増生
ジェネシス:ロングパルスNd;YAGレーザーの熱でコラーゲン増生
CO2フラクショナルレーザー:ミクロの点で肌を入れ替え、コラーゲン増生
スカーレットRF(スカーレットS):ミクロの傷+高周波の熱で創傷治癒を活性化し、コラーゲン増生
ウルセラシステム:超音波の熱で筋膜レベルからリフトアップ。コラーゲン増生
●注射系治療
ヒアルロン酸注入:ヒアルロン酸周囲にコラーゲン増生
極水光プラス:非架橋ヒアルロン酸による保湿、肌再生の原料を補充
●針系治療
ダーマローラー:ミクロの傷が創傷治癒を活性化
スカーレットRF(スカーレットS):ミクロの傷+高周波の熱で創傷治癒を活性化
ショッピングスレッドリフト・カニューラスレッドリフト:溶ける糸が創傷治癒を活性化
乾燥肌・敏感肌ハイリスク
バリアクリーム外用
ケミカルピーリング:ターンオーバーアップ、バリア強化
極水光プラス:非架橋ヒアルロン酸による真皮内保水、肌再生の原料を注射
脂性肌・毛穴ハイリスク
★脂腺活性低下・角層のつまりの改善・コラーゲン線維のリモデリング
ケミカルピーリング:ターンオーバーアップ、角栓除去
ジェントルレーズ照射/フォトフェイシャルⅯ22:産毛脱毛、脂腺活性低下、コラーゲン増生
ダーマローラー:ミクロの傷が創傷治癒を活性化しコラーゲン増生
スカーレットRF(スカーレットS):ミクロの傷+高周波の熱で創傷治癒を活性化し、コラーゲン増生
★ワキガ・すそワキガ
ボトックス注射:アポクリン汗腺の活性を抑制
★女性男性型脱毛(FAGA)
エルクラネル外用:テストステロンを30倍高活性なDHTに変換する過程をブロック
パントガール内服:毛髪再生の材料を補給
育毛水光プラス:成長因子やミノシキジル(血流改善)の注射で育毛・発毛促進

2016年12月12日

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)と他の施術比較


肌質関連検査で9遺伝子15バリエーションを調べられるというのは、2016年12月現在で世界No.1です。

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)特徴

遺伝子検査 治療効果★★★☆☆ 痛み☆☆☆☆☆ ダウンタイム☆☆☆☆☆

効果
■肌質を知る ■シミ・そばかすリスク ■しわ・たるみリスク ■活性酸素対策 ■乾燥肌・敏感肌リスク ■脂性肌・毛穴リスク ■最適なスキンケア  ■最適なインナーケア ■アンチエイジング

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)のワンポイントアドバイスワンポイントアドバイス検査結果をご覧いただき、どのようにお感じになられましたでしょうか?遺伝子は「生涯不変」であり、客観的な肌質把握のための重要なファクターであることは、間違いありません。まず、自身の弱点を知ることが戦いの基本。遺伝子は変えられませんが、最適な対処法をとることで、無駄なく、エイジング対策が叶うのです。インナーケア・スキンケアのアドバイスに加え、たくさんの治療メニューから特におすすめのものを担当医がピックアップします。ホームケア製品、インナーケアなどはいくつか組み合わせることで相乗効果もあります。美容医療は「Cosmegenomicsコスメゲノミクス(美容ゲノム情報科学)」の時代に入り、遺伝情報科学に基づいた、オーダーメイド治療が花開こうとしているのです。

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)の流れflowドクター診察、カウンセリング検査前に、担当医師がお肌の状態や肌質を診察し、検査の意義と結果から導き出す治療プランをご説明いたします。ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインを頂戴します。
(未成年の方の治療については親権者の同意が必要になりますので、こちらをご確認ください。)

flow検体の採取基本的にご自宅で行っていただきます。手技がご不安な方は、歯磨き後に看護師が綿棒で頬の粘膜をこすります。

flow終了院内で行った場合は、検体と書類をお預かりし、投函いたします。なお、検査キットの説明の通りに行っていただければご自宅でも簡単にできます。結果は2週間でクリニックに到着します。検査結果の解説をいたしますので再診のご予約をお取りください。

2016年12月 9日

雑誌『婦人画報』2017年1月号(2016年12月1日発売 掲載ページP306)

特集「今月の要観察、肌遺伝子検査」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

≪9種類15パターンの遺伝子から、シミ、シワ、乾燥、脂性、毛穴のリスクを診断。最適な予防ケアがわかります!≫

◎遺伝子検査技術の進歩で肌質関連遺伝子をより正確に簡単に調べます! 

美容皮膚科では、「自分に最適なスキンケアを知りたい」「自分の肌にはどんな美容医療が適しているの?」「アンチエイジングにどんなサプリメントを飲めばいいの?」と尋ねる女性が多い一方で、自分の思い込みで肌質やケア方法を判断している人も少なくありません。肌老化は環境因子と遺伝因子が複雑に絡み合って進んでいきます。自分の遺伝的素因を知ることは、環境因子の何にどう気をつけたらよいのかがわかり、最適な無駄のないケアにつながります。現在、遺伝子検査技術の進歩により、肌質に関連する遺伝子をより正確に簡単に調べる検査ができてきています。これまでの美容の遺伝子検査は3~4種類の遺伝子から判断するものがほとんどでした。しかし最近発表された「DNA BEAUTY遺伝子検査」では9種類15パターンの遺伝子を検査することで、「シミ・そばかす」「シワ・たるみ」「乾燥肌・敏感肌」「脂性肌」「毛穴開大」のカテゴリー別に、遺伝子リスクがわかるようになりました。

◎優先すべきケアを無駄なく効率よく選択できます!

もちろん肌質は遺伝子情報だけで100%決定されるわけではなく、生活習慣、外的要因にも大きく影響を受けます。しかし、その前提に立った上でも遺伝子検査を受けるメリットが複数あります。まず、遺伝子は不変なので一度受ければ、一生涯に渡る客観的な肌情報を入手できます。また、弱点を知ることで早期に対策を立て、リスク回避することが可能となります。さらに多くのケア方法や美容医療がある中、優先すべきケアを選択できることです。無駄なく効率の良いスキンケア選びのために、試してみてください。

≪遺伝子に基づいた肌リスクは5つの評価からチェック≫

遺伝子検査結果は、次の5つのカテゴリー総合評価「シミ・そばかすリスク」「シワ・たるみリスク」「乾燥肌・敏感肌リスク」「脂性肌リスク」「毛穴開大リスク」に加えて、さらに別に詳細な結果とそれに基づいたテーラーメイドの肌ケアアドバイスが届きます。体の外側からのケアとしては、5カテゴリーごとにリスクに合わせた化粧品の選び方、スキンケアの仕方を。体の内側からのケアとしては、摂るべき栄養素や摂り方が記載されています。


当院では、肌遺伝子検査結果に基づいた美容医療のアドバイスもさせていただき、ご好評いただいています。

検査料金は10800円(税込み)とリーズナブル。結果は永久保存版です。

別途初診料、再診料がかかりますが、施術を同日に受けると無料になります。

是非ご一読ください。

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2016年12月 5日

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)の価格表

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY) ¥10,000(税抜き・初診料別途)


お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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2016年12月 3日

フジテレビ『みんなのニュース』 2016年11月10日OA内容

2016年の「ニッポン美肌県グランプリ」が発表されました。これはポーラ化粧品が毎年発表しているランキングで、独自の技術で得たスキンチェックの情報を分析し、「美肌偏差値」として数値化したものだそうです。「美肌偏差値」以外にも県ごとの気象環境や生活習慣など、肌への関連が予測される因子も発表されています。

今年はこれまで4連覇だった島根県がランクダウンし、広島県が美肌ランキングトップになりました。ポーラ社では、今年の広島県は年間を通して降水量が高く、紫外線を軽減できたことが影響していると分析しています。

そこで、他にも美肌のヒミツがないのか...?慶田院長が皮膚科専門医として解説しました。

広島県の名産「牡蠣」には"美肌ミネラル"と呼ばれる亜鉛が豊富です。亜鉛は皮膚が生まれ変わるターンオーバーを助ける効果があり、コラーゲン生成、たるみ・しみ予防に欠かせない成分です。また、牡蠣と一緒に摂取するレモンに含まれるビタミンCには、高い抗酸化作用があり、美肌・老化防止効果が期待できます。実は広島県はレモンの生産量が日本一。牡蠣とレモンの二つの名産品が広島の女性の美肌を作っているのかもしれませんね。これからお鍋が美味しい季節です。牡蠣鍋も候補に入れてみてくださいね。

20161111-103759.JPG20161111-104039.JPG20161111-104215_4.JPG20161111-104248.JPG

J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』11月14日、11月21日(月)OA内容

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長が皮膚科専門医として出演いたしました。
「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。今回は2週にわたり第三弾・第四弾の出演です。気軽に実践できる健康と美に関する知識を、クイズ形式で紹介しました。

11月14日OA

Q.「最近、顔色が悪い気がする」、「具合が悪そうに見える」と感じる事は、ありませんか?それは、「肌のくすみ」のせいかもしれません。肌がくすむ原因は、「血行不良」、「メラニンなどによる色素沈着」、「疾患」、そして、もう一つあります。

その「もう一つの原因」とは、何でしょうか?この3つから全て選択してください。

1.酸化 2.糖化 3.脂肪化

A.答えは、2番の「糖化」。

小麦、米、砂糖などの糖質は私たちの生命維持に欠かせないエネルギー源です。しかしとり過ぎると、肌の「黄ぐすみ」や、「茶ぐすみ」が起こります。糖質のとり過ぎで代謝しきれなかった糖は、コラーゲンなどのタンパク質と結びついてしまうのです。この変化を「糖化」と呼びます。

「糖化」によって出来る「糖化最終生産物・AGEs」は、「褐色化」する特徴があり、白いコラーゲン線維が茶色から黄色に変化し、結果肌くすみの原因となります。

さらに、「糖化」によって、コラーゲン線維やエラスチンは硬くなり、弾力性や柔軟性が低下するため、皮膚がたるみ、ゴワついた硬い肌になってしまいます。

残念な事に、一度糖化したタンパク質は、元に戻す事が出来ない為、予防が第一です。 糖質過多の食生活を見直す事は、お肌にとっても大切なのです。食べるときは、野菜や海藻から食べ始める「ベジタブルファースト」をこころがけ、血糖値の急激な上昇を抑えましょう。


11月21日OA

Q.乾燥が気になる季節になりましたが、唇が乾いていませんか?リップ・クリームを塗る時、口の形は、どうなっているでしょうか?

次のうち、リップ・クリームを塗る時の理想的な口の形は、どれでしょうか? 

1.口をすぼめた、「う」の形 2.口を丸くあけた、「あ」の形 3.にっこりスマイルの、「い」の形

A. 答えは、「3番の にっこりスマイルの、「い」の形」です。

1番の 口をすぼめた、「う」の形ですと、シワの間に塗り残しが出来てしまいます。リップクリームを塗る時は、唇の縦ジワをよく伸ばした状態になる、3番の「い」の形にしましょう。
また、唇の乾燥対策の基本は、なめない事とリップ・クリームを塗る事です。乾燥しやすい時期は、口紅も唇への刺激となる場合がある為、塗る前にリップ・クリームでカバーしておくと安心ですね。

また、リップクリームをたっぷり塗ったあと、ラップでパックするのもおススメです。寝る前にも、たっぷりとリップクリームを塗り、部屋の湿度が50パーセントを下回る日は、加湿器を使うか、塗れたタオルをかけたまま寝るようにしましょう。

別所さん、今回も全問正解です!男性でも顔色が悪いと、特に営業職などでは仕事上の印象にかかわると仰っていましたが、まさにその通りですね。ツルツルのお肌とはならずとも、身だしなみは大切にしたいものです。リセットが効かない「糖化」。別所さんは初耳とのことでしたが、みなさんも是非覚えてくださいね。

J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』11月14日、11月21日(月)OA内容

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長が皮膚科専門医として出演いたしました。
「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。今回は2週にわたり第三弾・第四弾の出演です。気軽に実践できる健康と美に関する知識を、クイズ形式で紹介しました。

11月14日OA

Q.「最近、顔色が悪い気がする」、「具合が悪そうに見える」と感じる事は、ありませんか?それは、「肌のくすみ」のせいかもしれません。肌がくすむ原因は、「血行不良」、「メラニンなどによる色素沈着」、「疾患」、そして、もう一つあります。

その「もう一つの原因」とは、何でしょうか?この3つから全て選択してください。

1.酸化 2.糖化 3.脂肪化

A.答えは、2番の「糖化」。

小麦、米、砂糖などの糖質は私たちの生命維持に欠かせないエネルギー源です。しかしとり過ぎると、肌の「黄ぐすみ」や、「茶ぐすみ」が起こります。糖質のとり過ぎで代謝しきれなかった糖は、コラーゲンなどのタンパク質と結びついてしまうのです。この変化を「糖化」と呼びます。

「糖化」によって出来る「糖化最終生産物・AGEs」は、「褐色化」する特徴があり、白いコラーゲン線維が茶色から黄色に変化し、結果肌くすみの原因となります。

さらに、「糖化」によって、コラーゲン線維やエラスチンは硬くなり、弾力性や柔軟性が低下するため、皮膚がたるみ、ゴワついた硬い肌になってしまいます。

残念な事に、一度糖化したタンパク質は、元に戻す事が出来ない為、予防が第一です。 糖質過多の食生活を見直す事は、お肌にとっても大切なのです。食べるときは、野菜や海藻から食べ始める「ベジタブルファースト」をこころがけ、血糖値の急激な上昇を抑えましょう。


11月21日OA

Q.乾燥が気になる季節になりましたが、唇が乾いていませんか?リップ・クリームを塗る時、口の形は、どうなっているでしょうか?

次のうち、リップ・クリームを塗る時の理想的な口の形は、どれでしょうか? 

1.口をすぼめた、「う」の形 2.口を丸くあけた、「あ」の形 3.にっこりスマイルの、「い」の形

A. 答えは、「3番の にっこりスマイルの、「い」の形」です。

1番の 口をすぼめた、「う」の形ですと、シワの間に塗り残しが出来てしまいます。リップクリームを塗る時は、唇の縦ジワをよく伸ばした状態になる、3番の「い」の形にしましょう。
また、唇の乾燥対策の基本は、なめない事とリップ・クリームを塗る事です。乾燥しやすい時期は、口紅も唇への刺激となる場合がある為、塗る前にリップ・クリームでカバーしておくと安心ですね。

また、リップクリームをたっぷり塗ったあと、ラップでパックするのもおススメです。寝る前にも、たっぷりとリップクリームを塗り、部屋の湿度が50パーセントを下回る日は、加湿器を使うか、塗れたタオルをかけたまま寝るようにしましょう。

別所さん、今回も全問正解です!男性でも顔色が悪いと、特に営業職などでは仕事上の印象にかかわると仰っていましたが、まさにその通りですね。ツルツルのお肌とはならずとも、身だしなみは大切にしたいものです。リセットが効かない「糖化」。別所さんは初耳とのことでしたが、みなさんも是非覚えてくださいね。

雑誌『なごみ』2016年12月号(2016年11月28日発売 掲載ページP116~117)

特集「茶人のためのヒザケア入門(最終回)美容皮膚科でできる治療」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

茶人、骨董蒐集家など風雅な趣味人が愛読する雑誌『なごみ』のヒザケア入門は10月号・11月号と連載し、今回12月号が最終回となりました。

ヒザに限らずお肌全般によい生活習慣について美容皮膚科の立場から慶田院長が解説します

これまで、ヒザを中心に黒ずんだ肌を明るくするためのポイントをご紹介してきましたが、自宅での治療に限界を感じたら、ぜひ美容皮膚科を訪ねみてください。

美容皮膚科は、皮膚科のうち美的なトラブルや若返りに有効な治療に特化した専門医療機関です。たかが見た目のこと、健康とは無関係、と思われるかも知れませんが、近年見た目の若い方は健康であるという報告もあり、アンチエイジング治療はさらに注目されています。エステティック的イメージをお持ちの方も多いのですが、全て皮膚の病態生理を理解した医師が行うべき医療行為です。今回は美容皮膚科の選び方、そしてヒザを美しくする代表的な治療をご紹介します。ヒザの黒ずみにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

◎美容皮膚科を選ぶ2つのポイント

信頼できる美容皮膚科の医師を見分けるポイントのひとつは、皮膚全般の知識を備えているかどうか。アトピー性皮膚炎などの炎症性疾患、悪性腫瘍に自己免疫疾患、遺伝病や感染症など皮膚病は多岐にわたり、半年程度で修められるものではありません。美容医療で診るのはその中のごく一部ですが、他を知っているかどうかが患者様の安全を守ります。最低でも「日本皮膚科学会認定皮膚科専門医」と掲げている医師を選びましょう。さらに上位の資格として、「指導医」がありますが、美容に従事されていることはごく稀です。加えて、美容皮膚科に必須のレーザー治療の経験があるかどうかも重要。医療レーザーでの事故も時々報告されています。「日本レーザー医学会認定レーザー専門医」と掲げている医師は、基礎領域の専門医取得後に、より深くレーザーについて研修を積み、定期的に知識を更新しています。理想の肌に近づくため、医師選びはこのポイントを抑えましょう。なお、学会所属は研修終了の証明にはなりません。

≪ヒザを美しくする代表的な美容治療≫

◎ケミカルピーリング

フルーツ酸で少しだけ角質を溶かします。ヒザは角層が厚いのでほとんど無感覚。施術の刺激で皮膚の生まれ変わりが促されます。2週間に1度を3回ほど繰り返すと、角層の水分量が格段にアップするという臨床試験もあります。メラニンが生まれるのを抑制する効果もあるので、ヒザの黒ずみに有効です。家庭で使えるピーリング剤では弱いため、確実な効果を得たい方は、ぜひ専門の美容皮膚科で治療を受けることをおすすめします。

◎レーザー治療

皮膚の色を作るメラニン色素に反応するレーザーを照射してシミやくすみを薄くし、美白効果が得られます。「ジェントルレーズ」は黒に反応するレーザー機器で、メラニン色素をマイルドに壊すことで、ヒザの黒ずみを薄くします。皮膚のコラーゲン線維を再生させて太くする効果もあり、肌に張りが戻ります。痛みや術後の腫れなどもほとんどないので初心者向けの施術です。

是非、ご一読ください。

nagomi161201.jpgnagomi1612011.jpgnagomi161202.jpg

雑誌『リンネル』2017年1月号(11月20日発売 掲載ページP104)

特集「保湿だけでは足りなくなったら、敏感肌さんのエイジングケア」慶田院長の監修記事が掲載されました。

敏感肌さんは普通肌の人に比べ、シミ、シワ、たるみなどのエイジングサインが出やすいようです。でも、エイジングケアは刺激が強いというイメージがあるのでは?敏感肌でも安心して取り入れられるエイジングケアをご紹介します。

≪STEP:1≫まずは守りのスキンケアで肌を強く

◎エイジングケアに一発逆転はなし、日々のていねいなケアが大切!

よく耳にするエイジングとは、年齢を重ねる段階で起こる肌老化のことです。シミやちりめんジワ、表情ジワ、たるみ、ほうれい線など、肌に衰えを感じるようになったら、エイジングのサインです。敏感肌に傾いている場合は、とくに外的刺激を受けやすく、炎症を繰り返すことでエイジングサインが出やすい状態といえます。健康な肌の人よりも、アプローチの仕方を変えなければいけません。さらに、肌の変化を感じやすい30代を迎えると、仕事や家事の忙しさ、不規則な生活、ストレスなど生活習慣によってエイジングの悩みが深刻化し、ターンオーバーが乱れることでの乾燥肌が増え、トラブルになりやすいのです。

何を塗っても荒れてしまう状態では、エイジングケア製品を取り入れても意味がありせん。まずは、守りのケアを徹底することです。洗顔、保湿、UVケアなど、日々の基本的なスキンケアをていねいにすることに意識を向けましょう。深く刻まれてしまったシワやたるみなどは、セルフケアでは限界があり、ときには美容医療を取り入れた積極的なケアが必要な場合もあります。30代のうちから、エイジング対策を意識し、健やかな状態をとどめておくと10年後の肌に差がつきます。今日から意識を変えれば、未来の肌は変えていけるのです。

◎肌を強くするためにできる5つのこと

エイジングケアは日常の中でできることがたくさん!普段の心がけで、イキイキとした肌を育みましょう。

1、肌にやさしい洗顔

洗顔料は洗ったあとに肌がつっぱらないやさしい洗浄料を選びましょう。また、しっかり泡立て、泡でなでるように優しく洗うと、肌への摩擦も軽減されます。

2、保湿力を高める

化粧水だけでなく、水分を抱え込むモイスチャライザー(乳液、クリーム)を塗ると、保湿成分が角層まで届き、潤い力がアップします。

3、光老化を防ぐ

年間を通してUVケアをしましょう。UVカット効果のある乳液+ファンデをミルフィーユ塗りするとより効果的です。日に当たらないよう意識しましょう。

4、肌を錆びさせない

抗酸化作用を持つ酵素の活性が下がると、シミ、シワ、たるみの原因になります。かぼちゃやトマトなど、抗酸化作用の高い食材を積極的に食べましょう。

5、生活習慣を整える

肌をいつまでも健やかに保つには、生活習慣も大事です。ストレスやタバコ、睡眠不足や運動不足、便秘など、生活の乱れが肌老化を招いてしまいます。


是非ご一読ください。
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雑誌『美ST』2017年1月号(2016年11月17日発売 掲載ページP167、169)

特集「むくむ、むれる、乾く、気分が冴えない、意外と不快指数の高い季節!気温10℃・湿度10%に負けないカラダの冬支度」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今年も残すところ1カ月半となり、寒い冬の到来です。日に日に気温が下がり気分もどんより、朝から気分が上がらないこともあるのではないでしょうか?また、多くの女性が悩んでいる冷えやむくみ、空気の乾燥から髪や体のあちこちにダメージが押し寄せてきます。今年の冬を快適に過ごすために、ダメージに負けないカラダの冬支度を始めましょう!

≪冬のおしゃれに欠かせない「ブーツ問題」をなんとかしたい!≫

◎ムレ・臭い

ブーツの中は汗だくムレや雑菌の繁殖を防いで臭いをシャットアウト!

冬でも足は汗をかき常在菌が増えやすい!

サンダル履き、はだしの夏と比べ、冬はブーツやタイツ、靴下の重ね履きで蒸れやすいのです。そのため、皮膚の常在菌が増えやすく、皮脂や角質のたんぱく質が菌によって臭い物質に変わると悪臭になってしまいます。毎日、爪や指の間も丁寧に洗い、よく乾かしましょう。靴はローテーションで履き、乾燥させくことも大事です。

ブーツの足もケア次第、デオドラントクリームや防臭インソールなど、デオドラントアイテムがご紹介されています。また、臭いやむくみ、乾燥も着圧や防臭、保温性のある高機能タイツを選んでみてください。

≪顔だけじゃない、全身砂漠化を食い止めよ!≫

◎ひじ、ひざ、かかとのガサガサ

ひび割れ、粉ふきなどの乾燥を防いで赤ちゃんみたいなスベスベ肌に!
角層が厚くなりやすくバリア機能も低下、かかとやひじは物理的刺激から守ろうとして角層が厚くなりやすい部位です。不自然に厚くなった角質のバリア機能は脆弱で、伸縮に耐え切れずひび割れてしまうこともあります。また、冬は皮膚温が下がることもバリア機能の低下を招きます。お肌の温度のキープにも気を付けてみてください。クリームや肌なじみの良いオイルなどで全身の保湿ケアをしましょう。

その他にも、爪が割れる・静電気・のどのイガイガなどの原因と対策もご紹介されています。乾燥による冬のお悩み対策のご参考に、是非ご一読ください。

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2016年11月30日

日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年11月17日OA

「ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)の美肌とスリムの秘密 徹底検証ツアー」

?ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)"こと関ジャニ∞横山裕さん。食いしん坊なのになぜスリムで美肌なのか?そのヒントを探るため、前回は普段プラ
イベートで食べているランチメニューが紹介されました。その結果、YOKKOさんの食事は、鶏肉とたまごなど、低脂肪で肌を作るアミノ酸やたんぱく質が豊富な食
材が多いことが判明。美肌にもスリム体型維持にも最適な食習慣が慶田院長のお墨付きとなりました。

今回はファミリーレストラン「ロイヤルホスト」のメニューの中から何を選ぶのでしょうか?またまたYOKKOさんの美肌の秘密を探ることに!?慶田院長が皮
膚や美容の専門家として、初めてロケに同行し、対面で横山さんの食事内容を解説いたしました。ご出演の桐山照史さん、バービーさん、徳島えりかアナウンサーのお食
事についてもバッサリ愛ある解説をしています。進行は日本テレビ徳島アナウンサー。人気企画第五弾となりました。

〈ファンケル銀座スクエアにて〉

食事の前に現在の肌状態をチェック。

専用の測定器"全顔器"を使用して顔の写真を撮り、肌の透明感を調べます。肌の透明感は、シミや黒ずみなどを三段階の色レベルで測定。その結果をファンケル化粧
品のアドバイザーの方がカウンセリングしました。


バービーさん

バービーさんの色素沈着は、頬の高い位置や鼻に多く、紫外線の影響を受けやすいタイプのようです。また、ニキビ痕による色素沈着もみられています。酸化した皮
脂があることも明らかとなり、規則正しい生活&脂分の少ない食事をこころがけるように、との診断でした。

YOKKOさん

シミや黒ずみなどを三段階の色レベルで抽出したところ、軽度レベルのものが少々ある程度。さらに被検部位では酸化した皮脂は全く検出されませんでした。全体
的に明るい肌色で、透明感がとても高い!

さすがYOKKOさん!では、4人はどんな食事をとっているのでしょうか?

各々ファミリーレストランに行ったときによく食べている組み合わせを発表し、その栄養素について医学博士の慶田院長が解説しました。

食事内容とともに、食べる順番にも注意してみましょう。

桐山照史さん

悩み...太りやすくリバウンドもしやすい

〈生ハムとフレッシュトマトのパスタ〉

トマト、ナス、きのこ、生ハム、パルメザンチーズなどを使用。

桐山さん、食事はさっそくスパゲッティから。

トマトとナスが入っているので、ポリフェノールが豊富で、サビない肌にしてくれる効果が期待できます。とはいえパスタが前菜とは困りますね。

〈ロイヤル アンガス サーロインステーキ丼〉

2番目に食べたのは、塩コショウで味付けしてグリルしたサーロインステーキのごはん丼。ソースはグレービーソース。

お肉自体は良質たんぱくでとても良いのですが、ごはんがたっぷりな上に、甘いタレが気になります。オーダーするときにタレを少なめにしてもらうと良いですね。

〈ミニピザ〉

ステーキ丼とパスタを食べてみそ汁で流し込んだあと、ピザをスナック感覚でパクリ。

桐山さんにとって、メインはステーキ丼、パスタはスルッと食べられてしまうので前菜感覚、ミニピザはちょっとしたサイドメニューとのこと。かき込んでしっか
り噛まずにみそ汁などで流し込んでいましたが、丼物はついつい早食いになってしまうのが危険です。桐山さんはとにかく炭水化物が多すぎなので、この3品の中か
ら1品にして、野菜サラダやスープをつけましょう。

いきなりパスタから食べてしまったのも残念。まずセットに付いているサラダから食べましょう。お肉の脂、パスタやピザの糖質の吸収を穏やかにする効果が期待でき
ます。そして、ゆっくり噛んで召し上がってくださいね。

徳島アナウンサー

悩み...乾燥肌と目の下のクマ

〈野菜サラダ〉

サラダ菜、トマト、アボカド、ニンジン、ゆで卵、ブロッコリー、ポテト、チーズ、エビ、ベーコン、から揚げなどを使用。

アボカドはビタミンEや良質な脂分を含み、美肌を気にする女性の味方です。具たくさんのサラダのなかで、葉物から食べていた点が特にGoodです。

〈ハッシュドビーフのオムライス〉

ホワイトペッパーで味付けした卵をふんわり焼き上げてチキンライスを包み、濃厚ハッシュドビーフをかけたもの。

徳島さんは、比較的バランスが取れた食事といえます。ただしオムライスは少したんぱく質が少ない上にカロリーが高いので注意しましょう。徳島さんのようにお野
菜をたっぷり取っていればOKです。

お肌の乾燥とクマに悩む方にぴったりのメニューは、〈レンズ豆とチキンのグリル〉。冬の乾燥肌対策には、お肌の再生に役立つビタミンAやビタミンB2、そし
て目の下のクマには鉄分豊富な食材がおすすめです。豆類、鶏肉を使ったメニューはこれらの栄養素をを兼ね合わせた食事です。

バービーさん

悩み...肌荒れ

〈国産豚のロースかつ丼膳〉

サラダを一口食べたあと、レンゲいっぱいにすくったお肉をパクリ。

〈ハンバーグと海老フライ&カニクリームコロッケ〉

ドミグラスソースがたっぷりかかったハンバーグ、そのあとにタルタルソースもたっぷりの海老フライを食べています。タルタルソースを沢山摂取すると、それだけ
で100キロカロリーを超えてしまします。

〈フライドポテト〉

ハンバーグ、ミックスフライ、ロースかつ膳の合間にサイドメニュー感覚のポテトをマスタードたっぷりでパクパク召し上がっていました。

ポテトフライは炭水化物をさらに揚げているので、美味しいのですがどうしてもカロリーは高め。みなで分け合って食べましょう。

バービーさんは炭水化物が多い上に、揚げ物の重ねうち!最も太る組み合わせです。合計のカロリーは一日の摂取量に迫るほど。残念ながら飛びぬけてダメな選択で
す。

この中で肌荒れに最もNGなメニューは、かつ丼です。油で揚げる&甘いソース&たっぷりご飯。この脂質と糖質は、肌荒れの天敵といえますね。

YOKKOさん

ここで、実は同じロイヤルホスト内の別部屋で食事風景をモニターで見ながら解説していた慶田院長が登場! YOKKOさんの食事を生解説しました。

〈オニオンサラダ〉

もちろんYOKKOさんはベジタブルファースト。まずは野菜を食べることで、急激な血糖値の上昇を抑える効果があります。その中でも最初にお腹に入れるべき食
材は、ヘルシーな葉物と海藻類...と解説している間にYOKKOさんは、ペロリとサラダを完食してしまいました(笑)。

日本では古くから、ご飯→みそ汁→おかず→ご飯...と順番に食べる"三角食べ"がバランス良いといわれてきましたが、一品ずつ、まずはサラダをたっぷり食べ
る"コースタ食べ"が慶田院長のおすすめです。最近の研究で、摂取カロリーが同じでも、正しい順番で食べることで、太りにくく、血糖値も上がりにくくなること
が分かってきています。

〈オニオングラタンスープ〉

パンやチーズなどが入り、カロリーが心配なメニューですが...。

少量のパンが入っていますが、炭水化物も必要な栄養素。ご飯を食べないYOKKOさんにとってこれは許容範囲内。活動量があり、若くて代謝も良い若い男性にとっ
て取らなくてはいけない量なので、逆にバランスが取れているといえます。

〈ロイヤル アンガス サーロインステーキ400gおろしゆずぽん酢ソース〉

400gのジューシーなお肉!さすがのYOKKOさんも選択を間違えたのでは!?

実はステーキは、太りにくいメニュー。混ぜ物がなく、シンプルにお肉のたんぱく質をきっちりとれる点がおすすめです。ソースのなかでもポン酢は圧倒的にカロリー
が低く、こちらもGoodポイント。横山さんは男らしくワイルドにお肉を召し上がっていました。

ロイヤルホストで、特に美肌におすすめメニューをご紹介。

〈スモークサーモンと野菜の自家製テリーヌ〉

レタス、ナス、ニンジン、カボチャ、ブロッコリー、いんげん、ミニトマト、黄桃、クリームチーズ、スモークサーモン、ビーツなどを使用。

多くの野菜によるビタミン類、リコピン、サーモンのアスタキサンチンなど美肌に良い栄養が満点で彩りもきれい!慶田院長イチオシです。

YOKKOさんのメニューとその食べ方を総括すると、今回もパーフェクト!ファミレスでも美のカリスマ振りを発揮しました。健康美のためにはカロリーだけでな
く、食べる順番と内容が重要。賢く美味しく食べて、美肌とスリムなからだを作りましょう。

今回サプライズで登場した院長に、皆様とてもびっくりされていました。画面を通しては、「誰ごはん」の解説も含めると10数回お会いしているのですが、実際に間
近で拝見した感想は、ずばり、皮膚科専門医が見ても、美肌度合いは神レベルだったとのこと。放送はされていませんが、ディレクターさんからのご依頼で慶田院長が出
演者全員の診察をいたしました。透明感とキメの細かさ、毛穴の目立たなさ、そして、たるみの全く無いシルエット、肌の弾性、顔の真性靭帯の状態など総合すると、横
山さんの肌年齢は20歳くらいという印象です。流石、アイドルですね。

ぜひ、ご参考になさってください。

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2016年11月28日

出演情報:フジテレビ『その原因、Xにあり!』12月2日(金)19時~OA

フジテレビ『その原因、Xにあり!』12月2日(金)19時~OA

恵俊彰さんがMCをつとめる新番組に慶田院長が出演いたします。

身近なお悩みを取り上げ、専門家とともに"その原因"を解明し、どうすれば解決できるかを究明していく番組です。最新の美容に関する情報をスタジオ解説します。

詳しい内容はOAをお楽しみに!

どうぞお見逃しなく。

日経BP会員情報誌『et Rouge』November2016No.11(11月18日発売 掲載ページP56~59、71~72) 

特集「10年後も、今と変わらぬ肌・今以上の肌でいるために。アンチエイジングを極める、美容医療&ホームエステ。」内に、慶田院長の監修記事が掲載されました。
また、特集「私の20代、30代、40代。」では、慶田院長のアンケート記事が掲載されております。

どうしても気になるシミやシワ、たるみ!毎日思い悩むくらいなら、メスを使わない美容医療でスピーディーに解決するのも手、さらにその肌を、進化した美容家電で維持すれば、鬼に金棒です!スキンケアと美容医療と美容家電、総動員体制で10年後も綺麗な私を目指しましょう。

◎案ずるより産むが易し?シミの悩みは美容医療で解消。
できてしまったあのシミ、ファンデーションやコンシーラーで隠してはいるけど、やっぱり気になる、という人も多いのではないでしょうか。悩み続けるくらいなら、シミ治療にベストなこれからのシーズンはチャンスかもしれません。レーザーをはじめとしたシミ治療は、日焼け後など炎症のある肌にはできませんし、治療後に再発させないためには、入念な紫外線ガードが必要です。だから紫外線の強い季節より、冬に治療するほうが安心なのです。

いわゆる普通のシミ(老人性色素斑)なら、Qスイッチルビーレーザー等を用いた、1回の治療で除去することも可能ですが、治療後は1週間程度、テープでしっかり保護が必要です。それが恥ずかしいという人には、アキュチップなど別の治療法も揃っています。また、一口にシミといっても脂漏性角化症や肝斑、そばかすなど、その種類はさまざまです。それによって治療法も異なるので、まずは皮膚科専門医の診察を受けるのがお勧めです!なぜなら、患者さんのなかには、ずっとシミだと思って美白ケアに励んでいたのに、実はイボだったという例も多くあるからです。クリニックで自分のシミのタイプを知ることは、普段のスキンケアの効果を高めることにもつながります。シミを徐々に薄くするフォトフェイシャルなら、ダウンタイムや痛みもなく、ニキビや毛穴の開き、色ムラも改善し、肌にハリまで出てくるという美肌効果もあります。シミの悩みを解決し、いつでもすっぴんになれる肌が手に入れば、薄づきのファンデーションや艶肌メイクなど、もっと楽しめるはずです。

≪冬がチャンス!今年こそ、美容医療でシミと決別≫
●老人性色素斑(輪郭がはっきりしたシミ)
<推奨治療法>
・スイッチ付きレーザー(アレキサンドライト・ルビー・ヤグなど)、アキュチップ(フォトブライト)ジェントルレーズなど
<治療内容>
・スイッチ付きのレーザーをピンポイントにシミ部分に照射すれば、通常1回で除去できます。照射部位はかさぶたになり、1週間前後ではがれ落ちたら、シミのない新しい皮膚になります。ただし、かさぶたがある間はテープなどでしっかり保護する必要があります。光治療のアキュチップなら、よりマイルドでかさぶたも薄く、テープを貼る必要がありません。さらに、ダウンタイムが嫌な方、痛みに弱いという方は、ジェントルレーズなどのレーザーフェイシャル(マイルド照射)を月に1度、5~6回程度続けて、シミを徐々に薄くするという方法もあります。
●脂漏性角化症(盛り上がったザラザラしたシミ)
<推奨治療法>
CO2レーザー
・経時変化で隆起してしまったシミは、CO2レーザーで蒸散させます。イボやホクロの除去も同様に。2週間程度、テープでの保護が必要となります。
●散在する薄いシミ、雀卵斑(そばかす)
<推奨治療法>
フォトフェイシャルなどの光(IPL)治療
・光(IPL)のパワーでシミを薄くしていきます。ターンオーバーを改善し、くすみや毛穴、ニキビにも効果があります。
●肝斑(左右対称に現れる、灰色~淡褐色のシミ)
<推奨治療法>
・フォトフェイシャルなどの光(IPL)治療と 外用薬、内服薬の併用
・肝斑は、通常のレーザー治療では逆に濃くなってしまうこともあるため注意が必要です。一度で除去するのではなく、トラネキサム酸などの内服薬と、ハイドロキノンなどの外用薬による治療も併用必須となります。炎症に加え、ホルモンバランスの変化などによっても再発しやすい肝斑は、長い目でのケアが必要です。

≪初心者にもおすすめ、全方位型アンチエイジング治療≫
ケミカルピーリング<塗布>
薬剤のピーリング効果で、ターンオーバーを整え、肌全体を明るくトーンアップします。くすみの他、ニキビや毛穴の開き、肝斑のケアにも効果的です。痛みもなく、全身に施術可能で乾燥肌対策にもおすすめです。
ジェネシス<照射>
波長の長いレーザーをマイルドに照射します。肌がほんのり温まる程度の刺激で、くり返していくことでキメが整い、毛穴の目立たない、つるりとした肌になります。
●スーパーIPL<照射>
フォトフェイシャルを進化させ、従来は照射できなかった肝斑の人にも使用できます。シミ、赤み、シワ、たるみなど総合的に効果があります。
●オーロラ<照射>
光(IPL)治療に高周波(RF)を足すことで、シミを薄くして、シワやたるみを解消し、毛穴も小さく目立たなくします。
●血液オゾンバイタル&高濃度ビタミンC点滴<点滴>
採決した血液をオゾン(O3)と反応させ、再び点滴で戻すことで、エネルギー生産力を高めます。あわせて高濃度ビタミンC点滴を行えば、さらに抗酸化力がアップし、アンチエイジング効果も高まります。
水光注射(ダーマシャインなど)<注射>
ヒアルロン酸を肌に広く浅く注入することで、浅いシワがナチュラルに改善し、創傷治癒作用で肌の張りもアップします。※ボトックスも足してリフトアップ効果を加えたもの、美白成分を足したものなどもあります。

≪たるみ、シワ......。美容医療で本格的アンチエイジング≫
<照射系治療>
●高周波(RF)
スマスアップ、アポロなど
・3つの電極が作用する、トリポーラ方式の強力な高周波(RF)で肌を引き締めます。温熱効果でむくみ解消や脂肪代謝も促します。痛みもほぼないマイルドな治療です。
※2つの電極を使ったバイポーラ方式にポラリスがあります。
●高周波(RF)+針
スカーレットRF(スカーレットS)など
・高周波(RF)の熱と、25本の極細針による刺激の、ダブルの創傷治癒効果によりリフトアップ効果があります。チクチクする程度の痛みがあります。
※狭い範囲に作用するイントラセルもあります。
●高周波(RF)+レーザー
・ギャラクシーなど
・高周波(RF)+レーザーが真皮層に働きかけ、肌を引き締めます。レーザーの作用で顔の脱毛効果もあります。
●近赤外線
タイタン
・近赤外線の光と熱で、コラーゲンやエラスチンを収縮させ、再形成を促すことで、照射直後からリフトアップ効果が感じられます。レーザーと違いメラニンへの反応が少ないため、日焼けした肌でも照射できます。若干の痛みがあります。
●高周波(RF)
・サーマクール
・高周波で真皮層を約60℃に加熱し、たんぱく質を"焼く"ことにより、創傷治癒で線維芽細胞が活性化、肌全体のハリがアップし、小顔に。以前の機種より軽減されたものの、痛みは強めで、徐々に効果が現れ、半年程度継続します。
●超音波
ウルセラ、ダブロ
・超音波が表皮と真皮、さらに肌の土台となる筋膜まで到達することで、たるんだ皮膚を引き締め、強力な引き上げ効果を発揮します。サーマクールよりは軽いものの、痛みは強めです。
<注入系治療>
ヒアルロン酸注入
・ヒアルロン酸注入は、シワやへこみを"埋める"施術で、半年~1年で吸収されてしまうものと思われがちですが、実は最新の研究では、注入したヒアルロン酸のまわりでコラーゲン生成が高まることが確認されており、肌のハリを土台からつくりだす効果があるのです。目の下のクマやリフトアップにも効果的です。
ボツリヌストキシン(ボトックス)注入
筋肉の動きを和らげるボトックス注射をすることで、シワをできにくくします。また、発達したエラに注入すれば小顔になります。

<<美しい輪郭、もうあきらめない!>>
加齢とともに、どうしても気になってくるシワやたるみは、40代を迎える頃から、コラーゲン分解が進行し、産生力は一気に低下します。しかも、一度糖化してしまったコラーゲン線維は元に戻せないので、シワやたるみ、くすみの原因になります。だから産生力を底上げする、いわばコラーゲンのリモデリング作業が必要になってくるのです。
美容医療では、レーザーや光(IPL)、高周波(RF)を肌に当て、その熱作用でコラーゲン線維の生成を促す「照射系」と、直接ヒアルロン酸などを注射する「注入系」2つのアプローチがあります。まず は照射系でリフトアップを!初めての方なら、肩こりまで解消できると好評のスマスアップや、肌をぐっと引き締めるタイタンがお勧めです。毛穴が気になる人ならスカーレットRF(スカーレットS)も効果的です。ただし、痩せた人はこけて見えるサーマクールは適さないなど、相性もあるので、きちんと医師に相談することが大切です。また、ヒアルロン酸注入を組み合わせると、しぼんだ肌にハリが戻り、たるみのない輪郭を目指せます。
<<編集部厳選、たるみ対策の最高峰メニュー>>
銀座ケイスキンクリニックのヒアルロン酸注入治療「美人顔デザイン注入」をご紹介いただきました。当院では、ヒアルロン酸をただ注射するのではなく、解剖学的な見地から、骨格や肌質を計算し、ミリ単位で注入し調整します。他の治療ともバランスよく組み合わせることで、理想の輪郭に整えていきます。ヒアルロン酸注入による「リフトアップ」も叶うので一番人気の施術です。眉間やほうれい線などの深いシワに悩む人はもちろん、額の凹みや首のシワなど、あらゆる悩みをオーダーメイドで解消します。

≪私の20代、30代、40代。≫
「30歳を目前に、結婚にあせりはじめた」、「40歳を機に独立した」、そんな声をよく聞きます。例えば29歳と30歳、39歳と40歳、その差はたった1歳だけれど、その間に横たわる見えない壁を前に、私たちは自分自身を見つめ直すのです。ひょっとすると、女性は10年ごとに新陳代謝したくなる生き物なのかもしれません。そこで、さまざまな節目をどのように乗りきってきたのか、各界で活躍する女性たちにアンケートを行いまし。
Q、20代で、どのようにキャリアをスタートしたのか?その後、30代、40代、50代を迎えるごとに、ライフスタイルやキャリアは変化したか?
Q、今、思い返すと、自分にとって一番プラスになったと思う転機、逆にマイナスだった壁は何歳ごろで、どのようなものか?壁はどのように乗り越えたのか?

アンケートの詳細は、是非『et Rouge』をご覧ください。

なお、『et Rouge』は会員専用情報誌のため一般発売はございませんが、無料の定期購読ができます。ご興味ある方はこちら

ご参考に、是非ご一読ください。

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2016年11月20日

フジテレビ『ウチくる!?』 2016年11月6日OA内容


「銀座でプチ贅沢ラーメン女子会」

中山秀征さん、中川翔子さんがMCをつとめる日曜日の情報バラエティー番組。今回のメインゲストは、藤田ニコルさんです。美のカリスマ君島十和子さんとともに、美容やダイエットを気にする女性におすすめの銀座ラーメン5件を食べ歩き。慶田院長はVTR出演で、美容におすすめの栄養素について解説しました。

紹介されたラーメンはこの5件です

〈銀座 道玄 チャーギュウ麺〉

2016年6月にオープンしたばかりの、黒毛和牛ローストビーフラーメンを頂けるお店。

鶏100%のコラーゲンスープを混ぜ合わせた特製スープに、黒毛和牛の赤身肉を塩のみで味付けした特撰ローストビーフがたっぷり盛り付けられています。

⇒鶏ダシからとったコラーゲンスープは、お肌にハリを与えるプルプル効果が期待できます。牛肉の赤身もお肌の元になる良質なアミノ酸が豊富で、女性にうれしい栄養素。美肌効果が期待できそうなラーメンです。

〈ふぐだし潮 八代目けいすけ ふぐだし潮らーめん〉

こちらも2016年3月オープンしたばかり。高級食材「ふぐ」を用いたラーメン店。

三種のふぐからダシを取った塩だれスープと、全粒粉の麺を使用。さらにトッピングにも昆布絞めのふぐ身をのせた、ふぐたっぷりヘルシーラーメンです。スープをふぐ飯にかけて茶漬けを頂くこともできます。

⇒ふぐのスープと身は、高たんぱく低カロリーで美肌にもダイエットにもオススメです。全粒粉は、普通の中華麺より糖分の吸収を抑えるため、お肌の糖化を抑えるのにも役立ちます。脂が少なくてもだしの旨みが効いていればお腹も心も満たされそうです。

〈銀座 ル・コチア トリュフヌードル〉

鶏と自社農園で育てた野菜から出汁をとった塩味のラーメン。スープにはトリュフと秘伝のタレが使われています。トッピングにたっぷりのスライスしたトリュフをのせたランチ限定メニュー。トリュフの香りを楽しむために、乳脂肪分が低い生クリームを入れて洋風に変化させたり、スープにバゲットを浸して食べたりと味の変化を楽しむこともできます。一軒家フレンチのおしゃれな店内も女性客向けですね。

⇒トリュフはジアスターゼを含み、炭水化物の吸収を助ける働きがあります。キノコですから食物繊維も豊富。何より気分が高揚しそうな一品です。

〈銀座 風見 酒粕濃厚そば〉

鶏ガラと豚骨の合わせ白湯に、牡蠣とアサリの醬油だれ、酒粕をたっぷり入れたスープを使用。小松菜、三つ葉、油揚げ、卵などをトッピングした京風ラーメン。

⇒酒粕は、たんぱく質とビタミンB群が豊富で、肌の潤いを保ちます。酒粕などに含まれるたんぱく質の一種、レジスタントプロテインは、食物中の油を吸着して排泄させるので、血中コレステロール値の改善、ダイエット効果が期待できます。

〈ジョーズ シャンハイ ニューヨーク 銀座店 フカヒレ金糸の煮込みつゆそば〉

コンソメと鶏白湯のスープには、たっぷりのフカヒレ、タケノコ、鶏ムネ肉などを使用。

⇒フカヒレは高たんぱく低脂肪でお肌にもダイエットにも良い食材です。コラーゲンが豊富でお肌の潤いを保つ効果が期待できます。

〈APPLE&GINGER ジンジャーショット 渋谷区〉

りんごと生姜にこだわった、フレッシュジューススタンドカフェ。

⇒生姜を摂取すると、新陳代謝を促進し、抗酸化作用でシミやシワを予防。お肌のくすみを抑えて、若々しさを保つ効果が期待できます。また、代謝を上げるためダイエットにおすすめです。

慶田朋子院長が美肌作りにおすすめのおやつとして、「蒸し大豆」を紹介しました。

大豆は良質のたんぱく質、カルシウム、鉄、ビタミンB1が豊富でお肌のために良い食材です。食物繊維が豊富で、ダイエットにもおすすめ。水煮の大豆に比べて大豆イソフラボンやサポニンなど美容によい成分の流出が少なく、効率良く摂れる点も優秀です。

韓国で話題のデトックスウォターの「フォンダンウォーター」は、ドライフルーツを炭酸水に30分漬けたもの。ドライフルーツはカリウム、鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、銅、リンなどのミネラルやポリフェノール類が濃縮する分、生の果物よりも効率よく補給でききます。

藤田ニコルさんがダイエットでよく食べていたキュウリは、カリウムが豊富でむくみをとる作用があります。ただし、紫外線への感受性を高めるソラレンが豊富で、日中食べるとシミを増やす原因になるため注意しましょう。日に当たる朝は避けて夜に食べるのがおすすめ。また、お肌のためには、漬け物で召し上がると醗酵食品の乳酸菌が取れるのでおすすめです。

ぜひ、ご参考になさってください。

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2016年11月17日

雑誌『PRESIDENT WOMAN/プレジデントウーマン』2016年12月号 (11月7日発売 掲載ページP86~87)

特集「ストレスにも揺るがない ぷるんと潤う肌はヨーグルトでインナーケアで育てる」
肌の乾燥は、外から塗って保湿するのが一般的です。ところが最近の研究では、体の内側からケアすることが、肌にとって重要なことがわかってきました。〝腸美活〟に欠かせない乳酸菌の代表格「ヨーグルト」。特に乾燥肌や腸内環境を整える「機能性ヨーグルト」を食べることが、美肌づくりにも効果的です。

〈機能性ヨーグルトで乾燥肌&腸内環境が改善!〉
ここ数年、免疫力アップや生活習慣病の予防など多彩な効能をもつ「機能性ヨーグルト」が人気を集めています。そんななか、乾燥肌や敏感肌が気になる女性にぴったりなのが、「コラーゲンペプチド」と「ミルクセラミド」を配合した機能性ヨーグルトです。
「コラーゲンペプチド」とは、フィッシュコラーゲンを低分子化し、腸壁からの吸収率を高めたもの。食べることで、肌の弾力を決める真皮のコラーゲン線維を合成させる酵素の活性を高め、肌の水分量も上げてくれます。
一方、「ミルクセラミド」は、その名の通り牛乳由来のセラミド。肌は外界の刺激から体を守るバリア。その主役である角層には保水機能があるので、肌は潤い、しなやかさを保っています。そして、保水機能の約8割を担うのが、セラミドに代表される角質細胞間脂質です。ミルクセラミドを摂取すると、角層でセラミドの合成が高まり、乾燥肌の改善につながります。
肌の保湿に欠かせない要素は、角質の皮脂膜、天然保湿因子、角質細胞間脂質の3つ。特に角質細胞間脂質は、水を抱えつつ細胞同士をぴったりとくっつけ、水を漏らさない緻密なバリアとなって肌を守ります。逆にこのバリア機能が弱まると乾燥肌になったり、外部刺激を受けやすい肌状態に。

「コラーゲンペプチド」、「ミルクセラミド」これら2つの成分を強化したヨーグルトを、乾燥肌で便秘の女性32人に4週間、1日1回75gを食べてもったところ、乾燥の度合いが高かった人ほど、肌から蒸発する水分量が減少。反対に角層の水分量は増え、乾燥肌が改善しました。また、これらの成分はヨーグルトと一緒に摂ると吸収率が上がるというデータがあり、それぞれを単体で摂るより、ヨーグルトに混ぜることで保水機能がよりアップします。

さらに、この実験では、ヨーグルトを食べ始めて1週間ほどで、ほとんどの人の便秘が改善しました。便秘になると腸内に悪玉菌が増え、肌荒れの一因となる腐敗産物が血中に増えます。働く女性はストレスが多いもの。ストレスは過敏性腸症候群や便秘といった腸の不調を引き起こします。ヨーグルトを食べて腸内環境が整えば、肌トラブルも解消されるというわけです。
加えて、コラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトは、紫外線に対する抵抗力を上げるというデータも。この機能性ヨーグルトは、光老化の防止にも役立つのです。商品名はmeijiのアミノコラーゲンヨーグルトです。秋冬の乾燥肌対策に召し上がってくださいね。

〈美肌Q&A〉
Q1.どのヨーグルトを食べても美肌効果はありますか?
A.乳酸菌を含むヨーグルトは腸内環境を整え、便秘など腸の不調からくる肌荒れを解消します。ただ、乾燥肌に悩む人には、肌の保水力を高める「コラーゲンペプチド」と「ミルクセラミド」配合のヨーグルトがおすすめです。

Q2.毎日食べないとダメですか?
A.毎日ヨーグルトを食べることで腸内の善玉菌が増え、便秘が解消されますが、1週間食べるのをやめると、悪玉菌と善玉菌の割合が元に戻るというデータが。美肌をキープしたいなら、毎日食べ続けることが大切です。

Q3.かなりの乾燥肌でも効果はありますか?
A.「コラーゲンペプチド」と「ミルクセラミド」配合のヨーグルトを4週間食べると、アトピー性皮膚炎など皮膚の炎症の指標となる検査値(TARC)が低下。軽度の乾燥でも皮膚の内部では炎症が生じており、これがヨーグルトの摂取で改善されるという興味深い結果が明らかになっています。重度の乾燥肌にも期待がもてます。

Q4.ヨーグルトパックで保湿はかないますか?
A.ヨーグルトパックにはマイルドなピーリング効果があります。しかし、医療機関のケミカルピーリングに比べ効果は弱いうえ、塗った部分にしか効きません。ヨーグルトは食べることで全身の保水力が上がり、効率的に保湿効果が得られるといえます。

化粧品による外側からのケアは、基本的に肌の表層を保湿するもの。バランスのいい食事を心がけ、ヨーグルトを積極的に摂るインナーケアを習慣にすることで体の内側から潤い、みずみずしい美肌がつくられるのです。
何より、ヨーグルトはおいしくてリーズナブルなため、手軽に続けられるのが大きな魅力。加熱したり、胃酸の影響が強い空腹時に食べても、効果は十分あるので、いつでも好きな食べ方で楽しめます。

是非、ご一読ください。

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雑誌『GLITTER』2016年12月号(11月7日発売 掲載ページP98)

特集『他力本願!てっとり早く美容医療にお任せ 美容皮膚科でピーチヒップ&美クビレを完成!』に当院の「美尻集中治療」が紹介されました。

ダイエット一辺倒はもう古い!最近のトレンドは健康的で女性らしいカーヴィーライン。ヒップアップにはストレッチや筋トレもひっすですが、美容医療の手を借りるのもアリですよ!
銀座ケイスキンクリニックの「美尻集中治療は、ぷるんと魅力的なピーチヒップを造る神施術として人気のメニューです。
「ケミカルピーリング」と「ジェントルレーズ照射」でくすみやざらつき、産毛を解消したあと、「ジェネシス」で肌のキメを整えてハリを高めます。これで、いつまでも触っていたいと思わせる滑らかでしっとりした手触りに。ラストは高周波(RF)と電気刺激(DMA)による痩身マシン「スマスアップ」で不要な脂肪・セルライトを除去しヒップアップ!熱治療によるコラーゲン生成効果で、ヒップアップ効果に加え、肌質もグンと良くなります。これら4つの治療を同じ日に行うことで治療効果は最大に。

ヒップデザインに欠かせない、太ももやウエスト、腰の脂肪を減らしたい場合は、「脂肪溶解注射」をオプションで組み合わせるのがおすすめです。小中高大とアトリエに通い、デッサン力や美的センスを鍛えた慶田院長が、取るべき脂肪と残すべき脂肪をミリ単位で見極め、繊細に仕上げて参ります。

美容医療によるボディーメイク術を是非、ご体験ください。

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2016年11月11日

J-WAVE「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」OA情報のお知らせ

J-WAVE「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」OA情報のお知らせ

11月14日、21日(月)朝6時30分〜OA

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組『サンスター Pleasure Pick Up!』のコーナーに、慶田院長が出演いたします。

毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。

2週にわたり「健康」と「美容」にまつわるクイズを出題いたします。

放送時間は、番組最初の6時30分~6時40分、J-WAVE は、81.3FMです。

どうぞお見逃しなく。

2016年11月10日

雑誌『Marisol(マリソル)』2016年12月号(11月7日発売 掲載ページP212~219)

特集「このまま乾き続けていたら、10年後の肌はお先真っ暗?!乾かない女になるための本気の保湿三段活用」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

パサパサ、カサカサ、やってきました、乾燥の季節!
この乾燥、放っておくと、老化まで引き起こすのだから侮れません。与える、留める、育てる保湿3段活用で即、乾きから脱出。

〈乾燥=エイジングの崖っぷち。アラフォーは保湿ケアの頑張りどき!〉
肌が乾くと、まずキメの状態が悪くなります。透明感が失われ、チリメンジワも目立ちます。さらに刺激に弱くなり、炎症を起こして、老化が進んでしまうこともあります。つまり乾燥はさまざまなトラブルやエイジングの引き金にもなるのです。

◎そもそも乾燥はなぜ起きるの? 
角層の細胞の間には細胞間脂質があって、細胞同士を接着してバリアを形成しています。たとえると細胞がレンガ、細胞間脂質がセメントのようなものですね。肌が乾くということは、このバリアが弱まっているということなのです。バリアが低下すれば、肌内部の水分が蒸発しやすくなり、乾きが加速。うるおいキープのためバリアは不可欠な存在なのです。

◎乾燥してしまったらどうすればよいのか?
保湿ケアでバリアを保ちましょう。洗顔時に、洗いすぎや摩擦に注意すること、老化や乾燥の原因にもなる紫外線対策を徹底することも必須です。
これから先も美肌でいたいなら、アラフォーは保湿ケアの頑張りどきです!
女性の肌は30代後半から皮脂量が減り、ターンオーバーの力も落ちてきます。40代半ばから更年期が始まり、うるおい保持に関係する女性ホルモンも減少。肌状態は悪くなる一方です。乾きやすい今だから、対策に励まないと! また年齢を重ねるほど、肌には個人差が出てくるし、ことに40代はそれまでの暮らし方が肌に現れるというから怖い!40歳の肌状態を47歳でキープできれば、7歳若返ったのと同じこと。一度落ちた肌コンディションを元に戻すのは大変なので、転げ落ちる坂道をゆるやかにする努力をしましょう。それこそがアンチエイジングなのです。
とはいえ、闇雲に保湿しても乾きはおさまらない。そこで今回提案したいのが、与える、留める、育むという保湿の三段活用!段階を踏んで保湿して、効率的に枯れない女へ前進!

〈乾燥が続くと10年後にはこんなことに...!?〉
●シワが増える
表情のせいで肌が折りたたまれてクセになっているところに、乾燥が加わってクセが固定化。ケアせずにおけば、消えない本格的なシワが出現!
●キメの乱れ
乾きによって肌表面のキメが乱れたり、ゴワっとしたり。ひどくなると、角層の表面がめくれ上がって、ガサガサした粉吹き状態へ一直線。
●敏感化
乾いている肌=バリアの弱い肌は、外から異物が侵入しやすく、炎症を起こしやすい。炎症を繰り返すうちに、エイジングだって進んでしまう。
●透明感を失う
コンディションが悪く、キメが乱れた肌は、光がきれいに反射されず、スムーズに透過されない。よってどよ〜んとグレイッシュなくすみ顔に。
●たるみ進行
脂肪や筋肉との関連が深いトラブルであるため、乾燥が直接の原因ではないものの、乾くことで肌表面にハリが失われ、ゆるんで感じられる。

◎アラフォーの肌は乾いてる?
・肌が乾いていると感じる人が約9割!
「自分の肌が乾燥していると思いますか?」という問いには9割近い人がYesと回答。Noと答えた人はたったの5%という結果に。
・10年前より乾くと感じる人は9割以上
「10年前に比べて乾燥を感じることは多くなりましたか?」と聞いた結果がコレ。シワ、くすみ、ごわつきで乾燥を感じる人も多し。
・冬だけでなく年中乾くのがアラフォー
「肌が特に乾燥すると感じる時期はいつですか?」と尋ねると、冬がダントツ。とはいえ1年中乾いているのがマリソル世代の宿命!?

≪乾いた大地には何も入らない!"与える保湿"≫
保湿三段活用、最初に実行すべきは与える保湿。肌がうるおいを受け入れる仕込みをするところから始めましょう。

◎怒涛の水分攻撃でふかふか肌を取り戻す。
ここからは保湿三段活用その1。肌がカラッカラに乾いてしまったとき、まずはどうする? 答えは、水分をふんだんに与えて柔らかくし、後のケアを引き込める肌にすること。畑の土が乾いていると、何も受けつけないように、乾きすぎた肌にはいくら栄養満点のケアを与えても入っていきません。ローションやブースターで肌を耕し、土台をつくるのが先決です。
ローションは手でつけましょう。というのもコットンを使うと、どうしてもこすってしまいがちだから。そして最後に肌に手を密着させて、浸透させます。また、量をケチるのも禁物です。たっぷりつけて、肌がうるおいであふれる幸せを感じてください!

●与える保湿のポイント
・初めに肌を耕し、後のケアを引き込みやすく
・量の少ないケチケチ使いはご法度
・手でつけて、肌を包み込んで浸透させて
・ローションのみでケア終了はNG、乳液でフタを

≪逃げるうるおいをつなぎとめる!"留める保湿"≫
乾く=バリアが弱い肌は今すぐ手当。油分を含むケアを使いこなしてこそ、枯れない女の面目躍如!

◎バリアチャージでうるおいが居座る肌に。
ローションで肌が耕されたら、次は三段活用、その2。いつものケアを、うるおいを留める効果の高い乳液やクリームに変えてみましょう。肌表面を包み込んでバリアを補い、内側のうるおいをがっちり逃さない、と同時に保湿成分が浸透してうるおいチャージしてくれるから、保湿感はマックスに! 乳液は保湿&肌を柔らかくする、クリームは保湿&リペアするという違いもあるので、自分の肌と相談して選びましょう。
つける際には、手のひらで温めてから、中指と薬指の腹を使って優しくなじませ、手のひらを密着させて浸透させます。目まわりなど細かいパーツにつけるときは、力の入る人差し指を避けて、薬指の腹を使います。

●"留める保湿"のポイント
・乳液=肌を柔軟、クリーム=リペア
・手で温めてつけると、なじみアップ
・顔全体には中指と薬指、細かい部分は薬指で
・最後に手を密着させて、浸透させる

≪自分の力でうるおえる肌が最高"育てる保湿"≫
保湿とは与えるケア、と考えるあなたはまだ甘い。本当の保湿肌=自分でうるおえる肌になるには?
◎肌の基礎体力を高めて、真に枯れない女を目指す。
ここまでやっただけでも、肌の乾きはかなり改善できたはずだけど、真の枯れない女を目指すならもう一声!三段活用、その3、「自分でうるおえる肌」育成を。肌は本来、外から何かを与えなくてもうるおいをつくる力を持っているものです。しかし、加齢でそのパワーはダウン。そこで美容液で肌体力をアップしたり、オイルでのマッサージで巡りを改善したりして、うるおい生成力を高めようという作戦です。美容液は、ローションを塗ってすぐではなく、一呼吸おいてからつけたほうが、なじみがよくなります。オイルは洗顔直後やケアの終わりにつけてマッサージ。もしくは多めの量を塗ってマスク替わりにもおすすめです。

●"育てる保湿"のポイント
・肌体力増強はうるおえる肌への近道と心得よ
・美容液は血行や自浄サイクルを高めるものを
・オイルマッサージで巡り改善も、保湿強化に
・ローションと美容液の間は少し時間をあけて

乾燥が気になる季節になりました。
是非、参考にご一読下さい。

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2016年11月 5日

2016年(10月〜12月)のメディア掲載情報

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雑誌『婦人画報』2017年1月号(2016年12月1日発売 掲載ページP306)

特集「今月の要観察、肌遺伝子検査」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

≪9種類15パターンの遺伝子から、シミ、シワ、乾燥、脂性、毛穴のリスクを診断。最適な予防ケアがわかります!≫

◎遺伝子検査技術の進歩で肌質関連遺伝子をより正確に簡単に調べます! 

美容皮膚科では、「自分に最適なスキンケアを知りたい」「自分の肌にはどんな美容医療が適しているの?」「アンチエイジングにどんなサプリメントを飲めばいいの?」と尋ねる女性が多い一方で、自分の思い込みで肌質やケア方法を判断している人も少なくありません。肌老化は環境因子と遺伝因子が複雑に絡み合って進んでいきます。自分の遺伝的素因を知ることは、環境因子の何にどう気をつけたらよいのかがわかり、最適な無駄のないケアにつながります。現在、遺伝子検査技術の進歩により、肌質に関連する遺伝子をより正確に簡単に調べる検査ができてきています。これまでの美容の遺伝子検査は3~4種類の遺伝子から判断するものがほとんどでした。しかし最近発表された「DNA BEAUTY遺伝子検査」では9種類15パターンの遺伝子を検査することで、「シミ・そばかす」「シワ・たるみ」「乾燥肌・敏感肌」「脂性肌」「毛穴開大」のカテゴリー別に、遺伝子リスクがわかるようになりました。

◎優先すべきケアを無駄なく効率よく選択できます!

もちろん肌質は遺伝子情報だけで100%決定されるわけではなく、生活習慣、外的要因にも大きく影響を受けます。しかし、その前提に立った上でも遺伝子検査を受けるメリットが複数あります。まず、遺伝子は不変なので一度受ければ、一生涯に渡る客観的な肌情報を入手できます。また、弱点を知ることで早期に対策を立て、リスク回避することが可能となります。さらに多くのケア方法や美容医療がある中、優先すべきケアを選択できることです。無駄なく効率の良いスキンケア選びのために、試してみてください。

≪遺伝子に基づいた肌リスクは5つの評価からチェック≫

遺伝子検査結果は、次の5つのカテゴリー総合評価「シミ・そばかすリスク」「シワ・たるみリスク」「乾燥肌・敏感肌リスク」「脂性肌リスク」「毛穴開大リスク」に加えて、さらに別に詳細な結果とそれに基づいたテーラーメイドの肌ケアアドバイスが届きます。体の外側からのケアとしては、5カテゴリーごとにリスクに合わせた化粧品の選び方、スキンケアの仕方を。体の内側からのケアとしては、摂るべき栄養素や摂り方が記載されています。


当院では、肌遺伝子検査結果に基づいた美容医療のアドバイスもさせていただき、ご好評いただいています。

検査料金は10800円(税込み)とリーズナブル。結果は永久保存版です。

別途初診料、再診料がかかりますが、施術を同日に受けると無料になります。

是非ご一読ください。

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雑誌『なごみ』2016年12月号(2016年11月28日発売 掲載ページP116~117)

特集「茶人のためのヒザケア入門(最終回)美容皮膚科でできる治療」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

茶人、骨董蒐集家など風雅な趣味人が愛読する雑誌『なごみ』のヒザケア入門は10月号・11月号と連載し、今回12月号が最終回となりました。

ヒザに限らずお肌全般によい生活習慣について美容皮膚科の立場から慶田院長が解説します

これまで、ヒザを中心に黒ずんだ肌を明るくするためのポイントをご紹介してきましたが、自宅での治療に限界を感じたら、ぜひ美容皮膚科を訪ねみてください。

美容皮膚科は、皮膚科のうち美的なトラブルや若返りに有効な治療に特化した専門医療機関です。たかが見た目のこと、健康とは無関係、と思われるかも知れませんが、近年見た目の若い方は健康であるという報告もあり、アンチエイジング治療はさらに注目されています。エステティック的イメージをお持ちの方も多いのですが、全て皮膚の病態生理を理解した医師が行うべき医療行為です。今回は美容皮膚科の選び方、そしてヒザを美しくする代表的な治療をご紹介します。ヒザの黒ずみにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

◎美容皮膚科を選ぶ2つのポイント

信頼できる美容皮膚科の医師を見分けるポイントのひとつは、皮膚全般の知識を備えているかどうか。アトピー性皮膚炎などの炎症性疾患、悪性腫瘍に自己免疫疾患、遺伝病や感染症など皮膚病は多岐にわたり、半年程度で修められるものではありません。美容医療で診るのはその中のごく一部ですが、他を知っているかどうかが患者様の安全を守ります。最低でも「日本皮膚科学会認定皮膚科専門医」と掲げている医師を選びましょう。さらに上位の資格として、「指導医」がありますが、美容に従事されていることはごく稀です。加えて、美容皮膚科に必須のレーザー治療の経験があるかどうかも重要。医療レーザーでの事故も時々報告されています。「日本レーザー医学会認定レーザー専門医」と掲げている医師は、基礎領域の専門医取得後に、より深くレーザーについて研修を積み、定期的に知識を更新しています。理想の肌に近づくため、医師選びはこのポイントを抑えましょう。なお、学会所属は研修終了の証明にはなりません。

≪ヒザを美しくする代表的な美容治療≫

◎ケミカルピーリング

フルーツ酸で少しだけ角質を溶かします。ヒザは角層が厚いのでほとんど無感覚。施術の刺激で皮膚の生まれ変わりが促されます。2週間に1度を3回ほど繰り返すと、角層の水分量が格段にアップするという臨床試験もあります。メラニンが生まれるのを抑制する効果もあるので、ヒザの黒ずみに有効です。家庭で使えるピーリング剤では弱いため、確実な効果を得たい方は、ぜひ専門の美容皮膚科で治療を受けることをおすすめします。

◎レーザー治療

皮膚の色を作るメラニン色素に反応するレーザーを照射してシミやくすみを薄くし、美白効果が得られます。「ジェントルレーズ」は黒に反応するレーザー機器で、メラニン色素をマイルドに壊すことで、ヒザの黒ずみを薄くします。皮膚のコラーゲン線維を再生させて太くする効果もあり、肌に張りが戻ります。痛みや術後の腫れなどもほとんどないので初心者向けの施術です。

是非、ご一読ください。

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雑誌『リンネル』2017年1月号(11月20日発売 掲載ページP104)

特集「保湿だけでは足りなくなったら、敏感肌さんのエイジングケア」慶田院長の監修記事が掲載されました。

敏感肌さんは普通肌の人に比べ、シミ、シワ、たるみなどのエイジングサインが出やすいようです。でも、エイジングケアは刺激が強いというイメージがあるのでは?敏感肌でも安心して取り入れられるエイジングケアをご紹介します。

≪STEP:1≫まずは守りのスキンケアで肌を強く

◎エイジングケアに一発逆転はなし、日々のていねいなケアが大切!

よく耳にするエイジングとは、年齢を重ねる段階で起こる肌老化のことです。シミやちりめんジワ、表情ジワ、たるみ、ほうれい線など、肌に衰えを感じるようになったら、エイジングのサインです。敏感肌に傾いている場合は、とくに外的刺激を受けやすく、炎症を繰り返すことでエイジングサインが出やすい状態といえます。健康な肌の人よりも、アプローチの仕方を変えなければいけません。さらに、肌の変化を感じやすい30代を迎えると、仕事や家事の忙しさ、不規則な生活、ストレスなど生活習慣によってエイジングの悩みが深刻化し、ターンオーバーが乱れることでの乾燥肌が増え、トラブルになりやすいのです。

何を塗っても荒れてしまう状態では、エイジングケア製品を取り入れても意味がありせん。まずは、守りのケアを徹底することです。洗顔、保湿、UVケアなど、日々の基本的なスキンケアをていねいにすることに意識を向けましょう。深く刻まれてしまったシワやたるみなどは、セルフケアでは限界があり、ときには美容医療を取り入れた積極的なケアが必要な場合もあります。30代のうちから、エイジング対策を意識し、健やかな状態をとどめておくと10年後の肌に差がつきます。今日から意識を変えれば、未来の肌は変えていけるのです。

◎肌を強くするためにできる5つのこと

エイジングケアは日常の中でできることがたくさん!普段の心がけで、イキイキとした肌を育みましょう。

1、肌にやさしい洗顔

洗顔料は洗ったあとに肌がつっぱらないやさしい洗浄料を選びましょう。また、しっかり泡立て、泡でなでるように優しく洗うと、肌への摩擦も軽減されます。

2、保湿力を高める

化粧水だけでなく、水分を抱え込むモイスチャライザー(乳液、クリーム)を塗ると、保湿成分が角層まで届き、潤い力がアップします。

3、光老化を防ぐ

年間を通してUVケアをしましょう。UVカット効果のある乳液+ファンデをミルフィーユ塗りするとより効果的です。日に当たらないよう意識しましょう。

4、肌を錆びさせない

抗酸化作用を持つ酵素の活性が下がると、シミ、シワ、たるみの原因になります。かぼちゃやトマトなど、抗酸化作用の高い食材を積極的に食べましょう。

5、生活習慣を整える

肌をいつまでも健やかに保つには、生活習慣も大事です。ストレスやタバコ、睡眠不足や運動不足、便秘など、生活の乱れが肌老化を招いてしまいます。


是非ご一読ください。
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雑誌『美ST』2017年1月号(2016年11月17日発売 掲載ページP167、169)

特集「むくむ、むれる、乾く、気分が冴えない、意外と不快指数の高い季節!気温10℃・湿度10%に負けないカラダの冬支度」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今年も残すところ1カ月半となり、寒い冬の到来です。日に日に気温が下がり気分もどんより、朝から気分が上がらないこともあるのではないでしょうか?また、多くの女性が悩んでいる冷えやむくみ、空気の乾燥から髪や体のあちこちにダメージが押し寄せてきます。今年の冬を快適に過ごすために、ダメージに負けないカラダの冬支度を始めましょう!

≪冬のおしゃれに欠かせない「ブーツ問題」をなんとかしたい!≫

◎ムレ・臭い

ブーツの中は汗だくムレや雑菌の繁殖を防いで臭いをシャットアウト!

冬でも足は汗をかき常在菌が増えやすい!

サンダル履き、はだしの夏と比べ、冬はブーツやタイツ、靴下の重ね履きで蒸れやすいのです。そのため、皮膚の常在菌が増えやすく、皮脂や角質のたんぱく質が菌によって臭い物質に変わると悪臭になってしまいます。毎日、爪や指の間も丁寧に洗い、よく乾かしましょう。靴はローテーションで履き、乾燥させくことも大事です。

ブーツの足もケア次第、デオドラントクリームや防臭インソールなど、デオドラントアイテムがご紹介されています。また、臭いやむくみ、乾燥も着圧や防臭、保温性のある高機能タイツを選んでみてください。


≪顔だけじゃない、全身砂漠化を食い止めよ!≫

◎ひじ、ひざ、かかとのガサガサ

ひび割れ、粉ふきなどの乾燥を防いで赤ちゃんみたいなスベスベ肌に!
角層が厚くなりやすくバリア機能も低下、かかとやひじは物理的刺激から守ろうとして角層が厚くなりやすい部位です。不自然に厚くなった角質のバリア機能は脆弱で、伸縮に耐え切れずひび割れてしまうこともあります。また、冬は皮膚温が下がることもバリア機能の低下を招きます。お肌の温度のキープにも気を付けてみてください。クリームや肌なじみの良いオイルなどで全身の保湿ケアをしましょう。

その他にも、爪が割れる・静電気・のどのイガイガなどの原因と対策もご紹介されています。乾燥による冬のお悩み対策のご参考に、是非ご一読ください。


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日経BP会員情報誌『et Rouge』November2016No.11(11月18日発売 掲載ページP56~59、71~72)

特集「10年後も、今と変わらぬ肌・今以上の肌でいるために。アンチエイジングを極める、美容医療&ホームエステ。」内に、慶田院長の監修記事が掲載されました。
また、特集「私の20代、30代、40代。」では、慶田院長のアンケート記事が掲載されております。

どうしても気になるシミやシワ、たるみ!毎日思い悩むくらいなら、メスを使わない美容医療でスピーディーに解決するのも手、さらにその肌を、進化した美容家電で維持すれば、鬼に金棒です!スキンケアと美容医療と美容家電、総動員体制で10年後も綺麗な私を目指しましょう。

◎案ずるより産むが易し?シミの悩みは美容医療で解消。
できてしまったあのシミ、ファンデーションやコンシーラーで隠してはいるけど、やっぱり気になる、という人も多いのではないでしょうか。悩み続けるくらいなら、シミ治療にベストなこれからのシーズンはチャンスかもしれません。レーザーをはじめとしたシミ治療は、日焼け後など炎症のある肌にはできませんし、治療後に再発させないためには、入念な紫外線ガードが必要です。だから紫外線の強い季節より、冬に治療するほうが安心なのです。

いわゆる普通のシミ(老人性色素斑)なら、Qスイッチルビーレーザー等を用いた、1回の治療で除去することも可能ですが、治療後は1週間程度、テープでしっかり保護が必要です。それが恥ずかしいという人には、アキュチップなど別の治療法も揃っています。また、一口にシミといっても脂漏性角化症や肝斑、そばかすなど、その種類はさまざまです。それによって治療法も異なるので、まずは皮膚科専門医の診察を受けるのがお勧めです!なぜなら、患者さんのなかには、ずっとシミだと思って美白ケアに励んでいたのに、実はイボだったという例も多くあるからです。クリニックで自分のシミのタイプを知ることは、普段のスキンケアの効果を高めることにもつながります。シミを徐々に薄くするフォトフェイシャルなら、ダウンタイムや痛みもなく、ニキビや毛穴の開き、色ムラも改善し、肌にハリまで出てくるという美肌効果もあります。シミの悩みを解決し、いつでもすっぴんになれる肌が手に入れば、薄づきのファンデーションや艶肌メイクなど、もっと楽しめるはずです。

≪冬がチャンス!今年こそ、美容医療でシミと決別≫
●老人性色素斑(輪郭がはっきりしたシミ)
<推奨治療法>
・スイッチ付きレーザー(アレキサンドライト・ルビー・ヤグなど)、アキュチップ(フォトブライト)ジェントルレーズなど
<治療内容>
・スイッチ付きのレーザーをピンポイントにシミ部分に照射すれば、通常1回で除去できます。照射部位はかさぶたになり、1週間前後ではがれ落ちたら、シミのない新しい皮膚になります。ただし、かさぶたがある間はテープなどでしっかり保護する必要があります。光治療のアキュチップなら、よりマイルドでかさぶたも薄く、テープを貼る必要がありません。さらに、ダウンタイムが嫌な方、痛みに弱いという方は、ジェントルレーズなどのレーザーフェイシャル(マイルド照射)を月に1度、5~6回程度続けて、シミを徐々に薄くするという方法もあります。
●脂漏性角化症(盛り上がったザラザラしたシミ)
<推奨治療法>
CO2レーザー
・経時変化で隆起してしまったシミは、CO2レーザーで蒸散させます。イボやホクロの除去も同様に。2週間程度、テープでの保護が必要となります。
●散在する薄いシミ、雀卵斑(そばかす)
<推奨治療法>
フォトフェイシャルなどの光(IPL)治療
・光(IPL)のパワーでシミを薄くしていきます。ターンオーバーを改善し、くすみや毛穴、ニキビにも効果があります。
●肝斑(左右対称に現れる、灰色~淡褐色のシミ)
<推奨治療法>
・フォトフェイシャルなどの光(IPL)治療と 外用薬、内服薬の併用
・肝斑は、通常のレーザー治療では逆に濃くなってしまうこともあるため注意が必要です。一度で除去するのではなく、トラネキサム酸などの内服薬と、ハイドロキノンなどの外用薬による治療も併用必須となります。炎症に加え、ホルモンバランスの変化などによっても再発しやすい肝斑は、長い目でのケアが必要です。

≪初心者にもおすすめ、全方位型アンチエイジング治療≫
ケミカルピーリング<塗布>
薬剤のピーリング効果で、ターンオーバーを整え、肌全体を明るくトーンアップします。くすみの他、ニキビや毛穴の開き、肝斑のケアにも効果的です。痛みもなく、全身に施術可能で乾燥肌対策にもおすすめです。
ジェネシス<照射>
波長の長いレーザーをマイルドに照射します。肌がほんのり温まる程度の刺激で、くり返していくことでキメが整い、毛穴の目立たない、つるりとした肌になります。
●スーパーIPL<照射>
フォトフェイシャルを進化させ、従来は照射できなかった肝斑の人にも使用できます。シミ、赤み、シワ、たるみなど総合的に効果があります。
●オーロラ<照射>
光(IPL)治療に高周波(RF)を足すことで、シミを薄くして、シワやたるみを解消し、毛穴も小さく目立たなくします。
●血液オゾンバイタル&高濃度ビタミンC点滴<点滴>
採決した血液をオゾン(O3)と反応させ、再び点滴で戻すことで、エネルギー生産力を高めます。あわせて高濃度ビタミンC点滴を行えば、さらに抗酸化力がアップし、アンチエイジング効果も高まります。
水光注射(ダーマシャインなど)<注射>
ヒアルロン酸を肌に広く浅く注入することで、浅いシワがナチュラルに改善し、創傷治癒作用で肌の張りもアップします。※ボトックスも足してリフトアップ効果を加えたもの、美白成分を足したものなどもあります。

≪たるみ、シワ......。美容医療で本格的アンチエイジング≫
<照射系治療>
●高周波(RF)
スマスアップ、アポロなど
・3つの電極が作用する、トリポーラ方式の強力な高周波(RF)で肌を引き締めます。温熱効果でむくみ解消や脂肪代謝も促します。痛みもほぼないマイルドな治療です。
※2つの電極を使ったバイポーラ方式にポラリスがあります。
●高周波(RF)+針
スカーレットRF(スカーレットS)など
・高周波(RF)の熱と、25本の極細針による刺激の、ダブルの創傷治癒効果によりリフトアップ効果があります。チクチクする程度の痛みがあります。
※狭い範囲に作用するイントラセルもあります。
●高周波(RF)+レーザー
・ギャラクシーなど
・高周波(RF)+レーザーが真皮層に働きかけ、肌を引き締めます。レーザーの作用で顔の脱毛効果もあります。
●近赤外線
タイタン
・近赤外線の光と熱で、コラーゲンやエラスチンを収縮させ、再形成を促すことで、照射直後からリフトアップ効果が感じられます。レーザーと違いメラニンへの反応が少ないため、日焼けした肌でも照射できます。若干の痛みがあります。
●高周波(RF)
・サーマクール
・高周波で真皮層を約60℃に加熱し、たんぱく質を"焼く"ことにより、創傷治癒で線維芽細胞が活性化、肌全体のハリがアップし、小顔に。以前の機種より軽減されたものの、痛みは強めで、徐々に効果が現れ、半年程度継続します。
●超音波
ウルセラ、ダブロ
・超音波が表皮と真皮、さらに肌の土台となる筋膜まで到達することで、たるんだ皮膚を引き締め、強力な引き上げ効果を発揮します。サーマクールよりは軽いものの、痛みは強めです。
<注入系治療>
ヒアルロン酸注入
・ヒアルロン酸注入は、シワやへこみを"埋める"施術で、半年~1年で吸収されてしまうものと思われがちですが、実は最新の研究では、注入したヒアルロン酸のまわりでコラーゲン生成が高まることが確認されており、肌のハリを土台からつくりだす効果があるのです。目の下のクマやリフトアップにも効果的です。
ボツリヌストキシン(ボトックス)注入
筋肉の動きを和らげるボトックス注射をすることで、シワをできにくくします。また、発達したエラに注入すれば小顔になります。

<<美しい輪郭、もうあきらめない!>>
加齢とともに、どうしても気になってくるシワやたるみは、40代を迎える頃から、コラーゲン分解が進行し、産生力は一気に低下します。しかも、一度糖化してしまったコラーゲン線維は元に戻せないので、シワやたるみ、くすみの原因になります。だから産生力を底上げする、いわばコラーゲンのリモデリング作業が必要になってくるのです。
美容医療では、レーザーや光(IPL)、高周波(RF)を肌に当て、その熱作用でコラーゲン線維の生成を促す「照射系」と、直接ヒアルロン酸などを注射する「注入系」2つのアプローチがあります。まず は照射系でリフトアップを!初めての方なら、肩こりまで解消できると好評のスマスアップや、肌をぐっと引き締めるタイタンがお勧めです。毛穴が気になる人ならスカーレットRF(スカーレットS)も効果的です。ただし、痩せた人はこけて見えるサーマクールは適さないなど、相性もあるので、きちんと医師に相談することが大切です。また、ヒアルロン酸注入を組み合わせると、しぼんだ肌にハリが戻り、たるみのない輪郭を目指せます。
<<編集部厳選、たるみ対策の最高峰メニュー>>
銀座ケイスキンクリニックのヒアルロン酸注入治療「美人顔デザイン注入」をご紹介いただきました。当院では、ヒアルロン酸をただ注射するのではなく、解剖学的な見地から、骨格や肌質を計算し、ミリ単位で注入し調整します。他の治療ともバランスよく組み合わせることで、理想の輪郭に整えていきます。ヒアルロン酸注入による「リフトアップ」も叶うので一番人気の施術です。眉間やほうれい線などの深いシワに悩む人はもちろん、額の凹みや首のシワなど、あらゆる悩みをオーダーメイドで解消します。

≪私の20代、30代、40代。≫
「30歳を目前に、結婚にあせりはじめた」、「40歳を機に独立した」、そんな声をよく聞きます。例えば29歳と30歳、39歳と40歳、その差はたった1歳だけれど、その間に横たわる見えない壁を前に、私たちは自分自身を見つめ直すのです。ひょっとすると、女性は10年ごとに新陳代謝したくなる生き物なのかもしれません。そこで、さまざまな節目をどのように乗りきってきたのか、各界で活躍する女性たちにアンケートを行いまし。
Q、20代で、どのようにキャリアをスタートしたのか?その後、30代、40代、50代を迎えるごとに、ライフスタイルやキャリアは変化したか?
Q、今、思い返すと、自分にとって一番プラスになったと思う転機、逆にマイナスだった壁は何歳ごろで、どのようなものか?壁はどのように乗り越えたのか?

アンケートの詳細は、是非『et Rouge』をご覧ください。

なお、『et Rouge』は会員専用情報誌のため一般発売はございませんが、無料の定期購読ができます。ご興味ある方はこちら

ご参考に、是非ご一読ください。

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J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』11月14日、11月21日(月)OA内容

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長が皮膚科専門医として出演いたしました。
「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。今回は2週にわたり第三弾・第四弾の出演です。気軽に実践できる健康と美に関する知識を、クイズ形式で紹介しました。

11月14日OA

Q.「最近、顔色が悪い気がする」、「具合が悪そうに見える」と感じる事は、ありませんか?それは、「肌のくすみ」のせいかもしれません。肌がくすむ原因は、「血行不良」、「メラニンなどによる色素沈着」、「疾患」、そして、もう一つあります。

その「もう一つの原因」とは、何でしょうか?この3つから全て選択してください。

1.酸化 2.糖化 3.脂肪化

A.答えは、2番の「糖化」。

小麦、米、砂糖などの糖質は私たちの生命維持に欠かせないエネルギー源です。しかしとり過ぎると、肌の「黄ぐすみ」や、「茶ぐすみ」が起こります。糖質のとり過ぎで代謝しきれなかった糖は、コラーゲンなどのタンパク質と結びついてしまうのです。この変化を「糖化」と呼びます。

「糖化」によって出来る「糖化最終生産物・AGEs」は、「褐色化」する特徴があり、白いコラーゲン線維が茶色から黄色に変化し、結果肌くすみの原因となります。

さらに、「糖化」によって、コラーゲン線維やエラスチンは硬くなり、弾力性や柔軟性が低下するため、皮膚がたるみ、ゴワついた硬い肌になってしまいます。

残念な事に、一度糖化したタンパク質は、元に戻す事が出来ない為、予防が第一です。 糖質過多の食生活を見直す事は、お肌にとっても大切なのです。食べるときは、野菜や海藻から食べ始める「ベジタブルファースト」をこころがけ、血糖値の急激な上昇を抑えましょう。


11月21日OA

Q.乾燥が気になる季節になりましたが、唇が乾いていませんか?リップ・クリームを塗る時、口の形は、どうなっているでしょうか?

次のうち、リップ・クリームを塗る時の理想的な口の形は、どれでしょうか? 

1.口をすぼめた、「う」の形 2.口を丸くあけた、「あ」の形 3.にっこりスマイルの、「い」の形

A. 答えは、「3番の にっこりスマイルの、「い」の形」です。

1番の 口をすぼめた、「う」の形ですと、シワの間に塗り残しが出来てしまいます。リップクリームを塗る時は、唇の縦ジワをよく伸ばした状態になる、3番の「い」の形にしましょう。
また、唇の乾燥対策の基本は、なめない事とリップ・クリームを塗る事です。乾燥しやすい時期は、口紅も唇への刺激となる場合がある為、塗る前にリップ・クリームでカバーしておくと安心ですね。

また、リップクリームをたっぷり塗ったあと、ラップでパックするのもおススメです。寝る前にも、たっぷりとリップクリームを塗り、部屋の湿度が50パーセントを下回る日は、加湿器を使うか、塗れたタオルをかけたまま寝るようにしましょう。

別所さん、今回も全問正解です!男性でも顔色が悪いと、特に営業職などでは仕事上の印象にかかわると仰っていましたが、まさにその通りですね。ツルツルのお肌とはならずとも、身だしなみは大切にしたいものです。リセットが効かない「糖化」。別所さんは初耳とのことでしたが、みなさんも是非覚えてくださいね。


雑誌『PRESIDENT WOMAN/プレジデントウーマン』2016年12月号 (11月7日発売 掲載ページP86~87)

特集「ストレスにも揺るがない ぷるんと潤う肌はヨーグルトでインナーケアで育てる」
肌の乾燥は、外から塗って保湿するのが一般的です。ところが最近の研究では、体の内側からケアすることが、肌にとって重要なことがわかってきました。〝腸美活〟に欠かせない乳酸菌の代表格「ヨーグルト」。特に乾燥肌や腸内環境を整える「機能性ヨーグルト」を食べることが、美肌づくりにも効果的です。

〈機能性ヨーグルトで乾燥肌&腸内環境が改善!〉
ここ数年、免疫力アップや生活習慣病の予防など多彩な効能をもつ「機能性ヨーグルト」が人気を集めています。そんななか、乾燥肌や敏感肌が気になる女性にぴったりなのが、「コラーゲンペプチド」と「ミルクセラミド」を配合した機能性ヨーグルトです。
「コラーゲンペプチド」とは、フィッシュコラーゲンを低分子化し、腸壁からの吸収率を高めたもの。食べることで、肌の弾力を決める真皮のコラーゲン線維を合成させる酵素の活性を高め、肌の水分量も上げてくれます。
一方、「ミルクセラミド」は、その名の通り牛乳由来のセラミド。肌は外界の刺激から体を守るバリア。その主役である角層には保水機能があるので、肌は潤い、しなやかさを保っています。そして、保水機能の約8割を担うのが、セラミドに代表される角質細胞間脂質です。ミルクセラミドを摂取すると、角層でセラミドの合成が高まり、乾燥肌の改善につながります。
肌の保湿に欠かせない要素は、角質の皮脂膜、天然保湿因子、角質細胞間脂質の3つ。特に角質細胞間脂質は、水を抱えつつ細胞同士をぴったりとくっつけ、水を漏らさない緻密なバリアとなって肌を守ります。逆にこのバリア機能が弱まると乾燥肌になったり、外部刺激を受けやすい肌状態に。

「コラーゲンペプチド」、「ミルクセラミド」これら2つの成分を強化したヨーグルトを、乾燥肌で便秘の女性32人に4週間、1日1回75gを食べてもったところ、乾燥の度合いが高かった人ほど、肌から蒸発する水分量が減少。反対に角層の水分量は増え、乾燥肌が改善しました。また、これらの成分はヨーグルトと一緒に摂ると吸収率が上がるというデータがあり、それぞれを単体で摂るより、ヨーグルトに混ぜることで保水機能がよりアップします。

さらに、この実験では、ヨーグルトを食べ始めて1週間ほどで、ほとんどの人の便秘が改善しました。便秘になると腸内に悪玉菌が増え、肌荒れの一因となる腐敗産物が血中に増えます。働く女性はストレスが多いもの。ストレスは過敏性腸症候群や便秘といった腸の不調を引き起こします。ヨーグルトを食べて腸内環境が整えば、肌トラブルも解消されるというわけです。
加えて、コラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトは、紫外線に対する抵抗力を上げるというデータも。この機能性ヨーグルトは、光老化の防止にも役立つのです。商品名はmeijiのアミノコラーゲンヨーグルトです。秋冬の乾燥肌対策に召し上がってくださいね。

〈美肌Q&A〉
Q1.どのヨーグルトを食べても美肌効果はありますか?
A.乳酸菌を含むヨーグルトは腸内環境を整え、便秘など腸の不調からくる肌荒れを解消します。ただ、乾燥肌に悩む人には、肌の保水力を高める「コラーゲンペプチド」と「ミルクセラミド」配合のヨーグルトがおすすめです。

Q2.毎日食べないとダメですか?
A.毎日ヨーグルトを食べることで腸内の善玉菌が増え、便秘が解消されますが、1週間食べるのをやめると、悪玉菌と善玉菌の割合が元に戻るというデータが。美肌をキープしたいなら、毎日食べ続けることが大切です。

Q3.かなりの乾燥肌でも効果はありますか?
A.「コラーゲンペプチド」と「ミルクセラミド」配合のヨーグルトを4週間食べると、アトピー性皮膚炎など皮膚の炎症の指標となる検査値(TARC)が低下。軽度の乾燥でも皮膚の内部では炎症が生じており、これがヨーグルトの摂取で改善されるという興味深い結果が明らかになっています。重度の乾燥肌にも期待がもてます。

Q4.ヨーグルトパックで保湿はかないますか?
A.ヨーグルトパックにはマイルドなピーリング効果があります。しかし、医療機関のケミカルピーリングに比べ効果は弱いうえ、塗った部分にしか効きません。ヨーグルトは食べることで全身の保水力が上がり、効率的に保湿効果が得られるといえます。

化粧品による外側からのケアは、基本的に肌の表層を保湿するもの。バランスのいい食事を心がけ、ヨーグルトを積極的に摂るインナーケアを習慣にすることで体の内側から潤い、みずみずしい美肌がつくられるのです。
何より、ヨーグルトはおいしくてリーズナブルなため、手軽に続けられるのが大きな魅力。加熱したり、胃酸の影響が強い空腹時に食べても、効果は十分あるので、いつでも好きな食べ方で楽しめます。

是非、ご一読ください。

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雑誌『Marisol(マリソル)』2016年12月号(11月7日発売 掲載ページP212~219)

特集「このまま乾き続けていたら、10年後の肌はお先真っ暗?!乾かない女になるための本気の保湿三段活用」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

パサパサ、カサカサ、やってきました、乾燥の季節!
この乾燥、放っておくと、老化まで引き起こすのだから侮れません。与える、留める、育てる保湿3段活用で即、乾きから脱出。

〈乾燥=エイジングの崖っぷち。アラフォーは保湿ケアの頑張りどき!〉
肌が乾くと、まずキメの状態が悪くなります。透明感が失われ、チリメンジワも目立ちます。さらに刺激に弱くなり、炎症を起こして、老化が進んでしまうこともあります。つまり乾燥はさまざまなトラブルやエイジングの引き金にもなるのです。

◎そもそも乾燥はなぜ起きるの? 
角層の細胞の間には細胞間脂質があって、細胞同士を接着してバリアを形成しています。たとえると細胞がレンガ、細胞間脂質がセメントのようなものですね。肌が乾くということは、このバリアが弱まっているということなのです。バリアが低下すれば、肌内部の水分が蒸発しやすくなり、乾きが加速。うるおいキープのためバリアは不可欠な存在なのです。

◎乾燥してしまったらどうすればよいのか?
保湿ケアでバリアを保ちましょう。洗顔時に、洗いすぎや摩擦に注意すること、老化や乾燥の原因にもなる紫外線対策を徹底することも必須です。
これから先も美肌でいたいなら、アラフォーは保湿ケアの頑張りどきです!
女性の肌は30代後半から皮脂量が減り、ターンオーバーの力も落ちてきます。40代半ばから更年期が始まり、うるおい保持に関係する女性ホルモンも減少。肌状態は悪くなる一方です。乾きやすい今だから、対策に励まないと! また年齢を重ねるほど、肌には個人差が出てくるし、ことに40代はそれまでの暮らし方が肌に現れるというから怖い!40歳の肌状態を47歳でキープできれば、7歳若返ったのと同じこと。一度落ちた肌コンディションを元に戻すのは大変なので、転げ落ちる坂道をゆるやかにする努力をしましょう。それこそがアンチエイジングなのです。
とはいえ、闇雲に保湿しても乾きはおさまらない。そこで今回提案したいのが、与える、留める、育むという保湿の三段活用!段階を踏んで保湿して、効率的に枯れない女へ前進!

〈乾燥が続くと10年後にはこんなことに...!?〉
●シワが増える
表情のせいで肌が折りたたまれてクセになっているところに、乾燥が加わってクセが固定化。ケアせずにおけば、消えない本格的なシワが出現!
●キメの乱れ
乾きによって肌表面のキメが乱れたり、ゴワっとしたり。ひどくなると、角層の表面がめくれ上がって、ガサガサした粉吹き状態へ一直線。
●敏感化
乾いている肌=バリアの弱い肌は、外から異物が侵入しやすく、炎症を起こしやすい。炎症を繰り返すうちに、エイジングだって進んでしまう。
●透明感を失う
コンディションが悪く、キメが乱れた肌は、光がきれいに反射されず、スムーズに透過されない。よってどよ〜んとグレイッシュなくすみ顔に。
●たるみ進行
脂肪や筋肉との関連が深いトラブルであるため、乾燥が直接の原因ではないものの、乾くことで肌表面にハリが失われ、ゆるんで感じられる。

◎アラフォーの肌は乾いてる?
・肌が乾いていると感じる人が約9割!
「自分の肌が乾燥していると思いますか?」という問いには9割近い人がYesと回答。Noと答えた人はたったの5%という結果に。
・10年前より乾くと感じる人は9割以上
「10年前に比べて乾燥を感じることは多くなりましたか?」と聞いた結果がコレ。シワ、くすみ、ごわつきで乾燥を感じる人も多し。
・冬だけでなく年中乾くのがアラフォー
「肌が特に乾燥すると感じる時期はいつですか?」と尋ねると、冬がダントツ。とはいえ1年中乾いているのがマリソル世代の宿命!?

≪乾いた大地には何も入らない!"与える保湿"≫
保湿三段活用、最初に実行すべきは与える保湿。肌がうるおいを受け入れる仕込みをするところから始めましょう。

◎怒涛の水分攻撃でふかふか肌を取り戻す。
ここからは保湿三段活用その1。肌がカラッカラに乾いてしまったとき、まずはどうする? 答えは、水分をふんだんに与えて柔らかくし、後のケアを引き込める肌にすること。畑の土が乾いていると、何も受けつけないように、乾きすぎた肌にはいくら栄養満点のケアを与えても入っていきません。ローションやブースターで肌を耕し、土台をつくるのが先決です。
ローションは手でつけましょう。というのもコットンを使うと、どうしてもこすってしまいがちだから。そして最後に肌に手を密着させて、浸透させます。また、量をケチるのも禁物です。たっぷりつけて、肌がうるおいであふれる幸せを感じてください!

●与える保湿のポイント
・初めに肌を耕し、後のケアを引き込みやすく
・量の少ないケチケチ使いはご法度
・手でつけて、肌を包み込んで浸透させて
・ローションのみでケア終了はNG、乳液でフタを

≪逃げるうるおいをつなぎとめる!"留める保湿"≫
乾く=バリアが弱い肌は今すぐ手当。油分を含むケアを使いこなしてこそ、枯れない女の面目躍如!

◎バリアチャージでうるおいが居座る肌に。
ローションで肌が耕されたら、次は三段活用、その2。いつものケアを、うるおいを留める効果の高い乳液やクリームに変えてみましょう。肌表面を包み込んでバリアを補い、内側のうるおいをがっちり逃さない、と同時に保湿成分が浸透してうるおいチャージしてくれるから、保湿感はマックスに! 乳液は保湿&肌を柔らかくする、クリームは保湿&リペアするという違いもあるので、自分の肌と相談して選びましょう。
つける際には、手のひらで温めてから、中指と薬指の腹を使って優しくなじませ、手のひらを密着させて浸透させます。目まわりなど細かいパーツにつけるときは、力の入る人差し指を避けて、薬指の腹を使います。

●"留める保湿"のポイント
・乳液=肌を柔軟、クリーム=リペア
・手で温めてつけると、なじみアップ
・顔全体には中指と薬指、細かい部分は薬指で
・最後に手を密着させて、浸透させる

≪自分の力でうるおえる肌が最高"育てる保湿"≫
保湿とは与えるケア、と考えるあなたはまだ甘い。本当の保湿肌=自分でうるおえる肌になるには?
◎肌の基礎体力を高めて、真に枯れない女を目指す。
ここまでやっただけでも、肌の乾きはかなり改善できたはずだけど、真の枯れない女を目指すならもう一声!三段活用、その3、「自分でうるおえる肌」育成を。肌は本来、外から何かを与えなくてもうるおいをつくる力を持っているものです。しかし、加齢でそのパワーはダウン。そこで美容液で肌体力をアップしたり、オイルでのマッサージで巡りを改善したりして、うるおい生成力を高めようという作戦です。美容液は、ローションを塗ってすぐではなく、一呼吸おいてからつけたほうが、なじみがよくなります。オイルは洗顔直後やケアの終わりにつけてマッサージ。もしくは多めの量を塗ってマスク替わりにもおすすめです。

●"育てる保湿"のポイント
・肌体力増強はうるおえる肌への近道と心得よ
・美容液は血行や自浄サイクルを高めるものを
・オイルマッサージで巡り改善も、保湿強化に
・ローションと美容液の間は少し時間をあけて

乾燥が気になる季節になりました。
是非、参考にご一読下さい。

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雑誌『GLITTER』2016年12月号(11月7日発売 掲載ページP98)

特集『他力本願!てっとり早く美容医療にお任せ 美容皮膚科でピーチヒップ&美クビレを完成!』に当院の「美尻集中治療」が紹介されました。

ダイエット一辺倒はもう古い!最近のトレンドは健康的で女性らしいカーヴィーライン。ヒップアップにはストレッチや筋トレもひっすですが、美容医療の手を借りるのもアリですよ!
銀座ケイスキンクリニックの「美尻集中治療は、ぷるんと魅力的なピーチヒップを造る神施術として人気のメニューです。
「ケミカルピーリング」と「ジェントルレーズ照射」でくすみやざらつき、産毛を解消したあと、「ジェネシス」で肌のキメを整えてハリを高めます。これで、いつまでも触っていたいと思わせる滑らかでしっとりした手触りに。ラストは高周波(RF)と電気刺激(DMA)による痩身マシン「スマスアップ」で不要な脂肪・セルライトを除去しヒップアップ!熱治療によるコラーゲン生成効果で、ヒップアップ効果に加え、肌質もグンと良くなります。これら4つの治療を同じ日に行うことで治療効果は最大に。

ヒップデザインに欠かせない、太ももやウエスト、腰の脂肪を減らしたい場合は、「脂肪溶解注射」をオプションで組み合わせるのがおすすめです。小中高大とアトリエに通い、デッサン力や美的センスを鍛えた慶田院長が、取るべき脂肪と残すべき脂肪をミリ単位で見極め、繊細に仕上げて参ります。

美容医療によるボディーメイク術を是非、ご体験ください。

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雑誌『リンネル』2016年12月号(10月20日発売 掲載ページP144~147)

特集「朝・昼・夜のケアで変わる!冬の美肌のヒント」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

乾燥しやすい過酷な環境でもゆらぎにくい肌を目指す
湿度や温度の急激な低下や暖房など、冬の肌は乾燥しやすい状態に。深刻なカサつきを感じる前に、肌荒れを招く仕組みを理解して最適なケアを心がけましょう。
人の肌はもともと水分を溜めておく機能が備わっています。その立役者となるのが肌の一番表面にある"角層"です。角層には、セラミドなどの角質細胞間脂質、天然保湿因子、皮脂膜といった肌の保湿を担う3大要素がすべて存在していて、肌の潤いを保つ大切な場所です。この角層に保湿成分をしっかり届けることで、みずみずしい潤い肌をキープすることができるのです。

つまり、肌の乾燥を感じたら、角層に水分が不足しているサインといえます。角層は外部からアレルゲンなど異物の侵入を防ぎ、同時に内部の水分の蒸発を防ぐという役割を担っています。健康な肌は、肌の表面にある角層に必要な水分がたっぷりあるため、外からの刺戟を跳ね返す力を持っています。ところが、角層の状態が悪いと、乾燥やアレルギーなど肌を外的刺激から守る"バリア機能"が弱くなり、カサツキなど肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
朝晩のスキンケアで、セラミドやヒアルロン酸など水分保持機能のある保湿成分を角層に浸透させ、水分を肌に閉じ込めることを心がけましょう。1日を通して冬の乾燥から肌を守るケアを意識して過ごすと、ゆらぎにくい肌を育むことができます。

〈 冬のスキンケア、ここに注意〉
冬の乾燥、ポイントは角層にあり!
肌の"角層"にしっかり水分を溜めておくことができれば、冬でも乾燥知らずの肌が叶います。セラミドなど保湿成分たっぷりの使い心地のよいアイテムを1品揃えましょう。

年中同じは✕!気候や肌状態に合わせて使い分けを!
夏に比べて大気の湿度が下がり、ぐんと寒くなる冬は、冷えから肌の循環も悪くなります。肌にゆらぎを感じたら、低刺激のケアに変えるなど使うアイテムを見直しましょう。

10年後の美肌のために、冬もUVケアを!
1年中降り注ぐ紫外線は、肌老化の原因の80%を占めるほど肌にとっては大敵。夏のように日差しが強くなくても、曇りの日でもUVケアをして過ごしましょう。

〈朝のケア〉
洗顔からスタートする朝のスキンケア。1日中、潤い肌をキープしながら過ごすには、朝の保湿ケアがカギになるといえます。
Q.乾燥肌なので、洗顔はお湯だけ。これってOKですか?
A.ぬるま湯だけの洗顔は乾燥の原因に!
肌質にもよりますが、寝ている間に出る皮脂や化粧品の油脂が残ると酸化して、乾燥や肌荒れの原因になることも。油分はぬるま湯で流すだけでは落ちません。こすらず、もこもこに泡立てた洗顔料を肌にやさしくすべらせて洗いましょう。

Q.冬の朝は顔色が悪い気が...。冷えとくすみって関係あるの?
A.冷えによる循環の悪さでくすむことも!
くすみはメラニンなどの影響もありますが、冷えによる循環の悪さが原因になることも考えられます。マフラーなどで防寒するなどして肌の寒暖差をなくす工夫や、肌色を補正する下地クリームの活用もおすすめです。

Q.絶対に乾燥しないようにするには、朝のケアはどうすればいい?
A.乾燥しやすい肌には、保湿成分の中でも特に保湿力が高いセラミドを補うケアをこころがけましょう。セラミドを補うことで、外的刺激から肌を守るバリア機能の改善にもつながります。

Q.部屋が乾燥しているせいか、朝起きると顔がカサカサ...。
A.加湿器で室内を60~65%の湿度をキープするのが理想です。
湿度が下がると、角層から水分が蒸発しやすくなります。室内温度を適温にして60~65%の湿度が肌にとって理想といえます。湿度が50%を下回るようなら、加湿器を使って調節をしましょう。加湿器がない場合は、部屋に濡れたバスタオルをかけるだけでも効果的です。

◎マスク女子は要注意。毎日のマスクが肌トラブルの原因に!?
風邪の予防のほか、スッピンを隠すためなど、何かと便利なマスク。冬になると1日中着けている人も多いはず。使い方によっては、肌トラブルが起こりやすくなるのをご存じですか?
一番多いのが、皮膚の表面にマスクのひもや生地がこすれて刺激になり、角層の状態が悪くなりキメが乱れ、ニキビができやすくなることです。また、マスク内部が蒸れてニキビの原因となるアクネ菌が増殖してしまうことも。風邪予防の場合でも、1日中マスクを着用せず、部屋の中では適度に外して加湿器で調節するなどの対処を。マスクは毎日新しいものを使用し、肌あたりが良い素材を選ぶことも、美肌をキープする秘訣です。


〈昼のケア〉
日中、意識すべきは、紫外線と保湿。肌老化につながる紫外線から肌を守り、カサツキを回復させるケアを。
Q.冬もSPFの高いUVクリームは必要?
A.UVクリームはスキンケアの1つと捉えましょう。
紫外線は室外でも室内でも1年中浴びています。SPF50でも薄く塗っているだけでは、SPF10程度の効果しか得られません。日焼け止め、下地、ファンデとミルフィーユのように重ねてカバーすることで、UVカット効果を高めることができます。

Q.気づけばいつも唇がガサガサです(泣)
A.なめないこととリップクリームを塗ることが基本です。
唇の皮膚は薄く、そもそもバリアが脆弱な部位。皮脂も出ないのでこまめにリップクリームを塗って保湿することで改善します。乾燥しやすい時期は、口紅を塗る前もリップクリームをしっかり塗っておくと安心。塗る際は、「い」を発音するときの唇の形にして、縦ジワを防ぎましょう。

Q.オフィスの乾燥対策を教えて!
A.ジェルかクリームをメイクの上から塗る!
手軽な保湿スプレーは、すぐに水分が蒸発し、かえって乾燥が進むことも。薄めのメイクなら、普段使っている軽めのジェルかクリームをメイク直し前に塗るだけでも保湿することができます。

Q.冬の吹き出物って治りが悪い気がします。日中できることってある?
A.「ベジタブルファースト」で身体と肌にストレスをかけない。
いわゆる大人ニキビはストレスやホルモンの乱れ、過剰な皮脂、摩擦、乾燥などさまざまな要因が考えられます。食事のとき最初に野菜を食べ(「ベジタブルファースト」)、発酵食品を取り入れて腸内環境を整える食生活を心がけましょう 。

◎冬もケアは必須!「光老化」対策って?
紫外線をたくさん浴びている人とほとんど浴びてない人では、肌老化の速度が変わるのを知っていますか? 肌老化は加齢変化も一因ですが、80%はなんと紫外線など太陽光の影響によるもの。太陽光による皮膚の障害を「光老化」と呼び、シミやシワ、たるみに加え、皮膚がんの原因になってしまいます。1年中、目に見えない紫外線の影響を受けていることを自覚し、徹底したUVケアを心がけて。近頃は、光老化を予防するための日中用クリームも登場。スキンケアの最後に塗って、日中に受ける肌ダメージを最小限に食い止めましょう。

〈夜のケア〉
翌朝の肌の調子を決めるのは、夜のスキンケア次第。肌状態を確かめて、ときにはプラスのケアをとり入れて。
Q.寝る前の乾燥対策は?
A.クリームやバームを重ねて角層を柔らかくして潤いを。
化粧水だけで終わらせず、重めのクリームや硬くなった肌を柔らかくするバームやオイルをプラスして。目や口の周りなど、とくに乾燥が気になる部分は重ね塗りをしましょう。

Q.冬も角質ケアはしたほうがいいの?
A.2週間に1度程度の酵素洗顔で角質をオフ。
肌がかたいと感じるときは角質が溜まっているのかも。定期的な角質ケアは必要です。こすり過ぎに注意して酵素洗顔でやさしくオフ。バリア機能が整い、水分量もアップします。

Q.夏より冬のほうが美白効果が高いってホント?
A.年間を通してスキンケアに1品プラス。
美白化粧品は夏から秋にかけて使うものではありません。シミは長年のメラニン生成の蓄積によるもの。とくに夏のつけを払うためにも、これからの時季のケアはおすすめ。数年先の美肌のために、1品ケアにプラスして1年間使い続けるのが賢い。

Q.コンディションを整えたいときのスペシャルケアが知りたい!
A.シンプルなケアで肌の休息を心がけて。
肌が不調なときほど、過剰なケアは控えましょう。とくにバリア機能が弱った状態で、肌を密封するようなマスクをすると、かぶれるリスクが高まることも。これなら絶対に大丈夫というお守りのようなアイテムを見つけて、シンプルなケアをしましょう。

◎寝る前のブルーライトは美と健康の敵!
ブルーライトは可視光線(目に見える光)のうち、380~500nmと最も波長が短く、強いエネルギーを持つ光のこと。太陽光の可視光線は400~420nmのブルーライトで、シミや酸化ストレスを増強させる作用があるので光対策は必須。PCやスマートフォンから出るブルーライトは450nm前後の波長が主体ですので、シミを誘発する作用は少ないものの、眼の障害や体内リズムの変動などの影響が出ることがわかっています。睡眠不足は美肌の敵! 就寝30分前にはスマホを控えるなど、少し意識をしてみましょう。

朝、夜はぐっと冷え、本格的な冬の到来は目の前です。来るべく冬に負けない肌をつくるには、一日を通してのちょっとした心がけが大切です。
意識を変えるヒントに是非、ご一読ください。


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WEB『gooヘルスケア』 2016年11月2日

唇がカサカサになるのはなぜ?対策や予防は?医師に聞いてみた」

湿度が低い季節になると、肌の乾燥に悩まされることも多いことでしょう。手はもちろん、体全体がカサカサになり困っている人も。今回は女性のチャームポイントでもある「唇」の乾燥について解説しています。唇が乾燥する原因やリップクリームの選び方、乾燥対策について、慶田院長が皮膚科専門医の立場からお話ししています。

なぜ、唇は乾燥しやすいのか? 唇自体が乾燥しやすい構造
唇は粘膜移行部といって、顔や体の皮膚とは構造が異なります。角層が非常に薄く皮脂腺がないので、バリアが脆弱です。皮膚の水分を保持するためには皮脂膜、角質細胞間脂質、天然保湿因子の三要素が必要ですが、皮脂膜以外の二つが特に重要です。これらは表皮細胞がターンオーバーの過程で自ら作り出すのですが、唇のように角層が薄い部分は不十分になりやすいため、そもそもとても乾燥しやすいのです。
加えて唇は、露出部であり、息や食べ物など外部からの影響を非常に受けやすいく、湿度が低くなる秋冬には乾燥が進んでしまうのです。
また、唇が乾燥する原因は寒気や大気の乾燥だけではありません。唇が唾液で濡れた後に水分が蒸発すると過乾燥になりやすくなります。唇が乾いたと感じた時、舌で唇をぺろっと舐める癖がある人は乾燥がさらに進んでしまうので要注意です。

覚えておきたい「リップクリームの選び方」
唇の乾燥対策でまず思い浮かぶものは、手軽なリップクリームですね。数多くの市販リップクリームの中から、どのようなものを選べばよいのでしょうか。
刺激が少なく、皮脂膜の代わりに蒸発を防ぐワセリンやオイルなどのエモリエント(油分)だけでなく、天然保湿因子やヒアルロン酸など、水分を抱え込む性質のある保湿成分(モイスチャライザー)を含むものがよいでしょう。もしも、リップクリームを塗っても改善しないならば、口唇炎を生じている可能性があるので皮膚科を受診してください。

食事・呼吸の仕方も大切
最後にリップクリームで保湿する以外で注意すべき点です。
唇を舐めず、無理に皮をむかないようにしましょう。また、唇は食べ物の刺激を受けやすいため、食事の際は塩分などの刺激物が唇に付かないように食べてください。そして普段から鼻で呼吸をするよう心がけましょう。

これを機に日頃の唇のケアを今一度見直してみてはいかがでしょうか。
ぜひ、参考になさってください。

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雑誌『美的』2016年11月号 (9月23日発売)

今回3つの特集に掲載がございます。

その1(掲載ページP160)
特集『これさえすれば15年後も若いまま!美の専門家が語る「老けない秘訣」』
慶田院長が皮膚科専門医として、肌老化対策について解説しています。

肌を老化させたくないなら、「光対策」に尽きます。紫外線、ブルーライト、近赤外線、あらゆる光から肌を守ることが必要です。紫外線に代表される〝光〟は、肌老化の大きな要因。コラーゲンや細胞のDNAをダイレクトに傷つけてしまします。外に出るときだけでなく、屋内でも窓越しに注ぐ紫外線や、PC、スマホのブルーライトは体内リズムを狂わせてしまいます。こちらにも注意しましょう。

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その2(掲載ページP188~189)
特集「初心者にもぴったり!痛みもダウンタイムもなし!美容医療界のシワ・たるみ治療の2大権威の最新施術をアラサー読者が初体験!」
 
太ってみえることもあるフェイスラインのたるみ高周波と電気刺激で肌が向上に!

スマスアップ
◎施術内容:皮膚深部に有効な高周波(RF)と局所電気刺激(DMA)を同時に用いて、コラーゲン線維の生成や筋肉を最大限に活性化し、基礎代謝をアップします。同時にハンドピースを押し付ける圧力も加わることで老廃物や脂肪を除去する効果もあります。筋肉&皮下組織の引き上げとデトックスに効果的なダウンタイムのない施術です。
◎料金:頬~首 初回¥30,000(2回目以降は1回¥60,000)
◎施術時間:約15~20分
両頬~デコルテ全体にジェルを塗布し、熱の刺激から肌を守りながら施術します。
まずは頬からフェイスラインを引き上げるように、グリグリとハンドピースでマッサージするように滑らせます。次に首筋からデコルテに向かって、老廃物を流すようにハンドピースを動かします。熱刺激+ハンドピースの圧により、小顔&リフトアップ効果が得られます。
●体験モデルさんの感想
施術中はほんの少しだけピリピリする程度で、首筋に向かって流していくうちに肩こりもほぐれて、とても気持ち良かった。施術後の肌は柔らかくなりフェイスラインも引き上がり一気にすっきりしました!

全体的にザラついた印象を与えるちりめんじわ
引締め&ピーリング効果で肌質アップ!

ジェネシス
◎施術内容:ロングパルスNd:YAGレーザーを皮膚から離して照射することにより、真皮上層部を加熱します。コラーゲンの増生を促すので、肌のキメを整えハリの低下や小じわを改善します。また、レーザーピーリング効果により肌表面の古い角質を除去し、毛穴の目立たないみずみずしい肌にするダウンタイムのない施術です。
◎料金:全顔 初回¥10,000(2回目以降は1回¥35,000)
◎施術時間:約15〜20分
アタッチメントを肌から15cmぐらい離した状態で、グルグルと円を描くように、顔全体に約15~20分間レーザーを照射します。1,064nmの波長で表面から真皮の浅い部分に働きかけることで肌を引き締め、小じわや毛穴の開き、赤ら顔などをケアし、ピーリング効果もあるので、産毛の処理や代謝アップも期待できます。施術直後から効果を実感できるだけでなく、効果が約3ヶ月程度継続するので、深いシワは刻まれていないが素肌力を上げたい人にもおすすめです。
●体験モデルさんの感想
レーザーが当たった部分からじわっと温められているような感覚。小じわが悩みで体験したのに、くすみや小鼻表面がみずみずしくなめらかになり、つるんとした美肌をGET。とってもお得な気分になれました。

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その3(掲載ページP244~245)
特集「美的世代の9割超がストレスによる肌荒れを経験しています!敏感ゆらぎの新事実 ストレスが肌老けを加速させるって本当ですか?

