2017年12月28日

雑誌『美ST』2018年2月号(12月17日発売 掲載ページP64~67)

特集「発表!40代のためのベストコスメ大賞!」に慶田院長の愛用コスメを紹介しています。

【本当は教えたくなかった私だけの偏愛・熱愛、裏コスメ!!】
メジャーなコスメはメディアでよく見かけるけど、プロが本当にハマっているものはあまり表舞台に出てきませんが、実はそれこそが真の実力者なのです!
今回の特集では、美容界の隅も裏も知り尽くした、コスメの鉄人たちが"今年いちばん夢中になったもの"を紹介します。

皮膚科専門医の慶田院長がリピートするコスメは「エビデンスがあるものだけ」!!
エビデンスをみて使用するに値するかチックしてしまうのも職業病ですが、口コミでトレンドをチェックしたり、同じドクター同士で情報交換したり、美容雑誌編集者さんから話を聞いたりもします。

◎慶田院長おススメコスメ...
≪ルミキシルクリーム≫
ハイドロキノンと同様の作用機序でメラニン合成経路をブロックし、高い美白効果が得られます。肝斑・日光性色素斑・ソバカス・炎症後色素沈着などレーザー照射やフォトフェイシャル照射治療の前後に外用することで、効果を高め、副反応のリスクを低下させます。まさに、日常診療に欠かせない美白クリームで、慶田院長自身もハイリピートのコスメです。ルミキシルはクリニック専用品ながら、テクスチャーも一般のコスメと遜色ありません。

ルミキシルクリーム¥10800 

ルミキシルクリームは刺激性アレルギー反応を誘発しないことが確認されているので、安心して朝・夕ご使用いただけます。是非お試しください。

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2017年12月25日

雑誌『PRESIDENT WOMAN/プレジデントウーマン』2018年1月号(12月7日発売 掲載ページP99~103)

特集:働く女のビューティ「美肌は一年の計にあり。スタートダッシュで差をつける!ビューティレース2018」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

もうすぐ2018年がスタートします。仕事はもちろん、一層の美肌づくりに励みましょう!美しさに差をつけるなら、年間を通して美肌計画を立てるのがおすすめ。年2回のボーナスでは、ちょっと贅沢な美容を楽しむのも手ですね。美肌は一年の計にあり、2018年の美容レースの開幕です。遅れないようにスタートダッシュを決めていきましょう!

【2018年こそ年間通して美肌をゲット「美容カレンダー」で美を年間計画】
来る新年に向けて、ビジネスだけでなく、美容の計画もたてて、季節に応じたケアを取り入れ、いつでもベストな状態をキープしましょう。
2017年
◎12月:肌トラブルが起きやすい師走は徹底的に保湿ケアを見直そう。
2018年
◎1月:暴飲暴食による吹き出物はオイルのバランスを見直して。
◎2月:底冷えの季節。正しい入浴で体をしっかりと温める。
◎3月:肌が敏感に傾きやすい季節。低刺激のスキンケアを心がけて。
◎4月:新年度の疲れが肌に。腸ケアで免疫力アップ。
新年度のストレスで、便秘など腸の不調が出やすいときです。便秘で腸内フローラが悪化すると、悪玉菌がつくる腐敗産物が血液中に吸収され、皮膚に悪影響を及ぼすと考えられています。便秘の人はそうでない人よりも、角層水分量が少なく乾燥しやすい傾向にあるという調査結果も。ヨーグルトを習慣にして腸内環境を整えると、美肌&免疫力アップにもつながりますね。
◎5月:紫外線が強くなる季節。全方位からUV対策を!
肌老化の8割は紫外線の影響によるものです。一年中、日焼け止めは欠かさないでほしいのですが、特に急激に紫外線量が増える5月から9月まではUV対策の強化をしましょう。外出時の日焼け止めはSPF50++++以上のものを選び、正しい量を塗り、塗り直しも大切です。つばの広い帽子やUVカット効果のある手袋や長袖の衣類、日傘も活用ししっかりと対策をしましょう。肌老化を防ぎ、免疫力と抵抗力を高めるビタミンA・C・Eは積極的に摂取して体の内側からの対策も抜かりなく。
※日焼け止めと併用して、飲む日焼け止め「ヘリオケア」を紫外線を浴びる30分前に1カプセル服用すると4~5時間効果が持続します。ヘリオケア
◎6月:毛穴は一日にしてならず。正しいホームケアが鍵。
◎7月:水着の季節を迎える前にムダ肉・ムダ毛をチェック!
◎8月:浴びてしまった紫外線は速攻でレスキュー
UV-Aはガラスを通過します。外出しないからと日焼け止めを塗らずに過ごしていると、自覚がなくても遺伝子レベルで傷つき、皮膚のたるみ、シワの原因になります。また、赤くなるほど日焼けをしてしまったときには、濡らしたタオルや冷たいシャワーで患部を冷やし、ほてりが冷めたらワセリンで保護しましょう。ロキソニンなどの消炎鎮痛薬も有効です。さらに水疱ができたときは皮膚科を受診し、しっかりステロイドを塗ってください。
※日焼けダメージのリセットにおすすめメニューは、「ケミカルピーリング」+「フォトフェイシャルM22」+「イオン導入(抗炎症効果の高いトラネキサム酸)」、ダウンタイムもなく直後より肌のトーンアップなども実感いただけます。


シミ治療一覧はこちら

 
◎9月:夏の終わりの老け肌は角質ケアで回復させよう。
◎10月:細かなパーツも見られています。ハンド・ネイル・リップケアも。
◎11月:保湿を強化して、脱・くすみ肌!
くすみの原因はいろいろですが、この季節は乾燥によるものが多いので、セラミドやヒアルロン酸入りの美容液をプラスして十分な保湿をしましょう。古い角質の蓄積によるくすみは、ピーリング作用のある化粧品で余分な角質を除去、血行不良による青ぐすみにはマッサージがおすすめです。運動や体を温めるなどの生活習慣で、血行を促進させましょう。
※当院おすすめは、毛穴の詰まりや不要な角質を除去して潤い力の高い肌に整える「アクアフェイシャル」 、針を使わず成長因子やアミノ酸などの有効成分を真皮に導入する「エレクトロポレーション」セットでお試し下さい。

◎12月:忘年会シーズン到来!溜めない女になろう。

【その行為が逆効果に!肌の基本マニュアル】
よかれと思って続けているケアが、実は肌を傷めているかもしれません。お肌のホントのトリセツを知って、美肌を育みましょう。

●間違いトリセツ①
シートマスクは表示時間より長く貼り付けるようにしています
⇒(ホントのトリセツ)記載された適正時間を守ってください!
シートマスクは肌に貼っている時間が長いほど、効果が増すように思われがちですが、それは間違いです。記載された時間より長く肌にのせていると、肌がしっとりするどころか、成分の浸透が高過ぎて、かぶれの一種である「刺激性皮膚炎」になるリスクが高まります。記載された適正時間を守って、使用しましょう。また、毎日シートマスクを使う人もいるようですが、週に1~2回、定期的に使用するだけで十分です。

●間違いトリセツ②
ローラー美顔器で往復マッサージして肌をリフトアップ
⇒(ホントのトリセツ)一定方向に軽く、ほどほどに!
顔をたるませ、輪郭が崩れる原因は①皮膚のたるみ、②脂肪の減少・萎縮・移動、③顔面じん帯の劣化、④骨の委縮、⑤筋肉の持続的な収縮や拘縮の5つ。なかでもカギとなるのが「顔面じん帯」。ローラー美顔器や強いマッサージは、じん帯の劣化を早めます。ローラーは下から上など一定方向に力を入れず、週一くらいにしましょう。また、漫然と日焼けすることで浴びてしまう近赤外線によるじん帯の劣化を防ぐことも、たるみ予防に効果的です。

※導入系美顔器のトリセツ
⇒美容液は無添加のものを使用しましょう!
超音波美顔器は振動によって、イオン導入美顔器は電気の反発力を利用して、角層に有効成分を浸透させる機器。美容液を肌に塗るだけより、成分が入りやすくなりますが、保存料など肌の刺激となる恐れがある成分も一緒に入ってしまうことがあります。そのため、美容液は無添加のものを選び、適正時間を守って使用しましょう。

●間違いトリセツ③
化粧水は、顔をパンパンたたきながら入れ込みます
⇒(ホントのトリセツ)パンパンたたいてはいけません!
化粧水をたたき込んでも吸収率は上がりません。それどころか皮膚を傷める原因となります。皮膚をたたくと血管が一時的に収縮し、そのあと拡張するため血行がよくなったように感じますが、それはまやかしです。化粧水は手のひらで優しくなじませ、最後に顔を手のひら全体で包み込みましょう。コットンは肌をこすりがちなので、おすすめしません。

●間違いトリセツ④
夜、メイクを落とし忘れても、翌朝パックすれば大丈夫
⇒(ホントのトリセツ)メイクは毎日必ず落としましょう!
メイクを落とさず寝ると、ファンデーションなどのコスメに含まれる油分などが汗や皮脂と混ざって活性酸素を出し、肌に有害な過酸化脂質に変化してしまいます。その結果、ターンオーバーが乱れ肌の老化が進行します。翌日パックをしても安心できません。寝る前に必ずメイクを落としましょう。

●間違いトリセツ⑤
メイクはゴシゴシ落として、シャワーの水圧で一気に流します
⇒(ホントのトリセツ)こすらず、手に取ったぬるま湯を20回ほどかけて流しましょう!
顔をゴシゴシこすってメイクを落とすのは、肌を傷つけ、トラブルの原因となる恐れがあります。また、入浴中は肌の角質がやわらかくなっているため、シャワーを直接顔に当てると水圧で肌を傷めることになります。さらに、お湯の温度が高いと乾燥を招きます。クレンジング剤や洗顔量は、ぬるま湯を手に取って20回ほどかけて流しましょう。

是非、ご一読ください。

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2017年12月14日

雑誌『Oggi/オッジ』2018年1月号(11月28日発売 掲載ページP229~231)

特集『あなたの知らない「デリゾ」の世界に当院の医療用レーザー機器〝ジェントルレーズプロ〟によるデリケートゾーン脱毛が紹介されました。

そもそも毛は大切なところを守るために生えているのだから、ツルツルにしてしまったら雑菌やウィルスが入りやすくなるのでは?と心配な方もいらっしゃることでしょう。
膣内にはもともと自浄作用が備わっているので、アンダーヘアがなくなったからといって、特に問題はありません。むしろ自分でカミソリで頻繁に剃毛して傷つけてしまったり、毛を抜くことによって新しい毛が埋没して化膿してしまったりすることの方が心配です。経血や汗、尿、便などが付着してニオイやムレ、かぶれなどの原因になることもあり、VIOの脱毛は、デリケートゾーンの健康を守る意味でもメリットがあるといえます。

当院では国内で初めて医療用レーザー脱毛の効能で薬事承認を得た機器〝ジェントルレーズプロ〟を使用。1ショットの直径が最大24mmと大きく、でハイスピードな照射が可能です。
肌や毛質に合わせて出力調整しながら、毛周期に合わせて数回照射していきます。
今回体験されたエディターのM様は、色黒なことで脱毛効果や、痛みを心配されていましたが、大丈夫です!浅黒い皮膚の方は出力を低めにするので、通常より少し回数がかかりますが、照射を重ねることで確実に薄くなります。ちなみに、色白で体毛が太くまばらに生えている方は、特に反応が良く、あっという間にツルツルになります。
外用麻酔を十分に効かせてから照射するので、痛みは部分的にチクチクするくらい。M様も外用麻酔を塗ったことで、痛みがほとんどなく、照射自体も5分程度であっという間に終わったことに感激されたご様子でした。安全性が高く、痛みも少ない医療機関での脱毛治療を大変お気に入りいただき、取材後自腹で5回セットにTRY中です。

大切なお肌を守りながら、確実に減毛できる脱毛法として、皮膚やレーザー治療の専門医がいる医療機関での脱毛がおすすめです。アトピー性皮膚炎がある方、敏感でナプキンかぶれしやすい方、毛量が多く剃った後にチクチクする方など特におすすめです。アラフォー以降は、「介護を見据えたデリケートゾーン脱毛」も新常識になってきています。

是非、ご一読ください。

関連リンク
レーザー脱毛(ジェントルレーズプロ)

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2017年12月 4日

雑誌『CLASSY./クラッシィ』2018年1月号(11月28日発売 掲載ページP124)

特集:Mart Channel 05「私も家族も元気でHAPPY、カラダの疑問に答えます」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

特集「現代女性ならではの原因があるんです 誰でも可能性あり!?肌荒れとストレスの意外な関係」

【肌荒れとストレスには切っても切れない関係があるんです】

「肌と心は関係があるって聞いたんですが、本当ですか?」
本当です。ストレスによる皮膚疾患は現代病と言われるけれど、もともと心と身体は合わせ鏡の様なもので、一見バラバラに見える心と肌も当然つながっている...これは以前から、医学的に証明されていることです。
慶田院長自身が大学病院勤務時代に心身医学療法で皮膚病を治すという新しい分野を専攻していた経験上、肌トラブルとストレスの関連性については精通しています。

例えば、肌荒れやニキビはストレスで悪化します。アトピー性皮膚炎もそうです。ストレスがあったときに、無意識に手でいじったりかいたりして悪くしている事がありますが、実はこの行為が安易なストレス解消方法になってしまっています。
こういう方には、どんなときにニキビを触っているか、アトピーの湿疹をかいているかを日記に書いてもらって、心の状態やストレスとの関係性に気付いて頂くという『日記療法』を行います。それを踏まえ、丁寧にカウンセリングすると、診察だけで驚くほど良くなります。
みんな真面目で、少々のストレスは我慢してしまい、体の悲鳴に気付くことができない・・・それこそが問題の本質なのです。

「なるほど。確かに、日々の小さなことだと、逆に何でもないと思うようにしてしまっているかも...。」
現代は情報化も進んで何でもスピード感がすごく早く、特に30代は仕事にも少し責任が出てきて、人間関係のストレスを抱えがちです。また、結婚や転勤・昇進などライフスタイルの変化もあり、ストレスや悩みがつきない世代です。そして、ストレスを抱えその対処法に悩んでいても、日本にはまだ気軽に精神科に通う文化が根付いておらず、アウトプットできずに溜め込んでしまう人が多いのが現状です。このようなストレス下で身体症状として様々な疾患が出ている状態を『心身症』と呼び、それが肌に出てしまうとニキビやアトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹などとして現れるのです。でも、ストレスが原因だと気づいていない人がほとんどです。もし肌荒れが、生理周期や生活習慣を見直しても治らないときは、ストレスを見直して欲しいと思います。

「肌と心は密接につながっているんですね。」
ストレスがかかると、血流が滞り、皮膚温が低下しバリア機能が落ちて肌荒れし、それが続くと、肌のエイジングが加速してしまうことが分かっています。ここで大切なのは、過剰なストレスをきっかけに現れた肌荒れやニキビを体のサインだと知ること。人間の心は繊細なので、ストレスへの対処法を見直すことでよくなるケースはたくさんあります。
自分がこれをするとスッキリできる、というストレスコントロール法はたくさんあればあるほど良いものです。

季節の変わり目でもないのに、なんだか最近肌荒れが治らない...。そう悩むときは、ストレスフルな毎日を送っていないか見直してみましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『VOGUE Wedding』Vol.11 2017年秋冬号(11月22日発売 掲載ページP208)

特集『SPA SPECIAL 花嫁必見!人気サロン、スタジオを主宰するエキスパートに聞きました。「あなたの行きつけサロン、教えてくれませんか?」に当院が掲載されました。

今回、『Hatsuko Endo Weddings』の遠藤晶子様のおすすめクリニックとして、ご紹介いただきました。
遠藤様のお気に入りは、肌荒れや疲労を感じた時の『高濃度ビタミンC点滴』。既に充分な量を摂っていると思われがちなビタミンCですが、ストレス社会に生きる私達は、精神的・肉体的ダメージ(活性酸素)から身体を守るために、毎日、大量のビタミンCを消費しています。美肌効果を得るための摂取量には、程遠いのが現状なのです。『高濃度ビタミンC点滴』は『メガビタミン点滴』とも呼ばれ、内服の50倍量を30分程度で静脈に点滴し、血中濃度を一気に上げるのがポイントです。抗酸化、メラニン活性低下、抗老化、抗アレルギー効果がさらに増し、美白・美肌効果に加え、免疫力アップ、抗がん作用と、万能な効果を発揮します。

他にも肌質改善治療(フォトフェイシャルM22、ジェントルレーズ)や、ナチュラルな仕上がりのヒアルロン酸注入が、花嫁さんに人気です。
「女性医師による丁寧なカウンセリングをベースとしたオーダーメイド治療が好評。特別な日を控えた美容初心者の花嫁さんも安心です。」とコメント頂きました。ラグジュアリーを知り尽くすプロに気に入っていただけるのは、本当に幸せな事です。

高濃度ビタミンC点滴(メガビタミン点滴)

メディカルブライダルメニュー

是非、ご一読ください。

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雑誌『PRESIDENT WOMAN/プレジデントウーマン』2017年12月号(11月7日発売 掲載ページP92~98)

特集「時計遺伝子を生かして、老化を加速させる原因を一撃!一生、"枯れない"女へシフト」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

冬が近づいてくると、肌の乾燥が気になり始めます。枯れ木のように潤いがなくなり、カサカサ、ゴワゴワの「肌枯れ」の原因を知って、適切なケアを今すぐにでも始めましょう。

◎油断禁物!その行動が、シワ・シミ・乾燥に、肌枯れを起こす三大要因とは!?
働く女性の肌は"枯れる"危険と隣り合わせ。特に「老化・光・生活習慣」に気をつけて!
≪何げない日常が肌枯れを引き起こす≫
肌枯れの第一の要因は、誰もが直面する「老化」です。年齢を重ねると、肌のうるおいやハリを保つ女性ホルモンの分泌量が減り、シワやたるみが進行します。さらに、皮膚が生まれ変わるターンオーバーも加齢によって減速し、肌の再生力がダウンします。ターンオーバーの過程で生み出され、肌を保湿する働きをもつ角質細胞間脂質や天然保湿因子が不足し、肌のバリア機能も低下します。その結果、肌の乾燥が加速します。
太陽の光も肌枯れを引き起こす要因の一つです。紫外線にはUV-AとUV-Bがあり、UV-Aは肌深部の真皮層まで到達し、肌の弾力を保つコラーゲン線維やエラスチンを断裂させ、真皮の密度が減り、骨粗しょう症ならぬ"皮膚粗しょう症"を招きます。一方、UV-Bはメラニン色素の生成を促し、シミやくすみの原因になります。加えて、近赤外線は筋肉まで届き、たるみや赤みを引き起こします。そのため、冬でも日焼け止めを塗らないと、肌を危険にさらすことになるのです。
もうひとつ、働く女性の肌をおびやかすのが生活習慣の乱れです。睡眠不足やバランスの悪い食事、ストレスフルな生活は肌の再生の質を落とします。また、タバコは女性ホルモンを分解し、皮膚の循環を悪化させます。喫煙者はシワが深いというデータもあるほどです。
このように「枯れない」女にシフトするには「老化・光・生活習慣」に注意することが重要です。

"肌の再生力をダウンさせる要因を知ることも大切です"
あなたの肌を枯らすのは...
① 誰にでも起こる「老化」枯れ【加齢・女性ホルモン減少など】
女性ホルモンが減少し、ターンオーバーが減速します。肌の潤いやハリが失われます。また、バリア機能の衰えを補うため角層が厚くなり、肌がゴワつくようになります。
② 冬の太陽も侮れない「光」枯れ【UV-A・UV-B・近赤外線】
UV-Aはシワとたるみ、UV-Bはシミやくすみ、近赤外線はたるみや赤みを引き起こします。年間を通して日焼け止めを塗るなどの対策が必要です。
③ いつもの習慣が命取り「生活習慣」枯れ【タバコ・睡眠不足・ストレス・食べ物】
働く女性はストレスが多く、睡眠不足になりやすく肌の再生力が低下します。また、タバコは女性ホルモンを分解させます。

◎今からでも遅くない!生活習慣の整え方&スキンケア
生活習慣と自己流のスキンケアを見直して、肌の調子を上げていきましょう
"体に備わる体内時計を意識すると、肌も美しくなります"
≪生活習慣が乱れると肌も枯れてくる≫
人間や動物には、太陽の動きに合わせた体内時計が備わっており、1日周期で血圧や体温、ホルモンの分泌といった体の機能を調節しています。しかし、現代人の多くは昼夜の区別なく活動しているため、体内時計が乱れがち。体内時計は肌細胞にも関係があると考えられているので、日々忙しく働く女性こそ体内時計を意識し、生活習慣を整えないと肌枯れが加速してしまいます。
例えば、起床後は朝日を浴びる!朝日は脳を覚醒させるブルーライトが多く、体内時計をリセットするといわれています。一方、夜は睡眠の質を重視!スムーズに入眠でき、睡眠が分断されないよう眠る環境を快適にするほか、心身が癒される香りを漂わせたり、ストレッチをしたりと入眠前の習慣をつくるといいでしょう。
生活習慣を整えるポイントは「食事、睡眠、排せつ、ストレスコントロール、運動習慣」の5つ。これらを見直し、肌枯れを防ぎましょう。

○時計遺伝子に組み込まれた体のリズム
朝は脳が覚醒し、活動スイッチがオンになります。血圧や体温が上がり、眠りを誘うメラトニンの分泌が止まり、体調や運動バランスなどが最良の状態に。夜になるとメラトニンの分泌が始まり、血圧や体温も下がります。
【体内時計のリズム】
5:00〜徐々に体温が上がり、覚醒する
7:00〜1日の活動スイッチがオン
10:00〜交感神経が高まり、知力が俊敏に
13:00〜体温が下がり、自然と眠くなる(休憩タイム)
14:00〜創造性・記憶力が高まり、体調もベストに
15:00〜身体能力が最高潮に
18:00〜味覚が高まる
22:00〜メラトニンの分泌がはじまり、体温が下がってくる
1:00〜睡眠が深くなり、体温がもっとも低下する
【体内時計のズレをリセットする方法】
・朝の太陽の光を浴びる(できるだけ毎朝同じ時間に)
・胃腸の活動スイッチを入れるために少量でも朝食を
・スキンケア、入浴などは毎日ほぼ同じ時間にしてみる
・時計を見ることを意識して生活する
・寝る2時間前には、ブルーライトを見ないように
・入眠時は部屋を真っ暗に

◎自分の肌タイプを知って適切なケアをしよう!
自分の肌タイプを知っているつもりでも、意外と勘違いしている人も多いものです。まずは、肌タイプを正しく把握しましょう。
≪肌タイプの見極めが何よりも大切≫
女性の多くは「しっとり、うるおいのある肌になりたい」との理想から、しっとりタイプの化粧品を選びがちですが、艶のある髪にしっとりタイプのトリートメントを使うと重くなってしまうように、不要な成分が入った化粧品は、肌荒れなどのトラブルを招くこともあります。まずは自分の肌タイプを正しく見極めることが重要です。以下のチェックリストで、

"肌タイプに合ったコスメを選ぶことが、美肌への近道です"
(☑が3つ以上ついたところが、あなたの肌タイプです)
A
□洗顔後、肌がつっぱる、カサつく
□ところどころ皮膚がむけているように見える
□肌にツヤがない
□粉を吹くときがある
□ファンデーションののりが悪い
□小ジワが気になる
↓↓
DRY SKIN―乾燥肌―
皮脂分泌量と角質の水分保持量が低下した状態。うるおいや柔軟性がなく、肌がもろい。
【ケア方法】
・保湿効果の高い化粧水で角質層からしっかりうるおす
・肌にやさしいミルクタイプのクレンジングを使用

B
□全体的にテカリ、ベタつく
□アイホール以外の毛穴が大きい
□毛穴の周りのキメが粗い
□ニキビや吹き出物がよく出る
□全体的にメイクがくずれやすい
□あぶらとり紙が欠かせない
↓↓
OILY SKIN―脂性肌―
皮脂の分泌が過剰になっている状態。ただ、皮脂が多くても水分量が少なく、肌のバリア機能が低くなっている場合もある。
【ケア方法】
・さっぱりタイプのアイテムで保湿する
・引き締め化粧水で毛穴ケア
・甘いもの、脂っこい食事をセーブ

C
□とくにベタつきもカサつきもない
□頬の毛穴は目立たない
□メイクのりが悪いと感じたことがない
□ニキビなどの肌トラブルをおこさない
□肌ツヤがいい
□肌表面がなめらか
↓↓
NOMAL SKIN―普通肌―
皮脂分泌量と水分保持量が適度な状態。肌トラブルを起こすことは少ないが、季節や体調によって乾燥することも。
【ケア方法】
30代からは、しっとりタイプや
エイジングケアアイテムを使用

※さらにこんな肌タイプも!
MIXED SKIN―混合肌―
□ほほはカサつくが、Tゾーンはベタつく
□Tゾーンが化粧くずれしやすい
パーツによって肌タイプが異なる状態。ホルモンバランスの乱れやストレスなどが原因。
【ケア方法】
・カサつくところはしっかり保湿を
・乳液やクリームは薄く塗布

SENSITIVE SKIN―敏感肌―
□いつもの化粧品が合わないことがある
□ちょっとしたストレスで肌状態が悪くなる
肌のバリア機能が低下し、衣服や汗などにも刺激を感じる状態。医学的な用語ではない。
【ケア方法】
・敏感肌に特化した化粧品をチョイス
・高保湿なものでしっかりうるおす

DISEASE SKIN―疾患肌―
□ニキビが治らない
□化粧品でかぶれる
湿疹、ニキビ、かぶれ、アトピー性皮膚炎、じんましんなど、なんらかの皮膚疾患を起こしている状態。
【ケア方法】
・皮膚科の受診がオススメ

◎寒風、ストレス..."冷え"が引き起こす肌枯れに注意せよ!
"冷え"の原因は冬の寒気だけではありません。ストレスや運動不足も"冷え"を招きます。
≪冬の冷たい空気とストレスで肌が乾燥≫
肌の角層の下には、皮膚の細胞同士を密着させ、水分を閉じ込める「タイトジャンクション」があります。しかし、皮膚温が下がるとタイトジャンクションの機能が低下し、肌の水分が蒸発しやすくなり、乾燥が進みます。さらに、ストレスを感じると手足の血管が収縮し、血行不良になって冷えを招きます。職場では厚着ができず、ストレスもたまりがちですが、冷え対策とストレスコントロールを心がけ、肌枯れを撃退しましょう。

"ストレスが、冷えの原因にもなります"
【冷えの原因】
・自律神経の乱れ(ストレスや不規則な生活)
・皮膚感覚の乱れ(窮屈な下着や靴)
・血液循環の悪化(貧血、低血圧、血管系の疾患など)
・筋肉量の不足(運動不足・栄養不足など)
・女性ホルモンの乱れ(ストレスや更年期、喫煙)

血行不良

冷える

肌内部の働き低下

水分流出

肌が枯れる!

〇自律神経24時間のリズムで肌を立て直す
自律神経には血管を収縮させる交感神経と、血管を拡張させる副交感神経があります。この2つが一日24時間の中でバランスよく切り替わると、活動モードとリラックスモードのバランスが取れ、体温も正常に保たれます。朝、昼、夜、それぞれに適した自律神経ケアを習慣にすることで、血液の循環がよくなり、冷えの解消につながります。


是非、ご一読ください。

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雑誌『Mart/マート』2018年1月号(11月28日発売 掲載ページP124)

特集:Mart Channel 05「私も家族も元気でHAPPY、カラダの疑問に答えます」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今月のテーマ
【足のカサカサ、もしかして水虫?】
「水虫は男性の病気だから関係ない」なんて思っていませんか?ブーツであったかオシャレを楽しみたいこの時期は、「まさか!」の水虫の可能性もあります。ミセスたちも要注意なのです。

◎保湿しても治らないなら可能性あり
足がガサガサし、「乾燥かな?」と保湿剤をしばらく塗っても症状が変わらないときは、水虫の可能性があります。水虫は感染しても、かゆみなどの自覚症状がなかったり、見た目ではわかりにくかったりするのが特徴。診断がついた時点で抗真菌薬を一定期間塗ると治りますが、気づかず放置して爪まで菌が入り込んでしまうと塗り薬が効かなくなり、長期間抗真菌薬を内服しなくてはならなくなります。足がカサカサする、ところどころ赤くなっている、小さな水疱がある、皮が剥ける、指の間がグシュグシュするなど、いつもと少し異なる症状や違和感がある場合は、皮膚科専門医を受診してください。また、受診前に市販薬を使用すると、皮膚科で菌が検出できないことがあるので、自己判断で市販薬を使用するのは避けましょう。

◎スパ帰りでも足を洗って
水虫は一般的に、汗をかく春から夏にかけて悪化しますが、ムレやすいブーツをよく履く女性は冬場でも要注意です。水虫の原因は皮膚糸状菌の感染。24時間皮膚に付着し続けると、角層の中に入り込み感染が成立し、一定数以上菌が増えると、水虫特有の症状を引き起こします。ただし、皮膚にはバリア機能があるので、一瞬で感染するわけではありません。長時間足裏に菌が付着し続けなければいいので、1日1回足裏を丁寧に洗えば感染を防ぐことができます。その際足指の間も忘れずに、特に中指と薬指の間は好発部位なのでしっかり洗いましょう。スポーツジム、スパなどは菌がいる可能性があるので、帰宅後に足を洗って清潔に保つことも大切。

◎「乾燥」が家族にうつさないポイント
皮膚糸状菌はバスマット、床、たたみなど、どこにでもいるので、水虫は家族間でうつりやすい皮膚病です。ただし、菌は乾燥した場所では死滅します。日常生活では、バスマットを使うたびに洗って干す、スリッパを人と共有しないなどに気をつけましょう。洗濯物は一緒に洗っても、最後に乾かすので問題ありません。また、靴の中に菌が入り込むと靴を履いている間に踏みしめて感染しやすくなってしまうので、同じ靴を連日履かず、一日履いたら翌日は休ませてしっかり乾燥させましょう。

この時期のオシャレに欠かせないブーツの中も快適に保ちたいですね。ご一読のうえ参考になさってください。

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雑誌『クロワッサン 962 2017年12月10日号』(11月25日発売 掲載ページP62~65)

特集「消去したい!冬の乾きジワ。」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【油断大敵、入浴後の肌はむしろ乾燥するのです。】
代謝がアップするバスタイムは、美容を意識する女性にとっては特に欠かせない時間。ところが、そこに思わぬ落とし穴が。
入浴後は肌が潤っている?シートマスクは長いほどいい?など、よくある勘違いを正して、適切なケアをしましょう。

お風呂上りの肌は、実は入浴前よりも乾燥するもの。すぐに保湿ケアをしないと、肌の過乾燥やシワなどにつながります。確かに、お風呂上りに肌がつっぱったり、カサカサ感を感じたりしたことがある人は多いではないでしょうか?皮脂が流れ落ちて乾燥した肌は、バリア機能が弱くなるので、少しの刺激で傷がつきやすい状態。この状態で長く放置せず、摩擦を与えない丁寧なスキンケアを施すことが大切です。
シワをつくらないためのお風呂前後のケア、もう一度、見直してみよう。

●高温のお湯で長風呂、半身浴はNG。
「ぬるめで15分まで」が肌には最適。
入浴後の乾燥を防ぐため、熱過ぎる湯や長風呂は厳禁。湯舟に浸かるとき、できるだけ肌の乾燥を防ぐには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。
お湯に浸かった肌からは、皮脂やNMF(天然保湿因子)、角質細胞間脂質など、本来肌に備わっている保湿物質が一時的に流出するため、肌の水分を保てなくなって、乾燥につながりやすくなります。乾燥をできる限り軽減する入り方がお湯の温度は38〜40℃くらいが最適。42℃以上になると、保湿物質が流れ出しやすくなり、肌のバリア機能が低下します。また、時間は長くても10~15分で十分。保湿成分の入った入浴剤を入れるのも、乾燥を防ぐ効果があります。

<入浴による皮膚の変化>
入浴すると、本来肌に備わっている皮脂やNMF(天然保湿因子)、角質細胞間脂質などが一時的に流出。肌の水分が保てなくなり、過乾燥が起こります。

<保湿リミット実験結果>
皮膚の水分量を示す縦軸が時間とともに下降。お風呂から出て入浴前よりも水分量が高いのは角質が水を吸ってふやけている10分後まで、それ以降は低下し続けることがわかっています。

●クレンジングは入浴中ではなく、しっかり落とすには乾いた肌で行うべき
クレンジングのタイミングは、お風呂に入る前が正解。
メイクや汚れをしっかり落とすため、クレンジング剤をつけるときは、顔も手も乾いた状態が基本。顔全体に指の腹を使ってやさしくなじませ、メイク汚れなどの油分が浮いてきたら、乳化した証。その後、ぬるま湯で、十分に洗い流すのがポイントです。ダブル洗顔をするのは、バスルームの中でも大丈夫。クレンジングの後にすぐに洗顔してしまうと、より乾燥が進むのでおすすめしません。湯舟で体を温め、いちばん最後に顔を洗って出ましょう。

●お風呂から出たら、何はともあれ保湿。
インバス用のマスクも活用して。
入浴後の肌を乾燥から守るためには、とにかくすぐに保湿すること。
入浴後の皮膚は、何もしなければどんどん水分量が低下していきます。水分量が入浴前より高く保たれている10分以内に保湿をしましょう。
お風呂から出てすぐ手の届くところに、肌にいちばん最初につけるブースターや化粧水を置いておくと便利です。
でも、お風呂上りの汗をかいた状態に化粧水などをつけても、流れてしまうのでは?というご質問もよくいただきます。汗で流れたら、化粧水を足せば大丈夫。とりあえず、最初の保湿は早いに越したことはありません。

●スキンケアは刺激を与えないのが鉄則。
特に目元は皮膚を動かさないように。
血行が良くなるお風呂上りは、スキンケアの効果もアップするタイミング。このとき、シワをつくらないために気をつけるべきは、肌に刺激を与えないこと。
よく化粧水をパンパンと手で叩き込むようにしてつける人がいますが、叩くことによる浸透効果はなく、肌を傷付ける原因になります。さらに、バリア機能が低下して、炎症を招く恐れもあります。やさしく、ゆっくり、丁寧に、を心がけましょう。 
ナイトクリームなどを塗るときに、「マッサージも兼ねて...」などと、指先に力を入れて、適当な方向に引き上げるようにするのも避けるべき。頬など広い面は、内から外に向かって一気に塗り広げるようにしましょう。人差し指、中指、薬指の三本をつけて広い面にし、頬に沿うようにあて、皮膚を動かさないようにしながら塗ると、肌に負担がかかりません。
目元は、最も皮膚が薄く、シワになりやすい部位。また、敏感な部位でもあるので、専用のクリームがおすすめです。アイクリームを塗るときは、できるだけ皮膚が動かないよう、目尻のあたりを片手の指でやさしくおさえながら、上まぶたは内から外、下側は外から内へ、別の手の薬指の腹でのばして付けましょう。
また、目元や口元、頬などの乾燥しやすいところは、一度にたくさん塗らず、少しずつ重ね塗りをしたほうが効果的。
首やデコルテも、年齢が出やすい部分なので、お風呂上りにしっかり保湿したいところです。化粧水、美容液、クリームなど、顔につけるものはすべて、首やデコルテまでのばしましょう。このときも、力を入れるのはシワの原因になるのでNG。頬にのばすときと同じように、指三本をつけて面にして塗り広げるようにしてください。

<HOW TO>
1クリームなどを頬のように広い面に塗るときは人差し指、中指、薬指をつけて「面」にして。
2アイクリームをつけるときは、片手で目尻を押さえながら皮膚を動かさないように薬指を用いて。

●長時間のシートマスクは老化のもと。
説明書の適正時間は必ず守って。
顔に貼っておくだけで潤いをチャージできるシートマスク。適正時間が10~15分と書いてあっても、ついもったいなくて、長時間貼ったままにしてしまいがちではないでしょうか?
シートマスクは、適正時間で使ってこそ、効果が得られるもの。美容液などがしっかり肌に浸透するように設計されているので、必要以上に貼っておくと刺激になって、炎症を起こす場合もあります。炎症はシワやシミなど老化につながるので注意を。お風呂上りに貼って、そのまま寝てしまうのはもってのほかです。
正しい使用法さえ守れば、美容液成分を密閉して浸透させることができるシートマスクは、お風呂上りにスペシャルケアとしてぜひ取り入れたいもの。
ただし、毎日使えば効果が上がるというわけでもありません。適正時間同様、使用頻度も守って使いましょう。

●40代以上の肌のキメを整えるには、定期的な角質ケアが鍵に。
角質ケアというと、「乾燥してしまうのでは?」と敬遠されがちですが...。
実際は、ピーリングなどの角質ケアは40代以上の人にこそおすすめ。
年齢を重ねるにつれ、ターンオーバーの周期が乱れ、古い角質が剥がれにくくなってきます。定期的なピーリングをすることで、不要な角質をオフでき、新しい皮膚の生まれ変わりを促すことができます。
肌表面の触り心地がツルンとするのはもちろん、キメも整うため、メイクのりも良くなります。自宅でケアするなら、お風呂でも手軽に使えるフルーツ酸などが配合された洗顔料などを取り入れるのも良いでしょう。ターンオーバーが順調になると、バリア機能も高まります。

●うろ覚えの自己流顔マッサージより、首や肩まわりのマッサージやストレッチを。
クレンジングやクリームをつけるときに、ついやってしまいがちな自己流のフェイスマッサージ。
やり方によってはシワのもとになる可能性があります。顔ではなく、むしろ首や肩などのマッサージやストレッチを行ったほうが、血行が良くなってスキンケア効果が期待できます。
行うのは、体が温まっている状態が効果的なので、湯舟の中やお風呂上りがおすすめ。
首を左右に回したときに、耳下から肩に向かって浮き出る、胸鎖乳突筋を指で挟み、上から下に向かって少しずつ指圧しましょう。さらに、肩の大きな筋肉、僧帽筋がある首の付け根を下から上に引きはがすように掴んでマッサージ。
PCやスマホの画面を見る時間が長いと首や肩がこり、顔の血行も悪くなっていきます。解消するには、うなじにあるツボ、"ぼんのくぼ"を両手の親指で指圧してほぐすと、首のこりにも効果的です。

<HOW TO>
首を左右どちらかに回し、首から肩に向かって浮き出た胸鎖乳突筋を親指とそのほかの四本指で上から順に掴んでいく。
うなじのくぼみにあるツボ"ぼんのくぼ"を両手の親指で指圧すると首こり解消効果が。気持ちいいと感じる強さで行いましょう。

冬の乾燥ジワをつくらないために、摩擦刺激を与えない丁寧なスキンケアを心がけましょう。

是非、ご一読ください。

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2017年11月27日

ビューティ週刊紙『WWD BEAUTY』2017年 vol.477(11月9日発行 掲載ページP8)

特集「最新美容医療は"ナチュラル""オーダーメード"が主流」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

『WWD BEAUTY』は美容業界関係者及びビューティビジネス業界関係者向けのビューティマガジンです。最新のトレンドや旬のキーワード、コレクション情報、話題のニュースや新商品など、ビューティ業界人向けにビジネス目線で紹介しています。また、連載記事やコラムなども人気の週刊紙です。
WWD BEAUTYの長い歴史の中で、美容医療特集が組まれるのは3回目。業界で知らない人はいないとの評価をいただく当院は、開設以来"ナチュラル""オーダーメード"にこだわってきました。今回のテーマに最適な美容皮膚科として取り上げていただき、うれしく思います。

【皮膚科的マイルドな治療】
◎早めのスタートなら、軽い治療で見た目の若さを維持できる
ダウンタイム(日常生活に支障が出てしまう処理後の時期)が少ないマイルドな治療が豊富なのが、皮膚科系美容クリニックの特徴です。一般の主婦やOLさんなど幅広い悩みを持つ患者様が訪れ、同クリニックでは30~40代が多くいらっしゃいます。当院のコンセプトである『7歳若返る』という治療を求めるのは、50代以上が多く、注射注入治療が欠かせませんが、最近ではエイジングの予防として若いうちから美容医療を取り入れたいという30代も増えています。
早く始めた方が、より結果も出やすく、さらに効果の持続時間も長くなるので、気になりだす前にスタートし、継続してメンテナンスを続けることを進めています。例えば、伸びきってしまったゴムは切って縫わなければいけないのと同じで、たるみやしわが気になりだしてからではメスと糸を用いた外科的治療が必要になります。周囲の人から少し老けたと感じるころには、皮膚はかなり伸びていると考えるべきです。
他人が見てもわからないが、自分で少しここが気になるという程度で受診すると、結果が出やすく、少し年齢を巻き戻して、その後は老化を遅くすることができます。40歳でマイナス5歳、50歳でマイナス7歳ということが可能になり、ゆったりとしたエイジングがかないます。30代は投資に対しての利回りが良い状態と言えます。つまり、始めるならば若いときの方が得られる効果は大きいのです。
70代以降でも治療の効果は得られますが、治療を始めるのならば早い方がより良いでしょう。1回のフォトフェイシャル、1回のボトックスでかなり効果を実感でき、年齢を戻すというより老化しにくくなり、早くから始めることでコストも抑えられます。
エステはリラクゼーションで、結果を出すのが、美容医療という位置づけになります。適切な刺激を早くから加えると、若ければ軽い治療で、一度でハリがパンと出ることもあり、継続することが肝心ですが、3ヶ月に1度程度でも十分です。ニキビなどのトラブルがあれば毎月受診した方が効果的ですが、メンテナンスであれば年に3~4回で十分、予算の関係で半年に一度であっても、それを何年と続けるか続けないかで後々の大きな差となります。最近では、フォトフェイシャル(IPL)や高周波(RF)を7年から10年長期に計測照射することで、遺伝子レベルで若返ることが証明されつつあります。

【フォトフェイシャルM22】
◎しみ、たるみなどオールラウンドに悩みに応える
"最新治療"とは、新しい機械や製剤を用いた治療ということに限らず、10年以上生き残って、続いている治療法は新しい"スタンダード"になります。10~20年続いている治療では患者様の満足度が高く、症例も多くあるので医師も安心して使えるという証になります。IPL(フォトフェイシャル)、ジェントルレーズ、ケミカルピーリングも20年続いている治療です。
同クリニックでは、毎年治療のテーマを決めています。最近では画期的な治療器がほとんど出て来なかったため、昨年は"温故知新"をテーマにして長く続いている治療を見直しました。フォトフェイシャルは、現在、ルミナス社の『フォトフェイシャルM22』と言う4代目の最新機種を使用しており、シミの改善、皮膚の若返り、肌質改善効果があります。
フォトフェイシャルは長波長の光も作用するため、真皮のコラーゲン線維や線維芽細胞を活性化し、肌全体にハリが蘇り、小じわやたるみ毛穴が改善します。また、赤ら顔や毛細血管拡張の改善効果が高く、トータルで肌の若返りを図ることが出来ます。治療後は産毛の濃い部分やしみ、ホクロの周囲などがほんのりと赤くなりますが、冷却しパックする間にほとんど消え、ダウンタイムもほとんどなく、治療直後からメイクが可能となるのも魅力です。
シミに反応した場合、黒からこげ茶色の細かいかさぶたが浮き上がり、4日から1週間ほどでぽろぽろと自然に剥がれ落ちます。コンシーラーなど化粧でカバーできる範囲なので安心してお受けいただけます。痛みの少ないマイルドな光で、幅広い悩みに対応するため、美容医療初心者でも取り入れやすく、しみをケアしながら同時にハリも出すなど総合的な効果に満足度の高い施術です。

※フォトフェイシャルM22

【ジェントルレーズプロ】
◎20年以上続く、しみ治療のスタンダード
色素性病変と医療レーザー脱毛で厚労省の認可を取得したレーザー機器です。メラニンに反応するため、しみや薄いしみ、そばかす、加齢によるくすみ、毛穴の黒ずみを改善し、産毛を脱毛できます。かさぶたや一過性の色素沈着といったダウンタイムがほとんどなく、治療中であることが周囲に分からないことも人気の一因です。
また、治療を繰り返すたびに、毛包周囲で適切な熱反応が生じ、コラーゲン繊維の増生が始まり、色調だけでなく肌のキメとハリが高まり、毛穴の引き締まりとニキビの減少効果もあります。アトピー性皮膚炎や慢性湿疹の炎症を繰り返すことで生じ、美白剤などの効果が低い黒ずみ「ダーティーネック」や「ダーティースキン」といった症状の改善効果もあります。

※ジェントルレーズプロ

【ケミカルピーリング】
◎ターンオーバーを整えてニキビや薄いシミを改善する
ケミカルピーリングで使用しているのは、マイルドな乳酸ミルクピーㇽです。角層だけを溶かす最浅層ピーリングですが、角層を刺激することでターンオーバーを整えて、皮膚が生まれ変わるときにバリア機能を整えることが出来ます。また、セラミドが作られやすくなり、乾燥しにくくなるので皮膚が刺激に強くなります。ケミカルピーリングを受けたところだけ湿疹が出にくくなる例もあり、揺らぎにくい肌に導くことができます。ニキビに対するケミカルピーリングでは、治療直後から毛穴の皮脂の分泌や、膿を持ったニキビが自然に破れ、膿が出やすい状態になります。毛穴の詰まりが解消することで、新しいニキビが出来にくくなってきます。

※ケミカルピーリング

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雑誌『美ST』2018年1月号(11月17日発売 掲載ページP82~85)

特集『これって私だけ?実は重症?意外と「40代あるある」でした 私、なんだかムズムズするんです』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

明らかな炎症やカサカサなどのわかりやすいトラブルはないのに、ふとした時に肌がムズムズ。自然と落ち着くことも多く、おさまるからと見逃してきたけれど、この症状本当にこのままで大丈夫でしょうか?
実は40代の多くが抱えるこの症状は、肌の不調を知らせる大事なサインかもしれません。

美ST読者の方からもこんな声が...
「たまに感じるムズムズを放置するとカサカサになり、保湿をすると余計にかゆくなることもある。」
「顔も体もザワザワソワソワする感じ。季節の変わり目になると、こめかみや鼻のまわり、腕まで違和感があることも。とりあえず保湿をしてみるが、それで治るわけでもない。」
「原因がはっきりしないムズムズが2~4日くらい断続的に続き、その後赤くなることが。サプリメントを飲んだり、保湿を入念にして、しっかりケアをしているはずなのに...。」
「体調が悪い時や睡眠不足が続いて疲れたとき、乾燥した状態を放置してしまったときにムズムズを感じる。ただ翌日には治まっていることが多く、あまり深く考えたことがないが...もっと気にした方がよいの?」

ムズムズした頬などの赤みは微弱な炎症が進んでいるサインかもしれません。小さなニキビがでることがありますが、これも炎症の一種。ニキビがうっすら赤みを帯びていることもあります。
これらの密かに肌がムズムズする症状を、皮膚科専門医の慶田院長が解説しました。

〈皮膚科医に相談してみました「その症状は肌不調のサインです」〉
今回、読者の衛藤さまのお肌を、実際に慶田院長が診察しました。

=刺激を最小限に抑え、マメな保湿をこころがけて=
衛藤さまは、普段は化粧水とバームの簡単ケアで大丈夫なのですが、季節の変わり目や寒い日は、肌がムズムズするのが気になるとのこと。

慶田院長はそのお肌を診て、角層が薄い乾燥肌と診断
「花粉などの物質刺激や乾燥が進行して、皮膚がムズムズしたり、赤くなったり、かゆくなることもあるかもしれません。ただ、もともとの肌質としてバリア障害はなさそうなので、湿疹にはなりにくいタイプ。シンプルなケアも肌質に合っています。たっぷりの化粧水で水分補給し、ヒアルロン酸やセラミド、アミノ酸などの水分を抱え込む性質の保湿クリームを常備、気になったらマメに塗りましょう。バームなどのエモリエント系保湿剤は肌表面に残ると、それが刺激になる場合があり、むずむずするときは避けるのが無難です。」

=「ムズムズ」の主な原因はこれ=
●バリア機能の低下
過剰なスキンケア、食生活の乱れ、睡眠や運動不足。複合的な要因でバリア機能が低下しているかもしれません。加齢でターンオーバーが遅くなり、角質層が乱れることが原因となることも。
●アレルギー
花粉などの外部刺激のほか、汗や皮脂、摩擦、化粧品が肌へ接触し、かぶれやアレルギー反応として現れることがあります。
●乾燥
40代で乾燥がない人はいません。美ST世代なら、まず乾燥の初期症状を疑いスキンケアから対処しましょう。化粧ノリが悪い、見た目にはわからなくても触るとざらつきを感じるなど軽度の乾燥にも注意。
●血流の低下
血行や代謝が低下すると、肌のターンオーバーが阻害されるだけでなく、真皮に栄養が十分届かなくなります。手足が冷えているなら、血行が滞っているサインです。当然最末端である皮膚にも血液が届きません。
●自律神経のトラブル
ストレスや睡眠不足、更年期障害などによるホルモンのアンバランス、自律神経の乱れや神経の伝達障害で、知覚の誤認を誘引することも。
●何らかの疾患
内臓悪性腫瘍や肝硬変、腎機能障害などでムズムズを感じることがあります。その場合は、皮膚の萎縮や強いかゆみなど、他の症状を併発するのが一般的で、軽いムズムズ感から疾患が発覚することは稀。不安なら血液検査を。

角層が整った肌は、外部からの刺激に耐えるバリア力を保持していますが、弱った肌はラメラ構造(角質層の重層構造)がスカスカ。刺激が奥まで入って炎症が起き、内部の水分も蒸発しやすい状態です。スキンケアで補う必要があります。

〈私の「ムズムズ」はどうすれば?〉肌のバリア機能を高めるために毎日やっていることを徹底見直し

=まずはスキンケアを1週間「化粧水とクリームだけ」に変えてみるべし=
●化粧水
刺激の少ない保湿剤で水分を重点的に補給
やるべきは適切な保湿のみ。機能性化粧水に含まれる成分は刺激になる恐れがあるため、保湿系化粧水で水分を適宜補いましょう。
●クリーム
ベタベタ表面保湿より、内側しっとりを目指す
バームやオイルより、水分を抱え込む性質のあるヒアルロン酸やセラミドなど配合のモイスチャーライザーがおすすめです。

=「落とすこと」に対してもっと繊細になるべし=
●たっぷりの泡でさっと洗いバリア物質を死守
過剰な洗顔は、天然保湿因子なども洗い流してしまう恐れがあります。たっぷりの泡を使ってこすらず洗いましょう。
洗浄剤を十分に泡立てたら、こすらず泡でなで洗いを。洗い流すときは、ぬるま湯を使い、手のひらでお湯のクッションをつくり、顔を優しく覆うようにしてしましょう。洗浄剤が肌に残らないように洗い流しもしっかりと。泡で出るポンプ式洗顔料を使うと便利です。

=つけるときも摩擦を極力避けるべし=
●間違ったスキンケアは、肌への刺激となり、炎症などの諸症状の引き金に。日頃からやりすぎに注意するのはもちろん、少しでもムズムズを感じたら、過剰なケアは控え、ともかく保湿を。もともとバリア障害がない健康肌なのに、いじり過ぎて自ら敏感肌を作っている場合もあります。特に美意識が強い人に多い傾向です。こすりすぎ、与えすぎはいくら強固なバリアも崩れてしまいます。

=ゴールデンタイムに寝るより、身にまとうものを変えれば快眠できる=
●肌のために睡眠を整えることはマスト。睡眠不足ではターンオーバーが乱れ、真皮のハリや弾力も低下します。
ゴールデンタイムに寝るより、睡眠の質を高める意識をしましょう。自由に寝返りが打てる環境に整えると深く眠れます。スエットやトレーナーではなく、締め付けのないゆったりしたパジャマや下着でリラックス。また部屋の温度は一定に。加湿をしていれば、エアコンはつけっぱなしでもOKです。寝る直前のスマホはもちろん、怖い映像や映画も入眠の妨げになります。毎日同じ時間にベッドに入り、6時間以上眠ることが理想です。

=セラミドの原料・ビタミンB2を効率的・積極的に摂る=
●食生活は肌状態に直結。特にバリア物質であるセラミドは、コレステロールから作られるので、良質な油やたんぱく質を意識して摂りましょう。また、たんぱく質の代謝にはビタミンB2やB6も不可欠です。
マグロの赤身はたんぱく質と、ビタミンB群を同時に摂取でき効率的。また、鮭や鯖の水煮缶も手軽でおすすめです。食事だけでは十分に摂りづらいのでサプリメントを活用すると良いでしょう。

=カラダを巡らせるには内側からしっかり巡らせる=
●乾燥や脂っぽさは冷えが原因のことも。食べ物や衣類で外から温めるより、自分で発熱する方が温まります。過剰な運動はビタミンを消費してしまいがちなので、肌のためには軽めのストレッチが効果的。

一過性のこととして自己処理するケースが多い症状ですが、異常を感じたら刺激をさけた適切なケアを。肌のバリア機能に異常が起きている可能性が大ですが、現代人特有のストレスや、運動不足、栄養不足なども関連している場合もあります。
まずは、スキンケアの見直しと、食事、運動、睡眠など生活習慣の改善を心がけましょう。

是非、ご一読ください。

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医師紹介

銀座ケイスキンクリニック 形成外科 服部 有美 Yumi Hattori

hattori001.jpgはじめまして。銀座ケイスキンクリニック 形成外科医師の服部 有美です。私は、院長と同じ東京女子医科大学で学びました。専門は形成外科です。最近の美容医療の潮流は、「自然な美しさ」です。慶田院長の「出来るだけナチュラルに、メスを使わずに若返らせる、老化を遅らせる」というポリシーに共感し、2017年9月から勤務させていただいています。

銀座ケイスキンクリニックは、最新機種が揃っており、その照射方法やコンビネーションの方法はオリジナリティに溢れています。また、注射注入の技術が高く、自分自身のスキルも向上しました。形成外科専門医としての経験を踏まえ、解剖学の知識を考慮した注入テクニックや、手術療法なども含めて、ベストな治療をご提供してまいりたいと思います。ご不安に思っていらっしゃること、理想のお顔など、何でもお気軽にご相談ください。


Dr.MEMO

大学時代はゴルフ部で活躍。穏やかでな性格で、大学では一般形成外科外来・美容外来、手術外来を担当。ボトックス・ヒアルロン酸注射、PRP注射、脂肪溶解注射、シミ・CO2レーザーでの小手術(腫瘍)・毛穴治療など美容治療全般を得意としている。また、学会誌などの研究報告にも欠かさず目を通し、海外で活躍する医師のセミナーにも積極的に参加し、治療技術のブラッシュアップを欠かさない努力家のため、スタッフからの信頼も厚い。銀座ケイスキンクリニック唯一の形成外科専門医として全ての診療に全力を注いでいる。

経歴

2009年 東京医科大学医学部 卒業
東京女子医科大学 卒後臨床研修センター 入職
2011年 東京女子医科大学 形成外科 入局
2013年 日本大学医学部附属板橋病院 形成外科 出向
2017年 銀座ケイスキンクリニック 形成外科担当医

資格

日本形成外科学会認定形成外科専門医

所属学会

  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会(JSAPS)
  • 日本熱傷学会
  • 日本創傷外科学会
  • 日本レーザー学会

雑誌『& ROSY』2018年1月号(11月23日発売 掲載ページP72~77)

特集:冬こそ美白、冬だからシワ「真冬のスキンケアこれが正解!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

真冬のスキンケアはとにかく「保湿が命」と思っていませんか?保湿は一年を通じ大事ですが、過酷な乾燥を迎える今こそ、大人は美白ケアとシワ対策が重要です。この時期のお手入れが2018年の美肌力を高めてくれます!

【美白ケア&シワ対策は 冬こそ絶好のタイミング】
湿度が低く、乾燥がひどい冬のスキンケアは保湿をメインに考えがちですが、冬こそ美白やシワ対策が重要になります。美白ケアは長期戦です!シミを薄くするには半年単位で取り組む必要性がありますが、紫外線量がやや少なくなり、汗でメイクが流れてしまうというリスクもないので、積極的なケアには今がベストシーズンです。では、年々深くなるシワ対策は、皮膚の浅い部分にできるちりめんジワには徹底的な保湿をすれば回復しますが、問題はほうれい線やゴルゴラインにできるシワです。レチノールなどの美容成分を投入すると効果的です。

<Midwinter of skin care>
冬の美白&しわケア3カ条
①透明感のあるハリ肌に "保湿"は必要不可欠。水分&栄養をしっかり貯水!
②美白ケアは長期戦。効果、が出るまで半年かかると心得て!
③浅いシワは保湿を。深いシワには有効成分をしっかり塗布。

Q、冬になるとシワが濃くなる気がします。気のせいですか?
A、夏の紫外線の影響と乾燥で 肌がしぼんでいるのかも!
冬になるとシワが目立つのは、乾燥して角層の状態が悪いのと、もうひとつは夏に浴びた紫外線などの悪影響で真皮のコラーゲンやヒアルロン酸の密度が減ることが大きな原因です。放置した白桃の皮のように皮膚がしぼんでしまっているのです。まずは徹底的な保湿やハ リ専用美容液でしっかりお手入れをしましょう!

