2016年(4月〜6月)のメディア掲載情報

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年8月号 (7月12日発売 掲載ページP64~69)

「保湿、美白、毛穴...肌悩み別に今すぐチェック プロが判定!夏のスキンケア ウソ・ホント40!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

強い紫外線や、冷房にさらされ、夏の肌を取り巻く環境は想像以上に劣悪です。日焼けによるシミや急激な温度変化による乾燥を起こしたり、紫外線を浴びることで角質が厚くなり、皮脂が詰まってニキビの原因も増加します。さらに暑さで食生活や、生活習慣が乱れることも肌には大敵です。夏は肌のベタつきが気になり、潤いは十分にあると思いがちですが、汗をかいているだけで、逆に汗が乾くときに肌の水分も一緒に奪われ、乾燥しやすい環境です。実際に、皮脂分泌量は年間を通してかわらないといわれています。保湿やUVケアを怠ったり、日々の生活が乱れると、あっという間に秋につけがまわってきます。
そこで、今回3名の肌の専門家が、夏のスキンケアの"ウソ?ホント?"の疑問にお答えしました。慶田院長は皮膚科専門医として、解説しています。

保湿ケア編
〈外出先ではミスト化粧水をこまめにつける〉
A. 場合によります。メイク直し前のベタつきオフやリフレッシュに使うのがおすすめです。
水分のみだと蒸発するので、保湿目的なら乳液タイプが良いでしょう。
〈夏でも夜はクリームをつけて保湿する〉
A. ホント。スキンケアの締めにクリームや乳液は必須。夏でも毎日使いましょう。

いくら化粧水をつけても、水分を抱えるモイスチャーライザーや、適切な油分を含む保湿クリームを塗らなければ潤いは逃げます。夏こそ保湿クリームがおすすめです。
〈ベタつきやすくなるので、夏はボディの保湿は不要〉
A.ウソ。顔と同様に夏のボディも乾燥状態です。一見、汗で潤っているように見えますが、実際は紫外線やエアコンの影響でボディも乾燥しています。さっぱり系の使用感が良いアイテムで保湿しましょう。
〈シートマスクを長時間つけ過ぎると乾燥する〉
A.ホント。つけ過ぎはさまざまな肌トラブルの原因になります。規定の時間より長くつけていると、マスクが乾いて、肌の水分を奪い、逆に肌が乾燥することに。さらに、接触性皮膚炎になる恐れもあるため注意しましょう。
〈お風呂上がりの肌はほてっているので、冷ましてからケアをする〉
A.場合によります。ほてりは問題ありません。汗が流れている状態で化粧品をつけると、効果は低くなる可能性があります。汗が引かないときは、ます化粧水をつけ、汗が落ち着いたら乳液やクリームを塗りましょう。入浴後5分以内の保湿をこころがけましょう。

美白ケア編
〈美白コスメはライン使いすると効果が上がる。〉
A.ホント。ライン使いした時に最大の効果が得られるように設計されています。先に使うアイテムが後に使うアイテムの浸透を高めるなどの工夫が。可能ならライン使いをしましょう。
〈美白コスメは夏の終わりから使い始めれば良い〉
A.ウソ。シミの気配を感じてからでは遅すぎます。最低でも紫外線が多い、3月から9月までは使うべき。できれは通年使用がベストです。
〈夕方になるとくすむので、美白美容液でケアする〉
A.場合によります。メラニンの可能性もありますが、夕方だけなら血行や、乾燥が原因かもしれません。血行不良ならマッサージなどで血行を促すケアがおすすめです。
〈早く美白効果を出したいから、美白美容液を何度もすり込む〉
A.ウソ。皮膚が一度に吸収できる量は限られています。むしろ重ね塗りの摩擦刺激で、色素沈着を起こす恐れがあります。
〈ビタミンCを摂るため、朝は果物や野菜のスムージーを飲む〉
A.場合によります。光毒性物質のソラレンを含むものはNGです。柑橘類やキュウリ、セリ科の野菜(セロリ、セリ、大葉、パクチー)などの食品には、紫外線の感受性を高めるソラレンという成分が含まれています。そのため、これらの食品を日中に摂取すると、シミや色素沈着の原因になります。朝にビタミンCを摂取するなら、トマトやパプリカ、ブロッコリー、赤キャベツなどソラレンを含まない食品を選びましょう。
〈美白コスメは有効成分で選ぶと良い〉
A.場合によります。成分の種類だけでなく、濃度や安全性、使い心地などもポイント。成分が同じでも、商品によって配合濃度や、基剤などが異なります。迷ったら、しっかり安全性テストを実施している大手メーカーの商品から試すと良いでしょう。
〈ボディ日焼け止めは服から出ているところのみでOK〉
A.ウソ。紫外線は素材によっては服の隙間からも侵入します。また、動いていると胸元などから紫外線が入りがちです。服を着る前に広範囲にUVケアをしましょう。
〈美白コスメの効果が出るには最低でも1~2ヶ月必要〉
A.ホント。肌のターンオーバーは平均すると28日。ターンオーバーとは、表皮の基底層で生まれた細胞が角質となって剥がれ落ちるまでのサイクルのこと。効果をみるには1~2巡するまでがひとつの目安です。

毛穴ケア編
〈お風呂の中で毛穴を開かせてからクレンジングすると、奥の汚れまで落ちる〉
A.場合によります。体温が上昇し、汗で浸軟すると角質が柔らかくなり、汚れが落ちやすくなりますが、気温が高い夏の時期は不要かもしれません。
〈毛穴の詰まりはこまめに指で押し出した方が良い〉
A.ウソ。無理に押し出すと、皮膚を傷つけます。入浴後などに自然に浮いてきた角栓を乳液を浸したコットンなどで、優しく取るのはOKです。
〈洗顔の時はTゾーンを丁寧に洗う〉
A.ホント。まずは皮脂の分泌量が多いTゾーンを中心に洗いましょう。ゴシゴシこすり洗いはNGです。朝晩の泡洗顔を心がけましょう。
〈温冷タオルを交互に当てると毛穴が開いて引き締まる〉
A.ウソ。何度も温冷刺激を繰り返すことで、むしろ毛穴の状態が悪化してしまう可能性があります。より毛穴が悪目立ちしてしまうことも。温冷刺激は血行が良くなるので、むくみや青グマには効果が期待できます。

皮脂ケア編
〈1日のベタつき、汚れが気になるので、帰宅したら即メイクを落とす〉
A.ホント。肌の上には想像以上に汚れや皮脂が付着しています。1日過ごした肌は、皮脂や汗だけでなく、大気汚染物質や黄砂なども付着し、放っておくと肌トラブルの原因になります。
〈ベタつきやすくなるので、夏のスキンケアではオイルを使わない〉
A.ウソ。適量を守れば問題ありません。最近はさらりとしたものもあるので、使用感が気に入ったものを選びましょう。
〈皮脂が気になる時は1日何度も洗顔する〉
A.ウソ。夏でも朝と夜、1日2回でOKです。皮脂が多い10代や男性なら3回目までOKですが、その他の方は洗いすぎによる肌の乾燥が心配です。ただ汗は刺激になるので、こまめに拭き取って清潔な肌を保ちましょう。
〈夏は皮脂がたくさん出るので、洗浄力の強いクレンジングで落とすべき〉
A.ウソ。皮脂の量は年間を通じてほぼ変わりません。メイクや肌の状態に合わせたクレンジング料を使うことが大切です。
〈スナック菓子を食べるとテカりやすいので控えきるべき〉
A.場合によります。実際は油ものと皮脂量との相違関係はありません。ただし、食べ過ぎは身体に良くないので、量は控えるべきです。

ニキビケア編
〈悪化しやすいのでニキビをつぶすのはNG〉
A.ホント。でき始めのニキビをつぶすのはNGです。膿がある時は中身を排出した方が早く治りますが、自己流では二次感染の恐れがあります。皮膚科で正しい処置を受けましょう。
〈チョコレートを食べるとニキビができやすくなる〉
A.ウソ。チョコレートとニキビの相関関係を裏付ける医学的根拠はありません。ただし、糖分を多く摂りすぎると、ニキビが増えるのは事実です。糖分の少ないチョコレートを選びましょう。
〈肌に負担をかけないように、1日何も塗らない日を作る〉
A.ウソ。紫外線はニキビ悪化の原因になります。スキンケアの一環として、日焼け止めは通年使用しましょう。刺激が気になるなら、低刺激のものをチョイスして。
〈生理前はニキビができやすい〉
A.ホント。生理前の黄体期は、皮脂の分泌を盛んにするプロゲステロンが増える時期。ホルモンバランスの変化でニキビができやすくなります。
〈ニキビ痕にならないよう、日焼け止めをしっかり塗る〉
A.ホント。炎症後の黒ずみは色素沈着によるもので、紫外線はこれを悪化させます。また、紫外線は新たなニキビも誘発するため、日焼け止めは必ず塗りましょう。
〈ニキビ痕には美白コスメを使うと良い〉
A.ホント。美白コスメはクレーター状ではない、色素沈着の強いニキビ痕に有効です。
〈ニキビに薬を塗り、絆創膏を貼って寝ると治りが早い〉
A.ウソ。医学的には無意味で、患部を覆っても治りは早くなりません。むしろ絆創膏によるテープかぶれの方が心配です。

勘違いケアはありましたか?正しいお手入れで、暑い夏も肌環境を整えて過ごしましょう。
是非ご一読ください。

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雑誌『GLITTER8月増刊号』2016年8月増刊号(7月7日発売 掲載ページP72)

特集『Get Your Best Ever!! この夏、本気で痩せたいあなたに!本当に効く!神クリニック&サロン』に当院が紹介されました。

"すぐに実感したいならメソセラピーがおすすめ"のコーナーで女性ドクターが行う治療に定評がありと、当院のメソセラピーと痩身マシンでパーフェクトな美ひざを作る
美ひざ集中治療」が掲載になり、慶田院長は、「部分痩せに力を発揮する脂肪溶解メソセラピーはリバウンドしにくいのも人気の秘密です」とコメントしています。

是非ご一読ください。

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雑誌『non‐no(ノンノ)』2016年9月号 (7月20日発売 掲載ページP150)

特集「夏のキレイを底上げBOOK」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
本格的な肌見せのシーズン到来。ふだんケアを忘れがちな部位も、ぬかりなくケアをしましょう。
そこで、少々マニアックなパーツ別にケア方法をご紹介。
慶田院長は、「その気のゆるみが恋を遠ざけていく...!?ガッカリされない乙女のパーツケア」のコーナーで、ひじやかかと、うぶ毛のお手入れ法について解説しています。

〈ひじ・膝の黒ずみ〉
日焼けと摩擦・刺激が黒ずみの原因に!
ひじと膝は皮下脂肪が少ないところなので、ひじをついたり、膝を立てたり、こすったりするなどの摩擦の刺激でメラニンが増えやすく、角層も厚くなりがち。これが黒ずみの大きな原因です。また、日焼けもメラニンを増やします。乾燥すると角質が厚くなり黒ずんで見える場合もあるので、顔だけでなく、ボディも日々の保湿ケアは大切です。
保湿成分が入ったボディクリームを朝と夜にたっぷり塗りましょう。
日焼けは徹底的に防ぐべきです。
日焼け止めを塗るのはもちろん、長袖長ズボンを着たり、日傘をさすなどの対策をしましょう。
ボディスクラブで2 週間に1 回くらい、角質をオフすると黒ずみが軽減します。摩擦や乾燥は悪化のもとになるので、やりすぎには注意しましょう。スクラブを使用したあとは、たっぷり保湿することを忘れずに。
低刺激で肌にやさしいAHA(フルーツ酸)ピーリング石けんもおすすめ。長期的に使うと効果的です。クリニックでケミカルピーリングを受けていただくのもツルツル美肌への近道です

〈ひげが濃い〉
うぶ毛用シェーバーで剃毛&保湿ケアをしましょう。
産毛の濃さは体質によるもの。顔は肌が敏感&傷つくと目立つので、カミソリで剃るときはケア前に必ずフォームなどを使い、ケア後もたっぷり保湿を忘れずに。
毛の流れにそって電気シェーバーをすべらせるように、やさしく剃りましょう。口角や下唇などは舌で口の中から皮膚をふくらませると剃りやすくなり、肌への負担も軽減されます。

〈かかとのガサガサ〉
こまめな保湿&角質ケアがつるつるかかとへの道です。
かかとは最も体重がかる場所なので、角質が厚くなりがちです。乾燥防止と、こまめな角質ケアを習慣づけるとつるつるかかとになります。
部屋では薄手の靴下着用しましょう。素足で過ごしているとかかとは乾燥しがち。部屋でも靴下をはいて、乾燥と床からの刺激を軽減できます。
ケアの時は、ボディクリームをたっぷり塗ってやさしく角質オフします。角質が分厚く固いまま軽石などで削ると皮膚を傷つけてしまうので、やわらかくしてから、お手入れしましょう。
尿素軟こうを塗ってやわらかく。尿素は角質溶解剤になるので、角質が分厚いかかとの強い味方です。お風呂上がりなどにかかとにもしっかり塗りこみましょう。

〈鼻毛が多い〉
こまめに鏡でチェック。専用カッターでのケアがおすすめ。
空気が汚い部屋で過ごしたり、ジョギングなどをして呼吸量が多いと、鼻毛は伸びがちです。角度によって出方が違うので、三面鏡などで前・左・右からの見え方をチェックしましょう。
特に入り口と鼻中隔の毛が出がちです。鼻中隔は鼻の内側をなめるようにカットしましょう。皮膚が弱いので抜くのはNGです。

〈指毛・足毛がボーボー〉
うぶ毛用のシェーバーか小さいカミソリで剃りましょう
顔のうぶ毛と同じく、基本細くて薄い毛ですが、体質によって濃い毛が生えてくる人もいます。刃が小さいかみそりやうぶ毛用の電気シェーバーで剃るか、レーザー脱毛で解決できます。
30度くらいの角度で刃をすべらせるように剃りましょう。無理矢理抜くと、埋没毛や毛嚢炎になることもあるので避けましょう。
レーザー脱毛で処理するという手もあります。細かい毛なのでレーザーでケアすのもオススメです。銀座ケイスキンクリニックだと、医療用レーザー脱毛(ジェントルレーズ)を使用し指毛なら1ショット¥500〜。

意外と男性は細かいパーツも見ているとか!夏の恋を遠ざけないように準備は万全にいたしましょう。

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雑誌『プレジデントウーマン』2016年8月号 (7月7日発売)

特集『「光老化」を知って、肌の老化を予防』に川島眞教授、慶田院長の監修記事が掲載されました。

川島眞教授
当院の最高顧問であり、皮膚ウィルス感染症、アトピー性皮膚炎の権威。女子医科大学皮膚学教室主任。「光老化」啓発プロジェクト委員会、設立発起人として、光老化に対する知識を広めていらしゃいます。

慶田院長は6月号、特集「つまるところ女は"白肌"を目指す」にて「‶紫外線ケアの新常識〟」「夏本番、目前!‶いますぐやるべき10のケア〟」について監修し、今回は光老化から肌を守るケアについてお話しています。

「光老化」を知って、肌の老化を予防(掲載ページP114~P115)川島教授監修

シワやたるみといった肌の老化は、年齢とともに進んでいく...と思っている方も多いでしょう。しかし最近の研究では、肌の老化の80%は、太陽の光が原因で起こることが明らかになっています。

太陽の光は、適度に浴びると皮膚の中でビタミンDがつくられ、健康 維持に役立ちますが、長時間、無防備に浴び続けると日やけをし、肌にシミ、シワ、たるみができます。このように、太陽の光によって起こる肌の老化を「光老化」といい、日常的に紫外線をたくさん浴びている人と、浴びていない人では、肌の老化の速度かなり違ってくるのです。
多くの女性にとって、シミやシワを防ぐために紫外線ケアを行うことは、今や常識となっています。ところが、太陽の光にはさまざまな種類があり、肌にダメージを与えるのは、 紫外線だけではないのです。

地表に届く太陽の光は、主に紫外線(UV)、可視光線、赤外線(NIR)の3つに分けられます。紫外線には、 A紫外線(UV-A)とB紫外線(UV-B)があり、B紫外線は肌の表皮に入り込んで、ヒリヒリとした 炎症を起こすもの。B紫外線を浴び続けると表皮の細胞でメラニンが大量につくられて蓄積し、シミやくすみの原因となります。

一方、A紫外線は、肌の深部の真 皮にまで入り込むもの。真皮には肌のハリと弾力を保つコラーゲンやエラスチンが張りめぐらされていますが、A紫外線を浴び続けると性質が変わって本来の機能を失い、ハリと弾力がキープできなくなります。すると、シワやたるみができるのです。

このように、紫外線は肌の老化に大きくかかわっているものの、太陽光の熱エネルギーにおける紫外線の比率は10%以下と、ほんのわずか。 これに対し、熱エネルギーの50%を占めているのが、近赤外線です。

近赤外線とは、赤外線の中でも波長が短い光線のこと。太陽の光に含まれているだけでなく、テレビやパソコンのモニター、こたつなどの電化製品からも放射されています。
近赤外線はその特性を生かし、赤外線カメラや電気製品のリモコンをはじめ、シワやたるみを改善するレーザー機器に使用されるなど、多様な場面で有効活用されています。しかし、 その一方で、紫外線と同様、肌にダメージを与えるというマイナス作用もあるのです。
まず、近赤外線を浴び続けると肌の血管が拡張し、赤みの原因となります。また、近赤外線は肌の真皮を突き抜けて、A紫外線よりもさらに深い部分にある筋膜や筋組織にまで達し、その性質を変えてしまいます。 すると、筋膜が皮膚を支えきれなくなり、たるみが生じるのです。このように、肌の奥深くまで入り込んでダメージを与える近赤外線は、ある意味、紫外線よりも怖い存在。光老化を防ぐには、紫外線はもちろんのこと、近赤外線からもしっかりと肌を守る必要があるのです。

市販されているサンスクリーン剤には、B紫外線を防ぐ効果を示す「SPF」と、A紫外線を防ぐ効果を示す「PA」という表記はありま すが、近赤外線を防ぐ効果は表示されていません。少しずつ、近赤外線 をカットするサンスクリーン剤も登場していますが、現在は、光老化を研究する専門家たちが、市販のサンスクリーン剤の防御効果を測定しつつ、新たなサンスクリーン剤を開発 している段階。ですので、近赤外線を防ぐには、衣服で肌を覆う、帽子をかぶる、日傘を差すなど、物理的に太陽の光をカットすることが重要となります。
紫外線と近赤外線のほか、ここ数年、人の体に及ぼす影響が話題となっているのが、ブルーライト。ブルーライトとは、可視光線の中で最も波長が短く、強いエネルギーをもっている青色の光で、近赤外線と同じように太陽の光に含まれるだけでなく、テレビやパソコン、スマートフォンの画面からも放射されています。

ブルーライトは今のところ、肌細胞にどの程度、直接ダメージを与えるのかは明らかになっていません。しかし、目の奥の網膜にまで届き、自律 神経のバランスを乱すうえ、眠りへと導くホルモン、メラトニンの分泌 を抑制。その結果、良質な睡眠を妨げ、脳が休息できない状態を招きます。肌を若々しく保つには、質のいい睡眠が欠かせません。つまり、ブルーライトは目や脳を介して、肌にダメージを与えているのです。ワーキングウーマンの中には、職場で一日中パソコンに向かい、家では眠る直前までスマートフォンを眺めているという方も多いでしょう。できる範囲で、スマートフォンを見る時間を減らす、ブルーライトをカットするメガネを使うなど、ブルーライトから身を守ることが大切です。

「光老化しないための、肌の守り方を覚えよう」(掲載ページP116~P117)

慶田院長監修、年間を通して紫外線、近赤外線対策を行い、若々しく美しい肌を守りましょう。光老化を防ぐには、顔はもちろん、ボディにもサンスクリーン剤を正しく塗ることが大切です。ただ、近赤外線とブルーライトは、一般的なサンスクリーン剤ではカットできません。そこでポイントとなるのが、ファンデーションやフェイスパウダー。サンスクリーン剤の上に塗り重ねることで、粒子が太陽の光を乱反射させ、光が肌に侵入するのを防御できます。そのほか衣服で肌を覆う、帽子や日傘を使うなど、物理的に太陽の光を遮るのも効果的。目から入った紫外線はシミの原因となるので、サングラスも忘れず着用しましょう。目周りのシミを防ぐためにも、大きめのサングラスがおすすめです。光老化は白内障や加齢黄斑変性など目の障害も含むため、サングラスで物理的にブロックすることは、シミだけでなく、目を保護することにも役立ちます。また、寝る前はスマートフォンを見ないなど、ブルーライト対策も心がけましょう。こうした習慣を取り入れることで、光老化を食い止めることができます。

サンスクリーン剤の数値の過信は禁物です。数値の高いものを一日一度だけ塗るより、こまめに塗り直すこと、塗り残しがないことが大切です。

ボディにサンスクリーン剤を塗るときは、服を着る前が基本。まずは肌に筋状にのばし、手のひらの広い部分を使って、服で隠れる範囲より少し内側まで塗り広げましょう。胸元が広く開いた服の場合は、バストトップまでていねいに塗りましょう。
顔の場合は、500円玉大のサンスクリーン剤を手に取り、額、あご、頬、鼻において伸ばす。これを二回行ったら、大きめのパフにファンデーションかパウダーをのせ、肌を優しく押さえましょう。メイクアップし、サンスクリーンの塗り直しができなくても、化粧直しの際に、UV効果があるパウダーを使用すれば効果的です。

また、「ヘリオケア」を、お出かけ30分前に飲めば、紫外線と活性酸素から肌と目を保護できます。強い抗酸化作用をもち、細胞をDNAレベルから保護するファーンブロックのほかビタミンC、E、D、ルテイン、リコピンを配合。飲む日焼け止めと呼ばれ、注目されています。

光老化から肌を守るにはサンスクリーンのほかに、長袖のシャツ、帽子、サングラスなど、物理的に光をブロックするアイテムを活用しましょう。

是非、ご一読ください。

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情報誌『Active Aging(アクティブエイジング)』2016 SUMMER No.64(掲載ページP6~7)

特集『ご存知ですか?老化の原因の8割は紫外線「光老化と紫外線」の真実』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

「Active Aging(アクティブエイジング)」はエンビロン®製品などを扱う株式会社プロティア・ジャパンの発行誌です。現在、当院で配布しています。

紫外線が大量に降り注ぐ夏、肌は最大の老化の危機に見舞われています。そこで慶田院長が、光老化を防ぐための徹底対策について解説しています。紫外線の知識を総チエックして、 UVケアの基本をしっかリマスターしましょう。


知っているようで知らない紫外線キーワード

何気なく 肌に浴びている紫外線は、どうして肌に悪いのでしょうか?紫外線の基礎知識をおさらいしましょう。

A波、B波、C波
紫外線にはこの3種類あります。そのうち地上に届くのは、A波と一部のB波だけです。波長が短いB波は主に表皮にダメージを与え、日焼けや火ぶくれの原因に。一方、波長が長いA波はさらに肌深部の真皮に影響を及ぼします。