美的世代は、ストレスによる肌荒れにご注意
肌づくりの基本は、生活習慣を整えることです。具体的には、①バランスのよい食、②スムーズな排泄、③適度な運動、④充分な睡眠、⑤精神的ストレスのケア。この5つがきちんと できていないと、いくらレーザーやピーリングなどで積極的にケアしても効果が持続しに くいことがあります。
また、大人になるにつれ、肌に不調サインが出やすくなります。特に5つの生活習慣のうち、不摂生が2つ、3つと重なると、てきめんに不調が現れやすくなることも。
中でも精神的ストレスには注意が必要です。ストレスは血流や、生体リズムを司る自律神経を乱すので、肌が冷えたり、腸の調子が悪くなったり、質の良い睡眠が取りにくくなったりと、複合的にトラブルを招いてしまいがちです。「特に肌が過敏に傾いて赤みが出たり、ピリピリと感じるようなときは注意してください 。肌のバリア機能が低下して、炎症を起こした状態になっています。炎症はいうなれば〝 肌の火事 〞。燃え広がってダメージが加速する前に、一刻も早く鎮静することが大切です。
スキンケアでは、炎症を鎮めたり、バリアを高める機能をもったコスメを選びたいもの。潤いで満たし、密封するケアが効果的です。強い洗浄力のもので洗いすぎたり、強い力で摩擦するのも禁物です。お手入れをするときは、指の面全体を使って優しく肌に触れるよう意識しましょう。

事実1 血流
ストレスは肌を冷やしてしまう
ストレスで肌の血流が悪くなってしまっても、肌の温度が低下します。
人間の体は自律神経によって支配されています。そのうち、覚醒するときは「交感神経」が優位に、リラックスしたり、休息したりするときは「副交感神経」が優位に。1日の時間帯や状況に合わせて、ふたつのモードが切り替わるようになっています。ところが、ストレスが恒常的に続くと、「交感神経」ばかりが優位になってしまいます。本来、交感神経は〝敵と闘う〞ための興奮モード。脳や筋肉に血液を優先的に送るために、肌や消化器官の血流が悪くなるのです。血行不良になった肌は冷えて働きが低下してしまい、さまざまなトラブルが起りやすくなってしまいます。PC作業などの日常ストレスでも肌の血流は悪くなるので注意しましょう。
お手入れのポイントとして、ストレスを感じがちなときほど、優しく肌に触れましょう。
コスメを塗るまえに一旦手に取ってから両手で温めるように広げると、ムラなく面で肌にのせることができます。塗り広げるときは指の面を全て使い、頬などの広い部位は、手のひらで全体に包み込むようにすることで、摩擦を防ぎ、さらにストレスで冷えがちな肌を温める効果もあります。

事実2 炎症
バリア機能が低下して、炎症が起こりやすくなる
肌冷えでバリア機能低下。炎症トラブルを引き起こす。
ストレスによって肌が冷えると、さまざまな肌機能が低下します。
たとえば、肌奥に存在する「タイトジャンクション( TJ )」 もそのひとつ。TJは、肌の深部・顆粒層で細胞同士をつなぐ役割を果たしています。ところが肌が冷えるとその働きが不活性 となり、バリアの役割を果たさなくなってしまうのです。
TJの働きが悪い肌では、肌内部の成分が染み出して、表面へと流れ出てしまいます。外部からの刺激も肌に入り込みやすくなるので、炎症などのトラブルが起りやすくなります。

事実3 加齢
炎症のある肌では、コラーゲンなども劣化しやすい
ストレス肌ほど老けやすいという事実
バリア機能が低下すると、外からのさまざまな刺激を受けやすくなります。幸いに大きなトラブルは防げたとしても、肌の中では微弱な炎症が繰り返されることになりかねません。炎症は肌にとって不健全な状態なので、さまざまなエラーが起りやすくな ります。たとえばコラーゲンを破壊する酵素などの分泌も増え、ハリや弾力の低下・くすみなどを引き起こすことも。健常な肌と敏感肌を比べた場合、同じ年齢の人でも見た目年齢に11歳もの差が出るという知見も出ているという調査もあります。ストレスを受けやすい肌ほど、エイジングケアを意識したお手入れが必要なのです。

ダメージを蓄積しやすい敏感肌こそ、念入りなケアが大切です。たとえば、年齢の刻みが出やすい部位には、美容液やクリームを丁寧に塗るなど、日々のお手入れでもエイジングケアを意識しましょう。ただし、敏感肌に刺激は禁物です。肌の広い面は手のひら、細かい部位は薬指で優しく肌に触れましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『MAQUIA/マキア』2016年11月号(9月23日発売 掲載ページP210~213)

特集『"秋ゆらぎ"も"秋落ち"も寄せ付けない!「季節の変わり目」に負けず肌絶好調!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

そろそろ強い日差しからは解放される時期ですが、秋口は夏の肌疲れのツケがたまり、肌の調子がダウンしやすいものです。"秋ゆらぎ"と"秋落ち"肌にならないために、自身の肌の調子を正しく理解し、賢い肌ケアをはじめましょう。

日常生活を見直し、先手先手でスキンケアを
秋のはじめは、夏の紫外線や高温多湿、旅行などのイベントの疲れがたまり、肌にさまざまな不調がでやすくなります。肌を外部刺激から守るバリア機能が落ち、さらにブタクサやカナムグラといった秋の花粉が飛散し、ゆらぎやすくなっています。
また、気温の低下から血流が悪くなりやすく、たるみなど"秋落ち"も加速するシーズン。まずは、健康な肌を育むために栄養バランスの取れた食事、質のよい睡眠を心がけ、"秋ゆらぎ"、"秋落ち"をケアしましょう。

こんな症状がでていたら...秋ゆらぎ肌かも?
・なんだか肌がピリピリ、ムズムズ...
・スキンケアが入っていかない
・原因不明のニキビが出る
・原因不明の赤みがでる
・乾燥のせいか肌がかゆい
・疲れてもないのにくすむ

Q.秋はどうしてゆらぐの?
A.夏の間の紫外線の蓄積と、秋の気温低下が主な原因
夏に浴びた紫外線ダメージと、寝苦しさによる寝不足で体全体が疲れ、バリア機能がダウン。そこに空気の乾燥が加わることなどから、"秋ゆらぎ"が起こるのです。まだ気温は高くても湿度は低下しているので、クリームなどで油分をしっかり与え、保湿することが大事です。

Q.敏感肌だけどメイクしなきゃ!どうしたらいい?
A.つけ心地と落としやす重視のメイクを心がけましょう。
外気や紫外線から肌を守るためにもベースメイクは大切です。肌の刺激にならないものを選び、ときにはフェースパウダーだけにするなど、クレンジングの負担がかからないメイクにしましょう。

ゆらぎを感じたら肌が敏感になっているので、お手入れはとにかく優しく、過剰なスキンケアは禁物です。お肌が弱っていたり、不安定でバリア機能が低下した状態だと、新しい化粧品や長時間のパックなどが刺激となってしまう場合があります。肌が安定するまでは、保湿を重視したシンプルなケアに切り替えましょう。ひりつく、赤くただれている、化粧品でしみるなどの刺激を感じたら、炎症のサインです。自己流のスキンケアを中止して、皮膚科専門医に相談しましょう。

本誌では、症状別に"秋ゆらぎ"、"秋落ち"に負けない肌のための、おすすめコスメが紹介されています。優しい使い心地と、保湿がポイント。秋の肌ケアの参考になさってください。

是非、ご一読ください。

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雑誌『なごみ』2016年11月号(10月28日発売 掲載ページP116~117)

特集「茶人のためのヒザケア入門 お肌にいい生活習慣を!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

ヒザに限らずお肌全般によい生活習慣について先月号に引き続き、美容皮膚科の立場から慶田院長が解説します。

まずひとつめは、入浴です。日本人は高齢者層を中心に、お風呂で体を洗いすぎる傾向があります。洗浄はスキンケアの基本ではありますが、洗いすぎは肌によくありません。お風呂で洗い流さなくてはならないのは、肌の表面についた汚れだけなので、ゴシゴシこする必要はないのです。
また、食事は肌にとっても大切な要素です。よく言われるとおり、バランスよく栄養を摂ることが重要なので、どうやったらバランスのよい食事が摂れるのか、そのポイントもご紹介します。入浴も食事も毎日のことですので、少し意識するだけで、肌は時間をかけて変わっていきます。

◆入浴
◎肌に洗いすぎは禁物
洗いすぎると、お肌のうるおい成分が流れ出てしまいます。洗浄の目的は、あくまでも化粧品や汚れ、垢や汗を洗い流すことです。洗いすぎ、こすり洗いはお肌のバリア機能が失われ肌トラブルの誘因になります。

【ポイント】
◎体は手で洗うだけで十分
ホコリや汗については、ぬるま湯に浸かるだけで十分落ちます。皮脂や化粧品類も、タオルを使わず手に泡をつけて、ぬぐうように洗うだけで清潔になります。垢はお肌のバリアですからこすり落とす必要はありません。

◎長風呂のあとは保湿ケアを
健康のためには、ぬるめのお湯に長時間の入浴するのがよいのですが、肌にとって長風呂は乾燥の原因になります。長時間入浴したときには、保湿をしっかりするよう心がけましょう。

◆食事
◎ビタミン・油、たんぱく質、すべてのバランスを考えて
美しい肌、美しいヒザのためには、食事も大切です。ビタミンA・C・E、そしてポリフェノールは、お肌の大敵・酸化を予防する抗酸化作用が高い栄養素です。ミネラル類は、コラーゲンの合成に役立ちます。油(脂質)も適量を摂取しないと肌のうるおいが守れません。
油は、含まれる「脂肪酸」の種類で分類することができ、オメガ3やオメガ6、オメガ9の3種類があります。オメガ6の含まれた油は、普段の食事に使われることが多いので、オメガ3、オメガ9の油を意識して摂るようにしましょう。また、肌再生の原料となるたんぱく質も併せてバランスよく摂るといいでしょう。

【ポイント】
◎野菜を最初に摂る
空腹時は栄養の吸収がよいので、食事の最初に肌によい栄養素が豊富な野菜を摂ることを意識しましょう。また、野菜を最初に摂ることで、血糖値を急速に上げない効果もあります。

◎大豆は天然のバランス食品
大豆は高たんぱくで、脂質・炭水化物・食物繊維・ミネラル・ビタミンなどさまざまな栄養素が含まれています。豆腐や納豆、枝豆などを意識して食べるようにしましょう。

◎レインボーの野菜を
バランスよく栄養を摂るために、色で野菜を選ぶとわかりやすいです。赤ならトマト・パプリカ、緑はオクラ・ブロッコリー・小松菜、黒ならゴマ、白なら大根・カブ、オレンジならにんじん......といった要領で、レインボー七色を毎日いただけば、お肌はきっといきいきと輝くはずです。

是非、ご一読下さい。

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雑誌『美ST』2016年11月号(9月17日発売 掲載ページP182~183)

特集『首から下の毛はもはや「いらない」って本当?どうすれば?私の「いらない毛」「欲しい毛」』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

なかなかひとに聞けない&誰に聞いたら良いのかわからないお悩みといえば、「毛の悩み」。そこで今回は、ムダ毛、薄毛、白髪など疑問や不安だらけの毛にまつわる、あらゆる悩みを解消する企画です。
慶田院長はムダ毛に関するトラブルや疑問について、お答えしています。

まだこんなところに残っていたなんて!家で自己処理するにはどんな方法が正解?

<背中>
A.頻回な自己処理による肌トラブルをさけるため、できるだけ不要な剃毛は控えたいもの。背中の毛の濃さに悩む人は多いのですが、薄着の夏やドレス着用時以外は人目に付きにくい部位です。肌見せの予定がある時だけ、前日にシェーバーで剃毛しましょう。自分では見えにくい場所なので、できるだけ人に頼んで、危険がないようにしましょう。

<うなじ>
A.自分では見えにくいため、他人をみて「もしや自分も⁉」と気づくことも。ゆえに自分ではとてもお手入れをし難いパーツです。形も気になる確認しにくいパーツは、プロの手を借りるのが正解。脱毛すれば、ポニーテールも和装のアップヘアも、ぐっと美しく映えます。

<鼻毛>
A.加齢で伸びやすくなる人も多い部位です。鼻毛にはフィルターの役割があるため、完全脱毛はNGです。入り口の見える部位のみを先端の丸いはさみでカットするか、顔用の電気シェーバーで処理。見落としがちな横顔も、鏡でしっかりチェックしましょう。

<口回り、眉間など>
A.皮膚が薄い顔の産毛は、特に丁寧なお手入れを心がけましょう。過剰な剃毛は、キメの乱れやくすみ、ニキビなどの原因になることがあり、医療用レーザーでの脱毛がおすすめです。自身で剃毛するなら、顔用の電気シェーバーで、肌からやや浮かせるように優しく当てて剃りましょう。

<指先、足先>
A.手足に生えている毛は、意外と人の目につく部位です。他のパーツを手入れする時に必ず一緒にチェックしましょう。顔より肌バリアが厚く、比較的カミソリ負けしにくい箇所ですが、やはり顔用の電気シェーバーが安心です。

処理にまつわるトラブルや不思議な現象のナゼ?

Q.ワキの脱毛したら、汗が増えた気がするのですが、なぜ?
A.レーザーが反応するのは毛根。汗腺には作用しないので、脱毛により汗の量が増えるということは理論的には考えにくいのです。脱毛により、これまで汗を吸収していた毛がなくなったことで、汗が多くなったと感じることがあるようです。

Q.脱毛した場所の毛穴や黒ずみが目立つのですが、どうしたらいいの?
A.脱毛で肌状態が悪化するということは、あまり考えられません。もしかしたら、脱毛する以前に、毛抜きで抜く等の自己処理を続けていたのでは?無理に毛を抜いた部位は、角質が厚くなったり、鳥肌状態になることもあります。肌質がかわってきたと感じたら、すぐに無理な自己処理は止め、医師に相談しましょう。

Q.顔の産毛を脱毛したら、毛穴が目立たなくなり、肌の調子がよくなった友達がいます。なぜ?
A.クリニックで使用するレーザーは、真皮のメラニンにも反応します。脱毛だけでなく、シミ治療などにも使用する機器なので、総合的なケアが可能になります。
レーザーにより線維芽細胞が活性化され、肌のコラーゲン線維、エラスチン、ヒアルロン酸の産生が促進されるので、繰り返す毎にキメやハリを改善していきます。また、毛がなくなれば、毛穴が引き締まるので、回数を重ねるごとに毛穴が小さくなったと実感される方が多いのです。

Q.急に変な所から毛が生えてきました。なぜ?
A.「出産後乳輪の毛が濃くなった!」「50歳を過ぎたら、思いも寄らない場所から急に毛が生えてた!」など、突然の変化に驚かれてご相談を受けることも。どちらもホルモンバランスが変化して起きた可能性があります。今はワンショットからできる部分脱毛もあるので、気軽に相談を。

Q.体毛は薄いのに、顔の産毛は濃いんです。部分的に毛深いってことありますか?
A.一部の毛が濃く、一部が薄い、ということは良くある話。毛の濃さは遺伝的な要素も影響し、人によってさまざまです。顔が個々に違うように、毛の濃さも個性の一つと据えましょう。

Q.永久脱毛に向いている人、向いていない人って?
A.レーザーによる永久脱毛は、基本的にすべての方にオススメです。自己流のお手入れよりも安全で断然キレイに仕上がります。特に薬剤やカミソリに敏感に反応するような、肌が弱い人は早めに相談しましょう。どのパーツも3回程度処理すれば、毛質も変わりかなり扱いやすくなるはずです。

Q.白髪はレーザー脱毛できないって本当ですか?
A.レーザーは黒いもの反応するので、色素幹細胞が枯渇した白髪には反応しません。気になる場合は、根元からカットするのがベストです。もしどうしても脱毛永久したいなら、ニードル脱毛になります。

自己流のムダ毛処理を続けると、肌トラブルを招くことがあります。抜いたり剃ったりすることで、埋没毛、毛のう炎、毛穴の開きやボツボツといった肌トラブルの原因に。濃く太い毛は安全なT字カミソリを使用し、それ以外や繊細な場所は、顔用の電気シェーバーで優しく剃りましょう。T字カミソリを使用する場合は、刃の新しい三枚刃を使いシェービングフォームをつけて滑らせるように剃ると、肌への負担が軽減できます。剃毛後は、しっかり保湿して肌のバリア機能を保ちましょう。
最も安全に脱毛する方法は、医師のいる医療機関で行える、医療レーザー脱毛です。アトピーや敏感肌の人は、自己処理が不要になることで肌トラブルの予防もできます。数回の照射で毛質がかわり、だいぶ手入れが楽になります。また、レーザー効果で色白になり、キメやハリもアップ。
お手入れの手間が減るだけでなく、ムダ毛の処理による肌トラブルもなくなり、白く美しい肌が手に入るとあれば、一石何鳥も叶います!
是非、ご一読ください。

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WEB『editeur(エディトゥール)』 2016年9月

特集「40代のアク抜きダイエットテク ひげ剃りで荒れた肌も復活!男性向けケミカルピーリング」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

editeur(エディトゥール)は、素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。憧れのモノをモテる、財をモテる、女性にモテる、健康をモテる、多彩に魅力的にモテるためのWebマガジン。
素肌で勝負する男性にとって、肌のごわつきや吹き出物は大敵です。とくに、日々のヒゲ剃りで荒れた肌は古い角質が厚くなり、肌トラブルにもつながります。そこでおすすめしたいのが、特殊な薬剤を使って古い角質を溶かし皮膚の新陳代謝を促すケミカルピーリングです。医療機関で施術を受けることで安全かつ高い効果が得られるというケミカルピーリングについて、慶田院長がお答えします!

◎古い角質を溶かして肌をワントーン明るくするケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、グリコール酸や乳酸など酸性の薬剤を肌に塗り、古くなった角質や毛穴に詰まった汚れを溶かす施術です。ニキビ治療として一般的でしたが、近年では美容目的で利用する人が増えています。とくにヒゲ剃りなどの刺激によって肌の角質を深く削っている男性の肌は、刺激で角質が厚くなっているケースがほとんどです。角層が厚くなると、毛穴が詰まってしまい吹き出物や肌のごわつきなどのトラブルを引き起こします。
ケミカルピーリングは、ほんの少し古い角質を溶かして軽度の刺激を与え、表皮のターンオーバー(新陳代謝)を促します。肌のターンオーバーが正常におこなわれることで、バリア機能が高まり、肌の水分量がアップするだけでなく肌がワントーン明るくなります。また、皮脂分泌をコントロールする効果があるので、皮脂量の多さが気になる方にもおすすめです。

◎施術中は医師が肌の状態を確認しながらピーリングをおこなう

医療機関でケミカルピーリングを受ける場合は、洗顔をして皮脂を落としてからピーリングをはじめます。施術の間だけ、ムズムズ、ピリピリとした刺激痛がありますが、我慢できる程度です。女性に比べて角質が厚い男性は比較的感じにくいようです。施術中は、ドクターが個人の肌質や薬剤の浸透具合などの管理をしながら効果が出やすいように調整します。施術直後からスベスベな肌を実感することができます。専門医が肌のコンディションを見ながらおこなうのが、エステなどのケミカルピーリングとの大きな違いです。
ケミカルピーリングは、外側にあった肌のバリアを少し取り去るので、施術から3日間の回復期は化粧水と乳液でしっかり保湿しましょう。その後は、肌本来の新陳代謝が活性化して肌のきめが整うので、保湿はマストではありません。ただし、長く効果を感じたいという人は、継続して保湿をしましょう。

費用はクリニックによって異なりますが、1回1万円前後が一般的です。ニキビ治療が目的の場合は、2週に1度6回ほど通院します。美容目的ならば、月に1度の通院でも効果を充分に実感できます。肌のごわつきを感じたらケミカルピーリングをするという方も多いようです。

◎過度な日焼けや炎症のある肌への施術はNG! 医師のカウンセリングは必須

医療機関でケミカルピーリングをする場合、医師のカウンセリングを受けます。その際、過度な日焼けをしていたり、肌に炎症がみられたりする場合は肌の治療を優先させ、炎症などが落ち着いてからにしましょう。

ご参考に是非、ご一読下さい。

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雑誌『FRaU(フラウ)』2016年10月号(9月12日発売 掲載ページP139)

特集「ガンコな悩みの解決法が一発でわかる!人生が変わる"肌クレンズ"」で慶田院長の監修記事が掲載されました。

<ニキビ>
アラサーともなると「一度出来たニキビやその跡がなかなか消えない」という人、多いのでは?ストレスやホルモンバランスの乱れ、物理的な刺激など、さまざまな原因から毛穴の表面で皮脂がつまり過ぎ角化するのがニキビの引き金となります。最短の解決策のキーは、角質ケアとビタミン類を肌にも体内にもチャージすることにあります!
◎食生活が乱れがちでニキビ肌の人に対して⇒病院でビタミンB2、B6を処方してもらいましょう!
このタイプの人は"ビタミン不足ニキビ"の可能性大です。バランスのいい食事を心がけつつ、皮脂の分泌や肌の過角化を調整してくれるビタミンB2、B6をチャージしましょう。また、ビタミンCも一緒に摂ることも効果的です。

ニキビは様々な原因で、毛穴の入り口部分(毛包漏斗部)の過角化(未熟なバリア機能の角層が厚く接着した状態)で皮脂が詰まることによって始まります。過角化の原因は、紫外線やストレス、喫煙などの酸化ストレス、乾燥、食生活の乱れ、物理的な刺激(こすり過ぎ、洗いすぎ)など様々です。思春期、男性、成人女性の生理前などは、皮脂の過剰分泌も影響します。
したがって、皮脂の分泌調整および角化の調整作用のあるビタミンB2、B6、抗酸化作用のあるビタミンCの内服が基本となります。ニキビが出やすい人、出る要因のある人は、ニキビが出てからではなく、予防的に内服する事をおすすめ致します。
皮脂が詰まるコメド(面皰)から、炎症を生じ、アクネ桿菌が増える紅色丘疹、膿疱の状態に進めば抗生剤を投与します。ただし、生理前に必ず出る女性には、予防的に数日間内服していただくこともあります。

アラサー以降堰を切ったように現れ出す肌の変化やトラブルに、結果の見えやすい最短の解決法をピックアップして掲載されています。当院でのニキビ治療は、患者様のお肌を診察し、ニキビの原因や症状に最適な、内服・外用・照射系の施術を組み合わせたコンビネーション治療をご案内させていただきます。
ご参考になさってください。


ニキビ・ニキビ跡の治療はコチラから


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雑誌『日経ヘルス』2016年10月号(9月2日発売)

今回は、2つの特集に慶田院長の監修記事が掲載されました。

特集「カサカサ、肌荒れ、くすみの原因はお風呂にあった!?やってはいけない入浴法」(掲載ページP59~61)

美容のために毎日の入浴は欠かさない、という女性は多いはず。でも、肌によかれと思って行っている入浴法が、実は肌に対して悪影響をもたらしているかもしれません。お風呂につかるのは、肌の汚れを落としたり血流をよくしたりと美容によい習慣ですが、誤った入浴法を続けると、肌の乾燥や肌荒れを招きかねないのです。


やってはいけない入浴法①「全身を毎日石けんで洗う」⇒肌荒れ、くすみ、乾燥の原因に!

毎日、石けんで全身をごしごしと洗うのは、実は肌によくないのです。体には皮脂腺が多くて皮脂分泌が多い部分と、そうではない部分があります。皮脂腺が多い部分には酸化した皮脂汚れが付きやすいので、毎日石けんで洗ってもよいが、二の腕や脚などは毎日石けんで洗うと乾燥を招くので一日おきでも大丈夫。また、体を洗った後はバリア機能が低下します。その後に湯船につかると、細胞間脂質などが漏出して肌がカサカサになってしまいますので、体を洗うのは入浴の最後がよいでしょう。

毎日洗っても良い部分は、皮脂腺が多い胸の上側、両わき、背中の上側などは、洗浄剤をしっかり泡立てて短時間でなでるように洗い、十分にすすいでください。他の部位は、すすぐときに流れる洗浄剤だけでも十分です。

また、肌の乾燥を進めないためには、ドライヤーの温度は低めにして、風が顔や体にできるだけ当たらないようにしましょう。

特集「老けないヘアケア20問20答」(掲載ページP94・96)
見た目年齢を上げてしまう白髪、ボリュームのないぺしゃ髪・薄毛、読者世代に多い髪トラブルの原因とその予防法に、慶田院長がお答えします。

Q7白髪ってどういう状態?

Aメラニン色素の合成プロセスに問題が生じた状態です。髪の黒いメラニン色素を作るのが、毛根の毛母細胞にあるメラノサイトです。メラノサイトの機能が低下、または休止すると白髪になります。また、色素のもとになる色素幹細胞は毛包バルジ領域(真皮内)にあり、ここで生まれたメラノサイトが毛母周辺まで移動して増殖しますが、加齢により色素幹細胞が枯渇することでも白髪になります。色素幹細胞から分化したメラノサイトが、毛母でメラニン色素を作ると髪は黒くなりますが、色素幹細胞が枯渇することでメラノサイトが不足したり、ストレスでメラノサイトの機能が休止すると白髪になります。

Q8白髪は防げるの?

A色素幹細胞が残っていれば、戻せる可能性もあります。白髪は遺伝や加齢、ストレス、栄養障害などのほか、慢性の胃腸疾患、甲状腺の病気などでも起こります。栄養バランスが崩れたり、頭皮の凝りやストレスなどで血行不良になると、毛母に血液と栄養が十分に届かず、増殖・成長の妨げになります。毛包バルジ領域の機能を守るのは、17型コラーゲンであることが解明されています。頭皮のコラーゲンの合成に必要な鉄、亜鉛、ビタミン、たんぱく質などバランス良い食事を心掛けましょう。メラノサイトが休止して白髪になっている場合は、色素幹細胞が残っていれば黒髪に戻る可能性はあります。

Q15女性の髪が薄くなるメカニズムは?

A休止期が長くなったり、成長期が短くなって起こります。老化を除いて、女性の薄毛の症状で最も多いのが、毛髪の本数が減る「慢性休止期脱毛」です。髪は毛周期と呼ばれるサイクルで成長して必ず数年ごとに生え変わりますが、成長期が短くなったり、休止期が長くなると新しい毛が育たず薄毛になります。もうひとつは主に遺伝に関わる『FAGA(女性男性型脱毛症)』で、男性のAGAと同様、男性ホルモンの作用で細く短い毛に変わります。

Q17クリニックでの薄毛治療は?

A外用薬・内服薬での治療が一般的です。女性の薄毛は、加齢や遺伝、生活習慣、閉経後の女性ホルモン低下のほか、ストレスや病気、出産による脱毛など要因もさまざまです。診察、カウンセリングし、その人に合った適切な治療法を診断しています。毛髪再生に有効な成長因子や血流改善の薬液を頭皮に直接注射する方法や、内服薬での治療もあります。

加齢とともに気になる髪のトラブルの解決に、是非、ご一読ください。

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雑誌『リンネル』2016年12月号(10月20日発売 掲載ページP144~147)

雑誌『リンネル』2016年12月号(10月20日発売 掲載ページP144~147)
特集「朝・昼・夜のケアで変わる!冬の美肌のヒント」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

乾燥しやすい過酷な環境でもゆらぎにくい肌を目指す
湿度や温度の急激な低下や暖房など、冬の肌は乾燥しやすい状態に。深刻なカサつきを感じる前に、肌荒れを招く仕組みを理解して最適なケアを心がけましょう。
人の肌はもともと水分を溜めておく機能が備わっています。その立役者となるのが肌の一番表面にある"角層"です。角層には、セラミドなどの角質細胞間脂質、天然保湿因子、皮脂膜といった肌の保湿を担う3大要素がすべて存在していて、肌の潤いを保つ大切な場所です。この角層に保湿成分をしっかり届けることで、みずみずしい潤い肌をキープすることができるのです。

つまり、肌の乾燥を感じたら、角層に水分が不足しているサインといえます。角層は外部からアレルゲンなど異物の侵入を防ぎ、同時に内部の水分の蒸発を防ぐという役割を担っています。健康な肌は、肌の表面にある角層に必要な水分がたっぷりあるため、外からの刺戟を跳ね返す力を持っています。ところが、角層の状態が悪いと、乾燥やアレルギーなど肌を外的刺激から守る"バリア機能"が弱くなり、カサツキなど肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
朝晩のスキンケアで、セラミドやヒアルロン酸など水分保持機能のある保湿成分を角層に浸透させ、水分を肌に閉じ込めることを心がけましょう。1日を通して冬の乾燥から肌を守るケアを意識して過ごすと、ゆらぎにくい肌を育むことができます。

〈 冬のスキンケア、ここに注意〉
冬の乾燥、ポイントは角層にあり!
肌の"角層"にしっかり水分を溜めておくことができれば、冬でも乾燥知らずの肌が叶います。セラミドなど保湿成分たっぷりの使い心地のよいアイテムを1品揃えましょう。

年中同じは✕!気候や肌状態に合わせて使い分けを!
夏に比べて大気の湿度が下がり、ぐんと寒くなる冬は、冷えから肌の循環も悪くなります。肌にゆらぎを感じたら、低刺激のケアに変えるなど使うアイテムを見直しましょう。

10年後の美肌のために、冬もUVケアを!
1年中降り注ぐ紫外線は、肌老化の原因の80%を占めるほど肌にとっては大敵。夏のように日差しが強くなくても、曇りの日でもUVケアをして過ごしましょう。

〈朝のケア〉
洗顔からスタートする朝のスキンケア。1日中、潤い肌をキープしながら過ごすには、朝の保湿ケアがカギになるといえます。
Q.乾燥肌なので、洗顔はお湯だけ。これってOKですか?
A.ぬるま湯だけの洗顔は乾燥の原因に!
肌質にもよりますが、寝ている間に出る皮脂や化粧品の油脂が残ると酸化して、乾燥や肌荒れの原因になることも。油分はぬるま湯で流すだけでは落ちません。こすらず、もこもこに泡立てた洗顔料を肌にやさしくすべらせて洗いましょう。

Q.冬の朝は顔色が悪い気が...。冷えとくすみって関係あるの?
A.冷えによる循環の悪さでくすむことも!
くすみはメラニンなどの影響もありますが、冷えによる循環の悪さが原因になることも考えられます。マフラーなどで防寒するなどして肌の寒暖差をなくす工夫や、肌色を補正する下地クリームの活用もおすすめです。

Q.絶対に乾燥しないようにするには、朝のケアはどうすればいい?
A.乾燥しやすい肌には、保湿成分の中でも特に保湿力が高いセラミドを補うケアをこころがけましょう。セラミドを補うことで、外的刺激から肌を守るバリア機能の改善にもつながります。

Q.部屋が乾燥しているせいか、朝起きると顔がカサカサ...。
A.加湿器で室内を60~65%の湿度をキープするのが理想です。
湿度が下がると、角層から水分が蒸発しやすくなります。室内温度を適温にして60~65%の湿度が肌にとって理想といえます。湿度が50%を下回るようなら、加湿器を使って調節をしましょう。加湿器がない場合は、部屋に濡れたバスタオルをかけるだけでも効果的です。

◎マスク女子は要注意。毎日のマスクが肌トラブルの原因に!?
風邪の予防のほか、スッピンを隠すためなど、何かと便利なマスク。冬になると1日中着けている人も多いはず。使い方によっては、肌トラブルが起こりやすくなるのをご存じですか?
一番多いのが、皮膚の表面にマスクのひもや生地がこすれて刺激になり、角層の状態が悪くなりキメが乱れ、ニキビができやすくなることです。また、マスク内部が蒸れてニキビの原因となるアクネ菌が増殖してしまうことも。風邪予防の場合でも、1日中マスクを着用せず、部屋の中では適度に外して加湿器で調節するなどの対処を。マスクは毎日新しいものを使用し、肌あたりが良い素材を選ぶことも、美肌をキープする秘訣です。


〈昼のケア〉
日中、意識すべきは、紫外線と保湿。肌老化につながる紫外線から肌を守り、カサツキを回復させるケアを。
Q.冬もSPFの高いUVクリームは必要?
A.UVクリームはスキンケアの1つと捉えましょう。
紫外線は室外でも室内でも1年中浴びています。SPF50でも薄く塗っているだけでは、SPF10程度の効果しか得られません。日焼け止め、下地、ファンデとミルフィーユのように重ねてカバーすることで、UVカット効果を高めることができます。

Q.気づけばいつも唇がガサガサです(泣)
A.なめないこととリップクリームを塗ることが基本です。
唇の皮膚は薄く、そもそもバリアが脆弱な部位。皮脂も出ないのでこまめにリップクリームを塗って保湿することで改善します。乾燥しやすい時期は、口紅を塗る前もリップクリームをしっかり塗っておくと安心。塗る際は、「い」を発音するときの唇の形にして、縦ジワを防ぎましょう。

Q.オフィスの乾燥対策を教えて!
A.ジェルかクリームをメイクの上から塗る!
手軽な保湿スプレーは、すぐに水分が蒸発し、かえって乾燥が進むことも。薄めのメイクなら、普段使っている軽めのジェルかクリームをメイク直し前に塗るだけでも保湿することができます。

Q.冬の吹き出物って治りが悪い気がします。日中できることってある?
A.「ベジタブルファースト」で身体と肌にストレスをかけない。
いわゆる大人ニキビはストレスやホルモンの乱れ、過剰な皮脂、摩擦、乾燥などさまざまな要因が考えられます。食事のとき最初に野菜を食べ(「ベジタブルファースト」)、発酵食品を取り入れて腸内環境を整える食生活を心がけましょう 。

◎冬もケアは必須!「光老化」対策って?
紫外線をたくさん浴びている人とほとんど浴びてない人では、肌老化の速度が変わるのを知っていますか? 肌老化は加齢変化も一因ですが、80%はなんと紫外線など太陽光の影響によるもの。太陽光による皮膚の障害を「光老化」と呼び、シミやシワ、たるみに加え、皮膚がんの原因になってしまいます。1年中、目に見えない紫外線の影響を受けていることを自覚し、徹底したUVケアを心がけて。近頃は、光老化を予防するための日中用クリームも登場。スキンケアの最後に塗って、日中に受ける肌ダメージを最小限に食い止めましょう。

〈夜のケア〉
翌朝の肌の調子を決めるのは、夜のスキンケア次第。肌状態を確かめて、ときにはプラスのケアをとり入れて。
Q.寝る前の乾燥対策は?
A.クリームやバームを重ねて角層を柔らかくして潤いを。
化粧水だけで終わらせず、重めのクリームや硬くなった肌を柔らかくするバームやオイルをプラスして。目や口の周りなど、とくに乾燥が気になる部分は重ね塗りをしましょう。

Q.冬も角質ケアはしたほうがいいの?
A.2週間に1度程度の酵素洗顔で角質をオフ。
肌がかたいと感じるときは角質が溜まっているのかも。定期的な角質ケアは必要です。こすり過ぎに注意して酵素洗顔でやさしくオフ。バリア機能が整い、水分量もアップします。

Q.夏より冬のほうが美白効果が高いってホント?
A.年間を通してスキンケアに1品プラス。
美白化粧品は夏から秋にかけて使うものではありません。シミは長年のメラニン生成の蓄積によるもの。とくに夏のつけを払うためにも、これからの時季のケアはおすすめ。数年先の美肌のために、1品ケアにプラスして1年間使い続けるのが賢い。

Q.コンディションを整えたいときのスペシャルケアが知りたい!
A.シンプルなケアで肌の休息を心がけて。
肌が不調なときほど、過剰なケアは控えましょう。とくにバリア機能が弱った状態で、肌を密封するようなマスクをすると、かぶれるリスクが高まることも。これなら絶対に大丈夫というお守りのようなアイテムを見つけて、シンプルなケアをしましょう。

◎寝る前のブルーライトは美と健康の敵!
ブルーライトは可視光線(目に見える光)のうち、380~500nmと最も波長が短く、強いエネルギーを持つ光のこと。太陽光の可視光線は400~420nmのブルーライトで、シミや酸化ストレスを増強させる作用があるので光対策は必須。PCやスマートフォンから出るブルーライトは450nm前後の波長が主体ですので、シミを誘発する作用は少ないものの、眼の障害や体内リズムの変動などの影響が出ることがわかっています。睡眠不足は美肌の敵! 就寝30分前にはスマホを控えるなど、少し意識をしてみましょう。

朝、夜はぐっと冷え、本格的な冬の到来は目の前です。来るべく冬に負けない肌をつくるには、一日を通してのちょっとした心がけが大切です。
意識を変えるヒントに是非、ご一読ください。


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日本テレビ『ヒルナンデス!』 2016年10月27日OA内容

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2016年10月27日OA内容をご紹介します。
「男の手作りクッキング!このごはん誰が作ったの?意外にやってる!お料理男子ス
ペシャルSP!」

第九弾は、「誰ごはんコーナー」初の男性芸能人特集。お料理男子がSNSに掲載した
料理写真から、作った人をスタジオメンバーがクイズ形式で当てていきます。慶田院
長は医学博士の立場で食事と栄養の解説をいたしました。

高橋克典さん
メニュー1:黒米粥、豚汁のごはん、納豆
風邪を引いた奥様にかわって作った朝ごはんメニュー。
豚汁は良質たんぱく豊富な豆腐と豚肉、ビタミン豊富な野菜が入り具沢山。これらの
豚汁の食材は、からだを温める作用があり、これからの季節にぴったりです。
メニュー2:スッキリ大根のスープ
からだに優しい食事です。大根は消化吸収を高める酵素アミラーゼを含み、疲れた胃
腸を休めるのに最適なのです。
皆さんも、年末の忘年会シーズンのリセットに取り入れてみてはいかがでしょうか?
メニュー3:アーモンドミルクのフレンチトースト
牛乳の代わりにビタミンEが豊富で、低脂肪のアーモンドミルクを使用している点が
ポイント。
特に朝にビタミンEなどの抗酸化作用の高いビタミン類やポリフェノールをとること
で、紫外線への抵抗性を高める効果が期待できるのでとても良いメニューですね。
奥様と息子さんのために食事を作るなんて、イケメンなうえに素敵なパパさんです
ね!

梅沢富美男さん
メニュー1:ベーコンと野菜の中華風あんかけ
身体にやさしいメニューですね。
ビタミンCとβカロチンが豊富ブロッコリーと、食物繊維たっぷりの大根の組み合わ
せは、お肌と血管の健康に効果的といわれています。
さらにビタミンB1を含むベーコンと、ブロッコリー、大根などの野菜を組み合わせて
いるので、風邪の予防にも効果的です。
変わらぬ若々しさと逞しさの秘訣は食にありそうですね!
最近は日中と夜の気温差が大きくなり風邪も流行っています。体調を崩しやすい季節
にぴったりですね。
メニュー2:麻婆茄子、回鍋肉、餡かけやきそば。
プロレベルの仕上がり、流石お料理上手と評判の梅沢さんです。
油で炒めた中華料理は、野菜やきのこなどのビタミン類が効率良くとれるメニューで
す。
ご自宅での手作りなら、良質油で調理できるのでヘルシーですね。

天野ひろゆきさん
メニュー1:坦々うどん
非常に女子力が高いメニュー。というのもスープに豆乳が使われています。
豆乳は大豆たんぱくの吸収率が高い上に、大豆イソフラボンは女性ホルモン様作用が
あり、肌にも良いと言われています。
肉味噌、ネギ、ゴマ、ラー油をのせて完成。
レシピをみると、とても中年男性(失礼いたしました!)が作ったとは思えないメ
ニューです。
女子の心をつかんで離さないスゴ技!男性にこんなごはん作ってもらえたら、嬉しい
ですね。
メニュー2:ナスと神楽南蛮の肉味噌炒め丼
神楽南蛮はピーマンより少し肉厚な唐辛子の一種。
特にβカロテン、ビタミンCなどを豊富に含みます。ナスにはアントシアニンという
ポリフェノールも豊富。組み合わせ的にも好相性で、お肌に良いメニューです。
メニュー3:ビーフシチュー
牛肉の良質なタンパク質は、皮膚の新陳代謝を促し、さらに煮込むことでたんぱく質
が柔らかくなり、消化吸収もよくなるので、これも美容におすすめのメニューです。

からだが温まるお料理男子メニューは、これからの時期にぴったりです。
ぜひ、ご参考になさってください。

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2016年11月 4日

書籍『BEAUTY DICTIONARY ~医師が教える正しいスキンケア大全~』

書籍『BEAUTY DICTIONARY ~医師が教える正しいスキンケア大全~』
(スキンケア大学より2016年10月8日発売)に慶田院長の監修記事が6特集掲載されました。前回に引き続き一部抜粋しご紹介させていただきます!!

特集② LESSON3 基本の「き」洗う「意外と知らない正しい洗顔法」(掲載ページP38~39)

◎洗顔のしすぎに要注意!必要な皮脂まで落とさないで
洗顔のしすぎや間違った洗顔方法は角質層にダメージを与え、乾燥肌や敏感肌、脂性肌、毛穴の目立ち、シミなど、さまざまなトラブルの原因となります。肌をいつまでも健やかに保つために、正しい洗顔法を身につけましょう。

◎間違った洗顔によって失われるもの
洗顔の目的は、酸化した皮脂やメイクなどの汚れのみを落とすことです。しかし、肌に必要な皮脂膜や、肌のうるおいを保つ角質層の細胞間脂質(セラミドなど)や天然保湿因子(NMF)まで洗い流してしまうような、過度な洗顔をしているケースが多く見受けられます。

◎洗いすぎると、洗顔後の保湿ではカバーできない
ダメージを受けた肌のバリア機能が回復するのには、数日を要することもあります。
バリア機能が低下している間は、乾燥やアレルゲン、紫外線などに弱い状態となっているため、肌が乾燥したり、普段ならかぶれないような成分に反応したり、いつもより紫外線の影響を受けやすくなっています。

◎肌タイプ別の洗顔方法
脂性肌の方は、Tゾーンなど皮脂の多い部分を念入りに洗いがちです。過剰な刺激につながる洗顔方法はかえってトラブルを引き起こすことがあります。皮脂を取りすぎると、肌が乾燥するばかりでなく、外的刺激から守ろうと、角質が厚くなりニキビが増えたり、毛穴が目立ったりすることも。
乾燥肌の方は、もともと皮脂が少ないので、乾燥がひどいときは洗顔料の使用は夜1回のみにしましょう。
それほど乾燥がひどくない場合は、Tゾーンなど脂っぽい部分を中心に軽く泡をのせる程度に洗い、酸化した皮脂や夜に使った化粧品の油分のみを洗い落とすのがオススメです。
夜間にバリア機能が修復されるので、朝の誤った洗顔で、せっかく回復したバリア機能を再度低下させてしまわないようにしてください。

〈正しい洗顔法〉
① まずは手を洗う

② 洗顔料をよく泡立てる

③ Tゾーンから優しく洗い始める

④ 目元や口元は泡をのせるだけで十分

⑤ ぬるま湯で最低20回以上すすぐ

⑥ 清潔なタオルで顔を押さえる

⑦ 洗顔後はすぐに保湿


ぜひご参考になさって下さい。

次回特集③「乾燥を引き起こす3大原因は?」をご紹介致します!


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2016年11月 2日

WEB『gooヘルスケア』 2016年11月2日

「唇がカサカサになるのはなぜ?対策や予防は?医師に聞いてみた」

湿度が低い季節になると、肌の乾燥に悩まされることも多いことでしょう。手はもちろん、体全体がカサカサになり困っている人も。今回は女性のチャームポイントでもある「唇」の乾燥について解説しています。唇が乾燥する原因やリップクリームの選び方、乾燥対策について、慶田院長が皮膚科専門医の立場からお話ししています。

なぜ、唇は乾燥しやすいのか? 唇自体が乾燥しやすい構造
唇は粘膜移行部といって、顔や体の皮膚とは構造が異なります。角層が非常に薄く皮脂腺がないので、バリアが脆弱です。皮膚の水分を保持するためには皮脂膜、角質細胞間脂質、天然保湿因子の三要素が必要ですが、皮脂膜以外の二つが特に重要です。これらは表皮細胞がターンオーバーの過程で自ら作り出すのですが、唇のように角層が薄い部分は不十分になりやすいため、そもそもとても乾燥しやすいのです。
加えて唇は、露出部であり、息や食べ物など外部からの影響を非常に受けやすいく、湿度が低くなる秋冬には乾燥が進んでしまうのです。
また、唇が乾燥する原因は寒気や大気の乾燥だけではありません。唇が唾液で濡れた後に水分が蒸発すると過乾燥になりやすくなります。唇が乾いたと感じた時、舌で唇をぺろっと舐める癖がある人は乾燥がさらに進んでしまうので要注意です。

覚えておきたい「リップクリームの選び方」
唇の乾燥対策でまず思い浮かぶものは、手軽なリップクリームですね。数多くの市販リップクリームの中から、どのようなものを選べばよいのでしょうか。
刺激が少なく、皮脂膜の代わりに蒸発を防ぐワセリンやオイルなどのエモリエント(油分)だけでなく、天然保湿因子やヒアルロン酸など、水分を抱え込む性質のある保湿成分(モイスチャライザー)を含むものがよいでしょう。もしも、リップクリームを塗っても改善しないならば、口唇炎を生じている可能性があるので皮膚科を受診してください。

食事・呼吸の仕方も大切
最後にリップクリームで保湿する以外で注意すべき点です。
唇を舐めず、無理に皮をむかないようにしましょう。また、唇は食べ物の刺激を受けやすいため、食事の際は塩分などの刺激物が唇に付かないように食べてください。そして普段から鼻で呼吸をするよう心がけましょう。

これを機に日頃の唇のケアを今一度見直してみてはいかがでしょうか。
ぜひ、参考になさってください。

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2016年10月28日

雑誌『なごみ』2016年11月号(10月28日発売 掲載ページP116~117)

特集「茶人のためのヒザケア入門 お肌にいい生活習慣を!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

ヒザに限らずお肌全般によい生活習慣について先月号に引き続き、美容皮膚科の立場から慶田院長が解説します。

まずひとつめは、入浴です。日本人は高齢者層を中心に、お風呂で体を洗いすぎる傾向があります。洗浄はスキンケアの基本ではありますが、洗いすぎは肌によくありません。お風呂で洗い流さなくてはならないのは、肌の表面についた汚れだけなので、ゴシゴシこする必要はないのです。
また、食事は肌にとっても大切な要素です。よく言われるとおり、バランスよく栄養を摂ることが重要なので、どうやったらバランスのよい食事が摂れるのか、そのポイントもご紹介します。入浴も食事も毎日のことですので、少し意識するだけで、肌は時間をかけて変わっていきます。

◆入浴
◎肌に洗いすぎは禁物
洗いすぎると、お肌のうるおい成分が流れ出てしまいます。洗浄の目的は、あくまでも化粧品や汚れ、垢や汗を洗い流すことです。洗いすぎ、こすり洗いはお肌のバリア機能が失われ肌トラブルの誘因になります。

【ポイント】
◎体は手で洗うだけで十分
ホコリや汗については、ぬるま湯に浸かるだけで十分落ちます。皮脂や化粧品類も、タオルを使わず手に泡をつけて、ぬぐうように洗うだけで清潔になります。垢はお肌のバリアですからこすり落とす必要はありません。

◎長風呂のあとは保湿ケアを
健康のためには、ぬるめのお湯に長時間の入浴するのがよいのですが、肌にとって長風呂は乾燥の原因になります。長時間入浴したときには、保湿をしっかりするよう心がけましょう。

◆食事
◎ビタミン・油、たんぱく質、すべてのバランスを考えて
美しい肌、美しいヒザのためには、食事も大切です。ビタミンA・C・E、そしてポリフェノールは、お肌の大敵・酸化を予防する抗酸化作用が高い栄養素です。ミネラル類は、コラーゲンの合成に役立ちます。油(脂質)も適量を摂取しないと肌のうるおいが守れません。
油は、含まれる「脂肪酸」の種類で分類することができ、オメガ3やオメガ6、オメガ9の3種類があります。オメガ6の含まれた油は、普段の食事に使われることが多いので、オメガ3、オメガ9の油を意識して摂るようにしましょう。また、肌再生の原料となるたんぱく質も併せてバランスよく摂るといいでしょう。

【ポイント】
◎野菜を最初に摂る
空腹時は栄養の吸収がよいので、食事の最初に肌によい栄養素が豊富な野菜を摂ることを意識しましょう。また、野菜を最初に摂ることで、血糖値を急速に上げない効果もあります。

◎大豆は天然のバランス食品
大豆は高たんぱくで、脂質・炭水化物・食物繊維・ミネラル・ビタミンなどさまざまな栄養素が含まれています。豆腐や納豆、枝豆などを意識して食べるようにしましょう。

◎レインボーの野菜を
バランスよく栄養を摂るために、色で野菜を選ぶとわかりやすいです。赤ならトマト・パプリカ、緑はオクラ・ブロッコリー・小松菜、黒ならゴマ、白なら大根・カブ、オレンジならにんじん......といった要領で、レインボー七色を毎日いただけば、お肌はきっといきいきと輝くはずです。

是非、ご一読下さい。

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2016年10月25日

2016年10月17日

書籍『BEAUTY DICTIONARY ~医師が教える正しいスキンケア大全~』(2016年10月8日発売)

書籍『BEAUTY DICTIONARY ~医師が教える正しいスキンケア大全~』 
(スキンケア大学より2016年10月8日発売)に慶田院長の監修記事が6特集掲載されました。

〈スキンケア大学とは?〉
全国1900名のドクターが参画するスキンケアの情報サイトです。肌の専門家である医師の豊富な知識と経験を、お悩みに合わせて即座に検索し参考にできるサイトです。スキンケアのさまざまな悩みを解決するコーナーから、美肌を作る食材やレシピ、安心な商品の紹介など、多岐にわたる美肌情報を網羅。慶田院長は「スキンケア大学」のサイト立ち上げ時から監修に関わっており、現在では57本の記事を監修しています。本書はこの「スキンケア大学」に蓄積された膨大なコンテンツをもとに、美肌作りの基礎、最新情報までを紹介しています。

本書の中で、慶田院長監修部分は6特集ございます。一部抜粋し順にご紹介させていただきます!!

特集①LESSON2 基本の「き」保湿①「とにかく保湿が大切!」(掲載ページP30~33)

◎やみくもに化粧品をつけてもダメ、水分が浸透するとは?
美しい肌の条件は「うるおい」は欠かせません。美肌効果を期待して、高価なクリームや美容液を次々と購入している方も多いのではないでしょうか?まずは「保湿のしくみ」を理解して、正しいスキンケアでうるおった素肌を目指しましょう。

◎肌のうるおいは、角質層(角層)で守られている
角質層はわずか0.02㎜(食品包装用透明ラップと同程度)の厚さのなかで、角質細胞がブロックのように10~20層積み重なり、外部からアレルゲンなど異物の侵入を防ぎ、同時に内部の水分の蒸発を防ぐという役割を担っています。また、手のひらや足の裏などは角質がとても厚く物理的な刺激に強くなっています。

◎肌の水分を保持するメカニズムとは?
一般に、皮膚のうるおい(水分量)は皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質という3種の物質によって一定に保たれています。角質層に保持されている水分のうち2~3%を皮脂膜が、17~18%を天然保湿因子、残りの約80%は、セラミドに代表される角質細胞間脂質によって守られています。

◎それぞれの保湿因子の働きを知ってスキンケアに生かしましょう
皮脂膜は水分を保つ大切なものです。汗と皮脂(皮脂腺から分泌される脂)が混ざり合ったもので、天然のクリームともいわれます。天然の油膜として肌の表面を覆うことで、水分の蒸発を防ぐとともに、摩擦抵抗を減らし、表面を滑らかにしています。また、皮脂膜に含まれる脂肪酸によって弱酸性を保ち、細菌の繁殖をふせいでいます。

◎皮脂は悪者じゃない!適度なバランスが大切
皮脂の量と経皮水分蒸散量(TEWL)は、逆相関関係にあるために皮脂の量は多すぎても少なすぎてもいけません。皮脂の分泌が少ないと肌にザラツつきやかさつきが出てバリアも弱まります。反対に皮脂の分泌が多すぎると、肌が脂っぽくべたつき、酸化した皮脂が刺激物質に変化し肌の炎症を招き、ニキビの要因にもなります。このように皮脂膜が本来の重要な機能を果たすためには、適度な皮脂の分泌が必要です。

◎水分を蓄えてキープする天然保湿因子
ケラチノサイト(角化細胞)が角化する過程でアミノ酸から作り出されます。水分と結合する性質があり、アミノ酸、尿素、乳酸、塩基類などで構成されています。水分を吸着する性質が強く、水分を角質層に供給し、柔軟性と弾力性のある角質層の性質を保つ役割を担っています。

◎肌バリアとなる細胞間脂質の働き
角質脂肪間脂質は水を抱える親水基と脂質と結びつきやすい親油基があります。水分層と脂質層が交互に重なる形のため、脂質二重層状構造(ラメラ構造)となり水をはさみ込んでいます。
水分層と脂質層が交互にあることで、まさに水も漏らさぬしなやかな防護壁になっているのです。また比熱の高い水分層は、温冷刺激に対しても、優れた緩衝材となります。
この水と脂がきれいに並んだラメラ構造が崩れてしまうと、水分が抜けやすくなってしまいます。乾燥しやすい肌や敏感肌の方はラメラ構造を整えて保湿することがポイントです。

ご参考に是非、ご一読下さい。
次回特集②「意外と知らない正しい洗顔方法」をご紹介致します!

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J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』9月19日(月)OA内容

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長がコメント出演いたしました。

「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。8月の放送が好評で、今回2回目の出演です。夏の紫外線で増えるシミ、ニキビ、虫刺されの痕など、夏の肌トラブルや、夏のダメージで低下してしまうバリア力について、皮膚科専門医としてお話ししました。

Q.夏の間は、強烈な紫外線や、エアコンによる乾燥などで、お肌はお疲れ気味に。秋になって、シミの悪化やニキビ、虫刺さされの痕などに悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
これらの夏の肌ダメージを回復させるためには、美白剤の外用が有効です。美白剤は夏の間に使うものというイメージですが、ぜひ秋から冬も継続してご使用いただきたいものです。
そして夏の間の強い紫外線は、肌のバリア力を低下させる誘因になっています。これからの時期は大気中の湿度も下がり、あっという間に肌は乾燥して、肌荒れしやすくなります。
では、これからの時期、肌のバリア機能を高めるために積極的にとるべき成分は何でしょうか?この3つから選択してください。

1.ビタミンC 2.糖質 3.脂質

A.正解は3.脂質です。
脂質というと、ダイエットや健康に大敵なイメージがあり、控える傾向もみられますね。実は肌のバリア機能の要となる「角質細胞と角質細胞の間をつなぎとめて、水分を抱え込む成分(角質細胞間脂質)」の材料は、コレステロールなどの油(脂質)です。この材料が不足すると角質細胞間脂質の生成が低下し、角層と角層がきれいに接着できない状態になります。すると肌が水分を抱え込めず、乾燥してしまいます。さらにスカスカになった角層は、外部から刺激を受けやすい状態になるため、秋の花粉、ホコリ等のアレルゲン、汗などの軽微な刺激が肌に入り込んで、トラブルを招きかねません。ですから、肌バリアを守るために良質な脂質をとることは、とても大切なことです。

別所さんは、前回のクイズに引き続き、今回もお見事!正解でした!

では具体的には、どの様な油をとるべきなのでしょうか。
最近、健康成分として話題になっている脂質の分類に、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、オメガ9脂肪酸があります。そのなかで特に日本人で不足しがちと言われているのが、オメガ3系です。具体的にはエゴマ油、亜麻仁油、秋が旬のサンマのような青魚や、鮭などにも多く含まれます。

また、これまでバリア機能を高めるケアといえば、肌にクリームを塗るといったアウターケアが中心でした。最近では、機能性食品を"食べるケア"が有効なことがわかってきました。特に注目している食品は、"コラーゲンペプチド"、"ミルクセラミド"が高配合されたヨーグルトです。これらは、1か月程度継続して食べることで、肌のバリア力があがるという研究結果が明らかになっています。
普段の食事に機能性食品のヨーグルトを1品追加するだけで、手軽においしく肌ケアができる点もおすすめです。ぜひ、お試しになってみてください。

2016年10月11日

雑誌『美的』2016年11月号 (9月23日発売)

今回3つの特集に掲載がございます。

その1(掲載ページP160)
特集『これさえすれば15年後も若いまま!美の専門家が語る「老けない秘訣」』
慶田院長が皮膚科専門医として、肌老化対策について解説しています。

肌を老化させたくないなら、「光対策」に尽きます。紫外線、ブルーライト、近赤外線、あらゆる光から肌を守ることが必要です。紫外線に代表される〝光〟は、肌老化の大きな要因。コラーゲンや細胞のDNAをダイレクトに傷つけてしまします。外に出るときだけでなく、屋内でも窓越しに注ぐ紫外線や、PC、スマホのブルーライトは体内リズムを狂わせてしまいます。こちらにも注意しましょう。

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その2(掲載ページP188~189)
特集「初心者にもぴったり!痛みもダウンタイムもなし!美容医療界のシワ・たるみ治療の2大権威の最新施術をアラサー読者が初体験!」
 
太ってみえることもあるフェイスラインのたるみ高周波と電気刺激で肌が向上に!

スマスアップ
◎施術内容:皮膚深部に有効な高周波(RF)と局所電気刺激(DMA)を同時に用いて、コラーゲン線維の生成や筋肉を最大限に活性化し、基礎代謝をアップします。同時にハンドピースを押し付ける圧力も加わることで老廃物や脂肪を除去する効果もあります。筋肉&皮下組織の引き上げとデトックスに効果的なダウンタイムのない施術です。
◎料金:頬~首 初回¥30,000(2回目以降は1回¥60,000)
◎施術時間:約15~20分
両頬~デコルテ全体にジェルを塗布し、熱の刺激から肌を守りながら施術します。
まずは頬からフェイスラインを引き上げるように、グリグリとハンドピースでマッサージするように滑らせます。次に首筋からデコルテに向かって、老廃物を流すようにハンドピースを動かします。熱刺激+ハンドピースの圧により、小顔&リフトアップ効果が得られます。
●体験モデルさんの感想
施術中はほんの少しだけピリピリする程度で、首筋に向かって流していくうちに肩こりもほぐれて、とても気持ち良かった。施術後の肌は柔らかくなりフェイスラインも引き上がり一気にすっきりしました!

全体的にザラついた印象を与えるちりめんじわ
引締め&ピーリング効果で肌質アップ!

ジェネシス
◎施術内容:ロングパルスNd:YAGレーザーを皮膚から離して照射することにより、真皮上層部を加熱します。コラーゲンの増生を促すので、肌のキメを整えハリの低下や小じわを改善します。また、レーザーピーリング効果により肌表面の古い角質を除去し、毛穴の目立たないみずみずしい肌にするダウンタイムのない施術です。
◎料金:全顔 初回¥10,000(2回目以降は1回¥35,000)
◎施術時間:約15〜20分
アタッチメントを肌から15cmぐらい離した状態で、グルグルと円を描くように、顔全体に約15~20分間レーザーを照射します。1,064nmの波長で表面から真皮の浅い部分に働きかけることで肌を引き締め、小じわや毛穴の開き、赤ら顔などをケアし、ピーリング効果もあるので、産毛の処理や代謝アップも期待できます。施術直後から効果を実感できるだけでなく、効果が約3ヶ月程度継続するので、深いシワは刻まれていないが素肌力を上げたい人にもおすすめです。
●体験モデルさんの感想
レーザーが当たった部分からじわっと温められているような感覚。小じわが悩みで体験したのに、くすみや小鼻表面がみずみずしくなめらかになり、つるんとした美肌をGET。とってもお得な気分になれました。

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その3(掲載ページP244~245)
特集「美的世代の9割超がストレスによる肌荒れを経験しています!敏感ゆらぎの新事実 ストレスが肌老けを加速させるって本当ですか?

美的世代は、ストレスによる肌荒れにご注意
肌づくりの基本は、生活習慣を整えることです。具体的には、①バランスのよい食、②スムーズな排泄、③適度な運動、④充分な睡眠、⑤精神的ストレスのケア。この5つがきちんと できていないと、いくらレーザーやピーリングなどで積極的にケアしても効果が持続しに くいことがあります。
また、大人になるにつれ、肌に不調サインが出やすくなります。特に5つの生活習慣のうち、不摂生が2つ、3つと重なると、てきめんに不調が現れやすくなることも。
中でも精神的ストレスには注意が必要です。ストレスは血流や、生体リズムを司る自律神経を乱すので、肌が冷えたり、腸の調子が悪くなったり、質の良い睡眠が取りにくくなったりと、複合的にトラブルを招いてしまいがちです。「特に肌が過敏に傾いて赤みが出たり、ピリピリと感じるようなときは注意してください 。肌のバリア機能が低下して、炎症を起こした状態になっています。炎症はいうなれば〝 肌の火事 〞。燃え広がってダメージが加速する前に、一刻も早く鎮静することが大切です。
スキンケアでは、炎症を鎮めたり、バリアを高める機能をもったコスメを選びたいもの。潤いで満たし、密封するケアが効果的です。強い洗浄力のもので洗いすぎたり、強い力で摩擦するのも禁物です。お手入れをするときは、指の面全体を使って優しく肌に触れるよう意識しましょう。

事実1 血流
ストレスは肌を冷やしてしまう
ストレスで肌の血流が悪くなってしまっても、肌の温度が低下します。
人間の体は自律神経によって支配されています。そのうち、覚醒するときは「交感神経」が優位に、リラックスしたり、休息したりするときは「副交感神経」が優位に。1日の時間帯や状況に合わせて、ふたつのモードが切り替わるようになっています。ところが、ストレスが恒常的に続くと、「交感神経」ばかりが優位になってしまいます。本来、交感神経は〝敵と闘う〞ための興奮モード。脳や筋肉に血液を優先的に送るために、肌や消化器官の血流が悪くなるのです。血行不良になった肌は冷えて働きが低下してしまい、さまざまなトラブルが起りやすくなってしまいます。PC作業などの日常ストレスでも肌の血流は悪くなるので注意しましょう。
お手入れのポイントとして、ストレスを感じがちなときほど、優しく肌に触れましょう。
コスメを塗るまえに一旦手に取ってから両手で温めるように広げると、ムラなく面で肌にのせることができます。塗り広げるときは指の面を全て使い、頬などの広い部位は、手のひらで全体に包み込むようにすることで、摩擦を防ぎ、さらにストレスで冷えがちな肌を温める効果もあります。

事実2 炎症
バリア機能が低下して、炎症が起こりやすくなる
肌冷えでバリア機能低下。炎症トラブルを引き起こす。
ストレスによって肌が冷えると、さまざまな肌機能が低下します。
たとえば、肌奥に存在する「タイトジャンクション( TJ )」 もそのひとつ。TJは、肌の深部・顆粒層で細胞同士をつなぐ役割を果たしています。ところが肌が冷えるとその働きが不活性 となり、バリアの役割を果たさなくなってしまうのです。
TJの働きが悪い肌では、肌内部の成分が染み出して、表面へと流れ出てしまいます。外部からの刺激も肌に入り込みやすくなるので、炎症などのトラブルが起りやすくなります。

事実3 加齢
炎症のある肌では、コラーゲンなども劣化しやすい
ストレス肌ほど老けやすいという事実
バリア機能が低下すると、外からのさまざまな刺激を受けやすくなります。幸いに大きなトラブルは防げたとしても、肌の中では微弱な炎症が繰り返されることになりかねません。炎症は肌にとって不健全な状態なので、さまざまなエラーが起りやすくな ります。たとえばコラーゲンを破壊する酵素などの分泌も増え、ハリや弾力の低下・くすみなどを引き起こすことも。健常な肌と敏感肌を比べた場合、同じ年齢の人でも見た目年齢に11歳もの差が出るという知見も出ているという調査もあります。ストレスを受けやすい肌ほど、エイジングケアを意識したお手入れが必要なのです。

ダメージを蓄積しやすい敏感肌こそ、念入りなケアが大切です。たとえば、年齢の刻みが出やすい部位には、美容液やクリームを丁寧に塗るなど、日々のお手入れでもエイジングケアを意識しましょう。ただし、敏感肌に刺激は禁物です。肌の広い面は手のひら、細かい部位は薬指で優しく肌に触れましょう。

是非、ご一読ください。

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2016年9月28日

雑誌『なごみ』2016年10月号(9月28日発売 掲載ページP116~117)

特集「茶人のためのヒザケア入門 知っておきたいヒザの黒ずみのこと」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

『なごみ』は淡交社が発行する、茶人の風雅なライフスタイルをサポートする月刊誌です。
10月号・11月号・12月号で、ヒザのトラブル解消法について、美容皮膚科の立場から慶田院長が解説します。

今回取り上げるのは、多くの方がお悩みになっているヒザの黒ずみについてです。ヒザに限らず、肌の黒ずみの大きな原因は、メラニン色素です。摩擦や圧迫など、物理的な刺激を受けると、肌が作るメラニン色素が多くなってしまいます。また乾燥も大敵で、肌の表面近くの角質の水分量が減りバリア機能が低下すると、代償性に角層が厚くなり、肌がくすんでしまいます。正座をする機会が多い茶人のみなさんは、ヒザに刺激が加わりやすいと言えますので、まずは原因を知り、保湿をするなど、その対処法を勉強しましょう。

◆ヒザの黒ずみ2大原因
気になる黒ずみの原因は、古い角質が溜まっていたり、メラニン色素が過剰に沈着している状態です。まずは以下の二大原因を覚えましょう。
◎物理的刺激
ヒザやヒジは脂肪など皮下組織が少なく、骨と皮膚が近い部分です。物理的な刺激がダイレクトに加わる部分なので、皮膚を刺激から守るために作られるものがメラニン色素なのです。紫外線だけでなく、摩擦や圧迫などの物理的刺激も大敵です。

◎乾燥
ヒザやヒジは、皮脂を分泌する皮脂腺が少なく、乾燥しやすい部分です。水分量が少ないと、光をきれいに反射せず、くすんだ印象になります。しっかりと保湿ケアをしましょう。
ヒザは、伸ばしたときに皮膚が寄ってメラニンの密度が高くなるので、そもそも黒ずんで見えやすい部分です。

◆メラニン色素が生まれる仕組み
基底層の色素細胞メラノサイトから生まれたメラニン色素は、周囲の表皮細胞に受け渡され、表皮のターンオーバー(生まれ変わり)により、垢と一緒に排出されます。一時的な刺激で生まれたメラニン色素は、時間が経てば消えていくのですが、慢性的に刺激が加わっていると、メラニンの排出が間に合わず、黒ずんでしまいます。また年齢を重ねると、肌の生まれ変わりが遅くなり、色素沈着が残りやすくなります。

◆保湿クリームはたっぷりと
ヒザの乾燥対策・保湿クリームの塗り方にはコツがあります。保湿成分セラミドやヒアルロン酸などの入ったクリームを、ともかく、たっぷり、何度も塗ることが大切です。また、古い角質を落とすために、細かい粒子が含まれたスクラブを頻繁に使用するのは、逆効果になることもあります。使用頻度は、二週間に一度程度に留め、使った後はしっかりと保湿しましょう。

◎一回に塗る量の目安
クリームを、指の第一関節に載せ、これを手のひらの面積に塗るのが基本になります。肌の保湿機能を改善するためには、この分量を一度に三回、同じ部分に塗りましょう。直後はべたべたするくらいたっぷり塗るのが効果的です。

◎塗る回数は一日二回
クリームは、朝・晩、一日二回塗るとよいでしょう。着替えるお部屋と、脱衣所にクリームを一本ずつ置いて、朝着替えるとき、夜お風呂上りにたっぷり塗りこむことをおすすめします。

◎ポイント
保湿クリームは、肌に載っていればいいので強くすりこむ必要はありません。ヒザの場合、長時間肌にとどまってくれるよう、水分の少ないやや重めのクリームがよいでしょう。

是非、ご一読下さい。

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2016年9月26日

雑誌『MAQUIA/マキア』2016年11月号(9月23日発売 掲載ページP210~213)

特集『"秋ゆらぎ"も"秋落ち"も寄せ付けない!「季節の変わり目」に負けず肌絶好調!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

そろそろ強い日差しからは解放される時期ですが、秋口は夏の肌疲れのツケがたまり、肌の調子がダウンしやすいものです。"秋ゆらぎ"と"秋落ち"肌にならないために、自身の肌の調子を正しく理解し、賢い肌ケアをはじめましょう。

日常生活を見直し、先手先手でスキンケアを
秋のはじめは、夏の紫外線や高温多湿、旅行などのイベントの疲れがたまり、肌にさまざまな不調がでやすくなります。肌を外部刺激から守るバリア機能が落ち、さらにブタクサやカナムグラといった秋の花粉が飛散し、ゆらぎやすくなっています。
また、気温の低下から血流が悪くなりやすく、たるみなど"秋落ち"も加速するシーズン。まずは、健康な肌を育むために栄養バランスの取れた食事、質のよい睡眠を心がけ、"秋ゆらぎ"、"秋落ち"をケアしましょう。

こんな症状がでていたら...秋ゆらぎ肌かも?
・なんだか肌がピリピリ、ムズムズ...
・スキンケアが入っていかない
・原因不明のニキビが出る
・原因不明の赤みがでる
・乾燥のせいか肌がかゆい
・疲れてもないのにくすむ

Q.秋はどうしてゆらぐの?
A.夏の間の紫外線の蓄積と、秋の気温低下が主な原因
夏に浴びた紫外線ダメージと、寝苦しさによる寝不足で体全体が疲れ、バリア機能がダウン。そこに空気の乾燥が加わることなどから、"秋ゆらぎ"が起こるのです。まだ気温は高くても湿度は低下しているので、クリームなどで油分をしっかり与え、保湿することが大事です。

Q.敏感肌だけどメイクしなきゃ!どうしたらいい?
A.つけ心地と落としやす重視のメイクを心がけましょう。
外気や紫外線から肌を守るためにもベースメイクは大切です。肌の刺激にならないものを選び、ときにはフェースパウダーだけにするなど、クレンジングの負担がかからないメイクにしましょう。

ゆらぎを感じたら肌が敏感になっているので、お手入れはとにかく優しく、過剰なスキンケアは禁物です。お肌が弱っていたり、不安定でバリア機能が低下した状態だと、新しい化粧品や長時間のパックなどが刺激となってしまう場合があります。肌が安定するまでは、保湿を重視したシンプルなケアに切り替えましょう。ひりつく、赤くただれている、化粧品でしみるなどの刺激を感じたら、炎症のサインです。自己流のスキンケアを中止して、皮膚科専門医に相談しましょう。

本誌では、症状別に"秋ゆらぎ"、"秋落ち"に負けない肌のための、おすすめコスメが紹介されています。優しい使い心地と、保湿がポイント。秋の肌ケアの参考になさってください。

是非、ご一読ください。

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雑誌『美ST』2016年11月号(9月17日発売 掲載ページP182~183)

特集『首から下の毛はもはや「いらない」って本当?どうすれば?私の「いらない毛」「欲しい毛」』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

なかなかひとに聞けない&誰に聞いたら良いのかわからないお悩みといえば、「毛の悩み」。そこで今回は、ムダ毛、薄毛、白髪など疑問や不安だらけの毛にまつわる、あらゆる悩みを解消する企画です。
慶田院長はムダ毛に関するトラブルや疑問について、お答えしています。

まだこんなところに残っていたなんて!家で自己処理するにはどんな方法が正解?

<背中>
A.頻回な自己処理による肌トラブルをさけるため、できるだけ不要な剃毛は控えたいもの。背中の毛の濃さに悩む人は多いのですが、薄着の夏やドレス着用時以外は人目に付きにくい部位です。肌見せの予定がある時だけ、前日にシェーバーで剃毛しましょう。自分では見えにくい場所なので、できるだけ人に頼んで、危険がないようにしましょう。

<うなじ>
A.自分では見えにくいため、他人をみて「もしや自分も⁉」と気づくことも。ゆえに自分ではとてもお手入れをし難いパーツです。形も気になる確認しにくいパーツは、プロの手を借りるのが正解。脱毛すれば、ポニーテールも和装のアップヘアも、ぐっと美しく映えます。

<鼻毛>
A.加齢で伸びやすくなる人も多い部位です。鼻毛にはフィルターの役割があるため、完全脱毛はNGです。入り口の見える部位のみを先端の丸いはさみでカットするか、顔用の電気シェーバーで処理。見落としがちな横顔も、鏡でしっかりチェックしましょう。

<口回り、眉間など>
A.皮膚が薄い顔の産毛は、特に丁寧なお手入れを心がけましょう。過剰な剃毛は、キメの乱れやくすみ、ニキビなどの原因になることがあり、医療用レーザーでの脱毛がおすすめです。自身で剃毛するなら、顔用の電気シェーバーで、肌からやや浮かせるように優しく当てて剃りましょう。

<指先、足先>
A.手足に生えている毛は、意外と人の目につく部位です。他のパーツを手入れする時に必ず一緒にチェックしましょう。顔より肌バリアが厚く、比較的カミソリ負けしにくい箇所ですが、やはり顔用の電気シェーバーが安心です。

処理にまつわるトラブルや不思議な現象のナゼ?

Q.ワキの脱毛したら、汗が増えた気がするのですが、なぜ?
A.レーザーが反応するのは毛根。汗腺には作用しないので、脱毛により汗の量が増えるということは理論的には考えにくいのです。脱毛により、これまで汗を吸収していた毛がなくなったことで、汗が多くなったと感じることがあるようです。

Q.脱毛した場所の毛穴や黒ずみが目立つのですが、どうしたらいいの?
A.脱毛で肌状態が悪化するということは、あまり考えられません。もしかしたら、脱毛する以前に、毛抜きで抜く等の自己処理を続けていたのでは?無理に毛を抜いた部位は、角質が厚くなったり、鳥肌状態になることもあります。肌質がかわってきたと感じたら、すぐに無理な自己処理は止め、医師に相談しましょう。

Q.顔の産毛を脱毛したら、毛穴が目立たなくなり、肌の調子がよくなった友達がいます。なぜ?
A.クリニックで使用するレーザーは、真皮のメラニンにも反応します。脱毛だけでなく、シミ治療などにも使用する機器なので、総合的なケアが可能になります。
レーザーにより線維芽細胞が活性化され、肌のコラーゲン線維、エラスチン、ヒアルロン酸の産生が促進されるので、繰り返す毎にキメやハリを改善していきます。また、毛がなくなれば、毛穴が引き締まるので、回数を重ねるごとに毛穴が小さくなったと実感される方が多いのです。

Q.急に変な所から毛が生えてきました。なぜ?
A.「出産後乳輪の毛が濃くなった!」「50歳を過ぎたら、思いも寄らない場所から急に毛が生えてた!」など、突然の変化に驚かれてご相談を受けることも。どちらもホルモンバランスが変化して起きた可能性があります。今はワンショットからできる部分脱毛もあるので、気軽に相談を。

Q.体毛は薄いのに、顔の産毛は濃いんです。部分的に毛深いってことありますか?
A.一部の毛が濃く、一部が薄い、ということは良くある話。毛の濃さは遺伝的な要素も影響し、人によってさまざまです。顔が個々に違うように、毛の濃さも個性の一つと据えましょう。

Q.永久脱毛に向いている人、向いていない人って?
A.レーザーによる永久脱毛は、基本的にすべての方にオススメです。自己流のお手入れよりも安全で断然キレイに仕上がります。特に薬剤やカミソリに敏感に反応するような、肌が弱い人は早めに相談しましょう。どのパーツも3回程度処理すれば、毛質も変わりかなり扱いやすくなるはずです。

Q.白髪はレーザー脱毛できないって本当ですか?
A.レーザーは黒いもの反応するので、色素幹細胞が枯渇した白髪には反応しません。気になる場合は、根元からカットするのがベストです。もしどうしても脱毛永久したいなら、ニードル脱毛になります。

自己流のムダ毛処理を続けると、肌トラブルを招くことがあります。抜いたり剃ったりすることで、埋没毛、毛のう炎、毛穴の開きやボツボツといった肌トラブルの原因に。濃く太い毛は安全なT字カミソリを使用し、それ以外や繊細な場所は、顔用の電気シェーバーで優しく剃りましょう。T字カミソリを使用する場合は、刃の新しい三枚刃を使いシェービングフォームをつけて滑らせるように剃ると、肌への負担が軽減できます。剃毛後は、しっかり保湿して肌のバリア機能を保ちましょう。
最も安全に脱毛する方法は、医師のいる医療機関で行える、医療レーザー脱毛です。アトピーや敏感肌の人は、自己処理が不要になることで肌トラブルの予防もできます。数回の照射で毛質がかわり、だいぶ手入れが楽になります。また、レーザー効果で色白になり、キメやハリもアップ。
お手入れの手間が減るだけでなく、ムダ毛の処理による肌トラブルもなくなり、白く美しい肌が手に入るとあれば、一石何鳥も叶います!
是非、ご一読ください。

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WEB『editeur(エディトゥール)』 2016年9月

特集「40代のアク抜きダイエットテク ひげ剃りで荒れた肌も復活!男性向けケミカルピーリング」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

editeur(エディトゥール)は、素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。憧れのモノをモテる、財をモテる、女性にモテる、健康をモテる、多彩に魅力的にモテるためのWebマガジン。
素肌で勝負する男性にとって、肌のごわつきや吹き出物は大敵です。とくに、日々のヒゲ剃りで荒れた肌は古い角質が厚くなり、肌トラブルにもつながります。そこでおすすめしたいのが、特殊な薬剤を使って古い角質を溶かし皮膚の新陳代謝を促すケミカルピーリングです。医療機関で施術を受けることで安全かつ高い効果が得られるというケミカルピーリングについて、慶田院長がお答えします!

◎古い角質を溶かして肌をワントーン明るくするケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、グリコール酸や乳酸など酸性の薬剤を肌に塗り、古くなった角質や毛穴に詰まった汚れを溶かす施術です。ニキビ治療として一般的でしたが、近年では美容目的で利用する人が増えています。とくにヒゲ剃りなどの刺激によって肌の角質を深く削っている男性の肌は、刺激で角質が厚くなっているケースがほとんどです。角層が厚くなると、毛穴が詰まってしまい吹き出物や肌のごわつきなどのトラブルを引き起こします。
ケミカルピーリングは、ほんの少し古い角質を溶かして軽度の刺激を与え、表皮のターンオーバー(新陳代謝)を促します。肌のターンオーバーが正常におこなわれることで、バリア機能が高まり、肌の水分量がアップするだけでなく肌がワントーン明るくなります。また、皮脂分泌をコントロールする効果があるので、皮脂量の多さが気になる方にもおすすめです。

◎施術中は医師が肌の状態を確認しながらピーリングをおこなう

医療機関でケミカルピーリングを受ける場合は、洗顔をして皮脂を落としてからピーリングをはじめます。施術の間だけ、ムズムズ、ピリピリとした刺激痛がありますが、我慢できる程度です。女性に比べて角質が厚い男性は比較的感じにくいようです。施術中は、ドクターが個人の肌質や薬剤の浸透具合などの管理をしながら効果が出やすいように調整します。施術直後からスベスベな肌を実感することができます。専門医が肌のコンディションを見ながらおこなうのが、エステなどのケミカルピーリングとの大きな違いです。
ケミカルピーリングは、外側にあった肌のバリアを少し取り去るので、施術から3日間の回復期は化粧水と乳液でしっかり保湿しましょう。その後は、肌本来の新陳代謝が活性化して肌のきめが整うので、保湿はマストではありません。ただし、長く効果を感じたいという人は、継続して保湿をしましょう。

費用はクリニックによって異なりますが、1回1万円前後が一般的です。ニキビ治療が目的の場合は、2週に1度6回ほど通院します。美容目的ならば、月に1度の通院でも効果を充分に実感できます。肌のごわつきを感じたらケミカルピーリングをするという方も多いようです。

◎過度な日焼けや炎症のある肌への施術はNG! 医師のカウンセリングは必須

医療機関でケミカルピーリングをする場合、医師のカウンセリングを受けます。その際、過度な日焼けをしていたり、肌に炎症がみられたりする場合は肌の治療を優先させ、炎症などが落ち着いてからにしましょう。

ご参考に是非、ご一読下さい。

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雑誌『FRaU(フラウ)』2016年10月号(9月12日発売 掲載ページP139)

特集「ガンコな悩みの解決法が一発でわかる!人生が変わる"肌クレンズ"」で慶田院長の監修記事が掲載されました。

<ニキビ>
アラサーともなると「一度出来たニキビやその跡がなかなか消えない」という人、多いのでは?ストレスやホルモンバランスの乱れ、物理的な刺激など、さまざまな原因から毛穴の表面で皮脂がつまり過ぎ角化するのがニキビの引き金となります。最短の解決策のキーは、角質ケアとビタミン類を肌にも体内にもチャージすることにあります!
◎食生活が乱れがちでニキビ肌の人に対して⇒病院でビタミンB2、B6を処方してもらいましょう!
このタイプの人は"ビタミン不足ニキビ"の可能性大です。バランスのいい食事を心がけつつ、皮脂の分泌や肌の過角化を調整してくれるビタミンB2、B6をチャージしましょう。また、ビタミンCも一緒に摂ることも効果的です。

ニキビは様々な原因で、毛穴の入り口部分(毛包漏斗部)の過角化(未熟なバリア機能の角層が厚く接着した状態)で皮脂が詰まることによって始まります。過角化の原因は、紫外線やストレス、喫煙などの酸化ストレス、乾燥、食生活の乱れ、物理的な刺激(こすり過ぎ、洗いすぎ)など様々です。思春期、男性、成人女性の生理前などは、皮脂の過剰分泌も影響します。
したがって、皮脂の分泌調整および角化の調整作用のあるビタミンB2、B6、抗酸化作用のあるビタミンCの内服が基本となります。ニキビが出やすい人、出る要因のある人は、ニキビが出てからではなく、予防的に内服する事をおすすめ致します。
皮脂が詰まるコメド(面皰)から、炎症を生じ、アクネ桿菌が増える紅色丘疹、膿疱の状態に進めば抗生剤を投与します。ただし、生理前に必ず出る女性には、予防的に数日間内服していただくこともあります。

アラサー以降堰を切ったように現れ出す肌の変化やトラブルに、結果の見えやすい最短の解決法をピックアップして掲載されています。当院でのニキビ治療は、患者様のお肌を診察し、ニキビの原因や症状に最適な、内服・外用・照射系の施術を組み合わせたコンビネーション治療をご案内させていただきます。
ご参考になさってください。

ニキビ・ニキビ跡の治療はコチラから

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2016年9月20日

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2016年9月8日OA

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2016年9月8日OA内容をご紹介します。

「女の手作りクッキング!このごはん誰が作ったの?意外に家庭的⁉女性芸人SP」
番組の中でも大人気のコーナーで、第八弾となりました。モデルSP、ママさんタレントSPに続きまして、今回は、女性芸人の方々の食事について慶田院長が解説をいたしました。

虻川美穂子さん:生春巻き
ビタミンEや、良質な脂質が豊富なアボカドなどの野菜をたっぷり巻いた生春巻きは、美肌効果が期待できるメニューです。油で揚げていない点もヘルシーで良いですね。

にしおかすみこさん:飲むお酢のドレッシングステーキ丼
41歳のにしおかすみこさんの夕食メニュー。年齢をとともに脂っぽいものが苦手になってきたそうです。お酢を使うことで、さっぱりたっぷりと食べられるお肉料理として考えたレシピ。
調理師免許をお持ちで、VTRで実際に調理している様子が紹介されました。
お肉に塩コショウし、オリーブオイルで焼きます。お肉と一緒にヘルシーなキノコが添えられ、バランスの良いメニューです。ドレッシングに飲むお酢を使うのは、通常のお酢よりマイルドで食べやすくするための工夫。お酢に含まれるアミノ酸は、からだをつくる原料となるため、肌を美しくサポートする効果が期待できます。ステーキというと、特に女性はカロリーが高そうと敬遠しがちですが、実は良質なたんぱく質を多く含み、肌の新陳代謝を促すため、美肌作りに良い食材です。
別日のメニューのしば漬け、豚肉、水菜を和えたアレンジご飯もお肌に良いメニューです。豚肉は"美肌のビタミン"といわれるビタミンB群が豊富。また、食物繊維が豊富な水菜を合わせて摂ることで、美肌効果アップが期待できます。
もう1品の乾燥えのきとイチゴのデザートは、とてもめずらしいメニュー。えのきの旨味成分グアニル酸、イチゴに含まれるエラグ酸、ビタミンCの組み合わせは、細胞の再生を促し、抵抗力を高めます。デザートで美肌効果が得られるのは、嬉しいですね!

鬼奴さん:豆乳フレンチトースト
ある日の朝ごはんのメニューです。フレンチトーストは、通常牛乳を使いますが、豆乳にかえているところがポイントですね。豆乳からは、大豆たんぱく、カリウム、イソフラボンなどの栄養素を吸収しやすく、低脂肪なので体形維持にも役立ちます。スタイル維持に良いという点はGoodポイントです!しかし、朝ごはんがこれだけだとすれば、栄養が偏ってしまいます。例えばゆで卵をのせたサラダを1品添えるだけで、バランスがとれたメニューとなります。
別の日には、もやしとスパムの炒め物。こちらは夜のおつまみメニューでしょうか?もやしは低カロリーで食物繊維が豊富。体型維持には効果が期待できますが、これだけでは栄養が不足してしまします。焼き魚などをプラスすれば、たんぱく質やミネラルがとれ、栄養のバランスがアップします。旦那様が作った、鯖の西京焼き定食は、非常にバランスがとれていて、なおかつ低カロリー。体形維持が期待できるGoodなメニューです。この食事なら少々のお酒を飲んでも安心です。

メイプル超合金の安藤なつさん:きのこ汁
きのこ、コンニャクなどが入った低カロリーな晩ご飯メニューです。しかし、これだけの食事で満足しているとは、考えられません。栄養不足も心配です。栄養補うメニューとして、豆腐や鶏肉など、たんぱく質を多く含む食材をプラスするのがおすすめです。
一方、別日のマヨネーズたっぷりのたこ焼きは、かなりの高カロリーメニュー。海藻や野菜などである程度お腹を満たしてから、少量食べるのがおすすめ。
麦飯、白菜とえのきの水炊きは、理想的なバランスの良いヘルシー和食ご飯です。毎日食べ続ければ、半年後にスリムになれそうです。

今回の女性芸人ごはんSPでは、バランスの良い食事のための+αおすすめ食材もご紹介しました。卵、豆腐、鶏肉など、どれも身近で食べやすい食材です。
ぜひ参考になさってください。

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雑誌『日経ヘルス』2016年10月号(9月2日発売)

今回は、2つの特集に慶田院長の監修記事が掲載されました。

特集「カサカサ、肌荒れ、くすみの原因はお風呂にあった!?やってはいけない入浴法」(掲載ページP59~61)

美容のために毎日の入浴は欠かさない、という女性は多いはず。でも、肌によかれと思って行っている入浴法が、実は肌に対して悪影響をもたらしているかもしれません。お風呂につかるのは、肌の汚れを落としたり血流をよくしたりと美容によい習慣ですが、誤った入浴法を続けると、肌の乾燥や肌荒れを招きかねないのです。


やってはいけない入浴法①「全身を毎日石けんで洗う」⇒肌荒れ、くすみ、乾燥の原因に!

毎日、石けんで全身をごしごしと洗うのは、実は肌によくないのです。体には皮脂腺が多くて皮脂分泌が多い部分と、そうではない部分があります。皮脂腺が多い部分には酸化した皮脂汚れが付きやすいので、毎日石けんで洗ってもよいが、二の腕や脚などは毎日石けんで洗うと乾燥を招くので一日おきでも大丈夫。また、体を洗った後はバリア機能が低下します。その後に湯船につかると、細胞間脂質などが漏出して肌がカサカサになってしまいますので、体を洗うのは入浴の最後がよいでしょう。

毎日洗っても良い部分は、皮脂腺が多い胸の上側、両わき、背中の上側などは、洗浄剤をしっかり泡立てて短時間でなでるように洗い、十分にすすいでください。他の部位は、すすぐときに流れる洗浄剤だけでも十分です。

また、肌の乾燥を進めないためには、ドライヤーの温度は低めにして、風が顔や体にできるだけ当たらないようにしましょう。

特集「老けないヘアケア20問20答」(掲載ページP94・96)
見た目年齢を上げてしまう白髪、ボリュームのないぺしゃ髪・薄毛、読者世代に多い髪トラブルの原因とその予防法に、慶田院長がお答えします。

Q7白髪ってどういう状態?

Aメラニン色素の合成プロセスに問題が生じた状態です。髪の黒いメラニン色素を作るのが、毛根の毛母細胞にあるメラノサイトです。メラノサイトの機能が低下、または休止すると白髪になります。また、色素のもとになる色素幹細胞は毛包バルジ領域(真皮内)にあり、ここで生まれたメラノサイトが毛母周辺まで移動して増殖しますが、加齢により色素幹細胞が枯渇することでも白髪になります。色素幹細胞から分化したメラノサイトが、毛母でメラニン色素を作ると髪は黒くなりますが、色素幹細胞が枯渇することでメラノサイトが不足したり、ストレスでメラノサイトの機能が休止すると白髪になります。

Q8白髪は防げるの?

A色素幹細胞が残っていれば、戻せる可能性もあります。白髪は遺伝や加齢、ストレス、栄養障害などのほか、慢性の胃腸疾患、甲状腺の病気などでも起こります。栄養バランスが崩れたり、頭皮の凝りやストレスなどで血行不良になると、毛母に血液と栄養が十分に届かず、増殖・成長の妨げになります。毛包バルジ領域の機能を守るのは、17型コラーゲンであることが解明されています。頭皮のコラーゲンの合成に必要な鉄、亜鉛、ビタミン、たんぱく質などバランス良い食事を心掛けましょう。メラノサイトが休止して白髪になっている場合は、色素幹細胞が残っていれば黒髪に戻る可能性はあります。

Q15女性の髪が薄くなるメカニズムは?

A休止期が長くなったり、成長期が短くなって起こります。老化を除いて、女性の薄毛の症状で最も多いのが、毛髪の本数が減る「慢性休止期脱毛」です。髪は毛周期と呼ばれるサイクルで成長して必ず数年ごとに生え変わりますが、成長期が短くなったり、休止期が長くなると新しい毛が育たず薄毛になります。もうひとつは主に遺伝に関わる『FAGA(女性男性型脱毛症)』で、男性のAGAと同様、男性ホルモンの作用で細く短い毛に変わります。

Q17クリニックでの薄毛治療は?

A外用薬・内服薬での治療が一般的です。女性の薄毛は、加齢や遺伝、生活習慣、閉経後の女性ホルモン低下のほか、ストレスや病気、出産による脱毛など要因もさまざまです。診察、カウンセリングし、その人に合った適切な治療法を診断しています。毛髪再生に有効な成長因子や血流改善の薬液を頭皮に直接注射する方法や、内服薬での治療もあります。

加齢とともに気になる髪のトラブルの解決に、是非、ご一読ください。

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2016年9月16日

J-WAVE「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」OA情報のお知らせ

J-WAVE「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」OA情報のお知らせ
9月19日(月)朝6時30分〜OA

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組『サンスター Pleasure Pick Up!』のコーナーに、慶田院長が出演いたします。

「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。

先月のOAが好評で2回目の出演となりました。

夏のダメージを受けた肌に関するQ&Aを出題します。

放送時間は、番組最初の6時30分~6時40分、J-WAVE は、81.3FMです。

どうぞお聞き逃しなく。

2016年9月13日

日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年8月25日OA

「女の手作りクッキング!このごはん誰が作ったの?大人気ママさんタレントSP」大好評のため第7弾の今回も慶田院長が解説をいたしました。

辻希美さん:ローストビーフ、サーモンとイクラのお寿司、冷奴、ココアプリン

8歳の長女・5歳の次男・3歳の三男のママさん。

ローストビーフは低脂肪で高タンパク質。タンパク質は筋肉を作るのに欠かせない栄養素ですから成長期に積極的に食べさせたい栄養素です。鮭にはカルシウムの吸収効率を高めるビタミンDが豊富です。骨や歯の成長を助けるので、育ち盛りのお子さんに良い食材です。また、鮭には脳の働きを活性化させるDHAも含まれるので頭の良い子になるかも。お寿司やお刺身など生で食べることで、効率よく摂取することができます。

別日のメニューの鶏そぼろ丼、コーンスープもGood !鶏肉と卵の組み合わせは、子どもの成長に必要なタンパク質がたっぷり摂れる良い組み合わせです。コーンスープのとうもろこしは、糖質とタンパク質が豊富。多くの国で主食になっていることからも分かるように、体を動かすエネルギー源になります。また、ビタミンB1が豊富なため、炭水化物の代謝をサポートしてエネルギーを作り出します。総合的に、成長期のお子さんの体を作るのにぴったりのメニューです。


スザンヌさん:パンケーキ、ハム、目玉焼き

2歳の男の子の朝ごはんです。

お子さんと一緒に作った甘いパンケーキ。実は朝食べると良いことがあります。パンケーキは糖分が高いので、体と頭を目覚めさせる効果があり、お子さんの朝ごはんにおススメのメニューです。ハムと卵はタンパク質が豊富。タンパク質は朝食べることで、寝ていた間に下がった体温を上げる効果が期待できます。さらに卵の黄身には卵黄レシチン(ホスファチジルコリン)という成分が豊富に含まれています。これは、神経伝達物質「アセチルコリン」の材料となり、記憶力向上効果があるといわれていますから、お子さんに毎日食べさせたいですね。

別日のメニュー鯖の味噌漬け、野菜サラダもおススメ。鯖は、脳を活性化させるDHAが豊富。味噌は体を作る材料となるアミノ酸が豊富で、お子さんにとても合ったメニューです。鯖の臭みを消し、子どもでも食べやすくなる調理法も良いですね。また、野菜の種類がとても多く、生野菜だけでなく根菜を温野菜としてたっぷり食べている点も素晴らしい。子どものころから野菜をしっかり食べることで、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、食物繊維を十分に摂取でき、免疫力が高く、風邪などを引きにくい丈夫な体を作ります。

井上和香さん:冷やし中華、お出汁トマト

1歳の女の子を育てるママさんの朝ごはんです。一般的には授乳の時期ですね。

授乳中のお母さんは、特に栄養をしっかり摂らないと体力が続きません。

トマトに豊富に含まれるビタミンCとハムや卵のタンパク質に含まれるタンパク質は、授乳期に重要な栄養素と言われています。さらにトマトとハムの組み合わせは、育児中のお母さんを助けるストレス緩和効果が期待できます。実は、強いストレスが続くと、ビタミンCやタンパク質を大量に消費してしまいます。夜泣きなどでイライラが溜まりがちなお母さんにぜひ摂っていただきたいですね。

別日の夕食アスパラのお浸し、ズッキーニのハムチーズのせも良いメニューです。アスパラガスには多種のビタミンがバランスよく含まれています。アミノ酸の一種アスパラギン酸は、代謝を活発にし、タンパク質の合成を高める働きがあり、授乳期のママさんにも、成長期のお子さんにも特に食べていただきたいお野菜です。ズッキーニはβカロテン、ビタミンB群、葉酸、カルシウム、カリウムなどビタミン、ミネラルが豊富。チーズのタンパク質、カルシウムと一緒に取ることで、骨や筋肉の成長を助けます。育ち盛りのお子さんにぴったりのメニューです。


今回は、大人気のママさんタレントのごはんSP。食材の品目が多く、お子さんの健やかな成長のためにバランス良い食事を工夫されていますね!

ぜひ参考になさってください。

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2016年9月 9日

J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』8月22日(月)OA内容のご紹介

J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』8月22日(月)OA内容のご紹介

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長がコメント出演いたしました。
「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。実践できる健康と美に関する知識を、クイズ形式で紹介しています。
今回は、日焼け対策でついつい見落としがちなポイントについて、皮膚科専門医としてお話ししました。


Q.意外と見逃しやすい「うっかり日焼け」をしやすいパーツは?ご自身の日焼け対策を思いだしながら、この3つから全て選択してください。

1.頭皮 2.デコルテ 3.足の甲

A.正解は全て。みなさん顔や腕、脚などは日焼け止めを塗る習慣がだいぶ定着してきました。ところが、物理的に太陽の光が垂直に当たる部位が最も焼けやすく、「うっかり日焼け」を起こしやすいといえます。


まず頭皮は、太陽の光を直に受ける場所ですが、もともと日焼け止めを塗る習慣がありません。2つ目のデコルテは、特に女性の場合、胸が張りだしているので、太陽の光が垂直に近い形であたり、日焼けしやすい場所です。3つ目の足の甲は、夏はサンダル履きが多く、こちらも物理的に太陽が当たりやすい場所。サンダルの形に焼けてしまった...とういのは、みなさんご経験があるのではないでしょうか。


この3つの中で最も対策がしづらいという点でいえば、頭皮です。

1番確実なのは、帽子や日傘で遮光し、物理的に太陽の光を遮ること。男性の場合、ビジネスタイムなどでは、それもできないことが多いと思います。せめてレジャーなどで外にいる時間が長いときは、帽子を着用する、UVカット用のスプレーを活用するなどしてお出かけください。


頭皮、デコルテ、足の甲の「全て」とお答えになった別所さん正解です!

夏休みは終わりましたが、秋にかけてレジャーが楽しい時期です。まだまだ紫外線が強い時期でもありますから、「うっかり日焼け」にご注意!日焼け対策を確認して、お出かけください。

2016年9月 6日

出演告知:日本テレビ『ヒルナンデス!』9月8日(木)11時55分~OA

日本テレビ『ヒルナンデス!』9月8日(木)11時55分~OA
に慶田院長がVTR出演いたします。

栄養素の美肌や健康効果について解説します。
詳しい内容はOAをお楽しみに!

院長が出演しているコーナーは、12時30分頃から放送予定です。生放送のため、早めからチェックをお願いします。

どうぞお見逃しなく。

2016年8月29日

雑誌『MAQUIA/マキア』2016年10月号(8月23日発売 掲載ページP130~131、P138)

特集「ちょっとの加減で見違える。最重要パーツを究めたい 美眉100問100答」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

顔の印象を左右する眉は、今期いままでになく注目が集まっています。だからこそ、今知りたい秋冬の美人眉毛を総特集。慶田院長は、皮膚科専門医の視点から、眉毛の発毛、脱毛に関する悩みにお答えしています。


Q.眉は何のためにあるの?
A.汗止めです。

Q.抜きすぎると生えてこなくなるって本当?
A.毛根が壊れると生えてこなくなる可能性があります。

毛を抜いて物理的に毛根を引きちぎることで、毛母や毛母に酸素や栄養を与える血管が損傷を受けることがあるからです。


Q.眉がほとんど生えません。
A.美容液を使って育眉をしましょう。

毛根が生きていれば、美容液が有効です。クリニックでは、裏技としてまつ毛への高い育毛効果で知られるルミガンを眉に塗布することをおすすめしています。

ルミガン 1本2.5ml \6.500

Q.眉のお手入れって面倒くさい!
A.不要な眉の産毛を、脱毛するのがおすすめ。

当院ではジェントルレーズによる脱毛を行っています。脱毛効果が高い医療用レーザー脱毛なら、細い産毛にも良く反応して、脱毛効果が得られます。お顔全体のジェントルレーズ照射をすると、気になる口元や目周りのうぶ毛も減り、顔色が明るくなります。メラニン色素や黒ずみにも選択的に反応するレーザー波長のため、シミや毛穴の黒ずみにもの効果的。繰り返すとコラーゲン線維の増生により、キメとハリが高まり、毛穴の引き締まりとニキビの減少効果が出てきます。お顔全体のジェントルレーズ照射は、肌のターンオーバーを促すグリコール酸によるケミカルピーリングがサービスでついています。ドクター照射なので安心です。

肌質改善 メディカルピーリング+ジェントルレーズ パック付き

全顔初回トライアル\25.000

眉はお顔の印象を決める大切なパーツのひとつです。
是非お手入れの参考に、ご一読ください。

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雑誌『美ST』2016年10月号(8月17日発売 掲載ページP39)

特集『「今、何を買うべきか」に〝すぐ効く・すごく効くもの〟まとめ インスタじゃ教えてくれない「どこのがいいの?」ご指名コスメ』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

コスメに関して、ネットでは膨大な情報が得られます。一見便利なようで、口コミなのか広告なのかさえ判断が難しいことも。そこで今回の特集では、美ST編集部が肌の悩み別に本当に役立つ情報のみを調査しました。

たっぷり16項目34Pにわたる特集は、コスメ・育毛・健康に関することなど、ネットでも知りえない最新美容の話題が盛りだくさんです。無駄な時間はありません!仕事や子育などに多忙でも、美しく輝く美ST世代にとって必読です。

慶田院長は、法令線のお悩みに関する特集ページで、法令線が出来てしまった皮膚の組織学的特徴や法令線のできる原因について解説しています。

「そもそも法令線とは?」
小鼻の両脇から口元にかけてできるハの字形のしわのことです。その最大の原因は皮膚のたるみ。加齢によって真皮内のコラーゲン線維、エラスチン、じん帯が劣化します。そうすると、肌の弾力を保っているネットのような組織が弱くなるため、頬の重みに耐えられず谷底のようなシワができてしまいます。また、これらに伴ってヒアルロン酸などの潤い成分が減少します。紫外線やブルーライトなどの光老化が追い打ちをかけ、一度できたシワは深く刻まれて戻りにくくなります。

「法令線対策には何が効くの?」
保湿成分で乾燥を予防したり、レチノール入りのコスメを使い続けることで、ある程度目立ちにくくすることは可能です。でも、法令線の成り立ちから考えても分かるように、化粧品のみでの解決は厳しいと言えます。

「確実に法令線を消すには?」
美容医療では、熱を加えることでコラーゲン線維の増生を促すリフトアップ系照射治療が効果的です。法令線を生み出す原因となる頬全体のたるみにアプローチできる治療が第一選択になります。近赤外線の熱で伸びたコラーゲン線維を引き締める『タイタン』照射、高周波と電気刺激のダブル効果で筋膜から若返る『スマスアップ』照射は初心者にもおすすめの治療。ダーマローラーと高周波商社が融合した『スカーレットRF(スカーレットS)』照射はお肌のキメと毛穴目立ちも改善するとリピーターが多い治療です。40代以降に圧倒的人気を誇るのは、たるみ改善に最終兵器との呼び声も高い超音波を用いたリフトアップ機器『ウルセラリフト』。
また、ヒアルロン酸注入も欠かせない治療です。ヒアルロン酸フィラーを法令線そのものに少しボリュームを足したり、顔全体のリフトアップを図る注入テクニックを用いると法令線が目立たなくなります。

また、少々の内出血を10日ほどご了解いただけるようでしたら、糸で若返る『トルネードリフト』も治療に難渋するマリオネットラインの改善にも有効で満足度の高い施術です。

是非、ご一読ください。

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雑誌『女性セブン』2016年9月1日号 (8月18日発売 掲載ページP134~135)

特集『怖いの夏だけじゃない!「食べる紫外線対策」最強メニュー』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

「9月以降も紫外線の強さは衰えない」
暑さもピークを過ぎると紫外線の威力はおさまるのでは...と思いがちですが、夏後半も決して油断はできません。

地球に届く紫外線のうち、波長の長い紫外線A波(UV-A)は、皮膚の奥の真皮まで入り込みます。その影響で肌のハリや弾力が失われ、しわ、たるみの原因になります。
UV-Aは夏だけでなく、1年を通して継続的に降り注いでいます。いっぽう紫外線B波(UV-B)は表皮にダメージを与え、表皮細胞のDNAを傷つけ、シミや皮膚がんの原因となります。ピークは7~8月ですが、9月以降も依然強いため、紫外線対策は大切です。
怖いのは紫外線を浴びたそのときだけではなく、夏に浴びた紫外線の影響は、気づかないうちに肌に蓄積され、秋冬はもちろん、将来的な肌のコンディションにも影響します。紫外線によりメラニンの生成が促され、そばかす、肝斑が濃くなったり、紫外線から肌を守るために角質が厚くなるため、透明度が失われてくすみがちになります。肌のバリア機能も落ち、乾燥を引き起こす原因にもなります。

紫外線対策として、まずは日焼け止めをしっかり塗り、帽子・サングラス・日傘などを活用することがとても重要です。とはいえ紫外線を浴びずに生活することはできず、とくに夏は、レジャーなど外で活動する機会も増えます。さまざまな紫外線対策をしても、ガードしきれないのが現実。

「〝体の中から紫外線ケア〟が新たな常識に」
そこで「食べる紫外線対策」で、体の中からも紫外線ケアを始めましょう。
まず、紫外線トラブルを引き起こす活性酸素の発生を抑えるために、抗酸化作用のある食材を多く摂るようにしましょう。

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含むもの、かぼちゃ、トマト、ブロッコリーなど、主に色の濃い緑黄色野菜がこれにあたります。また緑黄色野菜に含まれるミネラル、ポリフェノールも抗酸化力に優れています。大豆、枝豆などの豆類は、肌の栄養のもととなる良質なたんぱく質が豊富で、抗酸化力も高い食品です。鮭、えび、かになどに含まれる赤い色素、アスタキサンチンのポリフェノールや、カレー粉などに含まれるターメリック、クミンなどのスパイス類も抗酸化力が高く、ぜひ取り入れていただきたい食品です。
一方で、紫外線対策として、注意したい食品もあります。

柑橘系のフルーツやせり科の野菜に含まれるソラレンという物質は、紫外線への感受性を高め、からだが紫外線を吸収しやすくなります。日中のは避け、夕方以降に食べるようにしましょう。また、美肌効果で注目しているのが、"コラーゲンペプチド""ミルクセラミド"入りヨーグルトです。今年の春に、このヨーグルトを4週間摂取することで紫外線によるダメージが抑制されるとの発表がありました。これはとても興味深い研究結果でした。食べ続けるだけで、紫外線を照射しても赤くなりにくく、色素沈着もしにくくなる。つまりシミやしわ、くすみなどの予防につながるのです。

ただ食べ物は「1回食べるだけで効く」ものではありません。美肌維持のために習慣としてとり入れ、日常的に紫外線対策を続けることが大切です。
夏の後半も日差しへの油断は禁物。外からも、そして中からも、『食べる紫外線対策』を積極的に取り入れ、夏以降も紫外線に負けない肌を作りましょう。
是非ご一読ください。

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WEB掲載『gooヘルスケア』 2016年8月19日 

特集『美肌や髪のボリュームアップにも? 女性にうれしい「葉酸」の効果』
葉酸は胎児の正常な発育をサポートするために、妊娠中は多めに摂ることが推奨されています。実は、女性の美肌や美髪にも欠かせない栄養素なのです。葉酸で体の中から美しくなれる仕組みを慶田院長が解説しました。

葉酸で細胞分裂のペースを早め、若々しいうるうる美肌に
葉酸は、細胞の生産や増殖、赤血球の形成やタンパク質の生成や合成に関わっている栄養素です。不足すると、口内炎、胃潰瘍、肌荒れを引き起こしたり、抵抗力が落ちて病気にかかりやすくなります。また、欠乏症として悪性貧血があります。
ほうれん草やブロッコリーなど緑黄色野菜に多く含まれていて、体の中ではつくることができないため、食べ物からとる必要があります。
実は、この葉酸は美肌づくりにも大いに活躍します。
私たちの肌は、日々細胞分裂によって新しい表皮の細胞を誕生させています。その細胞が分裂しながら角質となって、やがて垢としてはがれおちていきます。これをターンオーバーと呼び、部位による差はありますが、適正なサイクルは、28日~40日周期です。ターンオーバーによって強くてしなやかな美肌がキープできるのです。
ところが、加齢にともなって細胞分裂のペースが遅くなり、高齢になるとターンオーバーの周期が倍以上長くなります。すると、皮膚の表面に古い細胞が多く残ることになり、肌のくすみやきめの悪化といった肌の老化としてあらわれるのです。
肌の老化を改善するためには、遅くなった細胞分裂のペースを早めること。そこで役立つのが葉酸です。
葉酸をとることでタンパク質の新陳代謝がよくなり、細胞分裂のペースが早くなり、若々しい肌を取り戻せるのです。
さらに、葉酸の赤血球をつくり出す働きで血行がよくなり、顔色も肌もきれいになります。

抜け毛改善や育毛効果も期待できる!
妊娠中や出産後、ホルモンバランスの崩れにより抜け毛が増え、薄毛に悩まされる人も多いもの。また、授乳や睡眠不足、過労によって血行不順や栄養不足に陥り、毛母細胞の細胞分裂がスムーズに行われなくなると薄毛になる場合も。産後1年程度で自然と元の毛量に戻ることがほとんどですが、やはり気になるもの。

そんなママの髪の悩みにも力を発揮するのが葉酸です。葉酸は、髪の材料になるタンパク質を作り、血行促進効果で髪に必要な栄養をスムーズに届ける働きを助けるので、抜け毛の改善が期待できます。さらに、産後は夜中の授乳や夜泣きで睡眠不足になり、精神的にもストレスをためてしまいます。これも抜け毛にもつながります。

葉酸は、質のいい睡眠に欠かせないホルモン・メラトニンの材料になるセロトニンを作りだし、安眠効果が期待できます。また、ストレスを感じるノルアドレナリンの分泌を抑える働きがあるのでストレス緩和にも役立つといわれています。

ママのきれいもサポートする葉酸。妊娠前も、出産後も頼りにしたい栄養素です。

是非、ご参考になさってください。

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雑誌『美的』2016年10月号 (8月23日発売 掲載ページP202~203)

特集「続・女医さんのUVケア 美肌Dr.慶田朋子先生のライフスタイル拝見!紫外線が招く〝秋落ち肌〟を防ぐ、美腸&美肌習慣」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

秋が近づき、暑さのピークは過ぎたと油断していませんか?気を抜きがちなこれからこそ、〝うっかり日焼け〟の危険性が大。美肌のためには一年中の紫外線対策が鉄則です。
年間を通して日焼け止めを塗り、日傘、帽子、サングラスなど遮光グッズを活用し、肌に直接紫外線が当たらないように気を付けましょう。

また、紫外線のダメージを肌に蓄積させないためには、体の内側からのケアも大切です。
慶田院長は、カラフルな野菜や、腸内環境を整えるヨーグルトなどを毎日欠かさずとっています。ブロッコリー、小松菜、パプリカ、にんじん、トマトなどの緑黄色野菜は、ビタミンA・C・Eをはじめ抗酸化作用の高い成分が豊富です。また、おかずにはアスタキサンチンがとれるサケや、良質なたんぱく質を含む鶏のささ身などを積極的に食べています。これらは「健やかなお肌の原料になる」からです。

最近1年半は、コラーゲンペプチド、ミルクセラミドを配合した明治のアミノコラーゲンヨーグルトを毎日とることで、肌の水分量が増え、乾燥の改善を実感しているとのことです。
このヨーグルトに関しては、最新の研究で、4週間毎日摂取することで、紫外線照射後の皮膚の赤みや色素沈着が、摂取前より抑制されていることが報告されました。肌に赤みを生じさせる最小限の紫外線量(MED)も測定したところ、このヨーグルト摂取後は数値が増え、紫外線への抵抗力が高まったことがわかりました。
つまり、肌への紫外線ダメージが抑制には、体の外側からだけでなく、内側からもケアするということが、改めて証明されたといえます。
UVカットはもちろん、紫外線ダメージに負けない肌を育むためには、インナーケアも大切なのです。
是非、ご一読ください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年8月18日OA

「ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)の美肌とスリムの秘密を徹底追求!」

食いしん坊なのに、美肌でスリムな‟ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)"こと関ジャニ∞横山裕さん。前回までのYOKKOさん企画で、その食習慣が美肌にもスリム体形に良いことは、慶田院長のお墨付き。今回のテーマは、YOKKOさんが子どもの時に食べていたものに、美肌とスリムボディの秘密があるのかを検証。人気企画第四弾となりました。

横山さんの他の出演者の方は友近さん、ジャニーズWEST中間淳太さん、進行は菅谷大介アナウンサー。ゲストは、元子役の内山信二さん、NHK「とと姉ちゃん」に出演中の現役子役で10歳の内田未来ちゃん。

池袋のメトロポリタンにあるオールデイダイニング「クロスダイン」のビュフェで食事内容を検証しました。その方法は、子どもの時に好んで食べていた食事をビュッフェで選び、お子さまランチを再現。それが美肌やスリムボディに良いのか、医学博士の慶田院長がお答えします。

まずはゲストが子どもの時に好きだったメニューについて解説しました。

中間淳太さん

カレーライス、トマト、ステーキ、蟹のボイル

お爺様が好きだったステーキは、最低でも月に3回は食べていたとういう、セレブアイドル中間さん。

蟹は低カロリーで血中コレステロールを下げる効果もあり、身体を元気にするタウリンも豊富。スリム体形維持にはおすすめです。ステーキは揚げ物に比べて油も少なく、良質なタンパク質が豊富です。お子さんの成長、スリム体形維持と美肌にも良い食事です。カレーは抗酸化作用の高いスパイス類が豊富で、新陳代謝を高める効果もあります。リコピンやビタミンCがたっぷり入った美肌に良いトマトとあわせて食べるのは、大正解です!

中間さんも28歳にしてなかなかの美肌の持ち主。その秘密は子どもの頃からの食生活にあったようです。

友近さん

スパゲッティナポリタン、刺身(マグロと白身魚)、鶏のむね肉、オレンジ

ちなみに横山さんが好きなスパゲティは、カルボナーラ。ではナポリタンとカルボナーラのどちらが美肌に良いのでしょうか?カルボナーラは卵、乳製品が含まれお子さんの成長におすすめ。タンパク質が豊富なので、お肌にも良いメニューです。一方でナポリタンに含まれるトマトには、紫外線への抵抗性を高めるリコピンがたっぷり入っており、シミ予防に効果が期待できます。ナポリタンは大人の美肌におすすめです。

お刺身は低脂肪で高タンパク。特にマグロには脳の情報伝達能力をアップするDHAが豊富で子どもの知能の発達には良いと言われています。抗酸化作用の高いセレンやビタミンEも豊富で美肌効果が期待できます。鶏のムネ肉を使った料理は、カロリーが少なくスリム体形維持に最適です。愛媛のいよかん大使をつとめる友近さんは、子どもの頃にみかんを一日3個くらい食べていたそうです。ビタミンやカリウムが豊富で良いのですが、オレンジなどの柑橘類は朝や昼に食べるのは要注意。柑橘類やセリ科の野菜に含まれるソラレンは、紫外線の感受性を高め、シミや皮膚がんのリスクを高めてしまう危険性があるからです。夜に食べる分にはビタミンが豊富な食品で、美肌効果があります。

内山信二さん

ハンバーグ、アメリカンドッグ、チキンナゲット、ちらし寿司、スイーツ各種

ざっと見ただけでも高カロリーメニューのオンパレードですね。

チキンナゲットのチキンそのものは良いのですが、揚げてあるため当然カロリーは高め。お肉も柔らかく加工してあり、よく噛まずに飲み込んでしまいがち。アメリカンドッグも魚肉ソーセージと砂糖を使った衣をたっぷりの油で揚げてあり、高カロリー。どちらも体形維持には注意したい食材です。ハンバーグも、肉のタンパク質は良いのですが、柔らかくよく噛まずに飲み込めてしまえるため、食べ過ぎに要注意です。一見ヘルシーなちらし寿司の酢飯には、たくさん砂糖が含まれています。過剰な糖分摂取は、美肌にもスリム体形維持にもおすすめできません。食後には何種類ものスイーツを食べていたという内山さん。甘いものはもともとカロリーが高い上に、ティラミスなど柔らかいものを飲むように食べてしまえば、当然カロリーオーバーです。過剰な糖分摂取は、糖化を進行させ、肌のくすみ、体重増加、若年性糖尿病にも繋がってしまします。

YOKKOさんも子どもの頃からチキンナゲットが大好きで、山ほど食べたいと思っていましたが、実際なかなか沢山は買えなかったそう。でも、食べなくて正解でした。スイーツももともとあまり好きではなく、自然と良い食習慣だったようです。

内田未来ちゃん

お刺身の中でも特にサーモンが好物とのこと。鮭は抗酸化作用の高いアスタキサンチンが豊富で美肌効果が期待できます。

では、美肌&スリムなYOKKOさんが子どもの時によく食べていたもとは?

マカロニグラタン、ほうれん草の炒めもの、ナスの肉みそ和え、ヨーグルト

グラタンにはベシャメルソースがたっぷり使われ、乳製品に含まれるカルシウムが子どもの成長に良く、将来的な美肌が期待できます。子どもの頃には不可欠な栄養素がたっぷりのメニューといえます。実は子どもの頃野菜嫌いだったYOKKOさんですが、ほうれん草、ナスだけは好きで良く食べていたそうです。ほうれん草にはβカロテン、ビタミンC、カルシウムが豊富。油で炒めるとβカロテンの吸収率がより高まるため、美肌に最適。調理法も併せてVery Goodです。ナスの紫色のアントシアニンは、抗酸化作用の高いポリフェノールで、美肌効果が高い食材です。ヨーグルトは、腸内環境を整え免疫力をアップする美肌食品。YOKKOさんは、無糖のヨーグルトにハチミツをかけて食べていたそうですが、ハチミツは少量で甘みを感じられるので、糖分の摂取量が抑えられ、美肌づくりには最適です。デザートとしては、最高の食べ方!三重丸です!

では、今回のおさらい

「子どもの時は気をつけて!三大要注意メニュー」

・アメリカンドック:魚肉ソーセージと砂糖を使った衣をたっぷりの油で揚げているため高カロリー。

・チキンナゲット:もともとはヘルシーな鶏肉ですが油で揚げており、柔らかく噛まずに飲み込んでしまい、大食いに注意。

・ちらし寿司:お寿司は、酸味がありさっぱりとした風味ですが、すし飯には砂糖が沢山使われているので、隠れおデブメニュー。

今回の検証でも、YOKKOさんは子どもの頃から美肌&スリム体形維持、そして成長に欠かせない栄養素を自然ととっていることがわかりました。やっぱり‟ナチュラルビューティーYOKKOさん"ですね!

楽しい夏休みですが、将来のことを考え、食べすぎには気をつけましょう。

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学術誌『Bella Pelle』2016August号 Vol.1No.1(8月10日発売 掲載ページP63~66)

特集「有効成分の経口摂取による腸内環境改善と美肌効果」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

機能性ヨーグルトのデュアル効果で、肌のバリア機能が改善!健康で美しい肌を保つためには、基礎化粧品などによるスキンケアが欠かせないが、最近、直接肌を手入れするだけでなく、「口内美容」「美肌サプリ」など、有効成分を経口摂取する、いわば「体の中からの美肌効果」が注目されています。

近年増えていると言われる乾燥肌トラブルの現状と、ヨーグルトの経口摂取による美肌効果について慶田院長インタビュー形式で掲載しています。


【乾燥肌トラブルと栄養の関係】

Q、最近季節に関係なく、肌が乾燥している患者さん多いと聞いていますが、慶田院長の印象はいかがでしょうか?

確かに乾燥肌のトラブルを感じている人が増えています。原因の1つとして「環境」の問題が挙げられます。都市部のオフィスなどは、かなり乾燥しますので、「乾燥肌=冬の疾患」という概念はもはや古く、現代は梅雨でも夏でもエアコンによる除湿で肌が乾燥しやすい環境だと言えます。

また、夏季は当然のことながら汗をかきます。その状態のまま、エアコンで冷えて除湿された室内に入ると、一気に水分が蒸発して角層から水分が奪われ過乾燥になります。汗をかいて肌がしっとりしているようにみえる状態は「打ち水」と同じです。一時的に湿りますが、本当に保湿できているわけではありません。

保湿とは、「角質の細胞と細胞のあいだにしっかり水分を抱え込むこと」です。角層のバリア機能が低下しているうえに、汗をかいてそのままにしていると、すぐに乾燥してしまいます。

残念ながら、現代のオフィス環境は乾燥肌になりやすい環境だと言わざるを得ません。働く女性が増え、忙しい生活を送っている方も非常に多く、食生活の乱れと睡眠の質の低下による肌トラブルが増えています。こうした「ライフスタイルの変化」も乾燥肌の方が増えている原因と考えられます。

他にも、ダイエットをした結果、栄養失調になる若者も多いようです。若いときは体力でカバーされるため、食の優先順位が低くなりがちですが、「十分な栄養を摂取して、はじめて肌や髪、爪にも栄養が行きわたるのですよ」と、患者さんにはお話しています。

Q、栄養の偏りが肌に悪影響を及ぼすということは、栄養の摂り方で肌トラブルを改善できるのでしょうか?