Q、美白もシワも、化粧品をしっかり効かせるための下準備はありますか?
A、定期的に角質ケアを取り入れ、"効かせる"肌づくりを!
一般的に化粧品は、角層から浸透させますが、乾燥や肌代謝が悪く角質肥厚などでバリアが強固だと浸透していきません。週1回程度の軽いピーリングなどの角質ケアを併用すると効果が上がる可能性もあります。ただし、肌が敏感に傾いていたり、肌の弱い人は刺激が強すぎるとかぶれるリスクも高まるのでご注意下さい!

Q、肌が弱くてアグレッシブなスキンケアが苦手。美白ケアやシワ対策は不可能ですか?
A、物理的刺激をできるだけ避け、敏感肌用スキンケアを上手に取り入れて!
いまだに「美白ケアは肌に強いから」と敬遠する人がいるようですが、どのスキンケアも肌に刺激を与えないよう作られています。ただし、肌が弱い人はできるだけ物理的刺激を避けることがポイントです。強い力でパッティングする、肌をこするなどのクセがある人は要注意です。また、ゆらぎやすい肌に配慮した、エイジングケアや美白ケアも増えているので、積極的なスキンケアに不安を感じる人は悩みに合わせた美容液+敏感肌用スキンケアを併せて使ってみてはいかがでしょうか。

Q、顔全体が青くくすんでいます。美白ケアは有効ですか?
A、純粋な美白ケアよりも、マッサージを試してみては?
顔全体が青くくすんでいるのは血行不良が主な原因です。これは純粋な美白ケアではなく、血行を促すマッサージなどの方が有効です。ただし、強く刺激をすると、肝斑を誘発したり、たるみが出たりしますので、オイルを塗布して滑りをよくし、肌に負担を与えないことを心がけましょう。首やデコルテを流すこともおすすめです。

長期戦の美白ケアでは、ホームケアだけでなく定期的なフォトフェイシャルなどの照射治療を併用することで、より早く効果実感いただけます。

当院スキンケア商品のご案内

院内調合オリジナル化粧品 クリニック専用化粧品


シミ治療

シワ治療
ぜひご一読のうえ、参考になさって下さい。

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雑誌『VoCE/ヴォーチェ』2018年1月号(11月23日発売 掲載ページP231~237)

特集「つらい季節を乗り切る秘策を教えます!今すぐできる!冬のお悩み解決し隊」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今回は、アラサー女子の冬にありがちな4大不調「1.冬の冷え」「2.肩こり・首コリ」「3.干からび肌」「4.冬のプチうつ」を4名の専門家が解決する特集。
慶田院長は皮膚科専門として、『干からび肌』について解説しました。

マシュマロ肌って何のこと? ボディの砂漠化がとまらない!
干からび肌

いざという時にタイツを脱ぐのをためらう、ひどく乾燥した『干からび肌』になっていませんか?実際にアンケート結果ではVOCE読者の66%以上がボディの干からび肌に悩んでいるとのこと。保湿剤を塗っても乾燥が止まらない、という声など、干からび肌対策の保湿ケアに悩んでいる方が多いようです。
触れたくなるようなうるおい肌を取り戻して、女子力をアップしましょう。

〈Caution!こんな症状もぜ~んぶ干からび肌〉
皮膚炎になる前に対処しましょう!
●肌の乾燥が招く肌症状
からだの"カサカサ""ブツブツ""ザラザラ"
●肌の乾燥を放っておくと肌トラブルに繋がる
肌のかゆみ、地割れ&赤み

〈Why?どうして乾燥するの?〉
●間違ったケア習慣が肌を干からびさせる
たかが乾燥肌と思いがちですが、乾燥状態はすなわち肌のバリア機能低下状態。バリア障害から軽微な炎症を繰り返すと肌の老化が進みます。
ですから、老化予防のためにも乾燥肌ケアは欠かせません。皮脂腺の多い背中、胸、Tゾーンに比べ、特に乾燥をしやすいのは、皮脂の分泌が少ないひざ下やひじから指先。
冬に乾燥がひどくなるのは気温と湿度の低さが原因です。外気の湿度が下がると、水分は蒸発しやすくなります。冬の室内は洗濯物が乾きやすいのと同じです。さらに、皮膚の温度が低くなると、角質層の接着状態が悪くなり、水分が蒸発しやすくなります。乾燥肌のためにも冷えは厳禁です。
その上、間違ったお風呂ケアで、干からび肌が砂漠化することも。
ボディをゴシゴシ洗うのは絶対NG。強く洗うことで角質が削れてしまうと元に戻るまでに2週間もかかってしまいます。また、顔に保湿剤を塗るように、ボディにもたっぷり保湿剤を塗りましょう。
それでも肌の乾燥が改善しなければ、炎症を起こしている可能性もあります。皮膚科医に相談して、肌にあった保湿剤やぬり薬を処方してもらいましょう。

〈How to!乾燥対策〉
●対策1 
干からび地帯は泡ソープで手洗いが基本
皮脂の少ない『干からび地帯』はこすり洗いは厳禁。角質を削らないように、石けんの泡を手のひらで動かす程度にやさしく洗います。ブラシやタオルを使わず、手洗いを基本に。
はじめから泡ででてくる、泡ソープを活用すると安心です。
●対策2
干からび肌の入浴は、ぬるめのお湯で5分以内
寒くなると湯船につかる時間が長くなりがちですが、肌の干からびが気になる時の入浴は短めに。お湯に長い時間つかると、うるおいのもとになる皮脂や角質細胞間脂質が失われやすくなります。
そこで、乾燥肌対策の観点では、冬なら40~41度のぬるめのお湯に、つかるのは5分以内に留めましょう。
手荒れがひどい場合にも、入浴時間は5分までがベター。手を長くお湯につけず、水分をふいたらすぐに保湿をしましょう。
美肌イメージのある温泉ですが、硫黄など温泉に含まれる成分によっては皮脂膜を溶かしたりするものもあるので、温泉の最後に必ず上がり湯をして、保湿剤を多めに塗るようにこころがけましょう。
●対策3 
入浴後の水分のふきとりはタオルを優しくあてるだけ
間違ったケアで多いのが、水分をふきとる時に、タオルで肌をこするようにごしごしとふいてしまうこと。タオルは肌にやさしくあててこすらずに水分をふきとりましょう。また、水分のふきとりが不十分だと、水が蒸発する時に角質が抱える水分も一緒に蒸発してしまい、乾燥の原因になるので注意です。
特に干からびがひどい部分には肌にタオルをやさしくあてて、水分を吸い込ませるようなイメージでふきましょう。
●対策4
保湿剤は朝晩2回、ストロークは少な目に
肌の干からび予防には保湿剤が欠かせません。お風呂から上がったらできるだけ早めに保湿剤を塗布しましょう。夜1回より朝晩2回塗ったほうが保湿効果が高まるので、乾燥予防のためにもおすすめ。また肌への刺激を最小限に抑えるため、保湿剤を肌に直接3点ほど置き、それを伸ばすように1~2往復でさっと塗るのがおすすめです。
-How to3点置き-
1. 広い面に保湿剤を置く
例えば、すね、ひじから先など、塗りたい場所の広い面に3点ほど保湿剤を置きます。
2.ストロークは1~2回
指の腹を使って、3点に置いた保湿剤を伸ばすように下から上、上から下に1~2往復させて塗ります。
-保湿剤の気になる成分-
[セラミド]
保湿成分の中でも保湿力がもっとも高いのがセラミド。水分を強力にはさみこんで保持。乾燥が気になったらセラミド入りの保湿剤を。
[尿素]
角質を溶かして肌をやわらかくする働きのある尿素。ピーリング作用があるので、アトピー素因のある方や乾燥がひどい場合には避けたほうがベター。
[多糖類・アミノ酸]
角質層がもともと持っている天然保湿成分の中に多く含まれるのが、多糖類やアミノ酸。水とのなじみがよく保水力や保湿力が高い。
●対策5
冷えると干からび肌が進行!干からび地帯の露出は厳禁
皮膚温が低くなると肌の水分が蒸発しやすくなるため、冬は乾燥しやすい脚や腕はできるだけ外気に触れないように衣類で覆うこと。素足をだすスカートや薄着のジャケットを避け、丈の長いコート、脚を出さないパンツスタイルなどでカバーするとよいでしょう。ただし敏感肌の中には温め系素材が合わない人も。かゆみを感じたら、肌に触れるインナーなどはやわらかいコットンやシルク素材を選びましょう。また、素足にムートンブーツは汗で蒸れて皮膚を冷やすので、必ず靴下着用を。

他の3つの不調「冬の冷え」「肩こり・首コリ」「冬のプチうつ」も肌の不調に直結するもの。寒い時期に向けて、からだと心のトータルケアをしましょう。

是非、ご一読ください。

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2017年11月19日

雑誌『日経ヘルス』2017年12月号 (11月2日発売 掲載ページP70~75)

特集「35歳以降の乾燥、かゆみ、シミ、たるみ...肌老化を防ぐ正しいケアはクレンジングの見直しから!ゆるクレンジングで大人敏感肌を解決!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

肌のバリア機能が低下すると、"大人敏感肌"につながりやすくなります。その原因のひとつはクレンジングによる「落とし過ぎ」、「こすりすぎ」。"大人敏感肌"にならないためにも、"ゆるめ"クレンジングに切りかえましょう。

「落とし過ぎ」
肌の保湿機能が流出して肌のバリア機能が落ち、肌荒れに
洗浄力の強すぎるクレンジング剤や洗顔料は、肌の潤いを保つのに不可欠な表皮のNMF(天然保湿因子)や細胞間脂質を流出させ、バリア機能低下させ一因になってしまいます。その結果、皮膚は乾燥し、花粉などのアレルゲン、紫外線や大気汚染などの外部刺激を受けやすくなり、微弱炎症が起きて肌荒れにつながります。

こんな心当たりがあれば...落としすぎ!
☑ダブル洗顔は欠かさない
☑乾燥で粉を吹くことがある
☑赤みやかゆみが出やすい

落としすぎを防ぐ"ゆる"クレンジング選びをしましょう。

「こすりすぎ」
微弱炎症で弱くなった肌の土台がこすり刺激により傷つき、たるみ
バリア機能が低下した肌内部で微弱炎症が続くと、やがて真皮のコラーゲンが切断されるなど肌の構造自体が弱くなっていきます。そこにこすり刺激が加わることで、顔の皮膚や筋肉、脂肪、骨をつなぎ止める靱帯などの軟部組織が傷つき、たるみやシワの原因に。

こんな心当たりがあれば...こすりすぎ!
☑クレンジング時にマッサージをしている
☑ふきとり用クレンジング剤を愛用している
☑角質や毛穴ケアでスクラブ剤をよく使う

こすりすぎを防ぐ"ゆる"クレンジング洗いに切りかえましょう

ある日急に赤みやピリピリ、むずむずを感じやすくなったという、"大人敏感肌"の人が35歳以降増えています。大気汚染やストレスなどバリア機能を低下させる原因はさまざまですが、クレンジングなど日々のケアでの"落としすぎ"や"こすりすぎ"も大きな要因。
とはいえ、落としすぎやこすりすぎの自覚がない場合も多いのです。
洗った後に肌が乾燥するなら、クレンジング剤などの洗浄力が強く、落としすぎの可能性があります。また、クレンジングをしながらのマッサージは、こすりすぎのもと。頬のまわりへの刺激は、たるみを助長する原因にもなりまねません。
まずは、メイクや肌に合った洗浄力が「ゆるめ」のクレンジング剤を選ぶことが、落としすぎ、こすりすぎを防ぐ第一歩です。
当院では、こすらなくてもメイクの油分をなじませて(乳化)、しっかり落とすことができるオイルクレンジングをおすすめしています。ダブル洗顔は必ずしもしなくてOKですが、使用時は低刺激のアミノ酸系で泡で出るタイプを活用すれば、肌への刺激を最小限にとどめることができます。

クレンジング選びの次は使い方の見直し
<こすりすぎないクレンジング法 「メイク汚れは浮かせて1分なで洗い」>
汚れをしっかり落とそうと思うと、つい力を入れてゴシゴシ洗いをしてしまいがちですが、使う量と洗い方を改めることで、こすらなくても確実に汚れが落ち、バリアを守ります。

クレンジングとマッサージを兼ねれば一石二鳥!そう考えているなら要注意。こすりすぎを起こしやすい大きな要因だからです。
皮膚を摩擦し続けるとシワや頬のたるみの一因になります。クレンジング剤を長い時間肌にのせていることになるため、必要は皮脂やNMF(天然保湿因子)の落としすぎにもなりやすいのです。なじませるのは手早く、長くても1分以内にとどめましょう。
クレンジングの後にベタつきが気になる場合は、ダブル洗顔を。洗顔で大切なのは、濃密な泡で洗うこと。指で直接肌をこすらないように、泡の弾力を利用してなでるように洗うのがコツです。
洗顔ネットを使用すると簡単に泡立てることができますが使用後はきちんとすすいで乾かし、清潔に保つことも忘れないようにしましょう。

【クレンジング】
5点置きクレンジングがおすすめ
こすりすぎを防ぐためには、必要十分な量を使って短時間で効率よく汚れを落とすことが大切です。
クレンジングは適量を5点置きにしてから行うと汚れ落ちがスムーズに。

① 表示通りの量を顔の5か所に置く
クレンジング剤を手のひらで軽くなじませてから、額、鼻、あご、両頬の5か所に置く。
皮脂の多い部分からムラなくスムーズに落とすことができます。
② 指の腹でやさしく広げる
中指と薬指の第2関節まで使って、顔の中心~外側へとクレンジング剤を伸ばします。
指を少し曲げると力が入りにくく、こすりすぎを防げます。マッサージは厳禁!
ここまで30秒~1分程度
③ 乳化したらすぐにぬるま湯ですすぐ
メイクとクレンジング剤が混ざり乳化したら、すぐに33~37℃程度のぬるま湯で洗い流します。
肌がつるんと滑らかになったらOKです。

【洗顔】
クレンジング後に、べたつきが残ったら...濃密泡 で1分なで洗いがおすすめ
① 濡らした手のひらに洗顔料を適量出し、水を加えながら広げます。
② 水に浸した泡立てネットに洗顔料を含ませ、空気を巻き込むように軽くもんで泡立てます。
ネットの端を持ち、泡を絞り取る。途中で水を足さないことで、きめ細かい泡が出来上がります。
③ TゾーンからUゾーンの順に泡をなでる
額、鼻、あごなど皮脂分泌の多い部分から泡をのせ、最後に頬にさっとのせる。
泡をクッションにして肌をなでるようにして洗いましょう。
④ ぬるめのお湯ですすいで、タオルは優しく
熱め湯気のお湯ですすぐと、必要な潤いまで落とす原因になるので注意。
33~37℃のぬるめのお湯で20回を目安にすすぎます。
④ スタンプふき
柔らかなタオルでぽんぽんとスタンプを押すように、肌を軽く押さえながら水分を吸収させます。
決してこすらないこと!

【ポイントメイクと角栓 こすらないためには】
Q.ポイントメイク落とし方は?
A.お湯で落ちるメイク品にするか、専用クレンジングを使ってやさしく落す
しっかりアイメイクをした日は先に専用のクレンジング剤で目元の汚れを落としてから、顔全体のクレンジングをしましょう。
おすすめは、コットンにたっぷりクレンジング剤を含ませ、優しく目元に滑らせるよう落とす方法。
2枚のコットンにクレンジング剤を含ませ、1枚は目の下、もう1枚はまぶたの上にのせ、10~15秒置き、まつ毛の先まで拭き取ります。
また、お湯で落ちるフィルムタイプのマスカラやアイライナーなどは、こすりを防ぐのに役立ちます。

Q.ガンコな毛穴の角栓は?
A.オイルを塗って5分放置。こするとかえって角栓ができやすくなります
角栓が気になる部分にクレンジングオイルをのせ、5分ほど置いて洗い流します。
これを週1~2回程度行うのが良いでしょう。角質が柔らかくなり、角栓の排出が促進されます。スクラブなどでこすりすぎると角質が硬くなり、かえって毛穴を詰まらせることがあるので注意しましょう。

「落としすぎケアによる」大人敏感肌の表皮では、肌のバリア機能が低下して外部刺激を受けやすくなり、乾燥・小じわ・かゆみ・赤みなどのトラブルを起こしやすくなっています。また、真皮では、過度なマッサージなど「こすりすぎ」により、シミやシワ、たるみも誘発します。
基本のクレンジングケアを見なおし、冬の敏感肌を予防しましょう。

是非、ご一読ください。

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2017年11月17日

保険マンモス様

2017年11月13日

雑誌『週刊朝日増刊 ゆとりら』2017年[秋冬号](11月5日発売 掲載ページP48~49)

特集「1日3分顔・二の腕・お尻 三大たるみをリフト」に、慶田院長の監修記事が掲載されました。

「ゆとりら」は、50歳以上の成熟世代の女性をターゲットに、2017創刊された新しい情報誌です。ココロもカラダもイキイキとした生き方に役立つ、美容健康、趣味、カルチャー、人間関係、メンタル面の悩み解消など、多彩な情報を掲載しています。

『ゆとりら」世代では、鏡を見ると昔とは変わってしまった顔のたるみにがっかりしたり、二の腕やお尻が気になっておしゃれを楽しめない...と『見た目』に関する悩みはつきません。でも、たるみが気になるからといって、以前と同じように過度な食事制限や、激しい運動などでダイエットをして痩せることが美しさに結びつかないことにも気づいているはずです。
そこで今回の特集では、体を健康的に使えるように、専門家がセルフメンテナンスの方法をアドバイス。
慶田院長は、お顔のたるみ、健康的な美ボディに役立つ生活習慣に関する解説をしています。

<紫外線対策は冬も万全に!>
老け顔に見える理由は輪郭の崩れ

なぜ老け顔に見えるかというと、輪郭が崩れるからです。『美は輪郭に宿る』と言い切っても良いほど、輪郭がシュッとしている方が若々しく見えます。自撮りだと決め顔をするため気づかない方がほとんどですが、治療の際に5度ずつ顔の角度を変えて撮った写真をみると、真実の姿を目の当たりにして皆様一様に衝撃を受けます。ほとんどの患者様は、40代以降、「輪郭が曖昧で大顔になった」と仰います。アジア人の理想的な形はハート型。それが逆転して下のほうが大きくなってくると、一気に老けた印象を与えてしまいます。

顔には、皮膚を骨や筋膜に固定する『顔面靭帯』という組織があって、樹木のように枝葉の伸びた形をしています。根っこが骨、枝先が皮膚につながっているとイメージしてください。支える力が弱まると皮膚の下にある脂肪が塊で下方にずれて移動し、シルエットが崩れてしまいます。
さらに、加齢とともに骨の萎縮が始まります。具体的には額中央、鼻の横、眼窩、下顎(あご)の骨が大きく変わります。目の下の骨の縁がまるでサングラスのように穴が大きく広がった感じに変わるので、アイホールが広がり、目の下のたるみが際立ちます。土台となる骨が萎縮し、支えるものがなくなるのでほうれい線は深くなり、顎は小さく萎んできます。

正直なところ、セルフケアでできることには限界があります。コラーゲン線維の束を切ってしまうような激しい顔マッサージは避け、適度な運動などで大きな筋肉を動かして血流をよくすることが、いい肌をつくるには効果的です。
皮膚のコラーゲン線維の分解やエラスチンを変性させてしまう『光老化』を避けるため、日焼け止めは1年中塗っておくことが大切。
ここ最近の研究では、紫外線だけでなく近赤外線領域の一部の光が真皮よりも深い筋膜などに届いてたるみを誘因するとも言われています。

<生活習慣の5本柱を意識>
戦略的に食べて体重を一気に変動させないことが大切

ただ痩せるだけが美しさではありません。痩せても皮膚はそれに合わせてなかなか縮みまず、皺が目立つからです。急なダイエットは禁物。健康のためにも、運動による体重調整で一気に変動させないことがたるみ予防にも肝心です。

食べ物も気をつけたいもの。筋肉も皮膚もアミノ酸が連なってできているので、意識的にタンパク質を摂りましょう。加齢により基礎代謝が落ちるので、一日に食べられる総カロリーを計算し戦略的に食べると◎。
ただし、脂肪は減らしすぎると風邪を引きやすくなったり、女性ホルモン不足になったしますから、長生きのためにも実はややぽちゃくらいが丁度いいいわれています。

食事、睡眠、排泄、ストレスコントロールと運動の生活習慣の5本柱は大切。これらのバランスが悪いと、例えば美容医療でたるみの治療をしてもいい反応が得られません。
また、心と皮膚はつながっていて、心配しすぎの人より、おおらかで前向きの人のほうが、施術の効果がでやすい傾向を感じています。
見た目の心理への影響を改善することで、メンタル状態をあげることができます。お化粧をして街にお出かけしてみたり、きれいだねと言われる機会を増やしたりすることも大切です。

本誌では自宅でできるストレッチや、おしゃれで気分もあがるグッズが多数掲載されています。美容クリニックでは、メスを入れずに引き締めたい、失われたハリを取り戻したい、部分痩せしたい、などなど。悩みに合わせたお手伝いができますので、ご相談ください。

ぜひ、ご一読ください。


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雑誌『Marisol(マリソル)』2017年12月号(11月7日発売 掲載ページP205)

特集「樋場早紀ビューティ」に当院が掲載されました。
マリソルビューティー専属モデル樋場早紀さまの〝かかりつけ医″として、ご紹介いただきました。
樋場さまは、もともと美肌の持ち主で、美容に関してはセルフ派とのことですが、当院を『トラブルが起きた時の駆け込み寺』として信頼を寄せていただいているようです。今回掲載された『ケミカルピーリング+ジェントルレーズプロ照射』は、主にシミ・くすみの改善や産毛の脱毛を行う、当院の人気メニューです。樋場さまのように目立ったトラブルのない方の、更なる肌質アップ目的にもおすすめの治療です。

メラニンに選択的に吸収される波長のレーザーを顔全体に照射することで、薄いシミや加齢によるくすみ、毛穴の黒ずみを改善し、産毛を脱毛できます。適切な熱反応によりコラーゲン線維を増やし、肌表面のキメ、ハリまでアップ。毛穴の引き締まりやニキビの減少効果も得られます。当院では照射前にサービスで医師の手によるケミカルピーリングを行います。肌をなめらかのすることで、レーザー照射の効果をより高めています。乳酸のピーリング作用で、ターンオーバーがとどこおり、くすんでしまった肌に刺激を与え、溜まったメラニンを排出して透明感のあるみずみずしい肌を再生することができます。
ダウンタイムがなく、撮影でお忙しい樋場さまもお気に入りです。

ジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)


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2017年10月23日

ヴィーナスハイフ(V-HIFU)の効果と特徴

膣内環境の変化やゆるみの原因

女性ホルモン(エストロゲン)と女性器の加齢
子宮、卵巣、腟といった女性器は女性ホルモンの一種であるエストロゲンの作用を強く受けている器官です。外界と接している顔の皮膚と同様に、腟壁もターンオーバーを繰り返し、適度なうるおい・弾力と酸性の環境が保たれ、外傷・細菌から腟や子宮を守り、妊娠や出産に備えています。

年齢を重ねるにしたがって、エストロゲン分泌量が低下しエストロゲンによる恩恵が受けられなくなると、弾力やうるおいが失われ、腟内環境に変化が生じてきます。

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顔にシミやしわが現れてくるように、腟も老化して「腟萎縮」が起こるのです。さらに、腟内のうるおいがなくなり乾燥し、腟壁も弾力のないペラペラな状態になり、傷つきやすくなります。腟萎縮が進むと外陰部の変化に加え、乾燥、かゆみ、におい、性交痛、ゆるみや尿失禁などの排尿障害を引き起こし、QOLに深刻な影響を及ぼします。さらに、顔や首の皮膚と同じように、大陰唇の皮膚もたるみます。当院では、このような症状が気になる方に、大陰唇へのヴィーナスハイフ照射も行っています。

エストロゲン分泌量は35歳ごろから急激に減少してしまうことが分かっていますから、早めのケアがおすすめです。

出産による膣の緩み

女性の場合は出産による膣の緩みも生じます。

【膣が緩むリスク因子】
・多産
・多胎妊娠
・高齢出産
・児の体重が3500g以上
・児頭が大きい
・分娩時間が長い
・吸引分娩、鉗子分娩
・会陰裂傷、膣裂傷

上記のうち、2つ以上はハイリスクです。出産から半年経過していればヴィーナスハイフ照射をおすすめいたします。

膣の緩みが尿漏れや子宮下垂につながる

「咳込むと尿漏れする」
「重い荷物を持ち上げると尿漏れしそうになる」
「飲み屋でトイレに間に合わないかと焦る」
「バスツアーは不安」

産後の女性がこんな悩みを抱えているのは良く知られていますが、出産経験のないシングルの30代女性にも多いことはあまり知られていません。膣が緩んでしまうと子宮の位置が正常時より下がり、「子宮下垂」となります。子宮が下がるとすぐ隣にある膀胱の位置も下がってしまうため、尿漏れしやすくなるのです。子宮下垂がひどくなると、膣の壁がめくれたように外へ飛び出してしまう子宮脱になってしまうので注意が必要です。

軽い症状の子宮下垂は自分でわからないことが多いので、膣の緩みや尿漏れが気になってきたら、ひとりで悩まずにご相談ください。

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ヴィーナスハイフ(V-HIFU)の引き締め効果のメカニズム

粘膜下の筋層にまで作用して強度のある新しいコラーゲン線維を再生
膣の緩みの原因となっている「筋膜」や「筋肉」は、通常のレーザーや高周波では届かない深い層にあります。ウルトラヴェラのトランスデューサー(先端の接触する部分)から照射される超音波エネルギーは、膣粘膜表面を傷つけずに、粘膜深層から外科手術でしか届かなかった筋層までの3層(1.5mm 3.0mm 4.5mm)にピンポイントで届き、コラ―ゲン生成に最も適した60~70℃で点状の熱ダメージを与えます。
名前 写真 周波数 深さ 照射サイズ
D4.5 d45images.png 4MHz 4.5mm d45spotsize.png
M3.0 m30images.png 7MHz 3.0mm m30spotsize.png
S1.5 s15images.png 7MHz 1.5mm s15spotsize.png


5mm⇒3.0mm⇒4.5mmの順に3層に照射
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点状に加熱されたコラーゲンが縮むことで、即時的な引き締め効果を感じます。さらにその後は、約1~3ヶ月にわたる創傷治癒反応によって、大量にコラーゲン線維が新生され、太くて強度の高いコラーゲン線維と置き換わることで、膣内がふっくら弾力のある状態になり、緩んだ膣を引き締めます。

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360度膣壁全周・尿道周囲も含めた膣開口部~中央~膣奥を密に照射

3種類のハンドピースを交互に使用し、少しずつ回転させながら360度膣壁全周にわたって丁寧に照射を繰り返します。たるみが顕著な方、尿漏れがある方、1回でより効果を実感したい方には、膣の奥深くと中央、尿道周囲も含めた膣開口部を密に照射する3エリア集中コースがおすすめですが、症状が軽い場合や予防としてお受けになる場合は膣開口部か膣奥どちらかの1エリア集中コースでも十分効果をご実感いただけます。

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ヴィーナスハイフ(V-HIFU)で得られる効果


・コラーゲン再生による膣の引き締め
・膣の弾力アップ
・加齢で乾いた膣の潤いを取り戻す
・尿漏れの改善
・萎縮性膣炎の予防
・性交痛の改善、感度向上

ヴィーナスハイフ(V-HIFU)は大陰唇のたるみも引き締める

顔や首の皮膚と同じように、大陰唇の皮膚も年齢とともに脂肪が減少したり、繰り返される摩擦や体重の急激な変化などでたるみます。外陰部エリアは女性ホルモンの影響を大きく受けるエリアなので、閉経前後からホルモン減少により乾燥・脂肪萎縮・皮膚の菲薄化が顕著になります。アンダーヘアを全てツルツルにする『ハイジニーナ脱毛』をした結果、大陰唇のたるみやシワに気づいてショックを受ける方も少なくありません。大陰唇へのヴィーナスハイフ照射は、皮膚を引き締め、ハリをもたらし女性器の若々しさを取り戻します。


ヴィーナスハイフ(V-HIFU)のリスクとダウンタイム

<痛み>軽い <腫れ>ほとんど無し <内出血>なし 
shutterstock_1019073862.jpgヴィーナスハイフ(V-HIFU)照射で膣上皮に傷ができることはないので、ほぼノーダウンタイム治療です。稀に、施術直後に多少の熱感や下腹部の違和感などが残る方もいらっしゃいますが、数時間で消失しますのでご安心ください。飲酒、運動、入浴など日常生活の制限はありません。性交・タンポンの使用は24時間お控えください。少しおりものが増える方がいらっしゃるので、おりものシートをご持参ください。


ヴィーナスハイフ(V-HIFU)持続と効果

ヴィーナスハイフ(V-HIFU)は治療後、約2~3ヶ月後に効果のピークがあらわれ、1年程度にわたって効果の持続が期待できます。効果は年齢、出産回数、膣ゆるみの程度、お痛みの感じ方による出力設定により個人差があります。たるみが顕著な方、尿漏れがある方は、3ヶ月後と半年後に追加照射を受けてください。


ヴィーナスハイフ(V-HIFU)の痛み

膣内の照射は、麻酔は不要で挿入による痛みはありません。トランスデューサーの直径は3cmと細く、挿入時の痛みを軽減するために少量の超音波ゼリーを使用するので経腟超音波検査のような感覚です。大陰唇も麻酔外用はせずに照射しますが、痛みを感じない安全な照射強度で行いますのでストレスはありません。

コラーゲン線維を効果的に増やすためには、与える熱の温度も大切です。低めの温度(40℃前後)では、直接コラーゲン線維を増やすことはほとんどできません。逆に、高すぎる温度(80℃以上)では、ダメージが強すぎて傷を治す時間がかかったり痛みが強かったり、皮膚への負担が大きくなります。ヴィーナスハイフは、安全にコラーゲン線維生成に最も適した温度(65~70℃)まで到達することができます。そのため、膣口付近など部分的に熱感や軽い痛みを感じることがありますが、我慢する必要はありません。痛みを感じる場合は安全のために出力を調整します。痛みに不安を感じる場合は、テスト照射も承っておりますので、お気軽に担当医師にご相談ください。


ヴィーナスハイフ(V-HIFU)の禁忌事項


1. 治療部位にびらんや傷がある方、未治療の皮膚炎、性器ヘルペスがある方がある方は治療をお受けいただけません。
2. 抗凝血薬療法、活動期の悪性腫瘍、出血性疾患、コントロール不良の糖尿病、自己免疫疾患、ベル麻痺のある方は治療をお受けいただけません。
3. 治療部位に金の糸など金属、シリコン、子宮内避妊用具(IUD)を挿入されている方は治療をお受けいただけません。ヒアルロン酸注入歴のある方はお申し出ください。
4. 副腎皮質ステロイド(プレドニン換算20mg/日以上)を常用されている方は医師とご相談により照射の可否を判断致します。
5. 妊娠中は照射できません。出産後は半年経過すれば治療をお受けいただけます。
6. 生理中は照射できません。
※膣内の施術をご希望の場合は、子宮頸がんの検診結果(1年以内のもの)をお持ちいただきます。こちらの検査結果に問題の無い方、また当日の内診で炎症などの症状の無い方に限り、施術をご案内しております。(生理中はお受けできませんのでご注意ください。)大陰唇の照射をご希望の場合は、事前に剃毛をお願いしております。剃毛をお忘れの場合、別途剃毛代を頂戴しています。

2017年10月22日

ヴィーナスハイフ(V-HIFU)と他の施術比較

ヴィーナスハイフ(V-HIFU)、インティマレーザー、ビビーブ・サーミVA、モナリザタッチの違い

女性器の若返りに用いる代表的な照射機器を比較してみます。それぞれにメリット、デメリットがあります。まず熱を与える深さが異なり、ヴィーナスハイフ(V-HIFU)は1.5mm、3.0mm、4.5mmの3層、ビビーブ・モナリザタッチは1mm、はインティマレーザーは1.0~3.0mmになります。さらに熱を与える方法とターゲットエリアの温度も異なります。

・ヴィーナスハイフ(V-HIFU)は超音波(HIFU)
・ビビーブ・サーミVAは高周波(ラジオ波:Radio Frequency)
・インティマレーザーはロングパルスエルビウムヤグレーザー
・モナリザタッチはCO2フラクショナルレーザー

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ビビーブ・サーミVAとの違い
ビビーブ・サーミVAは高周波治療によって膣壁や皮膚表面温度を40度~45度にコントロールしコラーゲン産生を促す治療です。痛みはありませんが、温度が低いので収縮効果は低くなります。施術費がリーズナブルのため美容治療の初心者にもトライしやすい治療ですが、膣内に水が入る、尿漏れを伴うような膣の緩みを改善するならヴィーナスハイフ(V-HIFU)がおすすめです。


インティマレーザーとの違い

インティマレーザーはロングパルスエルビウムヤグレーザーを用いて膣の粘膜固有層に50℃~53℃の熱だまりを作ります。膣の奥から膣口、小陰唇まで広範囲の施術が可能です。ヴィーナスハイフ(V-HIFU)は点状に、より高温の65~70℃の凝固点を作り、深く筋層にも作用するので、効果が高く、出産による膣の緩みや、加齢による尿漏れでも確実に引き締め効果を実感いただくことができます。


モナリザタッチとの違い

モナリザタッチは、ニキビ跡の治療などに用いる、CO2フラクショナルレーザーで膣上皮を点状にレーザーの孔を開け、治療部位のコラーゲン生成を促進し、血流の増加や潤滑を回復する効果があります。加齢による膣の乾燥や性交痛、においやかゆみなどを改善しますが、膣の引き締めや尿漏れ改善効果はほとんどありません。

ヴィーナスハイフ(V-HIFU)のポイント特徴

照射医療light.png 治療効果★★★★★ 痛み★★★☆☆ ダウンタイム★☆☆☆☆

効果
■膣の引き締め ■膣の弾力アップ ■膣縮小 ■尿漏れの改善 ■産後ケア ■女性器の若返り ■性交痛の改善・感度の向上 ■膣炎の予防■大陰唇の引き締め※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

ヴィーナスハイフのワンポイントアドバイスワンポイントアドバイス最近フェムテックやフェムゾーンという言葉の認知が広がりました。約10年前に導入したころとは隔世の感があります。膣・外陰部に対する美容医療は、見た目の改善のほか、閉経関連尿路生殖器症候群(genitourinary syndrome of menopause ; GSM)症状の改善のみならず、性行為時の感度やパートナーの満足度の向上も得られる魅力的な治療です。当院の女性医師は4人が出産経験者です。実際に施術をお互いに行い体験し、「この効果を広く知っていただきたい」「ぜひ人知れずお悩みの女性たちに受けて頂き笑顔になっていただきたい」と実感しました。テレビで尿漏れパッドのコマーシャルが盛んに流れていることでも分かる様に、プチ尿漏れに悩んでいらっしゃる方は沢山いらっしゃいます。痛みを伴わないプライベートパーツの症状は、女性医師にも相談しにくいものです。出産後、更年期後の人生が長い昨今、少しでも快適に過ごしたいものですよね。照射前後のお写真や実際の体験談などは、ご診察にいらした患者様にだけお伝えさせていただきます。世界初女性器専用超音波照射器による膣・大陰唇の引き締め「ヴィーナスハイフ(V-HIFU)」を是非お試し下さい。

ヴィーナスハイフ(V-HIFU)の施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師が気になる症状についてお伺いします。治療に伴う注意点、術後のアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。
(未成年の方の治療については親権者の同意が必要になりますので、こちらをご確認ください。)

flowヴィーナスハイフ(V-HIFU)の照射トイレを済ませ、ウォシュレットで外陰部を洗浄していただきます。診察室にて医師が内診した後、看護師が丁寧に照射します。膣内照射・大陰唇照射ともに麻酔は不要です。膣口エリアなど部分的に熱感や軽い痛みを感じる場合がありますが、安全領域に出力を調整しますのでご安心下さい。3エリア集中コースで1回の照射に要する時間は30分程度です。

flow終了少量の超音波ゼリーを使用しますので、軽く拭き取り、おりものシートをあてて下着をおはきください。ダウンタイムはほとんどありません。

2017年10月20日

ヴィーナスハイフ(V-HIFU)の価格表

部位 初回トライアル 1回 6か月以内
の照射
ヴィーナスHIFU 膣内照射【尿漏れ・膣引き締め】
膣1エリア集中照射コース
照射エリア:膣奥or膣口
¥80,000 ¥95,000 ¥85,500
ヴィーナスHIFU 膣内照射【尿漏れ・膣引き締め】
膣3エリア集中照射(旧プレミア)コース
照射エリア:膣奥+膣中+膣口
¥150,000 ¥180,000 ¥165,000
ヴィーナスHIFU大陰唇照射【大陰唇の引き締め】 ¥35,000 ¥40,000 ¥36,000
膣内照射と同日オプション
ヴィーナスHIFU大陰唇照射【大陰唇の引き締め】
¥20,000
※施術をご希望の場合は、1年以内の子宮頸がん検診結果をご持参いただきます。施術をお受けできるのは、検診結果に問題がなかった方、未治療の性器ヘルペスなどの感染症の無い方に限ります。また、生理中は照射できませんので予めご了承ください。
テスト照射(4.5mm 5ショット) ¥10,000


お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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2017年10月19日

ヴィーナスハイフ(V-HIFU)の症例写真・体験談

2017年10月16日

雑誌『Domani/ドマーニ』2017年11月号(10月1日発売 掲載ページP216~227)

特集『どっちが正解?「大人の保湿」ドリル』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
知っているように知らない、分かったつもりの保湿スキンケア。大人の肌ならどうするべきかを解説しました。

<お手入れにまつわる、ありがちな勘違いをCheck>

Q.35歳を過ぎたら、スキンケアは何に重点を置けばいい?
A.エイジングケア B.保湿ケア
答.B
この世代は乾燥している人が多数。十分な保湿こそが、エイジングケアの第一歩に。
30代も後半になると肌のハリがなくなり、何か良いエイジングケアをと焦る人も多いかもしれません。でも、この世代に肌はとても乾燥しやすく、乾燥によってハリが失われていることも多いのです。肌表面の角層には角層細胞が並んでいて、その隙間を「細胞間脂質」とういう物質が埋めています。年齢を重ねて肌のターンオーバーの速度が遅くなると、この細胞間脂質の量も減少。すると、肌はスカスカになって水分が蒸発しやすくなります。まずは、たっぷりしっかり保湿をすることが大切です。

Q.乾燥肌になる原因って?
A.もともとの肌質が大きい B.間違ったお手入れによって乾燥に傾く
答.B
「何をやっても乾燥する」のは、お手入れが間違っているせいかもしれません。
確かにもともとの細胞間脂質の分泌が少ない肌質もありますが、30代後半で角層の隙間を埋める細胞間脂質が不足する=肌が乾燥に傾く原因は、加齢に加え、間違ったお手入れによるところも大きいのです。よかれと思ってしていることが肌を乾燥させているケースもあうので、正しい知識をもってお手入れをしましょう。

Q.乾燥を放置していると、この先どうなるの?
A.シワやたるみに発展する B.乾いたまま
答.A
乾燥した肌は無防備な状態。さまざまな外部刺激を受けて、エイジングが進行します。
角層の構造は、肌を外部刺激から守るバリア機能の役目を果たしています。細胞間脂質が少なくなって肌が乾燥すると、バリア機能が低下し、さまざまな外部刺激が入り込みやすくなります。すると肌が炎症を起こしたり、ダメージが内部に及んで老化が進行する原因になります。たかが乾燥と放置しないようにしましょう。

<その乾燥肌、間違った汚れ落としで潤いを奪っているせいかもしれません 保湿のための「クレンジング・洗顔・角質ケアの正解」>

Q.肌を乾燥させないための、朝の正しい洗顔は?
A.ぬるま湯ですすぐだけ B.洗顔料で洗う
答.肌タイプによる
皮脂がほとんど出ない人はぬるま湯。それ以外の人は洗顔料を使いましょう。
夜のお手入れをしてから朝洗顔までの数時間にも皮脂が分泌され、肌の新陳代謝も行われています。皮脂の汚れは放っておくとすぐに酸化するので、洗顔料を使ってきちんと落とすことが大切です。ただし皮脂がほとんど出ない肌質の場合、1日に2回洗顔料を使うと肌がパサパサになることもあるので、ぬるま湯ですすぐだけでもOKです。

Q.深夜帰宅後、1分でも早く寝たい!何でクレンジングする?
A.クレンジングウォーター B.拭き取りコットン
答.A
肌に摩擦は厳禁。クレンジングウォーターをたっぷり使えばOK。
洗浄剤を含むクレンジング料をつけた状態で、コットンの繊維で摩擦するのは肌にとってダメージが大きく、乾燥の原因になります。AもBも毎日というのはおすすめできません。疲れた時の緊急ケアとしては、自分で液の量を調整でき、たっぷり使うことで摩擦の軽減ができるAがおすすめ。

Q.肌を乾燥させない洗顔料はどっち?
A.洗顔フォーム B.石けん
答.B
肌の乾燥の原因になりにくいのは、石けん。
石けんと洗顔フォームの違いは、含有されている洗浄料。石けんの洗浄料は水ですすぐとその効力が失われ、肌を乾燥させにくいといわれています。洗顔フォームは感覚としてはしっとり洗いあがるものも多いのですが、すすぎ残した場合、バリア機能を乱す原因になるので要注意。

Q.乾燥肌のゴワつきや毛穴の詰まり対策に取り入れたいのは?
A.酵素洗顔 B.クレイパック
答.A
クレイパックは皮脂を吸着するので、乾燥肌には注意が必要。
大人の乾燥肌は肌表面に古い角質が溜まりやすく、それがゴワつきやくすみの原因に。乾燥を恐れず、定期的に落とすケアを取り入れましょう。パウダータイプの洗顔料は、酵素の力で不要な角質の結びつきを切って落とすのでマイルド。クレイパックは、製品によって皮脂を吸着しすぎてしまうこともあります。

Q.クレンジングの正しい方法は?
A.じっくりマッサージ B.手早くさっとすすぐ
答.B
クレンジングは肌のバリア機能を乱すので、手早く終えること。
クレンジングに配合されている洗浄料は、落ちにくいメークを浮かせ、すすぎもスムーズにするためのもの。それは同時に肌の細胞間脂質も洗い落してしまい乾燥を招くので、クレンジングはさっと短時間で行うのがベスト。マッサージは厳禁です。

Q.肌により優しいクレンジングの形状は?
  A.クレンジングミルク B.クレンジングクリーム
答.B
油分と洗浄料でバランスよくメークを浮かせるクリームタイプがベスト。メイクが薄いならジェルタイプも◎
油にメークをなじませて浮かせる。洗浄料でメークを肌から離す。クレンジングの仕組みはざっくり言うとこのふたつです。油分が少ないクレンジングミルクは、製品によっては洗浄料が多かったり、落ちにくくて肌をこすってしまい、乾燥の原因になることも。クレンジングクリームは油分と洗浄料のバランスがよく、肌に負担をかけにくいといわれています。メークが薄いなら、ジェルの吸着性を利用して落とすジェルタイプもおすすめ。

<みんな大好きなアイテムだけに、正しく使って最大限の効果を狙いたい 保湿のための「ブースター・化粧水・美容液」の正解>

Q.肌に優しい化粧水のつけ方は?
A.手で何度も重ねる B.コットンでたっぷり
答.A
コットンの繊維が摩擦を起こして、乾燥の原因に。
異物との摩擦は肌にとって負担になるので、手で付けるのが◎。コットンは良質なものを選んでも、細かい繊維が肌を傷つけ、バリア機能を低下させる一因に。コットンを使いたい場合は、化粧水をたっぷり含ませ、こすらずなじませて。

Q.オールインワン保湿コスメって、どうなの?
  A.たっぷりつけるならOK B.大人には物足りない
答.A.
緊急時にはあり。良質なものを常備して。
疲れて帰って1分でも早く寝たい夜、寝坊して大急ぎで出かけたい朝...。スキンケアに時間をかけられないときは、1品に水分と油分、保湿成分が入ったオールインワンコスメで済ませるのもOK。ただし潤いを持続させるために、保湿成分がしっかり入った、良質なものを選びましょう。1品で済ませる分、たっぷり使うことも大切です。

Q.乾燥肌に、ブースターって絶対必要ですか?
A.必要 B.なくてもいい
答.B
ブースターで肌が劇的に変わることはありません
お手入れの最初に使うことで肌がやわらかくなる、ベタつかずに油分や保湿成分を与えられるなどのいい面はありますが、乾燥が劇的に改善するアイテムはありません。ミニマムにお手入れを済ませたいなら、省いてOK。


Q.冬のシミ対策として正しいのは?
A.美白ケアを取り入れる B.乾燥時期なので春までガマン
答.A
シミを防ぎたいなら年間を通して美白ケアを
美白コスメが肌を乾燥させることはありません。シミができやすい肌質の場合は、奥に潜むシミ予備軍を表に出さないために年間を通して美白ケアを取り入れましょう。併せて保湿ケアもしましょう。

Q.化粧水がしみるときはどうすれば?
A.しみないものに切り替える B.使わない
答.B
肌が過敏なときは、水分が負担に。ゆらぎ肌対応コスメ1個でお手入れを。
化粧水がしみるのは、肌のバリア機能が乱れているサイン。無理に使うのではなく、いったん水分ケアを休み、ゆらぎ肌を落ち着かせる低刺激な美容液またはクリーム1個でお手入れを。

<30代後半は、油分のツヤ効果を積極的に利用して 保湿のための「乳液・クリーム・オイル」の正解>

Q.クリームと乳液は両方使うべきもの?
  A.どちらか1個でOK B.両方使うべき
答.A
油分を与えるという役割は同じなので、どちらか1個選べばOK
乳液とクリームは、どちらも水分と油分が乳化されたもの。油分が少なければ乳液、多ければクリームとなります。肌の状態や好みに合わせて、どちらか1品使えばOK。もちろんそれ以外に保湿成分も入っているので、2品使えば潤いの持続力は強化されます。

Q.乳液だと乾く、クリームだとベタつく。そんな場合は?
  A.クリームを薄く塗る B.乳液をたっぷり重ねる
答.A
乾燥する部位を中心にクリームを薄塗りして。乳液を見直すという手もあり
乳液だけだともの足りない、もっとコクのある潤いやツヤが欲しい...と感じているなら、手っ取り早く油分の多いクリームを薄く塗ったほうが満足感が高まります。ただし、乾燥は油分不足でなく保湿成分の不足が原因なので、保湿成分がしっかり配合された乳液に替えるのも手。


Q.夜しっかりお手入れしても朝にはカサカサ...どうしたらいい?
  A.使うアイテムを見直す B.寝る直前にクリームを重ねる
答.B
お休み前の「追いクリーム」で翌朝までふっくら潤った肌に
まずは、夜のお手入れに使う全てのアイテムの使用量を増やしてみては。それでも乾いてしまう場合は、夜のお手入れが終わった後に、寝る前にもう一度クリームを重ねてみましょう。時間差で潤された状態を翌朝までキープできます。

Q.クリームは朝も使うべき?
A.使ったほうがいい B.メークくずれの原因になるから不要
答.A 
長時間過ごす日中の乾燥対策に、朝こそクリームを
化粧品に含まれる油分の形状はさまざま。肌に密着して均一な膜をつくってくれるタイプのものもあり、そういう油分を配合した朝用のクリームを使うと、くずれるどころかむしろメークのノリやもちがよくなります。もちろん、潤いも長時間キープ。朝専用のデイクリームにはベタつかず肌のツヤを高めてくれる優秀なものが多いので、苦手意識をもたずぜひ取り入れて。UVカット効果があるものなら一石二鳥です。

<マスクにアイケア、角質ケア...ありすぎてわからない⁉ 保湿のための「スペシャルケア&その他」の正解>

Q.マスクを使うなら、選ぶべきはどっち?
A.シートタイプ B.塗るタイプ
答.どちらとも言えない 
形状にかかわらず、"密閉力"を選らずポイントにして。
マスクの目的は、肌を密閉することで美容成分の浸透を高めること。形状にかかわらず、密閉力の高いものがよいマスクです。クリームタイプはコクのあるものを。シートタイプは潤いが逃げやすいので、製法に工夫のあるものをセレクトして。

Q.最近気になる大容量のシートマスクってどうなんですか?
A 大人にはイマイチ B 効果はある
答.B
ローションマスク感覚で、週に何度も使うなりアリ!
改良が重ねられ、保湿効果がぐんぐん高まっている大容量のシートマスク。大人ならチビチビ使うのではなく、週に何度も、化粧水を含ませたローションマスクのような感覚で使うと肌に透明感が。

Q.確実に保湿するために、ベターなのは?
A.スキンケアをライン使いする B.単品ずつ組み合わせる
答.A 
面倒&不安ならライン使いを選べば間違いない
スキンケアは薬とは異なるので、本来は好きなアイテムを自由に組み合わせてOK。自分で選ぶのは面倒、よくわからない、という人のためにライン使いがあると考えましょう。それぞれのアイテムの成分の配合や潤いバランスが計算されているので、肌に合うラインを選べば安心して使えます。

Q.アイケアを取り入れるなら、どっち?
A.アイセラム B.アイクリーム
答.A
他のアイテムと重ねやすく、心地よく使える美容液タイプなら継続できる
これについては、どちらの形状がより効く、より浸透するということはありません。ただアイクリームよりもアイセラムのほうが肌にすっと浸透して収まりがいいので、全顔用の美容液やクリームなどと重ねても心地よく使うことができます。アイケアは、継続による効果を狙って今後ずっと使い続けるアイテム。そういう意味で、使いやすいセラムが継続しやすくおすすめ。クリームのほうが好きという人は、もちろんお好みで。

Q.何をやっても潤わない肌...どうしたらいい?
A.お手入れを丸ごと替える B.角質ケアを取り入れる
答.B 
角質ケアで代謝を上げ、潤いを保てる肌に生まれ変わらせて
大人の乾燥肌の根本的な原因は、代謝の遅れによる細胞間脂質の減少。何をつけても乾いてしまう...という肌は、角質の代謝を上げる角質ケア美容液を取り入れてみましょう。1日1~2回、お手入れの最初になじませるだけ。角質が健康になれば、潤いを抱え込める肌に変化。

Q.ところで、コスメの香りって肌にいいの?
A.いい B.悪い
答.A 
香りを楽しみながらお手入れをすることで、さらに効果が高まる
ひと昔前は無香料=肌にいいという考えが一般的でした。でも最近は香りの研究が進み、心地よい香りを感じながらお手入れすることで心の緊張がほぐれ、保湿やエイジングケアにもプラスの効果をもたらすことが明らかに。それを意識して開発されているアイテムもあるので、ぜひ試して。ただし敏感肌の人は避けた方が◎。

Q.高額なスキンケア、ひとつ買うならどっち?
A.スペシャルケアアイテム B .ベーシックアイテム

答.A 
贅沢な気持ちで堪能できるスペシャルケアがおすすめ
スキンケアの効果がわかる年齢になった今なら、思いきって高額コスメを取り入れるのもあり!デイリーケアよりもマスクや集中美容液などを選ぶと、効果がすぐわかりやすく、しっかり満喫できます。容器のラグジュアリー感も楽しんで。

Q.ガサガサ唇を治す、正しいリップクリームの使い方は?
A.日中にこまめに塗る B.夜たっぷり重ねる
答.B 
すみずみまでたっぷり塗ってパックをすれば、見違えるようにふっくら
もちろん、日中こまめに塗るのも大切ではあるのですが、肌の修復力が高まる睡眠中に、唇をコクのあるリップケアアイテムで密封すると、ガサガサした皮むけも一晩でおさまります。油分だけでなく美容成分も含むリップケアを選んで。

本誌では、保湿を重視したスキンケアアイテムが多数紹介されています。
また、次頁の「35歳からは〝ストレス肌老化〟と闘うスキンケア」では、慶田院長がストレスと肌の関係についてコメントをしています。当院では、開院依頼、『患者さまの心に寄り添うカウンセリングと施術』をモットーにしています。幸福を引き寄せる女性の美を叶えるため、最新の美容医療をご提供してまいります。

是非、ご一読ください。

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2017年(10月〜12月)のメディア掲載情報

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雑誌『PRESIDENT WOMAN/プレジデントウーマン』2018年1月号(12月7日発売 掲載ページP99~103)

特集:働く女のビューティ「美肌は一年の計にあり。スタートダッシュで差をつける!ビューティレース2018」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

もうすぐ2018年がスタートします。仕事はもちろん、一層の美肌づくりに励みましょう!美しさに差をつけるなら、年間を通して美肌計画を立てるのがおすすめ。年2回のボーナスでは、ちょっと贅沢な美容を楽しむのも手ですね。美肌は一年の計にあり、2018年の美容レースの開幕です。遅れないようにスタートダッシュを決めていきましょう!

