雑誌『リンネル』2017年1月号(11月20日発売 掲載ページP104)

特集「保湿だけでは足りなくなったら、敏感肌さんのエイジングケア」慶田院長の監修記事が掲載されました。

敏感肌さんは普通肌の人に比べ、シミ、シワ、たるみなどのエイジングサインが出やすいようです。でも、エイジングケアは刺激が強いというイメージがあるのでは?敏感肌でも安心して取り入れられるエイジングケアをご紹介します。

≪STEP:1≫まずは守りのスキンケアで肌を強く

◎エイジングケアに一発逆転はなし、日々のていねいなケアが大切!

よく耳にするエイジングとは、年齢を重ねる段階で起こる肌老化のことです。シミやちりめんジワ、表情ジワ、たるみ、ほうれい線など、肌に衰えを感じるようになったら、エイジングのサインです。敏感肌に傾いている場合は、とくに外的刺激を受けやすく、炎症を繰り返すことでエイジングサインが出やすい状態といえます。健康な肌の人よりも、アプローチの仕方を変えなければいけません。さらに、肌の変化を感じやすい30代を迎えると、仕事や家事の忙しさ、不規則な生活、ストレスなど生活習慣によってエイジングの悩みが深刻化し、ターンオーバーが乱れることでの乾燥肌が増え、トラブルになりやすいのです。

何を塗っても荒れてしまう状態では、エイジングケア製品を取り入れても意味がありせん。まずは、守りのケアを徹底することです。洗顔、保湿、UVケアなど、日々の基本的なスキンケアをていねいにすることに意識を向けましょう。深く刻まれてしまったシワやたるみなどは、セルフケアでは限界があり、ときには美容医療を取り入れた積極的なケアが必要な場合もあります。30代のうちから、エイジング対策を意識し、健やかな状態をとどめておくと10年後の肌に差がつきます。今日から意識を変えれば、未来の肌は変えていけるのです。

◎肌を強くするためにできる5つのこと

エイジングケアは日常の中でできることがたくさん!普段の心がけで、イキイキとした肌を育みましょう。

1、肌にやさしい洗顔

洗顔料は洗ったあとに肌がつっぱらないやさしい洗浄料を選びましょう。また、しっかり泡立て、泡でなでるように優しく洗うと、肌への摩擦も軽減されます。

2、保湿力を高める

化粧水だけでなく、水分を抱え込むモイスチャライザー(乳液、クリーム)を塗ると、保湿成分が角層まで届き、潤い力がアップします。

3、光老化を防ぐ

年間を通してUVケアをしましょう。UVカット効果のある乳液+ファンデをミルフィーユ塗りするとより効果的です。日に当たらないよう意識しましょう。

4、肌を錆びさせない

抗酸化作用を持つ酵素の活性が下がると、シミ、シワ、たるみの原因になります。かぼちゃやトマトなど、抗酸化作用の高い食材を積極的に食べましょう。

5、生活習慣を整える

肌をいつまでも健やかに保つには、生活習慣も大事です。ストレスやタバコ、睡眠不足や運動不足、便秘など、生活の乱れが肌老化を招いてしまいます。


是非ご一読ください。
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