患者さんと接していると、全身の隅々までバランスよく栄養が行きわたっているかどうかが、肌の状態に現れることを実感します。

たとえば、ニキビに対してケミカルピーリングを施術しても、治療効果が現れにくい人がいます。生活習慣がきちんとしている患者さんは、2週間に1度の治療を3~4回行うと、ぐんぐん良くなりますが、ファストフードしか食べない、野菜を食べる習慣がない患者さんは、すぐ振り出しに戻ってしまいがちです。いくらエビデンスがある施術を行っても、良い結果が出るか出ないかは、食事を含めた基本的な生活習慣次第と言えるかもしれません。

これまでは、乾燥肌の治療といえば外用剤中心の「塗る治療」が主流でした。基本となる外用療法に加え、正しい洗浄、入浴方法などのスキンケア指導に時間をかけてきましたが、限界を感じることもあります。

ですから、ここ数年は外側からの「スキンケア」と体の内側からの「インナーケア」をセットととらえています。両側面からのケアがあって良い肌の改善につながるという考え方です。基本的な生活習慣は、食事・睡眠・排泄・運動週間・ストレスコントロールの5本が柱ですが、食事と排泄は腸内環境という点でかかわっていますし、最近では「腸内環境と皮膚」、「腸内環境とメンタル」などの関係も徐々にわかってきて、大変興味深く感じています。

Q、乾燥肌トラブルに対して、患者さんにはどのような指導をされていますか?最近、何か新たな変化はありますか?

肌を乾燥させないためには「皮脂」が大事だと思い込んでいる患者さんが多いですが、皮脂が水分保持に寄与している割合は、約2〜3%に過ぎず、80%は角質細胞間脂質、残りの約18%は天然保湿因子です。これらはいずれも細胞が角化する過程で生じるものですから、結局、皮膚のターンオーバーを正常化することが一番大切です。このターンオーバーの速度は、40歳頃から少しずつ遅くなることかわかっています。そして、乾燥状態の代償として、高齢者の皮膚は角層が少し厚くなるわけですね。また、ニキビ患者さんの角層セラミド量は低く、毛包漏斗部の異常角化を生じ、毛包が詰まることが報告がされていますので、やはり保湿がポイントと言えます。乾燥性の敏感肌をそのままにして軽微な炎症をくり返すと、肌の老化が早まる可能性があるので、保湿の重要性は繰り返し説明しています。

昨年はとくに機能性ヨーグルトを摂取することで肌の保湿機能が改善したという報告があり、「食べたもので肌が変わる」ことが実証されました。これまで肌に対する食事の影響については、経験的にしかアドバイスができなかったところに、この報告がエビデンスとして理論づけしてくれたことで、以前より患者さんに説明しやすくなりました。

【注目されるヨーグルトの保湿効果】

Q、ヨーグルトを食べることで皮膚の保湿機能が改善するというエビデンスについてご紹介ください。

川島眞先生(東京女子医科大学皮膚科教授)による臨床試験の結果です。「コラーゲンペプチド」と「ミルクセラミド」を含むヨーグルトを、乾燥肌で慢性的な便秘傾向の女性32人に4週間毎日食べてもらい、肌質に関しては、摂取4週間後の皮膚の状態(経表皮水分蒸散量{頬}、角層水分量)および被験者のアンケートによるQOL調査、また皮膚科専門医による所見によって評価したものです。

治療の結果、頬の経表皮水分蒸散量が減少し、角層水分量が増えていました。これはヨーグルトと「ミルクセラミド」を一緒に摂ったことによって保湿機能が改善し、バリア機能が強化されたことを示唆しルクセラミド」単独と比べて血中のセラミド量が約2倍になっていました。つまり、ヨーグルトを一緒に摂ることでセラミドの吸収量が約2倍に上がったことになります。皮膚所見でも乾燥肌やかゆみの改善を認めたそうです。排便の回数も、試験開始1週間から増えていました。「コラーゲンペプチド」と「ミルクセラミド」を含むヨーグルトが肌機能と腸内環境に多面的に作用したといえます。

さらに、皮膚の炎症の指標となる血清TARC値(thymus and activation-regulated cmemokine:Th2ケモカイン)も低下し、炎症抑制効果があることもわかりました。アトピー性皮膚炎にまでは至らない、軽症の乾燥肌の人でもTARC値はかなり上がっていますが、今回の治療では、TARC値が高い人ほど効果が大きいという結果が出ています。

この結果により、「コラーゲンペプチド」、「ミルクセラミド」を強化したヨーグルトで、皮膚のバリア機能、乾燥肌を改善することが結論づけられました。

Q、今回の試験に用いられたミルクセラミドとはどのようなものですか?

セラミドは皮膚の細胞と細胞をつないで潤いを守っている成分です。「ミルクセラミド」は、スフィンゴミエリンという牛乳由来のリン脂質で、普通のヨーグルトにはごく微量しか含まれていないものです。「ミルクセラミド」の分子そのものが、角質細胞間脂質として水分保持に寄与していると推測されます。現在さらに研究が進められていますが、皮膚のターンオーバーに良い作用があると考えらます。セラミドは、自分の力で合成するものですが、その合成力が落ちたとき、経口でセラミドを補うと、角化の過程が整うことで、健康な皮膚のターンオーバーのサイクルが復活し、また自分の力でセラミドを作り出せるようになります。

臨床試験では、ヨーグルトにこの「ミルクセラミド」を強化するとともに、「コラーゲンペプチド」も添加しています。これによって、コラーゲンを合成する酵素の活性が上がったということも注目すべき点です。


【美容成分も機能で選択する時代】

Q、ヨーグルトを活用する利点はどういったところでしょうか?


薬やサプリメント、体に良いとされる食品でも、アドヒアランス向上の条件は、手軽で高価すぎず、摂取しやすいかどうかだと思います。その点、ヨーグルトは小包装のものなら、食器を汚さず、普段の食事に加えたり、おやつにしたりできると思います。

スーパーなどで手軽に小運輸できることも大きな利点でしょう。経済的な負担も少なく、無理なく続けられますので、若い患者さんにも奨めやすいです。

今回の臨床実験で興味深い点は、有効成分である「ミルクセラミド」と「コラーゲンペプチド」を、単体で摂取してもらった場合とヨーグルトに混ぜて摂取した場合とで、吸収率が異なることです。血中濃度の上昇率が変わることで、ヨーグルトそのものに有効成分の吸収を改善する作用があることが改めて確認できました。ただし、食べるのをやめると、1週間で元に戻ってしまうこともわかっています。毎日続ける重要性も併せてお伝えすべきですね。


Q、ヨーグルトの肌に対する効用をお話ししたとき、患者さんからよく聞かれる質問などはありますか?


摂取量について質問されることがあるのですが、世界第二位のヨーグルト消費国ブルガリアのヨーグルト消費量は、日本の5倍以上だそうですから、私たちももっと食べてもよさそうですね、ブルガリアの食卓には毎食ヨーグルトが登場するそうです。

それから、患者さんだけでなく、私たちも長いあいだ「乳酸菌は生きて腸まで届かなければ意味がない」と信じてきましたが、最新の研究では、加熱されたり、胃酸に触れたりして死んでしまった菌でも効果があることがわかってきました。最近「焼きヨーグルト」という食べ方も人気があります。カッテージチーズのような食感で、サラダによく合います。加熱しても乳酸菌の効果が期待できるそうなので、チーズより低いカロリーですしお奨めです。

また、ヨーグルトは種類が多いので、どれを選べばよいか悩まれる方も多いようです。ヨーグルトの乳酸菌そのものにもさまざまな有効成分が認められていますが、乾燥肌や肌荒れ、ニキビを改善したい場合には、「コラーゲンペプチド」と「ミルクセラミド」が強化されたヨーグルトを選ぶとよいと思います。とくに大人のニキビには乾燥性敏感肌の人にできやすいので、お奨めしたいですね。いまや「機能性ヨーグルト」を目的によって食べ分けるのがトレンドになってきていますが、キャッチフレーズだけでなく、臨床試験の結果がしっかり出ている製品を選ぶことも重要です。

これは私が実際に治療をしていて実感することですが、いくら高品質の化粧品を使っても、角層の状態が悪ければ高い効果は期待できません。むしろスキンケアはシンプルにして、「内側からの保湿」に気を遣うべきかもしれません。若い女性には、食生活にもう少し投資するようにアドバイスしたいですね。

Q、保湿効果だけでなく、肌へのさまざまな作用が期待できそうですね?

新しい知見としては最近、市橋正光先生(再生未来クリニック神戸院長)が、「コラーゲンペプチド」と「ミルクセラミド」を含むヨーグルトの継続的な摂取によって紫外線に対する抵抗性が上がるという非常に興味深いデータを発表されました。これまでも、抗酸化作用をもつビタミンCとE、ルテインやリコピンをサプリメントで摂取すると、MED(minimal erythema dose:最小紅斑量)が上がることが分かっていました。日常的な食生活のなかで摂取できるヨーグルトにもMEDを上げる効果があるというのは驚きでした。作用機序の解明にはこれからということですが、今後の展開にますます期待がもてそうです。

2016年8月22日

雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年9月号(8月12日発売 掲載ページP55)

特集「お悩み別のお手入れ方法から、不調肌を救う一発逆転コスメまで! 美肌美女の夏→秋スキンケアプランを大公開!」に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

夏から秋に変わる時季は、肌の状態も不安定になりがちです。そこで、1年中美肌をキープしている美容のプロが集結し、肌悩み別に実践しているケアプランを伝授。慶田院長は、皮膚科専門医として、自身のスキンケア法や美肌習慣として実践している運動、クリニックで行うおすすめの美容施術について紹介しました。

慶田院長の「保湿強化プラン」では、夏は紫外線対策と、保湿ケアに注力。紫外線は乾燥肌を誘発するので、夏も保湿ケアは欠かせません。加えて、抗酸化作用が高いビタミンC点滴などで紫外線への抵抗力を高めています。

自身のアトピー性皮膚炎の経験から、敏感肌でも安心して使用できる、低刺激で保湿効果の高いアイテムを使用。日中の感想を感じたときは、化粧水に水素発生パウダー配合のオイルをプラスして、肌のハリを高めます。乾燥肌の改善効果、紫外線への抵抗性を高める効果があるヨーグルトも、1年中愛飲しているインナービューティー食品です。

夏はクーラーなどで身体が冷え、体内循環が滞りがちになります。対策として仕事の合間に時間を見つけて、つま先立ちをしたり、軽いストレッチをしています。
就寝前や、出勤前にはピラティスのマシンレッスンを取り入れています。バネの力をかりながらゆっくり動くことで体幹を鍛えることができます。

食生活では、日頃から抗酸化力の高いトマト、パプリカ、ブロッコリーなどは常備して毎日取り入れている食材です。朝はシミの予防のために、紫外線への感受性を高めるソラレン(柑橘系果物など)を避けるよう注意しています。

●夏のケアアイテム
アクセーヌ リセットウォシュ
肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合。保湿+角質柔軟効果のある「天然多糖類」の働きにより、肌をやわらかく整えます。また、角質除去成分「グリコール酸」の効果で、余分な角質を除去。ボトルからスフレのようなきめ細かい泡ででてくるので、肌に負担をかけずに泡洗顔できます。

プロラヴィッシュローション
皮膚科医の共同研究で開発された、メラニンの生成を抑える超浸透型ビタミンC誘導体配合。これまでなかなか浸透しなかったビタミンCの成分が、肌の深部にとどく処方で、高い美白があります。ビタミンCはニキビに悩む方にもおすすめです。

ルミキシルクリーム
敏感肌でも使用できる、高い美白効果のあるクリーム。アミノ酸の一種であるルミキシル・ペプチドを配合。皮膚のメラニン生成に関与する酵素である、チロシナーゼを阻害してシミを防ぎます。

プロティアジャパン エンビロンC-クエンスクリーム
抗酸化作用の高いビタミンC(VCIP)、ビタミンAなどを含む保湿クリーム。ビタミンAは皮膚の中で、紫外線の光線エネルギーを受け止め、細胞が損傷するのを防ぐ「紫外線吸収剤」としての役割、皮膚のターンオーバーを促し、過剰なメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用もあり、肌力アップに欠かせません。

ラロッシュポゼUVイデア XL
SPF50・PA+++の強力日焼け止め。さらに通常のUV-A、UV-Bだけでなく、肌老化を引き起こすロングUV-Aをブロックする効果があります。高い日焼け止め効果がありながらも、敏感肌でも安心して使用できる仕様です。

・明治 アミノコラーゲンヨーグルト:
話題の美肌成分「コラーゲンペプチド」、「ミルクセラミド」を含むヨーグルトドリンク。2週間飲み続けることで腸内環境が改善し、肌の水分量が増えて肌荒れ、乾燥肌が改善する研究結果がでています。紫外線に対する抵抗性を高める効果もあり。慶田院長も肌の乾燥改善効果を感じて愛飲中です。

ハイドロフォースリッチオイル
液体に触れると水素を発生させる特殊パウダーが配合された美容オイルで、化粧水に2~3滴プラスして使用。水素(H2)が、肌を傷つける活性酸素(O-)と結びつき無害な水(H2O)に変換します。活性酸素を除去することで、抗酸化力作用が得られます。同じく抗酸化作用のあるプロラヴッシュローションに混ぜて使うとおすすめ。スクワラン、ダマスクローズなど高品質オイルで、心地よい保湿効果もgood!

ナビジョンDR メーククレンジングオイル
資生堂が医療機関専売としているシリーズラインのオイルクレンジングです。デリケートな肌に負担をかけずに、ポイントメイク、日焼け止めもするりと簡単に落ちます。
・高濃度ビタミンC点滴:
紫外線は、乾燥肌を誘発するので、高濃度ビタミンC点滴で抵抗力を高めています。ビタミンCは、有害な活性酸素に対する抗酸化作用が非常に強く、メラニンを減らして白く還元することで、シミ・くすみを改善します。また、コラーゲン線維を増やすためハリのある肌へ導く効果や、日焼け後のメラニン増加の予防や修復などに欠かせません。レモン1200個分のビタミンCを一気にチャージできるので、ストレスへの抵抗性や免疫機能の向上にもおすすめです。

秋は保湿を継続し、さらに夏の疲れをリセットするためにターンオーバーを促すケアを強化しています。夏のつけがたまっていたら、ダーマローラーフォトフェイシャルM22などの美容医療がおすすめです。洗顔からクリームまでは、年間を通して同じアイテムを使用していますが、秋はクリームのあとにオイルをプラス。日焼け止めはしっとりタイプに変更します。

また、大気の乾燥が進行する秋は、化粧水に混ぜるハイドロフォースリッチオイルを増量。夏3滴→秋4滴に増やすだけで、驚くほどしっとり感が向上。湿度がさがり、本格的な乾燥シーズンには院内調合のバリアクリームをプラス。食材では、皮膚の回復を高める高タンパク&低脂肪の大豆製品や旬の魚を積極的にとります。

●秋のケアアイテム
・アクセーヌ マイルドサンシールド:
紫外線を防ぎながら、積極的に保湿する日焼け止めクリーム。秋のUVアイテムはこちらにシフト。SPF28 PA++

・エンビロン モイスチャーACEオイル:
ビタミンの代表格3種(ビタミンA、C、E)をバランスよく配合したオイル。C-クエンスクリーム同様に、抗酸化作用のあるビタミン類を多く含んでいます。保湿効果も高く、秋のスキンケアにプラスしています。
・バリアクリーム(院内調合):
ハリのある皮膚を保つ成分などをバランス良く配合した保湿クリーム。クリームの重ね塗りで、潤いをしっかり密封することが大切です。
・フォトフェイシャルM22:
ノーダウンタイムでシミ、くすみ、赤みなど、気になる肌のアラを全て一掃します。8種類のフィルターと、照射設定を細かく調整することで、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能。コラーゲン線維などを活性化するので、たるみ毛穴にもおすすめ。肌に透明感が生まれてハリも出ます。月1回の肌メンテナンスで、夏老けをなかったことに。

慶田院長の美肌ケアは、秋の乾燥時期に保湿アイテムを追加するくらいで、夏と比べて大きなチェンジはありません。年間を通しての保湿、緑黄色野菜など抗酸化を意識した食事、適度な運動など、ぶれないケアこそ美肌の源です。肌に夏の疲れがみえたら、まずはノーダウンタイムの美容医療でメンテナンスを始めてはいかがでしょうか。秋にはワンランク上の肌を目指しましょう。

是非、ご一読ください。

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2016年8月19日

J-WAVE「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」OA情報のお知らせ

J-WAVE「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」OA情報のお知らせ
8月22日(月)朝6時30分〜OA

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組『サンスター Pleasure Pick Up!』のコーナーに、慶田院長が出演いたします。
「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。
皮膚科専門医として、夏の紫外線に関するコメントをいたします。
放送時間は、番組最初の6時30分~6時40分、J-WAVE は、81.3FMです。
どうぞお見逃しなく。

2016年8月17日

2016年8月15日

日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年7月21日OA

「女の手作りクッキング!このごはん誰が作ったの?大人気モデルSP」大好評のため第六弾の今回も慶田院長が解説をいたしました。

大政絢さん:ナスと大根おろしの炒め物、ごはん、焼鮭、とろろ、納豆、お味噌汁、イチゴ
non-no専属モデルの大政絢さん。全体的に品数が多く、バランスの良いメニューです。鮭のアスタキサンチン、ナスのアントシアニン、イチゴのビタミンCとエラグ酸は、紫外線から白肌を守るのに最適な組み合わせです。特に注目したのは、鮭とイチゴの組み合わせ。体の中から美肌ケアをしている素敵なお食事ですね。その他にも、とろろ、ネギ、大根などビタミン豊富なお野菜と肌再生に役立つビタミンB群が豊富な豚肉と納豆で、「もっちり美肌を作る美人メニュー」ですね。

今井華さん:セロリのエスニックサラダ、アヒージョ、塩昆布の白和え
コレステロールを気にする方にはぴったりの食事です。
白和えの豆腐の大豆、アヒージョのオリーブ油は血中コレステロールを下げる効果が期待できます。セロリのエスニックサラダに含まれるセロリ、赤タマネギ、パプリカ、イタリアンパセリの組み合わせは、抗酸化力の高いβカロテン、ビタミンCと食物繊維が豊富。「さびない体を作るメニュー」です。

ダレノガレ明美さん:ごはん、梅干し、玉子焼き、納豆、サラダ、お味噌汁(油揚げ・大根)、ウインナー
モデルさんというと、スリム体形維持のためにお米を抜いているイメージですが、お米を朝食べると良いことがあります。朝からお米をしっかり摂取することによって、体が燃えやすくなるので、美容におすすめなのです。納豆、お味噌汁、野菜の組み合わせは、「腸内環境アップメニュー」と言えるでしょう。また、和風ごはんにはキレイになる要素がいっぱいです。納豆、味噌の発酵食品と野菜サラダの食物繊維を一緒にとることで、腸内環境を整え、美肌や健康増進に役立ちます。
大豆、卵、ソーセージの豚肉、油揚げとタンパク質もバランスよく摂れていますね。

藤田ニコルさん:雑穀米、鶏ササミのサラダ、豆腐ハンバーグ、りんご
鶏ササミと豆腐は低脂肪高タンパク。低カロリーでありながら、大豆イソフラボンの女性ホルモン様作用で美肌効果が期待できます。雑穀米に含まれる黒豆、鶏ササミの添えられているトマトは抗酸化作用の高いリコピンが豊富でシミ予防に役立ちます。カリウム豊富なリンゴとキュウリでダイエット効果も。まさに「女性らしい体を作る美人メニュー」です。
さすがモデルさん。ダイエットを意識しながらも、美肌を守りようにしているのは、素晴らしいですね。

マギーさん:ゴーヤチャンプルー、お味噌汁(お豆腐、人参、玉ねぎ、里芋、油揚げ)、カブとベーコン焼き、カブの葉と明太子のオムレツ
ゴーヤには体の抵抗力を高めるビタミンC、浮腫みをとるカリウム、骨を強くするカルシウムとマグネシウムが豊富。ゴーヤのビタミンCは熱で壊れにくいうえ、豚肉のビタミンB1と一緒に取ると夏バテ予防に最適。ゴーヤの苦み成分「モモルデシン」は食欲増進効果もあるんですよ。
まさに暑い時期にぴったりの「夏バテ予防メニュー」です。
ちなみに、カブの葉と明太子のオムレツも良い組合せです。βカロテン、ビタミンCの豊富なカブの葉、ビタミンB2、Dの豊富な明太子、ビタミンA、E、アミノ酸の豊富な卵はまさに美肌に役立つ組み合わせなのです。

今回は、誰しもが憧れる大人気のモデルさんのごはんSP。スタイルと美しさにこだわるモデルさんのSNSにアップされた手料理は、健康&キレイになるヒントが沢山です。
ぜひ参考になさってください。

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雑誌『LEE』2016年9月号 (8月7日発売 掲載ページP104~P111)

特集「美のエキスパートが一発回答!みんな知りたい!夏肌と体の小さな悩み」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
高温多湿な日本の夏。強力な紫外線や大気汚染、室内に入ればエアコンによる冷えや乾燥にさらされます。待ちに待った夏休みも、肌と体にとって酷なことが心配です。
肌には太陽光によるシミ、しわ、たるみ、乾燥。また、健康面では睡眠や食事の質が下がって体力を奪われやすいという問題も。そこで夏の肌と体に関するお悩みを、慶田院長が解説しました。今回は、夏休みの絵日記を模して紹介しています。

8月7日(日)
家族で街に買い物編。外はとっても暑かったけど、デパートの中はヒンヤリ。

Q.外は暑いのに、室内はクーラーがガンガン......温度差にぐったり
A.温度調節用の羽織りものを持って出かけましょう。UVカットの素材なら、外を歩いているときも日差しから肌を守ることができ、一石二鳥です。

Q.汗でベトベトして気持ち悪~い。
A.これは、汗に含まれるナトリウムなどミネラル分のせいです。
こすり取るよう拭くと、カサつきや炎症の原因になります。濡れたタオルでスタンプのように押さえて汗を吸い取りましょう。特にお子様には気をつかってあげたいですね。

Q.お洒落に持てて日焼け対策できるグッズが知りたい
A.選ぶならUVカット加工のもの。日傘、帽子、サングラスは、夏のマストアイテムです。濃い色のほうが、日焼け防止には◎
サングラスは、濃い色より瞳孔が開きにくいブラウンのレンズを選びましょう。色が濃いと瞳孔が開き、目に入る紫外線の量が増えて逆効果になります。日傘は色の濃い、完全遮光のものがベスト。晴雨兼用の折り畳み傘を、バッグに常備しておきましょう。

Q.暑さでメイクが崩れてきた!厚ぼったくならずキレイに直すには?
A.メイク直しをするなら、汗で大崩れするランチ後より、ランチ前が正解。崩れた部分のみをオフして、UV効果のあるお粉をのせましょう。

Q.汗でネックレスをしたところがかゆくて......
A.汗で金属が溶け出すのが原因です。症状がひどい場合はまず皮膚科で治療をしましょう。
予防には、汗に溶けにくいゴールドやビーズ、ガラス、チタン素材がおすすめです。

Q.大気汚染やPM2.5から肌を守りたい!
A.お化粧をすることで、汚染物質から肌をプロテクトする効果があります。外出時はメイクでガードしましょう。帰宅したらすぐ洗顔をして、汚染物質を肌に残さない、部屋に持ち込まないことが大切です。

8月14日(日)
河原でワイワイバーベキュー編。虫や日差しで思いがけないトラブルも...

Q.蚊に刺されたところが腫れちゃった
A. 炎症を鎮めることが大切です。炎症を抑える軟膏を塗ってから、保冷剤で十分冷やしましょう。

Q.ボディの日焼け止め、どう塗るのが正解?
A.服を着る前に、じか塗りが確実です。手に取らずに容器からじか塗りなら、塗りムラを防ぐことができます。服で隠れる部分より少し内側から、肌に直接ライン状に出し、指3本で直線状にのばしましょう。
紫外線は素材によっては服の隙間からも侵入します。また、動いていると胸元などから紫外線が入りがちです。服を着る前に広範囲にUVケアをしましょう。

Q.目から焼けるって本当ですか?
A.将来的に白内障や加齢黄斑変性(視力障害)を引き起こす危険もあります。
サングラスを活用しましょう。

Q.日焼けで肌が火照ってヒリヒリする~。
A.1に冷却、2に保湿。まずは鎮静が最優先。保冷剤などを使用して、しっかりクールダウンしましょう。日焼け後は肌が乾燥するので、低刺激の保湿剤で保護。美白はヒリヒリが落ち着いてから始めます。痛みが強いなら、奥の手は解熱鎮痛剤を内服すると、炎症が早く落ち着きます。

8月20日(土)
夏の海水浴編。日差しの注ぐビーチで一日過ごしたら、肌はヒリヒリ、髪はパサパサに。

Q.絶対に焼きたくないんです!
A.UVカットのラッシュガードで物理的に覆うのがいちばん!
絶対に焼かないなら、ウォータープルーフの日焼け止めと、飲む日焼け止めの内外ガードは必須。市販されているサンスクリーン剤には、紫外線を防ぐ効果を示す「SPF」、「PA」という表記はありますが、最近では、近赤外線も肌の奥深くまで入り込んでダメージを与えることがわかっています。市販のサンスクリーン剤では、近赤外線を防ぐ効果は表示されていません。肌へのダメージをしっかりと回避するには、太陽からの注ぐあらゆる光を物理的に遮断することが、最も確実です。

Q.シミが浮き出てきちゃった...どうしよう。
A. メラニンの活性を下げるためにホームケアとして、ビタミンA、C、Eとトラネキサム酸の内服で内側からメラニンを撃退しましょう。
できてしまったシミには、そろそろ美容医療のメンテナンスが必要。ジェントルレーズによるレーザー治療、フォトフェイシャルM22による光治療など、痛みやダウンタイムがないシミ治療があります。

Q.紫外線で髪の色が変わるのはなぜ?
A.コルテックス内のメラニンが溶け出すのが原因。
特に髪が濡れたまま太陽光を浴びると色が抜けやすくなります。海では帽子を活用して、髪の毛への紫外線を防ぎましょう。

8月22日(月)
8月も後半編。ラジオ体操から1日がスタート。朝から暑くて家事もはかどらない、ちょっぴり食欲もなくなってくる時期。

Q.美白はいつ使うのがオススメ?
A.実は「朝」使いがおすすめ!日中に使用した方が、予防的な効果が高まります。

Q.室内で過ごす日は、日焼けどめ、サボってもいい?
A.カーテンやガラス越しに、シワやたるみなどの原因となる紫外線A波が降り注いでいます!
朝のスキンケアのあとに、日焼け止めまで塗りましょう。外出しないときでも、日焼け止めまでが朝の基本ケアのステップと心得て。

Q.朝はビタミンCたっぷりの果物をとったほうがよい?
A. 柑橘類には、ビタミンCなど美肌に良い抗酸化物質が豊富です。一方で、柑橘系に含まれるソラレンは紫外線への感受性を高めて、逆にシミができやすくなる危険があります。ソラレンは短時間で吸収されて紫外線の感受性を高めるため、朝は避け夕方以降に食べるようにしましょう。

Q.子供って日焼けどめを嫌がりません?
A.紫外線の悪影響を甘くみてはいけません。子供が使いやすい容器&感触がよいものを選び、とにかく習慣づけるようにしましょう。

8月27日(土)
夏の夜、暑くてお風呂もスキンケアも億劫に。毎日寝苦しくて、ちょっとバテぎみかも。

Q.扇風機やクーラーは、つけっぱなしで寝てもいい?
A.一度、身体の芯の熱が下がらないと寝つけないもの。
風が直接当たらないようにし、タイマーを賢く活用しましょう。

Q.食欲が出ません
A.スパイシーなものや薬味で食欲増進しましょう。不足しがちなタンパク質は、食べやすい枝豆などで補うと良いですよ。

Q.私の頭、臭い!?
A.乾かしたり、拭いたりして水分を飛ばせば、臭いの拡散は防げます。濡れたままにすると、においの原因になり、毛髪を痛めることにもなります。洗髪後は頭皮からしっかり乾かしましょう。

まだまだある!実は知りたかった夏の隙間小悩みQ&A

Q.旅行に行くとき持って行くべきコスメは?

A. いつもの化粧品を持参しましょう。旅行中は疲れでバリア機能が低下しがち。いつもと違う環境で、肌も不調になりやすい状態です。いつものコスメこそが一番のお守りコスメです。

Q.子供の肌にブツブツが出現。これ何!?
A.水っぽい光沢があり、上部が少し凹んでいるなら、水イボかも。皮膚科へ行きましょう

気になる悩み別に対処できる!夏の肌悩み別レスキューQ&A

Q.涙型の毛穴、これってたるみ?
A.たるみ毛穴かもしれません。マイルドなピーリング石鹸とレチノール美容液のペアで迎え撃って、ハリをだすケアを始めましょう。

Q.夏になるとニキビが悪化するのはなぜ?
A.紫外線によって角層が厚くなり、毛穴の入り口が狭くなって皮脂が溜まりやすくなるからです。ニキビにとってもUVケアは大切です。

夏のお悩みから美と健康を守り抜き、ハッピーな夏を満喫しましょう。
是非、ご一読ください。

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雑誌『レタスクラブ』2016年8月25日号(8月8日発売 掲載ページP50~51)

特集「肌の老化をストップ!キレイ度アップ!外側からのケアに加えて体の内側からも紫外線ケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

夏、真っ盛り。強い日ざしに、紫外線対策は万全ですか?最新の肌研究では、外側からのガードに加え、内側とのWケアが、肌ダメージを防ぐことが分かってきました。ではどんなケアを心がけたらいいのでしょうか? 皮膚科専門医の慶田院長が解説いたしました。

◎肌の修復力が低下してくる年代。食習慣で内側からのケアを
30代ごろから、皮膚のターンオーバーが落ち、酸化ストレスを軽減する体内の抗酸化力も低下してしまうので、肌の修復能力が落ちます。最近、傷の治りが悪くなった、日に当たった痕が残りやすい、と感じている人は、そろそろ要注意です。さらに幼少期からの紫外線ダメージも蓄積しています。太陽光を浴びてシミができるまでの総紫外線量は約4000MEDという報告があります。平均的な日本人の肌では毎日約11分、素肌で太陽光を浴び続けると約20年でシミが出てしまうということになります。これが紫外線による光老化です。この紫外線によるダメージを蓄積させないためには、外側から紫外線をブロックするケアに加え、体の内側からダメージに負けない防御力を高めるケアが大切です。体の内側からのケアは、まずは抗酸化作用の高いカラフルな野菜をたくさん食べることです。色の濃い野菜は、紫外線で生じた活性酸素を除去し、炎症を防ぎます。最初に野菜や海藻、次に大豆・魚・肉などのたんぱく質、最後に炭水化物の順番に食べましょう。さらに腸内環境をよくする食習慣を心がけましょう。
この腸内環境を整えるヨーグルトに、肌の弾力やハリの土台となるコラーゲンペプチド(魚由来のコラーゲンを酵素で分解したもので、体内での吸収率が高い)と、ミルクセラミド(乳由来のリン脂質成分で肌の保湿効果が高い)を加えた製品を4週間とると、日焼け後の皮膚の赤みや色素沈着が抑えられたとの実験結果が認められました。皮膚も体の若々しさも、毎日の食がつくっています。内側から紫外線対策するための"食"の美容予算を取っていただくことをお薦めします。

◎外側からのケア 
紫外線を必要以上に浴びないために、素肌をガード&外出時間を調整して!
日傘や帽子は首元の日焼けや目に入る紫外線を防ぐためのマストアイテムです。日ざしが強い10時~14時は、できるだけ外出を控えましましょう。また、目周りの皮膚は太陽光が垂直に当たるのでシミやたるみの好発部位なのです。目の周囲の皮膚は薄いので、紫外線ダメージにより乾燥しやすく、くすみやちりめんジワの原因にもなります。UVカット効果があるサングラスをかける習慣をつけましょう。色は濃すぎると瞳孔が開いてしまうので、茶色などをチョイス。
UVクリームをこまめに塗り直すことも大切です。肌を露出している部分はUVクリームでケアし、顔はもちろん、デコルテ、手足なども、汗をかくとムラになるのでこまめに塗り直しましょう。また、手は焼けやすいので手袋をし、首まわりもストールやはおりもの、カーディガンなどでガードし直射日光を避け、紫外線が直接肌に当たらないように工夫をしましょう。足も下からの照り返しで、じりじり焼けます。レギンスなどで足が紫外線を浴びないようガード&UVクリームで対策をしましょう。
他にも、お子様が外で遊ぶのは早朝か16時以降にし、紫外線ダメージを蓄積させないようにしましょう。

肌が赤くなったら皮膚ダメージが始まっている! 
日焼けで皮膚が赤くなると、紫外線により肌の細胞内の遺伝子が傷ついて、シミや皮膚がんの要因にもなります。

Step1太陽の紫外線を浴びる

Step2細胞内の遺伝子(DNAやRNA)が損傷 アミノ酸の変化

Step3肌が赤くなる(紅斑反応)

Step4細胞内の遺伝子が修復

Step5遺伝子の修復に異変(腫瘍細胞が発現)

Step6前がん症状

Step7皮膚がん

◎内側からのケア
紫外線ダメージをためないためには、食習慣から。肌がキレイになる!
・野菜や果物をたっぷり食べる
1種類だけでなく、いろいろな野菜をいっぱい食べてください。慶田院長もまとめて硬ゆでや下調理をして、冷蔵庫にはいつもさまざま野菜をストックしています。特に心がけたいのは、活性酸素に対抗する抗酸化食材です。リコピンを含むトマトや、ビタミンEが豊富なアボカドやナッツ、アントシアニンの入ったナスやベリー類、βカロテンやビタミンCを含む緑黄色野菜のニンジン、ブロッコリー、カボチャ、パプリカ、アスタキサンチンを含む鮭やエビ、レスベラトロールなど複数のポリフェノールを含む赤ワイン、カテキンを含むお茶、イソフラボンを含む大豆などが代表的な食材となります。
・コラーゲンやヨーグルトなどを積極的に
肌の土台をつくるコラーゲンは、毎日、分解&合成が繰り返されているので、体の中から食事で補うことが大切なのです。牛すじやとり軟骨、豚白モツ、ふかひれなどに多く含まれさらに、栄養を吸収しやすくするために、腸を健康にするヨーグルトも合わせてとって、腸内の善玉菌を増やしていくこともポイントになります。コラーゲンを小さな分子にして吸収されやすい状態にしたコラーゲンぺプチドを含むヨーグルトは、食習慣に取り入れやすくお薦めです。
・コラーゲンペプチドとミルクセラミドの入ったヨーグルトが紫外線ダメージケアに
30歳以上50歳未満の日本人女性(肌の乾燥を自覚し、春から夏にかけ30~45分日光浴をすると赤くなりやすく、わずかに黒くなる肌のタイプの人)に、紫外線を浴びたあとの皮膚が受けるダメージ(紅斑反応&色素沈着)の実験をしました。コラーゲンペプチド(1000mg)およびミルクセラミド(40mg)入りヨーグルト(LB81乳酸菌入りヨーグルト)のドリンクタイプ190gを紫外線照射後、毎日4週間飲んだグループは、皮膚の色素沈着が改善。また皮膚に紅斑を生じる最小の紫外線量が上昇し、紫外線に対する抵抗性も強くなりました。
また、紫外線照射後の色素沈着が摂取前より改善し紫外線に対する抵抗性が強化されることが認められました。

まだまだ暑い日も続きますが、紫外線ケアを見直してみてはいかがでしょうか?
是非、ご一読ください。

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雑誌『女性自身』2016年8月16日号 (8月2日発売 掲載ページP138~139)

特集「新常識!体の中から紫外線対策 食べるUVケア」
猛烈な紫外線が降りそそぐ8月、日焼け止めクリームに帽子にサングラス、これでUVケアは万全と思っていませんか? 実は紫外線対策は外からだけでは不十分なのです。そこで皮膚科専門医の慶田院長が体の中からの紫外線対策について解説しました。

◎紫外線が起こす光老化
肌の老化は、加齢によるものが2割、残り8割は光が原因といわれています。光はシミだけでなく、シワ、たるみなど肌全体を老化させるといい、これを「肌の光老化」と呼びます。波長の短い紫外線UV-Bは表皮に到達して、細胞のDNAやRNAに傷をつけ、炎症(日焼けによる赤み)を引き起こします。遺伝子の修復が間に合わないほどの紫外線量を浴びると、過剰にメラニンが作られ、シミになります。また、長期的には老人性イボや皮膚がんの原因になります。また波長の長い紫外線UV-Aは肌の奥深く、真皮まで到達して、コラーゲンやエラスチン(コラーゲン同士を結びつける弾性繊維)を破壊し、シワやたるみの原因になります。
夏の紫外線を1時間浴びた場合、表皮では細胞1個あたり100万のDNAが損傷し、真皮では10万のDNAが損傷します。細胞自身が損傷した遺伝子を修復するときにエラーが起きると、正常な細胞に回復できず、シミや皮膚がんの原因になるのです。
目の光老化としては、紫外線による雪目、翼状片、白内障などがあります。

◎近赤外線やブルーライトにも要注意
さらに気を付けたい光線があります。特にたるみの原因の半分以上を占めているのが、近赤外線です。筋膜や筋肉までも破壊するので、肌全体がたるんで顔や体のシルエットを崩してしまいます。
また、太陽光に含まれるブルーライトも目や肌に有害です。ブルーライトは網膜まで届き、加齢黄斑変性の原因になり、失明につながります。また睡眠リズムを崩し、メタボや肥満の一因ともなると言われています。

◎体の中からのケアが重要
しかし、市販されている日焼け止めの多くはUV-A、Bのブロック機能だけで、近赤外線やブルーライトまでブロックするのはまだほんの一部なので、日焼け止めクリームは2~3時間で塗り直しが必要です。UVカット加工の帽子やサングラスも有効ですが、地面からの照り返しにも気を付けなければなりません。また室内や車内でも対策は必要です。UVカット加工のある窓ガラスでも380ナノメートル(光の波長の単位)までの光しかカットできないので、380ナノメートル以上の光は室内や車内に入ってしまうのです。
そこで大事になってくるのが体の中からの対策です。外側からの対策と組み合わせることで、紫外線に負けない肌になるのです。紫外線や近赤外線で肌に酸化ストレスがかかるので、抗酸化作用のある食品を摂取するのが有効です。また、体の中からのケアで皮膚が健康になり、バリア機能が高まると、光に対する抵抗性が高まるのです。

◎UV対策に食べるべき7つの食品
抗酸化作用が高いのはビタミンA、C、Eやポリフェノール類です。ビタミンAは野菜ではβカロテンの形で存在し、特にニンジンやパプリカは含有量が多くお勧めです。ブロッコリーやオクラにも多く含まれています。オクラには腸内環境を整える作用もあるので、美肌作りに最適です。動物性のビタミンAなら豚・鶏のレバーや卵がいいでしょう。トマトに含まれるリコピン、ブロッコリーに含まれるルテイン、サーモンに含まれるアスタキサンチンも抗酸化作用が高い食品です。
また、注意したい点もあります。ビタミンCが肌にいいと考えて、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類、キウイを朝に食べる人がいますが、紫外線の感受性を高めるソラレンという成分が含まれるので、逆にシミになりやすいのです。これらは夕方以降に食べてください。野菜ではキュウリ、セリ、セロリ、大葉、パクチーなどにソラレンが含まれ、注意が必要です。

◎コラーゲンペプチド・ミルクセラミド入りヨーグルトが紫外線の抵抗性を上げる。
そのほかお薦めするのが、コラーゲンペプチドとミルクセラミド入りの機能性ヨーグルトです。臨床試験で効果が認められています。研究によると、紫外線照射24時間後の紅斑の程度が、この機能性ヨーグルトを4週間摂取する前と後で比べると有意に軽く、摂取によって炎症を起こしにくくなるという結果がえられた。また、紫外線を浴びた24時間後に皮膚が赤くなる最小限の紫外線量(MED)を調べると、この機能性ヨーグルトを4週間摂取した後は摂取する前に比べて有意に高くなり、紫外線に対する抵抗性が強くなったことが認められました。さらに、紫外線照射から7日後の色素沈着の度合いも摂取前に比較して軽く、日焼けで黒くなりにくいという結果も認められました。
別の研究で、この機能性ヨーグルトを摂取することで、角層の水分量が増えて皮膚のバリア機能が改善することが分かっていますので、紫外線への抵抗性を高めた可能性があります。また紅斑(日焼け後の赤み)が出にくくなるのは、ヨーグルトと添加された成分が炎症性ストレスを抑えたのではないかと推察されます。基礎化粧品にも含まれるコラーゲンやセラミドですが、どちらも角層にとどまってバリアの助けをするだけで、中には入っていきません。しかし、体の中から摂取すると、コラーゲンを合成する酵素が増えること、乾燥肌が抑制されることは実験でわかっています。

◎子どもと一緒に体の外からと中からのWケアを
UVケアは外側からだけでなく、体の内側からすることも大切です。さらに、お子さんと一緒にUVケアするのが理想です。子どもは細胞分裂のスピードが速く、日焼けで損傷したDNAの修復が間に合わないので、より光老化や皮膚がんへのリスクが高まるのです。
これからはお子様と一緒にこの7食品を食べて、内側からと外側からのWでUVケアをしましょう。

是非、ご一読ください。

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WEB『éditeur(エディトゥール)』

特集「10年後の肌も美しく!男のUV対策&アフターケア法」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

アウトドア、スポーツに興じる男性が多い一方、UVケアに関心を持つ男性も増えてきています。実際のところ男性の肌ケアは、女性に比べるとまだまだ情報が乏しく、自己流のケアになりがちです。そこで、慶田院長が男性の肌向けに紫外線対策や、肌ケアの方法について解説しました。

シミ、シワ、たるみ、老人性いぼ...肌トラブルの原因となる"紫外線"

太陽光に含まれる紫外線や赤外線、短波長のブルーライトが皮膚と目に与える障害を"光老化"と呼びます。日常的に紫外線をたくさん浴びている人と、浴びていない人では肌の老化の速度がかなり違ってくるのです。紫外線を長時間浴びると、皮膚のシミやシワ、たるみ、老人性いぼ(脂漏性角化症)になるリスクが高まります。さらに紫外線は表皮細胞の遺伝子を傷つけるため皮膚がんの原因にもなり得ます。また、可視光線のうち短長波のブルーライトは白内障や加齢黄斑変性の原因にも。近年、近赤外線は、赤ら顔や皮膚のたるみの原因になることが分かってきました。紫外線やブルーライトは浴びている感覚がないためケアを怠りがちですが、赤くならない程度の紫外線量でも蓄積すると光老化を進行させます。特に大量の紫外線を一気に浴びると、傷ついた遺伝子の修復が間に合わず、非常に危険です。
特に男性は、幼いころから外で遊ぶ機会が多く、大人になってもUVケアをしない人がほとんどです。そのため30代でシミがひとつもない男性はおらず、40代以降になると今までに浴びた紫外線の蓄積によって、シミやイボが目立つようになります。そのまま対策をしなければ肌の老化は進みますが、正しくケアをすることで、光老化を最小限に食い止めることが可能です。

紫外線予防こそが最大のケア!顔洗浄と保湿、外出時の日焼け止めを習慣化すべし

スキンケアの柱となるのは、洗浄と保湿、光対策の3つです。海水浴や屋外でスポーツをする場合は、日焼け止めの外用が基本です。加えてサングラスを着用し、ラッシュガードを着用するといったUV対策が必要です。日焼け止めは汗で流れたり、粒子が凝縮したりして効果が弱くなるので、露出している部位は2~3時間ごとに重ね塗りするとよいでしょう。また、紫外線量が一番強い10~14時はできるだけ屋内ですごすようにするのも有効です。
続いて大切なのは洗浄です。多くの日焼け止めは、普通の洗浄料で落とすことができます。洗顔時にはしっかり泡立ててください。泡立てることで汚れへの吸着力と洗浄力が非常に高まるので、泡を肌に乗せるだけでも日焼け止めを落とすことができます。液体のまま洗ったり、強くこすると、肌のバリア機能を保つのに役立つ成分も一緒に流され、乾燥、かゆみ、湿疹などの肌トラブルにつながるため注意しましょう。ただし、ウォーターレジデントなどの水に強い日焼け止めには専用のクレンジング剤が必要な場合があります。
洗顔後は、化粧水と乳液で保湿しましょう。本来、皮脂量が多く代謝が良い男性の肌は、乾燥しにくいのですが、顔を何度も洗ったりヒゲをそったりすると肌のバリア機能が傷つくため、乾燥しがちです。また、紫外線も乾燥を悪化させます。そのため、化粧水で肌を整えたあとヒアルロン酸やセラミドなど、水分を保持する成分が入った乳液を使用しましょう。ベタベタするのが苦手な方は、ジェルタイプでOKです。
これらの対策は、レジャーだけでなく、毎日行うことをおすすめします。

激しい日焼けの場合は、患部を冷やして応急処置を

UV対策を怠り、ヒリヒリするどの日焼けをしてしまった場合は、まず患部を冷やしましょう。熱感と痛みが続くようならば、市販の痛み止め薬を飲むと、ある程度炎症が和らぎます。ただし、薬を飲んだからといって、紫外線によって傷ついた遺伝子が元に戻るわけではありません。今後は、肌を焼きすぎることのないよう気をつけましょう。もしも日焼け部位が水ぶくれになるほどの重い症状が出たら、必ず皮膚科で診察を受けてください。

紫外線は浴びれば浴びた分だけ肌が老化します。40代頃から正しいUVケアを始めて紫外線の蓄積量をコントロールするだけで10年後の肌は見違えます。
是非、ご参考になさってください。

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2016年7月25日

ボトックス注射の新メニュー「すそわきが(外陰部臭症)」

『すそわきが(すそ腋臭、裾わきが)』とは

shutterstock_421600222.pngのサムネール画像この言葉お聞きになったことありますか?デリケートゾーンや外陰部の臭いのことで、「外陰部臭症」「しもわきが」などとも呼ばれます。ニオイのもととなるエクリン汗腺やアポクリン汗腺が、女性器や陰毛部にも多数存在するために、わきがと同じような刺激臭を発することがあります。

デリケートゾーンの臭いを気にして、恋愛に二の足を踏んでしまうのはもったいないことです。セルフケアとしては、良く泡立てた石鹸で汗や皮脂を洗うこと、下着を交換すること、体毛をレーザー脱毛することである程度の効果はありますが、人知れずお悩みの方が多いのではないでしょうか。実際、日本人の4人に1人が腋臭症やすそワキガの発症に関連する遺伝子を保有しています。耳垢が湿っていて、ワキの臭いが強いと感じる方は、デリケートゾーンも同様に臭う可能性があります。ボトックス注射はダウンタイムや痛みもほとんどありません。当院は医師、スタッフ共に女性ですので、お気軽にご相談くださいね。

※「ボトックス」とは本来、アラガン社の製品を指す名称です。銀座ケイスキンクリニックで使用しているボツリヌストキシン製剤はアラガン社製のボトックスビスタ(厚生労働省認可)ですから安心です。

アラガンのVST認定医
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当院は出産経験のある女性医師3名と、女性スタッフのみのクリニックです。同性ならではの気軽さでご相談くださいね。プロとして責任をもって治療にあたります。なお、当院では、「すそわきが」に対するボトックス治療は女性の患者様のみ承っておりますのでご了承くださいませ。

ボトックス注射(すそわきが)さらに詳しく

雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年8月号 (7月12日発売 掲載ページP64~69)

「保湿、美白、毛穴...肌悩み別に今すぐチェック プロが判定!夏のスキンケア ウソ・ホント40!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

強い紫外線や、冷房にさらされ、夏の肌を取り巻く環境は想像以上に劣悪です。日焼けによるシミや急激な温度変化による乾燥を起こしたり、紫外線を浴びることで角質が厚くなり、皮脂が詰まってニキビの原因も増加します。さらに暑さで食生活や、生活習慣が乱れることも肌には大敵です。夏は肌のベタつきが気になり、潤いは十分にあると思いがちですが、汗をかいているだけで、逆に汗が乾くときに肌の水分も一緒に奪われ、乾燥しやすい環境です。実際に、皮脂分泌量は年間を通してかわらないといわれています。保湿やUVケアを怠ったり、日々の生活が乱れると、あっという間に秋につけがまわってきます。
そこで、今回3名の肌の専門家が、夏のスキンケアの"ウソ?ホント?"の疑問にお答えしました。慶田院長は皮膚科専門医として、解説しています。

保湿ケア編
〈外出先ではミスト化粧水をこまめにつける〉
A. 場合によります。メイク直し前のベタつきオフやリフレッシュに使うのがおすすめです。
水分のみだと蒸発するので、保湿目的なら乳液タイプが良いでしょう。
〈夏でも夜はクリームをつけて保湿する〉
A. ホント。スキンケアの締めにクリームや乳液は必須。夏でも毎日使いましょう。

いくら化粧水をつけても、水分を抱えるモイスチャーライザーや、適切な油分を含む保湿クリームを塗らなければ潤いは逃げます。夏こそ保湿クリームがおすすめです。
〈ベタつきやすくなるので、夏はボディの保湿は不要〉
A.ウソ。顔と同様に夏のボディも乾燥状態です。一見、汗で潤っているように見えますが、実際は紫外線やエアコンの影響でボディも乾燥しています。さっぱり系の使用感が良いアイテムで保湿しましょう。
〈シートマスクを長時間つけ過ぎると乾燥する〉
A.ホント。つけ過ぎはさまざまな肌トラブルの原因になります。規定の時間より長くつけていると、マスクが乾いて、肌の水分を奪い、逆に肌が乾燥することに。さらに、接触性皮膚炎になる恐れもあるため注意しましょう。
〈お風呂上がりの肌はほてっているので、冷ましてからケアをする〉
A.場合によります。ほてりは問題ありません。汗が流れている状態で化粧品をつけると、効果は低くなる可能性があります。汗が引かないときは、ます化粧水をつけ、汗が落ち着いたら乳液やクリームを塗りましょう。入浴後5分以内の保湿をこころがけましょう。

美白ケア編
〈美白コスメはライン使いすると効果が上がる。〉
A.ホント。ライン使いした時に最大の効果が得られるように設計されています。先に使うアイテムが後に使うアイテムの浸透を高めるなどの工夫が。可能ならライン使いをしましょう。
〈美白コスメは夏の終わりから使い始めれば良い〉
A.ウソ。シミの気配を感じてからでは遅すぎます。最低でも紫外線が多い、3月から9月までは使うべき。できれは通年使用がベストです。
〈夕方になるとくすむので、美白美容液でケアする〉
A.場合によります。メラニンの可能性もありますが、夕方だけなら血行や、乾燥が原因かもしれません。血行不良ならマッサージなどで血行を促すケアがおすすめです。
〈早く美白効果を出したいから、美白美容液を何度もすり込む〉
A.ウソ。皮膚が一度に吸収できる量は限られています。むしろ重ね塗りの摩擦刺激で、色素沈着を起こす恐れがあります。
〈ビタミンCを摂るため、朝は果物や野菜のスムージーを飲む〉
A.場合によります。光毒性物質のソラレンを含むものはNGです。柑橘類やキュウリ、セリ科の野菜(セロリ、セリ、大葉、パクチー)などの食品には、紫外線の感受性を高めるソラレンという成分が含まれています。そのため、これらの食品を日中に摂取すると、シミや色素沈着の原因になります。朝にビタミンCを摂取するなら、トマトやパプリカ、ブロッコリー、赤キャベツなどソラレンを含まない食品を選びましょう。
〈美白コスメは有効成分で選ぶと良い〉
A.場合によります。成分の種類だけでなく、濃度や安全性、使い心地などもポイント。成分が同じでも、商品によって配合濃度や、基剤などが異なります。迷ったら、しっかり安全性テストを実施している大手メーカーの商品から試すと良いでしょう。
〈ボディ日焼け止めは服から出ているところのみでOK〉
A.ウソ。紫外線は素材によっては服の隙間からも侵入します。また、動いていると胸元などから紫外線が入りがちです。服を着る前に広範囲にUVケアをしましょう。
〈美白コスメの効果が出るには最低でも1~2ヶ月必要〉
A.ホント。肌のターンオーバーは平均すると28日。ターンオーバーとは、表皮の基底層で生まれた細胞が角質となって剥がれ落ちるまでのサイクルのこと。効果をみるには1~2巡するまでがひとつの目安です。

毛穴ケア編
〈お風呂の中で毛穴を開かせてからクレンジングすると、奥の汚れまで落ちる〉
A.場合によります。体温が上昇し、汗で浸軟すると角質が柔らかくなり、汚れが落ちやすくなりますが、気温が高い夏の時期は不要かもしれません。
〈毛穴の詰まりはこまめに指で押し出した方が良い〉
A.ウソ。無理に押し出すと、皮膚を傷つけます。入浴後などに自然に浮いてきた角栓を乳液を浸したコットンなどで、優しく取るのはOKです。
〈洗顔の時はTゾーンを丁寧に洗う〉
A.ホント。まずは皮脂の分泌量が多いTゾーンを中心に洗いましょう。ゴシゴシこすり洗いはNGです。朝晩の泡洗顔を心がけましょう。
〈温冷タオルを交互に当てると毛穴が開いて引き締まる〉
A.ウソ。何度も温冷刺激を繰り返すことで、むしろ毛穴の状態が悪化してしまう可能性があります。より毛穴が悪目立ちしてしまうことも。温冷刺激は血行が良くなるので、むくみや青グマには効果が期待できます。

皮脂ケア編
〈1日のベタつき、汚れが気になるので、帰宅したら即メイクを落とす〉
A.ホント。肌の上には想像以上に汚れや皮脂が付着しています。1日過ごした肌は、皮脂や汗だけでなく、大気汚染物質や黄砂なども付着し、放っておくと肌トラブルの原因になります。
〈ベタつきやすくなるので、夏のスキンケアではオイルを使わない〉
A.ウソ。適量を守れば問題ありません。最近はさらりとしたものもあるので、使用感が気に入ったものを選びましょう。
〈皮脂が気になる時は1日何度も洗顔する〉
A.ウソ。夏でも朝と夜、1日2回でOKです。皮脂が多い10代や男性なら3回目までOKですが、その他の方は洗いすぎによる肌の乾燥が心配です。ただ汗は刺激になるので、こまめに拭き取って清潔な肌を保ちましょう。
〈夏は皮脂がたくさん出るので、洗浄力の強いクレンジングで落とすべき〉
A.ウソ。皮脂の量は年間を通じてほぼ変わりません。メイクや肌の状態に合わせたクレンジング料を使うことが大切です。
〈スナック菓子を食べるとテカりやすいので控えきるべき〉
A.場合によります。実際は油ものと皮脂量との相違関係はありません。ただし、食べ過ぎは身体に良くないので、量は控えるべきです。

ニキビケア編
〈悪化しやすいのでニキビをつぶすのはNG〉
A.ホント。でき始めのニキビをつぶすのはNGです。膿がある時は中身を排出した方が早く治りますが、自己流では二次感染の恐れがあります。皮膚科で正しい処置を受けましょう。
〈チョコレートを食べるとニキビができやすくなる〉
A.ウソ。チョコレートとニキビの相関関係を裏付ける医学的根拠はありません。ただし、糖分を多く摂りすぎると、ニキビが増えるのは事実です。糖分の少ないチョコレートを選びましょう。
〈肌に負担をかけないように、1日何も塗らない日を作る〉
A.ウソ。紫外線はニキビ悪化の原因になります。スキンケアの一環として、日焼け止めは通年使用しましょう。刺激が気になるなら、低刺激のものをチョイスして。
〈生理前はニキビができやすい〉
A.ホント。生理前の黄体期は、皮脂の分泌を盛んにするプロゲステロンが増える時期。ホルモンバランスの変化でニキビができやすくなります。
〈ニキビ痕にならないよう、日焼け止めをしっかり塗る〉
A.ホント。炎症後の黒ずみは色素沈着によるもので、紫外線はこれを悪化させます。また、紫外線は新たなニキビも誘発するため、日焼け止めは必ず塗りましょう。
〈ニキビ痕には美白コスメを使うと良い〉
A.ホント。美白コスメはクレーター状ではない、色素沈着の強いニキビ痕に有効です。
〈ニキビに薬を塗り、絆創膏を貼って寝ると治りが早い〉
A.ウソ。医学的には無意味で、患部を覆っても治りは早くなりません。むしろ絆創膏によるテープかぶれの方が心配です。

勘違いケアはありましたか?正しいお手入れで、暑い夏も肌環境を整えて過ごしましょう。
是非ご一読ください。

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雑誌『GLITTER8月増刊号』2016年8月増刊号(7月7日発売 掲載ページP72)

「30Days DIET、そんなカラダで脱げるわけ?」をテーマに、パーフェクトボディー
を手に入れるための1冊。

特集『Get Your Best Ever!! この夏、本気で痩せたいあなたに!本当に効く!神ク
リニック&サロン』に当院が紹介されました。

"すぐに実感したいならメソセラピーがおすすめ"のコーナーです。

女性ドクターが行う治療に定評ありということで、当院の「美ひざ集中治療」が掲載されました。

運動をしてもなかなか取れにくい膝~太ももの脂肪をすっきりさせる「脂肪溶解メソ
セラピー」と痩身マシン「スマスアップ」でパーフェクトな美ひざを作ります。

当院の美ひざ集中治療には、ケミカルピーリングとジェントルレーズ照射もセットに
なっていますので、ひざの黒ずみやざらつきまで解消する贅沢なメニューです。

部分痩せに力を発揮する脂肪溶解メソセラピーは、脂肪細胞数を減らすので、リバウ
ンドしにくい点も人気の秘密。

食事、運動、ストレッチ、良質な睡眠という基本的生活習慣をベースにしながら、痩
せにくいところは、「脂肪溶解注射」を組み合わせる、これが賢いボディーメイク術
と言えるかもしれません。

食事制限しすぎると、ハリのあるバストや女性らしさ、肌の美しさも失われてしまい
ます。

是非ご一読ください。

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雑誌『non‐no(ノンノ)』2016年9月号 (7月20日発売 掲載ページP150)

特集「夏のキレイを底上げBOOK」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
本格的な肌見せのシーズン到来。ふだんケアを忘れがちな部位も、ぬかりなくケアをしましょう。
そこで、少々マニアックなパーツ別にケア方法をご紹介。
慶田院長は、「その気のゆるみが恋を遠ざけていく...!?ガッカリされない乙女のパーツケア」のコーナーで、ひじやかかと、うぶ毛のお手入れ法について解説しています。

〈ひじ・膝の黒ずみ〉
日焼けと摩擦・刺激が黒ずみの原因に!
ひじと膝は皮下脂肪が少ないところなので、ひじをついたり、膝を立てたり、こすったりするなどの摩擦の刺激でメラニンが増えやすく、角層も厚くなりがち。これが黒ずみの大きな原因です。また、日焼けもメラニンを増やします。乾燥すると角質が厚くなり黒ずんで見える場合もあるので、顔だけでなく、ボディも日々の保湿ケアは大切です。
保湿成分が入ったボディクリームを朝と夜にたっぷり塗りましょう。
日焼けは徹底的に防ぐべきです。
日焼け止めを塗るのはもちろん、長袖長ズボンを着たり、日傘をさすなどの対策をしましょう。
ボディスクラブで2 週間に1 回くらい、角質をオフすると黒ずみが軽減します。摩擦や乾燥は悪化のもとになるので、やりすぎには注意しましょう。スクラブを使用したあとは、たっぷり保湿することを忘れずに。
低刺激で肌にやさしいAHA(フルーツ酸)ピーリング石けんもおすすめ。長期的に使うと効果的です。クリニックでケミカルピーリングを受けていただくのもツルツル美肌への近道です

〈ひげが濃い〉
うぶ毛用シェーバーで剃毛&保湿ケアをしましょう。
産毛の濃さは体質によるもの。顔は肌が敏感&傷つくと目立つので、カミソリで剃るときはケア前に必ずフォームなどを使い、ケア後もたっぷり保湿を忘れずに。
毛の流れにそって電気シェーバーをすべらせるように、やさしく剃りましょう。口角や下唇などは舌で口の中から皮膚をふくらませると剃りやすくなり、肌への負担も軽減されます。

〈かかとのガサガサ〉
こまめな保湿&角質ケアがつるつるかかとへの道です。
かかとは最も体重がかる場所なので、角質が厚くなりがちです。乾燥防止と、こまめな角質ケアを習慣づけるとつるつるかかとになります。
部屋では薄手の靴下着用しましょう。素足で過ごしているとかかとは乾燥しがち。部屋でも靴下をはいて、乾燥と床からの刺激を軽減できます。
ケアの時は、ボディクリームをたっぷり塗ってやさしく角質オフします。角質が分厚く固いまま軽石などで削ると皮膚を傷つけてしまうので、やわらかくしてから、お手入れしましょう。
尿素軟こうを塗ってやわらかく。尿素は角質溶解剤になるので、角質が分厚いかかとの強い味方です。お風呂上がりなどにかかとにもしっかり塗りこみましょう。

〈鼻毛が多い〉
こまめに鏡でチェック。専用カッターでのケアがおすすめ。
空気が汚い部屋で過ごしたり、ジョギングなどをして呼吸量が多いと、鼻毛は伸びがちです。角度によって出方が違うので、三面鏡などで前・左・右からの見え方をチェックしましょう。
特に入り口と鼻中隔の毛が出がちです。鼻中隔は鼻の内側をなめるようにカットしましょう。皮膚が弱いので抜くのはNGです。

〈指毛・足毛がボーボー〉
うぶ毛用のシェーバーか小さいカミソリで剃りましょう
顔のうぶ毛と同じく、基本細くて薄い毛ですが、体質によって濃い毛が生えてくる人もいます。刃が小さいかみそりやうぶ毛用の電気シェーバーで剃るか、レーザー脱毛で解決できます。
30度くらいの角度で刃をすべらせるように剃りましょう。無理矢理抜くと、埋没毛や毛嚢炎になることもあるので避けましょう。
レーザー脱毛で処理するという手もあります。細かい毛なのでレーザーでケアすのもオススメです。銀座ケイスキンクリニックだと、医療用レーザー脱毛(ジェントルレーズ)を使用し指毛なら1ショット¥500〜。

意外と男性は細かいパーツも見ているとか!夏の恋を遠ざけないように準備は万全にいたしましょう。

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テレビ東京『なないろ日和!』 2016年7月5日OA

夏の紫外線&汗対策 5人の達人が伝授!」
薬丸裕英さん、香坂みゆきさんが司会の情報番組です。進行は野沢春日アナウンサー、リポーターはスウィージー美紀さん。ゲストには慶田院長の他にさとう珠緒さんが出演されました。
梅雨が明けると夏本番です。そこで、肌のトラブルを引き起こす紫外線や、においや化粧崩れを引き起こす汗などについての特集となりました。

●紫外線はなぜ肌に悪いのでしょうか?
紫外線など太陽光は、皮膚の細胞や目を傷つけて健康を害し、これを光老化と呼びます。紫外線の中でも特に気をつけたいのは、B波とA波。B波は表皮のDNAを傷つけ、シミやいぼの原因になります。見た目が老けて見えるだけでなく、皮膚がんを誘発しますので正しい光対策が必要です。A波は肌の奥に届いて、真皮のコラーゲン線維、エラスチンを劣化させ、シワの原因になります。肌老化の80%は紫外線など光によるものが大きく影響しており、"光老化"が進むと、実際の年齢よりも老けてみられてしまいます。太陽光の中でも特に障害の程度が大きいといわれているのが、紫外線です。知っているようで、まだまだ知られていない紫外線の害。そこで、院長が紫外線対策などの「光の達人」として解説しました。

「紫外線対策 常識・非常識クイズ」
Q.紫外線対策に効果的な素材は?
綿orポリエステル
A.正解はポリエステル。一見、肌触りが良く涼しそうに思う綿ですが、実はポリエステルの方が紫外線カット率が高いことが、実験でも明らかになっています。
Q.紫外線対策に効果的な色は
白or黒
A.正解は黒。白は反射するので、床や壁が白だと肌は日焼けします。布がどれだけ紫外線をブロックするかというと、黒の方が光を遮断します。ただし黒は熱を集めてしまい暑いことが難点。最近ではUVカット加工の特殊素材も多数あり、淡い色でもしっかり遮光できるのでおすすめです。
Q.朝食で紫外線対策に効果的なのは?
グレープフルーツorブロッコリー
正解はブロッコリー。ブロッコリーがおすすめの理由は、βカロテン、ビタミンC、ルテインなど抗酸化作用のある成分を多く含むため。
他にも色の濃いお野菜はとってもおすすめ。緑黄色野菜は紫外線に対しての抵抗性を高める働きがあります。また、抗酸化作用のあるファイトケミカルという物質はブロッコリーや、ナスに多く含まれており、紫外線対策に効果的です。柑橘類には、美肌に良い抗酸化物質が含まれています。
しかし、その一方でソラレンという紫外線の感受性を高めてしまう物質も入っています。ソラレンは特に皮に多く含まれるため、朝に手絞りをしたドリンクを飲んで、ジョギングするなどが最もハイリスクです。手や、顔に付着した成分も危険です。柑橘系のエッセンシャルオイルや、パックもNG。
ソラレンを多く含むのは、グレープフルーツ、レモン、きゅうり、セロリ、イチジク、大葉、セリ、パクチーなど。朝におすすめの食材は、ソラレンを含まず、抗酸化作用の高い食材です。ブロッコリーの他にトマト、ブルーベリー、キャベツ(特に赤キャベツ)、パプリカなどがおすすめです。
実際、米国の調査で、毎日1.4回以上柑橘類のジュースを飲む人は週三回未満の摂取に比較して悪性黒色腫のリスクが高いことが報告されています。グレープフルーツとブロッコリーのどちらがより良いのではなく、グレープフルーツは朝食にはダメな食材と心得ましょう。ソラレンは短時間で吸収されて紫外線の感受性を高めるため、朝は避け夕方以降に食べるようにしましょう。

では、慶田院長は紫外線対策として、実際にどのような格好をしているのでしょうか?
海や山では、トレンカタイプで足の甲まで隠れるラッシュガード、長袖の上着、帽子、サングラスを着用し。肌が出るとことは、もちろん日焼け止め重ね塗りしています。院長の私物をクリニックに取材にいらした、スウィージーさんが着用くださいました。頭から足先まですっぽりと覆われておしゃれとは言えませんが、これこそが正しいUVカット全身コーディネートです!また、外で遊ぶのに適した時間帯は早朝か夕方以降、紫外線量が低くなるからです。
もう一つ、油断大敵なのが、お天気です。曇りの日でも晴天の50~70%、雨の日でも20%もの紫外線量が降り注いでいます。さらに、雨上がりは空気中のエーロゾルが減るので、紫外線量はより高くなります。常に油断大敵!

今回の特集では、ビーチの女神と呼ばれるビーチバレーボール選手の坂口佳穗さんの美容法も紹介されました。日差しの強いビーチで褐色に日焼けしているものの、ハリがあってとっても美肌。その美しい肌の秘訣は、食事にあるそうです。食事の内容を覗くと、野菜が多く、とてもバランスが良い食事です。抗酸化作用の高いトマト、こちらもアスタキサンチンが抗酸化作用のある鮭も含まれています。そのなかでも特にこだりの食品は朝・昼・晩欠かさないヨーグルトだそう。ヨーグルトは腸内環境を整え、紫外線よる免疫力の低下を防ぐ効果が期待でき、慶田院長も毎日欠かさず摂り入れている食品です。実際にコラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトを食べるようになってから、肌の乾燥が改善したことを実感しています。最近の研究でこの機能性ヨーグルトには紫外線への抵抗力を高める効果があることが分かりました。
美肌のために腸内環境を整えることが、大切なことは繰り返しご説明してきましたが、腸内環境を改善するためには発酵食品が有効です。ヨーグルトなら、糖分や塩分を取りすぎることなく、おいしく手軽に続けられるのが良いですね。紫外線に負けない美肌のためには、栄養バランスの良い食品や、良質な睡眠などのインナービューティーにも気をつけましょう。

暑い夏も楽しく快適に過ごし、秋の肌にツケを残さないようにしましょう。
是非、ご参考になさってください。

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2016年(7月〜9月)のメディア掲載情報

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J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』8月22日(月)OA内容

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長がコメント出演いたしました。
「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。実践できる健康と美に関する知識を、クイズ形式で紹介しています。
今回は、日焼け対策でついつい見落としがちなポイントについて、皮膚科専門医としてお話ししました。


Q.意外と見逃しやすい「うっかり日焼け」をしやすいパーツは?ご自身の日焼け対策を思いだしながら、この3つから全て選択してください。

1.頭皮 2.デコルテ 3.足の甲

A.正解は全て。みなさん顔や腕、脚などは日焼け止めを塗る習慣がだいぶ定着してきました。ところが、物理的に太陽の光が垂直に当たる部位が最も焼けやすく、「うっかり日焼け」を起こしやすいといえます。


まず頭皮は、太陽の光を直に受ける場所ですが、もともと日焼け止めを塗る習慣がありません。2つ目のデコルテは、特に女性の場合、胸が張りだしているので、太陽の光が垂直に近い形であたり、日焼けしやすい場所です。3つ目の足の甲は、夏はサンダル履きが多く、こちらも物理的に太陽が当たりやすい場所。サンダルの形に焼けてしまった...とういのは、みなさんご経験があるのではないでしょうか。


この3つの中で最も対策がしづらいという点でいえば、頭皮です。

1番確実なのは、帽子や日傘で遮光し、物理的に太陽の光を遮ること。男性の場合、ビジネスタイムなどでは、それもできないことが多いと思います。せめてレジャーなどで外にいる時間が長いときは、帽子を着用する、UVカット用のスプレーを活用するなどしてお出かけください。


頭皮、デコルテ、足の甲の「全て」とお答えになった別所さん正解です!

夏休みは終わりましたが、秋にかけてレジャーが楽しい時期です。まだまだ紫外線が強い時期でもありますから、「うっかり日焼け」にご注意!日焼け対策を確認して、お出かけください。


雑誌『MAQUIA/マキア』2016年10月号(8月23日発売 掲載ページP130~131、P138)


特集「ちょっとの加減で見違える。最重要パーツを究めたい 美眉100問100答」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

顔の印象を左右する眉は、今期いままでになく注目が集まっています。だからこそ、今知りたい秋冬の美人眉毛を総特集。慶田院長は、皮膚科専門医の視点から、眉毛の発毛、脱毛に関する悩みにお答えしています。


Q.眉は何のためにあるの?
A.汗止めです。

Q.抜きすぎると生えてこなくなるって本当?
A.毛根が壊れると生えてこなくなる可能性があります。

毛を抜いて物理的に毛根を引きちぎることで、毛母や毛母に酸素や栄養を与える血管が損傷を受けることがあるからです。


Q.眉がほとんど生えません。
A.美容液を使って育眉をしましょう。

毛根が生きていれば、美容液が有効です。クリニックでは、裏技としてまつ毛への高い育毛効果で知られるルミガンを眉に塗布することをおすすめしています。

ルミガン 1本2.5ml \6.500

Q.眉のお手入れって面倒くさい!
A.不要な眉の産毛を、脱毛するのがおすすめ。

当院ではジェントルレーズによる脱毛を行っています。脱毛効果が高い医療用レーザー脱毛なら、細い産毛にも良く反応して、脱毛効果が得られます。お顔全体のジェントルレーズ照射をすると、気になる口元や目周りのうぶ毛も減り、顔色が明るくなります。メラニン色素や黒ずみにも選択的に反応するレーザー波長のため、シミや毛穴の黒ずみにもの効果的。繰り返すとコラーゲン線維の増生により、キメとハリが高まり、毛穴の引き締まりとニキビの減少効果が出てきます。お顔全体のジェントルレーズ照射は、肌のターンオーバーを促すグリコール酸によるケミカルピーリングがサービスでついています。ドクター照射なので安心です。

肌質改善 メディカルピーリング+ジェントルレーズ パック付き

全顔初回トライアル\25.000

眉はお顔の印象を決める大切なパーツのひとつです。
是非お手入れの参考に、ご一読ください。

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雑誌『美ST』2016年10月号(8月17日発売 掲載ページP39)

特集『「今、何を買うべきか」に〝すぐ効く・すごく効くもの〟まとめ インスタじゃ教えてくれない「どこのがいいの?」ご指名コスメ』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

コスメに関して、ネットでは膨大な情報が得られます。一見便利なようで、口コミなのか広告なのかさえ判断が難しいことも。そこで今回の特集では、美ST編集部が肌の悩み別に本当に役立つ情報のみを調査しました。

たっぷり16項目34Pにわたる特集は、コスメ・育毛・健康に関することなど、ネットでも知りえない最新美容の話題が盛りだくさんです。無駄な時間はありません!仕事や子育などに多忙でも、美しく輝く美ST世代にとって必読です。

慶田院長は、法令線のお悩みに関する特集ページで、法令線が出来てしまった皮膚の組織学的特徴や法令線のできる原因について解説しています。

「そもそも法令線とは?」
小鼻の両脇から口元にかけてできるハの字形のしわのことです。その最大の原因は皮膚のたるみ。加齢によって真皮内のコラーゲン線維、エラスチン、じん帯が劣化します。そうすると、肌の弾力を保っているネットのような組織が弱くなるため、頬の重みに耐えられず谷底のようなシワができてしまいます。また、これらに伴ってヒアルロン酸などの潤い成分が減少します。紫外線やブルーライトなどの光老化が追い打ちをかけ、一度できたシワは深く刻まれて戻りにくくなります。

「法令線対策には何が効くの?」
保湿成分で乾燥を予防したり、レチノール入りのコスメを使い続けることで、ある程度目立ちにくくすることは可能です。でも、法令線の成り立ちから考えても分かるように、化粧品のみでの解決は厳しいと言えます。

「確実に法令線を消すには?」
美容医療では、熱を加えることでコラーゲン線維の増生を促すリフトアップ系照射治療が効果的です。法令線を生み出す原因となる頬全体のたるみにアプローチできる治療が第一選択になります。近赤外線の熱で伸びたコラーゲン線維を引き締める『タイタン』照射、高周波と電気刺激のダブル効果で筋膜から若返る『スマスアップ』照射は初心者にもおすすめの治療。ダーマローラーと高周波商社が融合した『スカーレットRF(スカーレットS)』照射はお肌のキメと毛穴目立ちも改善するとリピーターが多い治療です。40代以降に圧倒的人気を誇るのは、たるみ改善に最終兵器との呼び声も高い超音波を用いたリフトアップ機器『ウルセラリフト』。
また、ヒアルロン酸注入も欠かせない治療です。ヒアルロン酸フィラーを法令線そのものに少しボリュームを足したり、顔全体のリフトアップを図る注入テクニックを用いると法令線が目立たなくなります。

また、少々の内出血を10日ほどご了解いただけるようでしたら、糸で若返る『トルネードリフト』も治療に難渋するマリオネットラインの改善にも有効で満足度の高い施術です。

是非、ご一読ください。

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雑誌『女性セブン』2016年9月1日号 (8月18日発売 掲載ページP134~135)

特集『怖いの夏だけじゃない!「食べる紫外線対策」最強メニュー』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

「9月以降も紫外線の強さは衰えない」
暑さもピークを過ぎると紫外線の威力はおさまるのでは...と思いがちですが、夏後半も決して油断はできません。

地球に届く紫外線のうち、波長の長い紫外線A波(UV-A)は、皮膚の奥の真皮まで入り込みます。その影響で肌のハリや弾力が失われ、しわ、たるみの原因になります。
UV-Aは夏だけでなく、1年を通して継続的に降り注いでいます。いっぽう紫外線B波(UV-B)は表皮にダメージを与え、表皮細胞のDNAを傷つけ、シミや皮膚がんの原因となります。ピークは7~8月ですが、9月以降も依然強いため、紫外線対策は大切です。
怖いのは紫外線を浴びたそのときだけではなく、夏に浴びた紫外線の影響は、気づかないうちに肌に蓄積され、秋冬はもちろん、将来的な肌のコンディションにも影響します。紫外線によりメラニンの生成が促され、そばかす、肝斑が濃くなったり、紫外線から肌を守るために角質が厚くなるため、透明度が失われてくすみがちになります。肌のバリア機能も落ち、乾燥を引き起こす原因にもなります。

紫外線対策として、まずは日焼け止めをしっかり塗り、帽子・サングラス・日傘などを活用することがとても重要です。とはいえ紫外線を浴びずに生活することはできず、とくに夏は、レジャーなど外で活動する機会も増えます。さまざまな紫外線対策をしても、ガードしきれないのが現実。

「〝体の中から紫外線ケア〟が新たな常識に」
そこで「食べる紫外線対策」で、体の中からも紫外線ケアを始めましょう。
まず、紫外線トラブルを引き起こす活性酸素の発生を抑えるために、抗酸化作用のある食材を多く摂るようにしましょう。

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含むもの、かぼちゃ、トマト、ブロッコリーなど、主に色の濃い緑黄色野菜がこれにあたります。また緑黄色野菜に含まれるミネラル、ポリフェノールも抗酸化力に優れています。大豆、枝豆などの豆類は、肌の栄養のもととなる良質なたんぱく質が豊富で、抗酸化力も高い食品です。鮭、えび、かになどに含まれる赤い色素、アスタキサンチンのポリフェノールや、カレー粉などに含まれるターメリック、クミンなどのスパイス類も抗酸化力が高く、ぜひ取り入れていただきたい食品です。
一方で、紫外線対策として、注意したい食品もあります。

柑橘系のフルーツやせり科の野菜に含まれるソラレンという物質は、紫外線への感受性を高め、からだが紫外線を吸収しやすくなります。日中のは避け、夕方以降に食べるようにしましょう。また、美肌効果で注目しているのが、"コラーゲンペプチド""ミルクセラミド"入りヨーグルトです。今年の春に、このヨーグルトを4週間摂取することで紫外線によるダメージが抑制されるとの発表がありました。これはとても興味深い研究結果でした。食べ続けるだけで、紫外線を照射しても赤くなりにくく、色素沈着もしにくくなる。つまりシミやしわ、くすみなどの予防につながるのです。

ただ食べ物は「1回食べるだけで効く」ものではありません。美肌維持のために習慣としてとり入れ、日常的に紫外線対策を続けることが大切です。
夏の後半も日差しへの油断は禁物。外からも、そして中からも、『食べる紫外線対策』を積極的に取り入れ、夏以降も紫外線に負けない肌を作りましょう。
是非ご一読ください。

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WEB掲載『gooヘルスケア』 2016年8月19日

特集『美肌や髪のボリュームアップにも? 女性にうれしい「葉酸」の効果』
葉酸は胎児の正常な発育をサポートするために、妊娠中は多めに摂ることが推奨されています。実は、女性の美肌や美髪にも欠かせない栄養素なのです。葉酸で体の中から美しくなれる仕組みを慶田院長が解説しました。

葉酸で細胞分裂のペースを早め、若々しいうるうる美肌に
葉酸は、細胞の生産や増殖、赤血球の形成やタンパク質の生成や合成に関わっている栄養素です。不足すると、口内炎、胃潰瘍、肌荒れを引き起こしたり、抵抗力が落ちて病気にかかりやすくなります。また、欠乏症として悪性貧血があります。
ほうれん草やブロッコリーなど緑黄色野菜に多く含まれていて、体の中ではつくることができないため、食べ物からとる必要があります。
実は、この葉酸は美肌づくりにも大いに活躍します。
私たちの肌は、日々細胞分裂によって新しい表皮の細胞を誕生させています。その細胞が分裂しながら角質となって、やがて垢としてはがれおちていきます。これをターンオーバーと呼び、部位による差はありますが、適正なサイクルは、28日~40日周期です。ターンオーバーによって強くてしなやかな美肌がキープできるのです。
ところが、加齢にともなって細胞分裂のペースが遅くなり、高齢になるとターンオーバーの周期が倍以上長くなります。すると、皮膚の表面に古い細胞が多く残ることになり、肌のくすみやきめの悪化といった肌の老化としてあらわれるのです。
肌の老化を改善するためには、遅くなった細胞分裂のペースを早めること。そこで役立つのが葉酸です。
葉酸をとることでタンパク質の新陳代謝がよくなり、細胞分裂のペースが早くなり、若々しい肌を取り戻せるのです。
さらに、葉酸の赤血球をつくり出す働きで血行がよくなり、顔色も肌もきれいになります。

抜け毛改善や育毛効果も期待できる!
妊娠中や出産後、ホルモンバランスの崩れにより抜け毛が増え、薄毛に悩まされる人も多いもの。また、授乳や睡眠不足、過労によって血行不順や栄養不足に陥り、毛母細胞の細胞分裂がスムーズに行われなくなると薄毛になる場合も。産後1年程度で自然と元の毛量に戻ることがほとんどですが、やはり気になるもの。

そんなママの髪の悩みにも力を発揮するのが葉酸です。葉酸は、髪の材料になるタンパク質を作り、血行促進効果で髪に必要な栄養をスムーズに届ける働きを助けるので、抜け毛の改善が期待できます。さらに、産後は夜中の授乳や夜泣きで睡眠不足になり、精神的にもストレスをためてしまいます。これも抜け毛にもつながります。

葉酸は、質のいい睡眠に欠かせないホルモン・メラトニンの材料になるセロトニンを作りだし、安眠効果が期待できます。また、ストレスを感じるノルアドレナリンの分泌を抑える働きがあるのでストレス緩和にも役立つといわれています。

ママのきれいもサポートする葉酸。妊娠前も、出産後も頼りにしたい栄養素です。

是非、ご参考になさってください。

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雑誌『美的』2016年10月号 (8月23日発売 掲載ページP202~203)

特集「続・女医さんのUVケア 美肌Dr.慶田朋子先生のライフスタイル拝見!紫外線が招く〝秋落ち肌〟を防ぐ、美腸&美肌習慣」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

秋が近づき、暑さのピークは過ぎたと油断していませんか?気を抜きがちなこれからこそ、〝うっかり日焼け〟の危険性が大。美肌のためには一年中の紫外線対策が鉄則です。
年間を通して日焼け止めを塗り、日傘、帽子、サングラスなど遮光グッズを活用し、肌に直接紫外線が当たらないように気を付けましょう。

また、紫外線のダメージを肌に蓄積させないためには、体の内側からのケアも大切です。
慶田院長は、カラフルな野菜や、腸内環境を整えるヨーグルトなどを毎日欠かさずとっています。ブロッコリー、小松菜、パプリカ、にんじん、トマトなどの緑黄色野菜は、ビタミンA・C・Eをはじめ抗酸化作用の高い成分が豊富です。また、おかずにはアスタキサンチンがとれるサケや、良質なたんぱく質を含む鶏のささ身などを積極的に食べています。これらは「健やかなお肌の原料になる」からです。

最近1年半は、コラーゲンペプチド、ミルクセラミドを配合した明治のアミノコラーゲンヨーグルトを毎日とることで、肌の水分量が増え、乾燥の改善を実感しているとのことです。
このヨーグルトに関しては、最新の研究で、4週間毎日摂取することで、紫外線照射後の皮膚の赤みや色素沈着が、摂取前より抑制されていることが報告されました。肌に赤みを生じさせる最小限の紫外線量(MED)も測定したところ、このヨーグルト摂取後は数値が増え、紫外線への抵抗力が高まったことがわかりました。
つまり、肌への紫外線ダメージが抑制には、体の外側からだけでなく、内側からもケアするということが、改めて証明されたといえます。
UVカットはもちろん、紫外線ダメージに負けない肌を育むためには、インナーケアも大切なのです。
是非、ご一読ください。

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年9月号(8月12日発売 掲載ページP55)

特集「お悩み別のお手入れ方法から、不調肌を救う一発逆転コスメまで! 美肌美女の夏→秋スキンケアプランを大公開!」に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

夏から秋に変わる時季は、肌の状態も不安定になりがちです。そこで、1年中美肌をキープしている美容のプロが集結し、肌悩み別に実践しているケアプランを伝授。慶田院長は、皮膚科専門医として、自身のスキンケア法や美肌習慣として実践している運動、クリニックで行うおすすめの美容施術について紹介しました。

慶田院長の「保湿強化プラン」では、夏は紫外線対策と、保湿ケアに注力。紫外線は乾燥肌を誘発するので、夏も保湿ケアは欠かせません。加えて、抗酸化作用が高いビタミンC点滴などで紫外線への抵抗力を高めています。

自身のアトピー性皮膚炎の経験から、敏感肌でも安心して使用できる、低刺激で保湿効果の高いアイテムを使用。日中の感想を感じたときは、化粧水に水素発生パウダー配合のオイルをプラスして、肌のハリを高めます。乾燥肌の改善効果、紫外線への抵抗性を高める効果があるヨーグルトも、1年中愛飲しているインナービューティー食品です。

夏はクーラーなどで身体が冷え、体内循環が滞りがちになります。対策として仕事の合間に時間を見つけて、つま先立ちをしたり、軽いストレッチをしています。
就寝前や、出勤前にはピラティスのマシンレッスンを取り入れています。バネの力をかりながらゆっくり動くことで体幹を鍛えることができます。

食生活では、日頃から抗酸化力の高いトマト、パプリカ、ブロッコリーなどは常備して毎日取り入れている食材です。朝はシミの予防のために、紫外線への感受性を高めるソラレン(柑橘系果物など)を避けるよう注意しています。

●夏のケアアイテム
アクセーヌ リセットウォシュ
肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合。保湿+角質柔軟効果のある「天然多糖類」の働きにより、肌をやわらかく整えます。また、角質除去成分「グリコール酸」の効果で、余分な角質を除去。ボトルからスフレのようなきめ細かい泡ででてくるので、肌に負担をかけずに泡洗顔できます。

プロラヴィッシュローション
皮膚科医の共同研究で開発された、メラニンの生成を抑える超浸透型ビタミンC誘導体配合。これまでなかなか浸透しなかったビタミンCの成分が、肌の深部にとどく処方で、高い美白があります。ビタミンCはニキビに悩む方にもおすすめです。

ルミキシルクリーム
敏感肌でも使用できる、高い美白効果のあるクリーム。アミノ酸の一種であるルミキシル・ペプチドを配合。皮膚のメラニン生成に関与する酵素である、チロシナーゼを阻害してシミを防ぎます。

プロティアジャパン エンビロンC-クエンスクリーム
抗酸化作用の高いビタミンC(VCIP)、ビタミンAなどを含む保湿クリーム。ビタミンAは皮膚の中で、紫外線の光線エネルギーを受け止め、細胞が損傷するのを防ぐ「紫外線吸収剤」としての役割、皮膚のターンオーバーを促し、過剰なメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用もあり、肌力アップに欠かせません。

ラロッシュポゼUVイデア XL
SPF50・PA+++の強力日焼け止め。さらに通常のUV-A、UV-Bだけでなく、肌老化を引き起こすロングUV-Aをブロックする効果があります。高い日焼け止め効果がありながらも、敏感肌でも安心して使用できる仕様です。

・明治 アミノコラーゲンヨーグルト:
話題の美肌成分「コラーゲンペプチド」、「ミルクセラミド」を含むヨーグルトドリンク。2週間飲み続けることで腸内環境が改善し、肌の水分量が増えて肌荒れ、乾燥肌が改善する研究結果がでています。紫外線に対する抵抗性を高める効果もあり。慶田院長も肌の乾燥改善効果を感じて愛飲中です。

ハイドロフォースリッチオイル
液体に触れると水素を発生させる特殊パウダーが配合された美容オイルで、化粧水に2~3滴プラスして使用。水素(H2)が、肌を傷つける活性酸素(O-)と結びつき無害な水(H2O)に変換します。活性酸素を除去することで、抗酸化力作用が得られます。同じく抗酸化作用のあるプロラヴッシュローションに混ぜて使うとおすすめ。スクワラン、ダマスクローズなど高品質オイルで、心地よい保湿効果もgood!

ナビジョンDR メーククレンジングオイル
資生堂が医療機関専売としているシリーズラインのオイルクレンジングです。デリケートな肌に負担をかけずに、ポイントメイク、日焼け止めもするりと簡単に落ちます。
・高濃度ビタミンC点滴:
紫外線は、乾燥肌を誘発するので、高濃度ビタミンC点滴で抵抗力を高めています。ビタミンCは、有害な活性酸素に対する抗酸化作用が非常に強く、メラニンを減らして白く還元することで、シミ・くすみを改善します。また、コラーゲン線維を増やすためハリのある肌へ導く効果や、日焼け後のメラニン増加の予防や修復などに欠かせません。レモン1200個分のビタミンCを一気にチャージできるので、ストレスへの抵抗性や免疫機能の向上にもおすすめです。

秋は保湿を継続し、さらに夏の疲れをリセットするためにターンオーバーを促すケアを強化しています。夏のつけがたまっていたら、ダーマローラーフォトフェイシャルM22などの美容医療がおすすめです。洗顔からクリームまでは、年間を通して同じアイテムを使用していますが、秋はクリームのあとにオイルをプラス。日焼け止めはしっとりタイプに変更します。

また、大気の乾燥が進行する秋は、化粧水に混ぜるハイドロフォースリッチオイルを増量。夏3滴→秋4滴に増やすだけで、驚くほどしっとり感が向上。湿度がさがり、本格的な乾燥シーズンには院内調合のバリアクリームをプラス。食材では、皮膚の回復を高める高タンパク&低脂肪の大豆製品や旬の魚を積極的にとります。

●秋のケアアイテム
・アクセーヌ マイルドサンシールド:
紫外線を防ぎながら、積極的に保湿する日焼け止めクリーム。秋のUVアイテムはこちらにシフト。SPF28 PA++

・エンビロン モイスチャーACEオイル:
ビタミンの代表格3種(ビタミンA、C、E)をバランスよく配合したオイル。C-クエンスクリーム同様に、抗酸化作用のあるビタミン類を多く含んでいます。保湿効果も高く、秋のスキンケアにプラスしています。
・バリアクリーム(院内調合):
ハリのある皮膚を保つ成分などをバランス良く配合した保湿クリーム。クリームの重ね塗りで、潤いをしっかり密封することが大切です。
・フォトフェイシャルM22:
ノーダウンタイムでシミ、くすみ、赤みなど、気になる肌のアラを全て一掃します。8種類のフィルターと、照射設定を細かく調整することで、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能。コラーゲン線維などを活性化するので、たるみ毛穴にもおすすめ。肌に透明感が生まれてハリも出ます。月1回の肌メンテナンスで、夏老けをなかったことに。

慶田院長の美肌ケアは、秋の乾燥時期に保湿アイテムを追加するくらいで、夏と比べて大きなチェンジはありません。年間を通しての保湿、緑黄色野菜など抗酸化を意識した食事、適度な運動など、ぶれないケアこそ美肌の源です。肌に夏の疲れがみえたら、まずはノーダウンタイムの美容医療でメンテナンスを始めてはいかがでしょうか。秋にはワンランク上の肌を目指しましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『LEE』2016年9月号 (8月7日発売 掲載ページP104~P111)

特集「美のエキスパートが一発回答!みんな知りたい!夏肌と体の小さな悩み」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
高温多湿な日本の夏。強力な紫外線や大気汚染、室内に入ればエアコンによる冷えや乾燥にさらされます。待ちに待った夏休みも、肌と体にとって酷なことが心配です。
肌には太陽光によるシミ、しわ、たるみ、乾燥。また、健康面では睡眠や食事の質が下がって体力を奪われやすいという問題も。そこで夏の肌と体に関するお悩みを、慶田院長が解説しました。今回は、夏休みの絵日記を模して紹介しています。

8月7日(日)
家族で街に買い物編。外はとっても暑かったけど、デパートの中はヒンヤリ。

Q.外は暑いのに、室内はクーラーがガンガン......温度差にぐったり
A.温度調節用の羽織りものを持って出かけましょう。UVカットの素材なら、外を歩いているときも日差しから肌を守ることができ、一石二鳥です。

Q.汗でベトベトして気持ち悪~い。
A.これは、汗に含まれるナトリウムなどミネラル分のせいです。
こすり取るよう拭くと、カサつきや炎症の原因になります。濡れたタオルでスタンプのように押さえて汗を吸い取りましょう。特にお子様には気をつかってあげたいですね。

Q.お洒落に持てて日焼け対策できるグッズが知りたい
A.選ぶならUVカット加工のもの。日傘、帽子、サングラスは、夏のマストアイテムです。濃い色のほうが、日焼け防止には◎
サングラスは、濃い色より瞳孔が開きにくいブラウンのレンズを選びましょう。色が濃いと瞳孔が開き、目に入る紫外線の量が増えて逆効果になります。日傘は色の濃い、完全遮光のものがベスト。晴雨兼用の折り畳み傘を、バッグに常備しておきましょう。

Q.暑さでメイクが崩れてきた!厚ぼったくならずキレイに直すには?
A.メイク直しをするなら、汗で大崩れするランチ後より、ランチ前が正解。崩れた部分のみをオフして、UV効果のあるお粉をのせましょう。

Q.汗でネックレスをしたところがかゆくて......
A.汗で金属が溶け出すのが原因です。症状がひどい場合はまず皮膚科で治療をしましょう。
予防には、汗に溶けにくいゴールドやビーズ、ガラス、チタン素材がおすすめです。

Q.大気汚染やPM2.5から肌を守りたい!
A.お化粧をすることで、汚染物質から肌をプロテクトする効果があります。外出時はメイクでガードしましょう。帰宅したらすぐ洗顔をして、汚染物質を肌に残さない、部屋に持ち込まないことが大切です。

8月14日(日)
河原でワイワイバーベキュー編。虫や日差しで思いがけないトラブルも...

Q.蚊に刺されたところが腫れちゃった
A. 炎症を鎮めることが大切です。炎症を抑える軟膏を塗ってから、保冷剤で十分冷やしましょう。

Q.ボディの日焼け止め、どう塗るのが正解?
A.服を着る前に、じか塗りが確実です。手に取らずに容器からじか塗りなら、塗りムラを防ぐことができます。服で隠れる部分より少し内側から、肌に直接ライン状に出し、指3本で直線状にのばしましょう。
紫外線は素材によっては服の隙間からも侵入します。また、動いていると胸元などから紫外線が入りがちです。服を着る前に広範囲にUVケアをしましょう。

Q.目から焼けるって本当ですか?
A.将来的に白内障や加齢黄斑変性(視力障害)を引き起こす危険もあります。
サングラスを活用しましょう。

Q.日焼けで肌が火照ってヒリヒリする~。
A.1に冷却、2に保湿。まずは鎮静が最優先。保冷剤などを使用して、しっかりクールダウンしましょう。日焼け後は肌が乾燥するので、低刺激の保湿剤で保護。美白はヒリヒリが落ち着いてから始めます。痛みが強いなら、奥の手は解熱鎮痛剤を内服すると、炎症が早く落ち着きます。

8月20日(土)
夏の海水浴編。日差しの注ぐビーチで一日過ごしたら、肌はヒリヒリ、髪はパサパサに。

Q.絶対に焼きたくないんです!
A.UVカットのラッシュガードで物理的に覆うのがいちばん!
絶対に焼かないなら、ウォータープルーフの日焼け止めと、飲む日焼け止めの内外ガードは必須。市販されているサンスクリーン剤には、紫外線を防ぐ効果を示す「SPF」、「PA」という表記はありますが、最近では、近赤外線も肌の奥深くまで入り込んでダメージを与えることがわかっています。市販のサンスクリーン剤では、近赤外線を防ぐ効果は表示されていません。肌へのダメージをしっかりと回避するには、太陽からの注ぐあらゆる光を物理的に遮断することが、最も確実です。

Q.シミが浮き出てきちゃった...どうしよう。
A. メラニンの活性を下げるためにホームケアとして、ビタミンA、C、Eとトラネキサム酸の内服で内側からメラニンを撃退しましょう。
できてしまったシミには、そろそろ美容医療のメンテナンスが必要。ジェントルレーズによるレーザー治療、フォトフェイシャルM22による光治療など、痛みやダウンタイムがないシミ治療があります。

Q.紫外線で髪の色が変わるのはなぜ?
A.コルテックス内のメラニンが溶け出すのが原因。
特に髪が濡れたまま太陽光を浴びると色が抜けやすくなります。海では帽子を活用して、髪の毛への紫外線を防ぎましょう。

8月22日(月)
8月も後半編。ラジオ体操から1日がスタート。朝から暑くて家事もはかどらない、ちょっぴり食欲もなくなってくる時期。

Q.美白はいつ使うのがオススメ?
A.実は「朝」使いがおすすめ!日中に使用した方が、予防的な効果が高まります。

Q.室内で過ごす日は、日焼けどめ、サボってもいい?
A.カーテンやガラス越しに、シワやたるみなどの原因となる紫外線A波が降り注いでいます!
朝のスキンケアのあとに、日焼け止めまで塗りましょう。外出しないときでも、日焼け止めまでが朝の基本ケアのステップと心得て。

Q.朝はビタミンCたっぷりの果物をとったほうがよい?
A. 柑橘類には、ビタミンCなど美肌に良い抗酸化物質が豊富です。一方で、柑橘系に含まれるソラレンは紫外線への感受性を高めて、逆にシミができやすくなる危険があります。ソラレンは短時間で吸収されて紫外線の感受性を高めるため、朝は避け夕方以降に食べるようにしましょう。

Q.子供って日焼けどめを嫌がりません?
A.紫外線の悪影響を甘くみてはいけません。子供が使いやすい容器&感触がよいものを選び、とにかく習慣づけるようにしましょう。

8月27日(土)
夏の夜、暑くてお風呂もスキンケアも億劫に。毎日寝苦しくて、ちょっとバテぎみかも。

Q.扇風機やクーラーは、つけっぱなしで寝てもいい?
A.一度、身体の芯の熱が下がらないと寝つけないもの。
風が直接当たらないようにし、タイマーを賢く活用しましょう。

Q.食欲が出ません
A.スパイシーなものや薬味で食欲増進しましょう。不足しがちなタンパク質は、食べやすい枝豆などで補うと良いですよ。

Q.私の頭、臭い!?
A.乾かしたり、拭いたりして水分を飛ばせば、臭いの拡散は防げます。濡れたままにすると、においの原因になり、毛髪を痛めることにもなります。洗髪後は頭皮からしっかり乾かしましょう。

まだまだある!実は知りたかった夏の隙間小悩みQ&A

Q.旅行に行くとき持って行くべきコスメは?

A. いつもの化粧品を持参しましょう。旅行中は疲れでバリア機能が低下しがち。いつもと違う環境で、肌も不調になりやすい状態です。いつものコスメこそが一番のお守りコスメです。

Q.子供の肌にブツブツが出現。これ何!?
A.水っぽい光沢があり、上部が少し凹んでいるなら、水イボかも。皮膚科へ行きましょう

気になる悩み別に対処できる!夏の肌悩み別レスキューQ&A

Q.涙型の毛穴、これってたるみ?
A.たるみ毛穴かもしれません。マイルドなピーリング石鹸とレチノール美容液のペアで迎え撃って、ハリをだすケアを始めましょう。

Q.夏になるとニキビが悪化するのはなぜ?
A.紫外線によって角層が厚くなり、毛穴の入り口が狭くなって皮脂が溜まりやすくなるからです。ニキビにとってもUVケアは大切です。

夏のお悩みから美と健康を守り抜き、ハッピーな夏を満喫しましょう。
是非、ご一読ください。

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雑誌『女性自身』2016年8月16日号 (8月2日発売 掲載ページP138~139)

特集「新常識!体の中から紫外線対策 食べるUVケア」
猛烈な紫外線が降りそそぐ8月、日焼け止めクリームに帽子にサングラス、これでUVケアは万全と思っていませんか? 実は紫外線対策は外からだけでは不十分なのです。そこで皮膚科専門医の慶田院長が体の中からの紫外線対策について解説しました。

◎紫外線が起こす光老化
肌の老化は、加齢によるものが2割、残り8割は光が原因といわれています。光はシミだけでなく、シワ、たるみなど肌全体を老化させるといい、これを「肌の光老化」と呼びます。波長の短い紫外線UV-Bは表皮に到達して、細胞のDNAやRNAに傷をつけ、炎症(日焼けによる赤み)を引き起こします。遺伝子の修復が間に合わないほどの紫外線量を浴びると、過剰にメラニンが作られ、シミになります。また、長期的には老人性イボや皮膚がんの原因になります。また波長の長い紫外線UV-Aは肌の奥深く、真皮まで到達して、コラーゲンやエラスチン(コラーゲン同士を結びつける弾性繊維)を破壊し、シワやたるみの原因になります。
夏の紫外線を1時間浴びた場合、表皮では細胞1個あたり100万のDNAが損傷し、真皮では10万のDNAが損傷します。細胞自身が損傷した遺伝子を修復するときにエラーが起きると、正常な細胞に回復できず、シミや皮膚がんの原因になるのです。
目の光老化としては、紫外線による雪目、翼状片、白内障などがあります。

◎近赤外線やブルーライトにも要注意
さらに気を付けたい光線があります。特にたるみの原因の半分以上を占めているのが、近赤外線です。筋膜や筋肉までも破壊するので、肌全体がたるんで顔や体のシルエットを崩してしまいます。
また、太陽光に含まれるブルーライトも目や肌に有害です。ブルーライトは網膜まで届き、加齢黄斑変性の原因になり、失明につながります。また睡眠リズムを崩し、メタボや肥満の一因ともなると言われています。

◎体の中からのケアが重要
しかし、市販されている日焼け止めの多くはUV-A、Bのブロック機能だけで、近赤外線やブルーライトまでブロックするのはまだほんの一部なので、日焼け止めクリームは2~3時間で塗り直しが必要です。UVカット加工の帽子やサングラスも有効ですが、地面からの照り返しにも気を付けなければなりません。また室内や車内でも対策は必要です。UVカット加工のある窓ガラスでも380ナノメートル(光の波長の単位)までの光しかカットできないので、380ナノメートル以上の光は室内や車内に入ってしまうのです。
そこで大事になってくるのが体の中からの対策です。外側からの対策と組み合わせることで、紫外線に負けない肌になるのです。紫外線や近赤外線で肌に酸化ストレスがかかるので、抗酸化作用のある食品を摂取するのが有効です。また、体の中からのケアで皮膚が健康になり、バリア機能が高まると、光に対する抵抗性が高まるのです。

◎UV対策に食べるべき7つの食品
抗酸化作用が高いのはビタミンA、C、Eやポリフェノール類です。ビタミンAは野菜ではβカロテンの形で存在し、特にニンジンやパプリカは含有量が多くお勧めです。ブロッコリーやオクラにも多く含まれています。オクラには腸内環境を整える作用もあるので、美肌作りに最適です。動物性のビタミンAなら豚・鶏のレバーや卵がいいでしょう。トマトに含まれるリコピン、ブロッコリーに含まれるルテイン、サーモンに含まれるアスタキサンチンも抗酸化作用が高い食品です。
また、注意したい点もあります。ビタミンCが肌にいいと考えて、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類、キウイを朝に食べる人がいますが、紫外線の感受性を高めるソラレンという成分が含まれるので、逆にシミになりやすいのです。これらは夕方以降に食べてください。野菜ではキュウリ、セリ、セロリ、大葉、パクチーなどにソラレンが含まれ、注意が必要です。

◎コラーゲンペプチド・ミルクセラミド入りヨーグルトが紫外線の抵抗性を上げる。
そのほかお薦めするのが、コラーゲンペプチドとミルクセラミド入りの機能性ヨーグルトです。臨床試験で効果が認められています。研究によると、紫外線照射24時間後の紅斑の程度が、この機能性ヨーグルトを4週間摂取する前と後で比べると有意に軽く、摂取によって炎症を起こしにくくなるという結果がえられた。また、紫外線を浴びた24時間後に皮膚が赤くなる最小限の紫外線量(MED)を調べると、この機能性ヨーグルトを4週間摂取した後は摂取する前に比べて有意に高くなり、紫外線に対する抵抗性が強くなったことが認められました。さらに、紫外線照射から7日後の色素沈着の度合いも摂取前に比較して軽く、日焼けで黒くなりにくいという結果も認められました。
別の研究で、この機能性ヨーグルトを摂取することで、角層の水分量が増えて皮膚のバリア機能が改善することが分かっていますので、紫外線への抵抗性を高めた可能性があります。また紅斑(日焼け後の赤み)が出にくくなるのは、ヨーグルトと添加された成分が炎症性ストレスを抑えたのではないかと推察されます。基礎化粧品にも含まれるコラーゲンやセラミドですが、どちらも角層にとどまってバリアの助けをするだけで、中には入っていきません。しかし、体の中から摂取すると、コラーゲンを合成する酵素が増えること、乾燥肌が抑制されることは実験でわかっています。

◎子どもと一緒に体の外からと中からのWケアを
UVケアは外側からだけでなく、体の内側からすることも大切です。さらに、お子さんと一緒にUVケアするのが理想です。子どもは細胞分裂のスピードが速く、日焼けで損傷したDNAの修復が間に合わないので、より光老化や皮膚がんへのリスクが高まるのです。
これからはお子様と一緒にこの7食品を食べて、内側からと外側からのWでUVケアをしましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『レタスクラブ』2016年8月25日号(8月8日発売 掲載ページP50~51)

特集「肌の老化をストップ!キレイ度アップ!外側からのケアに加えて体の内側からも紫外線ケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

夏、真っ盛り。強い日ざしに、紫外線対策は万全ですか?最新の肌研究では、外側からのガードに加え、内側とのWケアが、肌ダメージを防ぐことが分かってきました。ではどんなケアを心がけたらいいのでしょうか? 皮膚科専門医の慶田院長が解説いたしました。

◎肌の修復力が低下してくる年代。食習慣で内側からのケアを
30代ごろから、皮膚のターンオーバーが落ち、酸化ストレスを軽減する体内の抗酸化力も低下してしまうので、肌の修復能力が落ちます。最近、傷の治りが悪くなった、日に当たった痕が残りやすい、と感じている人は、そろそろ要注意です。さらに幼少期からの紫外線ダメージも蓄積しています。太陽光を浴びてシミができるまでの総紫外線量は約4000MEDという報告があります。平均的な日本人の肌では毎日約11分、素肌で太陽光を浴び続けると約20年でシミが出てしまうということになります。これが紫外線による光老化です。この紫外線によるダメージを蓄積させないためには、外側から紫外線をブロックするケアに加え、体の内側からダメージに負けない防御力を高めるケアが大切です。体の内側からのケアは、まずは抗酸化作用の高いカラフルな野菜をたくさん食べることです。色の濃い野菜は、紫外線で生じた活性酸素を除去し、炎症を防ぎます。最初に野菜や海藻、次に大豆・魚・肉などのたんぱく質、最後に炭水化物の順番に食べましょう。さらに腸内環境をよくする食習慣を心がけましょう。
この腸内環境を整えるヨーグルトに、肌の弾力やハリの土台となるコラーゲンペプチド(魚由来のコラーゲンを酵素で分解したもので、体内での吸収率が高い)と、ミルクセラミド(乳由来のリン脂質成分で肌の保湿効果が高い)を加えた製品を4週間とると、日焼け後の皮膚の赤みや色素沈着が抑えられたとの実験結果が認められました。皮膚も体の若々しさも、毎日の食がつくっています。内側から紫外線対策するための"食"の美容予算を取っていただくことをお薦めします。

◎外側からのケア 
紫外線を必要以上に浴びないために、素肌をガード&外出時間を調整して!
日傘や帽子は首元の日焼けや目に入る紫外線を防ぐためのマストアイテムです。日ざしが強い10時~14時は、できるだけ外出を控えましましょう。また、目周りの皮膚は太陽光が垂直に当たるのでシミやたるみの好発部位なのです。目の周囲の皮膚は薄いので、紫外線ダメージにより乾燥しやすく、くすみやちりめんジワの原因にもなります。UVカット効果があるサングラスをかける習慣をつけましょう。色は濃すぎると瞳孔が開いてしまうので、茶色などをチョイス。
UVクリームをこまめに塗り直すことも大切です。肌を露出している部分はUVクリームでケアし、顔はもちろん、デコルテ、手足なども、汗をかくとムラになるのでこまめに塗り直しましょう。また、手は焼けやすいので手袋をし、首まわりもストールやはおりもの、カーディガンなどでガードし直射日光を避け、紫外線が直接肌に当たらないように工夫をしましょう。足も下からの照り返しで、じりじり焼けます。レギンスなどで足が紫外線を浴びないようガード&UVクリームで対策をしましょう。
他にも、お子様が外で遊ぶのは早朝か16時以降にし、紫外線ダメージを蓄積させないようにしましょう。

肌が赤くなったら皮膚ダメージが始まっている! 
日焼けで皮膚が赤くなると、紫外線により肌の細胞内の遺伝子が傷ついて、シミや皮膚がんの要因にもなります。

Step1太陽の紫外線を浴びる

Step2細胞内の遺伝子(DNAやRNA)が損傷 アミノ酸の変化

Step3肌が赤くなる(紅斑反応)

Step4細胞内の遺伝子が修復

Step5遺伝子の修復に異変(腫瘍細胞が発現)

Step6前がん症状

Step7皮膚がん

◎内側からのケア
紫外線ダメージをためないためには、食習慣から。肌がキレイになる!
・野菜や果物をたっぷり食べる
1種類だけでなく、いろいろな野菜をいっぱい食べてください。慶田院長もまとめて硬ゆでや下調理をして、冷蔵庫にはいつもさまざま野菜をストックしています。特に心がけたいのは、活性酸素に対抗する抗酸化食材です。リコピンを含むトマトや、ビタミンEが豊富なアボカドやナッツ、アントシアニンの入ったナスやベリー類、βカロテンやビタミンCを含む緑黄色野菜のニンジン、ブロッコリー、カボチャ、パプリカ、アスタキサンチンを含む鮭やエビ、レスベラトロールなど複数のポリフェノールを含む赤ワイン、カテキンを含むお茶、イソフラボンを含む大豆などが代表的な食材となります。
・コラーゲンやヨーグルトなどを積極的に
肌の土台をつくるコラーゲンは、毎日、分解&合成が繰り返されているので、体の中から食事で補うことが大切なのです。牛すじやとり軟骨、豚白モツ、ふかひれなどに多く含まれさらに、栄養を吸収しやすくするために、腸を健康にするヨーグルトも合わせてとって、腸内の善玉菌を増やしていくこともポイントになります。コラーゲンを小さな分子にして吸収されやすい状態にしたコラーゲンぺプチドを含むヨーグルトは、食習慣に取り入れやすくお薦めです。
・コラーゲンペプチドとミルクセラミドの入ったヨーグルトが紫外線ダメージケアに
30歳以上50歳未満の日本人女性(肌の乾燥を自覚し、春から夏にかけ30~45分日光浴をすると赤くなりやすく、わずかに黒くなる肌のタイプの人)に、紫外線を浴びたあとの皮膚が受けるダメージ(紅斑反応&色素沈着)の実験をしました。コラーゲンペプチド(1000mg)およびミルクセラミド(40mg)入りヨーグルト(LB81乳酸菌入りヨーグルト)のドリンクタイプ190gを紫外線照射後、毎日4週間飲んだグループは、皮膚の色素沈着が改善。また皮膚に紅斑を生じる最小の紫外線量が上昇し、紫外線に対する抵抗性も強くなりました。
また、紫外線照射後の色素沈着が摂取前より改善し紫外線に対する抵抗性が強化されることが認められました。

まだまだ暑い日も続きますが、紫外線ケアを見直してみてはいかがでしょうか?
是非、ご一読ください。

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WEB『éditeur(エディトゥール)』

特集「10年後の肌も美しく!男のUV対策&アフターケア法」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

アウトドア、スポーツに興じる男性が多い一方、UVケアに関心を持つ男性も増えてきています。実際のところ男性の肌ケアは、女性に比べるとまだまだ情報が乏しく、自己流のケアになりがちです。そこで、慶田院長が男性の肌向けに紫外線対策や、肌ケアの方法について解説しました。

シミ、シワ、たるみ、老人性いぼ...肌トラブルの原因となる"紫外線"

太陽光に含まれる紫外線や赤外線、短波長のブルーライトが皮膚と目に与える障害を"光老化"と呼びます。日常的に紫外線をたくさん浴びている人と、浴びていない人では肌の老化の速度がかなり違ってくるのです。紫外線を長時間浴びると、皮膚のシミやシワ、たるみ、老人性いぼ(脂漏性角化症)になるリスクが高まります。さらに紫外線は表皮細胞の遺伝子を傷つけるため皮膚がんの原因にもなり得ます。また、可視光線のうち短長波のブルーライトは白内障や加齢黄斑変性の原因にも。近年、近赤外線は、赤ら顔や皮膚のたるみの原因になることが分かってきました。紫外線やブルーライトは浴びている感覚がないためケアを怠りがちですが、赤くならない程度の紫外線量でも蓄積すると光老化を進行させます。特に大量の紫外線を一気に浴びると、傷ついた遺伝子の修復が間に合わず、非常に危険です。
特に男性は、幼いころから外で遊ぶ機会が多く、大人になってもUVケアをしない人がほとんどです。そのため30代でシミがひとつもない男性はおらず、40代以降になると今までに浴びた紫外線の蓄積によって、シミやイボが目立つようになります。そのまま対策をしなければ肌の老化は進みますが、正しくケアをすることで、光老化を最小限に食い止めることが可能です。

紫外線予防こそが最大のケア!顔洗浄と保湿、外出時の日焼け止めを習慣化すべし

スキンケアの柱となるのは、洗浄と保湿、光対策の3つです。海水浴や屋外でスポーツをする場合は、日焼け止めの外用が基本です。加えてサングラスを着用し、ラッシュガードを着用するといったUV対策が必要です。日焼け止めは汗で流れたり、粒子が凝縮したりして効果が弱くなるので、露出している部位は2~3時間ごとに重ね塗りするとよいでしょう。また、紫外線量が一番強い10~14時はできるだけ屋内ですごすようにするのも有効です。
続いて大切なのは洗浄です。多くの日焼け止めは、普通の洗浄料で落とすことができます。洗顔時にはしっかり泡立ててください。泡立てることで汚れへの吸着力と洗浄力が非常に高まるので、泡を肌に乗せるだけでも日焼け止めを落とすことができます。液体のまま洗ったり、強くこすると、肌のバリア機能を保つのに役立つ成分も一緒に流され、乾燥、かゆみ、湿疹などの肌トラブルにつながるため注意しましょう。ただし、ウォーターレジデントなどの水に強い日焼け止めには専用のクレンジング剤が必要な場合があります。
洗顔後は、化粧水と乳液で保湿しましょう。本来、皮脂量が多く代謝が良い男性の肌は、乾燥しにくいのですが、顔を何度も洗ったりヒゲをそったりすると肌のバリア機能が傷つくため、乾燥しがちです。また、紫外線も乾燥を悪化させます。そのため、化粧水で肌を整えたあとヒアルロン酸やセラミドなど、水分を保持する成分が入った乳液を使用しましょう。ベタベタするのが苦手な方は、ジェルタイプでOKです。
これらの対策は、レジャーだけでなく、毎日行うことをおすすめします。

激しい日焼けの場合は、患部を冷やして応急処置を

UV対策を怠り、ヒリヒリするどの日焼けをしてしまった場合は、まず患部を冷やしましょう。熱感と痛みが続くようならば、市販の痛み止め薬を飲むと、ある程度炎症が和らぎます。ただし、薬を飲んだからといって、紫外線によって傷ついた遺伝子が元に戻るわけではありません。今後は、肌を焼きすぎることのないよう気をつけましょう。もしも日焼け部位が水ぶくれになるほどの重い症状が出たら、必ず皮膚科で診察を受けてください。

紫外線は浴びれば浴びた分だけ肌が老化します。40代頃から正しいUVケアを始めて紫外線の蓄積量をコントロールするだけで10年後の肌は見違えます。
是非、ご参考になさってください。

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2016年7月20日

2016年7月19日

TBS『Nスタ』2016年7月8日OA

TBS『Nスタ』2016年7月8日OAに慶田院長がVTR出演いたしました。
今回は、夏本番ということで、紫外線の害や、対策法について解説いたしました。

紫外線の害は、まず日焼けです。短波長の紫外線B波を浴びると、皮膚の細胞内で、DNAの損傷、RNAの損傷、アミノ酸の変化(トリプトファンがFICZに変わる)が生じ、表皮の炎症が始まります。具体的には、赤くなったり、ヒリヒリしたり、ときに水疱ができることもあります。

夏の太陽光を1時間浴びると、表皮の基底層では細胞1個当たり、10万のDNA損傷が生じるといわれています。私たちの体には、この傷を修復する機能が備わっていますが、短時間に大量の紫外線を浴びたり、長期に渡り浴び続けることで、遺伝子修復に異変が生じます。こうした紫外線の害が蓄積されることで、シミや老人性いぼ、皮膚がんを誘発するのです。
長波長のUVAは真皮内のコラーゲン線維の分解や劣化を引き起こし、シワとたるみの原因になります。

シミ、しわ、たるみ、老化の8割は光によるものとも言われています。7月が紫外線量のピークですので注意が必要なのです。

それでは具体的な対策は?