シミ、シワ、たるみなどの肌老化を引き起こす
紫外線から肌を守るために生成されたメラニンが、シミの原因になるほか、A波は肌深部の真皮に届き、コラーゲンやエラスチンを壊してシワやたるみの原因になります。

上からだけじゃない。反射光にもご用心!
紫外線には、まっすぐに地表に届く直接光のほか、地面にはね返ってくる反射光や空中で広がる乱反射光もあります。反射光は日傘や帽子では防ぐことができません。

細胞のDNAを傷つける活性酸素を発生させる
紫外線を浴びると体内で活性酸素(フリーラジカル)が発生し、細胞のDNAを損傷させて、肌の老化を促します。皮膚がんの原因になることもあるので注意が必要です。

紫外線対策 その1
日焼け止めなどを活用した徹底UVケアをしましょう。
肌老化の8割は紫外線による光老化です。まず大事なことは、紫外線をできるだけ浴びないようにすること。肌に日焼け止めを塗るのはもちろん、サングラスや日傘、帽子なども活用しましょう。

日焼け止めはしっかり塗る。汗で落ちたら塗り直すのが鉄則。
曇りの日でも油断大敵。紫外線は雲を通過して肌に届いています。天候に関係なく、1年を通して毎日、日焼け止めを塗る習慣を。ポイントはムラなくしっかり塗ること。500円玉くらいの量を、額、あご、両頬、鼻の5カ所に置き、指の腹を使って、顔の内側から外側にやさしくのばします。小鼻のわきや目のまわり、フェイスラインなども塗り残さないように注意しましょう。同量を首からデコルテにもお忘れなく。お顔はファンデーションまたはパウダーを重ねて、日焼け止めを密着させます。汗などで落ちてしまったら、効果半減です。こまめに塗り直しましょう。メイクがくずれてきたら、UV効果のあるパウダーを重ねて。

目に入る紫外線がシミをつくる。外出時にはサングラスを。
目から入る紫外線は、全身のメラニン活性を高め、シミをつくる原因になります。海や山だけでなく、普段の外出時にもUVカット効果があるサングラスをかける習慣をつけましょう。色は濃すぎると瞳孔が開いてしまうので、薄いものをチョイス。

帽子を選ぶなら黒を。日傘は「一級遮光」を選んで。
紫外線を防ぐには、帽子や日傘も効果的です。帽子はつばが広いハットタイプを選びましょう。日傘は遮光効果99.9%以上の生地を使用した「一級遮光」表示のあるものが安心。どちらも色は、紫外線をもっとも透過しない黒や紺がなどおすすめ。

紫外線対策 その2
ビタミンAや抗酸化物質を毎日補給する。
日焼け止めを塗るなどして気をつけていても、どうしても紫外線の影響を受けるもの。
ビタミンAやそのほかの抗酸化物質を身体の内外から補給して、ダメージを補修しましょう。

バナナの実験で一目瞭然!ビタミンAの抗酸化作用。
バナナの色の変化の実験で、プロビタミンAを塗布した部分と、塗布しなし部分を比較したところ、黒い斑点がもっとも少なかったのは、プロビタミンAを塗布して遮光した部分でした。また、太陽光を浴びた場合でも、プロビタミンAを塗布していれば、多少の黒い斑点がでたものの症状が軽く済みました。逆に何も塗布せずに太陽光を浴びたバナナは、黒く変色してしまいました。つまり、プロビタミンAを塗布した場合は、抗酸化効果が高いことがわかります。

外からも内からも補給することでシミ、シワ、たるみのない肌へ。
ビタミンAの肌への効果は、天然のUVケア、強力な抗酸化力、健やかな肌のコンディションを保つことなど。ハリや弾力、うるおいなどを保つ効果もあります。ビタミンA単体で摂取するよりも、優れた抗酸化作用を持つビタミンC、ビタミンE、ビタミンAの吸収を促進するビタミンDやルテイン、リコピン、ポリフェノール類も併せて摂ると相乗効果が得られます。
レバーやうなぎ、緑黄色野菜などで摂取することは大切ですが、口から入ったビタミンAが肌に届くには時間がかかることもあり、肌に直接ぬることもおすすめ。食事でも不足する分は、サプリメントで補うのも効果的です。

こちらの読本は、只今クリニックの受付にご用意がございます、是非、ご一読ください。

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雑誌『ELLE JAPON (エル・ジャポン)2016年8月号 』(6月28日発売 掲載ページP178~183)

特集「RESCUE BEAUTY トラブル知らず!夏の救済カレンダー」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
夏は日差しも強いし、蒸すし、暑いし...特有の悩みは数知れません。思いっきり外で遊びたいと思っても、大人の女性には悩みどころ。そこで7、8月をハッピーに美しく過ごす方法を慶田院長がアドバイスいたします!今回は、夏の前期、中期、後期3つの時期に分けて、ご紹介しています。

EARLY SUMMER(7月上旬~中旬)
夏を制するには初夏が肝心です!
正しい日焼け止めの選び方、塗り方は早い時期にマスターすべし!気になるにおいも初夏に対策すればひと夏ずっと安心です。夏バテしないように、全体的な食事の見直しも大切です。「初夏のキモになるのが『正しい日焼け止め』『におい対策』『食生活改善』です。肌や体にとって過酷な夏をどう乗り切るか、7月の上旬に美容計画を立てましょう」

UV ケア
日焼け止めは賢くチョイスしましょう。日焼けによるトラブルを起こさないためには、焼けてしまう前の準備が重要です。まずは、予防として、日差しが強くなる前に飲む日焼け止めを。"ヘリオケア"はビタミンC、D、E、ルテイン、リコピンを配合。紫外線によって体内で発生したフリーラジカルを破壊する強い抗酸化作用が特徴です。紫外線を浴びる30分前に服用すると、紫外線によるお肌や目の細胞のDNA損傷を防ぎ、光老化を防ぎます。
そして直接つける日焼け止めは、SPFやPA値が高いのはもちろん、塗り直しがしやすく、スキンケア効果があるものを選びましょう。朝は顔、ボディにしっかりクリームタイプ、顔の化粧直しは日焼け止め効果があるお粉、スプレータイプはボディの塗り直しや、手が届きにくい部位の使用におすすめです。ただしスプレーは薄くなりやすいため、重ね塗りを忘れずに。首の後ろや耳のあたりはつけ忘れが多いので気をつけましょう。

背中&デコルテのケア
オフショルダ―がトレンドで、今季は背中を露出する機会も多いはず。滑らかな背中やデコルテが必須です。ざらつきをゴシゴシとスクラブでこすると炎症を起こしたり、角化を悪化させたり、逆効果になる可能性があります。ホームケアは、ソフトなピーリング効果のあるものを活用しましょう。クリニックで行うケミカルピーリングは、グリコール酸で古い角質を優しく取り除き、肌代謝を高めて滑らかなお肌に導きます。レーザーピーリングの「ジェネシス」や医療用脱毛レーザー「ジェントルレーズ」を併用すれば、赤くプツプツした「毛孔性苔癬」にも効果的。

虫刺されのケア
虫刺されはかゆいだけではなく、色素沈着やしこり残ることが多く、できるだけ避けたいもの。外に出るときは必ず虫よけを使用しましょう。もし刺されてしまったら、冷やしてから皮膚科を受診しましょう。

におい対策
汗はもともと無菌なのですが、アボクリン汗腺から出る成分や酸化した皮脂などが混さってにおいのもとになります。においケアできるソープや制汗剤を使いつつ、汗をかいたらすぐ拭き取る習慣を。また、ワキ毛があるとにおい成分が付着しやすいので、医療用レーザー脱毛を受けるのもおすすめです。

デリケートゾーンのお手入れ
蒸れるこの時期はデリケートゾーンにもトラフルが起きがちです。しっかり泡立てた泡で優しく洗いましょう。また、肌が弱い人はデリケートゾーン専用処方のものを。においが出やすいアンダーヘアも、この時期に医療用レーザーで脱毛がおすすめです。

食事、栄養
7月はじめにバテない体作りを心がけるのが大事です。多品目をバランスよく摂るのが基
本ですか、疲労回復効果の高いビタミンB1が豊富な豚肉はおすすめです。長ねぎや玉ねぎを一緒に摂ると、ビタミンの吸収や動きを高める効果があるので、ぜひお試しください。
肌自体の質を高める良質のタンパク質、抗酸化作用の高いビタミン類や、緑黄色野菜も積極的に摂りましょう。

ヘアケア
顔はしっかり日焼け止めを塗るのに、いちばん太陽に近い頭皮&髪の毛の日焼け止めは忘れがちです。最善策は帽子をかぶることですが、難しい場合はヘア専用の日焼け止めで頭皮や髪のダメージを防ぎましょう。

MID SUMMER(7月下旬~8月上旬)
猛暑日が続く時期は、リカバリーカに重点をおきましょう。
溜まってきた「夏疲れ」をリリースする時期です。良質な睡眠で、しっかり休息することを心がけましょう。知らないうちに進行するインナードライを防ぐためには、保湿が肝心です。うっかり日焼けも初動が大切なので、正しいケアでタメージを最小限に抑えましょう。

ヘアケア
日々徐々に日差しを浴びることで、髪にも少しずつタメージがでてきます。それが顕著に表れるのが、乾燥とカラーの褪色です。夏の間中元気なヘアでいるためにも、カラーケアやサンケアできる専用のアイテムを投入しましょう。

スカルプケア
頭皮も日に焼けています。
髪の乾燥や褪色同様、頭皮も紫外線のダメージを受ける場所です。炎症で赤くなったり、フケのように角質が剥がれ落ちたりすることもあります。そうならないためにも、頭皮を保湿するアイテムで、週に数回のケアをしましょう。

肌の保湿ケア
そろそろ"エアコン肌"に栄養をチャージしましょう。
夏は汗がベトベトするので、一見潤っているように感じますが、実はまやかし。冷房が効いた室内など、湿度が低いところに行くと一気に水分が蒸発し、乾燥してしまいます。
それを防ぐためにも、肌の角層自体か水分を抱え込み、保湿できるようなコスメを選びましょう。肌のバリア機能を補う親和性の高いセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されている化粧品を使用して水分を与えると良いでしょう。ベタつくからといって保湿剤を塗らないのはNGです。

バスタイム
湯船につかって疲れをリリースしましょう。
暑いからと夏はシャワーだけで済ます人も多いと思いますが、お風呂に入るだけで、疲れが取れますし、熟睡できます。清涼感を感じるバスオイルや、保湿効果のある入浴剤を一緒に使うとさらに効果的です。また、汗をかくと水分だけでなく、ミネラル分も奪われてしまうので、お風呂上がりにはミネラルも補えるようなハーブティーやドリンクを飲みましょう。

汗のケア
夏に首や下着で蒸れたところに赤みやぶつぶつが出ることがあります。大人の場合"あせも"は少なく"汗荒れ"がほとんど。汗が長時間肌に付着していることで、刺激となって炎症を起こしています。汗をかいたらスプレー式の化粧水などで拭き取り、リセットしましょう。

食事、栄養
過酷な夏に体が悲鳴をあげるころ。重い体にはネバネバパワーで栄養チャージがおすすめです。疲れが抜けず、食欲もでないというときには、オクラ、納豆、めかぶなどを合わせて、そうめんと一緒に召し上がれ。納豆に含まれるナットウキナーゼは腸内環境を整え、オクラは抗酸化力が高い食品です。腸内環境も整い、消化吸収もぐっとアップし、スタミナ回復にぴったりです。

毛穴ケア
夏に毛穴が気になるのは、紫外線や乾燥の影響で、毛穴の入り回の角層が厚くなり、毛
穴部分が開いて黒く影に見えているから。毛穴を引き締めるアイテムを投入する、もしくは、クリニックのケミカルピーリングも効果的です。

良質な睡眠
暑い夜が続くと寝苦しくて睡眠不足になりがちです。人は寝るときに熱を放出すること
で眠りに入るので、入眠するまでは部屋を涼しくする工夫をしましょう。さらに、リラックスさせたり、ホルモンバランスを整えてくれるサプリを取り入れると、睡眠の質もアップしやすいので、試してみると良いでしょう。

うっかり日焼けのケア
うっかり日焼けしてしまったものは、残念ながらもとに戻りません。肌を鎮静させるようなコスメでクールダウンしましょう。水ぶくれなどを起こすほど焼けてしまったら、早めに消炎鎮痛剤を内服し、皮膚科を受診しましょう。

END OF SUMMER(8月中旬~下旬)
終わりよければ、秋の準備もスムーズです。気をつけていても受けてしまった肌ダメージを土台から修復しましょう。乾燥小ジワやたるみが深刻になる前にスペシャルケアをプラス。食べるものは、秋の準備を開始し、"冷やす"ものから"温める"ものへチェンジ。

夏枯れ肌
夏枯れの気配を感じたら、肌力アップを心がけましょう。夏の終わりは、汗などで荒れがちな肌表面に加え、紫外線、近赤外線、ブルーライトなどの影響で、肌内部にも様々なダメージが蓄積されています。肌力を底上げするようなアイテムで、たるみやシワをブロックしましょう。そこで、スキンケアに肌のターンオーバーを促すレチノールコスメを加えましょう。エンビロン社モイスチャーACEオイルは、酢酸レチノール高配合で肌の防御力をアップさせ、シミの原因となるメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用があり、おすすめのアイテムです。

ボディケア
夏の間太陽にさらされたボディを丁寧にクールダウンしましょう。
紫外線、汗荒れ、外と室内との寒暖差など、夏のボディは過酷な環境。そんな体をいたわるべく、修復効果の高いオイルを全身にたっぷり塗りましょう。モイスチャーACEオイルはボディケアにも最適です。マッサージツールで夏疲れをすっきりとリリースするのも良いでしょう。さらに、ひじやひざなどの角質ケアには、部分的にスクラブを使い、その後はしっかり保湿すれば全身ビカピカです。

ホワイトニングケア
一般的な美白コスメは"シミをできにくくする"もの。ですから、できてしまったシミを薄くすることは、なかなかできません。"シミができたから美白"ではなく、通年を通しての美白ケアを習慣にしましょう。続けていれば、来年はもっと美肌で夏を迎えられるはずです。クリニックでは通年の美白ケアとして、敏感肌にも安心して使用でき、高いブライトニング効果があるルミキシルクリームなどをおすすめしています。

アイケア
転ばぬ先の目もと小じわ対策を始めましょう。
秋の気配が訪れるとともに、乾燥シーズンヘと突入します。肌ダメージを受けてしまった夏の肌をケアしつつ、本格的な乾燥シーズンを乗り越えるためにも、目もとケアは重点的に。乾燥小ジワが表れやすい目もとは、専用のクリームなどでスペシャルなケアを始めましょう。

食事、栄養
旬の果物で秋のパワーをチャージしましょう。ぶどうに含まれるアントシアニンやレスベラトロール、桃に含まれるクエン酸など、旬のフルーツは栄養価が高いので、積極的に摂りましょう。ただし糖度が高いので、おいしいからといって、食べすぎにはご注意。食事はあくまでもバランスよく、多品目摂るようにこころがけましょう。
そして"冷やす"から"温める"食材へシフト。夏は暑さを乗り切るために、体を冷やす旬の食材を食べたいところですが、この季節には、体を温め始めるのが得策。根菜類やカボチャなどを積極的に摂りましょう。調理法も蒸して温野菜にするなど加熱調理がおすすめ。βカロテンやビタミンもたっぷり含まれ、健康にも美肌にも最適です。

夏を楽しく過ごし、そして秋以降の美しさをキープするべく、今から賢く準備を始めましょう。
是非ご一読下さい。

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雑誌『美人百花』2016年7月号 (6月12日発売 掲載ページP138)

特集『美容のプロが最終結論!!「毛穴」撲滅サミット2016』に当院の毛穴治療が紹介されました。

毛穴が目立つ原因は皮脂だけでなく、乾燥や年齢に伴うたるみなど様々です。若年層では皮脂分泌量が多い場合に目立つのに対し、30代以降では加齢に伴うたるみにより、特に頬部がたるみ毛穴として目立つことがあります。また、酸化した皮脂と角質などが混ざり、黒くポツポツした黒ずみ毛穴となります。皮脂の酸化、紫外線の影響、乾燥などでダメージを負った肌はターンオーバーが乱れ、さらに凹みが目立ってきます。
毛穴改善の近道は、まずクリニックで正しい診断を受け、お肌に合った治療を始めましょう。

そこで、『人気美容皮膚科の「スゴイ!毛穴撲滅」施術事典』では、毛穴対策に効果的な最新美容医療が紹介されています。

対策として、まずケミカルピーリングなどで毛穴の詰まりを改善し、肌のターンオーバーを整え、はりや弾力を回復させることが大切です。ケミカルピーリングは古い角質と角栓などの毛穴汚れもとれて、毛穴の開きが目立ちにくくなります。

広範囲の波長の光でコラーゲン線維を生成するフォトフェイシャルM22照射(IPL)は、痛みがほとんどなく効き目もマイルドで、美容初心者の方にもおすすめです。フォトフェイシャルの効果ででコラーゲン線維が増えると、肌にはりが生まれ、毛穴が引き締まる効果があります。同時にビタミンAのイオン導入を行えば、透明感のあるきめ細かい美肌に導きます。ビタミンAは、肌のターンオーバーを促し、角質のバリア機能を強化する作用があり、肌自体の保湿力も高まるため、ちりめんジワ予防にも効果的です。イオン導入器で微弱な電流を流して、ビタミンAの有効成分を外用の40~50倍浸透させることができます。

また、日本人はメラニンの活性が高く、産毛や色素沈着により毛穴が目立つことも多くあります。そのような黒く目立つ黒ずみには、a href="/35s03/">ジェントルレーズ照射がおすすめです。産毛毛穴の脱毛と、毛穴のまわりの色素沈着に効果があります。皮脂の分泌を減らす効果や、ふっくらと弾力のある皮膚に変えていく効果など、ほとんどの毛穴悩みに対応。透明感のある滑らかな美肌に導きます。

頑固な開大毛穴を根本から改善するには、肌にドット状の小さな穴をあけて肌をリニューアルするフラクショナルCO2レーザー照射が効果的。ベビースキンに肌を入れ替え、コラーゲン密度を高め、毛穴レスな肌に新生させます。一週間程度、小さな点状のかさぶた(ざらざらする程度)ができる施術ですが、効果はお墨付き。ダウンタイムがNGな方は、針を使った高周波治療タイプのスカーレットRF(スカーレットS)ならほぼノーダウンタイムでお受けいただけます。こちらは、真皮内で針電極から高周波が流れ、微細な傷と熱刺激でコラーゲン線維を新生させる治療です。針穴から成長因子を導入するので、再生力が高まります。

毛穴対策施術は、全て皮膚のキメとハリ、透明感もアップさせるものばかりです。銀座ケイスキンクリニックの肌質改善メニューをお試しくださいね。
是非ご一読ください。

ケミカルピーリングイオン導入光治療器(フォトフェイシャルM22)ジェントルレーズフラクショナルCO2レーザースカーレットRF(スカーレットS)

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雑誌『Richesse(リシェス)』2016 SUMMER No.16 (6月28日発売 掲載ページP230~234)


特集「Brighten up 色ムラのない、透明感溢れる肌が理想です リシェス世代のシミ対策に結論」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

『Richesse(リシェス)』は、人気雑誌「25ans(ヴァンサンカン)」を極めて誕生したハイエンドなラグジュアリーマガジンです。上質なものを知る40代の読者層に向け、高級感に溢れたエレガントなファッションやライフスタイル、ビューティー、トラベル、グルメなどが特集されています。

ホームケアだけではなかなか消えないシミ(日光性色素斑)や肝斑。年齢を感じさせてしまうことは間違いありませんが、実際のところ1つ2つのシミを取るだけでは印象はかわりません。リシェス世代の求める肌は、ただ単に肌が白いだけでなく、色ムラがなく、透明感とツヤがあるかどうかが大切。それらなくして本当の美しい印象はもたらされないとリシェスは提唱しています。当院も同様のコンセプトで肌質改善治療を行っており、シミの部分照射単体施術はお受けしていません。全体の肌色を改善するトータル治療をしつつ、濃いシミにも積極的にアプローチしています。

今回の特集では、色ムラのない輝く肌作りのために、知っておくべき最新のシミ治療をご紹介しています。

シミ対策にまつわる疑問と誤解
これはシミ?それとも?美肌の妨げになる色ムラの種類をおさらいしましょう。
Type1 日光性色素斑
輪郭がはっきりしていて色の濃いシミ。紫外線の影響で傷ついた表皮細胞がメラニン色素を過剰に作り続けることが原因です。加齢によるターンオーバーの悪化も影響するため、老人性色素斑ともいわれますが、早くから紫外線を大量に浴びていれば10代から生じます。

Type2 雀卵斑
直径3mm前後の小さな茶色の斑点。一般的にそばかすといわれます。多くは遺伝性で、色白の人に出現しやすく、顔は鼻を中心に、また首からデコルテ、背中、腕などにもできやすいのが特徴です。紫外線が強い時期に目立つ傾向があります。

Type3 炎症後色素沈着
やけどやにきび、虫刺され、化粧品かぶれなど、皮膚が炎症を起こした後の色素沈着。年齢を問わず起きます。多くは自然消失しますが、日本人は、白人と比べて色素沈着の程度がひどくなりやすく、期間も長期化しやすい傾向があります。

Type4 肝斑
頬や目の下、額、鼻の下、顎などに左右対称にできて、かつ、輪郭がもやもやとぼやけているシミ。原因は、紫外線や摩擦などに加え、女性ホルモンの影響が大きいといわれ、主に30代から40代の女性に多く見られます。

Type5 脂漏性角化症
初期は平らで普通のシミに見えますが、1~2mm程度の隆起がぷつぷつと出始め、徐々に大きくなります。色は淡い褐色、黒などさまざま。皮膚良性腫瘍の一種で、主に加齢によって生じますが、体質的にできやすい場合もあります。別名老人性いぼとも呼ばれます。

このほかに太田母斑などシミと勘違いしやすい、アザもあり、その場合はスキンケアや内服では改善が望めないので、まずは専門医の診断を受けましょう。

治療方法は・・・
日光性色素斑(以下シミ)は高出力のレーザーや光を照射。雀卵斑や薄いシミは光治療や低出力のレーザーに、トラネキサム酸やビタミンCなどの内服とハイドロキノンやレチノイン酸の外用、ケミカルピーリングなどを組み合わせて。肝斑も内服と外用、光治療を中心とした複合治療が効果的です。脂漏性角化症は炭酸ガスレーザーで除去。両側性遅発性太田母斑様色素斑はシミと同じレーザーを、期間を空けて通常5回前後照射します。

誤解その1 シミができたらレーザーで取ればいい 
光治療や弱いレーザーで全体的に肌のトーンを明るくするなどの肌準備をせず、いきなりシミにレーザーを照射すると、そこだけ白抜けしたようになり、逆に色ムラを作ってしまう危険があります。また、シミが出来る部分は細胞がメラニンを異常に作り続ける状態のため、細胞ごとリニューアルしない限り1回の照射では終わらず、将来的に老人性いぼになる可能性もあります。メラニンの活性を下げるためにホームケア(内服・外用)の併用が必須です。