【2018年こそ年間通して美肌をゲット「美容カレンダー」で美を年間計画】
来る新年に向けて、ビジネスだけでなく、美容の計画もたてて、季節に応じたケアを取り入れ、いつでもベストな状態をキープしましょう。
2017年
◎12月:肌トラブルが起きやすい師走は徹底的に保湿ケアを見直そう。
2018年
◎1月:暴飲暴食による吹き出物はオイルのバランスを見直して。
◎2月:底冷えの季節。正しい入浴で体をしっかりと温める。
◎3月:肌が敏感に傾きやすい季節。低刺激のスキンケアを心がけて。
◎4月:新年度の疲れが肌に。腸ケアで免疫力アップ。
新年度のストレスで、便秘など腸の不調が出やすいときです。便秘で腸内フローラが悪化すると、悪玉菌がつくる腐敗産物が血液中に吸収され、皮膚に悪影響を及ぼすと考えられています。便秘の人はそうでない人よりも、角層水分量が少なく乾燥しやすい傾向にあるという調査結果も。ヨーグルトを習慣にして腸内環境を整えると、美肌&免疫力アップにもつながりますね。
◎5月:紫外線が強くなる季節。全方位からUV対策を!
肌老化の8割は紫外線の影響によるものです。一年中、日焼け止めは欠かさないでほしいのですが、特に急激に紫外線量が増える5月から9月まではUV対策の強化をしましょう。外出時の日焼け止めはSPF50++++以上のものを選び、正しい量を塗り、塗り直しも大切です。つばの広い帽子やUVカット効果のある手袋や長袖の衣類、日傘も活用ししっかりと対策をしましょう。肌老化を防ぎ、免疫力と抵抗力を高めるビタミンA・C・Eは積極的に摂取して体の内側からの対策も抜かりなく。
※日焼け止めと併用して、飲む日焼け止め「ヘリオケア」を紫外線を浴びる30分前に1カプセル服用すると4~5時間効果が持続します。ヘリオケア/
◎6月:毛穴は一日にしてならず。正しいホームケアが鍵。
◎7月:水着の季節を迎える前にムダ肉・ムダ毛をチェック!
◎8月:浴びてしまった紫外線は速攻でレスキュー
UV-Aはガラスを通過します。外出しないからと日焼け止めを塗らずに過ごしていると、自覚がなくても遺伝子レベルで傷つき、皮膚のたるみ、シワの原因になります。また、赤くなるほど日焼けをしてしまったときには、濡らしたタオルや冷たいシャワーで患部を冷やし、ほてりが冷めたらワセリンで保護しましょう。ロキソニンなどの消炎鎮痛薬も有効です。さらに水疱ができたときは皮膚科を受診し、しっかりステロイドを塗ってください。
※日焼けダメージのリセットにおすすめメニューは、「ケミカルピーリング」+「フォトフェイシャルM22」+「イオン導入(抗炎症効果の高いトラネキサム酸)」、ダウンタイムもなく直後より肌のトーンアップなども実感いただけます。


シミ治療一覧はこちら

 
◎9月:夏の終わりの老け肌は角質ケアで回復させよう。
◎10月:細かなパーツも見られています。ハンド・ネイル・リップケアも。
◎11月:保湿を強化して、脱・くすみ肌!
くすみの原因はいろいろですが、この季節は乾燥によるものが多いので、セラミドやヒアルロン酸入りの美容液をプラスして十分な保湿をしましょう。古い角質の蓄積によるくすみは、ピーリング作用のある化粧品で余分な角質を除去、血行不良による青ぐすみにはマッサージがおすすめです。運動や体を温めるなどの生活習慣で、血行を促進させましょう。
※当院おすすめは、毛穴の詰まりや不要な角質を除去して潤い力の高い肌に整える「アクアフェイシャル」 、針を使わず成長因子やアミノ酸などの有効成分を真皮に導入する「エレクトロポレーション」セットでお試し下さい。

◎12月:忘年会シーズン到来!溜めない女になろう。

【その行為が逆効果に!肌の基本マニュアル】
よかれと思って続けているケアが、実は肌を傷めているかもしれません。お肌のホントのトリセツを知って、美肌を育みましょう。

●間違いトリセツ①
シートマスクは表示時間より長く貼り付けるようにしています
⇒(ホントのトリセツ)記載された適正時間を守ってください!
シートマスクは肌に貼っている時間が長いほど、効果が増すように思われがちですが、それは間違いです。記載された時間より長く肌にのせていると、肌がしっとりするどころか、成分の浸透が高過ぎて、かぶれの一種である「刺激性皮膚炎」になるリスクが高まります。記載された適正時間を守って、使用しましょう。また、毎日シートマスクを使う人もいるようですが、週に1~2回、定期的に使用するだけで十分です。

●間違いトリセツ②
ローラー美顔器で往復マッサージして肌をリフトアップ
⇒(ホントのトリセツ)一定方向に軽く、ほどほどに!
顔をたるませ、輪郭が崩れる原因は①皮膚のたるみ、②脂肪の減少・萎縮・移動、③顔面じん帯の劣化、④骨の委縮、⑤筋肉の持続的な収縮や拘縮の5つ。なかでもカギとなるのが「顔面じん帯」。ローラー美顔器や強いマッサージは、じん帯の劣化を早めます。ローラーは下から上など一定方向に力を入れず、週一くらいにしましょう。また、漫然と日焼けすることで浴びてしまう近赤外線によるじん帯の劣化を防ぐことも、たるみ予防に効果的です。

※導入系美顔器のトリセツ
⇒美容液は無添加のものを使用しましょう!
超音波美顔器は振動によって、イオン導入美顔器は電気の反発力を利用して、角層に有効成分を浸透させる機器。美容液を肌に塗るだけより、成分が入りやすくなりますが、保存料など肌の刺激となる恐れがある成分も一緒に入ってしまうことがあります。そのため、美容液は無添加のものを選び、適正時間を守って使用しましょう。

●間違いトリセツ③
化粧水は、顔をパンパンたたきながら入れ込みます
⇒(ホントのトリセツ)パンパンたたいてはいけません!
化粧水をたたき込んでも吸収率は上がりません。それどころか皮膚を傷める原因となります。皮膚をたたくと血管が一時的に収縮し、そのあと拡張するため血行がよくなったように感じますが、それはまやかしです。化粧水は手のひらで優しくなじませ、最後に顔を手のひら全体で包み込みましょう。コットンは肌をこすりがちなので、おすすめしません。

●間違いトリセツ④
夜、メイクを落とし忘れても、翌朝パックすれば大丈夫
⇒(ホントのトリセツ)メイクは毎日必ず落としましょう!
メイクを落とさず寝ると、ファンデーションなどのコスメに含まれる油分などが汗や皮脂と混ざって活性酸素を出し、肌に有害な過酸化脂質に変化してしまいます。その結果、ターンオーバーが乱れ肌の老化が進行します。翌日パックをしても安心できません。寝る前に必ずメイクを落としましょう。

●間違いトリセツ⑤
メイクはゴシゴシ落として、シャワーの水圧で一気に流します
⇒(ホントのトリセツ)こすらず、手に取ったぬるま湯を20回ほどかけて流しましょう!
顔をゴシゴシこすってメイクを落とすのは、肌を傷つけ、トラブルの原因となる恐れがあります。また、入浴中は肌の角質がやわらかくなっているため、シャワーを直接顔に当てると水圧で肌を傷めることになります。さらに、お湯の温度が高いと乾燥を招きます。クレンジング剤や洗顔量は、ぬるま湯を手に取って20回ほどかけて流しましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『美ST』2018年2月号(12月17日発売 掲載ページP6

特集「発表!40代のためのベストコスメ大賞!」に慶田院長の愛用コスメを紹介しています。

【本当は教えたくなかった私だけの偏愛・熱愛、裏コスメ!!】
メジャーなコスメはメディアでよく見かけるけど、プロが本当にハマっているものはあまり表舞台に出てきませんが、実はそれこそが真の実力者なのです!
今回の特集では、美容界の隅も裏も知り尽くした、コスメの鉄人たちが"今年いちばん夢中になったもの"を紹介します。

皮膚科専門医の慶田院長がリピートするコスメは「エビデンスがあるものだけ」!!
エビデンスをみて使用するに値するかチックしてしまうのも職業病ですが、口コミでトレンドをチェックしたり、同じドクター同士で情報交換したり、美容雑誌編集者さんから話を聞いたりもします。

◎慶田院長おススメコスメ...
≪ルミキシルクリーム≫
ハイドロキノンと同様の作用機序でメラニン合成経路をブロックし、高い美白効果が得られます。肝斑・日光性色素斑・ソバカス・炎症後色素沈着などレーザー照射やフォトフェイシャル照射治療の前後に外用することで、効果を高め、副反応のリスクを低下させます。まさに、日常診療に欠かせない美白クリームで、慶田院長自身もハイリピートのコスメです。ルミキシルはクリニック専用品ながら、テクスチャーも一般のコスメと遜色ありません。

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ルミキシルクリームは刺激性アレルギー反応を誘発しないことが確認されているので、安心して朝・夕ご使用いただけます。是非お試しください。

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雑誌『Oggi/オッジ』2018年1月号(11月28日発売 掲載ページP229~231)

特集『あなたの知らない「デリゾ」の世界に当院の医療用レーザー機器〝ジェントルレーズプロ〟によるデリケートゾーン脱毛が紹介されました。

そもそも毛は大切なところを守るために生えているのだから、ツルツルにしてしまったら雑菌やウィルスが入りやすくなるのでは?と心配な方もいらっしゃることでしょう。
膣内にはもともと自浄作用が備わっているので、アンダーヘアがなくなったからといって、特に問題はありません。むしろ自分でカミソリで頻繁に剃毛して傷つけてしまったり、毛を抜くことによって新しい毛が埋没して化膿してしまったりすることの方が心配です。経血や汗、尿、便などが付着してニオイやムレ、かぶれなどの原因になることもあり、VIOの脱毛は、デリケートゾーンの健康を守る意味でもメリットがあるといえます。

当院では国内で初めて医療用レーザー脱毛の効能で薬事承認を得た機器〝ジェントルレーズプロ〟を使用。1ショットの直径が最大24mmと大きく、でハイスピードな照射が可能です。
肌や毛質に合わせて出力調整しながら、毛周期に合わせて数回照射していきます。
今回体験されたエディターのM様は、色黒なことで脱毛効果や、痛みを心配されていましたが、大丈夫です!浅黒い皮膚の方は出力を低めにするので、通常より少し回数がかかりますが、照射を重ねることで確実に薄くなります。ちなみに、色白で体毛が太くまばらに生えている方は、特に反応が良く、あっという間にツルツルになります。
外用麻酔を十分に効かせてから照射するので、痛みは部分的にチクチクするくらい。M様も外用麻酔を塗ったことで、痛みがほとんどなく、照射自体も5分程度であっという間に終わったことに感激されたご様子でした。安全性が高く、痛みも少ない医療機関での脱毛治療を大変お気に入りいただき、取材後自腹で5回セットにTRY中です。

大切なお肌を守りながら、確実に減毛できる脱毛法として、皮膚やレーザー治療の専門医がいる医療機関での脱毛がおすすめです。アトピー性皮膚炎がある方、敏感でナプキンかぶれしやすい方、毛量が多く剃った後にチクチクする方など特におすすめです。アラフォー以降は、「介護を見据えたデリケートゾーン脱毛」も新常識になってきています。

是非、ご一読ください。

関連リンク
レーザー脱毛(ジェントルレーズプロ)

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雑誌『CLASSY./クラッシィ』2018年1月号(11月28日発売 掲載ページP124)

特集:Mart Channel 05「私も家族も元気でHAPPY、カラダの疑問に答えます」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

特集「現代女性ならではの原因があるんです 誰でも可能性あり!?肌荒れとストレスの意外な関係」

【肌荒れとストレスには切っても切れない関係があるんです】

「肌と心は関係があるって聞いたんですが、本当ですか?」
本当です。ストレスによる皮膚疾患は現代病と言われるけれど、もともと心と身体は合わせ鏡の様なもので、一見バラバラに見える心と肌も当然つながっている...これは以前から、医学的に証明されていることです。
慶田院長自身が大学病院勤務時代に心身医学療法で皮膚病を治すという新しい分野を専攻していた経験上、肌トラブルとストレスの関連性については精通しています。

例えば、肌荒れやニキビはストレスで悪化します。アトピー性皮膚炎もそうです。ストレスがあったときに、無意識に手でいじったりかいたりして悪くしている事がありますが、実はこの行為が安易なストレス解消方法になってしまっています。
こういう方には、どんなときにニキビを触っているか、アトピーの湿疹をかいているかを日記に書いてもらって、心の状態やストレスとの関係性に気付いて頂くという『日記療法』を行います。それを踏まえ、丁寧にカウンセリングすると、診察だけで驚くほど良くなります。
みんな真面目で、少々のストレスは我慢してしまい、体の悲鳴に気付くことができない・・・それこそが問題の本質なのです。

「なるほど。確かに、日々の小さなことだと、逆に何でもないと思うようにしてしまっているかも...。」
現代は情報化も進んで何でもスピード感がすごく早く、特に30代は仕事にも少し責任が出てきて、人間関係のストレスを抱えがちです。また、結婚や転勤・昇進などライフスタイルの変化もあり、ストレスや悩みがつきない世代です。そして、ストレスを抱えその対処法に悩んでいても、日本にはまだ気軽に精神科に通う文化が根付いておらず、アウトプットできずに溜め込んでしまう人が多いのが現状です。このようなストレス下で身体症状として様々な疾患が出ている状態を『心身症』と呼び、それが肌に出てしまうとニキビやアトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹などとして現れるのです。でも、ストレスが原因だと気づいていない人がほとんどです。もし肌荒れが、生理周期や生活習慣を見直しても治らないときは、ストレスを見直して欲しいと思います。

「肌と心は密接につながっているんですね。」
ストレスがかかると、血流が滞り、皮膚温が低下しバリア機能が落ちて肌荒れし、それが続くと、肌のエイジングが加速してしまうことが分かっています。ここで大切なのは、過剰なストレスをきっかけに現れた肌荒れやニキビを体のサインだと知ること。人間の心は繊細なので、ストレスへの対処法を見直すことでよくなるケースはたくさんあります。
自分がこれをするとスッキリできる、というストレスコントロール法はたくさんあればあるほど良いものです。

季節の変わり目でもないのに、なんだか最近肌荒れが治らない...。そう悩むときは、ストレスフルな毎日を送っていないか見直してみましょう。

是非、ご一読ください。

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WEB版『VOGUE JAPAN』2017年11月30日掲載

Beauty/Spa Salon 特集「エディター美活体験記 - 女性だって薄毛に悩んでる!」
に当院の育毛治療が紹介されました。

VOGUE JAPANエディターが体当たりで美を追い求めるビューティー連載「美活体験記」の第14回。きちんとケアしていても、年齢とともに気になってくる髪のボリュームや、分け目の地肌。そんな悩みをもつ女性を代表し、当院の育毛療法『育毛水光プラス』と『Dr.CYJ ヘアフィラー』を体験いただきました。

<最近、まとめ髪しかしていないかも......。>
エディターJ様は、出産してから、徐々に髪のボリュームが気になり、ダウンスタイルのヘアが決まらず、ついついアップばかりになってしまうそうです。

○髪のボリュームや薄毛、最新治療でどうにかなりませんか?
そんなヘアの悩みを相談すべく、常日頃から信頼を寄せていただいている当院に来院し、慶田院長の診察をお受けになりました。
加齢や出産により、女性も薄毛に悩む人が多く、他にダイエットや貧血、ストレスなど複合的な原因が組み合わさって起きる場合も。また、毛周期を短くしてしまうジヒドロテストステロンに起因するFAGA(女性男性型脱毛)も30代の薄毛の代表格。これらの原因によって毛髪サイクルの成長期が短くなると、毛が細く、柔らかくなり、ボリュームが減ってしまいます。

○内面的な変化によるものが原因となると、なかなか対処が難しそう......。でも、諦めたくないのですが!?
銀座ケイスキンクリニックでは、薄毛・脱毛に積極的にアプローチできる治療があります。成長因子を促す薬剤を『育毛水光プラス』で注入したり、毛髪再生に関わる機能性ペプチドなどのカクテルを『Dr.CYJ ヘアフィラー』で注入したりする方法が、薄毛に悩む女性に人気です。
また、内服を併用するのも効果的。女性用発毛サプリの『パントガール』はケラチンやミネラルが豊富に入っているので、発毛をサポートしてくれます。

<弱った毛根にダイレクトにアプローチ!>
まずは、「ダーマシャイン・バランス®」というマシーンによる『育毛水光プラス』を体験いただきました。
毛髪の再生・発毛に役立つ数種の成長因子と血流を高めるミノキシジルなどをミックスした薬液を、9本の細い針がついたヘッドで注入します。このマシーンと専用の特殊針によって、手打ちでは叶わない少量ずつの注入が可能。
また、『Dr.CYJヘアフィラー』は3本の極細針のついた頭皮専用の自動注入器を用いて、7種類の発毛・育毛に関わる機能性ペプチドを閉じ込めたヒアルロン酸を入れていきます。
この2種類の注入治療法により、髪の密度と太さを改善していきます。

毛周期は2ヶ月ほどのサイクルなので、効果が見えるのはそれくらい経ってから。
今回は初回に『Dr.CYJヘアフィラー』を、その1週間後に『育毛水光プラス』を受け、その後3週間ごとに『Dr.CYJヘアフィラー』のみ2回継続いただきました。
どちらも痛みを伴いますが、頭皮の外用の麻酔薬と、消炎鎮痛剤の内服を併用することで、だいぶ軽く済みます。
組み合わせや回数は担当医と相談して決めることができます。

<施術前とはハリ・ボリュームともに段違い。>
施術前は、生え際、特に向かって右側の地肌が目立っていたのが、その2ヶ月後にはほとんど肌色が見えないまでに。髪の根もとが立ち上がり、全体的な密度やボリュームもアップしていることが見てとれました。
エディターJ様に限らず、お受けになった患者様は、何回か続けていくうちに、ハリが出てきて、施術中も髪がかき分けづらくなるほどです。

ペタンとしていた髪の根もとが立ち上がって、リッチなシルエットに。
ボリューム不足に悩んでいたJ様は、発毛効果が得られたことでダウンスタイルなど自信を持ってヘアアレンジを楽しむことができ、その結果に大変ご満足いただきました。

関連リンク
お悩み別 育毛・発毛

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雑誌『PRESIDENT WOMAN/プレジデントウーマン』2017年12月号(11月7日発売 掲載ページP92~98)


特集「時計遺伝子を生かして、老化を加速させる原因を一撃!一生、"枯れない"女へシフト」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

冬が近づいてくると、肌の乾燥が気になり始めます。枯れ木のように潤いがなくなり、カサカサ、ゴワゴワの「肌枯れ」の原因を知って、適切なケアを今すぐにでも始めましょう。

◎油断禁物!その行動が、シワ・シミ・乾燥に、肌枯れを起こす三大要因とは!?
働く女性の肌は"枯れる"危険と隣り合わせ。特に「老化・光・生活習慣」に気をつけて!
≪何げない日常が肌枯れを引き起こす≫
肌枯れの第一の要因は、誰もが直面する「老化」です。年齢を重ねると、肌のうるおいやハリを保つ女性ホルモンの分泌量が減り、シワやたるみが進行します。さらに、皮膚が生まれ変わるターンオーバーも加齢によって減速し、肌の再生力がダウンします。ターンオーバーの過程で生み出され、肌を保湿する働きをもつ角質細胞間脂質や天然保湿因子が不足し、肌のバリア機能も低下します。その結果、肌の乾燥が加速します。
太陽の光も肌枯れを引き起こす要因の一つです。紫外線にはUV-AとUV-Bがあり、UV-Aは肌深部の真皮層まで到達し、肌の弾力を保つコラーゲン線維やエラスチンを断裂させ、真皮の密度が減り、骨粗しょう症ならぬ"皮膚粗しょう症"を招きます。一方、UV-Bはメラニン色素の生成を促し、シミやくすみの原因になります。加えて、近赤外線は筋肉まで届き、たるみや赤みを引き起こします。そのため、冬でも日焼け止めを塗らないと、肌を危険にさらすことになるのです。
もうひとつ、働く女性の肌をおびやかすのが生活習慣の乱れです。睡眠不足やバランスの悪い食事、ストレスフルな生活は肌の再生の質を落とします。また、タバコは女性ホルモンを分解し、皮膚の循環を悪化させます。喫煙者はシワが深いというデータもあるほどです。
このように「枯れない」女にシフトするには「老化・光・生活習慣」に注意することが重要です。

"肌の再生力をダウンさせる要因を知ることも大切です"
あなたの肌を枯らすのは...
① 誰にでも起こる「老化」枯れ【加齢・女性ホルモン減少など】
女性ホルモンが減少し、ターンオーバーが減速します。肌の潤いやハリが失われます。また、バリア機能の衰えを補うため角層が厚くなり、肌がゴワつくようになります。
② 冬の太陽も侮れない「光」枯れ【UV-A・UV-B・近赤外線】
UV-Aはシワとたるみ、UV-Bはシミやくすみ、近赤外線はたるみや赤みを引き起こします。年間を通して日焼け止めを塗るなどの対策が必要です。
③ いつもの習慣が命取り「生活習慣」枯れ【タバコ・睡眠不足・ストレス・食べ物】
働く女性はストレスが多く、睡眠不足になりやすく肌の再生力が低下します。また、タバコは女性ホルモンを分解させます。

◎今からでも遅くない!生活習慣の整え方&スキンケア
生活習慣と自己流のスキンケアを見直して、肌の調子を上げていきましょう
"体に備わる体内時計を意識すると、肌も美しくなります"
≪生活習慣が乱れると肌も枯れてくる≫
人間や動物には、太陽の動きに合わせた体内時計が備わっており、1日周期で血圧や体温、ホルモンの分泌といった体の機能を調節しています。しかし、現代人の多くは昼夜の区別なく活動しているため、体内時計が乱れがち。体内時計は肌細胞にも関係があると考えられているので、日々忙しく働く女性こそ体内時計を意識し、生活習慣を整えないと肌枯れが加速してしまいます。
例えば、起床後は朝日を浴びる!朝日は脳を覚醒させるブルーライトが多く、体内時計をリセットするといわれています。一方、夜は睡眠の質を重視!スムーズに入眠でき、睡眠が分断されないよう眠る環境を快適にするほか、心身が癒される香りを漂わせたり、ストレッチをしたりと入眠前の習慣をつくるといいでしょう。
生活習慣を整えるポイントは「食事、睡眠、排せつ、ストレスコントロール、運動習慣」の5つ。これらを見直し、肌枯れを防ぎましょう。

○時計遺伝子に組み込まれた体のリズム
朝は脳が覚醒し、活動スイッチがオンになります。血圧や体温が上がり、眠りを誘うメラトニンの分泌が止まり、体調や運動バランスなどが最良の状態に。夜になるとメラトニンの分泌が始まり、血圧や体温も下がります。
【体内時計のリズム】
5:00〜徐々に体温が上がり、覚醒する
7:00〜1日の活動スイッチがオン
10:00〜交感神経が高まり、知力が俊敏に
13:00〜体温が下がり、自然と眠くなる(休憩タイム)
14:00〜創造性・記憶力が高まり、体調もベストに
15:00〜身体能力が最高潮に
18:00〜味覚が高まる
22:00〜メラトニンの分泌がはじまり、体温が下がってくる
1:00〜睡眠が深くなり、体温がもっとも低下する
【体内時計のズレをリセットする方法】
・朝の太陽の光を浴びる(できるだけ毎朝同じ時間に)
・胃腸の活動スイッチを入れるために少量でも朝食を
・スキンケア、入浴などは毎日ほぼ同じ時間にしてみる
・時計を見ることを意識して生活する
・寝る2時間前には、ブルーライトを見ないように
・入眠時は部屋を真っ暗に

◎自分の肌タイプを知って適切なケアをしよう!
自分の肌タイプを知っているつもりでも、意外と勘違いしている人も多いものです。まずは、肌タイプを正しく把握しましょう。
≪肌タイプの見極めが何よりも大切≫
女性の多くは「しっとり、うるおいのある肌になりたい」との理想から、しっとりタイプの化粧品を選びがちですが、艶のある髪にしっとりタイプのトリートメントを使うと重くなってしまうように、不要な成分が入った化粧品は、肌荒れなどのトラブルを招くこともあります。まずは自分の肌タイプを正しく見極めることが重要です。以下のチェックリストで、

"肌タイプに合ったコスメを選ぶことが、美肌への近道です"
(☑が3つ以上ついたところが、あなたの肌タイプです)
A
□洗顔後、肌がつっぱる、カサつく
□ところどころ皮膚がむけているように見える
□肌にツヤがない
□粉を吹くときがある
□ファンデーションののりが悪い
□小ジワが気になる
↓↓
DRY SKIN―乾燥肌―
皮脂分泌量と角質の水分保持量が低下した状態。うるおいや柔軟性がなく、肌がもろい。
【ケア方法】
・保湿効果の高い化粧水で角質層からしっかりうるおす
・肌にやさしいミルクタイプのクレンジングを使用

B
□全体的にテカリ、ベタつく
□アイホール以外の毛穴が大きい
□毛穴の周りのキメが粗い
□ニキビや吹き出物がよく出る
□全体的にメイクがくずれやすい
□あぶらとり紙が欠かせない
↓↓
OILY SKIN―脂性肌―
皮脂の分泌が過剰になっている状態。ただ、皮脂が多くても水分量が少なく、肌のバリア機能が低くなっている場合もある。
【ケア方法】
・さっぱりタイプのアイテムで保湿する
・引き締め化粧水で毛穴ケア
・甘いもの、脂っこい食事をセーブ

C
□とくにベタつきもカサつきもない
□頬の毛穴は目立たない
□メイクのりが悪いと感じたことがない
□ニキビなどの肌トラブルをおこさない
□肌ツヤがいい
□肌表面がなめらか
↓↓
NOMAL SKIN―普通肌―
皮脂分泌量と水分保持量が適度な状態。肌トラブルを起こすことは少ないが、季節や体調によって乾燥することも。
【ケア方法】
30代からは、しっとりタイプや
エイジングケアアイテムを使用

※さらにこんな肌タイプも!
MIXED SKIN―混合肌―
□ほほはカサつくが、Tゾーンはベタつく
□Tゾーンが化粧くずれしやすい
パーツによって肌タイプが異なる状態。ホルモンバランスの乱れやストレスなどが原因。
【ケア方法】
・カサつくところはしっかり保湿を
・乳液やクリームは薄く塗布

SENSITIVE SKIN―敏感肌―
□いつもの化粧品が合わないことがある
□ちょっとしたストレスで肌状態が悪くなる
肌のバリア機能が低下し、衣服や汗などにも刺激を感じる状態。医学的な用語ではない。
【ケア方法】
・敏感肌に特化した化粧品をチョイス
・高保湿なものでしっかりうるおす

DISEASE SKIN―疾患肌―
□ニキビが治らない
□化粧品でかぶれる
湿疹、ニキビ、かぶれ、アトピー性皮膚炎、じんましんなど、なんらかの皮膚疾患を起こしている状態。
【ケア方法】
・皮膚科の受診がオススメ

◎寒風、ストレス..."冷え"が引き起こす肌枯れに注意せよ!
"冷え"の原因は冬の寒気だけではありません。ストレスや運動不足も"冷え"を招きます。
≪冬の冷たい空気とストレスで肌が乾燥≫
肌の角層の下には、皮膚の細胞同士を密着させ、水分を閉じ込める「タイトジャンクション」があります。しかし、皮膚温が下がるとタイトジャンクションの機能が低下し、肌の水分が蒸発しやすくなり、乾燥が進みます。さらに、ストレスを感じると手足の血管が収縮し、血行不良になって冷えを招きます。職場では厚着ができず、ストレスもたまりがちですが、冷え対策とストレスコントロールを心がけ、肌枯れを撃退しましょう。

"ストレスが、冷えの原因にもなります"
【冷えの原因】
・自律神経の乱れ(ストレスや不規則な生活)
・皮膚感覚の乱れ(窮屈な下着や靴)
・血液循環の悪化(貧血、低血圧、血管系の疾患など)
・筋肉量の不足(運動不足・栄養不足など)
・女性ホルモンの乱れ(ストレスや更年期、喫煙)

血行不良

冷える

肌内部の働き低下

水分流出

肌が枯れる!

〇自律神経24時間のリズムで肌を立て直す
自律神経には血管を収縮させる交感神経と、血管を拡張させる副交感神経があります。この2つが一日24時間の中でバランスよく切り替わると、活動モードとリラックスモードのバランスが取れ、体温も正常に保たれます。朝、昼、夜、それぞれに適した自律神経ケアを習慣にすることで、血液の循環がよくなり、冷えの解消につながります。


是非、ご一読ください。

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president1712014.jpgpresident1712015.jpgpresident1712016.jpg


雑誌『VOGUE Wedding』Vol.11 2017年秋冬号(11月22日発売 掲載ページP208)

特集『SPA SPECIAL 花嫁必見!人気サロン、スタジオを主宰するエキスパートに聞きました。「あなたの行きつけサロン、教えてくれませんか?」に当院が掲載されました。

今回、『Hatsuko Endo Weddings』の遠藤晶子様のおすすめクリニックとして、ご紹介いただきました。
遠藤様のお気に入りは、肌荒れや疲労を感じた時の『高濃度ビタミンC点滴』。既に充分な量を摂っていると思われがちなビタミンCですが、ストレス社会に生きる私達は、精神的・肉体的ダメージ(活性酸素)から身体を守るために、毎日、大量のビタミンCを消費しています。美肌効果を得るための摂取量には、程遠いのが現状なのです。『高濃度ビタミンC点滴』は『メガビタミン点滴』とも呼ばれ、内服の50倍量を30分程度で静脈に点滴し、血中濃度を一気に上げるのがポイントです。抗酸化、メラニン活性低下、抗老化、抗アレルギー効果がさらに増し、美白・美肌効果に加え、免疫力アップ、抗がん作用と、万能な効果を発揮します。

他にも肌質改善治療(フォトフェイシャルM22、ジェントルレーズ)や、ナチュラルな仕上がりのヒアルロン酸注入が、花嫁さんに人気です。
「女性医師による丁寧なカウンセリングをベースとしたオーダーメイド治療が好評。特別な日を控えた美容初心者の花嫁さんも安心です。」とコメント頂きました。ラグジュアリーを知り尽くすプロに気に入っていただけるのは、本当に幸せな事です。

高濃度ビタミンC点滴(メガビタミン点滴)

メディカルブライダルメニュー

是非、ご一読ください。

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雑誌『Mart/マート』2018年1月号(11月28日発売 掲載ページP124)

特集:Mart Channel 05「私も家族も元気でHAPPY、カラダの疑問に答えます」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今月のテーマ
【足のカサカサ、もしかして水虫?】
「水虫は男性の病気だから関係ない」なんて思っていませんか?ブーツであったかオシャレを楽しみたいこの時期は、「まさか!」の水虫の可能性もあります。ミセスたちも要注意なのです。

◎保湿しても治らないなら可能性あり
足がガサガサし、「乾燥かな?」と保湿剤をしばらく塗っても症状が変わらないときは、水虫の可能性があります。水虫は感染しても、かゆみなどの自覚症状がなかったり、見た目ではわかりにくかったりするのが特徴。診断がついた時点で抗真菌薬を一定期間塗ると治りますが、気づかず放置して爪まで菌が入り込んでしまうと塗り薬が効かなくなり、長期間抗真菌薬を内服しなくてはならなくなります。足がカサカサする、ところどころ赤くなっている、小さな水疱がある、皮が剥ける、指の間がグシュグシュするなど、いつもと少し異なる症状や違和感がある場合は、皮膚科専門医を受診してください。また、受診前に市販薬を使用すると、皮膚科で菌が検出できないことがあるので、自己判断で市販薬を使用するのは避けましょう。

◎スパ帰りでも足を洗って
水虫は一般的に、汗をかく春から夏にかけて悪化しますが、ムレやすいブーツをよく履く女性は冬場でも要注意です。水虫の原因は皮膚糸状菌の感染。24時間皮膚に付着し続けると、角層の中に入り込み感染が成立し、一定数以上菌が増えると、水虫特有の症状を引き起こします。ただし、皮膚にはバリア機能があるので、一瞬で感染するわけではありません。長時間足裏に菌が付着し続けなければいいので、1日1回足裏を丁寧に洗えば感染を防ぐことができます。その際足指の間も忘れずに、特に中指と薬指の間は好発部位なのでしっかり洗いましょう。スポーツジム、スパなどは菌がいる可能性があるので、帰宅後に足を洗って清潔に保つことも大切。

◎「乾燥」が家族にうつさないポイント
皮膚糸状菌はバスマット、床、たたみなど、どこにでもいるので、水虫は家族間でうつりやすい皮膚病です。ただし、菌は乾燥した場所では死滅します。日常生活では、バスマットを使うたびに洗って干す、スリッパを人と共有しないなどに気をつけましょう。洗濯物は一緒に洗っても、最後に乾かすので問題ありません。また、靴の中に菌が入り込むと靴を履いている間に踏みしめて感染しやすくなってしまうので、同じ靴を連日履かず、一日履いたら翌日は休ませてしっかり乾燥させましょう。

この時期のオシャレに欠かせないブーツの中も快適に保ちたいですね。ご一読のうえ参考になさってください。

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雑誌『クロワッサン 962 2017年12月10日号』(11月25日発売 掲載ページP62~65)

特集「消去したい!冬の乾きジワ。」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【油断大敵、入浴後の肌はむしろ乾燥するのです。】
代謝がアップするバスタイムは、美容を意識する女性にとっては特に欠かせない時間。ところが、そこに思わぬ落とし穴が。
入浴後は肌が潤っている?シートマスクは長いほどいい?など、よくある勘違いを正して、適切なケアをしましょう。

お風呂上りの肌は、実は入浴前よりも乾燥するもの。すぐに保湿ケアをしないと、肌の過乾燥やシワなどにつながります。確かに、お風呂上りに肌がつっぱったり、カサカサ感を感じたりしたことがある人は多いではないでしょうか?皮脂が流れ落ちて乾燥した肌は、バリア機能が弱くなるので、少しの刺激で傷がつきやすい状態。この状態で長く放置せず、摩擦を与えない丁寧なスキンケアを施すことが大切です。
シワをつくらないためのお風呂前後のケア、もう一度、見直してみよう。

●高温のお湯で長風呂、半身浴はNG。
「ぬるめで15分まで」が肌には最適。
入浴後の乾燥を防ぐため、熱過ぎる湯や長風呂は厳禁。湯舟に浸かるとき、できるだけ肌の乾燥を防ぐには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。
お湯に浸かった肌からは、皮脂やNMF(天然保湿因子)、角質細胞間脂質など、本来肌に備わっている保湿物質が一時的に流出するため、肌の水分を保てなくなって、乾燥につながりやすくなります。乾燥をできる限り軽減する入り方がお湯の温度は38〜40℃くらいが最適。42℃以上になると、保湿物質が流れ出しやすくなり、肌のバリア機能が低下します。また、時間は長くても10~15分で十分。保湿成分の入った入浴剤を入れるのも、乾燥を防ぐ効果があります。

<入浴による皮膚の変化>
入浴すると、本来肌に備わっている皮脂やNMF(天然保湿因子)、角質細胞間脂質などが一時的に流出。肌の水分が保てなくなり、過乾燥が起こります。

<保湿リミット実験結果>
皮膚の水分量を示す縦軸が時間とともに下降。お風呂から出て入浴前よりも水分量が高いのは角質が水を吸ってふやけている10分後まで、それ以降は低下し続けることがわかっています。

●クレンジングは入浴中ではなく、しっかり落とすには乾いた肌で行うべき
クレンジングのタイミングは、お風呂に入る前が正解。
メイクや汚れをしっかり落とすため、クレンジング剤をつけるときは、顔も手も乾いた状態が基本。顔全体に指の腹を使ってやさしくなじませ、メイク汚れなどの油分が浮いてきたら、乳化した証。その後、ぬるま湯で、十分に洗い流すのがポイントです。ダブル洗顔をするのは、バスルームの中でも大丈夫。クレンジングの後にすぐに洗顔してしまうと、より乾燥が進むのでおすすめしません。湯舟で体を温め、いちばん最後に顔を洗って出ましょう。

●お風呂から出たら、何はともあれ保湿。
インバス用のマスクも活用して。
入浴後の肌を乾燥から守るためには、とにかくすぐに保湿すること。
入浴後の皮膚は、何もしなければどんどん水分量が低下していきます。水分量が入浴前より高く保たれている10分以内に保湿をしましょう。
お風呂から出てすぐ手の届くところに、肌にいちばん最初につけるブースターや化粧水を置いておくと便利です。
でも、お風呂上りの汗をかいた状態に化粧水などをつけても、流れてしまうのでは?というご質問もよくいただきます。汗で流れたら、化粧水を足せば大丈夫。とりあえず、最初の保湿は早いに越したことはありません。

●スキンケアは刺激を与えないのが鉄則。
特に目元は皮膚を動かさないように。
血行が良くなるお風呂上りは、スキンケアの効果もアップするタイミング。このとき、シワをつくらないために気をつけるべきは、肌に刺激を与えないこと。
よく化粧水をパンパンと手で叩き込むようにしてつける人がいますが、叩くことによる浸透効果はなく、肌を傷付ける原因になります。さらに、バリア機能が低下して、炎症を招く恐れもあります。やさしく、ゆっくり、丁寧に、を心がけましょう。 
ナイトクリームなどを塗るときに、「マッサージも兼ねて...」などと、指先に力を入れて、適当な方向に引き上げるようにするのも避けるべき。頬など広い面は、内から外に向かって一気に塗り広げるようにしましょう。人差し指、中指、薬指の三本をつけて広い面にし、頬に沿うようにあて、皮膚を動かさないようにしながら塗ると、肌に負担がかかりません。
目元は、最も皮膚が薄く、シワになりやすい部位。また、敏感な部位でもあるので、専用のクリームがおすすめです。アイクリームを塗るときは、できるだけ皮膚が動かないよう、目尻のあたりを片手の指でやさしくおさえながら、上まぶたは内から外、下側は外から内へ、別の手の薬指の腹でのばして付けましょう。
また、目元や口元、頬などの乾燥しやすいところは、一度にたくさん塗らず、少しずつ重ね塗りをしたほうが効果的。
首やデコルテも、年齢が出やすい部分なので、お風呂上りにしっかり保湿したいところです。化粧水、美容液、クリームなど、顔につけるものはすべて、首やデコルテまでのばしましょう。このときも、力を入れるのはシワの原因になるのでNG。頬にのばすときと同じように、指三本をつけて面にして塗り広げるようにしてください。

<HOW TO>
1クリームなどを頬のように広い面に塗るときは人差し指、中指、薬指をつけて「面」にして。
2アイクリームをつけるときは、片手で目尻を押さえながら皮膚を動かさないように薬指を用いて。

●長時間のシートマスクは老化のもと。
説明書の適正時間は必ず守って。
顔に貼っておくだけで潤いをチャージできるシートマスク。適正時間が10~15分と書いてあっても、ついもったいなくて、長時間貼ったままにしてしまいがちではないでしょうか?
シートマスクは、適正時間で使ってこそ、効果が得られるもの。美容液などがしっかり肌に浸透するように設計されているので、必要以上に貼っておくと刺激になって、炎症を起こす場合もあります。炎症はシワやシミなど老化につながるので注意を。お風呂上りに貼って、そのまま寝てしまうのはもってのほかです。
正しい使用法さえ守れば、美容液成分を密閉して浸透させることができるシートマスクは、お風呂上りにスペシャルケアとしてぜひ取り入れたいもの。
ただし、毎日使えば効果が上がるというわけでもありません。適正時間同様、使用頻度も守って使いましょう。

●40代以上の肌のキメを整えるには、定期的な角質ケアが鍵に。
角質ケアというと、「乾燥してしまうのでは?」と敬遠されがちですが...。
実際は、ピーリングなどの角質ケアは40代以上の人にこそおすすめ。
年齢を重ねるにつれ、ターンオーバーの周期が乱れ、古い角質が剥がれにくくなってきます。定期的なピーリングをすることで、不要な角質をオフでき、新しい皮膚の生まれ変わりを促すことができます。
肌表面の触り心地がツルンとするのはもちろん、キメも整うため、メイクのりも良くなります。自宅でケアするなら、お風呂でも手軽に使えるフルーツ酸などが配合された洗顔料などを取り入れるのも良いでしょう。ターンオーバーが順調になると、バリア機能も高まります。

●うろ覚えの自己流顔マッサージより、首や肩まわりのマッサージやストレッチを。
クレンジングやクリームをつけるときに、ついやってしまいがちな自己流のフェイスマッサージ。
やり方によってはシワのもとになる可能性があります。顔ではなく、むしろ首や肩などのマッサージやストレッチを行ったほうが、血行が良くなってスキンケア効果が期待できます。
行うのは、体が温まっている状態が効果的なので、湯舟の中やお風呂上りがおすすめ。
首を左右に回したときに、耳下から肩に向かって浮き出る、胸鎖乳突筋を指で挟み、上から下に向かって少しずつ指圧しましょう。さらに、肩の大きな筋肉、僧帽筋がある首の付け根を下から上に引きはがすように掴んでマッサージ。
PCやスマホの画面を見る時間が長いと首や肩がこり、顔の血行も悪くなっていきます。解消するには、うなじにあるツボ、"ぼんのくぼ"を両手の親指で指圧してほぐすと、首のこりにも効果的です。

<HOW TO>
首を左右どちらかに回し、首から肩に向かって浮き出た胸鎖乳突筋を親指とそのほかの四本指で上から順に掴んでいく。
うなじのくぼみにあるツボ"ぼんのくぼ"を両手の親指で指圧すると首こり解消効果が。気持ちいいと感じる強さで行いましょう。

冬の乾燥ジワをつくらないために、摩擦刺激を与えない丁寧なスキンケアを心がけましょう。

是非、ご一読ください。

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ビューティ週刊紙『WWD BEAUTY』2017年 vol.477(11月9日発行 掲載ページP8)

特集「最新美容医療は"ナチュラル""オーダーメード"が主流」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

『WWD BEAUTY』は美容業界関係者及びビューティビジネス業界関係者向けのビューティマガジンです。最新のトレンドや旬のキーワード、コレクション情報、話題のニュースや新商品など、ビューティ業界人向けにビジネス目線で紹介しています。また、連載記事やコラムなども人気の週刊紙です。
WWD BEAUTYの長い歴史の中で、美容医療特集が組まれるのは3回目。業界で知らない人はいないとの評価をいただく当院は、開設以来"ナチュラル""オーダーメード"にこだわってきました。今回のテーマに最適な美容皮膚科として取り上げていただき、うれしく思います。

【皮膚科的マイルドな治療】
◎早めのスタートなら、軽い治療で見た目の若さを維持できる
ダウンタイム(日常生活に支障が出てしまう処理後の時期)が少ないマイルドな治療が豊富なのが、皮膚科系美容クリニックの特徴です。一般の主婦やOLさんなど幅広い悩みを持つ患者様が訪れ、同クリニックでは30~40代が多くいらっしゃいます。当院のコンセプトである『7歳若返る』という治療を求めるのは、50代以上が多く、注射注入治療が欠かせませんが、最近ではエイジングの予防として若いうちから美容医療を取り入れたいという30代も増えています。
早く始めた方が、より結果も出やすく、さらに効果の持続時間も長くなるので、気になりだす前にスタートし、継続してメンテナンスを続けることを進めています。例えば、伸びきってしまったゴムは切って縫わなければいけないのと同じで、たるみやしわが気になりだしてからではメスと糸を用いた外科的治療が必要になります。周囲の人から少し老けたと感じるころには、皮膚はかなり伸びていると考えるべきです。
他人が見てもわからないが、自分で少しここが気になるという程度で受診すると、結果が出やすく、少し年齢を巻き戻して、その後は老化を遅くすることができます。40歳でマイナス5歳、50歳でマイナス7歳ということが可能になり、ゆったりとしたエイジングがかないます。30代は投資に対しての利回りが良い状態と言えます。つまり、始めるならば若いときの方が得られる効果は大きいのです。
70代以降でも治療の効果は得られますが、治療を始めるのならば早い方がより良いでしょう。1回のフォトフェイシャル、1回のボトックスでかなり効果を実感でき、年齢を戻すというより老化しにくくなり、早くから始めることでコストも抑えられます。
エステはリラクゼーションで、結果を出すのが、美容医療という位置づけになります。適切な刺激を早くから加えると、若ければ軽い治療で、一度でハリがパンと出ることもあり、継続することが肝心ですが、3ヶ月に1度程度でも十分です。ニキビなどのトラブルがあれば毎月受診した方が効果的ですが、メンテナンスであれば年に3~4回で十分、予算の関係で半年に一度であっても、それを何年と続けるか続けないかで後々の大きな差となります。最近では、フォトフェイシャル(IPL)や高周波(RF)を7年から10年長期に計測照射することで、遺伝子レベルで若返ることが証明されつつあります。

【フォトフェイシャルM22】
◎しみ、たるみなどオールラウンドに悩みに応える
"最新治療"とは、新しい機械や製剤を用いた治療ということに限らず、10年以上生き残って、続いている治療法は新しい"スタンダード"になります。10~20年続いている治療では患者様の満足度が高く、症例も多くあるので医師も安心して使えるという証になります。IPL(フォトフェイシャル)、ジェントルレーズ、ケミカルピーリングも20年続いている治療です。
同クリニックでは、毎年治療のテーマを決めています。最近では画期的な治療器がほとんど出て来なかったため、昨年は"温故知新"をテーマにして長く続いている治療を見直しました。フォトフェイシャルは、現在、ルミナス社の『フォトフェイシャルM22』と言う4代目の最新機種を使用しており、シミの改善、皮膚の若返り、肌質改善効果があります。
フォトフェイシャルは長波長の光も作用するため、真皮のコラーゲン線維や線維芽細胞を活性化し、肌全体にハリが蘇り、小じわやたるみ毛穴が改善します。また、赤ら顔や毛細血管拡張の改善効果が高く、トータルで肌の若返りを図ることが出来ます。治療後は産毛の濃い部分やしみ、ホクロの周囲などがほんのりと赤くなりますが、冷却しパックする間にほとんど消え、ダウンタイムもほとんどなく、治療直後からメイクが可能となるのも魅力です。
シミに反応した場合、黒からこげ茶色の細かいかさぶたが浮き上がり、4日から1週間ほどでぽろぽろと自然に剥がれ落ちます。コンシーラーなど化粧でカバーできる範囲なので安心してお受けいただけます。痛みの少ないマイルドな光で、幅広い悩みに対応するため、美容医療初心者でも取り入れやすく、しみをケアしながら同時にハリも出すなど総合的な効果に満足度の高い施術です。

※フォトフェイシャルM22

【ジェントルレーズプロ】
◎20年以上続く、しみ治療のスタンダード
色素性病変と医療レーザー脱毛で厚労省の認可を取得したレーザー機器です。メラニンに反応するため、しみや薄いしみ、そばかす、加齢によるくすみ、毛穴の黒ずみを改善し、産毛を脱毛できます。かさぶたや一過性の色素沈着といったダウンタイムがほとんどなく、治療中であることが周囲に分からないことも人気の一因です。
また、治療を繰り返すたびに、毛包周囲で適切な熱反応が生じ、コラーゲン繊維の増生が始まり、色調だけでなく肌のキメとハリが高まり、毛穴の引き締まりとニキビの減少効果もあります。アトピー性皮膚炎や慢性湿疹の炎症を繰り返すことで生じ、美白剤などの効果が低い黒ずみ「ダーティーネック」や「ダーティースキン」といった症状の改善効果もあります。

※ジェントルレーズプロ

【ケミカルピーリング】
◎ターンオーバーを整えてニキビや薄いシミを改善する
ケミカルピーリングで使用しているのは、マイルドな乳酸ミルクピーㇽです。角層だけを溶かす最浅層ピーリングですが、角層を刺激することでターンオーバーを整えて、皮膚が生まれ変わるときにバリア機能を整えることが出来ます。また、セラミドが作られやすくなり、乾燥しにくくなるので皮膚が刺激に強くなります。ケミカルピーリングを受けたところだけ湿疹が出にくくなる例もあり、揺らぎにくい肌に導くことができます。ニキビに対するケミカルピーリングでは、治療直後から毛穴の皮脂の分泌や、膿を持ったニキビが自然に破れ、膿が出やすい状態になります。毛穴の詰まりが解消することで、新しいニキビが出来にくくなってきます。

※ケミカルピーリング

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雑誌『美ST』2018年1月号(11月17日発売 掲載ページP82~85)

特集『これって私だけ?実は重症?意外と「40代あるある」でした 私、なんだかムズムズするんです』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

明らかな炎症やカサカサなどのわかりやすいトラブルはないのに、ふとした時に肌がムズムズ。自然と落ち着くことも多く、おさまるからと見逃してきたけれど、この症状本当にこのままで大丈夫でしょうか?
実は40代の多くが抱えるこの症状は、肌の不調を知らせる大事なサインかもしれません。

美ST読者の方からもこんな声が...
「たまに感じるムズムズを放置するとカサカサになり、保湿をすると余計にかゆくなることもある。」
「顔も体もザワザワソワソワする感じ。季節の変わり目になると、こめかみや鼻のまわり、腕まで違和感があることも。とりあえず保湿をしてみるが、それで治るわけでもない。」
「原因がはっきりしないムズムズが2~4日くらい断続的に続き、その後赤くなることが。サプリメントを飲んだり、保湿を入念にして、しっかりケアをしているはずなのに...。」
「体調が悪い時や睡眠不足が続いて疲れたとき、乾燥した状態を放置してしまったときにムズムズを感じる。ただ翌日には治まっていることが多く、あまり深く考えたことがないが...もっと気にした方がよいの?」

ムズムズした頬などの赤みは微弱な炎症が進んでいるサインかもしれません。小さなニキビがでることがありますが、これも炎症の一種。ニキビがうっすら赤みを帯びていることもあります。
これらの密かに肌がムズムズする症状を、皮膚科専門医の慶田院長が解説しました。

〈皮膚科医に相談してみました「その症状は肌不調のサインです」〉
今回、読者の衛藤さまのお肌を、実際に慶田院長が診察しました。

=刺激を最小限に抑え、マメな保湿をこころがけて=
衛藤さまは、普段は化粧水とバームの簡単ケアで大丈夫なのですが、季節の変わり目や寒い日は、肌がムズムズするのが気になるとのこと。

慶田院長はそのお肌を診て、角層が薄い乾燥肌と診断
「花粉などの物質刺激や乾燥が進行して、皮膚がムズムズしたり、赤くなったり、かゆくなることもあるかもしれません。ただ、もともとの肌質としてバリア障害はなさそうなので、湿疹にはなりにくいタイプ。シンプルなケアも肌質に合っています。たっぷりの化粧水で水分補給し、ヒアルロン酸やセラミド、アミノ酸などの水分を抱え込む性質の保湿クリームを常備、気になったらマメに塗りましょう。バームなどのエモリエント系保湿剤は肌表面に残ると、それが刺激になる場合があり、むずむずするときは避けるのが無難です。」

=「ムズムズ」の主な原因はこれ=
●バリア機能の低下
過剰なスキンケア、食生活の乱れ、睡眠や運動不足。複合的な要因でバリア機能が低下しているかもしれません。加齢でターンオーバーが遅くなり、角質層が乱れることが原因となることも。
●アレルギー
花粉などの外部刺激のほか、汗や皮脂、摩擦、化粧品が肌へ接触し、かぶれやアレルギー反応として現れることがあります。
●乾燥
40代で乾燥がない人はいません。美ST世代なら、まず乾燥の初期症状を疑いスキンケアから対処しましょう。化粧ノリが悪い、見た目にはわからなくても触るとざらつきを感じるなど軽度の乾燥にも注意。
●血流の低下
血行や代謝が低下すると、肌のターンオーバーが阻害されるだけでなく、真皮に栄養が十分届かなくなります。手足が冷えているなら、血行が滞っているサインです。当然最末端である皮膚にも血液が届きません。
●自律神経のトラブル
ストレスや睡眠不足、更年期障害などによるホルモンのアンバランス、自律神経の乱れや神経の伝達障害で、知覚の誤認を誘引することも。
●何らかの疾患
内臓悪性腫瘍や肝硬変、腎機能障害などでムズムズを感じることがあります。その場合は、皮膚の萎縮や強いかゆみなど、他の症状を併発するのが一般的で、軽いムズムズ感から疾患が発覚することは稀。不安なら血液検査を。

角層が整った肌は、外部からの刺激に耐えるバリア力を保持していますが、弱った肌はラメラ構造(角質層の重層構造)がスカスカ。刺激が奥まで入って炎症が起き、内部の水分も蒸発しやすい状態です。スキンケアで補う必要があります。

〈私の「ムズムズ」はどうすれば?〉肌のバリア機能を高めるために毎日やっていることを徹底見直し

=まずはスキンケアを1週間「化粧水とクリームだけ」に変えてみるべし=
●化粧水
刺激の少ない保湿剤で水分を重点的に補給
やるべきは適切な保湿のみ。機能性化粧水に含まれる成分は刺激になる恐れがあるため、保湿系化粧水で水分を適宜補いましょう。
●クリーム
ベタベタ表面保湿より、内側しっとりを目指す
バームやオイルより、水分を抱え込む性質のあるヒアルロン酸やセラミドなど配合のモイスチャーライザーがおすすめです。

=「落とすこと」に対してもっと繊細になるべし=
●たっぷりの泡でさっと洗いバリア物質を死守
過剰な洗顔は、天然保湿因子なども洗い流してしまう恐れがあります。たっぷりの泡を使ってこすらず洗いましょう。
洗浄剤を十分に泡立てたら、こすらず泡でなで洗いを。洗い流すときは、ぬるま湯を使い、手のひらでお湯のクッションをつくり、顔を優しく覆うようにしてしましょう。洗浄剤が肌に残らないように洗い流しもしっかりと。泡で出るポンプ式洗顔料を使うと便利です。

=つけるときも摩擦を極力避けるべし=
●間違ったスキンケアは、肌への刺激となり、炎症などの諸症状の引き金に。日頃からやりすぎに注意するのはもちろん、少しでもムズムズを感じたら、過剰なケアは控え、ともかく保湿を。もともとバリア障害がない健康肌なのに、いじり過ぎて自ら敏感肌を作っている場合もあります。特に美意識が強い人に多い傾向です。こすりすぎ、与えすぎはいくら強固なバリアも崩れてしまいます。

=ゴールデンタイムに寝るより、身にまとうものを変えれば快眠できる=
●肌のために睡眠を整えることはマスト。睡眠不足ではターンオーバーが乱れ、真皮のハリや弾力も低下します。
ゴールデンタイムに寝るより、睡眠の質を高める意識をしましょう。自由に寝返りが打てる環境に整えると深く眠れます。スエットやトレーナーではなく、締め付けのないゆったりしたパジャマや下着でリラックス。また部屋の温度は一定に。加湿をしていれば、エアコンはつけっぱなしでもOKです。寝る直前のスマホはもちろん、怖い映像や映画も入眠の妨げになります。毎日同じ時間にベッドに入り、6時間以上眠ることが理想です。

=セラミドの原料・ビタミンB2を効率的・積極的に摂る=
●食生活は肌状態に直結。特にバリア物質であるセラミドは、コレステロールから作られるので、良質な油やたんぱく質を意識して摂りましょう。また、たんぱく質の代謝にはビタミンB2やB6も不可欠です。
マグロの赤身はたんぱく質と、ビタミンB群を同時に摂取でき効率的。また、鮭や鯖の水煮缶も手軽でおすすめです。食事だけでは十分に摂りづらいのでサプリメントを活用すると良いでしょう。

=カラダを巡らせるには内側からしっかり巡らせる=
●乾燥や脂っぽさは冷えが原因のことも。食べ物や衣類で外から温めるより、自分で発熱する方が温まります。過剰な運動はビタミンを消費してしまいがちなので、肌のためには軽めのストレッチが効果的。

一過性のこととして自己処理するケースが多い症状ですが、異常を感じたら刺激をさけた適切なケアを。肌のバリア機能に異常が起きている可能性が大ですが、現代人特有のストレスや、運動不足、栄養不足なども関連している場合もあります。
まずは、スキンケアの見直しと、食事、運動、睡眠など生活習慣の改善を心がけましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『& ROSY』2018年1月号(11月23日発売 掲載ページP72~77)

特集:冬こそ美白、冬だからシワ「真冬のスキンケアこれが正解!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

真冬のスキンケアはとにかく「保湿が命」と思っていませんか?保湿は一年を通じ大事ですが、過酷な乾燥を迎える今こそ、大人は美白ケアとシワ対策が重要です。この時期のお手入れが2018年の美肌力を高めてくれます!

【美白ケア&シワ対策は 冬こそ絶好のタイミング】
湿度が低く、乾燥がひどい冬のスキンケアは保湿をメインに考えがちですが、冬こそ美白やシワ対策が重要になります。美白ケアは長期戦です!シミを薄くするには半年単位で取り組む必要性がありますが、紫外線量がやや少なくなり、汗でメイクが流れてしまうというリスクもないので、積極的なケアには今がベストシーズンです。では、年々深くなるシワ対策は、皮膚の浅い部分にできるちりめんジワには徹底的な保湿をすれば回復しますが、問題はほうれい線やゴルゴラインにできるシワです。レチノールなどの美容成分を投入すると効果的です。

<Midwinter of skin care>
冬の美白&しわケア3カ条
①透明感のあるハリ肌に "保湿"は必要不可欠。水分&栄養をしっかり貯水!
②美白ケアは長期戦。効果、が出るまで半年かかると心得て!
③浅いシワは保湿を。深いシワには有効成分をしっかり塗布。

Q、冬になるとシワが濃くなる気がします。気のせいですか?
A、夏の紫外線の影響と乾燥で 肌がしぼんでいるのかも!
冬になるとシワが目立つのは、乾燥して角層の状態が悪いのと、もうひとつは夏に浴びた紫外線などの悪影響で真皮のコラーゲンやヒアルロン酸の密度が減ることが大きな原因です。放置した白桃の皮のように皮膚がしぼんでしまっているのです。まずは徹底的な保湿やハ リ専用美容液でしっかりお手入れをしましょう!

Q、美白もシワも、化粧品をしっかり効かせるための下準備はありますか?
A、定期的に角質ケアを取り入れ、"効かせる"肌づくりを!
一般的に化粧品は、角層から浸透させますが、乾燥や肌代謝が悪く角質肥厚などでバリアが強固だと浸透していきません。週1回程度の軽いピーリングなどの角質ケアを併用すると効果が上がる可能性もあります。ただし、肌が敏感に傾いていたり、肌の弱い人は刺激が強すぎるとかぶれるリスクも高まるのでご注意下さい!

