TOKYO FM「太田胃散 presents DAIGOのOHAYO-WISH!!」4月24日(日)OA

TOKYO FM「太田胃散 presents DAIGOのOHAYO-WISH!!」4月24日(日)OAのコーナーに慶田院長がコメント出演いたしました。「DAIGOラボ」のコーナーで、DAIG語で‟HYK"すなわち‟日焼け" について、医学博士としてお話ししました。

まずは、日焼けと紫外線との関係についてです。
紫外線のピークは春。GWあたりは気候が良く、外でバーベキューなどのレジャーを楽しむ方も多いと思いますが、そんな時のうっかり焼けにご注意ください。紫外線は肌を錆びさせる酸化ストレスの一つの要素で、肌が錆びると、肌老化につながります。酸化ストレスを防ぐためには、紫外線を物理的に遮へいすることが大切です。対策としては日傘、帽子、ラッシュガードなどの衣服等でブロックする、そして日焼け止めを塗ることです。日に焼けた後にどうしたら、それを無かったようにできるか、聞かれることがあるのですが、実際に紫外線が当たったことによって始まった、酸化ストレス誘導を止めることはできません。強力な消炎剤であるステロイドを飲んだとしても、止まらないことがわかっています。日焼け対策は、何より予防することが最大の防御。予防がとにかく大事です。

次に、紫外線と肌との因果関係において、重要なキーワード‟光老化"についてです。
光老化とは太陽光によって引き起こされる、皮膚と眼の障害を表す言葉です。皮膚の光老化としては、シミ、シワ、たるみ、キメの乱れ、皮膚がんなど。肌老化の原因の8割は光老化といわれています。つまり太陽光をブロックできれば8割の老化症状は予防できるということになります。強い日差しにあたる生活をしている人は、見た目年齢も、肌年齢も実年齢より上にみえてしまいがちです。 実際にバレリーナ、女優さんなど子供の時からあまり外に出ない生活をしている人たちの、肌年齢が若いことは、診療の現場でも感じていることです。
一年を通して光対策をしながら、お日様と上手にお付き合いしたいですね。
DAIGOさんも、太陽をありがたいエネルギーに感じていたのに、実際のところ老化の原因の8割は光老化とは...と驚いたご様子でした。とはいえ、DAIGOさんはいつも日焼け止めを持ち歩いているそうで、男性としては大変優秀です。
皆さまも、ゴールデンウイークのうっかり日焼けにご注意いただき、素敵な休日をお過ごしください。