誤解その2 クリニックは点の治療 
多くの方が一点のシミを消したいとクリニックにきますが、濃いシミの周りには薄いシミやくすみ、肝斑があります。先に全体的なメラニンの活性を抑え、肌の透明感を上げないと部分照射の効きもよくありません。濃いシミを消したら周辺の色ムラが目立つことも。低出力のレーザーや光治療は透明感や明度のアップが得意。半年も続けると肌のレベルが相当上がり、色ムラも目立たなくなります。点を追いかける前に面の改善こそ、クリニックで行いましょう。

誤解その3 潜在ジミが出るタイミングが知りたい 
太陽光を浴びてシミができるまでの紫外線量は4000MEDといわれます。これが示すのは、平均的な日本人の肌では毎日11分素肌で太陽光を浴び続けると20年でシミが出るということになります。潜在ジミもいつ出てもおかしくありません。20代だから、短時間しか紫外線を浴びていないからシミができない、というのではなく、肌は日々の積み重ねをあらわすものです。

―リシェス世代のシミ対策、結論は色ムラのない肌を作るクリニックを味方に―
当院がシミ治療に精通した、信頼できる医師のいるクリニックとして紹介されました。
黒にのみ反応し、全体の透明感を上げるジェントルレーズ、赤みも含めた色ムラを改善する光治療のフォトフェイシャルM22。真皮にトラネキサム酸等を注入し、肌の再生に効果的な水光プラス。トラネキサム酸を導入しながら高周波でたるみ治療をするスカーレットRF(スカーレットS)など、色ムラのための様々な肌質改善メニューがあります。当院はファンデーションの厚塗りが必要ない、上質な肌を理想としています。しかしシミ治療はレーザー照射単体では解決しません。日常のケアはご本人にしかできないこと。美白内服、外用のホームケアを併用することで、肌の底上げをし、治療効果を発揮します。
定期的な美容医療のメンテナンスと、適切なホームケアを継続すれば、年代が上がっても、色ムラのない明るい肌色をキープできます。

是非、ご一読ください。

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雑誌『VOCE(ヴォーチェ)』2016年8月号 (6月23日発売 掲載ページP180~186)

特集「"夏老け"しないための正解スキンケア101」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

本格的な暑さがいよいよスタートします。夏の紫外線などが影響し、エイジングが加速す
るのは事実。ケアを怠ると一気に、2~3歳は老けてしまう可能性も。夏が過ぎたころに肌年齢が上がってしまうことがないよう、予防や対処法についてマスターしましょう。
慶田院長は皮膚科専門医として、紫外線などの他に生活面も含めた効果的なアプローチについて、解説いたしました。

〈実はみんな実感してる...!?「夏は老ける」は本当?〉

Q.冷夏や曇ってばかりの夏だったら、夏老けしにくい?
A.紫外線量は、曇りの日でも晴れの日の7割、雨の日でも3割の量が降り注ぎます。夏はもともと紫外線が強いため、いくらか弱くてもやはり秋冬に比べると強めとなります。シミが出来始めるのに必要な累積紫外線量から換算すると、平均的な日本人の場合、計算上は1日に11分素肌で紫外線を浴びていると20歳でシミが出来始めるとことがわかっています。
実際は、紅斑が出ないレベルの紫外線量でも蓄積することで、シミ、シワ、たるみにつながるため油断は禁物です。赤くならなければ日に当たっても夏老けしないということは、決してありません。

Q.夏に肌が老ける原因は?
A.・紫外線・不快な高温多湿によるダメージやストレス・汗の刺激・酸化した皮脂・エアコンの乾燥・扇風機の風・さっぱり志向による保湿不足・麺類など偏食がまねく栄養不足・熱帯夜による睡眠時間の短さや質の低下・冷房による体の冷え
など原因はさまざま。紫外線の影響だけでなく、暑さで疲労が蓄積したり、生活習慣が乱れやすいことも覚えておきましょう。

Q.夏老けしやすい人、しにくい人ってある?
A.生活習慣の影響が大きい印象です。紫外線対策やバランスのとれた食生活などを意識している人は老けにくいですね。

Q.紫外線さえ防げば、陽射しを浴びても夏老けしない?
A.光老化"にご用心。陽射しのうち、肌を老化させるのは紫外線だけではなく、可視光線や赤外線も。こういった太陽光線による老化は"光老化"と呼ばれ、加齢による自然な老化とは別に対策を講じるべき。日焼け止めなど外からの対策はもちろんのこと、インナーケアなど内側からのアプローチも習慣にすることが常識になりつつあります。

Q.夏の汗や皮脂、やっぱり悪者なの?
A.汗の塩分や酸化した皮脂はNGです。汗に含まれる塩分などが刺激になり、肌トラブルが出る人がいます。皮脂に関してはそれ自体が悪者なのではないのですが、酸化して過酸化脂質になったり、アクネ桿菌が遊離脂肪酸に変わると、肌にはダメージです。

Q.若いから、まだ大丈夫だよね?
A.肌の体力や抵抗力は確かにありますが、それらの力も20代後半でかなり低下していきます。若いからこそケアを怠ったり、不規則な生活を送ってしまいがちですが、過信してはいけません。

Q.海や山に行かず、通勤・通学だけなら夏でも老けない?
A.そんなことありません!先述した通り、紅斑が出ないレベルの紫外線量でも蓄積することで、シミ、シワ、たるみにつながります。肌老化は、日々の積み重ねと心得て。

〈UVケアの正解 ○&×〉

Q.日焼け止めは、最高値のSPF50+&PA+++がイイ!に決まってる?
A.○
SPF値やPA値は高い方が安心でしょう。"光老化"は、紫外線だけでなく、可視光線、ブルーライト、近赤外線なども原因となります。また、大気汚染物質も肌トラブルの一因です。日焼け止めも、プロテクトする目的ごとに種類が豊富になっています。日焼け止めの効果SPFやPA数値だけでなく、目的別に使い分けたり、併用して効果を高めると良いでしょう。実際に日焼け止めを正しい量で使っている人は少なく、5分の1しか効果を発揮できていないというデータもあります。SPF、PAの効果を発揮するなら、最低でも薄く3度重ね塗りしましょう。

Q.クリーム、ジェル、スプレー。日焼け止め選びは好み優先でいい?
A.△
それぞれの個性をいかして使い分けましょう。肌に密着するクリームは、自然と面積あたりの量が多くなるので効果を発揮しやすいはず。ジェルは日焼け止めに慣れていない男性や子どもに、スプレーは手軽ですが薄づきなので、外出先での塗り直し用に。

Q.日焼け止めを塗っても焼けちゃうなんておかしい!
A.×
"塗り忘れ盲点"に気づいてないだけ。服の素材が麻だったり白かったりすると、紫外線が通り抜けて肌に届いてしまうことに。日焼け止めは裸で塗り、服で隠れるところも抜かりなくケアしましょう。顔は額、両頬、鼻、顎の5点に置き、小鼻や目周りなど細かい所も忘れずに丁寧に指の腹で優しく塗り広げます。鼻や頬など出っている部位は紫外線の影響を受けやすく、頬から耳にかけてのCゾーンは、特にシミになりやすい部位です。塗り忘れがちな耳、首の後ろなどもしっかり塗りましょう。徹底的に有害光線を浴びないようにするには、日傘やサングラス、日焼け止めで物理的に光を遮断を。

Q.ウォータープルーフやSPF値が高い日焼け止めは肌に負担がある?
A.△
SPF値の高さと肌への負担は関係ありませんが、ウォータープルーフ系を使うと、なかには肌荒れする人もいるようです。

〈毎日の「老けの蓄積」がこわいから デイリーケアの正解〉

Q.朝ケアのオススメは?
A.UVコスメの前に抗酸化系アイテムを取り入れましょう。皮脂が分泌されて酸化すると、肌に悪影響となります。それを予防するために、朝、日焼け止めを塗る前に、抗酸化コスメを組み込むことが効果的です。

Q.夜ケアのオススメは?
A.肌のターンオーバーを促すレチノールコスメを加えましょう。角質が肥厚してゴワつきやくすみが現れるのを防ぐことができます。エンビロン社のモイスチャーACEオイルは過剰なメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用があり、レチノール反応による赤みや皮剥けといったストレスがない使い心地もおすすめです。

〈美肌先生、教えてください!!夏老けしないスキンケア〉

Q.夏ならではの肌トラブルとは?
A.ニキビ、ゴワつき、シミ、くすみなど。紫外線のほか夏疲れの影響で不要な古い角質がたまりやすく、肌がゴワついたり毛穴に皮脂などがつまってニキビが増えたり、メラニンのせいで、くすみやシミも目立ちやすくなります。クリニックで行う、グリコール酸のメディカルピーリングや、レチノールコスメで肌のターンオーバーを整え、肌力を高めるケアが有効です。

Q.夏の肌あれも肌老けのシグナル?
A.汗でダメージを受けているサインかも知れません。夏は汗のせいで湿疹ができるなど、肌あれを訴える人が多いですね。すぐに肌が老けるわけではありませんが、繰り返すと肌ダメージも深刻化。湿疹ができるほどなら、ほったらかしにするなど油断は厳禁!早めに皮膚科専門医に相談しましょう。

Q.肌がベタつくから洗顔したい。一日に何回まで平気?
A.基本は朝晩1日2回の洗顔ですが、汗は肌への刺激となるので、そのままにしないように。とはいえ、一日に5回も6回も洗うのはさすがに多すぎると思います。また、汗をかいたら、"洗う&潤す"が基本です。保湿をセットで行うことも徹底しましょう。

〈すっごく焼けちゃった!SOSの正解〉

Q.昨年、夏フェス後に肌が老けた気が。この夏こそ、失敗しない策は?
A.会場が山中だと涼しく感じ、紫外線が弱そうに思う人も多いようです。でも、実は標高が1000メートル上昇するごとにUVBは約10%増えると言われています。空気が澄んでいる山などは、紫外線を遮るほこりなどが少ないから、実は注意すべき。山だからと油断せずに紫外線対策を念入りにしましょう。

Q.プールや海で気をつけることは?
A.プールの塩素や海水が肌に負担になり、肌あれなどのトラブルが出てしまう可能性もあります。塩素も海水も肌についたままにしないこと。最後は必ずシャワーなどで全身を洗い流すべきです。

Q.虫刺されの痕が消えない!夏老けの影響?ケアは?
A.掻かずにガマンしましょう。夏老けとは関係なく、虫刺されによる色素沈着は消えにくいもの。掻くと余計に残りやすいため、刺されたらすぐ塗り薬を。

Q.夏老け肌のケアに最適なクリニックメニューは?
A.・フォトフェイシャルM22
日焼けの炎症が落ち着いたら、最新の光治療フォトフェイシャルM22がおすすめです。8種類の光が肌のコラーゲン線維などを活性化。肌に透明感が生まれてハリも出ます。夏老けをなかったことにしましょう!
初回トライアル ¥25000
・高濃度ビタミンC点滴
リゾートへ出かける前などに、ビタミンCの点滴をしておき、夏老けを予防するのも賢い選択。内服や注射の50倍量で、紫外線や大気汚染などの酸化ストレスから体を守ってくれます。
約30分~50分かけて点滴。効果はおよそ2週間も続きます。初回トライアル ¥12000

〈番外編 老けないヘアケアの正解〉

Q.夏を終えると髪が傷むような......気のせい?
A.いえ、そのとおりです。夏の髪は、紫外線の影響で表面のキューティクルが開き、潤いやメラニンが流出しやすい状態なのです。

Q.紫外線ダメージから髪を守り抜く方法は?
A.ヘア用UVカットスプレーを使用し、紫外線ダメージから守りましょう。また、頭髪もお肌同様に保湿を忘れずに。髪をまとめるor帽子をかぶるのも手。髪をひとつに束ねたり、帽子をかぶれば、陽射しにあたる髪の面積を減らせるので、ダメージ量も減らせます。

Q.夏は頭皮も傷む?
A.もちろん!夏は頭皮も強い紫外線の影響を受け、発汗も多く、過酷な環境です。頭皮にかゆみがあったら、汗や皮脂などで炎症がおきているサイン。専門医を受診しましょう。

Q.頭皮のダメージを防ぐには?
A.肌と同じく紫外線カットが最重要。頭皮を紫外線から守ってくれるアイテムを活用しましょう。日焼けしやすい分け目だけでいいので、さらっとした日焼け止めジェルを使うとよいでしょう。

Q.暑くてもドライヤーで乾かさないとダメ?
A.湿った状態は、頭皮で細菌が繁殖します。自然乾燥だと完全に乾くまでに時間がかかってしまい、その間に頭皮の常在菌が繁殖しがちです。頭皮の老化に直結するわけではありませんが、頭皮トラブルが出やすくなります。髪の根元からきちんと乾かすべきです。

〈老けさせない 夏習慣の正解〉

Q.暑すぎて食事は麺類ばかり。肌に悪い?
A.影響あり!栄養が偏って体も肌にもよくないので、麺類のトッピングに工夫して栄養素プラスしましょう。薬味のほか、鶏肉、トマト、オクラなどを多めに加えると良いですよ。

Q.冷たいものばかり食べていると、夏老けをまねく?
A.冷たい食品ばかりだと、肌にまで栄養が届きません。食べ物も飲み物もキンキン冷えたものをたくさん食べていれば、体が冷えてしまうことに。その結果、末梢循環が悪化して肌のすみずみまで栄養や酸素が行かず、夏老けを促す危険も!

Q.夏老けをケアできるような食事ってある?
A.抗酸化作用のあるビタミンCを含むものを積極的に摂りましょう。ビタミンCといえば柑橘類を思い浮かべる人も多いですが、柑橘類のなかにはメラニンを増やしてしまう成分が入っているものもあるので要注意。そのため、ベリー系、バナナ、マンゴーなどをセレクトしましょう。もし柑橘類を食べるなら、紫外線の影響を受けない夜が最適。
また、紫外線対策になる機能性ヨーグルトがおすすめ。コラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトを摂ることで、肌のバリア機能が高まり、紫外線に負けにくい肌になれるという研究結果がでています。院長も約1年間愛用していますが、肌がカサつくことなく、良い肌状態を保てています。

Q.夏老け肌対策としてオススメのサプリは?
A."飲む日焼け止め"アイテムを常備しましょう。クリニックで購入できる"ヘリオケア"は、天然のビタミンC、D、E、ルテイン、リコピンを配合。紫外線を浴びる30分前に服用するだけで、体の中から紫外線を防御できます。

Q.扇風機の風って肌に悪い?
A.上手に使えば肌にも安心。扇風機は冷房と一緒に使い、室内の空気を循環させるには快適で便利です。風を直接あて続けると、肌から水分がうばわれて乾燥を促す危険があるので注意しましょう。

Q.紫外線を防ぐためには、服やサングラスはどんな色がいい?
A.服→黒・紺 サングラス→薄茶色。服は黒や紺など濃い色のほうが、紫外線を吸収して肌を守ってくれます。でも、サングラスは暗い色だと瞳孔が開いて紫外線が余計に入りやすくなるため、淡めのブラウンがオススメです。

Q.毎年、夏バテしちゃいますが、肌状態にも影響する?
A.肌もバテます!夏バテに悩む人は、食欲がなく栄養不足になったり、よく眠れていなかったり。こういった状態は肌にいいはずないですね。良質な睡眠と、バランスのとれた食事をこころがけましょう。

Q.パフやブラシ、夏はやっぱり不潔? 肌にも悪いよね?
A.はい、よくありません。メイクの残りだけでなく、肌の汚れも不着しているので、季節を問わずにできるだけ週に1回は洗って。パフに残った皮脂が酸化して、肌にダメージを与える可能性もあります。

本誌ではお肌のスペシャリスト4名が、"夏老け"しないために101個の正解スキンケアを紹介しています。"夏老け"しないための、コスメなどのアイテムも多数掲載。
是非ご一読下さい。

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雑誌『GLITTER(グリッター)』2016年7月号 (6月7日発売 掲載ページP97)

特集「PRE-SUMMER BEAUTY2016 夏までにすべき5つの美容」にて当院で取り扱いをしているハイドロフォースリッチオイルが"大人気の水素は「できたてを摂る」が新常識!
紫外線を浴びて体内に発生してしまった活性酸素を除去してくれる水素。でも、実は空気に触れると抜けてしまいやすいという弱点が。今や水素は「つくったら即摂る!」が常識です。"と掲載されました。

是非ご一読ください。

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日経BP会員情報誌『et Rouge』 2016年No.9(5月20日発行 掲載ページP46~47)

特集「美肌を極める最短ルート!美容医療とスキンケアは相思相愛♡」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

毎日スキンケアを続けていても、ジワジワ迫りくるシミやたるみなどの肌老化。
でも美容医療はちょっと...とお考え方もいらっしゃることでしょう。いつまでも肌に自信を持つために、スキンケアと美容医療の「二人三脚メンテナンス」を始めませんか。今回の特集では、最新・最短の美肌道をレクチャーいたしました。

近頃は年齢を重ねても若々しい方が増えていますし、美容情報があふれ、若い世代でもスキンケア知識が豊富に...と思われがちですが、実際はどうなのでしょうか?実は、美容意識が高いのは一部の人で、平均するとまだまだ正しい知識が浸透していないのです。
紫外線をはじめ、赤外線や可視光線を含む太陽光線を浴びると、シワ、シミ、たるみなど肌の老化が進んでしまうのが"光老化"。実は肌の老化のうち、加齢による"自然老化"はわずか20%ほどで、80%は"光老化"によるものと言われていますが、この言葉の認知率はわずか4%に過ぎません。また日焼け止めを日常的に使用している女性は24%で、まったく使わない女性が17%、男性では70%も。"SPF"や"PA"の理解度も低いのが現状です。
一方、アジアでは、女性たちの美容マインドは高まっています。香港や上海、タイと、日本の女性たちを比較したデータを見ると、日本人は消極的であることが分かります。美容大国・韓国は美容医療にも積極的で、ダウンタイムが長いハードな治療も人気があることは知られていますが、実はタイや香港もレーザーや光治療など美容医療経験者がかなり多いことがわかっています。日本は上海より美容医療経験が少ないという結果でした。全体的にチャレンジャー気質の大陸の女性たちに比べ、日本女性は慎重でコンサバティブ。美容医療に興味はかなりあるものの、調べ尽くしてやっと1年後にクリニックに足を運ぶ、という傾向があるようです。

もちろん、シミやシワ、たるみを予防・改善しようと丹念にホームケアするのも素晴らしいことですが、ただ、その努力が無駄になっている場合もあるので、注意しましょう。
例えばシミにはいろいろな種類があり、脂漏性角化症や肝斑、実はイボやホクロ、アザだったという場合もあります。クリニックでもたるみよりシミのほうが改善が難しい場合があるのは、症状によって最適な照射機器が異なり、内服と外用を並行して治療する必要があるからです。そのため、シミだと思い込んでスキンケアをしても、効果を得られず、時間と手間とお金の無駄使いになってしまうことも少なくないのです。長年悩んでいるのであれば、自己判断せず、皮膚科専門医の診察を受け、適切なケアを知ることこそ、シミを確実に改善する近道です。
銀座ケイスキンクリニックには、観光中に治療を受けたいという、韓国や中国の女性からの問い合わせもあるのですが、メディカルツーリズムの方はお断りしています。なぜなら単純にレーザーを照射すればシミが消せるわけではなく、アフターケアができないと効果を出しにくく、フォローもできないからです。日本人の患者さんに対しても同様で"スキンケアなどの併用療法を頑張れない人には施術をしません"と明言しているほど。インナーケアも含めたアドバイスを行うため、初診時は30分以上の時間をかけてカウンセリングしています。それはシミの種類を説明し、レーザーや内服薬、外用薬など必要な治療とプランを理解していただくため。肝斑は完全に消すものではなくコントロールするものですし、日光性色素斑にレーザー照射し一旦シミが消えたように見えても、正しいホームケアを続けられなければ、再発しやすいのです。
肌悩みにダイレクトに応える、レーザーや光治療ですが、狙った以上の効果をもたらし、ベストな状態をキープするためには、食事、睡眠、排泄、運動、ストレスコントロール、そして毎日のスキンケアは不可欠。

クリニックでは最高の施術を提供しますが、洗顔、保湿、UVなどの光対策という守りのスキンケアは、ご本人しかできないことです。さらにいえば、毎日のスキンケアを手抜きなく続け、安定した生活リズムを心がけて、施術前の肌状態を良くしておけば、レーザーの出力を上げられます。その結果、効果が高く、肌の再生速度も早いというメリットもあるのです。3カ月に一度程度のフォトフェイシャルと、適切なホームケアを継続すれば、年代が上がっても、色ムラのない明るい肌色と水分量の高い肌をキープできます。
定期的にジムでワークアウトをしている人、生活リズムが安定している人は、美白の効果実感が高いと感じています。毎日のケアやメンテナンスを手抜きして、困ったときだけクリニックに駆け込むのでは、美肌キープも難しいのです。

シミが消えることで美容意識が高まり、女性は気持ちまで前向きになります。
シミに悩み、コンシーラーと厚いファンデーションでひたすら隠していた人は、シミや色ムラが消えるだけで、朝のベースメイクが簡単になり、トレンドの薄づきファンデーションも楽しめるように。肌が目に見えてキレイになり人から誉められるようになれば、それを維持したいと思うのが女心ですね。
美容医療で手に入れた美しい肌をキープするために、エビデンスのある成分を配合し、処方や基材との相性までひとつずつ計算して作られた、信頼のできるスキンケアを選ぶことも重要です。クリニックでは、必要に応じてコスメ選びのアドバイスもしています。キメの細かさ、みずみずしさ、なめらかさなどトータルで質感をアップさせる化粧品の効果も見逃せません。
定期的な美容医療のメンテナンスと、毎日のスキンケアの2本柱で、幸せオーラの理想肌を目指しましょう。
是非ご一読ください。

なお、『et Rouge』は会員専用情報誌のため一般発売はございませんが、無料の定期購読ができます。

ご興味ある方はこちらから

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雑誌『日経WOMAN』2016年7月号(6月7日発売) (掲載ページP95、P100)

「ムダなお金をかけずに美肌になる!毎日の習慣」内の2つの特集に、慶田院長の取材監修記事が掲載されています。

その1
特集「きれいをキープするベテラン皮膚科医が教えてくれた 20・30代で肌のためにやっておくべきことやってはいけないこと」(掲載ページP95)
皮膚科専門医としてお肌の仕組みに精通した女性医師が、実際に習慣にしている美肌ケアとは?日々忙しいワーキングウーマンでもあるドクターが、きれいをキープするために実践していることは、毎日の生活に取り入れやすいことばかりです。
「しみ」「しわ」「たるみ」「法令線」の4つのカテゴリー別に、20代と30代から始めるべき美肌習慣を紹介しています。

〈しみ〉

紫外線ほか、ブルーライトや近赤外線もしみの原因になります。20代から日焼け止めやサングラス、衣類で皮膚や眼を保護しましょう。アウトドアを楽しむなら紫外線の強い時間帯(9時30分〜14時頃)はなるべく避けましょう。日焼け止めは塗る・飲む両タイプの併用がおすすめ。特に30代からは抗酸化力の高い食材をしっかり食べ、肌の再生をうながすレチノール入り化粧品など、抗酸化力の高い化粧品を使いましょう。 慶田院長は、しみに効果的な、抗酸化作用の強いパプリカやオクラなどを下処理して常備菜にしています。