Q、肌が弱くてアグレッシブなスキンケアが苦手。美白ケアやシワ対策は不可能ですか?
A、物理的刺激をできるだけ避け、敏感肌用スキンケアを上手に取り入れて!
いまだに「美白ケアは肌に強いから」と敬遠する人がいるようですが、どのスキンケアも肌に刺激を与えないよう作られています。ただし、肌が弱い人はできるだけ物理的刺激を避けることがポイントです。強い力でパッティングする、肌をこするなどのクセがある人は要注意です。また、ゆらぎやすい肌に配慮した、エイジングケアや美白ケアも増えているので、積極的なスキンケアに不安を感じる人は悩みに合わせた美容液+敏感肌用スキンケアを併せて使ってみてはいかがでしょうか。

Q、顔全体が青くくすんでいます。美白ケアは有効ですか?
A、純粋な美白ケアよりも、マッサージを試してみては?
顔全体が青くくすんでいるのは血行不良が主な原因です。これは純粋な美白ケアではなく、血行を促すマッサージなどの方が有効です。ただし、強く刺激をすると、肝斑を誘発したり、たるみが出たりしますので、オイルを塗布して滑りをよくし、肌に負担を与えないことを心がけましょう。首やデコルテを流すこともおすすめです。

長期戦の美白ケアでは、ホームケアだけでなく定期的なフォトフェイシャルなどの照射治療を併用することで、より早く効果実感いただけます。

当院スキンケア商品のご案内

院内調合オリジナル化粧品 クリニック専用化粧品


シミ治療

シワ治療
ぜひご一読のうえ、参考になさって下さい。

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雑誌『VoCE/ヴォーチェ』2018年1月号(11月23日発売 掲載ページP231~237)

特集「つらい季節を乗り切る秘策を教えます!今すぐできる!冬のお悩み解決し隊」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今回は、アラサー女子の冬にありがちな4大不調「1.冬の冷え」「2.肩こり・首コリ」「3.干からび肌」「4.冬のプチうつ」を4名の専門家が解決する特集。
慶田院長は皮膚科専門として、『干からび肌』について解説しました。

マシュマロ肌って何のこと? ボディの砂漠化がとまらない!
干からび肌

いざという時にタイツを脱ぐのをためらう、ひどく乾燥した『干からび肌』になっていませんか?実際にアンケート結果ではVOCE読者の66%以上がボディの干からび肌に悩んでいるとのこと。保湿剤を塗っても乾燥が止まらない、という声など、干からび肌対策の保湿ケアに悩んでいる方が多いようです。
触れたくなるようなうるおい肌を取り戻して、女子力をアップしましょう。

〈Caution!こんな症状もぜ~んぶ干からび肌〉
皮膚炎になる前に対処しましょう!
●肌の乾燥が招く肌症状
からだの"カサカサ""ブツブツ""ザラザラ"
●肌の乾燥を放っておくと肌トラブルに繋がる
肌のかゆみ、地割れ&赤み

〈Why?どうして乾燥するの?〉
●間違ったケア習慣が肌を干からびさせる
たかが乾燥肌と思いがちですが、乾燥状態はすなわち肌のバリア機能低下状態。バリア障害から軽微な炎症を繰り返すと肌の老化が進みます。
ですから、老化予防のためにも乾燥肌ケアは欠かせません。皮脂腺の多い背中、胸、Tゾーンに比べ、特に乾燥をしやすいのは、皮脂の分泌が少ないひざ下やひじから指先。
冬に乾燥がひどくなるのは気温と湿度の低さが原因です。外気の湿度が下がると、水分は蒸発しやすくなります。冬の室内は洗濯物が乾きやすいのと同じです。さらに、皮膚の温度が低くなると、角質層の接着状態が悪くなり、水分が蒸発しやすくなります。乾燥肌のためにも冷えは厳禁です。
その上、間違ったお風呂ケアで、干からび肌が砂漠化することも。
ボディをゴシゴシ洗うのは絶対NG。強く洗うことで角質が削れてしまうと元に戻るまでに2週間もかかってしまいます。また、顔に保湿剤を塗るように、ボディにもたっぷり保湿剤を塗りましょう。
それでも肌の乾燥が改善しなければ、炎症を起こしている可能性もあります。皮膚科医に相談して、肌にあった保湿剤やぬり薬を処方してもらいましょう。

〈How to!乾燥対策〉
●対策1 
干からび地帯は泡ソープで手洗いが基本
皮脂の少ない『干からび地帯』はこすり洗いは厳禁。角質を削らないように、石けんの泡を手のひらで動かす程度にやさしく洗います。ブラシやタオルを使わず、手洗いを基本に。
はじめから泡ででてくる、泡ソープを活用すると安心です。
●対策2
干からび肌の入浴は、ぬるめのお湯で5分以内
寒くなると湯船につかる時間が長くなりがちですが、肌の干からびが気になる時の入浴は短めに。お湯に長い時間つかると、うるおいのもとになる皮脂や角質細胞間脂質が失われやすくなります。
そこで、乾燥肌対策の観点では、冬なら40~41度のぬるめのお湯に、つかるのは5分以内に留めましょう。
手荒れがひどい場合にも、入浴時間は5分までがベター。手を長くお湯につけず、水分をふいたらすぐに保湿をしましょう。
美肌イメージのある温泉ですが、硫黄など温泉に含まれる成分によっては皮脂膜を溶かしたりするものもあるので、温泉の最後に必ず上がり湯をして、保湿剤を多めに塗るようにこころがけましょう。
●対策3 
入浴後の水分のふきとりはタオルを優しくあてるだけ
間違ったケアで多いのが、水分をふきとる時に、タオルで肌をこするようにごしごしとふいてしまうこと。タオルは肌にやさしくあててこすらずに水分をふきとりましょう。また、水分のふきとりが不十分だと、水が蒸発する時に角質が抱える水分も一緒に蒸発してしまい、乾燥の原因になるので注意です。
特に干からびがひどい部分には肌にタオルをやさしくあてて、水分を吸い込ませるようなイメージでふきましょう。
●対策4
保湿剤は朝晩2回、ストロークは少な目に
肌の干からび予防には保湿剤が欠かせません。お風呂から上がったらできるだけ早めに保湿剤を塗布しましょう。夜1回より朝晩2回塗ったほうが保湿効果が高まるので、乾燥予防のためにもおすすめ。また肌への刺激を最小限に抑えるため、保湿剤を肌に直接3点ほど置き、それを伸ばすように1~2往復でさっと塗るのがおすすめです。
-How to3点置き-
1. 広い面に保湿剤を置く
例えば、すね、ひじから先など、塗りたい場所の広い面に3点ほど保湿剤を置きます。
2.ストロークは1~2回
指の腹を使って、3点に置いた保湿剤を伸ばすように下から上、上から下に1~2往復させて塗ります。
-保湿剤の気になる成分-
[セラミド]
保湿成分の中でも保湿力がもっとも高いのがセラミド。水分を強力にはさみこんで保持。乾燥が気になったらセラミド入りの保湿剤を。
[尿素]
角質を溶かして肌をやわらかくする働きのある尿素。ピーリング作用があるので、アトピー素因のある方や乾燥がひどい場合には避けたほうがベター。
[多糖類・アミノ酸]
角質層がもともと持っている天然保湿成分の中に多く含まれるのが、多糖類やアミノ酸。水とのなじみがよく保水力や保湿力が高い。
●対策5
冷えると干からび肌が進行!干からび地帯の露出は厳禁
皮膚温が低くなると肌の水分が蒸発しやすくなるため、冬は乾燥しやすい脚や腕はできるだけ外気に触れないように衣類で覆うこと。素足をだすスカートや薄着のジャケットを避け、丈の長いコート、脚を出さないパンツスタイルなどでカバーするとよいでしょう。ただし敏感肌の中には温め系素材が合わない人も。かゆみを感じたら、肌に触れるインナーなどはやわらかいコットンやシルク素材を選びましょう。また、素足にムートンブーツは汗で蒸れて皮膚を冷やすので、必ず靴下着用を。

他の3つの不調「冬の冷え」「肩こり・首コリ」「冬のプチうつ」も肌の不調に直結するもの。寒い時期に向けて、からだと心のトータルケアをしましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『日経ヘルス』2017年12月号 (11月2日発売 掲載ページP70~75)

特集「35歳以降の乾燥、かゆみ、シミ、たるみ...肌老化を防ぐ正しいケアはクレンジングの見直しから!ゆるクレンジングで大人敏感肌を解決!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

肌のバリア機能が低下すると、"大人敏感肌"につながりやすくなります。その原因のひとつはクレンジングによる「落とし過ぎ」、「こすりすぎ」。"大人敏感肌"にならないためにも、"ゆるめ"クレンジングに切りかえましょう。

「落とし過ぎ」
肌の保湿機能が流出して肌のバリア機能が落ち、肌荒れに
洗浄力の強すぎるクレンジング剤や洗顔料は、肌の潤いを保つのに不可欠な表皮のNMF(天然保湿因子)や細胞間脂質を流出させ、バリア機能低下させ一因になってしまいます。その結果、皮膚は乾燥し、花粉などのアレルゲン、紫外線や大気汚染などの外部刺激を受けやすくなり、微弱炎症が起きて肌荒れにつながります。

こんな心当たりがあれば...落としすぎ!
☑ダブル洗顔は欠かさない
☑乾燥で粉を吹くことがある
☑赤みやかゆみが出やすい

落としすぎを防ぐ"ゆる"クレンジング選びをしましょう。

「こすりすぎ」
微弱炎症で弱くなった肌の土台がこすり刺激により傷つき、たるみ
バリア機能が低下した肌内部で微弱炎症が続くと、やがて真皮のコラーゲンが切断されるなど肌の構造自体が弱くなっていきます。そこにこすり刺激が加わることで、顔の皮膚や筋肉、脂肪、骨をつなぎ止める靱帯などの軟部組織が傷つき、たるみやシワの原因に。

こんな心当たりがあれば...こすりすぎ!
☑クレンジング時にマッサージをしている
☑ふきとり用クレンジング剤を愛用している
☑角質や毛穴ケアでスクラブ剤をよく使う

こすりすぎを防ぐ"ゆる"クレンジング洗いに切りかえましょう

ある日急に赤みやピリピリ、むずむずを感じやすくなったという、"大人敏感肌"の人が35歳以降増えています。大気汚染やストレスなどバリア機能を低下させる原因はさまざまですが、クレンジングなど日々のケアでの"落としすぎ"や"こすりすぎ"も大きな要因。
とはいえ、落としすぎやこすりすぎの自覚がない場合も多いのです。
洗った後に肌が乾燥するなら、クレンジング剤などの洗浄力が強く、落としすぎの可能性があります。また、クレンジングをしながらのマッサージは、こすりすぎのもと。頬のまわりへの刺激は、たるみを助長する原因にもなりまねません。
まずは、メイクや肌に合った洗浄力が「ゆるめ」のクレンジング剤を選ぶことが、落としすぎ、こすりすぎを防ぐ第一歩です。
当院では、こすらなくてもメイクの油分をなじませて(乳化)、しっかり落とすことができるオイルクレンジングをおすすめしています。ダブル洗顔は必ずしもしなくてOKですが、使用時は低刺激のアミノ酸系で泡で出るタイプを活用すれば、肌への刺激を最小限にとどめることができます。

クレンジング選びの次は使い方の見直し
<こすりすぎないクレンジング法 「メイク汚れは浮かせて1分なで洗い」>
汚れをしっかり落とそうと思うと、つい力を入れてゴシゴシ洗いをしてしまいがちですが、使う量と洗い方を改めることで、こすらなくても確実に汚れが落ち、バリアを守ります。

クレンジングとマッサージを兼ねれば一石二鳥!そう考えているなら要注意。こすりすぎを起こしやすい大きな要因だからです。
皮膚を摩擦し続けるとシワや頬のたるみの一因になります。クレンジング剤を長い時間肌にのせていることになるため、必要は皮脂やNMF(天然保湿因子)の落としすぎにもなりやすいのです。なじませるのは手早く、長くても1分以内にとどめましょう。
クレンジングの後にベタつきが気になる場合は、ダブル洗顔を。洗顔で大切なのは、濃密な泡で洗うこと。指で直接肌をこすらないように、泡の弾力を利用してなでるように洗うのがコツです。
洗顔ネットを使用すると簡単に泡立てることができますが使用後はきちんとすすいで乾かし、清潔に保つことも忘れないようにしましょう。

【クレンジング】
5点置きクレンジングがおすすめ
こすりすぎを防ぐためには、必要十分な量を使って短時間で効率よく汚れを落とすことが大切です。
クレンジングは適量を5点置きにしてから行うと汚れ落ちがスムーズに。

① 表示通りの量を顔の5か所に置く
クレンジング剤を手のひらで軽くなじませてから、額、鼻、あご、両頬の5か所に置く。
皮脂の多い部分からムラなくスムーズに落とすことができます。
② 指の腹でやさしく広げる
中指と薬指の第2関節まで使って、顔の中心~外側へとクレンジング剤を伸ばします。
指を少し曲げると力が入りにくく、こすりすぎを防げます。マッサージは厳禁!
ここまで30秒~1分程度
③ 乳化したらすぐにぬるま湯ですすぐ
メイクとクレンジング剤が混ざり乳化したら、すぐに33~37℃程度のぬるま湯で洗い流します。
肌がつるんと滑らかになったらOKです。

【洗顔】
クレンジング後に、べたつきが残ったら...濃密泡 で1分なで洗いがおすすめ
① 濡らした手のひらに洗顔料を適量出し、水を加えながら広げます。
② 水に浸した泡立てネットに洗顔料を含ませ、空気を巻き込むように軽くもんで泡立てます。
ネットの端を持ち、泡を絞り取る。途中で水を足さないことで、きめ細かい泡が出来上がります。
③ TゾーンからUゾーンの順に泡をなでる
額、鼻、あごなど皮脂分泌の多い部分から泡をのせ、最後に頬にさっとのせる。
泡をクッションにして肌をなでるようにして洗いましょう。
④ ぬるめのお湯ですすいで、タオルは優しく
熱め湯気のお湯ですすぐと、必要な潤いまで落とす原因になるので注意。
33~37℃のぬるめのお湯で20回を目安にすすぎます。
④ スタンプふき
柔らかなタオルでぽんぽんとスタンプを押すように、肌を軽く押さえながら水分を吸収させます。
決してこすらないこと!

【ポイントメイクと角栓 こすらないためには】
Q.ポイントメイク落とし方は?
A.お湯で落ちるメイク品にするか、専用クレンジングを使ってやさしく落す
しっかりアイメイクをした日は先に専用のクレンジング剤で目元の汚れを落としてから、顔全体のクレンジングをしましょう。
おすすめは、コットンにたっぷりクレンジング剤を含ませ、優しく目元に滑らせるよう落とす方法。
2枚のコットンにクレンジング剤を含ませ、1枚は目の下、もう1枚はまぶたの上にのせ、10~15秒置き、まつ毛の先まで拭き取ります。
また、お湯で落ちるフィルムタイプのマスカラやアイライナーなどは、こすりを防ぐのに役立ちます。

Q.ガンコな毛穴の角栓は?
A.オイルを塗って5分放置。こするとかえって角栓ができやすくなります
角栓が気になる部分にクレンジングオイルをのせ、5分ほど置いて洗い流します。
これを週1~2回程度行うのが良いでしょう。角質が柔らかくなり、角栓の排出が促進されます。スクラブなどでこすりすぎると角質が硬くなり、かえって毛穴を詰まらせることがあるので注意しましょう。

「落としすぎケアによる」大人敏感肌の表皮では、肌のバリア機能が低下して外部刺激を受けやすくなり、乾燥・小じわ・かゆみ・赤みなどのトラブルを起こしやすくなっています。また、真皮では、過度なマッサージなど「こすりすぎ」により、シミやシワ、たるみも誘発します。
基本のクレンジングケアを見なおし、冬の敏感肌を予防しましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『週刊朝日増刊 ゆとりら』2017年[秋冬号](11月5日発売 掲載ページP48~49)

特集「1日3分顔・二の腕・お尻 三大たるみをリフト」に、慶田院長の監修記事が掲載されました。

「ゆとりら」は、50歳以上の成熟世代の女性をターゲットに、2017創刊された新しい情報誌です。ココロもカラダもイキイキとした生き方に役立つ、美容健康、趣味、カルチャー、人間関係、メンタル面の悩み解消など、多彩な情報を掲載しています。

『ゆとりら」世代では、鏡を見ると昔とは変わってしまった顔のたるみにがっかりしたり、二の腕やお尻が気になっておしゃれを楽しめない...と『見た目』に関する悩みはつきません。でも、たるみが気になるからといって、以前と同じように過度な食事制限や、激しい運動などでダイエットをして痩せることが美しさに結びつかないことにも気づいているはずです。
そこで今回の特集では、体を健康的に使えるように、専門家がセルフメンテナンスの方法をアドバイス。
慶田院長は、お顔のたるみ、健康的な美ボディに役立つ生活習慣に関する解説をしています。

<紫外線対策は冬も万全に!>
老け顔に見える理由は輪郭の崩れ

なぜ老け顔に見えるかというと、輪郭が崩れるからです。『美は輪郭に宿る』と言い切っても良いほど、輪郭がシュッとしている方が若々しく見えます。自撮りだと決め顔をするため気づかない方がほとんどですが、治療の際に5度ずつ顔の角度を変えて撮った写真をみると、真実の姿を目の当たりにして皆様一様に衝撃を受けます。ほとんどの患者様は、40代以降、「輪郭が曖昧で大顔になった」と仰います。アジア人の理想的な形はハート型。それが逆転して下のほうが大きくなってくると、一気に老けた印象を与えてしまいます。

顔には、皮膚を骨や筋膜に固定する『顔面靭帯』という組織があって、樹木のように枝葉の伸びた形をしています。根っこが骨、枝先が皮膚につながっているとイメージしてください。支える力が弱まると皮膚の下にある脂肪が塊で下方にずれて移動し、シルエットが崩れてしまいます。
さらに、加齢とともに骨の萎縮が始まります。具体的には額中央、鼻の横、眼窩、下顎(あご)の骨が大きく変わります。目の下の骨の縁がまるでサングラスのように穴が大きく広がった感じに変わるので、アイホールが広がり、目の下のたるみが際立ちます。土台となる骨が萎縮し、支えるものがなくなるのでほうれい線は深くなり、顎は小さく萎んできます。

正直なところ、セルフケアでできることには限界があります。コラーゲン線維の束を切ってしまうような激しい顔マッサージは避け、適度な運動などで大きな筋肉を動かして血流をよくすることが、いい肌をつくるには効果的です。
皮膚のコラーゲン線維の分解やエラスチンを変性させてしまう『光老化』を避けるため、日焼け止めは1年中塗っておくことが大切。
ここ最近の研究では、紫外線だけでなく近赤外線領域の一部の光が真皮よりも深い筋膜などに届いてたるみを誘因するとも言われています。

<生活習慣の5本柱を意識>
戦略的に食べて体重を一気に変動させないことが大切

ただ痩せるだけが美しさではありません。痩せても皮膚はそれに合わせてなかなか縮みまず、皺が目立つからです。急なダイエットは禁物。健康のためにも、運動による体重調整で一気に変動させないことがたるみ予防にも肝心です。

食べ物も気をつけたいもの。筋肉も皮膚もアミノ酸が連なってできているので、意識的にタンパク質を摂りましょう。加齢により基礎代謝が落ちるので、一日に食べられる総カロリーを計算し戦略的に食べると◎。
ただし、脂肪は減らしすぎると風邪を引きやすくなったり、女性ホルモン不足になったしますから、長生きのためにも実はややぽちゃくらいが丁度いいいわれています。

食事、睡眠、排泄、ストレスコントロールと運動の生活習慣の5本柱は大切。これらのバランスが悪いと、例えば美容医療でたるみの治療をしてもいい反応が得られません。
また、心と皮膚はつながっていて、心配しすぎの人より、おおらかで前向きの人のほうが、施術の効果がでやすい傾向を感じています。
見た目の心理への影響を改善することで、メンタル状態をあげることができます。お化粧をして街にお出かけしてみたり、きれいだねと言われる機会を増やしたりすることも大切です。

本誌では自宅でできるストレッチや、おしゃれで気分もあがるグッズが多数掲載されています。美容クリニックでは、メスを入れずに引き締めたい、失われたハリを取り戻したい、部分痩せしたい、などなど。悩みに合わせたお手伝いができますので、ご相談ください。

ぜひ、ご一読ください。

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雑誌『Marisol(マリソル)』2017年12月号(11月7日発売 掲載ページP205)

特集「樋場早紀ビューティ」に当院が掲載されました。
マリソルビューティー専属モデル樋場早紀さまの〝かかりつけ医″として、ご紹介いただきました。
樋場さまは、もともと美肌の持ち主で、美容に関してはセルフ派とのことですが、当院を『トラブルが起きた時の駆け込み寺』として信頼を寄せていただいているようです。今回掲載された『ケミカルピーリング+ジェントルレーズプロ照射』は、主にシミ・くすみの改善や産毛の脱毛を行う、当院の人気メニューです。樋場さまのように目立ったトラブルのない方の、更なる肌質アップ目的にもおすすめの治療です。

メラニンに選択的に吸収される波長のレーザーを顔全体に照射することで、薄いシミや加齢によるくすみ、毛穴の黒ずみを改善し、産毛を脱毛できます。適切な熱反応によりコラーゲン線維を増やし、肌表面のキメ、ハリまでアップ。毛穴の引き締まりやニキビの減少効果も得られます。当院では照射前にサービスで医師の手によるケミカルピーリングを行います。肌をなめらかのすることで、レーザー照射の効果をより高めています。乳酸のピーリング作用で、ターンオーバーがとどこおり、くすんでしまった肌に刺激を与え、溜まったメラニンを排出して透明感のあるみずみずしい肌を再生することができます。
ダウンタイムがなく、撮影でお忙しい樋場さまもお気に入りです。

ジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)


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雑誌『Domani/ドマーニ』2017年11月号(10月1日発売 掲載ページP216~227)

特集『どっちが正解?「大人の保湿」ドリル』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
知っているように知らない、分かったつもりの保湿スキンケア。大人の肌ならどうするべきかを解説しました。

<お手入れにまつわる、ありがちな勘違いをCheck>

Q.35歳を過ぎたら、スキンケアは何に重点を置けばいい?
A.エイジングケア B.保湿ケア
答.B
この世代は乾燥している人が多数。十分な保湿こそが、エイジングケアの第一歩に。
30代も後半になると肌のハリがなくなり、何か良いエイジングケアをと焦る人も多いかもしれません。でも、この世代に肌はとても乾燥しやすく、乾燥によってハリが失われていることも多いのです。肌表面の角層には角層細胞が並んでいて、その隙間を「細胞間脂質」とういう物質が埋めています。年齢を重ねて肌のターンオーバーの速度が遅くなると、この細胞間脂質の量も減少。すると、肌はスカスカになって水分が蒸発しやすくなります。まずは、たっぷりしっかり保湿をすることが大切です。

Q.乾燥肌になる原因って?
A.もともとの肌質が大きい B.間違ったお手入れによって乾燥に傾く
答.B
「何をやっても乾燥する」のは、お手入れが間違っているせいかもしれません。
確かにもともとの細胞間脂質の分泌が少ない肌質もありますが、30代後半で角層の隙間を埋める細胞間脂質が不足する=肌が乾燥に傾く原因は、加齢に加え、間違ったお手入れによるところも大きいのです。よかれと思ってしていることが肌を乾燥させているケースもあうので、正しい知識をもってお手入れをしましょう。

Q.乾燥を放置していると、この先どうなるの?
A.シワやたるみに発展する B.乾いたまま
答.A
乾燥した肌は無防備な状態。さまざまな外部刺激を受けて、エイジングが進行します。
角層の構造は、肌を外部刺激から守るバリア機能の役目を果たしています。細胞間脂質が少なくなって肌が乾燥すると、バリア機能が低下し、さまざまな外部刺激が入り込みやすくなります。すると肌が炎症を起こしたり、ダメージが内部に及んで老化が進行する原因になります。たかが乾燥と放置しないようにしましょう。

<その乾燥肌、間違った汚れ落としで潤いを奪っているせいかもしれません 保湿のための「クレンジング・洗顔・角質ケアの正解」>

Q.肌を乾燥させないための、朝の正しい洗顔は?
A.ぬるま湯ですすぐだけ B.洗顔料で洗う
答.肌タイプによる
皮脂がほとんど出ない人はぬるま湯。それ以外の人は洗顔料を使いましょう。
夜のお手入れをしてから朝洗顔までの数時間にも皮脂が分泌され、肌の新陳代謝も行われています。皮脂の汚れは放っておくとすぐに酸化するので、洗顔料を使ってきちんと落とすことが大切です。ただし皮脂がほとんど出ない肌質の場合、1日に2回洗顔料を使うと肌がパサパサになることもあるので、ぬるま湯ですすぐだけでもOKです。

Q.深夜帰宅後、1分でも早く寝たい!何でクレンジングする?
A.クレンジングウォーター B.拭き取りコットン
答.A
肌に摩擦は厳禁。クレンジングウォーターをたっぷり使えばOK。
洗浄剤を含むクレンジング料をつけた状態で、コットンの繊維で摩擦するのは肌にとってダメージが大きく、乾燥の原因になります。AもBも毎日というのはおすすめできません。疲れた時の緊急ケアとしては、自分で液の量を調整でき、たっぷり使うことで摩擦の軽減ができるAがおすすめ。

Q.肌を乾燥させない洗顔料はどっち?
A.洗顔フォーム B.石けん
答.B
肌の乾燥の原因になりにくいのは、石けん。
石けんと洗顔フォームの違いは、含有されている洗浄料。石けんの洗浄料は水ですすぐとその効力が失われ、肌を乾燥させにくいといわれています。洗顔フォームは感覚としてはしっとり洗いあがるものも多いのですが、すすぎ残した場合、バリア機能を乱す原因になるので要注意。

Q.乾燥肌のゴワつきや毛穴の詰まり対策に取り入れたいのは?
A.酵素洗顔 B.クレイパック
答.A
クレイパックは皮脂を吸着するので、乾燥肌には注意が必要。
大人の乾燥肌は肌表面に古い角質が溜まりやすく、それがゴワつきやくすみの原因に。乾燥を恐れず、定期的に落とすケアを取り入れましょう。パウダータイプの洗顔料は、酵素の力で不要な角質の結びつきを切って落とすのでマイルド。クレイパックは、製品によって皮脂を吸着しすぎてしまうこともあります。

Q.クレンジングの正しい方法は?
A.じっくりマッサージ B.手早くさっとすすぐ
答.B
クレンジングは肌のバリア機能を乱すので、手早く終えること。
クレンジングに配合されている洗浄料は、落ちにくいメークを浮かせ、すすぎもスムーズにするためのもの。それは同時に肌の細胞間脂質も洗い落してしまい乾燥を招くので、クレンジングはさっと短時間で行うのがベスト。マッサージは厳禁です。

Q.肌により優しいクレンジングの形状は?
  A.クレンジングミルク B.クレンジングクリーム
答.B
油分と洗浄料でバランスよくメークを浮かせるクリームタイプがベスト。メイクが薄いならジェルタイプも◎
油にメークをなじませて浮かせる。洗浄料でメークを肌から離す。クレンジングの仕組みはざっくり言うとこのふたつです。油分が少ないクレンジングミルクは、製品によっては洗浄料が多かったり、落ちにくくて肌をこすってしまい、乾燥の原因になることも。クレンジングクリームは油分と洗浄料のバランスがよく、肌に負担をかけにくいといわれています。メークが薄いなら、ジェルの吸着性を利用して落とすジェルタイプもおすすめ。

<みんな大好きなアイテムだけに、正しく使って最大限の効果を狙いたい 保湿のための「ブースター・化粧水・美容液」の正解>

Q.肌に優しい化粧水のつけ方は?
A.手で何度も重ねる B.コットンでたっぷり
答.A
コットンの繊維が摩擦を起こして、乾燥の原因に。
異物との摩擦は肌にとって負担になるので、手で付けるのが◎。コットンは良質なものを選んでも、細かい繊維が肌を傷つけ、バリア機能を低下させる一因に。コットンを使いたい場合は、化粧水をたっぷり含ませ、こすらずなじませて。

Q.オールインワン保湿コスメって、どうなの?
  A.たっぷりつけるならOK B.大人には物足りない
答.A.
緊急時にはあり。良質なものを常備して。
疲れて帰って1分でも早く寝たい夜、寝坊して大急ぎで出かけたい朝...。スキンケアに時間をかけられないときは、1品に水分と油分、保湿成分が入ったオールインワンコスメで済ませるのもOK。ただし潤いを持続させるために、保湿成分がしっかり入った、良質なものを選びましょう。1品で済ませる分、たっぷり使うことも大切です。

Q.乾燥肌に、ブースターって絶対必要ですか?
A.必要 B.なくてもいい
答.B
ブースターで肌が劇的に変わることはありません
お手入れの最初に使うことで肌がやわらかくなる、ベタつかずに油分や保湿成分を与えられるなどのいい面はありますが、乾燥が劇的に改善するアイテムはありません。ミニマムにお手入れを済ませたいなら、省いてOK。


Q.冬のシミ対策として正しいのは?
A.美白ケアを取り入れる B.乾燥時期なので春までガマン
答.A
シミを防ぎたいなら年間を通して美白ケアを
美白コスメが肌を乾燥させることはありません。シミができやすい肌質の場合は、奥に潜むシミ予備軍を表に出さないために年間を通して美白ケアを取り入れましょう。併せて保湿ケアもしましょう。

Q.化粧水がしみるときはどうすれば?
A.しみないものに切り替える B.使わない
答.B
肌が過敏なときは、水分が負担に。ゆらぎ肌対応コスメ1個でお手入れを。
化粧水がしみるのは、肌のバリア機能が乱れているサイン。無理に使うのではなく、いったん水分ケアを休み、ゆらぎ肌を落ち着かせる低刺激な美容液またはクリーム1個でお手入れを。

<30代後半は、油分のツヤ効果を積極的に利用して 保湿のための「乳液・クリーム・オイル」の正解>

Q.クリームと乳液は両方使うべきもの?
  A.どちらか1個でOK B.両方使うべき
答.A
油分を与えるという役割は同じなので、どちらか1個選べばOK
乳液とクリームは、どちらも水分と油分が乳化されたもの。油分が少なければ乳液、多ければクリームとなります。肌の状態や好みに合わせて、どちらか1品使えばOK。もちろんそれ以外に保湿成分も入っているので、2品使えば潤いの持続力は強化されます。

Q.乳液だと乾く、クリームだとベタつく。そんな場合は?
  A.クリームを薄く塗る B.乳液をたっぷり重ねる
答.A
乾燥する部位を中心にクリームを薄塗りして。乳液を見直すという手もあり
乳液だけだともの足りない、もっとコクのある潤いやツヤが欲しい...と感じているなら、手っ取り早く油分の多いクリームを薄く塗ったほうが満足感が高まります。ただし、乾燥は油分不足でなく保湿成分の不足が原因なので、保湿成分がしっかり配合された乳液に替えるのも手。


Q.夜しっかりお手入れしても朝にはカサカサ...どうしたらいい?
  A.使うアイテムを見直す B.寝る直前にクリームを重ねる
答.B
お休み前の「追いクリーム」で翌朝までふっくら潤った肌に
まずは、夜のお手入れに使う全てのアイテムの使用量を増やしてみては。それでも乾いてしまう場合は、夜のお手入れが終わった後に、寝る前にもう一度クリームを重ねてみましょう。時間差で潤された状態を翌朝までキープできます。

Q.クリームは朝も使うべき?
A.使ったほうがいい B.メークくずれの原因になるから不要
答.A 
長時間過ごす日中の乾燥対策に、朝こそクリームを
化粧品に含まれる油分の形状はさまざま。肌に密着して均一な膜をつくってくれるタイプのものもあり、そういう油分を配合した朝用のクリームを使うと、くずれるどころかむしろメークのノリやもちがよくなります。もちろん、潤いも長時間キープ。朝専用のデイクリームにはベタつかず肌のツヤを高めてくれる優秀なものが多いので、苦手意識をもたずぜひ取り入れて。UVカット効果があるものなら一石二鳥です。

<マスクにアイケア、角質ケア...ありすぎてわからない⁉ 保湿のための「スペシャルケア&その他」の正解>

Q.マスクを使うなら、選ぶべきはどっち?
A.シートタイプ B.塗るタイプ
答.どちらとも言えない 
形状にかかわらず、"密閉力"を選らずポイントにして。
マスクの目的は、肌を密閉することで美容成分の浸透を高めること。形状にかかわらず、密閉力の高いものがよいマスクです。クリームタイプはコクのあるものを。シートタイプは潤いが逃げやすいので、製法に工夫のあるものをセレクトして。

Q.最近気になる大容量のシートマスクってどうなんですか?
A 大人にはイマイチ B 効果はある
答.B
ローションマスク感覚で、週に何度も使うなりアリ!
改良が重ねられ、保湿効果がぐんぐん高まっている大容量のシートマスク。大人ならチビチビ使うのではなく、週に何度も、化粧水を含ませたローションマスクのような感覚で使うと肌に透明感が。

Q.確実に保湿するために、ベターなのは?
A.スキンケアをライン使いする B.単品ずつ組み合わせる
答.A 
面倒&不安ならライン使いを選べば間違いない
スキンケアは薬とは異なるので、本来は好きなアイテムを自由に組み合わせてOK。自分で選ぶのは面倒、よくわからない、という人のためにライン使いがあると考えましょう。それぞれのアイテムの成分の配合や潤いバランスが計算されているので、肌に合うラインを選べば安心して使えます。

Q.アイケアを取り入れるなら、どっち?
A.アイセラム B.アイクリーム
答.A
他のアイテムと重ねやすく、心地よく使える美容液タイプなら継続できる
これについては、どちらの形状がより効く、より浸透するということはありません。ただアイクリームよりもアイセラムのほうが肌にすっと浸透して収まりがいいので、全顔用の美容液やクリームなどと重ねても心地よく使うことができます。アイケアは、継続による効果を狙って今後ずっと使い続けるアイテム。そういう意味で、使いやすいセラムが継続しやすくおすすめ。クリームのほうが好きという人は、もちろんお好みで。

Q.何をやっても潤わない肌...どうしたらいい?
A.お手入れを丸ごと替える B.角質ケアを取り入れる
答.B 
角質ケアで代謝を上げ、潤いを保てる肌に生まれ変わらせて
大人の乾燥肌の根本的な原因は、代謝の遅れによる細胞間脂質の減少。何をつけても乾いてしまう...という肌は、角質の代謝を上げる角質ケア美容液を取り入れてみましょう。1日1~2回、お手入れの最初になじませるだけ。角質が健康になれば、潤いを抱え込める肌に変化。

Q.ところで、コスメの香りって肌にいいの?
A.いい B.悪い
答.A 
香りを楽しみながらお手入れをすることで、さらに効果が高まる
ひと昔前は無香料=肌にいいという考えが一般的でした。でも最近は香りの研究が進み、心地よい香りを感じながらお手入れすることで心の緊張がほぐれ、保湿やエイジングケアにもプラスの効果をもたらすことが明らかに。それを意識して開発されているアイテムもあるので、ぜひ試して。ただし敏感肌の人は避けた方が◎。

Q.高額なスキンケア、ひとつ買うならどっち?
A.スペシャルケアアイテム B .ベーシックアイテム

答.A 
贅沢な気持ちで堪能できるスペシャルケアがおすすめ
スキンケアの効果がわかる年齢になった今なら、思いきって高額コスメを取り入れるのもあり!デイリーケアよりもマスクや集中美容液などを選ぶと、効果がすぐわかりやすく、しっかり満喫できます。容器のラグジュアリー感も楽しんで。

Q.ガサガサ唇を治す、正しいリップクリームの使い方は?
A.日中にこまめに塗る B.夜たっぷり重ねる
答.B 
すみずみまでたっぷり塗ってパックをすれば、見違えるようにふっくら
もちろん、日中こまめに塗るのも大切ではあるのですが、肌の修復力が高まる睡眠中に、唇をコクのあるリップケアアイテムで密封すると、ガサガサした皮むけも一晩でおさまります。油分だけでなく美容成分も含むリップケアを選んで。

本誌では、保湿を重視したスキンケアアイテムが多数紹介されています。
また、次頁の「35歳からは〝ストレス肌老化〟と闘うスキンケア」では、慶田院長がストレスと肌の関係についてコメントをしています。当院では、開院依頼、『患者さまの心に寄り添うカウンセリングと施術』をモットーにしています。幸福を引き寄せる女性の美を叶えるため、最新の美容医療をご提供してまいります。

是非、ご一読ください。

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『LIONウェルネスダイレクトブック』2017年秋号

特集「美肌力を育む生活が毎日を輝かせる!健やかな美肌にアプローチ」に慶田院長のイ
ンタビュー記事が掲載されました。
※「ウェルネスダイレクトブック」はライオン株式会社の健康食品をご購入のお客様向け
の会報誌になります(年4回発行)。毎号、健康に関するプロフェッショナルな方のイン
タビュー記事を掲載しております。
誰もが憧れる美肌は、年齢を問わない輝きを放ちます。そんな憧れの美肌を手に入れるた
めの肌力を育むコツ、肌の光老化に関する知識と予防法をお伝えします。
【紫外線ダメージで肌は老化します】
過酷な夏の日差しや季節の変わり目の気温、湿度差などを乗り越え、肌の調子が低下しが
ちな秋、鏡を見て「最近なんだか老けた?」と思う方もいるのではないでしょうか。これ
は、夏の紫外線による肌老化が原因です。
肌の老化には、加齢による"自然老化"もありますが、約80%は紫外線など太陽光による"光
老化"だといわれています。その代表的な症状がシミです。シミの原因は"メラニン"という
色素ですが、メラニンにはもともと"紫外線から肌細胞を守る"という働きがあります。そ
のため、強い紫外線を浴びると肌を守るためにメラニンが生成されます。紫外線によって
DNAに傷が付くと、必要以上にメラニンが産生され続け、排泄されきれず肌内に蓄積した
ものがシミとなって現れます。つまり、無防備に紫外線を浴びることで老化が加速し、シ
ミだけでなく、コラーゲンの劣化によるシワやたるみ、さらには皮膚がんが生じることさ
えもあるのです。
【光老化対策は一年中ケアが必要です】
光老化を予防する第一の手段は、紫外線から肌を守ることです。日焼け止めを日常的に使
用することが大切です。日差しの強い夏だけ使用するという方が多いですが、紫外線は1
年中降り注いでいることを覚えておいてください。また、肌そのものをケアして、肌機能
を整えておくことも大切です。まずは"洗浄"で肌の汚れをしっかりと取り去りましょう。
肌は汗や皮脂、大気中のほこりやメイクなどで意外に汚れています。それらは次第に酸化
し、肌の刺激になってしまいます。優しいタイプの洗顔料(保湿成分が入っていて、洗っ
たあとに肌がつっぱらないものがおすすめ)で、汚れをきちんと落としましょう。次に"保
湿"で肌をしっかり整えます。肌が乾燥すると、肌荒れや炎症など肌トラブルが起こりやす
くなるので、洗顔後は化粧水で潤いを補給し、美容液やクリームなどを塗って保湿力をキ
ープさせます。特にくすみやシミが気になる方は、美白化粧品を使うのもおすすめです。
よく「どんな美白製品がよいか」と聞かれますが、一概には決められません。美白有効成
分の種類、配合濃度、安全性試験の有無、さらに使い心地や価格帯などがポイントになる
ので、それらをふまえて、選びましょう。
◎肌老化の原因は"光"にあり!紫外線とシミの関係
紫外線を浴びると、そのダメージから細胞を守るために、肌内部で褐色のメラニンが生成
されます。これが過剰につくられてしまうと、排出しきれず肌に蓄積してシミになります

シミの印象で、肌色も暗く、不健康そうに見えます。「見た目年齢」に差がつくポイント
は、こんなところにもあったのです。

【肌にも健康にも大切な5本柱を整えましょう】
老若男女問わず、美肌を目指している人が多いと思いますが、私が患者さんにまずお話し
するのは、肌づくりの基本となる"5本柱"をきちんと見直してほしいということです。
<5本柱>
1 バランスのよい食事
2 充分な睡眠
3 適度な運動
4 スムーズな排泄
5 ストレスのケア
上記の5つですが、つい目の前のトラブルの解決に必死になりがちですが、これがきちん
とできていないと、どんなに治療をしても効果が出づらく、持続もしにくくなります。こ
の"5本柱"は、肌のためだけではなく、健康のためにも大切なことです。生活習慣病の予
防にもつながりますので、ぜひ心に留めておいてください。

◎肌づくりだけじゃない!健康の基本となる5つの生活習慣をきちんとケアしましょう

・食事
体は食べたものでできています。野菜と低脂肪高たんぱくの肉や魚をメインにバランスよ
く食べ、もちろん、ベジタブルファーストで食事をしましょう。

・睡眠
睡眠は深く、6〜7時間眠るが理想です。寝る直線のスマホやパソコンは脳を覚醒させる
のでNG、夜のカフェインも避けましょう。

・運動
ウォーキングやストレッチなど、運動をすることで血の巡りがよくなり、新陳代謝がアッ
プ、肌のターンオーバーも整います。

・排泄
便秘など、胃腸の不調も肌不調の原因です。便秘により腸内フローラのバランスが崩れる
と、皮膚機能に悪影響を及ぼすことが報告されています。

・ストレスのケア
ストレスは自律神経を乱し、冷えや胃腸の不調、不眠など複合的にトラブルを招きます。
自分なりの解消法を取り入れましょう。

【糖化リスクを抑えて肌も体も健康に!】
5本柱の中でも、特に食事は大切です。食べた物で体はできているので、肌の状態にも大
きく関わってきます。野菜・海藻・豆類・魚・肉・米やパンなどの炭水化物を毎食、バラ
ンスよく摂取することが、どんなに高価な化粧品を塗ったりエステに行ったりするよりも
効果があります。また、過去には一品目だけを食べ続けるようなダイエットも流行しまし
たが、不健康なやせ方で、肌がシワシワになってかえって老けてしまった人が大勢いまし
た。"食"のバランスを大切にすることで、自然に肌も健康になれます。食事において、ひ
とつ気をつけたいのが糖質です。

糖質は、お米やパン、麺、甘いお菓子など多く含まれる成分ですが、糖質を取り過ぎると肌環境が悪化することがわかっています。体内で代謝しきれなかった糖は、たんぱく質と結合して「糖化」するのですが、その際に、たんぱく質でできているコラーゲン線維やエラスチンが変性してしまい、弾力性・柔軟性が低下し、皮膚がたるんだり、ゴワついた硬い肌になってしまうのです。さらに糖化によってできる最終生産物AGEsには褐色化する特性があるので、肌のくすみの原因にもなります。残念ですが、一度糖化したたんぱく質は元に戻すことができないので、なによりも予防が大切です。

食事の際、一番最初に野菜や海藻を摂る「ベジタブルファースト」なら、血糖値の上昇をゆるやかにして、糖化リスクを抑えることができます。糖化を避けることは、ダイエットだけでなく、美肌にも有効なのです。また、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌には、腸内環境を整えるだけでなく、肌のうるおい力をアップさせる力があるので、継続的に摂取する習慣をつけるとよいでしょう。このように肌の内側からのケアが、美肌には非常に有効です。

【肌の美しさは充実した毎日の結果】
肌は体の状態をそのまま反映します。顔色がよく、肌にツヤがあり、キメが整っている人
を見ると、心身が健やかであることが想像できます。そうした"健やかさ"を持つ人に好感
を持つのは当然のことです。そのためには、スキンケアも大切ですが、毎日の生活習慣が
一番の基盤となります。睡眠、食事などに気をつけながら、笑顔で暮らす。疲れたときに
は思い切って休むことも必要です。自分らしさを保ちながら健康体でいることが、毎日を
輝かせてくれる近道となるはずです。

◎美肌に導く優秀栄養素
必要な栄養素を効率よく、美味しく食べて、健康な体や美肌の基礎を整えましょう。

≪弾力を保つ:たんぱく質≫
体を構成する細胞をつくるたんぱく質は、不足すると肌は弾力を失い、シワシワの乾燥肌
になってしまいます。1日60g以上を摂取の目安にしましょう。

≪美白・ハリの友:ビタミンC≫
肌の弾力やハリを保ったり、透明感を維持したりする効果があります。また、免疫力を高
めることで、ストレスに対する抵抗力もアップさせます。

≪サビない肌に:ビタミンE≫
ナッツ類やたらこ、かぼちゃ等に含まれる"若返りのビタミン"です。高い抗酸化作用で活
性酸素を除去し、血管や肌、細胞の老化を防ぎます。

≪透明感がよみがえる:リコピン≫
カロテノイドの一種でトマトやスイカに多く含まれます。強力な抗酸化作用で活性酸素を
除去し、透明感のある健康的な肌をキープします。

≪サビ止めと美白に:エラグ酸≫
いちごやラズベリーなどのベリー系の果物、ザクロやくるみなどに含まれるポリフェノー
ルの一種です。抗酸化作用があり、美白効果もあります。

≪美肌に欠かせない:コラーゲン≫
真皮の約75%を締める主要成分で、肌の弾力を作り出すたんぱく質のひとつです。10代後
半をピークに減少するので、毎日の摂取を目標にしましょう。

≪腸と肌をキレイに:乳酸菌≫
ヨーグルトやキムチ、ぬか漬けなどに含まれる乳酸菌の力で腸内環境を整えると、肌のう
るおい力をアップさせることが期待できます。
◎外&内からケアで肌老化にアプローチ
肌老化を防ぐには、スキンケアなどの外側からのケアだけでなく、体の内側からのケアも
大切です。抗酸化成分を含む成分を積極的に摂取して、肌の"サビ"を防ぎましょう。

当院では、すでに受けてしまった紫外線ダメージや、今後の予防のための治療や内服、化
粧品等のアドバイスもご案内しております。お肌のかかりつけ医としてぜひご相談くださ
い。

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『LIONウェルネスダイレクトブック』2017年秋号

特集「美肌力を育む生活が毎日を輝かせる!健やかな美肌にアプローチ」に慶田院長のインタビュー記事が掲載されました。

※「ウェルネスダイレクトブック」はライオン株式会社の健康食品をご購入のお客様向けの会報誌になります(年4回発行)。毎号、健康に関するプロフェッショナルな方のインタビュー記事を掲載しております。

誰もが憧れる美肌は、年齢を問わない輝きを放ちます。そんな憧れの美肌を手に入れるための肌力を育むコツ、肌の光老化に関する知識と予防法をお伝えします。

【紫外線ダメージで肌は老化します】
過酷な夏の日差しや季節の変わり目の気温、湿度差などを乗り越え、肌の調子が低下しがちな秋、鏡を見て「最近なんだか老けた?」と思う方もいるのではないでしょうか。これは、夏の紫外線による肌老化が原因です。
肌の老化には、加齢による"自然老化"もありますが、約80%は紫外線など太陽光による"光老化"だといわれています。その代表的な症状がシミです。シミの原因は"メラニン"という色素ですが、メラニンにはもともと"紫外線から肌細胞を守る"という働きがあります。そのため、強い紫外線を浴びると肌を守るためにメラニンが生成されます。紫外線によってDNAに傷が付くと、必要以上にメラニンが産生され続け、排泄されきれず肌内に蓄積したものがシミとなって現れます。つまり、無防備に紫外線を浴びることで老化が加速し、シミだけでなく、コラーゲンの劣化によるシワやたるみ、さらには皮膚がんが生じることさえもあるのです。

【光老化対策は一年中ケアが必要です】
光老化を予防する第一の手段は、紫外線から肌を守ることです。日焼け止めを日常的に使用することが大切です。日差しの強い夏だけ使用するという方が多いですが、紫外線は1年中降り注いでいることを覚えておいてください。また、肌そのものをケアして、肌機能を整えておくことも大切です。まずは"洗浄"で肌の汚れをしっかりと取り去りましょう。肌は汗や皮脂、大気中のほこりやメイクなどで意外に汚れています。それらは次第に酸化し、肌の刺激になってしまいます。優しいタイプの洗顔料(保湿成分が入っていて、洗ったあとに肌がつっぱらないものがおすすめ)で、汚れをきちんと落としましょう。次に"保湿"で肌をしっかり整えます。肌が乾燥すると、肌荒れや炎症など肌トラブルが起こりやすくなるので、洗顔後は化粧水で潤いを補給し、美容液やクリームなどを塗って保湿力をキープさせます。特にくすみやシミが気になる方は、美白化粧品を使うのもおすすめです。よく「どんな美白製品がよいか」と聞かれますが、一概には決められません。美白有効成分の種類、配合濃度、安全性試験の有無、さらに使い心地や価格帯などがポイントになるので、それらをふまえて、選びましょう。

◎肌老化の原因は"光"にあり!紫外線とシミの関係
紫外線を浴びると、そのダメージから細胞を守るために、肌内部で褐色のメラニンが生成されます。これが過剰につくられてしまうと、排出しきれず肌に蓄積してシミになります。

シミの印象で、肌色も暗く、不健康そうに見えます。「見た目年齢」に差がつくポイントは、こんなところにもあったのです。

【肌にも健康にも大切な5本柱を整えましょう】
老若男女問わず、美肌を目指している人が多いと思いますが、私が患者さんにまずお話しするのは、肌づくりの基本となる"5本柱"をきちんと見直してほしいということです。
<5本柱>
① バランスのよい食事
② 充分な睡眠
③ 適度な運動
④ スムーズな排泄
⑤ ストレスのケア
上記の5つですが、つい目の前のトラブルの解決に必死になりがちですが、これがきちんとできていないと、どんなに治療をしても効果が出づらく、持続もしにくくなります。この"5本柱"は、肌のためだけではなく、健康のためにも大切なことです。生活習慣病の予防にもつながりますので、ぜひ心に留めておいてください。

◎肌づくりだけじゃない!健康の基本となる5つの生活習慣をきちんとケアしましょう
・食事
体は食べたものでできています。野菜と低脂肪高たんぱくの肉や魚をメインにバランスよく食べ、もちろん、ベジタブルファーストで食事をしましょう。
・睡眠
睡眠は深く、6〜7時間眠るが理想です。寝る直線のスマホやパソコンは脳を覚醒させるのでNG、夜のカフェインも避けましょう。
・運動
ウォーキングやストレッチなど、運動をすることで血の巡りがよくなり、新陳代謝がアップ、肌のターンオーバーも整います。
・排泄
便秘など、胃腸の不調も肌不調の原因です。便秘により腸内フローラのバランスが崩れると、皮膚機能に悪影響を及ぼすことが報告されています。
・ストレスのケア
ストレスは自律神経を乱し、冷えや胃腸の不調、不眠など複合的にトラブルを招きます。自分なりの解消法を取り入れましょう。

【糖化リスクを抑えて肌も体も健康に!】
5本柱の中でも、特に食事は大切です。食べた物で体はできているので、肌の状態にも大きく関わってきます。野菜・海藻・豆類・魚・肉・米やパンなどの炭水化物を毎食、バランスよく摂取することが、どんなに高価な化粧品を塗ったりエステに行ったりするよりも効果があります。また、過去には一品目だけを食べ続けるようなダイエットも流行しましたが、不健康なやせ方で、肌がシワシワになってかえって老けてしまった人が大勢いました。"食"のバランスを大切にすることで、自然に肌も健康になれます。食事において、ひとつ気をつけたいのが糖質です。糖質は、お米やパン、麺、甘いお菓子など多く含まれる成分ですが、糖質を取り過ぎると肌環境が悪化することがわかっています。体内で代謝しきれなかった糖は、たんぱく質と結合して「糖化」するのですが、その際に、たんぱく質でできているコラーゲン線維やエラスチンが変性してしまい、弾力性・柔軟性が低下し、皮膚がたるんだり、ゴワついた硬い肌になってしまうのです。さらに糖化によってできる最終生産物AGEsには褐色化する特性があるので、肌のくすみの原因にもなります。残念ですが、一度糖化したたんぱく質は元に戻すことができないので、なによりも予防が大切です。食事の際、一番最初に野菜や海藻を摂る「ベジタブルファースト」なら、血糖値の上昇をゆるやかにして、糖化リスクを抑えることができます。糖化を避けることは、ダイエットだけでなく、美肌にも有効なのです。また、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌には、腸内環境を整えるだけでなく、肌のうるおい力をアップさせる力があるので、継続的に摂取する習慣をつけるとよいでしょう。このように肌の内側からのケアが、美肌には非常に有効です。

【肌の美しさは充実した毎日の結果】
肌は体の状態をそのまま反映します。顔色がよく、肌にツヤがあり、キメが整っている人を見ると、心身が健やかであることが想像できます。そうした"健やかさ"を持つ人に好感を持つのは当然のことです。そのためには、スキンケアも大切ですが、毎日の生活習慣が一番の基盤となります。睡眠、食事などに気をつけながら、笑顔で暮らす。疲れたときには思い切って休むことも必要です。自分らしさを保ちながら健康体でいることが、毎日を輝かせてくれる近道となるはずです。

◎美肌に導く優秀栄養素
必要な栄養素を効率よく、美味しく食べて、健康な体や美肌の基礎を整えましょう。
≪弾力を保つ:たんぱく質≫
体を構成する細胞をつくるたんぱく質は、不足すると肌は弾力を失い、シワシワの乾燥肌になってしまいます。1日60g以上を摂取の目安にしましょう。
≪美白・ハリの友:ビタミンC≫
肌の弾力やハリを保ったり、透明感を維持したりする効果があります。また、免疫力を高めることで、ストレスに対する抵抗力もアップさせます。
≪サビない肌に:ビタミンE≫
ナッツ類やたらこ、かぼちゃ等に含まれる"若返りのビタミン"です。高い抗酸化作用で活性酸素を除去し、血管や肌、細胞の老化を防ぎます。
≪透明感がよみがえる:リコピン≫
カロテノイドの一種でトマトやスイカに多く含まれます。強力な抗酸化作用で活性酸素を除去し、透明感のある健康的な肌をキープします。
≪サビ止めと美白に:エラグ酸≫
いちごやラズベリーなどのベリー系の果物、ザクロやくるみなどに含まれるポリフェノールの一種です。抗酸化作用があり、美白効果もあります。
≪美肌に欠かせない:コラーゲン≫
真皮の約75%を締める主要成分で、肌の弾力を作り出すたんぱく質のひとつです。10代後半をピークに減少するので、毎日の摂取を目標にしましょう。
≪腸と肌をキレイに:乳酸菌≫
ヨーグルトやキムチ、ぬか漬けなどに含まれる乳酸菌の力で腸内環境を整えると、肌のうるおい力をアップさせることが期待できます。

◎外&内からケアで肌老化にアプローチ
肌老化を防ぐには、スキンケアなどの外側からのケアだけでなく、体の内側からのケアも大切です。抗酸化成分を含む成分を積極的に摂取して、肌の"サビ"を防ぎましょう。


当院では、すでに受けてしまった紫外線ダメージや、今後の予防のための治療や内服、化粧品等のアドバイスもご案内しております。お肌のかかりつけ医としてぜひご相談ください。


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日本テレビ『ヒルナンデス』 2017年9月21日(木)OA

特集「ヒルナンデス!に伝えたい~水卜アナに教えたいSP~」

いつもは、小島瑠璃子さんが街の女性たちにインタビューをし、レアな口コミ情報を紹介
しているコーナーですが、今回は水卜アナウンサー卒業特別企画。
リニューアルしたクリニックに小島瑠璃子さんがお越しになり、院長と楽しいインタビュ
ートークとなりました。

これまで、木曜日「ヒルナンデス!」で数々の美容・健康に関する食事に関する解説をし
てきた慶田院長が、美のスペシャリストとして紹介され、10月から朝の番組へ出演となる
水卜アナウンサーに「朝のお悩み解決法」をアドバイスさせていただきました。
そんな慶田院長が「水卜アナウンサーに教えたいこととは!?」

●むくみ対策の裏技「むくみ対策ストレッチ」

お顔がむくんだままでは、朝の情報番組の顔にはなれません。顔のむくみといえば、よく
あるのがフェイスマッサージ。でもそれだけでは不十分。局所の顔を揉むよりも、体を動
かして、全身の循環を促した方が、効率良くむくみの改善ができます。
そこで、慶田院長が朝むくんだ顔をスッキリさせる3つのストレッチを紹介しました。

その①腕を回す:上腕を交互に後ろ向きにまわします。肩を後ろに回すイメージで。この
動作は肩回りの筋肉をほぐします。

その②首を回す:胸を張りながら回すのがポイント。

その③肩甲骨を動かす:手のひらを下にして胸の下くらいにおき、肩甲骨を寄せたり広げ
たりします。目線はやや上方向を意識しましょう。

ちょっぴりオードリー春日さんのあの動きに似ています(笑)
このストレッチにより、頭頚部のむくみの元が流れ、血流アップ!目覚めに行うことで、
むくみの原因となる不要な老廃物を排出し、一日を「スッキリ」スタートすることができ
ます。

●これからの水卜アナウンサーにお伝えしたいこと
30代を迎えた水卜アナはこれまでのようにはいかなくなる...というのも30代は神様が与え
てくれた再生能力が落ちてくる時期。女性は40代半ばを過ぎると更年期を迎え、これから
どんどん時間の加速が速まります。慶田院長も正月が明けたら、あっという間に盆が暮れ
ていると感じるほど(笑)。時間の関係で放送はされませんでしたが、「水卜アナの真面目
でストイックな性格と仕事への姿勢を尊敬していますので、だからこそ無理しすぎないで
くださいね。」とお話ししました。また、「美容に関する知識はヒルナンデスで十分すぎ
るほどお勉強されたはずなので、これからは、ハードワークのストレスをリラックスして
解消すること、情報の取捨選択に努めていただきたい」ということもお伝えしました。小
島さんがメッセージを伝えてくださっていると思います。
これからますますハードに過ごされることと思いますが、できるだけ日々の疲れをためず
、健康的に一日をスタートしていただけたらと思います。慶田院長、スタッフ共々、今後
も水卜アナウンサーのご活躍を応援しています。

ぜひみなさまも、目覚めの簡単なストレッチをご参考になさってください。

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2017年10月 2日

雑誌『VoCE/ヴォーチェ』2017年11月号(9月23日発売 掲載ページP252)

特集「プロが太鼓判を押す、鉄板メニューから最新治療まで!2017ベスト美容サロン×クリニック」に当院のフォトフェイシャルM22がノミネートされ紹介選ばれました。

恒例の『VOCEベスト美容サロン×クリニック』2017年度は当院の照射治療ではトップ3の人気を誇る『フォトフェイシャルM22』が選ばれました!
フェイシャルM22は、ルミナス社の最新IPL(光)照射機器。
8種類のフィルターの中から、患者さまの肌質にあった最適なものを2種選択し、シミ(肝斑)、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔、ニキビやニキビに伴う赤みや色素沈着といった様々な肌トラブルを一気に改善します。特に当院では、フィルターの選択、エネルギーの強さ、パルス幅(照射時間)、パルスディレイ(休止時間)など細かい照射設定を医師が行い照射するので、その豊富な知識と技術のコンビネーションが人気です。
定番メニューだからこそ、確かな技術が重要!ぜひ目利きの美容賢者が選んだ技術を体験してください。

フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)

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雑誌『美的』2017年11月号(9月23日発売 掲載ページP92~93)

大特集:女の価値は唇で決まる!「唇美人になるために必要なこと、全部!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

みずみずしく、ふっくらとしたカーブを描く麗しい唇は、女性だけに与えられた特権です。この秋は、その唇をさらに魅力的にしてくれるたくさんのリップが登場します。今選ぶべきリップ、もともとの唇を輝かせるケア、美容賢者が出会った運命のリップなど、とことん唇とリップケアにこだわった特集です。

もともとの色、形、薄さや厚さ、この季節ならではのシワや荒れ、エイジングによる口角の下がり、しぼみ等...素の唇の悩みやトラブルも解決し、もっとリップメイクが映える唇に鍛えましょう!