衣類などで物理的に覆うことと、日焼け止めの外用です。基礎化粧品のあとに、日焼け止めを重ねて塗ることが基本になります。そして、家の中でも紫外線対策は必要です!窓際の紫外線量は日なたの80%くらいですから、ほぼ外と同じと心得ましょう。外出の予定がなくても、日中はスキンケアのあとに日焼け止めまで塗ることが大切です。

朝起きたら、洗顔⇒保湿⇒日焼け止め、これがスキンケアの基本です。太陽を浴びると免疫力が低下し、体力的にもつらいものです。これからの時期は、熱中症にも十分ご注意ください。お出かけは、早朝か夕方以降が良いですね。

是非、ご参考になさってください。

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雑誌『プレジデントウーマン』2016年8月号 (7月7日発売)

特集『「光老化」を知って、肌の老化を予防』に川島眞教授、慶田院長の監修記事が掲載されました。

川島眞教授
当院の最高顧問であり、皮膚ウィルス感染症、アトピー性皮膚炎の権威。女子医科大学皮膚学教室主任。「光老化」啓発プロジェクト委員会、設立発起人として、光老化に対する知識を広めていらしゃいます。

慶田院長は6月号、特集「つまるところ女は"白肌"を目指す」にて「‶紫外線ケアの新常識〟」「夏本番、目前!‶いますぐやるべき10のケア〟」について監修し、今回は光老化から肌を守るケアについてお話しています。

「光老化」を知って、肌の老化を予防(掲載ページP114~P115)川島教授監修

シワやたるみといった肌の老化は、年齢とともに進んでいく...と思っている方も多いでしょう。しかし最近の研究では、肌の老化の80%は、太陽の光が原因で起こることが明らかになっています。

太陽の光は、適度に浴びると皮膚の中でビタミンDがつくられ、健康 維持に役立ちますが、長時間、無防備に浴び続けると日やけをし、肌にシミ、シワ、たるみができます。このように、太陽の光によって起こる肌の老化を「光老化」といい、日常的に紫外線をたくさん浴びている人と、浴びていない人では、肌の老化の速度かなり違ってくるのです。
多くの女性にとって、シミやシワを防ぐために紫外線ケアを行うことは、今や常識となっています。ところが、太陽の光にはさまざまな種類があり、肌にダメージを与えるのは、 紫外線だけではないのです。

地表に届く太陽の光は、主に紫外線(UV)、可視光線、赤外線(NIR)の3つに分けられます。紫外線には、 A紫外線(UV-A)とB紫外線(UV-B)があり、B紫外線は肌の表皮に入り込んで、ヒリヒリとした 炎症を起こすもの。B紫外線を浴び続けると表皮の細胞でメラニンが大量につくられて蓄積し、シミやくすみの原因となります。

一方、A紫外線は、肌の深部の真 皮にまで入り込むもの。真皮には肌のハリと弾力を保つコラーゲンやエラスチンが張りめぐらされていますが、A紫外線を浴び続けると性質が変わって本来の機能を失い、ハリと弾力がキープできなくなります。すると、シワやたるみができるのです。

このように、紫外線は肌の老化に大きくかかわっているものの、太陽光の熱エネルギーにおける紫外線の比率は10%以下と、ほんのわずか。 これに対し、熱エネルギーの50%を占めているのが、近赤外線です。

近赤外線とは、赤外線の中でも波長が短い光線のこと。太陽の光に含まれているだけでなく、テレビやパソコンのモニター、こたつなどの電化製品からも放射されています。
近赤外線はその特性を生かし、赤外線カメラや電気製品のリモコンをはじめ、シワやたるみを改善するレーザー機器に使用されるなど、多様な場面で有効活用されています。しかし、 その一方で、紫外線と同様、肌にダメージを与えるというマイナス作用もあるのです。
まず、近赤外線を浴び続けると肌の血管が拡張し、赤みの原因となります。また、近赤外線は肌の真皮を突き抜けて、A紫外線よりもさらに深い部分にある筋膜や筋組織にまで達し、その性質を変えてしまいます。 すると、筋膜が皮膚を支えきれなくなり、たるみが生じるのです。このように、肌の奥深くまで入り込んでダメージを与える近赤外線は、ある意味、紫外線よりも怖い存在。光老化を防ぐには、紫外線はもちろんのこと、近赤外線からもしっかりと肌を守る必要があるのです。

市販されているサンスクリーン剤には、B紫外線を防ぐ効果を示す「SPF」と、A紫外線を防ぐ効果を示す「PA」という表記はありま すが、近赤外線を防ぐ効果は表示されていません。少しずつ、近赤外線 をカットするサンスクリーン剤も登場していますが、現在は、光老化を研究する専門家たちが、市販のサンスクリーン剤の防御効果を測定しつつ、新たなサンスクリーン剤を開発 している段階。ですので、近赤外線を防ぐには、衣服で肌を覆う、帽子をかぶる、日傘を差すなど、物理的に太陽の光をカットすることが重要となります。
紫外線と近赤外線のほか、ここ数年、人の体に及ぼす影響が話題となっているのが、ブルーライト。ブルーライトとは、可視光線の中で最も波長が短く、強いエネルギーをもっている青色の光で、近赤外線と同じように太陽の光に含まれるだけでなく、テレビやパソコン、スマートフォンの画面からも放射されています。

ブルーライトは今のところ、肌細胞にどの程度、直接ダメージを与えるのかは明らかになっていません。しかし、目の奥の網膜にまで届き、自律 神経のバランスを乱すうえ、眠りへと導くホルモン、メラトニンの分泌 を抑制。その結果、良質な睡眠を妨げ、脳が休息できない状態を招きます。肌を若々しく保つには、質のいい睡眠が欠かせません。つまり、ブルーライトは目や脳を介して、肌にダメージを与えているのです。ワーキングウーマンの中には、職場で一日中パソコンに向かい、家では眠る直前までスマートフォンを眺めているという方も多いでしょう。できる範囲で、スマートフォンを見る時間を減らす、ブルーライトをカットするメガネを使うなど、ブルーライトから身を守ることが大切です。

「光老化しないための、肌の守り方を覚えよう」(掲載ページP116~P117)

慶田院長監修、年間を通して紫外線、近赤外線対策を行い、若々しく美しい肌を守りましょう。光老化を防ぐには、顔はもちろん、ボディにもサンスクリーン剤を正しく塗ることが大切です。ただ、近赤外線とブルーライトは、一般的なサンスクリーン剤ではカットできません。そこでポイントとなるのが、ファンデーションやフェイスパウダー。サンスクリーン剤の上に塗り重ねることで、粒子が太陽の光を乱反射させ、光が肌に侵入するのを防御できます。そのほか衣服で肌を覆う、帽子や日傘を使うなど、物理的に太陽の光を遮るのも効果的。目から入った紫外線はシミの原因となるので、サングラスも忘れず着用しましょう。目周りのシミを防ぐためにも、大きめのサングラスがおすすめです。光老化は白内障や加齢黄斑変性など目の障害も含むため、サングラスで物理的にブロックすることは、シミだけでなく、目を保護することにも役立ちます。また、寝る前はスマートフォンを見ないなど、ブルーライト対策も心がけましょう。こうした習慣を取り入れることで、光老化を食い止めることができます。

サンスクリーン剤の数値の過信は禁物です。数値の高いものを一日一度だけ塗るより、こまめに塗り直すこと、塗り残しがないことが大切です。

ボディにサンスクリーン剤を塗るときは、服を着る前が基本。まずは肌に筋状にのばし、手のひらの広い部分を使って、服で隠れる範囲より少し内側まで塗り広げましょう。胸元が広く開いた服の場合は、バストトップまでていねいに塗りましょう。
顔の場合は、500円玉大のサンスクリーン剤を手に取り、額、あご、頬、鼻において伸ばす。これを二回行ったら、大きめのパフにファンデーションかパウダーをのせ、肌を優しく押さえましょう。メイクアップし、サンスクリーンの塗り直しができなくても、化粧直しの際に、UV効果があるパウダーを使用すれば効果的です。

また、「ヘリオケア」を、お出かけ30分前に飲めば、紫外線と活性酸素から肌と目を保護できます。強い抗酸化作用をもち、細胞をDNAレベルから保護するファーンブロックのほかビタミンC、E、D、ルテイン、リコピンを配合。飲む日焼け止めと呼ばれ、注目されています。

光老化から肌を守るにはサンスクリーンのほかに、長袖のシャツ、帽子、サングラスなど、物理的に光をブロックするアイテムを活用しましょう。

是非、ご一読ください。

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情報誌『Active Aging(アクティブエイジング)』2016 SUMMER No.64(掲載ページP6~7)

特集『ご存知ですか?老化の原因の8割は紫外線「光老化と紫外線」の真実』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

「Active Aging(アクティブエイジング)」はエンビロン®製品などを扱う株式会社プロティア・ジャパンの発行誌です。現在、当院で配布しています。

紫外線が大量に降り注ぐ夏、肌は最大の老化の危機に見舞われています。そこで慶田院長が、光老化を防ぐための徹底対策について解説しています。紫外線の知識を総チエックして、 UVケアの基本をしっかリマスターしましょう。


知っているようで知らない紫外線キーワード

何気なく 肌に浴びている紫外線は、どうして肌に悪いのでしょうか?紫外線の基礎知識をおさらいしましょう。

A波、B波、C波
紫外線にはこの3種類あります。そのうち地上に届くのは、A波と一部のB波だけです。波長が短いB波は主に表皮にダメージを与え、日焼けや火ぶくれの原因に。一方、波長が長いA波はさらに肌深部の真皮に影響を及ぼします。

シミ、シワ、たるみなどの肌老化を引き起こす
紫外線から肌を守るために生成されたメラニンが、シミの原因になるほか、A波は肌深部の真皮に届き、コラーゲンやエラスチンを壊してシワやたるみの原因になります。

上からだけじゃない。反射光にもご用心!
紫外線には、まっすぐに地表に届く直接光のほか、地面にはね返ってくる反射光や空中で広がる乱反射光もあります。反射光は日傘や帽子では防ぐことができません。

細胞のDNAを傷つける活性酸素を発生させる
紫外線を浴びると体内で活性酸素(フリーラジカル)が発生し、細胞のDNAを損傷させて、肌の老化を促します。皮膚がんの原因になることもあるので注意が必要です。

紫外線対策 その1
日焼け止めなどを活用した徹底UVケアをしましょう。
肌老化の8割は紫外線による光老化です。まず大事なことは、紫外線をできるだけ浴びないようにすること。肌に日焼け止めを塗るのはもちろん、サングラスや日傘、帽子なども活用しましょう。

日焼け止めはしっかり塗る。汗で落ちたら塗り直すのが鉄則。
曇りの日でも油断大敵。紫外線は雲を通過して肌に届いています。天候に関係なく、1年を通して毎日、日焼け止めを塗る習慣を。ポイントはムラなくしっかり塗ること。500円玉くらいの量を、額、あご、両頬、鼻の5カ所に置き、指の腹を使って、顔の内側から外側にやさしくのばします。小鼻のわきや目のまわり、フェイスラインなども塗り残さないように注意しましょう。同量を首からデコルテにもお忘れなく。お顔はファンデーションまたはパウダーを重ねて、日焼け止めを密着させます。汗などで落ちてしまったら、効果半減です。こまめに塗り直しましょう。メイクがくずれてきたら、UV効果のあるパウダーを重ねて。

目に入る紫外線がシミをつくる。外出時にはサングラスを。
目から入る紫外線は、全身のメラニン活性を高め、シミをつくる原因になります。海や山だけでなく、普段の外出時にもUVカット効果があるサングラスをかける習慣をつけましょう。色は濃すぎると瞳孔が開いてしまうので、薄いものをチョイス。

帽子を選ぶなら黒を。日傘は「一級遮光」を選んで。
紫外線を防ぐには、帽子や日傘も効果的です。帽子はつばが広いハットタイプを選びましょう。日傘は遮光効果99.9%以上の生地を使用した「一級遮光」表示のあるものが安心。どちらも色は、紫外線をもっとも透過しない黒や紺がなどおすすめ。

紫外線対策 その2
ビタミンAや抗酸化物質を毎日補給する。
日焼け止めを塗るなどして気をつけていても、どうしても紫外線の影響を受けるもの。
ビタミンAやそのほかの抗酸化物質を身体の内外から補給して、ダメージを補修しましょう。

バナナの実験で一目瞭然!ビタミンAの抗酸化作用。
バナナの色の変化の実験で、プロビタミンAを塗布した部分と、塗布しなし部分を比較したところ、黒い斑点がもっとも少なかったのは、プロビタミンAを塗布して遮光した部分でした。また、太陽光を浴びた場合でも、プロビタミンAを塗布していれば、多少の黒い斑点がでたものの症状が軽く済みました。逆に何も塗布せずに太陽光を浴びたバナナは、黒く変色してしまいました。つまり、プロビタミンAを塗布した場合は、抗酸化効果が高いことがわかります。

外からも内からも補給することでシミ、シワ、たるみのない肌へ。
ビタミンAの肌への効果は、天然のUVケア、強力な抗酸化力、健やかな肌のコンディションを保つことなど。ハリや弾力、うるおいなどを保つ効果もあります。ビタミンA単体で摂取するよりも、優れた抗酸化作用を持つビタミンC、ビタミンE、ビタミンAの吸収を促進するビタミンDやルテイン、リコピン、ポリフェノール類も併せて摂ると相乗効果が得られます。
レバーやうなぎ、緑黄色野菜などで摂取することは大切ですが、口から入ったビタミンAが肌に届くには時間がかかることもあり、肌に直接ぬることもおすすめ。食事でも不足する分は、サプリメントで補うのも効果的です。

こちらの読本は、只今クリニックの受付にご用意がございます、是非、ご一読ください。

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ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)の効果と特徴

ボトックス本来エクリン汗は無臭ですが、皮膚の常在菌(雑菌)により分解され、皮脂腺から分泌される脂肪酸と混じると、臭いが発生するようになります。特に、アポクリン汗腺から出る汗は、脂質やタンパク質など臭いの元になる有機物を多く含み、細菌により分解されると臭いがさらに強くなります。アポクリン汗腺は動物の芳香腺の遺残であり、性成熟期に特徴のある刺激臭を発します。臭いのもとになっている物質は、酢酸、蟻酸、プロピオン酸などの不飽和脂肪酸、アンモニア、メチルアミン、トリメチルアミンなどです。アポクリン汗腺は、脇の下と外陰部、耳の中、乳輪周囲、臍の周囲という特定部位に存在します。外陰部の臭いに関しては、人になかなか相談できないデリケートなお悩みですが、ボトックス注射で解決できることがあります。

シワ治療に使用するボトックスを、デリケートゾーンに少量ずつ注射することで、神経終末のアセチルコリン放出を抑制し、アポクリン汗腺とエクリン汗腺の働きを抑制します。切開による傷やひきつれのリスクがある手術にくらべ、簡単に多汗と臭いを改善します。皮脂腺の働きも抑制するので皮脂由来の脂肪酸量も減少します。また、体温調整に役立つエクリン汗の分泌が減ることで、ニオイの拡散も軽減します。汗腺を取り除くわけではないので、効果は永続的なものではありませんが、約半年~10か月位の間は汗と臭いの軽減が可能です。繰り返し注射を行うことでエクリン汗腺やアポクリン汗腺の機能が徐々に弱まり、持続期間が長くなったり、効果が高くなったりします。

すそワキガは、男性より女性に多く、すそわきがを有する方の多くに、ワキの腋臭症もあります。また、すそわきがや腋臭症がある方は、耳垢が湿っています。近年、耳垢が湿型か乾型かを決定し、腋臭症の発症に関連する遺伝子(16番染色体のABCC11遺伝子)が解明されました。日本人での保有率は25%で、アフリカ系、欧米系人種より少ないのですが、少数派ゆえに社会的圧力を受けることがあります。また、日本の高温多湿環境下では臭いを強く感じやすいという傾向があります。なお、ストレスや緊張、性的な興奮を伴うと、臭いが強くなる傾向があると言われています。


※当院では、「すそわきが」に対するボトックス治療は女性の患者様のみ承っておりますのでご了承くださいませ。

※「ボトックス」とは本来、アラガン社の製品を指す名称です。銀座ケイスキンクリニックで使用しているボツリヌストキシン製剤はアラガン社製のボトックスビスタ(厚生労働省認可)ですから安心です。

アラガンのVST認定医
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ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)のリスクとダウンタイム<痛み>軽度 <腫れ> 軽度(約1時間)<内出血> 全く無い~小さく10日程度
shutterstock_1019073862.jpg治療をする際に、最も高い頻度で生じるリスクは、注射後の内出血です。極細の針で真皮層に少量ずつ注射するだけなので、内出血を生じない人のほうが多く、出てしまった場合も針の周りに小さな青あざが数日出る程度です。安全性の高いボツリヌストキシン製剤を使用した場合、副作用もほとんどなく、アレルギーテストは不要です。ボトックスの過剰な拡散を防ぐため、施術後から数日間は治療部位を刺激しないようにご注意ください。

ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)の持続と頻度について

ボトックス注射の効果は徐々に現れ、約2週間で効果が安定します。その後は、徐々に効果が失われてきます。目安として半年~10か月に一度の追加が必要になります。効果には個人差があり、一度に多量の注入をしても効果が長くなる事はありません。追加を希望される場合も症状が安定する2週間はお待ちください。


ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)の痛み

注入前に表面麻酔のクリームを使用し、細い針を使用し注射いたしますので、痛みはチクチクする程度です。もちろん個人差はございますが、デリケートゾーンは麻酔の浸透が良く、顔などに比べるとお痛みを感じにくい部位なのでご安心下さい。


ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)の禁忌事項について

・以前にボトックスで治療して異常反応があった方
・妊婦、授乳中の女性
・子供を作る計画があり避妊をしていない女性
・脊髄、末梢神経の病気に罹患している場合

※筋萎縮性側索硬化症、運動性ニューロパチー、重症筋無力症、ランバート・イートン症候群といわれる全身性の神経筋接合部の障害を持っている方。
詳細はお問い合わせ下さい。

2016年7月17日

ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)と他の施術比較

外科手術との比較
ボトックス注射によるすそわきが治療は、外科手術に比べ、痛みが少なく、ダウンタイムも短く、傷跡やひきつれを生じない事が最大のメリットです。デリケートゾーンの臭いでお悩みの方は、外科手術を受ける前に、一度ボトックス注射をお試しになる事をおすすめ致します。

ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)のポイント特徴

注入治療needle.png 治療効果★★★★☆ 痛み★★☆☆☆ ダウンタイム★★☆☆☆

効果
■デリケートゾーンの多汗症の改善 ■外陰部臭症(すそわきが、すそが)の改善 ※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)のワンポイントアドバイスワンポイントアドバイスデリケートゾーンの臭いを気にして、恋愛に二の足を踏んでしまうのはもったいないことです。セルフケアとしては、良く泡立てた石鹸で汗や皮脂を洗うこと、下着を交換すること、体毛をレーザー脱毛することである程度の効果はありますが、人知れずお悩みの方が多いのではないでしょうか。実際、日本人の4人に1人が腋臭症やすそワキガの発症に関連する遺伝子を保有しています。耳垢が湿っていて、ワキの臭いが強いと感じる方は、デリケートゾーンも同様に臭う可能性があります。ボトックス注射はダウンタイムや痛みもほとんどありません。当院は医師、スタッフ共に女性ですので、お気軽にご相談くださいね。

ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)の施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師が症状の程度を伺い、注入する部位や量など治療プランを決めていきます。十分なカウンセリング時間をかけ、注意点やアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインを頂戴します。
(未成年の方の治療については親権者の同意が必要になりますので、こちらをご確認ください。)この間に麻酔クリームを外用しますので、痛みに弱い方もご安心下さい。

flowボトックス注射外用麻酔が効いてから、細い針で注射いたしますので、痛みはもちろん、施術後の内出血などのダウンタイムもかなり軽減されています。15分程度で終了します。

flow終了10分程度患部を冷却して施術は終了です。治療後のお痛みもなく、当日から入浴も出来ますのでご安心下さい。

2016年7月14日

ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)の価格表

ボトックス注射(製剤:アラガン社製 ボトックスビスタ)

部位 範囲 初回トライアル 1回 4カ月以内の同部位(15%OFF)
¥40,000 ¥50,000 ¥42,500
眉間 眉間 ¥32,000 ¥40,000 ¥34,000
目尻 両目尻
アーモンドアイ・眼裂開大
ぱっちりeye
両目 ¥25,000 ¥32,000 ¥27,200
鼻横ジワ 鼻根部
バニーライン 鼻背
スモーカーズライン 唇上
口角挙上・happy smile 両口角下
梅干ジワ あご(おとがい)
ガミースマイル 両頬 ¥32,000 ¥40,000 ¥34,000
小顔・エラ修正 両頬外側(咬筋) ¥56,000 ¥70,000 ¥59,500
側頭筋 こめかみ ¥56,000 ¥70,000 ¥59,500
多汗症・腋臭症 両脇 ¥64,000 ¥80,000 ¥68,000
女性のすそわきが 陰毛部・Ⅰライン・鼠径部 ¥104,000 ¥130,000 ¥110,500
点鼻 両鼻腔 ¥15,000
バービーボトックス(僧帽筋)・肩こり 両肩 ¥80,000 ¥100,000 ¥85,000
マイクロボトックス
(メソボトックス)
顔全体
(毛穴の引き締め・皮脂、汗抑制)
¥96,000 ¥120,000 ¥102,000
鼻~両頬 ¥40,000 ¥50,000 ¥42,500
首の横ジワ ¥64,000 ¥80,000 ¥68,000
ターキーネック
(フェイスラインのたるみ&首の縦スジ)
¥64,000 ¥80,000 ¥68,000
ネフェルティティリフト
(首の横ジワ&フェイスラインのたるみ&首の縦スジ)
¥108,000 ¥128,000 ¥108,800
追加オプション
※ターキーネックorネフェルティティリフトのどちらかの施術を受けた方のみ対象
ポニーテールリフト ¥50,000

ボトックス注射(製剤:韓国製 コアトックス)

部位 範囲 初回トライアル 1回 4カ月以内の同部位(15%OFF)
¥32,000 ¥40,000 ¥34,000
眉間 眉間 ¥24,000 ¥30,000 ¥25,500
目尻 両目尻
アーモンドアイ・眼裂開大・ぱっちりeye 両目 ¥20,000 ¥25,000 ¥21,250
鼻横ジワ 鼻根部
バニーライン 鼻背
スモーカーズライン 唇上
口角挙上・happy smile 両口角下
梅干ジワ あご(おとがい)
ガミースマイル 両頬 ¥24,000 ¥30,000 ¥25,500
小顔・エラ修正 両頬外側(咬筋) ¥48,000 ¥60,000 ¥51,000
側頭筋 こめかみ ¥48,000 ¥60,000 ¥51,000
多汗症・腋臭症 両脇 ¥56,000 ¥70,000 ¥59,500
女性のすそわきが 陰毛部・Ⅰライン・鼠径部 ¥96,000 ¥120,000 ¥102,000
点鼻 両鼻腔 ¥12,000
バービーボトックス(僧帽筋)・肩こり 両肩 ¥64,000 ¥80,000 ¥68,000
マイクロボトックス
(メソボトックス)
顔全体
(毛穴の引き締め・皮脂、汗抑制)
¥80,000 ¥100,000 ¥85,000
鼻~両頬 ¥32,000 ¥40,000 ¥34,000
首の横ジワ ¥56,000 ¥70,000 ¥59,500
ターキーネック
(フェイスラインのたるみ&首の縦スジ)
¥56,000 ¥70,000 ¥59,500
ネフェルティティリフト
(首の横ジワ&フェイスラインのたるみ&首の縦スジ)
¥95,000 ¥112,000 ¥95,200
追加オプション
※ターキーネックorネフェルティティリフトのどちらかの施術を受けた方のみ対象
¥40,000


外用麻酔

ペインブロッククリーム 1ブロック(10cm角) \1,000
ペンレス 1枚(3cm×5cm) \200
エムラクリーム 1本(5g) \1,000
※ ペンレス・エムラクリームは事前にご購入いただき、予約時間の30分以上前にご自身で外用いただく麻酔です。麻酔料金が割安になり、時間短縮になるので2回目以降の施術の方におすすめです。 ※ペインブロッククリームは作用発現時間が短いので、クリニックで15~20分間外用いたします。
お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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お電話でのご予約はこちら(受付時間/10:00~18:00) 0120-282-764

すそわきが(外陰部臭症・すそ腋臭、裾わきが)

「すそワキガ」とはデリケートゾーンや外陰部の臭いのことで、「外陰部臭症」「しもわきが」「トベラ」とも呼ばれます。ニオイのもととなるエクリン汗腺やアポクリン汗腺が、女性器や陰毛部にも多数存在するために、わきがと同じような刺激臭を発することがあります。

本来エクリン汗は無臭ですが、皮膚の常在菌(雑菌)により分解され、皮脂腺から分泌される脂肪酸と混じると、汗臭いにおいが発生するようになります。特に、アポクリン汗腺から出る汗は、脂質やタンパク質など臭いの元になる有機物を多く含み、細菌により分解されると臭いがさらに強くなります。アポクリン汗腺は動物の芳香腺の遺残であり、性成熟期に特徴のある刺激臭を発します。臭いのもとになっている物質は、酢酸、蟻酸、プロピオン酸などの不飽和脂肪酸、アンモニア、メチルアミン、トリメチルアミンなどです。アポクリン汗腺が存在するのは、脇の下と外陰部、耳の中、乳輪周囲、臍の周囲です。

すそワキガは、男性より女性に多く、すそわきがを有する方の多くに、ワキの腋臭症もあります。また、すそわきがや腋臭症がある方は、耳垢が湿っています。近年、耳垢が湿型か乾型かを決定し、腋臭症の発症に関連する遺伝子(16番染色体のABCC11遺伝子)が解明されました。日本人での保有率は25%で、アフリカ系、欧米系人種より少ないのですが、少数派ゆえに社会的圧力を受けることがあります。また、日本の高温多湿環境下では臭いを強く感じやすいという傾向があります。なお、ストレスや緊張、性的な興奮を伴うと、臭いが強くなる傾向があると言われています。

外陰部の臭いに関しては、人になかなか相談できないデリケートなお悩みですが、ボトックス注射で解決できることがあります。シワ治療に使用するボトックスを、デリケートゾーンに少量ずつ注射することで、神経終末のアセチルコリン放出を抑制し、アポクリン汗腺とエクリン汗腺の働きを抑制します。切開による傷やひきつれのリスクがある手術にくらべ、簡単に多汗と臭いを改善します。皮脂腺の働きも抑制するので皮脂由来の脂肪酸量も減少します。また、体温調整に役立つエクリン汗の分泌が減ることで、ニオイの拡散も軽減します。汗腺を取り除くわけではないので、効果は永続的なものではありませんが、約半年~1年位の間は汗と臭いの軽減が可能です。繰り返し注射を行うことでエクリン汗腺やアポクリン汗腺の機能が徐々に弱まり、持続期間が長くなったり、効果が高くなったりします。

関連治療

ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)ボトックス注射(多汗症・腋臭症)

2016年7月12日

2015年のTV出演情報

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テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」10月27(火)OA

「知らなきゃ良かった」シリーズに慶田院長が出演し、皮膚科専門医として「肌にいい入浴法」を解説しました。

第1問:体の洗い方アナタはどちらですか?「ザラザラタオルでゴシゴシ洗う」or
「自分の手で撫でるように洗う」
「知りたくないとは思いますが、、、、ザラザラタオルで何回もゴシゴシ洗うのは肌
にとって最悪」

ナイロンタオルを使って何度もゴシゴシこすることは、バリアの要といわれている角
層と、その中にある角質細胞間、天然保湿因子をごっそり取り去ってしまう可能性が
あります。

それにより、肌のバリア機能が低下して様々な刺激を受けやすい状態になるため、乾
燥や皮膚炎を起こす原因ともなります。
今回、麒麟川島さんの洗浄法についても解説しています。たっぷりの泡を肌に乗せて
3分おいてから洗い流す、、、この方法は正しいのでしょうか?
一見お肌に優しそうな、この擦らない洗浄法は、泡を長時間のせておくことで、細胞
間脂質が無くなり、バリアの要である角層がボロボロになってしまいます。
では、肌によい洗い方は?

一番良い体の洗い方は、泡を30秒ほど乗せてぬるま湯で流す方法。
泡を乗せて優しく馴染ませて流すだけで、肌の汚れは十分落ちます。

第2問:湯船につかるタイミングは?「体を洗ってから湯船につかる」or「体を洗う
前に湯船につかる」
「知りたくないとは思いますが、、、、体をゴシゴシ洗った後に湯船に浸かると、お
湯が凶器に変わります!」
強くゴシゴシ体を洗ったことで肌のバリア機能が壊れた状態で湯船に浸かると、お湯
の刺激が伝わりやすくなり、肌の乾燥が悪化します。
つまりナイロンタオルで強くゴシゴシ擦ったあとに湯船に浸かることは。肌にとって
最悪の組み合わせなのです。

前回の洗顔法に引き続き、体の洗い方について解説しましたが、擦らない、洗いすぎ
ない洗浄法は共通ですね。
キーワードは「バリア機能」です。角質細胞間脂質はいわゆるセラミドのことで、角
層の細胞と細胞をつなげるセメントのような大切な役割をしています。この角質細胞
間脂質(セラミド)が減ってバリア機能がくずれると、水分がどんどん蒸発して肌は
乾燥に傾き、アレルギー物質などの外部からの刺激を受けやすくなり、さらに水分を
失いやすい肌へと悪循環に陥ります。
擦らない場合でも洗浄料を肌の上で泡立てたり、長時間流さずにおく行為は、結局の
ところ洗いすぎと同じことなのです。
冬は乾燥による痒みなどのトラブルも起こりがちです。もちろん入浴後の保湿もお忘
れなく。クリーム、軟膏、オイルタイプなどご自身に合った保湿剤を手の指ではな
く、手のひらを使って優しくムラなく塗布して、なめらか肌を目指しましょう。

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テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」10月6(火)OA

「知らなきゃ良かった」シリーズの専門家として慶田院長が出演し、肌のお手入れの基本、洗顔法について解説しました。
今回、女優池上季実子さんが実践する美容法について、皮膚科専門医としてコメントしています。

「石鹸の泡で4回洗顔して美肌をキープ」
メイクオフと毛穴の汚れをしっかり落とすために、一度に石鹸の泡を使って4回洗顔し、冷水で引き締めたあと、化粧水を叩き込んでいる美容法を18歳頃から35年以上続けているということですが、これは正しいのでしょうか?

「知りたくないとは思いますが、、、、洗顔を4回するとお肌がボロボロになる可能性があります。」

過剰な皮膚の洗浄は、肌を傷めて乾燥を招き、バリア機能をこわす原因となります。特に年齢とともにお肌のターンオーバーは滞り、角質細胞間脂質や天然保湿因子の再生も低下し、バリア機能は低下していくため、このような洗顔法を続けることは危険です。
正常なバリア機能を失った肌は外部刺激を受けやすくなり、乾燥、アレルギー物質、細菌など様々なダメージを受けやすい状態に。また、かゆみや炎症などを引き起こしやすく、肌トラブルの原因となります。また、化粧水は叩き込めばその分浸透するということはありませんので、これも物理的に肌を痛める原因になりかねません。
池上さんの場合は、肌質に恵まれているので現時点では特にトラブルになっていないようですが、乾燥肌の方が同じことをしたら大変です。
では専門家が教える、美しさを保つ洗顔法とは?

メイク落としで洗ったあと、洗顔料で1回洗えば十分です。
洗顔料をしっかり泡立てて、手とお肌が直接触れないように泡で優しく動かして洗いましょう。一生懸命になって手でゴシゴシこすらないようにご注意ください。
すすぐときには、おでこ周りの髪の毛の生え際、アゴラインに洗顔料が残りやすくなりますので、洗い残しに気を付けてくださいね。
潤いを保つ洗顔法で、大気が乾燥する季節もお肌のバリア機能をキープしましょう。

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テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」9月22(火)OA

「知らなきゃ良かった」のコーナーに慶田先生が出演いたしました。

女優の水野真紀さんが実践する美容法について、皮膚科専門医としてコメントしました。
「料理中の蒸気を顔に浴びて保湿している。」
「鶏肉の脂などがお肌に潤いをもたらすような気がするので。」
ということですが、これは正しいのでしょうか?
「知りたくないとは思いますが、、、、この美容法はお勧めできません。」

料理中の蒸気を浴びて、皮膚が一瞬潤ったように感じても、それは一過性のもの。
水分が蒸発するときに、お肌のバリアが壊れ、かえって乾燥が進む可能性があります。
また、鶏の脂やコラーゲンは食べるとお肌の再生に役立ちますが、顔に塗っても酸化して刺激になる可能性があります。
また、料理中の蒸気は温度が不安定で、火傷のリスクもあり危険です。
本当の保湿は、コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなど水分を抱える性質のある成分を皮膚に塗ることで叶います。

水野さんは、可愛らしく残念がっていらっしゃいました。
正しいお手入れで、美肌をキープしましょう。

また、激しく皮膚を引っ張ったり、マッサージをしたり、表情を大きく動かすことは、皮膚を支えるコラーゲン線維やエラスチン、靭帯などに負担になるので、かえってシワができやすくなるというコメントもいたしました。

滑舌を良くする程度の早口言葉は問題ありませんが、強すぎるマッサージはひかえましょうね。

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テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」9月1(火)OA

「知らなきゃ良かった」のコーナーに慶田先生が出演いたしました。

ビタミンCが日焼けに良いので、レモンをかじるという、女優の笛木優子さんが実践する美容法は正しいのでしょうか。実は、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類やキュウリ、イチジク、セリ科の野菜(セロリ、パセリ、大葉、明日葉、パクチー、三つ葉)には光毒性のあるソラレンという成分が含まれるため、紫外線の感受性を高めてしまいます。

そのため、日の出ている間に摂取するとかえってシミや色素沈着の原因となる場合がありお勧めできません。笛木優子さんはとても残念がっていらっしゃいました。

米国では、柑橘類の摂取で紫外線による皮膚がんのリスクが高まるという論文も発表されています。もちろん、ビタミンCはシミの予防に有効ですが、ソラレンを含まずビタミンCの含有量が高い、赤キャベツ、赤玉ねぎ、パプリカ、小松菜、カリフラワー、キャベツなどが安心です。皮膚科専門医として正しい紫外線対策について解説しています。

ここからは、放送されませんでしたが、、、

実は紫外線対策は、事前にするのがベストで、あとから日焼けのダメージを無かったことに出来る成分はありません。ビタミンCとE、ルテインやリコペンなどをあらかじめ摂取しておくと、MEDを高め、日焼しにくくする効果はあるので、夏の間は特に気を付けたいですね。

是非、ご参考になさってください。

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フジテレビ『直撃LIVE グッディ!』8月12日OA

「カッツミーもなっとく!いま知りたいキーワード」のコーナーに慶田先生が出演いたしました。

今回、"間違いだらけの日焼け対策"で慶田院長が皮膚科専門医として日焼け対策や、日焼け後の正しいケア法などについて解説しています。
是非、ご参考になさってください。

TBSテレビ『あさチャン!』6月26日(金)OA

世の中の現象やブームを知る「チャン知り」のコーナーに慶田院長が出演しました。
チーズのような驚きの新食感で人気が急上昇しているという"焼きヨーグルト"の特集で、美肌と関わりが深い乳酸菌の効能について解説しました。
"焼きヨーグルト"はチーズに比べてカロリーも塩分も抑えられる話題の食材です。
ところが焼くことでヨーグルトの乳酸菌がもつ効果が無くなってしまうのでは?という疑問に医学博士である慶田院長がお答えしました。
乳酸菌は加熱で死滅してしまっても、一定の効能は残ると言われており、整腸作用や免疫力アップが期待できます。整腸作用によって便秘が改善することで、肌荒れやニキビが良くなるといった美肌効果が得られると考えられます。
同コーナーでは、料理研究家の浜内千波さんが自宅で簡単にできる"焼きヨーグルト"の作り方を紹介しています。焼くことで酸味がとんで、フレッシュチーズの様な味わいになり、保存もしやすくなるそうです!
美味しくて、美肌にも健康にも良く、女性に嬉しい食材ですね。夏の爽やかレシピにもピッタリ。

是非ご参考になさってください。

動画はコチラからご確認下さい

TBS、CBCテレビ『ゴゴスマ』5月12日(火)OA

TBS、CBCテレビ『ゴゴスマ』5月12日(火)OAのコーナーに慶田先生が出演いたしました。

今回、夏にも見逃せない"隠れ乾燥肌"について解説しています。

肌が乾燥すると、肌が本来持っているバリア機能が低下し、様々な肌トラブルを誘発します。

スキンケアでの外側からのケアだけではなく、食べ物などで身体の内側から乾燥に負けない肌を作ることが重要なポイントです。

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動画はコチラから

日本テレビ『ヒルナンデス』4月16日(木)OA

日本テレビ『ヒルナンデス』4月16日(木)OAのコーナーに慶田先生が出演いたしました。

緊急企画
肉兄妹が行く!美肌★お肉ツアー
横山&水卜はなぜ美肌なのか?
大のお肉好きの2人の共通点"美肌"の秘密をお肌のプロが徹底検証するコーナー。
肉兄妹たちはどんなお肉をどう食べているのか?
そこには肌のキレイさの秘密が?
関ジャニ横山さん、水卜アナウンサー、色白の益若つばささん、だいぶ日焼けしている3代目たいめいけん茂出木シェフが焼肉屋とイベルコ豚の専門店をめぐる特別企画。
慶田院長が医学的立場からお肌のプロとして食事の様子をチェックし、美肌への良し悪しについてアドバイスいたしました。

"焼肉で一番最初に食べるお肉は?"
食事の際に糖分の多い物から食べると、急速に血糖値が上昇します。糖がコラーゲン線維等のタンパク質と結びついて変性すると、肌のくすみの原因に。そこでまず、焼肉はタン塩からいただくことで、急速な血糖値の上昇を抑えることができます。

"焼肉はタレ派?塩派?"
タレは糖分を多く含むため、黄ぐすみや肌のごわつきの原因に。

"焼き加減はレア派?よく焼き派?"
レアの方がお肉の酵素が保たれるため、焼き過ぎは肌に良い成分も壊わしてしまうことになります。

そこで脂肪分が少なく、お肌に良い赤身の塩のハラミ肉をレアでいただくことがおすすめ。

"美肌に良いホルモンは?"
1:ハツ(心臓) 2:ホルモン(大腸) 3:ミノ(胃袋) 4:コブクロ(子宮)
ミノやハツは脂分が少なく、美肌に良いお肉といえます。
ホルモンは脂が多くプルプルとして見た目は肌に良さそうですが、残念ながら肌の潤いは角質の水分量のことであって、食べた脂が肌を潤す訳ではありません。脂が多いと腸内環境が悪くなるため、低脂肪のタンパク質を摂ることが大切です。

"焼肉屋で頼むサイドメニューは?"
ここで水卜アナウンサーがライスと回答。ライスとタレのお肉のダブル糖分に危険信号。
炭水化物はやや控えめにすると良いでしょう。

"肌に良いのはイベルコ豚のステーキ?角煮?"
豚肉は肌に不可欠なビタミンB群が多い食材で、美肌に最適な食品です。
ステーキを塩でいただくことで、糖分も少なく済みます。
とっても美味しい角煮ですが、砂糖で煮込むため、食べ過ぎには注意が必要です。

"豚しゃぶはバラ派か?ロース派か?"
ロース肉は脂肪分が少なく、理想的なタンパク源です。

お肉はお肌の生まれ変わりに必要なタンパク質を沢山含んでいます。
上手に食べて美肌を作りましょう!

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2016年7月11日

日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年6月9日OA

「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」女性有名人の手料理写真から、健康&キレイになるヒントを探る人気企画です。慶田院長が第5弾の解説をいたしました。

内山理名さん:インド風チキンカレー、バスマティライス、タンドリーチキン、キュ
ウリのライタ、オクラと玉ねぎのサラダ、バスマティライス
エスニック料理は、紫外線が強く暑い地域で生きる人々の知恵が詰まっています。特
にカレーに含まれるターメリックなどのスパイスは、抗酸化力がとびぬけて高い食
材。市販のカレールーを使わず、抗酸化力の高いトマトとタマネギをベースに作って
いるので、とても低カロリーです。その上、代謝を上げるニンニクと生姜、スパイス
が豊富で紫外線への抵抗力が最強といえます。
鶏肉は必須アミノ酸をバランスよく含み、ビタミンAの含有量が多く、美肌効果が期
待できます。タンドリーチキンは脂肪分の低い胸肉を使っているので、これもまたヘ
ルシーです。キュウリはカリウム豊富でむくみを改善します。
サラダのオクラは抗酸化作用の高いβカロテン、ビタミンCを多く含む美肌効果の高
い野菜です。ネバネバ成分にはコレステロールや血糖値の上昇を抑えたり、胃腸の調
子を整える効果もあり、院長も毎日て食べている一押し野菜です。赤タマネギには抗
酸化作用の高いアントシアニンというポリフェノールが豊富、辛味も少なくサラダに
ぴったりです。
バスマティライスは高級な香り米でカレーに合います。バスマティ米はGI値が玄米の
次に低く、血糖値の上昇が緩やかなのでダイエット食としても人気です。
紫外線が強い時期におすすめの、美容・健康効果抜群のメニューです。

白石美帆さん:カレイの煮つけをメインにした和食メニュー。付け合わせにトマトな
どたっぷり野菜。
カレイは白身で高タンパク、低脂肪のお魚です。旬の野菜や魚介類をしっかり食べら
れる素敵な組み合わせですね。素材の味を味わえるよう、薄味に仕上げてあるような
ので、むくみ、高血圧予防にもお勧めできます。

華原朋美さん:お母さまが育てた無農薬カリフラワーと豆苗の炒め物、もずく酢、オ
リーブとチーズ、納豆、レバニラ炒め、豚肉と野菜の炒めもの
カリフラワーには美肌効果の高いビタミンCが豊富で、熱に強いので効率よく摂取で
きます。豆苗は、βカロテン、ビタミンC,Eと抗酸化作用の高いビタミンの含有量が
特に高く、アンチエイジング効果が期待できます。無農薬で育てたという点も素晴ら
しいですね。食物繊維、カルシウム、βカロテン豊富なもずくに、高たんぱくで、消
化吸収を高め、便秘解消効果もある納豆など、小鉢で多品目摂るのもグッドです。
ニラは、美肌効果の高いβカロテンが豊富です。におい成分は抗酸化作用が高く、ビ
タミンB1の吸収を助け、エネルギー代謝を高めます。
レバーにはお肌の再生に役立つビタミンAが豊富です。豚肉と野菜の炒めものは、疲
労回復効果のあるビタミンB1と良質なタンパク質が含まれ、スタミナアップにおすす
めです。ちなみに、ニンジンに含まれるβカロテンは炒めることで消化吸収がアップ
します。まさにスタミナアップや疲労回復効果が高いメニューです。

小川菜摘さん:3段のお花寿司ケーキ、なめ茸とツナの炊き込みご飯の花ケーキ、ワ
カモレディップ(アボカド)
寿司ケーキの鮭は美肌効果の高い、ビタミンB2、アスタキサンチン、貧血予防効果の
あるビタミンB12と、カルシウムの吸収を助け、骨を強くするビタミンが豊富です。
卵には成長に必要なタンパク質と脂質、ビタミンEがたっぷり含まれるのでお子さん
にぴったりのメニューです。
炊き込みご飯のマグロは高タンパクで、ビタミンD,E、鉄、亜鉛といった皮膚の再
生に必要な栄養素がバランスよく含まれています。なめ茸は低カロリーで、ビタミン
B群が豊富な上、免疫力を高める効果も報告されています。
アボカドは畑のバターと言われるほど、栄養価が高く、良質な脂質とビタミン、ミネ
ラルを多く含み、美肌効果の高い果物です。お酒などの毒素をデトックスする効果も
あるのでビールのおつまみに最適ですね。ご主人の浜田さんのためのバースデーパー
ティーメニューで、彩のよい食材をちりばめた栄養満点のメニューです。

益若つばささん:ハヤシライス、アヒージョ、サラダ
ハヤシライスの牛肉は高タンパクでビタミンAが豊富。リコピンとカリウム豊富なト
マトで煮込んであり、さらにケチャップで味を調えているので、美肌・デトックス効
果も抜群です。
アヒージョは、抗酸化作用が高く、免疫力アップに役立つ長ネギと、カリウムと食物
繊維が多くデトックス効果の期待できるマッシュルームを、たっぷりのオリーブ油と
ニンニクで調理し、美味しくて美容効果あるお料理です。
サラダには、抗酸化作用の高いトマトとイタリアンパセリ、カルシウム豊富で高タン
パク低脂肪のモッツァレラチーズが入り、女性に嬉しいサラダですね。さすがカリス
マモデルさんのおしゃれで、美容効果が高いメニューです。

GENKINGさん:煮込みハンバーグ、生春巻き、オニオングラタンスープ
ハンバーグは、ケチャップとウスターソースで煮込でいるそうです。ケチャップとウ
スターソースは、野菜の栄養とスパイスがたっぷりで良い調味料です。タンパク質と
脂質、ビタミンEがたっぷり含まれる卵、抗酸化作用の高いお野菜がたっぷり添えら
れていて栄養も満点です。
生春巻きは、残り物野菜を巻くだけとのことですが、こちらも華やか。食物繊維、
ビタミンC、カリウムが豊富なサラダ菜、キュウリなどを美味しく食べられる生春巻
きは、デトックス効果の高い一品です。
スープは、煮込むことで甘くなるタマネギと、カルシウム豊富なチーズの組み合わ
せ。これはブランチにぴったりですね。彩り満点のご飯でした。

是非、参考になさってくださいね。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年6月2日OA

「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」女性有名人の手料理写真から、健康&キレイになるヒントを探る人気企画です。慶田院長が第4弾の解説をいたしました。

堀ちえみさん:豚の冷しゃぶサラダ、きゅうりと蛸の酢の物、小松菜の黒胡麻和え、
かぼちゃと水菜の味噌汁、とり天(抹茶塩)
冷しゃぶは、湯通しすることで余分な脂が抜けてヘルシーです。小松菜はβカロテ
ン、ビタミンC(抗酸化・美肌)、ビタミンB2(肌再生)、カルシウムと鉄が豊富。
慶田院長も常備し、毎日欠かさず食べている野菜です。黒ゴマはセサミンの強い抗酸
化作用で老化予防、美肌効果に期待できます。肝機能強化、血管の健康にも役立つと
言われています。タンパク質とお野菜がしっかり食べられるようバランスが良いメ
ニューで、流石、お子さんをしっかり育ててきたお母さまのメニューですね。

吉岡美穂さん:おにぎり、あおさ・ニラを混ぜた厚焼き玉子などの運動会のお弁当
ニラはβカロテン豊富で抗酸化作用が高いうえ、臭い成分の硫化アリルはビタミンB1
の吸収を助けるのでスタミナアップに役立ちます。あおさは、カルシウム、カリウム
豊富。
おにぎりにも、とろろ昆布が巻いてあったり、知らないうちに海藻などをお子さんが
召し上がる工夫があり、賢いお母さんのアイデアです。

桐谷美玲さん:タラのムニエル、わかめと蛸の酢の物、大根と人参、鶏肉の煮物、か
き玉汁、明太子
タラは、低脂肪高たんぱく、ビタミンB2も豊富でお肌の再生に役立ちます。タコはタ
ウリン豊富で血中コレステロール低下させ、疲労回復もあります。亜鉛、ビタミンB2
も含まれ美肌効果が期待できます。お酢は糖の上昇を穏やかにすることで糖化予防に
役立ちます。食材が豊富で、海藻、野菜、魚、肉、卵とバランスよく作られた和食の
お食事です。ヘルシーご飯もスリム体型の秘訣かもしれませんね。

小倉優子さん:かぼちゃの煮物、エビ春巻き、トマトサラダ、カニチャーハン、ホタ
テ・キャベツの卵スープ
スープに含まれるキャベツには、美肌、骨強化、健胃効果があります。かぼちゃはβ
カロテンと、ビタミンC、E、抗酸化作用が高くシミを防ぐビタミンACEすべて含む美
肌効果の高い野菜。皮に栄養豊富なので、一緒に食べていている点も、とても良いで
すね。本格的中華料理を手作りされています。カロリーが高くなりがちな中華メ
ニューもお家で作れば、良質の油を使えるので安心です。

潮田玲子さん:豚の生姜焼き、ポテトサラダ、豆腐餃子、カブの甘酢漬け、ホウレン
草の味噌汁など7品
ほうれん草は抗酸化作用が高く、カルシウムも豊富。カルシウムは骨を強くし、イラ
イラを軽減する効果が期待できます。生姜と豚肉の組み合わせは夏バテ防止に最適で
す。生姜の辛み成分「ジンゲロンとショウガオール」は発汗作用、胃液分泌アップ、
血行改善作用があります。抗菌効果で食中毒予防にも役立ちます。豆腐餃子も、良質
たんぱくが豊富で体を再生させるために優れたメニュー。豆腐は肉に匹敵するほど良
質なタンパク質が豊富でありながら低脂肪です。必須アミノ酸(リジン、フェニルア
ラニン、トリプトファン)豊富で疲労回復、ストレス緩和効果もあります。カリウム
とカルシウムも多いのでむくみ予防や骨強化におすすめです。大豆オリゴ糖は便通改
善効果も。流石、一流アスリートのスタミナメニューです。

是非、参考になさってくださいね。

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2016年のTV出演情報

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年11月17日OA

「ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)の美肌とスリムの秘密 徹底検証ツアー」

?ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)"こと関ジャニ∞横山裕さん。食いしん坊なのになぜスリムで美肌なのか?そのヒントを探るため、前回は普段プラ
イベートで食べているランチメニューが紹介されました。その結果、YOKKOさんの食事は、鶏肉とたまごなど、低脂肪で肌を作るアミノ酸やたんぱく質が豊富な食
材が多いことが判明。美肌にもスリム体型維持にも最適な食習慣が慶田院長のお墨付きとなりました。

今回はファミリーレストラン「ロイヤルホスト」のメニューの中から何を選ぶのでしょうか?またまたYOKKOさんの美肌の秘密を探ることに!?慶田院長が皮
膚や美容の専門家として、初めてロケに同行し、対面で横山さんの食事内容を解説いたしました。ご出演の桐山照史さん、バービーさん、徳島えりかアナウンサーのお食
事についてもバッサリ愛ある解説をしています。進行は日本テレビ徳島アナウンサー。人気企画第五弾となりました。

〈ファンケル銀座スクエアにて〉

食事の前に現在の肌状態をチェック。

専用の測定器"全顔器"を使用して顔の写真を撮り、肌の透明感を調べます。肌の透明感は、シミや黒ずみなどを三段階の色レベルで測定。その結果をファンケル化粧
品のアドバイザーの方がカウンセリングしました。


バービーさん

バービーさんの色素沈着は、頬の高い位置や鼻に多く、紫外線の影響を受けやすいタイプのようです。また、ニキビ痕による色素沈着もみられています。酸化した皮
脂があることも明らかとなり、規則正しい生活&脂分の少ない食事をこころがけるように、との診断でした。

YOKKOさん

シミや黒ずみなどを三段階の色レベルで抽出したところ、軽度レベルのものが少々ある程度。さらに被検部位では酸化した皮脂は全く検出されませんでした。全体
的に明るい肌色で、透明感がとても高い!

さすがYOKKOさん!では、4人はどんな食事をとっているのでしょうか?

各々ファミリーレストランに行ったときによく食べている組み合わせを発表し、その栄養素について医学博士の慶田院長が解説しました。

食事内容とともに、食べる順番にも注意してみましょう。

桐山照史さん

悩み...太りやすくリバウンドもしやすい

〈生ハムとフレッシュトマトのパスタ〉

トマト、ナス、きのこ、生ハム、パルメザンチーズなどを使用。

桐山さん、食事はさっそくスパゲッティから。

トマトとナスが入っているので、ポリフェノールが豊富で、サビない肌にしてくれる効果が期待できます。とはいえパスタが前菜とは困りますね。

〈ロイヤル アンガス サーロインステーキ丼〉

2番目に食べたのは、塩コショウで味付けしてグリルしたサーロインステーキのごはん丼。ソースはグレービーソース。

お肉自体は良質たんぱくでとても良いのですが、ごはんがたっぷりな上に、甘いタレが気になります。オーダーするときにタレを少なめにしてもらうと良いですね。

〈ミニピザ〉

ステーキ丼とパスタを食べてみそ汁で流し込んだあと、ピザをスナック感覚でパクリ。

桐山さんにとって、メインはステーキ丼、パスタはスルッと食べられてしまうので前菜感覚、ミニピザはちょっとしたサイドメニューとのこと。かき込んでしっか
り噛まずにみそ汁などで流し込んでいましたが、丼物はついつい早食いになってしまうのが危険です。桐山さんはとにかく炭水化物が多すぎなので、この3品の中か
ら1品にして、野菜サラダやスープをつけましょう。

いきなりパスタから食べてしまったのも残念。まずセットに付いているサラダから食べましょう。お肉の脂、パスタやピザの糖質の吸収を穏やかにする効果が期待でき
ます。そして、ゆっくり噛んで召し上がってくださいね。

徳島アナウンサー

悩み...乾燥肌と目の下のクマ

〈野菜サラダ〉

サラダ菜、トマト、アボカド、ニンジン、ゆで卵、ブロッコリー、ポテト、チーズ、エビ、ベーコン、から揚げなどを使用。

アボカドはビタミンEや良質な脂分を含み、美肌を気にする女性の味方です。具たくさんのサラダのなかで、葉物から食べていた点が特にGoodです。

〈ハッシュドビーフのオムライス〉

ホワイトペッパーで味付けした卵をふんわり焼き上げてチキンライスを包み、濃厚ハッシュドビーフをかけたもの。

徳島さんは、比較的バランスが取れた食事といえます。ただしオムライスは少したんぱく質が少ない上にカロリーが高いので注意しましょう。徳島さんのようにお野
菜をたっぷり取っていればOKです。

お肌の乾燥とクマに悩む方にぴったりのメニューは、〈レンズ豆とチキンのグリル〉。冬の乾燥肌対策には、お肌の再生に役立つビタミンAやビタミンB2、そし
て目の下のクマには鉄分豊富な食材がおすすめです。豆類、鶏肉を使ったメニューはこれらの栄養素をを兼ね合わせた食事です。

バービーさん

悩み...肌荒れ

〈国産豚のロースかつ丼膳〉

サラダを一口食べたあと、レンゲいっぱいにすくったお肉をパクリ。

〈ハンバーグと海老フライ&カニクリームコロッケ〉

ドミグラスソースがたっぷりかかったハンバーグ、そのあとにタルタルソースもたっぷりの海老フライを食べています。タルタルソースを沢山摂取すると、それだけ
で100キロカロリーを超えてしまします。

〈フライドポテト〉

ハンバーグ、ミックスフライ、ロースかつ膳の合間にサイドメニュー感覚のポテトをマスタードたっぷりでパクパク召し上がっていました。

ポテトフライは炭水化物をさらに揚げているので、美味しいのですがどうしてもカロリーは高め。みなで分け合って食べましょう。

バービーさんは炭水化物が多い上に、揚げ物の重ねうち!最も太る組み合わせです。合計のカロリーは一日の摂取量に迫るほど。残念ながら飛びぬけてダメな選択で
す。

この中で肌荒れに最もNGなメニューは、かつ丼です。油で揚げる&甘いソース&たっぷりご飯。この脂質と糖質は、肌荒れの天敵といえますね。

YOKKOさん

ここで、実は同じロイヤルホスト内の別部屋で食事風景をモニターで見ながら解説していた慶田院長が登場! YOKKOさんの食事を生解説しました。

〈オニオンサラダ〉

もちろんYOKKOさんはベジタブルファースト。まずは野菜を食べることで、急激な血糖値の上昇を抑える効果があります。その中でも最初にお腹に入れるべき食
材は、ヘルシーな葉物と海藻類...と解説している間にYOKKOさんは、ペロリとサラダを完食してしまいました(笑)。

日本では古くから、ご飯→みそ汁→おかず→ご飯...と順番に食べる"三角食べ"がバランス良いといわれてきましたが、一品ずつ、まずはサラダをたっぷり食べ
る"コースタ食べ"が慶田院長のおすすめです。最近の研究で、摂取カロリーが同じでも、正しい順番で食べることで、太りにくく、血糖値も上がりにくくなること
が分かってきています。

〈オニオングラタンスープ〉

パンやチーズなどが入り、カロリーが心配なメニューですが...。

少量のパンが入っていますが、炭水化物も必要な栄養素。ご飯を食べないYOKKOさんにとってこれは許容範囲内。活動量があり、若くて代謝も良い若い男性にとっ
て取らなくてはいけない量なので、逆にバランスが取れているといえます。

〈ロイヤル アンガス サーロインステーキ400gおろしゆずぽん酢ソース〉

400gのジューシーなお肉!さすがのYOKKOさんも選択を間違えたのでは!?

実はステーキは、太りにくいメニュー。混ぜ物がなく、シンプルにお肉のたんぱく質をきっちりとれる点がおすすめです。ソースのなかでもポン酢は圧倒的にカロリー
が低く、こちらもGoodポイント。横山さんは男らしくワイルドにお肉を召し上がっていました。

ロイヤルホストで、特に美肌におすすめメニューをご紹介。

〈スモークサーモンと野菜の自家製テリーヌ〉

レタス、ナス、ニンジン、カボチャ、ブロッコリー、いんげん、ミニトマト、黄桃、クリームチーズ、スモークサーモン、ビーツなどを使用。

多くの野菜によるビタミン類、リコピン、サーモンのアスタキサンチンなど美肌に良い栄養が満点で彩りもきれい!慶田院長イチオシです。

YOKKOさんのメニューとその食べ方を総括すると、今回もパーフェクト!ファミレスでも美のカリスマ振りを発揮しました。健康美のためにはカロリーだけでな
く、食べる順番と内容が重要。賢く美味しく食べて、美肌とスリムなからだを作りましょう。

今回サプライズで登場した院長に、皆様とてもびっくりされていました。画面を通しては、「誰ごはん」の解説も含めると10数回お会いしているのですが、実際に間
近で拝見した感想は、ずばり、皮膚科専門医が見ても、美肌度合いは神レベルだったとのこと。放送はされていませんが、ディレクターさんからのご依頼で慶田院長が出
演者全員の診察をいたしました。透明感とキメの細かさ、毛穴の目立たなさ、そして、たるみの全く無いシルエット、肌の弾性、顔の真性靭帯の状態など総合すると、横
山さんの肌年齢は20歳くらいという印象です。流石、アイドルですね。

ぜひ、ご参考になさってください。

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フジテレビ『ウチくる!?』 2016年11月6日OA内容

「銀座でプチ贅沢ラーメン女子会」

中山秀征さん、中川翔子さんがMCをつとめる日曜日の情報バラエティー番組。今回のメインゲストは、藤田ニコルさんです。美のカリスマ君島十和子さんとともに、美容やダイエットを気にする女性におすすめの銀座ラーメン5件を食べ歩き。慶田院長はVTR出演で、美容におすすめの栄養素について解説しました。


紹介されたラーメンはこの5件です


〈銀座 道玄 チャーギュウ麺〉

2016年6月にオープンしたばかりの、黒毛和牛ローストビーフラーメンを頂けるお店。

鶏100%のコラーゲンスープを混ぜ合わせた特製スープに、黒毛和牛の赤身肉を塩のみで味付けした特撰ローストビーフがたっぷり盛り付けられています。

⇒鶏ダシからとったコラーゲンスープは、お肌にハリを与えるプルプル効果が期待できます。牛肉の赤身もお肌の元になる良質なアミノ酸が豊富で、女性にうれしい栄養素。美肌効果が期待できそうなラーメンです。

〈ふぐだし潮 八代目けいすけ ふぐだし潮らーめん〉

こちらも2016年3月オープンしたばかり。高級食材「ふぐ」を用いたラーメン店。

三種のふぐからダシを取った塩だれスープと、全粒粉の麺を使用。さらにトッピングにも昆布絞めのふぐ身をのせた、ふぐたっぷりヘルシーラーメンです。スープをふぐ飯にかけて茶漬けを頂くこともできます。

⇒ふぐのスープと身は、高たんぱく低カロリーで美肌にもダイエットにもオススメです。全粒粉は、普通の中華麺より糖分の吸収を抑えるため、お肌の糖化を抑えるのにも役立ちます。脂が少なくてもだしの旨みが効いていればお腹も心も満たされそうです。

〈銀座 ル・コチア トリュフヌードル〉

鶏と自社農園で育てた野菜から出汁をとった塩味のラーメン。スープにはトリュフと秘伝のタレが使われています。トッピングにたっぷりのスライスしたトリュフをのせたランチ限定メニュー。トリュフの香りを楽しむために、乳脂肪分が低い生クリームを入れて洋風に変化させたり、スープにバゲットを浸して食べたりと味の変化を楽しむこともできます。一軒家フレンチのおしゃれな店内も女性客向けですね。

⇒トリュフはジアスターゼを含み、炭水化物の吸収を助ける働きがあります。キノコですから食物繊維も豊富。何より気分が高揚しそうな一品です。


〈銀座 風見 酒粕濃厚そば〉

鶏ガラと豚骨の合わせ白湯に、牡蠣とアサリの醬油だれ、酒粕をたっぷり入れたスープを使用。小松菜、三つ葉、油揚げ、卵などをトッピングした京風ラーメン。

⇒酒粕は、たんぱく質とビタミンB群が豊富で、肌の潤いを保ちます。酒粕などに含まれるたんぱく質の一種、レジスタントプロテインは、食物中の油を吸着して排泄させるので、血中コレステロール値の改善、ダイエット効果が期待できます。

〈ジョーズ シャンハイ ニューヨーク 銀座店 フカヒレ金糸の煮込みつゆそば〉

コンソメと鶏白湯のスープには、たっぷりのフカヒレ、タケノコ、鶏ムネ肉などを使用。

⇒フカヒレは高たんぱく低脂肪でお肌にもダイエットにも良い食材です。コラーゲンが豊富でお肌の潤いを保つ効果が期待できます。

〈APPLE&GINGER ジンジャーショット 渋谷区〉

りんごと生姜にこだわった、フレッシュジューススタンドカフェ。

⇒生姜を摂取すると、新陳代謝を促進し、抗酸化作用でシミやシワを予防。お肌のくすみを抑えて、若々しさを保つ効果が期待できます。また、代謝を上げるためダイエットにおすすめです。

慶田朋子院長が美肌作りにおすすめのおやつとして、「蒸し大豆」を紹介しました。

大豆は良質のたんぱく質、カルシウム、鉄、ビタミンB1が豊富でお肌のために良い食材です。食物繊維が豊富で、ダイエットにもおすすめ。水煮の大豆に比べて大豆イソフラボンやサポニンなど美容によい成分の流出が少なく、効率良く摂れる点も優秀です。

韓国で話題のデトックスウォターの「フォンダンウォーター」は、ドライフルーツを炭酸水に30分漬けたもの。ドライフルーツはカリウム、鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、銅、リンなどのミネラルやポリフェノール類が濃縮する分、生の果物よりも効率よく補給でききます。

藤田ニコルさんがダイエットでよく食べていたキュウリは、カリウムが豊富でむくみをとる作用があります。ただし、紫外線への感受性を高めるソラレンが豊富で、日中食べるとシミを増やす原因になるため注意しましょう。日に当たる朝は避けて夜に食べるのがおすすめ。また、お肌のためには、漬け物で召し上がると醗酵食品の乳酸菌が取れるのでおすすめです。


ぜひ、ご参考になさってください。

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フジテレビ『みんなのニュース』 2016年11月10日OA内容

2016年の「ニッポン美肌県グランプリ」が発表されました。これはポーラ化粧品が毎年発表しているランキングで、独自の技術で得たスキンチェックの情報を分析し、「美肌偏差値」として数値化したものだそうです。「美肌偏差値」以外にも県ごとの気象環境や生活習慣など、肌への関連が予測される因子も発表されています。

今年はこれまで4連覇だった島根県がランクダウンし、広島県が美肌ランキングトップになりました。ポーラ社では、今年の広島県は年間を通して降水量が高く、紫外線を軽減できたことが影響していると分析しています。

そこで、他にも美肌のヒミツがないのか...?慶田院長が皮膚科専門医として解説しました。

広島県の名産「牡蠣」には"美肌ミネラル"と呼ばれる亜鉛が豊富です。亜鉛は皮膚が生まれ変わるターンオーバーを助ける効果があり、コラーゲン生成、たるみ・しみ予防に欠かせない成分です。また、牡蠣と一緒に摂取するレモンに含まれるビタミンCには、高い抗酸化作用があり、美肌・老化防止効果が期待できます。実は広島県はレモンの生産量が日本一。牡蠣とレモンの二つの名産品が広島の女性の美肌を作っているのかもしれませんね。これからお鍋が美味しい季節です。牡蠣鍋も候補に入れてみてくださいね。

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日本テレビ『ヒルナンデス!』 2016年10月27日OA内容

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2016年10月27日OA内容をご紹介します。
「男の手作りクッキング!このごはん誰が作ったの?意外にやってる!お料理男子ス
ペシャルSP!」

第九弾は、「誰ごはんコーナー」初の男性芸能人特集。お料理男子がSNSに掲載した
料理写真から、作った人をスタジオメンバーがクイズ形式で当てていきます。慶田院
長は医学博士の立場で食事と栄養の解説をいたしました。

高橋克典さん
メニュー1:黒米粥、豚汁のごはん、納豆
風邪を引いた奥様にかわって作った朝ごはんメニュー。
豚汁は良質たんぱく豊富な豆腐と豚肉、ビタミン豊富な野菜が入り具沢山。これらの
豚汁の食材は、からだを温める作用があり、これからの季節にぴったりです。
メニュー2:スッキリ大根のスープ
からだに優しい食事です。大根は消化吸収を高める酵素アミラーゼを含み、疲れた胃
腸を休めるのに最適なのです。
皆さんも、年末の忘年会シーズンのリセットに取り入れてみてはいかがでしょうか?
メニュー3:アーモンドミルクのフレンチトースト
牛乳の代わりにビタミンEが豊富で、低脂肪のアーモンドミルクを使用している点が
ポイント。
特に朝にビタミンEなどの抗酸化作用の高いビタミン類やポリフェノールをとること
で、紫外線への抵抗性を高める効果が期待できるのでとても良いメニューですね。
奥様と息子さんのために食事を作るなんて、イケメンなうえに素敵なパパさんです
ね!

梅沢富美男さん
メニュー1:ベーコンと野菜の中華風あんかけ
身体にやさしいメニューですね。
ビタミンCとβカロチンが豊富ブロッコリーと、食物繊維たっぷりの大根の組み合わ
せは、お肌と血管の健康に効果的といわれています。
さらにビタミンB1を含むベーコンと、ブロッコリー、大根などの野菜を組み合わせて
いるので、風邪の予防にも効果的です。
変わらぬ若々しさと逞しさの秘訣は食にありそうですね!
最近は日中と夜の気温差が大きくなり風邪も流行っています。体調を崩しやすい季節
にぴったりですね。
メニュー2:麻婆茄子、回鍋肉、餡かけやきそば。
プロレベルの仕上がり、流石お料理上手と評判の梅沢さんです。
油で炒めた中華料理は、野菜やきのこなどのビタミン類が効率良くとれるメニューで
す。
ご自宅での手作りなら、良質油で調理できるのでヘルシーですね。

天野ひろゆきさん
メニュー1:坦々うどん
非常に女子力が高いメニュー。というのもスープに豆乳が使われています。
豆乳は大豆たんぱくの吸収率が高い上に、大豆イソフラボンは女性ホルモン様作用が
あり、肌にも良いと言われています。
肉味噌、ネギ、ゴマ、ラー油をのせて完成。
レシピをみると、とても中年男性(失礼いたしました!)が作ったとは思えないメ
ニューです。
女子の心をつかんで離さないスゴ技!男性にこんなごはん作ってもらえたら、嬉しい
ですね。
メニュー2:ナスと神楽南蛮の肉味噌炒め丼
神楽南蛮はピーマンより少し肉厚な唐辛子の一種。
特にβカロテン、ビタミンCなどを豊富に含みます。ナスにはアントシアニンという
ポリフェノールも豊富。組み合わせ的にも好相性で、お肌に良いメニューです。
メニュー3:ビーフシチュー
牛肉の良質なタンパク質は、皮膚の新陳代謝を促し、さらに煮込むことでたんぱく質
が柔らかくなり、消化吸収もよくなるので、これも美容におすすめのメニューです。

からだが温まるお料理男子メニューは、これからの時期にぴったりです。
ぜひ、ご参考になさってください。

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本テレビ『ヒルナンデス!』 2016年9月8日OA

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2016年9月8日OA内容をご紹介します。

「女の手作りクッキング!このごはん誰が作ったの?意外に家庭的⁉女性芸人SP」
番組の中でも大人気のコーナーで、第八弾となりました。モデルSP、ママさんタレントSPに続きまして、今回は、女性芸人の方々の食事について慶田院長が解説をいたしました。

虻川美穂子さん:生春巻き
ビタミンEや、良質な脂質が豊富なアボカドなどの野菜をたっぷり巻いた生春巻きは、美肌効果が期待できるメニューです。油で揚げていない点もヘルシーで良いですね。

にしおかすみこさん:飲むお酢のドレッシングステーキ丼
41歳のにしおかすみこさんの夕食メニュー。年齢をとともに脂っぽいものが苦手になってきたそうです。お酢を使うことで、さっぱりたっぷりと食べられるお肉料理として考えたレシピ。
調理師免許をお持ちで、VTRで実際に調理している様子が紹介されました。
お肉に塩コショウし、オリーブオイルで焼きます。お肉と一緒にヘルシーなキノコが添えられ、バランスの良いメニューです。ドレッシングに飲むお酢を使うのは、通常のお酢よりマイルドで食べやすくするための工夫。お酢に含まれるアミノ酸は、からだをつくる原料となるため、肌を美しくサポートする効果が期待できます。ステーキというと、特に女性はカロリーが高そうと敬遠しがちですが、実は良質なたんぱく質を多く含み、肌の新陳代謝を促すため、美肌作りに良い食材です。
別日のメニューのしば漬け、豚肉、水菜を和えたアレンジご飯もお肌に良いメニューです。豚肉は"美肌のビタミン"といわれるビタミンB群が豊富。また、食物繊維が豊富な水菜を合わせて摂ることで、美肌効果アップが期待できます。
もう1品の乾燥えのきとイチゴのデザートは、とてもめずらしいメニュー。えのきの旨味成分グアニル酸、イチゴに含まれるエラグ酸、ビタミンCの組み合わせは、細胞の再生を促し、抵抗力を高めます。デザートで美肌効果が得られるのは、嬉しいですね!

鬼奴さん:豆乳フレンチトースト
ある日の朝ごはんのメニューです。フレンチトーストは、通常牛乳を使いますが、豆乳にかえているところがポイントですね。豆乳からは、大豆たんぱく、カリウム、イソフラボンなどの栄養素を吸収しやすく、低脂肪なので体形維持にも役立ちます。スタイル維持に良いという点はGoodポイントです!しかし、朝ごはんがこれだけだとすれば、栄養が偏ってしまいます。例えばゆで卵をのせたサラダを1品添えるだけで、バランスがとれたメニューとなります。
別の日には、もやしとスパムの炒め物。こちらは夜のおつまみメニューでしょうか?もやしは低カロリーで食物繊維が豊富。体型維持には効果が期待できますが、これだけでは栄養が不足してしまします。焼き魚などをプラスすれば、たんぱく質やミネラルがとれ、栄養のバランスがアップします。旦那様が作った、鯖の西京焼き定食は、非常にバランスがとれていて、なおかつ低カロリー。体形維持が期待できるGoodなメニューです。この食事なら少々のお酒を飲んでも安心です。

メイプル超合金の安藤なつさん:きのこ汁
きのこ、コンニャクなどが入った低カロリーな晩ご飯メニューです。しかし、これだけの食事で満足しているとは、考えられません。栄養不足も心配です。栄養補うメニューとして、豆腐や鶏肉など、たんぱく質を多く含む食材をプラスするのがおすすめです。
一方、別日のマヨネーズたっぷりのたこ焼きは、かなりの高カロリーメニュー。海藻や野菜などである程度お腹を満たしてから、少量食べるのがおすすめ。
麦飯、白菜とえのきの水炊きは、理想的なバランスの良いヘルシー和食ご飯です。毎日食べ続ければ、半年後にスリムになれそうです。

今回の女性芸人ごはんSPでは、バランスの良い食事のための+αおすすめ食材もご紹介しました。卵、豆腐、鶏肉など、どれも身近で食べやすい食材です。
ぜひ参考になさってください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年8月25日OA

「女の手作りクッキング!このごはん誰が作ったの?大人気ママさんタレントSP」大好評のため第七弾の今回も慶田院長が解説をいたしました。

辻希美さん:ローストビーフ、サーモンとイクラのお寿司、冷奴、ココアプリン

8歳の長女・5歳の次男・3歳の三男のママさん。

ローストビーフは低脂肪で高タンパク質。タンパク質は筋肉を作るのに欠かせない栄養素ですから成長期に積極的に食べさせたい栄養素です。鮭にはカルシウムの吸収効率を高めるビタミンDが豊富です。骨や歯の成長を助けるので、育ち盛りのお子さんに良い食材です。また、鮭には脳の働きを活性化させるDHAも含まれるので頭の良い子になるかも。お寿司やお刺身など生で食べることで、効率よく摂取することができます。

別日のメニューの鶏そぼろ丼、コーンスープもGood !鶏肉と卵の組み合わせは、子どもの成長に必要なタンパク質がたっぷり摂れる良い組み合わせです。コーンスープのとうもろこしは、糖質とタンパク質が豊富。多くの国で主食になっていることからも分かるように、体を動かすエネルギー源になります。また、ビタミンB1が豊富なため、炭水化物の代謝をサポートしてエネルギーを作り出します。総合的に、成長期のお子さんの体を作るのにぴったりのメニューです。


スザンヌさん:パンケーキ、ハム、目玉焼き

2歳の男の子の朝ごはんです。

お子さんと一緒に作った甘いパンケーキ。実は朝食べると良いことがあります。パンケーキは糖分が高いので、体と頭を目覚めさせる効果があり、お子さんの朝ごはんにおススメのメニューです。ハムと卵はタンパク質が豊富。タンパク質は朝食べることで、寝ていた間に下がった体温を上げる効果が期待できます。さらに卵の黄身には卵黄レシチン(ホスファチジルコリン)という成分が豊富に含まれています。これは、神経伝達物質「アセチルコリン」の材料となり、記憶力向上効果があるといわれていますから、お子さんに毎日食べさせたいですね。

別日のメニュー鯖の味噌漬け、野菜サラダもおススメ。鯖は、脳を活性化させるDHAが豊富。味噌は体を作る材料となるアミノ酸が豊富で、お子さんにとても合ったメニューです。鯖の臭みを消し、子どもでも食べやすくなる調理法も良いですね。また、野菜の種類がとても多く、生野菜だけでなく根菜を温野菜としてたっぷり食べている点も素晴らしい。子どものころから野菜をしっかり食べることで、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、食物繊維を十分に摂取でき、免疫力が高く、風邪などを引きにくい丈夫な体を作ります。

井上和香さん:冷やし中華、お出汁トマト

1歳の女の子を育てるママさんの朝ごはんです。一般的には授乳の時期ですね。

授乳中のお母さんは、特に栄養をしっかり摂らないと体力が続きません。

トマトに豊富に含まれるビタミンCとハムや卵のタンパク質に含まれるタンパク質は、授乳期に重要な栄養素と言われています。さらにトマトとハムの組み合わせは、育児中のお母さんを助けるストレス緩和効果が期待できます。実は、強いストレスが続くと、ビタミンCやタンパク質を大量に消費してしまいます。夜泣きなどでイライラが溜まりがちなお母さんにぜひ摂っていただきたいですね。

別日の夕食アスパラのお浸し、ズッキーニのハムチーズのせも良いメニューです。アスパラガスには多種のビタミンがバランスよく含まれています。アミノ酸の一種アスパラギン酸は、代謝を活発にし、タンパク質の合成を高める働きがあり、授乳期のママさんにも、成長期のお子さんにも特に食べていただきたいお野菜です。ズッキーニはβカロテン、ビタミンB群、葉酸、カルシウム、カリウムなどビタミン、ミネラルが豊富。チーズのタンパク質、カルシウムと一緒に取ることで、骨や筋肉の成長を助けます。育ち盛りのお子さんにぴったりのメニューです。


今回は、大人気のママさんタレントのごはんSP。食材の品目が多く、お子さんの健やかな成長のためにバランス良い食事を工夫されていますね!

ぜひ参考になさってください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年8月18日OA

「ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)の美肌とスリムの秘密を徹底追求!」

食いしん坊なのに、美肌でスリムな‟ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)"こと関ジャニ∞横山裕さん。前回までのYOKKOさん企画で、その食習慣が美肌にもスリム体形に良いことは、慶田院長のお墨付き。今回のテーマは、YOKKOさんが子どもの時に食べていたものに、美肌とスリムボディの秘密があるのかを検証。人気企画第四弾となりました。

横山さんの他の出演者の方は友近さん、ジャニーズWEST中間淳太さん、進行は菅谷大介アナウンサー。ゲストは、元子役の内山信二さん、NHK「とと姉ちゃん」に出演中の現役子役で10歳の内田未来ちゃん。

池袋のメトロポリタンにあるオールデイダイニング「クロスダイン」のビュフェで食事内容を検証しました。その方法は、子どもの時に好んで食べていた食事をビュッフェで選び、お子さまランチを再現。それが美肌やスリムボディに良いのか、医学博士の慶田院長がお答えします。

まずはゲストが子どもの時に好きだったメニューについて解説しました。

中間淳太さん

カレーライス、トマト、ステーキ、蟹のボイル

お爺様が好きだったステーキは、最低でも月に3回は食べていたとういう、セレブアイドル中間さん。

蟹は低カロリーで血中コレステロールを下げる効果もあり、身体を元気にするタウリンも豊富。スリム体形維持にはおすすめです。ステーキは揚げ物に比べて油も少なく、良質なタンパク質が豊富です。お子さんの成長、スリム体形維持と美肌にも良い食事です。カレーは抗酸化作用の高いスパイス類が豊富で、新陳代謝を高める効果もあります。リコピンやビタミンCがたっぷり入った美肌に良いトマトとあわせて食べるのは、大正解です!

中間さんも28歳にしてなかなかの美肌の持ち主。その秘密は子どもの頃からの食生活にあったようです。

友近さん

スパゲッティナポリタン、刺身(マグロと白身魚)、鶏のむね肉、オレンジ

ちなみに横山さんが好きなスパゲティは、カルボナーラ。ではナポリタンとカルボナーラのどちらが美肌に良いのでしょうか?カルボナーラは卵、乳製品が含まれお子さんの成長におすすめ。タンパク質が豊富なので、お肌にも良いメニューです。一方でナポリタンに含まれるトマトには、紫外線への抵抗性を高めるリコピンがたっぷり入っており、シミ予防に効果が期待できます。ナポリタンは大人の美肌におすすめです。

お刺身は低脂肪で高タンパク。特にマグロには脳の情報伝達能力をアップするDHAが豊富で子どもの知能の発達には良いと言われています。抗酸化作用の高いセレンやビタミンEも豊富で美肌効果が期待できます。鶏のムネ肉を使った料理は、カロリーが少なくスリム体形維持に最適です。愛媛のいよかん大使をつとめる友近さんは、子どもの頃にみかんを一日3個くらい食べていたそうです。ビタミンやカリウムが豊富で良いのですが、オレンジなどの柑橘類は朝や昼に食べるのは要注意。柑橘類やセリ科の野菜に含まれるソラレンは、紫外線の感受性を高め、シミや皮膚がんのリスクを高めてしまう危険性があるからです。夜に食べる分にはビタミンが豊富な食品で、美肌効果があります。

内山信二さん

ハンバーグ、アメリカンドッグ、チキンナゲット、ちらし寿司、スイーツ各種

ざっと見ただけでも高カロリーメニューのオンパレードですね。

チキンナゲットのチキンそのものは良いのですが、揚げてあるため当然カロリーは高め。お肉も柔らかく加工してあり、よく噛まずに飲み込んでしまいがち。アメリカンドッグも魚肉ソーセージと砂糖を使った衣をたっぷりの油で揚げてあり、高カロリー。どちらも体形維持には注意したい食材です。ハンバーグも、肉のタンパク質は良いのですが、柔らかくよく噛まずに飲み込めてしまえるため、食べ過ぎに要注意です。一見ヘルシーなちらし寿司の酢飯には、たくさん砂糖が含まれています。過剰な糖分摂取は、美肌にもスリム体形維持にもおすすめできません。食後には何種類ものスイーツを食べていたという内山さん。甘いものはもともとカロリーが高い上に、ティラミスなど柔らかいものを飲むように食べてしまえば、当然カロリーオーバーです。過剰な糖分摂取は、糖化を進行させ、肌のくすみ、体重増加、若年性糖尿病にも繋がってしまします。

YOKKOさんも子どもの頃からチキンナゲットが大好きで、山ほど食べたいと思っていましたが、実際なかなか沢山は買えなかったそう。でも、食べなくて正解でした。スイーツももともとあまり好きではなく、自然と良い食習慣だったようです。

内田未来ちゃん

お刺身の中でも特にサーモンが好物とのこと。鮭は抗酸化作用の高いアスタキサンチンが豊富で美肌効果が期待できます。

では、美肌&スリムなYOKKOさんが子どもの時によく食べていたもとは?

マカロニグラタン、ほうれん草の炒めもの、ナスの肉みそ和え、ヨーグルト

グラタンにはベシャメルソースがたっぷり使われ、乳製品に含まれるカルシウムが子どもの成長に良く、将来的な美肌が期待できます。子どもの頃には不可欠な栄養素がたっぷりのメニューといえます。実は子どもの頃野菜嫌いだったYOKKOさんですが、ほうれん草、ナスだけは好きで良く食べていたそうです。ほうれん草にはβカロテン、ビタミンC、カルシウムが豊富。油で炒めるとβカロテンの吸収率がより高まるため、美肌に最適。調理法も併せてVery Goodです。ナスの紫色のアントシアニンは、抗酸化作用の高いポリフェノールで、美肌効果が高い食材です。ヨーグルトは、腸内環境を整え免疫力をアップする美肌食品。YOKKOさんは、無糖のヨーグルトにハチミツをかけて食べていたそうですが、ハチミツは少量で甘みを感じられるので、糖分の摂取量が抑えられ、美肌づくりには最適です。デザートとしては、最高の食べ方!三重丸です!

では、今回のおさらい

「子どもの時は気をつけて!三大要注意メニュー」

・アメリカンドック:魚肉ソーセージと砂糖を使った衣をたっぷりの油で揚げているため高カロリー。

・チキンナゲット:もともとはヘルシーな鶏肉ですが油で揚げており、柔らかく噛まずに飲み込んでしまい、大食いに注意。

・ちらし寿司:お寿司は、酸味がありさっぱりとした風味ですが、すし飯には砂糖が沢山使われているので、隠れおデブメニュー。

今回の検証でも、YOKKOさんは子どもの頃から美肌&スリム体形維持、そして成長に欠かせない栄養素を自然ととっていることがわかりました。やっぱり‟ナチュラルビューティーYOKKOさん"ですね!

楽しい夏休みですが、将来のことを考え、食べすぎには気をつけましょう。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年7月21日OA

「女の手作りクッキング!このごはん誰が作ったの?大人気モデルSP」大好評のため第六弾の今回も慶田院長が解説をいたしました。

大政絢さん:ナスと大根おろしの炒め物、ごはん、焼鮭、とろろ、納豆、お味噌汁、イチゴ
non-no専属モデルの大政絢さん。全体的に品数が多く、バランスの良いメニューです。鮭のアスタキサンチン、ナスのアントシアニン、イチゴのビタミンCとエラグ酸は、紫外線から白肌を守るのに最適な組み合わせです。特に注目したのは、鮭とイチゴの組み合わせ。体の中から美肌ケアをしている素敵なお食事ですね。その他にも、とろろ、ネギ、大根などビタミン豊富なお野菜と肌再生に役立つビタミンB群が豊富な豚肉と納豆で、「もっちり美肌を作る美人メニュー」ですね。

今井華さん:セロリのエスニックサラダ、アヒージョ、塩昆布の白和え
コレステロールを気にする方にはぴったりの食事です。
白和えの豆腐の大豆、アヒージョのオリーブ油は血中コレステロールを下げる効果が期待できます。セロリのエスニックサラダに含まれるセロリ、赤タマネギ、パプリカ、イタリアンパセリの組み合わせは、抗酸化力の高いβカロテン、ビタミンCと食物繊維が豊富。「さびない体を作るメニュー」です。

ダレノガレ明美さん:ごはん、梅干し、玉子焼き、納豆、サラダ、お味噌汁(油揚げ・大根)、ウインナー
モデルさんというと、スリム体形維持のためにお米を抜いているイメージですが、お米を朝食べると良いことがあります。朝からお米をしっかり摂取することによって、体が燃えやすくなるので、美容におすすめなのです。納豆、お味噌汁、野菜の組み合わせは、「腸内環境アップメニュー」と言えるでしょう。また、和風ごはんにはキレイになる要素がいっぱいです。納豆、味噌の発酵食品と野菜サラダの食物繊維を一緒にとることで、腸内環境を整え、美肌や健康増進に役立ちます。
大豆、卵、ソーセージの豚肉、油揚げとタンパク質もバランスよく摂れていますね。

藤田ニコルさん:雑穀米、鶏ササミのサラダ、豆腐ハンバーグ、りんご
鶏ササミと豆腐は低脂肪高タンパク。低カロリーでありながら、大豆イソフラボンの女性ホルモン様作用で美肌効果が期待できます。雑穀米に含まれる黒豆、鶏ササミの添えられているトマトは抗酸化作用の高いリコピンが豊富でシミ予防に役立ちます。カリウム豊富なリンゴとキュウリでダイエット効果も。まさに「女性らしい体を作る美人メニュー」です。
さすがモデルさん。ダイエットを意識しながらも、美肌を守りようにしているのは、素晴らしいですね。

マギーさん:ゴーヤチャンプルー、お味噌汁(お豆腐、人参、玉ねぎ、里芋、油揚げ)、カブとベーコン焼き、カブの葉と明太子のオムレツ
ゴーヤには体の抵抗力を高めるビタミンC、浮腫みをとるカリウム、骨を強くするカルシウムとマグネシウムが豊富。ゴーヤのビタミンCは熱で壊れにくいうえ、豚肉のビタミンB1と一緒に取ると夏バテ予防に最適。ゴーヤの苦み成分「モモルデシン」は食欲増進効果もあるんですよ。
まさに暑い時期にぴったりの「夏バテ予防メニュー」です。
ちなみに、カブの葉と明太子のオムレツも良い組合せです。βカロテン、ビタミンCの豊富なカブの葉、ビタミンB2、Dの豊富な明太子、ビタミンA、E、アミノ酸の豊富な卵はまさに美肌に役立つ組み合わせなのです。

今回は、誰しもが憧れる大人気のモデルさんのごはんSP。スタイルと美しさにこだわるモデルさんのSNSにアップされた手料理は、健康&キレイになるヒントが沢山です。
ぜひ参考になさってください。

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テレビ東京『なないろ日和!』 2016年7月5日OA

夏の紫外線&汗対策 5人の達人が伝授!」
薬丸裕英さん、香坂みゆきさんが司会の情報番組です。進行は野沢春日アナウンサー、リポーターはスウィージー美紀さん。ゲストには慶田院長の他にさとう珠緒さんが出演されました。
梅雨が明けると夏本番です。そこで、肌のトラブルを引き起こす紫外線や、においや化粧崩れを引き起こす汗などについての特集となりました。

●紫外線はなぜ肌に悪いのでしょうか?
紫外線など太陽光は、皮膚の細胞や目を傷つけて健康を害し、これを光老化と呼びます。紫外線の中でも特に気をつけたいのは、B波とA波。B波は表皮のDNAを傷つけ、シミやいぼの原因になります。見た目が老けて見えるだけでなく、皮膚がんを誘発しますので正しい光対策が必要です。A波は肌の奥に届いて、真皮のコラーゲン線維、エラスチンを劣化させ、シワの原因になります。肌老化の80%は紫外線など光によるものが大きく影響しており、"光老化"が進むと、実際の年齢よりも老けてみられてしまいます。太陽光の中でも特に障害の程度が大きいといわれているのが、紫外線です。知っているようで、まだまだ知られていない紫外線の害。そこで、院長が紫外線対策などの「光の達人」として解説しました。

「紫外線対策 常識・非常識クイズ」
Q.紫外線対策に効果的な素材は?
綿orポリエステル
A.正解はポリエステル。一見、肌触りが良く涼しそうに思う綿ですが、実はポリエステルの方が紫外線カット率が高いことが、実験でも明らかになっています。
Q.紫外線対策に効果的な色は
白or黒
A.正解は黒。白は反射するので、床や壁が白だと肌は日焼けします。布がどれだけ紫外線をブロックするかというと、黒の方が光を遮断します。ただし黒は熱を集めてしまい暑いことが難点。最近ではUVカット加工の特殊素材も多数あり、淡い色でもしっかり遮光できるのでおすすめです。
Q.朝食で紫外線対策に効果的なのは?
グレープフルーツorブロッコリー
正解はブロッコリー。ブロッコリーがおすすめの理由は、βカロテン、ビタミンC、ルテインなど抗酸化作用のある成分を多く含むため。
他にも色の濃いお野菜はとってもおすすめ。緑黄色野菜は紫外線に対しての抵抗性を高める働きがあります。また、抗酸化作用のあるファイトケミカルという物質はブロッコリーや、ナスに多く含まれており、紫外線対策に効果的です。柑橘類には、美肌に良い抗酸化物質が含まれています。
しかし、その一方でソラレンという紫外線の感受性を高めてしまう物質も入っています。ソラレンは特に皮に多く含まれるため、朝に手絞りをしたドリンクを飲んで、ジョギングするなどが最もハイリスクです。手や、顔に付着した成分も危険です。柑橘系のエッセンシャルオイルや、パックもNG。
ソラレンを多く含むのは、グレープフルーツ、レモン、きゅうり、セロリ、イチジク、大葉、セリ、パクチーなど。朝におすすめの食材は、ソラレンを含まず、抗酸化作用の高い食材です。ブロッコリーの他にトマト、ブルーベリー、キャベツ(特に赤キャベツ)、パプリカなどがおすすめです。
実際、米国の調査で、毎日1.4回以上柑橘類のジュースを飲む人は週三回未満の摂取に比較して悪性黒色腫のリスクが高いことが報告されています。グレープフルーツとブロッコリーのどちらがより良いのではなく、グレープフルーツは朝食にはダメな食材と心得ましょう。ソラレンは短時間で吸収されて紫外線の感受性を高めるため、朝は避け夕方以降に食べるようにしましょう。

では、慶田院長は紫外線対策として、実際にどのような格好をしているのでしょうか?
海や山では、トレンカタイプで足の甲まで隠れるラッシュガード、長袖の上着、帽子、サングラスを着用し。肌が出るとことは、もちろん日焼け止め重ね塗りしています。院長の私物をクリニックに取材にいらした、スウィージーさんが着用くださいました。頭から足先まですっぽりと覆われておしゃれとは言えませんが、これこそが正しいUVカット全身コーディネートです!また、外で遊ぶのに適した時間帯は早朝か夕方以降、紫外線量が低くなるからです。
もう一つ、油断大敵なのが、お天気です。曇りの日でも晴天の50~70%、雨の日でも20%もの紫外線量が降り注いでいます。さらに、雨上がりは空気中のエーロゾルが減るので、紫外線量はより高くなります。常に油断大敵!

今回の特集では、ビーチの女神と呼ばれるビーチバレーボール選手の坂口佳穗さんの美容法も紹介されました。日差しの強いビーチで褐色に日焼けしているものの、ハリがあってとっても美肌。その美しい肌の秘訣は、食事にあるそうです。食事の内容を覗くと、野菜が多く、とてもバランスが良い食事です。抗酸化作用の高いトマト、こちらもアスタキサンチンが抗酸化作用のある鮭も含まれています。そのなかでも特にこだりの食品は朝・昼・晩欠かさないヨーグルトだそう。ヨーグルトは腸内環境を整え、紫外線よる免疫力の低下を防ぐ効果が期待でき、慶田院長も毎日欠かさず摂り入れている食品です。実際にコラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトを食べるようになってから、肌の乾燥が改善したことを実感しています。最近の研究でこの機能性ヨーグルトには紫外線への抵抗力を高める効果があることが分かりました。
美肌のために腸内環境を整えることが、大切なことは繰り返しご説明してきましたが、腸内環境を改善するためには発酵食品が有効です。ヨーグルトなら、糖分や塩分を取りすぎることなく、おいしく手軽に続けられるのが良いですね。紫外線に負けない美肌のためには、栄養バランスの良い食品や、良質な睡眠などのインナービューティーにも気をつけましょう。

暑い夏も楽しく快適に過ごし、秋の肌にツケを残さないようにしましょう。
是非、ご参考になさってください。

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TBS『Nスタ』2016年7月8日OA

TBS『Nスタ』2016年7月8日OAに慶田院長がVTR出演いたしました。
今回は、夏本番ということで、紫外線の害や、対策法について解説いたしました。

紫外線の害は、まず日焼けです。短波長の紫外線B波を浴びると、皮膚の細胞内で、DNAの損傷、RNAの損傷、アミノ酸の変化(トリプトファンがFICZに変わる)が生じ、表皮の炎症が始まります。具体的には、赤くなったり、ヒリヒリしたり、ときに水疱ができることもあります。

夏の太陽光を1時間浴びると、表皮の基底層では細胞1個当たり、10万のDNA損傷が生じるといわれています。私たちの体には、この傷を修復する機能が備わっていますが、短時間に大量の紫外線を浴びたり、長期に渡り浴び続けることで、遺伝子修復に異変が生じます。こうした紫外線の害が蓄積されることで、シミや老人性いぼ、皮膚がんを誘発するのです。
長波長のUVAは真皮内のコラーゲン線維の分解や劣化を引き起こし、シワとたるみの原因になります。

シミ、しわ、たるみ、老化の8割は光によるものとも言われています。7月が紫外線量のピークですので注意が必要なのです。

それでは具体的な対策は?

衣類などで物理的に覆うことと、日焼け止めの外用です。基礎化粧品のあとに、日焼け止めを重ねて塗ることが基本になります。そして、家の中でも紫外線対策は必要です!窓際の紫外線量は日なたの80%くらいですから、ほぼ外と同じと心得ましょう。外出の予定がなくても、日中はスキンケアのあとに日焼け止めまで塗ることが大切です。

朝起きたら、洗顔⇒保湿⇒日焼け止め、これがスキンケアの基本です。太陽を浴びると免疫力が低下し、体力的にもつらいものです。これからの時期は、熱中症にも十分ご注意ください。お出かけは、早朝か夕方以降が良いですね。

是非、ご参考になさってください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年6月9日OA

「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」女性有名人の手料理写真から、健康&キレイになるヒントを探る人気企画です。慶田院長が第5弾の解説をいたしました。

内山理名さん:インド風チキンカレー、バスマティライス、タンドリーチキン、キュウリのライタ、オクラと玉ねぎのサラダ、バスマティライス。エスニック料理は、紫外線が強く暑い地域で生きる人々の知恵が詰まっています。特にカレーに含まれるターメリックなどのスパイスは、抗酸化力がとびぬけて高い食材。市販のカレールーを使わず、抗酸化力の高いトマトとタマネギをベースに作っているので、とても低カロリーです。その上、代謝を上げるニンニクと生姜、スパイスが豊富で紫外線への抵抗力が最強といえます。

鶏肉は必須アミノ酸をバランスよく含み、ビタミンAの含有量が多く、美肌効果が期待できます。タンドリーチキンは脂肪分の低い胸肉を使っているので、これもまたヘルシーです。キュウリはカリウム豊富でむくみを改善します。

サラダのオクラは抗酸化作用の高いβカロテン、ビタミンCを多く含む美肌効果の高い野菜です。ネバネバ成分にはコレステロールや血糖値の上昇を抑えたり、胃腸の調子を整える効果もあり、院長も毎日て食べている一押し野菜です。赤タマネギには抗酸化作用の高いアントシアニンというポリフェノールが豊富、辛味も少なくサラダにぴったりです。

バスマティライスは高級な香り米でカレーに合います。バスマティ米はGI値が玄米の次に低く、血糖値の上昇が緩やかなのでダイエット食としても人気です。紫外線が強い時期におすすめの、美容・健康効果抜群のメニューです。

白石美帆さん:カレイの煮つけをメインにした和食メニュー。付け合わせにトマトなどたっぷり野菜。カレイは白身で高タンパク、低脂肪のお魚です。旬の野菜や魚介類をしっかり食べられる素敵な組み合わせですね。素材の味を味わえるよう、薄味に仕上げてあるようなので、むくみ、高血圧予防にもお勧めできます。

華原朋美さん:お母さまが育てた無農薬カリフラワーと豆苗の炒め物、もずく酢、オリーブとチーズ、納豆、レバニラ炒め、豚肉と野菜の炒めものカリフラワーには美肌効果の高いビタミンCが豊富で、熱に強いので効率よく摂取できます。豆苗は、βカロテン、ビタミンC,Eと抗酸化作用の高いビタミンの含有量が特に高く、アンチエイジング効果が期待できます。

無農薬で育てたという点も素晴らしいですね。食物繊維、カルシウム、βカロテン豊富なもずくに、高たんぱくで、消化吸収を高め、便秘解消効果もある納豆など、小鉢で多品目摂るのもグッドです。ニラは、美肌効果の高いβカロテンが豊富です。におい成分は抗酸化作用が高く、ビタミンB1の吸収を助け、エネルギー代謝を高めます。

レバーにはお肌の再生に役立つビタミンAが豊富です。豚肉と野菜の炒めものは、疲労回復効果のあるビタミンB1と良質なタンパク質が含まれ、スタミナアップにおすすめです。ちなみに、ニンジンに含まれるβカロテンは炒めることで消化吸収がアップします。まさにスタミナアップや疲労回復効果が高いメニューです。

小川菜摘さん:3段のお花寿司ケーキ、なめ茸とツナの炊き込みご飯の花ケーキ、ワカモレディップ(アボカド)寿司ケーキの鮭は美肌効果の高い、ビタミンB2、アスタキサンチン、貧血予防効果のあるビタミンB12と、カルシウムの吸収を助け、骨を強くするビタミンが豊富です。
卵には成長に必要なタンパク質と脂質、ビタミンEがたっぷり含まれるのでお子さんにぴったりのメニューです。炊き込みご飯のマグロは高タンパクで、ビタミンD,E、鉄、亜鉛といった皮膚の再生に必要な栄養素がバランスよく含まれています。なめ茸は低カロリーで、ビタミンB群が豊富な上、免疫力を高める効果も報告されています。

アボカドは畑のバターと言われるほど、栄養価が高く、良質な脂質とビタミン、ミネラルを多く含み、美肌効果の高い果物です。お酒などの毒素をデトックスする効果もあるのでビールのおつまみに最適ですね。ご主人の浜田さんのためのバースデーパーティーメニューで、彩のよい食材をちりばめた栄養満点のメニューです。

益若つばささん:ハヤシライス、アヒージョ、サラダ、ハヤシライスの牛肉は高タンパクでビタミンAが豊富。リコピンとカリウム豊富なトマトで煮込んであり、さらにケチャップで味を調えているので、美肌・デトックス効果も抜群です。

アヒージョは、抗酸化作用が高く、免疫力アップに役立つ長ネギと、カリウムと食物繊維が多くデトックス効果の期待できるマッシュルームを、たっぷりのオリーブ油とニンニクで調理し、美味しくて美容効果あるお料理です。サラダには、抗酸化作用の高いトマトとイタリアンパセリ、カルシウム豊富で高タンパク低脂肪のモッツァレラチーズが入り、女性に嬉しいサラダですね。さすがカリスマモデルさんのおしゃれで、美容効果が高いメニューです。

GENKINGさん:煮込みハンバーグ、生春巻き、オニオングラタンスープ。ハンバーグは、ケチャップとウスターソースで煮込でいるそうです。ケチャップとウスターソースは、野菜の栄養とスパイスがたっぷりで良い調味料です。タンパク質と脂質、ビタミンEがたっぷり含まれる卵、抗酸化作用の高いお野菜がたっぷり添えられていて栄養も満点です。
生春巻きは、残り物野菜を巻くだけとのことですが、こちらも華やか。食物繊維、ビタミンC、カリウムが豊富なサラダ菜、キュウリなどを美味しく食べられる生春巻きは、デトックス効果の高い一品です。
スープは、煮込むことで甘くなるタマネギと、カルシウム豊富なチーズの組み合わせ。これはブランチにぴったりですね。彩り満点のご飯でした。

是非、参考になさってくださいね。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年6月2日OA

「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」女性有名人の手料理写真から、健康&キレイになるヒントを探る人気企画です。慶田院長が第4弾の解説をいたしました。

堀ちえみさん:豚の冷しゃぶサラダ、きゅうりと蛸の酢の物、小松菜の黒胡麻和え、
かぼちゃと水菜の味噌汁、とり天(抹茶塩)

冷しゃぶは、湯通しすることで余分な脂が抜けてヘルシーです。小松菜はβカロテン、ビタミンC(抗酸化・美肌)、ビタミンB2(肌再生)、カルシウムと鉄が豊富。
慶田院長も常備し、毎日欠かさず食べている野菜です。黒ゴマはセサミンの強い抗酸化作用で老化予防、美肌効果に期待できます。肝機能強化、血管の健康にも役立つと言われています。タンパク質とお野菜がしっかり食べられるようバランスが良いメニューで、流石、お子さんをしっかり育ててきたお母さまのメニューですね。

吉岡美穂さん:おにぎり、あおさ・ニラを混ぜた厚焼き玉子などの運動会のお弁当

ニラはβカロテン豊富で抗酸化作用が高いうえ、臭い成分の硫化アリルはビタミンB1の吸収を助けるのでスタミナアップに役立ちます。あおさは、カルシウム、カリウム豊富。
おにぎりにも、とろろ昆布が巻いてあったり、知らないうちに海藻などをお子さんが召し上がる工夫があり、賢いお母さんのアイデアです。

桐谷美玲さん:タラのムニエル、わかめと蛸の酢の物、大根と人参、鶏肉の煮物、かき玉汁、明太子

タラは、低脂肪高たんぱく、ビタミンB2も豊富でお肌の再生に役立ちます。タコはタウリン豊富で血中コレステロール低下させ、疲労回復もあります。亜鉛、ビタミンB2も含まれ美肌効果が期待できます。お酢は糖の上昇を穏やかにすることで糖化予防に役立ちます。食材が豊富で、海藻、野菜、魚、肉、卵とバランスよく作られた和食のお食事です。ヘルシーご飯もスリム体型の秘訣かもしれませんね。

小倉優子さん:かぼちゃの煮物、エビ春巻き、トマトサラダ、カニチャーハン、ホタテ・キャベツの卵スープ
スープに含まれるキャベツには、美肌、骨強化、健胃効果があります。かぼちゃはβカロテンと、ビタミンC、E、抗酸化作用が高くシミを防ぐビタミンACEすべて含む美肌効果の高い野菜。皮に栄養豊富なので、一緒に食べていている点も、とても良いですね。本格的中華料理を手作りされています。カロリーが高くなりがちな中華メニューもお家で作れば、良質の油を使えるので安心です。

潮田玲子さん:豚の生姜焼き、ポテトサラダ、豆腐餃子、カブの甘酢漬け、ホウレン草の味噌汁など7品
ほうれん草は抗酸化作用が高く、カルシウムも豊富。カルシウムは骨を強くし、イライラを軽減する効果が期待できます。生姜と豚肉の組み合わせは夏バテ防止に最適です。生姜の辛み成分「ジンゲロンとショウガオール」は発汗作用、胃液分泌アップ、血行改善作用があります。抗菌効果で食中毒予防にも役立ちます。豆腐餃子も、良質たんぱくが豊富で体を再生させるために優れたメニュー。豆腐は肉に匹敵するほど良質なタンパク質が豊富でありながら低脂肪です。必須アミノ酸(リジン、フェニルアラニン、トリプトファン)豊富で疲労回復、ストレス緩和効果もあります。カリウムとカルシウムも多いのでむくみ予防や骨強化におすすめです。大豆オリゴ糖は便通改善効果も。流石、一流アスリートのスタミナメニューです。

是非、参考になさってくださいね。

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TBSテレビ『白熱ライブ ビビット』 2016年5月3日OA

気になる紫外線対策&交通情報を特集するコーナーで、慶田院長が春の紫外線について解説しました。
特に5月は紫外線のUVAが多くなる時期です。UVAは波長が長く、皮膚の深く真皮まで届きます。紫外線は表皮ではメラニンを増やし、シミの原因となりますが、より深い真皮に届いたUVAは、肌のハリや弾力を保つコラーゲン線維などを変性させます。この影響が将来的にシワやたるみの原因となってしまうのです。
効果的な紫外線対策として、日焼け止めは2~3時間ごとの塗り直しが大事です。また、ブロッコリー、パプリカ、赤キャベツ、トマトなど色の濃い野菜や果物は、抗酸化作用があり、日頃から沢山摂るようにこころがけることが、肌老化の予防におすすめです。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年5月19日OA

「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」
手料理をSNSにアップする女性が急増しています。女性有名人の手料理写真を覗くと健康&キレイになるヒントがあるのでは!?という趣旨の企画です。大好評のため今回も慶田院長が第三弾の解説をいたしました。

釈由美子さん:発芽玄米ごはん、かぼちゃと小豆の煮物、ゴボウとレンコンとインゲンの煮物、鮭の塩麹焼き、生もずくとアオサのスープ
鮭はビタミンB1、B2、B12、ビタミンDが豊富で疲労回復、美肌、貧血予防に効果的です。またカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨が弱くなったり、貧血を起こしやすい妊婦さんに最適です。美意識の高い釈さんは、現在妊娠9ヶ月。妊娠中に必要な栄養素が十分含まれていて、お腹の赤ちゃんにとっても幸せなメニューですね。

くわばたりえさん:ちらし寿司、手羽先の唐揚げ、マカロニサラダ
ちらし寿司に含まれるレンコンは、カリウムが豊富でむくみ対策に良い食材です。手羽先は、必須アミノ酸をバランス良く含み、コラーゲンも豊富なので美肌効果が期待できます。野菜を細かく刻み、子供の好きなちらし寿司やマカロニサラダに混ぜることで、多品目の食材を食べさせる作戦をとっていらして、まさに賢いお母さん。お子さんの成長に欠かせない、タンパク質やビタミン類が豊富でバランスがとれた食事です。

押切もえさん:豚しゃぶのきゅうりネギソース、ひじき煮、ほうれん草のおろし和え、まぐろ山かけ納豆、根菜炒め煮、アサリとわかめのお味噌汁、十六穀米
豚肉には良質なタンパク質とビタミンB1が豊富。ソースのネギには硫化アリルというビタミンB1の吸収を助ける働きがあり、とても良い組み合わせです。大豆、肉、魚、海藻類、カラフル野菜と食材がとにかく多品目、素晴らしいメニューといえます。栄養が豊富なだけでなく、おいしそうに調理されていて、美容にも健康にも優れた食事です。さすがカリスマモデルさん!

藤本美貴さん:焼きつぼ鯛、鶏肉の煮物、ハムと人参のマリネ
つぼ鯛は低脂肪、高タンパクな上に、カルシウムの吸収を高めるビタミンDが豊富です。また、高血圧予防効果があるアミノ酸のタウリンや、うま味成分もたっぷり。鶏肉の煮物には入っている人参は美肌効果、骨の形成に役立つシイタケとの合わせ煮は、お母さんの美容、お子さんの成長にも◎です。和洋ミックスでバランスの良い食事ですね。

鳥居みゆきさん:野菜と鮭のみぞれスープ、ささみの南蛮漬け、無脂肪水切りヨーグルト
鮭は美肌効果が高いアスタキサンチンが豊富です。野菜類は柔らかく煮込むことで、みぞれスープにビタミンやミネラル類が溶け、からだへの吸収が高まるので、おすすめの調理法です。さらに無脂肪乳のホエーで作ったささみの南蛮漬けは、低脂肪高タンパクです。調理法によってはパサパサしてしまうささみを、ホエーを使い柔らかくしているのは上級者テクニック。ホエーも低脂肪高タンパクで、カルシウムが豊富。一見品数が少なそうに見えますが、栄養バランスが取れていて、全てひと手間加えられていてるところもGoodです!腸からキレイになれる美肌メニューですね。

同日にOAされた「ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)夏に負けない美肌になろうSP」にも慶田院長が少しだけ出演いたしました。
日差しもだんだん強くなり、日焼けを気にする女性にとって、お肌のケアを怠れない季節です。事実、日焼けの原因である紫外線量は、5~8月が最もピーク。しかしそんな紫外線も関係なしという美肌の持ち主といえば、ヒルナンデスの美肌企画でお馴染み"ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)さん"こと関ジャニ∞横山さん。街の女性からもキメが細かく、毛穴も目立たないと、色白肌の美しさを絶賛されています。そこで、街で聞かれる横山さんの美肌の疑問に関して、横山さん自身が答える新企画が始まりました。
前回のYOKKOさん企画では、最近横山さんは弟さんが用意した豆乳を飲み始め、飲酒量が減ったというお話しがありました。慶田院長が、お酒を飲むと事で失われるビタミンB群を補充できるので、特に横山さんのようにお酒が好きな方に飲んでいただきたい食品と解説。豆乳はビタミンB1が豊富で、高タンパク、低脂肪でスリム体形維持にもおすすめです。このように横山さんはご自分であまり意識せずとも、自然と美肌に良い食材を取り入れているようです。
番組内では美肌グッズや、美肌スポットなどが紹介され、女性に嬉しい話題が盛りだくさんのコーナーでした。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年4月28日OA

「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」

手料理をSNSにアップする女性が急増しています。女性有名人の手料理写真を覗くと健康&キレイになるヒントがあるのでは!?という趣旨の企画です。前回、慶田院長は、朝ごはんについて解説しましたが、好評のため第二弾の今回は、女性有名人の方々の晩ごはんメニューを解説しました。

麻木久仁子さん:マグロが入った具だくさんのカレー
マグロはビタミンE、ビタミンD、鉄、亜鉛などお肌の再生に必要な栄養素が豊富に含まれています。ターメリックは抗酸化力が高く、美肌に良いスパイスです。麻木さんのように市販のルーにターメリックをプラスすることは、おすすめの調理法です。

筧美和子さん:レンコンの挟み焼き
レンコンはカリウムが豊富でむくみ対策に効果的です。付け合わせのキャベツはビタミンCが多く、美肌効果が期待できます。

安達祐実さん:サラダ、だし巻き玉子、エビピラフ
10歳のお子さんのために作ったワンプレートメニューは、全体的にカラフルで、品数が豊富。野菜・炭水化物・タンパク質のバランスが良いメニューです。エビは高タンパク、低脂肪で成長期のお子さんに最適です。卵の必須アミノ酸はお肌の再生に役立ちます。お嬢様の健康にも、ご自身の美容にも優れたお食事です。

菊地亜美さん:白菜の漬け物、ナスの炒め物、鶏肉のねぎマヨポン炒め、なめこと豆腐の味噌汁
全体的に老化予防効果の高い食事です。というのも鶏肉は高タンパク、ナスの皮にはポリフェノールが豊富で、共に美肌に良い食品です。ナスは油を吸いやすい食材ですが、オリーブオイルを使って調理しているのがとても良いですね。オリーブオイルは抗酸化作用があり、肌老化の原因となる酸化を予防します。

ニッチェの江上さん:パクチー入り豆苗炒め、大根餃子、もずくのスーラ―タン風
豆苗とパクチーは、βカロテンが豊富で美肌に効果的です。鶏肉とシソを包んだ大根餃子は、シソに含まれるロズマリン酸というポリフェノールが糖の吸収をおだやかにし、ダイエット効果が期待できます。全体的にカロリーを抑えた、とってもヘルシーなメニューです。

寝ている間は成長ホルモンが多く作られます。夕食では、お肌や健康に良い食事を摂って、寝ている間に体が成長するための栄養素を補充できると良いですね。栄養素をうまく使うためには、食べた物を胃や腸で分解・消化・吸収する必要があります。すぐに寝てしまうと、せっかくの栄養素の吸収が悪く、寝ていることで使われないエネルギーが余分な脂肪として蓄えられてしまいます。食べたあとは、体の中の分解・消化・吸収を待ってあげてから寝るよう心がけてくださいね。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年4月21日OA

「ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)の美肌とスリムの秘密を徹底追究!」
関ジャニ∞横山さんは、食いしん坊なのに、美肌でスリム。毎回その食習慣が注目され、とうとう横山さんを‟ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)"と名付けた企画が始まりました。
その謎に迫る企画第三弾です。前回の中華、焼き鳥編も慶田院長が監修し、横山さんの食事は、低脂肪でお肌の栄養となる良質のタンパク質が豊富に含まれており、量を沢山食べても太りにくく、美肌に良いことを解説しました。
まだまだ横山さんの食事には、美肌とスリムの秘密があるのでしょうか?今回はメニューが豊富なホテルビュッフェにて横山さんの食生活を観察し、再び慶田院長が解説いたしました。ゲストはスリムな体形に憧れるやしろ優さん、見えないところにこっそり脂肪がついてしまうという、渡瀬マキさんです。水卜アナウンサーを含め女性3名の食習慣についてもコメントしました。
まず、横山さんは朝は食事を摂らず、11時頃に朝食と昼食を兼ねた食事をするとのこと。朝食を摂らなくても大丈夫なのでしょうか?
朝食は大人であれば、生活習慣や運動の差によって、食べても食べなくても良いものです。ただし、朝食を抜いた時は、次に食べるものの吸収が高まり、お肌やスリム体形維持に大きく影響するため、ランチに何を食べるかが重要になります。
そこで、朝ごはんを抜いた時にお昼に何を食べるのか、ビュッフェで再現したメニューを解説しました。

水卜アナウンサー:野菜サラダ、牛肉と豚肉のグリル
食べ物には気をつかい、太りにくい食事を優先しているそうです。
炭水化物はなく、お肉のたんぱく質、野菜のリコピン、海藻類が含まれバランスが良い食事です。しかしカロリーが高いシーザードレッシングをスプーンでたっぷり2杯かけているのが少し残念でした。

やしろ優さん:ちらし寿司、海苔巻き、いなり寿司、白米
自称小食のやしろ優さんには、大好きなお寿司に太りやすい原因が潜んでいました。コンビニなどで販売している酢飯には酢だけでなく、砂糖がたっぷり含まれているので要注意。
白米と一緒に、お寿司をおかず感覚で食べてしまうので、カロリーオーバーです。

渡瀬マキさん:フォー、春雨サラダ、春巻き、鶏手羽元
番組では一同ヘルシーっぽいと絶賛していたフォーですが、白飯と同じ炭水化物なので、食べ過ぎには要注意です。タイ料理屋さんでは、別盛でたっぷりパクチーを乗せているそうですが、パクチーを食べて紫外線を浴びると、メラニンを増やしてシミを出来やすくする作用があるため、ランチには向きません。夕方以降に食べるようにしましょう。大葉や柑橘類も同様の作用があるため、注意しましょう。

横山さん:鶏つくね、手羽元、卵スープ
玉子と鶏肉で肌を守るタンパク質、アミノ酸が豊富なメニューです。炭水化物を含まず、低脂肪でカロリーも少な目なので、スリム体形維持に適しています。
食べる順番で、まず卵スープから摂っていたことも◎です。卵スープに含まれるシイタケ、筍、卵も美肌に効果的。最初に食べるものは、吸収が良いので、フォーやお寿司などの炭水化物から食べるより、タンパク質から摂取した方が血糖値が上がりにくく、美肌にも健康にもおすすめです。
好きなものしか食べない偏った食事ですが、鶏肉と玉子のタンパク質が美肌とスリム体形維持に良いという結果でした。
ただ美肌に欠かせない、野菜のビタミン類が少ないことが欠点です。今回のビュッフェメニューにはありませんでしたが、普段横山さんが良く食べるという、ほうれん草にはβカロテン、ビタミンC、鉄分が豊富。野菜の中でも特に美肌に最適です。茹でるとボリュームが減って、沢山食べられるので、普段野菜をあまり食べない方にも良いメニューです。

次は、最新食べ始めたもの、逆に食べなくなったものを解説しました。

横山さん:白米を食べる量が減った、プライベートはパスタを2年以上食べていない。よく食べるメニューは、白菜と豚肉ミルフィーユ鍋。卵焼き。
まず、最近横山さんは白米を食べる量が減ったのですが、これは良いのでしょうか?
白米は糖分が豊富でエネルギーに変わりやすい食材なので、摂り過ぎには注意しましょう。
炭水化物はあえてパスタから摂る必要はありません。ジャガイモ、レンコン、人参などの根菜類でもビタミン類や、食物繊維と一緒に炭水化物を摂ることができます。マラソンの前などは、タンパク質類をやめてパスタなどの炭水化物を摂った方が、エネルギー変換が良くなります。ところが普段の生活では、血糖値が急激に上昇してしまうため、パスタは最後に少量食べるのが正解です。
ミルフィーユ鍋は、その食べ方にも注目です。横山さんはつけダレなしで、ゴマ油をかけて食べているので、塩分が少ないメニューになっています。塩分が多いとからだの水分が増え、むくみの原因となるため、出汁とゴマ油で風味をつける調理法は正解。白菜も煮込むことでやわらかくなり、生で食べるより、量がたっぷりとれるので、おすすめです。
弟さんが作るという、卵焼きに使われる卵は2個分と1日の摂取量として多いようですが、これは健康に問題ないのでしょうか?
健康な方なら、1日に1~2個の卵は全く問題ありません。それどころが、卵はビタミンEと必須アミノ酸が豊富で完全栄養食品といわれています。健康のためにも美肌のためにも、ぜひ摂るように心掛けましょう。

渡瀬マキさん:白米をやめて発芽玄米入りごはんを食べている。
発芽玄米は何となく良さそうですが、白米に比べて何が良いのでしょうか?
発芽玄米のビタミンB1は、白米の5倍以上含まれます。つまり、肌のターンオーバーを促す美肌に良い栄養素が豊富ということ。さらに白米より血糖値が急激に上がりにくく、美肌やスリム体形維持におすすめです。

水卜アナウンサー:大好きな菓子パンを減らし、そのかわりに全粒粉や玄米などの固いパンを食べるようにしている。ケーキも自分では買わないようにしている。モデルさんの様なキレイな人は水を飲んでいるイメージがあるので、沢山飲むようにしている。
菓子パンは生地に多くの油と砂糖が入っているため、血糖値が急激に上がりやすい食品です。同じパンを食べるなら、小麦粉の表皮や胚芽を全て粉にした、全粒粉の方が血糖値が上がりにくくなります。しかも固いパンの方がよく噛みしめるので、食事の満足度が上がりやすいので、良いですね。
ところがケーキも控えているのに、なかなか成果がでないのがお悩みです。実は食事をしっかり意識しているのは、週に2日で残り4日はドカ食いをしているということ。これは、厳しい食事制限のストレスが反動になっているのかもしれません。バランスが摂れた食事で上手にキレイを維持しましょう。ストレスコントロールは美肌作りに大切な要素です。適度に息抜きを。
モデルさんが水を多く飲んでいるのは、糖分を含んだ飲み物ではなく、お水で水分を摂っているということ。水を沢山飲んでもダイエット効果はありません。過剰な水分摂取は、むくみの原因にもなるので、ほどほどにしましょう。

最近、横山さん、渡瀬さん、水卜アナウンサーが飲み始めた豆乳は、ビタミンB1が豊富です。お酒を飲むと事で失われるビタミンB群を補充できるので、特に横山さんのようにお酒が好きな方に飲んでいただきたい食品です。高タンパク、低脂肪でスリム体形維持にもおすすめです。
横山さんはミルフィーユ鍋、卵焼き、豆乳も弟さんが準備しているからという理由で、特に美容を意識せずに摂っているそうです。この点でもさすが‟ナチュラルビューティーYOKKOさん"ですね。
度々ヒルナンデスで解説している通り、最初に食べるものは、からだに良く吸収されます。炭水化物などは控え、野菜をしっかり摂れば、お肌や健康に良いビタミン類を味方にすることもできます。また血糖値の上昇は、生活習慣病などの健康面に影響するだけでなく、糖がコラーゲン線維等のタンパク質と結びついて変性すると、くすみなど肌老化の原因になるので、注意しましょう。
健康的で楽しい食生活がキープできるように、ぜひご参考になさってください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年3月24日OA

「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」

手料理をSNSにアップする女性が急増しています。女性有名人の写真を覗くと健康&
キレイになるヒントがあるのでは!?
...ということで、慶田院長が女性有名人の方々の朝ごはんについて、美肌や健康の効
果を解説いたしました。
安田美沙子さん:だし巻き玉子、あおさの味噌汁、バルサミコ酢のレンコン炒め
バルサミコ酢にはブドウのポリフェノールがたっぷり含まれていて、肌荒れに効果が
期待できます。ビタミンCやカリウムが豊富なレンコンにあわせることで、健康的な
お食事です。
ギャル曽根さん:野菜スープ
トマト、ニンジン、セロリなど10種類の野菜が含まれてヘルシーな朝ごはんです。
安めぐみさん:厚揚げの味噌汁、マグロの漬け丼
マグロにはマグロは低脂肪でしかも高タンパクです。DHA、EPA、ビタミンD、ビタミ
ンE、鉄、亜鉛などが豊富。抗酸化作用があり、皮膚や髪の美しさに役立ちます。お
肌やカラダの老化予防のために、女性におすすめの食品です。
後藤真希さん:めんたいポテトグラタン
めんたいこに含まれるビタミンEは抗酸化力が高く肌の老化予防に役立ちます。チー
ズはたんぱく質が豊富。乳製品がたっぷり含まれているので、後藤真希さんの様に授
乳中の方におすすめです。
佐藤ひなこさん:ハチミツ入りヨーグルト、玉子焼き、オクラと鳥ささみのごはん
オクラのねばねばには整腸作用があります。またBカロテン、ビタミンC、カリウムな
どが肌の栄養の元になる成分が含まれ、美容効果が期待できる食品です。
鳥ササミは低脂肪、高たんぱくですから、スリムな体型を維持するのに理想的な朝ご
はんです。
清水よしこさん:塩ヤキソバ
野菜、骨付きウインナー、干しエノキ茸などの食材が入っていました。麺はお酢でほ
ぐし、塩コショウでさっぱり仕上げています。朝からヤキソバというのが重そうに見
えますが、数種類の野菜が入っていて、具沢山です。お酢はアミノ酸が豊富で脂肪の
吸収を抑えるので、朝のヤキソバには良い調理法です。

朝一は体内に栄養素を吸収しやすい状態です。朝食で適切な栄養を、効率よく摂りま
しょう。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年2月18日OA

「関ジャニ∞横山はなぜ美肌でスリムなのか徹底解明!」

関ジャニ∞横山さんは、食いしん坊なのに、美肌でスリム。その謎に迫る企画第二弾です。

前回の第一弾も、慶田院長が監修いたしました。そのなかで、横山さんが焼肉で一番最初に食べるハラミには、脂肪分が少なく、美肌に良いタンパク質が沢山含まれていることを解説しました。

そこで横山さんの食べ方には美肌とスリムの秘密がまだまだあるのでは?ということで、プライベートの食生活について再び慶田院長が解説いたしました。
今回はスリムな体形に憧れるという水卜アナウンサーと、磯山さやかさん、美肌になりたいGENKINGさんの食生活も一緒に観察しています。
まず中華料理で検証です。横山さんがよく食べる中華5品は豆苗炒め、エビチリ、サンラータン、麻婆豆腐、カニ玉でした。
脂っぽく、太りやすいイメージがある中華料理ですが、慶田院長がおすすめする美肌&スリム体形維持によいメニューベスト5は、豆苗炒め、エビチリ、八宝菜、サンラータン、麻婆豆腐です。

 豆苗炒めはβカロテンと食物繊維が豊富で、肌荒れとシミの予防におすすめ。エビはコレステロール値を下げるタウリンが豊富で、トマトベースのソースには美肌効果が高いリコピンが含まれているためお肌にも、体形維持にも適しています。八宝菜は緑黄色野菜、そして豚肉、イカなど肌に良いタンパク質がバランスよく入っています。サンラータンは、お酢に含まれるクエン酸が脂肪燃焼を促し、唐辛子のカプサイシンには代謝を上げる効果があります。豆腐の大豆イソフラボンは肌荒れを防ぐ作用があるといわれており、唐辛子や山椒はからだの代謝をあげるので、麻婆豆腐も美肌、スリムな体形維持どちらにもおすすめです。

横山さんがよく食べる中華5品中、豆苗炒め、エビチリ、サンラータン、麻婆豆腐の4品が院長がおすすめする美肌&スリムメニューでした。しかもスープから食べるという食事の順番も、急激な血糖値の上昇を抑えるため、美肌&スリム体形に最適です。
ちなみに横山さんが一緒に飲むという、紹興酒も必須アミノ酸が豊富なので美肌に良い飲み物です。

逆に美肌&スリム体形に要注意のメニューは酢豚です。酢豚にはお酢が入っていますが、肌を老化させる糖分も沢山含まれています。また揚げてから炒めたりすることで、カロリーも高くなるため注意しましょう。

続いて、焼き鳥で最初に食べるメニューは、何が良いのでしょうか?
空腹時はからだへの吸収が良いため、食事で最初に食べるものは、特に体形維持やお肌に影響を与えやすいと言えます。磯山さんが選んだハツはへルシーで食感がよく、満腹感が出やすいためおすすめです。レモンをかけると肌に良いビタミンCも摂取できます。水卜アナウンサーとGENKINGさんが選んだねぎまはもも肉で脂肪もありますが、許容範囲です。ただし最初の1本目は糖分が多いタレではなく、塩でいただきましょう。タレの糖分は肌を糖化させ、くすみなどの原因になります。

横山さんはささみを塩やワサビで、しかも最初に4本くらい食べるということです。ささみは高タンパクで脂肪分をほとんど含まないため、美肌とスリム体形維持におすすめ。ワサビも味にアクセントをつけて、塩分の量を減らすことができるので、上手な食べ方といえます。タンパク質を摂る量が少ないと、からだの筋肉を分解してしまうため、体形の美しさを損なう事になります。特に日本人はタンパク質が少ないと言われており、横山さんのように一見多すぎるくらいにささみ食べることは、とっても良いことです。

ささみのたんぱくな味を美味しいと思える味覚を持つことが、本当の意味でダイエットへ繋がるといえます。

OAにはありませんでしたが、美肌のために是非食べていただきたい、慶田院長一押しの焼き鳥はレバーです。ビタミンAやビタミンB群が豊富なレバーは、乾燥やストレスに負けない強い肌を作る働きがあります。また、焼き鳥屋さんでお酒を飲む方が多いと思いますが、お酒を飲むとビタミンB群が失われるので、レバーを補うことはとても有効です。

最近の横山さんは、よく黒豆を食べているということで、こちらも高タンパク低脂肪で、ポリフェノールが豊富な食品。やはり横山さんの好きなものは、ことごとく美肌&スリム体形維持に良いものばかりという結果でした!