〈しわ〉

  20代のうちから「まごわやさしい(豆、ごま、わかめ、野菜、魚、きのこ類、いも)」を中心にした正しい食習慣を心がけましょう。正しい食習慣はは美肌の土台、節約しすぎず良質なものを食べることが大切です。喫煙は百害あって一利なし。喫煙をしているなら、早めに禁煙外来を受診するのも良いでしょう。30代からは小じわに効くレチノールなどの成分が入った化粧品のケアをプラスしましょう。

〈たるみ〉

20代から食・睡眠・排泄(腸内環境)・ストレス解消・運動で健やかな肌を保つ習慣を。片方のあごばかりで噛む、片側の頬ばかり下にして寝るのはNGです。自分の顔が左右対称になっているか意識すると良いでしょう。マラソンなど激しすぎる運動は、老化につながる活性酸素を増やします。30代からはヨガやダンス、筋トレなどで成長ホルモンを意識して分泌させましょう。

〈ほうれい線〉

20代から口角を引き上げるなど、表情筋を刺激しておくと、ある程度の予防効果ができます。ただし、頬の筋力の強さが、ほうれい線の原因となる「筋肉型」と呼ばれるタイプは表情筋を鍛え過ぎると逆効果になるのでご注意を。30代からは、ほうれい線が深くなる前に予防としてリフトアップ効果のある照射治療を受けるなど美容医療を試すのも一考です。自己流の過度なマッサージは逆効果になることもあるので避けましょう。 慶田院長は、飲むタイプの日焼け止め「ヘリオケア」を愛用中。主成分のファーンブロックが活性酸素を破壊し、皮膚を紫外線ダメージから守ります。 美肌を育む基本は食事です。良質たんぱくや野菜類をしっかり食べるようにしています。


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その2
特集「白髪・抜け毛を防ぐ シャンプー&頭皮ケアの正解はこれ!」(掲載ページP100)

〈抜け毛対策〉

亜麻仁油、えごま油、青魚などに多く含まれる、オメガ3系油は循環を改善し、育毛効果が期待できます。見落としがちなのが、30代前半の女性に多い貧血による薄毛です。急に抜け毛が増えてきたら血液検査を受けてみましょう。 男性と同じような機序で薄毛が進むFAGA(女性男性型脱毛症)が増えています。抜け毛が進行しているようなら、早いうちに専門クリニックの受診を。

〈白髪対策〉

大豆、かつお、チーズなどのタンパク質は、メラニンの元となるのは必須アミノ酸のチロシンを多く含み、間接的に白髪の予防効果が期待できます。バランスのとれた栄養と、睡眠の質を高めて酸化ストレスを防ぐことが、毛髪の健康に欠かせません。 是非ご一読下さい。


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『健康与美容』は『日経ヘルス』と提携している中国北京発の健康・美容情報誌です。 
今回2つの特集に慶田院長の監修記事が掲載されました。

その1
特集「7人の美肌女医が実践!肌悩みに負けない!美肌の秘訣」(掲載ページP57)
肌のスペシャリスト7人の美肌女医にその秘訣を聞くという特集です。驚くほど共通した習慣がありました。慶田院長はトップバッターとして紹介されています。20年続けているジャズダンスのポーズ写真を特別公開しています。心身ともにデトックスする運動習慣と、抗酸化作用の高い野菜、コラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトをたっぷり食べて、身体の中から美しさをキープ。美容医療の効果も高まる生活習慣をぜひ取り入れたいですね。

その2
特集「白髪も薄毛もストップ!頭皮オイルマッサージ」(掲載ページP108~109)
薄毛と白髪は、見た目年齢をぐんとあげる原因。両方の予防に有効な毛根を元気にする頭皮マッサージの特集です。慶田院長は最新の知見から、白髪と薄毛の原因とその仕組みを解説しています。
白髪は、メラノサイトの元になる色素幹細胞の枯渇やメラノサイトの機能低下が原因です。加齢による色素幹細胞の枯渇で生じた白髪は回復しませんが、何らかの原因でメラノサイトが休止状態になってしまったり、チロシナーゼの働きが不十分なために生じた若白髪は回復する可能性があるのです。
一方、薄毛はより複雑。加齢により毛包幹細胞が枯渇した薄毛は回復が難しいのですが、女性男性型脱毛(FAGA)や休止期の毛の割合が増える休止期脱毛は原因が改善されると回復します。女性で多いのは貧血、栄養不足とストレス、出産などの影響。生活習慣で改善する余地はあるのです。

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雑誌『健康与美容』2016年6月号

雑誌『VOGUE』2016年7月号 (5月28日発売 掲載ページP130)

特集「100人の声から抜粋 My Own Rules 私のボディはこれで変わった!」に、慶田院長の取材記事が掲載されました。
美しいボディを得るためのメゾットは日々進化しています。そこで今回、美容・健康感度が高い女性100名のマイルールが紹介されました。
最新の理論に基づいたエクササイズや、話題の食事法などを取り入れて、いかに最大限の効果をだすかが、忙しい女性にとっての必須ルールといえます。
100名のボディラインキープの秘訣が、My Rule 1~10までに分類されています。慶田院長は「My Rule 4 Let's Dance!踊って鍛える。」に掲載。
院長は、ジャズダンスのレッスンを20年継続中。柔軟性アップ、姿勢改善、循環改善などのメリットがある上、楽しくてストレス解消にもなり、日焼けもしないおすすめエクササイズです。ハイヒールもクールに履きこなしています。ヨガやピラティスのグループレッスンも多数受けてきましたが、1年半からピラティスのパーソナルレッスンに変えたところ、シェイプアップし、腰痛に悩まされることもほとんどなくなり快調とか。体脂肪率を落としすぎず、女性らしい柔らかさを残しながら、ほどよく筋肉がついた、女性らしいしなやかボディを目指しているとのことです。

「My Rule 4 Let's Dance!踊って鍛える。」を実践する他の女性有名人は、森理世さんら4名。他のMy Ruleも興味深いものばかりです。
是非ご一読ください。

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雑誌『with』2016年7月号 (5月28日発売 掲載ページP74~77)

特集『「全身まるっとムダ毛問題」解決!ジャーナル』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
サロンに通っているのになかなか毛が減らなかったり、意外な場所に生えていた!?など薄着の季節のムダ毛は女性にとって大問題です。そこで、なかなか人には聞きずらいムダ毛のお手入れテクニックについて解説しています。
カミソリでのお手入れは、手軽で確実なので、多くの女性の王道テクニックですが、どうしても肌の角質も一緒に削ってしまいます。
カミソリで剃るときはシェービングフォームなどを使ってすべりをよくしておきましょう。肌の刺激になるので、ボディソープをつけて剃るのは避けてください。肌への負担をへらすため、切れ味の良い4枚刃以上のものを使うことがおすすめです。剃ったあとは角質が落ちて肌のバリア機能が弱っている状態です。肌を保護するためにも、クリームやオイルできちんと保湿することをお忘れなく。
ワキなどポツポツ&黒ずみには、医師の行うレーザー脱毛など、毛穴に負担をかけないケアが肝心です。レーザーはムダ毛を確実に減らすと同時に、くすみや黒ずみを改善する効果もあるので、特にワキの処理にはおすすめです。ワキの毛は太いため、毛抜きで抜くと、毛穴に対する負担が大きくなり、ダメージを与える可能性大。また、毛穴が塞がって次に生える毛が埋没毛になってしまうことも多いので、思い切って脱毛レーザーの経験が豊富なクリニックに相談してみましょう。

次に、指や乳輪など思いもよらない所の毛は、どうやって処理するのが正解なのでしょうか? 
基本的に見える範囲であればレーザー脱毛することが可能です。気になるところはマメにカミソリで剃るのがいいでしょう。
ただし乳首まわりは皮膚が薄い部分なので、皮膚をしっかりのばした状態で剃毛してください。
毛が剃るたびに濃くなっていると感じる方がいるようですが、剃ると毛の断面が太くなり濃くなったように見えることによります。レーザー脱毛すれば毛穴が締まるので、毛穴の影も目立たなくなりおすすめです。

【教えて! レーザー脱毛のここがわからない!】
Qレーザー脱毛は何回くらいクリニックに通うもの?
A個人差はありますが、ワキならば1ヵ月半に1度の頻度で、3回繰り返して施術を受けるとかなり薄くなります。全部で6~8回でほぼつるつるに。

Qレーザー脱毛とエステサロン脱毛はなにがどう違うもの?
Aレーザー脱毛は医療用のレーザーを使用するので、出力が大きくパワフルに脱毛できます。エステサロンや脱毛サロンの施術よりも安全で確実な効果が出せます。

Q正直言って、どれくらいの費用がかかりますか?
A料金設定はクリニックによってまちまちですが、当院では両ワキ5回セットで¥35000です。1ヵ月半に1度の通院であれば期間は半年ちょっとですね。

続いては、フェミニンゾーン、プライベートパーツ問題です。
デリケートゾーンもそれなりにお手入れするのが、今どき女子のたしなみです。そもそも、20代はホルモンの影響もあって陰毛が濃い傾向があります。水着を着るような予定があるなら、きちんと処理するのがベターです。ただし皮膚が柔らかく構造が複雑な場所なので、自己処理するときは鏡で確認しながら、慎重に行いましょう。

【教えて! デリケートゾーンの脱毛の素朴な疑問!】
Q処理方法はなにがベスト?
Aセルフならカミソリ&トリマー。
抜くのは肌トラブルの原因になるので避けましょう。
いきなりカミソリで剃るよりも、ある程度まで毛をカットしておくと、剃りやすくなります。

Q毛がごわごわしているのが悩み・・・・・・
Aレーザー脱毛すると毛を減らすことができます。一度、全体的にレーザー脱毛することをおすすめします。新たに生える毛は量が減り、毛質もかなり柔らかになります。

Qどこまで処理すべき?
A下着の2㎝内側までを目安にしましょう。
水着やショーツをはいた状態で処理する範囲の見当をつけると良いでしょう。動いてもハミ出さないようにジャストサイズより小さめが◎。

もし、VIOゾーンのムダ毛処理にともなう傷やかぶれなど肌トラブルが起きたら、皮膚科専門医のいるクリニックに相談を。
医療用レーザー脱毛を行えば、黒ずみも一掃でき、白くキメの整ったつるすべ肌になれますよ。
是非ご一読ください

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雑誌『anan』2016年6月1日号 (5月25日発売 掲載ページP40)

特集「すべての夏トラブルの悩みに答えます!夏の肌と髪Q&A」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
夏は紫外線、肌の露出、汗、体臭、エアコンなどの冷え...肌や頭髪はトラブル続きで、あちこち気をつけないといけないことばかりです。今回の特集では、つい見逃しがちなこともピックアップして、夏の様々なSOSに専門家が回答しています。慶田院長は薄着の時期に気になる、お肌の黒ずみについて解説しました。

ボディの黒ずみは基本的に、ひじやひざ、かかと、Vゾーン、ヒップなど、関節部や圧迫を受けやすい部分にできやすいもの。摩擦、こすれといった物理的な刺激から肌が自身を守ろうとして、メラニン生成量が増えたり、角質の硬さや厚さを増したりすることで発生します。そのため、固めのスクラブが入った角質ケアコスメでゴシゴシこすりすぎると、逆に悪化することもあるので注意しましょう。毎日のボディケアできちんと潤いをあたえると、肌のバリア機能が高まるうえ、肌の生まれ変わりの周期も整い、黒ずみができにくくなります。
肌が生まれ変わる周期は、約28日。きちんと保湿をすれば、その間に硬い角層が柔らかくなって自然と剥がれ落ちます。朝晩2回、顔のスキンケアのついでに黒ずみが気になる部分も保湿しましょう。
黒ずみは、もともと肌が黒いタイプほど、残りやすい傾向があり、すでに日焼けしている人には、美白タイプのボディケアがおすすめです。インナーケアの美白剤は飲むだけで手の届きにくい部分を含む全身へアプローチできるのがいいところ。保湿or美白のボディケアと併用しましょう。
けれども、効果を得るには最低1ヶ月必要。水着を着る日まで時間がない人は、クリニックでのお手入れがおすすめです。
"クリニック=敷居が高い"と思われがちですが、ボディの黒ずみケアは意外とリーズナブルです。黒ずみができた部分や期間、原因、症状を医師が診察し、それぞれに合ったトリートメントを施すので、余計なコストや時間がかかりません。施術の内容によっては、肌にハリ感も生まれたり、黒ずみを落とす以上に美しいボディになれます。
クリニックで行う黒ずみ治療は、レーザーピーリングで二の腕などのザラつき(毛孔性苔癬)にも効果的なジェネシス、黒い部分に反応してくすみを改善するジェントルレーズ、黒ずみや古い角質をグリコール酸でオフして肌のターンオーバーを促すケミカルピーリングなどがあります。
3回くらい行うと効果的です。クリニックでケアする場合も、最低2週間前までには治療を始めましょう。
また、ホームケアを怠ると黒ずみが再発するので、ご自身でのメンテナンスもお忘れなく。クリニックなら高い美白効果が得られるホームケア製品も充実しています。
全身からすると小さなパーツでも、ひじやひざなどの"黒ずみ"は意外と目につきやすく、「清潔感がない人」といったマイナスイメージを与えてしまうことも。露出が増える夏本番を迎える前に、きちんとケアしておきましょう。
是非、ご一読ください。

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WOMAN EXPO TOKYO2016「SHISEIDO presents今も、未来も、明るい美肌!~美容のプロが語る大人のキレイのための最新美白講座~」

WOMAN EXPO TOKYO2016「SHISEIDO presents今も、未来も、明るい美肌!~美容のプロが語る大人のキレイのための最新美白講座~」にて慶田院長が講演を行いました

WOMAN EXPO TOKYOは「キレイもキャリアもハッピーも手に入れる!自分らしく輝く、すべてのワーキングウーマンのために」と題して、女性が活躍できる環境づくりを応援するイベントです。昨年は2日間で1万2千人を動員し、3年目となる今年も、5/21、/22の2日間で1万3千人の女性がミッドタウンを訪れました。

慶田院長は、22日(日)11:35~登壇いたしました。
"美容医療とスキンケアの両方を賢く使ってナチュラルな美肌を作る"という最新美白方法をレクチャー。今回の講演では、美白目的で行う美容医療の概要とスキンケア、基本的生活習慣の重要性、光老化についてお話し、普段は薬事法の縛りの関係で、雑誌やテレビなどのメディアでお伝えできない事柄も触れることができました。

次に、資生堂グローバルイノベーションセンターの牟田恵子さまから、今年2月に発売された「ホワイトルーセント」開発のコンセプト、薬効などが語られました。

最後に、資生堂PRの柴崎理恵さまから、具体的な使用方法のご説明がありました。
進行は、日経「et Rouge」編集長の麻生綾さま。

実は資生堂の牟田恵子さまと院長とは、小中高と机を並べた学友で、学術的な情報交換を気軽にできる間柄です。麻生さまも美容に関する造詣が深く、実はプライベートでも仲良くさせていただいています。ご縁の深いメンバーということもあり、進行は的確かつハイテンポに進み、とても楽しいセッションとなりました。

会場には美容感度が高い400人もの女性が来場され、華やかな講座となりました。来場された方にはSHISEIDOが美白化粧品を作り始めて100周年の記念に満を持して発売した美白化粧品「ホワイトルーセント」のお土産付き。

他の会場では、今回ビューティーミューズ大賞2016に輝いた吉田洋さん、中村アンさんのスペシャルトーク、ジャーナリスト池上彰さん、増田ユリヤさん、タレントの飯島直子さん、元スポーツ選手の上村愛子による講座など、キャリアアップ、最新美容、今注目の健康法、癒しのミニコンサートetc・・・ワーキングウーマンのための様々なイベントが開催されました。

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雑誌『VOGUE Wedding』2016年春夏号 Vol.8 (5月21日発売 掲載ページP228)

特集「Welcome to Bridal Beauty このリストにおまかせ!ブライダルビューティーアドレスBEST42。」に当院の最新光治療器M22が紹介されました。

フォトフェイシャルM22は、ノーダウンタイムでシミ、くすみ、赤みなど、気になる肌のアラを全て一掃します。8種類のフィルターと、照射設定を細かく調整することで、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能。光のベールをまとった白肌で、純白ドレスに負けない美肌になりましょう。
是非ご一読ください。

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雑誌『kiitos.(キイトス)』2016年vol.4(5月23日発売 掲載ページP56~57)

特集「BEAUTY TROUBLE Q&A ビューティーに関するお悩みはその道のプロに聞く!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
日々のスキンケアから、季節の変わり目に起こる肌トラブルに関する疑問を、皮膚科専門医である慶田院長が解説いたしました。

Q.1 肌状態を正しく知るためにはどうしたらいいでしょうか?
A.皮膚科で一度正しい診断を受けましょう。
実は、自分の肌質の見立てを間違っている方が意外と多くて、肌が粉っぽいから乾燥肌だと思っていたり、敏感肌だと思い込んでいたり、オイリー肌だと勘違いして洗いすぎていたりなど、間違ったスキンケアが肌荒れの原因になっている方もいます。自分のお肌が今どういう状態なのか、一度クリニックで正しい肌質を診断してもらうことをオススメします。それを分かったうえで、自分の肌質に合ったケアをするほうが、無駄のないスキンケアができますし、肌への負担も少なくなります。

Q.2 敏感肌とはどんな状態のことですか?
A.肌が弱っていて外部刺激を受けやすい状態のこと。
敏感肌とは名前通り、肌が敏感になっていますので、スキンケアはとにかく優しく、必要最低限のことを行ってください。そして気をつけたいのが、"過剰なスキンケア"です。お肌が弱っていたり、不安定でバリア機能が低下した状態だと、新しい化粧品や長時間のパックなどが刺激となってしまう場合があります。肌が安定するまでは、保湿クリーム1点に絞ったシンプルなスキンケアにしてください。また、春先からは紫外線が急激に増えるので、UV対策も大切です。敏感肌用のものなど、肌に合うものを選んで、UV対策を行ってください。

Q.3 肌ゆらぎとはどんな状態ですか?
A.季節の変わり目で肌が不安定な状態のこと。
原因は様々ですが、時期的に最も多いのが春先です。花粉の飛散量の増加や、年度の変わり目での生活環境の変化によるストレス、強い紫外線を浴びる、寒暖差などが刺激となって、急にニキビができてしまったり、乾燥したりなど、お肌トラブルが出る状態のことを言います。特に、外部環境の変化と、精神的なストレスによる影響も大きいと言われています。対策としては、原因となる刺激をできる限り遠ざけましょう。スキンケアは敏感肌と同様に、保湿をメインにした優しいケアを行うことが大切です。そして、ゆらぎ肌のときは、食事・睡眠・排泄(腸内環境)・ストレスコントロール・運動習慣のどれかが乱れている場合が多いです。肌の状態だけを意識するのではなく、日常生活の基本となるこの5つを見直してみることも大切です。

Q.4 肌のごわつき、乾燥が気になります。
A.紫外線などの刺激で角層が乱れているのかも。
紫外線が強くなる春先から夏にかけての時期は、実は角層が乱れやすく、乾燥しやすい時期でもあります。紫外線から皮膚を守るために、角層が厚くなることもあります。また、暑くなるとクリームを省いてしまうなど保湿不足も一因に。基本に立ち返り、1日2回の洗顔と保湿、光対策をしっかりするスキンケアを再確認しましょう。基本的には守りのスキンケアをベースにしつつ、合わない化粧品を使ってないか、メイクをするときに肌に刺激を与えるようなブラシ使いをしていないかなど、再度自分のスキンケアからメイク方法までを見直してみてください。

Q.5 春先のニキビ・吹き出物対策を教えてください。
A.ニキビとは、毛穴(毛包)に皮脂が詰まり細菌(アクネ桿菌)が繁殖し炎症が起きた状態のことで、様々な症状が混在します。
毛穴の入り口部分の角質が厚くなって毛穴を塞ぎ、皮脂が毛穴にたまった状態が白ニキビや黒ニキビです。この皮脂を餌として、アクネ桿菌が増殖し、皮脂を遊離脂肪酸に変化させ、集まった好中球が活性酸素を放出して炎症が起こり、赤く腫れ痛みを伴う赤ニキビが出来ます。さらに炎症が進むと、化膿した黄ニキビ(膿疱)や嚢腫・結節(しこり)へと悪化します。炎症がひどい場合、毛穴だけでなく毛包壁を破壊してしまい、クレーター状やアイスピック状に陥没したニキビ痕が残ってしまうこともあります。まずは、ニキビの原因や悪化因子を見つけるために、ライフスタイルやスキンケアの見直しを始めましょう。その上でニキビの予防と治療に効果的な外用薬と内服薬の処方、ケミカルピーリングやフォトセラピー、レーザーフェイシャルなどの照射治療を組み合わせてご提案しています。

Q.6 生理前にできちゃうニキビの対策法はありますか?
A.生理前の不調自体を緩和させることが有効。
生理前は黄体期といって、着床した受精卵を安定させる時期。プロゲステロンという女性ホルモンが増える影響により、便秘になる、水分を溜め込みやすくなってむくむ、皮脂の分泌が増える、気分が不安定になるなど、身体的にも精神的にも不調が現れて、ニキビができやすくなります。便秘はニキビを悪化させるので、水分や野菜をしっかり取る、ヨーグルトなどの発酵食品を摂る、ウォーキングなどの適度な運動をするなど便秘対策がおすすめです。また、毎月生理前にニキビがひどくなるようでしたら、医師に相談して低用量ピルを飲むなどして、女性ホルモンのゆらぎを整えるのもいいでしょう。

Q.7 ニキビ痕を薄くするにはどうすればよろしいでしょうか?
A.赤・黒のニキビ痕には照射治療や美白剤が有効です。
ニキビが治った後の、赤みが気になる場合は、フォトフェイシャル、レーザーフェイシャルなどの照射治療が有効で、黒っぽいシミのように色が残った場合は、これに加えて美白剤の外用が有効です。また、クレーター状の陥凹したニキビ痕の治療には、レーザーや針などで肌に微細な傷をつけ、新しいコラーゲン線維の生成を促進させることできめを整え、全体的にふっくらさせる治療が効果的です。

Q.8 毛穴タイプと対策法を教えてください。
A.加齢による「たるみ毛穴」に注意!しましょう。
毛穴は、窪んだ構造をしていて影となって目立ちやすい特徴があります。若年層では過剰な皮脂分泌と毛穴周囲の過角化により毛穴が詰まって押し広げられ、黒ずんで見えます。また、濃すぎる産毛の断面なども黒っぽく目立ちます。30代以降では加齢に伴うたるみにより、特に頬部がたるみ毛穴として目立ってきます。たるみ毛穴は老化によって真皮のコラーゲン線維やエラスチン線維の再成力が衰え、毛穴を土台から支える力が低下することで起こり、老けた印象を与えます。
対策として、まずケミカルピーリングなどで毛穴の過角化を改善し、肌のターンオーバーを整え、キメと角層のバリア機能を回復させます。また、レーザーで産毛を減らして毛穴を引き締めるのも効果的です。たるみ毛穴には、皮膚に小さな傷をつけ成長因子を導入して新しいコラーゲン線維の再生を促し、肌の弾力をアップさせると良いでしょう。