【唇のこと、ちゃんと知っていますか?】
知っているようで知らない、唇の構造。なぜ乾くのか、年齢と共にどう変わっていくのか...きちんと知った上で正しいケアをしましょう。

◎唇の山(鼻にかけての溝は"人中溝")
・よくある悩み...「形がぼんやりしている」
唇の"山"の谷が浅くてのっぺりしている...という悩みが多いようです。リップライナーで形を縁どるのがおススメです。いわゆる上唇の"M"字形の部分が、"唇の山"です。西洋では、天使の持つ弓矢に似ていることから、『キューピッドボウ』と呼ばれます。そして鼻下から"M"の谷部分にかけての縦2本の溝を東洋医学では"人中溝"といいます。メイクにおいては、この唇の山のラインをしっかりとると、きちんと感とエレガントさがグンとアップします。加齢で山が平らになっていくので、若々しく見せるためにも知っておきたいテクニックですね。

◎口角
上唇と下唇をつなぐ部分。よく動かす箇所なだけに、炎症を起こす、色がくすむなど、トラブルが起こりやすい部位です。また、口角が上がっていると幸せそう、下がると不機嫌そうと、印象を左右する重要なパーツでもあります。
・よくある悩み...「くすみ」
刺激を多く受ける口角はとてもくすみやすい部位です。乾燥・紫外線対策をし、メイクの際にコンシーラーなどでカバーをしましょう。
・よくあるトラブル...「口角炎」
食べ物や唾液の刺激によって、炎症を起こし、赤みや腫れを生じる疾患です。亀裂が入り出血を繰り返すこともあります。また、胃炎など消化機能の状態が悪いと口角炎を生じやすくなります。

◎唇の構造は肌と同じく、表皮と真皮に分かれています。
表皮には皮脂腺・汗腺がほぼないため皮脂膜がほとんどできず、角層は非常に薄く、水分保持機能も低く、バリア機能も脆弱なため、外的ストレスを受けやすいという特徴があります。表皮下の真皮内では、毛細血管・線維芽細胞・コラーゲンやエラスチンなどが存在します。唇が赤いのは血管内のヘモグロビンの赤色が薄い角層を通して透ける為です。肌と同様、表皮の保湿・UVケア、真皮のコラーゲンケアが重要です。

≪日々の保湿・UVケア、エイジングケアが重要≫
唇はほかの皮膚に比べて角層が薄く、バリア機能が脆弱なため、乾燥や紫外線にとても弱いパーツです。ダメージを受けると"口唇炎"という、唇の湿疹を引き起こします。酷くなると赤く腫れたり亀裂が入って出血したりする症状を起こしやすいため、リップクリームで保護する必要があります。ふっくらとした健康的な唇のためには、保湿及びUVケアがカギとなります。
アトピー要因がある人は特にあれやすく皮もむけやすいので、より注意が必要です。むやみになめたり触ったりせず、抗酸化作用のあるビタミンE配合のリップクリームでケアすることがおすすめです。

≪もっと唇のコト、知りたい!≫
Q1、唇の形や色は年齢と共にどう変化しますか?
A1、厚みが薄くなり、くすみが進行します。
加齢や紫外線の影響と共に、真皮内にあるコラーゲン量が減少し、唇の幅に変化はないものの、厚みがなくなり縦ジワが増えしぼんだようになります。また、口周りの筋肉の劣化で口角も下がり、血液中のヘモグロビンと酸素の結合量が低下することで色もくすみます。ハリ感アップを促す専用美容液でケアをしたり、マッサージやエクササイズで筋肉を鍛えましょう。

Q2、唇にもUVケアは必要ですか?
A2、必要です!紫外線の影響を大きく受けます。
バリア機能が脆弱な唇は、紫外線からの保護が必須です。紫外線の影響で軽い炎症が生じると、そこから乾燥が激しくなり、口唇炎につながるおそれもあります。UVカット効果のあるリップクリームやリップ下地などを活用しましょう。

Q3、唇のエイジングケアにはどんなものがありますか?
A3、基本的な保湿やUVケアのほか、ヒアルロン酸注入などがあります。
まずは保湿やUVケアが第1です。その上で専用美容液の使用、マッサージやエクササイズもおすすめです。美容医療としては、ヒアルロン酸注入が一般的です。ヒアルロン酸注入は体内にある成分なので、アレルギーの心配もほぼありません。シワやしぼみを改善し、ぷるんとしたボリュームのある唇になります。大きくしないで曖昧なリップラインをはっきりさせるなど、経験ある医師に任せればデザインも自由自在です。

※当院の「ヒアルロン酸注入(唇形成)
唇の上下左右の形を整えるなどバランス調整も可能で、その方に似合う理想の唇になれる人気のメニュ―です。効果は、目安として半年~1年間ほど持続します。

是非、ご一読ください。

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2017年10月 1日

『ジェネシス』施術内容、10/1から大幅リニューアルのお知らせ。

照射範囲が全顔~首まで拡大、さらにケミカルピーリングとVCAAローションパックもサービスで含まれる充実の内容にリニューアルいたしました。

ケミカルピーリングとレーザーピーリングのダブル作用で、肌再生効果がアップします。施術後に行うパックに含まれるビタミンCの美白効果とアミノ酸の保湿効果でもっちりとした仕上がりに。ジェネシスはほんのりと温かく感じる程度の気持ち良い施術で、ノーダウンタイム治療です。繰り返すことで、お肌のキメ、ハリ、肝斑、毛穴のざらつき、赤ら顔、ニキビ跡など様々な治療効果を発揮します。首のシワが気になる方には特におすすめです。夏の疲れたお肌のリセットに是非お試しください。

ジェネシスリンク

2017年9月30日

雑誌『VOGUE JAPAN』2017年11月号 (9月28日発売 掲載ページP237)

特集「本気で美髪!頭皮とヘアのアンチエイジング。」に、当院の育毛治療「Dr.CYJヘア
フィラー」が紹介されました。

「Dr.CYJヘアフィラー」は、世界初の毛髪再生ペプチド化合物を含んだ、最新の育毛治療
。7種類の機能性ペプチドを頭皮に注入することで、発毛を促進するだけでなく、脱毛の
抑制に関する遺伝子の発現を促すことが新しい点です。
2週間に1度のペースで4回繰り返し、眠っている毛根にアプローチ。実感としては、新毛
が生えることで、まず毛の立ち上がりに変化があらわれます。
生え際が気になる30~40代の方は、特に早めの反応が期待できます。
自動注入器を用い、34Gという極細の3本針を使用して少量ずつ注射することで、短時間で
正確に漏れなく注入できる上に、麻酔クリームを塗布するので、痛みは軽め。
髪は夏に傷み、秋に老けるといわれ、まさにいまこの時季が分かれ目。大人の髪や頭皮に
何が起こっているかを知り、正しいケアで髪の老化を食い止めましょう。
育毛治療に関しては、当院HPで詳しくご紹介しています。


詳しくはこちらから

是非ご一読ください。

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2017年9月25日

アクアフェイシャルの効果と特徴

➢ 古い角質をトリプル作用で優しく取り除く

➢ 表皮のターンオーバーの促進と再生を促す

➢ 薬剤の浸透、照射の効果を高める

➢ 瑞々しい健康なお肌に生まれ変わり、透明感とバリア力が改善する

➢ 毛穴つまりの解消

➢ ニキビ・ニキビ跡の改善

20種類の美容液が生み出す洗浄&美肌効果

aqua_img13.jpg 約20種類の植物由来の美容成分を贅沢に配合した2種類の専用ピーリング剤を使用します。

➢ 【A液】乳酸を主体としたAHA(水溶性)+抗酸化・抗炎症作用のある10種類の天然植物成分配合のソリューション
→ 肌表面の古くなった角質を取り除きます。

➢ 【B液】サリチル酸を主体としたBHA(脂溶性)+レチノール、ビタミンなど抗酸化・抗炎症作用のある12種類の天然植物成分配合ソリューション
→ 肌表面だけでなく毛穴の中まで浸透し、皮脂を優しく軟化させ取り除きます。毛穴の汚れ、角栓の除去やニキビに効果的です。

【A液】乳酸 ベタイン アラントイン ツボクサエキス チャ葉エキス イタドリ根エキス オウゴン根エキス アルゲエキス ローズマリー葉エキス カンゾウ根エキス メリッサ葉エキス カミツレ花エキス カニナバラ果実エキス

【B液】アラントイン グリチルリチン酸2K リンゴ酸 ビフィズス菌培養溶解剤 エーデルワイスエキス クリサンテルムインジクムエキス マドンナリリーエキス アカツメクサ花エキス ツボクサエキス チャ葉エキス イタドリ根エキス オウゴン根エキス ローズマリー葉エキス カンゾウ根エキス カミツレ花エキス スイカズラ花エキス アセチルヘキサペプチド30 クエン酸 酢酸トコフェロール パルミチン酸レチノール トコフェロール サリチル酸 グリコール酸 ナイアシンアミド など 


排出された毛穴の汚れと古い角質


施術で排出された汚れ・角栓・古い角質は、本体の背面部分に設置しているダストボトルに溜められます。専用ソリューションは通常無色透明の液体ですが、施術後は濁っているのがお分かりいただけます。ご希望の患者様にはお見せすることもできますのでお気軽にお声がけください。
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アクアフェイシャルのリスクとダウンタイム


<痛み>無し<腫れ> 無し<内出血> 無し
shutterstock_1019073862.jpg施術中軽いかゆみやピリピリとした微弱な刺激を感じることがありますが、すぐに治まります。施術直後からスキンケアやメイクをしてお帰り頂けます。敏感肌の方や鼻の毛穴をしっかり吸引した場合は、施術後に軽い赤みやほてり感が、数時間~1日続くことがありますが、低刺激性の化粧水と保湿クリームで鎮静させることで消退しますのでご安心ください。2~3日間は、古くなった角質が脱落したり、ニキビの膿疱部分が破れたりして悪化したように見えますが、これは貯留していたものが排出される過程ですので心配はありません。また、施術から数日間は新しい化粧品のご使用はお控えいただき、使い慣れた保湿クリームで十分に保湿してください。

アクアフェイシャルの持続と頻度

ae_ago01.jpg毛穴の詰まりが蓄積している方は、初回~3回目くらいまでは2週間ごとの施術がおすすめです。肌質改善目的に行う場合は、1ヶ月に1度、数回継続するとキメと透明感の高まりを感じていただくことができます。その後は、定期的なメンテナンスをおすすめします。

アクアフェイシャル施術後は様々な治療の効果が高まります。特にイオン導入やエレクトロポレーション前に受けて頂くと、薬剤の浸透レベルが格段にアップします。また、フォトフェイシャルM22やジェントルレーズプロなどの照射系治療の前に行うと、照射の効果も高まります。カウンセリング時に担当医師が、ご自身のお悩みに最適な併用治療をご案内します。

アクアフェイシャル施術の禁忌事項

  下記に該当される方は、この治療を受けられないことがあるのでご相談ください。 ・激しい日焼け直後の方 ・治療希望部位にヘルペスなど未治療の感染症及び炎症がある方 ・治療希望部位にアトピー性皮膚炎やかぶれなど未治療の皮膚炎がある方 ※ 炎症のある赤ニキビ、膿をもったニキビがあっても治療は受けられます。 ※ 安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお知らせください。

雑誌『リンネル』2017年11月号 (9月20日発売 掲載ページP138~141)

特集「原因を知って、肌にやさしい習慣を 夏から秋の揺らぎ肌を健やかに」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。
一気に涼しくなる9月下旬。秋は肌の調子が悪くなる『揺らぎ肌』でお悩みの方が増えます。原因と対策を、院長が皮膚科専門医として解説しました。

夏のあいだこんなことをしていた人は要注意
□暑さで食欲が出ず、あまり食べなかった
□食事がさっぱりしたものに偏って、脂質やたんぱく質をとらなかった
□涼しい部屋で過ごしてばかりで、運動不足
□暑さやクーラーのかけすぎで安眠できず、寝不足だった
□旅行やレジャーなど、イベント続きで疲れが残っている
□日焼け対策が万全でなく、焼けてしまった
□汗をかくことが多いので、1日に何度も洗顔していた
□ベタベタするのがいやで、保湿ケアを簡単に済ませていた

秋になるといつの間に揺らぎ肌に!
べたつくからと顔を洗いすぎたり、運動不足、寝不足、日焼けに、食欲減退...。無意識に行っていた夏の生活の積み重ねが揺らぎ肌の原因になっているかも。
特に食事の影響は思ったより大きいもの。暑さからタンパク質や油ものを避けすぎていると、肌も栄養不足になってしまいます。秋からもう一度、生活習慣を整え直しましょう。

夏のあいだの疲れや不摂生が肌にあらわれます
夏は暑いうえに、レジャーなどのイベントなどで忙しく、疲れがたまる人は多いでしょう。その疲れは、体だけではなく肌へも影響しています。それが、湿度が下がってくる9月からの乾燥になり、ゆらぎ肌へとつながるのです。
肌の表面にある角層が整っていれば、肌は密なバリア状態を作っており、見た目に美しいだけでなく、外部からの刺激を受けにくく、強く保たれます。けれど、夏は角層が乱れる要因がたくさん。紫外線やエアコンの乾燥など外部的要因はもちろん、睡眠不足や疲労、栄養不足などによっても、肌の再生力が弱くなるのです。
特に、バリアの元になるセラミドなどからなる角質細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)は、いったん失われてしまうと、回復させるには時間がかかります。そうすると、バリア機能が衰えて、肌の調子が悪くなり、いつも使っている化粧品でも、ひりつきやかぶれなどを起こすことになるのです。
近年、こうした微細な炎症が、肌の老化につながるという研究もされています。秋の揺らぎ肌を回復させ、これからの乾燥や寒さにそなえましょう。

<日々の習慣を見直して、季節の変化に負けない素肌力をつけましょう。>
弱っている秋肌をさらに傷めているのは、クセになっているスキンケアかも? 見直してみましょう

●ゆらぎの原因01
時間をかけて丁寧にクレンジングすると肌がつっぱる
汚れ落とし兼マッサージでゆっくりクレンジング...それが傷めるもと!

●見直し習慣01
やさしく洗う、落とすで、不要な汚れのみを除去
クレンジングは1分間を目安にさっと落とすことが鉄則です。

汚れや汗、いらない角層は落とさなければいけませんが、時間をかけすぎるのは肌に負担をかける大きな原因です。クレンジングを長時間顔にのせていると、肌に必要な皮脂や、角質細胞間脂質も落としてしまいます。クレンジングはメイクと乳化したらすぐに洗い流すこと。時間は1分間が目安です。また、洗顔料をしっかり泡立てずにこすったり、クレンジングをケチケチするのは絶対NG。なお、洗い上がりにツッパリ感が残るものは、落とし過ぎなので、洗顔方法も見直しましょう。

●ゆらぎの原因02
加齢によって体も肌も夏の疲れが長引きがち
老化が進むと体だけでなく、肌にも元気がなくなります。

●見直し習慣02
肌も体もいたわるエイジングケアを
年齢肌を感じたら、食事や睡眠にも気をつけましょう。

年齢が高くなるほど、角質細胞間脂質や天然保湿因子が失われやすくなるので、乾燥を自覚するようになります。こういった肌の老化によるバリア機能の低下も、揺らぎ肌の原因に。また、若々しさをたもつための抗酸化力も、40歳前後でがくんと落ちます。抗酸化力はバランスのよい食事や疲労回復などによって高められるので、夏バテが長引かないようにメンテナンスを。
しわやくすみなどには、エイジングケア用の化粧品を。最近では、揺らぎがち敏感肌でも使えるものが増えています。

●COLUMN
何気ない習慣が老化を早めているかも!?肌をこするたびに加齢が加速
意外にも肌に刺激になっているのが、メイクブラシの使いすぎ。
ブラシの毛がチクチクあたるのは、肌をいためる原因になります。毛先が柔らかく肌触りのよいブラシを厳選して、チークなどにさっと使うのにとどめて。ファンデーションのブラシ塗りは、ブラシを何度も肌に滑らせることになるので、敏感に傾きがちな人は控えましょう。

●ゆらぎの原因03
涼しくなって紫外線を夏ほど気にしなくなった
日差しがやわらいだからと日焼け止めなしで外出はNG!

●見直し習慣03
肌にやさしいUVケアアイテムを年中入念につける
うっかり塗り忘れが命とり。涼しい日や曇りの空でも一年中ガードを!

紫外線のピークは7月ですが、UV-A波は、年間を通して地上に降り注いでいます。秋以降もUVケアを続けることで、紫外線はもちろん、大気汚染などのダメージからも肌を守ることができます。敏感肌用なら肌への負担も少ないので、自分の肌に合うものを選んで使い続けましょう。

●ゆらぎの原因04
化粧水は保湿アイテムを軽くつけるだけになっている
汗でベトつくからと、少量をぱぱっとつけるだけでは保湿不足。

●見直し習慣04
しっとりするまで、丁寧に重ねづけを
手のひらに多めにとって、何回かに分けて手で押さえるようつけて。

べたつくのがイヤだったり、高額化粧品だからケチケチ使いだったりして、量は少なめに...では、効果は半減してしまいます。お手頃価格でも、肌にあっていれば問題なし。たっぷりの量で保湿をするのが大切です。
化粧水は、手のひらに500円玉大をとって、両手でなじませてから、軽く押さえて。目のまわりや小鼻は、力の入りにくい薬指の腹を使いましょう。

●揺らぎ肌の原因05
化粧水をつけても肌が乾燥してピリピリする
いつもの化粧水ですらしみる敏感肌状態になっている?

●見直し習慣05
敏感なときはバームでフタをし、回復後は乳液やクリームで保湿を
ピリピリするときは、ふだんのお手入れは休止して休ませる。

涼しくなり、肌が乾燥してピリピリしたり、化粧水がしみたりしたら、いったん通常のお手入れはストップ。また、シートパックなど水溶性で肌にしみこむようなものは、逆効果です。こういうときは、肌に「フタをする」エモリエント効果の高いものを直接塗って、肌を落ち着かせることに専念します。ワセリンやバームなどがおすすめ。
ただし、バーム類は刺激からは守りますが、肌内部のうるおす力は低いので、回復してきたらクリームや乳液など、モイスチャライジング効果の高いものに変えましょう。

●揺らぎ肌の原因06
肌あれのとき、高機能そうなクリームや美容液を多用する
肌を回復させようと、あれこれ手を出すのは、かえって危険。

●見直し習慣06
肌に合うシンプルな基礎化粧品ラインのみで充分
困ったときに頼れる、信頼できるラインを見つけましょう。

肌が乾燥して、敏感になっている時こそ、化粧品は同一シリーズのラインづかいがおすすめ。肌がゆらぎがちなときに高機能な美容液やパックで過度にケアをすると、肌への刺激が増えてしまします。いろんなメーカーのものを使っていると、かぶれた時も原因が何かわからないうえに、合わない成分にあたって更に荒れてしまうリスクが高くなるからです。
季節の変わり目や肌の調子が悪いときは、このラインなら大丈夫、というものを知っておいて、切り替えられると安心です。

●揺らぎ肌の原因07
体や顔を触ったら、ひんやりと冷えているときがある
肌温度が低いと、外部の刺激を受けやすい状態になっているかも?

●見直し習慣07
体が温まる食材を積極的に摂取。冷え対策も万全に
冷えによる血流ダウンで、肌も栄養不足に。しっかり食べよう!

夏の冷房や秋口の涼しさによって、冷えを感じる人も多いのでは。
人間の体は中心部の温度が35℃以下にならないように保つ機能があります。外気温が低くなっていると、体温を逃さないよう血管が収縮し、血流が悪くなります。
血流が悪くなると、体だけでなく肌までも冷えた状態になって、顔色がくすんだり、肌のターンオーバー機能が衰えたりと、揺らぎ肌の原因になることばかり。
温かい食事をとる、上着をはおるなど、体も肌も体温を逃さない工夫をしましょう。

●COLUMN
外気温の低さから肌荒れに!これからの季節の寒気にご用心
肌の調子と寒さの関係が、最新の研究で明らかになりました。
表皮細胞には肌の細胞と細胞をくっつける機能をもつ"タイトジャンクション"という構造があり、"トリップV4" という温度センサー機能のあるタンパク質がその形成に関わっています。温度が下がるとこれらの機能が衰えて、細胞の結びつきが弱くなり、バリア機能の低下の原因に。寒気に直接肌をさらさないことが予防策です。

秋風が吹くころになると、肌がカサカサ、ピリピリしたり、いつもの化粧品が合わなくなったり。そんなお悩みを解消して、健やかな肌を取り戻しましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『美ST』2017年11月号(9月17日発売 掲載ページP58~59)

特集『こだわりすぎて、こじらせていませんか?〝スキンケア好き〟こそ要注意!「そんな保湿はやめなさい」』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

いいと聞けば、何でも試し、悪いと思ったら徹底排除。それを繰り返し、誤ったスキンケア法を正しいと信じ込んで疑わず実践する人が増加。でもそれって本当に肌にいいことなの?理にかなっている?いつの間にか自己満足なっていませんか?
その疑問に皮膚科専門医がお答えしました。

① 乾燥が心配だから、洗顔はお湯だけ。
A.洗いすぎると乾燥の原因になるからと、洗顔料を使わないのは要注意です。夜に塗った化粧品が酸化すると刺激になる恐れが。洗顔料を用いるのが無難です。洗浄力の弱いタイプをしっかり泡立て、さっと洗えば十分です。
②ヘアケア剤が顔についた時の刺激が心配だから、スタイリング剤はオーガニックバームを毛先にだけつける。
A.確かにニキビや皮膚炎を生じた患者さんを時々拝見します。ヘアケア剤によっては肌に刺激になる可能性がある成分を含んでいるので、大量に使うのは避けましょう。
③浴室内で顔を洗うと乾燥しそうなので、お風呂は洗顔+保湿をしてから入る。
A.浴室内は湿度100%。ドライサウナなどは別ですが、基本的に室内より明らかに乾燥しにくいはず。これは心配しすぎです(笑)
④入浴中のシートパックは、絶好のスキンケアタイム。
A.お風呂では皮膚が柔らかくなっており、浸透は確かに高くなります。ただし、湿度で乾きにくくても長時間使用はNG。刺激性接触皮膚炎を起こすリスクも高くなります。決められた時間を厳守しましょう。
④シャワーの刺激が心配だから、直接顔に当てない。
A.高温+圧力はNG。もちろん刺激になります。弱流水で人肌温度以下なら大丈夫。
⑥夜のスキンケアには、たっぷりアイクリームを塗る。
A.限度を超えた大量塗りをしても効果に違いはありません。規定量を守りましょう。アイクリームはアイホールに薄く塗り重ねれば十分。目が曇る人は塗りすぎです。
⑦スキンケアの「蓋」って必要?オイル、クリーム、乳液...どれがベスト?
ケアの最後の蓋は、確かに効果的です。保湿力の高いコスメを最後に塗れば、水分蒸発の防止になるのでクリームがベストです。

<摩擦でこじらせています>
Q.マッサージや美顔器も、摩擦になるって本当?
A.マッサージでたるみケアはできません。靱帯や皮膚を劣化させたるみを進行させます。
Qとにかく摩擦が心配で、枕カバーさえ怖いんです
A. 摩擦刺激は乾燥肌を引き起こし、角質状態を乱れさせるので、キメの乱れに直結します。シミの原因にもなり得ます。枕カバーも盲点ですが、気にすべき。シルクや柔らかなガーゼなどの肌あたりのいい素材を選びましょう。

<日焼け止めでこじらせています>
Q.日焼け止めは重ねて使えば効果が上がりますか?
A.はい、1品で求めるSPFを出すのは困難です。ミルフィーユ状に丁寧に塗り重ねましょう。
Q.人により合う美白成分が違うと聞いたけど本当?
A.効果が出やすい人、出にくい人がいるのは事実ですが、割り出す方法は確立されていません。

情報過多な現代、正しい知識を取捨選択するのが難しく、誤ったスキンケアをしている方を多く見かけます。惑わされないように気をつけたいものですね。
是非、ご一読ください。

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2017年9月23日

アクアフェイシャルと他の施術比較

『アクアフェイシャル』を導入前、類似施術の『ハイドラフェイシャル』を2度ほど検討したことがあります。お肌のターンオーバーを刺激し、毛穴の汚れを除去するというコンセプトはとても魅力的で、ノーマルスキンの体験者の評判は上々でした。しかしながら、アトピー性皮膚炎の私には刺激が強く、当院の患者様も乾燥肌の方が多いという点から導入を見合わせました。『アクアフェイシャル』に使用するアクアエラは、先端のチップの形状がマイルドで、ピーリングソリューションには保湿成分がたっぷり含まれるので刺激がほとんどなく、敏感肌にも安心です。それでいて、きちんと皮脂や角栓は除去されるので、すっかり気に入り当院のメニューに加えました。ほとんど全ての肌質の方に適応があり、肌質改善を叶えてくれるノーダウンタイム施術です。

アクアフェイシャルのポイント
特徴

外用治療kuri-mu.png 治療効果★★★☆☆ 痛み☆☆☆☆☆ ダウンタイム☆☆☆☆☆

効果
■毛穴のつまり(イチゴ鼻)の改善 ■毛穴引き締め効果 ■古い角質の除去 ■ターンオーバー改善 ■ニキビ・ニキビ痕の改善 ■皮脂分泌調整効果 ■肌再生・修復効果 ■美白効果(しみ・くすみ) ■肌の保水力・バリア改善効果 ■ちりめんジワの予防・改善※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

アクアフェイシャルのワンポイントアドバイスワンポイントアドバイス丁寧に洗ったつもりでも、毛穴の奥には皮脂や角栓の詰まりは中々取り切れません。洗浄剤で洗いすぎると、大事なバリア成分まで失ってしまうので逆効果です。アクアフェイシャルは、『2種類のピーリングソリューション』『吸引』『トルネードチップのマッサージ』によるトリプル作用で、古い角質を優しく取り除き、健康なお肌のターンオーバーを整え、『キメ』・『ハリ』・『透明感』・『毛穴レス』・『高保水』という無敵の美肌に肌質を導きます。通常のケミカルピーリングよりもマイルドな2種のピーリングソリューションには、保湿成分がたっぷり配合されており、先端のチップはは敏感肌でも安心な形状です。若い方のイチゴ鼻やニキビのお悩みから、大人世代のくすみ、毛穴の開大、ボディの黒ずみや毛孔性苔癬まで、その適応は広く、施術後のつるすべ感は何とも言えず、皮脂量の少な目の私でも2~3週間に一度は行っています。排出液の溜まるタンクには皮膚の汚れが浮いていて、どの程度汚れが取れたのか一目で分かります。ほとんど全ての施術の前処置としてお勧めしたいノーダウンタイム施術です。

アクアフェイシャルの施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師が気になる症状や部位についてお伺いします。肌の状態を診て、治療プランを決めていきます。注意点やアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。
(未成年の方の治療については親権者の同意が必要になりますので、こちらをご確認ください。)

flowアクアフェイシャル施術 施術時間は全顔で10分ほどです。2種類のピーリング溶剤で角質を軟化させて、毛穴の汚れや角栓の除去をします。トルネードチップで肌の表面を優しく磨き、古い角質を取り除きます。除去した皮脂や古くなった角質や角栓などを吸引します。ビタミンCとアミノ酸配合の美容液(VCAAローション)でパックをします。

flow終了この治療は痛みやダウンタイムがありません。すぐに顔色のトーンアップとお肌の柔らかさ、滑らかさを実感いただけます。すぐにメイクをしてお帰りいただけます。

2017年9月22日

アクアフェイシャルの価格表

※VCAAローションパック込み
部位 初回トライアル 1回 3回
 (10%OFF)
5回
 (20%OFF)
顔全体 ¥16,000 ¥20,000 ¥54,000
(¥18,000/回)
¥80,000
(¥16,000/回)
顔全体~首前面(顎下~鎖骨上) ¥24,000 ¥30,000 ¥81,000
(¥27,000/回)
¥120,000
(¥24,000/回)
デコルテ(鎖骨下~バストトップ)・上背部
下背部・両上腕外側 各1部位
¥20,000 ¥25,000 ¥67,500
(¥22,500/回)
¥100,000
(¥20,000/回)
治療オプション
(¥10,000以上の施術を受けた方に限る)
トライアル・1回の各料金から5,000円割引でお受けいたします。
お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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銀座ケイスキンクリニックへのお問合せはこちら

お電話でのご予約はこちら(受付時間/10:00~18:00) 0120-282-764

2017年9月20日

アクアフェイシャルの症例写真・体験談

16歳女性 アクアフェイシャル1回施術
【年齢】16歳女性
【お悩み・症状】鼻と顎の毛穴の詰まり・黒ずみ・肌全体のゴワつき
【施術】アクアフェイシャル 顔全体1回
【価格】アクアフェイシャル トライアル¥18,000
【リスク・副作用】頻度は低いですが紅斑・乾燥
美容成分豊富な2種類のピーリング剤を使用した水流で、毛穴の奥の汚れと古い角質を洗浄。小鼻の詰まりが取り除かれてブツブツ感や黒ずみが目立たなくなりました。施術直後から肌が柔らかくなり、ツヤ感も増しました。皮脂分泌のコントロール作用もあります。

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23歳女性 肌質改善コンビネーション治療(アクアフェイシャル・フォトフェイシャルM22・プラズマシャワー)

【年齢・性別】23歳女性
【お悩み・症状】毛穴・皮脂・ニキビ・赤み
【施術】アクアフェイシャル2回・フォトフェイシャルM22 1回・プラズマシャワー2回
【価格】アクアフェイシャル トライアル¥18,000+アクアフェイシャル1回¥22,000+フォトフェイシャルM22トライアル¥28,000+額オプション¥5,000+プラズマシャワー(トラネキサム酸導入)トライアル¥20,000+プラズマシャワー(サイトプロMD導入)1回¥38,000 合計¥131,000
【リスク・副作用】紅斑・浮腫・水疱・やけどなど
【施術後】ニキビや肌荒れ、頬の赤みにお悩みでした。結婚式を控えていたので、治療方針を綿密に計画し、今あるニキビの早期改善と根本的にニキビができにくい肌質に導くために幾つかの治療を組み合わせています。殺菌効果が高いプラズマシャワーとフォトフェイシャルM22(アクネフィルター)で炎症性のニキビが落ち着き、アクアフェイシャルで古い角質や過剰な皮脂、角栓を取り除きニキビの出来にくい肌環境に整えました。頬には血管に働きかける波長(血管専用フィルター)重ねて照射しているので、赤みも目立たなくなり肌全体の透明感が高まっています。血管拡張部位を撮影した写真(赤色の写真)を見ると、頬の赤みが大幅に改善されているのがわかります。

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アクアフェイシャルのよくある質問

Q アクアフェイシャルはどの部分に治療できますか?

【A】顔はもちろん、首やデコルテ、背中など全身のボディケアに対応できます。皮脂が毛穴に詰まりやすい、小鼻周りや額、あご、うなじ、背中などは特にその効果を実感いただくことができます。

Q アクアフェイシャルはイチゴ鼻に効きますか?
【A】はい。最もお勧めできる施術です。通常のケミカルピーリングでは、毛穴の詰まりが取り切れないのですが、アクアフェイシャルは吸引をかけるので1回でも毛穴の詰まりがほとんど気にならなくなります。

Q にきびがあっても受けられますか?
【A】炎症のある赤ニキビ、膿をもったニキビがあってももちろん大丈夫です。角栓・皮脂など毛穴の詰まり、膿を早く排出することで、治癒が早まるのでおすすめです。フォトフェイシャルM22照射とコンビネーション治療が効果的です。

Q アクアフェイシャルはどの施術と併用するのがおすすめですか?
【A】不要な角層と毛穴の詰まりを排除するアクアフェイシャル施術後は、薬剤の浸透が高まるので、イオン導入やエレクトロポレーション前に受けるのがおすすめです。また、照射の効果を高め、ターンオーバーのスイッチを入れるので、フォトフェイシャルM22やジェントルレーズプロ、スマスアップ、ジェネシス、フラクショナルCO2レーザー照射との組み合わせも人気です。カウンセリング時に担当医師が、最適な併用治療をご案内します。

Q アクアフェイシャルが受けられない人はいますか?
【A】 激しい日焼けや他院でのレーザー治療を受けた直後の方、治療ご希望部位にヘルペスなど未治療の感染症や炎症などがある方は受けられません。炎症のある赤ニキビ、膿をもったニキビがあっても治療は受けられます。また肝斑のある方は美白に有効な内服と外用を併用しながら、肝斑部分の施術をよりマイルドにして行います。

2017年9月15日

雑誌 日経ヘルス特別編集版『健康情報』2017年秋号(掲載ページP12~13) 

特集:「白髪と薄毛対策に、頭皮オイルマッサージ+自宅で染めるヘアカラーの選び方・使い方」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

※「健康情報」は、明治安田ライフプランセンター(株)が発行し、健康保険組合員および共済組合員に配布される小冊子です。

白髪と薄毛は、見た目年齢をぐんと上げる原因です。両方の予防に有効なのは、髪を育てる毛根を元気にすることです。そして気になりはじめたら"早めのケア"ことが大切です。プロ直伝のオイルマッサージと、自宅での白髪ケア方法をご紹介します。

◎白髪も薄毛も、毛根の働きの低下が原因でした!
白髪:遺伝や加齢、栄養障害のほか、甲状腺疾患などでも起こるが病気が完治すれば戻ることもあります。
薄毛:30代から増え、女性の場合、閉経後の加齢変化で加速し、ストレスや出産などで急激に脱毛する「急性休止期脱毛」などもあります。

【白髪・薄毛の3大要因】
①栄養不足
食事でとった栄養は全身の臓器にまず分配され、髪に届くのは最後です。髪のためにも十分な栄養補給が重要です。
⇒対策:食事の改善!
特に、細胞分裂やコラーゲン合成に関わる鉄・亜鉛・ビタミンC・ホルモンや酵素・髪の原料になるたんぱく質を意識して摂取しましょう。また、色素細胞を活性化する、カルシウム・メラニンの原料であるチロシンというアミノ酸、メラニン合成に不可欠な酵素のチロシナーゼの働きを促す銅、たんぱく質の代謝に必要なビタミンB・Eも大切です!

②頭皮の凝り、血行不良
凝りやストレスなどで、頭皮の血行不良になると、毛母細胞に酸素や栄養が十分に届かず、増殖・成長の妨げになります。
⇒対策:マッサージで血流をアップさせます!

③頭皮の過剰な皮脂
過剰な皮脂は酸化して、頭皮の炎症やニオイのもとになりますが、不足すると乾燥の原因になります。加齢やストレスでも皮脂は増えます。
⇒オイルで頭皮ケア!

【髪のボリュームが減る、白髪が気になる......髪のエイジングをストップ!】
中高年になると、薄毛が気になる人が多くなります。男性で多いのはAGA(男性型脱毛症)で、髪は毛周期と呼ばれるサイクルで成長し数年で生え変わりますが、男性ホルモンの影響で成長期が短くなり、薄毛が進行します。実は女性にも、男性ホルモンの作用で薄毛になる『FAGA(女性男性型脱毛症)』があり、主に遺伝が関わっています。
もう一つ女性の薄毛で多いのは、生えている本数が減る「慢性休止期脱毛」です。毛周期の中の休止期が長くなり、新しい毛が育たず薄毛になってしまいます。
白髪の原因は色素をつくるメラノサイト(色素細胞)の機能の低下と、メラノサイトを供給する色素幹細胞の枯渇にあります。基本的に治療は難しいのですが、メラノサイトが休止して白髪になっている場合は、色素幹細胞が残っていれば黒髪に戻る可能性があります。
薄毛、白髪は加齢や遺伝も大きく関るがまずは栄養状態を整えることが大切で、同時に頭皮環境を整えて毛根の働きを高めることも大切です。栄養補給と頭皮のケアは、早く始めるほど老化予防に効果的です

【薄毛は、毛周期の「休止期」が長くなったり、「成長期」が短くなって起きる】
髪は、「成長期」・毛根が短くなる「退行期」・毛母細胞が消えて新毛が生まれる「休止期」・新毛が成長し古い毛が抜ける「新生期」の毛周期サイクルを繰り返して育ちます。毛球部には毛乳頭を囲むように毛母細胞とメラノサイトが並び、「成長期」には毛包幹細胞から供給された毛母細胞が、毛乳頭から栄養を受け取りながら分裂・増殖を繰り返して毛を伸ばします。「慢性休止期脱毛」は休止期が長くなり、本数が減ります。AGAおよびFAGAは男性ホルモンの影響で毛母細胞の分裂・増殖が低下し、成長期が短くなり細毛になるのです。

【白髪は、毛根にある色素幹細胞の枯渇やメラノサイトの機能低下が原因】
色素の元となる色素幹細胞は表皮のバジル領域という部分に蓄えられており、ここで生まれたメラノサイトが毛母細胞周辺まで下りてきて分化します。色素幹細胞が枯渇したり、毛球部のメラノサイトが休止したり、チロシナーゼの働きが不十分な場合に白髪になるが、色素幹細胞が残っていれば黒髪に戻ることもあります。

当院人気の育毛・発毛治療の詳細はこちらをご覧ください。7種の機能性ペプチドを含むヘアフィラー注入、毛の成長を促す成長因子などを注入する育毛水光プラスなど、確実な発毛を促します。

是非ご一読下さい.

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2017年9月14日

出演情報:日本テレビ『ヒルナンデス!』9月21日(木)11時55分~OA

日本テレビ『ヒルナンデス!』9月21日(木)11時55分~OA

に慶田院長がVTR出演し、皮膚科専門医としてコメントします。インタビューアーは小島瑠璃子さん。詳しい内容はOAをお楽しみに!院長が出演するコーナーは、12時過ぎから放送予定です。生放送のため、順番が前後する可能性がありますので、早めからチェックをお願いします。

どうぞお見逃しなく。

2017年9月11日

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年8月16日(水)OA内容

特集『プロの使用品覗いちゃうんデス!』

今回初めて水曜コーナに出演しました。特集は、「皮膚科医が教える!日焼けケアアイテム」で、夏のうっかり日焼けに役立つ知識をご紹介しました。
そもそも日焼けとは、太陽光によって皮膚が炎症を起こしている状態です。いわば火傷と同じこと。ヒリヒリするほど炎症を起こしている場合は、すみやかに皮膚科での診察を受けるべきです。ところが、海など外出先から帰ってきた時間では、病院が終わっていることがほとんどですね。
そこで、皮膚科専門医の慶田院長が、日焼けした当日に行うべきアフターケアについて解説しました。

日焼け直後のケアとして、やってはいけないこととは?
1. 日焼け直後のローションパックはNG。
日焼けによって乾燥していると思い、パックをする方も多いかもしれません。しかしパックは成分の浸透率が高く、日焼け直後はその成分が逆に肌の刺激になることがあるためおすすめしません。日焼けは「サンバーン」と呼ばれるようにやけど状態。刺激に敏感になっているので、美容液の成分も肌ダメージにつながる可能性があります。
2.むけてきた表皮をついつい手ではがしてしまうのは、絶対NG!
無理に皮をむくと、二次感染の可能性があります。外部刺激から肌を守るバリア機能がこわれ、外から細菌などが侵入しやすい状態になります。

では、日焼け直後はどうするべきなのでしょうか?
問.うっかり日焼けをして、痛くて眠れないときに飲むと良いのはどっち?
A頭痛薬 B強めのお酒
答.うっかり日焼けをしてじんじんと痛むときは、家庭にある頭痛薬(消炎鎮痛剤)を飲むと症状をやわらげることができます。
ひどい日焼けの場合、体内では炎症が起きています。その炎症によって痛みの原因物質が次々と作られるため、じんじんと痛みを生じます。頭痛薬(消炎鎮痛剤)は、痛み物質の生成を抑制する効果があり、結果的に症状の緩和につながります。ロキソニンなどドラッグストアで手に入りますからいざというときのために覚えておいてくださいね。

是非、ご参考になさってください。

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テレビ東京『なないろ日和!』 2017年8月24日(木)OA内容

テレビ東京『なないろ日和!』 2017年8月24日(木)OA
特集「キレイな人は○○している」
紫外線量は、5月頃から強くなり8月がピークとなります。夏にダメージを受けたお肌やボディは、秋に向けてのケアが必須です。
そこで、暑い夏でもキレイな人の秘密を徹底調査する特集で、リニューアルしたクリニックに人気女芸人のキンタロー。さんがお越しになり、慶田院長が"美白の匠"として自身の美肌ケアを紹介しました。
慶田院長の美白の心がけは『外からの紫外線対策の徹底』と、『食事によるインナービューティー』の2本立て。おろそかになっている方が多いのですが、美肌には栄養面からのアプローチが欠かせません。美肌のために抗酸化作用の高い食材を沢山とることは特に大切です。そのためには色鮮やかなカラフルな野菜をチョイス。トマトの赤、ナスの紫、小松菜の緑などの色の濃い野菜の色素には、高い抗酸化作用があります。

実際に自宅の冷蔵庫から普段用意している常備菜を持参し、野菜を上手にストックするための活用術をご紹介しました。院長のストック野菜の定番は、にんじん、かぼちゃ、オクラ、パプリカ、ブロッコリーなどどれも色が濃く、栄養価の高いものばかり。さらに健康な肌を作る素となるタンパク質を多く含む鳥ささみなどを常備しています。
POINT1. ひと食品毎にまとめる
POINT2. なるべく酸化しないようにみっちり詰めて密封する
POINT3. 固ゆでして下処理をしておく

色の濃い野菜に含まれるリコピンやポリフェノールなどは、抗酸化力の高い栄養素を含み、体の内側から肌のターンオーバーを助け、美肌作りに役立ちます。食事も美肌に欠かせない、重要な要素。診察室で調理というムチャぶりでしたが、常備菜で作ったあえ物は、味もGOOD!と、キンタローさんに喜んでいただきました。

インナービューティーをご紹介したあとは、強い日差しをしっかりガードするために、外側から行うべき紫外線対策について学びましょう。
POINT1.トップスは長袖でなおかつ手の甲を覆うもの
POINT2.ハットはツバの広いもの。日差しの向きに合わせて、ツバの角度を変えられるものだとより良いのでおすすめです。ツバの角度を常に太陽を遮る方向に合わせて調整することができます。

さらに慶田院長のビーチスタイルを、実際にキンタローさんに試着いただきました。手の甲までが隠れる長袖、さらに足の甲も覆うトレンカタイプのスイミングウエア、サングラス、ツバの広い帽子。リゾートを満喫という雰囲気の装いではないものの、これくらいしっかりと日差しを防ぐことができれば、日焼けによる肌トラブルに困ることはなさそうです。この衣類一式は、放送時リゾートで夏休みを過ごしていた院長が実際ビーチで着用しており、その様子はブログでご紹介し、高アクセスとなりました。
老化の8割は太陽光による「光老化」が原因といわれており、年齢を重ねても透明感のある、美しい肌を保つ効果が期待できます。
「美白の匠」として紹介された院長が、実際に体の内側と、外側の両面から紫外線対策を取り入れている具体例が、良くおわかりいただける内容となりました。
秋の行楽も油断できませんので、ぜひご参考になさってくださいね。

是非、ご参考になさってください。

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雑誌『GLITTER』2017年10月号(9月7日発売 掲載ページP115)

特集「Be Free From Anger‼ストレスフリーな生き方 いつも元気なあの人のストレスフリーな秘訣、拝見!」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

忙しいはずなのにいつもハッピー感がある人は、自分流の気分転換法、ストレス法を持っているものです。今回、慶田院長は、モデルの道端アンジェリカさん、ラブリさん、タレントの横澤夏子さんと共に『ストレスフリーの賢者4人』として自身のストレス解消&リラクゼーション法などを紹介しています。

「今年の夏にクリニックを増床&全面改装しましたが、期限がタイトだったのでマルチタスクで処理しなくてはならない業務が目白押し。普段は少々のことでは全く動じないのですが、今回は誰かのミスで作業が滞ると流石にイライラ。怒りは自らを傷めつけるだけなので、ミスばかり見ず、支えてくれているすべての関係者とスタッフに感謝の気持ちを忘れないように心がけ、「大した事ではない」と自分自身に言い聞かせることで、感じ方は軽くなりました。怒りが過ぎ去ってしまえばすべては小事なんですよね。」

●20年以上続けているジャズダンスの レッスンでは、音楽に合わせ、体の動きと表情で表現します。振付をキャッチし様々な感情を表現することで、その時抱えている悩みや苦しみ、怒りなどすべてから解放されます。

●15歳と4歳の娘がいます。 子どものプルプルの肌を 触るとストレスが消えていくのが分かります。

●メイクは仕事モード、お出掛けモードに気分を変える大切な習慣です。少し気乗りがしない朝も、メイクに集中するうちに、気分が上がります。

●ラベンダーや柑橘類のアロマオイルを室内に焚き、好みの香水を少し付 けるとリラックスできます。院内で使用するアロマオイルは「生活の木」で購入することが多く、ラベンダーやオレ ンジスィートは院内でも焚いて癒しの空間に。

●院内には必ず生花を飾ります。水替えや生け直しする時間が癒しになります。

●ジャズとボサノバを聞くのが最高のリラクゼーション。小野リサさんのアルバムは8枚くらい持っていて「Swing Time In Honoluluホノルルの 青い空」を聴くと一気に心が軽くなります。

●夜はカモミールなどのハーブティーを。 LUPICIAのエルダーフラワー&カモミール。 ガラスのポットに入れるとお花が広がって HAPPYな気分に。

●忙しくて、マッサージする時間は取れませんが、化粧水、美白化粧品、保湿クリームは必ず顔からデコルテまで広く塗り、ボディクリームも入浴後さっと全身に。愛用のボディクリームは DELONのボディバター。 アサイー&クコの甘酸っぱい香りは、ダンスのレッスン 後にシャワールームで塗っていると友人に「この良い香り、どこの?」と聞かれます。

ストレス解消の手段は、たくさん持っているほど良いとか。皆さまもご自分にぴったりの小さな癒しのスイッチを探してみてくださいね。是非、ご一読ください。

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2017年9月 4日

雑誌『GLOW(グロー)』2017年10月号 (8月28日発売 掲載ページP114~115)

特集『賢い大人の"美容医療"の取り入れ方 はじめての美容医療』に当院の光治療フォトフェイシャルM22が紹介されました。

夏のダメージを受けた肌は急激に老化をたどります。ナチュラルな美しさを目指している人こそ、即効性のある美容医療を取り入れるのも賢い選択です。
美容医療は「高い」、「痛い」というイメージがありますが、それは過去の話。エステ同様の痛くない施術なのに、確かな効果が得られるものばかり。夏の疲れた肌を底上げすることで、その後のスキンケアも効果的で前向きに取り組めるはずです。

40代GLOW読者の3大悩みは、シミ、シワ・たるみ、毛穴の黒ずみ。その中でもシミは59%を占め、肌悩み断トツの1位。
シミといっても色々な種類があり、種類や濃さによって日々のケアも治療法も大きく変わります。紫外線による日光性色素斑のほか、女性ホルモンが関与している肝斑や、遺伝的要因がある雀卵斑(そばかす)、良性のイボである脂漏性角化症...などさまざま。
間違ったお手入れは逆にシミを濃くする可能性もあるため、シミこそ自分で判断せずに専門医に診てもらうべきです。美容医療のファーストステップとして、まずは専門医の正しい診断のもと、シミの特徴にあわせた治療の選択をすることが重要です。

〈40代の肌悩み、美容医療でどうにかするには?〉

●シミ⇒フォトフェイシャル
メリット:薄いシミや肌のくすみ、赤ら顔解消に効果的。同時にコラーゲンも生成されると言われており、繰り返し行うことで肌を底上げできる。
気をつける点:徐々にシミが薄くなるため、3回程度行う必要がある。

●シワ・たるみ⇒メソフェイシャル(極水光プラス)、タイタン
メリット:複合的な悩みをすべて底上げするメソフェイシャル(極水光プラス)。たるみ、引き締めに効果的なタイタンは痛みが少なく、価格も手頃なため美容医療初心者に◎。
気を付ける点:メソフェイシャルは月1回通うと効果が持続。タイタンは月1ペースで3~5回で効果が定着。

●毛穴⇒角栓除去、エレクトロポレーション
メリット:毛穴の吸引する角栓除去は美容医療の初心者に。皮膚に弱い電流を流すエレクトロポレーションは皮膚の深くに美肌成分を浸透させるマシン。
気をつける点:継続しないと効果が分かりづらい。敏感肌に傾いていると、軽い刺激を感じることも。

●くすみ⇒レーザートーニング(ジェネシス)
メリット:肝斑治療やくすみに利用されるレーザー。顔全体に継続的に使用することで、色ムラがなくなり、肌全体にツヤや透明感が出現する。
気をつける点:部位により熱い感覚がある。3~5回の治療で効果を実感できる。

〈肌悩み1位の「シミ」。種類が色々あるんです!〉

●日光性色素斑
特徴:主な原因は紫外線。くっきりはっきりとした茶色いシミ。ザラツキがあったり、盛り上がる場合は老人性いぼ。
最適治療法:フォトフェイシャル、レーザートーニング、ジェントルレーズプロ、イオン導入、ケミカルピーリング、外用薬、内服薬がおすすめ。

●雀卵斑(そばかす)
特徴:多くは遺伝が関与。活発なメラノサイトを持っている人にできやすく紫外線を浴びると濃くなる。
最適治療法:フォトフェイシャル、イオン導入、外用薬、内服薬がおすすめ。

●肝斑
特徴:額からこめかみ、頬骨あたりなどにできる、ほぼ左右対称な範囲に広がる。女性ホルモンが関係している。
最適治療法:フォトフェイシャル、レーザートーニング、イオン導入、ケミカルピーリング、外用薬、内服薬がおすすめ。

●脂漏性角化症:
特徴:別名、老人性いぼ。濃い褐色~肌色のやや隆起するざらざらした良性腫瘍。サイズは大小さまざま。
最適治療法:フォトフェイシャルなどの光治療では消えません。炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を使い腫瘍の部位だけを削って取り除きます。

ホームケアで取れないシミには、美容医療が効果的。1点の曇りを取るだけで、見た目の印象がぐんと若くなります。今回の美容医療特集では、GLOW世代で美容施術初心者の小林美紀さんに、当院のシミ治療を体験いただきました。

慶田院長の診察の結果、小林さんのシミは日光性色素斑ではなく、女性ホルモンの乱れによ
る肝斑がメイン。さらにくすみとちりめんジワが目立つことから、照射は最新フォトフェイシャルM 22 に決定しました。
フォトフェイシャルM22 はメラニンをマイルドに壊す光の効果と、ターンオーバーの促進のダブル効果で、少しずつメラニン量を減らし、顔の色ムラを改善していきます。もちろん、日光性色素斑のような茶褐色のシミには切れ味のいいシミ治療も可能です。

―ここがポイント―
☑シミはもちろん、肝斑、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔、ニキビを一台で網羅
☑ダウンタイムがなく、施術直後からメイクOK!
☑ケミカルピーリングから照射、パックで約30分と短時間

メスを使わないシミの最新施術はフォトフェイシャルM22

1. カウンセリング
シミの濃さはもちろん形状までダーマスコープで確認しながら丁寧にカウンセリング。
2. ケミカルピーリング
まずはケミカルピーリングを行い、角層を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消。
3. フォトフェイシャルM22専用のジェルを塗布
フォトフェイシャルM22照射による熱を和らげるため、冷たいジェルを顔全体に塗布して刺激を軽減。
4. いよいよフォトフェイシャルM22照射
照射はすべて医師が行います。肌質にあわせて8種類のフィルターの中から最適なものを選択し、エネルギーの強さ、パルス幅(照射時間)、パルスディレイ(休止時間)など細かい照射設定を医師が行い実照射することで、より安全で効果的なオーダーメイド治療が可能です。産毛の濃い部位やシミの濃い部位では軽い熱感があります。
5. ローションパック
ジェルをふき取った後、ビタミンCやアミノ酸などを浸透させます。
6. ホームケア
肌を底上げするには、ホームケアも大切です。当院では肌状態に応じた、ビタミンC、ビタミンE、トラネキサム酸、L-システインの4種の内服薬、美白化粧品などをご案内しています。
 
結果は、AFTER写真を見れば一目瞭然。肌色が明るく、肝斑も薄くなり、美しくなった肌をみて気分まですっきりしたとご満足いただきました。
たった1回でもワントーン明るい肌に変化するものの、繰り返すごとに真皮のコラーゲン線維や線維芽細胞を活性化し、ハリのある素肌へと導きます。シミ、くすみ以外にも小ジワやたるみ毛穴、赤ら顔改善などトータルなお肌の若返りを図ります。
フォトフェイシャルM22の照射は、ノーダウンタイム、短時間で施術が終わるのも、忙しいGLOW世代にはおすすめです。

フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)


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雑誌『婦人画報』2017年10月号(9月1日発売 掲載ページP202~203)

特集:BEAUTY&Health婦人画報の美の扉「毎日30分、入り方で大きな差がつく!長寿の温浴」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

温浴とは、湯に浸かり、体を温めることによって生じる様々な生体反応を享受する入浴のことです。お風呂が大好きな日本人は、知らず知らずのうちに、温浴によって数々の健康効果を得てきました。日本人に受け継がれてきた"健康遺産"ともいえる、お風呂時間をより豊かにする秘訣をお教えする特集です。

【乾かぬ先の入浴術&ボディケア】
ここからは肌のお手入れ編です。いいことだらけの温浴ですが、じつはバスタイムは一日のうちで、もっとも乾燥リスクの高まるタイミングです。入浴で肌を乾燥させないために、注意すべきことをまとめました。

◎年々、皮脂もバリア物質も減少。乾く部分は保湿の徹底で改善します。
真冬をピークとして、皮脂欠乏性湿疹で来院する方が増えてきます。すねや腰、わき腹などの肌が乾燥し、かゆみや痛みを伴う症状です。話を伺うと、間違ったお風呂の入り方をしている人が少なくありません。
ナイロンタオルなどで強く擦ったり、洗浄力の強すぎるアルカリ性の石鹸で洗ったりすると、肌が本来もっているバリア機能が壊れて、外的刺激を受けやすい状態になります。女性の場合、25歳から徐々に皮脂分泌が減ってきます。加齢に伴い、肌のバリア物質といわれる角質細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)も加齢とともに減少していきます。ですから、皮脂腺の少ない乾きやすい部分(肘下・膝下)の保湿を徹底するなど、若いころとは違うボディケアが必要になってくるのです。
湯に浸かるだけで洗わない、という人もいるようですが、肌質と生活環境にもよりますが、一日中家で穏やかな生活を送る人であれば、一日に一度お湯で流すだけで十分汚れは落ちます。頭、顔、外陰部や脇、デコルテなど皮脂の多い部分のみ洗浄剤で洗うなど使い分けも有効です。一方、男性に多いミドル臭は酸化した脂が原因。対策として、お湯だけでなく洗浄剤でしっかり洗いましょう。

◎入浴で肌の乾燥を加速させないためには?
<乾きやすいのは膝から下、肘から先>
体は部位によって皮脂分泌量が異なります。皮脂量が圧倒的に少ないのが、膝の下と肘から先の部分。毎日洗浄剤で洗わず、ぬるま湯洗いで十分です。反対に、頭部、顔、デコルテや背中の上部、脇などは皮脂が多く、その油が酸化して刺激となるため、毎日、洗浄剤の泡で洗うのが正解。皮脂の量は年齢や性別などの個人差があるので、肌と相談して調整することが大切です。

<乾燥の元凶は「熱い湯」と「ナイロンタオル」>
湯温の設定は、夏場は39~40度、冬場は41~42度を超えないように注意しましょう。熱すぎる湯は皮脂膜や肌のバリア物質を流出させてしまいます。入浴中の肌はデリケートで、ナイロンタオルでのゴシゴシ洗いは言語道断です。汗や皮脂などの汚れは湯でほとんど落ちます。洗浄剤を泡立てて泡でさっと拭うように手洗いするだけで十分。体を洗うタイミングは湯に浸かる前より後のほうが乾燥を防げます。

<加齢で角層は2割も肥厚。硬い部分のケア法とは>
高齢者の肌は、カサカサなのにゴワゴワ。加齢に伴い角層のアミノ酸量が低下し、皮膚のうるおいを司る天然保湿因子や角質細胞間脂質は減少するのですが、その低下したバリア機能が補おうと、角層は2~3割も厚く硬くなります。膝や肘、かかとなど特に角質が厚い部分には尿素配合のクリームを1週間ほど続けて塗るとやわらかくなります。ゴマージュなどでケアした後はより乾燥しやすくなるので、直後の保湿は必ず行いましょう。

<泡立てれば、洗浄剤の量は最小に、洗浄力は最大になる!>
洗浄剤はよく泡立ててといいますが、その理由は、泡立てることで洗浄力が格段に増すため、洗浄剤の使用量を最小限に抑えられることにあります。汚れが落ちるのは、洗浄剤に含まれる界面活性剤の働きによるものですが、肌には刺激になることもあります。よく泡立てると洗浄剤の量を控えられるので、肌への刺激が軽減し乾燥を防げます。洗浄剤は、敏感肌用のセラミドなど保湿剤配合のものや、アミノ酸系の低刺激のものを選びましょう。目安は洗い上がりにツッパリ感を感じないものが良いでしょう。

【入浴で肌の乾燥を加速させないために......】
◎洗浄剤
不要な汚れや皮脂膜はきちんと落としつつ、肌に必要なバリア物質は洗い流さない、弱酸性~中性の洗浄剤を選びましょう。敏感肌用の表示は、低刺激であるひとつの目安になります。

◎保湿剤
入浴後は速やかに保湿をしましょう。ワセリン系の蓋をするタイプのものより、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなど、それ自身が水を抱え込む成分を含んだ、モイスチャライザー(乳液・クリーム)タイプがおすすめです。

◎デリケートゾーン用 洗浄剤
増えつつある外陰部専用の洗浄剤です。肌がより敏感になる婦人画報世代は、臭いをケアする香りの強いものより、低刺激でシンプルな処方のものを選びましょう。