冬太りや乾燥からくる肌荒れ対策には、日頃から太りにくい食事やお肌のバリア機能を強く保つ食事を心がけることが大切です。

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日本テレビ『Oha!4 NEWS LIVE』1月19日(火)OA 

「よしたけナンダーランド」のコーナーを慶田院長が監修しました。
"乾燥から唇を守ろう"というテーマでリップケアについて解説しました。
唇は頬などに比べて水分を保つ角層が薄く、常に外にさらされているため、とても乾燥しやすい部位です。乾燥がすすむと角層の柔軟性が失われ、ひび割れてしまうこともあります。唇の乾燥を守るために必須のアイテムといえばリップクリームですが、その選び方と使い方にはコツがありますので、今回はそのポイントを解説しています。

リップクリームは作用が高い順位に...治療・予防が目的の「医薬品」、荒れるのを予防する「医薬部外品」、荒れるのを予防し、美化するのが目的の「化粧品」の3つに分類されています。唇が乾燥しているときは、治療効果が高い「医薬品」を選びましょう。
そしてリップクリームを効果的に使用するコツが2つあります。

1つ目...「取り出してそのまま塗るのはやめましょう」開けたばかりのリップクリームは固く、そのまま使用すると唇が無理に引っ張られて、ひび割れてしまう原因になることも。唇に軽く押し当てて、体温で少し溶かしてから塗るのが正解です。

2つ目...「横に塗るのはやめましょう」唇のシワは縦に入っているので、口をすぼめたままで、横に塗ってもリップクリームの成分が浸透しにくいのです。縦に走っているシワに沿うように塗るのが正解です。口を「い」と発音する形にすると、シワが伸びて縦ジワにもしっかり塗ることができるのでおすすめです。

効果的なリップケアで、唇を乾燥から守りましょう。

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2016年7月 7日

再生医療関連法への対応について

『再生医療等の安全性の確保等に関する法律』(平成25年法律第85号)施行に伴い、再生医療等を提供する医療機関(美容クリニック含む)は、国へ治療内容(再生医療等提供計画)を届け出ることが義務付けられています。 また提出する「再生医療等提供計画」は、地方厚生局の認定を受けた「認定再生医療等委員会」による適合審査を経ることが必要です。美容目的や疾病治療をうたい、効果が不確かな再生医療が自由診療で安易に広がることに規制がかかることで、患者様により安心して治療を受けていただけるようになりました。

銀座ケイスキンクリニックは、2015年4月に「特定細胞加工物製造届書」を関東信越厚生局に提出しました。2015年11月にW-PRP(多血小板血漿)注入治療(皮膚組織再生を目的とする多血小板血漿療法)に関する「再生医療等提供計画」を一般財団法人日本肌再生医学会認定再生医療委員会により適切と認められ、関東信越厚生局の認可を得ております。今後も、定期的な報告を行いながら、安全な再生医療のご提供に努めてまいります。

2016年7月 4日

雑誌『ELLE JAPON (エル・ジャポン)2016年8月号 』(6月28日発売 掲載ページP178~183)

特集「RESCUE BEAUTY トラブル知らず!夏の救済カレンダー」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
夏は日差しも強いし、蒸すし、暑いし...特有の悩みは数知れません。思いっきり外で遊びたいと思っても、大人の女性には悩みどころ。そこで7、8月をハッピーに美しく過ごす方法を慶田院長がアドバイスいたします!今回は、夏の前期、中期、後期3つの時期に分けて、ご紹介しています。

EARLY SUMMER(7月上旬~中旬)
夏を制するには初夏が肝心です!
正しい日焼け止めの選び方、塗り方は早い時期にマスターすべし!気になるにおいも初夏に対策すればひと夏ずっと安心です。夏バテしないように、全体的な食事の見直しも大切です。「初夏のキモになるのが『正しい日焼け止め』『におい対策』『食生活改善』です。肌や体にとって過酷な夏をどう乗り切るか、7月の上旬に美容計画を立てましょう」

UV ケア
日焼け止めは賢くチョイスしましょう。日焼けによるトラブルを起こさないためには、焼けてしまう前の準備が重要です。まずは、予防として、日差しが強くなる前に飲む日焼け止めを。"ヘリオケア"はビタミンC、D、E、ルテイン、リコピンを配合。紫外線によって体内で発生したフリーラジカルを破壊する強い抗酸化作用が特徴です。紫外線を浴びる30分前に服用すると、紫外線によるお肌や目の細胞のDNA損傷を防ぎ、光老化を防ぎます。
そして直接つける日焼け止めは、SPFやPA値が高いのはもちろん、塗り直しがしやすく、スキンケア効果があるものを選びましょう。朝は顔、ボディにしっかりクリームタイプ、顔の化粧直しは日焼け止め効果があるお粉、スプレータイプはボディの塗り直しや、手が届きにくい部位の使用におすすめです。ただしスプレーは薄くなりやすいため、重ね塗りを忘れずに。首の後ろや耳のあたりはつけ忘れが多いので気をつけましょう。

背中&デコルテのケア
オフショルダ―がトレンドで、今季は背中を露出する機会も多いはず。滑らかな背中やデコルテが必須です。ざらつきをゴシゴシとスクラブでこすると炎症を起こしたり、角化を悪化させたり、逆効果になる可能性があります。ホームケアは、ソフトなピーリング効果のあるものを活用しましょう。クリニックで行うケミカルピーリングは、グリコール酸で古い角質を優しく取り除き、肌代謝を高めて滑らかなお肌に導きます。レーザーピーリングの「ジェネシス」や医療用脱毛レーザー「ジェントルレーズ」を併用すれば、赤くプツプツした「毛孔性苔癬」にも効果的。

虫刺されのケア
虫刺されはかゆいだけではなく、色素沈着やしこり残ることが多く、できるだけ避けたいもの。外に出るときは必ず虫よけを使用しましょう。もし刺されてしまったら、冷やしてから皮膚科を受診しましょう。

におい対策
汗はもともと無菌なのですが、アボクリン汗腺から出る成分や酸化した皮脂などが混さってにおいのもとになります。においケアできるソープや制汗剤を使いつつ、汗をかいたらすぐ拭き取る習慣を。また、ワキ毛があるとにおい成分が付着しやすいので、医療用レーザー脱毛を受けるのもおすすめです。

デリケートゾーンのお手入れ
蒸れるこの時期はデリケートゾーンにもトラフルが起きがちです。しっかり泡立てた泡で優しく洗いましょう。また、肌が弱い人はデリケートゾーン専用処方のものを。においが出やすいアンダーヘアも、この時期に医療用レーザーで脱毛がおすすめです。

食事、栄養
7月はじめにバテない体作りを心がけるのが大事です。多品目をバランスよく摂るのが基
本ですか、疲労回復効果の高いビタミンB1が豊富な豚肉はおすすめです。長ねぎや玉ねぎを一緒に摂ると、ビタミンの吸収や動きを高める効果があるので、ぜひお試しください。
肌自体の質を高める良質のタンパク質、抗酸化作用の高いビタミン類や、緑黄色野菜も積極的に摂りましょう。

ヘアケア
顔はしっかり日焼け止めを塗るのに、いちばん太陽に近い頭皮&髪の毛の日焼け止めは忘れがちです。最善策は帽子をかぶることですが、難しい場合はヘア専用の日焼け止めで頭皮や髪のダメージを防ぎましょう。

MID SUMMER(7月下旬~8月上旬)
猛暑日が続く時期は、リカバリーカに重点をおきましょう。
溜まってきた「夏疲れ」をリリースする時期です。良質な睡眠で、しっかり休息することを心がけましょう。知らないうちに進行するインナードライを防ぐためには、保湿が肝心です。うっかり日焼けも初動が大切なので、正しいケアでタメージを最小限に抑えましょう。

ヘアケア
日々徐々に日差しを浴びることで、髪にも少しずつタメージがでてきます。それが顕著に表れるのが、乾燥とカラーの褪色です。夏の間中元気なヘアでいるためにも、カラーケアやサンケアできる専用のアイテムを投入しましょう。

スカルプケア
頭皮も日に焼けています。
髪の乾燥や褪色同様、頭皮も紫外線のダメージを受ける場所です。炎症で赤くなったり、フケのように角質が剥がれ落ちたりすることもあります。そうならないためにも、頭皮を保湿するアイテムで、週に数回のケアをしましょう。

肌の保湿ケア
そろそろ"エアコン肌"に栄養をチャージしましょう。
夏は汗がベトベトするので、一見潤っているように感じますが、実はまやかし。冷房が効いた室内など、湿度が低いところに行くと一気に水分が蒸発し、乾燥してしまいます。
それを防ぐためにも、肌の角層自体か水分を抱え込み、保湿できるようなコスメを選びましょう。肌のバリア機能を補う親和性の高いセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されている化粧品を使用して水分を与えると良いでしょう。ベタつくからといって保湿剤を塗らないのはNGです。

バスタイム
湯船につかって疲れをリリースしましょう。
暑いからと夏はシャワーだけで済ます人も多いと思いますが、お風呂に入るだけで、疲れが取れますし、熟睡できます。清涼感を感じるバスオイルや、保湿効果のある入浴剤を一緒に使うとさらに効果的です。また、汗をかくと水分だけでなく、ミネラル分も奪われてしまうので、お風呂上がりにはミネラルも補えるようなハーブティーやドリンクを飲みましょう。

汗のケア
夏に首や下着で蒸れたところに赤みやぶつぶつが出ることがあります。大人の場合"あせも"は少なく"汗荒れ"がほとんど。汗が長時間肌に付着していることで、刺激となって炎症を起こしています。汗をかいたらスプレー式の化粧水などで拭き取り、リセットしましょう。

食事、栄養
過酷な夏に体が悲鳴をあげるころ。重い体にはネバネバパワーで栄養チャージがおすすめです。疲れが抜けず、食欲もでないというときには、オクラ、納豆、めかぶなどを合わせて、そうめんと一緒に召し上がれ。納豆に含まれるナットウキナーゼは腸内環境を整え、オクラは抗酸化力が高い食品です。腸内環境も整い、消化吸収もぐっとアップし、スタミナ回復にぴったりです。

毛穴ケア
夏に毛穴が気になるのは、紫外線や乾燥の影響で、毛穴の入り回の角層が厚くなり、毛
穴部分が開いて黒く影に見えているから。毛穴を引き締めるアイテムを投入する、もしくは、クリニックのケミカルピーリングも効果的です。

良質な睡眠
暑い夜が続くと寝苦しくて睡眠不足になりがちです。人は寝るときに熱を放出すること
で眠りに入るので、入眠するまでは部屋を涼しくする工夫をしましょう。さらに、リラックスさせたり、ホルモンバランスを整えてくれるサプリを取り入れると、睡眠の質もアップしやすいので、試してみると良いでしょう。

うっかり日焼けのケア
うっかり日焼けしてしまったものは、残念ながらもとに戻りません。肌を鎮静させるようなコスメでクールダウンしましょう。水ぶくれなどを起こすほど焼けてしまったら、早めに消炎鎮痛剤を内服し、皮膚科を受診しましょう。

END OF SUMMER(8月中旬~下旬)
終わりよければ、秋の準備もスムーズです。気をつけていても受けてしまった肌ダメージを土台から修復しましょう。乾燥小ジワやたるみが深刻になる前にスペシャルケアをプラス。食べるものは、秋の準備を開始し、"冷やす"ものから"温める"ものへチェンジ。

夏枯れ肌
夏枯れの気配を感じたら、肌力アップを心がけましょう。夏の終わりは、汗などで荒れがちな肌表面に加え、紫外線、近赤外線、ブルーライトなどの影響で、肌内部にも様々なダメージが蓄積されています。肌力を底上げするようなアイテムで、たるみやシワをブロックしましょう。そこで、スキンケアに肌のターンオーバーを促すレチノールコスメを加えましょう。エンビロン社モイスチャーACEオイルは、酢酸レチノール高配合で肌の防御力をアップさせ、シミの原因となるメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用があり、おすすめのアイテムです。

ボディケア
夏の間太陽にさらされたボディを丁寧にクールダウンしましょう。
紫外線、汗荒れ、外と室内との寒暖差など、夏のボディは過酷な環境。そんな体をいたわるべく、修復効果の高いオイルを全身にたっぷり塗りましょう。モイスチャーACEオイルはボディケアにも最適です。マッサージツールで夏疲れをすっきりとリリースするのも良いでしょう。さらに、ひじやひざなどの角質ケアには、部分的にスクラブを使い、その後はしっかり保湿すれば全身ビカピカです。

ホワイトニングケア
一般的な美白コスメは"シミをできにくくする"もの。ですから、できてしまったシミを薄くすることは、なかなかできません。"シミができたから美白"ではなく、通年を通しての美白ケアを習慣にしましょう。続けていれば、来年はもっと美肌で夏を迎えられるはずです。クリニックでは通年の美白ケアとして、敏感肌にも安心して使用でき、高いブライトニング効果があるルミキシルクリームなどをおすすめしています。

アイケア
転ばぬ先の目もと小じわ対策を始めましょう。
秋の気配が訪れるとともに、乾燥シーズンヘと突入します。肌ダメージを受けてしまった夏の肌をケアしつつ、本格的な乾燥シーズンを乗り越えるためにも、目もとケアは重点的に。乾燥小ジワが表れやすい目もとは、専用のクリームなどでスペシャルなケアを始めましょう。

食事、栄養
旬の果物で秋のパワーをチャージしましょう。ぶどうに含まれるアントシアニンやレスベラトロール、桃に含まれるクエン酸など、旬のフルーツは栄養価が高いので、積極的に摂りましょう。ただし糖度が高いので、おいしいからといって、食べすぎにはご注意。食事はあくまでもバランスよく、多品目摂るようにこころがけましょう。
そして"冷やす"から"温める"食材へシフト。夏は暑さを乗り切るために、体を冷やす旬の食材を食べたいところですが、この季節には、体を温め始めるのが得策。根菜類やカボチャなどを積極的に摂りましょう。調理法も蒸して温野菜にするなど加熱調理がおすすめ。βカロテンやビタミンもたっぷり含まれ、健康にも美肌にも最適です。

夏を楽しく過ごし、そして秋以降の美しさをキープするべく、今から賢く準備を始めましょう。
是非ご一読下さい。

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雑誌『Richesse(リシェス)』2016 SUMMER No.16 (6月28日発売 掲載ページP230~234)

特集「Brighten up 色ムラのない、透明感溢れる肌が理想です リシェス世代のシミ対策に結論」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

『Richesse(リシェス)』は、人気雑誌「25ans(ヴァンサンカン)」を極めて誕生したハイエンドなラグジュアリーマガジンです。上質なものを知る40代の読者層に向け、高級感に溢れたエレガントなファッションやライフスタイル、ビューティー、トラベル、グルメなどが特集されています。

ホームケアだけではなかなか消えないシミ(日光性色素斑)や肝斑。年齢を感じさせてしまうことは間違いありませんが、実際のところ1つ2つのシミを取るだけでは印象はかわりません。リシェス世代の求める肌は、ただ単に肌が白いだけでなく、色ムラがなく、透明感とツヤがあるかどうかが大切。それらなくして本当の美しい印象はもたらされないとリシェスは提唱しています。当院も同様のコンセプトで肌質改善治療を行っており、シミの部分照射単体施術はお受けしていません。全体の肌色を改善するトータル治療をしつつ、濃いシミにも積極的にアプローチしています。

今回の特集では、色ムラのない輝く肌作りのために、知っておくべき最新のシミ治療をご紹介しています。

シミ対策にまつわる疑問と誤解
これはシミ?それとも?美肌の妨げになる色ムラの種類をおさらいしましょう。
Type1 日光性色素斑
輪郭がはっきりしていて色の濃いシミ。紫外線の影響で傷ついた表皮細胞がメラニン色素を過剰に作り続けることが原因です。加齢によるターンオーバーの悪化も影響するため、老人性色素斑ともいわれますが、早くから紫外線を大量に浴びていれば10代から生じます。

Type2 雀卵斑
直径3mm前後の小さな茶色の斑点。一般的にそばかすといわれます。多くは遺伝性で、色白の人に出現しやすく、顔は鼻を中心に、また首からデコルテ、背中、腕などにもできやすいのが特徴です。紫外線が強い時期に目立つ傾向があります。

Type3 炎症後色素沈着
やけどやにきび、虫刺され、化粧品かぶれなど、皮膚が炎症を起こした後の色素沈着。年齢を問わず起きます。多くは自然消失しますが、日本人は、白人と比べて色素沈着の程度がひどくなりやすく、期間も長期化しやすい傾向があります。

Type4 肝斑
頬や目の下、額、鼻の下、顎などに左右対称にできて、かつ、輪郭がもやもやとぼやけているシミ。原因は、紫外線や摩擦などに加え、女性ホルモンの影響が大きいといわれ、主に30代から40代の女性に多く見られます。

Type5 脂漏性角化症
初期は平らで普通のシミに見えますが、1~2mm程度の隆起がぷつぷつと出始め、徐々に大きくなります。色は淡い褐色、黒などさまざま。皮膚良性腫瘍の一種で、主に加齢によって生じますが、体質的にできやすい場合もあります。別名老人性いぼとも呼ばれます。

このほかに太田母斑などシミと勘違いしやすい、アザもあり、その場合はスキンケアや内服では改善が望めないので、まずは専門医の診断を受けましょう。

治療方法は・・・
日光性色素斑(以下シミ)は高出力のレーザーや光を照射。雀卵斑や薄いシミは光治療や低出力のレーザーに、トラネキサム酸やビタミンCなどの内服とハイドロキノンやレチノイン酸の外用、ケミカルピーリングなどを組み合わせて。肝斑も内服と外用、光治療を中心とした複合治療が効果的です。脂漏性角化症は炭酸ガスレーザーで除去。両側性遅発性太田母斑様色素斑はシミと同じレーザーを、期間を空けて通常5回前後照射します。

誤解その1 シミができたらレーザーで取ればいい 
光治療や弱いレーザーで全体的に肌のトーンを明るくするなどの肌準備をせず、いきなりシミにレーザーを照射すると、そこだけ白抜けしたようになり、逆に色ムラを作ってしまう危険があります。また、シミが出来る部分は細胞がメラニンを異常に作り続ける状態のため、細胞ごとリニューアルしない限り1回の照射では終わらず、将来的に老人性いぼになる可能性もあります。メラニンの活性を下げるためにホームケア(内服・外用)の併用が必須です。

誤解その2 クリニックは点の治療 
多くの方が一点のシミを消したいとクリニックにきますが、濃いシミの周りには薄いシミやくすみ、肝斑があります。先に全体的なメラニンの活性を抑え、肌の透明感を上げないと部分照射の効きもよくありません。濃いシミを消したら周辺の色ムラが目立つことも。低出力のレーザーや光治療は透明感や明度のアップが得意。半年も続けると肌のレベルが相当上がり、色ムラも目立たなくなります。点を追いかける前に面の改善こそ、クリニックで行いましょう。

誤解その3 潜在ジミが出るタイミングが知りたい 
太陽光を浴びてシミができるまでの紫外線量は4000MEDといわれます。これが示すのは、平均的な日本人の肌では毎日11分素肌で太陽光を浴び続けると20年でシミが出るということになります。潜在ジミもいつ出てもおかしくありません。20代だから、短時間しか紫外線を浴びていないからシミができない、というのではなく、肌は日々の積み重ねをあらわすものです。

―リシェス世代のシミ対策、結論は色ムラのない肌を作るクリニックを味方に―
当院がシミ治療に精通した、信頼できる医師のいるクリニックとして紹介されました。
黒にのみ反応し、全体の透明感を上げるジェントルレーズ、赤みも含めた色ムラを改善する光治療のフォトフェイシャルM22。真皮にトラネキサム酸等を注入し、肌の再生に効果的な水光プラス。トラネキサム酸を導入しながら高周波でたるみ治療をするスカーレットRF(スカーレットS)など、色ムラのための様々な肌質改善メニューがあります。当院はファンデーションの厚塗りが必要ない、上質な肌を理想としています。しかしシミ治療はレーザー照射単体では解決しません。日常のケアはご本人にしかできないこと。美白内服、外用のホームケアを併用することで、肌の底上げをし、治療効果を発揮します。
定期的な美容医療のメンテナンスと、適切なホームケアを継続すれば、年代が上がっても、色ムラのない明るい肌色をキープできます。

是非、ご一読ください。

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ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)のよくある質問


【Q】なぜ、汗をかくと臭うのですか?

【A】
本来エクリン汗は無臭ですが、皮膚の常在菌(雑菌)により分解され、皮脂腺から分泌される脂肪酸と混じると、臭いが発生するようになります。特に、アポクリン汗腺から出る汗は、脂質やタンパク質など臭いの元になる有機物を多く含み、細菌により分解されると臭いがさらに強くなります。アポクリン汗腺は動物の芳香腺の遺残であり、性成熟期に特徴のある刺激臭を発します。臭いのもとになっている物質は、酢酸、蟻酸、プロピオン酸などの不飽和脂肪酸、アンモニア、メチルアミン、トリメチルアミンなどです。


【Q】アポクリン汗腺ってどこにあるのですか?

【A】
アポクリン汗腺は、脇の下と外陰部、耳の中、乳輪周囲、臍の周囲という特定部位に存在します。つまり、このエリアに関しては、類似の臭いが発生すると考えられますが、個人差もあります。

【Q】すそワキガって誰にでもあるの?

【A】
日本人では約1/4がワキガの関連遺伝子を持っています。症状の程度は様々です。男性より女性に多く、すそわきがのある方の多くに、ワキの腋臭症もあります。また、すそわきがや腋臭症がある方は、耳垢が湿っています。近年、耳垢が湿型か乾型かを決定し、腋臭症の発症に関連する遺伝子(16番染色体のABCC11遺伝子)が解明されました。日本人での保有率は25%で、アフリカ系、欧米系人種より少ないのですが、少数派ゆえにお悩みが深いかもしれません。

【Q】すそワキガっていつも同じように臭うの?

【A】
ワキガやすそワキガは、ストレスや緊張、性的な興奮を伴うと、臭いが強くなる傾向があると言われています。

【Q】自分が臭っているかどうか分からないのですが・・・

【A】
デリケートゾーンに関しては、衣服を着用している限り、周囲に臭いを気づかれることは稀かと思います。ある意味パートナーにしか分からないのですが、耳垢が湿っていて(ねっとりした耳垢)ワキガがある場合は、すそワキガもある可能性が高いと言えるでしょう。臭いの強さには個人差もあり、気になるか気にならないかは、個々の感じ方次第ですので、全ての方が治療の必要があるとは思いません。ちなみに、アポクリン汗腺由来の臭いは、フェロモンの正体とする考えもあります。要は、程度の問題なのです。ワキガの程度が強い、下着が臭う、パートナーに指摘されたなどでお悩みの場合は一度ご相談ください。

【Q】ボトックスを打ち過ぎると効かなくなるって本当ですか?

【A】
短期間に100単位以上の注入を行うと、中和抗体が作られ、ボトックスの効果が出なくなる事がありますので、治療は同じクリニックでお受けになる事をお勧めします。また、中国製のBTXAなど、製剤の質が悪いと中和抗体が出来るリスクが高くなり、アレルギーや異物反応の報告もあります。銀座ケイスキンクリニックでは厚生労働省認可のボトックスビスタを使用していますのでご安心ください。

2016年6月30日

『なないろ日和!』7月5日OAに出演いたします。

薬丸裕英さん、香坂みゆきさんが司会の情報番組、テレビ東京『なないろ日和!』7月5日(火)9時28分~OAに慶田院長がスタジオ出演いたします。

夏本番を迎え、紫外線や暑さが気になる時期に役立つ情報を解説いたします。
詳しい内容はOAをお楽しみに!

院長が出演するのは、冒頭9時28分と、9時58分頃~10時57分頃放送の特集コーナーです。
生放送のためお早めからチェックをお願いします。
どうぞお見逃しなく。

2016年6月27日

雑誌『VOCE(ヴォーチェ)』2016年8月号 (6月23日発売 掲載ページP180~186)

特集「"夏老け"しないための正解スキンケア101」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

本格的な暑さがいよいよスタートします。夏の紫外線などが影響し、エイジングが加速す
るのは事実。ケアを怠ると一気に、2~3歳は老けてしまう可能性も。夏が過ぎたころに肌年齢が上がってしまうことがないよう、予防や対処法についてマスターしましょう。
慶田院長は皮膚科専門医として、紫外線などの他に生活面も含めた効果的なアプローチについて、解説いたしました。

〈実はみんな実感してる...!?「夏は老ける」は本当?〉

Q.冷夏や曇ってばかりの夏だったら、夏老けしにくい?
A.紫外線量は、曇りの日でも晴れの日の7割、雨の日でも3割の量が降り注ぎます。夏はもともと紫外線が強いため、いくらか弱くてもやはり秋冬に比べると強めとなります。シミが出来始めるのに必要な累積紫外線量から換算すると、平均的な日本人の場合、計算上は1日に11分素肌で紫外線を浴びていると20歳でシミが出来始めるとことがわかっています。
実際は、紅斑が出ないレベルの紫外線量でも蓄積することで、シミ、シワ、たるみにつながるため油断は禁物です。赤くならなければ日に当たっても夏老けしないということは、決してありません。

Q.夏に肌が老ける原因は?
A.・紫外線・不快な高温多湿によるダメージやストレス・汗の刺激・酸化した皮脂・エアコンの乾燥・扇風機の風・さっぱり志向による保湿不足・麺類など偏食がまねく栄養不足・熱帯夜による睡眠時間の短さや質の低下・冷房による体の冷え
など原因はさまざま。紫外線の影響だけでなく、暑さで疲労が蓄積したり、生活習慣が乱れやすいことも覚えておきましょう。

Q.夏老けしやすい人、しにくい人ってある?
A.生活習慣の影響が大きい印象です。紫外線対策やバランスのとれた食生活などを意識している人は老けにくいですね。

Q.紫外線さえ防げば、陽射しを浴びても夏老けしない?
A.光老化"にご用心。陽射しのうち、肌を老化させるのは紫外線だけではなく、可視光線や赤外線も。こういった太陽光線による老化は"光老化"と呼ばれ、加齢による自然な老化とは別に対策を講じるべき。日焼け止めなど外からの対策はもちろんのこと、インナーケアなど内側からのアプローチも習慣にすることが常識になりつつあります。

Q.夏の汗や皮脂、やっぱり悪者なの?
A.汗の塩分や酸化した皮脂はNGです。汗に含まれる塩分などが刺激になり、肌トラブルが出る人がいます。皮脂に関してはそれ自体が悪者なのではないのですが、酸化して過酸化脂質になったり、アクネ桿菌が遊離脂肪酸に変わると、肌にはダメージです。

Q.若いから、まだ大丈夫だよね?
A.肌の体力や抵抗力は確かにありますが、それらの力も20代後半でかなり低下していきます。若いからこそケアを怠ったり、不規則な生活を送ってしまいがちですが、過信してはいけません。

Q.海や山に行かず、通勤・通学だけなら夏でも老けない?
A.そんなことありません!先述した通り、紅斑が出ないレベルの紫外線量でも蓄積することで、シミ、シワ、たるみにつながります。肌老化は、日々の積み重ねと心得て。

〈UVケアの正解 ○&×〉

Q.日焼け止めは、最高値のSPF50+&PA+++がイイ!に決まってる?
A.○
SPF値やPA値は高い方が安心でしょう。"光老化"は、紫外線だけでなく、可視光線、ブルーライト、近赤外線なども原因となります。また、大気汚染物質も肌トラブルの一因です。日焼け止めも、プロテクトする目的ごとに種類が豊富になっています。日焼け止めの効果SPFやPA数値だけでなく、目的別に使い分けたり、併用して効果を高めると良いでしょう。実際に日焼け止めを正しい量で使っている人は少なく、5分の1しか効果を発揮できていないというデータもあります。SPF、PAの効果を発揮するなら、最低でも薄く3度重ね塗りしましょう。

Q.クリーム、ジェル、スプレー。日焼け止め選びは好み優先でいい?
A.△
それぞれの個性をいかして使い分けましょう。肌に密着するクリームは、自然と面積あたりの量が多くなるので効果を発揮しやすいはず。ジェルは日焼け止めに慣れていない男性や子どもに、スプレーは手軽ですが薄づきなので、外出先での塗り直し用に。

Q.日焼け止めを塗っても焼けちゃうなんておかしい!
A.×
"塗り忘れ盲点"に気づいてないだけ。服の素材が麻だったり白かったりすると、紫外線が通り抜けて肌に届いてしまうことに。日焼け止めは裸で塗り、服で隠れるところも抜かりなくケアしましょう。顔は額、両頬、鼻、顎の5点に置き、小鼻や目周りなど細かい所も忘れずに丁寧に指の腹で優しく塗り広げます。鼻や頬など出っている部位は紫外線の影響を受けやすく、頬から耳にかけてのCゾーンは、特にシミになりやすい部位です。塗り忘れがちな耳、首の後ろなどもしっかり塗りましょう。徹底的に有害光線を浴びないようにするには、日傘やサングラス、日焼け止めで物理的に光を遮断を。

Q.ウォータープルーフやSPF値が高い日焼け止めは肌に負担がある?
A.△
SPF値の高さと肌への負担は関係ありませんが、ウォータープルーフ系を使うと、なかには肌荒れする人もいるようです。

〈毎日の「老けの蓄積」がこわいから デイリーケアの正解〉

Q.朝ケアのオススメは?
A.UVコスメの前に抗酸化系アイテムを取り入れましょう。皮脂が分泌されて酸化すると、肌に悪影響となります。それを予防するために、朝、日焼け止めを塗る前に、抗酸化コスメを組み込むことが効果的です。

Q.夜ケアのオススメは?
A.肌のターンオーバーを促すレチノールコスメを加えましょう。角質が肥厚してゴワつきやくすみが現れるのを防ぐことができます。エンビロン社のモイスチャーACEオイルは過剰なメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用があり、レチノール反応による赤みや皮剥けといったストレスがない使い心地もおすすめです。

〈美肌先生、教えてください!!夏老けしないスキンケア〉

Q.夏ならではの肌トラブルとは?
A.ニキビ、ゴワつき、シミ、くすみなど。紫外線のほか夏疲れの影響で不要な古い角質がたまりやすく、肌がゴワついたり毛穴に皮脂などがつまってニキビが増えたり、メラニンのせいで、くすみやシミも目立ちやすくなります。クリニックで行う、グリコール酸のメディカルピーリングや、レチノールコスメで肌のターンオーバーを整え、肌力を高めるケアが有効です。

Q.夏の肌あれも肌老けのシグナル?
A.汗でダメージを受けているサインかも知れません。夏は汗のせいで湿疹ができるなど、肌あれを訴える人が多いですね。すぐに肌が老けるわけではありませんが、繰り返すと肌ダメージも深刻化。湿疹ができるほどなら、ほったらかしにするなど油断は厳禁!早めに皮膚科専門医に相談しましょう。

Q.肌がベタつくから洗顔したい。一日に何回まで平気?
A.基本は朝晩1日2回の洗顔ですが、汗は肌への刺激となるので、そのままにしないように。とはいえ、一日に5回も6回も洗うのはさすがに多すぎると思います。また、汗をかいたら、"洗う&潤す"が基本です。保湿をセットで行うことも徹底しましょう。

〈すっごく焼けちゃった!SOSの正解〉

Q.昨年、夏フェス後に肌が老けた気が。この夏こそ、失敗しない策は?
A.会場が山中だと涼しく感じ、紫外線が弱そうに思う人も多いようです。でも、実は標高が1000メートル上昇するごとにUVBは約10%増えると言われています。空気が澄んでいる山などは、紫外線を遮るほこりなどが少ないから、実は注意すべき。山だからと油断せずに紫外線対策を念入りにしましょう。

Q.プールや海で気をつけることは?
A.プールの塩素や海水が肌に負担になり、肌あれなどのトラブルが出てしまう可能性もあります。塩素も海水も肌についたままにしないこと。最後は必ずシャワーなどで全身を洗い流すべきです。

Q.虫刺されの痕が消えない!夏老けの影響?ケアは?
A.掻かずにガマンしましょう。夏老けとは関係なく、虫刺されによる色素沈着は消えにくいもの。掻くと余計に残りやすいため、刺されたらすぐ塗り薬を。

Q.夏老け肌のケアに最適なクリニックメニューは?
A.・フォトフェイシャルM22
日焼けの炎症が落ち着いたら、最新の光治療フォトフェイシャルM22がおすすめです。8種類の光が肌のコラーゲン線維などを活性化。肌に透明感が生まれてハリも出ます。夏老けをなかったことにしましょう!
初回トライアル ¥25000
・高濃度ビタミンC点滴
リゾートへ出かける前などに、ビタミンCの点滴をしておき、夏老けを予防するのも賢い選択。内服や注射の50倍量で、紫外線や大気汚染などの酸化ストレスから体を守ってくれます。
約30分~50分かけて点滴。効果はおよそ2週間も続きます。初回トライアル ¥12000

〈番外編 老けないヘアケアの正解〉

Q.夏を終えると髪が傷むような......気のせい?
A.いえ、そのとおりです。夏の髪は、紫外線の影響で表面のキューティクルが開き、潤いやメラニンが流出しやすい状態なのです。

Q.紫外線ダメージから髪を守り抜く方法は?
A.ヘア用UVカットスプレーを使用し、紫外線ダメージから守りましょう。また、頭髪もお肌同様に保湿を忘れずに。髪をまとめるor帽子をかぶるのも手。髪をひとつに束ねたり、帽子をかぶれば、陽射しにあたる髪の面積を減らせるので、ダメージ量も減らせます。

Q.夏は頭皮も傷む?
A.もちろん!夏は頭皮も強い紫外線の影響を受け、発汗も多く、過酷な環境です。頭皮にかゆみがあったら、汗や皮脂などで炎症がおきているサイン。専門医を受診しましょう。

Q.頭皮のダメージを防ぐには?
A.肌と同じく紫外線カットが最重要。頭皮を紫外線から守ってくれるアイテムを活用しましょう。日焼けしやすい分け目だけでいいので、さらっとした日焼け止めジェルを使うとよいでしょう。

Q.暑くてもドライヤーで乾かさないとダメ?
A.湿った状態は、頭皮で細菌が繁殖します。自然乾燥だと完全に乾くまでに時間がかかってしまい、その間に頭皮の常在菌が繁殖しがちです。頭皮の老化に直結するわけではありませんが、頭皮トラブルが出やすくなります。髪の根元からきちんと乾かすべきです。

〈老けさせない 夏習慣の正解〉

Q.暑すぎて食事は麺類ばかり。肌に悪い?
A.影響あり!栄養が偏って体も肌にもよくないので、麺類のトッピングに工夫して栄養素プラスしましょう。薬味のほか、鶏肉、トマト、オクラなどを多めに加えると良いですよ。

Q.冷たいものばかり食べていると、夏老けをまねく?
A.冷たい食品ばかりだと、肌にまで栄養が届きません。食べ物も飲み物もキンキン冷えたものをたくさん食べていれば、体が冷えてしまうことに。その結果、末梢循環が悪化して肌のすみずみまで栄養や酸素が行かず、夏老けを促す危険も!

Q.夏老けをケアできるような食事ってある?
A.抗酸化作用のあるビタミンCを含むものを積極的に摂りましょう。ビタミンCといえば柑橘類を思い浮かべる人も多いですが、柑橘類のなかにはメラニンを増やしてしまう成分が入っているものもあるので要注意。そのため、ベリー系、バナナ、マンゴーなどをセレクトしましょう。もし柑橘類を食べるなら、紫外線の影響を受けない夜が最適。
また、紫外線対策になる機能性ヨーグルトがおすすめ。コラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトを摂ることで、肌のバリア機能が高まり、紫外線に負けにくい肌になれるという研究結果がでています。院長も約1年間愛用していますが、肌がカサつくことなく、良い肌状態を保てています。

Q.夏老け肌対策としてオススメのサプリは?
A."飲む日焼け止め"アイテムを常備しましょう。クリニックで購入できる"ヘリオケア"は、天然のビタミンC、D、E、ルテイン、リコピンを配合。紫外線を浴びる30分前に服用するだけで、体の中から紫外線を防御できます。

Q.扇風機の風って肌に悪い?
A.上手に使えば肌にも安心。扇風機は冷房と一緒に使い、室内の空気を循環させるには快適で便利です。風を直接あて続けると、肌から水分がうばわれて乾燥を促す危険があるので注意しましょう。

Q.紫外線を防ぐためには、服やサングラスはどんな色がいい?
A.服→黒・紺 サングラス→薄茶色。服は黒や紺など濃い色のほうが、紫外線を吸収して肌を守ってくれます。でも、サングラスは暗い色だと瞳孔が開いて紫外線が余計に入りやすくなるため、淡めのブラウンがオススメです。

Q.毎年、夏バテしちゃいますが、肌状態にも影響する?
A.肌もバテます!夏バテに悩む人は、食欲がなく栄養不足になったり、よく眠れていなかったり。こういった状態は肌にいいはずないですね。良質な睡眠と、バランスのとれた食事をこころがけましょう。

Q.パフやブラシ、夏はやっぱり不潔? 肌にも悪いよね?
A.はい、よくありません。メイクの残りだけでなく、肌の汚れも不着しているので、季節を問わずにできるだけ週に1回は洗って。パフに残った皮脂が酸化して、肌にダメージを与える可能性もあります。

本誌ではお肌のスペシャリスト4名が、"夏老け"しないために101個の正解スキンケアを紹介しています。"夏老け"しないための、コスメなどのアイテムも多数掲載。
是非ご一読下さい。

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2016年6月23日

日経BP会員情報誌『et Rouge』 2016年No.9(5月20日発行 掲載ページP46~47)

特集「美肌を極める最短ルート!美容医療とスキンケアは相思相愛♡」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

毎日スキンケアを続けていても、ジワジワ迫りくるシミやたるみなどの肌老化。
でも美容医療はちょっと...とお考え方もいらっしゃることでしょう。いつまでも肌に自信を持つために、スキンケアと美容医療の「二人三脚メンテナンス」を始めませんか。今回の特集では、最新・最短の美肌道をレクチャーいたしました。

近頃は年齢を重ねても若々しい方が増えていますし、美容情報があふれ、若い世代でもスキンケア知識が豊富に...と思われがちですが、実際はどうなのでしょうか?実は、美容意識が高いのは一部の人で、平均するとまだまだ正しい知識が浸透していないのです。
紫外線をはじめ、赤外線や可視光線を含む太陽光線を浴びると、シワ、シミ、たるみなど肌の老化が進んでしまうのが"光老化"。実は肌の老化のうち、加齢による"自然老化"はわずか20%ほどで、80%は"光老化"によるものと言われていますが、この言葉の認知率はわずか4%に過ぎません。また日焼け止めを日常的に使用している女性は24%で、まったく使わない女性が17%、男性では70%も。"SPF"や"PA"の理解度も低いのが現状です。
一方、アジアでは、女性たちの美容マインドは高まっています。香港や上海、タイと、日本の女性たちを比較したデータを見ると、日本人は消極的であることが分かります。美容大国・韓国は美容医療にも積極的で、ダウンタイムが長いハードな治療も人気があることは知られていますが、実はタイや香港もレーザーや光治療など美容医療経験者がかなり多いことがわかっています。日本は上海より美容医療経験が少ないという結果でした。全体的にチャレンジャー気質の大陸の女性たちに比べ、日本女性は慎重でコンサバティブ。美容医療に興味はかなりあるものの、調べ尽くしてやっと1年後にクリニックに足を運ぶ、という傾向があるようです。

もちろん、シミやシワ、たるみを予防・改善しようと丹念にホームケアするのも素晴らしいことですが、ただ、その努力が無駄になっている場合もあるので、注意しましょう。
例えばシミにはいろいろな種類があり、脂漏性角化症や肝斑、実はイボやホクロ、アザだったという場合もあります。クリニックでもたるみよりシミのほうが改善が難しい場合があるのは、症状によって最適な照射機器が異なり、内服と外用を並行して治療する必要があるからです。そのため、シミだと思い込んでスキンケアをしても、効果を得られず、時間と手間とお金の無駄使いになってしまうことも少なくないのです。長年悩んでいるのであれば、自己判断せず、皮膚科専門医の診察を受け、適切なケアを知ることこそ、シミを確実に改善する近道です。
銀座ケイスキンクリニックには、観光中に治療を受けたいという、韓国や中国の女性からの問い合わせもあるのですが、メディカルツーリズムの方はお断りしています。なぜなら単純にレーザーを照射すればシミが消せるわけではなく、アフターケアができないと効果を出しにくく、フォローもできないからです。日本人の患者さんに対しても同様で"スキンケアなどの併用療法を頑張れない人には施術をしません"と明言しているほど。インナーケアも含めたアドバイスを行うため、初診時は30分以上の時間をかけてカウンセリングしています。それはシミの種類を説明し、レーザーや内服薬、外用薬など必要な治療とプランを理解していただくため。肝斑は完全に消すものではなくコントロールするものですし、日光性色素斑にレーザー照射し一旦シミが消えたように見えても、正しいホームケアを続けられなければ、再発しやすいのです。
肌悩みにダイレクトに応える、レーザーや光治療ですが、狙った以上の効果をもたらし、ベストな状態をキープするためには、食事、睡眠、排泄、運動、ストレスコントロール、そして毎日のスキンケアは不可欠。

クリニックでは最高の施術を提供しますが、洗顔、保湿、UVなどの光対策という守りのスキンケアは、ご本人しかできないことです。さらにいえば、毎日のスキンケアを手抜きなく続け、安定した生活リズムを心がけて、施術前の肌状態を良くしておけば、レーザーの出力を上げられます。その結果、効果が高く、肌の再生速度も早いというメリットもあるのです。3カ月に一度程度のフォトフェイシャルと、適切なホームケアを継続すれば、年代が上がっても、色ムラのない明るい肌色と水分量の高い肌をキープできます。
定期的にジムでワークアウトをしている人、生活リズムが安定している人は、美白の効果実感が高いと感じています。毎日のケアやメンテナンスを手抜きして、困ったときだけクリニックに駆け込むのでは、美肌キープも難しいのです。

シミが消えることで美容意識が高まり、女性は気持ちまで前向きになります。
シミに悩み、コンシーラーと厚いファンデーションでひたすら隠していた人は、シミや色ムラが消えるだけで、朝のベースメイクが簡単になり、トレンドの薄づきファンデーションも楽しめるように。肌が目に見えてキレイになり人から誉められるようになれば、それを維持したいと思うのが女心ですね。
美容医療で手に入れた美しい肌をキープするために、エビデンスのある成分を配合し、処方や基材との相性までひとつずつ計算して作られた、信頼のできるスキンケアを選ぶことも重要です。クリニックでは、必要に応じてコスメ選びのアドバイスもしています。キメの細かさ、みずみずしさ、なめらかさなどトータルで質感をアップさせる化粧品の効果も見逃せません。
定期的な美容医療のメンテナンスと、毎日のスキンケアの2本柱で、幸せオーラの理想肌を目指しましょう。
是非ご一読ください。

なお、『et Rouge』は会員専用情報誌のため一般発売はございませんが、無料の定期購読ができます。

ご興味ある方はこちらから

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2016年6月17日

スキンケア大学の記事を9記事更新しました。

2016年6月13日

雑誌『GLITTER(グリッター)』2016年7月号 (6月7日発売 掲載ページP97)

特集「PRE-SUMMER BEAUTY2016 夏までにすべき5つの美容」にて当院で取り扱いをしているハイドロフォースリッチオイルが"大人気の水素は「できたてを摂る」が新常識!
紫外線を浴びて体内に発生してしまった活性酸素を除去してくれる水素。でも、実は空気に触れると抜けてしまいやすいという弱点が。今や水素は「つくったら即摂る!」が常識です。"と掲載されました。

是非ご一読ください。

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雑誌『日経WOMAN』2016年7月号(6月7日発売) (掲載ページP95、P100)

「ムダなお金をかけずに美肌になる!毎日の習慣」内の2つの特集に、慶田院長の取材監修記事が掲載されています。

その1
特集「きれいをキープするベテラン皮膚科医が教えてくれた 20・30代で肌のためにやっておくべきことやってはいけないこと」(掲載ページP95)
皮膚科専門医としてお肌の仕組みに精通した女性医師が、実際に習慣にしている美肌ケアとは?日々忙しいワーキングウーマンでもあるドクターが、きれいをキープするために実践していることは、毎日の生活に取り入れやすいことばかりです。
「しみ」「しわ」「たるみ」「法令線」の4つのカテゴリー別に、20代と30代から始めるべき美肌習慣を紹介しています。

〈しみ〉

紫外線ほか、ブルーライトや近赤外線もしみの原因になります。20代から日焼け止めやサングラス、衣類で皮膚や眼を保護しましょう。アウトドアを楽しむなら紫外線の強い時間帯(9時30分〜14時頃)はなるべく避けましょう。日焼け止めは塗る・飲む両タイプの併用がおすすめ。特に30代からは抗酸化力の高い食材をしっかり食べ、肌の再生をうながすレチノール入り化粧品など、抗酸化力の高い化粧品を使いましょう。 慶田院長は、しみに効果的な、抗酸化作用の強いパプリカやオクラなどを下処理して常備菜にしています。

〈しわ〉

  20代のうちから「まごわやさしい(豆、ごま、わかめ、野菜、魚、きのこ類、いも)」を中心にした正しい食習慣を心がけましょう。正しい食習慣はは美肌の土台、節約しすぎず良質なものを食べることが大切です。喫煙は百害あって一利なし。喫煙をしているなら、早めに禁煙外来を受診するのも良いでしょう。30代からは小じわに効くレチノールなどの成分が入った化粧品のケアをプラスしましょう。

〈たるみ〉

20代から食・睡眠・排泄(腸内環境)・ストレス解消・運動で健やかな肌を保つ習慣を。片方のあごばかりで噛む、片側の頬ばかり下にして寝るのはNGです。自分の顔が左右対称になっているか意識すると良いでしょう。マラソンなど激しすぎる運動は、老化につながる活性酸素を増やします。30代からはヨガやダンス、筋トレなどで成長ホルモンを意識して分泌させましょう。

〈ほうれい線〉

20代から口角を引き上げるなど、表情筋を刺激しておくと、ある程度の予防効果ができます。ただし、頬の筋力の強さが、ほうれい線の原因となる「筋肉型」と呼ばれるタイプは表情筋を鍛え過ぎると逆効果になるのでご注意を。30代からは、ほうれい線が深くなる前に予防としてリフトアップ効果のある照射治療を受けるなど美容医療を試すのも一考です。自己流の過度なマッサージは逆効果になることもあるので避けましょう。 慶田院長は、飲むタイプの日焼け止め「ヘリオケア」を愛用中。主成分のファーンブロックが活性酸素を破壊し、皮膚を紫外線ダメージから守ります。 美肌を育む基本は食事です。良質たんぱくや野菜類をしっかり食べるようにしています。 nwoman1606.jpgnwoman16062.jpgnwoman16063.jpg


その2
特集「白髪・抜け毛を防ぐ シャンプー&頭皮ケアの正解はこれ!」(掲載ページP100)

〈抜け毛対策〉

亜麻仁油、えごま油、青魚などに多く含まれる、オメガ3系油は循環を改善し、育毛効果が期待できます。見落としがちなのが、30代前半の女性に多い貧血による薄毛です。急に抜け毛が増えてきたら血液検査を受けてみましょう。 男性と同じような機序で薄毛が進むFAGA(女性男性型脱毛症)が増えています。抜け毛が進行しているようなら、早いうちに専門クリニックの受診を。

〈白髪対策〉

大豆、かつお、チーズなどのタンパク質は、メラニンの元となるのは必須アミノ酸のチロシンを多く含み、間接的に白髪の予防効果が期待できます。バランスのとれた栄養と、睡眠の質を高めて酸化ストレスを防ぐことが、毛髪の健康に欠かせません。 是非ご一読下さい。

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2016年6月11日

雑誌『美人百花』2016年7月号 (6月12日発売 掲載ページP138)

特集『美容のプロが最終結論!!「毛穴」撲滅サミット2016』に当院の毛穴治療が紹介されました。

毛穴が目立つ原因は皮脂だけでなく、乾燥や年齢に伴うたるみなど様々です。若年層では皮脂分泌量が多い場合に目立つのに対し、30代以降では加齢に伴うたるみにより、特に頬部がたるみ毛穴として目立つことがあります。また、酸化した皮脂と角質などが混ざり、黒くポツポツした黒ずみ毛穴となります。皮脂の酸化、紫外線の影響、乾燥などでダメージを負った肌はターンオーバーが乱れ、さらに凹みが目立ってきます。
毛穴改善の近道は、まずクリニックで正しい診断を受け、お肌に合った治療を始めましょう。

そこで、『人気美容皮膚科の「スゴイ!毛穴撲滅」施術事典』では、毛穴対策に効果的な最新美容医療が紹介されています。

対策として、まずケミカルピーリングなどで毛穴の詰まりを改善し、肌のターンオーバーを整え、はりや弾力を回復させることが大切です。ケミカルピーリングは古い角質と角栓などの毛穴汚れもとれて、毛穴の開きが目立ちにくくなります。

広範囲の波長の光でコラーゲン線維を生成するフォトフェイシャルM22照射(IPL)は、痛みがほとんどなく効き目もマイルドで、美容初心者の方にもおすすめです。フォトフェイシャルの効果ででコラーゲン線維が増えると、肌にはりが生まれ、毛穴が引き締まる効果があります。同時にビタミンAのイオン導入を行えば、透明感のあるきめ細かい美肌に導きます。ビタミンAは、肌のターンオーバーを促し、角質のバリア機能を強化する作用があり、肌自体の保湿力も高まるため、ちりめんジワ予防にも効果的です。イオン導入器で微弱な電流を流して、ビタミンAの有効成分を外用の40~50倍浸透させることができます。

また、日本人はメラニンの活性が高く、産毛や色素沈着により毛穴が目立つことも多くあります。そのような黒く目立つ黒ずみには、a href="/35s03/">ジェントルレーズ照射がおすすめです。産毛毛穴の脱毛と、毛穴のまわりの色素沈着に効果があります。皮脂の分泌を減らす効果や、ふっくらと弾力のある皮膚に変えていく効果など、ほとんどの毛穴悩みに対応。透明感のある滑らかな美肌に導きます。

頑固な開大毛穴を根本から改善するには、肌にドット状の小さな穴をあけて肌をリニューアルするフラクショナルCO2レーザー照射が効果的。ベビースキンに肌を入れ替え、コラーゲン密度を高め、毛穴レスな肌に新生させます。一週間程度、小さな点状のかさぶた(ざらざらする程度)ができる施術ですが、効果はお墨付き。ダウンタイムがNGな方は、針を使った高周波治療タイプのスカーレットRF(スカーレットS)ならほぼノーダウンタイムでお受けいただけます。こちらは、真皮内で針電極から高周波が流れ、微細な傷と熱刺激でコラーゲン線維を新生させる治療です。針穴から成長因子を導入するので、再生力が高まります。

毛穴対策施術は、全て皮膚のキメとハリ、透明感もアップさせるものばかりです。銀座ケイスキンクリニックの肌質改善メニューをお試しくださいね。
是非ご一読ください。

ケミカルピーリングイオン導入光治療器(フォトフェイシャルM22)ジェントルレーズフラクショナルCO2レーザースカーレットRF(スカーレットS)

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2016年6月 9日

雑誌『VOGUE』2016年7月号 (5月28日発売 掲載ページP130)

特集「100人の声から抜粋 My Own Rules 私のボディはこれで変わった!」に、慶田院長の取材記事が掲載されました。
美しいボディを得るためのメゾットは日々進化しています。そこで今回、美容・健康感度が高い女性100名のマイルールが紹介されました。
最新の理論に基づいたエクササイズや、話題の食事法などを取り入れて、いかに最大限の効果をだすかが、忙しい女性にとっての必須ルールといえます。
100名のボディラインキープの秘訣が、My Rule 1~10までに分類されています。慶田院長は「My Rule 4 Let's Dance!踊って鍛える。」に掲載。
院長は、ジャズダンスのレッスンを20年継続中。柔軟性アップ、姿勢改善、循環改善などのメリットがある上、楽しくてストレス解消にもなり、日焼けもしないおすすめエクササイズです。ハイヒールもクールに履きこなしています。ヨガやピラティスのグループレッスンも多数受けてきましたが、1年半からピラティスのパーソナルレッスンに変えたところ、シェイプアップし、腰痛に悩まされることもほとんどなくなり快調とか。体脂肪率を落としすぎず、女性らしい柔らかさを残しながら、ほどよく筋肉がついた、女性らしいしなやかボディを目指しているとのことです。

「My Rule 4 Let's Dance!踊って鍛える。」を実践する他の女性有名人は、森理世さんら4名。他のMy Ruleも興味深いものばかりです。
是非ご一読ください。

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雑誌『with』2016年7月号 (5月28日発売 掲載ページP74~77)

特集『「全身まるっとムダ毛問題」解決!ジャーナル』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
サロンに通っているのになかなか毛が減らなかったり、意外な場所に生えていた!?など薄着の季節のムダ毛は女性にとって大問題です。そこで、なかなか人には聞きずらいムダ毛のお手入れテクニックについて解説しています。
カミソリでのお手入れは、手軽で確実なので、多くの女性の王道テクニックですが、どうしても肌の角質も一緒に削ってしまいます。
カミソリで剃るときはシェービングフォームなどを使ってすべりをよくしておきましょう。肌の刺激になるので、ボディソープをつけて剃るのは避けてください。肌への負担をへらすため、切れ味の良い4枚刃以上のものを使うことがおすすめです。剃ったあとは角質が落ちて肌のバリア機能が弱っている状態です。肌を保護するためにも、クリームやオイルできちんと保湿することをお忘れなく。
ワキなどポツポツ&黒ずみには、医師の行うレーザー脱毛など、毛穴に負担をかけないケアが肝心です。レーザーはムダ毛を確実に減らすと同時に、くすみや黒ずみを改善する効果もあるので、特にワキの処理にはおすすめです。ワキの毛は太いため、毛抜きで抜くと、毛穴に対する負担が大きくなり、ダメージを与える可能性大。また、毛穴が塞がって次に生える毛が埋没毛になってしまうことも多いので、思い切って脱毛レーザーの経験が豊富なクリニックに相談してみましょう。

次に、指や乳輪など思いもよらない所の毛は、どうやって処理するのが正解なのでしょうか? 
基本的に見える範囲であればレーザー脱毛することが可能です。気になるところはマメにカミソリで剃るのがいいでしょう。
ただし乳首まわりは皮膚が薄い部分なので、皮膚をしっかりのばした状態で剃毛してください。
毛が剃るたびに濃くなっていると感じる方がいるようですが、剃ると毛の断面が太くなり濃くなったように見えることによります。レーザー脱毛すれば毛穴が締まるので、毛穴の影も目立たなくなりおすすめです。

【教えて! レーザー脱毛のここがわからない!】
Qレーザー脱毛は何回くらいクリニックに通うもの?
A個人差はありますが、ワキならば1ヵ月半に1度の頻度で、3回繰り返して施術を受けるとかなり薄くなります。全部で6~8回でほぼつるつるに。

Qレーザー脱毛とエステサロン脱毛はなにがどう違うもの?
Aレーザー脱毛は医療用のレーザーを使用するので、出力が大きくパワフルに脱毛できます。エステサロンや脱毛サロンの施術よりも安全で確実な効果が出せます。

Q正直言って、どれくらいの費用がかかりますか?
A料金設定はクリニックによってまちまちですが、当院では両ワキ5回セットで¥35000です。1ヵ月半に1度の通院であれば期間は半年ちょっとですね。

続いては、フェミニンゾーン、プライベートパーツ問題です。
デリケートゾーンもそれなりにお手入れするのが、今どき女子のたしなみです。そもそも、20代はホルモンの影響もあって陰毛が濃い傾向があります。水着を着るような予定があるなら、きちんと処理するのがベターです。ただし皮膚が柔らかく構造が複雑な場所なので、自己処理するときは鏡で確認しながら、慎重に行いましょう。

【教えて! デリケートゾーンの脱毛の素朴な疑問!】
Q処理方法はなにがベスト?
Aセルフならカミソリ&トリマー。
抜くのは肌トラブルの原因になるので避けましょう。
いきなりカミソリで剃るよりも、ある程度まで毛をカットしておくと、剃りやすくなります。

Q毛がごわごわしているのが悩み・・・・・・
Aレーザー脱毛すると毛を減らすことができます。一度、全体的にレーザー脱毛することをおすすめします。新たに生える毛は量が減り、毛質もかなり柔らかになります。

Qどこまで処理すべき?
A下着の2㎝内側までを目安にしましょう。
水着やショーツをはいた状態で処理する範囲の見当をつけると良いでしょう。動いてもハミ出さないようにジャストサイズより小さめが◎。

もし、VIOゾーンのムダ毛処理にともなう傷やかぶれなど肌トラブルが起きたら、皮膚科専門医のいるクリニックに相談を。
医療用レーザー脱毛を行えば、黒ずみも一掃でき、白くキメの整ったつるすべ肌になれますよ。
是非ご一読ください

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2016年6月 8日

日本テレビ 『ヒルナンデス!』6月9日(木)11時55分~OA 

日本テレビ 『ヒルナンデス!』6月9日(木)11時55分~OA 

に慶田院長がVTR出演いたします。
先週、今週と2週にわたり、美肌や健康に関する食事について解説しています。
詳しい内容はOAをお楽しみに!
院長が解説しているコーナーの放送は、12時半~13時位から始まります。

生放送のためお早めからチェックをお願いします。
どうぞお見逃しなく。

2016年6月 6日

WOMAN EXPO TOKYO2016「SHISEIDO presents今も、未来も、明るい美肌!~美容のプロが語る大人のキレイのための最新美白講座~」

WOMAN EXPO TOKYO2016「SHISEIDO presents今も、未来も、明るい美肌!~美容のプロが語る大人のキレイのための最新美白講座~」にて慶田院長が講演を行いました

WOMAN EXPO TOKYOは「キレイもキャリアもハッピーも手に入れる!自分らしく輝く、すべてのワーキングウーマンのために」と題して、女性が活躍できる環境づくりを応援するイベントです。昨年は2日間で1万2千人を動員し、3年目となる今年も、5/21、/22の2日間で1万3千人の女性がミッドタウンを訪れました。

慶田院長は、22日(日)11:35~登壇いたしました。
"美容医療とスキンケアの両方を賢く使ってナチュラルな美肌を作る"という最新美白方法をレクチャー。今回の講演では、美白目的で行う美容医療の概要とスキンケア、基本的生活習慣の重要性、光老化についてお話し、普段は薬事法の縛りの関係で、雑誌やテレビなどのメディアでお伝えできない事柄も触れることができました。

次に、資生堂グローバルイノベーションセンターの牟田恵子さまから、今年2月に発売された「ホワイトルーセント」開発のコンセプト、薬効などが語られました。

最後に、資生堂PRの柴崎理恵さまから、具体的な使用方法のご説明がありました。
進行は、日経「et Rouge」編集長の麻生綾さま。

実は資生堂の牟田恵子さまと院長とは、小中高と机を並べた学友で、学術的な情報交換を気軽にできる間柄です。麻生さまも美容に関する造詣が深く、実はプライベートでも仲良くさせていただいています。ご縁の深いメンバーということもあり、進行は的確かつハイテンポに進み、とても楽しいセッションとなりました。

会場には美容感度が高い400人もの女性が来場され、華やかな講座となりました。来場された方にはSHISEIDOが美白化粧品を作り始めて100周年の記念に満を持して発売した美白化粧品「ホワイトルーセント」のお土産付き。

他の会場では、今回ビューティーミューズ大賞2016に輝いた吉田洋さん、中村アンさんのスペシャルトーク、ジャーナリスト池上彰さん、増田ユリヤさん、タレントの飯島直子さん、元スポーツ選手の上村愛子による講座など、キャリアアップ、最新美容、今注目の健康法、癒しのミニコンサートetc・・・ワーキングウーマンのための様々なイベントが開催されました。

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2016年6月 2日

雑誌『anan』2016年6月1日号 (5月25日発売 掲載ページP40)

特集「すべての夏トラブルの悩みに答えます!夏の肌と髪Q&A」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
夏は紫外線、肌の露出、汗、体臭、エアコンなどの冷え...肌や頭髪はトラブル続きで、あちこち気をつけないといけないことばかりです。今回の特集では、つい見逃しがちなこともピックアップして、夏の様々なSOSに専門家が回答しています。慶田院長は薄着の時期に気になる、お肌の黒ずみについて解説しました。

ボディの黒ずみは基本的に、ひじやひざ、かかと、Vゾーン、ヒップなど、関節部や圧迫を受けやすい部分にできやすいもの。摩擦、こすれといった物理的な刺激から肌が自身を守ろうとして、メラニン生成量が増えたり、角質の硬さや厚さを増したりすることで発生します。そのため、固めのスクラブが入った角質ケアコスメでゴシゴシこすりすぎると、逆に悪化することもあるので注意しましょう。毎日のボディケアできちんと潤いをあたえると、肌のバリア機能が高まるうえ、肌の生まれ変わりの周期も整い、黒ずみができにくくなります。
肌が生まれ変わる周期は、約28日。きちんと保湿をすれば、その間に硬い角層が柔らかくなって自然と剥がれ落ちます。朝晩2回、顔のスキンケアのついでに黒ずみが気になる部分も保湿しましょう。
黒ずみは、もともと肌が黒いタイプほど、残りやすい傾向があり、すでに日焼けしている人には、美白タイプのボディケアがおすすめです。インナーケアの美白剤は飲むだけで手の届きにくい部分を含む全身へアプローチできるのがいいところ。保湿or美白のボディケアと併用しましょう。
けれども、効果を得るには最低1ヶ月必要。水着を着る日まで時間がない人は、クリニックでのお手入れがおすすめです。
"クリニック=敷居が高い"と思われがちですが、ボディの黒ずみケアは意外とリーズナブルです。黒ずみができた部分や期間、原因、症状を医師が診察し、それぞれに合ったトリートメントを施すので、余計なコストや時間がかかりません。施術の内容によっては、肌にハリ感も生まれたり、黒ずみを落とす以上に美しいボディになれます。
クリニックで行う黒ずみ治療は、レーザーピーリングで二の腕などのザラつき(毛孔性苔癬)にも効果的なジェネシス、黒い部分に反応してくすみを改善するジェントルレーズ、黒ずみや古い角質をグリコール酸でオフして肌のターンオーバーを促すケミカルピーリングなどがあります。
3回くらい行うと効果的です。クリニックでケアする場合も、最低2週間前までには治療を始めましょう。
また、ホームケアを怠ると黒ずみが再発するので、ご自身でのメンテナンスもお忘れなく。クリニックなら高い美白効果が得られるホームケア製品も充実しています。
全身からすると小さなパーツでも、ひじやひざなどの"黒ずみ"は意外と目につきやすく、「清潔感がない人」といったマイナスイメージを与えてしまうことも。露出が増える夏本番を迎える前に、きちんとケアしておきましょう。
是非、ご一読ください。

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2016年6月 1日

日本テレビ 『ヒルナンデス!』6月2日(木)11時55分~OA 

日本テレビ 『ヒルナンデス!』6月2日(木)11時55分~OA 
に慶田院長がVTR出演いたします。
皮膚科専門医として、美肌や健康に関する食事について解説しています。
詳しい内容はOAをお楽しみに!
院長が解説しているコーナーの放送は、12時半~13時位から始まります。

生放送のためお早めからチェックをお願いします。
どうぞお見逃しなく。

2016年5月31日

雑誌『健康与美容』2016年6月号

『健康与美容』は『日経ヘルス』と提携している中国北京発の健康・美容情報誌です。 
今回2つの特集に慶田院長の監修記事が掲載されました。

その1
特集「7人の美肌女医が実践!肌悩みに負けない!美肌の秘訣」(掲載ページP57)
肌のスペシャリスト7人の美肌女医にその秘訣を聞くという特集です。驚くほど共通した習慣がありました。慶田院長はトップバッターとして紹介されています。20年続けているジャズダンスのポーズ写真を特別公開しています。心身ともにデトックスする運動習慣と、抗酸化作用の高い野菜、コラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトをたっぷり食べて、身体の中から美しさをキープ。美容医療の効果も高まる生活習慣をぜひ取り入れたいですね。

その2
特集「白髪も薄毛もストップ!頭皮オイルマッサージ」(掲載ページP108~109)
薄毛と白髪は、見た目年齢をぐんとあげる原因。両方の予防に有効な毛根を元気にする頭皮マッサージの特集です。慶田院長は最新の知見から、白髪と薄毛の原因とその仕組みを解説しています。
白髪は、メラノサイトの元になる色素幹細胞の枯渇やメラノサイトの機能低下が原因です。加齢による色素幹細胞の枯渇で生じた白髪は回復しませんが、何らかの原因でメラノサイトが休止状態になってしまったり、チロシナーゼの働きが不十分なために生じた若白髪は回復する可能性があるのです。
一方、薄毛はより複雑。加齢により毛包幹細胞が枯渇した薄毛は回復が難しいのですが、女性男性型脱毛(FAGA)や休止期の毛の割合が増える休止期脱毛は原因が改善されると回復します。女性で多いのは貧血、栄養不足とストレス、出産などの影響。生活習慣で改善する余地はあるのです。

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2016年5月30日

TBSテレビ『白熱ライブ ビビット』 2016年5月3日OA

気になる紫外線対策&交通情報を特集するコーナーで、慶田院長が春の紫外線について解説しました。
特に5月は紫外線のUVAが多くなる時期です。UVAは波長が長く、皮膚の深く真皮まで届きます。紫外線は表皮ではメラニンを増やし、シミの原因となりますが、より深い真皮に届いたUVAは、肌のハリや弾力を保つコラーゲン線維などを変性させます。この影響が将来的にシワやたるみの原因となってしまうのです。
効果的な紫外線対策として、日焼け止めは2~3時間ごとの塗り直しが大事です。また、ブロッコリー、パプリカ、赤キャベツ、トマトなど色の濃い野菜や果物は、抗酸化作用があり、日頃から沢山摂るようにこころがけることが、肌老化の予防におすすめです。

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雑誌『VOGUE Wedding』2016年春夏号 Vol.8 (5月21日発売 掲載ページP228)

特集「Welcome to Bridal Beauty このリストにおまかせ!ブライダルビューティーアドレスBEST42。」に当院の最新光治療器M22が紹介されました。

フォトフェイシャルM22は、ノーダウンタイムでシミ、くすみ、赤みなど、気になる肌のアラを全て一掃します。8種類のフィルターと、照射設定を細かく調整することで、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能。光のベールをまとった白肌で、純白ドレスに負けない美肌になりましょう。
是非ご一読ください。

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雑誌『kiitos.(キイトス)』2016年vol.4(5月23日発売 掲載ページP56~57)

特集「BEAUTY TROUBLE Q&A ビューティーに関するお悩みはその道のプロに聞く!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
日々のスキンケアから、季節の変わり目に起こる肌トラブルに関する疑問を、皮膚科専門医である慶田院長が解説いたしました。

Q.1 肌状態を正しく知るためにはどうしたらいいでしょうか?
A.皮膚科で一度正しい診断を受けましょう。
実は、自分の肌質の見立てを間違っている方が意外と多くて、肌が粉っぽいから乾燥肌だと思っていたり、敏感肌だと思い込んでいたり、オイリー肌だと勘違いして洗いすぎていたりなど、間違ったスキンケアが肌荒れの原因になっている方もいます。自分のお肌が今どういう状態なのか、一度クリニックで正しい肌質を診断してもらうことをオススメします。それを分かったうえで、自分の肌質に合ったケアをするほうが、無駄のないスキンケアができますし、肌への負担も少なくなります。

Q.2 敏感肌とはどんな状態のことですか?
A.肌が弱っていて外部刺激を受けやすい状態のこと。
敏感肌とは名前通り、肌が敏感になっていますので、スキンケアはとにかく優しく、必要最低限のことを行ってください。そして気をつけたいのが、"過剰なスキンケア"です。お肌が弱っていたり、不安定でバリア機能が低下した状態だと、新しい化粧品や長時間のパックなどが刺激となってしまう場合があります。肌が安定するまでは、保湿クリーム1点に絞ったシンプルなスキンケアにしてください。また、春先からは紫外線が急激に増えるので、UV対策も大切です。敏感肌用のものなど、肌に合うものを選んで、UV対策を行ってください。

Q.3 肌ゆらぎとはどんな状態ですか?
A.季節の変わり目で肌が不安定な状態のこと。
原因は様々ですが、時期的に最も多いのが春先です。花粉の飛散量の増加や、年度の変わり目での生活環境の変化によるストレス、強い紫外線を浴びる、寒暖差などが刺激となって、急にニキビができてしまったり、乾燥したりなど、お肌トラブルが出る状態のことを言います。特に、外部環境の変化と、精神的なストレスによる影響も大きいと言われています。対策としては、原因となる刺激をできる限り遠ざけましょう。スキンケアは敏感肌と同様に、保湿をメインにした優しいケアを行うことが大切です。そして、ゆらぎ肌のときは、食事・睡眠・排泄(腸内環境)・ストレスコントロール・運動習慣のどれかが乱れている場合が多いです。肌の状態だけを意識するのではなく、日常生活の基本となるこの5つを見直してみることも大切です。

Q.4 肌のごわつき、乾燥が気になります。
A.紫外線などの刺激で角層が乱れているのかも。
紫外線が強くなる春先から夏にかけての時期は、実は角層が乱れやすく、乾燥しやすい時期でもあります。紫外線から皮膚を守るために、角層が厚くなることもあります。また、暑くなるとクリームを省いてしまうなど保湿不足も一因に。基本に立ち返り、1日2回の洗顔と保湿、光対策をしっかりするスキンケアを再確認しましょう。基本的には守りのスキンケアをベースにしつつ、合わない化粧品を使ってないか、メイクをするときに肌に刺激を与えるようなブラシ使いをしていないかなど、再度自分のスキンケアからメイク方法までを見直してみてください。

Q.5 春先のニキビ・吹き出物対策を教えてください。
A.ニキビとは、毛穴(毛包)に皮脂が詰まり細菌(アクネ桿菌)が繁殖し炎症が起きた状態のことで、様々な症状が混在します。
毛穴の入り口部分の角質が厚くなって毛穴を塞ぎ、皮脂が毛穴にたまった状態が白ニキビや黒ニキビです。この皮脂を餌として、アクネ桿菌が増殖し、皮脂を遊離脂肪酸に変化させ、集まった好中球が活性酸素を放出して炎症が起こり、赤く腫れ痛みを伴う赤ニキビが出来ます。さらに炎症が進むと、化膿した黄ニキビ(膿疱)や嚢腫・結節(しこり)へと悪化します。炎症がひどい場合、毛穴だけでなく毛包壁を破壊してしまい、クレーター状やアイスピック状に陥没したニキビ痕が残ってしまうこともあります。まずは、ニキビの原因や悪化因子を見つけるために、ライフスタイルやスキンケアの見直しを始めましょう。その上でニキビの予防と治療に効果的な外用薬と内服薬の処方、ケミカルピーリングやフォトセラピー、レーザーフェイシャルなどの照射治療を組み合わせてご提案しています。

Q.6 生理前にできちゃうニキビの対策法はありますか?
A.生理前の不調自体を緩和させることが有効。
生理前は黄体期といって、着床した受精卵を安定させる時期。プロゲステロンという女性ホルモンが増える影響により、便秘になる、水分を溜め込みやすくなってむくむ、皮脂の分泌が増える、気分が不安定になるなど、身体的にも精神的にも不調が現れて、ニキビができやすくなります。便秘はニキビを悪化させるので、水分や野菜をしっかり取る、ヨーグルトなどの発酵食品を摂る、ウォーキングなどの適度な運動をするなど便秘対策がおすすめです。また、毎月生理前にニキビがひどくなるようでしたら、医師に相談して低用量ピルを飲むなどして、女性ホルモンのゆらぎを整えるのもいいでしょう。

Q.7 ニキビ痕を薄くするにはどうすればよろしいでしょうか?
A.赤・黒のニキビ痕には照射治療や美白剤が有効です。
ニキビが治った後の、赤みが気になる場合は、フォトフェイシャル、レーザーフェイシャルなどの照射治療が有効で、黒っぽいシミのように色が残った場合は、これに加えて美白剤の外用が有効です。また、クレーター状の陥凹したニキビ痕の治療には、レーザーや針などで肌に微細な傷をつけ、新しいコラーゲン線維の生成を促進させることできめを整え、全体的にふっくらさせる治療が効果的です。

Q.8 毛穴タイプと対策法を教えてください。
A.加齢による「たるみ毛穴」に注意!しましょう。
毛穴は、窪んだ構造をしていて影となって目立ちやすい特徴があります。若年層では過剰な皮脂分泌と毛穴周囲の過角化により毛穴が詰まって押し広げられ、黒ずんで見えます。また、濃すぎる産毛の断面なども黒っぽく目立ちます。30代以降では加齢に伴うたるみにより、特に頬部がたるみ毛穴として目立ってきます。たるみ毛穴は老化によって真皮のコラーゲン線維やエラスチン線維の再成力が衰え、毛穴を土台から支える力が低下することで起こり、老けた印象を与えます。
対策として、まずケミカルピーリングなどで毛穴の過角化を改善し、肌のターンオーバーを整え、キメと角層のバリア機能を回復させます。また、レーザーで産毛を減らして毛穴を引き締めるのも効果的です。たるみ毛穴には、皮膚に小さな傷をつけ成長因子を導入して新しいコラーゲン線維の再生を促し、肌の弾力をアップさせると良いでしょう。

Q.9 乾燥で肌が荒れている状態でもUV対策はすべきでしょうか?
A.素肌で紫外線を浴びないことが大切です。
乾燥だけならもちろん日焼け止めを塗ってUV対策を行ってください。ただし、湿疹などの皮膚炎を起こしている場合は、皮膚科に相談し、速やかに治療しましょう。炎症が長引くと黒ずみます。また、治療中であってもできるだけ素肌では紫外線を浴びないようにしてください。紫外線を反射・散乱させるベビー用の紫外線散乱材などを塗り、日傘や帽子を使うなど、肌に負担をかけないUV対策を行いましょう。

Q.10 紫外線を浴びる季節にとりたい栄養素を教えてください。
A.紫外線から肌を守り、抗酸化作用を持つビタミンA(βカロテン)・ビタミンB・ビタミンC・ビタミンE、DHA、EPA、CoQ10、ルテインやリコピンなどのポリフェノール類などを補い、防御力を高めることが重要です。

Q.11 シミのタイプと、消えるシミ・消えないシミの見分け方を教えてください。
A.シミと呼ばれる状態にはさまざまな種類があり、それぞれ治療法も異なります。
シミには肝斑(かんぱん)、そばかす、日光性色素斑(老人性色素斑)、炎症後色素沈着などがあり、表皮にメラニン色素が過剰に蓄積された状態のこと。例えば肝斑は、目の周囲を除いた頬の高い位置や額などに、左右対称で現れ、やや灰色味を帯びた淡褐色をしていますが、あざと間違われることもあります。また、表皮内腫瘍の一つである脂漏性角化症(老人性いぼ)も初期は隆起が目立たず、シミと間違えやすいので注意が必要です。多くの方が、通常いくつかのシミが混在していて判断も難しく、症状によって治療法も異なりますので、気になる場合はまずクリニックで正しい診断を受けることをオススメします。

Q.12 クリニックでのシミのお手入れ方法とは?
A.内服薬とホームケア、レーザー治療などがあります。
クリニックでは、美白作用の高い内服薬(シナール、トラネキサム酸、ハイチオール、ユベラ)に加えて、メラニンの合成をブロックする作用のある「ハイドロキノン」「ルミキシル」、ナノカプセル化をほどこしたビタミンA化合物「トレチノインナノエッグ」などの外用薬を組み合わせたホームケアが基本となります。また、メラニンの排泄を高め美白効果のあるケミカルピーリングに、メラニンの黒に吸光性の高いレーザーやフォトフェイシャル(光治療)を組み合わせることで、全体的なくすみ、肝斑などの色ムラを改善することができます。さらに、濃い色のシミには高出力照射が効果的です。

Q.13 クマの改善にはどうすればいいですか?
A.クマには大きく4種類あり、治療法も異なります。また、何種類か混在していることが多いので、自分のクマがどの状態なのかを知ることが大切です。
茶グマ:
皮膚の代謝が低下し、メラニンの沈着、角層の重層化によるクマ。また、こすりすぎや皮膚炎による炎症後色素沈着でも生じます。茶グマの治療は、シミ治療で改善することができます。
青グマ:
冷えや疲れで血流がうっ滞し、青っぽく見えるクマ。皮膚が薄く色白な方が目立ちやすいです。小児期から認める場合もあります。青グマの治療は下まぶたのコラーゲン線維を厚くするような治療で改善することができます。
たるみグマ(黒クマ):
加齢により目の下のコラーゲン線維が劣化して細かいシワが生じ、皮膚の伸びやたるみ、陰影が目立ってできるクマ。目の下の目袋(buggy eye、眼窩内脂肪の突出)もたるみグマの仲間です。たるみグマ(黒クマ)の治療は、たるんだ皮膚を引き締める照射系治療が主体となります。ごくやわらかいヒアルロン酸(非架橋製剤)やPRP(多血小板血漿)注入などで、コラーゲン線維の再生を促すことも有効です。
凹みグマ(へこみグマ):
加齢変化で生じた目の下の陥凹が目立つクマ。凹みグマの治療は、ヒアルロン酸注入で凹んだ部分をボリュームアップするのが一番です。目周りの皮膚がたるんだ加齢肌では、皮膚を引き締める照射系治療を組み合わせないと、たるみが目立ってしまったり、新しいシワが増えたりすることがあります。お肌の状態の見極めと、正確な注入が求められます。

Q.14背中・胸にニキビ・あせもができちゃうのが気になります。
A.体のニキビの予防は、ちゃんと洗うこととUV対策が重要。
ニキビができる毛穴は脂腺性毛包と呼ばれ、もともと上背部や上胸部のあたりは、顔と同様に多く存在し、ニキビが好発する場所です。また、紫外線などで毛穴の角層が厚くなると皮脂が毛穴に詰まる原因にもなります。夏場は顔だけでなく、ボディにもUV対策を忘れずにしてください。また、清潔に保つことも大事ですが、刺激を与えるのはよくないので、手で泡立てた泡で優しく洗うなど、できるだけこすらないように注意してください。炎症が起こった場合は抗生剤を塗ったりして、速やかに炎症を治めることがニキビ痕を防ぎます。顔のニキビと同様に食事などの日常生活を見直すことも対策になります。
夏場によく出るあせもは、診察してみると、汗の刺激による皮膚炎(汗荒れ)の場合が多いです。肌バリアの状態が悪いと汗をかくだけでも刺激になって、肌荒れする方もいます。対策としては、なるべく汗をかかないよう環境を整え、汗をかいたらできるだけ素早く洗い流すのが理想です。外出中などで洗い流せない場合は、せめて優しく濡れタオルで汗を拭き取るなどしてください。風通しのよい服や締め付けない下着を身につけるのも有効です。

この14個のQ&Aをマスターすれば、日常のケア、トラブル時の対策など基本的な肌ケアをしっかりご理解いただける内容です。さらにホームケアから一歩進んで、美容医療に関する入り口もわかりやすく解説しています。
是非、ご一読ください

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年5月19日OA


「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」
手料理をSNSにアップする女性が急増しています。女性有名人の手料理写真を覗くと健康&キレイになるヒントがあるのでは!?という趣旨の企画です。大好評のため今回も慶田院長が第三弾の解説をいたしました。

釈由美子さん:発芽玄米ごはん、かぼちゃと小豆の煮物、ゴボウとレンコンとインゲンの煮物、鮭の塩麹焼き、生もずくとアオサのスープ
鮭はビタミンB1、B2、B12、ビタミンDが豊富で疲労回復、美肌、貧血予防に効果的です。またカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨が弱くなったり、貧血を起こしやすい妊婦さんに最適です。美意識の高い釈さんは、現在妊娠9ヶ月。妊娠中に必要な栄養素が十分含まれていて、お腹の赤ちゃんにとっても幸せなメニューですね。

くわばたりえさん:ちらし寿司、手羽先の唐揚げ、マカロニサラダ
ちらし寿司に含まれるレンコンは、カリウムが豊富でむくみ対策に良い食材です。手羽先は、必須アミノ酸をバランス良く含み、コラーゲンも豊富なので美肌効果が期待できます。野菜を細かく刻み、子供の好きなちらし寿司やマカロニサラダに混ぜることで、多品目の食材を食べさせる作戦をとっていらして、まさに賢いお母さん。お子さんの成長に欠かせない、タンパク質やビタミン類が豊富でバランスがとれた食事です。

押切もえさん:豚しゃぶのきゅうりネギソース、ひじき煮、ほうれん草のおろし和え、まぐろ山かけ納豆、根菜炒め煮、アサリとわかめのお味噌汁、十六穀米
豚肉には良質なタンパク質とビタミンB1が豊富。ソースのネギには硫化アリルというビタミンB1の吸収を助ける働きがあり、とても良い組み合わせです。大豆、肉、魚、海藻類、カラフル野菜と食材がとにかく多品目、素晴らしいメニューといえます。栄養が豊富なだけでなく、おいしそうに調理されていて、美容にも健康にも優れた食事です。さすがカリスマモデルさん!

藤本美貴さん:焼きつぼ鯛、鶏肉の煮物、ハムと人参のマリネ
つぼ鯛は低脂肪、高タンパクな上に、カルシウムの吸収を高めるビタミンDが豊富です。また、高血圧予防効果があるアミノ酸のタウリンや、うま味成分もたっぷり。鶏肉の煮物には入っている人参は美肌効果、骨の形成に役立つシイタケとの合わせ煮は、お母さんの美容、お子さんの成長にも◎です。和洋ミックスでバランスの良い食事ですね。

鳥居みゆきさん:野菜と鮭のみぞれスープ、ささみの南蛮漬け、無脂肪水切りヨーグルト
鮭は美肌効果が高いアスタキサンチンが豊富です。野菜類は柔らかく煮込むことで、みぞれスープにビタミンやミネラル類が溶け、からだへの吸収が高まるので、おすすめの調理法です。さらに無脂肪乳のホエーで作ったささみの南蛮漬けは、低脂肪高タンパクです。調理法によってはパサパサしてしまうささみを、ホエーを使い柔らかくしているのは上級者テクニック。ホエーも低脂肪高タンパクで、カルシウムが豊富。一見品数が少なそうに見えますが、栄養バランスが取れていて、全てひと手間加えられていてるところもGoodです!腸からキレイになれる美肌メニューですね。

同日にOAされた「ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)夏に負けない美肌になろうSP」にも慶田院長が少しだけ出演いたしました。
日差しもだんだん強くなり、日焼けを気にする女性にとって、お肌のケアを怠れない季節です。事実、日焼けの原因である紫外線量は、5~8月が最もピーク。しかしそんな紫外線も関係なしという美肌の持ち主といえば、ヒルナンデスの美肌企画でお馴染み"ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)さん"こと関ジャニ∞横山さん。街の女性からもキメが細かく、毛穴も目立たないと、色白肌の美しさを絶賛されています。そこで、街で聞かれる横山さんの美肌の疑問に関して、横山さん自身が答える新企画が始まりました。
前回のYOKKOさん企画では、最近横山さんは弟さんが用意した豆乳を飲み始め、飲酒量が減ったというお話しがありました。慶田院長が、お酒を飲むと事で失われるビタミンB群を補充できるので、特に横山さんのようにお酒が好きな方に飲んでいただきたい食品と解説。豆乳はビタミンB1が豊富で、高タンパク、低脂肪でスリム体形維持にもおすすめです。このように横山さんはご自分であまり意識せずとも、自然と美肌に良い食材を取り入れているようです。
番組内では美肌グッズや、美肌スポットなどが紹介され、女性に嬉しい話題が盛りだくさんのコーナーでした。

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雑誌『美的』2016年7月号 (5月23日発売)

今回2つの特集に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

その1
特集「女医さんのUVケアには、ヒントがいっぱい!!」(掲載ページP94)
肌にダメージをもたらす有害光線は、紫外線だけではありません。太陽光のブルーライト、新しいところでは、紫外線や可視光線よりも波長が長く皮下組織や筋肉まで届きダメージを与える近赤外線の存在が注目されています。これらの有害光線によるダメージは『光老化』と呼ばれ、美肌はもちろん健康のためにも、きちんと対策をすることが必要です。心がけたいのは、徹底的に有害光線を浴びないようにすることです。日傘やサングラス、日焼け止めで物理的に光を遮さえぎるのが一番。さらに、防ぎきれない光で生じる酸化ストレスへの抵抗力を高めることも大切なポイント。抗酸化成分を内から外から補いつつ、体と肌をダメージに負けない健全な状態に保ちましょう。慣れてしまえば、これも生活の一部となり、歯磨きをするのと変わらない習慣になります。未来の美しさと若々しさは、今のほんのわずかな努力を積み重ねた先にあるのです。

朝の日焼け止めは、3段重ねとお粉で有害光線を跳ね返しましょう
理想は、ファンデーションをつけなくても美しい肌。朝のケアでは有害光線をカットするクリームをつけた後、ルースタイプのお粉で仕上げています。現状では近赤外線、ロングUVAなどの有害光線すべてを1品で防げるものはないので、複数の重ねづけが効果的です。
日焼け止めは、いかにたっぷりの量を、くずれないようにつけるかがポイント。まず、さっと薄く伸ばして塗った後、指の腹にクリームをとり、指を押さえるように置いていく『スタンプ塗り』がおすすめ。隙間を作らないよう、少しずつずらしながら重ねづけをしていくことがコツ。
夜はダメージを回復するスキンケアをこころがけています。
スキンケアは、医師向けに効果の実証データが示されているものから吟味。抗酸化効果に優れ、シミだけでなくコラーゲンなどの生成を高めるビタミンCを始めとするビタミン類が配合されているもの中心に選んでいます。夏場のシミ対策やブライトニング目的で愛用しているのは、超浸透型ビタミンC配合化粧水のプロラヴィッシュローション、酢酸レチノール高配合で肌の防御力をアップさせるモイスチャーACEオイル、敏感肌にも安心して使用でき、高いブライトニング効果があるルミキシルクリーム。全て自身で使用して良いものだけを患者さんにもご紹介しています。
免疫力アップケアには、βカロチンなど抗酸化効果がある成分が豊富な色の濃い野菜を始め、アスタキサンチンを含むサケや良質なたんぱく質がとれるササミを積極的にとっています。サプリメントは食で摂取しきれないものを補う、それが基本と考えています。いつもオクラ・小松菜・パプリカ・人参・スナップエンドウなどを冷蔵庫に常備していますよ。
「飲む日焼け止め」と呼ばれるヘリオケアは、抗酸化作用の高いビタミンC、E、D、ルテイン、リコピンも配合され、様々な原因で発生する活性酸素から体を守ります
物理的に太陽光線を遮断するグッズとして、自宅、クリニック、車の窓ガラスにUVカットフィルムを取り入れています。
有害光線の遮断を徹底し、ホームセンターで手に入るものよりも透明度が高いフィルムを選べる専門の業者に依頼。生活空間すべての窓にUVカットフィルムを貼っています。ちなみに年式が新しい車のフロントガラスは既に、UVカット率99%のタイプが多数。ところがサイドとリアはそれよりも低いのが一般的で、家の透明な窓ガラスは厚みにもよりますが、UVA波の40%程度しか防げない場合もあるのでご注意を。もう一点注意しなくてはならないのは、工業用製品は380nmまでの紫外線までしかカットしないという事実。香粧品では400nmまでカットするのが基準です。できれば、工業製品、香粧品ともに皮膚柄の有害性が確実視されている420nmまでカットされるよう法改正が望まれます。日傘は大まかに2種類に分かれます。ひとつは生地に後からUVカット加工をしたもので、紫外線遮光率99%などと表示される。もうひとつは生地そのものがUVカット機能をもつ100%完全遮光のもの。購入時は、どちらのタイプか確認しましょう。
生地そのものがUVを弾くタイプは100%完全遮光。その効果は生地が破れるまで続く最強の1品。
本誌では、慶田院長が実際に愛用している「光老化対策グッズ」が紹介されています。

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その2
特集『不調の始まり「デスクワーク尻」は矯正すべし!(掲載ページP230)
イスの座面に長時間押し付けられた皮膚には、接触による皮膚トラブルのリスクがあります。普段は見えないお尻の黒ずみ、ブツブツなどに気になるケアを学びましょう。
下着のこすれによる色素沈着・黒ずみ、接触刺激による乾燥・ザラつき、汗や皮脂の刺激によるニキビの湿疹...いつの間にか肌ダメージが進んでいませんか?
お尻の色素沈着、乾燥やザラつき、ニキビや湿疹は、「デスクワーク尻」の宿命。座っている時間が長いほど、お尻は刺激を受け続け、トラブルが深刻化します。座位時間の短縮だけでなく、スキンケアも重要です。
言うまでもなく、〝肌をこすらない、刺激しない〟は、スキンケアの鉄則。お尻の皮膚についても同様です。ところが、イスに座っている間は、その禁断行為をずっと続けているようなもの。体重による圧迫、下着のこすれ、汗の蒸れなど、実は物理的な刺激の嵐なのです。普段見逃しがちですが、皮膚が黒ずんでいたり、毛穴がザラついていたり、湿疹やニキビができていたり...。水着の季節になって悲鳴を上げる女性は少なくありません。そうなる前に、お尻の皮膚も顔同様、角質ケアや保湿、美白など、スキンケアをきちんと行うことが大切です。さらに、皮膚をこすったりかいたりしない、肌当たりや吸湿性のいい下着を選ぶなど、極力刺激を与えないように心がけましょう。
入浴後、腕や脚にはボディコスメを塗るものの、お尻が盲点になっている人は結構多いものです。対策として、下着を着ける前に、お尻までしっかりクリームやオイルを塗ってスキンケアを。下から上へお尻をもち上げるように塗ると、ヒップアップにもなって一石二鳥です。
下着では肌当たりが優しいシームレスの下着をセレクト。アンダーウエアの縫い目は、座位時に肌が擦れる一要因です。美尻のためには、シームレスがおすすめ。素材は吸湿性のいい綿やシルクが◎。総レースなどのビジュアル系パンツは勝負時のみにして、普段はシンプルに!
クリニックで行える美白の「ジェントルレーズ」、弾力UPの「ジェネシス」・「スマスアップ」など、レーザー照射はお尻の皮膚にも有効です。ザラつきを改善する「ケミカルピーリング」と組み合わせた「美尻集中治療」メニューがおすすめです。
顔同様のスキンケアで美尻を目指しましょう!
是非ご一読ください。

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日経BP会員情報誌『et Rouge』 2016年No.9(5月20日発行 掲載ページP46~47)

特集「美肌を極める最短ルート!美容医療とスキンケアは相思相愛♡」に慶田院長の取材記事が掲載されました。
毎日スキンケアを続けていても、ジワジワ迫りくるシミやたるみなどの肌老化。
でも美容医療はちょっと...とお考え方もいらっしゃることでしょう。いつまでも肌に自信を持つために、スキンケアと美容医療の「二人三脚メンテナンス」を始めませんか。今回の特集では、最新・最短の美肌道をレクチャーいたしました。

近頃は年齢を重ねても若々しい方が増えていますし、美容情報があふれ、若い世代でもスキンケア知識が豊富に...と思われがちですが、実際はどうなのでしょうか?実は、美容意識が高いのは一部の人で、平均するとまだまだ正しい知識が浸透していないのです。
紫外線をはじめ、赤外線や可視光線を含む太陽光線を浴びると、シワ、シミ、たるみなど肌の老化が進んでしまうのが"光老化"。実は肌の老化のうち、加齢による"自然老化"はわずか20%ほどで、80%は"光老化"によるものと言われていますが、この言葉の認知率はわずか4%に過ぎません。また日焼け止めを日常的に使用している女性は24%で、まったく使わない女性が17%、男性では70%も。"SPF"や"PA"の理解度も低いのが現状です。
一方、アジアでは、女性たちの美容マインドは高まっています。香港や上海、タイと、日本の女性たちを比較したデータを見ると、日本人は消極的であることが分かります。美容大国・韓国は美容医療にも積極的で、ダウンタイムが長いハードな治療も人気があることは知られていますが、実はタイや香港もレーザーや光治療など美容医療経験者がかなり多いことがわかっています。日本は上海より美容医療経験が少ないという結果でした。全体的にチャレンジャー気質の大陸の女性たちに比べ、日本女性は慎重でコンサバティブ。美容医療に興味はかなりあるものの、調べ尽くしてやっと1年後にクリニックに足を運ぶ、という傾向があるようです。

もちろん、シミやシワ、たるみを予防・改善しようと丹念にホームケアするのも素晴らしいことですが、ただ、その努力が無駄になっている場合もあるので、注意しましょう。
例えばシミにはいろいろな種類があり、脂漏性角化症や肝斑、実はイボやホクロ、アザだったという場合もあります。クリニックでもたるみよりシミのほうが改善が難しい場合があるのは、症状によって最適な照射機器が異なり、内服と外用を並行して治療する必要があるからです。そのため、シミだと思い込んでスキンケアをしても、効果を得られず、時間と手間とお金の無駄使いになってしまうことも少なくないのです。長年悩んでいるのであれば、自己判断せず、皮膚科専門医の診察を受け、適切なケアを知ることこそ、シミを確実に改善する近道です。
銀座ケイスキンクリニックには、観光中に治療を受けたいという、韓国や中国の女性からの問い合わせもあるのですが、メディカルツーリズムの方はお断りしています。なぜなら単純にレーザーを照射すればシミが消せるわけではなく、アフターケアができないと効果を出しにくく、フォローもできないからです。日本人の患者さんに対しても同様で"スキンケアなどの併用療法を頑張れない人には施術をしません"と明言しているほど。インナーケアも含めたアドバイスを行うため、初診時は30分以上の時間をかけてカウンセリングしています。それはシミの種類を説明し、レーザーや内服薬、外用薬など必要な治療とプランを理解していただくため。肝斑は完全に消すものではなくコントロールするものですし、日光性色素斑にレーザー照射し一旦シミが消えたように見えても、正しいホームケアを続けられなければ、再発しやすいのです。
肌悩みにダイレクトに応える、レーザーや光治療ですが、狙った以上の効果をもたらし、ベストな状態をキープするためには、食事、睡眠、排泄、運動、ストレスコントロール、そして毎日のスキンケアは不可欠。
クリニックでは最高の施術を提供しますが、洗顔、保湿、UVなどの光対策という守りのスキンケアは、ご本人しかできないことです。さらにいえば、毎日のスキンケアを手抜きなく続け、安定した生活リズムを心がけて、施術前の肌状態を良くしておけば、レーザーの出力を上げられます。その結果、効果が高く、肌の再生速度も早いというメリットもあるのです。3カ月に一度程度のフォトフェイシャルと、適切なホームケアを継続すれば、年代が上がっても、色ムラのない明るい肌色と水分量の高い肌をキープできます。
定期的にジムでワークアウトをしている人、生活リズムが安定している人は、美白の効果実感が高いと感じています。毎日のケアやメンテナンスを手抜きして、困ったときだけクリニックに駆け込むのでは、美肌キープも難しいのです。

シミが消えることで美容意識が高まり、女性は気持ちまで前向きになります。
シミに悩み、コンシーラーと厚いファンデーションでひたすら隠していた人は、シミや色ムラが消えるだけで、朝のベースメイクが簡単になり、トレンドの薄づきファンデーションも楽しめるように。肌が目に見えてキレイになり人から誉められるようになれば、それを維持したいと思うのが女心ですね。
美容医療で手に入れた美しい肌をキープするために、エビデンスのある成分を配合し、処方や基材との相性までひとつずつ計算して作られた、信頼のできるスキンケアを選ぶことも重要です。クリニックでは、必要に応じてコスメ選びのアドバイスもしています。キメの細かさ、みずみずしさ、なめらかさなどトータルで質感をアップさせる化粧品の効果も見逃せません。
定期的な美容医療のメンテナンスと、毎日のスキンケアの2本柱で、幸せオーラの理想肌を目指しましょう。
是非ご一読ください。

なお、『et Rouge』は会員専用情報誌のため一般発売はございませんが、無料の定期購読ができます。

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雑誌『vikkaヴィカ』2016年6月号 (5月12日発売 掲載ページP118~125)

特集「TALK WITH MY SKIN-お肌と話そう-」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。
Vikkaは「FUDGEファッジ」の増刊で、隔月発刊のファッション誌です。
最近、なんだか肌が冴えない...そういった肌の不調を感じることがありませんか?
毎日、毎月、1年ごとに、なんとなく肌の状態が変わっているような気がしているけれど、どんなスキンケアすれば正しいのでしょうか?そんな幅広いお肌のお悩みの解決策について解説しました。かなりボリュームのある特集になっています。

日本には四季があり、気温や湿度、肌に触れる外的要因は、365日変化するので、肌の状態が変わるのも当然のこと。肌は内臓の鏡といわれるほど、体の調子とも密接にかかわっていますが、ネガティブにならず、自分の肌と向き合っていきましょう。

まず、女性ホルモンとお肌の関係についてです。女性らしい体をつくり、妊娠を維持する女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)は、肌と密接なかかわりを持っています。エストロゲンがピークになる卵胞期は好調で、生理直前の黄体期後期は不調に。生理周期とともに肌の状態も変わるのです。つねにゆれうごく肌の状態を知るには、生理周期を知ることも大事なポイント。

エストロゲンは、卵巣から分泌され、真皮のコラーゲン繊維やエラスチンの合成を促進する働きがあり、肌のハリや弾力を保ち、シワやたるみを予防します。また、皮脂腺の働きを抑制する効果もあります。プロゲステロンは、排卵後に卵胞が変化した黄体から分泌され、プロゲステロン優位の黄体期には、エストロゲンの血中濃度が低下することやエストロゲンによって抑制されていた男性ホルモンの作用で、皮脂腺の働きが活発になり、ニキビや肌荒れが出来やすくなります。

女性ホルモンを味方につけて肌を健やかに保つには、まず自分の生理周期を知ること。生理周期は約25日~38日で個人差があります。基礎体温の流れから自分の女性ホルモンがどのように分泌され、変化しているのかを把握することで、ゆらぎがちな肌の状態も自覚することができます。□基礎体温を活用すると良いですね。
次に、環境の影響と生活習慣についてです。

肌が荒れたときは生活習慣を振り返ってみると、原因が見えてくることがあります。睡眠不足やストレス、食生活の乱れ、運動不足などがあれば出来ることから改善していきましょう。季節の変化に伴って自律神経が乱れ、肌が少しゆらぐのは仕方のないことですが、基本的な生活習慣や適切なスキンケアで、環境の影響を受けにくい肌に導くことは可能です。

老化の原因は"光"が8割といわれています。太陽光による皮膚と眼の障害を光老化と呼び、皮膚ではシミ、シワ、たるみに加え、皮膚がんも生じます。眼では白内障や加齢黄斑変性のリスクがあり、紫外線を含む太陽光をしっかりカットして、シミやシワ、たるみなど、肌の老化を遅らせることは、日々のケアでとても重要なことです。
まずは紫外線についておさらいしましょう。UV-Aは地上の紫外線のうち約95%を占めます。肌深部の真皮まで到達するため、ハリや弾力を生むエラスチンやコラーゲンを傷つけ、シワやたるみを引き起こします。UV-Bは日焼けを起こす力がUV-Aの600~1000倍といわれ、メラニン色素を過剰に生成させ、シミやくすみを招き、乾燥やニキビの原因にもなります。
最近話題のブルーライトは、可視光線(目に見える光)の内、380~500nmと最も波長が短く、強いエネルギーを持つ光で、網膜の障害や日内リズムの乱れなどの原因になります。このうち420nmまでの短波長領域は、紫外線同様、皮膚の色素を増強する可能性が高いことがわかってきています。

加齢とともに感じる小じわ、たるみなどのエイジングサインに気がついたら、普段のケアを見直すタイミングです。エイジングサインの大きな原因はやはり紫外線によるシワやたるみ。また、肌のバリア機能が乱れ、乾燥した状態を放っておくと乾燥による小ジワが大きなシワになってしまうので、保湿は重要です。
バリアの要である角質細胞間脂質を守りながら、メイクや肌に付着した汚れを優しく落とし、化粧水で水分を与えてクリームで保湿する基本のケアをていねいに行いましょう。ダブル洗顔や強い洗浄料のものは潤いを奪うので避けてましょう。

肌のごわつきは、肌のターンオーバーの乱れが原因のひとつ。健康な肌は4~6週間で生まれ変わりますが、生活習慣や腸内環境などさまざまな要因で、周期が乱れてごわついた状態に。また、紫外線や保湿不足で角層の水分量が低下し、乾燥すると硬い感触になります。不十分な洗顔では、酸化した皮脂が刺激になって、角層の状態を悪化させ、かえって乾燥を招くこともあるので、洗顔は朝晩の2回が基本です。また、角質ケアを意識して、乱れがちなターンオーバーを正常のサイクルに戻しましょう。週に1回程度、酵素洗顔やピーリングで角質をオフし、ターンオーバーを整えるケアを行いましょう。古い角質といっしょに角栓などの毛穴汚れもとれて、毛穴の開きが目立たなくなります。

肌のくすみの原因は色々ありますが、血行不良で起こるくすみ、紫外線による影響で、大量に作られたメラニン排出がうまくいかなかったことによるくすみ、乾燥や古い角質の蓄積によるくすみが主なものです。血行促進と美白ケアの組み合わせで、くすみの改善が期待できます。

紫外線や喫煙などで発生する活性酸素は、肌の老化の原因になります。ビタミンA,C,Eなど抗酸化力のある成分を積極的に肌にとりいれましょう。肌の酸化を防ぐことで、シミやシワ、たるみ、毛穴の開きといった肌の老化トラブルを予防し、改善する効果があります。紫外線で発生する活性酸素は、表皮細胞のDNAを傷つけ、老人性いぼや皮膚がんを誘発します。また、メラニン合成が高まりシミが、コラーゲン線維とエラスチンが変性してシワやたるみが現れます。毎日のUV対策はエイジングケアの要です。

次に、大人の女性に起こりがちな肌あれに関する対処法や、日ごろのケアで知っておくべきことなど、肌をレスキューするための疑問についてお答えします。

Q厄介な大人のニキビはどうしたらよい?
A大人ニキビは、乾燥やストレス、紫外線などの影響で角質が厚くなり、毛穴が皮脂で詰って皮脂がたまることが原因です。乾燥や紫外線から肌を守り、しっかり睡眠をとるなどストレスを溜めないことが一番です。できてしまったニキビには、皮膚科処方のレチノイン酸の外用やフォトフェイシャル照射が効果的。刺激により悪化するので、自己流のケアは避けて、皮膚科医に相談するのがベストです。

Qできてしまったシミは消せる?
Aシミは、紫外線によるメラニン色素の過剰な産生が原因。美白化粧品によるセルフケアでは、くすみや肝斑は薄くできても、シミをゼロにするのは難しい。シミのように見えて、老人性いぼであることも多いのです。根本から消すにはレーザー治療に頼るべき。レーザー治療なら、シミやいぼが短期間で改善できます。専門医に相談を。

Q花粉や大気汚染も肌荒れの原因になる?
A外的要因から肌をバリアする花粉や大気汚染は、充分肌荒れの原因になるので、きちんとメイクをして花粉などの外的要因から肌を守ることも大切です。肌が健康であれば、それらを跳ね返すこともできます。バリア機能のある日焼け止めや化粧下地を使って、肌を守りましょう。

Q部分的に痒みやかぶれが、どうしたら良い?
Aこれは、乾燥によるバリア障害が原因かもしれません。基本の乾燥ケアでお話しした通り、朝晩の泡洗顔でメイクや外からの大気汚染物質などの汚れを落とし、その後は保湿をして、肌のバリア機能を守りましょう。とくに唇は皮膚が薄く、荒れやすい部分なのでリップクリームで保湿して守りましょう。

Qメイクをしていても気になる毛穴どうしたら良い?
A紫外線の影響で、角質が硬くなって毛穴が詰まったり、肌のハリを保つコラーゲン線維が劣化して、毛穴が開大したりして目立つようになります。ターンオーバーを整えるケアで毛穴の詰まりは改善することができるかもしれませんが、根本的な治療は難しいもの。毛穴の種類によっても解決法は違ってきます。特に年齢に伴うたるみ毛穴は、自力での改善に限界があります。美容医療にご相談ください。
「産毛毛穴」
毛自体が濃くて、うぶ毛の断面が黒っぽく見えて毛穴が目立つ。
「黒ずみ毛穴」
紫外線や触る刺激などで毛穴周囲のメラニンが蓄積して目立つ毛穴。過剰な皮脂分泌により、毛穴が詰まって表面が酸化して黒ずんで見えることもあります。
「たるみ毛穴」
30代以降に目立ってくる毛穴。加齢に伴い、皮膚がたるみ、重力により楕円形にたるんで見えます。

Q目の下にくっきり出来たクマは消せる?
Aクマの種類によって、ケア方法を変えましょう。
クマには大きく分けて3種類。目の下の皮膚を軽く引っ張ってみましょう。茶色がやや薄くなる場合は"茶グマ"。青みが消えない場合は"青グマ"。皮膚がよく伸び、影が薄くなる場合は"たるみグマ"。それぞれ原因や解消法が異なるので、まずはクマの種類を見極めることが必要です。
「茶グマ」
シミや炎症後色素沈着で茶色く見えます。紫外線の影響やアイメイクの刺激、クレンジングの摩擦による炎症が原因。紫外線から皮膚を守り、美白化粧品を使ったケアを。こすらないことが肝心です。
「青グマ」
下まぶたの皮膚が薄く、静脈血の色味が透けて青く見えます。寝不足やストレス、冷え、加齢などの影響で目立ちやすくなることがあります。睡眠や、血行を促すマッサージで一時的な改善することがあります。
「たるみグマ」
加齢による変化で生じたクマ。目の下にあるコラーゲン線維の劣化が原因となり、皮膚がたるむことで起こります。保湿効果の高いクリームを塗り、紫外線や抗酸化対策でたるみを加速させないようにしましょう。

Q生理前の肌への不調にはどう向き合うべき?
A生理前にエストロゲンが低下するとバリア機能も低下します。保湿を大事して、バリアを保つ肌を育てましょう。また、大豆製品に含まれる大豆イソフラボンを積極的に摂るのもおすすめ。便秘に傾きがちなので、ヨーグルトなど発酵食品を食べるのも◎。体の中からアンチエイジングを心がけて。

Qからだの内側から肌をキレイにするために、どんな食生活を心がければいい?
A食事のときは最初に野菜を食べる"ベジタブルファースト" が美肌の基本です。血糖値の上昇をゆるやかにし、糖化リスクを抑えます。フィトケミカルをバランスよくとる"レインボー野菜(赤・オレンジ・黄・緑・紫・黒・白の7色)"や良質なタンパク質やオイル、発酵食品、海藻類をバランスよく摂り、抗酸化力や免疫力を高めるましょう。
体の主成分であるタンパク質は、肌再生に役立つ材料となります。不足しがちなタンパク質を大豆や魚、肉で上手に摂ると良いでしょう。オイルも美肌に大切な栄養素を含んでいます。オメガ3脂肪酸を多く含むエゴマ油や亜麻仁油がおすすめです。熱に弱いので、おひたしやサラダでいただきましょう。また、発酵食品と腸内環境を整えることで、肌荒れや乾燥が改善します。味噌や納豆、麹、ヨーグルトなどの発酵食品を数種類、毎日食べる習慣をつけましょう。腸内の善玉菌の活動を促進させて悪玉菌の繁殖を防ぎ、皮脂機能が改善することがわかっています。

からだの外からの肌ケアと、食事、睡眠、腸内環境の改善など、からだの内からのケアを習慣に!肌力アップを目指しましょう。
是非ご一読ください。

2016年5月27日

雑誌『美人百花』2016年6月号 (5月12日発売 掲載ページP173)

特集「これは人生最後!本気の下半身ヤセ」
にて当院の痩身治療「脂肪溶解注射」が紹介されました。
体重を減らしても、きれいなボディラインは作れません。目的の部分を美しく引き締めるなら、脂肪溶解注射が確実です。落ちにくい下半身の脂肪も、医学的アプローチでスリムになりましょう。当院では、高品質の薬液「ミケランジェロ」を使用しているため、効果が高く、痛みや腫れも出にくいのが特徴です。
当院にかかられているビューティーコーディネーターの方は、痩せにくい膝上の脂肪がお悩みでした。膝に注射したところ、厚みがそげて横幅もダウン。ピンポイントで脂肪を落としたい人にぴったりと、推薦いただきました。

是非ご一読ください。

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年6月号 (5月12日発売 掲載ページP41)

「美のプロ大絶賛のMY BEST COSME!!!2016・上半期」
早くも上半期ベストコスメのシーズンになり、様々なジャンルの美のスペシャリスト37名が選ぶ優秀コスメが発表されました。慶田院長は女性医師を代表して、皮膚科専門ならではの視点で、自身が選び抜いて愛用しているアイテムBEST3を紹介しています。

その1:明治のアミノコラーゲンヨーグルト
美容や健康と腸内環境との関連性が話題です。数あるヨーグルトのなかでも、特にこの製品の優れた点は、コラーゲンペプチド、ミルクセラミドが強化され、美肌効果に特化しているということ。飲み続けることで肌のバリア機能が向上し、肌の水分量が増える効果が証明されています。さらに紫外線に対する抵抗性が向上したとの研究結果もあり、ますます注目です。実際に慶田院長も乾燥の改善を実感してドリンクタイプを愛飲中。

その2:ナビジョンDRのオイルクレンジング
資生堂が医療機関限定商品として展開している「ナビジョンDR」シリーズのクレンジングオイルです。マイルドな使い心地で、肌に負担をかけることなくウォータープルーフマスカラもきれいにオフできます。落としたつもりでも、肌に残ってしまったメイクは肌荒れ、ニキビ、色素沈着など様々なトラブル原因になります。逆にゴシゴシ擦り、肌に必要なバリア機能までこそぎ落としてしまうことも、肌トラブルのもとです。特に落とし切れなかったアイメイクによる色素沈着は、目周りの茶ぐまとなりますのでご注意を。肌に優しいクレンジング料で擦らずしっかり落しましょう。敏感肌の方にもおすすめです。

その3:プロラヴィッシュの化粧水
超浸透型ビタミンCを配合し、保湿機能にも優れた化粧水です。ビタミンCは、シミ、くすみ、小じわ、ニキビ、毛穴などに有効な成分として知られていますが、これまで塗るだけではなかなか肌へ浸透しないことが弱点でした。最新の研究から生まれたこの化粧水は、超浸透型ビタミンC誘導体表皮深部まで浸透。高濃度ビタミンCローションにありがちなベタつき感がなく、使用感がとても良いことも、慶田院長のお気に入りポイントです。

プロラヴィッシュローションの詳細はコチラから
是非ご一読ください。

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2016年5月20日

雑誌『vikkaヴィカ』2016年6月号 (5月12日発売 掲載ページP118~125)

特集「TALK WITH MY SKIN-お肌と話そう-」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
Vikkaは「FUDGEファッジ」の増刊で、隔月発刊のファッション誌です。
最近、なんだか肌が冴えない...そういった肌の不調を感じることがありませんか?
毎日、毎月、1年ごとに、なんとなく肌の状態が変わっているような気がしているけれど、どんなスキンケアすれば正しいのでしょうか?そんな幅広いお肌のお悩みの解決策について解説しました。かなりボリュームのある特集になっています。

日本には四季があり、気温や湿度、肌に触れる外的要因は、365日変化するので、肌の状態が変わるのも当然のこと。肌は内臓の鏡といわれるほど、体の調子とも密接にかかわっていますが、ネガティブにならず、自分の肌と向き合っていきましょう。

まず、女性ホルモンとお肌の関係についてです。女性らしい体をつくり、妊娠を維持する女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)は、肌と密接なかかわりを持っています。エストロゲンがピークになる卵胞期は好調で、生理直前の黄体期後期は不調に。生理周期とともに肌の状態も変わるのです。つねにゆれうごく肌の状態を知るには、生理周期を知ることも大事なポイント。

エストロゲンは、卵巣から分泌され、真皮のコラーゲン繊維やエラスチンの合成を促進する働きがあり、肌のハリや弾力を保ち、シワやたるみを予防します。また、皮脂腺の働きを抑制する効果もあります。プロゲステロンは、排卵後に卵胞が変化した黄体から分泌され、プロゲステロン優位の黄体期には、エストロゲンの血中濃度が低下することやエストロゲンによって抑制されていた男性ホルモンの作用で、皮脂腺の働きが活発になり、ニキビや肌荒れが出来やすくなります。

女性ホルモンを味方につけて肌を健やかに保つには、まず自分の生理周期を知ること。生理周期は約25日~38日で個人差があります。基礎体温の流れから自分の女性ホルモンがどのように分泌され、変化しているのかを把握することで、ゆらぎがちな肌の状態も自覚することができます。□基礎体温を活用すると良いですね。
次に、環境の影響と生活習慣についてです。

肌が荒れたときは生活習慣を振り返ってみると、原因が見えてくることがあります。睡眠不足やストレス、食生活の乱れ、運動不足などがあれば出来ることから改善していきましょう。季節の変化に伴って自律神経が乱れ、肌が少しゆらぐのは仕方のないことですが、基本的な生活習慣や適切なスキンケアで、環境の影響を受けにくい肌に導くことは可能です。

老化の原因は"光"が8割といわれています。太陽光による皮膚と眼の障害を光老化と呼び、皮膚ではシミ、シワ、たるみに加え、皮膚がんも生じます。眼では白内障や加齢黄斑変性のリスクがあり、紫外線を含む太陽光をしっかりカットして、シミやシワ、たるみなど、肌の老化を遅らせることは、日々のケアでとても重要なことです。
まずは紫外線についておさらいしましょう。UV-Aは地上の紫外線のうち約95%を占めます。肌深部の真皮まで到達するため、ハリや弾力を生むエラスチンやコラーゲンを傷つけ、シワやたるみを引き起こします。UV-Bは日焼けを起こす力がUV-Aの600~1000倍といわれ、メラニン色素を過剰に生成させ、シミやくすみを招き、乾燥やニキビの原因にもなります。
最近話題のブルーライトは、可視光線(目に見える光)の内、380~500nmと最も波長が短く、強いエネルギーを持つ光で、網膜の障害や日内リズムの乱れなどの原因になります。このうち420nmまでの短波長領域は、紫外線同様、皮膚の色素を増強する可能性が高いことがわかってきています。