Q.9 乾燥で肌が荒れている状態でもUV対策はすべきでしょうか?
A.素肌で紫外線を浴びないことが大切です。
乾燥だけならもちろん日焼け止めを塗ってUV対策を行ってください。ただし、湿疹などの皮膚炎を起こしている場合は、皮膚科に相談し、速やかに治療しましょう。炎症が長引くと黒ずみます。また、治療中であってもできるだけ素肌では紫外線を浴びないようにしてください。紫外線を反射・散乱させるベビー用の紫外線散乱材などを塗り、日傘や帽子を使うなど、肌に負担をかけないUV対策を行いましょう。

Q.10 紫外線を浴びる季節にとりたい栄養素を教えてください。
A.紫外線から肌を守り、抗酸化作用を持つビタミンA(βカロテン)・ビタミンB・ビタミンC・ビタミンE、DHA、EPA、CoQ10、ルテインやリコピンなどのポリフェノール類などを補い、防御力を高めることが重要です。

Q.11 シミのタイプと、消えるシミ・消えないシミの見分け方を教えてください。
A.シミと呼ばれる状態にはさまざまな種類があり、それぞれ治療法も異なります。
シミには肝斑(かんぱん)、そばかす、日光性色素斑(老人性色素斑)、炎症後色素沈着などがあり、表皮にメラニン色素が過剰に蓄積された状態のこと。例えば肝斑は、目の周囲を除いた頬の高い位置や額などに、左右対称で現れ、やや灰色味を帯びた淡褐色をしていますが、あざと間違われることもあります。また、表皮内腫瘍の一つである脂漏性角化症(老人性いぼ)も初期は隆起が目立たず、シミと間違えやすいので注意が必要です。多くの方が、通常いくつかのシミが混在していて判断も難しく、症状によって治療法も異なりますので、気になる場合はまずクリニックで正しい診断を受けることをオススメします。

Q.12 クリニックでのシミのお手入れ方法とは?
A.内服薬とホームケア、レーザー治療などがあります。
クリニックでは、美白作用の高い内服薬(シナール、トラネキサム酸、ハイチオール、ユベラ)に加えて、メラニンの合成をブロックする作用のある「ハイドロキノン」「ルミキシル」、ナノカプセル化をほどこしたビタミンA化合物「トレチノインナノエッグ」などの外用薬を組み合わせたホームケアが基本となります。また、メラニンの排泄を高め美白効果のあるケミカルピーリングに、メラニンの黒に吸光性の高いレーザーやフォトフェイシャル(光治療)を組み合わせることで、全体的なくすみ、肝斑などの色ムラを改善することができます。さらに、濃い色のシミには高出力照射が効果的です。

Q.13 クマの改善にはどうすればいいですか?
A.クマには大きく4種類あり、治療法も異なります。また、何種類か混在していることが多いので、自分のクマがどの状態なのかを知ることが大切です。
茶グマ:
皮膚の代謝が低下し、メラニンの沈着、角層の重層化によるクマ。また、こすりすぎや皮膚炎による炎症後色素沈着でも生じます。茶グマの治療は、シミ治療で改善することができます。
青グマ:
冷えや疲れで血流がうっ滞し、青っぽく見えるクマ。皮膚が薄く色白な方が目立ちやすいです。小児期から認める場合もあります。青グマの治療は下まぶたのコラーゲン線維を厚くするような治療で改善することができます。
たるみグマ(黒クマ):
加齢により目の下のコラーゲン線維が劣化して細かいシワが生じ、皮膚の伸びやたるみ、陰影が目立ってできるクマ。目の下の目袋(buggy eye、眼窩内脂肪の突出)もたるみグマの仲間です。たるみグマ(黒クマ)の治療は、たるんだ皮膚を引き締める照射系治療が主体となります。ごくやわらかいヒアルロン酸(非架橋製剤)やPRP(多血小板血漿)注入などで、コラーゲン線維の再生を促すことも有効です。
凹みグマ(へこみグマ):
加齢変化で生じた目の下の陥凹が目立つクマ。凹みグマの治療は、ヒアルロン酸注入で凹んだ部分をボリュームアップするのが一番です。目周りの皮膚がたるんだ加齢肌では、皮膚を引き締める照射系治療を組み合わせないと、たるみが目立ってしまったり、新しいシワが増えたりすることがあります。お肌の状態の見極めと、正確な注入が求められます。

Q.14背中・胸にニキビ・あせもができちゃうのが気になります。
A.体のニキビの予防は、ちゃんと洗うこととUV対策が重要。
ニキビができる毛穴は脂腺性毛包と呼ばれ、もともと上背部や上胸部のあたりは、顔と同様に多く存在し、ニキビが好発する場所です。また、紫外線などで毛穴の角層が厚くなると皮脂が毛穴に詰まる原因にもなります。夏場は顔だけでなく、ボディにもUV対策を忘れずにしてください。また、清潔に保つことも大事ですが、刺激を与えるのはよくないので、手で泡立てた泡で優しく洗うなど、できるだけこすらないように注意してください。炎症が起こった場合は抗生剤を塗ったりして、速やかに炎症を治めることがニキビ痕を防ぎます。顔のニキビと同様に食事などの日常生活を見直すことも対策になります。
夏場によく出るあせもは、診察してみると、汗の刺激による皮膚炎(汗荒れ)の場合が多いです。肌バリアの状態が悪いと汗をかくだけでも刺激になって、肌荒れする方もいます。対策としては、なるべく汗をかかないよう環境を整え、汗をかいたらできるだけ素早く洗い流すのが理想です。外出中などで洗い流せない場合は、せめて優しく濡れタオルで汗を拭き取るなどしてください。風通しのよい服や締め付けない下着を身につけるのも有効です。

この14個のQ&Aをマスターすれば、日常のケア、トラブル時の対策など基本的な肌ケアをしっかりご理解いただける内容です。さらにホームケアから一歩進んで、美容医療に関する入り口もわかりやすく解説しています。
是非、ご一読ください

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雑誌『vikkaヴィカ』2016年6月号 (5月12日発売 掲載ページP118~125)

特集「TALK WITH MY SKIN-お肌と話そう-」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。
Vikkaは「FUDGEファッジ」の増刊で、隔月発刊のファッション誌です。
最近、なんだか肌が冴えない...そういった肌の不調を感じることがありませんか?
毎日、毎月、1年ごとに、なんとなく肌の状態が変わっているような気がしているけれど、どんなスキンケアすれば正しいのでしょうか?そんな幅広いお肌のお悩みの解決策について解説しました。かなりボリュームのある特集になっています。

日本には四季があり、気温や湿度、肌に触れる外的要因は、365日変化するので、肌の状態が変わるのも当然のこと。肌は内臓の鏡といわれるほど、体の調子とも密接にかかわっていますが、ネガティブにならず、自分の肌と向き合っていきましょう。

まず、女性ホルモンとお肌の関係についてです。女性らしい体をつくり、妊娠を維持する女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)は、肌と密接なかかわりを持っています。エストロゲンがピークになる卵胞期は好調で、生理直前の黄体期後期は不調に。生理周期とともに肌の状態も変わるのです。つねにゆれうごく肌の状態を知るには、生理周期を知ることも大事なポイント。

エストロゲンは、卵巣から分泌され、真皮のコラーゲン繊維やエラスチンの合成を促進する働きがあり、肌のハリや弾力を保ち、シワやたるみを予防します。また、皮脂腺の働きを抑制する効果もあります。プロゲステロンは、排卵後に卵胞が変化した黄体から分泌され、プロゲステロン優位の黄体期には、エストロゲンの血中濃度が低下することやエストロゲンによって抑制されていた男性ホルモンの作用で、皮脂腺の働きが活発になり、ニキビや肌荒れが出来やすくなります。

女性ホルモンを味方につけて肌を健やかに保つには、まず自分の生理周期を知ること。生理周期は約25日~38日で個人差があります。基礎体温の流れから自分の女性ホルモンがどのように分泌され、変化しているのかを把握することで、ゆらぎがちな肌の状態も自覚することができます。□基礎体温を活用すると良いですね。
次に、環境の影響と生活習慣についてです。

肌が荒れたときは生活習慣を振り返ってみると、原因が見えてくることがあります。睡眠不足やストレス、食生活の乱れ、運動不足などがあれば出来ることから改善していきましょう。季節の変化に伴って自律神経が乱れ、肌が少しゆらぐのは仕方のないことですが、基本的な生活習慣や適切なスキンケアで、環境の影響を受けにくい肌に導くことは可能です。

老化の原因は"光"が8割といわれています。太陽光による皮膚と眼の障害を光老化と呼び、皮膚ではシミ、シワ、たるみに加え、皮膚がんも生じます。眼では白内障や加齢黄斑変性のリスクがあり、紫外線を含む太陽光をしっかりカットして、シミやシワ、たるみなど、肌の老化を遅らせることは、日々のケアでとても重要なことです。
まずは紫外線についておさらいしましょう。UV-Aは地上の紫外線のうち約95%を占めます。肌深部の真皮まで到達するため、ハリや弾力を生むエラスチンやコラーゲンを傷つけ、シワやたるみを引き起こします。UV-Bは日焼けを起こす力がUV-Aの600~1000倍といわれ、メラニン色素を過剰に生成させ、シミやくすみを招き、乾燥やニキビの原因にもなります。
最近話題のブルーライトは、可視光線(目に見える光)の内、380~500nmと最も波長が短く、強いエネルギーを持つ光で、網膜の障害や日内リズムの乱れなどの原因になります。このうち420nmまでの短波長領域は、紫外線同様、皮膚の色素を増強する可能性が高いことがわかってきています。

加齢とともに感じる小じわ、たるみなどのエイジングサインに気がついたら、普段のケアを見直すタイミングです。エイジングサインの大きな原因はやはり紫外線によるシワやたるみ。また、肌のバリア機能が乱れ、乾燥した状態を放っておくと乾燥による小ジワが大きなシワになってしまうので、保湿は重要です。
バリアの要である角質細胞間脂質を守りながら、メイクや肌に付着した汚れを優しく落とし、化粧水で水分を与えてクリームで保湿する基本のケアをていねいに行いましょう。ダブル洗顔や強い洗浄料のものは潤いを奪うので避けてましょう。

肌のごわつきは、肌のターンオーバーの乱れが原因のひとつ。健康な肌は4~6週間で生まれ変わりますが、生活習慣や腸内環境などさまざまな要因で、周期が乱れてごわついた状態に。また、紫外線や保湿不足で角層の水分量が低下し、乾燥すると硬い感触になります。不十分な洗顔では、酸化した皮脂が刺激になって、角層の状態を悪化させ、かえって乾燥を招くこともあるので、洗顔は朝晩の2回が基本です。また、角質ケアを意識して、乱れがちなターンオーバーを正常のサイクルに戻しましょう。週に1回程度、酵素洗顔やピーリングで角質をオフし、ターンオーバーを整えるケアを行いましょう。古い角質といっしょに角栓などの毛穴汚れもとれて、毛穴の開きが目立たなくなります。

肌のくすみの原因は色々ありますが、血行不良で起こるくすみ、紫外線による影響で、大量に作られたメラニン排出がうまくいかなかったことによるくすみ、乾燥や古い角質の蓄積によるくすみが主なものです。血行促進と美白ケアの組み合わせで、くすみの改善が期待できます。

紫外線や喫煙などで発生する活性酸素は、肌の老化の原因になります。ビタミンA,C,Eなど抗酸化力のある成分を積極的に肌にとりいれましょう。肌の酸化を防ぐことで、シミやシワ、たるみ、毛穴の開きといった肌の老化トラブルを予防し、改善する効果があります。紫外線で発生する活性酸素は、表皮細胞のDNAを傷つけ、老人性いぼや皮膚がんを誘発します。また、メラニン合成が高まりシミが、コラーゲン線維とエラスチンが変性してシワやたるみが現れます。毎日のUV対策はエイジングケアの要です。

次に、大人の女性に起こりがちな肌あれに関する対処法や、日ごろのケアで知っておくべきことなど、肌をレスキューするための疑問についてお答えします。

Q厄介な大人のニキビはどうしたらよい?
A大人ニキビは、乾燥やストレス、紫外線などの影響で角質が厚くなり、毛穴が皮脂で詰って皮脂がたまることが原因です。乾燥や紫外線から肌を守り、しっかり睡眠をとるなどストレスを溜めないことが一番です。できてしまったニキビには、皮膚科処方のレチノイン酸の外用やフォトフェイシャル照射が効果的。刺激により悪化するので、自己流のケアは避けて、皮膚科医に相談するのがベストです。

Qできてしまったシミは消せる?
Aシミは、紫外線によるメラニン色素の過剰な産生が原因。美白化粧品によるセルフケアでは、くすみや肝斑は薄くできても、シミをゼロにするのは難しい。シミのように見えて、老人性いぼであることも多いのです。根本から消すにはレーザー治療に頼るべき。レーザー治療なら、シミやいぼが短期間で改善できます。専門医に相談を。

Q花粉や大気汚染も肌荒れの原因になる?
A外的要因から肌をバリアする花粉や大気汚染は、充分肌荒れの原因になるので、きちんとメイクをして花粉などの外的要因から肌を守ることも大切です。肌が健康であれば、それらを跳ね返すこともできます。バリア機能のある日焼け止めや化粧下地を使って、肌を守りましょう。

Q部分的に痒みやかぶれが、どうしたら良い?
Aこれは、乾燥によるバリア障害が原因かもしれません。基本の乾燥ケアでお話しした通り、朝晩の泡洗顔でメイクや外からの大気汚染物質などの汚れを落とし、その後は保湿をして、肌のバリア機能を守りましょう。とくに唇は皮膚が薄く、荒れやすい部分なのでリップクリームで保湿して守りましょう。

Qメイクをしていても気になる毛穴どうしたら良い?
A紫外線の影響で、角質が硬くなって毛穴が詰まったり、肌のハリを保つコラーゲン線維が劣化して、毛穴が開大したりして目立つようになります。ターンオーバーを整えるケアで毛穴の詰まりは改善することができるかもしれませんが、根本的な治療は難しいもの。毛穴の種類によっても解決法は違ってきます。特に年齢に伴うたるみ毛穴は、自力での改善に限界があります。美容医療にご相談ください。
「産毛毛穴」
毛自体が濃くて、うぶ毛の断面が黒っぽく見えて毛穴が目立つ。
「黒ずみ毛穴」
紫外線や触る刺激などで毛穴周囲のメラニンが蓄積して目立つ毛穴。過剰な皮脂分泌により、毛穴が詰まって表面が酸化して黒ずんで見えることもあります。
「たるみ毛穴」
30代以降に目立ってくる毛穴。加齢に伴い、皮膚がたるみ、重力により楕円形にたるんで見えます。

Q目の下にくっきり出来たクマは消せる?
Aクマの種類によって、ケア方法を変えましょう。
クマには大きく分けて3種類。目の下の皮膚を軽く引っ張ってみましょう。茶色がやや薄くなる場合は"茶グマ"。青みが消えない場合は"青グマ"。皮膚がよく伸び、影が薄くなる場合は"たるみグマ"。それぞれ原因や解消法が異なるので、まずはクマの種類を見極めることが必要です。
「茶グマ」
シミや炎症後色素沈着で茶色く見えます。紫外線の影響やアイメイクの刺激、クレンジングの摩擦による炎症が原因。紫外線から皮膚を守り、美白化粧品を使ったケアを。こすらないことが肝心です。
「青グマ」
下まぶたの皮膚が薄く、静脈血の色味が透けて青く見えます。寝不足やストレス、冷え、加齢などの影響で目立ちやすくなることがあります。睡眠や、血行を促すマッサージで一時的な改善することがあります。
「たるみグマ」
加齢による変化で生じたクマ。目の下にあるコラーゲン線維の劣化が原因となり、皮膚がたるむことで起こります。保湿効果の高いクリームを塗り、紫外線や抗酸化対策でたるみを加速させないようにしましょう。

Q生理前の肌への不調にはどう向き合うべき?
A生理前にエストロゲンが低下するとバリア機能も低下します。保湿を大事して、バリアを保つ肌を育てましょう。また、大豆製品に含まれる大豆イソフラボンを積極的に摂るのもおすすめ。便秘に傾きがちなので、ヨーグルトなど発酵食品を食べるのも◎。体の中からアンチエイジングを心がけて。

Qからだの内側から肌をキレイにするために、どんな食生活を心がければいい?
A食事のときは最初に野菜を食べる"ベジタブルファースト" が美肌の基本です。血糖値の上昇をゆるやかにし、糖化リスクを抑えます。フィトケミカルをバランスよくとる"レインボー野菜(赤・オレンジ・黄・緑・紫・黒・白の7色)"や良質なタンパク質やオイル、発酵食品、海藻類をバランスよく摂り、抗酸化力や免疫力を高めるましょう。
体の主成分であるタンパク質は、肌再生に役立つ材料となります。不足しがちなタンパク質を大豆や魚、肉で上手に摂ると良いでしょう。オイルも美肌に大切な栄養素を含んでいます。オメガ3脂肪酸を多く含むエゴマ油や亜麻仁油がおすすめです。熱に弱いので、おひたしやサラダでいただきましょう。また、発酵食品と腸内環境を整えることで、肌荒れや乾燥が改善します。味噌や納豆、麹、ヨーグルトなどの発酵食品を数種類、毎日食べる習慣をつけましょう。腸内の善玉菌の活動を促進させて悪玉菌の繁殖を防ぎ、皮脂機能が改善することがわかっています。

からだの外からの肌ケアと、食事、睡眠、腸内環境の改善など、からだの内からのケアを習慣に!肌力アップを目指しましょう。
是非ご一読ください。

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雑誌『美的』2016年7月号 (5月23日発売)


今回2つの特集に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

その1
特集「女医さんのUVケアには、ヒントがいっぱい!!」(掲載ページP94)
肌にダメージをもたらす有害光線は、紫外線だけではありません。太陽光のブルーライト、新しいところでは、紫外線や可視光線よりも波長が長く皮下組織や筋肉まで届きダメージを与える近赤外線の存在が注目されています。これらの有害光線によるダメージは『光老化』と呼ばれ、美肌はもちろん健康のためにも、きちんと対策をすることが必要です。心がけたいのは、徹底的に有害光線を浴びないようにすることです。日傘やサングラス、日焼け止めで物理的に光を遮さえぎるのが一番。さらに、防ぎきれない光で生じる酸化ストレスへの抵抗力を高めることも大切なポイント。抗酸化成分を内から外から補いつつ、体と肌をダメージに負けない健全な状態に保ちましょう。慣れてしまえば、これも生活の一部となり、歯磨きをするのと変わらない習慣になります。未来の美しさと若々しさは、今のほんのわずかな努力を積み重ねた先にあるのです。

朝の日焼け止めは、3段重ねとお粉で有害光線を跳ね返しましょう
理想は、ファンデーションをつけなくても美しい肌。朝のケアでは有害光線をカットするクリームをつけた後、ルースタイプのお粉で仕上げています。現状では近赤外線、ロングUVAなどの有害光線すべてを1品で防げるものはないので、複数の重ねづけが効果的です。
日焼け止めは、いかにたっぷりの量を、くずれないようにつけるかがポイント。まず、さっと薄く伸ばして塗った後、指の腹にクリームをとり、指を押さえるように置いていく『スタンプ塗り』がおすすめ。隙間を作らないよう、少しずつずらしながら重ねづけをしていくことがコツ。夜はダメージを回復するスキンケアをこころがけています。

スキンケアは、医師向けに効果の実証データが示されているものから吟味。抗酸化効果に優れ、シミだけでなくコラーゲンなどの生成を高めるビタミンCを始めとするビタミン類が配合されているもの中心に選んでいます。夏場のシミ対策やブライトニング目的で愛用しているのは、超浸透型ビタミンC配合化粧水のプロラヴィッシュローション、酢酸レチノール高配合で肌の防御力をアップさせるモイスチャーACEオイル、敏感肌にも安心して使用でき、高いブライトニング効果があるルミキシルクリーム。全て自身で使用して良いものだけを患者さんにもご紹介しています。

免疫力アップケアには、βカロチンなど抗酸化効果がある成分が豊富な色の濃い野菜を始め、アスタキサンチンを含むサケや良質なたんぱく質がとれるササミを積極的にとっています。サプリメントは食で摂取しきれないものを補う、それが基本と考えています。いつもオクラ・小松菜・パプリカ・人参・スナップエンドウなどを冷蔵庫に常備していますよ。
「飲む日焼け止め」と呼ばれるヘリオケアは、抗酸化作用の高いビタミンC、E、D、ルテイン、リコピンも配合され、様々な原因で発生する活性酸素から体を守ります。物理的に太陽光線を遮断するグッズとして、自宅、クリニック、車の窓ガラスにUVカットフィルムを取り入れています。

有害光線の遮断を徹底し、ホームセンターで手に入るものよりも透明度が高いフィルムを選べる専門の業者に依頼。生活空間すべての窓にUVカットフィルムを貼っています。ちなみに年式が新しい車のフロントガラスは既に、UVカット率99%のタイプが多数。ところがサイドとリアはそれよりも低いのが一般的で、家の透明な窓ガラスは厚みにもよりますが、UVA波の40%程度しか防げない場合もあるのでご注意を。もう一点注意しなくてはならないのは、工業用製品は380nmまでの紫外線までしかカットしないという事実。香粧品では400nmまでカットするのが基準です。できれば、工業製品、香粧品ともに皮膚柄の有害性が確実視されている420nmまでカットされるよう法改正が望まれます。日傘は大まかに2種類に分かれます。ひとつは生地に後からUVカット加工をしたもので、紫外線遮光率99%などと表示される。もうひとつは生地そのものがUVカット機能をもつ100%完全遮光のもの。購入時は、どちらのタイプか確認しましょう。

生地そのものがUVを弾くタイプは100%完全遮光。その効果は生地が破れるまで続く最強の1品。本誌では、慶田院長が実際に愛用している「光老化対策グッズ」が紹介されています。

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その2
特集『不調の始まり「デスクワーク尻」は矯正すべし!(掲載ページP230)
イスの座面に長時間押し付けられた皮膚には、接触による皮膚トラブルのリスクがあります。普段は見えないお尻の黒ずみ、ブツブツなどに気になるケアを学びましょう。
下着のこすれによる色素沈着・黒ずみ、接触刺激による乾燥・ザラつき、汗や皮脂の刺激によるニキビの湿疹...いつの間にか肌ダメージが進んでいませんか?
お尻の色素沈着、乾燥やザラつき、ニキビや湿疹は、「デスクワーク尻」の宿命。座っている時間が長いほど、お尻は刺激を受け続け、トラブルが深刻化します。座位時間の短縮だけでなく、スキンケアも重要です。
言うまでもなく、〝肌をこすらない、刺激しない〟は、スキンケアの鉄則。お尻の皮膚についても同様です。ところが、イスに座っている間は、その禁断行為をずっと続けているようなもの。体重による圧迫、下着のこすれ、汗の蒸れなど、実は物理的な刺激の嵐なのです。普段見逃しがちですが、皮膚が黒ずんでいたり、毛穴がザラついていたり、湿疹やニキビができていたり...。水着の季節になって悲鳴を上げる女性は少なくありません。そうなる前に、お尻の皮膚も顔同様、角質ケアや保湿、美白など、スキンケアをきちんと行うことが大切です。さらに、皮膚をこすったりかいたりしない、肌当たりや吸湿性のいい下着を選ぶなど、極力刺激を与えないように心がけましょう。
入浴後、腕や脚にはボディコスメを塗るものの、お尻が盲点になっている人は結構多いものです。対策として、下着を着ける前に、お尻までしっかりクリームやオイルを塗ってスキンケアを。下から上へお尻をもち上げるように塗ると、ヒップアップにもなって一石二鳥です。
下着では肌当たりが優しいシームレスの下着をセレクト。アンダーウエアの縫い目は、座位時に肌が擦れる一要因です。美尻のためには、シームレスがおすすめ。素材は吸湿性のいい綿やシルクが◎。総レースなどのビジュアル系パンツは勝負時のみにして、普段はシンプルに!