世界でも注目されている、健康長寿を支えたのは日本独自の"温浴"習慣です。最近では、シャワーのみで済ませる方も多いようですが、健康と美の為に温浴を習慣にしてみましょう。
参考に、是非ご一読下さい。


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2017年9月 1日

PRP注入治療(多血小板血漿注入療法)再開のお知らせ

クリニックの増床とリニューアルに当たり、新規に細胞培養加工施設の届け出及び、再生医療提供計画の審査依頼をかけておりましたが、この度無事に審査を通過致しました。ちりめんジワや青グマに効果の高い再生医療『PRP注入治療』をぜひお試しください。銀座ケイスキンクリニックは、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」を遵守し、安全安心な再生医療をご提供しておりますので、どうぞご安心ください。

2017年8月27日

WEB『Beauty & Co』2017年8月15日掲載

特集「放置すると数歳老けこむかも!?肌の「夏バテ度診断」を今すぐチェック♪」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

『Beauty & Co.』 は、アラサー女子のキレイを応援する人気サイトです。仕事に恋に、オシャレに趣味に、どれも気を抜かずにキレイでいたい......そんな美的好奇心の強い女性のために、なりたい「キレイ」を手に入れるべく、美や健康の専門家の知識を活かした、すぐに試せて使えるノウハウをWEBにて配信しています。

夏は、花火、海、フェス、BBQなど、楽しいイベントがいっぱいですが、きちんと肌のケアをしていないと、肌も「夏バテ」状態になってしまいます。さらに、放置すると肌トラブルへと発展し、数歳老けこんで見えてしまう可能性があります。そうならないために、まずは夏バテ肌の原因となる生活習慣やスキンケアをしていないか、診断することから始めましょう。

【あなたは大丈夫?「夏バテ肌診断」してみましょう!】

以下のチェック項目に当てはまるものが多い人は、夏バテ肌になっている可能性が高いといえます。
☑日焼け止めは朝塗るだけで、持ち歩かない
☑レジャーも通勤用も全て同じ日焼け止めを使用している
☑スキンケアは化粧水だけで済ませる
☑暑い日は冷たい飲み物・食べ物しか摂らない
☑クーラーのきいた部屋にいることがほとんど
☑夏のお風呂は湯船につからずシャワーだけ
☑メイク用のパフやブラシをしばらく洗っていない

上記に当てはまる項目があった人は、まずその行動を見直すことから始めましょう。さらに夏バテ肌を回避するためのポイントをご紹介します。

【夏バテ肌を寄せ付けない美容習慣とは?】
夏バテ肌になる人とならない人の差は、"生活習慣の差"です。日々のスキンケアやバランスの取れた食事などを改めて意識するようにしましょう。

スキンケアに関しては、皮脂が分泌されて酸化するのを防ぐため、朝のケアにはUVコスメの前に、ビタミンC誘導体などが配合された、抗酸化系アイテムを取り入れましょう。夜のケアは、肌のターンオーバーを促すレチノール配合のコスメの使用がおすすめです。また、夏は冷房にさらされて乾燥するので、しっかりと保湿ケアをしましょう。
当院取り扱い化粧品は慶田院長がこだわり抜いて厳選したアイテムばかりです。敏感肌でも使用できるものが多いので、ぜひご覧のうえ、スキンケア相談にご来院ください。


食生活では、抗酸化作用のあるビタミンC(ベリー系、バナナ、マンゴーなど)や、紫外線対策にもなるビタミンA(鶏や豚のレバー、緑黄色野菜)、ビタミンE(アーモンドや卵)、リコピン(トマトやスイカ)を積極的に摂るのもおすすめです。

これから秋を迎えた時に、「老けた?」と思われないように、今から生活習慣を見直し、夏バテ肌を回避しましょう。

是非、ご一読ください。

2017年8月21日

出演テレビ東京『なないろ日和!』8月24日(木)OA


薬丸裕英さん、香坂みゆきさんが司会の情報番組、『なないろ日和!』にVTR出演いたします。
放送時間は、9:28~11:13。詳しい内容はOAをお楽しみに!
どうぞお見逃しなく。

雑誌『週刊女性』2017年8月22・29日合併号(8月8日発売 掲載ページ特別付録P2)

特集『高野豆腐はこんなにいいことがいっぱい』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

高野豆腐は、豆腐を水切りして凍結、低温熟成させて解凍後に乾燥させた保存食。豆腐が凍結して解凍するときに空洞ができてスポンジ状になるため、だし汁や味付けの調味料がしみこみやすく、さまざまな食材との組み合わせが楽しめます。栄養分がたっぷりで美容・健康効果も高い高野豆腐を、さらにバランスよく 食べるには、ビタミンA、B群、C、Dなどを含む食材と組み合わせるのが理想的です。
なお、糖質オフを考えるなら、ご飯やパンの代わりに置き換えたレシピを利用すれば効率的。
同じ100gでもご飯の糖質36.8gに対して高野豆腐は 1.7g。さらに、糖質オフになるだけでなく、タンパク質や アミノ酸など、良質な栄養分を効率よく摂取することができるので、健康的なダイエットを心がけることができます

【健康効果】
1.良質なタンパク質が豊富かつ低糖質
豆腐を凍結して作る高野豆腐は、その過程で各栄養分も凝縮されています。大豆由来の良質な植物性タンパク質を含まれるうえ、コレステロールはゼロ。しかも糖質は極めて低いといううれしい食材です。

2.現代人に不足しがちなミネラルを含む
糖の代謝を助けるマグネシウムやタンパク質の代謝を助ける亜鉛、高血圧を予防するカリウムや、マンガンも豊富に含まれています。さらに、鉄や葉酸も摂取できるので、女性に多い貧血の悩みにも◎。

3. 脂肪燃焼を促し、コレステロールを抑制する作用
脂肪の燃焼を助けるアミノ酸が豊富。しかも、豆腐を凍結する過程でタンパク質が変性し、食物繊維的動きをするレジスタントプロテインが増加。コレステロールの吸収をブロックする働きがあります。

4.イソフラボンやサポニンも豊富
更年期の女性の不調を予防する成分として知られる大豆イソフラボンには、生活習慣病予防や老化防止効果も。さらに、同じく大豆由来の成分のサポニンは、血糖値を抑えて糖尿病の予防にも役立ちます。

【美容効果】
1. アンチエイジング
高野豆腐は「若返りのビタミン」といわれるビタミンEが豊富。老化を進める活性酸素の発生を抑え、細胞の老化を防ぎます。さらに骨を丈夫にするビタミンKも一緒に摂取できます。

2.美肌や美髪をつくる
高野豆腐に含まれるタンパク質は、美肌や美髪に欠かせないコラーゲンの育成を助けます。また、豊富な鉄分は血流をよく して、肌の乾燥やくすみ、クマなどを予防するためにぜひ取りたい大事
な要素。

3. 肥満予防
糖質が少なく脂肪燃焼を促す成分が豊富なので、ダイエット中や糖質制限をしている人におすすめです。また、中性脂肪を減らして脂肪や糖の代謝を促す大豆由来の成分であるイソフラボン、レシチン、サポニンなども豊富です。

4. 女性ホルモンを助ける働き
女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをする成分(大豆イソフラボン)も凝縮して含まれるので、骨粗しょう症など、ホルモンバランスが崩れがちな更年期の女性の不調を予防する働きがあります。

健康にも美容にも効果の高い食品『高野豆腐』を、皆様の食生活にも取り入れてみませんか。
是非ご一読ください。

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2017年8月17日

雑誌『VOGUE JAPAN』2017年9月号 (7月28日発売 掲載ページP158~161)

特集「Wrinkle Remedies 今からでも遅くない!大人のシワ対策」に、慶田院長の監修記事が掲載されました。

顔の表情は大切にしたいもの。でも不機嫌にみえたり、疲れてみえたりするようなシワを残すことは、本当に勿体ない事。今や、防ぐことも消すこともできるようになったシワを、コスメと美容医療と生活習慣の見直しで解決しましょう。

【Basic Skills 深刻化する前にマークすべき、シワケアの基本】
傾向と対策さえ間違えなければ、シワは予防も改善もできる時代。とはいえケアをしているのにシワっぽい人や、気にしすぎて逆効果なケースも。これから先シワに泣かないために、基礎知識をアップデートしておきましょう。

"シワを見て森を見ず"的な膨らませる治療に依存しない
シワ治療=ヒアルロン酸注入でボリュームアップ、もちろん効果的ですがそこには盲点が。ヒアルロン酸で膨らませた部分だけ元気になっても、それ以外の肌が緩んでいたら若々しくみえません。むしろ注入部位が悪目立ちして老けてみえることも。今の主流は、ヒアルロン酸で皮膚と骨をつなぐ顔面靱帯を補強してハート型の輪郭に補正するリフトアップ治療。
靭帯の基部を補強するように入れたヒアルロン酸製剤がコラーゲン産生を促し、再生の足がかりとなります。
また、フォトフェイシャル照射などの顔全体を活性化する穏やかな治療を定期的に受けることも効果的。


ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)
フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)

シワは目元から始まり最後に出るのは口もと。
最初にシワが目立ちやすいのが目尻、20代後半から笑ったあとに残るシワが気になる人もいます。そして額や眉間も表情のクセで早くから出やすい部位。靭帯の緩みによるたるみで徐々にボリュームが下に移動し、たるみジワでもあるほうれい線が発生し、最後にシワが出やすいのが口元です。
表情ジワにはボトックス注射が最適で、20代のうちにスタートしたい美容医療の一つと言えます。何よりもシワが刻まれる前の予防効果が高い治療だからです。
ただし、目尻と額はまったく動かないと怖い顔になってしまいますから、浅くに注射するメソボトックス注射で表情を残し、マイルドな施術にするなど、さじ加減が必要です。逆に眉間のシワは早めにしっかり消しましょう。

ボトックス注射(表情ジワ)
ボトックス注射(メソボトックス)

子ども時代に浴びた紫外線も今の肌老化=シワの原因に。
紫外線による光老化は、シミだけでなく、真皮にダメージを与えてシワの進行を早めることはよく知られています。実は子どもの頃に浴びた紫外線の量で、大人になった時の肌老化に変化があらわれます。DNAを損傷させる紫外線。子どもの頃は抗酸化力を持つ酵素の分泌が盛んですが、大人になると活性が衰え錆びやすくなり、シワのリスクが増えます。
過去は変えられないので、少なくともこれからの徹底ブロックが不可欠です。

スムージーで朝食、菜食主義の"皮膚粗しょう症"に注意。
皮膚の再生は、内臓などの組織に行き渡ったあとの余った栄養で行われます。肌の若々しさには動物性脂質やタンパク質が不可欠。栄養状態が悪いと、脂肪組織やコラーゲン線維が少なくシワシワの"皮膚粗しょう症"になりかねません。肌の材料であるタンパク質=アミノ酸が不足すると代謝が落ち弾力は一気に低下。肉、魚、豆などのタンパク質を バランスよく摂ることが大切です。野菜中心のヴィーガンにマクロビ、朝はジュースやスムーシーで、定期的にファスティング。このようなヘルスコンシャスなそんな食生活も シワのリスクを増やす恐れがあるので、注意しましょう。

【What is your wrinkle type タイプ別、最適シワケアで若返る!】
どこにどんなシワができるかは、骨格、肌質、輪郭、表情のクセ、生活習慣で大きく変わります。自分のシワのタイプを見極めて、注意すべきことと最適なケアを知れば、シワ攻略は意外に簡単!

●type1 表情豊かな彫り深顔タイプ
☑額が広く、つるんと立体的。
☑目が大きく頬骨が高い欧米的な骨格。
☑リアクションが大きく感情表現が豊か。
☑眉を上げて目を見開くクセがある。
☑無意識に眉間にシワを寄せてしまう。
▼表情ジワは30代から!早めの一手を。
欧米人のようにメリハリのある美人顔。笑う、驚 く、怒る、と豊かな表情が裏目に出るタイプです。立体的な顔立ちは、目が小さく凹凸のない和顔に比べ老化が早く、とくに注意したいのは、表情ジワ。繰り返される表情のクセで目尻、額、眉間、口周りに深いシワができやすくなっています。
まずは筋肉の収縮を緩やかにしましょう。額や眉間のボトックス注入は早めが効果的です。喫煙や日焼けによってコラーゲンの劣化が早い人は、定期的な超音波・高周波・レーザーなど医療機器照射で真皮の強化を意識しましょう。

●type2 目が大きい痩せ顔タイプ
☑目が大きく、上まぶたがくぼみやすい。
☑こめかみや頬骨の下がこけてきた。
☑顔全体に脂肪が少なく、細面。
☑目の下の凹み、たるみが気になる。
☑体も痩せ型で体脂肪が少ない。
▼しぼんだ肌のシワシワ感を払拭!
目が大きく顔の細い女優顔。もともと卵型の輪郭が、加齢や偏食で肉が削げ落ちて細面に。脂肪組織が少なく、細胞を代謝させる栄養も不十分で、密度が低くスカスカな"皮膚粗しょう症"になりがちです。その結果、頬全体に風船がしぼんだような無数のちりめんジワが発生。まずはタンパク質を多めに摂り、スキンケアで肌に栄養補給をしましょう。
美容医療では引き締めや部分的なボリュームアップはNG。 柔らかいヒアルロン酸を顔全体に細かく散らして注入し、肌に厚みを出し輪郭補正を。まぶたがくぼみ、目の下にもたるみジワができやすいので、リッチなアイケアもマストです。

●type3 脂肪たっぷりたるみ顔タイプ
☑丸顔で頬の肉付きがいい。
☑二重顎、輪郭の崩れが気になる。
☑食べること、飲むことが大好き。
☑口角が下がってきた。
☑運動習慣がなく姿勢に自信がない。

下がった頬が、ほうれい線を深くする。
おばさん印象の象徴、ほうれい線。骨格の個性 や表情筋の収縮で若い頃から目立つ人もいますが、40歳前後から深く長くなるなら、頬のたるみが原因です。弾力組織の劣化だけでなく、靱帯組織が伸びて頬の脂肪を支えられなくなると、たるみが発生します。脂肪からエラスチンを分解するサイトカインが出るという報告もあり、皮下脂肪が多いとほうれい線のリスクも増えます。さらに進行すると、マリオネットラインも伸びてブルドック顔に。
肌を根本から引き締めリフトアッフするケアに加え、糖質や脂肪の多い食生活と運動不足を改善しましょう。

<ほうれい線の種類をチェックしましょう>
肌たるみ型はまず照射治療で靱帯を引き締めて。筋肉型は顔ヨガなどの運動は逆効果。すべてのタイプはヒアルロン酸注入も視野に入れましょう。
・ 上を向くと消える、肌たるみ型
・ 鼻の横の骨が凹む、骨凹み型
・ 笑うと口角が食い込む、筋肉型
・いくつかが重なった、混合型

●type4 炎症を繰り返す乾燥肌タイプ
☑水分不足の乾燥肌で、皮膚が薄め。
☑美容オタクでケアの時間が長い。
☑色白で紫外線を浴びると赤くなる。
☑筆圧が強め。強いマッサージが好み。
☑拭き取りクレンジングを愛用。

刺激を減らせば、シワも減るはず。
小さな炎症を繰り返すとダメージが蓄積しシワが増えます。その原因は、まず日焼け。そして、日常のささいな刺激です。日焼けして赤くなる→白く戻る、を繰り返すと、肌が硬くごわつくようになり 修復力が低下。また、美容コンシャスほど、肌を触りすぎてダメージを与えがちです。アイメイクやクレンジングで力を入れすぎるなど、摩擦の刺激でもシワは増えます。とくに皮脂腺の少ない目周りや、首は炎症性の浅いシワができやすいもの。適切な保湿でバリア機能を整えて。肌を再生モードにスイッチし、自前のバリア成分やヒアルロン酸量を増やすフォトフェイシャルM22照射や極水光プラス(ダーマシャインで注入する水光注射)もおすすめです。極水光プラスは非架橋のヒアルロン酸2.0mlに、トラネキサム酸、極上美肌メソカクテル(FACE ANTIAGING XTRA)2.0mlを贅沢に混合した「美肌成分の極み」を真皮内に直接注入することで、肌質改善と保湿効果、シワやハリの改善効果、老化肌の改善効果をもたらします。

極上美肌メソカクテル(FACE ANTIAGING XTRA)は9種類の機能性ペプチド、28種類のアミノ酸、16種類のビタミン、3種類のミネラル類、2種類の補酵素、保湿成分等がブレンドされた高級メソカクテルです。抗酸化作用、抗炎症作用、コラーゲン線維・エラスチン線維の保護・増生作用、ターンオーバー促進作用、メラニン生成抑制作用、血流改善作用、生体機能調整作用などで健康的な肌再生に役立ちます。夏のお疲れ肌のリセットにも、部分的なちりめんジワだけでなく、刺激に負けない健康的な肌質にレベルアップする施術として、慶田イチ押しメニューです。

フォトフェイシャルM22照射
水光プラス


タイプ別のケアで、シワに悩まない若々しい笑顔をキープしましょう。
特に、美容医療の進化は目を見張るものがあります。銀座ケイスキンクリニックの施術は、周囲に気づかれない変化を積み重ねて、肌質ごと若返らせるナチュラルな仕上がりにご好評いただいています。
当院HP内で『シワを解決する治療一覧』を詳しくご紹介しています。

是非ご一読ください。

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2017年8月15日

出演情報:日本テレビ『ヒルナンデス!』8月16日(水)11時55分~OA

日本テレビ『ヒルナンデス!』8月16日(水)11時55分~OA

に慶田院長がVTR出演し、夏の肌ケアについて解説します。

詳しい内容はOAをお楽しみに!

院長が出演しているコーナーは、12時20分頃から放送予定です。生放送のため、早めからチェックをお願いします。

どうぞお見逃しなく。

2017年8月 7日

J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』7月3日、7月10日(月)OA内容

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長が皮膚科専門医として出演いたしました。
「健康」と「美」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。2週にわたり夏のビューティーダメージに関する知識を、クイズ形式で紹介。今回が第五弾・第六弾の出演です。

7月3日OA
Q.夏の肌ケア対策で 注意したいのは、紫外線による日焼けだけではありません。
夏になると、お肌の「ある事」が加速します。その「ある事」とは、なんでしょうか?

1.「お肌の糖化」2.「お肌の黒ずみ」3.「お肌のたるみ」
A.答えは、3番の「お肌のたるみ」です。

夏になると紫外線により、お肌のたるみが加速します。
表皮の内側にある肌組織の大部分を占めている所を「真皮」と言いますが、肌がたるむ主な原因は、この真皮にあるコラーゲン線維とエラスチンがゆるみ、硬くなってしまうからです。コラーゲン線維は、肌の骨格のようなもので、そのジョイント部分となるのが、エラスチンです。コラーゲン線維とエラスチンは、ともにタンパク質で出来ていて、年齢とともに減少し、切れたり細くなったりしますが、それを助長させるのが、紫外線です。
紫外線は、真皮まで届いて、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す線維芽細胞を傷つけ、コラーゲン線維の分解を進行させる酵素を増やします。
その結果、コラーゲン量、ヒアルロン酸量は減り、変性したエラスチンが増えるので、深いシワやたるみとなって現れます。また、二の腕の振袖のようなたるみや、ボディラインのくずれもコラーゲン線維の劣化による場合があります。
紫外線予防は、たるみ予防にもっとも有効な一手です。肌の構成要素を再生させる為には、タンパク質や、ビタミン、ミネラルなどの栄養をきちんと摂り、十分な睡眠を心がける事が大切です。紫外線に注意して、ハリのあるお肌を守りましょう。

また、夏の紫外線対策としてビタミンCを多く摂りたい場合は、光毒性物質の「ソラレン」に注意して下さい。ソラレンは、食べる、ぬる、どちらの場合も紫外線の感受性を高め、
全身のメラニン形成を活性化するためシミや、色素沈着の原因となります。
ソラレンを多く含む食品には、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類があります。
これらは、朝食ではなく、夜食べるようにしましょう。
夏の紫外線対策として、ビタミンCを多く摂りたい場合には、ソラレンを含まない赤ピーマンや、赤キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどがおススメです。

7月10日OA
Q.夏のビューティーダメージで 注意したいのは、紫外線による日焼けだけではありません。夏に注意したいビューティーダメージは、次のうちどれでしょうか?
1.お肌の「隠れ乾燥」2.お肌の「隠れ太り」3.「隠れむくみ」
A.答えは、1番のお肌の「隠れ乾燥」です。

お肌を触るとカサカサしていたり、普段よりも硬くなったりしているように感じたら、肌に水分が足りていない可能性があります。
汗をかく夏の間は、汗のせいで肌がうるおっているように感じがちですが、エアコンの効いた環境で過ごす方が多い現代では、実際には乾燥している事があります。そのままにしておくと、秋ごろから、乾燥、くすみ、シワなどで悩む事になります。
そこで、今から、自分の肌が隠れ乾燥肌かどうかがわかる、チェックをしてみましょう。

これから言う10項目のうち、5つ以上当てはまった方は、
隠れ乾燥肌の可能性がありますので、今からしっかり乾燥対策をして下さい。

1、化粧ののりが悪い
2、肌のキメが粗く、毛穴が目立つ
3、冬の間は、肌のカサつきが気になっていた
4、ちょっとした外出や、洗濯物を干す程度なら日焼け止めは塗らない
5、肌がキュッキュッとなるくらいまでしっかり洗う
6、夏の間は、保湿クリームは塗らない
7、エアコンの効いた部屋で長時間デスクワークをしている
8、睡眠不足の日が多い
9、便秘ぎみ
10、タバコを吸う
以上です。

5つ以上当てはまったと言う方は、その項目に特に注意して下さい。
夏のお肌の乾燥対策としては、保湿クリームをしっかり塗ることをおすすめします。また、夏の間は食が細くなり、冷たいものや、さっぱりしたものばかりになりがちですが、油不足、栄養不足から肌の乾燥が進む場合が多くあります。インナーケアとして、食事のバランスを意識してみると良いでしょう。
ちなみに、暑いからといって、水のスプレーを顔やボディにかけるのは、逆に肌を乾燥させる事になります。濡らすことで肌のバリアが壊れ、水分が蒸発する時にかえって乾燥が進む可能性があります。
顔やボディは、濡らしたら出来るだけ早くタオルで肌を押えるようにして拭き取りましょう。そのあとは、保湿クリームなどで、うるおいが逃げないようにしっかり保湿してくださいね。

是非、ご参考になさってください。

2017年8月 3日

リニューアルオープンお知らせ

当院は、2017年9月で11周年を迎えます。このたび、6Fフロアを増床し、8月5日(土)から
5F、6Fの2フロア、上下階で6つの完全個室を備えたクリニックにリニューアルオープンす
ることになりました。美しく快適な空間で、皆様をお迎えいたします。

これからも切らないハッピーリバースエイジング®と"Beauty QOL"、皮膚科専門医による丁寧なカウンセリング、安全安心な美容医療をご提供すべく、スタッフ一同に励んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

2017年7月27日

雑誌『&ROSY/アンド ロージー』2017年9月号(7月23日発売 掲載ページP26~45)

特集「じつは冬以上に過酷かもしれません、その夏肌 大人は夏こそ、保湿コンシャス」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

<「乾燥対策は、冬にしっかりすれば大丈夫でしょ!?」いえいえ、夏肌も「乾き」の大敵がいっぱい!>
夏は外気の乾燥こそ感じないけれど、それ以上に肌が干からびる危険にさらされているのです。勘違いしたまま保湿ケアを怠っていると、肌がゴワゴワ、シワシワになってしまうので要注意なのです!

●光による乾燥
遺伝子にダメージを与え乾燥=老化を促進させる
老化の原因の8割は光によるもの。肌を老けさせる光には紫外線や一部の近赤外線、ブルーライトがあり、これらに当たった瞬間から細胞の中では酸化が進行します。そのダメージは遺伝子に傷をつけるくらい深刻なもの。太陽=放射線だと思ってもらえは、その深刻さが分かるはず。紫外線やブルーライトによりメラニン生成スイッチが入り、過剰になればシミやくすみが生じます。また、これらの光により傷ついた細胞は正常な水分保持能力を失い、早くに浮き上がり剥がれてしまったり、新しく生まれ変わる肌のターンオーバー機能も狂ったりして肌が乾燥します。乾燥は肌のバリア機能が崩れている証。バリア力が低下すれば、炎症を契機にシミやシワなど老化へとつながります。
最近の研究では、太陽光中の近赤外線が、肌の水分保持や組織再生力に関与するバーシカンという成分を減らすという研究結果もでており、肌にダメージを与えるのは、紫外線だけではないことが分かっています。

●栄養不足による乾燥
夏バテからの食欲不振が肌にも悪影響を与える
暑さや湿度により夏バテ気味になると、どうしても食事の内容が偏ってしまうもの。味つけがあっさりしている、喉越しがいいなど、栄養面とは別のメリットで食事を選びがちですが、そういうもののほとんどは栄養価が低いものです。なかでも夏に顕著なのは"たんぱく質不足"に陥る女性が多いこと。生命維持に必要な臓器などが優先的にタンパク質を使用するため、充分な量を供給していないと肌や髪は慢性的にタンパク質不足になり、美しい状態は望めません。
夏に摂るべきタンパク源として、レーバーなどの肉類、うなぎ、 卵、豆類、チーズなどがおすすめです。これらには、抗酸化力の高いビタミンAとビタミンE、肌のターンオーバーに役立つビタミンB群もたっぷり含まれています。

●室内環境による乾燥
「快適」を生むエアコンで肌の乾燥が一気に加速!
多くの人が日中、長時間を過ごすオフィスは、年間を通して〝標準〟とされている〝湿度40%〟に達しているところがなかなかありません。エアコンの温度は〝28℃〟が推奨されていますが、守られているのは一部の大手企業くらいで、小規模のオフィスやデパート、特にレストランなどの店舗は震えるくらい室温を冷やしています。それに加えて夏は〝不快〟と感じる湿度を落とすため、ドライ機能を使って乾燥を促進させるのも特徴。こういった環境に長時間入れば、肌が乾燥しないはずありません。

●汗による乾燥
汗そのものは無菌でも肌を刺激する要素はあり
汗=塩基類・ミネラル系の物質は、角層の刺激になることがあります。健康な肌なら汗が付着した状態で数時間いても何も起こりませが、肌のバリア機能が低下していたり、アトピー肌だったりすると汗を刺激として受け取るため、かゆみや炎症が起こります。赤みを伴わず、肉眼では分からない湿疹として発症していることもあり、自覚していない方も多くいます。夏は外に出たり、屋内へ入ったりで、汗をかいたり、乾いたりを繰り返すもの。そうするうちに汗が濃縮され、肌あれが起こる要因も濃くなるので、こまめに濡れたハンカチでふき取りなどの対策が必要です。

●睡眠不足による乾燥
暑さで睡眠の質が下がると肌再生に影響が!
暑い季節は体力が奪われがちなので、自分が感じているよりもからだに疲労がたまっています。就寝時も気温が高いため寝苦しく、日中の疲労のせいもあって夜中に何度も目を覚ましてしまいます。これも肌再生への悪影響となり、乾燥につながるのです。ゴールデンタイムと呼ばれる22~2時の睡眠が難しくても、睡眠に入ってから3時間は妨げなくぐっすり眠ることが必要。暑さを回避するためにはエアコンの活用もありですが、肌環境においては乾燥を促進させるので冷やし過ぎは厳禁です。万全のスキンケアをする、湿度管理をするなどの対策を立てましょう。

繰り返し刺激を受けたり、炎症を起こしたりした肌はバリア機能が低下し、肌の潤い力が落ちます。そこでバリア機能をなんとかカバーし肌を守ろうと、角層が厚くなります。ただ緊急で作られた角層は機能が不完全なので、水分が浸透しにくくなり、潤い力が落ちます。この状態が続くと、潤う機能自体も低下し、乾燥がどんどん乾燥していきます。こうして、肌のターンオーバーが乱れ、夏肌の「負のスパイラス」に陥っていますのです。
夏の様々な乾燥原因による、この連鎖を断ち切るために見直すべきは、毎日のお手入れ。スキンケアの心得は、肌を正しく、清潔にすること。そのためには、【優しく落とす】【くまなく潤す】このふたつが大切。とにかく肌に刺激は大敵。せっかくのスキンケアも刺激になってしまったら台無しです。洗い方・潤し方の全てを正しく行うことが肝心です。
<ほとんどの人が「やり過ぎ」ている、クレンジング&洗顔法を見直しましょう「落とす・洗う」と乾燥の関係>
毛穴の奥まできれいにしたいと、時間をかけたり、道具をつかうほどに、キレイからは遠ざかっているかも知れません。「優しく洗う」ことがなぜ必要なのか、納得できれば実践もできます。

●むやみに洗うのではなく、何を落とすのか、考えてみる
スキンケアの3大要素は〝洗浄〟〝保湿〟〝光対策〟。そのファーストステップになるのが〝洗浄=落とす〟こと。顔の限らず人はなぜ〝洗う〟のか、落としたいもが何なのかをきちんと認識することから始めましょう。まずは、汗・皮脂・垢などの〝からだからの分泌物〟です。汗同様、自分が分泌したものでも肌はかぶれたり、荒れたりします。赤ちゃんが〝よだれかぶれ〟するのも同じこと。放置しておくとそれらは刺激となるので、1日1回は落とすべきです。次に〝外から付着するもの〟。砂ぼこり・大気汚染物質・花粉・メイク・揚げ物の油まで、様々なものが肌の刺激になります。このふたつが美肌を損なうため、朝晩のスキンケアでリセットするべき汚れなのです。
肌を洗うと、どうしても一緒に潤いも流出してしまいますが、理想的なのは不要な汚れを確実に落とし、必要な潤いはできるだけ肌に留めること。

●落としたいのは「汚れ」だけ。肌の潤いは極力残す
洗浄のポイントは、〝不要な汚れだけを落して、肌が本来持つ潤いは残す〟こと。汚れの多くは油性のため、親油性である界面活性剤を使うと良く落ちます。〝油を落すには油〟というわけです。しかし、ここで問題なのが角質層で水分保持を担っている〝細胞間脂質〟も油ということ。だから、汚れを落そうとすると自前の保湿成分も一緒に落ちてしまい、乾燥の引き金となってしまうのです。流失をゼロにすることは不可能ですが、限りなくゼロに近づける工夫は必要。〝汚れを落とす〟と〝潤いの流出〟のバランスをギリギリのところでとるために、洗浄方法やアイテム選びに気を配ってみるといいでしょう。

●洗浄剤だけで汚れの大半は落ちるのに...乾燥を上塗りするのは「洗い方」
NG!ジャバジャバ:摩擦は手やブラシだけで起こるものではありません。水圧だって同じこと。洗面所で、バスルームで肌に勢いよく水を当てることも、思いのほか肌の刺激になっています。
NG!ゆっくり:界面活性剤が肌にのっている間中、角層から細胞間脂質が溶け出してしまします。じっくり、ゆっくりのクレンジングや洗顔は、摩擦を与えていなくても肌の潤い流出に加担しています。
NG!ゴシゴシ:摩擦は角層をシェーブするようなもの。保湿クリームを塗らずカミソリでムダ毛を処理すれば角層を削ってしまいますが、あれと同じようなことが洗顔時に残っているのです。

●夏のクレンジングでちょっと気になることQ&A
Q.外出先でヨレたメイクを優しく落とすのは?
A.クレンジングではなく少量のクリームでオフ
綿棒の先にクリームをつけてヨレた部分に塗れば落ちます。同じ油分でできたクレンジングとクリームの違いは〝洗い流しが必要かどうか〟なので、ちょっとしたヨレはこれでOK。
Q.しっかりメイクした目元を優しく落とす方法は?
A.コットンを2枚に割いて目元に置けば摩擦が起きにくい
ウォータープルーフのマスカラやアイラインを落とす時などは、コットンに専用クレンジングをたっぷり含ませ、2枚に割いて1枚は下まぶたの上に、1枚はまつ毛の上からのサンドイッチ戦法を。マスカラを拭う際、下まぶたに押しつけると摩擦が起きるので、コットンをはさんでおき、その上を滑らせて。最後に二つ折りにしてキレイな面でアイラインを優しくオフしましょう。

<洗顔後、化粧水の前に1ステップ挟んで保湿力アップ「潤道」を作るブースター>
毎日、一連の流れ作業のようにスキンケアをしていませんか?しかも夏は「べたべたするから」という理由で保湿不足の人が多いという現状も。でも夏の乾燥度合いを知ったら、化粧水だけで終われないはず。きちんと肌に響く、保湿ベースのスキンケアを見直しましょう。
「プレ化粧水」や「導入液」とも呼ばれるブースター。化粧水前につけることで、その後のスキンケア用品の浸透を助けるもの。お手入不足の人、日焼けなどの影響で角層が厚くなっている人は効果を感じやすいでしょう。ひと手間で潤いがアップするので、ぜひ試して。

<潤う準備ができた肌に、いよいよ本格的な保湿をスタート 大人の肌を救う、保湿重視のスキンケア>
保湿が手薄になっている夏のスキンケア、外気の高い保湿と、汗のベタつきで「乾燥してない」と勘違いしないこと。しっかり届いて潤うコスメを選べば、乾燥しにくい揺らぎにくい肌が現実可能に。

●保湿の要は細胞間脂質!整った角層は揺らぎにくい
保湿とは、肌の水分量を保つことです。角層は肌のもっとも表面にあり、皮脂膜・天然保湿因子(NMF)・角質細胞間脂質により保湿されています。この3つのうち、水分保持の役割の80%を担っているが角質細胞間脂質。角質細胞間脂質の主成分はセラミドで全体の50%。自身の角質細胞が作り出す脂質で、角層の間に水を抱え込みながら、細胞同士を密着させる作用があります。例えばアトピー性皮膚炎がある人は、そうでない人と比べると、セラミドの量は1/3しかありません。つまり、セラミドをはじめてとする保湿成分を角層にきちんと届ければ、潤いのある肌を保つことができるのです。

●夏は特に、抗酸化成分に着目したコスメ選びを
夏は美白ラインのコスメが好まれやすいのですが、これは夏に限らず通年使用していいもの。短い期間の使用では、長い目で見るとあまり効果が期待できないからです。一品だけでもいいので毎日のスキンケアに取り入れてみるといいでしょう。夏は紫外線に始まり、からだや肌が酸化の危機にさらされている季節。狙いを定めるなら抗酸化成分配合のコスメです。酸化も肌の乾燥を促進させてしまうので、保湿成分の補給とともにサビ対策と打てば潤った肌を実現する近道に。抗酸化でベーシックな成分は、〝ビタミンエース〟と呼ばれるビタミンA・C・Eですが、様々な種類があるのでぜひチェックしてみてください。
SELECT POINT
☑浸透力が高い
☑抗酸化成分配合
☑ベタつきにくい

抗酸化ベーシック成分
ビタミンA:化粧品には「レチノール」という名前で配合され、特に抗酸化作用が高い成分。脂溶性のため浸透力が高く、紫外線吸収剤として自らが壊れることで日焼けの害も生じにくくしてくれる。
ビタミンC:メラニン還元効果を持つ抗酸化成分。「黒を白にする」ほどのパワーを持つが、製品によって浸透力に差があるため、浸透力の高い分子構造のものをきちんと選ばないと期待する効果が得にくい。
ビタミンE:「サビ止めのビタミン」と呼ばれる高い抗酸化作用を持つ。ビタミンCと一緒に使用すると、相乗効果でより強い抗酸化作用を発揮。メラニン色素を含んだ古い角質もスムーズにオフできる。

日本の夏は湿度が高く、乾燥とは無縁と思っている方が多いのですが、実際のところ夏肌の実情はカラカラです。強力な紫外線、エアコンによる乾燥、さらに夏バテでエネルギーを消費してしまうと、肌まで栄養が行き渡りません。毎日のスキンケアで、夏の正しい乾燥対策を学びましょう。

ぜひ、ご一読ください。

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雑誌『vikka/ヴィカ』2017年8月号(7月12日発売 掲載ページP123)

特集「なんとなくつらい...を撃退!30代レディの不調対策ノート」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

体臭:汗自体は無臭なので夏場はこまめに拭き取りましょう。

【足がくさい人は水虫なの?】
水虫は白癬菌というカビの一種が皮膚の角層に寄生する感染症です。よく「足がくさい=水虫」と思われがちですが、実は白癬菌自体はにおいません。ですが、汗をかいた足を放置するなど、不衛生な状態でいると菌に感染してしまい、指の間などの角質が厚くなることで、蒸れてにおいが発生しやすいのです。白癬菌はヨガスタジオや温泉施設など、裸足で歩く場所ならどこでも潜んでいて簡単にうつります。ですが、菌自体はさほど強くなく、菌が足についても24時間以内に洗い流せば感染を防げるので、足は常に乾燥させて清潔に。もし、かゆみがあればすぐに病院で検査をしましょう。

頭痛、体臭、便秘などの、ちょっとした不調をズルズルと引きずっていませんか?実はそんな不調は身体からの小さなサインかもしれません。心身ともに健やかな毎日を目指しましょう。

是非、参考にご一読ください。

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2017年(7月〜9月)のメディア掲載情報

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雑誌『VOGUE JAPAN』2017年11月号 (9月28日発売 掲載ページP237)

特集「本気で美髪!頭皮とヘアのアンチエイジング。」に、当院の育毛治療「Dr.CYJヘア
フィラー」が紹介されました。

「Dr.CYJヘアフィラー」は、世界初の毛髪再生ペプチド化合物を含んだ、最新の育毛治療
。7種類の機能性ペプチドを頭皮に注入することで、発毛を促進するだけでなく、脱毛の
抑制に関する遺伝子の発現を促すことが新しい点です。
2週間に1度のペースで4回繰り返し、眠っている毛根にアプローチ。実感としては、新毛
が生えることで、まず毛の立ち上がりに変化があらわれます。
生え際が気になる30~40代の方は、特に早めの反応が期待できます。
自動注入器を用い、34Gという極細の3本針を使用して少量ずつ注射することで、短時間で
正確に漏れなく注入できる上に、麻酔クリームを塗布するので、痛みは軽め。
髪は夏に傷み、秋に老けるといわれ、まさにいまこの時季が分かれ目。大人の髪や頭皮に
何が起こっているかを知り、正しいケアで髪の老化を食い止めましょう。
育毛治療に関しては、当院HPで詳しくご紹介しています。


詳しくはこちらから

是非ご一読ください。

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雑誌日経ヘルス特別編集版『健康情報』2017年秋号(掲載ページP12~13)

特集:「白髪と薄毛対策に、頭皮オイルマッサージ+自宅で染めるヘアカラーの選び方・使い方」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

※「健康情報」は、明治安田ライフプランセンター(株)が発行し、健康保険組合員および共済組合員に配布される小冊子です。

白髪と薄毛は、見た目年齢をぐんと上げる原因です。両方の予防に有効なのは、髪を育てる毛根を元気にすることです。そして気になりはじめたら"早めのケア"ことが大切です。プロ直伝のオイルマッサージと、自宅での白髪ケア方法をご紹介します。

◎白髪も薄毛も、毛根の働きの低下が原因でした!
白髪:遺伝や加齢、栄養障害のほか、甲状腺疾患などでも起こるが病気が完治すれば戻ることもあります。
薄毛:30代から増え、女性の場合、閉経後の加齢変化で加速し、ストレスや出産などで急激に脱毛する「急性休止期脱毛」などもあります。

【白髪・薄毛の3大要因】
①栄養不足
食事でとった栄養は全身の臓器にまず分配され、髪に届くのは最後です。髪のためにも十分な栄養補給が重要です。
⇒対策:食事の改善!
特に、細胞分裂やコラーゲン合成に関わる鉄・亜鉛・ビタミンC・ホルモンや酵素・髪の原料になるたんぱく質を意識して摂取しましょう。また、色素細胞を活性化する、カルシウム・メラニンの原料であるチロシンというアミノ酸、メラニン合成に不可欠な酵素のチロシナーゼの働きを促す銅、たんぱく質の代謝に必要なビタミンB・Eも大切です!

②頭皮の凝り、血行不良
凝りやストレスなどで、頭皮の血行不良になると、毛母細胞に酸素や栄養が十分に届かず、増殖・成長の妨げになります。
⇒対策:マッサージで血流をアップさせます!

③頭皮の過剰な皮脂
過剰な皮脂は酸化して、頭皮の炎症やニオイのもとになりますが、不足すると乾燥の原因になります。加齢やストレスでも皮脂は増えます。
⇒オイルで頭皮ケア!

【髪のボリュームが減る、白髪が気になる......髪のエイジングをストップ!】
中高年になると、薄毛が気になる人が多くなります。男性で多いのはAGA(男性型脱毛症)で、髪は毛周期と呼ばれるサイクルで成長し数年で生え変わりますが、男性ホルモンの影響で成長期が短くなり、薄毛が進行します。実は女性にも、男性ホルモンの作用で薄毛になる『FAGA(女性男性型脱毛症)』があり、主に遺伝が関わっています。
もう一つ女性の薄毛で多いのは、生えている本数が減る「慢性休止期脱毛」です。毛周期の中の休止期が長くなり、新しい毛が育たず薄毛になってしまいます。
白髪の原因は色素をつくるメラノサイト(色素細胞)の機能の低下と、メラノサイトを供給する色素幹細胞の枯渇にあります。基本的に治療は難しいのですが、メラノサイトが休止して白髪になっている場合は、色素幹細胞が残っていれば黒髪に戻る可能性があります。
薄毛、白髪は加齢や遺伝も大きく関るがまずは栄養状態を整えることが大切で、同時に頭皮環境を整えて毛根の働きを高めることも大切です。栄養補給と頭皮のケアは、早く始めるほど老化予防に効果的です

【薄毛は、毛周期の「休止期」が長くなったり、「成長期」が短くなって起きる】
髪は、「成長期」・毛根が短くなる「退行期」・毛母細胞が消えて新毛が生まれる「休止期」・新毛が成長し古い毛が抜ける「新生期」の毛周期サイクルを繰り返して育ちます。毛球部には毛乳頭を囲むように毛母細胞とメラノサイトが並び、「成長期」には毛包幹細胞から供給された毛母細胞が、毛乳頭から栄養を受け取りながら分裂・増殖を繰り返して毛を伸ばします。「慢性休止期脱毛」は休止期が長くなり、本数が減ります。AGAおよびFAGAは男性ホルモンの影響で毛母細胞の分裂・増殖が低下し、成長期が短くなり細毛になるのです。

【白髪は、毛根にある色素幹細胞の枯渇やメラノサイトの機能低下が原因】
色素の元となる色素幹細胞は表皮のバジル領域という部分に蓄えられており、ここで生まれたメラノサイトが毛母細胞周辺まで下りてきて分化します。色素幹細胞が枯渇したり、毛球部のメラノサイトが休止したり、チロシナーゼの働きが不十分な場合に白髪になるが、色素幹細胞が残っていれば黒髪に戻ることもあります。

当院人気の育毛・発毛治療の詳細はこちらをご覧ください。7種の機能性ペプチドを含むヘアフィラー注入、毛の成長を促す成長因子などを注入する育毛水光プラスなど、確実な発毛を促します。

是非ご一読下さい.

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雑誌『VoCE/ヴォーチェ』2017年11月号(9月23日発売 掲載ページP252)

特集「プロが太鼓判を押す、鉄板メニューから最新治療まで!2017ベスト美容サロン×クリニック」に当院のフォトフェイシャルM22がノミネートされ紹介選ばれました。

恒例の『VOCEベスト美容サロン×クリニック』2017年度は当院の照射治療ではトップ3の人気を誇る『フォトフェイシャルM22』が選ばれました!
フェイシャルM22は、ルミナス社の最新IPL(光)照射機器。
8種類のフィルターの中から、患者さまの肌質にあった最適なものを2種選択し、シミ(肝斑)、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔、ニキビやニキビに伴う赤みや色素沈着といった様々な肌トラブルを一気に改善します。特に当院では、フィルターの選択、エネルギーの強さ、パルス幅(照射時間)、パルスディレイ(休止時間)など細かい照射設定を医師が行い照射するので、その豊富な知識と技術のコンビネーションが人気です。
定番メニューだからこそ、確かな技術が重要!ぜひ目利きの美容賢者が選んだ技術を体験してください。

フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)

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雑誌『美的』2017年11月号(9月23日発売 掲載ページP92~93)

大特集:女の価値は唇で決まる!「唇美人になるために必要なこと、全部!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

みずみずしく、ふっくらとしたカーブを描く麗しい唇は、女性だけに与えられた特権です。この秋は、その唇をさらに魅力的にしてくれるたくさんのリップが登場します。今選ぶべきリップ、もともとの唇を輝かせるケア、美容賢者が出会った運命のリップなど、とことん唇とリップケアにこだわった特集です。

もともとの色、形、薄さや厚さ、この季節ならではのシワや荒れ、エイジングによる口角の下がり、しぼみ等...素の唇の悩みやトラブルも解決し、もっとリップメイクが映える唇に鍛えましょう!

【唇のこと、ちゃんと知っていますか?】
知っているようで知らない、唇の構造。なぜ乾くのか、年齢と共にどう変わっていくのか...きちんと知った上で正しいケアをしましょう。

◎唇の山(鼻にかけての溝は"人中溝")
・よくある悩み...「形がぼんやりしている」
唇の"山"の谷が浅くてのっぺりしている...という悩みが多いようです。リップライナーで形を縁どるのがおススメです。いわゆる上唇の"M"字形の部分が、"唇の山"です。西洋では、天使の持つ弓矢に似ていることから、『キューピッドボウ』と呼ばれます。そして鼻下から"M"の谷部分にかけての縦2本の溝を東洋医学では"人中溝"といいます。メイクにおいては、この唇の山のラインをしっかりとると、きちんと感とエレガントさがグンとアップします。加齢で山が平らになっていくので、若々しく見せるためにも知っておきたいテクニックですね。

◎口角
上唇と下唇をつなぐ部分。よく動かす箇所なだけに、炎症を起こす、色がくすむなど、トラブルが起こりやすい部位です。また、口角が上がっていると幸せそう、下がると不機嫌そうと、印象を左右する重要なパーツでもあります。
・よくある悩み...「くすみ」
刺激を多く受ける口角はとてもくすみやすい部位です。乾燥・紫外線対策をし、メイクの際にコンシーラーなどでカバーをしましょう。
・よくあるトラブル...「口角炎」
食べ物や唾液の刺激によって、炎症を起こし、赤みや腫れを生じる疾患です。亀裂が入り出血を繰り返すこともあります。また、胃炎など消化機能の状態が悪いと口角炎を生じやすくなります。

◎唇の構造は肌と同じく、表皮と真皮に分かれています。
表皮には皮脂腺・汗腺がほぼないため皮脂膜がほとんどできず、角層は非常に薄く、水分保持機能も低く、バリア機能も脆弱なため、外的ストレスを受けやすいという特徴があります。表皮下の真皮内では、毛細血管・線維芽細胞・コラーゲンやエラスチンなどが存在します。唇が赤いのは血管内のヘモグロビンの赤色が薄い角層を通して透ける為です。肌と同様、表皮の保湿・UVケア、真皮のコラーゲンケアが重要です。

≪日々の保湿・UVケア、エイジングケアが重要≫
唇はほかの皮膚に比べて角層が薄く、バリア機能が脆弱なため、乾燥や紫外線にとても弱いパーツです。ダメージを受けると"口唇炎"という、唇の湿疹を引き起こします。酷くなると赤く腫れたり亀裂が入って出血したりする症状を起こしやすいため、リップクリームで保護する必要があります。ふっくらとした健康的な唇のためには、保湿及びUVケアがカギとなります。
アトピー要因がある人は特にあれやすく皮もむけやすいので、より注意が必要です。むやみになめたり触ったりせず、抗酸化作用のあるビタミンE配合のリップクリームでケアすることがおすすめです。

≪もっと唇のコト、知りたい!≫
Q1、唇の形や色は年齢と共にどう変化しますか?
A1、厚みが薄くなり、くすみが進行します。
加齢や紫外線の影響と共に、真皮内にあるコラーゲン量が減少し、唇の幅に変化はないものの、厚みがなくなり縦ジワが増えしぼんだようになります。また、口周りの筋肉の劣化で口角も下がり、血液中のヘモグロビンと酸素の結合量が低下することで色もくすみます。ハリ感アップを促す専用美容液でケアをしたり、マッサージやエクササイズで筋肉を鍛えましょう。

Q2、唇にもUVケアは必要ですか?
A2、必要です!紫外線の影響を大きく受けます。
バリア機能が脆弱な唇は、紫外線からの保護が必須です。紫外線の影響で軽い炎症が生じると、そこから乾燥が激しくなり、口唇炎につながるおそれもあります。UVカット効果のあるリップクリームやリップ下地などを活用しましょう。

Q3、唇のエイジングケアにはどんなものがありますか?
A3、基本的な保湿やUVケアのほか、ヒアルロン酸注入などがあります。
まずは保湿やUVケアが第1です。その上で専用美容液の使用、マッサージやエクササイズもおすすめです。美容医療としては、ヒアルロン酸注入が一般的です。ヒアルロン酸注入は体内にある成分なので、アレルギーの心配もほぼありません。シワやしぼみを改善し、ぷるんとしたボリュームのある唇になります。大きくしないで曖昧なリップラインをはっきりさせるなど、経験ある医師に任せればデザインも自由自在です。

※当院の「ヒアルロン酸注入(唇形成)
唇の上下左右の形を整えるなどバランス調整も可能で、その方に似合う理想の唇になれる人気のメニュ―です。効果は、目安として半年~1年間ほど持続します。

是非、ご一読ください。

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雑誌『リンネル』2017年11月号 (9月20日発売 掲載ページP138~141)

特集「原因を知って、肌にやさしい習慣を 夏から秋の揺らぎ肌を健やかに」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。
一気に涼しくなる9月下旬。秋は肌の調子が悪くなる『揺らぎ肌』でお悩みの方が増えます。原因と対策を、院長が皮膚科専門医として解説しました。

夏のあいだこんなことをしていた人は要注意
□暑さで食欲が出ず、あまり食べなかった
□食事がさっぱりしたものに偏って、脂質やたんぱく質をとらなかった
□涼しい部屋で過ごしてばかりで、運動不足
□暑さやクーラーのかけすぎで安眠できず、寝不足だった
□旅行やレジャーなど、イベント続きで疲れが残っている
□日焼け対策が万全でなく、焼けてしまった
□汗をかくことが多いので、1日に何度も洗顔していた
□ベタベタするのがいやで、保湿ケアを簡単に済ませていた

秋になるといつの間に揺らぎ肌に!
べたつくからと顔を洗いすぎたり、運動不足、寝不足、日焼けに、食欲減退...。無意識に行っていた夏の生活の積み重ねが揺らぎ肌の原因になっているかも。
特に食事の影響は思ったより大きいもの。暑さからタンパク質や油ものを避けすぎていると、肌も栄養不足になってしまいます。秋からもう一度、生活習慣を整え直しましょう。

夏のあいだの疲れや不摂生が肌にあらわれます
夏は暑いうえに、レジャーなどのイベントなどで忙しく、疲れがたまる人は多いでしょう。その疲れは、体だけではなく肌へも影響しています。それが、湿度が下がってくる9月からの乾燥になり、ゆらぎ肌へとつながるのです。
肌の表面にある角層が整っていれば、肌は密なバリア状態を作っており、見た目に美しいだけでなく、外部からの刺激を受けにくく、強く保たれます。けれど、夏は角層が乱れる要因がたくさん。紫外線やエアコンの乾燥など外部的要因はもちろん、睡眠不足や疲労、栄養不足などによっても、肌の再生力が弱くなるのです。
特に、バリアの元になるセラミドなどからなる角質細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)は、いったん失われてしまうと、回復させるには時間がかかります。そうすると、バリア機能が衰えて、肌の調子が悪くなり、いつも使っている化粧品でも、ひりつきやかぶれなどを起こすことになるのです。
近年、こうした微細な炎症が、肌の老化につながるという研究もされています。秋の揺らぎ肌を回復させ、これからの乾燥や寒さにそなえましょう。

<日々の習慣を見直して、季節の変化に負けない素肌力をつけましょう。>
弱っている秋肌をさらに傷めているのは、クセになっているスキンケアかも? 見直してみましょう

●ゆらぎの原因01
時間をかけて丁寧にクレンジングすると肌がつっぱる
汚れ落とし兼マッサージでゆっくりクレンジング...それが傷めるもと!

●見直し習慣01
やさしく洗う、落とすで、不要な汚れのみを除去
クレンジングは1分間を目安にさっと落とすことが鉄則です。

汚れや汗、いらない角層は落とさなければいけませんが、時間をかけすぎるのは肌に負担をかける大きな原因です。クレンジングを長時間顔にのせていると、肌に必要な皮脂や、角質細胞間脂質も落としてしまいます。クレンジングはメイクと乳化したらすぐに洗い流すこと。時間は1分間が目安です。また、洗顔料をしっかり泡立てずにこすったり、クレンジングをケチケチするのは絶対NG。なお、洗い上がりにツッパリ感が残るものは、落とし過ぎなので、洗顔方法も見直しましょう。

●ゆらぎの原因02
加齢によって体も肌も夏の疲れが長引きがち
老化が進むと体だけでなく、肌にも元気がなくなります。

●見直し習慣02
肌も体もいたわるエイジングケアを
年齢肌を感じたら、食事や睡眠にも気をつけましょう。

年齢が高くなるほど、角質細胞間脂質や天然保湿因子が失われやすくなるので、乾燥を自覚するようになります。こういった肌の老化によるバリア機能の低下も、揺らぎ肌の原因に。また、若々しさをたもつための抗酸化力も、40歳前後でがくんと落ちます。抗酸化力はバランスのよい食事や疲労回復などによって高められるので、夏バテが長引かないようにメンテナンスを。
しわやくすみなどには、エイジングケア用の化粧品を。最近では、揺らぎがち敏感肌でも使えるものが増えています。

●COLUMN
何気ない習慣が老化を早めているかも!?肌をこするたびに加齢が加速
意外にも肌に刺激になっているのが、メイクブラシの使いすぎ。
ブラシの毛がチクチクあたるのは、肌をいためる原因になります。毛先が柔らかく肌触りのよいブラシを厳選して、チークなどにさっと使うのにとどめて。ファンデーションのブラシ塗りは、ブラシを何度も肌に滑らせることになるので、敏感に傾きがちな人は控えましょう。

●ゆらぎの原因03
涼しくなって紫外線を夏ほど気にしなくなった
日差しがやわらいだからと日焼け止めなしで外出はNG!

●見直し習慣03
肌にやさしいUVケアアイテムを年中入念につける
うっかり塗り忘れが命とり。涼しい日や曇りの空でも一年中ガードを!

紫外線のピークは7月ですが、UV-A波は、年間を通して地上に降り注いでいます。秋以降もUVケアを続けることで、紫外線はもちろん、大気汚染などのダメージからも肌を守ることができます。敏感肌用なら肌への負担も少ないので、自分の肌に合うものを選んで使い続けましょう。

●ゆらぎの原因04
化粧水は保湿アイテムを軽くつけるだけになっている
汗でベトつくからと、少量をぱぱっとつけるだけでは保湿不足。

●見直し習慣04
しっとりするまで、丁寧に重ねづけを
手のひらに多めにとって、何回かに分けて手で押さえるようつけて。

べたつくのがイヤだったり、高額化粧品だからケチケチ使いだったりして、量は少なめに...では、効果は半減してしまいます。お手頃価格でも、肌にあっていれば問題なし。たっぷりの量で保湿をするのが大切です。
化粧水は、手のひらに500円玉大をとって、両手でなじませてから、軽く押さえて。目のまわりや小鼻は、力の入りにくい薬指の腹を使いましょう。

●揺らぎ肌の原因05
化粧水をつけても肌が乾燥してピリピリする
いつもの化粧水ですらしみる敏感肌状態になっている?

●見直し習慣05
敏感なときはバームでフタをし、回復後は乳液やクリームで保湿を
ピリピリするときは、ふだんのお手入れは休止して休ませる。

涼しくなり、肌が乾燥してピリピリしたり、化粧水がしみたりしたら、いったん通常のお手入れはストップ。また、シートパックなど水溶性で肌にしみこむようなものは、逆効果です。こういうときは、肌に「フタをする」エモリエント効果の高いものを直接塗って、肌を落ち着かせることに専念します。ワセリンやバームなどがおすすめ。
ただし、バーム類は刺激からは守りますが、肌内部のうるおす力は低いので、回復してきたらクリームや乳液など、モイスチャライジング効果の高いものに変えましょう。

●揺らぎ肌の原因06
肌あれのとき、高機能そうなクリームや美容液を多用する
肌を回復させようと、あれこれ手を出すのは、かえって危険。

●見直し習慣06
肌に合うシンプルな基礎化粧品ラインのみで充分
困ったときに頼れる、信頼できるラインを見つけましょう。

肌が乾燥して、敏感になっている時こそ、化粧品は同一シリーズのラインづかいがおすすめ。肌がゆらぎがちなときに高機能な美容液やパックで過度にケアをすると、肌への刺激が増えてしまします。いろんなメーカーのものを使っていると、かぶれた時も原因が何かわからないうえに、合わない成分にあたって更に荒れてしまうリスクが高くなるからです。
季節の変わり目や肌の調子が悪いときは、このラインなら大丈夫、というものを知っておいて、切り替えられると安心です。

●揺らぎ肌の原因07
体や顔を触ったら、ひんやりと冷えているときがある
肌温度が低いと、外部の刺激を受けやすい状態になっているかも?

