雑誌『GLOW(グロー)』2016年5月号 (3月28日発売 掲載ページP122~125)

雑誌『GLOW(グロー)』2016年5月号 (3月28日発売 掲載ページP122~125)
に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

特集『紫外線、ブルーライト、花粉、大気汚染、ストレス「環境コスメ」が5大環境危機から大人の肌を救う!』
春の訪れと共に紫外線が強くなり、花粉、PM2.5に加え、急激な気温、湿度の変化などが気になります。この時季の環境変化によって、かゆみや赤みなど普段は感じない肌の揺らぎはありませんか? 揺らぎを感じたら、原因に合わせたお手入れが大切です。
急にニキビができた、カサつきが治らない、いつも使っている化粧品がヒリヒリする......。最近、肌の不調を感じるていたら、それはゆらぎ肌かもしれません。
ゆらぎ肌とは急激な気温の変化、環境の変化により肌が敏感になっている状態です。
そもそも肌表面にある角層は、うるおいを守り、刺激から肌を守る、バリア機能をもつ組織です。ところが、紫外線量の増加、気温の増加、PM2.5や花粉のほか、環境の変化によるストレスや睡眠不足で角層の状態が乱れると肌は乾燥し、バリア力が低下してしまいます。
ゆらぎ肌の主な原因は外的刺激による一時的なものですが、そのまま放っておくと皮膚炎を繰り返し、肌老化が進行してしまう可能性もあります。
肌に不調を感じたら、過激なスキンケアは避け、肌に負担のないお手入れに変えることが重要です。
特に大切なことは"保湿"です。肌のバリア機能を補う親和性の高いセラミドなどの保湿成分が配合されている化粧品を使用して水分を与えましょう。また、"こする"ような肌刺激は絶対に避けましょう。
さらに、知っておきたいことは、肌老化の原因の80%は紫外線などの光によって引き起こされるという事実です。
今までは日焼けを起こす力が強いUV-Bを防ぐことが重視されていましたが、地上に降り注ぐ紫外線の約95%を占め、肌深部まで到達してシワやたるみなどの原因になるのは、実はUV-Aなのです。その中でも特に波長が長く、今まで防ぐことができなかった「ディープUV-A」や真皮の深層部まで届く近赤外線をブロックする日焼け止めも、新しく登場していますので、是非活用しましょう。
また、太陽の光だけでなく、PCやスマホなどから発するブルーライトを浴びると、皮膚の色素沈着の原因にもなります。ブルーライトに対応する最新の日焼け止めを使用しつつ、肌老化予防に効果のあるビタミンA、抗酸化作用が高いビタミンC、ビタミンEが配合されたスキンケアを一緒に使用すると、より効果的です。飲む日焼け止めといわれる "ヘリオケア"を内服すれば、日焼け止めを落とした夜も、からだの中から24時間防御が可能です。
バリア機能にダメージを与える大気汚染などの有害物質は、帰宅後に優しく丁寧な洗顔でしっかり落とし、そのあとは保湿剤で潤い肌をキープしましょう。
今回、慶田院長が皮膚科専門医として、敏感に傾いたときに行うべきスキンケア法を詳しく紹介しています。
当院でお取り扱いしている、美容オイルの‟モイスチャーACEオイル"、日焼け止めサプリの‟ヘリオケア"も掲載されています。
肌が乾燥してバリア機能が落ちると、さまざまな症状に陥ります。今までのスキンケア法を変える必要がありますが、それでも改善しない場合は、早めに病院に受診しましょう。
是非ご一読ください。

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