クリニックで行える美白の「ジェントルレーズ」、弾力UPの「ジェネシス」・「スマスアップ」など、レーザー照射はお尻の皮膚にも有効です。ザラつきを改善する「ケミカルピーリング」と組み合わせた「美尻集中治療」メニューがおすすめです。顔同様のスキンケアで美尻を目指しましょう!

是非ご一読ください。

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雑誌『美人百花』2016年6月号 (5月12日発売 掲載ページP173)

特集「これは人生最後!本気の下半身ヤセ」
にて当院の痩身治療「脂肪溶解注射」が紹介されました。
体重を減らしても、きれいなボディラインは作れません。目的の部分を美しく引き締めるなら、脂肪溶解注射が確実です。落ちにくい下半身の脂肪も、医学的アプローチでスリムになりましょう。当院では、高品質の薬液「ミケランジェロ」を使用しているため、効果が高く、痛みや腫れも出にくいのが特徴です。
当院にかかられているビューティーコーディネーターの方は、痩せにくい膝上の脂肪がお悩みでした。膝に注射したところ、厚みがそげて横幅もダウン。ピンポイントで脂肪を落としたい人にぴったりと、推薦いただきました。

是非ご一読ください。

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年6月号 (5月12日発売 掲載ページP41)

「美のプロ大絶賛のMY BEST COSME!!!2016・上半期」
早くも上半期ベストコスメのシーズンになり、様々なジャンルの美のスペシャリスト37名が選ぶ優秀コスメが発表されました。慶田院長は女性医師を代表して、皮膚科専門ならではの視点で、自身が選び抜いて愛用しているアイテムBEST3を紹介しています。

その1:明治のアミノコラーゲンヨーグルト
美容や健康と腸内環境との関連性が話題です。数あるヨーグルトのなかでも、特にこの製品の優れた点は、コラーゲンペプチド、ミルクセラミドが強化され、美肌効果に特化しているということ。飲み続けることで肌のバリア機能が向上し、肌の水分量が増える効果が証明されています。さらに紫外線に対する抵抗性が向上したとの研究結果もあり、ますます注目です。実際に慶田院長も乾燥の改善を実感してドリンクタイプを愛飲中。

その2:ナビジョンDRのオイルクレンジング
資生堂が医療機関限定商品として展開している「ナビジョンDR」シリーズのクレンジングオイルです。マイルドな使い心地で、肌に負担をかけることなくウォータープルーフマスカラもきれいにオフできます。落としたつもりでも、肌に残ってしまったメイクは肌荒れ、ニキビ、色素沈着など様々なトラブル原因になります。逆にゴシゴシ擦り、肌に必要なバリア機能までこそぎ落としてしまうことも、肌トラブルのもとです。特に落とし切れなかったアイメイクによる色素沈着は、目周りの茶ぐまとなりますのでご注意を。肌に優しいクレンジング料で擦らずしっかり落しましょう。敏感肌の方にもおすすめです。

その3:プロラヴィッシュの化粧水
超浸透型ビタミンCを配合し、保湿機能にも優れた化粧水です。ビタミンCは、シミ、くすみ、小じわ、ニキビ、毛穴などに有効な成分として知られていますが、これまで塗るだけではなかなか肌へ浸透しないことが弱点でした。最新の研究から生まれたこの化粧水は、超浸透型ビタミンC誘導体表皮深部まで浸透。高濃度ビタミンCローションにありがちなベタつき感がなく、使用感がとても良いことも、慶田院長のお気に入りポイントです。

プロラヴィッシュローションの詳細はコチラから
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雑誌『日経WOMAN』2016年6月号(5月7日発売 掲載ページP72)

特集「ドライアイ、頭痛&肩こり、視力の低下...お疲れ回復は目のケアが9割!」に院長の監修記事が掲載されました。

スマホやPC作業などで、働く女性は目の疲労が溜まっています。疲れて見えたり、老けて見えたりと、見た目を悩ます「目のくま」。しかし、適切なケアをすることで改善するものもあります。
くまには大きく分けて、「茶ぐま」「青ぐま」「たるみ・凹みぐま」の3種類あるます。原因が異なるため、タイプ別に対策を取りましょう。
20代後半までは、血行不良が原因で起こる「青ぐま」タイプが多く、パソコンやスマホの画面を長時間見続けることで、目周りの筋肉が動かず、血流が滞るのも原因の1つです。
30代半ばからは、複数のくまが混在しがちに。「茶ぐま」は、シミや色素沈着が原因で皮膚が茶色く見えるくまのこと。最近、水晶体や角膜を通り越して網膜まで直接届くブルーライト(420nmより短波長の可視光線)も茶ぐまの一因になることがわかってきました。一方、加齢によるコラーゲン線維の減少で皮膚がたるむ「たるみ・凹みぐま」も増えてきます。こすらないなどの刺激を与えないケアが大切です。
対策としては、静脈血の色みが透けて見える「青ぐま」は、目の使いすぎで血行が悪くなっているサインでもあります。目周りを温め、スマホを見る時間を短くすれば、比較的早く改善できる可能性があります。寝不足やストレス、冷えでより目立ちやすくなります。足元など末端の冷えが全身の血行を悪くします。デスクワーク中も下半身を冷やさない対策をしましょう。
シミやくすみによっておこる「茶ぐま」は、紫外線の影響やアイメイクの刺激、クレンジング洗顔の摩擦などによる炎症と色素沈着が主な原因。シミ同様、表皮のメラニンが増えて茶色く見える状態で、生活改善では治りにくいものです。擦らないスキンケアと保湿、光対策で、「茶ぐま」の要因となるシミを防ぐのが良いでしょう。美白剤を使ったシミ治療が効果的です。クレンジングのこすり洗いは厳禁!アイクリームなどのケアも、日々の刺激が積み重なるとシミの原因になることも。やさしく塗るようにこころがけましょう。
加齢が原因でおこる「たるみ、凹みぐま」30代半ばから徐々に現れ始めます。加齢と光老化による皮膚のたるみに加え、皮下脂肪・ヒアルロン酸量の減少で皮膚が凹むと、老け顔の印象になってしまいます。セルフケアではまず治すことは難しいのですが、乳液やクリームによる日々の保湿が肌にハリを生み、ちりめんジワは目立ちにくくなる可能性があります。たるんだ肌を引き上げようと、手の圧を加えながら肌の上を滑らせる顔のマッサージは厳禁です。むくみはとれても、たるみはとれません。しっかりと治療をするなら、美容皮膚科にご相談ください。

本誌では、ご自身でくまのタイプを診断する方法も紹介されています。
是非ご一読下さい。

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雑誌『大人のおしゃれ手帖』2016年6月号 (5月7日発売 掲載ページP98~102)

特集「くすみ、ごわごわ、ヒリつき、ふきでもの...あなたの肌、疲れていませんか?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

春は急激な気温の上昇や紫外線量の上昇、そして環境の変化によるストレスによって、「お疲れ肌」に陥りがちです。
くすみ、ごわごわ、吹き出物など、肌の不調がでていませんか?
そこで今回の特集では、4名の美容のプロがその対処法を解説しています。慶田院長は皮膚科専門医として、肌の不調や正しいケアついて解説しています。

気温の上昇とともに、紫外線や花粉などの影響で、肌の上では汗、皮脂、汚れが刺激物に変わり、かゆみや赤み、乾燥などさまざまな肌トラブルを引き起こします。
さらに、春は身の回りの環境が変わることが多いため、知らない間にストレスを感じ、普段は肌が敏感になる場合もあります。
肌の不調を感じたら、擦るような刺激を与えるお手入れはやめて、保湿を徹底しましょう。
また、皮膚は内臓の鏡。肌表面だけではなく、内側からのケアや健康的な生活も重要です。
スキンケアだけではなく、バランスの良い食事、良質な睡眠、排泄(腸内環境の改善)、運動、ストレスコントロールの見直しを心がけましょう。この5つの習慣が整えば、自然と肌状態も改善します。普段から野菜や果物を意識的に摂取し、発酵食なども摂りながら、腸内環境も整えましょう。
理想的な睡眠時間は6~7時間ですが、睡眠は時間だけではなく、質も重要です。スマホやTVは脳を覚醒させるため、寝る1時間前からは避け、照明も薄暗くすれば、質のいい睡眠に就くことができます。

肌のお手入れの基本、洗顔は泡洗顔を習慣にしましょう。汚れの蓄積もくすみの原因のひとつ。朝はぬるま湯洗顔で済ませる人がいますが、皮脂や化粧品の油分が酸化して刺激し、くすむ場合も。朝もバリア機能を保ちながらやさしく泡洗顔をしてください。

肌のくすみは主に、ターンオーバーの乱れが原因です。加齢によっても角質肥厚しやすいため、定期的なケミカルピーリングで、肌代謝をあげるケアがおすすめ。
肌の赤みや、ほてりや、ヒリヒリする場合は、炎症を生じている状態なので、まずは炎症を治療し、しっかり保湿を行って角層を育てましょう。
細胞間を結び合わせる役割を担うセラミド配合の化粧品などを使うこともおすすめです。
また、健やかな肌づくりのためには野菜は必須。特に紫外線を浴びた日はビタミン豊富な野菜を摂るようにこころがけましょう。
大人ニキビの主な原因は、古い角質の蓄積と肌の乾燥です。さらに、ストレス、睡眠不足や食生活の乱れも関わるので、普段ふきでものができない人も、条件によってはニキビは出ます。ストレス発散と質のいい睡眠を心がけましょう。
年齢とともに運動は億劫になりがちですが、走ったり筋トレなどのハードな運動ではなく、伸ばすだけのストレッチや関節を回すだけでも十分。また、一日数回、ゆっくりと深呼吸をするだけでも心身ともにすっきりできますよ。

日々の美活で、お疲れ肌とさようならしましょう!
是非、ご一読ください。

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雑誌『プレジデントウーマン』2016年6月号 (5月7日発売)

特集「つまるところ女は"白肌"を目指す」
今回の特集で、2つのコーナーに慶田院長の監修記事が掲載されました。

「‶紫外線ケアの新常識〟」(掲載ページP66~67)
ここ数年、「光老化」という言葉が注目されています。肌の老化は加齢によるものと思われがちですが、老化原因の80%は紫外線など太陽光の影響によるという研究結果があります。最近では紫外線だけでなく、太陽のさまざまな光が肌にダメージを与える可能性が報告されています。
太陽光の中で地表に届くのは、紫外線、可視光線、赤外線。さらに紫外線には長波長のUV-Aと短波長のUV-Bがあります。
なかでも紫外線UV-Bは肌への作用が強く、赤くヒリヒリした炎症を引き起こすほか、メラニン色素の生成を促し、シミやくすみの原因に。皮膚がんのリスクも高めます。
日焼け止めに表示される「SPF」は、紫外線UV-Bを防ぐ効果を表しています。一方、紫外線UV-Aは地表に降り注ぐ量が多く、肌の深部の真皮層まで届くもの。肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを変性させ、シワやたるみを引き起こします。日焼け止めの「PA」という表示は、紫外線UV-Aを防ぐ効果の指標です。
こうした紫外線の影響に加え、最近では可視光線に含まれるブルーライトが肌をくすませ、シミをつくることがわかっていますし、近赤外線一部もたるみや赤ら顔の原因になることが明らかになっています。つまり、光老化を防ぐには、紫外線以外の太陽光からも肌を守る必要があるのです。
紫外線量が増え始めるのは3月頃からで、ピークを迎えるのは7月頃。10月上旬までは強い日差しが続きます。木々の緑や花の色が、いつも以上に鮮やかに見えたら、紫外線が強いサイン。しっかりと日差しをガードしましょう。また、紫外線UV-A、可視光線、赤外線の3つは窓ガラスを通り抜けます。家の中で過ごすときも、光対策を忘れずに。
紫外線から肌を守るには、日焼け止めを塗るのが基本。しかし、ほとんどの人は日焼け止めを塗る量が少ないようです。顔に塗る日焼け止めの量は、500円玉ふたつ分が目安。一度塗ったあと、全体に重ね塗りをするのがポイントです。その上にファンデーションやパウダーをのせ、光を乱反射させるといいでしょう。
ただ、日焼け止めやファンデーションは時間が経つと凝集したり流れたりして効果が落ちてしまうため、こまめに日焼け止めを塗りなおしましょう。日常の軽いメイクなら、落とさずそのまま、日焼け止めをやさしく塗り重ねればOK。なじんだところで、パウダーを押さえるようにのせてください。
また、髪も日焼けしますから、髪にも使えるUVケアスプレーを使い、日傘や帽子で物理的に光を遮るのが効果的です。目から入った紫外線も、角膜に炎症を起こすことで全身のメラニンの活性を高める可能性があります。外出の際は日焼け止めをしっかり塗り、サングラスと日傘を持ち歩く習慣をつけましょう。
さらに、体の中からも紫外線対策を。抗酸化作用をもつビタミンA、C、Eを積極的に摂るよう心がければ、肌の老化原因となる酸化ストレスへの抵抗力が高まります。
ビタミンA、C、E配合のクリームなどを塗ることも肌老化の予防に役立ちます。ただし、メラニンの生成を活性化させる「ソラレン」という物質を含む柑橘類や一部の野菜には注意が必要。朝に食べたり、柑橘系のエッセンシャルオイルを昼間に塗ったりするのは避けてください。
このように、体の内側と外側から正しい紫外線ケアを行うことで、白肌をキープすることができますよ。

紫外線ケアの基本3原則
1 日焼け止めまでがスキンケア
朝の洗顔後は、日焼け止めを塗るまでが一連のスキンケア。家の中で過ごす日も、日焼け止めは必ず塗るようにして。また、ボディは裸の状態で日焼け止めを塗るのが○。塗り漏れが防げるうえ、服も汚れない。
2 外出時は日傘・帽子を
日焼け止めにプラスして、日傘と帽子はマストアイテム。日傘は色の濃い、完全遮光のものがベスト。晴雨兼用の折り畳み傘を、バッグに常備して。
3 サングラスは薄めの色を
目から入る紫外線をカットし、シミなどを防ぐにはUV加工のサングラスがマストアイテム。レンズの色は薄茶やグレーを選んで。色が濃いと瞳孔が開き、目に入ると紫外線の量が増えて逆効果に。

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「夏本番、目前!‶いますぐやるべき10のケア〟」(掲載ページP80~83)
20代後半から、女性はどんどん乾燥肌が進みます。体は、手で洗うのが基本です。
汗とほこりはぬるま湯シャワーで落ちるため、皮脂汚れの出やすい顔、胸、背中を中心に石けんを使用。軟水だと石けんの泡立ちが格段にアップし、肌への摩擦も軽減されます。強くこすると必要以上に角質が取れてしまううえ、刺激ニキビなどの原因となります。特に前腕とすねは皮脂が少なく乾燥しやすいので、石けんを使うのは週2~3回にとどめても問題ありません。
ヒジ、ヒザ、かかとの角質ケアは、基本的にすべて同じです。硬くなった角質が気になる場合は、保湿クリームなどで充分な潤いを与えます。
硬くなってしましたかかとケアのおすすめは、尿素配合のクリーム。尿素にはたんぱく質を分解する働きがあります。角質はたんぱく質でできているので、尿素配合のクリームを1週間ほど塗ると、やわらかくなります。黒ずみ、角質化の3大原因は、圧迫、摩擦、乾燥です。
頬杖や立てヒザでヒジ・ヒザが圧迫されたり、体を洗うときに強くこすって摩擦が起きたりすると黒ずみの原因に。また、肌が乾燥した状態が続くと皮膚が厚くなり、くすんで見えます。忘れがちな部分だけに、角質が厚くならないよう、年間を通じて保湿などのお手入れをしましょう。
二の腕にできたボツボツは「毛孔性苔癬(毛孔性角化症)」かもしれません。見た目は黒から赤いブツブツで、二の腕のほか大腿部、臀部、背中などにもよくみられる症状です。これは毛穴入口の角質が厚くなることで起こります。40代になると自然に軽快することが多いのですが、肌に刺激を与えると悪化します。カミソリや電気シェーバーで脱毛をするときに誤った剃り方をしたり、体を洗うときにタオルで強くこすったりすると角質が厚くなって、毛穴をふさぐことにもなります。また、紫外線もボツボツを悪化させます。肌をやさしく洗ってしっかり保湿をすること、そして紫外線ケアを徹底し、脱毛の仕方に注意すると改善します。
背中の上部は皮脂の分泌が多く、詰まりやすいのでニキビができやすいゾーンです。でも、できてしまったニキビは、セルフケアで治すのは難しいもの。皮膚科専門医に相談し、ピーリングやレーザー治療を行うのがベターです。そのため、背中ニキビは予防がとても大切といえます。
対策として、まずはやさしく洗い、しっかりと保湿をすること。タオルでゴシゴシ擦ったり、ベタつくからといって保湿剤を塗らないのはNGです。逆に角質が厚くなって、ニキビの原因になります。
体のニキビ悩みで多いお尻ニキビは、皮脂ではなく下着のこすれが原因。チクチクする素材は避け、通気性のよいものを使用しましょう。また、座った時に負担を軽くするよう体重管理も大切です。紫外線もニキビを引き起こします。背中にも、しっかりと日焼け止めを塗りましょう。
また、カミソリでムダ毛のお手入れをする際に、どうしても肌の角質も一緒に削ってしまいます。カミソリを滑らす回数を最小限にするために、4枚刃以上のものを使うことがおすすめです。
皮膚が薄く粘膜に近いデリケートゾーンは、かゆみやかぶれが起きやすいため、専用の洗浄剤で洗うのが正解です。洗浄剤をよく泡立てて手でなでるように洗います。膣などの粘膜部分は洗浄剤を使わず、シャワーでやさしく流すだけで十分です。パンストを履く人は蒸れやすいので、下着は吸水性が高く汗が乾きやすい素材を選ぶといいでしょう。また、デリケートゾーンの肌トラブルやにおい対策には、アンダーヘアのお手入れをすると効果的です。毛があると蒸れやすく、経血や汚れもつきやすいため、Vライン(ビキニライン)は薄く残すにしても、Iライン(陰部両サイド)は脱毛がおすすめ。毛嚢炎を引き起こすこともあるブラジリアンワックスではなく、医師が施術するクリニックでのレーザー脱毛が安心です。3回くらいで太い毛が柔らかくなり、8回程度で軟毛が少し残る程度になり、お手入れがラクになります。
手足の露出が増える薄着の時期は、顔のケアは万全でも、ボディのお手入れが心配です。何年も習慣にしてきたケアが、実は逆効果ということもあります。間違ったケアは肌トラブルの原因に。正しいケアの方法を知れば、肌が見違えるように美しくなります。
是非、ご一読ください。

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雑誌『VOGUE』2016年6月号 (4月28日発売 掲載ページP122)

今月号のVOGUE、メインテーマは"FASHION VOYAGE旅に出よう、モードを友に。"
他にも"おしゃれプロのリアル&妄想旅支度。""旅先別着回し達人。"などなど、バカンスの予定を立てるのが楽しみになる特集が盛りだくさんです!

