雑誌『non‐no(ノンノ)』2016年9月号 (7月20日発売 掲載ページP150)

特集「夏のキレイを底上げBOOK」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
本格的な肌見せのシーズン到来。ふだんケアを忘れがちな部位も、ぬかりなくケアをしましょう。
そこで、少々マニアックなパーツ別にケア方法をご紹介。
慶田院長は、「その気のゆるみが恋を遠ざけていく...!?ガッカリされない乙女のパーツケア」のコーナーで、ひじやかかと、うぶ毛のお手入れ法について解説しています。

〈ひじ・膝の黒ずみ〉
日焼けと摩擦・刺激が黒ずみの原因に!
ひじと膝は皮下脂肪が少ないところなので、ひじをついたり、膝を立てたり、こすったりするなどの摩擦の刺激でメラニンが増えやすく、角層も厚くなりがち。これが黒ずみの大きな原因です。また、日焼けもメラニンを増やします。乾燥すると角質が厚くなり黒ずんで見える場合もあるので、顔だけでなく、ボディも日々の保湿ケアは大切です。
保湿成分が入ったボディクリームを朝と夜にたっぷり塗りましょう。
日焼けは徹底的に防ぐべきです。
日焼け止めを塗るのはもちろん、長袖長ズボンを着たり、日傘をさすなどの対策をしましょう。
ボディスクラブで2 週間に1 回くらい、角質をオフすると黒ずみが軽減します。摩擦や乾燥は悪化のもとになるので、やりすぎには注意しましょう。スクラブを使用したあとは、たっぷり保湿することを忘れずに。
低刺激で肌にやさしいAHA(フルーツ酸)ピーリング石けんもおすすめ。長期的に使うと効果的です。クリニックでケミカルピーリングを受けていただくのもツルツル美肌への近道です

〈ひげが濃い〉
うぶ毛用シェーバーで剃毛&保湿ケアをしましょう。
産毛の濃さは体質によるもの。顔は肌が敏感&傷つくと目立つので、カミソリで剃るときはケア前に必ずフォームなどを使い、ケア後もたっぷり保湿を忘れずに。
毛の流れにそって電気シェーバーをすべらせるように、やさしく剃りましょう。口角や下唇などは舌で口の中から皮膚をふくらませると剃りやすくなり、肌への負担も軽減されます。

〈かかとのガサガサ〉
こまめな保湿&角質ケアがつるつるかかとへの道です。
かかとは最も体重がかる場所なので、角質が厚くなりがちです。乾燥防止と、こまめな角質ケアを習慣づけるとつるつるかかとになります。
部屋では薄手の靴下着用しましょう。素足で過ごしているとかかとは乾燥しがち。部屋でも靴下をはいて、乾燥と床からの刺激を軽減できます。
ケアの時は、ボディクリームをたっぷり塗ってやさしく角質オフします。角質が分厚く固いまま軽石などで削ると皮膚を傷つけてしまうので、やわらかくしてから、お手入れしましょう。
尿素軟こうを塗ってやわらかく。尿素は角質溶解剤になるので、角質が分厚いかかとの強い味方です。お風呂上がりなどにかかとにもしっかり塗りこみましょう。

〈鼻毛が多い〉
こまめに鏡でチェック。専用カッターでのケアがおすすめ。
空気が汚い部屋で過ごしたり、ジョギングなどをして呼吸量が多いと、鼻毛は伸びがちです。角度によって出方が違うので、三面鏡などで前・左・右からの見え方をチェックしましょう。
特に入り口と鼻中隔の毛が出がちです。鼻中隔は鼻の内側をなめるようにカットしましょう。皮膚が弱いので抜くのはNGです。

〈指毛・足毛がボーボー〉
うぶ毛用のシェーバーか小さいカミソリで剃りましょう
顔のうぶ毛と同じく、基本細くて薄い毛ですが、体質によって濃い毛が生えてくる人もいます。刃が小さいかみそりやうぶ毛用の電気シェーバーで剃るか、レーザー脱毛で解決できます。
30度くらいの角度で刃をすべらせるように剃りましょう。無理矢理抜くと、埋没毛や毛嚢炎になることもあるので避けましょう。
レーザー脱毛で処理するという手もあります。細かい毛なのでレーザーでケアすのもオススメです。銀座ケイスキンクリニックだと、医療用レーザー脱毛(ジェントルレーズ)を使用し指毛なら1ショット¥500〜。

意外と男性は細かいパーツも見ているとか!夏の恋を遠ざけないように準備は万全にいたしましょう。

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