加齢とともに感じる小じわ、たるみなどのエイジングサインに気がついたら、普段のケアを見直すタイミングです。エイジングサインの大きな原因はやはり紫外線によるシワやたるみ。また、肌のバリア機能が乱れ、乾燥した状態を放っておくと乾燥による小ジワが大きなシワになってしまうので、保湿は重要です。
バリアの要である角質細胞間脂質を守りながら、メイクや肌に付着した汚れを優しく落とし、化粧水で水分を与えてクリームで保湿する基本のケアをていねいに行いましょう。ダブル洗顔や強い洗浄料のものは潤いを奪うので避けてましょう。

肌のごわつきは、肌のターンオーバーの乱れが原因のひとつ。健康な肌は4~6週間で生まれ変わりますが、生活習慣や腸内環境などさまざまな要因で、周期が乱れてごわついた状態に。また、紫外線や保湿不足で角層の水分量が低下し、乾燥すると硬い感触になります。不十分な洗顔では、酸化した皮脂が刺激になって、角層の状態を悪化させ、かえって乾燥を招くこともあるので、洗顔は朝晩の2回が基本です。また、角質ケアを意識して、乱れがちなターンオーバーを正常のサイクルに戻しましょう。週に1回程度、酵素洗顔やピーリングで角質をオフし、ターンオーバーを整えるケアを行いましょう。古い角質といっしょに角栓などの毛穴汚れもとれて、毛穴の開きが目立たなくなります。

肌のくすみの原因は色々ありますが、血行不良で起こるくすみ、紫外線による影響で、大量に作られたメラニン排出がうまくいかなかったことによるくすみ、乾燥や古い角質の蓄積によるくすみが主なものです。血行促進と美白ケアの組み合わせで、くすみの改善が期待できます。

紫外線や喫煙などで発生する活性酸素は、肌の老化の原因になります。ビタミンA,C,Eなど抗酸化力のある成分を積極的に肌にとりいれましょう。肌の酸化を防ぐことで、シミやシワ、たるみ、毛穴の開きといった肌の老化トラブルを予防し、改善する効果があります。紫外線で発生する活性酸素は、表皮細胞のDNAを傷つけ、老人性いぼや皮膚がんを誘発します。また、メラニン合成が高まりシミが、コラーゲン線維とエラスチンが変性してシワやたるみが現れます。毎日のUV対策はエイジングケアの要です。

次に、大人の女性に起こりがちな肌あれに関する対処法や、日ごろのケアで知っておくべきことなど、肌をレスキューするための疑問についてお答えします。

Q厄介な大人のニキビはどうしたらよい?
A大人ニキビは、乾燥やストレス、紫外線などの影響で角質が厚くなり、毛穴が皮脂で詰って皮脂がたまることが原因です。乾燥や紫外線から肌を守り、しっかり睡眠をとるなどストレスを溜めないことが一番です。できてしまったニキビには、皮膚科処方のレチノイン酸の外用やフォトフェイシャル照射が効果的。刺激により悪化するので、自己流のケアは避けて、皮膚科医に相談するのがベストです。

Qできてしまったシミは消せる?
Aシミは、紫外線によるメラニン色素の過剰な産生が原因。美白化粧品によるセルフケアでは、くすみや肝斑は薄くできても、シミをゼロにするのは難しい。シミのように見えて、老人性いぼであることも多いのです。根本から消すにはレーザー治療に頼るべき。レーザー治療なら、シミやいぼが短期間で改善できます。専門医に相談を。

Q花粉や大気汚染も肌荒れの原因になる?
A外的要因から肌をバリアする花粉や大気汚染は、充分肌荒れの原因になるので、きちんとメイクをして花粉などの外的要因から肌を守ることも大切です。肌が健康であれば、それらを跳ね返すこともできます。バリア機能のある日焼け止めや化粧下地を使って、肌を守りましょう。

Q部分的に痒みやかぶれが、どうしたら良い?
Aこれは、乾燥によるバリア障害が原因かもしれません。基本の乾燥ケアでお話しした通り、朝晩の泡洗顔でメイクや外からの大気汚染物質などの汚れを落とし、その後は保湿をして、肌のバリア機能を守りましょう。とくに唇は皮膚が薄く、荒れやすい部分なのでリップクリームで保湿して守りましょう。

Qメイクをしていても気になる毛穴どうしたら良い?
A紫外線の影響で、角質が硬くなって毛穴が詰まったり、肌のハリを保つコラーゲン線維が劣化して、毛穴が開大したりして目立つようになります。ターンオーバーを整えるケアで毛穴の詰まりは改善することができるかもしれませんが、根本的な治療は難しいもの。毛穴の種類によっても解決法は違ってきます。特に年齢に伴うたるみ毛穴は、自力での改善に限界があります。美容医療にご相談ください。
「産毛毛穴」
毛自体が濃くて、うぶ毛の断面が黒っぽく見えて毛穴が目立つ。
「黒ずみ毛穴」
紫外線や触る刺激などで毛穴周囲のメラニンが蓄積して目立つ毛穴。過剰な皮脂分泌により、毛穴が詰まって表面が酸化して黒ずんで見えることもあります。
「たるみ毛穴」
30代以降に目立ってくる毛穴。加齢に伴い、皮膚がたるみ、重力により楕円形にたるんで見えます。

Q目の下にくっきり出来たクマは消せる?
Aクマの種類によって、ケア方法を変えましょう。
クマには大きく分けて3種類。目の下の皮膚を軽く引っ張ってみましょう。茶色がやや薄くなる場合は"茶グマ"。青みが消えない場合は"青グマ"。皮膚がよく伸び、影が薄くなる場合は"たるみグマ"。それぞれ原因や解消法が異なるので、まずはクマの種類を見極めることが必要です。
「茶グマ」
シミや炎症後色素沈着で茶色く見えます。紫外線の影響やアイメイクの刺激、クレンジングの摩擦による炎症が原因。紫外線から皮膚を守り、美白化粧品を使ったケアを。こすらないことが肝心です。
「青グマ」
下まぶたの皮膚が薄く、静脈血の色味が透けて青く見えます。寝不足やストレス、冷え、加齢などの影響で目立ちやすくなることがあります。睡眠や、血行を促すマッサージで一時的な改善することがあります。
「たるみグマ」
加齢による変化で生じたクマ。目の下にあるコラーゲン線維の劣化が原因となり、皮膚がたるむことで起こります。保湿効果の高いクリームを塗り、紫外線や抗酸化対策でたるみを加速させないようにしましょう。

Q生理前の肌への不調にはどう向き合うべき?
A生理前にエストロゲンが低下するとバリア機能も低下します。保湿を大事して、バリアを保つ肌を育てましょう。また、大豆製品に含まれる大豆イソフラボンを積極的に摂るのもおすすめ。便秘に傾きがちなので、ヨーグルトなど発酵食品を食べるのも◎。体の中からアンチエイジングを心がけて。

Qからだの内側から肌をキレイにするために、どんな食生活を心がければいい?
A食事のときは最初に野菜を食べる"ベジタブルファースト" が美肌の基本です。血糖値の上昇をゆるやかにし、糖化リスクを抑えます。フィトケミカルをバランスよくとる"レインボー野菜(赤・オレンジ・黄・緑・紫・黒・白の7色)"や良質なタンパク質やオイル、発酵食品、海藻類をバランスよく摂り、抗酸化力や免疫力を高めるましょう。
体の主成分であるタンパク質は、肌再生に役立つ材料となります。不足しがちなタンパク質を大豆や魚、肉で上手に摂ると良いでしょう。オイルも美肌に大切な栄養素を含んでいます。オメガ3脂肪酸を多く含むエゴマ油や亜麻仁油がおすすめです。熱に弱いので、おひたしやサラダでいただきましょう。また、発酵食品と腸内環境を整えることで、肌荒れや乾燥が改善します。味噌や納豆、麹、ヨーグルトなどの発酵食品を数種類、毎日食べる習慣をつけましょう。腸内の善玉菌の活動を促進させて悪玉菌の繁殖を防ぎ、皮脂機能が改善することがわかっています。

からだの外からの肌ケアと、食事、睡眠、腸内環境の改善など、からだの内からのケアを習慣に!肌力アップを目指しましょう。
是非ご一読ください。

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2016年5月19日

雑誌『日経WOMAN』2016年6月号(5月7日発売 掲載ページP72)

特集「ドライアイ、頭痛&肩こり、視力の低下...お疲れ回復は目のケアが9割!」に院長の監修記事が掲載されました。

スマホやPC作業などで、働く女性は目の疲労が溜まっています。疲れて見えたり、老けて見えたりと、見た目を悩ます「目のくま」。しかし、適切なケアをすることで改善するものもあります。
くまには大きく分けて、「茶ぐま」「青ぐま」「たるみ・凹みぐま」の3種類あるます。原因が異なるため、タイプ別に対策を取りましょう。
20代後半までは、血行不良が原因で起こる「青ぐま」タイプが多く、パソコンやスマホの画面を長時間見続けることで、目周りの筋肉が動かず、血流が滞るのも原因の1つです。
30代半ばからは、複数のくまが混在しがちに。「茶ぐま」は、シミや色素沈着が原因で皮膚が茶色く見えるくまのこと。最近、水晶体や角膜を通り越して網膜まで直接届くブルーライト(420nmより短波長の可視光線)も茶ぐまの一因になることがわかってきました。一方、加齢によるコラーゲン線維の減少で皮膚がたるむ「たるみ・凹みぐま」も増えてきます。こすらないなどの刺激を与えないケアが大切です。
対策としては、静脈血の色みが透けて見える「青ぐま」は、目の使いすぎで血行が悪くなっているサインでもあります。目周りを温め、スマホを見る時間を短くすれば、比較的早く改善できる可能性があります。寝不足やストレス、冷えでより目立ちやすくなります。足元など末端の冷えが全身の血行を悪くします。デスクワーク中も下半身を冷やさない対策をしましょう。
シミやくすみによっておこる「茶ぐま」は、紫外線の影響やアイメイクの刺激、クレンジング洗顔の摩擦などによる炎症と色素沈着が主な原因。シミ同様、表皮のメラニンが増えて茶色く見える状態で、生活改善では治りにくいものです。擦らないスキンケアと保湿、光対策で、「茶ぐま」の要因となるシミを防ぐのが良いでしょう。美白剤を使ったシミ治療が効果的です。クレンジングのこすり洗いは厳禁!アイクリームなどのケアも、日々の刺激が積み重なるとシミの原因になることも。やさしく塗るようにこころがけましょう。
加齢が原因でおこる「たるみ、凹みぐま」30代半ばから徐々に現れ始めます。加齢と光老化による皮膚のたるみに加え、皮下脂肪・ヒアルロン酸量の減少で皮膚が凹むと、老け顔の印象になってしまいます。セルフケアではまず治すことは難しいのですが、乳液やクリームによる日々の保湿が肌にハリを生み、ちりめんジワは目立ちにくくなる可能性があります。たるんだ肌を引き上げようと、手の圧を加えながら肌の上を滑らせる顔のマッサージは厳禁です。むくみはとれても、たるみはとれません。しっかりと治療をするなら、美容皮膚科にご相談ください。

本誌では、ご自身でくまのタイプを診断する方法も紹介されています。
是非ご一読下さい。

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雑誌『大人のおしゃれ手帖』2016年6月号 (5月7日発売 掲載ページP98~102)

特集「くすみ、ごわごわ、ヒリつき、ふきでもの...あなたの肌、疲れていませんか?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

春は急激な気温の上昇や紫外線量の上昇、そして環境の変化によるストレスによって、「お疲れ肌」に陥りがちです。
くすみ、ごわごわ、吹き出物など、肌の不調がでていませんか?
そこで今回の特集では、4名の美容のプロがその対処法を解説しています。慶田院長は皮膚科専門医として、肌の不調や正しいケアついて解説しています。

気温の上昇とともに、紫外線や花粉などの影響で、肌の上では汗、皮脂、汚れが刺激物に変わり、かゆみや赤み、乾燥などさまざまな肌トラブルを引き起こします。
さらに、春は身の回りの環境が変わることが多いため、知らない間にストレスを感じ、普段は肌が敏感になる場合もあります。
肌の不調を感じたら、擦るような刺激を与えるお手入れはやめて、保湿を徹底しましょう。
また、皮膚は内臓の鏡。肌表面だけではなく、内側からのケアや健康的な生活も重要です。
スキンケアだけではなく、バランスの良い食事、良質な睡眠、排泄(腸内環境の改善)、運動、ストレスコントロールの見直しを心がけましょう。この5つの習慣が整えば、自然と肌状態も改善します。普段から野菜や果物を意識的に摂取し、発酵食なども摂りながら、腸内環境も整えましょう。
理想的な睡眠時間は6~7時間ですが、睡眠は時間だけではなく、質も重要です。スマホやTVは脳を覚醒させるため、寝る1時間前からは避け、照明も薄暗くすれば、質のいい睡眠に就くことができます。

肌のお手入れの基本、洗顔は泡洗顔を習慣にしましょう。汚れの蓄積もくすみの原因のひとつ。朝はぬるま湯洗顔で済ませる人がいますが、皮脂や化粧品の油分が酸化して刺激し、くすむ場合も。朝もバリア機能を保ちながらやさしく泡洗顔をしてください。

肌のくすみは主に、ターンオーバーの乱れが原因です。加齢によっても角質肥厚しやすいため、定期的なケミカルピーリングで、肌代謝をあげるケアがおすすめ。
肌の赤みや、ほてりや、ヒリヒリする場合は、炎症を生じている状態なので、まずは炎症を治療し、しっかり保湿を行って角層を育てましょう。
細胞間を結び合わせる役割を担うセラミド配合の化粧品などを使うこともおすすめです。
また、健やかな肌づくりのためには野菜は必須。特に紫外線を浴びた日はビタミン豊富な野菜を摂るようにこころがけましょう。
大人ニキビの主な原因は、古い角質の蓄積と肌の乾燥です。さらに、ストレス、睡眠不足や食生活の乱れも関わるので、普段ふきでものができない人も、条件によってはニキビは出ます。ストレス発散と質のいい睡眠を心がけましょう。
年齢とともに運動は億劫になりがちですが、走ったり筋トレなどのハードな運動ではなく、伸ばすだけのストレッチや関節を回すだけでも十分。また、一日数回、ゆっくりと深呼吸をするだけでも心身ともにすっきりできますよ。

日々の美活で、お疲れ肌とさようならしましょう!
是非、ご一読ください。

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雑誌『プレジデントウーマン』2016年6月号 (5月7日発売)

特集「つまるところ女は"白肌"を目指す」
今回の特集で、2つのコーナーに慶田院長の監修記事が掲載されました。

「‶紫外線ケアの新常識〟」(掲載ページP66~67)
ここ数年、「光老化」という言葉が注目されています。肌の老化は加齢によるものと思われがちですが、老化原因の80%は紫外線など太陽光の影響によるという研究結果があります。最近では紫外線だけでなく、太陽のさまざまな光が肌にダメージを与える可能性が報告されています。
太陽光の中で地表に届くのは、紫外線、可視光線、赤外線。さらに紫外線には長波長のUV-Aと短波長のUV-Bがあります。
なかでも紫外線UV-Bは肌への作用が強く、赤くヒリヒリした炎症を引き起こすほか、メラニン色素の生成を促し、シミやくすみの原因に。皮膚がんのリスクも高めます。
日焼け止めに表示される「SPF」は、紫外線UV-Bを防ぐ効果を表しています。一方、紫外線UV-Aは地表に降り注ぐ量が多く、肌の深部の真皮層まで届くもの。肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを変性させ、シワやたるみを引き起こします。日焼け止めの「PA」という表示は、紫外線UV-Aを防ぐ効果の指標です。
こうした紫外線の影響に加え、最近では可視光線に含まれるブルーライトが肌をくすませ、シミをつくることがわかっていますし、近赤外線一部もたるみや赤ら顔の原因になることが明らかになっています。つまり、光老化を防ぐには、紫外線以外の太陽光からも肌を守る必要があるのです。
紫外線量が増え始めるのは3月頃からで、ピークを迎えるのは7月頃。10月上旬までは強い日差しが続きます。木々の緑や花の色が、いつも以上に鮮やかに見えたら、紫外線が強いサイン。しっかりと日差しをガードしましょう。また、紫外線UV-A、可視光線、赤外線の3つは窓ガラスを通り抜けます。家の中で過ごすときも、光対策を忘れずに。
紫外線から肌を守るには、日焼け止めを塗るのが基本。しかし、ほとんどの人は日焼け止めを塗る量が少ないようです。顔に塗る日焼け止めの量は、500円玉ふたつ分が目安。一度塗ったあと、全体に重ね塗りをするのがポイントです。その上にファンデーションやパウダーをのせ、光を乱反射させるといいでしょう。
ただ、日焼け止めやファンデーションは時間が経つと凝集したり流れたりして効果が落ちてしまうため、こまめに日焼け止めを塗りなおしましょう。日常の軽いメイクなら、落とさずそのまま、日焼け止めをやさしく塗り重ねればOK。なじんだところで、パウダーを押さえるようにのせてください。
また、髪も日焼けしますから、髪にも使えるUVケアスプレーを使い、日傘や帽子で物理的に光を遮るのが効果的です。目から入った紫外線も、角膜に炎症を起こすことで全身のメラニンの活性を高める可能性があります。外出の際は日焼け止めをしっかり塗り、サングラスと日傘を持ち歩く習慣をつけましょう。
さらに、体の中からも紫外線対策を。抗酸化作用をもつビタミンA、C、Eを積極的に摂るよう心がければ、肌の老化原因となる酸化ストレスへの抵抗力が高まります。
ビタミンA、C、E配合のクリームなどを塗ることも肌老化の予防に役立ちます。ただし、メラニンの生成を活性化させる「ソラレン」という物質を含む柑橘類や一部の野菜には注意が必要。朝に食べたり、柑橘系のエッセンシャルオイルを昼間に塗ったりするのは避けてください。
このように、体の内側と外側から正しい紫外線ケアを行うことで、白肌をキープすることができますよ。

紫外線ケアの基本3原則
1 日焼け止めまでがスキンケア
朝の洗顔後は、日焼け止めを塗るまでが一連のスキンケア。家の中で過ごす日も、日焼け止めは必ず塗るようにして。また、ボディは裸の状態で日焼け止めを塗るのが○。塗り漏れが防げるうえ、服も汚れない。
2 外出時は日傘・帽子を
日焼け止めにプラスして、日傘と帽子はマストアイテム。日傘は色の濃い、完全遮光のものがベスト。晴雨兼用の折り畳み傘を、バッグに常備して。
3 サングラスは薄めの色を
目から入る紫外線をカットし、シミなどを防ぐにはUV加工のサングラスがマストアイテム。レンズの色は薄茶やグレーを選んで。色が濃いと瞳孔が開き、目に入ると紫外線の量が増えて逆効果に。

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「夏本番、目前!‶いますぐやるべき10のケア〟」(掲載ページP80~83)
20代後半から、女性はどんどん乾燥肌が進みます。体は、手で洗うのが基本です。
汗とほこりはぬるま湯シャワーで落ちるため、皮脂汚れの出やすい顔、胸、背中を中心に石けんを使用。軟水だと石けんの泡立ちが格段にアップし、肌への摩擦も軽減されます。強くこすると必要以上に角質が取れてしまううえ、刺激ニキビなどの原因となります。特に前腕とすねは皮脂が少なく乾燥しやすいので、石けんを使うのは週2~3回にとどめても問題ありません。
ヒジ、ヒザ、かかとの角質ケアは、基本的にすべて同じです。硬くなった角質が気になる場合は、保湿クリームなどで充分な潤いを与えます。
硬くなってしましたかかとケアのおすすめは、尿素配合のクリーム。尿素にはたんぱく質を分解する働きがあります。角質はたんぱく質でできているので、尿素配合のクリームを1週間ほど塗ると、やわらかくなります。黒ずみ、角質化の3大原因は、圧迫、摩擦、乾燥です。
頬杖や立てヒザでヒジ・ヒザが圧迫されたり、体を洗うときに強くこすって摩擦が起きたりすると黒ずみの原因に。また、肌が乾燥した状態が続くと皮膚が厚くなり、くすんで見えます。忘れがちな部分だけに、角質が厚くならないよう、年間を通じて保湿などのお手入れをしましょう。
二の腕にできたボツボツは「毛孔性苔癬(毛孔性角化症)」かもしれません。見た目は黒から赤いブツブツで、二の腕のほか大腿部、臀部、背中などにもよくみられる症状です。これは毛穴入口の角質が厚くなることで起こります。40代になると自然に軽快することが多いのですが、肌に刺激を与えると悪化します。カミソリや電気シェーバーで脱毛をするときに誤った剃り方をしたり、体を洗うときにタオルで強くこすったりすると角質が厚くなって、毛穴をふさぐことにもなります。また、紫外線もボツボツを悪化させます。肌をやさしく洗ってしっかり保湿をすること、そして紫外線ケアを徹底し、脱毛の仕方に注意すると改善します。
背中の上部は皮脂の分泌が多く、詰まりやすいのでニキビができやすいゾーンです。でも、できてしまったニキビは、セルフケアで治すのは難しいもの。皮膚科専門医に相談し、ピーリングやレーザー治療を行うのがベターです。そのため、背中ニキビは予防がとても大切といえます。
対策として、まずはやさしく洗い、しっかりと保湿をすること。タオルでゴシゴシ擦ったり、ベタつくからといって保湿剤を塗らないのはNGです。逆に角質が厚くなって、ニキビの原因になります。
体のニキビ悩みで多いお尻ニキビは、皮脂ではなく下着のこすれが原因。チクチクする素材は避け、通気性のよいものを使用しましょう。また、座った時に負担を軽くするよう体重管理も大切です。紫外線もニキビを引き起こします。背中にも、しっかりと日焼け止めを塗りましょう。
また、カミソリでムダ毛のお手入れをする際に、どうしても肌の角質も一緒に削ってしまいます。カミソリを滑らす回数を最小限にするために、4枚刃以上のものを使うことがおすすめです。
皮膚が薄く粘膜に近いデリケートゾーンは、かゆみやかぶれが起きやすいため、専用の洗浄剤で洗うのが正解です。洗浄剤をよく泡立てて手でなでるように洗います。膣などの粘膜部分は洗浄剤を使わず、シャワーでやさしく流すだけで十分です。パンストを履く人は蒸れやすいので、下着は吸水性が高く汗が乾きやすい素材を選ぶといいでしょう。また、デリケートゾーンの肌トラブルやにおい対策には、アンダーヘアのお手入れをすると効果的です。毛があると蒸れやすく、経血や汚れもつきやすいため、Vライン(ビキニライン)は薄く残すにしても、Iライン(陰部両サイド)は脱毛がおすすめ。毛嚢炎を引き起こすこともあるブラジリアンワックスではなく、医師が施術するクリニックでのレーザー脱毛が安心です。3回くらいで太い毛が柔らかくなり、8回程度で軟毛が少し残る程度になり、お手入れがラクになります。
手足の露出が増える薄着の時期は、顔のケアは万全でも、ボディのお手入れが心配です。何年も習慣にしてきたケアが、実は逆効果ということもあります。間違ったケアは肌トラブルの原因に。正しいケアの方法を知れば、肌が見違えるように美しくなります。
是非、ご一読ください。

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2016年5月16日

日本テレビ 『ヒルナンデス!』5月19日(木)11時55分~OA 

日本テレビ 『ヒルナンデス!』5月19日(木)11時55分~OA 
に慶田院長がVTR出演いたします。
皮膚科専門医として、美肌や健康に関する食事について解説しています。
詳しい内容はOAをお楽しみに!
院長がでているコーナーの放送は、12時半~13時位から始まります。

生放送のためお早めからチェックをお願いします。
どうぞお見逃しなく。

2016年5月 3日

雑誌『VOGUE』2016年6月号 (4月28日発売 掲載ページP122)

今月号のVOGUE、メインテーマは"FASHION VOYAGE旅に出よう、モードを友に。"
他にも"おしゃれプロのリアル&妄想旅支度。""旅先別着回し達人。"などなど、バカンスの予定を立てるのが楽しみになる特集が盛りだくさんです!

美意識の高い貴女なら、当然気になるのが、「旅でキレイになる方法」ではないでしょうか?
特集「必要なのは、 旅の" 前"と"後"のケア。」にて当院の最新光治療器「フォトフェイシャルM22」が紹介されました。
「旅」をさらに充実させ、もっとキレイになって戻るためには、「旅」のプレケアと、アフターケアが必要です。
日焼けの直後は、刺激をさけて鎮静ケアに徹しましょう。うっかり出来てしまったシミは、最新テクノロジーがそろう美容クリニックにご相談ください。
フォトフェイシャルM22は、8種類のフィルターと、照射設定を細かく調整することで、シミ肝斑くすみ赤みなど、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能です。
是非ご一読ください。

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雑誌『UOMO(ウオモ)』2016年6月号 (4月24日発売 掲載ページP160~163)

特集「ホンマでっか!?UVケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
「UOMO」はお洒落なアラフォー男性向けのファッション誌です。
男性のあいだでも、紫外線が肌老化に与える影響がだいぶ認知されてきていますが、そのリスクは男性の皆様の想像以上です。また、最近光老化啓発プロジェクトが行った調査で、日焼け止めは全く使用しない方は70%と多数派で、日常的に日焼け止めを塗るという男性は3%しかいらっしゃいません。
紫外線はシミと老人性いぼを増やし、皮膚がんのリスクを高めます。真皮のエラスチンやコラーゲン線維を変性させ、シワやたるみの原因にもなります。また、ニキビも無防備に紫外線にあたると増えてしまいます。子供のころから太陽と仲良しの男性の場合、40歳前後の若さで、顔や頭皮に無数のイボがある人も珍しくありません。老化肌にみられる肌トラブルの80%は太陽光によるものです。言い換えれば、光対策を完璧にすれば、見た目年齢を若く保つことは叶うのです。
春の紫外線量は残暑が厳しい9月中旬と同じか、日によってはそれ以上。特に男性は化粧をしないので、紫外線の影響は年々蓄積していきます。加齢と共に、皮膚のターンオーバーは低下し、ダメージの修復機能も低下します。是非、男性も日焼け止めを使っていただきたいと思います。
日常使いの日焼け止めであれば、SPF30・PA+++程度のもので良いので、季節を問わず塗ることを日課にしましょう。紫外線はガラスも透過するため、オフィスワークの男性でも日焼け止めをお忘れなく。たとえ日焼けをしたいときでも、何も塗らないのは論外です。肌が深刻なダメージを受けるのはもちろん、皮剥けして色ムラになり、見た目も不潔な印象に。真夏の太陽光を1時間浴びると、細胞一つにつきDNAに10万カ所もの傷がつくというデータもあります。このような急激な日焼けを繰り返すと、その傷を正常に修復できなくなり、最悪の場合、皮膚がんになってしまいます。短時間に一気に焼くのは絶対にNGです。浅黒い肌を目指すとしても、薄く日焼け止めを塗って、少しずつメラニンを増やすのが正解です。
また、長時間日を浴びることで身体だるさを自覚した経験があると思いますが、紫外線には免疫抑制作用があります。無防備に浴びることで、ヘルペスや帯状疱疹ができたり、翌日の仕事のパフォーマンスに影響がでることもあるでしょう。海では長袖のラッシュガードを着用するなど、物理的に肌をカバーすることも重要です。
表皮の乾燥によるちりめんジワは、日に焼けて肌の水分が奪われと目立ってきます。この状態を放置すると折りジワになってしまいます。日焼け後のほてりがあるときは刺激をさけ、まずはしっかり肌を鎮静させましょう。その後は、乳液などで保湿をこころがけることが大切です。万一、皮が剥けるほど日焼けをしていまった場合は、絶対に剥がさないようにご注意ください。再生途中の角層を取ってしまうと、肌のバリア機能は著しく低下し、一生もののシミや色ムラになる危険性もあります。
男性も毎日のケアに日焼け止めと、適度な保湿ケアを始めましょう。肌力アップのために、日頃から抗酸化作用の高い野菜をしっかり摂ることも有効な予防策です。
是非ご一読ください。

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TBS『白熱ライブ ビビット』5月3日(火)8時~OA

TBS『白熱ライブ ビビット』5月3日(火)8時~OA
に慶田院長が皮膚科専門医として、VTR出演いたします。
詳しい内容はOAをお楽しみに!
院長出演コーナーは、9時~9時54分頃のOA予定です。生放送のためお早めからチェックをお願いします。
どうぞお見逃しなく。
尚、急遽番組内容が変更になることがございます。ご了承ください。

2016年5月 1日

TOKYO FM「太田胃散 presents DAIGOのOHAYO-WISH!!」4月24日(日)OA

TOKYO FM「太田胃散 presents DAIGOのOHAYO-WISH!!」4月24日(日)OAのコーナーに慶田院長がコメント出演いたしました。「DAIGOラボ」のコーナーで、DAIG語で‟HYK"すなわち‟日焼け" について、医学博士としてお話ししました。

まずは、日焼けと紫外線との関係についてです。
紫外線のピークは春。GWあたりは気候が良く、外でバーベキューなどのレジャーを楽しむ方も多いと思いますが、そんな時のうっかり焼けにご注意ください。紫外線は肌を錆びさせる酸化ストレスの一つの要素で、肌が錆びると、肌老化につながります。酸化ストレスを防ぐためには、紫外線を物理的に遮へいすることが大切です。対策としては日傘、帽子、ラッシュガードなどの衣服等でブロックする、そして日焼け止めを塗ることです。日に焼けた後にどうしたら、それを無かったようにできるか、聞かれることがあるのですが、実際に紫外線が当たったことによって始まった、酸化ストレス誘導を止めることはできません。強力な消炎剤であるステロイドを飲んだとしても、止まらないことがわかっています。日焼け対策は、何より予防することが最大の防御。予防がとにかく大事です。

次に、紫外線と肌との因果関係において、重要なキーワード‟光老化"についてです。
光老化とは太陽光によって引き起こされる、皮膚と眼の障害を表す言葉です。皮膚の光老化としては、シミ、シワ、たるみ、キメの乱れ、皮膚がんなど。肌老化の原因の8割は光老化といわれています。つまり太陽光をブロックできれば8割の老化症状は予防できるということになります。強い日差しにあたる生活をしている人は、見た目年齢も、肌年齢も実年齢より上にみえてしまいがちです。 実際にバレリーナ、女優さんなど子供の時からあまり外に出ない生活をしている人たちの、肌年齢が若いことは、診療の現場でも感じていることです。
一年を通して光対策をしながら、お日様と上手にお付き合いしたいですね。
DAIGOさんも、太陽をありがたいエネルギーに感じていたのに、実際のところ老化の原因の8割は光老化とは...と驚いたご様子でした。とはいえ、DAIGOさんはいつも日焼け止めを持ち歩いているそうで、男性としては大変優秀です。
皆さまも、ゴールデンウイークのうっかり日焼けにご注意いただき、素敵な休日をお過ごしください。

2016年4月28日

日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年4月28日OA

「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」

手料理をSNSにアップする女性が急増しています。女性有名人の手料理写真を覗くと健康&キレイになるヒントがあるのでは!?という趣旨の企画です。前回、慶田院長は、朝ごはんについて解説しましたが、好評のため第二弾の今回は、女性有名人の方々の晩ごはんメニューを解説しました。

麻木久仁子さん:マグロが入った具だくさんのカレー
マグロはビタミンE、ビタミンD、鉄、亜鉛などお肌の再生に必要な栄養素が豊富に含まれています。ターメリックは抗酸化力が高く、美肌に良いスパイスです。麻木さんのように市販のルーにターメリックをプラスすることは、おすすめの調理法です。

筧美和子さん:レンコンの挟み焼き
レンコンはカリウムが豊富でむくみ対策に効果的です。付け合わせのキャベツはビタミンCが多く、美肌効果が期待できます。

安達祐実さん:サラダ、だし巻き玉子、エビピラフ
10歳のお子さんのために作ったワンプレートメニューは、全体的にカラフルで、品数が豊富。野菜・炭水化物・タンパク質のバランスが良いメニューです。エビは高タンパク、低脂肪で成長期のお子さんに最適です。卵の必須アミノ酸はお肌の再生に役立ちます。お嬢様の健康にも、ご自身の美容にも優れたお食事です。

菊地亜美さん:白菜の漬け物、ナスの炒め物、鶏肉のねぎマヨポン炒め、なめこと豆腐の味噌汁
全体的に老化予防効果の高い食事です。というのも鶏肉は高タンパク、ナスの皮にはポリフェノールが豊富で、共に美肌に良い食品です。ナスは油を吸いやすい食材ですが、オリーブオイルを使って調理しているのがとても良いですね。オリーブオイルは抗酸化作用があり、肌老化の原因となる酸化を予防します。

ニッチェの江上さん:パクチー入り豆苗炒め、大根餃子、もずくのスーラ―タン風
豆苗とパクチーは、βカロテンが豊富で美肌に効果的です。鶏肉とシソを包んだ大根餃子は、シソに含まれるロズマリン酸というポリフェノールが糖の吸収をおだやかにし、ダイエット効果が期待できます。全体的にカロリーを抑えた、とってもヘルシーなメニューです。

寝ている間は成長ホルモンが多く作られます。夕食では、お肌や健康に良い食事を摂って、寝ている間に体が成長するための栄養素を補充できると良いですね。栄養素をうまく使うためには、食べた物を胃や腸で分解・消化・吸収する必要があります。すぐに寝てしまうと、せっかくの栄養素の吸収が悪く、寝ていることで使われないエネルギーが余分な脂肪として蓄えられてしまいます。食べたあとは、体の中の分解・消化・吸収を待ってあげてから寝るよう心がけてくださいね。

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お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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お電話でのご予約はこちら(受付時間/10:30~19:30) 0120-282-764

2016年4月25日

日本テレビ 『ヒルナンデス!』4月28日(木)11時55分~OA 

日本テレビ『ヒルナンデス!』4月28日(木)11時55分~OA 
に慶田院長がVTR出演いたします。
今週も皮膚科専門医として、美肌や健康に関することetc...解説しています。
詳しい内容はOAをお楽しみに!
12時半位からOA予定ですが、生放送のためお早めからチェックをお願いします。
どうぞお見逃しなく。

2016年4月22日

ゴールデンウィークは、通常と変わらず日曜、祝日は休診日になります。

ゴールデンウィークの休診日については以下をご確認下さい。

4月29日 金曜日:休診
4月30日 土曜日:11:00〜19:00
5月1日  日曜日:休診
5月2日  月曜日:11:00〜19:00
5月3日  火曜日:休診
5月4日  水曜日:休診
5月5日  木曜日:休診
5月6日  金曜日:11:00〜19:00
5月7日  土曜日:11:00〜19:00

TOKYO FM「太田胃散 presents DAIGOのOHAYO-WISH!!」4月17日(日)

TOKYO FM「太田胃散 presents DAIGOのOHAYO-WISH!!」4月17日(日)OAのコーナーに慶田院長がコメント出演いたしました。
「DAIGOラボ」のコーナーで、「加齢」とそれに伴う「臭い」について、医学博士としてお話ししました。

男女関わらず30代くらいからシミ、イボが出来始めます。この頃は症状が軽いので気づかないことが多いのですが、30代半ば位から目立ってきて、アラフォーと呼ばれる30代後半位から隠しようがなくなります。
30代後半は、若いときに浴びた紫外線のつけが症状となって、顕在化する時期です。
加齢に伴う老人性イボ、日光性色素斑といわれるシミを取るは、医療機関に相談するのが最善の方法です。
では、ご自身で出来るアンチエイジング対策としては、どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか。
加齢に伴い、抗酸化作用のある酵素活性の衰えなどが影響し、若いときと違って、様々な酸化ストレスに対する抵抗力が落ちてきます。ですから、今まで通りに過ごしていると、肌の調子も健康状態も、なかなか上手くいかないもの。
よりいっそう食事に気をつけ、睡眠時間をしっかりとりましょう。成長ホルモンの分泌も衰えるので、筋トレなどの適度な運動習慣をつける努力をしましょう。
そして男性にとって気になるのは、加齢による臭いに関すること。いわゆる加齢臭。ところが30代40代も気を抜いてはいけません。
男性の臭いは3種類あり、まずは30代の「ミドル脂臭」。こらは。、耳の後ろ、首の後ろから発する脂っぽい臭いで、よく"お父さんの枕カバーが臭う"といわれるもの。
2つ目の「疲労臭」は疲れた時にでる独特の物質によるもので、男女問わずでるといわれています。
3つ目の「加齢臭」は50代後半位からでるといわれる、枯草のような臭いです。
どのタイプの臭いも対策としては、耳の後ろ、首の後ろをしっかり洗うことです。特にシャンプーの際は後頭部をしっかり洗いましょう。男性は女性と比べて、皮脂の分泌が多いので、毎日洗髪、洗顔することを習慣にしましょう。

DAIGOさんが大事にしていることは、一緒に生活している人が不快じゃないことだそうです。奥さんに、そういう臭いがし始めたら、教えてもらうように頼んでいると、新婚ほやほやの幸せオーラが漂っていました。
耳の後ろなどを洗うことで加齢による臭いを防げるなら、これからは「ウィッシュ」より「ウォッシュ」を大事に、しっかり洗いたい、とさすがのコメントでした。
男性のみなさん、これからは正しいwashウォッシュでいつまでも爽やかでいらしてくださいね!

雑誌『美ST』2016年6月号 (4月17日発売 掲載ページP44~47)

特集「私のこのシワ、消して幸せになる!」

今回の美STでは、幸せそうなシワだけを残して、あとは目立たなくする、もしくは消すという、いい塩梅のシワ消し法を提案しています。
そこでにて慶田院長が、『激論!「私は毎晩シワにアイロンかけています」』にて自宅で行える話題のシワセルフケア美容法について解説いたしました。
自宅で実践できる4つの美容法について、美ST独自に党名を命名し、紹介されています。

膜張党
コスメの上からつけるオイルインコスメを使用して張りを出し、小じわを目立たなくさせるケア法。最近話題のヘアメーク、ピカ子さんが提唱していることでも知られています。
表情ジワは表情の癖で、プリーツを寄せるように刻まれます。膜張ケアは物理的な力でシワを伸ばし、保湿成分などを浸透効果も高いので、効果が期待できるでしょう。
ただし、表情の癖が強いと直ぐに元に戻ってしまうので、ボトックス注射との併用がおススメです。
温冷党
ヒートショックプロテインの力を利用した温冷ケア。パックの上から冷凍ジェルとレンジでチンパックを交互に行ったり、温冷ケア美顔器などを使ったケア法。
ヒートショックプロテインは体を構成するタンパク質が熱にさらされると生じるタンパク質です。免疫を高め、コラーゲンの再生を促す可能性があります。入浴が比較的簡単な方法です。医療用照射機での治療に比べ、安全に温度を上げることが難しいので、火傷に注意しましょう。
指圧党
パックを張るとき、スキンケアコスメを塗る時にアイロンをかけるようにこすらず丁寧に押し込むようにつけるケア法。
シワを物理的に伸ばし、シワの溝に充分有効成分が浸透するように押し込むケアのようですが、深いシワには効果は期待できません。伸ばしても直ぐに戻ってしまいます。
ただ、美容液などを擦らずに塗る習慣は大切です。
自力医療党
最新の美顔器など家でコツコツ美顔器を使用ケア法。
最近の家庭用美顔器は進化していますので、毎日地道に続けることで効果が期待できます。たるみやシワを助長する激しいマッサージよりもお勧めできます。
商品によっては誇大広告も。あくまで医療レベルの効果ではないことを理解して、適正使用を守ってください。

今までのセルフケアにひと工夫してみては、いかがでしょうか。ご自身にあった美容法を見方につけましょう。
ぜひご一読ください。

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雑誌『MAQUIA/マキア』2016年6月号(4月23日発売 掲載ページP148~149)

特集「美白&UVケア100問100答」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

まず美白を目指すならおさらいしておきたい紫外線に関してです。紫外線とは、太陽光のうち200から400nmの波長域を指し、地表に届くのは280~315nmのUVB、315~400nmのUVAです。

シミやシワにたるみ、ニキビやキメの乱れ、毛穴のたるみなど、あらゆる肌悩みを引き起こし、皮膚がんの原因にもなります。紫外線対策は0歳から始めましょう。
いっぽう、紫外線を浴びることでビタミンDが活性され、骨が丈夫になるなどの益もありますが実際には5分程度あたれば十分なので意識して浴びる必要はありません。
老化の原因の8割は紫外線などによる「光老化」ということがわかっていて、太陽光は避けるべきです。冬でも雨や曇りの日も太陽光の影響は無視できません。一年中紫外線対策をこころがけましょう。

日焼け止めのSPF、PAともに数値が大きい方が効果的ですが、塗る量と塗り直しがポイント。特に紫外線が強い時期は、日傘などとあわせて、より守りを固める努力をしましょう。

シミとくすみはどのようにちがうのでしょうか?一般的にシミは部分的で、くすみは顔全体に生じ、それぞれ原因も異なります。シミは、両コメカミ~頬にかけての「バタフライゾーン」にできやすく、紫外線のダメージがきっかけとなりメラニンの過剰産生が生じ、部分的にメラニンが蓄積した状態です。

そばかすは、5歳くらいからできはじめ、場所は頬だけでなく、鼻の上、上まぶたにできることもあり、シミより比較的小さな点であることも特徴です。月経前にシミが濃くなるように感じる場合は、女性ホルモンの影響による肝斑かもしれません。エストロゲンはメラニンの生成を促進します。

一方、くすみはメラニンの影響のほか、乾燥や血行不良、糖化などでも起こりますから、スキンケアと基本的な生活習慣が大切になってきます。

ただ単に白くすれば美しい肌かといえば答えはNO.色むらがなく透明感のある健康素肌を目指しましょう。色黒さんでも紫外線&美白ケアをすれば、肌の色を明るく変わります。
ご参考になさってください。

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雑誌『週刊SPA』2016年4月26日号 (4月19日発売 掲載ページP54)

特集『クセになったら「ヤバい中毒」』

男性も身だしなみや、アンチエイジングを気にかける時代です。魅力的な男性はスキンケアにも手を抜かないのが常識。
ところが知識不足が思わぬトラブルを引き起こすこともあります。
特に気をつけたいのが、過剰な‶やりすきケア〟今回、慶田院長が皮膚科専門医として、正しい肌、頭皮ケアについて解説いたしました。
今回、やりすぎ厳禁として紹介されたのは、1.ローションパック、2.顔マッサージ、3.水洗顔、4.頭皮マッサージ、5.アカスリ、です。
まず、ローションパックは長時間つけているほど効果があると思うのは間違いです。水に濡れている時間が長すぎると皮膚のバリアが壊れてしまい、かえって乾燥や皮膚炎を招きます。また、洗顔料を使うと肌が乾燥するのでは...という、誤った思い込みから「水洗顔」を励行する方もいますが、水だけの洗顔では古く汚れた皮脂などは落としきれません。皮脂自体が酸化して刺激物質になります。特に脂性肌の人は脂漏性皮膚炎という湿疹になることもあるので要注意です。朝晩、洗顔料を使って、泡洗顔を習慣にしましょう。
逆にアカスリで無理に角質を擦り落とすことは、肌の水分をキープしたり、外部刺激から肌を守るバリア機能を損なうことになりかねません。乾燥や敏感肌を招き、皮膚トラブルのもとになるので注意しましょう。
近年は、美顔ローラーを使ったマッサージが大流行しました。たるみが気になる人ほど、ついマッサージに必死になってしまいますが、マッサージを頑張ったところで、顔のたるみは解決しません。それどころか、強くマッサージすることで皮膚を支えるリガメント(靭帯)が傷つき、たるみが進行する可能性もあります。
頭皮マッサージも同様で、特に注意したいのが、頭皮用のシリコンマッサージ器などを使ったケア。強くやりすぎると頭皮と毛根にダメージを与える恐れがあります。
壮年性脱毛などの薄毛には、プロペシアなどの薬治療が有効です。
男性も美容やスキンケアや対する関心が高まっていますが、特に男性の場合は、自己流のケアになりがちです。
常にすっぴん勝負の男性こそ、正しいケア法を身につけましょう。
ぜひご一読ください。

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2016年4月21日

日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年4月21日OA

「ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)の美肌とスリムの秘密を徹底追究!」
関ジャニ∞横山さんは、食いしん坊なのに、美肌でスリム。毎回その食習慣が注目され、とうとう横山さんを‟ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)"と名付けた企画が始まりました。
その謎に迫る企画第三弾です。前回の中華、焼き鳥編も慶田院長が監修し、横山さんの食事は、低脂肪でお肌の栄養となる良質のタンパク質が豊富に含まれており、量を沢山食べても太りにくく、美肌に良いことを解説しました。
まだまだ横山さんの食事には、美肌とスリムの秘密があるのでしょうか?今回はメニューが豊富なホテルビュッフェにて横山さんの食生活を観察し、再び慶田院長が解説いたしました。ゲストはスリムな体形に憧れるやしろ優さん、見えないところにこっそり脂肪がついてしまうという、渡瀬マキさんです。水卜アナウンサーを含め女性3名の食習慣についてもコメントしました。
まず、横山さんは朝は食事を摂らず、11時頃に朝食と昼食を兼ねた食事をするとのこと。朝食を摂らなくても大丈夫なのでしょうか?
朝食は大人であれば、生活習慣や運動の差によって、食べても食べなくても良いものです。ただし、朝食を抜いた時は、次に食べるものの吸収が高まり、お肌やスリム体形維持に大きく影響するため、ランチに何を食べるかが重要になります。
そこで、朝ごはんを抜いた時にお昼に何を食べるのか、ビュッフェで再現したメニューを解説しました。

水卜アナウンサー:野菜サラダ、牛肉と豚肉のグリル
食べ物には気をつかい、太りにくい食事を優先しているそうです。
炭水化物はなく、お肉のたんぱく質、野菜のリコピン、海藻類が含まれバランスが良い食事です。しかしカロリーが高いシーザードレッシングをスプーンでたっぷり2杯かけているのが少し残念でした。

やしろ優さん:ちらし寿司、海苔巻き、いなり寿司、白米
自称小食のやしろ優さんには、大好きなお寿司に太りやすい原因が潜んでいました。コンビニなどで販売している酢飯には酢だけでなく、砂糖がたっぷり含まれているので要注意。
白米と一緒に、お寿司をおかず感覚で食べてしまうので、カロリーオーバーです。

渡瀬マキさん:フォー、春雨サラダ、春巻き、鶏手羽元
番組では一同ヘルシーっぽいと絶賛していたフォーですが、白飯と同じ炭水化物なので、食べ過ぎには要注意です。タイ料理屋さんでは、別盛でたっぷりパクチーを乗せているそうですが、パクチーを食べて紫外線を浴びると、メラニンを増やしてシミを出来やすくする作用があるため、ランチには向きません。夕方以降に食べるようにしましょう。大葉や柑橘類も同様の作用があるため、注意しましょう。

横山さん:鶏つくね、手羽元、卵スープ
玉子と鶏肉で肌を守るタンパク質、アミノ酸が豊富なメニューです。炭水化物を含まず、低脂肪でカロリーも少な目なので、スリム体形維持に適しています。
食べる順番で、まず卵スープから摂っていたことも◎です。卵スープに含まれるシイタケ、筍、卵も美肌に効果的。最初に食べるものは、吸収が良いので、フォーやお寿司などの炭水化物から食べるより、タンパク質から摂取した方が血糖値が上がりにくく、美肌にも健康にもおすすめです。
好きなものしか食べない偏った食事ですが、鶏肉と玉子のタンパク質が美肌とスリム体形維持に良いという結果でした。
ただ美肌に欠かせない、野菜のビタミン類が少ないことが欠点です。今回のビュッフェメニューにはありませんでしたが、普段横山さんが良く食べるという、ほうれん草にはβカロテン、ビタミンC、鉄分が豊富。野菜の中でも特に美肌に最適です。茹でるとボリュームが減って、沢山食べられるので、普段野菜をあまり食べない方にも良いメニューです。

次は、最新食べ始めたもの、逆に食べなくなったものを解説しました。

横山さん:白米を食べる量が減った、プライベートはパスタを2年以上食べていない。よく食べるメニューは、白菜と豚肉ミルフィーユ鍋。卵焼き。
まず、最近横山さんは白米を食べる量が減ったのですが、これは良いのでしょうか?
白米は糖分が豊富でエネルギーに変わりやすい食材なので、摂り過ぎには注意しましょう。
炭水化物はあえてパスタから摂る必要はありません。ジャガイモ、レンコン、人参などの根菜類でもビタミン類や、食物繊維と一緒に炭水化物を摂ることができます。マラソンの前などは、タンパク質類をやめてパスタなどの炭水化物を摂った方が、エネルギー変換が良くなります。ところが普段の生活では、血糖値が急激に上昇してしまうため、パスタは最後に少量食べるのが正解です。
ミルフィーユ鍋は、その食べ方にも注目です。横山さんはつけダレなしで、ゴマ油をかけて食べているので、塩分が少ないメニューになっています。塩分が多いとからだの水分が増え、むくみの原因となるため、出汁とゴマ油で風味をつける調理法は正解。白菜も煮込むことでやわらかくなり、生で食べるより、量がたっぷりとれるので、おすすめです。
弟さんが作るという、卵焼きに使われる卵は2個分と1日の摂取量として多いようですが、これは健康に問題ないのでしょうか?
健康な方なら、1日に1~2個の卵は全く問題ありません。それどころが、卵はビタミンEと必須アミノ酸が豊富で完全栄養食品といわれています。健康のためにも美肌のためにも、ぜひ摂るように心掛けましょう。

渡瀬マキさん:白米をやめて発芽玄米入りごはんを食べている。
発芽玄米は何となく良さそうですが、白米に比べて何が良いのでしょうか?
発芽玄米のビタミンB1は、白米の5倍以上含まれます。つまり、肌のターンオーバーを促す美肌に良い栄養素が豊富ということ。さらに白米より血糖値が急激に上がりにくく、美肌やスリム体形維持におすすめです。

水卜アナウンサー:大好きな菓子パンを減らし、そのかわりに全粒粉や玄米などの固いパンを食べるようにしている。ケーキも自分では買わないようにしている。モデルさんの様なキレイな人は水を飲んでいるイメージがあるので、沢山飲むようにしている。
菓子パンは生地に多くの油と砂糖が入っているため、血糖値が急激に上がりやすい食品です。同じパンを食べるなら、小麦粉の表皮や胚芽を全て粉にした、全粒粉の方が血糖値が上がりにくくなります。しかも固いパンの方がよく噛みしめるので、食事の満足度が上がりやすいので、良いですね。
ところがケーキも控えているのに、なかなか成果がでないのがお悩みです。実は食事をしっかり意識しているのは、週に2日で残り4日はドカ食いをしているということ。これは、厳しい食事制限のストレスが反動になっているのかもしれません。バランスが摂れた食事で上手にキレイを維持しましょう。ストレスコントロールは美肌作りに大切な要素です。適度に息抜きを。
モデルさんが水を多く飲んでいるのは、糖分を含んだ飲み物ではなく、お水で水分を摂っているということ。水を沢山飲んでもダイエット効果はありません。過剰な水分摂取は、むくみの原因にもなるので、ほどほどにしましょう。

最近、横山さん、渡瀬さん、水卜アナウンサーが飲み始めた豆乳は、ビタミンB1が豊富です。お酒を飲むと事で失われるビタミンB群を補充できるので、特に横山さんのようにお酒が好きな方に飲んでいただきたい食品です。高タンパク、低脂肪でスリム体形維持にもおすすめです。
横山さんはミルフィーユ鍋、卵焼き、豆乳も弟さんが準備しているからという理由で、特に美容を意識せずに摂っているそうです。この点でもさすが‟ナチュラルビューティーYOKKOさん"ですね。
度々ヒルナンデスで解説している通り、最初に食べるものは、からだに良く吸収されます。炭水化物などは控え、野菜をしっかり摂れば、お肌や健康に良いビタミン類を味方にすることもできます。また血糖値の上昇は、生活習慣病などの健康面に影響するだけでなく、糖がコラーゲン線維等のタンパク質と結びついて変性すると、くすみなど肌老化の原因になるので、注意しましょう。
健康的で楽しい食生活がキープできるように、ぜひご参考になさってください。

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2016年4月18日

日本テレビ ヒルナンデス4月21日(木)11時55分~OA

日本テレビ ヒルナンデス4月21日(木)に慶田院長がVTR出演いたします。

今回も皮膚科専門医として、肌に関することetc...解説しています。

詳しい内容はOAをお楽しみに!

1コーナ目ですので、冒頭からチェックをお願いします。

どうぞお見逃しなく。

2016年4月15日

TOKYO FM 「DAIGOのOHAYO-WISH!!」

TOKYO FM 「DAIGOのOHAYO-WISH!!」
1回目4月17日(日)朝9時30分〜OA
2回目4月24日(日)朝9時30分〜OA

春からのラジオ新番組で慶田院長が解説いたします。
詳しい内容はOAをお楽しみに!

FM愛知&FM大阪でも8時30分〜OAされています。
どうぞお見逃しなく。

2016年4月11日

雑誌『GLITTER(グリッター)』2016年5月号 (4月7日発売 掲載ページP106、P108、)

特集「ホームケアに美容医療もプラスしてさらに美しく 最新美容でキレイ磨きスタート!」にて当院で取り扱いをしているハイドロフォースリッチオイルが"進化を続ける水素美容 水素やケイ素が引き続きブーム"と掲載されました。(P106)

同じ特集の「白肌をつくる最旬"美白ケア"」のカテゴリーで当院の新型フォトフェイシャル「M22」が掲載され、「フォトフェイシャルM22」は、シミやくすみ、色ムラの改善だけでなく、肌のターンオーバーを活発にする効果もあり、シミやニキビといった肌トラブルの予防にも効果的。治療を繰り返すたびに、コラーゲンやヒアルロン酸量が増え、内側から
ハリのある美肌へとシフト"とご紹介いただいております。(P108)

是非ご一読ください。

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雑誌『ミセス』2016年5月号 (4月7日発売 掲載ページP220~221)

特集「女性は夏に年をとる 美白&UVケア 今すぐしたい、美白&UVケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

紫外線を意識した美肌ケアは、本格的に日差しが強くなる前の先制スタートが決め手です。
一年を通した紫外線対策は、必須のこと!まだ美白スキンケアもUVケアも行っていない方は、すぐにスタートしましょう。それが秋になっても後悔しない美肌へとつながります。
紫外線を意識したお手入れの3本柱は、"UVケア+美白スキンケア+抗酸化対策"。とくに抗酸化対策は、光老化による肌の衰えを防ぐには重要な要素です。
肌を紫外線から守る"日焼け止め"の使い方に関するテクニックや、新しい常識を踏まえた戦略的美白スキンケアや賢い抗酸化対策が、本物の美肌を生み出します。

まずはUVケア製品の使い方です。日焼け止めは顔から首まで塗る目安は500円玉2枚分ほどです。30gの製品なら2か月で使い切るのが適量。伸びのいい製品が多いため、多くの方が適量の半量ほどしか塗れていず、効果も半減しています。顔全体に塗り、なじんだ後にもう一度重ねる"厚塗り"がポイント。
そして、これからの季節は高めの数値を選ぶことも必要です。屋外レジャーではSPF50・PA++++、室内ではSPF30・PA+++が数値の目安となります。また、開封後は半年以内に使い切りましょう。古いものは効果が落ちている可能性があります。また、古く酸化した製品を付けると、肌老化の原因になります。
UVケア製品は2~3時間ごとの塗り直しが必要です。日中はメークを落とさなくても、上からUVケア製品を塗れば大丈夫。さらにパウダーをパフでそっと置くように重ねましょう。
曇天の急な晴れ間など、予想外の強い日差しにあせることが多々あります。バックに帽子や日傘、日除けの手袋やストールを常備しましょう。
また目の角膜が紫外線で炎症を起こすことがきっかけとなり、全身の肌のメラニン活性が高まることはまだご存じない方も多いのでは。春先からサングラスも必携です。雨の日や明るい室内に降り注ぐ紫外線A波や近赤外線にも要注意。これらは無自覚に浴びやすい太陽光線です。しわやたるみなど光老化の原因ですので、雨の日や室内でも抜かりなく光対策ケアを意識しましょう。
抗酸化成分の代表といえば、ビタミンエース(A、C、E)とフルーツや野菜に含まれるポリフェノールです。ベリー類や緑黄色野菜の他、シナモンやカレーに使うターメリックなど、暑い地域で使われるスパイス類も抗酸化力が高いので活用しましょう。慶田院長はトマトのリコピンとブロッコリーのルテインとβカロテンを欠かさないとのこと。肌自体の質を高める良質のタンパク質なども必要なので、まず基本は、日々のバランスのよい食事が鉄則です。
また、これらの抗酸化成分は塗っても効果的。UVケア製品を塗る前に、ビタミンA(レチノール)やC、Eの抗酸化成分配合の化粧品を塗っておくことで、光老化の原因となる紫外線由来の酸化ストレスもケアできます。
紫外線量が増える3月から9月まではとくに美白ケアを重点的に。理想は1年ずっと続けること。美容液やクリームなど、なにか1品でいいので使い続けましょう。
しみ部分には、摩擦と乾燥がNG習慣です。日本人の肌はとくにメラニン活性が高いので、刺激で炎症による色素沈着が進んでしまいます。洗顔やタオルでのふきとり時、スキンケアやメーク時にもむやみにこすらないようにします。また、乾燥によるバリア力の低下もくすみの原因となるので、十分な保湿を心がけましょう。
出来てしまったシミの根本ケアをお考えなら、美容医療の出番です。美容医療の分野も年々進化しています。過剰なメラニンを壊すレーザーの他、肌全体のくすみを消してしみも薄くするフォトフェイシャルなど、望むレベルにあわせた治療の選択が可能になっています。美白治療は、内服や外用の美白スキンケアをあわせることで効果を確実にします。UVケアへの指導を含めたフォローがしっかりしている医院を選びましょう。
ぜひご一読ください。

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2016年4月 4日

医学雑誌『産科と婦人科 増刊号「産婦人科処方実践マニュアル」』論文掲載(掲載ページp76~79)

産婦人科医師のための学術誌、『産科と婦人科 2016年増刊号「産婦人科処方実践マル」』に院長の論文が掲載されました。

産婦人科治療の基本は保存的療法と手術療法です。保存的療法の主役は薬物療法であり、適切な薬物療法により、病態を大きく改善することもあるため、大変重要な役割を占めていると考えられます。
院長が依頼された内容は、

「第1章 周産期分野」の中の、「B.妊娠中の合併症」のうち、「湿疹(妊娠性痒疹も含む)」についてです。

慶田院長が2006年に発表した妊婦の皮膚病変の統計学的調査(5年分)では、約半数が湿疹・皮膚炎群(52%)であり、次いで痒疹・蕁麻疹群(15%)、ウイルス性感染症(10%)と続き、妊娠に特有の症状は約10%と比較的頻度が低いものでした。
湿疹・皮膚炎群は湿疹とアトピー性皮膚炎が2/3を占め、次いで手湿疹、接触性皮膚炎などが多くみられます。アトピー性皮膚炎は妊娠中に増悪することが知られており、特に妊娠初期から中期に多い症状です。
これらの治療には、第一に局所への外用療法が選択されます。その場合の第一選択薬はステロイド外用薬です。妊婦に対しては、ステロイドの中でも、局所的効果は強力でありながら、全身への副作用が少ないantedrugを選択するべきです。非妊娠時と同じように、タクロリムス水和物軟膏(プロトピック軟膏)の外用も安全に使用できます。タクロリムスは臓器移植後に免疫抑制剤として投与される内服薬がありますが、妊娠中の内服で先天奇形の増加は認められていません。
また、重篤な妊娠性痒疹の場合には抗ヒスタミン薬の内服やNB-UVB照射を併用することもあります。免疫調整作用から尋常性乾癬などに有効性を発揮し、注目されている治療法です。
妊娠中の皮膚疾患、特にアトピー性皮膚炎の増悪に関しては、免疫状態の変化が影響していると考えられます。また胎児への影響を懸念して、自己判断で外用治療を中止したり、使用量を減量してしまっていることも誘因となっています。きちんと治療を継続することが、母体の健康ひいては胎児の健康にもつながります。
妊娠中の皮膚病変に詳しい皮膚科専門医にご相談ください。


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雑誌『GLOW(グロー)』2016年5月号 (3月28日発売 掲載ページP122~125)

雑誌『GLOW(グロー)』2016年5月号 (3月28日発売 掲載ページP122~125)
に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

特集『紫外線、ブルーライト、花粉、大気汚染、ストレス「環境コスメ」が5大環境危機から大人の肌を救う!』
春の訪れと共に紫外線が強くなり、花粉、PM2.5に加え、急激な気温、湿度の変化などが気になります。この時季の環境変化によって、かゆみや赤みなど普段は感じない肌の揺らぎはありませんか? 揺らぎを感じたら、原因に合わせたお手入れが大切です。
急にニキビができた、カサつきが治らない、いつも使っている化粧品がヒリヒリする......。最近、肌の不調を感じるていたら、それはゆらぎ肌かもしれません。
ゆらぎ肌とは急激な気温の変化、環境の変化により肌が敏感になっている状態です。
そもそも肌表面にある角層は、うるおいを守り、刺激から肌を守る、バリア機能をもつ組織です。ところが、紫外線量の増加、気温の増加、PM2.5や花粉のほか、環境の変化によるストレスや睡眠不足で角層の状態が乱れると肌は乾燥し、バリア力が低下してしまいます。
ゆらぎ肌の主な原因は外的刺激による一時的なものですが、そのまま放っておくと皮膚炎を繰り返し、肌老化が進行してしまう可能性もあります。
肌に不調を感じたら、過激なスキンケアは避け、肌に負担のないお手入れに変えることが重要です。
特に大切なことは"保湿"です。肌のバリア機能を補う親和性の高いセラミドなどの保湿成分が配合されている化粧品を使用して水分を与えましょう。また、"こする"ような肌刺激は絶対に避けましょう。
さらに、知っておきたいことは、肌老化の原因の80%は紫外線などの光によって引き起こされるという事実です。
今までは日焼けを起こす力が強いUV-Bを防ぐことが重視されていましたが、地上に降り注ぐ紫外線の約95%を占め、肌深部まで到達してシワやたるみなどの原因になるのは、実はUV-Aなのです。その中でも特に波長が長く、今まで防ぐことができなかった「ディープUV-A」や真皮の深層部まで届く近赤外線をブロックする日焼け止めも、新しく登場していますので、是非活用しましょう。
また、太陽の光だけでなく、PCやスマホなどから発するブルーライトを浴びると、皮膚の色素沈着の原因にもなります。ブルーライトに対応する最新の日焼け止めを使用しつつ、肌老化予防に効果のあるビタミンA、抗酸化作用が高いビタミンC、ビタミンEが配合されたスキンケアを一緒に使用すると、より効果的です。飲む日焼け止めといわれる "ヘリオケア"を内服すれば、日焼け止めを落とした夜も、からだの中から24時間防御が可能です。
バリア機能にダメージを与える大気汚染などの有害物質は、帰宅後に優しく丁寧な洗顔でしっかり落とし、そのあとは保湿剤で潤い肌をキープしましょう。
今回、慶田院長が皮膚科専門医として、敏感に傾いたときに行うべきスキンケア法を詳しく紹介しています。
当院でお取り扱いしている、美容オイルの‟モイスチャーACEオイル"、日焼け止めサプリの‟ヘリオケア"も掲載されています。
肌が乾燥してバリア機能が落ちると、さまざまな症状に陥ります。今までのスキンケア法を変える必要がありますが、それでも改善しない場合は、早めに病院に受診しましょう。
是非ご一読ください。

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雑誌『VOCE(ヴォーチェ)』2016年5月号 (3月23日発売 掲載ページP132~137)

特集「最強美白コンシェルジュにお任せあれ!黒リーヌvs.白リーナのための美白レッスン」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

‶黒リーヌ〟はスキンタイプでいうダークスキンの女性。年中肌がくすんでみえてしまいがちで、メラニン活性が活発ですぐに黒く日焼けをするタイプの肌質です。

‶白リーナ〟とは色白の女性のことですが、良いことばかりでなくシミや赤みが目立ちやすいという問題も。

日々美白ケアに励んでいても求めるような効果が実感できないのは、もしかしたら肌質にあったケアができていないのかもしれません。

色黒女子と色白女子では、美白ケアのポイントが異なります。

そこで、慶田院長が「肌質コンシェルジュ」として、肌色の傾向別美白ケア法を提案しています。

色黒肌は細胞を守るメラニンをどんどん作れるため、紫外線の影響を受けにくく、肌年齢が若く、シミもできにくい傾向にあります。ただし美白治療をはじめる際は、全体にメラニンが散らばって黒いので、美容医療が難しいという難点も。また、炎症後の色素沈着が起こりやすく、ニキビや虫刺されの跡に注意が必要です。

色白肌は、細胞の核を紫外線などのダメージから守るメラニンの生成能力が色黒肌より弱く、光の悪影響を受けやすい特徴があります。20代後半からシミが現れるケースが多く、シワや老人性いぼも早くから出現する可能性も。皮膚がんなどを含め、リスクが高い肌タイプといえます。

ダメージを受けやすい色白肌は、守りのケアを重視し、トラネキサム酸などの抗炎症ケアや、特に優しい保湿などをこころがげることが大切です。

色黒肌は、メラニンの生成を促す紫外線や、色素沈着の原因となる摩擦、炎症性ニキビの刺激を徹底的にブロックし、ターンオーバーを促す少々攻めのケアが適しています。

では美容医療では、肌色タイプに合わせてどのような治療が行われているのでしょうか。

今回は実際に2名の方が当院で慶田院長の診察を受け、肌質改善の治療を体験されました。

カウンセリングの上、色黒肌の診断の方にジェントルレーズ、色白肌の方にフォトフェイシャルM22をお受けいただきました。

‶黒みを消す〟ジェントルレーズはメラニンや産毛などの黒い色に反応するレーザーで、シミのみならず、くすみや黒ずみまで改善します。

‶白さが増す〟フォトフェイシャルM22は、6種類のフィルターと、照射の強さなどの設定を調整することで、シミや肝斑、くすみ、赤みなど、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能です。

お2人ともに、照射後に紫外線や活性酸素から守るビタミンAのイオン導入を行ったことで、肌のバリア機能も強化され、肌自体の保湿力が高まり、刺激に強いお肌に近づきました。

定期的にビタミンAを補充することで、肌の潤いに不可欠なコラーゲン、エラスチン、グリコサミノグリカンの生成を促し、シミだけでなく、シワとたるみを予防する効果があります。

スキンケアの効果がいまいちと感じたら、取り返しがつかないシミやニキビ跡を残すまえに、美容皮膚科にご相談されることをおすすめします。

是非ご一読ください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年3月24日OA

「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」

手料理をSNSにアップする女性が急増しています。女性有名人の写真を覗くと健康&
キレイになるヒントがあるのでは!?
...ということで、慶田院長が女性有名人の方々の朝ごはんについて、美肌や健康の効
果を解説いたしました。
安田美沙子さん:だし巻き玉子、あおさの味噌汁、バルサミコ酢のレンコン炒め
バルサミコ酢にはブドウのポリフェノールがたっぷり含まれていて、肌荒れに効果が
期待できます。ビタミンCやカリウムが豊富なレンコンにあわせることで、健康的な
お食事です。
ギャル曽根さん:野菜スープ
トマト、ニンジン、セロリなど10種類の野菜が含まれてヘルシーな朝ごはんです。
安めぐみさん:厚揚げの味噌汁、マグロの漬け丼
マグロにはマグロは低脂肪でしかも高タンパクです。DHA、EPA、ビタミンD、ビタミ
ンE、鉄、亜鉛などが豊富。抗酸化作用があり、皮膚や髪の美しさに役立ちます。お
肌やカラダの老化予防のために、女性におすすめの食品です。
後藤真希さん:めんたいポテトグラタン
めんたいこに含まれるビタミンEは抗酸化力が高く肌の老化予防に役立ちます。チー
ズはたんぱく質が豊富。乳製品がたっぷり含まれているので、後藤真希さんの様に授
乳中の方におすすめです。
佐藤ひなこさん:ハチミツ入りヨーグルト、玉子焼き、オクラと鳥ささみのごはん
オクラのねばねばには整腸作用があります。またBカロテン、ビタミンC、カリウムな
どが肌の栄養の元になる成分が含まれ、美容効果が期待できる食品です。
鳥ササミは低脂肪、高たんぱくですから、スリムな体型を維持するのに理想的な朝ご
はんです。
清水よしこさん:塩ヤキソバ
野菜、骨付きウインナー、干しエノキ茸などの食材が入っていました。麺はお酢でほ
ぐし、塩コショウでさっぱり仕上げています。朝からヤキソバというのが重そうに見
えますが、数種類の野菜が入っていて、具沢山です。お酢はアミノ酸が豊富で脂肪の
吸収を抑えるので、朝のヤキソバには良い調理法です。

朝一は体内に栄養素を吸収しやすい状態です。朝食で適切な栄養を、効率よく摂りま
しょう。

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2016年3月28日

日経BP会員情報誌『et Rouge』 2016年No.8 (3月19日発行 掲載ページP60~63)

特集「2016年番!白い肌のつくりかた。」に慶田院長の取材記事が掲載されました。
白い肌への欲求が高まるなかで、『et Rouge』はただ単に色としての白ではなく、透明感や潤い感、つややかさや柔らそうな質感までを含んだ、統括されたイメージの白肌が求められていると提唱しています。
理想の美しい白肌に求められるものは、ますますレベルアップしており、次世代の白肌は多方面からアプローチしていくことで叶えられるものです。
今、白い肌への選択肢は大きく2つあり、毎年のように効果が更新される「美白コスメ」、そして、こちらも日々進化がとまらない「美容医療」でのアプローチです。
そこで今回、慶田院長が美容医療や、肌力を高める‶美肌の備え〟について解説いたしました。
クリニックで扱う治療器は、安全性と有効性が認められたものですが、同じ治療器の施術でも、時に効果が出やすい方とそうでない場合があります。
その理由として、まず食事による良質のタンパク質やミネラルなどが不足していると、肌の再生に必要な栄養が行き届かず、本来の治療効果が発揮できないことがあげられます。
また、日々のホームケアで肌力を高めることが、もうひとつ治療の効果を左右するポイントです。例えばカウンセリング時に肌状態が治療に適さないと判断した場合、その日はレーザー照射などの‶攻めの治療〟を避け、ケミカルピーリングで皮膚のターンオーバーにスイッチを入れたうえで、美白の外用薬や、ビタミンC、トラネキサム酸などの内服薬の治療から始めることがあります。
2週間ほどして肝斑やくすみを抑えて明るくしておくと、シミが浮き上がりやすく、レーザーや光治療の出力を低レベルにしても効きが良く効率的な上、かさぶたになるような治療をした場合も回復が早まります。最も避けるべきは、クリニックで‶攻めの治療〟をしたからといって、自宅での手入れをおろそかにすることです。
特にアグレッシブなシミの治療後は、炎症性色素沈着の予防のために、肌の状態にあわせ医師が処方した治療薬を継続する必要があります。治療薬の継続期間も経過をみながら、医師と相談していくと良いでしょう。
美容医療という攻めの白肌づくりも、日々のケアがあってこそ。
肌力がどれだけあるかで、治療効果に大きな差が生まれることもあります。毎日のケアはすべてに先行する‶美肌の備え〟なのです。
是非ご一読ください。
なお、『et Rouge』は会員専用情報誌のため一般発売はございませんが、無料の定期購読ができます。

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2016年3月22日

日本テレビ 『ヒルナンデス!』3月24日(木)11時55分~OA 

日本テレビ 『ヒルナンデス!』3月24日(木)に慶田院長がVTR出演いたします。
今回も皮膚科専門医として、肌に関することetc...解説しています。

詳しい内容はOAをお楽しみに!

12時代後半からOA予定ですが、生放送のためお早めからチェックをお願いします。

どうぞお見逃しなく。

雑誌『美ST』2016年5月号 (3月17日発売 掲載ページP128)

特集「レシート拝見! 今月何買った?」に慶田院長の取材記事が掲載されています。

創刊号から続く人気連載企画。美容に目利きの女性たちが、自腹でゲットした商品を紹介しています。
今回院長は、ブルーライト対策の眼鏡を購入しました。
最近の研究では紫外線だけでなく、波長が長いブルーライトや赤外線は、肌の深部に入り込み、シワやたるみといった肌老化に影響することが明らかになりつつあります。
専ら眼精疲労用と思われがちなアイテムですが、これからは美肌のためにも必須といえるブルーライト対策眼鏡です!
PCやスマホをみるときはご活用くださいね。
ぜひご一読ください。

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年4月号 (3月12日発売 掲載ページP62)

特集「春のBeautyトレンド大調査」に慶田院長の取材記事が掲載されました。
新たな美容のトレンドも多い今年の春に、美の達人たちが注目しているアイテムとテクニックを徹底リサーチする特集です。
今回、「体の内と外からキレイを磨いて美を底上げ!ビューティーセレブ編」で慶田院長が肌力を高めるスキンケアを紹介しています。
毎日のケアでポイントにしていることは、‟抗酸化力のアップ〟です。
紫外線やストレスなどで発生する活性酸素は、シミなどのエイジング変化や肌トラブルの原因になります。そこで、スキンケアで酸化ストレスにより日々失われるビタミンCをたっぷり補給し、水素の力で肌の内側から酸化ストレスと戦う力を高めましょう。最後にビタミンA、C、Eを含んだオイルで保湿すれば、酸化ストレスに負けないさびない肌へと導きます。顔だけでなく、からだのケアにもおすすめです。
・プロラヴィッシュローション:皮膚科医の共同研究で開発された、メラニンの生成を抑える超浸透型ビタミンC誘導体配合。これまでなかなか浸透しなかったビタミンCの成分が、肌の深部にとどく処方で、高い美白があります。ビタミンCはニキビに悩む方にもおすすめです。
・ハイドロフォースリッチオイル:液体に触れると水素を発生させる特殊パウダーが配合された美容オイルで、普段お使いの化粧水に2~3滴プラスして使用します。水素(H2)が、肌を傷つける活性酸素(O-)と結びつき無害な水(H2O)に変換します。
・モイスチャーACEオイル:抗酸化作用のあるビタミンの代表格3種(ビタミンA、C、E)をバランスよく配合したオイルです。さらに、ビタミンAは皮膚の中で、紫外線の光線エネルギーを受け止め、細胞が損傷するのを防ぐ「紫外線吸収剤」としての役割、皮膚のターンオーバーを促し、過剰なメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用もあります。
紫外線やPM2.5など、肌を錆びさせる酸化ストレスをすべてブロックするのは不可能ですが、トラブルを予防する先手必勝のスキンケアが大切です。日々のケアで抗酸化力をアップさせて健康美肌になりましょう。
是非ご一読下さい。

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雑誌『and GIRL/アンドガール』2016年4月号(3月12日発売 掲載ページP285)

特集『「ガン白になりたい!今年は美白に本気出す!』に当院が掲載されました。
『キレイな人たちの「ガチで白くなった」クチコミ!』として、人気施術のケミカルピーリングが紹介されました。
ケミカルピーリングはくすみがちな肌表面の角質をほんの少しグリコール酸で優しく溶かす治療です。
ターンオーバーがとどこおり、くすんでしまった肌に刺激を与えることで、溜まったメラニンを排出し、透明感のあるみずみずしい肌に再生させることができます。皮膚のターンオーバーが正常化すると、バリア機能が整い、刺激に強い健康な肌へと生まれ変わるというメリットも。
さらに、毛穴のつまりも解消されるため、ニキビのはじまりである白ニキビをできにくくする効果もあり、ニキビ肌に悩む方にもおすすめの治療です。
是非ご一読下さい。

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2016年3月18日

雑誌『美人百花』2016年4月号 (3月12日発売 掲載ページP244)

特集「美容のブーム 春の14連発」に当院の治療が掲載されました。
〝いま、「本当に効く」と話題の美肌施術はコレ!!〟として最新の光治療器「フォトフェイシャルM22」が紹介されました。
「フォトフェイシャルM22」は6種類のフィルターと、パルス数、照射時間、照射間隔(休憩時間)、フルエンス(ジュール数)の設定を調整することで、シミ、赤みなどに対して安全で効果的なオーダーメイド治療が可能です。さらに繰り返し照射することで、ハリがでて毛穴も引き締まり、マルチな肌質改善効果が得られます。
当院では、照射前にグリコール酸によるケミカルピーリングを行います。ケミカルピーリングにより肌代謝を高めることで、皮膚のターンオーバーが正常化し、バリア機能が整った健康な肌へと生まれ変わります。ケミカルピーリングで古い角質を取り除いた肌は、光治療の有効性を高める嬉しい効果も。ビューティーコーディネータの大里様も「1回で目に見える効果がある」と、お気に入りの美肌治療として絶賛しています。
リピート率が最も高い、一番人気の肌質改善治療です。あわせて、もう1つ肌質改善に人気の美肌メニュー「ダーマローラー」も紹介いただきました。ダーマローラーは極細針の刺激で肌の再生を促し、毛穴の引き締めやちりめんジワ、ニキビ跡に効果的な施術です。
是非ご一読下さい。

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2016年3月14日

初診案内・院内紹介

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カウンセリング・治療の流れ

「興味はあるけれど、なんだか不安・・・」と治療に不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。当院は医師、スタッフが全員女性の美容皮膚科クリニックですので、美容治療が初めての方でも安心です。リラックスして治療を受けて頂ける様にスタッフ一同笑顔でお待ちしております。お肌や美容についてお悩みはお気軽にご相談下さい。

※当院では、ナチュラルかつ美しい仕上がりであることはもちろんのこと、施術中の痛みや注入後の内出血を最小限に抑えるよう心がけております。施術前後の飲酒はダウンタイムを長引かせてしまいますので、お控え下さい。日常生活の制限の程度は各施術ページのリスク・ダウンタイム・禁忌事項をご参考になさって下さい。

※当院は基本的には女性専用クリニックです。男性の患者様に関しては、ご紹介元、医療機関名、媒体名を記載下さい。何卒ご了承下さいませ。

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院内紹介

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銀座ケイスキンクリニックは、女性の美しさを引き出す美容クリニックです。上質な空間で、心身ともにリラックスしていただけるよう、内装にもこだわりました。2フロアに、完全個室の施術室6つ、診察室2つ、カウンセリングルーム2つ、パウダースペース6つを備えていますので、くつろいでお過ごしいただけると思います。

院内紹介さらに詳しく



銀座ケイスキンクリニックでは、未成年の患者様の治療もお受けしております。

瘢痕を防ぎ、肌トラブルをこじらせないためにも、ニキビ治療や医療レーザー脱毛、ホクロの除去などは10代からの治療開始がおすすめです。
未成年者の方の治療(施術・処方)につきましては、親権者様とご来院のうえ、ご一緒にカウンセリングを受けていただくことを原則としております。
※ご実家が遠方等のご事情により、親権者様のご来院がどうしても難しい場合は、18歳以上に限り、『親権者同意書』のご持参のみでも承ります。

未成年の患者様の治療についてさらに詳しく



よくある質問


はじめてご来院なさる皆さまからよくいただく質問をまとめました。ご来院の前にお読みいただき、ご不明点があればお電話または相談メール(soudan@ks-skin.com)へご連絡ください。

よくある質問についてさらに詳しく

慶田院長へのインタビュー記事~医師を志した契機と理念

美容医療のかかりつけ医 わたしの名医にてインタビュー記事が掲載されています。クリニックのこだわりやスキンケアについて医師を志した契機と理念ついて話をさせて頂いております。是非、ご一読ください。

慶田院長へのインタビュー記事さらに詳しく


美容治療のモニターを募集中です。

銀座ケイスキンクリニックでは、各種美容治療のモニターを募集中です。
お電話、メールにてご相談を承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
現在募集中のモニターについては詳細をご確認下さい。

各種美容治療のモニターについてさらに詳しく


サンケイスポーツ(2月25日発売 掲載ページP18)

『荒れスギ「花粉皮膚炎」は保湿して肌守る』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
花粉は目や鼻だけでなく、肌にも症状を引き起こします。花粉が飛んでいる時期だけ顔や首が赤くなったり、かゆみ、ひりつき、粉ふきなどの症状があらわれている場合は、「花粉皮膚炎」の可能性があります。一般的な肌荒れとは違い、花粉が刺激となって起こるアレルギー症状です。
花粉の粒子はインフルエンザウイルスの300倍と大きく、もともと表皮には刺激や有害物質をガードする「バリア機能」という役割が備わっているため、健康な肌であれば花粉が付着しても皮膚へ入り込むことはありません。この働きが正常であれば、花粉症であっても「花粉皮膚炎」を発症しないはずなのですが、乾燥肌傾向だったり、アトピー性皮膚炎の人は、皮膚の「バリア機能」が低下しており、花粉が触れただけでも刺激となってかぶれやすいのです。
女性に多いのが、肌の手入れをし過ぎて皮膚に過剰な刺激を与えている場合。また毎日髭を剃り、保湿をほとんどしない男性も、角層が傷ついてバリア機能が低下しやすくなります。本来皮脂も「バリア機能」の一つではありますが、実際は「バリア機能(水分保持)」への寄与の割合は2、3%にしか過ぎません。80%を占めるのは、細胞と細胞の隙間を埋める潤い成分である角質細胞間脂質といわれるもので、角層同士を結着して外からの刺激物質の侵入を防いでいます。これが不足すれば、花粉のような大きな粒子でも入り込み、肌の不調をきたします。
毎日のお手入れに使う洗浄料は刺激の少ないものを選び、しっかり泡立ててなで洗いをしましょう。お湯だけでは酸化した皮脂が取り切れずに、肌に残って刺激の原因になりますので、朝晩の泡洗顔が大切です。洗浄時や、タオルでの拭き取り時にゴシゴシ擦ることは禁物。洗顔後は乳液などで保湿をし、日中は日焼け止めを塗って外部刺激から肌を守り、「バリア機能」をキープしましょう。皮脂の多い男性も洗顔、保湿、日焼け止めのシンプルケアは行うべきです。
赤み、かゆみ、ひりつきなどの肌荒れの症状が強いときは、炎症を抑えることが最優先。早めに皮膚科専門医を受診し、塗り薬や抗アレルギー薬などの適切な治療を受けましょう。

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2016年3月10日

雑誌『日経ヘルス』2016年4月号 (3月2日発売)

今回は4つの特集記事に掲載されています。

特集「7人の美肌女医が実践!肌悩みに負けない!美肌の秘訣」(掲載ページP18)
肌のスペシャリスト7人の美肌女医にその秘訣を聞くという特集です。驚くほど共通した習慣がありました。慶田院長はトップバッターとして紹介されています。20年続けているジャズダンスのポーズ写真を特別公開しています。心身ともにデトックスする運動習慣と、抗酸化作用の高い野菜、コラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトをたっぷり食べて、身体の中から美しさをキープ。美容医療の効果も高まる生活習慣をぜひ取り入れたいですね。

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特集「くすみ、クマ、シミが薄く!透明になる美白スチーム」(掲載ページP24)
密封ケアで即、肌が明るく!2分美白ラップマスクを解説
美白シートマスクの効果的な使用方法を慶田院長が監修しています。シートマスクの上からラップを貼り、浸透力を高める裏技を伝授。これは皮膚科医師が行うステロイドなどの薬剤の浸透を高める密封療法を応用したもの。ただし、長時間マスクを密着させると刺激性皮膚炎のリスクが高まるので、時間は5分以内にしましょう。

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特集「シミ・シワ・たるみ・ほうれい線を消す!美容医療ガイド」(掲載ページP60)
気になる顔のシミ、シワ、たるみをなくすのに、セルフケアでは限界もある。そんなとき、頼りになるのが美容医療。治療内容や費用、期間などまとめた特集です。
シミ、シワ、たるみに強い医師のいるクリニックとして銀座ケイスキンクリニックが紹介されました。シミや赤ら顔、毛穴のタイトニングに定評のある「フォトフェイシャルM22」照射やたるみを改善する「スマスアップ」照射はノーダウンタイムで痛みもなく、初心者におすすめの治療です。

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特集「白髪も薄毛もストップ!頭皮オイルマッサージ」(掲載ページP68~69)
薄毛と白髪は、見た目年齢をぐんとあげる原因。両方の予防に有効な毛根を元気にする頭皮マッサージの特集です。慶田院長は最新の知見から、白髪と薄毛の原因とその仕組みを解説しています。
白髪は、メラノサイトの元になる色素幹細胞の枯渇やメラノサイトの機能低下が原因です。色素幹細胞の枯渇による白髪は回復しませんが、何らかの原因でメラノサイトが休止状態になってしまったり、チロシナーゼの働きが不十分なために生じた白髪は回復する可能性があるのです。
一方、薄毛はより複雑。加齢により毛包幹細胞が枯渇した薄毛は回復が難しいのですが、女性男性型脱毛(FAGA)や休止期の毛の割合が増える休止期脱毛は原因が改善されると回復します。女性で多いのは貧血、栄養不足とストレス、出産などの影響。生活習慣で改善する余地はあるのです。

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是非ご一読下さい。

2016年(4月〜6月)のメディア掲載情報

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年8月号 (7月12日発売 掲載ページP64~69)

「保湿、美白、毛穴...肌悩み別に今すぐチェック プロが判定!夏のスキンケア ウソ・ホント40!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

強い紫外線や、冷房にさらされ、夏の肌を取り巻く環境は想像以上に劣悪です。日焼けによるシミや急激な温度変化による乾燥を起こしたり、紫外線を浴びることで角質が厚くなり、皮脂が詰まってニキビの原因も増加します。さらに暑さで食生活や、生活習慣が乱れることも肌には大敵です。夏は肌のベタつきが気になり、潤いは十分にあると思いがちですが、汗をかいているだけで、逆に汗が乾くときに肌の水分も一緒に奪われ、乾燥しやすい環境です。実際に、皮脂分泌量は年間を通してかわらないといわれています。保湿やUVケアを怠ったり、日々の生活が乱れると、あっという間に秋につけがまわってきます。
そこで、今回3名の肌の専門家が、夏のスキンケアの"ウソ?ホント?"の疑問にお答えしました。慶田院長は皮膚科専門医として、解説しています。

保湿ケア編
〈外出先ではミスト化粧水をこまめにつける〉
A. 場合によります。メイク直し前のベタつきオフやリフレッシュに使うのがおすすめです。
水分のみだと蒸発するので、保湿目的なら乳液タイプが良いでしょう。
〈夏でも夜はクリームをつけて保湿する〉
A. ホント。スキンケアの締めにクリームや乳液は必須。夏でも毎日使いましょう。

いくら化粧水をつけても、水分を抱えるモイスチャーライザーや、適切な油分を含む保湿クリームを塗らなければ潤いは逃げます。夏こそ保湿クリームがおすすめです。
〈ベタつきやすくなるので、夏はボディの保湿は不要〉
A.ウソ。顔と同様に夏のボディも乾燥状態です。一見、汗で潤っているように見えますが、実際は紫外線やエアコンの影響でボディも乾燥しています。さっぱり系の使用感が良いアイテムで保湿しましょう。
〈シートマスクを長時間つけ過ぎると乾燥する〉
A.ホント。つけ過ぎはさまざまな肌トラブルの原因になります。規定の時間より長くつけていると、マスクが乾いて、肌の水分を奪い、逆に肌が乾燥することに。さらに、接触性皮膚炎になる恐れもあるため注意しましょう。
〈お風呂上がりの肌はほてっているので、冷ましてからケアをする〉
A.場合によります。ほてりは問題ありません。汗が流れている状態で化粧品をつけると、効果は低くなる可能性があります。汗が引かないときは、ます化粧水をつけ、汗が落ち着いたら乳液やクリームを塗りましょう。入浴後5分以内の保湿をこころがけましょう。

美白ケア編
〈美白コスメはライン使いすると効果が上がる。〉
A.ホント。ライン使いした時に最大の効果が得られるように設計されています。先に使うアイテムが後に使うアイテムの浸透を高めるなどの工夫が。可能ならライン使いをしましょう。
〈美白コスメは夏の終わりから使い始めれば良い〉
A.ウソ。シミの気配を感じてからでは遅すぎます。最低でも紫外線が多い、3月から9月までは使うべき。できれは通年使用がベストです。
〈夕方になるとくすむので、美白美容液でケアする〉
A.場合によります。メラニンの可能性もありますが、夕方だけなら血行や、乾燥が原因かもしれません。血行不良ならマッサージなどで血行を促すケアがおすすめです。
〈早く美白効果を出したいから、美白美容液を何度もすり込む〉
A.ウソ。皮膚が一度に吸収できる量は限られています。むしろ重ね塗りの摩擦刺激で、色素沈着を起こす恐れがあります。
〈ビタミンCを摂るため、朝は果物や野菜のスムージーを飲む〉
A.場合によります。光毒性物質のソラレンを含むものはNGです。柑橘類やキュウリ、セリ科の野菜(セロリ、セリ、大葉、パクチー)などの食品には、紫外線の感受性を高めるソラレンという成分が含まれています。そのため、これらの食品を日中に摂取すると、シミや色素沈着の原因になります。朝にビタミンCを摂取するなら、トマトやパプリカ、ブロッコリー、赤キャベツなどソラレンを含まない食品を選びましょう。
〈美白コスメは有効成分で選ぶと良い〉
A.場合によります。成分の種類だけでなく、濃度や安全性、使い心地などもポイント。成分が同じでも、商品によって配合濃度や、基剤などが異なります。迷ったら、しっかり安全性テストを実施している大手メーカーの商品から試すと良いでしょう。
〈ボディ日焼け止めは服から出ているところのみでOK〉
A.ウソ。紫外線は素材によっては服の隙間からも侵入します。また、動いていると胸元などから紫外線が入りがちです。服を着る前に広範囲にUVケアをしましょう。
〈美白コスメの効果が出るには最低でも1~2ヶ月必要〉
A.ホント。肌のターンオーバーは平均すると28日。ターンオーバーとは、表皮の基底層で生まれた細胞が角質となって剥がれ落ちるまでのサイクルのこと。効果をみるには1~2巡するまでがひとつの目安です。

毛穴ケア編
〈お風呂の中で毛穴を開かせてからクレンジングすると、奥の汚れまで落ちる〉
A.場合によります。体温が上昇し、汗で浸軟すると角質が柔らかくなり、汚れが落ちやすくなりますが、気温が高い夏の時期は不要かもしれません。
〈毛穴の詰まりはこまめに指で押し出した方が良い〉
A.ウソ。無理に押し出すと、皮膚を傷つけます。入浴後などに自然に浮いてきた角栓を乳液を浸したコットンなどで、優しく取るのはOKです。
〈洗顔の時はTゾーンを丁寧に洗う〉
A.ホント。まずは皮脂の分泌量が多いTゾーンを中心に洗いましょう。ゴシゴシこすり洗いはNGです。朝晩の泡洗顔を心がけましょう。
〈温冷タオルを交互に当てると毛穴が開いて引き締まる〉
A.ウソ。何度も温冷刺激を繰り返すことで、むしろ毛穴の状態が悪化してしまう可能性があります。より毛穴が悪目立ちしてしまうことも。温冷刺激は血行が良くなるので、むくみや青グマには効果が期待できます。

皮脂ケア編
〈1日のベタつき、汚れが気になるので、帰宅したら即メイクを落とす〉
A.ホント。肌の上には想像以上に汚れや皮脂が付着しています。1日過ごした肌は、皮脂や汗だけでなく、大気汚染物質や黄砂なども付着し、放っておくと肌トラブルの原因になります。
〈ベタつきやすくなるので、夏のスキンケアではオイルを使わない〉
A.ウソ。適量を守れば問題ありません。最近はさらりとしたものもあるので、使用感が気に入ったものを選びましょう。
〈皮脂が気になる時は1日何度も洗顔する〉
A.ウソ。夏でも朝と夜、1日2回でOKです。皮脂が多い10代や男性なら3回目までOKですが、その他の方は洗いすぎによる肌の乾燥が心配です。ただ汗は刺激になるので、こまめに拭き取って清潔な肌を保ちましょう。
〈夏は皮脂がたくさん出るので、洗浄力の強いクレンジングで落とすべき〉
A.ウソ。皮脂の量は年間を通じてほぼ変わりません。メイクや肌の状態に合わせたクレンジング料を使うことが大切です。
〈スナック菓子を食べるとテカりやすいので控えきるべき〉
A.場合によります。実際は油ものと皮脂量との相違関係はありません。ただし、食べ過ぎは身体に良くないので、量は控えるべきです。

ニキビケア編
〈悪化しやすいのでニキビをつぶすのはNG〉
A.ホント。でき始めのニキビをつぶすのはNGです。膿がある時は中身を排出した方が早く治りますが、自己流では二次感染の恐れがあります。皮膚科で正しい処置を受けましょう。
〈チョコレートを食べるとニキビができやすくなる〉
A.ウソ。チョコレートとニキビの相関関係を裏付ける医学的根拠はありません。ただし、糖分を多く摂りすぎると、ニキビが増えるのは事実です。糖分の少ないチョコレートを選びましょう。
〈肌に負担をかけないように、1日何も塗らない日を作る〉
A.ウソ。紫外線はニキビ悪化の原因になります。スキンケアの一環として、日焼け止めは通年使用しましょう。刺激が気になるなら、低刺激のものをチョイスして。
〈生理前はニキビができやすい〉
A.ホント。生理前の黄体期は、皮脂の分泌を盛んにするプロゲステロンが増える時期。ホルモンバランスの変化でニキビができやすくなります。
〈ニキビ痕にならないよう、日焼け止めをしっかり塗る〉
A.ホント。炎症後の黒ずみは色素沈着によるもので、紫外線はこれを悪化させます。また、紫外線は新たなニキビも誘発するため、日焼け止めは必ず塗りましょう。
〈ニキビ痕には美白コスメを使うと良い〉
A.ホント。美白コスメはクレーター状ではない、色素沈着の強いニキビ痕に有効です。
〈ニキビに薬を塗り、絆創膏を貼って寝ると治りが早い〉
A.ウソ。医学的には無意味で、患部を覆っても治りは早くなりません。むしろ絆創膏によるテープかぶれの方が心配です。

勘違いケアはありましたか?正しいお手入れで、暑い夏も肌環境を整えて過ごしましょう。
是非ご一読ください。

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雑誌『GLITTER8月増刊号』2016年8月増刊号(7月7日発売 掲載ページP72)

特集『Get Your Best Ever!! この夏、本気で痩せたいあなたに!本当に効く!神クリニック&サロン』に当院が紹介されました。

"すぐに実感したいならメソセラピーがおすすめ"のコーナーで女性ドクターが行う治療に定評がありと、当院のメソセラピーと痩身マシンでパーフェクトな美ひざを作る
美ひざ集中治療」が掲載になり、慶田院長は、「部分痩せに力を発揮する脂肪溶解メソセラピーはリバウンドしにくいのも人気の秘密です」とコメントしています。

是非ご一読ください。

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雑誌『non‐no(ノンノ)』2016年9月号 (7月20日発売 掲載ページP150)

特集「夏のキレイを底上げBOOK」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
本格的な肌見せのシーズン到来。ふだんケアを忘れがちな部位も、ぬかりなくケアをしましょう。
そこで、少々マニアックなパーツ別にケア方法をご紹介。
慶田院長は、「その気のゆるみが恋を遠ざけていく...!?ガッカリされない乙女のパーツケア」のコーナーで、ひじやかかと、うぶ毛のお手入れ法について解説しています。

〈ひじ・膝の黒ずみ〉
日焼けと摩擦・刺激が黒ずみの原因に!
ひじと膝は皮下脂肪が少ないところなので、ひじをついたり、膝を立てたり、こすったりするなどの摩擦の刺激でメラニンが増えやすく、角層も厚くなりがち。これが黒ずみの大きな原因です。また、日焼けもメラニンを増やします。乾燥すると角質が厚くなり黒ずんで見える場合もあるので、顔だけでなく、ボディも日々の保湿ケアは大切です。
保湿成分が入ったボディクリームを朝と夜にたっぷり塗りましょう。
日焼けは徹底的に防ぐべきです。
日焼け止めを塗るのはもちろん、長袖長ズボンを着たり、日傘をさすなどの対策をしましょう。
ボディスクラブで2 週間に1 回くらい、角質をオフすると黒ずみが軽減します。摩擦や乾燥は悪化のもとになるので、やりすぎには注意しましょう。スクラブを使用したあとは、たっぷり保湿することを忘れずに。
低刺激で肌にやさしいAHA(フルーツ酸)ピーリング石けんもおすすめ。長期的に使うと効果的です。クリニックでケミカルピーリングを受けていただくのもツルツル美肌への近道です

〈ひげが濃い〉
うぶ毛用シェーバーで剃毛&保湿ケアをしましょう。
産毛の濃さは体質によるもの。顔は肌が敏感&傷つくと目立つので、カミソリで剃るときはケア前に必ずフォームなどを使い、ケア後もたっぷり保湿を忘れずに。
毛の流れにそって電気シェーバーをすべらせるように、やさしく剃りましょう。口角や下唇などは舌で口の中から皮膚をふくらませると剃りやすくなり、肌への負担も軽減されます。

〈かかとのガサガサ〉
こまめな保湿&角質ケアがつるつるかかとへの道です。
かかとは最も体重がかる場所なので、角質が厚くなりがちです。乾燥防止と、こまめな角質ケアを習慣づけるとつるつるかかとになります。
部屋では薄手の靴下着用しましょう。素足で過ごしているとかかとは乾燥しがち。部屋でも靴下をはいて、乾燥と床からの刺激を軽減できます。
ケアの時は、ボディクリームをたっぷり塗ってやさしく角質オフします。角質が分厚く固いまま軽石などで削ると皮膚を傷つけてしまうので、やわらかくしてから、お手入れしましょう。
尿素軟こうを塗ってやわらかく。尿素は角質溶解剤になるので、角質が分厚いかかとの強い味方です。お風呂上がりなどにかかとにもしっかり塗りこみましょう。

〈鼻毛が多い〉
こまめに鏡でチェック。専用カッターでのケアがおすすめ。
空気が汚い部屋で過ごしたり、ジョギングなどをして呼吸量が多いと、鼻毛は伸びがちです。角度によって出方が違うので、三面鏡などで前・左・右からの見え方をチェックしましょう。
特に入り口と鼻中隔の毛が出がちです。鼻中隔は鼻の内側をなめるようにカットしましょう。皮膚が弱いので抜くのはNGです。

〈指毛・足毛がボーボー〉
うぶ毛用のシェーバーか小さいカミソリで剃りましょう
顔のうぶ毛と同じく、基本細くて薄い毛ですが、体質によって濃い毛が生えてくる人もいます。刃が小さいかみそりやうぶ毛用の電気シェーバーで剃るか、レーザー脱毛で解決できます。
30度くらいの角度で刃をすべらせるように剃りましょう。無理矢理抜くと、埋没毛や毛嚢炎になることもあるので避けましょう。
レーザー脱毛で処理するという手もあります。細かい毛なのでレーザーでケアすのもオススメです。銀座ケイスキンクリニックだと、医療用レーザー脱毛(ジェントルレーズ)を使用し指毛なら1ショット¥500〜。

意外と男性は細かいパーツも見ているとか!夏の恋を遠ざけないように準備は万全にいたしましょう。

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雑誌『プレジデントウーマン』2016年8月号 (7月7日発売)

特集『「光老化」を知って、肌の老化を予防』に川島眞教授、慶田院長の監修記事が掲載されました。

川島眞教授
当院の最高顧問であり、皮膚ウィルス感染症、アトピー性皮膚炎の権威。女子医科大学皮膚学教室主任。「光老化」啓発プロジェクト委員会、設立発起人として、光老化に対する知識を広めていらしゃいます。

慶田院長は6月号、特集「つまるところ女は"白肌"を目指す」にて「‶紫外線ケアの新常識〟」「夏本番、目前!‶いますぐやるべき10のケア〟」について監修し、今回は光老化から肌を守るケアについてお話しています。

「光老化」を知って、肌の老化を予防(掲載ページP114~P115)川島教授監修

シワやたるみといった肌の老化は、年齢とともに進んでいく...と思っている方も多いでしょう。しかし最近の研究では、肌の老化の80%は、太陽の光が原因で起こることが明らかになっています。

太陽の光は、適度に浴びると皮膚の中でビタミンDがつくられ、健康 維持に役立ちますが、長時間、無防備に浴び続けると日やけをし、肌にシミ、シワ、たるみができます。このように、太陽の光によって起こる肌の老化を「光老化」といい、日常的に紫外線をたくさん浴びている人と、浴びていない人では、肌の老化の速度かなり違ってくるのです。
多くの女性にとって、シミやシワを防ぐために紫外線ケアを行うことは、今や常識となっています。ところが、太陽の光にはさまざまな種類があり、肌にダメージを与えるのは、 紫外線だけではないのです。

地表に届く太陽の光は、主に紫外線(UV)、可視光線、赤外線(NIR)の3つに分けられます。紫外線には、 A紫外線(UV-A)とB紫外線(UV-B)があり、B紫外線は肌の表皮に入り込んで、ヒリヒリとした 炎症を起こすもの。B紫外線を浴び続けると表皮の細胞でメラニンが大量につくられて蓄積し、シミやくすみの原因となります。

一方、A紫外線は、肌の深部の真 皮にまで入り込むもの。真皮には肌のハリと弾力を保つコラーゲンやエラスチンが張りめぐらされていますが、A紫外線を浴び続けると性質が変わって本来の機能を失い、ハリと弾力がキープできなくなります。すると、シワやたるみができるのです。

このように、紫外線は肌の老化に大きくかかわっているものの、太陽光の熱エネルギーにおける紫外線の比率は10%以下と、ほんのわずか。 これに対し、熱エネルギーの50%を占めているのが、近赤外線です。

近赤外線とは、赤外線の中でも波長が短い光線のこと。太陽の光に含まれているだけでなく、テレビやパソコンのモニター、こたつなどの電化製品からも放射されています。
近赤外線はその特性を生かし、赤外線カメラや電気製品のリモコンをはじめ、シワやたるみを改善するレーザー機器に使用されるなど、多様な場面で有効活用されています。しかし、 その一方で、紫外線と同様、肌にダメージを与えるというマイナス作用もあるのです。
まず、近赤外線を浴び続けると肌の血管が拡張し、赤みの原因となります。また、近赤外線は肌の真皮を突き抜けて、A紫外線よりもさらに深い部分にある筋膜や筋組織にまで達し、その性質を変えてしまいます。 すると、筋膜が皮膚を支えきれなくなり、たるみが生じるのです。このように、肌の奥深くまで入り込んでダメージを与える近赤外線は、ある意味、紫外線よりも怖い存在。光老化を防ぐには、紫外線はもちろんのこと、近赤外線からもしっかりと肌を守る必要があるのです。

市販されているサンスクリーン剤には、B紫外線を防ぐ効果を示す「SPF」と、A紫外線を防ぐ効果を示す「PA」という表記はありま すが、近赤外線を防ぐ効果は表示されていません。少しずつ、近赤外線 をカットするサンスクリーン剤も登場していますが、現在は、光老化を研究する専門家たちが、市販のサンスクリーン剤の防御効果を測定しつつ、新たなサンスクリーン剤を開発 している段階。ですので、近赤外線を防ぐには、衣服で肌を覆う、帽子をかぶる、日傘を差すなど、物理的に太陽の光をカットすることが重要となります。
紫外線と近赤外線のほか、ここ数年、人の体に及ぼす影響が話題となっているのが、ブルーライト。ブルーライトとは、可視光線の中で最も波長が短く、強いエネルギーをもっている青色の光で、近赤外線と同じように太陽の光に含まれるだけでなく、テレビやパソコン、スマートフォンの画面からも放射されています。

ブルーライトは今のところ、肌細胞にどの程度、直接ダメージを与えるのかは明らかになっていません。しかし、目の奥の網膜にまで届き、自律 神経のバランスを乱すうえ、眠りへと導くホルモン、メラトニンの分泌 を抑制。その結果、良質な睡眠を妨げ、脳が休息できない状態を招きます。肌を若々しく保つには、質のいい睡眠が欠かせません。つまり、ブルーライトは目や脳を介して、肌にダメージを与えているのです。ワーキングウーマンの中には、職場で一日中パソコンに向かい、家では眠る直前までスマートフォンを眺めているという方も多いでしょう。できる範囲で、スマートフォンを見る時間を減らす、ブルーライトをカットするメガネを使うなど、ブルーライトから身を守ることが大切です。

「光老化しないための、肌の守り方を覚えよう」(掲載ページP116~P117)

慶田院長監修、年間を通して紫外線、近赤外線対策を行い、若々しく美しい肌を守りましょう。光老化を防ぐには、顔はもちろん、ボディにもサンスクリーン剤を正しく塗ることが大切です。ただ、近赤外線とブルーライトは、一般的なサンスクリーン剤ではカットできません。そこでポイントとなるのが、ファンデーションやフェイスパウダー。サンスクリーン剤の上に塗り重ねることで、粒子が太陽の光を乱反射させ、光が肌に侵入するのを防御できます。そのほか衣服で肌を覆う、帽子や日傘を使うなど、物理的に太陽の光を遮るのも効果的。目から入った紫外線はシミの原因となるので、サングラスも忘れず着用しましょう。目周りのシミを防ぐためにも、大きめのサングラスがおすすめです。光老化は白内障や加齢黄斑変性など目の障害も含むため、サングラスで物理的にブロックすることは、シミだけでなく、目を保護することにも役立ちます。また、寝る前はスマートフォンを見ないなど、ブルーライト対策も心がけましょう。こうした習慣を取り入れることで、光老化を食い止めることができます。

サンスクリーン剤の数値の過信は禁物です。数値の高いものを一日一度だけ塗るより、こまめに塗り直すこと、塗り残しがないことが大切です。

ボディにサンスクリーン剤を塗るときは、服を着る前が基本。まずは肌に筋状にのばし、手のひらの広い部分を使って、服で隠れる範囲より少し内側まで塗り広げましょう。胸元が広く開いた服の場合は、バストトップまでていねいに塗りましょう。
顔の場合は、500円玉大のサンスクリーン剤を手に取り、額、あご、頬、鼻において伸ばす。これを二回行ったら、大きめのパフにファンデーションかパウダーをのせ、肌を優しく押さえましょう。メイクアップし、サンスクリーンの塗り直しができなくても、化粧直しの際に、UV効果があるパウダーを使用すれば効果的です。

また、「ヘリオケア」を、お出かけ30分前に飲めば、紫外線と活性酸素から肌と目を保護できます。強い抗酸化作用をもち、細胞をDNAレベルから保護するファーンブロックのほかビタミンC、E、D、ルテイン、リコピンを配合。飲む日焼け止めと呼ばれ、注目されています。

光老化から肌を守るにはサンスクリーンのほかに、長袖のシャツ、帽子、サングラスなど、物理的に光をブロックするアイテムを活用しましょう。

是非、ご一読ください。

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情報誌『Active Aging(アクティブエイジング)』2016 SUMMER No.64(掲載ページP6~7)

特集『ご存知ですか?老化の原因の8割は紫外線「光老化と紫外線」の真実』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

「Active Aging(アクティブエイジング)」はエンビロン®製品などを扱う株式会社プロティア・ジャパンの発行誌です。現在、当院で配布しています。

紫外線が大量に降り注ぐ夏、肌は最大の老化の危機に見舞われています。そこで慶田院長が、光老化を防ぐための徹底対策について解説しています。紫外線の知識を総チエックして、 UVケアの基本をしっかリマスターしましょう。


知っているようで知らない紫外線キーワード

何気なく 肌に浴びている紫外線は、どうして肌に悪いのでしょうか?紫外線の基礎知識をおさらいしましょう。

A波、B波、C波
紫外線にはこの3種類あります。そのうち地上に届くのは、A波と一部のB波だけです。波長が短いB波は主に表皮にダメージを与え、日焼けや火ぶくれの原因に。一方、波長が長いA波はさらに肌深部の真皮に影響を及ぼします。

シミ、シワ、たるみなどの肌老化を引き起こす
紫外線から肌を守るために生成されたメラニンが、シミの原因になるほか、A波は肌深部の真皮に届き、コラーゲンやエラスチンを壊してシワやたるみの原因になります。

上からだけじゃない。反射光にもご用心!
紫外線には、まっすぐに地表に届く直接光のほか、地面にはね返ってくる反射光や空中で広がる乱反射光もあります。反射光は日傘や帽子では防ぐことができません。

細胞のDNAを傷つける活性酸素を発生させる
紫外線を浴びると体内で活性酸素(フリーラジカル)が発生し、細胞のDNAを損傷させて、肌の老化を促します。皮膚がんの原因になることもあるので注意が必要です。

紫外線対策 その1
日焼け止めなどを活用した徹底UVケアをしましょう。
肌老化の8割は紫外線による光老化です。まず大事なことは、紫外線をできるだけ浴びないようにすること。肌に日焼け止めを塗るのはもちろん、サングラスや日傘、帽子なども活用しましょう。

日焼け止めはしっかり塗る。汗で落ちたら塗り直すのが鉄則。
曇りの日でも油断大敵。紫外線は雲を通過して肌に届いています。天候に関係なく、1年を通して毎日、日焼け止めを塗る習慣を。ポイントはムラなくしっかり塗ること。500円玉くらいの量を、額、あご、両頬、鼻の5カ所に置き、指の腹を使って、顔の内側から外側にやさしくのばします。小鼻のわきや目のまわり、フェイスラインなども塗り残さないように注意しましょう。同量を首からデコルテにもお忘れなく。お顔はファンデーションまたはパウダーを重ねて、日焼け止めを密着させます。汗などで落ちてしまったら、効果半減です。こまめに塗り直しましょう。メイクがくずれてきたら、UV効果のあるパウダーを重ねて。

目に入る紫外線がシミをつくる。外出時にはサングラスを。
目から入る紫外線は、全身のメラニン活性を高め、シミをつくる原因になります。海や山だけでなく、普段の外出時にもUVカット効果があるサングラスをかける習慣をつけましょう。色は濃すぎると瞳孔が開いてしまうので、薄いものをチョイス。

帽子を選ぶなら黒を。日傘は「一級遮光」を選んで。
紫外線を防ぐには、帽子や日傘も効果的です。帽子はつばが広いハットタイプを選びましょう。日傘は遮光効果99.9%以上の生地を使用した「一級遮光」表示のあるものが安心。どちらも色は、紫外線をもっとも透過しない黒や紺がなどおすすめ。

紫外線対策 その2
ビタミンAや抗酸化物質を毎日補給する。
日焼け止めを塗るなどして気をつけていても、どうしても紫外線の影響を受けるもの。
ビタミンAやそのほかの抗酸化物質を身体の内外から補給して、ダメージを補修しましょう。

バナナの実験で一目瞭然!ビタミンAの抗酸化作用。
バナナの色の変化の実験で、プロビタミンAを塗布した部分と、塗布しなし部分を比較したところ、黒い斑点がもっとも少なかったのは、プロビタミンAを塗布して遮光した部分でした。また、太陽光を浴びた場合でも、プロビタミンAを塗布していれば、多少の黒い斑点がでたものの症状が軽く済みました。逆に何も塗布せずに太陽光を浴びたバナナは、黒く変色してしまいました。つまり、プロビタミンAを塗布した場合は、抗酸化効果が高いことがわかります。

外からも内からも補給することでシミ、シワ、たるみのない肌へ。
ビタミンAの肌への効果は、天然のUVケア、強力な抗酸化力、健やかな肌のコンディションを保つことなど。ハリや弾力、うるおいなどを保つ効果もあります。ビタミンA単体で摂取するよりも、優れた抗酸化作用を持つビタミンC、ビタミンE、ビタミンAの吸収を促進するビタミンDやルテイン、リコピン、ポリフェノール類も併せて摂ると相乗効果が得られます。
レバーやうなぎ、緑黄色野菜などで摂取することは大切ですが、口から入ったビタミンAが肌に届くには時間がかかることもあり、肌に直接ぬることもおすすめ。食事でも不足する分は、サプリメントで補うのも効果的です。

こちらの読本は、只今クリニックの受付にご用意がございます、是非、ご一読ください。

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雑誌『ELLE JAPON (エル・ジャポン)2016年8月号 』(6月28日発売 掲載ページP178~183)

特集「RESCUE BEAUTY トラブル知らず!夏の救済カレンダー」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
夏は日差しも強いし、蒸すし、暑いし...特有の悩みは数知れません。思いっきり外で遊びたいと思っても、大人の女性には悩みどころ。そこで7、8月をハッピーに美しく過ごす方法を慶田院長がアドバイスいたします!今回は、夏の前期、中期、後期3つの時期に分けて、ご紹介しています。

EARLY SUMMER(7月上旬~中旬)
夏を制するには初夏が肝心です!
正しい日焼け止めの選び方、塗り方は早い時期にマスターすべし!気になるにおいも初夏に対策すればひと夏ずっと安心です。夏バテしないように、全体的な食事の見直しも大切です。「初夏のキモになるのが『正しい日焼け止め』『におい対策』『食生活改善』です。肌や体にとって過酷な夏をどう乗り切るか、7月の上旬に美容計画を立てましょう」

UV ケア
日焼け止めは賢くチョイスしましょう。日焼けによるトラブルを起こさないためには、焼けてしまう前の準備が重要です。まずは、予防として、日差しが強くなる前に飲む日焼け止めを。"ヘリオケア"はビタミンC、D、E、ルテイン、リコピンを配合。紫外線によって体内で発生したフリーラジカルを破壊する強い抗酸化作用が特徴です。紫外線を浴びる30分前に服用すると、紫外線によるお肌や目の細胞のDNA損傷を防ぎ、光老化を防ぎます。
そして直接つける日焼け止めは、SPFやPA値が高いのはもちろん、塗り直しがしやすく、スキンケア効果があるものを選びましょう。朝は顔、ボディにしっかりクリームタイプ、顔の化粧直しは日焼け止め効果があるお粉、スプレータイプはボディの塗り直しや、手が届きにくい部位の使用におすすめです。ただしスプレーは薄くなりやすいため、重ね塗りを忘れずに。首の後ろや耳のあたりはつけ忘れが多いので気をつけましょう。

背中&デコルテのケア
オフショルダ―がトレンドで、今季は背中を露出する機会も多いはず。滑らかな背中やデコルテが必須です。ざらつきをゴシゴシとスクラブでこすると炎症を起こしたり、角化を悪化させたり、逆効果になる可能性があります。ホームケアは、ソフトなピーリング効果のあるものを活用しましょう。クリニックで行うケミカルピーリングは、グリコール酸で古い角質を優しく取り除き、肌代謝を高めて滑らかなお肌に導きます。レーザーピーリングの「ジェネシス」や医療用脱毛レーザー「ジェントルレーズ」を併用すれば、赤くプツプツした「毛孔性苔癬」にも効果的。

虫刺されのケア
虫刺されはかゆいだけではなく、色素沈着やしこり残ることが多く、できるだけ避けたいもの。外に出るときは必ず虫よけを使用しましょう。もし刺されてしまったら、冷やしてから皮膚科を受診しましょう。

におい対策
汗はもともと無菌なのですが、アボクリン汗腺から出る成分や酸化した皮脂などが混さってにおいのもとになります。においケアできるソープや制汗剤を使いつつ、汗をかいたらすぐ拭き取る習慣を。また、ワキ毛があるとにおい成分が付着しやすいので、医療用レーザー脱毛を受けるのもおすすめです。

デリケートゾーンのお手入れ
蒸れるこの時期はデリケートゾーンにもトラフルが起きがちです。しっかり泡立てた泡で優しく洗いましょう。また、肌が弱い人はデリケートゾーン専用処方のものを。においが出やすいアンダーヘアも、この時期に医療用レーザーで脱毛がおすすめです。

食事、栄養
7月はじめにバテない体作りを心がけるのが大事です。多品目をバランスよく摂るのが基
本ですか、疲労回復効果の高いビタミンB1が豊富な豚肉はおすすめです。長ねぎや玉ねぎを一緒に摂ると、ビタミンの吸収や動きを高める効果があるので、ぜひお試しください。
肌自体の質を高める良質のタンパク質、抗酸化作用の高いビタミン類や、緑黄色野菜も積極的に摂りましょう。

ヘアケア
顔はしっかり日焼け止めを塗るのに、いちばん太陽に近い頭皮&髪の毛の日焼け止めは忘れがちです。最善策は帽子をかぶることですが、難しい場合はヘア専用の日焼け止めで頭皮や髪のダメージを防ぎましょう。

MID SUMMER(7月下旬~8月上旬)
猛暑日が続く時期は、リカバリーカに重点をおきましょう。
溜まってきた「夏疲れ」をリリースする時期です。良質な睡眠で、しっかり休息することを心がけましょう。知らないうちに進行するインナードライを防ぐためには、保湿が肝心です。うっかり日焼けも初動が大切なので、正しいケアでタメージを最小限に抑えましょう。

ヘアケア
日々徐々に日差しを浴びることで、髪にも少しずつタメージがでてきます。それが顕著に表れるのが、乾燥とカラーの褪色です。夏の間中元気なヘアでいるためにも、カラーケアやサンケアできる専用のアイテムを投入しましょう。

スカルプケア
頭皮も日に焼けています。
髪の乾燥や褪色同様、頭皮も紫外線のダメージを受ける場所です。炎症で赤くなったり、フケのように角質が剥がれ落ちたりすることもあります。そうならないためにも、頭皮を保湿するアイテムで、週に数回のケアをしましょう。

肌の保湿ケア
そろそろ"エアコン肌"に栄養をチャージしましょう。
夏は汗がベトベトするので、一見潤っているように感じますが、実はまやかし。冷房が効いた室内など、湿度が低いところに行くと一気に水分が蒸発し、乾燥してしまいます。
それを防ぐためにも、肌の角層自体か水分を抱え込み、保湿できるようなコスメを選びましょう。肌のバリア機能を補う親和性の高いセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されている化粧品を使用して水分を与えると良いでしょう。ベタつくからといって保湿剤を塗らないのはNGです。

バスタイム
湯船につかって疲れをリリースしましょう。
暑いからと夏はシャワーだけで済ます人も多いと思いますが、お風呂に入るだけで、疲れが取れますし、熟睡できます。清涼感を感じるバスオイルや、保湿効果のある入浴剤を一緒に使うとさらに効果的です。また、汗をかくと水分だけでなく、ミネラル分も奪われてしまうので、お風呂上がりにはミネラルも補えるようなハーブティーやドリンクを飲みましょう。

汗のケア
夏に首や下着で蒸れたところに赤みやぶつぶつが出ることがあります。大人の場合"あせも"は少なく"汗荒れ"がほとんど。汗が長時間肌に付着していることで、刺激となって炎症を起こしています。汗をかいたらスプレー式の化粧水などで拭き取り、リセットしましょう。

食事、栄養
過酷な夏に体が悲鳴をあげるころ。重い体にはネバネバパワーで栄養チャージがおすすめです。疲れが抜けず、食欲もでないというときには、オクラ、納豆、めかぶなどを合わせて、そうめんと一緒に召し上がれ。納豆に含まれるナットウキナーゼは腸内環境を整え、オクラは抗酸化力が高い食品です。腸内環境も整い、消化吸収もぐっとアップし、スタミナ回復にぴったりです。