美意識の高い貴女なら、当然気になるのが、「旅でキレイになる方法」ではないでしょうか?
特集「必要なのは、 旅の" 前"と"後"のケア。」にて当院の最新光治療器「フォトフェイシャルM22」が紹介されました。
「旅」をさらに充実させ、もっとキレイになって戻るためには、「旅」のプレケアと、アフターケアが必要です。
日焼けの直後は、刺激をさけて鎮静ケアに徹しましょう。うっかり出来てしまったシミは、最新テクノロジーがそろう美容クリニックにご相談ください。
フォトフェイシャルM22は、8種類のフィルターと、照射設定を細かく調整することで、シミ肝斑くすみ赤みなど、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能です。
是非ご一読ください。

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雑誌『UOMO(ウオモ)』2016年6月号 (4月24日発売 掲載ページP160~163)

特集「ホンマでっか!?UVケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
「UOMO」はお洒落なアラフォー男性向けのファッション誌です。
男性のあいだでも、紫外線が肌老化に与える影響がだいぶ認知されてきていますが、そのリスクは男性の皆様の想像以上です。また、最近光老化啓発プロジェクトが行った調査で、日焼け止めは全く使用しない方は70%と多数派で、日常的に日焼け止めを塗るという男性は3%しかいらっしゃいません。
紫外線はシミと老人性いぼを増やし、皮膚がんのリスクを高めます。真皮のエラスチンやコラーゲン線維を変性させ、シワやたるみの原因にもなります。また、ニキビも無防備に紫外線にあたると増えてしまいます。子供のころから太陽と仲良しの男性の場合、40歳前後の若さで、顔や頭皮に無数のイボがある人も珍しくありません。老化肌にみられる肌トラブルの80%は太陽光によるものです。言い換えれば、光対策を完璧にすれば、見た目年齢を若く保つことは叶うのです。
春の紫外線量は残暑が厳しい9月中旬と同じか、日によってはそれ以上。特に男性は化粧をしないので、紫外線の影響は年々蓄積していきます。加齢と共に、皮膚のターンオーバーは低下し、ダメージの修復機能も低下します。是非、男性も日焼け止めを使っていただきたいと思います。
日常使いの日焼け止めであれば、SPF30・PA+++程度のもので良いので、季節を問わず塗ることを日課にしましょう。紫外線はガラスも透過するため、オフィスワークの男性でも日焼け止めをお忘れなく。たとえ日焼けをしたいときでも、何も塗らないのは論外です。肌が深刻なダメージを受けるのはもちろん、皮剥けして色ムラになり、見た目も不潔な印象に。真夏の太陽光を1時間浴びると、細胞一つにつきDNAに10万カ所もの傷がつくというデータもあります。このような急激な日焼けを繰り返すと、その傷を正常に修復できなくなり、最悪の場合、皮膚がんになってしまいます。短時間に一気に焼くのは絶対にNGです。浅黒い肌を目指すとしても、薄く日焼け止めを塗って、少しずつメラニンを増やすのが正解です。
また、長時間日を浴びることで身体だるさを自覚した経験があると思いますが、紫外線には免疫抑制作用があります。無防備に浴びることで、ヘルペスや帯状疱疹ができたり、翌日の仕事のパフォーマンスに影響がでることもあるでしょう。海では長袖のラッシュガードを着用するなど、物理的に肌をカバーすることも重要です。
表皮の乾燥によるちりめんジワは、日に焼けて肌の水分が奪われと目立ってきます。この状態を放置すると折りジワになってしまいます。日焼け後のほてりがあるときは刺激をさけ、まずはしっかり肌を鎮静させましょう。その後は、乳液などで保湿をこころがけることが大切です。万一、皮が剥けるほど日焼けをしていまった場合は、絶対に剥がさないようにご注意ください。再生途中の角層を取ってしまうと、肌のバリア機能は著しく低下し、一生もののシミや色ムラになる危険性もあります。
男性も毎日のケアに日焼け止めと、適度な保湿ケアを始めましょう。肌力アップのために、日頃から抗酸化作用の高い野菜をしっかり摂ることも有効な予防策です。
是非ご一読ください。

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雑誌『週刊SPA』2016年4月26日号 (4月19日発売 掲載ページP54)

特集『クセになったら「ヤバい中毒」』

男性も身だしなみや、アンチエイジングを気にかける時代です。魅力的な男性はスキンケアにも手を抜かないのが常識。
ところが知識不足が思わぬトラブルを引き起こすこともあります。
特に気をつけたいのが、過剰な‶やりすきケア〟今回、慶田院長が皮膚科専門医として、正しい肌、頭皮ケアについて解説いたしました。
今回、やりすぎ厳禁として紹介されたのは、1.ローションパック、2.顔マッサージ、3.水洗顔、4.頭皮マッサージ、5.アカスリ、です。
まず、ローションパックは長時間つけているほど効果があると思うのは間違いです。水に濡れている時間が長すぎると皮膚のバリアが壊れてしまい、かえって乾燥や皮膚炎を招きます。また、洗顔料を使うと肌が乾燥するのでは...という、誤った思い込みから「水洗顔」を励行する方もいますが、水だけの洗顔では古く汚れた皮脂などは落としきれません。皮脂自体が酸化して刺激物質になります。特に脂性肌の人は脂漏性皮膚炎という湿疹になることもあるので要注意です。朝晩、洗顔料を使って、泡洗顔を習慣にしましょう。
逆にアカスリで無理に角質を擦り落とすことは、肌の水分をキープしたり、外部刺激から肌を守るバリア機能を損なうことになりかねません。乾燥や敏感肌を招き、皮膚トラブルのもとになるので注意しましょう。
近年は、美顔ローラーを使ったマッサージが大流行しました。たるみが気になる人ほど、ついマッサージに必死になってしまいますが、マッサージを頑張ったところで、顔のたるみは解決しません。それどころか、強くマッサージすることで皮膚を支えるリガメント(靭帯)が傷つき、たるみが進行する可能性もあります。
頭皮マッサージも同様で、特に注意したいのが、頭皮用のシリコンマッサージ器などを使ったケア。強くやりすぎると頭皮と毛根にダメージを与える恐れがあります。
壮年性脱毛などの薄毛には、プロペシアなどの薬治療が有効です。
男性も美容やスキンケアや対する関心が高まっていますが、特に男性の場合は、自己流のケアになりがちです。
常にすっぴん勝負の男性こそ、正しいケア法を身につけましょう。
ぜひご一読ください。

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雑誌『MAQUIA/マキア』2016年6月号(4月23日発売 掲載ページP148~149)

特集「美白&UVケア100問100答」に慶田院長の監修記事が掲載されました。


まず美白を目指すならおさらいしておきたい紫外線に関してです。紫外線とは、太陽光のうち200から400nmの波長域を指し、地表に届くのは280~315nmのUVB、315~400nmのUVAです。

シミやシワにたるみ、ニキビやキメの乱れ、毛穴のたるみなど、あらゆる肌悩みを引き起こし、皮膚がんの原因にもなります。紫外線対策は0歳から始めましょう。
いっぽう、紫外線を浴びることでビタミンDが活性され、骨が丈夫になるなどの益もありますが実際には5分程度あたれば十分なので意識して浴びる必要はありません。
老化の原因の8割は紫外線などによる「光老化」ということがわかっていて、太陽光は避けるべきです。冬でも雨や曇りの日も太陽光の影響は無視できません。一年中紫外線対策をこころがけましょう。

日焼け止めのSPF、PAともに数値が大きい方が効果的ですが、塗る量と塗り直しがポイント。特に紫外線が強い時期は、日傘などとあわせて、より守りを固める努力をしましょう。

シミとくすみはどのようにちがうのでしょうか?一般的にシミは部分的で、くすみは顔全体に生じ、それぞれ原因も異なります。シミは、両コメカミ~頬にかけての「バタフライゾーン」にできやすく、紫外線のダメージがきっかけとなりメラニンの過剰産生が生じ、部分的にメラニンが蓄積した状態です。

そばかすは、5歳くらいからできはじめ、場所は頬だけでなく、鼻の上、上まぶたにできることもあり、シミより比較的小さな点であることも特徴です。月経前にシミが濃くなるように感じる場合は、女性ホルモンの影響による肝斑かもしれません。エストロゲンはメラニンの生成を促進します。

一方、くすみはメラニンの影響のほか、乾燥や血行不良、糖化などでも起こりますから、スキンケアと基本的な生活習慣が大切になってきます。

ただ単に白くすれば美しい肌かといえば答えはNO.色むらがなく透明感のある健康素肌を目指しましょう。色黒さんでも紫外線&美白ケアをすれば、肌の色を明るく変わります。
ご参考になさってください。

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雑誌『美ST』2016年6月号 (4月17日発売 掲載ページP44~47)

特集「私のこのシワ、消して幸せになる!」

今回の美STでは、幸せそうなシワだけを残して、あとは目立たなくする、もしくは消すという、いい塩梅のシワ消し法を提案しています。
そこでにて慶田院長が、『激論!「私は毎晩シワにアイロンかけています」』にて自宅で行える話題のシワセルフケア美容法について解説いたしました。
自宅で実践できる4つの美容法について、美ST独自に党名を命名し、紹介されています。

膜張党
コスメの上からつけるオイルインコスメを使用して張りを出し、小じわを目立たなくさせるケア法。最近話題のヘアメーク、ピカ子さんが提唱していることでも知られています。
表情ジワは表情の癖で、プリーツを寄せるように刻まれます。膜張ケアは物理的な力でシワを伸ばし、保湿成分などを浸透効果も高いので、効果が期待できるでしょう。
ただし、表情の癖が強いと直ぐに元に戻ってしまうので、ボトックス注射との併用がおススメです。
温冷党
ヒートショックプロテインの力を利用した温冷ケア。パックの上から冷凍ジェルとレンジでチンパックを交互に行ったり、温冷ケア美顔器などを使ったケア法。
ヒートショックプロテインは体を構成するタンパク質が熱にさらされると生じるタンパク質です。免疫を高め、コラーゲンの再生を促す可能性があります。入浴が比較的簡単な方法です。医療用照射機での治療に比べ、安全に温度を上げることが難しいので、火傷に注意しましょう。
指圧党
パックを張るとき、スキンケアコスメを塗る時にアイロンをかけるようにこすらず丁寧に押し込むようにつけるケア法。
シワを物理的に伸ばし、シワの溝に充分有効成分が浸透するように押し込むケアのようですが、深いシワには効果は期待できません。伸ばしても直ぐに戻ってしまいます。
ただ、美容液などを擦らずに塗る習慣は大切です。
自力医療党
最新の美顔器など家でコツコツ美顔器を使用ケア法。
最近の家庭用美顔器は進化していますので、毎日地道に続けることで効果が期待できます。たるみやシワを助長する激しいマッサージよりもお勧めできます。
商品によっては誇大広告も。あくまで医療レベルの効果ではないことを理解して、適正使用を守ってください。

今までのセルフケアにひと工夫してみては、いかがでしょうか。ご自身にあった美容法を見方につけましょう。
ぜひご一読ください。

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雑誌『GLITTER(グリッター)』2016年5月号 (4月7日発売 掲載ページP106、P108、)

特集「ホームケアに美容医療もプラスしてさらに美しく 最新美容でキレイ磨きスタート!」にて当院で取り扱いをしているハイドロフォースリッチオイルが"進化を続ける水素美容 水素やケイ素が引き続きブーム"と掲載されました。(P106)

同じ特集の「白肌をつくる最旬"美白ケア"」のカテゴリーで当院の新型フォトフェイシャル「M22」が掲載され、「フォトフェイシャルM22」は、シミやくすみ、色ムラの改善だけでなく、肌のターンオーバーを活発にする効果もあり、シミやニキビといった肌トラブルの予防にも効果的。治療を繰り返すたびに、コラーゲンやヒアルロン酸量が増え、内側から
ハリのある美肌へとシフト"とご紹介いただいております。(P108)

是非ご一読ください。

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雑誌『ミセス』2016年5月号 (4月7日発売 掲載ページP220~221)

特集「女性は夏に年をとる 美白&UVケア 今すぐしたい、美白&UVケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

紫外線を意識した美肌ケアは、本格的に日差しが強くなる前の先制スタートが決め手です。
一年を通した紫外線対策は、必須のこと!まだ美白スキンケアもUVケアも行っていない方は、すぐにスタートしましょう。それが秋になっても後悔しない美肌へとつながります。
紫外線を意識したお手入れの3本柱は、"UVケア+美白スキンケア+抗酸化対策"。とくに抗酸化対策は、光老化による肌の衰えを防ぐには重要な要素です。
肌を紫外線から守る"日焼け止め"の使い方に関するテクニックや、新しい常識を踏まえた戦略的美白スキンケアや賢い抗酸化対策が、本物の美肌を生み出します。

まずはUVケア製品の使い方です。日焼け止めは顔から首まで塗る目安は500円玉2枚分ほどです。30gの製品なら2か月で使い切るのが適量。伸びのいい製品が多いため、多くの方が適量の半量ほどしか塗れていず、効果も半減しています。顔全体に塗り、なじんだ後にもう一度重ねる"厚塗り"がポイント。
そして、これからの季節は高めの数値を選ぶことも必要です。屋外レジャーではSPF50・PA++++、室内ではSPF30・PA+++が数値の目安となります。また、開封後は半年以内に使い切りましょう。古いものは効果が落ちている可能性があります。また、古く酸化した製品を付けると、肌老化の原因になります。
UVケア製品は2~3時間ごとの塗り直しが必要です。日中はメークを落とさなくても、上からUVケア製品を塗れば大丈夫。さらにパウダーをパフでそっと置くように重ねましょう。
曇天の急な晴れ間など、予想外の強い日差しにあせることが多々あります。バックに帽子や日傘、日除けの手袋やストールを常備しましょう。
また目の角膜が紫外線で炎症を起こすことがきっかけとなり、全身の肌のメラニン活性が高まることはまだご存じない方も多いのでは。春先からサングラスも必携です。雨の日や明るい室内に降り注ぐ紫外線A波や近赤外線にも要注意。これらは無自覚に浴びやすい太陽光線です。しわやたるみなど光老化の原因ですので、雨の日や室内でも抜かりなく光対策ケアを意識しましょう。
抗酸化成分の代表といえば、ビタミンエース(A、C、E)とフルーツや野菜に含まれるポリフェノールです。ベリー類や緑黄色野菜の他、シナモンやカレーに使うターメリックなど、暑い地域で使われるスパイス類も抗酸化力が高いので活用しましょう。慶田院長はトマトのリコピンとブロッコリーのルテインとβカロテンを欠かさないとのこと。肌自体の質を高める良質のタンパク質なども必要なので、まず基本は、日々のバランスのよい食事が鉄則です。
また、これらの抗酸化成分は塗っても効果的。UVケア製品を塗る前に、ビタミンA(レチノール)やC、Eの抗酸化成分配合の化粧品を塗っておくことで、光老化の原因となる紫外線由来の酸化ストレスもケアできます。
紫外線量が増える3月から9月まではとくに美白ケアを重点的に。理想は1年ずっと続けること。美容液やクリームなど、なにか1品でいいので使い続けましょう。
しみ部分には、摩擦と乾燥がNG習慣です。日本人の肌はとくにメラニン活性が高いので、刺激で炎症による色素沈着が進んでしまいます。洗顔やタオルでのふきとり時、スキンケアやメーク時にもむやみにこすらないようにします。また、乾燥によるバリア力の低下もくすみの原因となるので、十分な保湿を心がけましょう。
出来てしまったシミの根本ケアをお考えなら、美容医療の出番です。美容医療の分野も年々進化しています。過剰なメラニンを壊すレーザーの他、肌全体のくすみを消してしみも薄くするフォトフェイシャルなど、望むレベルにあわせた治療の選択が可能になっています。美白治療は、内服や外用の美白スキンケアをあわせることで効果を確実にします。UVケアへの指導を含めたフォローがしっかりしている医院を選びましょう。
ぜひご一読ください。

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雑誌『VOCE(ヴォーチェ)』2016年5月号 (3月23日発売 掲載ページP132~137)

特集「最強美白コンシェルジュにお任せあれ!黒リーヌvs.白リーナのための美白レッスン」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

‶黒リーヌ〟はスキンタイプでいうダークスキンの女性。年中肌がくすんでみえてしまいがちで、メラニン活性が活発ですぐに黒く日焼けをするタイプの肌質です。

‶白リーナ〟とは色白の女性のことですが、良いことばかりでなくシミや赤みが目立ちやすいという問題も。

日々美白ケアに励んでいても求めるような効果が実感できないのは、もしかしたら肌質にあったケアができていないのかもしれません。

色黒女子と色白女子では、美白ケアのポイントが異なります。

そこで、慶田院長が「肌質コンシェルジュ」として、肌色の傾向別美白ケア法を提案しています。

色黒肌は細胞を守るメラニンをどんどん作れるため、紫外線の影響を受けにくく、肌年齢が若く、シミもできにくい傾向にあります。ただし美白治療をはじめる際は、全体にメラニンが散らばって黒いので、美容医療が難しいという難点も。また、炎症後の色素沈着が起こりやすく、ニキビや虫刺されの跡に注意が必要です。

色白肌は、細胞の核を紫外線などのダメージから守るメラニンの生成能力が色黒肌より弱く、光の悪影響を受けやすい特徴があります。20代後半からシミが現れるケースが多く、シワや老人性いぼも早くから出現する可能性も。皮膚がんなどを含め、リスクが高い肌タイプといえます。

ダメージを受けやすい色白肌は、守りのケアを重視し、トラネキサム酸などの抗炎症ケアや、特に優しい保湿などをこころがげることが大切です。

色黒肌は、メラニンの生成を促す紫外線や、色素沈着の原因となる摩擦、炎症性ニキビの刺激を徹底的にブロックし、ターンオーバーを促す少々攻めのケアが適しています。

では美容医療では、肌色タイプに合わせてどのような治療が行われているのでしょうか。

今回は実際に2名の方が当院で慶田院長の診察を受け、肌質改善の治療を体験されました。

カウンセリングの上、色黒肌の診断の方にジェントルレーズ、色白肌の方にフォトフェイシャルM22をお受けいただきました。

‶黒みを消す〟ジェントルレーズはメラニンや産毛などの黒い色に反応するレーザーで、シミのみならず、くすみや黒ずみまで改善します。

‶白さが増す〟フォトフェイシャルM22は、6種類のフィルターと、照射の強さなどの設定を調整することで、シミや肝斑、くすみ、赤みなど、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能です。

お2人ともに、照射後に紫外線や活性酸素から守るビタミンAのイオン導入を行ったことで、肌のバリア機能も強化され、肌自体の保湿力が高まり、刺激に強いお肌に近づきました。

定期的にビタミンAを補充することで、肌の潤いに不可欠なコラーゲン、エラスチン、グリコサミノグリカンの生成を促し、シミだけでなく、シワとたるみを予防する効果があります。

スキンケアの効果がいまいちと感じたら、取り返しがつかないシミやニキビ跡を残すまえに、美容皮膚科にご相談されることをおすすめします。

是非ご一読ください。

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雑誌『GLOW(グロー)』2016年5月号 (3月28日発売 掲載ページP122~125)

雑誌『GLOW(グロー)』2016年5月号 (3月28日発売 掲載ページP122~125)
に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

特集『紫外線、ブルーライト、花粉、大気汚染、ストレス「環境コスメ」が5大環境危機から大人の肌を救う!』
春の訪れと共に紫外線が強くなり、花粉、PM2.5に加え、急激な気温、湿度の変化などが気になります。この時季の環境変化によって、かゆみや赤みなど普段は感じない肌の揺らぎはありませんか? 揺らぎを感じたら、原因に合わせたお手入れが大切です。
急にニキビができた、カサつきが治らない、いつも使っている化粧品がヒリヒリする......。最近、肌の不調を感じるていたら、それはゆらぎ肌かもしれません。
ゆらぎ肌とは急激な気温の変化、環境の変化により肌が敏感になっている状態です。
そもそも肌表面にある角層は、うるおいを守り、刺激から肌を守る、バリア機能をもつ組織です。ところが、紫外線量の増加、気温の増加、PM2.5や花粉のほか、環境の変化によるストレスや睡眠不足で角層の状態が乱れると肌は乾燥し、バリア力が低下してしまいます。
ゆらぎ肌の主な原因は外的刺激による一時的なものですが、そのまま放っておくと皮膚炎を繰り返し、肌老化が進行してしまう可能性もあります。
肌に不調を感じたら、過激なスキンケアは避け、肌に負担のないお手入れに変えることが重要です。
特に大切なことは"保湿"です。肌のバリア機能を補う親和性の高いセラミドなどの保湿成分が配合されている化粧品を使用して水分を与えましょう。また、"こする"ような肌刺激は絶対に避けましょう。
さらに、知っておきたいことは、肌老化の原因の80%は紫外線などの光によって引き起こされるという事実です。
今までは日焼けを起こす力が強いUV-Bを防ぐことが重視されていましたが、地上に降り注ぐ紫外線の約95%を占め、肌深部まで到達してシワやたるみなどの原因になるのは、実はUV-Aなのです。その中でも特に波長が長く、今まで防ぐことができなかった「ディープUV-A」や真皮の深層部まで届く近赤外線をブロックする日焼け止めも、新しく登場していますので、是非活用しましょう。
また、太陽の光だけでなく、PCやスマホなどから発するブルーライトを浴びると、皮膚の色素沈着の原因にもなります。ブルーライトに対応する最新の日焼け止めを使用しつつ、肌老化予防に効果のあるビタミンA、抗酸化作用が高いビタミンC、ビタミンEが配合されたスキンケアを一緒に使用すると、より効果的です。飲む日焼け止めといわれる "ヘリオケア"を内服すれば、日焼け止めを落とした夜も、からだの中から24時間防御が可能です。
バリア機能にダメージを与える大気汚染などの有害物質は、帰宅後に優しく丁寧な洗顔でしっかり落とし、そのあとは保湿剤で潤い肌をキープしましょう。
今回、慶田院長が皮膚科専門医として、敏感に傾いたときに行うべきスキンケア法を詳しく紹介しています。
当院でお取り扱いしている、美容オイルの‟モイスチャーACEオイル"、日焼け止めサプリの‟ヘリオケア"も掲載されています。
肌が乾燥してバリア機能が落ちると、さまざまな症状に陥ります。今までのスキンケア法を変える必要がありますが、それでも改善しない場合は、早めに病院に受診しましょう。
是非ご一読ください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2016年3月24日OA

「女の手作りクッキング!このご飯誰が作ったの?」

手料理をSNSにアップする女性が急増しています。女性有名人の写真を覗くと健康&
キレイになるヒントがあるのでは!?
...ということで、慶田院長が女性有名人の方々の朝ごはんについて、美肌や健康の効
果を解説いたしました。
安田美沙子さん:だし巻き玉子、あおさの味噌汁、バルサミコ酢のレンコン炒め
バルサミコ酢にはブドウのポリフェノールがたっぷり含まれていて、肌荒れに効果が
期待できます。ビタミンCやカリウムが豊富なレンコンにあわせることで、健康的な
お食事です。
ギャル曽根さん:野菜スープ
トマト、ニンジン、セロリなど10種類の野菜が含まれてヘルシーな朝ごはんです。
安めぐみさん:厚揚げの味噌汁、マグロの漬け丼
マグロにはマグロは低脂肪でしかも高タンパクです。DHA、EPA、ビタミンD、ビタミ
ンE、鉄、亜鉛などが豊富。抗酸化作用があり、皮膚や髪の美しさに役立ちます。お
肌やカラダの老化予防のために、女性におすすめの食品です。
後藤真希さん:めんたいポテトグラタン
めんたいこに含まれるビタミンEは抗酸化力が高く肌の老化予防に役立ちます。チー
ズはたんぱく質が豊富。乳製品がたっぷり含まれているので、後藤真希さんの様に授
乳中の方におすすめです。
佐藤ひなこさん:ハチミツ入りヨーグルト、玉子焼き、オクラと鳥ささみのごはん
オクラのねばねばには整腸作用があります。またBカロテン、ビタミンC、カリウムな
どが肌の栄養の元になる成分が含まれ、美容効果が期待できる食品です。
鳥ササミは低脂肪、高たんぱくですから、スリムな体型を維持するのに理想的な朝ご
はんです。
清水よしこさん:塩ヤキソバ
野菜、骨付きウインナー、干しエノキ茸などの食材が入っていました。麺はお酢でほ
ぐし、塩コショウでさっぱり仕上げています。朝からヤキソバというのが重そうに見
えますが、数種類の野菜が入っていて、具沢山です。お酢はアミノ酸が豊富で脂肪の
吸収を抑えるので、朝のヤキソバには良い調理法です。

朝一は体内に栄養素を吸収しやすい状態です。朝食で適切な栄養を、効率よく摂りま
しょう。

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日経BP会員情報誌『et Rouge』 2016年No.8 (3月19日発行 掲載ページP60~63)

特集「2016年番!白い肌のつくりかた。」に慶田院長の取材記事が掲載されました。
白い肌への欲求が高まるなかで、『et Rouge』はただ単に色としての白ではなく、透明感や潤い感、つややかさや柔らそうな質感までを含んだ、統括されたイメージの白肌が求められていると提唱しています。
理想の美しい白肌に求められるものは、ますますレベルアップしており、次世代の白肌は多方面からアプローチしていくことで叶えられるものです。
今、白い肌への選択肢は大きく2つあり、毎年のように効果が更新される「美白コスメ」、そして、こちらも日々進化がとまらない「美容医療」でのアプローチです。
そこで今回、慶田院長が美容医療や、肌力を高める‶美肌の備え〟について解説いたしました。
クリニックで扱う治療器は、安全性と有効性が認められたものですが、同じ治療器の施術でも、時に効果が出やすい方とそうでない場合があります。
その理由として、まず食事による良質のタンパク質やミネラルなどが不足していると、肌の再生に必要な栄養が行き届かず、本来の治療効果が発揮できないことがあげられます。
また、日々のホームケアで肌力を高めることが、もうひとつ治療の効果を左右するポイントです。例えばカウンセリング時に肌状態が治療に適さないと判断した場合、その日はレーザー照射などの‶攻めの治療〟を避け、ケミカルピーリングで皮膚のターンオーバーにスイッチを入れたうえで、美白の外用薬や、ビタミンC、トラネキサム酸などの内服薬の治療から始めることがあります。
2週間ほどして肝斑やくすみを抑えて明るくしておくと、シミが浮き上がりやすく、レーザーや光治療の出力を低レベルにしても効きが良く効率的な上、かさぶたになるような治療をした場合も回復が早まります。最も避けるべきは、クリニックで‶攻めの治療〟をしたからといって、自宅での手入れをおろそかにすることです。
特にアグレッシブなシミの治療後は、炎症性色素沈着の予防のために、肌の状態にあわせ医師が処方した治療薬を継続する必要があります。治療薬の継続期間も経過をみながら、医師と相談していくと良いでしょう。
美容医療という攻めの白肌づくりも、日々のケアがあってこそ。
肌力がどれだけあるかで、治療効果に大きな差が生まれることもあります。毎日のケアはすべてに先行する‶美肌の備え〟なのです。
是非ご一読ください。
なお、『et Rouge』は会員専用情報誌のため一般発売はございませんが、無料の定期購読ができます。