●見直し習慣07
体が温まる食材を積極的に摂取。冷え対策も万全に
冷えによる血流ダウンで、肌も栄養不足に。しっかり食べよう!

夏の冷房や秋口の涼しさによって、冷えを感じる人も多いのでは。
人間の体は中心部の温度が35℃以下にならないように保つ機能があります。外気温が低くなっていると、体温を逃さないよう血管が収縮し、血流が悪くなります。
血流が悪くなると、体だけでなく肌までも冷えた状態になって、顔色がくすんだり、肌のターンオーバー機能が衰えたりと、揺らぎ肌の原因になることばかり。
温かい食事をとる、上着をはおるなど、体も肌も体温を逃さない工夫をしましょう。

●COLUMN
外気温の低さから肌荒れに!これからの季節の寒気にご用心
肌の調子と寒さの関係が、最新の研究で明らかになりました。
表皮細胞には肌の細胞と細胞をくっつける機能をもつ"タイトジャンクション"という構造があり、"トリップV4" という温度センサー機能のあるタンパク質がその形成に関わっています。温度が下がるとこれらの機能が衰えて、細胞の結びつきが弱くなり、バリア機能の低下の原因に。寒気に直接肌をさらさないことが予防策です。

秋風が吹くころになると、肌がカサカサ、ピリピリしたり、いつもの化粧品が合わなくなったり。そんなお悩みを解消して、健やかな肌を取り戻しましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『美ST』2017年11月号(9月17日発売 掲載ページP58~59)

特集『こだわりすぎて、こじらせていませんか?〝スキンケア好き〟こそ要注意!「そんな保湿はやめなさい」』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

いいと聞けば、何でも試し、悪いと思ったら徹底排除。それを繰り返し、誤ったスキンケア法を正しいと信じ込んで疑わず実践する人が増加。でもそれって本当に肌にいいことなの?理にかなっている?いつの間にか自己満足なっていませんか?
その疑問に皮膚科専門医がお答えしました。

① 乾燥が心配だから、洗顔はお湯だけ。
A.洗いすぎると乾燥の原因になるからと、洗顔料を使わないのは要注意です。夜に塗った化粧品が酸化すると刺激になる恐れが。洗顔料を用いるのが無難です。洗浄力の弱いタイプをしっかり泡立て、さっと洗えば十分です。
②ヘアケア剤が顔についた時の刺激が心配だから、スタイリング剤はオーガニックバームを毛先にだけつける。
A.確かにニキビや皮膚炎を生じた患者さんを時々拝見します。ヘアケア剤によっては肌に刺激になる可能性がある成分を含んでいるので、大量に使うのは避けましょう。
③浴室内で顔を洗うと乾燥しそうなので、お風呂は洗顔+保湿をしてから入る。
A.浴室内は湿度100%。ドライサウナなどは別ですが、基本的に室内より明らかに乾燥しにくいはず。これは心配しすぎです(笑)
④入浴中のシートパックは、絶好のスキンケアタイム。
A.お風呂では皮膚が柔らかくなっており、浸透は確かに高くなります。ただし、湿度で乾きにくくても長時間使用はNG。刺激性接触皮膚炎を起こすリスクも高くなります。決められた時間を厳守しましょう。
④シャワーの刺激が心配だから、直接顔に当てない。
A.高温+圧力はNG。もちろん刺激になります。弱流水で人肌温度以下なら大丈夫。
⑥夜のスキンケアには、たっぷりアイクリームを塗る。
A.限度を超えた大量塗りをしても効果に違いはありません。規定量を守りましょう。アイクリームはアイホールに薄く塗り重ねれば十分。目が曇る人は塗りすぎです。
⑦スキンケアの「蓋」って必要?オイル、クリーム、乳液...どれがベスト?
ケアの最後の蓋は、確かに効果的です。保湿力の高いコスメを最後に塗れば、水分蒸発の防止になるのでクリームがベストです。

<摩擦でこじらせています>
Q.マッサージや美顔器も、摩擦になるって本当?
A.マッサージでたるみケアはできません。靱帯や皮膚を劣化させたるみを進行させます。
Qとにかく摩擦が心配で、枕カバーさえ怖いんです
A. 摩擦刺激は乾燥肌を引き起こし、角質状態を乱れさせるので、キメの乱れに直結します。シミの原因にもなり得ます。枕カバーも盲点ですが、気にすべき。シルクや柔らかなガーゼなどの肌あたりのいい素材を選びましょう。

<日焼け止めでこじらせています>
Q.日焼け止めは重ねて使えば効果が上がりますか?
A.はい、1品で求めるSPFを出すのは困難です。ミルフィーユ状に丁寧に塗り重ねましょう。
Q.人により合う美白成分が違うと聞いたけど本当?
A.効果が出やすい人、出にくい人がいるのは事実ですが、割り出す方法は確立されていません。

情報過多な現代、正しい知識を取捨選択するのが難しく、誤ったスキンケアをしている方を多く見かけます。惑わされないように気をつけたいものですね。
是非、ご一読ください。

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雑誌『GLITTER』2017年10月号(9月7日発売 掲載ページP115)

特集「Be Free From Anger‼ストレスフリーな生き方 いつも元気なあの人のストレスフリーな秘訣、拝見!」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

忙しいはずなのにいつもハッピー感がある人は、自分流の気分転換法、ストレス法を持っているものです。今回、慶田院長は、モデルの道端アンジェリカさん、ラブリさん、タレントの横澤夏子さんと共に『ストレスフリーの賢者4人』として自身のストレス解消&リラクゼーション法などを紹介しています。

「今年の夏にクリニックを増床&全面改装しましたが、期限がタイトだったのでマルチタスクで処理しなくてはならない業務が目白押し。普段は少々のことでは全く動じないのですが、今回は誰かのミスで作業が滞ると流石にイライラ。怒りは自らを傷めつけるだけなので、ミスばかり見ず、支えてくれているすべての関係者とスタッフに感謝の気持ちを忘れないように心がけ、「大した事ではない」と自分自身に言い聞かせることで、感じ方は軽くなりました。怒りが過ぎ去ってしまえばすべては小事なんですよね。」

●20年以上続けているジャズダンスの レッスンでは、音楽に合わせ、体の動きと表情で表現します。振付をキャッチし様々な感情を表現することで、その時抱えている悩みや苦しみ、怒りなどすべてから解放されます。

●15歳と4歳の娘がいます。 子どものプルプルの肌を 触るとストレスが消えていくのが分かります。

●メイクは仕事モード、お出掛けモードに気分を変える大切な習慣です。少し気乗りがしない朝も、メイクに集中するうちに、気分が上がります。

●ラベンダーや柑橘類のアロマオイルを室内に焚き、好みの香水を少し付 けるとリラックスできます。院内で使用するアロマオイルは「生活の木」で購入することが多く、ラベンダーやオレ ンジスィートは院内でも焚いて癒しの空間に。

●院内には必ず生花を飾ります。水替えや生け直しする時間が癒しになります。

●ジャズとボサノバを聞くのが最高のリラクゼーション。小野リサさんのアルバムは8枚くらい持っていて「Swing Time In Honoluluホノルルの 青い空」を聴くと一気に心が軽くなります。

●夜はカモミールなどのハーブティーを。 LUPICIAのエルダーフラワー&カモミール。 ガラスのポットに入れるとお花が広がって HAPPYな気分に。

●忙しくて、マッサージする時間は取れませんが、化粧水、美白化粧品、保湿クリームは必ず顔からデコルテまで広く塗り、ボディクリームも入浴後さっと全身に。愛用のボディクリームは DELONのボディバター。 アサイー&クコの甘酸っぱい香りは、ダンスのレッスン 後にシャワールームで塗っていると友人に「この良い香り、どこの?」と聞かれます。

ストレス解消の手段は、たくさん持っているほど良いとか。皆さまもご自分にぴったりの小さな癒しのスイッチを探してみてくださいね。是非、ご一読ください。

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雑誌『婦人画報』2017年10月号(9月1日発売 掲載ページP202~203)

特集:BEAUTY&Health婦人画報の美の扉「毎日30分、入り方で大きな差がつく!長寿の温浴」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

温浴とは、湯に浸かり、体を温めることによって生じる様々な生体反応を享受する入浴のことです。お風呂が大好きな日本人は、知らず知らずのうちに、温浴によって数々の健康効果を得てきました。日本人に受け継がれてきた"健康遺産"ともいえる、お風呂時間をより豊かにする秘訣をお教えする特集です。

【乾かぬ先の入浴術&ボディケア】
ここからは肌のお手入れ編です。いいことだらけの温浴ですが、じつはバスタイムは一日のうちで、もっとも乾燥リスクの高まるタイミングです。入浴で肌を乾燥させないために、注意すべきことをまとめました。

◎年々、皮脂もバリア物質も減少。乾く部分は保湿の徹底で改善します。
真冬をピークとして、皮脂欠乏性湿疹で来院する方が増えてきます。すねや腰、わき腹などの肌が乾燥し、かゆみや痛みを伴う症状です。話を伺うと、間違ったお風呂の入り方をしている人が少なくありません。
ナイロンタオルなどで強く擦ったり、洗浄力の強すぎるアルカリ性の石鹸で洗ったりすると、肌が本来もっているバリア機能が壊れて、外的刺激を受けやすい状態になります。女性の場合、25歳から徐々に皮脂分泌が減ってきます。加齢に伴い、肌のバリア物質といわれる角質細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)も加齢とともに減少していきます。ですから、皮脂腺の少ない乾きやすい部分(肘下・膝下)の保湿を徹底するなど、若いころとは違うボディケアが必要になってくるのです。
湯に浸かるだけで洗わない、という人もいるようですが、肌質と生活環境にもよりますが、一日中家で穏やかな生活を送る人であれば、一日に一度お湯で流すだけで十分汚れは落ちます。頭、顔、外陰部や脇、デコルテなど皮脂の多い部分のみ洗浄剤で洗うなど使い分けも有効です。一方、男性に多いミドル臭は酸化した脂が原因。対策として、お湯だけでなく洗浄剤でしっかり洗いましょう。

◎入浴で肌の乾燥を加速させないためには?
<乾きやすいのは膝から下、肘から先>
体は部位によって皮脂分泌量が異なります。皮脂量が圧倒的に少ないのが、膝の下と肘から先の部分。毎日洗浄剤で洗わず、ぬるま湯洗いで十分です。反対に、頭部、顔、デコルテや背中の上部、脇などは皮脂が多く、その油が酸化して刺激となるため、毎日、洗浄剤の泡で洗うのが正解。皮脂の量は年齢や性別などの個人差があるので、肌と相談して調整することが大切です。

<乾燥の元凶は「熱い湯」と「ナイロンタオル」>
湯温の設定は、夏場は39~40度、冬場は41~42度を超えないように注意しましょう。熱すぎる湯は皮脂膜や肌のバリア物質を流出させてしまいます。入浴中の肌はデリケートで、ナイロンタオルでのゴシゴシ洗いは言語道断です。汗や皮脂などの汚れは湯でほとんど落ちます。洗浄剤を泡立てて泡でさっと拭うように手洗いするだけで十分。体を洗うタイミングは湯に浸かる前より後のほうが乾燥を防げます。

<加齢で角層は2割も肥厚。硬い部分のケア法とは>
高齢者の肌は、カサカサなのにゴワゴワ。加齢に伴い角層のアミノ酸量が低下し、皮膚のうるおいを司る天然保湿因子や角質細胞間脂質は減少するのですが、その低下したバリア機能が補おうと、角層は2~3割も厚く硬くなります。膝や肘、かかとなど特に角質が厚い部分には尿素配合のクリームを1週間ほど続けて塗るとやわらかくなります。ゴマージュなどでケアした後はより乾燥しやすくなるので、直後の保湿は必ず行いましょう。

<泡立てれば、洗浄剤の量は最小に、洗浄力は最大になる!>
洗浄剤はよく泡立ててといいますが、その理由は、泡立てることで洗浄力が格段に増すため、洗浄剤の使用量を最小限に抑えられることにあります。汚れが落ちるのは、洗浄剤に含まれる界面活性剤の働きによるものですが、肌には刺激になることもあります。よく泡立てると洗浄剤の量を控えられるので、肌への刺激が軽減し乾燥を防げます。洗浄剤は、敏感肌用のセラミドなど保湿剤配合のものや、アミノ酸系の低刺激のものを選びましょう。目安は洗い上がりにツッパリ感を感じないものが良いでしょう。

【入浴で肌の乾燥を加速させないために......】
◎洗浄剤
不要な汚れや皮脂膜はきちんと落としつつ、肌に必要なバリア物質は洗い流さない、弱酸性~中性の洗浄剤を選びましょう。敏感肌用の表示は、低刺激であるひとつの目安になります。

◎保湿剤
入浴後は速やかに保湿をしましょう。ワセリン系の蓋をするタイプのものより、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなど、それ自身が水を抱え込む成分を含んだ、モイスチャライザー(乳液・クリーム)タイプがおすすめです。

◎デリケートゾーン用 洗浄剤
増えつつある外陰部専用の洗浄剤です。肌がより敏感になる婦人画報世代は、臭いをケアする香りの強いものより、低刺激でシンプルな処方のものを選びましょう。

世界でも注目されている、健康長寿を支えたのは日本独自の"温浴"習慣です。最近では、シャワーのみで済ませる方も多いようですが、健康と美の為に温浴を習慣にしてみましょう。
参考に、是非ご一読下さい。


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雑誌『GLOW(グロー)』2017年10月号 (8月28日発売 掲載ページP114~115)

特集『賢い大人の"美容医療"の取り入れ方 はじめての美容医療』に当院の光治療フォトフェイシャルM22が紹介されました。

夏のダメージを受けた肌は急激に老化をたどります。ナチュラルな美しさを目指している人こそ、即効性のある美容医療を取り入れるのも賢い選択です。
美容医療は「高い」、「痛い」というイメージがありますが、それは過去の話。エステ同様の痛くない施術なのに、確かな効果が得られるものばかり。夏の疲れた肌を底上げすることで、その後のスキンケアも効果的で前向きに取り組めるはずです。

40代GLOW読者の3大悩みは、シミ、シワ・たるみ、毛穴の黒ずみ。その中でもシミは59%を占め、肌悩み断トツの1位。
シミといっても色々な種類があり、種類や濃さによって日々のケアも治療法も大きく変わります。紫外線による日光性色素斑のほか、女性ホルモンが関与している肝斑や、遺伝的要因がある雀卵斑(そばかす)、良性のイボである脂漏性角化症...などさまざま。
間違ったお手入れは逆にシミを濃くする可能性もあるため、シミこそ自分で判断せずに専門医に診てもらうべきです。美容医療のファーストステップとして、まずは専門医の正しい診断のもと、シミの特徴にあわせた治療の選択をすることが重要です。

〈40代の肌悩み、美容医療でどうにかするには?〉

●シミ⇒フォトフェイシャル
メリット:薄いシミや肌のくすみ、赤ら顔解消に効果的。同時にコラーゲンも生成されると言われており、繰り返し行うことで肌を底上げできる。
気をつける点:徐々にシミが薄くなるため、3回程度行う必要がある。

●シワ・たるみ⇒メソフェイシャル(極水光プラス)、タイタン
メリット:複合的な悩みをすべて底上げするメソフェイシャル(極水光プラス)。たるみ、引き締めに効果的なタイタンは痛みが少なく、価格も手頃なため美容医療初心者に◎。
気を付ける点:メソフェイシャルは月1回通うと効果が持続。タイタンは月1ペースで3~5回で効果が定着。

●毛穴⇒角栓除去、エレクトロポレーション
メリット:毛穴の吸引する角栓除去は美容医療の初心者に。皮膚に弱い電流を流すエレクトロポレーションは皮膚の深くに美肌成分を浸透させるマシン。
気をつける点:継続しないと効果が分かりづらい。敏感肌に傾いていると、軽い刺激を感じることも。

●くすみ⇒レーザートーニング(ジェネシス)
メリット:肝斑治療やくすみに利用されるレーザー。顔全体に継続的に使用することで、色ムラがなくなり、肌全体にツヤや透明感が出現する。
気をつける点:部位により熱い感覚がある。3~5回の治療で効果を実感できる。

〈肌悩み1位の「シミ」。種類が色々あるんです!〉

●日光性色素斑
特徴:主な原因は紫外線。くっきりはっきりとした茶色いシミ。ザラツキがあったり、盛り上がる場合は老人性いぼ。
最適治療法:フォトフェイシャル、レーザートーニング、ジェントルレーズプロ、イオン導入、ケミカルピーリング、外用薬、内服薬がおすすめ。

●雀卵斑(そばかす)
特徴:多くは遺伝が関与。活発なメラノサイトを持っている人にできやすく紫外線を浴びると濃くなる。
最適治療法:フォトフェイシャル、イオン導入、外用薬、内服薬がおすすめ。

●肝斑
特徴:額からこめかみ、頬骨あたりなどにできる、ほぼ左右対称な範囲に広がる。女性ホルモンが関係している。
最適治療法:フォトフェイシャル、レーザートーニング、イオン導入、ケミカルピーリング、外用薬、内服薬がおすすめ。

●脂漏性角化症:
特徴:別名、老人性いぼ。濃い褐色~肌色のやや隆起するざらざらした良性腫瘍。サイズは大小さまざま。
最適治療法:フォトフェイシャルなどの光治療では消えません。炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を使い腫瘍の部位だけを削って取り除きます。

ホームケアで取れないシミには、美容医療が効果的。1点の曇りを取るだけで、見た目の印象がぐんと若くなります。今回の美容医療特集では、GLOW世代で美容施術初心者の小林美紀さんに、当院のシミ治療を体験いただきました。

慶田院長の診察の結果、小林さんのシミは日光性色素斑ではなく、女性ホルモンの乱れによ
る肝斑がメイン。さらにくすみとちりめんジワが目立つことから、照射は最新フォトフェイシャルM 22 に決定しました。
フォトフェイシャルM22 はメラニンをマイルドに壊す光の効果と、ターンオーバーの促進のダブル効果で、少しずつメラニン量を減らし、顔の色ムラを改善していきます。もちろん、日光性色素斑のような茶褐色のシミには切れ味のいいシミ治療も可能です。

―ここがポイント―
☑シミはもちろん、肝斑、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔、ニキビを一台で網羅
☑ダウンタイムがなく、施術直後からメイクOK!
☑ケミカルピーリングから照射、パックで約30分と短時間

メスを使わないシミの最新施術はフォトフェイシャルM22

1. カウンセリング
シミの濃さはもちろん形状までダーマスコープで確認しながら丁寧にカウンセリング。
2. ケミカルピーリング
まずはケミカルピーリングを行い、角層を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消。
3. フォトフェイシャルM22専用のジェルを塗布
フォトフェイシャルM22照射による熱を和らげるため、冷たいジェルを顔全体に塗布して刺激を軽減。
4. いよいよフォトフェイシャルM22照射
照射はすべて医師が行います。肌質にあわせて8種類のフィルターの中から最適なものを選択し、エネルギーの強さ、パルス幅(照射時間)、パルスディレイ(休止時間)など細かい照射設定を医師が行い実照射することで、より安全で効果的なオーダーメイド治療が可能です。産毛の濃い部位やシミの濃い部位では軽い熱感があります。
5. ローションパック
ジェルをふき取った後、ビタミンCやアミノ酸などを浸透させます。
6. ホームケア
肌を底上げするには、ホームケアも大切です。当院では肌状態に応じた、ビタミンC、ビタミンE、トラネキサム酸、L-システインの4種の内服薬、美白化粧品などをご案内しています。
 
結果は、AFTER写真を見れば一目瞭然。肌色が明るく、肝斑も薄くなり、美しくなった肌をみて気分まですっきりしたとご満足いただきました。
たった1回でもワントーン明るい肌に変化するものの、繰り返すごとに真皮のコラーゲン線維や線維芽細胞を活性化し、ハリのある素肌へと導きます。シミ、くすみ以外にも小ジワやたるみ毛穴、赤ら顔改善などトータルなお肌の若返りを図ります。
フォトフェイシャルM22の照射は、ノーダウンタイム、短時間で施術が終わるのも、忙しいGLOW世代にはおすすめです。

フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)


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WEB『Beauty & Co』2017年8月15日掲載


特集「放置すると数歳老けこむかも!?肌の「夏バテ度診断」を今すぐチェック♪」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

『Beauty & Co.』 は、アラサー女子のキレイを応援する人気サイトです。仕事に恋に、オシャレに趣味に、どれも気を抜かずにキレイでいたい......そんな美的好奇心の強い女性のために、なりたい「キレイ」を手に入れるべく、美や健康の専門家の知識を活かした、すぐに試せて使えるノウハウをWEBにて配信しています。

夏は、花火、海、フェス、BBQなど、楽しいイベントがいっぱいですが、きちんと肌のケアをしていないと、肌も「夏バテ」状態になってしまいます。さらに、放置すると肌トラブルへと発展し、数歳老けこんで見えてしまう可能性があります。そうならないために、まずは夏バテ肌の原因となる生活習慣やスキンケアをしていないか、診断することから始めましょう。

【あなたは大丈夫?「夏バテ肌診断」してみましょう!】

以下のチェック項目に当てはまるものが多い人は、夏バテ肌になっている可能性が高いといえます。
☑日焼け止めは朝塗るだけで、持ち歩かない
☑レジャーも通勤用も全て同じ日焼け止めを使用している
☑スキンケアは化粧水だけで済ませる
☑暑い日は冷たい飲み物・食べ物しか摂らない
☑クーラーのきいた部屋にいることがほとんど
☑夏のお風呂は湯船につからずシャワーだけ
☑メイク用のパフやブラシをしばらく洗っていない

上記に当てはまる項目があった人は、まずその行動を見直すことから始めましょう。さらに夏バテ肌を回避するためのポイントをご紹介します。

【夏バテ肌を寄せ付けない美容習慣とは?】
夏バテ肌になる人とならない人の差は、"生活習慣の差"です。日々のスキンケアやバランスの取れた食事などを改めて意識するようにしましょう。

スキンケアに関しては、皮脂が分泌されて酸化するのを防ぐため、朝のケアにはUVコスメの前に、ビタミンC誘導体などが配合された、抗酸化系アイテムを取り入れましょう。夜のケアは、肌のターンオーバーを促すレチノール配合のコスメの使用がおすすめです。また、夏は冷房にさらされて乾燥するので、しっかりと保湿ケアをしましょう。
当院取り扱い化粧品は慶田院長がこだわり抜いて厳選したアイテムばかりです。敏感肌でも使用できるものが多いので、ぜひご覧のうえ、スキンケア相談にご来院ください。


食生活では、抗酸化作用のあるビタミンC(ベリー系、バナナ、マンゴーなど)や、紫外線対策にもなるビタミンA(鶏や豚のレバー、緑黄色野菜)、ビタミンE(アーモンドや卵)、リコピン(トマトやスイカ)を積極的に摂るのもおすすめです。

これから秋を迎えた時に、「老けた?」と思われないように、今から生活習慣を見直し、夏バテ肌を回避しましょう。

是非、ご一読ください。

雑誌『週刊女性』2017年8月22・29日合併号(8月8日発売 掲載ページ特別付録P2)

特集『高野豆腐はこんなにいいことがいっぱい』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

高野豆腐は、豆腐を水切りして凍結、低温熟成させて解凍後に乾燥させた保存食。豆腐が凍結して解凍するときに空洞ができてスポンジ状になるため、だし汁や味付けの調味料がしみこみやすく、さまざまな食材との組み合わせが楽しめます。栄養分がたっぷりで美容・健康効果も高い高野豆腐を、さらにバランスよく 食べるには、ビタミンA、B群、C、Dなどを含む食材と組み合わせるのが理想的です。
なお、糖質オフを考えるなら、ご飯やパンの代わりに置き換えたレシピを利用すれば効率的。
同じ100gでもご飯の糖質36.8gに対して高野豆腐は 1.7g。さらに、糖質オフになるだけでなく、タンパク質や アミノ酸など、良質な栄養分を効率よく摂取することができるので、健康的なダイエットを心がけることができます

【健康効果】
1.良質なタンパク質が豊富かつ低糖質
豆腐を凍結して作る高野豆腐は、その過程で各栄養分も凝縮されています。大豆由来の良質な植物性タンパク質を含まれるうえ、コレステロールはゼロ。しかも糖質は極めて低いといううれしい食材です。

2.現代人に不足しがちなミネラルを含む
糖の代謝を助けるマグネシウムやタンパク質の代謝を助ける亜鉛、高血圧を予防するカリウムや、マンガンも豊富に含まれています。さらに、鉄や葉酸も摂取できるので、女性に多い貧血の悩みにも◎。

3. 脂肪燃焼を促し、コレステロールを抑制する作用
脂肪の燃焼を助けるアミノ酸が豊富。しかも、豆腐を凍結する過程でタンパク質が変性し、食物繊維的動きをするレジスタントプロテインが増加。コレステロールの吸収をブロックする働きがあります。

4.イソフラボンやサポニンも豊富
更年期の女性の不調を予防する成分として知られる大豆イソフラボンには、生活習慣病予防や老化防止効果も。さらに、同じく大豆由来の成分のサポニンは、血糖値を抑えて糖尿病の予防にも役立ちます。

【美容効果】
1. アンチエイジング
高野豆腐は「若返りのビタミン」といわれるビタミンEが豊富。老化を進める活性酸素の発生を抑え、細胞の老化を防ぎます。さらに骨を丈夫にするビタミンKも一緒に摂取できます。

2.美肌や美髪をつくる
高野豆腐に含まれるタンパク質は、美肌や美髪に欠かせないコラーゲンの育成を助けます。また、豊富な鉄分は血流をよく して、肌の乾燥やくすみ、クマなどを予防するためにぜひ取りたい大事
な要素。

3. 肥満予防
糖質が少なく脂肪燃焼を促す成分が豊富なので、ダイエット中や糖質制限をしている人におすすめです。また、中性脂肪を減らして脂肪や糖の代謝を促す大豆由来の成分であるイソフラボン、レシチン、サポニンなども豊富です。

4. 女性ホルモンを助ける働き
女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをする成分(大豆イソフラボン)も凝縮して含まれるので、骨粗しょう症など、ホルモンバランスが崩れがちな更年期の女性の不調を予防する働きがあります。

健康にも美容にも効果の高い食品『高野豆腐』を、皆様の食生活にも取り入れてみませんか。
是非ご一読ください。

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雑誌『VOGUE JAPAN』2017年9月号 (7月28日発売 掲載ページP158~161)

特集「Wrinkle Remedies 今からでも遅くない!大人のシワ対策」に、慶田院長の監修記事が掲載されました。

顔の表情は大切にしたいもの。でも不機嫌にみえたり、疲れてみえたりするようなシワを残すことは、本当に勿体ない事。今や、防ぐことも消すこともできるようになったシワを、コスメと美容医療と生活習慣の見直しで解決しましょう。

【Basic Skills 深刻化する前にマークすべき、シワケアの基本】
傾向と対策さえ間違えなければ、シワは予防も改善もできる時代。とはいえケアをしているのにシワっぽい人や、気にしすぎて逆効果なケースも。これから先シワに泣かないために、基礎知識をアップデートしておきましょう。

"シワを見て森を見ず"的な膨らませる治療に依存しない
シワ治療=ヒアルロン酸注入でボリュームアップ、もちろん効果的ですがそこには盲点が。ヒアルロン酸で膨らませた部分だけ元気になっても、それ以外の肌が緩んでいたら若々しくみえません。むしろ注入部位が悪目立ちして老けてみえることも。今の主流は、ヒアルロン酸で皮膚と骨をつなぐ顔面靱帯を補強してハート型の輪郭に補正するリフトアップ治療。
靭帯の基部を補強するように入れたヒアルロン酸製剤がコラーゲン産生を促し、再生の足がかりとなります。
また、フォトフェイシャル照射などの顔全体を活性化する穏やかな治療を定期的に受けることも効果的。


ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)
フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)

シワは目元から始まり最後に出るのは口もと。
最初にシワが目立ちやすいのが目尻、20代後半から笑ったあとに残るシワが気になる人もいます。そして額や眉間も表情のクセで早くから出やすい部位。靭帯の緩みによるたるみで徐々にボリュームが下に移動し、たるみジワでもあるほうれい線が発生し、最後にシワが出やすいのが口元です。
表情ジワにはボトックス注射が最適で、20代のうちにスタートしたい美容医療の一つと言えます。何よりもシワが刻まれる前の予防効果が高い治療だからです。
ただし、目尻と額はまったく動かないと怖い顔になってしまいますから、浅くに注射するメソボトックス注射で表情を残し、マイルドな施術にするなど、さじ加減が必要です。逆に眉間のシワは早めにしっかり消しましょう。

ボトックス注射(表情ジワ)
ボトックス注射(メソボトックス)

子ども時代に浴びた紫外線も今の肌老化=シワの原因に。
紫外線による光老化は、シミだけでなく、真皮にダメージを与えてシワの進行を早めることはよく知られています。実は子どもの頃に浴びた紫外線の量で、大人になった時の肌老化に変化があらわれます。DNAを損傷させる紫外線。子どもの頃は抗酸化力を持つ酵素の分泌が盛んですが、大人になると活性が衰え錆びやすくなり、シワのリスクが増えます。
過去は変えられないので、少なくともこれからの徹底ブロックが不可欠です。

スムージーで朝食、菜食主義の"皮膚粗しょう症"に注意。
皮膚の再生は、内臓などの組織に行き渡ったあとの余った栄養で行われます。肌の若々しさには動物性脂質やタンパク質が不可欠。栄養状態が悪いと、脂肪組織やコラーゲン線維が少なくシワシワの"皮膚粗しょう症"になりかねません。肌の材料であるタンパク質=アミノ酸が不足すると代謝が落ち弾力は一気に低下。肉、魚、豆などのタンパク質を バランスよく摂ることが大切です。野菜中心のヴィーガンにマクロビ、朝はジュースやスムーシーで、定期的にファスティング。このようなヘルスコンシャスなそんな食生活も シワのリスクを増やす恐れがあるので、注意しましょう。

【What is your wrinkle type タイプ別、最適シワケアで若返る!】
どこにどんなシワができるかは、骨格、肌質、輪郭、表情のクセ、生活習慣で大きく変わります。自分のシワのタイプを見極めて、注意すべきことと最適なケアを知れば、シワ攻略は意外に簡単!

●type1 表情豊かな彫り深顔タイプ
☑額が広く、つるんと立体的。
☑目が大きく頬骨が高い欧米的な骨格。
☑リアクションが大きく感情表現が豊か。
☑眉を上げて目を見開くクセがある。
☑無意識に眉間にシワを寄せてしまう。
▼表情ジワは30代から!早めの一手を。
欧米人のようにメリハリのある美人顔。笑う、驚 く、怒る、と豊かな表情が裏目に出るタイプです。立体的な顔立ちは、目が小さく凹凸のない和顔に比べ老化が早く、とくに注意したいのは、表情ジワ。繰り返される表情のクセで目尻、額、眉間、口周りに深いシワができやすくなっています。
まずは筋肉の収縮を緩やかにしましょう。額や眉間のボトックス注入は早めが効果的です。喫煙や日焼けによってコラーゲンの劣化が早い人は、定期的な超音波・高周波・レーザーなど医療機器照射で真皮の強化を意識しましょう。

●type2 目が大きい痩せ顔タイプ
☑目が大きく、上まぶたがくぼみやすい。
☑こめかみや頬骨の下がこけてきた。
☑顔全体に脂肪が少なく、細面。
☑目の下の凹み、たるみが気になる。
☑体も痩せ型で体脂肪が少ない。
▼しぼんだ肌のシワシワ感を払拭!
目が大きく顔の細い女優顔。もともと卵型の輪郭が、加齢や偏食で肉が削げ落ちて細面に。脂肪組織が少なく、細胞を代謝させる栄養も不十分で、密度が低くスカスカな"皮膚粗しょう症"になりがちです。その結果、頬全体に風船がしぼんだような無数のちりめんジワが発生。まずはタンパク質を多めに摂り、スキンケアで肌に栄養補給をしましょう。
美容医療では引き締めや部分的なボリュームアップはNG。 柔らかいヒアルロン酸を顔全体に細かく散らして注入し、肌に厚みを出し輪郭補正を。まぶたがくぼみ、目の下にもたるみジワができやすいので、リッチなアイケアもマストです。

●type3 脂肪たっぷりたるみ顔タイプ
☑丸顔で頬の肉付きがいい。
☑二重顎、輪郭の崩れが気になる。
☑食べること、飲むことが大好き。
☑口角が下がってきた。
☑運動習慣がなく姿勢に自信がない。

下がった頬が、ほうれい線を深くする。
おばさん印象の象徴、ほうれい線。骨格の個性 や表情筋の収縮で若い頃から目立つ人もいますが、40歳前後から深く長くなるなら、頬のたるみが原因です。弾力組織の劣化だけでなく、靱帯組織が伸びて頬の脂肪を支えられなくなると、たるみが発生します。脂肪からエラスチンを分解するサイトカインが出るという報告もあり、皮下脂肪が多いとほうれい線のリスクも増えます。さらに進行すると、マリオネットラインも伸びてブルドック顔に。
肌を根本から引き締めリフトアッフするケアに加え、糖質や脂肪の多い食生活と運動不足を改善しましょう。

<ほうれい線の種類をチェックしましょう>
肌たるみ型はまず照射治療で靱帯を引き締めて。筋肉型は顔ヨガなどの運動は逆効果。すべてのタイプはヒアルロン酸注入も視野に入れましょう。
・ 上を向くと消える、肌たるみ型
・ 鼻の横の骨が凹む、骨凹み型
・ 笑うと口角が食い込む、筋肉型
・いくつかが重なった、混合型

●type4 炎症を繰り返す乾燥肌タイプ
☑水分不足の乾燥肌で、皮膚が薄め。
☑美容オタクでケアの時間が長い。
☑色白で紫外線を浴びると赤くなる。
☑筆圧が強め。強いマッサージが好み。
☑拭き取りクレンジングを愛用。

刺激を減らせば、シワも減るはず。
小さな炎症を繰り返すとダメージが蓄積しシワが増えます。その原因は、まず日焼け。そして、日常のささいな刺激です。日焼けして赤くなる→白く戻る、を繰り返すと、肌が硬くごわつくようになり 修復力が低下。また、美容コンシャスほど、肌を触りすぎてダメージを与えがちです。アイメイクやクレンジングで力を入れすぎるなど、摩擦の刺激でもシワは増えます。とくに皮脂腺の少ない目周りや、首は炎症性の浅いシワができやすいもの。適切な保湿でバリア機能を整えて。肌を再生モードにスイッチし、自前のバリア成分やヒアルロン酸量を増やすフォトフェイシャルM22照射や極水光プラス(ダーマシャインで注入する水光注射)もおすすめです。極水光プラスは非架橋のヒアルロン酸2.0mlに、トラネキサム酸、極上美肌メソカクテル(FACE ANTIAGING XTRA)2.0mlを贅沢に混合した「美肌成分の極み」を真皮内に直接注入することで、肌質改善と保湿効果、シワやハリの改善効果、老化肌の改善効果をもたらします。

極上美肌メソカクテル(FACE ANTIAGING XTRA)は9種類の機能性ペプチド、28種類のアミノ酸、16種類のビタミン、3種類のミネラル類、2種類の補酵素、保湿成分等がブレンドされた高級メソカクテルです。抗酸化作用、抗炎症作用、コラーゲン線維・エラスチン線維の保護・増生作用、ターンオーバー促進作用、メラニン生成抑制作用、血流改善作用、生体機能調整作用などで健康的な肌再生に役立ちます。夏のお疲れ肌のリセットにも、部分的なちりめんジワだけでなく、刺激に負けない健康的な肌質にレベルアップする施術として、慶田イチ押しメニューです。

フォトフェイシャルM22照射
水光プラス


タイプ別のケアで、シワに悩まない若々しい笑顔をキープしましょう。
特に、美容医療の進化は目を見張るものがあります。銀座ケイスキンクリニックの施術は、周囲に気づかれない変化を積み重ねて、肌質ごと若返らせるナチュラルな仕上がりにご好評いただいています。
当院HP内で『シワを解決する治療一覧』を詳しくご紹介しています。

是非ご一読ください。

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雑誌『&ROSY/アンド ロージー』2017年9月号(7月23日発売 掲載ページP26~45)

特集「じつは冬以上に過酷かもしれません、その夏肌 大人は夏こそ、保湿コンシャス」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

<「乾燥対策は、冬にしっかりすれば大丈夫でしょ!?」いえいえ、夏肌も「乾き」の大敵がいっぱい!>
夏は外気の乾燥こそ感じないけれど、それ以上に肌が干からびる危険にさらされているのです。勘違いしたまま保湿ケアを怠っていると、肌がゴワゴワ、シワシワになってしまうので要注意なのです!

●光による乾燥
遺伝子にダメージを与え乾燥=老化を促進させる
老化の原因の8割は光によるもの。肌を老けさせる光には紫外線や一部の近赤外線、ブルーライトがあり、これらに当たった瞬間から細胞の中では酸化が進行します。そのダメージは遺伝子に傷をつけるくらい深刻なもの。太陽=放射線だと思ってもらえは、その深刻さが分かるはず。紫外線やブルーライトによりメラニン生成スイッチが入り、過剰になればシミやくすみが生じます。また、これらの光により傷ついた細胞は正常な水分保持能力を失い、早くに浮き上がり剥がれてしまったり、新しく生まれ変わる肌のターンオーバー機能も狂ったりして肌が乾燥します。乾燥は肌のバリア機能が崩れている証。バリア力が低下すれば、炎症を契機にシミやシワなど老化へとつながります。
最近の研究では、太陽光中の近赤外線が、肌の水分保持や組織再生力に関与するバーシカンという成分を減らすという研究結果もでており、肌にダメージを与えるのは、紫外線だけではないことが分かっています。

●栄養不足による乾燥
夏バテからの食欲不振が肌にも悪影響を与える
暑さや湿度により夏バテ気味になると、どうしても食事の内容が偏ってしまうもの。味つけがあっさりしている、喉越しがいいなど、栄養面とは別のメリットで食事を選びがちですが、そういうもののほとんどは栄養価が低いものです。なかでも夏に顕著なのは"たんぱく質不足"に陥る女性が多いこと。生命維持に必要な臓器などが優先的にタンパク質を使用するため、充分な量を供給していないと肌や髪は慢性的にタンパク質不足になり、美しい状態は望めません。
夏に摂るべきタンパク源として、レーバーなどの肉類、うなぎ、 卵、豆類、チーズなどがおすすめです。これらには、抗酸化力の高いビタミンAとビタミンE、肌のターンオーバーに役立つビタミンB群もたっぷり含まれています。

●室内環境による乾燥
「快適」を生むエアコンで肌の乾燥が一気に加速!
多くの人が日中、長時間を過ごすオフィスは、年間を通して〝標準〟とされている〝湿度40%〟に達しているところがなかなかありません。エアコンの温度は〝28℃〟が推奨されていますが、守られているのは一部の大手企業くらいで、小規模のオフィスやデパート、特にレストランなどの店舗は震えるくらい室温を冷やしています。それに加えて夏は〝不快〟と感じる湿度を落とすため、ドライ機能を使って乾燥を促進させるのも特徴。こういった環境に長時間入れば、肌が乾燥しないはずありません。

●汗による乾燥
汗そのものは無菌でも肌を刺激する要素はあり
汗=塩基類・ミネラル系の物質は、角層の刺激になることがあります。健康な肌なら汗が付着した状態で数時間いても何も起こりませが、肌のバリア機能が低下していたり、アトピー肌だったりすると汗を刺激として受け取るため、かゆみや炎症が起こります。赤みを伴わず、肉眼では分からない湿疹として発症していることもあり、自覚していない方も多くいます。夏は外に出たり、屋内へ入ったりで、汗をかいたり、乾いたりを繰り返すもの。そうするうちに汗が濃縮され、肌あれが起こる要因も濃くなるので、こまめに濡れたハンカチでふき取りなどの対策が必要です。

●睡眠不足による乾燥
暑さで睡眠の質が下がると肌再生に影響が!
暑い季節は体力が奪われがちなので、自分が感じているよりもからだに疲労がたまっています。就寝時も気温が高いため寝苦しく、日中の疲労のせいもあって夜中に何度も目を覚ましてしまいます。これも肌再生への悪影響となり、乾燥につながるのです。ゴールデンタイムと呼ばれる22~2時の睡眠が難しくても、睡眠に入ってから3時間は妨げなくぐっすり眠ることが必要。暑さを回避するためにはエアコンの活用もありですが、肌環境においては乾燥を促進させるので冷やし過ぎは厳禁です。万全のスキンケアをする、湿度管理をするなどの対策を立てましょう。

繰り返し刺激を受けたり、炎症を起こしたりした肌はバリア機能が低下し、肌の潤い力が落ちます。そこでバリア機能をなんとかカバーし肌を守ろうと、角層が厚くなります。ただ緊急で作られた角層は機能が不完全なので、水分が浸透しにくくなり、潤い力が落ちます。この状態が続くと、潤う機能自体も低下し、乾燥がどんどん乾燥していきます。こうして、肌のターンオーバーが乱れ、夏肌の「負のスパイラス」に陥っていますのです。
夏の様々な乾燥原因による、この連鎖を断ち切るために見直すべきは、毎日のお手入れ。スキンケアの心得は、肌を正しく、清潔にすること。そのためには、【優しく落とす】【くまなく潤す】このふたつが大切。とにかく肌に刺激は大敵。せっかくのスキンケアも刺激になってしまったら台無しです。洗い方・潤し方の全てを正しく行うことが肝心です。
<ほとんどの人が「やり過ぎ」ている、クレンジング&洗顔法を見直しましょう「落とす・洗う」と乾燥の関係>
毛穴の奥まできれいにしたいと、時間をかけたり、道具をつかうほどに、キレイからは遠ざかっているかも知れません。「優しく洗う」ことがなぜ必要なのか、納得できれば実践もできます。

●むやみに洗うのではなく、何を落とすのか、考えてみる
スキンケアの3大要素は〝洗浄〟〝保湿〟〝光対策〟。そのファーストステップになるのが〝洗浄=落とす〟こと。顔の限らず人はなぜ〝洗う〟のか、落としたいもが何なのかをきちんと認識することから始めましょう。まずは、汗・皮脂・垢などの〝からだからの分泌物〟です。汗同様、自分が分泌したものでも肌はかぶれたり、荒れたりします。赤ちゃんが〝よだれかぶれ〟するのも同じこと。放置しておくとそれらは刺激となるので、1日1回は落とすべきです。次に〝外から付着するもの〟。砂ぼこり・大気汚染物質・花粉・メイク・揚げ物の油まで、様々なものが肌の刺激になります。このふたつが美肌を損なうため、朝晩のスキンケアでリセットするべき汚れなのです。
肌を洗うと、どうしても一緒に潤いも流出してしまいますが、理想的なのは不要な汚れを確実に落とし、必要な潤いはできるだけ肌に留めること。

●落としたいのは「汚れ」だけ。肌の潤いは極力残す
洗浄のポイントは、〝不要な汚れだけを落して、肌が本来持つ潤いは残す〟こと。汚れの多くは油性のため、親油性である界面活性剤を使うと良く落ちます。〝油を落すには油〟というわけです。しかし、ここで問題なのが角質層で水分保持を担っている〝細胞間脂質〟も油ということ。だから、汚れを落そうとすると自前の保湿成分も一緒に落ちてしまい、乾燥の引き金となってしまうのです。流失をゼロにすることは不可能ですが、限りなくゼロに近づける工夫は必要。〝汚れを落とす〟と〝潤いの流出〟のバランスをギリギリのところでとるために、洗浄方法やアイテム選びに気を配ってみるといいでしょう。

●洗浄剤だけで汚れの大半は落ちるのに...乾燥を上塗りするのは「洗い方」
NG!ジャバジャバ:摩擦は手やブラシだけで起こるものではありません。水圧だって同じこと。洗面所で、バスルームで肌に勢いよく水を当てることも、思いのほか肌の刺激になっています。
NG!ゆっくり:界面活性剤が肌にのっている間中、角層から細胞間脂質が溶け出してしまします。じっくり、ゆっくりのクレンジングや洗顔は、摩擦を与えていなくても肌の潤い流出に加担しています。
NG!ゴシゴシ:摩擦は角層をシェーブするようなもの。保湿クリームを塗らずカミソリでムダ毛を処理すれば角層を削ってしまいますが、あれと同じようなことが洗顔時に残っているのです。

●夏のクレンジングでちょっと気になることQ&A
Q.外出先でヨレたメイクを優しく落とすのは?
A.クレンジングではなく少量のクリームでオフ
綿棒の先にクリームをつけてヨレた部分に塗れば落ちます。同じ油分でできたクレンジングとクリームの違いは〝洗い流しが必要かどうか〟なので、ちょっとしたヨレはこれでOK。
Q.しっかりメイクした目元を優しく落とす方法は?
A.コットンを2枚に割いて目元に置けば摩擦が起きにくい
ウォータープルーフのマスカラやアイラインを落とす時などは、コットンに専用クレンジングをたっぷり含ませ、2枚に割いて1枚は下まぶたの上に、1枚はまつ毛の上からのサンドイッチ戦法を。マスカラを拭う際、下まぶたに押しつけると摩擦が起きるので、コットンをはさんでおき、その上を滑らせて。最後に二つ折りにしてキレイな面でアイラインを優しくオフしましょう。

<洗顔後、化粧水の前に1ステップ挟んで保湿力アップ「潤道」を作るブースター>
毎日、一連の流れ作業のようにスキンケアをしていませんか?しかも夏は「べたべたするから」という理由で保湿不足の人が多いという現状も。でも夏の乾燥度合いを知ったら、化粧水だけで終われないはず。きちんと肌に響く、保湿ベースのスキンケアを見直しましょう。
「プレ化粧水」や「導入液」とも呼ばれるブースター。化粧水前につけることで、その後のスキンケア用品の浸透を助けるもの。お手入不足の人、日焼けなどの影響で角層が厚くなっている人は効果を感じやすいでしょう。ひと手間で潤いがアップするので、ぜひ試して。

<潤う準備ができた肌に、いよいよ本格的な保湿をスタート 大人の肌を救う、保湿重視のスキンケア>
保湿が手薄になっている夏のスキンケア、外気の高い保湿と、汗のベタつきで「乾燥してない」と勘違いしないこと。しっかり届いて潤うコスメを選べば、乾燥しにくい揺らぎにくい肌が現実可能に。

●保湿の要は細胞間脂質!整った角層は揺らぎにくい
保湿とは、肌の水分量を保つことです。角層は肌のもっとも表面にあり、皮脂膜・天然保湿因子(NMF)・角質細胞間脂質により保湿されています。この3つのうち、水分保持の役割の80%を担っているが角質細胞間脂質。角質細胞間脂質の主成分はセラミドで全体の50%。自身の角質細胞が作り出す脂質で、角層の間に水を抱え込みながら、細胞同士を密着させる作用があります。例えばアトピー性皮膚炎がある人は、そうでない人と比べると、セラミドの量は1/3しかありません。つまり、セラミドをはじめてとする保湿成分を角層にきちんと届ければ、潤いのある肌を保つことができるのです。

●夏は特に、抗酸化成分に着目したコスメ選びを
夏は美白ラインのコスメが好まれやすいのですが、これは夏に限らず通年使用していいもの。短い期間の使用では、長い目で見るとあまり効果が期待できないからです。一品だけでもいいので毎日のスキンケアに取り入れてみるといいでしょう。夏は紫外線に始まり、からだや肌が酸化の危機にさらされている季節。狙いを定めるなら抗酸化成分配合のコスメです。酸化も肌の乾燥を促進させてしまうので、保湿成分の補給とともにサビ対策と打てば潤った肌を実現する近道に。抗酸化でベーシックな成分は、〝ビタミンエース〟と呼ばれるビタミンA・C・Eですが、様々な種類があるのでぜひチェックしてみてください。
SELECT POINT
☑浸透力が高い
☑抗酸化成分配合
☑ベタつきにくい

抗酸化ベーシック成分
ビタミンA:化粧品には「レチノール」という名前で配合され、特に抗酸化作用が高い成分。脂溶性のため浸透力が高く、紫外線吸収剤として自らが壊れることで日焼けの害も生じにくくしてくれる。
ビタミンC:メラニン還元効果を持つ抗酸化成分。「黒を白にする」ほどのパワーを持つが、製品によって浸透力に差があるため、浸透力の高い分子構造のものをきちんと選ばないと期待する効果が得にくい。
ビタミンE:「サビ止めのビタミン」と呼ばれる高い抗酸化作用を持つ。ビタミンCと一緒に使用すると、相乗効果でより強い抗酸化作用を発揮。メラニン色素を含んだ古い角質もスムーズにオフできる。

日本の夏は湿度が高く、乾燥とは無縁と思っている方が多いのですが、実際のところ夏肌の実情はカラカラです。強力な紫外線、エアコンによる乾燥、さらに夏バテでエネルギーを消費してしまうと、肌まで栄養が行き渡りません。毎日のスキンケアで、夏の正しい乾燥対策を学びましょう。

ぜひ、ご一読ください。

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雑誌『美人百花』2017年8月号(7月12日発売 掲載ページP139)

特集「みんなが悩む夏の3大トラブルを緊急レスキュー!汗、日焼け、メイクのヨレをその道のプロがなかったことに!!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

いまや老若男女がすべき「光対策」【日焼け&美白対策講座】
太陽の光に当たるか当たらないかで「肌の老け方」が大きく変わります。即刻本気で対策をしましょう。老化の原因の8割は太陽光による「光老化」です。無防備に浴びないよう紫外線対策をしましょう!

◎STEP1:きちんと知った上で使いましょう!UVアイテムの選び方
<日焼けの基本知識>
UV-A波とUV-B波、近赤外線、そしてブルーライトが美を損なう恐怖の光です。これらの光を浴びた瞬間から細胞の中で酸化ストレスは刻一刻と進行します。UV-Bは表皮まで届いていわゆる赤くなる日焼けやシミの原因になり、UV-Aとブルーライトは真皮まで深く届いてシワをもたらしますます。太陽光の約半分をしめる近赤外線の一部の領域はさらに奥、血管や筋膜まで届いて、たるみや赤ら顔などの肌老化に影響することがわかってきました。
<表記の読み方と日焼け止めの効果>
"SPF"はUV-B、"PA"はUV-Aをどの程度ブロックすできるかを表す数値です。いわゆる肌が黒くなるのを防ぐのはSPFで、数値は日に当たって肌が赤くなるまでの時間(平均20分)を何倍遅らせることができるかを示しますSPFは2~50+まで製品ごとに測定し表記されています。一方、PAはUV-Aのカット力を表し、+~++++まで4段階あります。
<一番紫外線を通さない色と素材>
●色
1位ブラック85.9%
2位ターキス81.6%(エメラルグリーンのような濃い水色)
3位イエロー77.8%
4位ピンク59.9%
5位オレンジ55.5%
6位オフホワイト42.3%
※紺や黒などの濃い色みの服は、それだけで紫外線を大幅にカットします。淡い色を着たいのなら、UVカットの加工生地を選びましょう。
●生地
1位ビニロン87.4%(作業着やバックに使用され吸湿性に優れる生地)
2位ポリエステル86.5%
3位羊毛82.2%
4位アセテート70.8%(絹のような光沢感があり婦人服に多い)
5位綿69.8%
6位ナイロン66.7%
※耳慣れない名前もありますが、とにかく合成繊維で目の詰まった生地はよりカット率が高くなります、是非服のタグをチェックしてみましょう。素材の種類だけでなく、厚みも大きく影響します。

◎STEP2:できるだけダメージレスで過ごすには!?効果的な24hUV対策
<朝の朝食で何を食べるかが重要>
●光を吸収しやすくなる"ソラレン"の入った食物はNG!
果物なら柑橘系やキウイ、アセロラなど、野菜ならセロリなどセリ科野菜やパセリ、パクチー、ブロッコリーの茎などがソラレンが多く朝食にはおすすめできません。食べてから2時間後に紫外線を吸収しやすくなるソラレンが皮膚や目に届くので、外を出歩く前は食べるのを控えましょう。
●朝食にチョイスすべきは抗酸化力の高い食材
ビタミンエースと呼ばれるビタミンA・C・Eやリコピン、アスタキサンチン、アントシアニンなどのポリフェノールをたっぷり含んだ食材がおすすめです。野菜ならパプリカ、オクラ、かぼちゃ、トマト、肉類なら鶏、豚のレバー、卵、鮭、果物ならいちご、ブルーベリー、リンゴ、すいかなどです。
<体の内外から紫外線を徹底ブロック>
●飲む日焼け止め
世界中の皮膚科医がおすすめする強い抗酸化作用成分ファーンブロックなどを含むサプリメントです。事前に飲めば日焼けで生じる酸化ストレスを消してくれます。

『ヘリオケア』

●髪のUV対策
スプレータイプの日焼け止めで紫外線や、近赤外線から髪と頭皮を守り、メイクの上からも仕上げに使用するのもおすすめです。
※もちろんしっかり塗る日焼け止めも忘れずに!!