毛穴ケア
夏に毛穴が気になるのは、紫外線や乾燥の影響で、毛穴の入り回の角層が厚くなり、毛
穴部分が開いて黒く影に見えているから。毛穴を引き締めるアイテムを投入する、もしくは、クリニックのケミカルピーリングも効果的です。

良質な睡眠
暑い夜が続くと寝苦しくて睡眠不足になりがちです。人は寝るときに熱を放出すること
で眠りに入るので、入眠するまでは部屋を涼しくする工夫をしましょう。さらに、リラックスさせたり、ホルモンバランスを整えてくれるサプリを取り入れると、睡眠の質もアップしやすいので、試してみると良いでしょう。

うっかり日焼けのケア
うっかり日焼けしてしまったものは、残念ながらもとに戻りません。肌を鎮静させるようなコスメでクールダウンしましょう。水ぶくれなどを起こすほど焼けてしまったら、早めに消炎鎮痛剤を内服し、皮膚科を受診しましょう。

END OF SUMMER(8月中旬~下旬)
終わりよければ、秋の準備もスムーズです。気をつけていても受けてしまった肌ダメージを土台から修復しましょう。乾燥小ジワやたるみが深刻になる前にスペシャルケアをプラス。食べるものは、秋の準備を開始し、"冷やす"ものから"温める"ものへチェンジ。

夏枯れ肌
夏枯れの気配を感じたら、肌力アップを心がけましょう。夏の終わりは、汗などで荒れがちな肌表面に加え、紫外線、近赤外線、ブルーライトなどの影響で、肌内部にも様々なダメージが蓄積されています。肌力を底上げするようなアイテムで、たるみやシワをブロックしましょう。そこで、スキンケアに肌のターンオーバーを促すレチノールコスメを加えましょう。エンビロン社モイスチャーACEオイルは、酢酸レチノール高配合で肌の防御力をアップさせ、シミの原因となるメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用があり、おすすめのアイテムです。

ボディケア
夏の間太陽にさらされたボディを丁寧にクールダウンしましょう。
紫外線、汗荒れ、外と室内との寒暖差など、夏のボディは過酷な環境。そんな体をいたわるべく、修復効果の高いオイルを全身にたっぷり塗りましょう。モイスチャーACEオイルはボディケアにも最適です。マッサージツールで夏疲れをすっきりとリリースするのも良いでしょう。さらに、ひじやひざなどの角質ケアには、部分的にスクラブを使い、その後はしっかり保湿すれば全身ビカピカです。

ホワイトニングケア
一般的な美白コスメは"シミをできにくくする"もの。ですから、できてしまったシミを薄くすることは、なかなかできません。"シミができたから美白"ではなく、通年を通しての美白ケアを習慣にしましょう。続けていれば、来年はもっと美肌で夏を迎えられるはずです。クリニックでは通年の美白ケアとして、敏感肌にも安心して使用でき、高いブライトニング効果があるルミキシルクリームなどをおすすめしています。

アイケア
転ばぬ先の目もと小じわ対策を始めましょう。
秋の気配が訪れるとともに、乾燥シーズンヘと突入します。肌ダメージを受けてしまった夏の肌をケアしつつ、本格的な乾燥シーズンを乗り越えるためにも、目もとケアは重点的に。乾燥小ジワが表れやすい目もとは、専用のクリームなどでスペシャルなケアを始めましょう。

食事、栄養
旬の果物で秋のパワーをチャージしましょう。ぶどうに含まれるアントシアニンやレスベラトロール、桃に含まれるクエン酸など、旬のフルーツは栄養価が高いので、積極的に摂りましょう。ただし糖度が高いので、おいしいからといって、食べすぎにはご注意。食事はあくまでもバランスよく、多品目摂るようにこころがけましょう。
そして"冷やす"から"温める"食材へシフト。夏は暑さを乗り切るために、体を冷やす旬の食材を食べたいところですが、この季節には、体を温め始めるのが得策。根菜類やカボチャなどを積極的に摂りましょう。調理法も蒸して温野菜にするなど加熱調理がおすすめ。βカロテンやビタミンもたっぷり含まれ、健康にも美肌にも最適です。

夏を楽しく過ごし、そして秋以降の美しさをキープするべく、今から賢く準備を始めましょう。
是非ご一読下さい。

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雑誌『美人百花』2016年7月号 (6月12日発売 掲載ページP138)

特集『美容のプロが最終結論!!「毛穴」撲滅サミット2016』に当院の毛穴治療が紹介されました。

毛穴が目立つ原因は皮脂だけでなく、乾燥や年齢に伴うたるみなど様々です。若年層では皮脂分泌量が多い場合に目立つのに対し、30代以降では加齢に伴うたるみにより、特に頬部がたるみ毛穴として目立つことがあります。また、酸化した皮脂と角質などが混ざり、黒くポツポツした黒ずみ毛穴となります。皮脂の酸化、紫外線の影響、乾燥などでダメージを負った肌はターンオーバーが乱れ、さらに凹みが目立ってきます。
毛穴改善の近道は、まずクリニックで正しい診断を受け、お肌に合った治療を始めましょう。

そこで、『人気美容皮膚科の「スゴイ!毛穴撲滅」施術事典』では、毛穴対策に効果的な最新美容医療が紹介されています。

対策として、まずケミカルピーリングなどで毛穴の詰まりを改善し、肌のターンオーバーを整え、はりや弾力を回復させることが大切です。ケミカルピーリングは古い角質と角栓などの毛穴汚れもとれて、毛穴の開きが目立ちにくくなります。

広範囲の波長の光でコラーゲン線維を生成するフォトフェイシャルM22照射(IPL)は、痛みがほとんどなく効き目もマイルドで、美容初心者の方にもおすすめです。フォトフェイシャルの効果ででコラーゲン線維が増えると、肌にはりが生まれ、毛穴が引き締まる効果があります。同時にビタミンAのイオン導入を行えば、透明感のあるきめ細かい美肌に導きます。ビタミンAは、肌のターンオーバーを促し、角質のバリア機能を強化する作用があり、肌自体の保湿力も高まるため、ちりめんジワ予防にも効果的です。イオン導入器で微弱な電流を流して、ビタミンAの有効成分を外用の40~50倍浸透させることができます。

また、日本人はメラニンの活性が高く、産毛や色素沈着により毛穴が目立つことも多くあります。そのような黒く目立つ黒ずみには、a href="/35s03/">ジェントルレーズ照射がおすすめです。産毛毛穴の脱毛と、毛穴のまわりの色素沈着に効果があります。皮脂の分泌を減らす効果や、ふっくらと弾力のある皮膚に変えていく効果など、ほとんどの毛穴悩みに対応。透明感のある滑らかな美肌に導きます。

頑固な開大毛穴を根本から改善するには、肌にドット状の小さな穴をあけて肌をリニューアルするフラクショナルCO2レーザー照射が効果的。ベビースキンに肌を入れ替え、コラーゲン密度を高め、毛穴レスな肌に新生させます。一週間程度、小さな点状のかさぶた(ざらざらする程度)ができる施術ですが、効果はお墨付き。ダウンタイムがNGな方は、針を使った高周波治療タイプのスカーレットRF(スカーレットS)ならほぼノーダウンタイムでお受けいただけます。こちらは、真皮内で針電極から高周波が流れ、微細な傷と熱刺激でコラーゲン線維を新生させる治療です。針穴から成長因子を導入するので、再生力が高まります。

毛穴対策施術は、全て皮膚のキメとハリ、透明感もアップさせるものばかりです。銀座ケイスキンクリニックの肌質改善メニューをお試しくださいね。
是非ご一読ください。

ケミカルピーリングイオン導入光治療器(フォトフェイシャルM22)ジェントルレーズフラクショナルCO2レーザースカーレットRF(スカーレットS)

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雑誌『Richesse(リシェス)』2016 SUMMER No.16 (6月28日発売 掲載ページP230~234)


特集「Brighten up 色ムラのない、透明感溢れる肌が理想です リシェス世代のシミ対策に結論」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

『Richesse(リシェス)』は、人気雑誌「25ans(ヴァンサンカン)」を極めて誕生したハイエンドなラグジュアリーマガジンです。上質なものを知る40代の読者層に向け、高級感に溢れたエレガントなファッションやライフスタイル、ビューティー、トラベル、グルメなどが特集されています。

ホームケアだけではなかなか消えないシミ(日光性色素斑)や肝斑。年齢を感じさせてしまうことは間違いありませんが、実際のところ1つ2つのシミを取るだけでは印象はかわりません。リシェス世代の求める肌は、ただ単に肌が白いだけでなく、色ムラがなく、透明感とツヤがあるかどうかが大切。それらなくして本当の美しい印象はもたらされないとリシェスは提唱しています。当院も同様のコンセプトで肌質改善治療を行っており、シミの部分照射単体施術はお受けしていません。全体の肌色を改善するトータル治療をしつつ、濃いシミにも積極的にアプローチしています。

今回の特集では、色ムラのない輝く肌作りのために、知っておくべき最新のシミ治療をご紹介しています。

シミ対策にまつわる疑問と誤解
これはシミ?それとも?美肌の妨げになる色ムラの種類をおさらいしましょう。
Type1 日光性色素斑
輪郭がはっきりしていて色の濃いシミ。紫外線の影響で傷ついた表皮細胞がメラニン色素を過剰に作り続けることが原因です。加齢によるターンオーバーの悪化も影響するため、老人性色素斑ともいわれますが、早くから紫外線を大量に浴びていれば10代から生じます。

Type2 雀卵斑
直径3mm前後の小さな茶色の斑点。一般的にそばかすといわれます。多くは遺伝性で、色白の人に出現しやすく、顔は鼻を中心に、また首からデコルテ、背中、腕などにもできやすいのが特徴です。紫外線が強い時期に目立つ傾向があります。

Type3 炎症後色素沈着
やけどやにきび、虫刺され、化粧品かぶれなど、皮膚が炎症を起こした後の色素沈着。年齢を問わず起きます。多くは自然消失しますが、日本人は、白人と比べて色素沈着の程度がひどくなりやすく、期間も長期化しやすい傾向があります。

Type4 肝斑
頬や目の下、額、鼻の下、顎などに左右対称にできて、かつ、輪郭がもやもやとぼやけているシミ。原因は、紫外線や摩擦などに加え、女性ホルモンの影響が大きいといわれ、主に30代から40代の女性に多く見られます。

Type5 脂漏性角化症
初期は平らで普通のシミに見えますが、1~2mm程度の隆起がぷつぷつと出始め、徐々に大きくなります。色は淡い褐色、黒などさまざま。皮膚良性腫瘍の一種で、主に加齢によって生じますが、体質的にできやすい場合もあります。別名老人性いぼとも呼ばれます。

このほかに太田母斑などシミと勘違いしやすい、アザもあり、その場合はスキンケアや内服では改善が望めないので、まずは専門医の診断を受けましょう。

治療方法は・・・
日光性色素斑(以下シミ)は高出力のレーザーや光を照射。雀卵斑や薄いシミは光治療や低出力のレーザーに、トラネキサム酸やビタミンCなどの内服とハイドロキノンやレチノイン酸の外用、ケミカルピーリングなどを組み合わせて。肝斑も内服と外用、光治療を中心とした複合治療が効果的です。脂漏性角化症は炭酸ガスレーザーで除去。両側性遅発性太田母斑様色素斑はシミと同じレーザーを、期間を空けて通常5回前後照射します。

誤解その1 シミができたらレーザーで取ればいい 
光治療や弱いレーザーで全体的に肌のトーンを明るくするなどの肌準備をせず、いきなりシミにレーザーを照射すると、そこだけ白抜けしたようになり、逆に色ムラを作ってしまう危険があります。また、シミが出来る部分は細胞がメラニンを異常に作り続ける状態のため、細胞ごとリニューアルしない限り1回の照射では終わらず、将来的に老人性いぼになる可能性もあります。メラニンの活性を下げるためにホームケア(内服・外用)の併用が必須です。

誤解その2 クリニックは点の治療 
多くの方が一点のシミを消したいとクリニックにきますが、濃いシミの周りには薄いシミやくすみ、肝斑があります。先に全体的なメラニンの活性を抑え、肌の透明感を上げないと部分照射の効きもよくありません。濃いシミを消したら周辺の色ムラが目立つことも。低出力のレーザーや光治療は透明感や明度のアップが得意。半年も続けると肌のレベルが相当上がり、色ムラも目立たなくなります。点を追いかける前に面の改善こそ、クリニックで行いましょう。

誤解その3 潜在ジミが出るタイミングが知りたい 
太陽光を浴びてシミができるまでの紫外線量は4000MEDといわれます。これが示すのは、平均的な日本人の肌では毎日11分素肌で太陽光を浴び続けると20年でシミが出るということになります。潜在ジミもいつ出てもおかしくありません。20代だから、短時間しか紫外線を浴びていないからシミができない、というのではなく、肌は日々の積み重ねをあらわすものです。

―リシェス世代のシミ対策、結論は色ムラのない肌を作るクリニックを味方に―
当院がシミ治療に精通した、信頼できる医師のいるクリニックとして紹介されました。
黒にのみ反応し、全体の透明感を上げるジェントルレーズ、赤みも含めた色ムラを改善する光治療のフォトフェイシャルM22。真皮にトラネキサム酸等を注入し、肌の再生に効果的な水光プラス。トラネキサム酸を導入しながら高周波でたるみ治療をするスカーレットRF(スカーレットS)など、色ムラのための様々な肌質改善メニューがあります。当院はファンデーションの厚塗りが必要ない、上質な肌を理想としています。しかしシミ治療はレーザー照射単体では解決しません。日常のケアはご本人にしかできないこと。美白内服、外用のホームケアを併用することで、肌の底上げをし、治療効果を発揮します。
定期的な美容医療のメンテナンスと、適切なホームケアを継続すれば、年代が上がっても、色ムラのない明るい肌色をキープできます。

是非、ご一読ください。

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雑誌『VOCE(ヴォーチェ)』2016年8月号 (6月23日発売 掲載ページP180~186)

特集「"夏老け"しないための正解スキンケア101」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

本格的な暑さがいよいよスタートします。夏の紫外線などが影響し、エイジングが加速す
るのは事実。ケアを怠ると一気に、2~3歳は老けてしまう可能性も。夏が過ぎたころに肌年齢が上がってしまうことがないよう、予防や対処法についてマスターしましょう。
慶田院長は皮膚科専門医として、紫外線などの他に生活面も含めた効果的なアプローチについて、解説いたしました。

〈実はみんな実感してる...!?「夏は老ける」は本当?〉

Q.冷夏や曇ってばかりの夏だったら、夏老けしにくい?
A.紫外線量は、曇りの日でも晴れの日の7割、雨の日でも3割の量が降り注ぎます。夏はもともと紫外線が強いため、いくらか弱くてもやはり秋冬に比べると強めとなります。シミが出来始めるのに必要な累積紫外線量から換算すると、平均的な日本人の場合、計算上は1日に11分素肌で紫外線を浴びていると20歳でシミが出来始めるとことがわかっています。
実際は、紅斑が出ないレベルの紫外線量でも蓄積することで、シミ、シワ、たるみにつながるため油断は禁物です。赤くならなければ日に当たっても夏老けしないということは、決してありません。

Q.夏に肌が老ける原因は?
A.・紫外線・不快な高温多湿によるダメージやストレス・汗の刺激・酸化した皮脂・エアコンの乾燥・扇風機の風・さっぱり志向による保湿不足・麺類など偏食がまねく栄養不足・熱帯夜による睡眠時間の短さや質の低下・冷房による体の冷え
など原因はさまざま。紫外線の影響だけでなく、暑さで疲労が蓄積したり、生活習慣が乱れやすいことも覚えておきましょう。

Q.夏老けしやすい人、しにくい人ってある?
A.生活習慣の影響が大きい印象です。紫外線対策やバランスのとれた食生活などを意識している人は老けにくいですね。

Q.紫外線さえ防げば、陽射しを浴びても夏老けしない?
A.光老化"にご用心。陽射しのうち、肌を老化させるのは紫外線だけではなく、可視光線や赤外線も。こういった太陽光線による老化は"光老化"と呼ばれ、加齢による自然な老化とは別に対策を講じるべき。日焼け止めなど外からの対策はもちろんのこと、インナーケアなど内側からのアプローチも習慣にすることが常識になりつつあります。

Q.夏の汗や皮脂、やっぱり悪者なの?
A.汗の塩分や酸化した皮脂はNGです。汗に含まれる塩分などが刺激になり、肌トラブルが出る人がいます。皮脂に関してはそれ自体が悪者なのではないのですが、酸化して過酸化脂質になったり、アクネ桿菌が遊離脂肪酸に変わると、肌にはダメージです。

Q.若いから、まだ大丈夫だよね?
A.肌の体力や抵抗力は確かにありますが、それらの力も20代後半でかなり低下していきます。若いからこそケアを怠ったり、不規則な生活を送ってしまいがちですが、過信してはいけません。

Q.海や山に行かず、通勤・通学だけなら夏でも老けない?
A.そんなことありません!先述した通り、紅斑が出ないレベルの紫外線量でも蓄積することで、シミ、シワ、たるみにつながります。肌老化は、日々の積み重ねと心得て。

〈UVケアの正解 ○&×〉

Q.日焼け止めは、最高値のSPF50+&PA+++がイイ!に決まってる?
A.○
SPF値やPA値は高い方が安心でしょう。"光老化"は、紫外線だけでなく、可視光線、ブルーライト、近赤外線なども原因となります。また、大気汚染物質も肌トラブルの一因です。日焼け止めも、プロテクトする目的ごとに種類が豊富になっています。日焼け止めの効果SPFやPA数値だけでなく、目的別に使い分けたり、併用して効果を高めると良いでしょう。実際に日焼け止めを正しい量で使っている人は少なく、5分の1しか効果を発揮できていないというデータもあります。SPF、PAの効果を発揮するなら、最低でも薄く3度重ね塗りしましょう。

Q.クリーム、ジェル、スプレー。日焼け止め選びは好み優先でいい?
A.△
それぞれの個性をいかして使い分けましょう。肌に密着するクリームは、自然と面積あたりの量が多くなるので効果を発揮しやすいはず。ジェルは日焼け止めに慣れていない男性や子どもに、スプレーは手軽ですが薄づきなので、外出先での塗り直し用に。

Q.日焼け止めを塗っても焼けちゃうなんておかしい!
A.×
"塗り忘れ盲点"に気づいてないだけ。服の素材が麻だったり白かったりすると、紫外線が通り抜けて肌に届いてしまうことに。日焼け止めは裸で塗り、服で隠れるところも抜かりなくケアしましょう。顔は額、両頬、鼻、顎の5点に置き、小鼻や目周りなど細かい所も忘れずに丁寧に指の腹で優しく塗り広げます。鼻や頬など出っている部位は紫外線の影響を受けやすく、頬から耳にかけてのCゾーンは、特にシミになりやすい部位です。塗り忘れがちな耳、首の後ろなどもしっかり塗りましょう。徹底的に有害光線を浴びないようにするには、日傘やサングラス、日焼け止めで物理的に光を遮断を。

Q.ウォータープルーフやSPF値が高い日焼け止めは肌に負担がある?
A.△
SPF値の高さと肌への負担は関係ありませんが、ウォータープルーフ系を使うと、なかには肌荒れする人もいるようです。

〈毎日の「老けの蓄積」がこわいから デイリーケアの正解〉

Q.朝ケアのオススメは?
A.UVコスメの前に抗酸化系アイテムを取り入れましょう。皮脂が分泌されて酸化すると、肌に悪影響となります。それを予防するために、朝、日焼け止めを塗る前に、抗酸化コスメを組み込むことが効果的です。

Q.夜ケアのオススメは?
A.肌のターンオーバーを促すレチノールコスメを加えましょう。角質が肥厚してゴワつきやくすみが現れるのを防ぐことができます。エンビロン社のモイスチャーACEオイルは過剰なメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用があり、レチノール反応による赤みや皮剥けといったストレスがない使い心地もおすすめです。

〈美肌先生、教えてください!!夏老けしないスキンケア〉

Q.夏ならではの肌トラブルとは?
A.ニキビ、ゴワつき、シミ、くすみなど。紫外線のほか夏疲れの影響で不要な古い角質がたまりやすく、肌がゴワついたり毛穴に皮脂などがつまってニキビが増えたり、メラニンのせいで、くすみやシミも目立ちやすくなります。クリニックで行う、グリコール酸のメディカルピーリングや、レチノールコスメで肌のターンオーバーを整え、肌力を高めるケアが有効です。

Q.夏の肌あれも肌老けのシグナル?
A.汗でダメージを受けているサインかも知れません。夏は汗のせいで湿疹ができるなど、肌あれを訴える人が多いですね。すぐに肌が老けるわけではありませんが、繰り返すと肌ダメージも深刻化。湿疹ができるほどなら、ほったらかしにするなど油断は厳禁!早めに皮膚科専門医に相談しましょう。

Q.肌がベタつくから洗顔したい。一日に何回まで平気?
A.基本は朝晩1日2回の洗顔ですが、汗は肌への刺激となるので、そのままにしないように。とはいえ、一日に5回も6回も洗うのはさすがに多すぎると思います。また、汗をかいたら、"洗う&潤す"が基本です。保湿をセットで行うことも徹底しましょう。

〈すっごく焼けちゃった!SOSの正解〉

Q.昨年、夏フェス後に肌が老けた気が。この夏こそ、失敗しない策は?
A.会場が山中だと涼しく感じ、紫外線が弱そうに思う人も多いようです。でも、実は標高が1000メートル上昇するごとにUVBは約10%増えると言われています。空気が澄んでいる山などは、紫外線を遮るほこりなどが少ないから、実は注意すべき。山だからと油断せずに紫外線対策を念入りにしましょう。

Q.プールや海で気をつけることは?
A.プールの塩素や海水が肌に負担になり、肌あれなどのトラブルが出てしまう可能性もあります。塩素も海水も肌についたままにしないこと。最後は必ずシャワーなどで全身を洗い流すべきです。

Q.虫刺されの痕が消えない!夏老けの影響?ケアは?
A.掻かずにガマンしましょう。夏老けとは関係なく、虫刺されによる色素沈着は消えにくいもの。掻くと余計に残りやすいため、刺されたらすぐ塗り薬を。

Q.夏老け肌のケアに最適なクリニックメニューは?
A.・フォトフェイシャルM22
日焼けの炎症が落ち着いたら、最新の光治療フォトフェイシャルM22がおすすめです。8種類の光が肌のコラーゲン線維などを活性化。肌に透明感が生まれてハリも出ます。夏老けをなかったことにしましょう!
初回トライアル ¥25000
・高濃度ビタミンC点滴
リゾートへ出かける前などに、ビタミンCの点滴をしておき、夏老けを予防するのも賢い選択。内服や注射の50倍量で、紫外線や大気汚染などの酸化ストレスから体を守ってくれます。
約30分~50分かけて点滴。効果はおよそ2週間も続きます。初回トライアル ¥12000

〈番外編 老けないヘアケアの正解〉

Q.夏を終えると髪が傷むような......気のせい?
A.いえ、そのとおりです。夏の髪は、紫外線の影響で表面のキューティクルが開き、潤いやメラニンが流出しやすい状態なのです。

Q.紫外線ダメージから髪を守り抜く方法は?
A.ヘア用UVカットスプレーを使用し、紫外線ダメージから守りましょう。また、頭髪もお肌同様に保湿を忘れずに。髪をまとめるor帽子をかぶるのも手。髪をひとつに束ねたり、帽子をかぶれば、陽射しにあたる髪の面積を減らせるので、ダメージ量も減らせます。

Q.夏は頭皮も傷む?
A.もちろん!夏は頭皮も強い紫外線の影響を受け、発汗も多く、過酷な環境です。頭皮にかゆみがあったら、汗や皮脂などで炎症がおきているサイン。専門医を受診しましょう。

Q.頭皮のダメージを防ぐには?
A.肌と同じく紫外線カットが最重要。頭皮を紫外線から守ってくれるアイテムを活用しましょう。日焼けしやすい分け目だけでいいので、さらっとした日焼け止めジェルを使うとよいでしょう。

Q.暑くてもドライヤーで乾かさないとダメ?
A.湿った状態は、頭皮で細菌が繁殖します。自然乾燥だと完全に乾くまでに時間がかかってしまい、その間に頭皮の常在菌が繁殖しがちです。頭皮の老化に直結するわけではありませんが、頭皮トラブルが出やすくなります。髪の根元からきちんと乾かすべきです。

〈老けさせない 夏習慣の正解〉

Q.暑すぎて食事は麺類ばかり。肌に悪い?
A.影響あり!栄養が偏って体も肌にもよくないので、麺類のトッピングに工夫して栄養素プラスしましょう。薬味のほか、鶏肉、トマト、オクラなどを多めに加えると良いですよ。

Q.冷たいものばかり食べていると、夏老けをまねく?
A.冷たい食品ばかりだと、肌にまで栄養が届きません。食べ物も飲み物もキンキン冷えたものをたくさん食べていれば、体が冷えてしまうことに。その結果、末梢循環が悪化して肌のすみずみまで栄養や酸素が行かず、夏老けを促す危険も!

Q.夏老けをケアできるような食事ってある?
A.抗酸化作用のあるビタミンCを含むものを積極的に摂りましょう。ビタミンCといえば柑橘類を思い浮かべる人も多いですが、柑橘類のなかにはメラニンを増やしてしまう成分が入っているものもあるので要注意。そのため、ベリー系、バナナ、マンゴーなどをセレクトしましょう。もし柑橘類を食べるなら、紫外線の影響を受けない夜が最適。
また、紫外線対策になる機能性ヨーグルトがおすすめ。コラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトを摂ることで、肌のバリア機能が高まり、紫外線に負けにくい肌になれるという研究結果がでています。院長も約1年間愛用していますが、肌がカサつくことなく、良い肌状態を保てています。

Q.夏老け肌対策としてオススメのサプリは?
A."飲む日焼け止め"アイテムを常備しましょう。クリニックで購入できる"ヘリオケア"は、天然のビタミンC、D、E、ルテイン、リコピンを配合。紫外線を浴びる30分前に服用するだけで、体の中から紫外線を防御できます。

Q.扇風機の風って肌に悪い?
A.上手に使えば肌にも安心。扇風機は冷房と一緒に使い、室内の空気を循環させるには快適で便利です。風を直接あて続けると、肌から水分がうばわれて乾燥を促す危険があるので注意しましょう。

Q.紫外線を防ぐためには、服やサングラスはどんな色がいい?
A.服→黒・紺 サングラス→薄茶色。服は黒や紺など濃い色のほうが、紫外線を吸収して肌を守ってくれます。でも、サングラスは暗い色だと瞳孔が開いて紫外線が余計に入りやすくなるため、淡めのブラウンがオススメです。

Q.毎年、夏バテしちゃいますが、肌状態にも影響する?
A.肌もバテます!夏バテに悩む人は、食欲がなく栄養不足になったり、よく眠れていなかったり。こういった状態は肌にいいはずないですね。良質な睡眠と、バランスのとれた食事をこころがけましょう。

Q.パフやブラシ、夏はやっぱり不潔? 肌にも悪いよね?
A.はい、よくありません。メイクの残りだけでなく、肌の汚れも不着しているので、季節を問わずにできるだけ週に1回は洗って。パフに残った皮脂が酸化して、肌にダメージを与える可能性もあります。

本誌ではお肌のスペシャリスト4名が、"夏老け"しないために101個の正解スキンケアを紹介しています。"夏老け"しないための、コスメなどのアイテムも多数掲載。
是非ご一読下さい。

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雑誌『GLITTER(グリッター)』2016年7月号 (6月7日発売 掲載ページP97)

特集「PRE-SUMMER BEAUTY2016 夏までにすべき5つの美容」にて当院で取り扱いをしているハイドロフォースリッチオイルが"大人気の水素は「できたてを摂る」が新常識!
紫外線を浴びて体内に発生してしまった活性酸素を除去してくれる水素。でも、実は空気に触れると抜けてしまいやすいという弱点が。今や水素は「つくったら即摂る!」が常識です。"と掲載されました。

是非ご一読ください。

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日経BP会員情報誌『et Rouge』 2016年No.9(5月20日発行 掲載ページP46~47)

特集「美肌を極める最短ルート!美容医療とスキンケアは相思相愛♡」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

毎日スキンケアを続けていても、ジワジワ迫りくるシミやたるみなどの肌老化。
でも美容医療はちょっと...とお考え方もいらっしゃることでしょう。いつまでも肌に自信を持つために、スキンケアと美容医療の「二人三脚メンテナンス」を始めませんか。今回の特集では、最新・最短の美肌道をレクチャーいたしました。

近頃は年齢を重ねても若々しい方が増えていますし、美容情報があふれ、若い世代でもスキンケア知識が豊富に...と思われがちですが、実際はどうなのでしょうか?実は、美容意識が高いのは一部の人で、平均するとまだまだ正しい知識が浸透していないのです。
紫外線をはじめ、赤外線や可視光線を含む太陽光線を浴びると、シワ、シミ、たるみなど肌の老化が進んでしまうのが"光老化"。実は肌の老化のうち、加齢による"自然老化"はわずか20%ほどで、80%は"光老化"によるものと言われていますが、この言葉の認知率はわずか4%に過ぎません。また日焼け止めを日常的に使用している女性は24%で、まったく使わない女性が17%、男性では70%も。"SPF"や"PA"の理解度も低いのが現状です。
一方、アジアでは、女性たちの美容マインドは高まっています。香港や上海、タイと、日本の女性たちを比較したデータを見ると、日本人は消極的であることが分かります。美容大国・韓国は美容医療にも積極的で、ダウンタイムが長いハードな治療も人気があることは知られていますが、実はタイや香港もレーザーや光治療など美容医療経験者がかなり多いことがわかっています。日本は上海より美容医療経験が少ないという結果でした。全体的にチャレンジャー気質の大陸の女性たちに比べ、日本女性は慎重でコンサバティブ。美容医療に興味はかなりあるものの、調べ尽くしてやっと1年後にクリニックに足を運ぶ、という傾向があるようです。

もちろん、シミやシワ、たるみを予防・改善しようと丹念にホームケアするのも素晴らしいことですが、ただ、その努力が無駄になっている場合もあるので、注意しましょう。
例えばシミにはいろいろな種類があり、脂漏性角化症や肝斑、実はイボやホクロ、アザだったという場合もあります。クリニックでもたるみよりシミのほうが改善が難しい場合があるのは、症状によって最適な照射機器が異なり、内服と外用を並行して治療する必要があるからです。そのため、シミだと思い込んでスキンケアをしても、効果を得られず、時間と手間とお金の無駄使いになってしまうことも少なくないのです。長年悩んでいるのであれば、自己判断せず、皮膚科専門医の診察を受け、適切なケアを知ることこそ、シミを確実に改善する近道です。
銀座ケイスキンクリニックには、観光中に治療を受けたいという、韓国や中国の女性からの問い合わせもあるのですが、メディカルツーリズムの方はお断りしています。なぜなら単純にレーザーを照射すればシミが消せるわけではなく、アフターケアができないと効果を出しにくく、フォローもできないからです。日本人の患者さんに対しても同様で"スキンケアなどの併用療法を頑張れない人には施術をしません"と明言しているほど。インナーケアも含めたアドバイスを行うため、初診時は30分以上の時間をかけてカウンセリングしています。それはシミの種類を説明し、レーザーや内服薬、外用薬など必要な治療とプランを理解していただくため。肝斑は完全に消すものではなくコントロールするものですし、日光性色素斑にレーザー照射し一旦シミが消えたように見えても、正しいホームケアを続けられなければ、再発しやすいのです。
肌悩みにダイレクトに応える、レーザーや光治療ですが、狙った以上の効果をもたらし、ベストな状態をキープするためには、食事、睡眠、排泄、運動、ストレスコントロール、そして毎日のスキンケアは不可欠。

クリニックでは最高の施術を提供しますが、洗顔、保湿、UVなどの光対策という守りのスキンケアは、ご本人しかできないことです。さらにいえば、毎日のスキンケアを手抜きなく続け、安定した生活リズムを心がけて、施術前の肌状態を良くしておけば、レーザーの出力を上げられます。その結果、効果が高く、肌の再生速度も早いというメリットもあるのです。3カ月に一度程度のフォトフェイシャルと、適切なホームケアを継続すれば、年代が上がっても、色ムラのない明るい肌色と水分量の高い肌をキープできます。
定期的にジムでワークアウトをしている人、生活リズムが安定している人は、美白の効果実感が高いと感じています。毎日のケアやメンテナンスを手抜きして、困ったときだけクリニックに駆け込むのでは、美肌キープも難しいのです。

シミが消えることで美容意識が高まり、女性は気持ちまで前向きになります。
シミに悩み、コンシーラーと厚いファンデーションでひたすら隠していた人は、シミや色ムラが消えるだけで、朝のベースメイクが簡単になり、トレンドの薄づきファンデーションも楽しめるように。肌が目に見えてキレイになり人から誉められるようになれば、それを維持したいと思うのが女心ですね。
美容医療で手に入れた美しい肌をキープするために、エビデンスのある成分を配合し、処方や基材との相性までひとつずつ計算して作られた、信頼のできるスキンケアを選ぶことも重要です。クリニックでは、必要に応じてコスメ選びのアドバイスもしています。キメの細かさ、みずみずしさ、なめらかさなどトータルで質感をアップさせる化粧品の効果も見逃せません。
定期的な美容医療のメンテナンスと、毎日のスキンケアの2本柱で、幸せオーラの理想肌を目指しましょう。
是非ご一読ください。

なお、『et Rouge』は会員専用情報誌のため一般発売はございませんが、無料の定期購読ができます。

ご興味ある方はこちらから

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雑誌『日経WOMAN』2016年7月号(6月7日発売) (掲載ページP95、P100)

「ムダなお金をかけずに美肌になる!毎日の習慣」内の2つの特集に、慶田院長の取材監修記事が掲載されています。

その1
特集「きれいをキープするベテラン皮膚科医が教えてくれた 20・30代で肌のためにやっておくべきことやってはいけないこと」(掲載ページP95)
皮膚科専門医としてお肌の仕組みに精通した女性医師が、実際に習慣にしている美肌ケアとは?日々忙しいワーキングウーマンでもあるドクターが、きれいをキープするために実践していることは、毎日の生活に取り入れやすいことばかりです。
「しみ」「しわ」「たるみ」「法令線」の4つのカテゴリー別に、20代と30代から始めるべき美肌習慣を紹介しています。

〈しみ〉

紫外線ほか、ブルーライトや近赤外線もしみの原因になります。20代から日焼け止めやサングラス、衣類で皮膚や眼を保護しましょう。アウトドアを楽しむなら紫外線の強い時間帯(9時30分〜14時頃)はなるべく避けましょう。日焼け止めは塗る・飲む両タイプの併用がおすすめ。特に30代からは抗酸化力の高い食材をしっかり食べ、肌の再生をうながすレチノール入り化粧品など、抗酸化力の高い化粧品を使いましょう。 慶田院長は、しみに効果的な、抗酸化作用の強いパプリカやオクラなどを下処理して常備菜にしています。

〈しわ〉

  20代のうちから「まごわやさしい(豆、ごま、わかめ、野菜、魚、きのこ類、いも)」を中心にした正しい食習慣を心がけましょう。正しい食習慣はは美肌の土台、節約しすぎず良質なものを食べることが大切です。喫煙は百害あって一利なし。喫煙をしているなら、早めに禁煙外来を受診するのも良いでしょう。30代からは小じわに効くレチノールなどの成分が入った化粧品のケアをプラスしましょう。

〈たるみ〉

20代から食・睡眠・排泄(腸内環境)・ストレス解消・運動で健やかな肌を保つ習慣を。片方のあごばかりで噛む、片側の頬ばかり下にして寝るのはNGです。自分の顔が左右対称になっているか意識すると良いでしょう。マラソンなど激しすぎる運動は、老化につながる活性酸素を増やします。30代からはヨガやダンス、筋トレなどで成長ホルモンを意識して分泌させましょう。

〈ほうれい線〉

20代から口角を引き上げるなど、表情筋を刺激しておくと、ある程度の予防効果ができます。ただし、頬の筋力の強さが、ほうれい線の原因となる「筋肉型」と呼ばれるタイプは表情筋を鍛え過ぎると逆効果になるのでご注意を。30代からは、ほうれい線が深くなる前に予防としてリフトアップ効果のある照射治療を受けるなど美容医療を試すのも一考です。自己流の過度なマッサージは逆効果になることもあるので避けましょう。 慶田院長は、飲むタイプの日焼け止め「ヘリオケア」を愛用中。主成分のファーンブロックが活性酸素を破壊し、皮膚を紫外線ダメージから守ります。 美肌を育む基本は食事です。良質たんぱくや野菜類をしっかり食べるようにしています。


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その2
特集「白髪・抜け毛を防ぐ シャンプー&頭皮ケアの正解はこれ!」(掲載ページP100)

〈抜け毛対策〉

亜麻仁油、えごま油、青魚などに多く含まれる、オメガ3系油は循環を改善し、育毛効果が期待できます。見落としがちなのが、30代前半の女性に多い貧血による薄毛です。急に抜け毛が増えてきたら血液検査を受けてみましょう。 男性と同じような機序で薄毛が進むFAGA(女性男性型脱毛症)が増えています。抜け毛が進行しているようなら、早いうちに専門クリニックの受診を。

〈白髪対策〉

大豆、かつお、チーズなどのタンパク質は、メラニンの元となるのは必須アミノ酸のチロシンを多く含み、間接的に白髪の予防効果が期待できます。バランスのとれた栄養と、睡眠の質を高めて酸化ストレスを防ぐことが、毛髪の健康に欠かせません。 是非ご一読下さい。


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『健康与美容』は『日経ヘルス』と提携している中国北京発の健康・美容情報誌です。 
今回2つの特集に慶田院長の監修記事が掲載されました。

その1
特集「7人の美肌女医が実践!肌悩みに負けない!美肌の秘訣」(掲載ページP57)
肌のスペシャリスト7人の美肌女医にその秘訣を聞くという特集です。驚くほど共通した習慣がありました。慶田院長はトップバッターとして紹介されています。20年続けているジャズダンスのポーズ写真を特別公開しています。心身ともにデトックスする運動習慣と、抗酸化作用の高い野菜、コラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトをたっぷり食べて、身体の中から美しさをキープ。美容医療の効果も高まる生活習慣をぜひ取り入れたいですね。

その2
特集「白髪も薄毛もストップ!頭皮オイルマッサージ」(掲載ページP108~109)
薄毛と白髪は、見た目年齢をぐんとあげる原因。両方の予防に有効な毛根を元気にする頭皮マッサージの特集です。慶田院長は最新の知見から、白髪と薄毛の原因とその仕組みを解説しています。
白髪は、メラノサイトの元になる色素幹細胞の枯渇やメラノサイトの機能低下が原因です。加齢による色素幹細胞の枯渇で生じた白髪は回復しませんが、何らかの原因でメラノサイトが休止状態になってしまったり、チロシナーゼの働きが不十分なために生じた若白髪は回復する可能性があるのです。
一方、薄毛はより複雑。加齢により毛包幹細胞が枯渇した薄毛は回復が難しいのですが、女性男性型脱毛(FAGA)や休止期の毛の割合が増える休止期脱毛は原因が改善されると回復します。女性で多いのは貧血、栄養不足とストレス、出産などの影響。生活習慣で改善する余地はあるのです。

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雑誌『健康与美容』2016年6月号

雑誌『VOGUE』2016年7月号 (5月28日発売 掲載ページP130)

特集「100人の声から抜粋 My Own Rules 私のボディはこれで変わった!」に、慶田院長の取材記事が掲載されました。
美しいボディを得るためのメゾットは日々進化しています。そこで今回、美容・健康感度が高い女性100名のマイルールが紹介されました。
最新の理論に基づいたエクササイズや、話題の食事法などを取り入れて、いかに最大限の効果をだすかが、忙しい女性にとっての必須ルールといえます。
100名のボディラインキープの秘訣が、My Rule 1~10までに分類されています。慶田院長は「My Rule 4 Let's Dance!踊って鍛える。」に掲載。
院長は、ジャズダンスのレッスンを20年継続中。柔軟性アップ、姿勢改善、循環改善などのメリットがある上、楽しくてストレス解消にもなり、日焼けもしないおすすめエクササイズです。ハイヒールもクールに履きこなしています。ヨガやピラティスのグループレッスンも多数受けてきましたが、1年半からピラティスのパーソナルレッスンに変えたところ、シェイプアップし、腰痛に悩まされることもほとんどなくなり快調とか。体脂肪率を落としすぎず、女性らしい柔らかさを残しながら、ほどよく筋肉がついた、女性らしいしなやかボディを目指しているとのことです。

「My Rule 4 Let's Dance!踊って鍛える。」を実践する他の女性有名人は、森理世さんら4名。他のMy Ruleも興味深いものばかりです。
是非ご一読ください。

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雑誌『with』2016年7月号 (5月28日発売 掲載ページP74~77)

特集『「全身まるっとムダ毛問題」解決!ジャーナル』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
サロンに通っているのになかなか毛が減らなかったり、意外な場所に生えていた!?など薄着の季節のムダ毛は女性にとって大問題です。そこで、なかなか人には聞きずらいムダ毛のお手入れテクニックについて解説しています。
カミソリでのお手入れは、手軽で確実なので、多くの女性の王道テクニックですが、どうしても肌の角質も一緒に削ってしまいます。
カミソリで剃るときはシェービングフォームなどを使ってすべりをよくしておきましょう。肌の刺激になるので、ボディソープをつけて剃るのは避けてください。肌への負担をへらすため、切れ味の良い4枚刃以上のものを使うことがおすすめです。剃ったあとは角質が落ちて肌のバリア機能が弱っている状態です。肌を保護するためにも、クリームやオイルできちんと保湿することをお忘れなく。
ワキなどポツポツ&黒ずみには、医師の行うレーザー脱毛など、毛穴に負担をかけないケアが肝心です。レーザーはムダ毛を確実に減らすと同時に、くすみや黒ずみを改善する効果もあるので、特にワキの処理にはおすすめです。ワキの毛は太いため、毛抜きで抜くと、毛穴に対する負担が大きくなり、ダメージを与える可能性大。また、毛穴が塞がって次に生える毛が埋没毛になってしまうことも多いので、思い切って脱毛レーザーの経験が豊富なクリニックに相談してみましょう。

次に、指や乳輪など思いもよらない所の毛は、どうやって処理するのが正解なのでしょうか? 
基本的に見える範囲であればレーザー脱毛することが可能です。気になるところはマメにカミソリで剃るのがいいでしょう。
ただし乳首まわりは皮膚が薄い部分なので、皮膚をしっかりのばした状態で剃毛してください。
毛が剃るたびに濃くなっていると感じる方がいるようですが、剃ると毛の断面が太くなり濃くなったように見えることによります。レーザー脱毛すれば毛穴が締まるので、毛穴の影も目立たなくなりおすすめです。

【教えて! レーザー脱毛のここがわからない!】
Qレーザー脱毛は何回くらいクリニックに通うもの?
A個人差はありますが、ワキならば1ヵ月半に1度の頻度で、3回繰り返して施術を受けるとかなり薄くなります。全部で6~8回でほぼつるつるに。

Qレーザー脱毛とエステサロン脱毛はなにがどう違うもの?
Aレーザー脱毛は医療用のレーザーを使用するので、出力が大きくパワフルに脱毛できます。エステサロンや脱毛サロンの施術よりも安全で確実な効果が出せます。

Q正直言って、どれくらいの費用がかかりますか?
A料金設定はクリニックによってまちまちですが、当院では両ワキ5回セットで¥35000です。1ヵ月半に1度の通院であれば期間は半年ちょっとですね。

続いては、フェミニンゾーン、プライベートパーツ問題です。
デリケートゾーンもそれなりにお手入れするのが、今どき女子のたしなみです。そもそも、20代はホルモンの影響もあって陰毛が濃い傾向があります。水着を着るような予定があるなら、きちんと処理するのがベターです。ただし皮膚が柔らかく構造が複雑な場所なので、自己処理するときは鏡で確認しながら、慎重に行いましょう。

【教えて! デリケートゾーンの脱毛の素朴な疑問!】
Q処理方法はなにがベスト?
Aセルフならカミソリ&トリマー。
抜くのは肌トラブルの原因になるので避けましょう。
いきなりカミソリで剃るよりも、ある程度まで毛をカットしておくと、剃りやすくなります。

Q毛がごわごわしているのが悩み・・・・・・
Aレーザー脱毛すると毛を減らすことができます。一度、全体的にレーザー脱毛することをおすすめします。新たに生える毛は量が減り、毛質もかなり柔らかになります。

Qどこまで処理すべき?
A下着の2㎝内側までを目安にしましょう。
水着やショーツをはいた状態で処理する範囲の見当をつけると良いでしょう。動いてもハミ出さないようにジャストサイズより小さめが◎。

もし、VIOゾーンのムダ毛処理にともなう傷やかぶれなど肌トラブルが起きたら、皮膚科専門医のいるクリニックに相談を。
医療用レーザー脱毛を行えば、黒ずみも一掃でき、白くキメの整ったつるすべ肌になれますよ。
是非ご一読ください

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雑誌『anan』2016年6月1日号 (5月25日発売 掲載ページP40)

特集「すべての夏トラブルの悩みに答えます!夏の肌と髪Q&A」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
夏は紫外線、肌の露出、汗、体臭、エアコンなどの冷え...肌や頭髪はトラブル続きで、あちこち気をつけないといけないことばかりです。今回の特集では、つい見逃しがちなこともピックアップして、夏の様々なSOSに専門家が回答しています。慶田院長は薄着の時期に気になる、お肌の黒ずみについて解説しました。

ボディの黒ずみは基本的に、ひじやひざ、かかと、Vゾーン、ヒップなど、関節部や圧迫を受けやすい部分にできやすいもの。摩擦、こすれといった物理的な刺激から肌が自身を守ろうとして、メラニン生成量が増えたり、角質の硬さや厚さを増したりすることで発生します。そのため、固めのスクラブが入った角質ケアコスメでゴシゴシこすりすぎると、逆に悪化することもあるので注意しましょう。毎日のボディケアできちんと潤いをあたえると、肌のバリア機能が高まるうえ、肌の生まれ変わりの周期も整い、黒ずみができにくくなります。
肌が生まれ変わる周期は、約28日。きちんと保湿をすれば、その間に硬い角層が柔らかくなって自然と剥がれ落ちます。朝晩2回、顔のスキンケアのついでに黒ずみが気になる部分も保湿しましょう。
黒ずみは、もともと肌が黒いタイプほど、残りやすい傾向があり、すでに日焼けしている人には、美白タイプのボディケアがおすすめです。インナーケアの美白剤は飲むだけで手の届きにくい部分を含む全身へアプローチできるのがいいところ。保湿or美白のボディケアと併用しましょう。
けれども、効果を得るには最低1ヶ月必要。水着を着る日まで時間がない人は、クリニックでのお手入れがおすすめです。
"クリニック=敷居が高い"と思われがちですが、ボディの黒ずみケアは意外とリーズナブルです。黒ずみができた部分や期間、原因、症状を医師が診察し、それぞれに合ったトリートメントを施すので、余計なコストや時間がかかりません。施術の内容によっては、肌にハリ感も生まれたり、黒ずみを落とす以上に美しいボディになれます。
クリニックで行う黒ずみ治療は、レーザーピーリングで二の腕などのザラつき(毛孔性苔癬)にも効果的なジェネシス、黒い部分に反応してくすみを改善するジェントルレーズ、黒ずみや古い角質をグリコール酸でオフして肌のターンオーバーを促すケミカルピーリングなどがあります。
3回くらい行うと効果的です。クリニックでケアする場合も、最低2週間前までには治療を始めましょう。
また、ホームケアを怠ると黒ずみが再発するので、ご自身でのメンテナンスもお忘れなく。クリニックなら高い美白効果が得られるホームケア製品も充実しています。
全身からすると小さなパーツでも、ひじやひざなどの"黒ずみ"は意外と目につきやすく、「清潔感がない人」といったマイナスイメージを与えてしまうことも。露出が増える夏本番を迎える前に、きちんとケアしておきましょう。
是非、ご一読ください。

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WOMAN EXPO TOKYO2016「SHISEIDO presents今も、未来も、明るい美肌!~美容のプロが語る大人のキレイのための最新美白講座~」

WOMAN EXPO TOKYO2016「SHISEIDO presents今も、未来も、明るい美肌!~美容のプロが語る大人のキレイのための最新美白講座~」にて慶田院長が講演を行いました

WOMAN EXPO TOKYOは「キレイもキャリアもハッピーも手に入れる!自分らしく輝く、すべてのワーキングウーマンのために」と題して、女性が活躍できる環境づくりを応援するイベントです。昨年は2日間で1万2千人を動員し、3年目となる今年も、5/21、/22の2日間で1万3千人の女性がミッドタウンを訪れました。

慶田院長は、22日(日)11:35~登壇いたしました。
"美容医療とスキンケアの両方を賢く使ってナチュラルな美肌を作る"という最新美白方法をレクチャー。今回の講演では、美白目的で行う美容医療の概要とスキンケア、基本的生活習慣の重要性、光老化についてお話し、普段は薬事法の縛りの関係で、雑誌やテレビなどのメディアでお伝えできない事柄も触れることができました。

次に、資生堂グローバルイノベーションセンターの牟田恵子さまから、今年2月に発売された「ホワイトルーセント」開発のコンセプト、薬効などが語られました。

最後に、資生堂PRの柴崎理恵さまから、具体的な使用方法のご説明がありました。
進行は、日経「et Rouge」編集長の麻生綾さま。

実は資生堂の牟田恵子さまと院長とは、小中高と机を並べた学友で、学術的な情報交換を気軽にできる間柄です。麻生さまも美容に関する造詣が深く、実はプライベートでも仲良くさせていただいています。ご縁の深いメンバーということもあり、進行は的確かつハイテンポに進み、とても楽しいセッションとなりました。

会場には美容感度が高い400人もの女性が来場され、華やかな講座となりました。来場された方にはSHISEIDOが美白化粧品を作り始めて100周年の記念に満を持して発売した美白化粧品「ホワイトルーセント」のお土産付き。

他の会場では、今回ビューティーミューズ大賞2016に輝いた吉田洋さん、中村アンさんのスペシャルトーク、ジャーナリスト池上彰さん、増田ユリヤさん、タレントの飯島直子さん、元スポーツ選手の上村愛子による講座など、キャリアアップ、最新美容、今注目の健康法、癒しのミニコンサートetc・・・ワーキングウーマンのための様々なイベントが開催されました。

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雑誌『VOGUE Wedding』2016年春夏号 Vol.8 (5月21日発売 掲載ページP228)

特集「Welcome to Bridal Beauty このリストにおまかせ!ブライダルビューティーアドレスBEST42。」に当院の最新光治療器M22が紹介されました。

フォトフェイシャルM22は、ノーダウンタイムでシミ、くすみ、赤みなど、気になる肌のアラを全て一掃します。8種類のフィルターと、照射設定を細かく調整することで、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能。光のベールをまとった白肌で、純白ドレスに負けない美肌になりましょう。
是非ご一読ください。

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雑誌『kiitos.(キイトス)』2016年vol.4(5月23日発売 掲載ページP56~57)

特集「BEAUTY TROUBLE Q&A ビューティーに関するお悩みはその道のプロに聞く!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
日々のスキンケアから、季節の変わり目に起こる肌トラブルに関する疑問を、皮膚科専門医である慶田院長が解説いたしました。

Q.1 肌状態を正しく知るためにはどうしたらいいでしょうか?
A.皮膚科で一度正しい診断を受けましょう。
実は、自分の肌質の見立てを間違っている方が意外と多くて、肌が粉っぽいから乾燥肌だと思っていたり、敏感肌だと思い込んでいたり、オイリー肌だと勘違いして洗いすぎていたりなど、間違ったスキンケアが肌荒れの原因になっている方もいます。自分のお肌が今どういう状態なのか、一度クリニックで正しい肌質を診断してもらうことをオススメします。それを分かったうえで、自分の肌質に合ったケアをするほうが、無駄のないスキンケアができますし、肌への負担も少なくなります。

Q.2 敏感肌とはどんな状態のことですか?
A.肌が弱っていて外部刺激を受けやすい状態のこと。
敏感肌とは名前通り、肌が敏感になっていますので、スキンケアはとにかく優しく、必要最低限のことを行ってください。そして気をつけたいのが、"過剰なスキンケア"です。お肌が弱っていたり、不安定でバリア機能が低下した状態だと、新しい化粧品や長時間のパックなどが刺激となってしまう場合があります。肌が安定するまでは、保湿クリーム1点に絞ったシンプルなスキンケアにしてください。また、春先からは紫外線が急激に増えるので、UV対策も大切です。敏感肌用のものなど、肌に合うものを選んで、UV対策を行ってください。

Q.3 肌ゆらぎとはどんな状態ですか?
A.季節の変わり目で肌が不安定な状態のこと。
原因は様々ですが、時期的に最も多いのが春先です。花粉の飛散量の増加や、年度の変わり目での生活環境の変化によるストレス、強い紫外線を浴びる、寒暖差などが刺激となって、急にニキビができてしまったり、乾燥したりなど、お肌トラブルが出る状態のことを言います。特に、外部環境の変化と、精神的なストレスによる影響も大きいと言われています。対策としては、原因となる刺激をできる限り遠ざけましょう。スキンケアは敏感肌と同様に、保湿をメインにした優しいケアを行うことが大切です。そして、ゆらぎ肌のときは、食事・睡眠・排泄(腸内環境)・ストレスコントロール・運動習慣のどれかが乱れている場合が多いです。肌の状態だけを意識するのではなく、日常生活の基本となるこの5つを見直してみることも大切です。

Q.4 肌のごわつき、乾燥が気になります。
A.紫外線などの刺激で角層が乱れているのかも。
紫外線が強くなる春先から夏にかけての時期は、実は角層が乱れやすく、乾燥しやすい時期でもあります。紫外線から皮膚を守るために、角層が厚くなることもあります。また、暑くなるとクリームを省いてしまうなど保湿不足も一因に。基本に立ち返り、1日2回の洗顔と保湿、光対策をしっかりするスキンケアを再確認しましょう。基本的には守りのスキンケアをベースにしつつ、合わない化粧品を使ってないか、メイクをするときに肌に刺激を与えるようなブラシ使いをしていないかなど、再度自分のスキンケアからメイク方法までを見直してみてください。

Q.5 春先のニキビ・吹き出物対策を教えてください。
A.ニキビとは、毛穴(毛包)に皮脂が詰まり細菌(アクネ桿菌)が繁殖し炎症が起きた状態のことで、様々な症状が混在します。
毛穴の入り口部分の角質が厚くなって毛穴を塞ぎ、皮脂が毛穴にたまった状態が白ニキビや黒ニキビです。この皮脂を餌として、アクネ桿菌が増殖し、皮脂を遊離脂肪酸に変化させ、集まった好中球が活性酸素を放出して炎症が起こり、赤く腫れ痛みを伴う赤ニキビが出来ます。さらに炎症が進むと、化膿した黄ニキビ(膿疱)や嚢腫・結節(しこり)へと悪化します。炎症がひどい場合、毛穴だけでなく毛包壁を破壊してしまい、クレーター状やアイスピック状に陥没したニキビ痕が残ってしまうこともあります。まずは、ニキビの原因や悪化因子を見つけるために、ライフスタイルやスキンケアの見直しを始めましょう。その上でニキビの予防と治療に効果的な外用薬と内服薬の処方、ケミカルピーリングやフォトセラピー、レーザーフェイシャルなどの照射治療を組み合わせてご提案しています。

Q.6 生理前にできちゃうニキビの対策法はありますか?
A.生理前の不調自体を緩和させることが有効。
生理前は黄体期といって、着床した受精卵を安定させる時期。プロゲステロンという女性ホルモンが増える影響により、便秘になる、水分を溜め込みやすくなってむくむ、皮脂の分泌が増える、気分が不安定になるなど、身体的にも精神的にも不調が現れて、ニキビができやすくなります。便秘はニキビを悪化させるので、水分や野菜をしっかり取る、ヨーグルトなどの発酵食品を摂る、ウォーキングなどの適度な運動をするなど便秘対策がおすすめです。また、毎月生理前にニキビがひどくなるようでしたら、医師に相談して低用量ピルを飲むなどして、女性ホルモンのゆらぎを整えるのもいいでしょう。

Q.7 ニキビ痕を薄くするにはどうすればよろしいでしょうか?
A.赤・黒のニキビ痕には照射治療や美白剤が有効です。
ニキビが治った後の、赤みが気になる場合は、フォトフェイシャル、レーザーフェイシャルなどの照射治療が有効で、黒っぽいシミのように色が残った場合は、これに加えて美白剤の外用が有効です。また、クレーター状の陥凹したニキビ痕の治療には、レーザーや針などで肌に微細な傷をつけ、新しいコラーゲン線維の生成を促進させることできめを整え、全体的にふっくらさせる治療が効果的です。

Q.8 毛穴タイプと対策法を教えてください。
A.加齢による「たるみ毛穴」に注意!しましょう。
毛穴は、窪んだ構造をしていて影となって目立ちやすい特徴があります。若年層では過剰な皮脂分泌と毛穴周囲の過角化により毛穴が詰まって押し広げられ、黒ずんで見えます。また、濃すぎる産毛の断面なども黒っぽく目立ちます。30代以降では加齢に伴うたるみにより、特に頬部がたるみ毛穴として目立ってきます。たるみ毛穴は老化によって真皮のコラーゲン線維やエラスチン線維の再成力が衰え、毛穴を土台から支える力が低下することで起こり、老けた印象を与えます。
対策として、まずケミカルピーリングなどで毛穴の過角化を改善し、肌のターンオーバーを整え、キメと角層のバリア機能を回復させます。また、レーザーで産毛を減らして毛穴を引き締めるのも効果的です。たるみ毛穴には、皮膚に小さな傷をつけ成長因子を導入して新しいコラーゲン線維の再生を促し、肌の弾力をアップさせると良いでしょう。

Q.9 乾燥で肌が荒れている状態でもUV対策はすべきでしょうか?
A.素肌で紫外線を浴びないことが大切です。
乾燥だけならもちろん日焼け止めを塗ってUV対策を行ってください。ただし、湿疹などの皮膚炎を起こしている場合は、皮膚科に相談し、速やかに治療しましょう。炎症が長引くと黒ずみます。また、治療中であってもできるだけ素肌では紫外線を浴びないようにしてください。紫外線を反射・散乱させるベビー用の紫外線散乱材などを塗り、日傘や帽子を使うなど、肌に負担をかけないUV対策を行いましょう。

Q.10 紫外線を浴びる季節にとりたい栄養素を教えてください。
A.紫外線から肌を守り、抗酸化作用を持つビタミンA(βカロテン)・ビタミンB・ビタミンC・ビタミンE、DHA、EPA、CoQ10、ルテインやリコピンなどのポリフェノール類などを補い、防御力を高めることが重要です。

Q.11 シミのタイプと、消えるシミ・消えないシミの見分け方を教えてください。
A.シミと呼ばれる状態にはさまざまな種類があり、それぞれ治療法も異なります。
シミには肝斑(かんぱん)、そばかす、日光性色素斑(老人性色素斑)、炎症後色素沈着などがあり、表皮にメラニン色素が過剰に蓄積された状態のこと。例えば肝斑は、目の周囲を除いた頬の高い位置や額などに、左右対称で現れ、やや灰色味を帯びた淡褐色をしていますが、あざと間違われることもあります。また、表皮内腫瘍の一つである脂漏性角化症(老人性いぼ)も初期は隆起が目立たず、シミと間違えやすいので注意が必要です。多くの方が、通常いくつかのシミが混在していて判断も難しく、症状によって治療法も異なりますので、気になる場合はまずクリニックで正しい診断を受けることをオススメします。

Q.12 クリニックでのシミのお手入れ方法とは?
A.内服薬とホームケア、レーザー治療などがあります。
クリニックでは、美白作用の高い内服薬(シナール、トラネキサム酸、ハイチオール、ユベラ)に加えて、メラニンの合成をブロックする作用のある「ハイドロキノン」「ルミキシル」、ナノカプセル化をほどこしたビタミンA化合物「トレチノインナノエッグ」などの外用薬を組み合わせたホームケアが基本となります。また、メラニンの排泄を高め美白効果のあるケミカルピーリングに、メラニンの黒に吸光性の高いレーザーやフォトフェイシャル(光治療)を組み合わせることで、全体的なくすみ、肝斑などの色ムラを改善することができます。さらに、濃い色のシミには高出力照射が効果的です。

Q.13 クマの改善にはどうすればいいですか?
A.クマには大きく4種類あり、治療法も異なります。また、何種類か混在していることが多いので、自分のクマがどの状態なのかを知ることが大切です。
茶グマ:
皮膚の代謝が低下し、メラニンの沈着、角層の重層化によるクマ。また、こすりすぎや皮膚炎による炎症後色素沈着でも生じます。茶グマの治療は、シミ治療で改善することができます。
青グマ:
冷えや疲れで血流がうっ滞し、青っぽく見えるクマ。皮膚が薄く色白な方が目立ちやすいです。小児期から認める場合もあります。青グマの治療は下まぶたのコラーゲン線維を厚くするような治療で改善することができます。
たるみグマ(黒クマ):
加齢により目の下のコラーゲン線維が劣化して細かいシワが生じ、皮膚の伸びやたるみ、陰影が目立ってできるクマ。目の下の目袋(buggy eye、眼窩内脂肪の突出)もたるみグマの仲間です。たるみグマ(黒クマ)の治療は、たるんだ皮膚を引き締める照射系治療が主体となります。ごくやわらかいヒアルロン酸(非架橋製剤)やPRP(多血小板血漿)注入などで、コラーゲン線維の再生を促すことも有効です。
凹みグマ(へこみグマ):
加齢変化で生じた目の下の陥凹が目立つクマ。凹みグマの治療は、ヒアルロン酸注入で凹んだ部分をボリュームアップするのが一番です。目周りの皮膚がたるんだ加齢肌では、皮膚を引き締める照射系治療を組み合わせないと、たるみが目立ってしまったり、新しいシワが増えたりすることがあります。お肌の状態の見極めと、正確な注入が求められます。

Q.14背中・胸にニキビ・あせもができちゃうのが気になります。
A.体のニキビの予防は、ちゃんと洗うこととUV対策が重要。
ニキビができる毛穴は脂腺性毛包と呼ばれ、もともと上背部や上胸部のあたりは、顔と同様に多く存在し、ニキビが好発する場所です。また、紫外線などで毛穴の角層が厚くなると皮脂が毛穴に詰まる原因にもなります。夏場は顔だけでなく、ボディにもUV対策を忘れずにしてください。また、清潔に保つことも大事ですが、刺激を与えるのはよくないので、手で泡立てた泡で優しく洗うなど、できるだけこすらないように注意してください。炎症が起こった場合は抗生剤を塗ったりして、速やかに炎症を治めることがニキビ痕を防ぎます。顔のニキビと同様に食事などの日常生活を見直すことも対策になります。
夏場によく出るあせもは、診察してみると、汗の刺激による皮膚炎(汗荒れ)の場合が多いです。肌バリアの状態が悪いと汗をかくだけでも刺激になって、肌荒れする方もいます。対策としては、なるべく汗をかかないよう環境を整え、汗をかいたらできるだけ素早く洗い流すのが理想です。外出中などで洗い流せない場合は、せめて優しく濡れタオルで汗を拭き取るなどしてください。風通しのよい服や締め付けない下着を身につけるのも有効です。

この14個のQ&Aをマスターすれば、日常のケア、トラブル時の対策など基本的な肌ケアをしっかりご理解いただける内容です。さらにホームケアから一歩進んで、美容医療に関する入り口もわかりやすく解説しています。
是非、ご一読ください

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雑誌『vikkaヴィカ』2016年6月号 (5月12日発売 掲載ページP118~125)

特集「TALK WITH MY SKIN-お肌と話そう-」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。
Vikkaは「FUDGEファッジ」の増刊で、隔月発刊のファッション誌です。
最近、なんだか肌が冴えない...そういった肌の不調を感じることがありませんか?
毎日、毎月、1年ごとに、なんとなく肌の状態が変わっているような気がしているけれど、どんなスキンケアすれば正しいのでしょうか?そんな幅広いお肌のお悩みの解決策について解説しました。かなりボリュームのある特集になっています。

日本には四季があり、気温や湿度、肌に触れる外的要因は、365日変化するので、肌の状態が変わるのも当然のこと。肌は内臓の鏡といわれるほど、体の調子とも密接にかかわっていますが、ネガティブにならず、自分の肌と向き合っていきましょう。

まず、女性ホルモンとお肌の関係についてです。女性らしい体をつくり、妊娠を維持する女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)は、肌と密接なかかわりを持っています。エストロゲンがピークになる卵胞期は好調で、生理直前の黄体期後期は不調に。生理周期とともに肌の状態も変わるのです。つねにゆれうごく肌の状態を知るには、生理周期を知ることも大事なポイント。

エストロゲンは、卵巣から分泌され、真皮のコラーゲン繊維やエラスチンの合成を促進する働きがあり、肌のハリや弾力を保ち、シワやたるみを予防します。また、皮脂腺の働きを抑制する効果もあります。プロゲステロンは、排卵後に卵胞が変化した黄体から分泌され、プロゲステロン優位の黄体期には、エストロゲンの血中濃度が低下することやエストロゲンによって抑制されていた男性ホルモンの作用で、皮脂腺の働きが活発になり、ニキビや肌荒れが出来やすくなります。

女性ホルモンを味方につけて肌を健やかに保つには、まず自分の生理周期を知ること。生理周期は約25日~38日で個人差があります。基礎体温の流れから自分の女性ホルモンがどのように分泌され、変化しているのかを把握することで、ゆらぎがちな肌の状態も自覚することができます。□基礎体温を活用すると良いですね。
次に、環境の影響と生活習慣についてです。

肌が荒れたときは生活習慣を振り返ってみると、原因が見えてくることがあります。睡眠不足やストレス、食生活の乱れ、運動不足などがあれば出来ることから改善していきましょう。季節の変化に伴って自律神経が乱れ、肌が少しゆらぐのは仕方のないことですが、基本的な生活習慣や適切なスキンケアで、環境の影響を受けにくい肌に導くことは可能です。

老化の原因は"光"が8割といわれています。太陽光による皮膚と眼の障害を光老化と呼び、皮膚ではシミ、シワ、たるみに加え、皮膚がんも生じます。眼では白内障や加齢黄斑変性のリスクがあり、紫外線を含む太陽光をしっかりカットして、シミやシワ、たるみなど、肌の老化を遅らせることは、日々のケアでとても重要なことです。
まずは紫外線についておさらいしましょう。UV-Aは地上の紫外線のうち約95%を占めます。肌深部の真皮まで到達するため、ハリや弾力を生むエラスチンやコラーゲンを傷つけ、シワやたるみを引き起こします。UV-Bは日焼けを起こす力がUV-Aの600~1000倍といわれ、メラニン色素を過剰に生成させ、シミやくすみを招き、乾燥やニキビの原因にもなります。
最近話題のブルーライトは、可視光線(目に見える光)の内、380~500nmと最も波長が短く、強いエネルギーを持つ光で、網膜の障害や日内リズムの乱れなどの原因になります。このうち420nmまでの短波長領域は、紫外線同様、皮膚の色素を増強する可能性が高いことがわかってきています。

加齢とともに感じる小じわ、たるみなどのエイジングサインに気がついたら、普段のケアを見直すタイミングです。エイジングサインの大きな原因はやはり紫外線によるシワやたるみ。また、肌のバリア機能が乱れ、乾燥した状態を放っておくと乾燥による小ジワが大きなシワになってしまうので、保湿は重要です。
バリアの要である角質細胞間脂質を守りながら、メイクや肌に付着した汚れを優しく落とし、化粧水で水分を与えてクリームで保湿する基本のケアをていねいに行いましょう。ダブル洗顔や強い洗浄料のものは潤いを奪うので避けてましょう。

肌のごわつきは、肌のターンオーバーの乱れが原因のひとつ。健康な肌は4~6週間で生まれ変わりますが、生活習慣や腸内環境などさまざまな要因で、周期が乱れてごわついた状態に。また、紫外線や保湿不足で角層の水分量が低下し、乾燥すると硬い感触になります。不十分な洗顔では、酸化した皮脂が刺激になって、角層の状態を悪化させ、かえって乾燥を招くこともあるので、洗顔は朝晩の2回が基本です。また、角質ケアを意識して、乱れがちなターンオーバーを正常のサイクルに戻しましょう。週に1回程度、酵素洗顔やピーリングで角質をオフし、ターンオーバーを整えるケアを行いましょう。古い角質といっしょに角栓などの毛穴汚れもとれて、毛穴の開きが目立たなくなります。

肌のくすみの原因は色々ありますが、血行不良で起こるくすみ、紫外線による影響で、大量に作られたメラニン排出がうまくいかなかったことによるくすみ、乾燥や古い角質の蓄積によるくすみが主なものです。血行促進と美白ケアの組み合わせで、くすみの改善が期待できます。

紫外線や喫煙などで発生する活性酸素は、肌の老化の原因になります。ビタミンA,C,Eなど抗酸化力のある成分を積極的に肌にとりいれましょう。肌の酸化を防ぐことで、シミやシワ、たるみ、毛穴の開きといった肌の老化トラブルを予防し、改善する効果があります。紫外線で発生する活性酸素は、表皮細胞のDNAを傷つけ、老人性いぼや皮膚がんを誘発します。また、メラニン合成が高まりシミが、コラーゲン線維とエラスチンが変性してシワやたるみが現れます。毎日のUV対策はエイジングケアの要です。

次に、大人の女性に起こりがちな肌あれに関する対処法や、日ごろのケアで知っておくべきことなど、肌をレスキューするための疑問についてお答えします。

Q厄介な大人のニキビはどうしたらよい?
A大人ニキビは、乾燥やストレス、紫外線などの影響で角質が厚くなり、毛穴が皮脂で詰って皮脂がたまることが原因です。乾燥や紫外線から肌を守り、しっかり睡眠をとるなどストレスを溜めないことが一番です。できてしまったニキビには、皮膚科処方のレチノイン酸の外用やフォトフェイシャル照射が効果的。刺激により悪化するので、自己流のケアは避けて、皮膚科医に相談するのがベストです。

Qできてしまったシミは消せる?
Aシミは、紫外線によるメラニン色素の過剰な産生が原因。美白化粧品によるセルフケアでは、くすみや肝斑は薄くできても、シミをゼロにするのは難しい。シミのように見えて、老人性いぼであることも多いのです。根本から消すにはレーザー治療に頼るべき。レーザー治療なら、シミやいぼが短期間で改善できます。専門医に相談を。

Q花粉や大気汚染も肌荒れの原因になる?
A外的要因から肌をバリアする花粉や大気汚染は、充分肌荒れの原因になるので、きちんとメイクをして花粉などの外的要因から肌を守ることも大切です。肌が健康であれば、それらを跳ね返すこともできます。バリア機能のある日焼け止めや化粧下地を使って、肌を守りましょう。

Q部分的に痒みやかぶれが、どうしたら良い?
Aこれは、乾燥によるバリア障害が原因かもしれません。基本の乾燥ケアでお話しした通り、朝晩の泡洗顔でメイクや外からの大気汚染物質などの汚れを落とし、その後は保湿をして、肌のバリア機能を守りましょう。とくに唇は皮膚が薄く、荒れやすい部分なのでリップクリームで保湿して守りましょう。

Qメイクをしていても気になる毛穴どうしたら良い?
A紫外線の影響で、角質が硬くなって毛穴が詰まったり、肌のハリを保つコラーゲン線維が劣化して、毛穴が開大したりして目立つようになります。ターンオーバーを整えるケアで毛穴の詰まりは改善することができるかもしれませんが、根本的な治療は難しいもの。毛穴の種類によっても解決法は違ってきます。特に年齢に伴うたるみ毛穴は、自力での改善に限界があります。美容医療にご相談ください。
「産毛毛穴」
毛自体が濃くて、うぶ毛の断面が黒っぽく見えて毛穴が目立つ。
「黒ずみ毛穴」
紫外線や触る刺激などで毛穴周囲のメラニンが蓄積して目立つ毛穴。過剰な皮脂分泌により、毛穴が詰まって表面が酸化して黒ずんで見えることもあります。
「たるみ毛穴」
30代以降に目立ってくる毛穴。加齢に伴い、皮膚がたるみ、重力により楕円形にたるんで見えます。

Q目の下にくっきり出来たクマは消せる?
Aクマの種類によって、ケア方法を変えましょう。
クマには大きく分けて3種類。目の下の皮膚を軽く引っ張ってみましょう。茶色がやや薄くなる場合は"茶グマ"。青みが消えない場合は"青グマ"。皮膚がよく伸び、影が薄くなる場合は"たるみグマ"。それぞれ原因や解消法が異なるので、まずはクマの種類を見極めることが必要です。
「茶グマ」
シミや炎症後色素沈着で茶色く見えます。紫外線の影響やアイメイクの刺激、クレンジングの摩擦による炎症が原因。紫外線から皮膚を守り、美白化粧品を使ったケアを。こすらないことが肝心です。
「青グマ」
下まぶたの皮膚が薄く、静脈血の色味が透けて青く見えます。寝不足やストレス、冷え、加齢などの影響で目立ちやすくなることがあります。睡眠や、血行を促すマッサージで一時的な改善することがあります。
「たるみグマ」
加齢による変化で生じたクマ。目の下にあるコラーゲン線維の劣化が原因となり、皮膚がたるむことで起こります。保湿効果の高いクリームを塗り、紫外線や抗酸化対策でたるみを加速させないようにしましょう。

Q生理前の肌への不調にはどう向き合うべき?
A生理前にエストロゲンが低下するとバリア機能も低下します。保湿を大事して、バリアを保つ肌を育てましょう。また、大豆製品に含まれる大豆イソフラボンを積極的に摂るのもおすすめ。便秘に傾きがちなので、ヨーグルトなど発酵食品を食べるのも◎。体の中からアンチエイジングを心がけて。

Qからだの内側から肌をキレイにするために、どんな食生活を心がければいい?
A食事のときは最初に野菜を食べる"ベジタブルファースト" が美肌の基本です。血糖値の上昇をゆるやかにし、糖化リスクを抑えます。フィトケミカルをバランスよくとる"レインボー野菜(赤・オレンジ・黄・緑・紫・黒・白の7色)"や良質なタンパク質やオイル、発酵食品、海藻類をバランスよく摂り、抗酸化力や免疫力を高めるましょう。
体の主成分であるタンパク質は、肌再生に役立つ材料となります。不足しがちなタンパク質を大豆や魚、肉で上手に摂ると良いでしょう。オイルも美肌に大切な栄養素を含んでいます。オメガ3脂肪酸を多く含むエゴマ油や亜麻仁油がおすすめです。熱に弱いので、おひたしやサラダでいただきましょう。また、発酵食品と腸内環境を整えることで、肌荒れや乾燥が改善します。味噌や納豆、麹、ヨーグルトなどの発酵食品を数種類、毎日食べる習慣をつけましょう。腸内の善玉菌の活動を促進させて悪玉菌の繁殖を防ぎ、皮脂機能が改善することがわかっています。

からだの外からの肌ケアと、食事、睡眠、腸内環境の改善など、からだの内からのケアを習慣に!肌力アップを目指しましょう。
是非ご一読ください。

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雑誌『美的』2016年7月号 (5月23日発売)


今回2つの特集に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

その1
特集「女医さんのUVケアには、ヒントがいっぱい!!」(掲載ページP94)
肌にダメージをもたらす有害光線は、紫外線だけではありません。太陽光のブルーライト、新しいところでは、紫外線や可視光線よりも波長が長く皮下組織や筋肉まで届きダメージを与える近赤外線の存在が注目されています。これらの有害光線によるダメージは『光老化』と呼ばれ、美肌はもちろん健康のためにも、きちんと対策をすることが必要です。心がけたいのは、徹底的に有害光線を浴びないようにすることです。日傘やサングラス、日焼け止めで物理的に光を遮さえぎるのが一番。さらに、防ぎきれない光で生じる酸化ストレスへの抵抗力を高めることも大切なポイント。抗酸化成分を内から外から補いつつ、体と肌をダメージに負けない健全な状態に保ちましょう。慣れてしまえば、これも生活の一部となり、歯磨きをするのと変わらない習慣になります。未来の美しさと若々しさは、今のほんのわずかな努力を積み重ねた先にあるのです。

朝の日焼け止めは、3段重ねとお粉で有害光線を跳ね返しましょう
理想は、ファンデーションをつけなくても美しい肌。朝のケアでは有害光線をカットするクリームをつけた後、ルースタイプのお粉で仕上げています。現状では近赤外線、ロングUVAなどの有害光線すべてを1品で防げるものはないので、複数の重ねづけが効果的です。
日焼け止めは、いかにたっぷりの量を、くずれないようにつけるかがポイント。まず、さっと薄く伸ばして塗った後、指の腹にクリームをとり、指を押さえるように置いていく『スタンプ塗り』がおすすめ。隙間を作らないよう、少しずつずらしながら重ねづけをしていくことがコツ。夜はダメージを回復するスキンケアをこころがけています。

スキンケアは、医師向けに効果の実証データが示されているものから吟味。抗酸化効果に優れ、シミだけでなくコラーゲンなどの生成を高めるビタミンCを始めとするビタミン類が配合されているもの中心に選んでいます。夏場のシミ対策やブライトニング目的で愛用しているのは、超浸透型ビタミンC配合化粧水のプロラヴィッシュローション、酢酸レチノール高配合で肌の防御力をアップさせるモイスチャーACEオイル、敏感肌にも安心して使用でき、高いブライトニング効果があるルミキシルクリーム。全て自身で使用して良いものだけを患者さんにもご紹介しています。

免疫力アップケアには、βカロチンなど抗酸化効果がある成分が豊富な色の濃い野菜を始め、アスタキサンチンを含むサケや良質なたんぱく質がとれるササミを積極的にとっています。サプリメントは食で摂取しきれないものを補う、それが基本と考えています。いつもオクラ・小松菜・パプリカ・人参・スナップエンドウなどを冷蔵庫に常備していますよ。
「飲む日焼け止め」と呼ばれるヘリオケアは、抗酸化作用の高いビタミンC、E、D、ルテイン、リコピンも配合され、様々な原因で発生する活性酸素から体を守ります。物理的に太陽光線を遮断するグッズとして、自宅、クリニック、車の窓ガラスにUVカットフィルムを取り入れています。

有害光線の遮断を徹底し、ホームセンターで手に入るものよりも透明度が高いフィルムを選べる専門の業者に依頼。生活空間すべての窓にUVカットフィルムを貼っています。ちなみに年式が新しい車のフロントガラスは既に、UVカット率99%のタイプが多数。ところがサイドとリアはそれよりも低いのが一般的で、家の透明な窓ガラスは厚みにもよりますが、UVA波の40%程度しか防げない場合もあるのでご注意を。もう一点注意しなくてはならないのは、工業用製品は380nmまでの紫外線までしかカットしないという事実。香粧品では400nmまでカットするのが基準です。できれば、工業製品、香粧品ともに皮膚柄の有害性が確実視されている420nmまでカットされるよう法改正が望まれます。日傘は大まかに2種類に分かれます。ひとつは生地に後からUVカット加工をしたもので、紫外線遮光率99%などと表示される。もうひとつは生地そのものがUVカット機能をもつ100%完全遮光のもの。購入時は、どちらのタイプか確認しましょう。

生地そのものがUVを弾くタイプは100%完全遮光。その効果は生地が破れるまで続く最強の1品。本誌では、慶田院長が実際に愛用している「光老化対策グッズ」が紹介されています。

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その2
特集『不調の始まり「デスクワーク尻」は矯正すべし!(掲載ページP230)
イスの座面に長時間押し付けられた皮膚には、接触による皮膚トラブルのリスクがあります。普段は見えないお尻の黒ずみ、ブツブツなどに気になるケアを学びましょう。
下着のこすれによる色素沈着・黒ずみ、接触刺激による乾燥・ザラつき、汗や皮脂の刺激によるニキビの湿疹...いつの間にか肌ダメージが進んでいませんか?
お尻の色素沈着、乾燥やザラつき、ニキビや湿疹は、「デスクワーク尻」の宿命。座っている時間が長いほど、お尻は刺激を受け続け、トラブルが深刻化します。座位時間の短縮だけでなく、スキンケアも重要です。
言うまでもなく、〝肌をこすらない、刺激しない〟は、スキンケアの鉄則。お尻の皮膚についても同様です。ところが、イスに座っている間は、その禁断行為をずっと続けているようなもの。体重による圧迫、下着のこすれ、汗の蒸れなど、実は物理的な刺激の嵐なのです。普段見逃しがちですが、皮膚が黒ずんでいたり、毛穴がザラついていたり、湿疹やニキビができていたり...。水着の季節になって悲鳴を上げる女性は少なくありません。そうなる前に、お尻の皮膚も顔同様、角質ケアや保湿、美白など、スキンケアをきちんと行うことが大切です。さらに、皮膚をこすったりかいたりしない、肌当たりや吸湿性のいい下着を選ぶなど、極力刺激を与えないように心がけましょう。
入浴後、腕や脚にはボディコスメを塗るものの、お尻が盲点になっている人は結構多いものです。対策として、下着を着ける前に、お尻までしっかりクリームやオイルを塗ってスキンケアを。下から上へお尻をもち上げるように塗ると、ヒップアップにもなって一石二鳥です。
下着では肌当たりが優しいシームレスの下着をセレクト。アンダーウエアの縫い目は、座位時に肌が擦れる一要因です。美尻のためには、シームレスがおすすめ。素材は吸湿性のいい綿やシルクが◎。総レースなどのビジュアル系パンツは勝負時のみにして、普段はシンプルに!

クリニックで行える美白の「ジェントルレーズ」、弾力UPの「ジェネシス」・「スマスアップ」など、レーザー照射はお尻の皮膚にも有効です。ザラつきを改善する「ケミカルピーリング」と組み合わせた「美尻集中治療」メニューがおすすめです。顔同様のスキンケアで美尻を目指しましょう!

是非ご一読ください。

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雑誌『美人百花』2016年6月号 (5月12日発売 掲載ページP173)

特集「これは人生最後!本気の下半身ヤセ」
にて当院の痩身治療「脂肪溶解注射」が紹介されました。
体重を減らしても、きれいなボディラインは作れません。目的の部分を美しく引き締めるなら、脂肪溶解注射が確実です。落ちにくい下半身の脂肪も、医学的アプローチでスリムになりましょう。当院では、高品質の薬液「ミケランジェロ」を使用しているため、効果が高く、痛みや腫れも出にくいのが特徴です。
当院にかかられているビューティーコーディネーターの方は、痩せにくい膝上の脂肪がお悩みでした。膝に注射したところ、厚みがそげて横幅もダウン。ピンポイントで脂肪を落としたい人にぴったりと、推薦いただきました。

是非ご一読ください。

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年6月号 (5月12日発売 掲載ページP41)

「美のプロ大絶賛のMY BEST COSME!!!2016・上半期」
早くも上半期ベストコスメのシーズンになり、様々なジャンルの美のスペシャリスト37名が選ぶ優秀コスメが発表されました。慶田院長は女性医師を代表して、皮膚科専門ならではの視点で、自身が選び抜いて愛用しているアイテムBEST3を紹介しています。

その1:明治のアミノコラーゲンヨーグルト
美容や健康と腸内環境との関連性が話題です。数あるヨーグルトのなかでも、特にこの製品の優れた点は、コラーゲンペプチド、ミルクセラミドが強化され、美肌効果に特化しているということ。飲み続けることで肌のバリア機能が向上し、肌の水分量が増える効果が証明されています。さらに紫外線に対する抵抗性が向上したとの研究結果もあり、ますます注目です。実際に慶田院長も乾燥の改善を実感してドリンクタイプを愛飲中。

その2:ナビジョンDRのオイルクレンジング
資生堂が医療機関限定商品として展開している「ナビジョンDR」シリーズのクレンジングオイルです。マイルドな使い心地で、肌に負担をかけることなくウォータープルーフマスカラもきれいにオフできます。落としたつもりでも、肌に残ってしまったメイクは肌荒れ、ニキビ、色素沈着など様々なトラブル原因になります。逆にゴシゴシ擦り、肌に必要なバリア機能までこそぎ落としてしまうことも、肌トラブルのもとです。特に落とし切れなかったアイメイクによる色素沈着は、目周りの茶ぐまとなりますのでご注意を。肌に優しいクレンジング料で擦らずしっかり落しましょう。敏感肌の方にもおすすめです。

その3:プロラヴィッシュの化粧水
超浸透型ビタミンCを配合し、保湿機能にも優れた化粧水です。ビタミンCは、シミ、くすみ、小じわ、ニキビ、毛穴などに有効な成分として知られていますが、これまで塗るだけではなかなか肌へ浸透しないことが弱点でした。最新の研究から生まれたこの化粧水は、超浸透型ビタミンC誘導体表皮深部まで浸透。高濃度ビタミンCローションにありがちなベタつき感がなく、使用感がとても良いことも、慶田院長のお気に入りポイントです。

プロラヴィッシュローションの詳細はコチラから
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雑誌『日経WOMAN』2016年6月号(5月7日発売 掲載ページP72)

特集「ドライアイ、頭痛&肩こり、視力の低下...お疲れ回復は目のケアが9割!」に院長の監修記事が掲載されました。

スマホやPC作業などで、働く女性は目の疲労が溜まっています。疲れて見えたり、老けて見えたりと、見た目を悩ます「目のくま」。しかし、適切なケアをすることで改善するものもあります。
くまには大きく分けて、「茶ぐま」「青ぐま」「たるみ・凹みぐま」の3種類あるます。原因が異なるため、タイプ別に対策を取りましょう。
20代後半までは、血行不良が原因で起こる「青ぐま」タイプが多く、パソコンやスマホの画面を長時間見続けることで、目周りの筋肉が動かず、血流が滞るのも原因の1つです。
30代半ばからは、複数のくまが混在しがちに。「茶ぐま」は、シミや色素沈着が原因で皮膚が茶色く見えるくまのこと。最近、水晶体や角膜を通り越して網膜まで直接届くブルーライト(420nmより短波長の可視光線)も茶ぐまの一因になることがわかってきました。一方、加齢によるコラーゲン線維の減少で皮膚がたるむ「たるみ・凹みぐま」も増えてきます。こすらないなどの刺激を与えないケアが大切です。
対策としては、静脈血の色みが透けて見える「青ぐま」は、目の使いすぎで血行が悪くなっているサインでもあります。目周りを温め、スマホを見る時間を短くすれば、比較的早く改善できる可能性があります。寝不足やストレス、冷えでより目立ちやすくなります。足元など末端の冷えが全身の血行を悪くします。デスクワーク中も下半身を冷やさない対策をしましょう。
シミやくすみによっておこる「茶ぐま」は、紫外線の影響やアイメイクの刺激、クレンジング洗顔の摩擦などによる炎症と色素沈着が主な原因。シミ同様、表皮のメラニンが増えて茶色く見える状態で、生活改善では治りにくいものです。擦らないスキンケアと保湿、光対策で、「茶ぐま」の要因となるシミを防ぐのが良いでしょう。美白剤を使ったシミ治療が効果的です。クレンジングのこすり洗いは厳禁!アイクリームなどのケアも、日々の刺激が積み重なるとシミの原因になることも。やさしく塗るようにこころがけましょう。
加齢が原因でおこる「たるみ、凹みぐま」30代半ばから徐々に現れ始めます。加齢と光老化による皮膚のたるみに加え、皮下脂肪・ヒアルロン酸量の減少で皮膚が凹むと、老け顔の印象になってしまいます。セルフケアではまず治すことは難しいのですが、乳液やクリームによる日々の保湿が肌にハリを生み、ちりめんジワは目立ちにくくなる可能性があります。たるんだ肌を引き上げようと、手の圧を加えながら肌の上を滑らせる顔のマッサージは厳禁です。むくみはとれても、たるみはとれません。しっかりと治療をするなら、美容皮膚科にご相談ください。

本誌では、ご自身でくまのタイプを診断する方法も紹介されています。
是非ご一読下さい。

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雑誌『大人のおしゃれ手帖』2016年6月号 (5月7日発売 掲載ページP98~102)

特集「くすみ、ごわごわ、ヒリつき、ふきでもの...あなたの肌、疲れていませんか?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

春は急激な気温の上昇や紫外線量の上昇、そして環境の変化によるストレスによって、「お疲れ肌」に陥りがちです。
くすみ、ごわごわ、吹き出物など、肌の不調がでていませんか?
そこで今回の特集では、4名の美容のプロがその対処法を解説しています。慶田院長は皮膚科専門医として、肌の不調や正しいケアついて解説しています。

気温の上昇とともに、紫外線や花粉などの影響で、肌の上では汗、皮脂、汚れが刺激物に変わり、かゆみや赤み、乾燥などさまざまな肌トラブルを引き起こします。
さらに、春は身の回りの環境が変わることが多いため、知らない間にストレスを感じ、普段は肌が敏感になる場合もあります。
肌の不調を感じたら、擦るような刺激を与えるお手入れはやめて、保湿を徹底しましょう。
また、皮膚は内臓の鏡。肌表面だけではなく、内側からのケアや健康的な生活も重要です。
スキンケアだけではなく、バランスの良い食事、良質な睡眠、排泄(腸内環境の改善)、運動、ストレスコントロールの見直しを心がけましょう。この5つの習慣が整えば、自然と肌状態も改善します。普段から野菜や果物を意識的に摂取し、発酵食なども摂りながら、腸内環境も整えましょう。
理想的な睡眠時間は6~7時間ですが、睡眠は時間だけではなく、質も重要です。スマホやTVは脳を覚醒させるため、寝る1時間前からは避け、照明も薄暗くすれば、質のいい睡眠に就くことができます。

肌のお手入れの基本、洗顔は泡洗顔を習慣にしましょう。汚れの蓄積もくすみの原因のひとつ。朝はぬるま湯洗顔で済ませる人がいますが、皮脂や化粧品の油分が酸化して刺激し、くすむ場合も。朝もバリア機能を保ちながらやさしく泡洗顔をしてください。

肌のくすみは主に、ターンオーバーの乱れが原因です。加齢によっても角質肥厚しやすいため、定期的なケミカルピーリングで、肌代謝をあげるケアがおすすめ。
肌の赤みや、ほてりや、ヒリヒリする場合は、炎症を生じている状態なので、まずは炎症を治療し、しっかり保湿を行って角層を育てましょう。
細胞間を結び合わせる役割を担うセラミド配合の化粧品などを使うこともおすすめです。
また、健やかな肌づくりのためには野菜は必須。特に紫外線を浴びた日はビタミン豊富な野菜を摂るようにこころがけましょう。
大人ニキビの主な原因は、古い角質の蓄積と肌の乾燥です。さらに、ストレス、睡眠不足や食生活の乱れも関わるので、普段ふきでものができない人も、条件によってはニキビは出ます。ストレス発散と質のいい睡眠を心がけましょう。
年齢とともに運動は億劫になりがちですが、走ったり筋トレなどのハードな運動ではなく、伸ばすだけのストレッチや関節を回すだけでも十分。また、一日数回、ゆっくりと深呼吸をするだけでも心身ともにすっきりできますよ。

日々の美活で、お疲れ肌とさようならしましょう!
是非、ご一読ください。

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雑誌『プレジデントウーマン』2016年6月号 (5月7日発売)

特集「つまるところ女は"白肌"を目指す」
今回の特集で、2つのコーナーに慶田院長の監修記事が掲載されました。

「‶紫外線ケアの新常識〟」(掲載ページP66~67)
ここ数年、「光老化」という言葉が注目されています。肌の老化は加齢によるものと思われがちですが、老化原因の80%は紫外線など太陽光の影響によるという研究結果があります。最近では紫外線だけでなく、太陽のさまざまな光が肌にダメージを与える可能性が報告されています。
太陽光の中で地表に届くのは、紫外線、可視光線、赤外線。さらに紫外線には長波長のUV-Aと短波長のUV-Bがあります。
なかでも紫外線UV-Bは肌への作用が強く、赤くヒリヒリした炎症を引き起こすほか、メラニン色素の生成を促し、シミやくすみの原因に。皮膚がんのリスクも高めます。
日焼け止めに表示される「SPF」は、紫外線UV-Bを防ぐ効果を表しています。一方、紫外線UV-Aは地表に降り注ぐ量が多く、肌の深部の真皮層まで届くもの。肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを変性させ、シワやたるみを引き起こします。日焼け止めの「PA」という表示は、紫外線UV-Aを防ぐ効果の指標です。
こうした紫外線の影響に加え、最近では可視光線に含まれるブルーライトが肌をくすませ、シミをつくることがわかっていますし、近赤外線一部もたるみや赤ら顔の原因になることが明らかになっています。つまり、光老化を防ぐには、紫外線以外の太陽光からも肌を守る必要があるのです。
紫外線量が増え始めるのは3月頃からで、ピークを迎えるのは7月頃。10月上旬までは強い日差しが続きます。木々の緑や花の色が、いつも以上に鮮やかに見えたら、紫外線が強いサイン。しっかりと日差しをガードしましょう。また、紫外線UV-A、可視光線、赤外線の3つは窓ガラスを通り抜けます。家の中で過ごすときも、光対策を忘れずに。
紫外線から肌を守るには、日焼け止めを塗るのが基本。しかし、ほとんどの人は日焼け止めを塗る量が少ないようです。顔に塗る日焼け止めの量は、500円玉ふたつ分が目安。一度塗ったあと、全体に重ね塗りをするのがポイントです。その上にファンデーションやパウダーをのせ、光を乱反射させるといいでしょう。
ただ、日焼け止めやファンデーションは時間が経つと凝集したり流れたりして効果が落ちてしまうため、こまめに日焼け止めを塗りなおしましょう。日常の軽いメイクなら、落とさずそのまま、日焼け止めをやさしく塗り重ねればOK。なじんだところで、パウダーを押さえるようにのせてください。
また、髪も日焼けしますから、髪にも使えるUVケアスプレーを使い、日傘や帽子で物理的に光を遮るのが効果的です。目から入った紫外線も、角膜に炎症を起こすことで全身のメラニンの活性を高める可能性があります。外出の際は日焼け止めをしっかり塗り、サングラスと日傘を持ち歩く習慣をつけましょう。
さらに、体の中からも紫外線対策を。抗酸化作用をもつビタミンA、C、Eを積極的に摂るよう心がければ、肌の老化原因となる酸化ストレスへの抵抗力が高まります。
ビタミンA、C、E配合のクリームなどを塗ることも肌老化の予防に役立ちます。ただし、メラニンの生成を活性化させる「ソラレン」という物質を含む柑橘類や一部の野菜には注意が必要。朝に食べたり、柑橘系のエッセンシャルオイルを昼間に塗ったりするのは避けてください。
このように、体の内側と外側から正しい紫外線ケアを行うことで、白肌をキープすることができますよ。

紫外線ケアの基本3原則
1 日焼け止めまでがスキンケア
朝の洗顔後は、日焼け止めを塗るまでが一連のスキンケア。家の中で過ごす日も、日焼け止めは必ず塗るようにして。また、ボディは裸の状態で日焼け止めを塗るのが○。塗り漏れが防げるうえ、服も汚れない。
2 外出時は日傘・帽子を
日焼け止めにプラスして、日傘と帽子はマストアイテム。日傘は色の濃い、完全遮光のものがベスト。晴雨兼用の折り畳み傘を、バッグに常備して。
3 サングラスは薄めの色を
目から入る紫外線をカットし、シミなどを防ぐにはUV加工のサングラスがマストアイテム。レンズの色は薄茶やグレーを選んで。色が濃いと瞳孔が開き、目に入ると紫外線の量が増えて逆効果に。

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「夏本番、目前!‶いますぐやるべき10のケア〟」(掲載ページP80~83)
20代後半から、女性はどんどん乾燥肌が進みます。体は、手で洗うのが基本です。
汗とほこりはぬるま湯シャワーで落ちるため、皮脂汚れの出やすい顔、胸、背中を中心に石けんを使用。軟水だと石けんの泡立ちが格段にアップし、肌への摩擦も軽減されます。強くこすると必要以上に角質が取れてしまううえ、刺激ニキビなどの原因となります。特に前腕とすねは皮脂が少なく乾燥しやすいので、石けんを使うのは週2~3回にとどめても問題ありません。
ヒジ、ヒザ、かかとの角質ケアは、基本的にすべて同じです。硬くなった角質が気になる場合は、保湿クリームなどで充分な潤いを与えます。
硬くなってしましたかかとケアのおすすめは、尿素配合のクリーム。尿素にはたんぱく質を分解する働きがあります。角質はたんぱく質でできているので、尿素配合のクリームを1週間ほど塗ると、やわらかくなります。黒ずみ、角質化の3大原因は、圧迫、摩擦、乾燥です。
頬杖や立てヒザでヒジ・ヒザが圧迫されたり、体を洗うときに強くこすって摩擦が起きたりすると黒ずみの原因に。また、肌が乾燥した状態が続くと皮膚が厚くなり、くすんで見えます。忘れがちな部分だけに、角質が厚くならないよう、年間を通じて保湿などのお手入れをしましょう。
二の腕にできたボツボツは「毛孔性苔癬(毛孔性角化症)」かもしれません。見た目は黒から赤いブツブツで、二の腕のほか大腿部、臀部、背中などにもよくみられる症状です。これは毛穴入口の角質が厚くなることで起こります。40代になると自然に軽快することが多いのですが、肌に刺激を与えると悪化します。カミソリや電気シェーバーで脱毛をするときに誤った剃り方をしたり、体を洗うときにタオルで強くこすったりすると角質が厚くなって、毛穴をふさぐことにもなります。また、紫外線もボツボツを悪化させます。肌をやさしく洗ってしっかり保湿をすること、そして紫外線ケアを徹底し、脱毛の仕方に注意すると改善します。
背中の上部は皮脂の分泌が多く、詰まりやすいのでニキビができやすいゾーンです。でも、できてしまったニキビは、セルフケアで治すのは難しいもの。皮膚科専門医に相談し、ピーリングやレーザー治療を行うのがベターです。そのため、背中ニキビは予防がとても大切といえます。
対策として、まずはやさしく洗い、しっかりと保湿をすること。タオルでゴシゴシ擦ったり、ベタつくからといって保湿剤を塗らないのはNGです。逆に角質が厚くなって、ニキビの原因になります。
体のニキビ悩みで多いお尻ニキビは、皮脂ではなく下着のこすれが原因。チクチクする素材は避け、通気性のよいものを使用しましょう。また、座った時に負担を軽くするよう体重管理も大切です。紫外線もニキビを引き起こします。背中にも、しっかりと日焼け止めを塗りましょう。
また、カミソリでムダ毛のお手入れをする際に、どうしても肌の角質も一緒に削ってしまいます。カミソリを滑らす回数を最小限にするために、4枚刃以上のものを使うことがおすすめです。
皮膚が薄く粘膜に近いデリケートゾーンは、かゆみやかぶれが起きやすいため、専用の洗浄剤で洗うのが正解です。洗浄剤をよく泡立てて手でなでるように洗います。膣などの粘膜部分は洗浄剤を使わず、シャワーでやさしく流すだけで十分です。パンストを履く人は蒸れやすいので、下着は吸水性が高く汗が乾きやすい素材を選ぶといいでしょう。また、デリケートゾーンの肌トラブルやにおい対策には、アンダーヘアのお手入れをすると効果的です。毛があると蒸れやすく、経血や汚れもつきやすいため、Vライン(ビキニライン)は薄く残すにしても、Iライン(陰部両サイド)は脱毛がおすすめ。毛嚢炎を引き起こすこともあるブラジリアンワックスではなく、医師が施術するクリニックでのレーザー脱毛が安心です。3回くらいで太い毛が柔らかくなり、8回程度で軟毛が少し残る程度になり、お手入れがラクになります。
手足の露出が増える薄着の時期は、顔のケアは万全でも、ボディのお手入れが心配です。何年も習慣にしてきたケアが、実は逆効果ということもあります。間違ったケアは肌トラブルの原因に。正しいケアの方法を知れば、肌が見違えるように美しくなります。
是非、ご一読ください。

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雑誌『VOGUE』2016年6月号 (4月28日発売 掲載ページP122)

今月号のVOGUE、メインテーマは"FASHION VOYAGE旅に出よう、モードを友に。"
他にも"おしゃれプロのリアル&妄想旅支度。""旅先別着回し達人。"などなど、バカンスの予定を立てるのが楽しみになる特集が盛りだくさんです!

美意識の高い貴女なら、当然気になるのが、「旅でキレイになる方法」ではないでしょうか?
特集「必要なのは、 旅の" 前"と"後"のケア。」にて当院の最新光治療器「フォトフェイシャルM22」が紹介されました。
「旅」をさらに充実させ、もっとキレイになって戻るためには、「旅」のプレケアと、アフターケアが必要です。
日焼けの直後は、刺激をさけて鎮静ケアに徹しましょう。うっかり出来てしまったシミは、最新テクノロジーがそろう美容クリニックにご相談ください。
フォトフェイシャルM22は、8種類のフィルターと、照射設定を細かく調整することで、シミ肝斑くすみ赤みなど、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能です。
是非ご一読ください。

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雑誌『UOMO(ウオモ)』2016年6月号 (4月24日発売 掲載ページP160~163)

特集「ホンマでっか!?UVケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
「UOMO」はお洒落なアラフォー男性向けのファッション誌です。
男性のあいだでも、紫外線が肌老化に与える影響がだいぶ認知されてきていますが、そのリスクは男性の皆様の想像以上です。また、最近光老化啓発プロジェクトが行った調査で、日焼け止めは全く使用しない方は70%と多数派で、日常的に日焼け止めを塗るという男性は3%しかいらっしゃいません。
紫外線はシミと老人性いぼを増やし、皮膚がんのリスクを高めます。真皮のエラスチンやコラーゲン線維を変性させ、シワやたるみの原因にもなります。また、ニキビも無防備に紫外線にあたると増えてしまいます。子供のころから太陽と仲良しの男性の場合、40歳前後の若さで、顔や頭皮に無数のイボがある人も珍しくありません。老化肌にみられる肌トラブルの80%は太陽光によるものです。言い換えれば、光対策を完璧にすれば、見た目年齢を若く保つことは叶うのです。
春の紫外線量は残暑が厳しい9月中旬と同じか、日によってはそれ以上。特に男性は化粧をしないので、紫外線の影響は年々蓄積していきます。加齢と共に、皮膚のターンオーバーは低下し、ダメージの修復機能も低下します。是非、男性も日焼け止めを使っていただきたいと思います。
日常使いの日焼け止めであれば、SPF30・PA+++程度のもので良いので、季節を問わず塗ることを日課にしましょう。紫外線はガラスも透過するため、オフィスワークの男性でも日焼け止めをお忘れなく。たとえ日焼けをしたいときでも、何も塗らないのは論外です。肌が深刻なダメージを受けるのはもちろん、皮剥けして色ムラになり、見た目も不潔な印象に。真夏の太陽光を1時間浴びると、細胞一つにつきDNAに10万カ所もの傷がつくというデータもあります。このような急激な日焼けを繰り返すと、その傷を正常に修復できなくなり、最悪の場合、皮膚がんになってしまいます。短時間に一気に焼くのは絶対にNGです。浅黒い肌を目指すとしても、薄く日焼け止めを塗って、少しずつメラニンを増やすのが正解です。
また、長時間日を浴びることで身体だるさを自覚した経験があると思いますが、紫外線には免疫抑制作用があります。無防備に浴びることで、ヘルペスや帯状疱疹ができたり、翌日の仕事のパフォーマンスに影響がでることもあるでしょう。海では長袖のラッシュガードを着用するなど、物理的に肌をカバーすることも重要です。
表皮の乾燥によるちりめんジワは、日に焼けて肌の水分が奪われと目立ってきます。この状態を放置すると折りジワになってしまいます。日焼け後のほてりがあるときは刺激をさけ、まずはしっかり肌を鎮静させましょう。その後は、乳液などで保湿をこころがけることが大切です。万一、皮が剥けるほど日焼けをしていまった場合は、絶対に剥がさないようにご注意ください。再生途中の角層を取ってしまうと、肌のバリア機能は著しく低下し、一生もののシミや色ムラになる危険性もあります。
男性も毎日のケアに日焼け止めと、適度な保湿ケアを始めましょう。肌力アップのために、日頃から抗酸化作用の高い野菜をしっかり摂ることも有効な予防策です。
是非ご一読ください。

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雑誌『週刊SPA』2016年4月26日号 (4月19日発売 掲載ページP54)

特集『クセになったら「ヤバい中毒」』

男性も身だしなみや、アンチエイジングを気にかける時代です。魅力的な男性はスキンケアにも手を抜かないのが常識。
ところが知識不足が思わぬトラブルを引き起こすこともあります。
特に気をつけたいのが、過剰な‶やりすきケア〟今回、慶田院長が皮膚科専門医として、正しい肌、頭皮ケアについて解説いたしました。
今回、やりすぎ厳禁として紹介されたのは、1.ローションパック、2.顔マッサージ、3.水洗顔、4.頭皮マッサージ、5.アカスリ、です。
まず、ローションパックは長時間つけているほど効果があると思うのは間違いです。水に濡れている時間が長すぎると皮膚のバリアが壊れてしまい、かえって乾燥や皮膚炎を招きます。また、洗顔料を使うと肌が乾燥するのでは...という、誤った思い込みから「水洗顔」を励行する方もいますが、水だけの洗顔では古く汚れた皮脂などは落としきれません。皮脂自体が酸化して刺激物質になります。特に脂性肌の人は脂漏性皮膚炎という湿疹になることもあるので要注意です。朝晩、洗顔料を使って、泡洗顔を習慣にしましょう。
逆にアカスリで無理に角質を擦り落とすことは、肌の水分をキープしたり、外部刺激から肌を守るバリア機能を損なうことになりかねません。乾燥や敏感肌を招き、皮膚トラブルのもとになるので注意しましょう。
近年は、美顔ローラーを使ったマッサージが大流行しました。たるみが気になる人ほど、ついマッサージに必死になってしまいますが、マッサージを頑張ったところで、顔のたるみは解決しません。それどころか、強くマッサージすることで皮膚を支えるリガメント(靭帯)が傷つき、たるみが進行する可能性もあります。
頭皮マッサージも同様で、特に注意したいのが、頭皮用のシリコンマッサージ器などを使ったケア。強くやりすぎると頭皮と毛根にダメージを与える恐れがあります。
壮年性脱毛などの薄毛には、プロペシアなどの薬治療が有効です。
男性も美容やスキンケアや対する関心が高まっていますが、特に男性の場合は、自己流のケアになりがちです。
常にすっぴん勝負の男性こそ、正しいケア法を身につけましょう。
ぜひご一読ください。

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雑誌『MAQUIA/マキア』2016年6月号(4月23日発売 掲載ページP148~149)

特集「美白&UVケア100問100答」に慶田院長の監修記事が掲載されました。


まず美白を目指すならおさらいしておきたい紫外線に関してです。紫外線とは、太陽光のうち200から400nmの波長域を指し、地表に届くのは280~315nmのUVB、315~400nmのUVAです。

シミやシワにたるみ、ニキビやキメの乱れ、毛穴のたるみなど、あらゆる肌悩みを引き起こし、皮膚がんの原因にもなります。紫外線対策は0歳から始めましょう。
いっぽう、紫外線を浴びることでビタミンDが活性され、骨が丈夫になるなどの益もありますが実際には5分程度あたれば十分なので意識して浴びる必要はありません。
老化の原因の8割は紫外線などによる「光老化」ということがわかっていて、太陽光は避けるべきです。冬でも雨や曇りの日も太陽光の影響は無視できません。一年中紫外線対策をこころがけましょう。

日焼け止めのSPF、PAともに数値が大きい方が効果的ですが、塗る量と塗り直しがポイント。特に紫外線が強い時期は、日傘などとあわせて、より守りを固める努力をしましょう。

シミとくすみはどのようにちがうのでしょうか?一般的にシミは部分的で、くすみは顔全体に生じ、それぞれ原因も異なります。シミは、両コメカミ~頬にかけての「バタフライゾーン」にできやすく、紫外線のダメージがきっかけとなりメラニンの過剰産生が生じ、部分的にメラニンが蓄積した状態です。

そばかすは、5歳くらいからできはじめ、場所は頬だけでなく、鼻の上、上まぶたにできることもあり、シミより比較的小さな点であることも特徴です。月経前にシミが濃くなるように感じる場合は、女性ホルモンの影響による肝斑かもしれません。エストロゲンはメラニンの生成を促進します。

一方、くすみはメラニンの影響のほか、乾燥や血行不良、糖化などでも起こりますから、スキンケアと基本的な生活習慣が大切になってきます。

ただ単に白くすれば美しい肌かといえば答えはNO.色むらがなく透明感のある健康素肌を目指しましょう。色黒さんでも紫外線&美白ケアをすれば、肌の色を明るく変わります。
ご参考になさってください。

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雑誌『美ST』2016年6月号 (4月17日発売 掲載ページP44~47)

特集「私のこのシワ、消して幸せになる!」

今回の美STでは、幸せそうなシワだけを残して、あとは目立たなくする、もしくは消すという、いい塩梅のシワ消し法を提案しています。
そこでにて慶田院長が、『激論!「私は毎晩シワにアイロンかけています」』にて自宅で行える話題のシワセルフケア美容法について解説いたしました。
自宅で実践できる4つの美容法について、美ST独自に党名を命名し、紹介されています。

膜張党
コスメの上からつけるオイルインコスメを使用して張りを出し、小じわを目立たなくさせるケア法。最近話題のヘアメーク、ピカ子さんが提唱していることでも知られています。
表情ジワは表情の癖で、プリーツを寄せるように刻まれます。膜張ケアは物理的な力でシワを伸ばし、保湿成分などを浸透効果も高いので、効果が期待できるでしょう。
ただし、表情の癖が強いと直ぐに元に戻ってしまうので、ボトックス注射との併用がおススメです。
温冷党
ヒートショックプロテインの力を利用した温冷ケア。パックの上から冷凍ジェルとレンジでチンパックを交互に行ったり、温冷ケア美顔器などを使ったケア法。
ヒートショックプロテインは体を構成するタンパク質が熱にさらされると生じるタンパク質です。免疫を高め、コラーゲンの再生を促す可能性があります。入浴が比較的簡単な方法です。医療用照射機での治療に比べ、安全に温度を上げることが難しいので、火傷に注意しましょう。
指圧党
パックを張るとき、スキンケアコスメを塗る時にアイロンをかけるようにこすらず丁寧に押し込むようにつけるケア法。
シワを物理的に伸ばし、シワの溝に充分有効成分が浸透するように押し込むケアのようですが、深いシワには効果は期待できません。伸ばしても直ぐに戻ってしまいます。
ただ、美容液などを擦らずに塗る習慣は大切です。
自力医療党
最新の美顔器など家でコツコツ美顔器を使用ケア法。
最近の家庭用美顔器は進化していますので、毎日地道に続けることで効果が期待できます。たるみやシワを助長する激しいマッサージよりもお勧めできます。
商品によっては誇大広告も。あくまで医療レベルの効果ではないことを理解して、適正使用を守ってください。

今までのセルフケアにひと工夫してみては、いかがでしょうか。ご自身にあった美容法を見方につけましょう。
ぜひご一読ください。

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雑誌『GLITTER(グリッター)』2016年5月号 (4月7日発売 掲載ページP106、P108、)

特集「ホームケアに美容医療もプラスしてさらに美しく 最新美容でキレイ磨きスタート!」にて当院で取り扱いをしているハイドロフォースリッチオイルが"進化を続ける水素美容 水素やケイ素が引き続きブーム"と掲載されました。(P106)

同じ特集の「白肌をつくる最旬"美白ケア"」のカテゴリーで当院の新型フォトフェイシャル「M22」が掲載され、「フォトフェイシャルM22」は、シミやくすみ、色ムラの改善だけでなく、肌のターンオーバーを活発にする効果もあり、シミやニキビといった肌トラブルの予防にも効果的。治療を繰り返すたびに、コラーゲンやヒアルロン酸量が増え、内側から
ハリのある美肌へとシフト"とご紹介いただいております。(P108)

是非ご一読ください。

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雑誌『ミセス』2016年5月号 (4月7日発売 掲載ページP220~221)

特集「女性は夏に年をとる 美白&UVケア 今すぐしたい、美白&UVケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

紫外線を意識した美肌ケアは、本格的に日差しが強くなる前の先制スタートが決め手です。
一年を通した紫外線対策は、必須のこと!まだ美白スキンケアもUVケアも行っていない方は、すぐにスタートしましょう。それが秋になっても後悔しない美肌へとつながります。
紫外線を意識したお手入れの3本柱は、"UVケア+美白スキンケア+抗酸化対策"。とくに抗酸化対策は、光老化による肌の衰えを防ぐには重要な要素です。
肌を紫外線から守る"日焼け止め"の使い方に関するテクニックや、新しい常識を踏まえた戦略的美白スキンケアや賢い抗酸化対策が、本物の美肌を生み出します。

まずはUVケア製品の使い方です。日焼け止めは顔から首まで塗る目安は500円玉2枚分ほどです。30gの製品なら2か月で使い切るのが適量。伸びのいい製品が多いため、多くの方が適量の半量ほどしか塗れていず、効果も半減しています。顔全体に塗り、なじんだ後にもう一度重ねる"厚塗り"がポイント。
そして、これからの季節は高めの数値を選ぶことも必要です。屋外レジャーではSPF50・PA++++、室内ではSPF30・PA+++が数値の目安となります。また、開封後は半年以内に使い切りましょう。古いものは効果が落ちている可能性があります。また、古く酸化した製品を付けると、肌老化の原因になります。
UVケア製品は2~3時間ごとの塗り直しが必要です。日中はメークを落とさなくても、上からUVケア製品を塗れば大丈夫。さらにパウダーをパフでそっと置くように重ねましょう。
曇天の急な晴れ間など、予想外の強い日差しにあせることが多々あります。バックに帽子や日傘、日除けの手袋やストールを常備しましょう。
また目の角膜が紫外線で炎症を起こすことがきっかけとなり、全身の肌のメラニン活性が高まることはまだご存じない方も多いのでは。春先からサングラスも必携です。雨の日や明るい室内に降り注ぐ紫外線A波や近赤外線にも要注意。これらは無自覚に浴びやすい太陽光線です。しわやたるみなど光老化の原因ですので、雨の日や室内でも抜かりなく光対策ケアを意識しましょう。
抗酸化成分の代表といえば、ビタミンエース(A、C、E)とフルーツや野菜に含まれるポリフェノールです。ベリー類や緑黄色野菜の他、シナモンやカレーに使うターメリックなど、暑い地域で使われるスパイス類も抗酸化力が高いので活用しましょう。慶田院長はトマトのリコピンとブロッコリーのルテインとβカロテンを欠かさないとのこと。肌自体の質を高める良質のタンパク質なども必要なので、まず基本は、日々のバランスのよい食事が鉄則です。
また、これらの抗酸化成分は塗っても効果的。UVケア製品を塗る前に、ビタミンA(レチノール)やC、Eの抗酸化成分配合の化粧品を塗っておくことで、光老化の原因となる紫外線由来の酸化ストレスもケアできます。
紫外線量が増える3月から9月まではとくに美白ケアを重点的に。理想は1年ずっと続けること。美容液やクリームなど、なにか1品でいいので使い続けましょう。
しみ部分には、摩擦と乾燥がNG習慣です。日本人の肌はとくにメラニン活性が高いので、刺激で炎症による色素沈着が進んでしまいます。洗顔やタオルでのふきとり時、スキンケアやメーク時にもむやみにこすらないようにします。また、乾燥によるバリア力の低下もくすみの原因となるので、十分な保湿を心がけましょう。
出来てしまったシミの根本ケアをお考えなら、美容医療の出番です。美容医療の分野も年々進化しています。過剰なメラニンを壊すレーザーの他、肌全体のくすみを消してしみも薄くするフォトフェイシャルなど、望むレベルにあわせた治療の選択が可能になっています。美白治療は、内服や外用の美白スキンケアをあわせることで効果を確実にします。UVケアへの指導を含めたフォローがしっかりしている医院を選びましょう。
ぜひご一読ください。

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雑誌『VOCE(ヴォーチェ)』2016年5月号 (3月23日発売 掲載ページP132~137)

特集「最強美白コンシェルジュにお任せあれ!黒リーヌvs.白リーナのための美白レッスン」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

‶黒リーヌ〟はスキンタイプでいうダークスキンの女性。年中肌がくすんでみえてしまいがちで、メラニン活性が活発ですぐに黒く日焼けをするタイプの肌質です。

‶白リーナ〟とは色白の女性のことですが、良いことばかりでなくシミや赤みが目立ちやすいという問題も。

日々美白ケアに励んでいても求めるような効果が実感できないのは、もしかしたら肌質にあったケアができていないのかもしれません。

色黒女子と色白女子では、美白ケアのポイントが異なります。

そこで、慶田院長が「肌質コンシェルジュ」として、肌色の傾向別美白ケア法を提案しています。

色黒肌は細胞を守るメラニンをどんどん作れるため、紫外線の影響を受けにくく、肌年齢が若く、シミもできにくい傾向にあります。ただし美白治療をはじめる際は、全体にメラニンが散らばって黒いので、美容医療が難しいという難点も。また、炎症後の色素沈着が起こりやすく、ニキビや虫刺されの跡に注意が必要です。

色白肌は、細胞の核を紫外線などのダメージから守るメラニンの生成能力が色黒肌より弱く、光の悪影響を受けやすい特徴があります。20代後半からシミが現れるケースが多く、シワや老人性いぼも早くから出現する可能性も。皮膚がんなどを含め、リスクが高い肌タイプといえます。

ダメージを受けやすい色白肌は、守りのケアを重視し、トラネキサム酸などの抗炎症ケアや、特に優しい保湿などをこころがげることが大切です。

色黒肌は、メラニンの生成を促す紫外線や、色素沈着の原因となる摩擦、炎症性ニキビの刺激を徹底的にブロックし、ターンオーバーを促す少々攻めのケアが適しています。

では美容医療では、肌色タイプに合わせてどのような治療が行われているのでしょうか。

今回は実際に2名の方が当院で慶田院長の診察を受け、肌質改善の治療を体験されました。

カウンセリングの上、色黒肌の診断の方にジェントルレーズ、色白肌の方にフォトフェイシャルM22をお受けいただきました。

‶黒みを消す〟ジェントルレーズはメラニンや産毛などの黒い色に反応するレーザーで、シミのみならず、くすみや黒ずみまで改善します。

‶白さが増す〟フォトフェイシャルM22は、6種類のフィルターと、照射の強さなどの設定を調整することで、シミや肝斑、くすみ、赤みなど、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能です。

お2人ともに、照射後に紫外線や活性酸素から守るビタミンAのイオン導入を行ったことで、肌のバリア機能も強化され、肌自体の保湿力が高まり、刺激に強いお肌に近づきました。

定期的にビタミンAを補充することで、肌の潤いに不可欠なコラーゲン、エラスチン、グリコサミノグリカンの生成を促し、シミだけでなく、シワとたるみを予防する効果があります。

スキンケアの効果がいまいちと感じたら、取り返しがつかないシミやニキビ跡を残すまえに、美容皮膚科にご相談されることをおすすめします。

是非ご一読ください。

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雑誌『GLOW(グロー)』2016年5月号 (3月28日発売 掲載ページP122~125)

雑誌『GLOW(グロー)』2016年5月号 (3月28日発売 掲載ページP122~125)
に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