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雑誌『美ST』2016年5月号 (3月17日発売 掲載ページP128)

特集「レシート拝見! 今月何買った?」に慶田院長の取材記事が掲載されています。

創刊号から続く人気連載企画。美容に目利きの女性たちが、自腹でゲットした商品を紹介しています。
今回院長は、ブルーライト対策の眼鏡を購入しました。
最近の研究では紫外線だけでなく、波長が長いブルーライトや赤外線は、肌の深部に入り込み、シワやたるみといった肌老化に影響することが明らかになりつつあります。
専ら眼精疲労用と思われがちなアイテムですが、これからは美肌のためにも必須といえるブルーライト対策眼鏡です!
PCやスマホをみるときはご活用くださいね。
ぜひご一読ください。

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年4月号 (3月12日発売 掲載ページP62)

特集「春のBeautyトレンド大調査」に慶田院長の取材記事が掲載されました。
新たな美容のトレンドも多い今年の春に、美の達人たちが注目しているアイテムとテクニックを徹底リサーチする特集です。
今回、「体の内と外からキレイを磨いて美を底上げ!ビューティーセレブ編」で慶田院長が肌力を高めるスキンケアを紹介しています。
毎日のケアでポイントにしていることは、‟抗酸化力のアップ〟です。
紫外線やストレスなどで発生する活性酸素は、シミなどのエイジング変化や肌トラブルの原因になります。そこで、スキンケアで酸化ストレスにより日々失われるビタミンCをたっぷり補給し、水素の力で肌の内側から酸化ストレスと戦う力を高めましょう。最後にビタミンA、C、Eを含んだオイルで保湿すれば、酸化ストレスに負けないさびない肌へと導きます。顔だけでなく、からだのケアにもおすすめです。
・プロラヴィッシュローション:皮膚科医の共同研究で開発された、メラニンの生成を抑える超浸透型ビタミンC誘導体配合。これまでなかなか浸透しなかったビタミンCの成分が、肌の深部にとどく処方で、高い美白があります。ビタミンCはニキビに悩む方にもおすすめです。
・ハイドロフォースリッチオイル:液体に触れると水素を発生させる特殊パウダーが配合された美容オイルで、普段お使いの化粧水に2~3滴プラスして使用します。水素(H2)が、肌を傷つける活性酸素(O-)と結びつき無害な水(H2O)に変換します。
・モイスチャーACEオイル:抗酸化作用のあるビタミンの代表格3種(ビタミンA、C、E)をバランスよく配合したオイルです。さらに、ビタミンAは皮膚の中で、紫外線の光線エネルギーを受け止め、細胞が損傷するのを防ぐ「紫外線吸収剤」としての役割、皮膚のターンオーバーを促し、過剰なメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用もあります。
紫外線やPM2.5など、肌を錆びさせる酸化ストレスをすべてブロックするのは不可能ですが、トラブルを予防する先手必勝のスキンケアが大切です。日々のケアで抗酸化力をアップさせて健康美肌になりましょう。
是非ご一読下さい。

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雑誌『美人百花』2016年4月号 (3月12日発売 掲載ページP244)

特集「美容のブーム 春の14連発」に当院の治療が掲載されました。
〝いま、「本当に効く」と話題の美肌施術はコレ!!〟として最新の光治療器「フォトフェイシャルM22」が紹介されました。
「フォトフェイシャルM22」は6種類のフィルターと、パルス数、照射時間、照射間隔(休憩時間)、フルエンス(ジュール数)の設定を調整することで、シミ、赤みなどに対して安全で効果的なオーダーメイド治療が可能です。さらに繰り返し照射することで、ハリがでて毛穴も引き締まり、マルチな肌質改善効果が得られます。
当院では、照射前にグリコール酸によるケミカルピーリングを行います。ケミカルピーリングにより肌代謝を高めることで、皮膚のターンオーバーが正常化し、バリア機能が整った健康な肌へと生まれ変わります。ケミカルピーリングで古い角質を取り除いた肌は、光治療の有効性を高める嬉しい効果も。ビューティーコーディネータの大里様も「1回で目に見える効果がある」と、お気に入りの美肌治療として絶賛しています。
リピート率が最も高い、一番人気の肌質改善治療です。あわせて、もう1つ肌質改善に人気の美肌メニュー「ダーマローラー」も紹介いただきました。ダーマローラーは極細針の刺激で肌の再生を促し、毛穴の引き締めやちりめんジワ、ニキビ跡に効果的な施術です。
是非ご一読下さい。

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雑誌『and GIRL/アンドガール』2016年4月号(3月12日発売 掲載ページP285)

特集『「ガン白になりたい!今年は美白に本気出す!』に当院が掲載されました。
『キレイな人たちの「ガチで白くなった」クチコミ!』として、人気施術のケミカルピーリングが紹介されました。
ケミカルピーリングはくすみがちな肌表面の角質をほんの少しグリコール酸で優しく溶かす治療です。
ターンオーバーがとどこおり、くすんでしまった肌に刺激を与えることで、溜まったメラニンを排出し、透明感のあるみずみずしい肌に再生させることができます。皮膚のターンオーバーが正常化すると、バリア機能が整い、刺激に強い健康な肌へと生まれ変わるというメリットも。
さらに、毛穴のつまりも解消されるため、ニキビのはじまりである白ニキビをできにくくする効果もあり、ニキビ肌に悩む方にもおすすめの治療です。
是非ご一読下さい。

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雑誌『日経ヘルス』2016年4月号 (3月2日発売)

今回は4つの特集記事に掲載されています。

特集「7人の美肌女医が実践!肌悩みに負けない!美肌の秘訣」(掲載ページP18)
肌のスペシャリスト7人の美肌女医にその秘訣を聞くという特集です。驚くほど共通した習慣がありました。慶田院長はトップバッターとして紹介されています。20年続けているジャズダンスのポーズ写真を特別公開しています。心身ともにデトックスする運動習慣と、抗酸化作用の高い野菜、コラーゲンペプチドとミルクセラミドを強化したヨーグルトをたっぷり食べて、身体の中から美しさをキープ。美容医療の効果も高まる生活習慣をぜひ取り入れたいですね。

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特集「くすみ、クマ、シミが薄く!透明になる美白スチーム」(掲載ページP24)
密封ケアで即、肌が明るく!2分美白ラップマスクを解説
美白シートマスクの効果的な使用方法を慶田院長が監修しています。シートマスクの上からラップを貼り、浸透力を高める裏技を伝授。これは皮膚科医師が行うステロイドなどの薬剤の浸透を高める密封療法を応用したもの。ただし、長時間マスクを密着させると刺激性皮膚炎のリスクが高まるので、時間は5分以内にしましょう。

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特集「シミ・シワ・たるみ・ほうれい線を消す!美容医療ガイド」(掲載ページP60)
気になる顔のシミ、シワ、たるみをなくすのに、セルフケアでは限界もある。そんなとき、頼りになるのが美容医療。治療内容や費用、期間などまとめた特集です。
シミ、シワ、たるみに強い医師のいるクリニックとして銀座ケイスキンクリニックが紹介されました。シミや赤ら顔、毛穴のタイトニングに定評のある「フォトフェイシャルM22」照射やたるみを改善する「スマスアップ」照射はノーダウンタイムで痛みもなく、初心者におすすめの治療です。

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特集「白髪も薄毛もストップ!頭皮オイルマッサージ」(掲載ページP68~69)
薄毛と白髪は、見た目年齢をぐんとあげる原因。両方の予防に有効な毛根を元気にする頭皮マッサージの特集です。慶田院長は最新の知見から、白髪と薄毛の原因とその仕組みを解説しています。
白髪は、メラノサイトの元になる色素幹細胞の枯渇やメラノサイトの機能低下が原因です。色素幹細胞の枯渇による白髪は回復しませんが、何らかの原因でメラノサイトが休止状態になってしまったり、チロシナーゼの働きが不十分なために生じた白髪は回復する可能性があるのです。
一方、薄毛はより複雑。加齢により毛包幹細胞が枯渇した薄毛は回復が難しいのですが、女性男性型脱毛(FAGA)や休止期の毛の割合が増える休止期脱毛は原因が改善されると回復します。女性で多いのは貧血、栄養不足とストレス、出産などの影響。生活習慣で改善する余地はあるのです。

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是非ご一読下さい。

雑誌『エクラéclat』2016年4月号 (3月1日発売)

今回は2つの特集記事を慶田院長が監修しています。
その1 
特集『大人の敏感肌の「お守りコスメ」』(掲載ページP122)
春への季節の変わり目で肌がムズムズ乾燥したり、赤みやくすみが出て調子が悪く、大人敏感肌に陥っていませんか?
年齢と共に肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は遅くなり、肌のバリア機能の要となる保湿機能も低下します。閉経で、潤いをつかさどっていた女性ホルモン(エストロゲン)がほとんど分泌されなくなることも敏感肌を誘引する原因です。積極的にバリア機能を高めて敏感状態を寄せつけないことが、年齢に負けない、強く美しい肌を保つ要です。スキンケアを肌に穏やかな化粧品に切り替えたり、ピンチをのりきる「お守りコスメ」を持っていると安心ですね。また、肌の細胞をつくるタンパク質をしっかり摂る食生活をこころがけ、体の内側から美肌を育てることも大切です。
本誌では様々なお守りコスメによる美容術も掲載されています。
是非ご一読ください。

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その2 
特集『女の「てっぺん美容」!美女髪は頭頂(てっぺん)ふんわりが決め手!』(掲載ページP140~143)
大人の女性は、頭頂部のボリュームこそが素敵さと若さの象徴です。エクラ世代の髪質でもヘアスタイルの工夫、ライフスタイルの改善、ホームケアで今以上のふんわりヘアスタイルは可能に!
そこで慶田院長は「頭頂(てっぺん)育毛生活Q&A」にて女性の薄毛について解説しています。
女性の薄毛のタイプは3つにわかれます。更年期前後に進みやすい『加齢変化』、遺伝性で父親が薄毛の場合に多い『女性の男性型脱毛(FAGA)』、成長期の髪の割合が減るのに対して、お休み中の毛が増え、毛の密度が低下する『休止期型脱毛』。
エクラ世代は加齢変化に加え、ほかの2種も複合的にかかわっていることが多いことが特徴。休止期型脱毛のうち、急性脱毛はストレス、ダイエットなどの栄養障害、慢性では加齢、更年期や閉経、遺伝的影響などが考えられます。そして薄毛の原因として意外に見逃されやすいのは、貧血です。循環障害により毛が育たない環境になり、脱毛が進む原因になります。急性の薄毛や貧血による薄毛は、あきらめる前に生活のなかで改善できることも多々あります。育毛に効果的な良質な高たんぱく質の栄養についてや、血行を促す体操についても紹介していますので、是非ご参考になさってください。
もっと積極的に薄毛の治療をお考えなら、クリニックへ相談されるのもよいでしょう。育毛効果のある成長因子や血流を上げるミノキシジルなどの薬液を直接頭皮に注射する方法は、頭皮細胞を活性化して、さまざまな原因による薄毛に高い発毛効果があり、女性のアンチエイジング治療として注目されています。
当院の育毛治療「育毛水光プラス」も紹介されています。
是非ご一読下さい。

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雑誌『婦人画報』2016年4月号 (3月1日発売 掲載ページP242~243)

特集『婦人画報婦人科 今月のお悩み外来 春の肌あれ』に慶田院長の監修記事がされました。
花粉に黄砂...。さまざまなものが浮遊する春は成熟世代の"揺らぎ肌"にとって要注意の季節です。
女性ホルモンのエストロゲンには、真皮層にあるコラーゲン線維やエラスチンの合成を促進する働きがあります。エストロゲンは肌の張りや弾力を保ち、シワ、たるみ、乾燥を予防してくれていました。ところが更年期世代は美肌と密接に関係するエストロゲンを失うことで、肌バリアが低下。ターンオーバーも遅くなり、肌の乾燥やトラブルが増えやすくなります。特に春は花粉や黄砂、紫外線(9月中旬と同じ)など環境因子も加わるため、注意すべき季節です。肌のバリア力を強める対策として注目すべきは、角層ケア。角層の中でも水分保持力の80%を占めるのが角質細胞間脂質。その主成分はセラミドです。肌のバリア力を高めるには、セラミド入りの保湿化粧品で補ったり、水分を抱え込む性質のあるヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなども同時に補給することが大切です。
肌あれが増える原因はエストロゲンの低下だけではありません。シミ、シワ、たるみなど肌老化の原因の8割近くは、紫外線や喫煙、環境ストレスなど外的な要因です。特に、紫外線対策は今や美容の常識ですが、それだけでは不十分です。今、PM10(=10μm)以下の微小な大気汚染物質による肌への悪影響が懸念されています。ドイツの女性を対象にした研究でもPM10以下の大気汚染では、汚染レベルが高いほど肌老化が早いという結果もでています。
大気汚染のダメージを防ぐには、できるだけ汚染物質を肌に付着させないことが大切ですが、付着したあとは刺激が少ない方法ですみやかに取り除きましょう。対策として、日常のケアや、からだの内側から肌のバリア機能を高めて、肌荒れを予防する方法などを紹介しています。
是非ご一読下さい。


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雑誌『RAY』2016年4月号 (2月23日発売 掲載ページP217)

「Ray's RECOMMEND」のBOOKのカテゴリーで慶田院長が執筆した『365日のスキンケア』が「365日あなたが美しい肌でいるために大切なこと、そのひとつが
日々変化する環境にあわせ、スキンケアも変えていくこと。この本は1日にひとつずつ、その季節に役立つ美肌のためのヒントを365日分紹介。1日1美活、今日から始めませんか? 1,150円+税/池田書店」とご紹介いただきました。

是非ご一読ください。

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雑誌『MAQUIA/マキア』2016年4月号 (2月23日発売 掲載ページP126)

特集「澄みわたる〝均一肌〟こそ、最旬美肌です」にて慶田院長が均一な肌色の美しさついて解説しています。

是非ご一読ください。

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雑誌『美的』2016年4月号 (2月23日発売)掲載ページP241~248

「緊急ミッション!悪環境から肌を守れ!!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。 紫外線は肌にとって最大の老化因子であり、一年中の紫外線対策が必要なことは、ずいぶんと知られるようになりました。近年、紫外線より波長が長いブルーライトや赤外線は、肌の深部に入り込み、シワやたるみといった肌老化に影響することが明らかになりつつあります。

その深さは真皮深層から筋肉層のレベルですから、フェイスラインの崩れなどを引き起こす真の原因とも考えられ始めています。さらにPM2.5、黄砂、花粉などのアレルギー物質、化学物質、たばこの煙などさまざまな刺激物質を含む大気の影響も無視できません。昨年の世界皮膚学会でも「大気汚染による肌ダメージ」が議題になり、事態は深刻です。
光と大気、この2大環境からのダメージを制御することが、美肌を守るカギといえます。
クリニックでは近赤外線領域の光をたるみ治療に使います。それは瞬発的に真皮細胞を刺激してコラーゲンを増やすもの。一方で太陽光に含まれる近赤外線はより広範囲の波長領域をふくみます。紫外線による日焼けと違って、目に見える反応や自覚症状がないため、大量に浴び続けるることで、真皮や皮下組織、筋肉までをじわじわと変性させ、シワやたるみを促すことが分かってきました。

また、元々皮膚には異物の侵入を防ぐバリア機能が備わっていますが、現代人の肌は科学的にも物理的にも刺激が多い環境にあります。汚れた空気は肌を酸化させて、バリア機能をダウンさせてしまうのです。大気に浮遊する有害物質は呼吸の時に体内に入り、微粒子ほど肺胞の奥まで入るため排除は困難です。最近の報告で、皮膚に直接影響してシミを増やす可能性も指摘されており、肌のコンディションにも影響大といえます。
そこで光や大気汚染から肌を守るためのスキンケアや生活習慣について、慶田院長が解説しています。

室内でも光の影響を受けるので、外出しない日も必ずしっかり日焼け止めを塗りましょう。また、喫煙(受動喫煙による副流煙も同様)に活性酸素が発生し、真皮のコラーゲンを劣化させます。ニコチンによる血流低下に加え、喫煙は女性ホルモンも低下させるので、肌のターンオーバーが悪化します。

抗酸化作用の高い成分を体の外と内の両方から補うことや、大気汚染物質をマスクなどでカバーしたり、室内に持ち込まないように心がけることも大切です。また最新の美容医療で行える、肌の代謝をあげてターンオーバーを整える「ケミカルピーリング」治療や、体の内側から抗酸化力を高める「高濃度ビタミンC点滴」なども紹介しています。これらはデトックス的な対策と言えるでしょう具体的なアプローチ方法は、本誌で詳しくご紹介しています。
肌への悪影響を防ぐディフェンス、肌体力を整えるオフェンス力を高め、ダメージをしっかり排除しましょう。

是非ご一読ください。

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雑誌『美的』2016年4月号 (2月23日発売)掲載ページP192~193

『肌老化の2大要因「紫外線」と「近赤外線」最前線レポート』に慶田院長の監修記事が掲載されました。加齢による衰えよりも影響が大きいといわれる"光老化"ですが、実は注意すべき点は、紫外線だけではないのです。

紫外線が肌の真皮に届き、シミやシワなどの肌老化を招くことは知られていますが、最近の研究で、近赤外線も肌にダメージを与えることが明らかになっています。近赤外線は紫外線のUV-Aよりも波長が長く、真皮のさらに深層部の筋肉層まで深く入り込み、線維芽細胞の活力を低下させて深刻なシワやたるみの原因になります。しかも近赤外線は太陽光の30%以上を占め、その量は紫外線の5倍にもなります。さらに皮膚浸透性が高く、UV-Aより3倍以上も大量に真皮の奥に入り込むのため、肌へのダメージは深刻です。

肌の大きなダメージ要因として、"水分不足"も見過ごせません。紫外線を浴びることで肌のバリア機能が低下して、角層や表皮の水分が不足すると、水分を補うために真皮の水分を吸い上げ、"真皮水分不足"の状態になります。本来、真皮はコラーゲン線維とエラスチン線維でできたネット構造の隙間を水分で埋めていますが、この水分が失われるとハリや弾力の低下へつながります。

美肌をキープするには紫外線だけでなく、近赤外線もブロックしながら、同時に肌の保水力を高めていくことが大切です。真皮の保水力を高める糖たんぱく質の一種として注目されている"バーシカン"についてもふれています。

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雑誌『美的』2016年4月号 (2月23日発売)掲載ページP191

『美的世代の「駆け込み美容クリニック」使いこなし術』に当院が紹介されました。
スキンケアを頑張っているけれど、それだけでは解決できない肌のトラブルや、エイジングケアの問題など...自分で解決できない悩みがあれば、クリニックへの通いどきです。

美的世代では「予防のために美容クリニックへいってみたい」というお声もあり、メスを使わないナチュラルな若返りを目指すなら、早めに少しずつメンテナンスしていくことが大切です。

特集では、美的クラブのメンバーが実際にお悩み別に最適な治療を受けられる美容クリニックを体験し、気になる施術内容や、金額、時間、効果などを紹介しています。慶田院長は、ニキビ・毛穴がお悩みの患者様を担当いたしました。初診の患者様の場合は、生活習慣や日頃のケアなどを確認しながらお肌の状態についてカウンセリングをし、お悩み、予算、ダウンタイムなどに応じた最適な治療をご提案します。

今回は、ニキビ、ニキビ痕があり、肌の赤みから脂漏性皮膚炎も併発していると診断いたしました。全体的なシミ、ソバカスもありましたが、成長因子を分泌させ、肌の代謝を高める「ダーマローラー」で、肌質を改善する治療を行うことになりました。当院のダーマローラー治療には肌の再生を促す成長因子の導入がセットになっており効果が高いと好評です。オプションで、ビタミンA(医療用レチノール)をイオン導入することによって、肌の健康なターンオーバーを取り戻し、ハリや弾力のある肌質に導きます。

キメと毛穴の改善に効果があり、ニキビの予防にも効果的な治療です。施術後は2~3日軽い乾燥感が出ますが、その後は生まれ変わったツルツルの肌になって、肌の柔らかさや化粧のりの良さを実感いただきました。

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雑誌『リンネル』2016年4月号 (2月20日発売 掲載ページP128~131)

「春にはじめる新美肌習慣」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
季節ごとの肌の悩みは様々ですが、春になると敏感になるという方は、花粉によるかぶれや乾燥した肌への紫外線ダーメージ、新生活による生活環境の変化などの影響が考えられます。春は冬の間の乾燥によるダメージが出やすく、日差しも徐々に強くなり3月は9月中旬と同様の紫外線量レベルに達するので注意が必要です。

化粧品によりかぶれたり、衣服の刺激による肌の炎症は、アレルギーではなく「刺激性皮膚炎」の場合も多くあります。肌を外部刺激から守るバリア機能が低下して刺激を受けやすく、かゆみや赤みなどが生じやすい状態です。

対策としては、スキンケアの工夫で肌のバリア機能を回復させること。大切なのことは、肌をこすったりたたいたりして、角層にダメージを与えないことです。化粧品や酸化した皮脂、大気汚染物質など肌への刺激になるものは、優しく洗浄して落としましょう。しっかり保湿をすることで、肌の水分量を保ちバリア機能をキープすることができます。「洗浄」、「保湿」、「紫外線(光)対策」の基本の肌ケアを見直してゆらぎにくい肌を手に入れましょう。

是非ご一読ください。


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雑誌『美ST』2016年4月号 (2月17日発売 掲載ページP155)

「もう私の肌はゆらがない!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

春先になると、肌がムズムズしたり、赤みが出たり、吹き出物や毛穴詰まりに悩んだり...そんな「ゆらぎ」を感じる方も多いのではないでしょうか。肌が不調を起す原因は様々ですが、対処法で症状を軽くすることができます。
加齢、日頃のケア、寒暖差、生活習慣などにより肌のバリア機能が低下すると、肌が乾燥し、さらに外部からの刺激を受けやすい肌環境になります。加えて花粉や紫外線、PM2.5などの大気汚染物質は肌への刺激物質となり、"ゆらぎ肌"を助長する原因になります。
今回の特集では皮膚、美容などの専門医らが"ゆらぎ肌"の原因や症状別にゆらぎを防ぐポイントを紹介しています。
本誌で紹介されているのは、特別な新習慣ではなく、日常のケアの工夫や、アイテムの選択方法など、すぐに日々の暮らしの中で改善できることばかりです。
日頃のケアで刺激はできるだけ少なくし、からだの内側からのケアで免疫力アップを心がけましょう。

是非ご一読ください。

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