特集『紫外線、ブルーライト、花粉、大気汚染、ストレス「環境コスメ」が5大環境危機から大人の肌を救う!』
春の訪れと共に紫外線が強くなり、花粉、PM2.5に加え、急激な気温、湿度の変化などが気になります。この時季の環境変化によって、かゆみや赤みなど普段は感じない肌の揺らぎはありませんか? 揺らぎを感じたら、原因に合わせたお手入れが大切です。
急にニキビができた、カサつきが治らない、いつも使っている化粧品がヒリヒリする......。最近、肌の不調を感じるていたら、それはゆらぎ肌かもしれません。
ゆらぎ肌とは急激な気温の変化、環境の変化により肌が敏感になっている状態です。
そもそも肌表面にある角層は、うるおいを守り、刺激から肌を守る、バリア機能をもつ組織です。ところが、紫外線量の増加、気温の増加、PM2.5や花粉のほか、環境の変化によるストレスや睡眠不足で角層の状態が乱れると肌は乾燥し、バリア力が低下してしまいます。
ゆらぎ肌の主な原因は外的刺激による一時的なものですが、そのまま放っておくと皮膚炎を繰り返し、肌老化が進行してしまう可能性もあります。
肌に不調を感じたら、過激なスキンケアは避け、肌に負担のないお手入れに変えることが重要です。
特に大切なことは"保湿"です。肌のバリア機能を補う親和性の高いセラミドなどの保湿成分が配合されている化粧品を使用して水分を与えましょう。また、"こする"ような肌刺激は絶対に避けましょう。
さらに、知っておきたいことは、肌老化の原因の80%は紫外線などの光によって引き起こされるという事実です。
今までは日焼けを起こす力が強いUV-Bを防ぐことが重視されていましたが、地上に降り注ぐ紫外線の約95%を占め、肌深部まで到達してシワやたるみなどの原因になるのは、実はUV-Aなのです。その中でも特に波長が長く、今まで防ぐことができなかった「ディープUV-A」や真皮の深層部まで届く近赤外線をブロックする日焼け止めも、新しく登場していますので、是非活用しましょう。
また、太陽の光だけでなく、PCやスマホなどから発するブルーライトを浴びると、皮膚の色素沈着の原因にもなります。ブルーライトに対応する最新の日焼け止めを使用しつつ、肌老化予防に効果のあるビタミンA、抗酸化作用が高いビタミンC、ビタミンEが配合されたスキンケアを一緒に使用すると、より効果的です。飲む日焼け止めといわれる "ヘリオケア"を内服すれば、日焼け止めを落とした夜も、からだの中から24時間防御が可能です。
バリア機能にダメージを与える大気汚染などの有害物質は、帰宅後に優しく丁寧な洗顔でしっかり落とし、そのあとは保湿剤で潤い肌をキープしましょう。
今回、慶田院長が皮膚科専門医として、敏感に傾いたときに行うべきスキンケア法を詳しく紹介しています。
当院でお取り扱いしている、美容オイルの‟モイスチャーACEオイル"、日焼け止めサプリの‟ヘリオケア"も掲載されています。
肌が乾燥してバリア機能が落ちると、さまざまな症状に陥ります。今までのスキンケア法を変える必要がありますが、それでも改善しない場合は、早めに病院に受診しましょう。
是非ご一読ください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年3月24日OA

「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」

手料理をSNSにアップする女性が急増しています。女性有名人の写真を覗くと健康&
キレイになるヒントがあるのでは!?
...ということで、慶田院長が女性有名人の方々の朝ごはんについて、美肌や健康の効
果を解説いたしました。
安田美沙子さん:だし巻き玉子、あおさの味噌汁、バルサミコ酢のレンコン炒め
バルサミコ酢にはブドウのポリフェノールがたっぷり含まれていて、肌荒れに効果が
期待できます。ビタミンCやカリウムが豊富なレンコンにあわせることで、健康的な
お食事です。
ギャル曽根さん:野菜スープ
トマト、ニンジン、セロリなど10種類の野菜が含まれてヘルシーな朝ごはんです。
安めぐみさん:厚揚げの味噌汁、マグロの漬け丼
マグロにはマグロは低脂肪でしかも高タンパクです。DHA、EPA、ビタミンD、ビタミ
ンE、鉄、亜鉛などが豊富。抗酸化作用があり、皮膚や髪の美しさに役立ちます。お
肌やカラダの老化予防のために、女性におすすめの食品です。
後藤真希さん:めんたいポテトグラタン
めんたいこに含まれるビタミンEは抗酸化力が高く肌の老化予防に役立ちます。チー
ズはたんぱく質が豊富。乳製品がたっぷり含まれているので、後藤真希さんの様に授
乳中の方におすすめです。
佐藤ひなこさん:ハチミツ入りヨーグルト、玉子焼き、オクラと鳥ささみのごはん
オクラのねばねばには整腸作用があります。またBカロテン、ビタミンC、カリウムな
どが肌の栄養の元になる成分が含まれ、美容効果が期待できる食品です。
鳥ササミは低脂肪、高たんぱくですから、スリムな体型を維持するのに理想的な朝ご
はんです。
清水よしこさん:塩ヤキソバ
野菜、骨付きウインナー、干しエノキ茸などの食材が入っていました。麺はお酢でほ
ぐし、塩コショウでさっぱり仕上げています。朝からヤキソバというのが重そうに見
えますが、数種類の野菜が入っていて、具沢山です。お酢はアミノ酸が豊富で脂肪の
吸収を抑えるので、朝のヤキソバには良い調理法です。

朝一は体内に栄養素を吸収しやすい状態です。朝食で適切な栄養を、効率よく摂りま
しょう。

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日経BP会員情報誌『et Rouge』 2016年No.8 (3月19日発行 掲載ページP60~63)

特集「2016年番!白い肌のつくりかた。」に慶田院長の取材記事が掲載されました。
白い肌への欲求が高まるなかで、『et Rouge』はただ単に色としての白ではなく、透明感や潤い感、つややかさや柔らそうな質感までを含んだ、統括されたイメージの白肌が求められていると提唱しています。
理想の美しい白肌に求められるものは、ますますレベルアップしており、次世代の白肌は多方面からアプローチしていくことで叶えられるものです。
今、白い肌への選択肢は大きく2つあり、毎年のように効果が更新される「美白コスメ」、そして、こちらも日々進化がとまらない「美容医療」でのアプローチです。
そこで今回、慶田院長が美容医療や、肌力を高める‶美肌の備え〟について解説いたしました。
クリニックで扱う治療器は、安全性と有効性が認められたものですが、同じ治療器の施術でも、時に効果が出やすい方とそうでない場合があります。
その理由として、まず食事による良質のタンパク質やミネラルなどが不足していると、肌の再生に必要な栄養が行き届かず、本来の治療効果が発揮できないことがあげられます。
また、日々のホームケアで肌力を高めることが、もうひとつ治療の効果を左右するポイントです。例えばカウンセリング時に肌状態が治療に適さないと判断した場合、その日はレーザー照射などの‶攻めの治療〟を避け、ケミカルピーリングで皮膚のターンオーバーにスイッチを入れたうえで、美白の外用薬や、ビタミンC、トラネキサム酸などの内服薬の治療から始めることがあります。
2週間ほどして肝斑やくすみを抑えて明るくしておくと、シミが浮き上がりやすく、レーザーや光治療の出力を低レベルにしても効きが良く効率的な上、かさぶたになるような治療をした場合も回復が早まります。最も避けるべきは、クリニックで‶攻めの治療〟をしたからといって、自宅での手入れをおろそかにすることです。
特にアグレッシブなシミの治療後は、炎症性色素沈着の予防のために、肌の状態にあわせ医師が処方した治療薬を継続する必要があります。治療薬の継続期間も経過をみながら、医師と相談していくと良いでしょう。
美容医療という攻めの白肌づくりも、日々のケアがあってこそ。
肌力がどれだけあるかで、治療効果に大きな差が生まれることもあります。毎日のケアはすべてに先行する‶美肌の備え〟なのです。
是非ご一読ください。
なお、『et Rouge』は会員専用情報誌のため一般発売はございませんが、無料の定期購読ができます。

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雑誌『美ST』2016年5月号 (3月17日発売 掲載ページP128)

特集「レシート拝見! 今月何買った?」に慶田院長の取材記事が掲載されています。

創刊号から続く人気連載企画。美容に目利きの女性たちが、自腹でゲットした商品を紹介しています。
今回院長は、ブルーライト対策の眼鏡を購入しました。
最近の研究では紫外線だけでなく、波長が長いブルーライトや赤外線は、肌の深部に入り込み、シワやたるみといった肌老化に影響することが明らかになりつつあります。
専ら眼精疲労用と思われがちなアイテムですが、これからは美肌のためにも必須といえるブルーライト対策眼鏡です!
PCやスマホをみるときはご活用くださいね。
ぜひご一読ください。

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年4月号 (3月12日発売 掲載ページP62)

特集「春のBeautyトレンド大調査」に慶田院長の取材記事が掲載されました。
新たな美容のトレンドも多い今年の春に、美の達人たちが注目しているアイテムとテクニックを徹底リサーチする特集です。
今回、「体の内と外からキレイを磨いて美を底上げ!ビューティーセレブ編」で慶田院長が肌力を高めるスキンケアを紹介しています。
毎日のケアでポイントにしていることは、‟抗酸化力のアップ〟です。
紫外線やストレスなどで発生する活性酸素は、シミなどのエイジング変化や肌トラブルの原因になります。そこで、スキンケアで酸化ストレスにより日々失われるビタミンCをたっぷり補給し、水素の力で肌の内側から酸化ストレスと戦う力を高めましょう。最後にビタミンA、C、Eを含んだオイルで保湿すれば、酸化ストレスに負けないさびない肌へと導きます。顔だけでなく、からだのケアにもおすすめです。
・プロラヴィッシュローション:皮膚科医の共同研究で開発された、メラニンの生成を抑える超浸透型ビタミンC誘導体配合。これまでなかなか浸透しなかったビタミンCの成分が、肌の深部にとどく処方で、高い美白があります。ビタミンCはニキビに悩む方にもおすすめです。
・ハイドロフォースリッチオイル:液体に触れると水素を発生させる特殊パウダーが配合された美容オイルで、普段お使いの化粧水に2~3滴プラスして使用します。水素(H2)が、肌を傷つける活性酸素(O-)と結びつき無害な水(H2O)に変換します。
・モイスチャーACEオイル:抗酸化作用のあるビタミンの代表格3種(ビタミンA、C、E)をバランスよく配合したオイルです。さらに、ビタミンAは皮膚の中で、紫外線の光線エネルギーを受け止め、細胞が損傷するのを防ぐ「紫外線吸収剤」としての役割、皮膚のターンオーバーを促し、過剰なメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用もあります。
紫外線やPM2.5など、肌を錆びさせる酸化ストレスをすべてブロックするのは不可能ですが、トラブルを予防する先手必勝のスキンケアが大切です。日々のケアで抗酸化力をアップさせて健康美肌になりましょう。
是非ご一読下さい。

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雑誌『美人百花』2016年4月号 (3月12日発売 掲載ページP244)

特集「美容のブーム 春の14連発」に当院の治療が掲載されました。
〝いま、「本当に効く」と話題の美肌施術はコレ!!〟として最新の光治療器「フォトフェイシャルM22」が紹介されました。
「フォトフェイシャルM22」は6種類のフィルターと、パルス数、照射時間、照射間隔(休憩時間)、フルエンス(ジュール数)の設定を調整することで、シミ、赤みなどに対して安全で効果的なオーダーメイド治療が可能です。さらに繰り返し照射することで、ハリがでて毛穴も引き締まり、マルチな肌質改善効果が得られます。
当院では、照射前にグリコール酸によるケミカルピーリングを行います。ケミカルピーリングにより肌代謝を高めることで、皮膚のターンオーバーが正常化し、バリア機能が整った健康な肌へと生まれ変わります。ケミカルピーリングで古い角質を取り除いた肌は、光治療の有効性を高める嬉しい効果も。ビューティーコーディネータの大里様も「1回で目に見える効果がある」と、お気に入りの美肌治療として絶賛しています。
リピート率が最も高い、一番人気の肌質改善治療です。あわせて、もう1つ肌質改善に人気の美肌メニュー「ダーマローラー」も紹介いただきました。ダーマローラーは極細針の刺激で肌の再生を促し、毛穴の引き締めやちりめんジワ、ニキビ跡に効果的な施術です。
是非ご一読下さい。

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雑誌『and GIRL/アンドガール』2016年4月号(3月12日発売 掲載ページP285)

特集『「ガン白になりたい!今年は美白に本気出す!』に当院が掲載されました。
『キレイな人たちの「ガチで白くなった」クチコミ!』として、人気施術のケミカルピーリングが紹介されました。
ケミカルピーリングはくすみがちな肌表面の角質をほんの少しグリコール酸で優しく溶かす治療です。
ターンオーバーがとどこおり、くすんでしまった肌に刺激を与えることで、溜まったメラニンを排出し、透明感のあるみずみずしい肌に再生させることができます。皮膚のターンオーバーが正常化すると、バリア機能が整い、刺激に強い健康な肌へと生まれ変わるというメリットも。
さらに、毛穴のつまりも解消されるため、ニキビのはじまりである白ニキビをできにくくする効果もあり、ニキビ肌に悩む方にもおすすめの治療です。
是非ご一読下さい。

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雑誌『日経ヘルス』2016年4月号 (3月2日発売)

今回は4つの特集記事に掲載されています。

特集「7人の美肌女医が実践!肌悩みに負けない!美肌の秘訣」(掲載ページP18)
肌のスペシャリスト7人の美肌女医にその秘訣を聞くという特集です。驚くほど共通した習慣がありました。慶田院長はトップバッターとして紹介されています。20年続けているジャズダンスのポーズ写真を特別公開しています。心身ともにデトックスする運動習慣と、抗酸化作用の高い野菜、コラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトをたっぷり食べて、身体の中から美しさをキープ。美容医療の効果も高まる生活習慣をぜひ取り入れたいですね。

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特集「くすみ、クマ、シミが薄く!透明になる美白スチーム」(掲載ページP24)
密封ケアで即、肌が明るく!2分美白ラップマスクを解説
美白シートマスクの効果的な使用方法を慶田院長が監修しています。シートマスクの上からラップを貼り、浸透力を高める裏技を伝授。これは皮膚科医師が行うステロイドなどの薬剤の浸透を高める密封療法を応用したもの。ただし、長時間マスクを密着させると刺激性皮膚炎のリスクが高まるので、時間は5分以内にしましょう。

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特集「シミ・シワ・たるみ・ほうれい線を消す!美容医療ガイド」(掲載ページP60)
気になる顔のシミ、シワ、たるみをなくすのに、セルフケアでは限界もある。そんなとき、頼りになるのが美容医療。治療内容や費用、期間などまとめた特集です。
シミ、シワ、たるみに強い医師のいるクリニックとして銀座ケイスキンクリニックが紹介されました。シミや赤ら顔、毛穴のタイトニングに定評のある「フォトフェイシャルM22」照射やたるみを改善する「スマスアップ」照射はノーダウンタイムで痛みもなく、初心者におすすめの治療です。

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特集「白髪も薄毛もストップ!頭皮オイルマッサージ」(掲載ページP68~69)
薄毛と白髪は、見た目年齢をぐんとあげる原因。両方の予防に有効な毛根を元気にする頭皮マッサージの特集です。慶田院長は最新の知見から、白髪と薄毛の原因とその仕組みを解説しています。
白髪は、メラノサイトの元になる色素幹細胞の枯渇やメラノサイトの機能低下が原因です。色素幹細胞の枯渇による白髪は回復しませんが、何らかの原因でメラノサイトが休止状態になってしまったり、チロシナーゼの働きが不十分なために生じた白髪は回復する可能性があるのです。
一方、薄毛はより複雑。加齢により毛包幹細胞が枯渇した薄毛は回復が難しいのですが、女性男性型脱毛(FAGA)や休止期の毛の割合が増える休止期脱毛は原因が改善されると回復します。女性で多いのは貧血、栄養不足とストレス、出産などの影響。生活習慣で改善する余地はあるのです。

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是非ご一読下さい。

雑誌『エクラéclat』2016年4月号 (3月1日発売)

今回は2つの特集記事を慶田院長が監修しています。
その1 
特集『大人の敏感肌の「お守りコスメ」』(掲載ページP122)
春への季節の変わり目で肌がムズムズ乾燥したり、赤みやくすみが出て調子が悪く、大人敏感肌に陥っていませんか?
年齢と共に肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は遅くなり、肌のバリア機能の要となる保湿機能も低下します。閉経で、潤いをつかさどっていた女性ホルモン(エストロゲン)がほとんど分泌されなくなることも敏感肌を誘引する原因です。積極的にバリア機能を高めて敏感状態を寄せつけないことが、年齢に負けない、強く美しい肌を保つ要です。スキンケアを肌に穏やかな化粧品に切り替えたり、ピンチをのりきる「お守りコスメ」を持っていると安心ですね。また、肌の細胞をつくるタンパク質をしっかり摂る食生活をこころがけ、体の内側から美肌を育てることも大切です。
本誌では様々なお守りコスメによる美容術も掲載されています。
是非ご一読ください。

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その2 
特集『女の「てっぺん美容」!美女髪は頭頂(てっぺん)ふんわりが決め手!』(掲載ページP140~143)
大人の女性は、頭頂部のボリュームこそが素敵さと若さの象徴です。エクラ世代の髪質でもヘアスタイルの工夫、ライフスタイルの改善、ホームケアで今以上のふんわりヘアスタイルは可能に!
そこで慶田院長は「頭頂(てっぺん)育毛生活Q&A」にて女性の薄毛について解説しています。
女性の薄毛のタイプは3つにわかれます。更年期前後に進みやすい『加齢変化』、遺伝性で父親が薄毛の場合に多い『女性の男性型脱毛(FAGA)』、成長期の髪の割合が減るのに対して、お休み中の毛が増え、毛の密度が低下する『休止期型脱毛』。
エクラ世代は加齢変化に加え、ほかの2種も複合的にかかわっていることが多いことが特徴。休止期型脱毛のうち、急性脱毛はストレス、ダイエットなどの栄養障害、慢性では加齢、更年期や閉経、遺伝的影響などが考えられます。そして薄毛の原因として意外に見逃されやすいのは、貧血です。循環障害により毛が育たない環境になり、脱毛が進む原因になります。急性の薄毛や貧血による薄毛は、あきらめる前に生活のなかで改善できることも多々あります。育毛に効果的な良質な高たんぱく質の栄養についてや、血行を促す体操についても紹介していますので、是非ご参考になさってください。
もっと積極的に薄毛の治療をお考えなら、クリニックへ相談されるのもよいでしょう。育毛効果のある成長因子や血流を上げるミノキシジルなどの薬液を直接頭皮に注射する方法は、頭皮細胞を活性化して、さまざまな原因による薄毛に高い発毛効果があり、女性のアンチエイジング治療として注目されています。
当院の育毛治療「育毛水光プラス」も紹介されています。
是非ご一読下さい。

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雑誌『婦人画報』2016年4月号 (3月1日発売 掲載ページP242~243)

特集『婦人画報婦人科 今月のお悩み外来 春の肌あれ』に慶田院長の監修記事がされました。
花粉に黄砂...。さまざまなものが浮遊する春は成熟世代の"揺らぎ肌"にとって要注意の季節です。
女性ホルモンのエストロゲンには、真皮層にあるコラーゲン線維やエラスチンの合成を促進する働きがあります。エストロゲンは肌の張りや弾力を保ち、シワ、たるみ、乾燥を予防してくれていました。ところが更年期世代は美肌と密接に関係するエストロゲンを失うことで、肌バリアが低下。ターンオーバーも遅くなり、肌の乾燥やトラブルが増えやすくなります。特に春は花粉や黄砂、紫外線(9月中旬と同じ)など環境因子も加わるため、注意すべき季節です。肌のバリア力を強める対策として注目すべきは、角層ケア。角層の中でも水分保持力の80%を占めるのが角質細胞間脂質。その主成分はセラミドです。肌のバリア力を高めるには、セラミド入りの保湿化粧品で補ったり、水分を抱え込む性質のあるヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなども同時に補給することが大切です。
肌あれが増える原因はエストロゲンの低下だけではありません。シミ、シワ、たるみなど肌老化の原因の8割近くは、紫外線や喫煙、環境ストレスなど外的な要因です。特に、紫外線対策は今や美容の常識ですが、それだけでは不十分です。今、PM10(=10μm)以下の微小な大気汚染物質による肌への悪影響が懸念されています。ドイツの女性を対象にした研究でもPM10以下の大気汚染では、汚染レベルが高いほど肌老化が早いという結果もでています。
大気汚染のダメージを防ぐには、できるだけ汚染物質を肌に付着させないことが大切ですが、付着したあとは刺激が少ない方法ですみやかに取り除きましょう。対策として、日常のケアや、からだの内側から肌のバリア機能を高めて、肌荒れを予防する方法などを紹介しています。
是非ご一読下さい。


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雑誌『RAY』2016年4月号 (2月23日発売 掲載ページP217)

「Ray's RECOMMEND」のBOOKのカテゴリーで慶田院長が執筆した『365日のスキンケア』が「365日あなたが美しい肌でいるために大切なこと、そのひとつが
日々変化する環境にあわせ、スキンケアも変えていくこと。この本は1日にひとつずつ、その季節に役立つ美肌のためのヒントを365日分紹介。1日1美活、今日から始めませんか? 1,150円+税/池田書店」とご紹介いただきました。

是非ご一読ください。

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雑誌『MAQUIA/マキア』2016年4月号 (2月23日発売 掲載ページP126)

特集「澄みわたる〝均一肌〟こそ、最旬美肌です」にて慶田院長が均一な肌色の美しさついて解説しています。

是非ご一読ください。

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雑誌『美的』2016年4月号 (2月23日発売)掲載ページP241~248

「緊急ミッション!悪環境から肌を守れ!!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。 紫外線は肌にとって最大の老化因子であり、一年中の紫外線対策が必要なことは、ずいぶんと知られるようになりました。近年、紫外線より波長が長いブルーライトや赤外線は、肌の深部に入り込み、シワやたるみといった肌老化に影響することが明らかになりつつあります。

その深さは真皮深層から筋肉層のレベルですから、フェイスラインの崩れなどを引き起こす真の原因とも考えられ始めています。さらにPM2.5、黄砂、花粉などのアレルギー物質、化学物質、たばこの煙などさまざまな刺激物質を含む大気の影響も無視できません。昨年の世界皮膚学会でも「大気汚染による肌ダメージ」が議題になり、事態は深刻です。
光と大気、この2大環境からのダメージを制御することが、美肌を守るカギといえます。
クリニックでは近赤外線領域の光をたるみ治療に使います。それは瞬発的に真皮細胞を刺激してコラーゲンを増やすもの。一方で太陽光に含まれる近赤外線はより広範囲の波長領域をふくみます。紫外線による日焼けと違って、目に見える反応や自覚症状がないため、大量に浴び続けるることで、真皮や皮下組織、筋肉までをじわじわと変性させ、シワやたるみを促すことが分かってきました。

また、元々皮膚には異物の侵入を防ぐバリア機能が備わっていますが、現代人の肌は科学的にも物理的にも刺激が多い環境にあります。汚れた空気は肌を酸化させて、バリア機能をダウンさせてしまうのです。大気に浮遊する有害物質は呼吸の時に体内に入り、微粒子ほど肺胞の奥まで入るため排除は困難です。最近の報告で、皮膚に直接影響してシミを増やす可能性も指摘されており、肌のコンディションにも影響大といえます。
そこで光や大気汚染から肌を守るためのスキンケアや生活習慣について、慶田院長が解説しています。

室内でも光の影響を受けるので、外出しない日も必ずしっかり日焼け止めを塗りましょう。また、喫煙(受動喫煙による副流煙も同様)に活性酸素が発生し、真皮のコラーゲンを劣化させます。ニコチンによる血流低下に加え、喫煙は女性ホルモンも低下させるので、肌のターンオーバーが悪化します。

抗酸化作用の高い成分を体の外と内の両方から補うことや、大気汚染物質をマスクなどでカバーしたり、室内に持ち込まないように心がけることも大切です。また最新の美容医療で行える、肌の代謝をあげてターンオーバーを整える「ケミカルピーリング」治療や、体の内側から抗酸化力を高める「高濃度ビタミンC点滴」なども紹介しています。これらはデトックス的な対策と言えるでしょう具体的なアプローチ方法は、本誌で詳しくご紹介しています。
肌への悪影響を防ぐディフェンス、肌体力を整えるオフェンス力を高め、ダメージをしっかり排除しましょう。

是非ご一読ください。

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雑誌『美的』2016年4月号 (2月23日発売)掲載ページP192~193

『肌老化の2大要因「紫外線」と「近赤外線」最前線レポート』に慶田院長の監修記事が掲載されました。加齢による衰えよりも影響が大きいといわれる"光老化"ですが、実は注意すべき点は、紫外線だけではないのです。

紫外線が肌の真皮に届き、シミやシワなどの肌老化を招くことは知られていますが、最近の研究で、近赤外線も肌にダメージを与えることが明らかになっています。近赤外線は紫外線のUV-Aよりも波長が長く、真皮のさらに深層部の筋肉層まで深く入り込み、線維芽細胞の活力を低下させて深刻なシワやたるみの原因になります。しかも近赤外線は太陽光の30%以上を占め、その量は紫外線の5倍にもなります。さらに皮膚浸透性が高く、UV-Aより3倍以上も大量に真皮の奥に入り込むのため、肌へのダメージは深刻です。

肌の大きなダメージ要因として、"水分不足"も見過ごせません。紫外線を浴びることで肌のバリア機能が低下して、角層や表皮の水分が不足すると、水分を補うために真皮の水分を吸い上げ、"真皮水分不足"の状態になります。本来、真皮はコラーゲン線維とエラスチン線維でできたネット構造の隙間を水分で埋めていますが、この水分が失われるとハリや弾力の低下へつながります。

美肌をキープするには紫外線だけでなく、近赤外線もブロックしながら、同時に肌の保水力を高めていくことが大切です。真皮の保水力を高める糖たんぱく質の一種として注目されている"バーシカン"についてもふれています。

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雑誌『美的』2016年4月号 (2月23日発売)掲載ページP191

『美的世代の「駆け込み美容クリニック」使いこなし術』に当院が紹介されました。
スキンケアを頑張っているけれど、それだけでは解決できない肌のトラブルや、エイジングケアの問題など...自分で解決できない悩みがあれば、クリニックへの通いどきです。

美的世代では「予防のために美容クリニックへいってみたい」というお声もあり、メスを使わないナチュラルな若返りを目指すなら、早めに少しずつメンテナンスしていくことが大切です。

特集では、美的クラブのメンバーが実際にお悩み別に最適な治療を受けられる美容クリニックを体験し、気になる施術内容や、金額、時間、効果などを紹介しています。慶田院長は、ニキビ・毛穴がお悩みの患者様を担当いたしました。初診の患者様の場合は、生活習慣や日頃のケアなどを確認しながらお肌の状態についてカウンセリングをし、お悩み、予算、ダウンタイムなどに応じた最適な治療をご提案します。

今回は、ニキビ、ニキビ痕があり、肌の赤みから脂漏性皮膚炎も併発していると診断いたしました。全体的なシミ、ソバカスもありましたが、成長因子を分泌させ、肌の代謝を高める「ダーマローラー」で、肌質を改善する治療を行うことになりました。当院のダーマローラー治療には肌の再生を促す成長因子の導入がセットになっており効果が高いと好評です。オプションで、ビタミンA(医療用レチノール)をイオン導入することによって、肌の健康なターンオーバーを取り戻し、ハリや弾力のある肌質に導きます。

キメと毛穴の改善に効果があり、ニキビの予防にも効果的な治療です。施術後は2~3日軽い乾燥感が出ますが、その後は生まれ変わったツルツルの肌になって、肌の柔らかさや化粧のりの良さを実感いただきました。

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雑誌『リンネル』2016年4月号 (2月20日発売 掲載ページP128~131)

「春にはじめる新美肌習慣」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
季節ごとの肌の悩みは様々ですが、春になると敏感になるという方は、花粉によるかぶれや乾燥した肌への紫外線ダーメージ、新生活による生活環境の変化などの影響が考えられます。春は冬の間の乾燥によるダメージが出やすく、日差しも徐々に強くなり3月は9月中旬と同様の紫外線量レベルに達するので注意が必要です。

化粧品によりかぶれたり、衣服の刺激による肌の炎症は、アレルギーではなく「刺激性皮膚炎」の場合も多くあります。肌を外部刺激から守るバリア機能が低下して刺激を受けやすく、かゆみや赤みなどが生じやすい状態です。

対策としては、スキンケアの工夫で肌のバリア機能を回復させること。大切なのことは、肌をこすったりたたいたりして、角層にダメージを与えないことです。化粧品や酸化した皮脂、大気汚染物質など肌への刺激になるものは、優しく洗浄して落としましょう。しっかり保湿をすることで、肌の水分量を保ちバリア機能をキープすることができます。「洗浄」、「保湿」、「紫外線(光)対策」の基本の肌ケアを見直してゆらぎにくい肌を手に入れましょう。

是非ご一読ください。


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雑誌『美ST』2016年4月号 (2月17日発売 掲載ページP155)

「もう私の肌はゆらがない!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

春先になると、肌がムズムズしたり、赤みが出たり、吹き出物や毛穴詰まりに悩んだり...そんな「ゆらぎ」を感じる方も多いのではないでしょうか。肌が不調を起す原因は様々ですが、対処法で症状を軽くすることができます。
加齢、日頃のケア、寒暖差、生活習慣などにより肌のバリア機能が低下すると、肌が乾燥し、さらに外部からの刺激を受けやすい肌環境になります。加えて花粉や紫外線、PM2.5などの大気汚染物質は肌への刺激物質となり、"ゆらぎ肌"を助長する原因になります。
今回の特集では皮膚、美容などの専門医らが"ゆらぎ肌"の原因や症状別にゆらぎを防ぐポイントを紹介しています。
本誌で紹介されているのは、特別な新習慣ではなく、日常のケアの工夫や、アイテムの選択方法など、すぐに日々の暮らしの中で改善できることばかりです。
日頃のケアで刺激はできるだけ少なくし、からだの内側からのケアで免疫力アップを心がけましょう。

是非ご一読ください。

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2016年3月 4日

雑誌『エクラéclat』2016年4月号 (3月1日発売)

今回は2つの特集記事を慶田院長が監修しています。
その1 
特集『大人の敏感肌の「お守りコスメ」』(掲載ページP122)
春への季節の変わり目で肌がムズムズ乾燥したり、赤みやくすみが出て調子が悪く、大人敏感肌に陥っていませんか?
年齢と共に肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は遅くなり、肌のバリア機能の要となる保湿機能も低下します。閉経で、潤いをつかさどっていた女性ホルモン(エストロゲン)がほとんど分泌されなくなることも敏感肌を誘引する原因です。積極的にバリア機能を高めて敏感状態を寄せつけないことが、年齢に負けない、強く美しい肌を保つ要です。スキンケアを肌に穏やかな化粧品に切り替えたり、ピンチをのりきる「お守りコスメ」を持っていると安心ですね。また、肌の細胞をつくるタンパク質をしっかり摂る食生活をこころがけ、体の内側から美肌を育てることも大切です。
本誌では様々なお守りコスメによる美容術も掲載されています。
是非ご一読ください。

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その2 
特集『女の「てっぺん美容」!美女髪は頭頂(てっぺん)ふんわりが決め手!』(掲載ページP140~143)
大人の女性は、頭頂部のボリュームこそが素敵さと若さの象徴です。エクラ世代の髪質でもヘアスタイルの工夫、ライフスタイルの改善、ホームケアで今以上のふんわりヘアスタイルは可能に!
そこで慶田院長は「頭頂(てっぺん)育毛生活Q&A」にて女性の薄毛について解説しています。
女性の薄毛のタイプは3つにわかれます。更年期前後に進みやすい『加齢変化』、遺伝性で父親が薄毛の場合に多い『女性の男性型脱毛(FAGA)』、成長期の髪の割合が減るのに対して、お休み中の毛が増え、毛の密度が低下する『休止期型脱毛』。
エクラ世代は加齢変化に加え、ほかの2種も複合的にかかわっていることが多いことが特徴。休止期型脱毛のうち、急性脱毛はストレス、ダイエットなどの栄養障害、慢性では加齢、更年期や閉経、遺伝的影響などが考えられます。そして薄毛の原因として意外に見逃されやすいのは、貧血です。循環障害により毛が育たない環境になり、脱毛が進む原因になります。急性の薄毛や貧血による薄毛は、あきらめる前に生活のなかで改善できることも多々あります。育毛に効果的な良質な高たんぱく質の栄養についてや、血行を促す体操についても紹介していますので、是非ご参考になさってください。
もっと積極的に薄毛の治療をお考えなら、クリニックへ相談されるのもよいでしょう。育毛効果のある成長因子や血流を上げるミノキシジルなどの薬液を直接頭皮に注射する方法は、頭皮細胞を活性化して、さまざまな原因による薄毛に高い発毛効果があり、女性のアンチエイジング治療として注目されています。
当院の育毛治療「育毛水光プラス」も紹介されています。
是非ご一読下さい。

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雑誌『婦人画報』2016年4月号 (3月1日発売 掲載ページP242~243)

特集『婦人画報婦人科 今月のお悩み外来 春の肌あれ』に慶田院長の監修記事がされました。
花粉に黄砂...。さまざまなものが浮遊する春は成熟世代の"揺らぎ肌"にとって要注意の季節です。
女性ホルモンのエストロゲンには、真皮層にあるコラーゲン線維やエラスチンの合成を促進する働きがあります。エストロゲンは肌の張りや弾力を保ち、シワ、たるみ、乾燥を予防してくれていました。ところが更年期世代は美肌と密接に関係するエストロゲンを失うことで、肌バリアが低下。ターンオーバーも遅くなり、肌の乾燥やトラブルが増えやすくなります。特に春は花粉や黄砂、紫外線(9月中旬と同じ)など環境因子も加わるため、注意すべき季節です。肌のバリア力を強める対策として注目すべきは、角層ケア。角層の中でも水分保持力の80%を占めるのが角質細胞間脂質。その主成分はセラミドです。肌のバリア力を高めるには、セラミド入りの保湿化粧品で補ったり、水分を抱え込む性質のあるヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなども同時に補給することが大切です。
肌あれが増える原因はエストロゲンの低下だけではありません。シミ、シワ、たるみなど肌老化の原因の8割近くは、紫外線や喫煙、環境ストレスなど外的な要因です。特に、紫外線対策は今や美容の常識ですが、それだけでは不十分です。今、PM10(=10μm)以下の微小な大気汚染物質による肌への悪影響が懸念されています。ドイツの女性を対象にした研究でもPM10以下の大気汚染では、汚染レベルが高いほど肌老化が早いという結果もでています。
大気汚染のダメージを防ぐには、できるだけ汚染物質を肌に付着させないことが大切ですが、付着したあとは刺激が少ない方法ですみやかに取り除きましょう。対策として、日常のケアや、からだの内側から肌のバリア機能を高めて、肌荒れを予防する方法などを紹介しています。
是非ご一読下さい。


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雑誌『RAY』2016年4月号 (2月23日発売 掲載ページP217)

「Ray's RECOMMEND」のBOOKのカテゴリーで慶田院長が執筆した『365日のスキンケア』が「365日あなたが美しい肌でいるために大切なこと、そのひとつが
日々変化する環境にあわせ、スキンケアも変えていくこと。この本は1日にひとつずつ、その季節に役立つ美肌のためのヒントを365日分紹介。1日1美活、今日から始めませんか? 1,150円+税/池田書店」とご紹介いただきました。

是非ご一読ください。

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2016年3月 1日

雑誌『美的』2016年4月号 (2月23日発売)掲載ページP241~248

「緊急ミッション!悪環境から肌を守れ!!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
紫外線は肌にとって最大の老化因子であり、一年中の紫外線対策が必要なことは、ずいぶんと知られるようになりました。近年、紫外線より波長が長いブルーライトや赤外線は、肌の深部に入り込み、シワやたるみといった肌老化に影響することが明らかになりつつあります。

その深さは真皮深層から筋肉層のレベルですから、フェイスラインの崩れなどを引き起こす真の原因とも考えられ始めています。さらにPM2.5、黄砂、花粉などのアレルギー物質、化学物質、たばこの煙などさまざまな刺激物質を含む大気の影響も無視できません。昨年の世界皮膚学会でも「大気汚染による肌ダメージ」が議題になり、事態は深刻です。
光と大気、この2大環境からのダメージを制御することが、美肌を守るカギといえます。
クリニックでは近赤外線領域の光をたるみ治療に使います。それは瞬発的に真皮細胞を刺激してコラーゲンを増やすもの。一方で太陽光に含まれる近赤外線はより広範囲の波長領域をふくみます。紫外線による日焼けと違って、目に見える反応や自覚症状がないため、大量に浴び続けるることで、真皮や皮下組織、筋肉までをじわじわと変性させ、シワやたるみを促すことが分かってきました。

また、元々皮膚には異物の侵入を防ぐバリア機能が備わっていますが、現代人の肌は科学的にも物理的にも刺激が多い環境にあります。汚れた空気は肌を酸化させて、バリア機能をダウンさせてしまうのです。大気に浮遊する有害物質は呼吸の時に体内に入り、微粒子ほど肺胞の奥まで入るため排除は困難です。最近の報告で、皮膚に直接影響してシミを増やす可能性も指摘されており、肌のコンディションにも影響大といえます。
そこで光や大気汚染から肌を守るためのスキンケアや生活習慣について、慶田院長が解説しています。

室内でも光の影響を受けるので、外出しない日も必ずしっかり日焼け止めを塗りましょう。また、喫煙(受動喫煙による副流煙も同様)に活性酸素が発生し、真皮のコラーゲンを劣化させます。ニコチンによる血流低下に加え、喫煙は女性ホルモンも低下させるので、肌のターンオーバーが悪化します。

抗酸化作用の高い成分を体の外と内の両方から補うことや、大気汚染物質をマスクなどでカバーしたり、室内に持ち込まないように心がけることも大切です。また最新の美容医療で行える、肌の代謝をあげてターンオーバーを整える「ケミカルピーリング」治療や、体の内側から抗酸化力を高める「高濃度ビタミンC点滴」なども紹介しています。これらはデトックス的な対策と言えるでしょう具体的なアプローチ方法は、本誌で詳しくご紹介しています。
肌への悪影響を防ぐディフェンス、肌体力を整えるオフェンス力を高め、ダメージをしっかり排除しましょう。

是非ご一読ください。

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雑誌『美的』2016年4月号 (2月23日発売)掲載ページP192~193

『肌老化の2大要因「紫外線」と「近赤外線」最前線レポート』に慶田院長の監修記事が掲載されました。加齢による衰えよりも影響が大きいといわれる"光老化"ですが、実は注意すべき点は、紫外線だけではないのです。

紫外線が肌の真皮に届き、シミやシワなどの肌老化を招くことは知られていますが、最近の研究で、近赤外線も肌にダメージを与えることが明らかになっています。近赤外線は紫外線のUV-Aよりも波長が長く、真皮のさらに深層部の筋肉層まで深く入り込み、線維芽細胞の活力を低下させて深刻なシワやたるみの原因になります。しかも近赤外線は太陽光の30%以上を占め、その量は紫外線の5倍にもなります。さらに皮膚浸透性が高く、UV-Aより3倍以上も大量に真皮の奥に入り込むのため、肌へのダメージは深刻です。

肌の大きなダメージ要因として、"水分不足"も見過ごせません。紫外線を浴びることで肌のバリア機能が低下して、角層や表皮の水分が不足すると、水分を補うために真皮の水分を吸い上げ、"真皮水分不足"の状態になります。本来、真皮はコラーゲン線維とエラスチン線維でできたネット構造の隙間を水分で埋めていますが、この水分が失われるとハリや弾力の低下へつながります。

美肌をキープするには紫外線だけでなく、近赤外線もブロックしながら、同時に肌の保水力を高めていくことが大切です。真皮の保水力を高める糖たんぱく質の一種として注目されている"バーシカン"についてもふれています。

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雑誌『美的』2016年4月号 (2月23日発売)掲載ページP191

『美的世代の「駆け込み美容クリニック」使いこなし術』に当院が紹介されました。
スキンケアを頑張っているけれど、それだけでは解決できない肌のトラブルや、エイジングケアの問題など...自分で解決できない悩みがあれば、クリニックへの通いどきです。

美的世代では「予防のために美容クリニックへいってみたい」というお声もあり、メスを使わないナチュラルな若返りを目指すなら、早めに少しずつメンテナンスしていくことが大切です。

特集では、美的クラブのメンバーが実際にお悩み別に最適な治療を受けられる美容クリニックを体験し、気になる施術内容や、金額、時間、効果などを紹介しています。慶田院長は、ニキビ・毛穴がお悩みの患者様を担当いたしました。初診の患者様の場合は、生活習慣や日頃のケアなどを確認しながらお肌の状態についてカウンセリングをし、お悩み、予算、ダウンタイムなどに応じた最適な治療をご提案します。

今回は、ニキビ、ニキビ痕があり、肌の赤みから脂漏性皮膚炎も併発していると診断いたしました。全体的なシミ、ソバカスもありましたが、成長因子を分泌させ、肌の代謝を高める「ダーマローラー」で、肌質を改善する治療を行うことになりました。当院のダーマローラー治療には肌の再生を促す成長因子の導入がセットになっており効果が高いと好評です。オプションで、ビタミンA(医療用レチノール)をイオン導入することによって、肌の健康なターンオーバーを取り戻し、ハリや弾力のある肌質に導きます。

キメと毛穴の改善に効果があり、ニキビの予防にも効果的な治療です。施術後は2~3日軽い乾燥感が出ますが、その後は生まれ変わったツルツルの肌になって、肌の柔らかさや化粧のりの良さを実感いただきました。

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2016年2月23日

雑誌『リンネル』2016年4月号 (2月20日発売 掲載ページP128~131)

「春にはじめる新美肌習慣」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
季節ごとの肌の悩みは様々ですが、春になると敏感になるという方は、花粉によるかぶれや乾燥した肌への紫外線ダーメージ、新生活による生活環境の変化などの影響が考えられます。春は冬の間の乾燥によるダメージが出やすく、日差しも徐々に強くなり3月は9月中旬と同様の紫外線量レベルに達するので注意が必要です。

化粧品によりかぶれたり、衣服の刺激による肌の炎症は、アレルギーではなく「刺激性皮膚炎」の場合も多くあります。肌を外部刺激から守るバリア機能が低下して刺激を受けやすく、かゆみや赤みなどが生じやすい状態です。

対策としては、スキンケアの工夫で肌のバリア機能を回復させること。大切なのことは、肌をこすったりたたいたりして、角層にダメージを与えないことです。化粧品や酸化した皮脂、大気汚染物質など肌への刺激になるものは、優しく洗浄して落としましょう。しっかり保湿をすることで、肌の水分量を保ちバリア機能をキープすることができます。「洗浄」、「保湿」、「紫外線(光)対策」の基本の肌ケアを見直してゆらぎにくい肌を手に入れましょう。

是非ご一読ください。


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雑誌『美ST』2016年4月号 (2月17日発売 掲載ページP155)

「もう私の肌はゆらがない!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

春先になると、肌がムズムズしたり、赤みが出たり、吹き出物や毛穴詰まりに悩んだり...そんな「ゆらぎ」を感じる方も多いのではないでしょうか。肌が不調を起す原因は様々ですが、対処法で症状を軽くすることができます。
加齢、日頃のケア、寒暖差、生活習慣などにより肌のバリア機能が低下すると、肌が乾燥し、さらに外部からの刺激を受けやすい肌環境になります。加えて花粉や紫外線、PM2.5などの大気汚染物質は肌への刺激物質となり、"ゆらぎ肌"を助長する原因になります。
今回の特集では皮膚、美容などの専門医らが"ゆらぎ肌"の原因や症状別にゆらぎを防ぐポイントを紹介しています。
本誌で紹介されているのは、特別な新習慣ではなく、日常のケアの工夫や、アイテムの選択方法など、すぐに日々の暮らしの中で改善できることばかりです。
日頃のケアで刺激はできるだけ少なくし、からだの内側からのケアで免疫力アップを心がけましょう。

是非ご一読ください。

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2016年2月22日

雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年3月号 (2月12日発売 掲載ページP110~113)

「突発性ゆらぎ肌レスキュー講座!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
女性の肌がゆらぐ理由は、ホルモンバランスの乱れ、不規則な生活習慣、食事、自律神経の乱れ、大気汚染、誤ったスキンケアなど様々です。

特に春先は花粉・黄砂などのアレルギー物質などにより、肌が不調を起こしやすい状態です。さらに、最近ではPM2.5、化学物質などの大気汚染物質も肌老化につながる可能性が報告されるなど、肌をとりまく環境はますます悪化しているといえます。
また、春は新生活のスタートによる心理的ストレスや、生活習慣の変化のもたらす影響もあります。人によってそれぞれ違う原因をつきとめて、適切なケアで「ゆらがない肌」をキープしたいですね。

そこで春に起こりやすい「突発性ゆらぎ肌」について、慶田院長が解説しています。
「ゆらぎ肌」 と言われる肌は、どんな状態なのか。肌不調について原因になるものや、日常で行える予防法、困ったときのスキンケア法などを紹介しています。
大きな肌トラブルはなくても、ニキビができやすい、カサカサする、ちょっとした刺激で赤みやかゆみがでる、何となく化粧ノリが悪い...などご自身のが「ゆらぎ肌」と気付いていない方も多いはず。日頃の肌ケアや生活習慣の見直しで、改善できることが多々あります。今回はゆらぎ肌を3つのタイプに分類して、タイプ別の対策法をご紹介しています。
自分のタイプを見極めて正しい予防&対策を始めましょう。
是非ご一読ください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年2月18日OA

「関ジャニ∞横山はなぜ美肌でスリムなのか徹底解明!」

関ジャニ∞横山さんは、食いしん坊なのに、美肌でスリム。その謎に迫る企画第二弾です。

前回の第一弾も、慶田院長が監修いたしました。そのなかで、横山さんが焼肉で一番最初に食べるハラミには、脂肪分が少なく、美肌に良いタンパク質が沢山含まれていることを解説しました。

そこで横山さんの食べ方には美肌とスリムの秘密がまだまだあるのでは?ということで、プライベートの食生活について再び慶田院長が解説いたしました。
今回はスリムな体形に憧れるという水卜アナウンサーと、磯山さやかさん、美肌になりたいGENKINGさんの食生活も一緒に観察しています。
まず中華料理で検証です。横山さんがよく食べる中華5品は豆苗炒め、エビチリ、サンラータン、麻婆豆腐、カニ玉でした。
脂っぽく、太りやすいイメージがある中華料理ですが、慶田院長がおすすめする美肌&スリム体形維持によいメニューベスト5は、豆苗炒め、エビチリ、八宝菜、サンラータン、麻婆豆腐です。

 豆苗炒めはβカロテンと食物繊維が豊富で、肌荒れとシミの予防におすすめ。エビはコレステロール値を下げるタウリンが豊富で、トマトベースのソースには美肌効果が高いリコピンが含まれているためお肌にも、体形維持にも適しています。八宝菜は緑黄色野菜、そして豚肉、イカなど肌に良いタンパク質がバランスよく入っています。サンラータンは、お酢に含まれるクエン酸が脂肪燃焼を促し、唐辛子のカプサイシンには代謝を上げる効果があります。豆腐の大豆イソフラボンは肌荒れを防ぐ作用があるといわれており、唐辛子や山椒はからだの代謝をあげるので、麻婆豆腐も美肌、スリムな体形維持どちらにもおすすめです。

横山さんがよく食べる中華5品中、豆苗炒め、エビチリ、サンラータン、麻婆豆腐の4品が院長がおすすめする美肌&スリムメニューでした。しかもスープから食べるという食事の順番も、急激な血糖値の上昇を抑えるため、美肌&スリム体形に最適です。
ちなみに横山さんが一緒に飲むという、紹興酒も必須アミノ酸が豊富なので美肌に良い飲み物です。

逆に美肌&スリム体形に要注意のメニューは酢豚です。酢豚にはお酢が入っていますが、肌を老化させる糖分も沢山含まれています。また揚げてから炒めたりすることで、カロリーも高くなるため注意しましょう。

続いて、焼き鳥で最初に食べるメニューは、何が良いのでしょうか?
空腹時はからだへの吸収が良いため、食事で最初に食べるものは、特に体形維持やお肌に影響を与えやすいと言えます。磯山さんが選んだハツはへルシーで食感がよく、満腹感が出やすいためおすすめです。レモンをかけると肌に良いビタミンCも摂取できます。水卜アナウンサーとGENKINGさんが選んだねぎまはもも肉で脂肪もありますが、許容範囲です。ただし最初の1本目は糖分が多いタレではなく、塩でいただきましょう。タレの糖分は肌を糖化させ、くすみなどの原因になります。

横山さんはささみを塩やワサビで、しかも最初に4本くらい食べるということです。ささみは高タンパクで脂肪分をほとんど含まないため、美肌とスリム体形維持におすすめ。ワサビも味にアクセントをつけて、塩分の量を減らすことができるので、上手な食べ方といえます。タンパク質を摂る量が少ないと、からだの筋肉を分解してしまうため、体形の美しさを損なう事になります。特に日本人はタンパク質が少ないと言われており、横山さんのように一見多すぎるくらいにささみ食べることは、とっても良いことです。

ささみのたんぱくな味を美味しいと思える味覚を持つことが、本当の意味でダイエットへ繋がるといえます。

OAにはありませんでしたが、美肌のために是非食べていただきたい、慶田院長一押しの焼き鳥はレバーです。ビタミンAやビタミンB群が豊富なレバーは、乾燥やストレスに負けない強い肌を作る働きがあります。また、焼き鳥屋さんでお酒を飲む方が多いと思いますが、お酒を飲むとビタミンB群が失われるので、レバーを補うことはとても有効です。

最近の横山さんは、よく黒豆を食べているということで、こちらも高タンパク低脂肪で、ポリフェノールが豊富な食品。やはり横山さんの好きなものは、ことごとく美肌&スリム体形維持に良いものばかりという結果でした!

冬太りや乾燥からくる肌荒れ対策には、日頃から太りにくい食事やお肌のバリア機能を強く保つ食事を心がけることが大切です。

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2016年2月13日

雑誌『サンキュ!』2016年3月号 (2月2日発売 掲載ページP88~97)

特集「もしかして年より老けて見られてませんか?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
実年齢よりも老けてみられたら、やはりショックなものです。自分が老けたと思う瞬間は、シワ、シミ、クマを見たときという声が多く、実は普段の習慣で悪化させていることもあるのです。
そこで『そのお肌の「NG習慣」がますます老けてみせてました』では老け顔のNG習慣をシワ、シミ、クマの項目別に解説しています。日常のケア、メイク、食べ物など...ついつい続けてきた日頃の生活の中に、お肌のNG習慣が沢山潜んでいます。良かれと思ってしていたことが、逆効果・・・とならないように、しっかり美肌知識をバージョンアップいたしましょう。
『年齢より若くキレイ人の「美容習慣」15』では、実年齢を重ねても美しく輝くTEAM美魔女の美容習慣が紹介されています。日々の暮らしの習慣が若さの秘訣。TEAM美魔女のなかでも特に実践率が高い習慣には、美しさを保つヒントがあるはずです。
そこで、慶田院長が皮膚科専門医として、TEAM美魔女のほとんどの方々が行っていたスキンケア法や、紫外線対策について、皮膚科専門医の立場から解説しいています。
是非ご一読ください。

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2016年2月 9日

WEB『A-Beauty』2016年2月9日

『更年期相談室34 ひどい花粉症、今すぐ何とかしたいときの解決策』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
前回VOL34で、今年の花粉症の傾向と対策についてお話ししていますが、今回続編で最新の花粉症治療について解説しています。

『薬を飲むなら症状が出る前から、が原則』

今年も花粉情報が飛び始めた地域が増え、しゃみ、鼻水、目のかゆみ...と花粉症の人には悩ましい季節になりました。
そこで、「つらい花粉症、すぐになんとかしたい!」という方に、花粉が飛散し始めてからでも間に合う副作用のない治療があります。
まず、花粉症の抗アレルギー剤や漢方薬などの内服薬は、花粉飛散前、症状が出始める前から飲むことがとても大事です。そうすることで症状を軽減し、効果を高め、薬の飲みすぎも抑えられます。
「今年こそは治っているかも...と思って」と症状がつらくなるまで飲まずに我慢するのはNGです。かえって、薬の量が増えてしまったり、強い薬じゃないと効かない...ということにつながります。

『ボトックスを点鼻すると瞬時に軽減できます』
「ボトックス」の点鼻薬は、重症の花粉症に即効性ある治療法として、今、注目されています。
銀座ケイクリニックでは、シワ治療で使われている「ボトックス」を使った花粉症治療を行っています。シワ治療とは異なり、ボトックスを針を使って注射するのではなく、鼻腔に点鼻するだけですから痛みもありません。もちろん麻酔は不要で、ダウンタイムもありません。早い方では、点鼻当日から鼻水・鼻づまり・目のかゆみなど症状を抑えることができる最新の治療法です。マスクを着けなくてすむので、化粧崩れなどを気にしなくてすみます。

『副作用もほとんどありません』
ボトックスの神経伝達物質(アセチルコリン)の放出をブロックする働きを応用して、鼻の粘膜の神経の働きを抑制し、鼻水などの分泌を止め、花粉症の症状を軽減させます。
施術は、横になった状態で少量のボトックスを細いシリンジで点鼻し、数分後に鼻をかんで終了します。軽くうがいをして、すぐにお帰りいただけます。当日から飲酒や入浴などの制限もありせん。鼻炎薬特有の口や鼻の乾き、眠気、だるさが出ないため、仕事や車の運転など、日常生活に支障をきたす心配もなく、抗アレルギー薬の内服も併用できます。
効果の持続には多少の個人差はありますが、1回の点鼻で、約2~4週間程度持続します。2~3回の治療で1シーズンの花粉症の症状を抑えることができて、治療回数を重ねても、効果が低下することはありません。

『ほかの施術と比較してみても...』
粘膜をCO2レーザーなどで蒸散させるレーザー手術は、鼻粘膜の慢性的な肥厚と重度の鼻閉があり、いびきもひどい方には有効な治療です。日帰り手術で、切除術と比較して出血はないものの、効果の持続期間は半年~1年程度と短い点が問題といえます。
一方ボトックス点鼻は、麻酔も不要で5分で治療できるため、ストレスなく繰り返し行うことができます。飲み薬と比較すると、花粉症へのボトックス点鼻は、飲み薬のように眠気やだるさもでないため、仕事や勉強、車の運転など、日常生活に支障をきたす心配がありません。花粉飛散1か月前から飲み始める必要がなく、花粉症の症状が出てからも効果を発揮します。
費用は自由診療なので病院によって異なりますが、銀座ケイスキンクリニックではボトックス点鼻1回通常15,000円を、花粉飛散シーズン特別キャンペーン8000円でお受けいただけます。
今年は早めに対策を始めて、ラクに乗り切りましょう。

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2016年2月 8日

イオン導入(イオントフォレーシス)の効果と特徴

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お肌にビタミンA(医療用レチノール)とビタミンC、アミノ酸などを配合したトリートメント剤を塗り、微弱な電流を流してイオン化し、有効成分をお肌の内部へと浸透させます。特に、ビタミンAをお肌に充実させることで、下記のような効果が得られ、透明感のあるきめ細かい美肌に導きます。






導入に使用する製剤はプロアドバンスAジェル、セラムCA3のいずれかを肌質に合わせて選択します。

ca3.jpgビタミンAの美肌効果

【紫外線・活性酸素から守る】
ビタミンAは皮膚表面と中に存在するだけで、紫外線の光線エネルギーを受け止め、細胞が損傷するのを防ぐ「紫外線吸収剤」としての役割を果たします。ただし、光線エネルギーを受け止めるとビタミンAは破壊され、その働きを失ってしまいますので、定期的に補給する必要があります。
フリーラジカル(活性酸素)は、細胞の電子を奪い、それを破壊してしまうといわれています。これに対しビタミンAは抗酸化物質の一つとして、フリーラジカルの攻撃によって足りなくなった電子を補充し、この破壊活動から細胞を守る機能を発揮することが期待されています。

【表皮を丈夫にする】
ビタミンAは皮膚のターンオーバーを促し、ゆがんだ表皮構造を補修します。また、表皮細胞の成長を促し、厚みのある丈夫な表皮になります。自らの力でNMF(天然保湿因子)や角質細胞間脂質が作られるので、角質のバリア機能も強化され、肌自体の保湿力が高まり、刺激に強いお肌に変わっていきます。

【真皮のハリと弾力を取り戻す】
ビタミンAはコラーゲンやエラスチン、グリコサミノグリカンの生成を促すことで、真皮の構造を強固にします。また、コラーゲンが壊されないよう保護する役割もあり、シワとたるみを防ぐために欠かせないビタミンなのです。


イオン導入(イオントフォレーシス)のリスクとダウンタイム


<痛み>無し <腫れ>無し  <内出血>無し
shutterstock_1019073862.jpg痛みと腫れのない治療です。施術直後からメイクをしてお帰り頂けます。
電流が流れている間、かすかな刺激を感じますが、不快でない程度に調整します。
レチノールの作用は、レチノイン酸に比較してマイルドではありますが、イオン導入では外用の40倍以上浸透するため、「レチノイド反応」が生じることがあります。この反応は保湿のみで自然に落ち着きますが、辛い場合はご相談ください。あらかじめレチノールの外用をしておくと出にくくなります。

ジェントルレーズ、フォトフェイシャルM22、スマスアップ、タイタン、ジェネシスなど、皮膚に傷をつけない照射治療の後に導入する際は、レチノイド反応は通常軽く、生じない場合もあります。ダーマローラー、スカーレットRF(スカーレットS)、CO2フラクショナルレーザー照射など、皮膚に微細な傷をつけた後に導入すると、より大量のビタミンAが浸透するので、1日半後から数日間軽い乾燥などのレチノイド反応が見られます。

ダーマローラースカーレットRF(スカーレットS)CO2フラクショナルレーザー照射後に導入を受けられた場合は、それぞれの治療後の施術ページをご参考にスキンケアとメイクアップを行ってください。

※「レチノイド反応」(通称「A反応」)は、ビタミンAが不足している肌(新陳代謝の遅い眠っていた肌)に、急に多くのビタミンAを補給した時、肌の新陳代謝が促進されることで、まれに起こる反応のことです。これは一時的に、乾燥感や皮剥け、赤み、かゆみ、ニキビの新生などが生じます。「レチノイド反応」は、毒性反応でもアレルギー反応でもありませんので、皮膚がビタミンAに慣れるに従い、自然におさまります。

イオン導入(イオントフォレーシス)の持続と頻度


外用に比べ、40倍の浸透効果が認められています。月に一度4~5回の施術で、キメと毛穴の引き締まり効果、透明感のアップ、ニキビの改善効果を実感頂けます。ビタミンAは日々さらされる酸化ストレスによって消費されてしまします。ですから、定期的な補給が必要となります。


イオン導入(イオントフォレーシス)の禁忌事項


無治療の皮膚炎や生傷、感染症がある方は、この治療を受けられないことがあるのでご了承ください。まず治療を優先させ、回復後にイオン導入治療に入ります。炎症のある赤ニキビ、膿をもったニキビがあっても、イオン導入治療はお受けいただくことができます。また、安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。詳細はお問い合わせ下さい。

2016年2月 7日

WEB『A-Beauty』2016年2月8日

『更年期相談室33 花粉症、今年の傾向と対策は?』に慶田院長の監修記事が掲載されまた。
『今年こそ治っているのでは...と花粉症の薬を我慢していませんか?』
花粉症の人にはつらい季節がやってきます。
悩ましい季節...進化している花粉症薬の情報とともに、薬は最小限に、症状は最大限に抑えたいものです。
「今年こそもしかしたら治っているかも...」と淡い期待を抱き、薬を飲まずギリギリまで我慢している...という方もいらっしゃるのでは。残念ながら、花粉症をはじめ、アレルギーの病気は、発症すると治療しない限り、放っておいて治ることはほとんどありません。

『処方薬と市販薬の違いは?』
まず治療をするうえで、病院の処方薬と市販薬とでは違いがあるのでしょうか?
薬の成分は同じものが多いのですが、数多くの薬の中から副作用を最小限にし、症状を最大限に抑えるためには、自分に合った薬を選択することが重要です。そのために、まず病院で診断を受け、症状の度合いや出方、生活習慣を総合的に判断し、最適な薬を処方しもらいましょう。
花粉症治療薬は、近年かなりの進化を遂げています。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみを抑える「抗ヒスタミン薬」は、以前はよく効く半面、のどの渇きや眠気の副作用がありました。しかし、「第2世代」の抗ヒスタミン薬が出て副作用がかなり軽減しています。また、「遊離抑制薬」というヒスタミンを出にくくする薬は、副作用がさらに少なく、くしゃみ、鼻水に効果的です。ただし、飲み始めるタイミングが重要で、それこそが症状撃退のキメ手です。

『花粉が飛ぶ前に、薬を飲み始めるのがポイント』
これらの副作用の少ない薬は、効果が現れるのに2週間程度かかり、ひどい症状が出てからでは効果が出にくい薬です。
そこで花粉が大量に飛ぶ前(まさに今)から薬を飲み始める「初期療法」が有効。
症状を軽くし、さらに症状が出る時期も先延ばしにできるため、薬の量も減らせます。

『薬以外の新しい治療法も!』
ほかに治療法としては、アレルゲンそのものをごく少量ずつ注射などで投与し、抗原に対する反応を弱めて根治を目ざしていく「アレルゲン免疫療法(減感作療法)」や、鼻の粘膜をレーザー照射して、1シーズンだけ症状を抑える「レーザー手術」などもあります。これらは、花粉が飛び始める前に行うと、効果的な治療です。さらにボツリヌス療法という飛び始めてからでも効果がある新しい治療法もあります。
また基本ですが、外出時のマスク、メガネや、花粉を家の中に入れない対策は想像以上に有効です。
ボツリヌス療法については、VOL34で詳しく紹介します。

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2016年2月 6日

イオン導入(イオントフォレーシス)と他の施術比較

イオン導入(イオントフォレーシス)のポイント特徴

外用治療kuri-mu.png 治療効果★★★☆☆ 痛み★☆☆☆☆ ダウンタイム★☆☆☆☆

効果
■ニキビの改善 ■美白効果(肝斑・くすみ)■美肌効果(はり・きめ・手触り)■毛穴の引き締め ■肌質改善(敏感肌・ゆらぎ肌)※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

イオン導入(イオントフォレーシス)のワンポイントアドバイスワンポイントアドバイスビタミンACE(エース)と呼ばれる抗酸化作用の強いビタミン三種の中でも王様級の効果を発揮するのがビタミンAです。食べて体の中から補給するだけでなく、外から補給できるところが、「皮膚」の利点です。ビタミンAは皮膚に蓄積され、紫外線、ブルーライト、近赤外線、タバコ、大気汚染物質(PM2.5~10)、花粉など日々私たちの皮膚の脅威となる酸化ストレスから守ってくれる力強い味方です。赤ちゃんのお肌はターンオーバーが早く、ケガをしても直ぐに回復しますね。私もビタミンAを積極的に塗り、イオン導入で補給することで、様々な美容医療後のダウンタイムの軽減(かさぶたが早く取れる、シミが出来にくいなど)を実感しています。ニキビの揺らぎも少なくなりました。時々、ダーマローラーで刺激して、より強力に導入しています。皆さまも、ビタミンAの力で肌力をアップしましょう。

イオン導入(イオントフォレーシス)の施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師が気になる症状や部位についてお伺いします。肌の状態を診て、治療プランを決めていきます。注意点やアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。
(未成年の方の治療については親権者の同意が必要になりますので、こちらをご確認ください。)

flowイオン導入 施術時間は全顔で10~15分程度です。痛みはなく、照射後のお肌を鎮静させる効果もあります。

flow終了治療後すぐに、顔色のトーンアップとお肌の柔らかさを実感頂けます。ダウンタイムがないので、すぐにメイクをしてお帰りいただけます。
※ダーマローラー、スカーレットRF(スカーレットS)、CO2フラクショナルレーザー照射後に導入を受けられた場合は、それぞれの治療後の施術ページをご参考にスキンケアとメイクアップを行ってください。

2016年2月 5日

イオン導入(イオントフォレーシス)価格表

部位 1回
顔全体 ¥10,000
お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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銀座ケイスキンクリニックへのお問合せはこちら

お電話でのご予約はこちら(受付時間/10:00~18:00) 0120-282-764

2016年2月 4日

イオン導入(イオントフォレーシス)のよくある質問

【Q】イオン導入はどのような施術の後にするのがおすすめですか?

【A】
ジェントルレーズ、フォトフェイシャルM22、スマスアップ、タイタン、ジェネシスなど、皮膚に傷をつけない照射治療の後はもちろん、ダーマローラー、スカーレットRF(スカーレットS)、CO2フラクショナルレーザー照射など、皮膚に微細な傷をつけた後に導入すると、より大量のビタミンAが浸透するので、効率が良くおすすめです。
アキュチップなどで生じる痂疲(かさぶた)が早く脱落し、炎症後色素沈着(照射後の黒ずみ)を軽減させる効果も高いので、様々な照射治療、ケミカルピーリングと併用してお受けになることをお勧めします。アトピー性皮膚炎後のダーティーネック治療にも有効です。

【Q】ビタミンAを補うにはどうしたらよいですか?

【A】
ビタミンAの補給方法=「食べるケア」+「塗るケア」
すこやかな肌のコンディションを保つためには、つねにビタミンAを補給することが必要です。補給には内側からと外側からの2つの方法があります。内側からの補給法は、ビタミンAを豊富に含む食品、たとえばニンジン、ほうれん草などの緑黄色野菜やレバー、うなぎ、バターなどを毎日の食生活でしっかり摂取することです。もう一つは、スキンケアによって皮膚へビタミンAを補給する「塗るケア」です。

【Q】「レチノイド反応」が心配なのですが。

【A】
「レチノイド反応」(通称「A反応」)は、ビタミンAが不足している肌(新陳代謝の遅い眠っていた肌)に、急に多くのビタミンAを補給した時、肌の新陳代謝が促進されることで、まれに起こる反応のことです。これは一時的に、乾燥感や皮剥け、赤み、かゆみなどが生じます。
「レチノイド反応」は、毒性反応でもアレルギー反応でもありませんので、皮膚がビタミンAに慣れるに従い、自然におさまることがほとんどです。レチノイド反応が出るような、ビタミンAが不足している肌にこそ、ビタミンAを補うべきです。レチノイド反応が出ると最初はびっくりするかも知れませんが、落ちついた後にはとても肌の調子が良くなるのを実感していただけると思います。
ただし、実際にはビタミンA反応ではないこともあります。本当は他のことが原因で肌荒れが生じているにもかかわらず、自己診断でレチノイド反応と思いこんでいる方もいらっしゃいます。症状が強かったり、長引いたりする場合はご相談ください。

2016年2月 1日

WEB『オズモール』2016年1月28日

特集「女の処方箋 花粉症対策は先手必勝!薬を飲むベストタイミングは花粉飛散が始まる2週間前」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

花粉症対策は先手必勝!薬を飲むベストタイミングは花粉飛散が始まる2週間前
日本人の4人に1人が悩まされているスギ・ヒノキの花粉は、その飛散が東京で始まるのは2月上旬~下旬で、ピークは3月上旬~中旬です。
毎年、花粉症でつらい思いをしているのなら、花粉が本格的に飛び始める前から準備をしておくことが大切。症状が出る前に治療を始めることで、発症のタイミングを遅らせたり、ピーク時の症状を軽くしたりする効果が期待できることがわかっており、症状をやわらげる抗アレルギー薬による治療を受けることで、予防的な効果が期待できます。
処方薬の種類は、内服用の抗アレルギー薬のほかに、点鼻薬、点眼薬などが一般的です。注射薬には、ステロイド注射、ヒスタミン注射、アレルゲン注射などがあります。ただ、薬によっては、のどが渇いたり、眠気や倦怠感が出たりすることもあるので、医師としっかり相談をし、症状や生活習慣に合わせた治療薬を使用しましょう。また、ステロイド注射を繰り返し受け、皮膚や脂肪の萎縮による陥凹(へこみ)という副作用が生じると、これを回復させることは非常に困難なので、重症例かつ緊急時を除き安易に受けるべきではありません。
副作用がほとんどなく、即効性のある治療に点鼻ボトックスという治療法があります。
A型ボツリヌス毒素という、美容医療で使われているボトックス注射の主成分を直接鼻の粘膜にたらす治療法で、副交感神経の働きを抑えて鼻水の分量を減らしたり、目のかゆみを軽減したりする効果が期待できます。
個人差があるけれど、点鼻した当日から約2~4週間程度、効果が持続します。自由診療で、費用は医療機関によって異なりますが、当院では1回¥15.000で行っています。内服の抗アレルギー剤との併用も可能ですので、快適な春を過ごすために受ける価値はあります。
当院では通常1回¥15,000で行っている点鼻ボトックス治療を、この記事をお読みくださった方には特別料金1回¥8,000でご提供いたします。
毎年花粉に悩まされているなら、今年は先手必勝です。早めに対策を始めて、ラクに乗り切りましょう。

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雑誌『VOGUE』2016年3月号 (1月28日発売 掲載ページP212)

特集「The Bigger the Better  あなたの目はもっと大きくなる。マンガアイの作り方。」に当院が紹介されました。

2016年のSpring&Summerコレクションのランウェイで目立っていたのが、印象的なアイメイク。それは日本のアニメヒロインからインスパイアされたもの。そこに日本人の目を大きくするヒントが沢山ありました。
今回のVOGUE3月号では、スキンケアアイテム、メークアップ法、最新美容医療など、トータルケアで目を大きくするための様々なテクニックを特集しています。
20代、30代、40代と年齢が進むごとに変化する目元のお悩みと、その原因、さらに対策まで慶田院長が解説しています。日本人の20代では上まぶたの皮下脂肪が厚く、能面的な切れ長な目が特徴。目を酷使する行為を控え、正しいスキンケアを心がけ、目元の老化を予防しましょう。30代からは、上まぶたの皮下脂肪が減り、すっきりしてくるものの、徐々に目尻が下がりはじめたり、ちりめんジワが目立ち始めます。まさに、美容医療を開始する最適な時期。40代になると、眼球を支える靭帯や眼輪筋も伸び、下まぶたのたるみも目立ち始めます。
目元が一瞬で華やかにできるのはメイクの利点ですが、それも、美しく張りのある目元あってこそ。スキンケアやメイクで思い通りでないと感じるたら、美容医療の出番です。
銀座ケイスキンクリニックはクマの種類ごとの診断から最適な治療まで、担当医がお一人お一人に最適なメニューを組み立てるオーダーメイド治療が人気。まぶたが重くて上がりにくくなったら、眼瞼下垂のサイン、切らずにリフトアップを叶える「ウルセラアイリフト」がおすすめ。超音波を用いて、皮膚の「真皮深層」から皮膚を支える土台ともいえる「SMAS層(表在筋膜)」に熱を加え、緩んだ皮膚とSMAS層を強力にタイトニングします。米国FDAがアイリフト効果で承認した唯一の医療機器です。VOGUE誌でも即効性と持続性を兼ね備えた最新の目元引き上げ治療として、紹介いただきました。
是非ご一読ください。

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雑誌『美的』2016年3月号 (1月23日発売 掲載ページP86)

特集「マスク、美容液、バーム...重ねて効果が高まる『ミルクレープ』美容はまだまだこんなに!」に当院で扱っているプロラヴィッシュローションが
"肌への浸透と安定性に優れた、新世代ビタミンCを配合。"と掲載されました。
是非、ご一読ください。

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フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)の効果と特徴

M22 Logo.jpgフォトフェイシャルM22治療は、色むらの改善に加え、お肌のターンオーバーを活発にする効果もあるため、シミやニキビなどのトラブルを予防し、ハリのある瑞々しいお肌に改善します。

フォトフェイシャルの光が、肌トラブルの原因となるターゲット(メラニンや毛細血管など)に当たると、光のエネルギーが熱に変わり、ターゲットにダメージを与えます。フォトフェイシャルの光はターゲットのみに反応するため、お肌への負担がほとんどありません。また、この作用によりコラーゲン線維やヒアルロン酸などを生み出す線維芽細胞の働きが活性化され、内側から自然に美しい素肌がつくりあげられるのです。


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Step1:シミ・ソバカス・肝斑・赤み・真皮の光老化のあるお肌
Step2:フォトフェイシャルM22を照射
Step3:表皮・真皮が活性化。均一な肌色、きめの整った状態。

フォトフェイシャルM22の主な効果

●シミの改善・スキンリジュビネイション(皮膚若返り)・肌質改善

過剰なメラニンに吸収される波長の光作用で、シミ、くすみ、肝斑、そばかす、黒ずみ毛穴を減らす美白効果が高い治療です。真皮のコラーゲン線維や線維芽細胞を活性化しますので、お肌全体にはりがよみがえり、小ジワやたるみ毛穴が改善します。また赤ら顔や毛細血管拡張症の改善にも効果が期待出来、トータルなお肌の若返りを図ります。

目立つシミ(顔・体・唇)には、オプションでピコレーザー(ピコセカンドレーザー・ピコウェイ)による部分照射(ピコスポット照射)をご案内しています。フォトフェイシャルやジェントルレーズでは消しきれない、色調が薄いシミにも切れ味よく反応します。「ピコ秒(1兆分の1秒)」という驚異的に短い照射時間により熱の発生がほとんどなく、衝撃波で、一瞬にしてメラニンを細かく砕いて破壊できるので、皮膚へのダメージが最小限に抑えられます。そのため、日本人で問題となる、照射後半年続く色素沈着が圧倒的に生じにくくなり、出たとしても軽く短期間で消失する特長があります。個人差はありますが、多くの場合1~2回の短期間でシミを除去することができます。

●炎症性ニキビの改善・予防
ニキビの原因菌であるアクネ桿菌はポルフィリンを生成しながら炎症を繰り返します。このポルフィリンに有効領域の波長である光がアクネ菌を殺菌・減少させます。炎症期のニキビの治癒が早まるだけでなく新生も減らすことができます。
また、フォトフェイシャルM22には色素(メラニン)の除去作用や、過剰な毛細血管や拡張した毛細血管を壊すことができるため、気になるニキビ後の赤みやシミ・黒ずみも同時に改善します。さらに創傷治癒を活性化させ、コラーゲンやエラスチン高め、比較的新しいニキビ跡の凹みの改善も期待できます。

●赤ら顔・毛細血管拡張症・内出血の改善
赤ら顔は通常は見えない毛細血管が何らかの原因で拡張して血流量が増加し、顔面のほてりや赤みが生じた状態です。毛細血管拡張症があると、緊張や興奮、周囲の温度変化など、ほんの僅かな刺激でも、人一倍顔が赤くなってしまいます。また、酒さや酒さ性座瘡も赤ら顔の原因です。フォトフェイシャルM22のVascular Treatment Filter(血管専用フィルター)を用いたノーダウンタイム治療で症状を改善することが可能になりました。さらに、ケガや注射注入などで生じた内出血を早く目立たせなくさせる部分照射も可能です。

●医療用パルスライト(IPL)による脱毛
毛母に含まれているメラニンに吸収波長の光を照射することによって安全に脱毛します。とくに、口周り、小鼻の黒ずみ毛穴や産毛毛穴にはシャープに反応し、直後から明るくなります。これらの脱毛効果は毛周期(成長期・退縮期・休止期)のうち、成長期にある毛幹のみに作用しますので、約1か月で休止期毛が生えそろう段階で2回目の照射を行います。肌の色調にもよりますが、3回で軟毛化し、5〜7回でほとんど目立たなくなります。

■フォトフェイシャルM22に搭載された8種のフィルター
フィルターはその数字より短い波長の光をカットします。560nmのフィルターを使用する場合は559nm以下の光がカットされ、560~1200nmの光が照射されます。波長は短いほど作用が強く、ダウンタイムも出やすいので、肌色が濃い場合はより長波長をメインに照射すると安全です。590nmの場合は590nm~1200nm、695nmでは695~1200nmの光を照射します。
通常搭載の6種類のフィルターに加え、Vascular Treatment Filter(血管専用フィルター)とAcne Filter(ニキビ専用フィルター)も採用しています。Vascular Treatment Filterは530~650nmと900~1200nmの二つの波長領域を照射することで、毛細血管を確実に減らすことが出来ます。Acne Filter は400~600nmと800~1200nmの二つの波長領域を照射することで、ニキビの炎症を抑え、ニキビによる赤みも早く軽減させます。銀座ケイスキンクリニックでは、患者様に最適なフィルターの選択に加え、エネルギー密度(J数)、パルス幅(照射時間)、パルスディレイ(休止時間)など細かい照射設定を医師が行い実照射するドクター照射で、より安全で効果的なオーダーメイド治療をご提供いたします。



515nm560nm590nm615nm640nm695nm
IPL All Filters.jpg
シミ部分照射
(アキュチップ同様に痂疲化)
美白治療(色白肌)赤ら顔
(毛細血管拡張)
血管病変・美白(色黒・夏期)美白治療(色黒肌)肝斑(色黒肌)
ちりめんジワ
毛穴
脱毛

resultimg.png

■ Vascular Filter(赤ら顔・毛細血管拡張・小血管腫・内出血専用)
Filter0325.png赤ら顔や毛細血管拡張症のお悩みに対応する特殊フィルターです。530~650nmと900~1200nmの二領域の光が出るように設定されており、血管に鋭敏に反応します。短波長は血管のヘモグロビンに吸光性が高く、長波長は深部血管に反応します。さらに、ケガや注射注入などで生じた内出血を早く目立たせなくさせる部分照射も可能です。


■Acne Filter(炎症ニキビ・ニキビ跡の赤み専用)
acne_fil.png400~600nmと800~1200nmの二つの波長領域を照射することで、ニキビの炎症を抑え、ニキビによる赤みも早く軽減させます。アクネ桿菌が産生するポルフィリンに吸光性が高い波長を含むので、炎症性のニキビ(赤ニキビ・膿ニキビ)の殺菌効果が高いのが特徴です。


■ドクター照射による安全性
優れた機器の効果を最大限に発揮するためには、皮膚を診る力のある医師の目が重要です。銀座ケイスキンクリニックでは、患者様に最適なフィルターの選択に加え、エネルギー密度(J数)、パルス幅(照射時間)、パルスディレイ(休止時間)など細かい照射設定を医師が行い実照射するドクター照射で、より安全で効果的なオーダーメイド治療をご提供いたします。

フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)のリスクとダウンタイム

<痛み・腫れ> ほとんどなし  <内出血> なし <痂疲化>時にあり

damage01.png治療直後は産毛の濃い部分やシミやホクロの周囲などがほんのりと赤くなりますが、冷却しパックする間にほとんど消えてしまいます。ダウンタイムもほとんどなく、治療直後からメイクが可能です。シミに反応した場合、細かいかさぶたになって黒~こげ茶色に浮き上がってきます。4日から1週間かけてぽろぽろと自然に剥がれ落ちます。濃くなるといってもお化粧でカバーできる範囲です。


フォトフェイシャルM22痛み・赤みの軽減
cool01.jpg先端部のサファイヤガラスでコンタクトクーリングを行いながら照射するので赤み、痛みが軽減されました。痛みの感じ方に個人差はありますが、ほとんどの方が、無麻酔でも痛みを感じません。

安全性の向上
m22_3.png安全性の向上お肌にあたるサファイヤヘッドは15×35mm、8×15mm、径6mmの3種類があり、凹凸のあるお肌にも、細やかに対応できます。OPT(Optimal Pulse Technology)による均一なパルス化(エネルギーを分割して与える方法)で、効果的で安定したエネルギーを肌に伝えるため、火傷のリスクは最小限になりました。


フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)の施術頻度や持続について


1回の施術で透明感が出て美白効果を実感できる方がほとんどですが、肌質を改善し、ハリ感と透明感をアップするには3週間に1回の頻度で5~6回繰り返す必要があります。とくにニキビ治療、毛穴治療は、定期的に受けていただくと、より効果が高まります。


フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)の痛み


ルミナス社のフォトフェイシャルM22はコンタクトクーリングが優れており、痛みの少ない治療が出来ます。冷たいジェルを塗って照射します。産毛の濃い方の生え際や口周り、シミの濃い部分では軽く熱い様な痛みを感じます。ほとんどの方が無麻酔で治療できます。痛みの感じ方は個人差もありますが、産毛が減り、肌が白くなるにつれて痛みは感じなくなってきます。お肌のトーンが上がってくると、色白肌用のフィルターに変更することが出来るようになるので、繰り返すごとに薄いシミも減り、赤ら顔も目立たなくなってきます。


フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)の禁忌事項について


下記に該当される方は、この治療を受けられないのでご了承ください。
・光線過敏症の方
・光感受性を高める薬を内服/外用している方(薬の添付文書の副作用に「光線過敏症」と記載あり)
・激しい日焼け直後の方
・皮膚に無治療の病変がある方
・真正ケロイドの方
・てんかん発作の既往がある方
また、安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。
詳細はお問い合わせ下さい。

2016年1月31日

フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)と他の施術比較

ジェントルレーズプロとの比較

フォトフェイシャルm22もジェントルレーズプロもシミの治療に用います。フォトフェイシャルm22はパルスライトのマイルドな作用で、肝斑のある方も適応となります。また、フォトフェイシャルファーストm22はニキビや赤ら顔にも効果的な照射機器です。一方、ジェントルレーズプロはメラニンの黒に吸収される波長の光だけを増幅させたアレキサンドライトレーザーで、シミ、そばかす、毛穴の黒ずみ、産毛の脱毛に、シャープな効果を発揮します。フォトフェイシャルM22、ジェントルレーズプロどちらも日本厚生労働省 薬事承認済み医療機器です。


他社のIPL機器との違い

Lumenis_M22_031A_ Low Res left view91172.JPG最新のフォトフェイシャル『M22』は、従来機より多い8種類のカットオフフィルター(波長を変えるフィルター)を搭載し、そのフィルターの中から、肌の悩みや肌質に合わせて照射波長をカスタマイズすることで満足感の高い治療を実現します。広範囲の光が肌のトラブルの原因となるメラニン(黒色素)やヘモグロビン(赤色素)に選択的に吸収されることにより、光エネルギーが熱へと変わり、ターゲットのみにダメージを与えます。さらに照射を継続することでコラーゲンが増生され、肌のハリやキメも整うため、総合的な美肌効果を得られます。

さらに、波長だけではなく、エネルギー量はもちろん、照射間隔などを細かく設定できるのもルミナス社製品の特長です。当院では医師が毎回肌状態をみながら治療方針を決め、その時のお肌に最適な照射法を選択し、2種のフィルターを選んで重ねて照射します。治療するたびに、一歩先を行く結果が見えるよう、担当医の力量を発揮できるIPL治療器それがフォトフェイシャルM22なのです。


フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)のポイント特徴

照射治療light.png 治療効果★★★☆☆ 痛み★☆☆☆☆ ダウンタイム★☆☆☆☆

効果
■シミ・くすみ・そばかす・肝斑の改善 ■赤ニキビの改善 ■膿ニキビの改善 ■肌質改善 ■赤ら顔の改善 ■毛穴の改善 ■ニキビ跡の改善 ■ちりめんジワの改善・ハリアップ ■内出血の早期改善※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)のワンポイントアドバイスワンポイントアドバイスフォトフェイシャルM22は「光で肌を洗う」というキャッチコピーに恥じない、肌質改善治療を叶えるIPLの最新機器です。美容医療初心者から上級者まで満足させる、高い色むら改善効果に加え、肌質と目的に応じたきめ細やかなオーダーメイド治療が特徴と言えます。痛みもほとんどないマイルド治療でありながら、メラニンの黒だけでなく、赤ら顔やニキビの赤味にも有効なうえ、繰り返すとハリも出て毛穴も引き締まる『一台で5度うれしい』マルチな肌質改善効果が人気です。

私も1か月に一度自身で照射し、この機器の奥深さにはまっています。照射に当たっては、まずシミと肌タイプの正確な診断が肝心です。ですから当院ではカウンセリングから、ケミカルピーリング、実照射まで医師が丁寧に行います。2パス目のフィルター選択や、パルス設定は照射しながら微調整することで、より安全で効果的な光治療ができる点が、当院のこだわりです。部分照射用フィルター(波長515nm)の重ねうちで、シミも確実に薄くします。最新IPL『フォトフェイシャルM22』で内側から輝く若々しい素肌を手に入れて下さい。

フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)の施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当医師がお肌の状態や肌質を診察し、治療に必要な回数の目安や併用療法などの治療プランを決めていきます。スキンケア方法のアドバイスや、治療における注意点やアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。
(未成年の方の治療については親権者の同意が必要になりますので、こちらをご確認ください。)

flow_type2.jpgフォトフェイシャルM22の照射コースに含まれるケミカルピーリング(メディカルピーリング)で、角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消します。次に、冷たいジェルを塗って医師が丁寧に照射します。産毛の濃い方の生え際や口周り、シミの濃い部分では軽い熱感を感じます。ニキビの炎症が強い部分、赤ら顔の気になる部分には、毛細血管拡張用フィルター(590nm)で2パス目を重ねて照射します。ハリアップ目的の場合は深部フィルター(695nm)で2パス目を重ねて照射します。ジェルを拭き取った後、パックをし、ビタミンCとアミノ酸を浸透させます。オプションでビタミンAのイオン導入を追加すると、ターンオーバー亢進・炎症後色素沈着の軽減・紫外線など酸化ストレスへの抵抗力アップ効果で、さらなる肌体力向上が期待できます。

flow終了直後からメイクをして頂けるため、メイクルームへご案内します。透明感がアップし、化粧ノリも良くなります。スタッフからアフターケアや院内調合化粧品の使用方法をご説明します。数日後、シミやソバカスの部分が濃く浮き出たような感じがする場合がありますが、数日後にメラニン色素の濃い角層が浮き出て自然にとれます。濃くなるといってもお化粧でカバーできる範囲です。

2016年1月28日

フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)の価格表

照射+ケミカルピーリング+VCAAローションパックの料金となります。
初回トライアル 1回 3回(5%OFF) 5回(10%OFF)
顔全体(額はオプション)
(両頬2パス目サービス)
(手首から手背の照射サービス)
¥28,000 ¥38,000 ¥108,300
(¥36,100/1回)
¥171,000
(¥34,200/1回)
首(フェイスライン~鎖骨上) ¥23,000 ¥28,000 ¥79,800
(¥26,600/1回)
¥126,000
(¥25,200/1回)
デコルテ(鎖骨下~バストトップ) ¥28,000 ¥38,000 ¥108,300
(¥36,100/1回)
¥171,000
(¥34,200/1回)
顔全体~首(額はオプション)
(両頬2パス目サービス)
(手首から手背の照射サービス)
¥48,000 ¥59,000 ¥168,150
(¥56,050/1回)
¥265,500
(¥53,100/1回)
顔全体~首~デコルテ(額はオプション)
(両頬2パス目サービス)
(手首から手背の照射サービス)
¥70,000 ¥88,000 ¥250,800
(¥83,600/1回)
¥396,000
(¥79,200/1回)
お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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2016年1月22日

ルミナス社製最新IPL照射器「フォトフェイシャルM22」を導入いたしました。

一般的にマイルドなイメージをお持ちの方が多い光治療ですが、今回、院長がこだわりぬいて選択した機種は、『レーザーにも匹敵するシャープな効果・切れ味』が特徴です。

美容医療経験値が高い方もきっと満足頂けると思います。もちろん、「痛みが心配!」という初心者様もコンタクトクーリングが付いておりますので、ご安心ください。

フォトフェイシャルM22は6種類のフィルター搭載、パルス数、照射時間、照射間隔(休憩時間)、フルエンス(ジュール数)の設定がすべて変更できるので、より安全な照射が可能です。医師の経験によって、可変性は無限大といえます。
より深くまで選択的に光を届けるフィルターに変えて照射すれば、たるみ毛穴やちりめんジワ改善も叶えます。

フィルターはその数字より短い波長の光をカットします。 560nmのフィルターを使用する場合は559nm以下の光がカットされ、560~1200nmの光が照射されます。波長は短いほど作用が強く、ダウンタイムも出やすいので、肌色が濃い場合はより長波長をメインに照射すると安全です。590nmの場合は590nm~1200nm、695nmでは695~1200nmの光が照射されます。

銀座ケイスキンクリニックでは、患者様に最適なフィルターの選択に加え、エネルギー密度(J数)、パルス幅(照射時間)、パルスディレイ(休止時間)など細かい照射設定を医師が行い実照射するドクター照射で、より安全で効果的なオーダーメイド治療をご提供いたします。
フォトフェイシャルM22は「光で肌を洗う」というキャッチコピーに恥じない、肌質改善治療を叶えるIPLの最新機器です。美容医療初心者から上級者まで満足させる、高い色むら改善効果に加え、肌質と目的に応じたきめ細やかなオーダーメイド治療が特徴と言えます。
痛みもほとんどないマイルド治療でありながら、メラニンの黒だけでなく、赤ら顔やニキビの赤味にも有効なうえ、繰り返すとハリも出て毛穴も引き締まる『一台で5度うれしい』マルチな肌質改善効果が得られます。当院の医師も3週間に一度お互いに照射し、この機器の奥深さにはまっています。

照射に当たっては、まずシミと肌タイプの正確な診断が肝心です。ですから当院ではカウンセリングから、ケミカルピーリング、実照射まで医師が丁寧に行います。2パス目のフィルター選択や、パルス設定は照射しながら微調整することで、より安全で効果的な光治療ができる点が、当院のこだわりです。部分照射用フィルター(波長515nm)の重ねうちで、シミも確実に薄くします。最新IPL『フォトフェイシャルM22』で内側から輝く若々しい素肌を手に入れて下さい。
なお、「フォトフェイシャル」はルミナス社製のIPL治療にのみ使用が認められています。

2016年1月20日

日本テレビ『Oha!4 NEWS LIVE』1月19日(火)OA 

「よしたけナンダーランド」のコーナーを慶田院長が監修しました。
"乾燥から唇を守ろう"というテーマでリップケアについて解説しました。
唇は頬などに比べて水分を保つ角層が薄く、常に外にさらされているため、とても乾燥しやすい部位です。乾燥がすすむと角層の柔軟性が失われ、ひび割れてしまうこともあります。唇の乾燥を守るために必須のアイテムといえばリップクリームですが、その選び方と使い方にはコツがありますので、今回はそのポイントを解説しています。

リップクリームは作用が高い順位に...治療・予防が目的の「医薬品」、荒れるのを予防する「医薬部外品」、荒れるのを予防し、美化するのが目的の「化粧品」の3つに分類されています。唇が乾燥しているときは、治療効果が高い「医薬品」を選びましょう。
そしてリップクリームを効果的に使用するコツが2つあります。

1つ目...「取り出してそのまま塗るのはやめましょう」開けたばかりのリップクリームは固く、そのまま使用すると唇が無理に引っ張られて、ひび割れてしまう原因になることも。唇に軽く押し当てて、体温で少し溶かしてから塗るのが正解です。

2つ目...「横に塗るのはやめましょう」唇のシワは縦に入っているので、口をすぼめたままで、横に塗ってもリップクリームの成分が浸透しにくいのです。縦に走っているシワに沿うように塗るのが正解です。口を「い」と発音する形にすると、シワが伸びて縦ジワにもしっかり塗ることができるのでおすすめです。

効果的なリップケアで、唇を乾燥から守りましょう。

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2016年1月18日

雑誌『女性セブン』2016年1月28日号 (1月14日発売 掲載ページP150~P151)

特集『この時期、恒例の乾燥肌。加齢とともに進む乾きやかゆみは新アイテムとQ&Aで解決できる「冬のカサカサ」何とかしたい!』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

肌の潤いは『皮脂膜』『角質細胞間脂質』『天然保湿因子』の3つの要素によって保たれ、どらか1つでも不足すると乾燥肌になってしまいます。

乾燥肌の大きな原因は湿度や温度の低下で角質細胞間脂質が減少することにあります。皮脂の分泌は加齢により低下するうえ、加齢と共に皮膚の再生力が低下するため、「角質細胞間脂質(セラミドなど)」「天然保湿因子(NMF)」の産生量も減って乾燥肌は加速してしまいます。年齢を重ねるにつれて乾燥肌対策はより重要になるというわけなのです。乾燥肌を放っておくと、肌のバリア機能が低下し、刺激に弱くなり、髪や衣類が触れただけでもかゆみを感じたり、慣れた化粧品でも赤くなったりすることもあります。また、かゆみや炎症、ニキビ、キメの乱れなどトラブルが続くと、シワの原因にもなります。冬こそ正しいケアを理解し、肌を守ることが大切です!

本誌を参考に肌のうるおいを保つために、乾燥を防ぐ洗顔、保湿、入浴法、生活習慣を見直してみましょう。

是非ご一読ください。

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雑誌『and GIRL/アンドガール』2016年2月号(1月12日発売 掲載ページP184)

特集『肌がキレイ!な人はみんな‶ほぼ日シートパック〟』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

美容成分が凝縮されている美容パックを日常的に使い続けることは、美肌のために効果的と言われています。アンドガールの読者アンケートでも、ほぼ毎日使っている方が結構いらっしゃるようです。とはいっても、実はシートパックに関する知識はあいまいな部分が多いのではないでしょうか?

そこで「もっともっと極めたい、シートパックQ&A!」と題してシートパックに関する疑問に、院長が皮膚科専門医として回答しています。

シートパックの美肌効果は本当なのでしょうか?使い方もついても少々不安に思われている方が多いようです。今回、美容成分をより効果的に浸透させるテクニックについても詳しく解説しています。

正しいスキンケアアドバイスをもとに、ホームケアとして手軽にパックを取り入れてみるのもいいですね。

是非ご一読ください。

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日本テレビ『Oha!4 NEWS LIVE』1月19日(火)4:00~5:50 OA 

「よしたけナンダーランド」のコーナーを慶田院長が監修しています。

特に肌の乾燥が気になるこの季節に役立つ内容です。
午前5時15分ごろから4分程度放送予定。

どうぞお見逃しなく。
※尚、報道番組の為、急遽放送内容が変更になる場合がございます。

2016年1月14日

雑誌『Precious(プレシャス)』2016年2月号 (1月7日発売 掲載ページP109)

特集『今年の「自信」コート着こなしは、端正&女らしさに回帰する!』に慶田院長
の私服コーディネートが掲載されました。

コートスタイルが活躍する真冬本番となりました。この冬どんなコートを選んで、どう着こなしているか...東京、NYのPreciousキャリア16人の装いから今年の傾向とリアルなトレンドを徹底解剖する9ページにわたる特集記事です。

慶田院長は「冬スタイル正解例4、5Days Coats」として、on/offの5日分のコーディネートをご紹介しています。

是非ご一読ください。

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2016年(1月〜3月)のメディア掲載情報

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サンケイスポーツ(2月25日発売 掲載ページP18)

『荒れスギ「花粉皮膚炎」は保湿して肌守る』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
花粉は目や鼻だけでなく、肌にも症状を引き起こします。花粉が飛んでいる時期だけ顔や首が赤くなったり、かゆみ、ひりつき、粉ふきなどの症状があらわれている場合は、「花粉皮膚炎」の可能性があります。一般的な肌荒れとは違い、花粉が刺激となって起こるアレルギー症状です。
花粉の粒子はインフルエンザウイルスの300倍と大きく、もともと表皮には刺激や有害物質をガードする「バリア機能」という役割が備わっているため、健康な肌であれば花粉が付着しても皮膚へ入り込むことはありません。この働きが正常であれば、花粉症であっても「花粉皮膚炎」を発症しないはずなのですが、乾燥肌傾向だったり、アトピー性皮膚炎の人は、皮膚の「バリア機能」が低下しており、花粉が触れただけでも刺激となってかぶれやすいのです。
女性に多いのが、肌の手入れをし過ぎて皮膚に過剰な刺激を与えている場合。また毎日髭を剃り、保湿をほとんどしない男性も、角層が傷ついてバリア機能が低下しやすくなります。本来皮脂も「バリア機能」の一つではありますが、実際は「バリア機能(水分保持)」への寄与の割合は2、3%にしか過ぎません。80%を占めるのは、細胞と細胞の隙間を埋める潤い成分である角質細胞間脂質といわれるもので、角層同士を結着して外からの刺激物質の侵入を防いでいます。これが不足すれば、花粉のような大きな粒子でも入り込み、肌の不調をきたします。
毎日のお手入れに使う洗浄料は刺激の少ないものを選び、しっかり泡立ててなで洗いをしましょう。お湯だけでは酸化した皮脂が取り切れずに、肌に残って刺激の原因になりますので、朝晩の泡洗顔が大切です。洗浄時や、タオルでの拭き取り時にゴシゴシ擦ることは禁物。洗顔後は乳液などで保湿をし、日中は日焼け止めを塗って外部刺激から肌を守り、「バリア機能」をキープしましょう。皮脂の多い男性も洗顔、保湿、日焼け止めのシンプルケアは行うべきです。
赤み、かゆみ、ひりつきなどの肌荒れの症状が強いときは、炎症を抑えることが最優先。早めに皮膚科専門医を受診し、塗り薬や抗アレルギー薬などの適切な治療を受けましょう。

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年3月号 (2月12日発売 掲載ページP110~113)

「突発性ゆらぎ肌レスキュー講座!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
女性の肌がゆらぐ理由は、ホルモンバランスの乱れ、不規則な生活習慣、食事、自律神経の乱れ、大気汚染、誤ったスキンケアなど様々です。

特に春先は花粉・黄砂などのアレルギー物質などにより、肌が不調を起こしやすい状態です。さらに、最近ではPM2.5、化学物質などの大気汚染物質も肌老化につながる可能性が報告されるなど、肌をとりまく環境はますます悪化しているといえます。
また、春は新生活のスタートによる心理的ストレスや、生活習慣の変化のもたらす影響もあります。人によってそれぞれ違う原因をつきとめて、適切なケアで「ゆらがない肌」をキープしたいですね。

そこで春に起こりやすい「突発性ゆらぎ肌」について、慶田院長が解説しています。
「ゆらぎ肌」 と言われる肌は、どんな状態なのか。肌不調について原因になるものや、日常で行える予防法、困ったときのスキンケア法などを紹介しています。
大きな肌トラブルはなくても、ニキビができやすい、カサカサする、ちょっとした刺激で赤みやかゆみがでる、何となく化粧ノリが悪い...などご自身のが「ゆらぎ肌」と気付いていない方も多いはず。日頃の肌ケアや生活習慣の見直しで、改善できることが多々あります。今回はゆらぎ肌を3つのタイプに分類して、タイプ別の対策法をご紹介しています。
自分のタイプを見極めて正しい予防&対策を始めましょう。
是非ご一読ください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年2月18日OA

「関ジャニ∞横山はなぜ美肌でスリムなのか徹底解明!」

関ジャニ∞横山さんは、食いしん坊なのに、美肌でスリム。その謎に迫る企画第二弾です。

前回の第一弾も、慶田院長が監修いたしました。そのなかで、横山さんが焼肉で一番最初に食べるハラミには、脂肪分が少なく、美肌に良いタンパク質が沢山含まれていることを解説しました。

そこで横山さんの食べ方には美肌とスリムの秘密がまだまだあるのでは?ということで、プライベートの食生活について再び慶田院長が解説いたしました。
今回はスリムな体形に憧れるという水卜アナウンサーと、磯山さやかさん、美肌になりたいGENKINGさんの食生活も一緒に観察しています。
まず中華料理で検証です。横山さんがよく食べる中華5品は豆苗炒め、エビチリ、サンラータン、麻婆豆腐、カニ玉でした。
脂っぽく、太りやすいイメージがある中華料理ですが、慶田院長がおすすめする美肌&スリム体形維持によいメニューベスト5は、豆苗炒め、エビチリ、八宝菜、サンラータン、麻婆豆腐です。

 豆苗炒めはβカロテンと食物繊維が豊富で、肌荒れとシミの予防におすすめ。エビはコレステロール値を下げるタウリンが豊富で、トマトベースのソースには美肌効果が高いリコピンが含まれているためお肌にも、体形維持にも適しています。八宝菜は緑黄色野菜、そして豚肉、イカなど肌に良いタンパク質がバランスよく入っています。サンラータンは、お酢に含まれるクエン酸が脂肪燃焼を促し、唐辛子のカプサイシンには代謝を上げる効果があります。豆腐の大豆イソフラボンは肌荒れを防ぐ作用があるといわれており、唐辛子や山椒はからだの代謝をあげるので、麻婆豆腐も美肌、スリムな体形維持どちらにもおすすめです。

横山さんがよく食べる中華5品中、豆苗炒め、エビチリ、サンラータン、麻婆豆腐の4品が院長がおすすめする美肌&スリムメニューでした。しかもスープから食べるという食事の順番も、急激な血糖値の上昇を抑えるため、美肌&スリム体形に最適です。
ちなみに横山さんが一緒に飲むという、紹興酒も必須アミノ酸が豊富なので美肌に良い飲み物です。

逆に美肌&スリム体形に要注意のメニューは酢豚です。酢豚にはお酢が入っていますが、肌を老化させる糖分も沢山含まれています。また揚げてから炒めたりすることで、カロリーも高くなるため注意しましょう。

続いて、焼き鳥で最初に食べるメニューは、何が良いのでしょうか?
空腹時はからだへの吸収が良いため、食事で最初に食べるものは、特に体形維持やお肌に影響を与えやすいと言えます。磯山さんが選んだハツはへルシーで食感がよく、満腹感が出やすいためおすすめです。レモンをかけると肌に良いビタミンCも摂取できます。水卜アナウンサーとGENKINGさんが選んだねぎまはもも肉で脂肪もありますが、許容範囲です。ただし最初の1本目は糖分が多いタレではなく、塩でいただきましょう。タレの糖分は肌を糖化させ、くすみなどの原因になります。

横山さんはささみを塩やワサビで、しかも最初に4本くらい食べるということです。ささみは高タンパクで脂肪分をほとんど含まないため、美肌とスリム体形維持におすすめ。ワサビも味にアクセントをつけて、塩分の量を減らすことができるので、上手な食べ方といえます。タンパク質を摂る量が少ないと、からだの筋肉を分解してしまうため、体形の美しさを損なう事になります。特に日本人はタンパク質が少ないと言われており、横山さんのように一見多すぎるくらいにささみ食べることは、とっても良いことです。

ささみのたんぱくな味を美味しいと思える味覚を持つことが、本当の意味でダイエットへ繋がるといえます。

OAにはありませんでしたが、美肌のために是非食べていただきたい、慶田院長一押しの焼き鳥はレバーです。ビタミンAやビタミンB群が豊富なレバーは、乾燥やストレスに負けない強い肌を作る働きがあります。また、焼き鳥屋さんでお酒を飲む方が多いと思いますが、お酒を飲むとビタミンB群が失われるので、レバーを補うことはとても有効です。

最近の横山さんは、よく黒豆を食べているということで、こちらも高タンパク低脂肪で、ポリフェノールが豊富な食品。やはり横山さんの好きなものは、ことごとく美肌&スリム体形維持に良いものばかりという結果でした!

冬太りや乾燥からくる肌荒れ対策には、日頃から太りにくい食事やお肌のバリア機能を強く保つ食事を心がけることが大切です。

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雑誌『サンキュ!』2016年3月号 (2月2日発売 掲載ページP88~97)

特集「もしかして年より老けて見られてませんか?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
実年齢よりも老けてみられたら、やはりショックなものです。自分が老けたと思う瞬間は、シワ、シミ、クマを見たときという声が多く、実は普段の習慣で悪化させていることもあるのです。
そこで『そのお肌の「NG習慣」がますます老けてみせてました』では老け顔のNG習慣をシワ、シミ、クマの項目別に解説しています。日常のケア、メイク、食べ物など...ついつい続けてきた日頃の生活の中に、お肌のNG習慣が沢山潜んでいます。良かれと思ってしていたことが、逆効果・・・とならないように、しっかり美肌知識をバージョンアップいたしましょう。
『年齢より若くキレイ人の「美容習慣」15』では、実年齢を重ねても美しく輝くTEAM美魔女の美容習慣が紹介されています。日々の暮らしの習慣が若さの秘訣。TEAM美魔女のなかでも特に実践率が高い習慣には、美しさを保つヒントがあるはずです。
そこで、慶田院長が皮膚科専門医として、TEAM美魔女のほとんどの方々が行っていたスキンケア法や、紫外線対策について、皮膚科専門医の立場から解説しいています。
是非ご一読ください。

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WEB『オズモール』2016年1月28日

特集「女の処方箋 花粉症対策は先手必勝!薬を飲むベストタイミングは花粉飛散が始まる2週間前」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

花粉症対策は先手必勝!薬を飲むベストタイミングは花粉飛散が始まる2週間前
日本人の4人に1人が悩まされているスギ・ヒノキの花粉は、その飛散が東京で始まるのは2月上旬~下旬で、ピークは3月上旬~中旬です。
毎年、花粉症でつらい思いをしているのなら、花粉が本格的に飛び始める前から準備をしておくことが大切。症状が出る前に治療を始めることで、発症のタイミングを遅らせたり、ピーク時の症状を軽くしたりする効果が期待できることがわかっており、症状をやわらげる抗アレルギー薬による治療を受けることで、予防的な効果が期待できます。
処方薬の種類は、内服用の抗アレルギー薬のほかに、点鼻薬、点眼薬などが一般的です。注射薬には、ステロイド注射、ヒスタミン注射、アレルゲン注射などがあります。ただ、薬によっては、のどが渇いたり、眠気や倦怠感が出たりすることもあるので、医師としっかり相談をし、症状や生活習慣に合わせた治療薬を使用しましょう。また、ステロイド注射を繰り返し受け、皮膚や脂肪の萎縮による陥凹(へこみ)という副作用が生じると、これを回復させることは非常に困難なので、重症例かつ緊急時を除き安易に受けるべきではありません。
副作用がほとんどなく、即効性のある治療に点鼻ボトックスという治療法があります。
A型ボツリヌス毒素という、美容医療で使われているボトックス注射の主成分を直接鼻の粘膜にたらす治療法で、副交感神経の働きを抑えて鼻水の分量を減らしたり、目のかゆみを軽減したりする効果が期待できます。
個人差があるけれど、点鼻した当日から約2~4週間程度、効果が持続します。自由診療で、費用は医療機関によって異なりますが、当院では1回¥15.000で行っています。内服の抗アレルギー剤との併用も可能ですので、快適な春を過ごすために受ける価値はあります。
当院では通常1回¥15,000で行っている点鼻ボトックス治療を、この記事をお読みくださった方には特別料金1回¥8,000でご提供いたします。
毎年花粉に悩まされているなら、今年は先手必勝です。早めに対策を始めて、ラクに乗り切りましょう。

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雑誌『VOGUE』2016年3月号 (1月28日発売 掲載ページP212)

特集「The Bigger the Better  あなたの目はもっと大きくなる。マンガアイの作り方。」に当院が紹介されました。

2016年のSpring&Summerコレクションのランウェイで目立っていたのが、印象的なアイメイク。それは日本のアニメヒロインからインスパイアされたもの。そこに日本人の目を大きくするヒントが沢山ありました。
今回のVOGUE3月号では、スキンケアアイテム、メークアップ法、最新美容医療など、トータルケアで目を大きくするための様々なテクニックを特集しています。
20代、30代、40代と年齢が進むごとに変化する目元のお悩みと、その原因、さらに対策まで慶田院長が解説しています。日本人の20代では上まぶたの皮下脂肪が厚く、能面的な切れ長な目が特徴。目を酷使する行為を控え、正しいスキンケアを心がけ、目元の老化を予防しましょう。30代からは、上まぶたの皮下脂肪が減り、すっきりしてくるものの、徐々に目尻が下がりはじめたり、ちりめんジワが目立ち始めます。まさに、美容医療を開始する最適な時期。40代になると、眼球を支える靭帯や眼輪筋も伸び、下まぶたのたるみも目立ち始めます。
目元が一瞬で華やかにできるのはメイクの利点ですが、それも、美しく張りのある目元あってこそ。スキンケアやメイクで思い通りでないと感じるたら、美容医療の出番です。
銀座ケイスキンクリニックはクマの種類ごとの診断から最適な治療まで、担当医がお一人お一人に最適なメニューを組み立てるオーダーメイド治療が人気。まぶたが重くて上がりにくくなったら、眼瞼下垂のサイン、切らずにリフトアップを叶える「ウルセラアイリフト」がおすすめ。超音波を用いて、皮膚の「真皮深層」から皮膚を支える土台ともいえる「SMAS層(表在筋膜)」に熱を加え、緩んだ皮膚とSMAS層を強力にタイトニングします。米国FDAがアイリフト効果で承認した唯一の医療機器です。VOGUE誌でも即効性と持続性を兼ね備えた最新の目元引き上げ治療として、紹介いただきました。
是非ご一読ください。

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雑誌『美的』2016年3月号 (1月23日発売 掲載ページP86)

特集「マスク、美容液、バーム...重ねて効果が高まる『ミルクレープ』美容はまだまだこんなに!」に当院で扱っているプロラヴィッシュローションが
"肌への浸透と安定性に優れた、新世代ビタミンCを配合。"と掲載されました。
是非、ご一読ください。

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日本テレビ『Oha!4 NEWS LIVE』1月19日(火)OA 

「よしたけナンダーランド」のコーナーを慶田院長が監修しました。
"乾燥から唇を守ろう"というテーマでリップケアについて解説しました。
唇は頬などに比べて水分を保つ角層が薄く、常に外にさらされているため、とても乾燥しやすい部位です。乾燥がすすむと角層の柔軟性が失われ、ひび割れてしまうこともあります。唇の乾燥を守るために必須のアイテムといえばリップクリームですが、その選び方と使い方にはコツがありますので、今回はそのポイントを解説しています。

リップクリームは作用が高い順位に...治療・予防が目的の「医薬品」、荒れるのを予防する「医薬部外品」、荒れるのを予防し、美化するのが目的の「化粧品」の3つに分類されています。唇が乾燥しているときは、治療効果が高い「医薬品」を選びましょう。
そしてリップクリームを効果的に使用するコツが2つあります。

1つ目...「取り出してそのまま塗るのはやめましょう」開けたばかりのリップクリームは固く、そのまま使用すると唇が無理に引っ張られて、ひび割れてしまう原因になることも。唇に軽く押し当てて、体温で少し溶かしてから塗るのが正解です。

2つ目...「横に塗るのはやめましょう」唇のシワは縦に入っているので、口をすぼめたままで、横に塗ってもリップクリームの成分が浸透しにくいのです。縦に走っているシワに沿うように塗るのが正解です。口を「い」と発音する形にすると、シワが伸びて縦ジワにもしっかり塗ることができるのでおすすめです。

効果的なリップケアで、唇を乾燥から守りましょう。

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雑誌『女性セブン』2016年1月28日号 (1月14日発売 掲載ページP150~P151)

特集『この時期、恒例の乾燥肌。加齢とともに進む乾きやかゆみは新アイテムとQ&Aで解決できる「冬のカサカサ」何とかしたい!』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

肌の潤いは『皮脂膜』『角質細胞間脂質』『天然保湿因子』の3つの要素によって保たれ、どらか1つでも不足すると乾燥肌になってしまいます。

乾燥肌の大きな原因は湿度や温度の低下で角質細胞間脂質が減少することにあります。皮脂の分泌は加齢により低下するうえ、加齢と共に皮膚の再生力が低下するため、「角質細胞間脂質(セラミドなど)」「天然保湿因子(NMF)」の産生量も減って乾燥肌は加速してしまいます。年齢を重ねるにつれて乾燥肌対策はより重要になるというわけなのです。乾燥肌を放っておくと、肌のバリア機能が低下し、刺激に弱くなり、髪や衣類が触れただけでもかゆみを感じたり、慣れた化粧品でも赤くなったりすることもあります。また、かゆみや炎症、ニキビ、キメの乱れなどトラブルが続くと、シワの原因にもなります。冬こそ正しいケアを理解し、肌を守ることが大切です!

本誌を参考に肌のうるおいを保つために、乾燥を防ぐ洗顔、保湿、入浴法、生活習慣を見直してみましょう。

是非ご一読ください。

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雑誌『and GIRL/アンドガール』2016年2月号(1月12日発売 掲載ページP184)

特集『肌がキレイ!な人はみんな‶ほぼ日シートパック〟』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

美容成分が凝縮されている美容パックを日常的に使い続けることは、美肌のために効果的と言われています。アンドガールの読者アンケートでも、ほぼ毎日使っている方が結構いらっしゃるようです。とはいっても、実はシートパックに関する知識はあいまいな部分が多いのではないでしょうか?

そこで「もっともっと極めたい、シートパックQ&A!」と題してシートパックに関する疑問に、院長が皮膚科専門医として回答しています。

シートパックの美肌効果は本当なのでしょうか?使い方もついても少々不安に思われている方が多いようです。今回、美容成分をより効果的に浸透させるテクニックについても詳しく解説しています。

正しいスキンケアアドバイスをもとに、ホームケアとして手軽にパックを取り入れてみるのもいいですね。

是非ご一読ください。

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イオン会員誌『mom』2016年1月号 (1月1日発売 掲載ページP34~35)

特集『冬の乾燥肌』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

冬になると肌がカサカサして化粧のりが悪くなる、手やかかとのひび割れる...といったお悩みについて解説しています。

皮膚は「皮脂膜」「角質細胞間脂質(セラミドなど)」「天然保湿因子(NMF)」という3つの要素によって潤いが保たれています。しかし、ちょっとしたストレスや、洗いすぎ、擦りすぎなどの誤ったスキンケアで肌のバリア機能が乱れると、皮膚は潤いを保てず乾燥した状態になってしまいます。特に冬は気温と湿度の低下から角層の水分蒸散量が増えるために、乾燥肌に悩まされやすい季節。また、水分の蒸発を防ぐ役割がある皮脂の分泌量は、加齢とともにどんどん低下していきます。さらに、加齢と共に皮膚の再生力が低下するため、「角質細胞間脂質(セラミドなど)」「天然保湿因子(NMF)」の産生量も減って乾燥肌は加速してしまいます。

乾燥肌を防ぐためには、保湿剤を使用して皮膚を保護することが大切です。さらに規則正しい生活と食習慣といった体の内側からのケアも重要。そこで慶田院長が潤いのある肌を手に入れるための肌ケア、正しい生活習慣についてお答えしています。

是非ご一読ください。
特集『冬の乾燥肌』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

冬になると肌がカサカサして化粧のりが悪くなる、手やかかとのひび割れる...といったお悩みについて解説しています。

皮膚は「皮脂膜」「角質細胞間脂質(セラミドなど)」「天然保湿因子(NMF)」という3つの要素によって潤いが保たれています。しかし、ちょっとしたストレスや、洗いすぎ、擦りすぎなどの誤ったスキンケアで肌のバリア機能が乱れると、皮膚は潤いを保てず乾燥した状態になってしまいます。特に冬は気温と湿度の低下から角層の水分蒸散量が増えるために、乾燥肌に悩まされやすい季節。また、水分の蒸発を防ぐ役割がある皮脂の分泌量は、加齢とともにどんどん低下していきます。さらに、加齢と共に皮膚の再生力が低下するため、「角質細胞間脂質(セラミドなど)」「天然保湿因子(NMF)」の産生量も減って乾燥肌は加速してしまいます。

乾燥肌を防ぐためには、保湿剤を使用して皮膚を保護することが大切です。さらに規則正しい生活と食習慣といった体の内側からのケアも重要。そこで慶田院長が潤いのある肌を手に入れるための肌ケア、正しい生活習慣についてお答えしています。

是非ご一読ください。

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雑誌『Precious(プレシャス)』2016年2月号 (1月7日発売 掲載ページP109)

特集『今年の「自信」コート着こなしは、端正&女らしさに回帰する!』に慶田院長
の私服コーディネートが掲載されました。

コートスタイルが活躍する真冬本番となりました。この冬どんなコートを選んで、どう着こなしているか...東京、NYのPreciousキャリア16人の装いから今年の傾向とリアルなトレンドを徹底解剖する9ページにわたる特集記事です。

慶田院長は「冬スタイル正解例4、5Days Coats」として、on/offの5日分のコーディネートをご紹介しています。

是非ご一読ください。

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雑誌『GLITTER(グリッター)』2016年2月号 (1月7日発売 掲載ページP92)

特集『今年からはじめる イン&アウト美容』に当院で扱っているプロラヴィッシュローションが"メラニン抑制効果の高い超浸透型ビタミンC誘導体と保湿成分を美容液レベルに凝縮した高機能保湿化粧水"と掲載されました。

是非ご一読ください。

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イオン会員誌『mom』2016年1月号 (1月1日発売 掲載ページP34~35)

特集『冬の乾燥肌』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

冬になると肌がカサカサして化粧のりが悪くなる、手やかかとのひび割れる...といったお悩みについて解説しています。

皮膚は「皮脂膜」「角質細胞間脂質(セラミドなど)」「天然保湿因子(NMF)」という3つの要素によって潤いが保たれています。しかし、ちょっとしたストレスや、洗いすぎ、擦りすぎなどの誤ったスキンケアで肌のバリア機能が乱れると、皮膚は潤いを保てず乾燥した状態になってしまいます。特に冬は気温と湿度の低下から角層の水分蒸散量が増えるために、乾燥肌に悩まされやすい季節。また、水分の蒸発を防ぐ役割がある皮脂の分泌量は、加齢とともにどんどん低下していきます。さらに、加齢と共に皮膚の再生力が低下するため、「角質細胞間脂質(セラミドなど)」「天然保湿因子(NMF)」の産生量も減って乾燥肌は加速してしまいます。

乾燥肌を防ぐためには、保湿剤を使用して皮膚を保護することが大切です。さらに規則正しい生活と食習慣といった体の内側からのケアも重要。そこで慶田院長が潤いのある肌を手に入れるための肌ケア、正しい生活習慣についてお答えしています。

是非ご一読ください。

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2016年1月 8日

キャンセルポリシー設定のお知らせ

当院では多くの患者様にスムーズに治療を受けていただくために、キャンセル料金を設定させていただくととになりました。
ご予約の変更・キャンセルは、ご予約日から営業日ベースで2日前の診療時間終了(19:30)までにご連絡ください。
日曜・祝日・年末年始の休診期間中などはカウントされませんのでご注意ください。
キャンセルは相談メール(soudan@ks-skin.com)へのご連絡でも承ります。
予約日時の変更に関しましては診療時間内にお電話ください。

ご予約当日、前日(休診日が入る場合は直前の診療日)に変更・キャンセルをされた場合、事前のご連絡なく来院されなかった場合はキャンセル料(5000円~15000円)をいただいております。
また、ご予約時間より遅れてのご来院の場合、施術時間が短くなる場合がございます。
内容変更、時間短縮ができないほどの遅刻の場合は、上記の当日のキャンセル規定が適用されますので予めご了承ください。
なお、予約確認のご連絡は当院からはいたしませんので、診察券に記載されている次回予約日時をご確認の上、お間違えの無いようにお願いいたします。

【キャンセル料金】
初診・注射注入治療・院長診察による治療方針のお見立て:10000円
施術30分枠:5000円
※広範囲のレーザー脱毛、複数の照射治療をご希望の場合など、医師とベット占有時間が長い場合のキャンセル料金は10000円~15000円となります。

当院は完全予約制で、医師が時間をかけてカウンセリングし、治療方針を決め、施術を行うため、お一人にかかる時間が長くなります。一人でも多くの方にスムーズにご予約枠を取っていただくためのご案内となりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

2016年1月 4日

カウンセリング予約

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