<UVアイテムは忘れがちなところもしっかりと!!>
うなじや耳の裏、足の甲など、焼けやすいのにうっかり忘れがちな部位は2度塗りをしましょう。
<出歩くときは徹底して日陰を歩くべし!!>
外を歩くときは、建物の側(日陰)を選んで歩き、地下道がある場合は少し遠回りでもそちらを選ぶなどの日常生活では工夫をして紫外線を避けましょう。
<室内にいても油断は禁物、窓からの紫外線に注意!>
何十年も片側だけから日に当たり続けた人が、その側だけ、ものすごく老化した例もあります。実は遮光フィルムを貼っていても肌に届いてしまう光があるため室内でも要注意です。

◎STEP3:知っておくだけで回復が早まります!日焼けしてしまった時の対処法
①幹部を冷やす
日焼け直後は冷たいおしぼり+保冷剤で冷やし、少したったら、乾いたタオル+保冷剤で冷やし、肌を濡らさないようにします。
②シンプルな保湿クリームを塗る
日焼けをしたら手厚くケアというのは逆効果です。ヒリヒリが落ち着くまでは、しみない「ワセリン」などのシンプルな保湿剤が最適です。正し、ワセリンは保湿効果は低いので、炎症が治まったら、セラミドやヒアルロン酸などを含む保湿クリームに変えましょう。
③痛みが強い時は鎮痛剤
日焼けした患部が痛むようなら、やけど状態。日焼け直後とその日の夜に「ロキソニン」などの消炎鎮痛剤を飲むと炎症が早く抑えられます。
※日焼け直後に美白アイテムの乱用はキケンです!1週間ほどおいて日焼けが落ち着いてから使用しましょう。炎症中の肌はとにかく守りに徹してください。回復するまではハイスペックな美容液やパックはお預け、新しいコスメを試すのも禁止です。

すでに紫外線が強く日焼けが怖い毎日ですが、しっかりと紫外線対策をして出かけましょう!是非、参考にご一読ください。

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雑誌『vikka/ヴィカ』2017年8月号(7月12日

特集「なんとなくつらい...を撃退!30代レディの不調対策ノート」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

体臭:汗自体は無臭なので夏場はこまめに拭き取りましょう。

【足がくさい人は水虫なの?】
水虫は白癬菌というカビの一種が皮膚の角層に寄生する感染症です。よく「足がくさい=水虫」と思われがちですが、実は白癬菌自体はにおいません。ですが、汗をかいた足を放置するなど、不衛生な状態でいると菌に感染してしまい、指の間などの角質が厚くなることで、蒸れてにおいが発生しやすいのです。白癬菌はヨガスタジオや温泉施設など、裸足で歩く場所ならどこでも潜んでいて簡単にうつります。ですが、菌自体はさほど強くなく、菌が足についても24時間以内に洗い流せば感染を防げるので、足は常に乾燥させて清潔に。もし、かゆみがあればすぐに病院で検査をしましょう。

頭痛、体臭、便秘などの、ちょっとした不調をズルズルと引きずっていませんか?実はそんな不調は身体からの小さなサインかもしれません。心身ともに健やかな毎日を目指しましょう。

是非、参考にご一読ください。

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雑誌『MAQUIA/マキア』2017年9月号(7月23日発売 掲載ページP170~171)


特集:夏のお悩み解決美容大辞典「夏不調まるっと解決100問100答」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

この時期に感じる、体の重さやダルさ、不眠、ニオイ、代謝ダウン、汗トラブルなど、まさに日本の"魔夏"のお悩みに立ち向かい、乗り切る方法を美と健康のプロたちが指南します。

【ドキッ!私、ニオってる!?汗とニオイを解決】
Q、そもそも汗とは何か?
A、体温調節や興奮、緊張のときに体から出る水分のことです。
特に体温調節のために出る汗は重要です。蒸発するときに体の熱を奪い、体温が上がりすぎるのを防ぎます。汗はナトリウムなどのミネラルで、保湿成分を含みます。

Q、運動したときの汗と、緊張などで出る汗、なんだがニオイも質も違う?
A、汗の種類が違います。
汗には2種類あり、運動や体温調節で出るエクリン汗はサラサラですが、緊張するときにはアポクリン汗も分泌し、脂肪酸を含んでじっとりし、常在菌に分解されることでニオイを発生させます。

Q、自分がニオっているのかわからない...確認方法はありますか?
A、肌に触れた手をかいでみましょう。
ワキや頭皮など、汗が出やすい部分に直接触れ、その手をかいでみましょう。湿度が高い日はニオイを感じやすくなります。ちなみに、体臭が他人に伝わる距離は20~30㎝ほどです。

Q、加齢臭とは?
A、40歳くらいから増える枯草のようなニオイです。
加齢臭のもとは、皮脂の中の脂肪酸が酸化して発生する、"2-ノネナール"という物質です。体の抗酸化力の低下に伴い、40歳くらいから徐々に増えていきます。酸っぱいような枯れたような独特のニオイで、主に体の中央ラインや背中から発生します。女性ホルモンのエストロゲンは皮脂分泌を抑える作用がありますが、更年期に近づいて減少すると、女性も加齢臭が出てきやすくなります。

Q、パーツ別のニオイに効果的な洗い方やアイテムは?
A、頭皮:耳の後ろ、後頭部の生え際を重点的に洗います。
  ボディ:胸や背中の上部、脇の下をしっかりと洗います。
  デリケートゾーン:専用のものを使うのも良いが、通常のボディソープをよく泡立て洗うのもおすすめです。

Q、敏感肌なので、制汗剤が使えません。
A、濡れたおしぼりで押さえてオフしましょう。
制汗剤の揮発性アルコールが刺激になることがあります。汗は洗い流すのが一番ですが、濡らしたおしぼりでポンポンと軽く抑えるだけでもすっきりします。ベビーパウダーもおすすめです。

Q、素足にパンプス、なんだかニオう。どうすればいい?
A、足裏は汗が多い部分、ストッキングを履くだけでも違います。
ただでさえ汗が多い部位で密封されて菌が繁殖します。シートなどでこまめに足を拭いて、ストッキングを履くだけでも違います。履いた靴は1日以上陰干しをしましょう。

Q、ワキは経皮吸収率が高いと聞きましたが、制汗剤を使用しても平気?
A、基底膜を通り越して体内に入る可能性はまずありません。
皮膚のバリア機能は強固で、一般的に売られている化粧品を普通に使用するぶんには、経皮吸収の心配は少ないでしょう。敏感肌を自覚している人は、肌の様子をよく見て炎症を起こしているときは避けるようにしましょう。

Q、汗くさいと思われたくないから、汗をかかないようにしています。
A、熱中症のリスク増大!
体温調節ができなくなって熱中症のリスクが増します。汗は 出すほど濃度が下がりニオイも減るので、積極的に出したほうがニオイ対策になります。

Q、汗腺は人により数が違うもの?成長により増えたり減ったりするもの?
A、個人差はありますが、赤ちゃんの頃から数は一生同じです。体表面積が少ないのに汗腺の数が一緒だから子供は汗っかきなんですね。

Q、汗をかきたくないので水分はあまり摂らないようにしています。
A、水分は必ず摂って下さい!
無理に水分を抑えるのは危険です!特に運動する時や緊張するシーンでは渇きを感じにくいので、喉が渇く前に積極的に水分を摂取する心がけも大切です。

Q、汗ジミをつくらない方法は?
A、ゆったりとしたシルエット&麻などの軽やかな服がおすすめです。
風通しの良い服を着て、汗の水分をどんどん蒸発させ、それでも気になるのなら、思い切って汗腺の機能を局所的に抑えて発汗量を減らす"ボトックス注射"を選ぶのも手です。一度注射すれば6~10カ月程度効果が継続します。

ボトックス注射(多汗症・腋臭症)』

Q、汗を拭くほど、なんだか逆に汗が噴き出る気がするのはなぜ?
A、調整機能がうまく働いていない証拠です。
体温調整力が弱い証拠です。太い血管があるワキや首に保冷剤や冷たいペットボトルを当て、もう汗を出さなくてよいというサインを体に送ってください。汗を拭くときは濡れおしぼりがおすすめ。水分が蒸発するときに熱を奪って体温を下げてくれます。

Q、口臭予防には舌のブラッシングもしたほうがいい?
A、歯のブラッシングのほうがはるかに大事です。
舌の溝にニオイ物質が付くこともあるので舌磨きも良いですが、基本は歯磨きとフロスです。特に歯の間の食べカスはフロスでしか取れません。

Q、生理前は汗のニオイも強まる気がします。
A、個人差はあるが、可能性はあります。
プロゲステロンの影響で皮脂が増える生理前は、アポクリン汗がニオイやすくなる可能性があります。また、疲労やストレスで肝機能が落ちた時もニオイが強まります。

Q、頭皮のニオイを予防する方法は?
A、定期的に頭皮のディープクレンジングをしましょう。
皮脂が多い人は頭皮のディープクレンジングを定期的に行いましょう。耳の周りや首の上の生え際を重点的に洗いましょう。洗浄成分が残ると炎症が起き、頭皮の常在菌が増えることがあるので、しっかり洗い流してください。

せっかくの夏のファッションも、汗ジミや汗くささで台無しになってしまいます。涼やかな美人になるコツとして、是非、ご一読のうえ、参考になさってください。

TOKYO MORNING RADIO』7月3日、7月10日(月)OA内容

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長が皮膚科専門医として出演いたしました。
「健康」と「美」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。2週にわたり夏のビューティーダメージに関する知識を、クイズ形式で紹介。今回が第五弾・第六弾の出演です。

7月3日OA
Q.夏の肌ケア対策で 注意したいのは、紫外線による日焼けだけではありません。
夏になると、お肌の「ある事」が加速します。その「ある事」とは、なんでしょうか?

1.「お肌の糖化」2.「お肌の黒ずみ」3.「お肌のたるみ」
A.答えは、3番の「お肌のたるみ」です。

夏になると紫外線により、お肌のたるみが加速します。
表皮の内側にある肌組織の大部分を占めている所を「真皮」と言いますが、肌がたるむ主な原因は、この真皮にあるコラーゲン線維とエラスチンがゆるみ、硬くなってしまうからです。コラーゲン線維は、肌の骨格のようなもので、そのジョイント部分となるのが、エラスチンです。コラーゲン線維とエラスチンは、ともにタンパク質で出来ていて、年齢とともに減少し、切れたり細くなったりしますが、それを助長させるのが、紫外線です。
紫外線は、真皮まで届いて、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す線維芽細胞を傷つけ、コラーゲン線維の分解を進行させる酵素を増やします。
その結果、コラーゲン量、ヒアルロン酸量は減り、変性したエラスチンが増えるので、深いシワやたるみとなって現れます。また、二の腕の振袖のようなたるみや、ボディラインのくずれもコラーゲン線維の劣化による場合があります。
紫外線予防は、たるみ予防にもっとも有効な一手です。肌の構成要素を再生させる為には、タンパク質や、ビタミン、ミネラルなどの栄養をきちんと摂り、十分な睡眠を心がける事が大切です。紫外線に注意して、ハリのあるお肌を守りましょう。

また、夏の紫外線対策としてビタミンCを多く摂りたい場合は、光毒性物質の「ソラレン」に注意して下さい。ソラレンは、食べる、ぬる、どちらの場合も紫外線の感受性を高め、
全身のメラニン形成を活性化するためシミや、色素沈着の原因となります。
ソラレンを多く含む食品には、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類があります。
これらは、朝食ではなく、夜食べるようにしましょう。
夏の紫外線対策として、ビタミンCを多く摂りたい場合には、ソラレンを含まない赤ピーマンや、赤キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどがおススメです。

7月10日OA
Q.夏のビューティーダメージで 注意したいのは、紫外線による日焼けだけではありません。夏に注意したいビューティーダメージは、次のうちどれでしょうか?
1.お肌の「隠れ乾燥」2.お肌の「隠れ太り」3.「隠れむくみ」
A.答えは、1番のお肌の「隠れ乾燥」です。

お肌を触るとカサカサしていたり、普段よりも硬くなったりしているように感じたら、肌に水分が足りていない可能性があります。
汗をかく夏の間は、汗のせいで肌がうるおっているように感じがちですが、エアコンの効いた環境で過ごす方が多い現代では、実際には乾燥している事があります。そのままにしておくと、秋ごろから、乾燥、くすみ、シワなどで悩む事になります。
そこで、今から、自分の肌が隠れ乾燥肌かどうかがわかる、チェックをしてみましょう。

これから言う10項目のうち、5つ以上当てはまった方は、
隠れ乾燥肌の可能性がありますので、今からしっかり乾燥対策をして下さい。

1、化粧ののりが悪い
2、肌のキメが粗く、毛穴が目立つ
3、冬の間は、肌のカサつきが気になっていた
4、ちょっとした外出や、洗濯物を干す程度なら日焼け止めは塗らない
5、肌がキュッキュッとなるくらいまでしっかり洗う
6、夏の間は、保湿クリームは塗らない
7、エアコンの効いた部屋で長時間デスクワークをしている
8、睡眠不足の日が多い
9、便秘ぎみ
10、タバコを吸う
以上です。

5つ以上当てはまったと言う方は、その項目に特に注意して下さい。
夏のお肌の乾燥対策としては、保湿クリームをしっかり塗ることをおすすめします。また、夏の間は食が細くなり、冷たいものや、さっぱりしたものばかりになりがちですが、油不足、栄養不足から肌の乾燥が進む場合が多くあります。インナーケアとして、食事のバランスを意識してみると良いでしょう。
ちなみに、暑いからといって、水のスプレーを顔やボディにかけるのは、逆に肌を乾燥させる事になります。濡らすことで肌のバリアが壊れ、水分が蒸発する時にかえって乾燥が進む可能性があります。
顔やボディは、濡らしたら出来るだけ早くタオルで肌を押えるようにして拭き取りましょう。そのあとは、保湿クリームなどで、うるおいが逃げないようにしっかり保湿してくださいね。

是非、ご参考になさってください。

雑誌『MAQUIA/マキア』2017年9月号(7月23日発売 掲載ページP170~171)

特集:夏のお悩み解決美容大辞典「夏不調まるっと解決100問100答」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

この時期に感じる、体の重さやダルさ、不眠、ニオイ、代謝ダウン、汗トラブルなど、まさに日本の"魔夏"のお悩みに立ち向かい、乗り切る方法を美と健康のプロたちが指南します。

【ドキッ!私、ニオってる!?汗とニオイを解決】
Q、そもそも汗とは何か?
A、体温調節や興奮、緊張のときに体から出る水分のことです。
特に体温調節のために出る汗は重要です。蒸発するときに体の熱を奪い、体温が上がりすぎるのを防ぎます。汗はナトリウムなどのミネラルで、保湿成分を含みます。

Q、運動したときの汗と、緊張などで出る汗、なんだがニオイも質も違う?
A、汗の種類が違います。
汗には2種類あり、運動や体温調節で出るエクリン汗はサラサラですが、緊張するときにはアポクリン汗も分泌し、脂肪酸を含んでじっとりし、常在菌に分解されることでニオイを発生させます。

Q、自分がニオっているのかわからない...確認方法はありますか?
A、肌に触れた手をかいでみましょう。
ワキや頭皮など、汗が出やすい部分に直接触れ、その手をかいでみましょう。湿度が高い日はニオイを感じやすくなります。ちなみに、体臭が他人に伝わる距離は20~30㎝ほどです。

Q、加齢臭とは?
A、40歳くらいから増える枯草のようなニオイです。
加齢臭のもとは、皮脂の中の脂肪酸が酸化して発生する、"2-ノネナール"という物質です。体の抗酸化力の低下に伴い、40歳くらいから徐々に増えていきます。酸っぱいような枯れたような独特のニオイで、主に体の中央ラインや背中から発生します。女性ホルモンのエストロゲンは皮脂分泌を抑える作用がありますが、更年期に近づいて減少すると、女性も加齢臭が出てきやすくなります。

Q、パーツ別のニオイに効果的な洗い方やアイテムは?
A、頭皮:耳の後ろ、後頭部の生え際を重点的に洗います。
  ボディ:胸や背中の上部、脇の下をしっかりと洗います。
  デリケートゾーン:専用のものを使うのも良いが、通常のボディソープをよく泡立て洗うのもおすすめです。

Q、敏感肌なので、制汗剤が使えません。
A、濡れたおしぼりで押さえてオフしましょう。
制汗剤の揮発性アルコールが刺激になることがあります。汗は洗い流すのが一番ですが、濡らしたおしぼりでポンポンと軽く抑えるだけでもすっきりします。ベビーパウダーもおすすめです。

Q、素足にパンプス、なんだかニオう。どうすればいい?
A、足裏は汗が多い部分、ストッキングを履くだけでも違います。
ただでさえ汗が多い部位で密封されて菌が繁殖します。シートなどでこまめに足を拭いて、ストッキングを履くだけでも違います。履いた靴は1日以上陰干しをしましょう。

Q、ワキは経皮吸収率が高いと聞きましたが、制汗剤を使用しても平気?
A、基底膜を通り越して体内に入る可能性はまずありません。
皮膚のバリア機能は強固で、一般的に売られている化粧品を普通に使用するぶんには、経皮吸収の心配は少ないでしょう。敏感肌を自覚している人は、肌の様子をよく見て炎症を起こしているときは避けるようにしましょう。

Q、汗くさいと思われたくないから、汗をかかないようにしています。
A、熱中症のリスク増大!
体温調節ができなくなって熱中症のリスクが増します。汗は 出すほど濃度が下がりニオイも減るので、積極的に出したほうがニオイ対策になります。

Q、汗腺は人により数が違うもの?成長により増えたり減ったりするもの?
A、個人差はありますが、赤ちゃんの頃から数は一生同じです。体表面積が少ないのに汗腺の数が一緒だから子供は汗っかきなんですね。

Q、汗をかきたくないので水分はあまり摂らないようにしています。
A、水分は必ず摂って下さい!
無理に水分を抑えるのは危険です!特に運動する時や緊張するシーンでは渇きを感じにくいので、喉が渇く前に積極的に水分を摂取する心がけも大切です。

Q、汗ジミをつくらない方法は?
A、ゆったりとしたシルエット&麻などの軽やかな服がおすすめです。
風通しの良い服を着て、汗の水分をどんどん蒸発させ、それでも気になるのなら、思い切って汗腺の機能を局所的に抑えて発汗量を減らす"ボトックス注射"を選ぶのも手です。一度注射すれば6~10カ月程度効果が継続します。

ボトックス注射(多汗症・腋臭症)』

Q、汗を拭くほど、なんだか逆に汗が噴き出る気がするのはなぜ?
A、調整機能がうまく働いていない証拠です。
体温調整力が弱い証拠です。太い血管があるワキや首に保冷剤や冷たいペットボトルを当て、もう汗を出さなくてよいというサインを体に送ってください。汗を拭くときは濡れおしぼりがおすすめ。水分が蒸発するときに熱を奪って体温を下げてくれます。

Q、口臭予防には舌のブラッシングもしたほうがいい?
A、歯のブラッシングのほうがはるかに大事です。
舌の溝にニオイ物質が付くこともあるので舌磨きも良いですが、基本は歯磨きとフロスです。特に歯の間の食べカスはフロスでしか取れません。

Q、生理前は汗のニオイも強まる気がします。
A、個人差はあるが、可能性はあります。
プロゲステロンの影響で皮脂が増える生理前は、アポクリン汗がニオイやすくなる可能性があります。また、疲労やストレスで肝機能が落ちた時もニオイが強まります。

Q、頭皮のニオイを予防する方法は?
A、定期的に頭皮のディープクレンジングをしましょう。
皮脂が多い人は頭皮のディープクレンジングを定期的に行いましょう。耳の周りや首の上の生え際を重点的に洗いましょう。洗浄成分が残ると炎症が起き、頭皮の常在菌が増えることがあるので、しっかり洗い流してください。

せっかくの夏のファッションも、汗ジミや汗くささで台無しになってしまいます。涼やかな美人になるコツとして、是非、ご一読のうえ、参考になさってください。

WEB『MYLOHAS/マイロハス』2017年6月24日掲載

マイロハスは「意識する」をキーワードに、カラダと心にいいものやいいことを展開し、ボディケアや脳活用法、 スキンケアのヒント、健康的な食事、掃除、睡眠、お風呂などを掲載する、美容意識の高い女性に人気のウェブサイトです。

特集:SKIN&HAIR 「"頭皮の健康"を色でチェック!あなたは青白と赤色どっち?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
シャンプーの基礎の基礎をお届けした前編に続き、夏ならではの不快なトラブルを防ぐための頭皮のチェック方法や頭皮ケアに潜む勘違いを解説しています。

Q1.頭皮のベトつきが気になるなら、頭皮のクレンジングは必要?
A1.頭皮は男女ともに皮脂の分泌が盛んな部位です。頭皮クレンジングは、余分な皮脂を落としすっきりするので、女性も時々取り入れるとよいでしょう。
シャンプー前に頭皮になじませ、皮脂やスタイリング剤を落とすのが頭皮クレンジングです。頭皮ケアというとまだ男性のものという意識がありますが、女性も週に1~2回ほど取り入れ頭皮をしっかりクレンジングしましょう。質の高い洗浄成分を使っているものがたくさん登場し、使うとやはりさっぱり感、すっきり感があります。頭皮がかなりべとつくと感じる方なら、顔用のクレンジングオイルをプレシャンプーがわりにするのもアリです。その後は丁寧にすすいで、普段と同じシャプーをきちんとしてください。女性は乾燥しやすいので、肌質に合わせて頻度は調整してくださいね。

Q2.抜け毛が気になります。どんなヘアケアを選べばいい?
A2.ヘアケアよりもまず、食事を見直しましょう!
エイジングによって毛髪の再生力は低下してしまうので、どうしても抜け毛は増えてきます。抜け毛を気にする女性にまずお願いしているのが、ヘアケアよりもまず食生活の見直しです。特に若い世代の薄毛は過剰なダイエットによる栄養不足や、貧血が隠れている可能性があります。体は脳や心臓、肝臓といった重要な臓器にまず栄養を巡らせようとするものです。どうしても髪や肌、爪への栄養補給は後回しになってしまうため、食生活が大切になります。できれば年1回ほどのペースで、貧血検査をしてチェックしましょう。また、あっかんべーをして瞼の裏が白っぽくないかも目安になります。健康的な血色の赤ではなく薄ピンクだったら鉄欠乏性貧血の疑いがあるので注意しましょう。

Q3.サロン専売のシャンプーのほうが効果ある?
A3.髪の悩みが深い方にはおすすめです。
ドラッグストアなどで販売されている手頃な価格のものでも、汚れを落としたり保湿する目的では充分ですが、サロン専売のものはヘアケアへの意識が高い人用に開発されています。スタイルにこだわりのある方、髪や頭皮悩みが深い人はサロン専売のもののほうが細分化されているので自分に合うものが見つかるかもしれません。

Q4.髪ダメージが悩みです。トリートメントの効かせワザはありますか?
A4.ひと手間で効果がぐんとUPします。
シャンプー後、手で髪の水気を絞っただけでトリートメント剤を塗っている人が多いようですが、タオルで水気をしっかりおさえてからトリートメントを塗るだけで、仕上がりがかなり違います。ヘアサロンでも、きちんと水分をおさえてからトリートメント剤を塗布し、タオルで巻いて蒸しながら放置しています。その手順を真似て、トリートメント後はタオルで巻いて2〜3分放置します。お風呂に浸かるのなら、その間をトリートメントタイムにしてしまいましょう。ひと手間で同じトリートメントでも効果がぐんとアップします。さらに、トリートメント剤はヌルつきがなくなるまできちんとすすぎましょう。

Q5.自分の頭皮が健康か、見分け方はある?
A5.かきわけてじっくり観察しましょう。
髪をかきわけて、頭皮をチェックしてみてください。乾燥している頭皮の場合、よく見ると細かい粉をふいていることが少なくありません。また、オイリーな頭皮なら脂漏性皮膚炎などで赤みを帯びていることもあります。基本的には頭皮のコラーゲン(白)と静脈の色(青)が透けるため、健康な頭皮は青白く見えます。色がくすんでいたり赤みを帯びてみえるのは、くすみや炎症が隠れている証拠です。シャンプーやトリートメントなど、毎日の正しいヘアケアで頭皮環境を整えましょう。

夏を快適に過ごし、サラサラで美しい髪と頭皮をキープするコツを、ぜひご参考になさってください。

2017年7月24日

WEB『MYLOHAS/マイロハス』2017年6月26日掲載

マイロハスは「意識する」をキーワードに、カラダと心にいいものやいいことを展開し、ボディケアや脳活用法、 スキンケアのヒント、健康的な食事、掃除、睡眠、お風呂などを掲載する、美容意識の高い女性に人気のウェブサイトです。

特集:SKIN&HAIR 「やってはいけない洗顔の6つのNG行為」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
"正しく洗顔できていない人が多い"、"顔を洗ったほうが肌が潤う"など、驚きの事実が判明した前編「正しい洗顔のやり方って? 美肌ドクターが伝授!」に引き続き、洗顔の素朴な疑問にお答えします。

Q1.毛穴が気になります。洗顔で心がけたいことは?
A1.洗いすぎないことです。
暑いシーズン、どうしても毛穴の開きや毛穴目立ち、キメの乱れが気になるものです。皮脂がたっぷり出るからしっかり洗顔するのがベストと思いきや、それが裏目に出ることもあります。毛穴が気になるという方ほど"洗いすぎ"の傾向があります。ごっそり汚れが取れるパワフルな洗顔料や、毛穴がすっきりするパックを使用する方も多いと思いますが、 過剰なケアが負担となりさらに毛穴が目立つようになります。もちろん余分な皮脂汚れは落とさなければいけませんが、いじりすぎると肌は自身を守ろうとして角層が分厚くなり、毛穴がより一層目立ってしまいます。洗いすぎないこと、そしてシンプルな保湿を徹底すること。また、身としがちなのですが、紫外線によるダメージも乾燥を招き、角層が厚くなる原因です。日焼け対策もしっかり行いましょう。

Q2.肌トラブルを招きかねない、洗顔で見落としがちなこととは?
A2.「すすぎ残し」と「不潔タオル」に注意です。
シンプルですが案外多いのが、清潔なタオルを使っていないケースです。濡れた手や顔を拭いたタオルは、どうしても雑菌が増えてしまいます。特に高温多湿の夏は菌が繁殖しやすいので、タオルはこまめに替えてください。手や顔を拭いた後、そのまま干しておけばタオルは乾きますが、そこには雑菌がたくさんいます。また、髪の生えぎわのすすぎ残しも多発しています。ヘアケア剤の付着やカットの仕方で毛先が当たるといった事も影響しますが、生えぎわにニキビができやすいという方はすすぎ残しの可能性大です。ささっとすすぐのではなく、生えぎわまで丁寧に洗ってください。手でお湯をすくってすすぐなら20回くらい、お風呂で洗顔するなら、お肌の刺激になってしまうので温度はぬるめの36℃設定で弱流のシャワーで優しく洗い流すといいでしょう。

Q3.敏感肌です。おすすめのクレンジングや洗顔料のタイプは?
A3.選ぶならやはり敏感肌用ラインがおすすめです!
肌がデリケートだと、オーガニックで優しそうなイメージのコスメに惹かれますが、ドクターの立場からすると、"敏感肌ケア=オーガニックのスキンケア"とは限りません。たとえば、人によっては植物成分でかぶれや炎症を起こすこともあり、植物由来成分なら敏感肌でもOKと考えるのは間違いです。大手メーカーなど研究機関がしっかりしているところは、繰り返しテストをして安全性を確保しています。そういったメーカーが出す敏感肌用のラインなら、肌への負担が最小限でトラブルを起こしにくいものです。ナチュラルなもののイメージに惹かれますが、敏感肌用のラインから選ぶことをおすすめします。

Q4.泡立てネットは使ったほうがいい?
A4.泡立てが苦手な人にはおすすめですが、ただし清潔を保つように注意して下さい!
洗顔は、とにかく泡のクオリティが大切です。洗顔時にこすってしまうと洗顔料が角層内に残ったり、必要な皮脂や角質細胞間脂質まで奪われたりしてしまいます。もこもこの泡はそれを防ぐクッションになります。おまけに、泡立てることで洗浄力は高くなり、洗顔料も少なくて済みます。そんな良質な泡が簡単に作れる泡立てネットはおすすめですが、使い方に注意しましょう。洗面所やお風呂場に吊るしっぱなしという人が少なくないと思いますが、濡れた状態では雑菌が発生してしまうので、きちんと洗って外で干す、あるいは2つ用意して洗濯しながら交互に使うといったケアが絶対に必要です。時々キッチンブリーチなどの除菌剤に浸け置いてクリーンに保つのもおすすめです。

Q5.肌がざらつく、硬い。そんなときのおすすめ洗顔は?
A5.酵素入りの洗顔料で優しくピーリングをしましょう。
角質が厚みを増してざらつきを感じるなら、酵素入りの洗顔料で、優しいピーリング効果があるので肌がなめらかに整います。角質ケアというとスクラブを思い浮かべますが、スクラブで物理的にこするケアはひじやひざなどボディにとどめ、顔は酵素の力で優しく落とすほうがベターです。毎日使ってOKなものも、週2回程度に留めるべきものもあるので、使う頻度は製品に合わせ、また、乾燥で荒れてごわつく可能性もあるので、硬く感じられる肌ほど保湿は入念にしましょう。

Q6.洗顔で、肌に必要な皮脂を落としていいの?
A6.潤いキープのために皮脂が果たす役割は、たったの3%です。
肌表面でバリアとなり潤いを守っている皮脂ですが、肌の水分保持において、皮脂が果たす役割は3%ほどです。天然保湿因子(NMF)が17〜18%、細胞間脂質が80%と言われています。つまり、潤いキープ力の97%は角層に備わっており、皮脂分泌量と肌の乾きはさほどリンクしていません。皮脂はきちんと分泌されているのに肌が乾いて感じられる"インナードライ"という状態も、洗顔が原因ではなく角層の乱れからくることがほとんどです。きちんと整った角層を育てるためにも、丁寧で正しい洗顔を心がけましょう。

毛穴やざらつき、敏感肌などそれぞれのお悩みに適切な洗顔を行ってくださいね。


2017年7月20日

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年6月22日OA内容

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年6月22日OA内容をご紹介します。
「便利グッズを探せ!即買いバトル!」
『渋谷LOFT』の便利グッズを紹介する企画で、慶田院長がアロマと睡眠や健康の関係について解説をしました。
安眠は健康の基本であることは間違いないですが、その理由は何でしょう。実は、眠っている間に、成長ホルモンやコルチゾールなど色々なホルモンが分泌され、私たちの体の再生や修復に役立っています。質の良い睡眠がたっぷりとれると、これらのホルモン分泌が促進され、疲労回復はもちろん、お肌の老化防止にもつながると言われています。

Q.アロマというと何となく安眠に良い気がしますが、実際のところどうなのでしょうか?
A.アロマオイルの香りは、安眠効果が期待できます。人間の感じる五感のうち、嗅覚が最も脳にダイレクトに刺激を与えると言われています。実際、薬学領域では、アロマと脳機能の関係に関する研究が進み、感情・情動や記憶、自律神経の調整など多彩な効果が実証されてきています。ある特定の香りを嗅ぐと、思い出が鮮明に蘇るというご経験もあるのではないでしょうか?
そのため、寝る前にアロマオイルのようなリラックスできる香りを嗅ぐと、副交感神経が優位になり、安眠効果が高まると考えられます。もちろん、精油によっては反対に覚醒し眠気が飛んでしまうものもありますので、購入前に十分吟味してくださいね。
放送ではお伝えできませんでしたが、安眠効果のあるとされる精油は、ラベンダー、カモミールローマン、スイートオレンジ、ネロリ、ベルガモット、マジョラム、クラリセージなどです。クラリセージは月経痛やPMSにも効果があると言われていますが、子宮収縮に働くので、妊娠中の使用はお避け下さい。
銀座ケイスキンクリニックでは、院内にアロマディフューザーでラベンダーやオレンジなどの香りを漂わせ、患者様が少しでもリラックスしていただけるようにしてお迎えしています。アロマオイルの効能は、精油の特性に加え、「自分好みの香りであること」も重要です。実際に嗅いでみて、「癒されるな、好きだな」とお感じになるアロマオイルを選んでくださいね。

ストレスは、自律神経に影響し、肌代謝を乱して直接肌へ悪い影響を与えることがあります。最近では、ブルーライトが脳のストレスになるメカニズムもわかっています。目からの刺激で脳が興奮状態になり、睡眠の質が落ちることも。
美肌のためには、栄養や睡眠といったインナーケアがとっても重要。睡眠は肌の修復をする大切な時間です。良質な睡眠をとるようにこころがけましょう。

是非、ご参考になさってください。

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2017年7月18日

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年6月29日OA内容

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年6月29日OA内容をご紹介します。

「ヒルンナンデス!に教えたい!美容&健康法」
美容と健康に意識の高い女性たちは、どんなこだわりを持っているのでしょうか?ヒルナンデス!にだけ教える口コミ情報を深掘り調査する新コーナーの第一弾です。今回は、小島瑠璃子さんが、巣鴨で街頭インタビュー。巣鴨マダムの間で話題の美容法について、慶田院長が解説しました

〈甘酒〉
最近では甘酒専門店も登場し、めずらしい様々なフレーバーの甘酒がありお取り寄せでも人気になっています。
甘酒は"飲む点滴"ともいわれ、食物繊維とオリゴ糖が豊富。便秘改善効果が期待できます。
また、コウジに含まれるコウジ酸は、メラニン生成を抑制しシミ・ソバカスを予防しますから女性にはうれしい食品です。

〈白湯〉
体温より少し高い、40℃の白湯を朝晩飲むことで肌荒れが解消されたという女性のインタビューがありました。美容効果はあるのでしょうか?
朝一番にお水を飲むと良いと、昔から言われていますが、冷水ですと一気に体温が下がってしまいます。飲み物として常温からぬるめの白湯を飲むことで、体温が上がりやすくなり基礎代謝アップが期待できます。循環改善などの複合的な作用で肌荒れの予防に役立つ可能性があります。

<サルノコシカケ茶>
キノコの一種サルノコシカケを粉末にしたお茶を愛飲されているマダムが紹介されました。漢方では霊芝(れいし)として有名な成分ですね。βグルカンという免疫力を高めるとされる成分が豊富ですから、風邪予防などに良さそうです。

〈スギナ茶〉
土筆に似たスギナという植物のお茶も紹介されました。ミネラル豊富で健康な髪に良さそうです。

〈味噌汁にお酢〉
毎日のお味噌汁にお酢を加えているという方がいらっしゃいました。酢に含まれるクエン酸には疲労物質である乳酸を分解する効果と抗酸化作用があります。味噌にはタンパク質、イソフラボン、ビタミンE、リノール酸、ビタミンB群が含まれ美肌効果が高い食材。この二つの組み合わせは女性に特におすすめです。慶田院長も酢味噌と魚介類、分葱(わけぎ)を和えた「ヌタ」が好物とか。〈食べる米ぬか〉
精米するときに廃棄されてしまう米ぬかには、ビタミンB2、B6、食物繊維、ポリフェノールの一種γ‐オリザノールが含まれる美肌食材。これらは米油にも豊富なので慶田院長は炒め油には米油とオリーブ油を愛用されているそうです。最近は米ぬかを使ったレシピなども紹介され話題ですね。ヨーグルトに混ぜると腸内環境も改善するのでおすすめです。

健康で健やかな肌のためには、栄養や睡眠といったインナーケアが欠かせません。特に夏は食も偏りがちです。ご参考になさってください。

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テレビ東京『なないろ日和!』 2017年7月6日(9:28~11:13)OA

特集「3人の達人に学ぶ。紫外線の正しい知識と対策」

慶田院長が紫外線対策の達人として、VTRとスタジオ生放送に出演しました。
シミやシワ...これら肌の大敵といえば紫外線。4月頃から徐々に増え、紫外線は7月~8月が最も強といわれています。紫外線量が強く、日照時間も長い、正に今が、最も対策が必要な時期といえます。太陽光は上から降りそそぐだけでなく、下からも反射しています。紫外線量は、紫外線量の強さと時間の掛け算で決まります。つまり、紫外線量の少ない曇りの日でも、長時間日に当たっていれば、晴れの日に短時間外出したのと同様の影響があるといえます。弱火でじっくり焼くか、強火で短時間焼くのかの違いに似ていますね。結果的にどちらも日焼けしてしまうと心得ましょう。もちろん、「発ガン」という観点では、リゾート地などの強い紫外線がリスクは高くなります。DNAにつく傷の数が多いため修復が間に合わなくなる可能性が強くなるからです。

紫外線にはどのような悪影響があるのでしょうか?
太陽から降りそそぐ光は、主に外に露出している肌と目の老化現象を引き起こします。これらを「光老化」と呼びます。太陽の光を無防備に浴びることで、強い作用を起こすのは、主に紫外線A波、B波。波長の短いB波は、主に肌表面(表皮)の細胞を傷つけることで、シミやイボの原因になり、長期的には皮膚がんのリスクも高めます。一方波長の長いA波は肌の深く(真皮)まで到達し、エラスチン線維・コラーゲン線維などを破壊することで、シワとたるみを引き起こしてしまいます。
肌の美しさのためだけでなく、将来的な皮膚がんの予防のためにも光対策が重要です。

では、目に対してどのような影響を与えるのでしょうか?
無防備に紫外線を浴びることで、白内障、加齢黄斑変性などの眼病を引き起こす恐れがあり、失明など重篤な障害になることがあります。
目のために、紫外線やブルーライトを効率的にカットすることが有効です。対策としては、サングラスを活用すると良いでしょう。

<紫外線対策クイズ>
問題1:
次の4つの野菜や果物のうち、紫外線対策のために朝食で積極的にとるべき食品はなんでしょう?
Aセロリ、Bイチジク、Cトマト、Eオレンジ
正解:
Cトマト
トマトはβカロテン、リコピンなど抗酸化作用が高い成分が豊富。夏の朝に食べることで、からだの中から紫外線への抵抗力を高める効果が期待できます。
スイカもトマト同様にリコピンが豊富なので、夏に一押し食材です。

問題2:
紫外線対策のために、朝摂取すると逆効果になるものはどれでしょうか?
Aリンゴ、Bキャベツ、Cパクチー、E大根
正解:
Cパクチー
果物や野菜の一部には、光毒性物質といわれる「ソラレン」を多く含むものがあります。朝に大量に食べると、2時間位で体内に吸収され、紫外線の害を高めてしまうことがわかっています。ソラレンを多く含む食品は、レモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類、セロリ、パセリ、パクチーなどがあります。これらを朝にたくさん食べるのは避け、夕方以降にとるようにしましょう。

問題3:
サングラスは、色が濃いほど紫外線をカットする?〇か×か。
正解:
×
レンズの色の濃さと、紫外線のカット量はほとんど関係しません。そのレンズに紫外線カットの機能がどの位あるかを確認してから、買うようにしましょう。

問題4:
次の繊維のうち、紫外線カット効果が高いのはどれでしょうか?
Aシルク、B綿、Cナイロン、Dポリエステル
正解:
紫外線カット率はAシルク66.7%、B綿69.8%、Cナイロン66.7%、Dポリエステル86.5%ということで、同じ条件の厚さ、色、織り方の場合正解はDポリエステルとなります。その他の生地でも厚みがあり、密に織られたものは紫外線カット率が高く、また、色が濃い素材の方は紫外線カット効果が高くなります。最近では、薄く涼しい素材でもUVカット効果がある素材もでています。これからは生地の厚さや、UVカット加工にも注目して選びましょう。ちなみに、線維にはUPFという指標が表記されています。化粧品類のSPFと似た意味で、紫外線のカット力の目安になります。

日焼け止めなどの化粧品には紫外線防御能を示すっ数値が記載されています。SPFはシミやそばかす、皮膚がんの原因となる紫外線B波をカットする指数です。皮膚が赤くなるまでの時間を何倍延長できるかを表します。日焼けによるひりひりする症状もB波によるもの。一方PAは、肌の深部に到達し、シワやたるみなどを招くA波を防止する効果を指数化したもので、+~++++の4段階あります。夏は最高値の++++を選ぶようにしましょう。
日焼け止めを塗り、衣類で防御し、食べ物にも意識を向けながら楽しい夏をお過ごしくださいね。ぜひご参考になさってください。

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WEB『MYLOHAS/マイロハス』2017年6月19日掲載

マイロハスは「意識する」をキーワードに、カラダと心にいいものやいいことを展開し、ボディケアや脳活用法、 スキンケアのヒント、健康的な食事、掃除、睡眠、お風呂などを掲載する、美容意識の高い女性に人気のウェブサイトです。

特集:SKIN&HAIR 「今さら人に聞けない、正しいシャンプーの方法【前編】」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
今回は、正しいシャンプーの方法がテーマです。多くの女性が悩む、髪のダメージやパサつきを防ぐ鍵は、シャンプーやトリートメントといった、自宅での正しいホームケアにあります。「髪をどう洗うのか、どんな頻度で、何を使って洗えばいいの?」というヘアケアの基本を解説しています。

Q1. シャンプーは毎日必要なのか?
A1. 基本的には毎日がおすすめです。頭皮は脂漏部位と呼ばれ、皮脂がたくさん出る部分です。頭皮の皮脂を放置しておくとニオイの原因になるので、基本的には毎日洗うことをおすすめします。特に、若い世代は皮脂分泌が活発で、脂や汗がニオイにつながるので、その対策としても毎日洗うとより清潔に保てます。20代なら自前の抗酸化力が高いので汗臭くなるだけですが、30代半ばからは皮脂が酸化し、菌が繁殖してアブラ臭くなることもあります。「ミドル脂臭」なんて言い方もされるほどなので、毎日シャンプーするのがおすすめです。また、その方の皮脂分泌量によって変わってきますが、ニオイが気になるようなら朝晩洗っても大丈夫です。たとえば朝はシャンプー剤を少なめにする、あるいはぬるま湯で流すだけにするなどでも汗やほこりはかなり落ちます。そのかわり、夜はシャンプーを使って丁寧に洗うなどメリハリをつけましょう。

Q2. シャンプーでありがちな勘違いは?
A2. 「髪だけ」「頭皮だけ」を洗うものではありません。一時期のように"髪を洗って、頭皮洗わず"という人はだいぶ減ったように思いますが、シャンプーは頭皮の皮脂や汗だけでなく、髪についたスタイリング剤なども洗い流す役割を担っています。頭皮だけ、髪だけを洗うのではなく、両方をバランスよく洗ってください。

Q3. シャンプー剤は直接つける?泡立ててからつける?
A3. 直接だと泡立ちにくいので、まずはお湯でしっかり髪と頭皮をすすぎます。汗やほこりはぬるま湯でかなり落ちるので、髪をかきわけつつ丁寧に洗い、シャンプー剤を手にとって軽く泡立て、髪の根元につけます。さらにお湯を足して泡立てつつ、全体を丁寧に洗いましょう。耳の横や後ろはニオイの原因になりやすいので、特に念入りに洗うのがおすすめです。

Q4. シャンプーって下を向いてする?上を向いてする?
A4. 結論からいえば、どちらの向きでも洗うべきです。後頭部は洗い残し、すすぎ残しが多いので頭を前に倒してのシャンプーがおすすめですが、髪のはえぎわや耳の横もすすぎ残しの要注意ゾーンのため、下向き、上向きどちらの向きでも洗うことで全体がキレイに洗えますよ。

Q5. シャンプーはノンシリコンのほうがいいですか?
A5. 神経質になる必要はありません。シリコンは基本的に肌や毛髪の内部に浸透しないので、気にする必要はありません。毛先など、絡みやすい部分に使うと切れ毛が防げるなど、髪のためにもなってくれる成分です。ノンシリコンかどうかを気にするより、毎日のシャンプーの仕方、乾かし方、髪の扱い方を注意するほうが美髪につながります。

Q6. 保湿剤入りのシャンプーって意味ある?
A6. 保湿剤入りのシャンプーには実は意味があります。以前は洗い流すものに保湿剤は不要と考えられていましたが、同じ界面活性剤を使った洗浄剤の場合、保湿剤が入っているもののほうが髪内部の潤い成分の流出が少ないというデータがあります。また、保湿剤入りのほうが優しく作用するので、乾燥した頭皮にも安心です。保湿として働くというわけではないけれど、頭皮や髪への負担を軽減するものと考えて選んでみましょう。

美肌だけでなく、美髪を保つための参考に、ご一読ください。

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2017年7月15日

フジテレビ『その原因、Xにあり!』 2017年7月14日OA内容

「残念!意外と知らない真夏の健康対策SP」にて慶田院長がスタジオ出演いたしました。
身近なお悩みを取り上げ、専門家とともに"その原因"を解明し、どうすれば解決できるかを究明していく番組です。慶田院長は、日本皮膚科学会認定専門医として、この夏知っておくべき、正しい健康対策について解説をしました。

MCは恵俊彰さん、パネラーは里見浩太朗さん、羽田美智子さん、ホラン千秋さん、キムラ緑子さんです。
事前に真夏の健康対策として間違えがちな残念なネタ6つを街頭で200名にインタビュー調査したところ、慶田院長の監修内容が「知らなかったランキング」で1位になりました。雑誌やテレビで啓発活動をしていても、まだまだ一般的には紫外線に関する正しい知識が浸透していないということが判明しました。
まずVTRで慶田院長からクイズです。
問題.夏に朝に食べると残念なものとは?
Aヨーグルト、Bオレンジ、C海苔
里見さんA、ホランさんB、キムラさん・羽田さんCと予想。
キムラさんは海苔が一番ねばねばして、まとわりついて体内に残りそう、ホランさんは、オレンジの皮が厚いので、暑い夏に剥くと汗をかくいてしまって残念...という理由でした。
解説と答.
Aヨーグルト:アルブミンという体温調節をする成分を含み、夏の熱中症予防に効果的。腸内環境を整え、美肌効果も期待できます。
C海苔:ビタミンB群や食物繊維が豊富、グルタミン酸が消化機能を助け、食欲を増進。夏の暑さで弱った胃腸におすすめです。
残るはB、夏の朝に食べると残念なのは、オレンジです。
しかし、オレンジはビタミンC、カリウムなどを多く含んだ優れた食材のはず。なぜ夏の朝食に食べることが残念なのでしょうか?
その理由は、オレンジやグレープフルーツなど、いくつかの柑橘類に含まれる「ソラレン」という成分。ソラレンは光毒性物質の一種で、簡単に言うと紫外線を体に多く吸収させてしまう成分で、主に柑橘類の実や皮に含まれます。詳しく言うと、ソラレンは長波長の紫外線を吸収することで励起状態になり、基底状態に戻るときに、一重項酸素、スーパーオキシド、ヒドロキシラジカルなどの活性酸素を発生させ、細胞を傷害してしまうのです。この辺りは難解なのでテレビでは省略しています。食品摂取から2時間後には全身に行き渡り、紫外線を吸収しやすく、害が生じやすい状態になってしまうのです。さらに恐ろしいことに、この効果は7時間持続します。例えば、朝7時に朝食でオレンジなどソラレンを含む食材を食べた場合、9時に外出する頃には体が紫外線を吸収しやすくなり、最も日差しが強い時間もずっとその効果が続くということ。特に夏は、紫外線が強い季節。紫外線を多く吸収することの問題は、シミだけではありません。アメリカで20年以上にわたって、10万人を対象とした研究では、皮膚がんのリスクを高めてしまうという論文がでています。それによると、朝習慣的にオレンジやグレープフルーツを摂取した人は、そうでない人と比べ、36%も皮膚がんのリスクが高まっています。

このソラレンを含む主な食材は、オレンジ・グレープフルーツ・レモンなどの柑橘類。
実は、このソラレンを含む食材は柑橘類以外にもあります。特に気を付けたい食材は、セロリ・パセリ・パクチーなど主にセリ科の食材です。
もう一点気を付けたいことは、ソラレンは食べるだけでなく、皮膚についてもNGということ。皮を剥いたり、果汁が飛んだりして皮膚に付着した場合は、水で流した程度ではなかなか落ちません。石鹸などでよく洗うように心がけましょう。
古代エジプトでは、こういった食品をすりつぶして肌にのせたり、食べたりして、あえて日に当たり、皮膚病を治す民間療法もあったようです。医療の世界では合成のソラレンを白斑や円形脱毛症の幹部に塗ってUVAを照射し免疫調整を図るという「PUVA療法」が10年ほど前までは皮膚科で行われていましたが、現在ではより安全性の高い「ナローバンドUVB照射」に置き換わっています。

柑橘類やセリ科の野菜類はビタミン類、カリウムなどが豊富で優れた食材です。大切なことは、食べるタイミングを考えることです。7時間で吸収し代謝されることを考慮すると、夕方以降に食べれば、問題ないといえるでしょう。夕飯に食べることで、柑橘類、セリ科などの食材に含まれるプラスの栄養分を効率よく摂ることができます。

ソラレンを気にすることなく朝食におすすめの食材は、リンゴ、バナナ、ベリー系の食材。夏の定番スイカにはトマトに含まれるリコピンが豊富で、こちらもとくにおすすめです。

ソラレンを多く含む食材は、食べる時間を変えて、上手に夏を乗り切ってみてくださいね。
ぜひ、参考になさってください。

2017年7月12日

雑誌『美人百花』2017年8月号(7月12日発売 掲載ページP139)

特集「みんなが悩む夏の3大トラブルを緊急レスキュー!汗、日焼け、メイクのヨレをその道のプロがなかったことに!!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

いまや老若男女がすべき「光対策」【日焼け&美白対策講座】
太陽の光に当たるか当たらないかで「肌の老け方」が大きく変わります。即刻本気で対策をしましょう。老化の原因の8割は太陽光による「光老化」です。無防備に浴びないよう紫外線対策をしましょう!

◎STEP1:きちんと知った上で使いましょう!UVアイテムの選び方
<日焼けの基本知識>
UV-A波とUV-B波、近赤外線、そしてブルーライトが美を損なう恐怖の光です。これらの光を浴びた瞬間から細胞の中で酸化ストレスは刻一刻と進行します。UV-Bは表皮まで届いていわゆる赤くなる日焼けやシミの原因になり、UV-Aとブルーライトは真皮まで深く届いてシワをもたらしますます。太陽光の約半分をしめる近赤外線の一部の領域はさらに奥、血管や筋膜まで届いて、たるみや赤ら顔などの肌老化に影響することがわかってきました。
<表記の読み方と日焼け止めの効果>
"SPF"はUV-B、"PA"はUV-Aをどの程度ブロックすできるかを表す数値です。いわゆる肌が黒くなるのを防ぐのはSPFで、数値は日に当たって肌が赤くなるまでの時間(平均20分)を何倍遅らせることができるかを示しますSPFは2~50+まで製品ごとに測定し表記されています。一方、PAはUV-Aのカット力を表し、+~++++まで4段階あります。
<一番紫外線を通さない色と素材>
●色
1位ブラック85.9%
2位ターキス81.6%(エメラルグリーンのような濃い水色)
3位イエロー77.8%
4位ピンク59.9%
5位オレンジ55.5%
6位オフホワイト42.3%
※紺や黒などの濃い色みの服は、それだけで紫外線を大幅にカットします。淡い色を着たいのなら、UVカットの加工生地を選びましょう。
●生地
1位ビニロン87.4%(作業着やバックに使用され吸湿性に優れる生地)
2位ポリエステル86.5%
3位羊毛82.2%
4位アセテート70.8%(絹のような光沢感があり婦人服に多い)
5位綿69.8%
6位ナイロン66.7%
※耳慣れない名前もありますが、とにかく合成繊維で目の詰まった生地はよりカット率が高くなります、是非服のタグをチェックしてみましょう。素材の種類だけでなく、厚みも大きく影響します。

◎STEP2:できるだけダメージレスで過ごすには!?効果的な24hUV対策
<朝の朝食で何を食べるかが重要>
●光を吸収しやすくなる"ソラレン"の入った食物はNG!
果物なら柑橘系やキウイ、アセロラなど、野菜ならセロリなどセリ科野菜やパセリ、パクチー、ブロッコリーの茎などがソラレンが多く朝食にはおすすめできません。食べてから2時間後に紫外線を吸収しやすくなるソラレンが皮膚や目に届くので、外を出歩く前は食べるのを控えましょう。
●朝食にチョイスすべきは抗酸化力の高い食材
ビタミンエースと呼ばれるビタミンA・C・Eやリコピン、アスタキサンチン、アントシアニンなどのポリフェノールをたっぷり含んだ食材がおすすめです。野菜ならパプリカ、オクラ、かぼちゃ、トマト、肉類なら鶏、豚のレバー、卵、鮭、果物ならいちご、ブルーベリー、リンゴ、すいかなどです。
<体の内外から紫外線を徹底ブロック>
●飲む日焼け止め
世界中の皮膚科医がおすすめする強い抗酸化作用成分ファーンブロックなどを含むサプリメントです。事前に飲めば日焼けで生じる酸化ストレスを消してくれます。

『ヘリオケア』

●髪のUV対策
スプレータイプの日焼け止めで紫外線や、近赤外線から髪と頭皮を守り、メイクの上からも仕上げに使用するのもおすすめです。
※もちろんしっかり塗る日焼け止めも忘れずに!!

<UVアイテムは忘れがちなところもしっかりと!!>
うなじや耳の裏、足の甲など、焼けやすいのにうっかり忘れがちな部位は2度塗りをしましょう。
<出歩くときは徹底して日陰を歩くべし!!>
外を歩くときは、建物の側(日陰)を選んで歩き、地下道がある場合は少し遠回りでもそちらを選ぶなどの日常生活では工夫をして紫外線を避けましょう。
<室内にいても油断は禁物、窓からの紫外線に注意!>
何十年も片側だけから日に当たり続けた人が、その側だけ、ものすごく老化した例もあります。実は遮光フィルムを貼っていても肌に届いてしまう光があるため室内でも要注意です。

◎STEP3:知っておくだけで回復が早まります!日焼けしてしまった時の対処法
①幹部を冷やす
日焼け直後は冷たいおしぼり+保冷剤で冷やし、少したったら、乾いたタオル+保冷剤で冷やし、肌を濡らさないようにします。
②シンプルな保湿クリームを塗る
日焼けをしたら手厚くケアというのは逆効果です。ヒリヒリが落ち着くまでは、しみない「ワセリン」などのシンプルな保湿剤が最適です。正し、ワセリンは保湿効果は低いので、炎症が治まったら、セラミドやヒアルロン酸などを含む保湿クリームに変えましょう。
③痛みが強い時は鎮痛剤
日焼けした患部が痛むようなら、やけど状態。日焼け直後とその日の夜に「ロキソニン」などの消炎鎮痛剤を飲むと炎症が早く抑えられます。
※日焼け直後に美白アイテムの乱用はキケンです!1週間ほどおいて日焼けが落ち着いてから使用しましょう。炎症中の肌はとにかく守りに徹してください。回復するまではハイスペックな美容液やパックはお預け、新しいコスメを試すのも禁止です。

すでに紫外線が強く日焼けが怖い毎日ですが、しっかりと紫外線対策をして出かけましょう!是非、参考にご一読ください。

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2017年7月 6日

出演情報:フジテレビ『その原因、Xにあり!』7月14日(金)19時~OA

フジテレビ『その原因、Xにあり!』7月14日(金)19時~OA
恵俊彰さんがMCをつとめるに番組に慶田院長が出演いたします。

最新の美容に関する情報をスタジオ解説します。
詳しい内容はOAをお楽しみに!

どうぞお見逃しなく。

2017年7月 5日

雑誌『美的』2017年8月号(6月23日発売 掲載ページP100)

特集:夏だからここまで差がつく美人と非美人「"うっかり焼け"緊急レスキュー!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

≪覚えておきたい、夏の日焼け豆知識≫
日焼け止めを塗っていても焼けてしまうのはなぜか?
日焼けして赤くなる人と黒くなる人の違いは何か?

【紫外線で肌が赤くなりやすい人は要注意!】
紫外線を浴びると肌が赤くなる人、赤くなった後に黒くなる人、赤くならず黒くなる人がいます。赤くなる人はメラニン生成力が低く、肌深部がダメージを受けやすいのでより念入りな紫外線対策が必要です。ヒリヒリする程度焼いてしまったときは、『ロキソニン』などの炎症を抑える市販の痛み止めを飲むのも効果的な裏ワザです。

【日焼け止めで防ぎきれないシミもある!】
太陽光線の中に含まれる、紫外線よりも波長の長い"ブルーライト"や"近赤外線"もトラブルの原因になることが、昨今の研究によりわかっていますが、一般的な日焼け止めには波長の長い光線をカットする効果がありません。気になる人は、近赤外線やブルーライト対応と表示された日焼け止めを選ぶようにしましょう。

【日焼け止めは万能ではありません!】
日焼け止めに表記されている数値は、肌が隠れる程厚く"盛り塗り"して測定したものです。実際に皆さんが塗っている量はその1/4弱で、数値に換算するとSPF50の日焼け止めもSPF5程度の効果になります。その防御時間は、約100分です。だからこそ、こまめに塗り直さない限り、どうしても日焼けしてしまうのです。
◎朝は2度塗りを!
朝のメーク前には、出来るだけたっぷり日焼け止めを塗るのがおすすめですが、1度に塗るとムラになるので、薄く2回に分けて重ねるのがコツです。
◎日中は2時間以内に塗り直す!
UVカット効果のあるBBクリームやファンデーション、UVパウダーなら、メークの上からも重ねやすく便利です。UVミストを使うのならたっぷりと使用しましょう。

ご自身の紫外線対策の参考に、ぜひご一読ください。

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2017年7月 1日

出演情報:J-WAVE「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」

J-WAVE「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」OA情報のお知らせ

7月3日、10日(月)朝6時30分〜OA

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組内『サンスター Pleasure Pick Up!』のコーナーに、慶田院長が出演いたしま
す。

ビジネス、カルチャー、ライフスタイルなど気になる話題を日替わりで放送しているコーナーで、今回は夏のお肌に関する情報を、7/3と7/10の2週にわたりク
イズ形式で出題します。この時期知っておきたい役立つ知識を、皮膚科専門医が分かりやすく解説するので毎回ご好評いただいています。

放送時間は、番組最初の6時30分~6時40分と朝早い時間ですが、J-WAVE 、FM 81.3MHzに合わせていただき、どうぞお聞き逃しなく。

2017年6月27日

雑誌『リンネル』2017年8月号(6月20日発売 掲載ページP74~79)

特集「いろいろ気になるこの季節 夏直前!自信の持てるきれいなボディに」慶田院長の監修記事が掲載されました。

〈キレイLESSON1〉
"黒ずみ"をケアして腕からのぞく肌にも透明感を
肘や膝の赤黒いくすみが気になったことはありませんか?実はこれ、日々の何気ない行動からできてしまうもの。習慣を見直すだけで透明感のある肌に一歩近づけます。

WHY?脇・肘・膝の黒ずみはなぜできるの?
A. 肌が刺激を受けることで、メラニンが生成され黒ずみに
黒ずみの原因は、肌が受ける摩擦や圧迫などの刺激にメラニンが反応したもの。日焼けにかかわる色素として知られていますが、肌の防御反応として、日差しを浴びていなくても生成されます。特に、皮下脂肪が少なくて皮膚が薄い部位は黒ずみやすく、肘をついたり、こすったりしてくり返し摩擦を加えることで黒ずむので、美白剤や保湿を併用しつつ、生活習慣も改善しましょう。

見直したいNG習慣
●頬杖をつくクセ
皮下脂肪が薄く骨が出ている部位は、圧力が加わりやすいので黒ずみやすいもの。肘をつくことが多い人は気をつけて。
●脇の肌にこすれやすい服
袖ぐりに化学繊維のレースがついた下着やノースリーブなどは、肌の摩擦が生じやすく、脇の黒ずみの原因に。

WHY?かかとのガサガサはなぜできるの?
A.日々圧力が加わることで角質が厚く硬化します
かかとは体重を支えている部位なので、圧力が加わることで角質が厚くなります。さらに、皮脂量が少ないため、保湿をしないとどんどん乾燥して硬くなってしまいます。お風呂上りには特に乾きやすいので、オイルやクリームでしっかり保湿を。

見直したいNG習慣
●過度の削り過ぎに注意
時々はやすりをつかってOKですが、一気に削ろうとしないこと。削りすぎるとさらに厚くなる場合があります。

COLUMN 実は水虫が原因かも!?
かゆみの症状がなくても水虫の場合が!
ケアしても角質が厚かったり、白い粉をふいたような状態が続く場合は、水虫に感染している場合があります。かかとの水虫はかゆみもなく、自分ではわかりにくいのですが、放っておくと足全体に広がり、においの原因にもなります。
水虫の原因菌は24時間で角質に浸透するので、毎日洗って清潔に。汗で蒸れた靴は菌の温床。こまめに靴を替えて、適度に乾燥させましょう。

〈キレイLESSON2〉
"ボツボツ肌"をケアして夏の肌見せをみずみずしく
胸元や背中があいた服を着たときに気になるポツポツとした吹き出物。きちんとケアをして、前からも後ろからも隙のない、つるりとした肌になりましょう。

WHY?背中やデコルテの吹き出物はなぜできるの?
A.毛穴の詰まりによって体にもニキビができます
ボディのニキビは大きな皮脂腺が多いデコルテや背中の上部にできることが多く、最初は小さくて白っぽいポツポツから始まりますが、悪化すると炎症を生じ赤くなります。日焼けや汗、体を洗うときのこすり過ぎなどで毛穴つまりをきっかけに、ニキビ菌が増え、炎症を悪化させる場合も多いので、肌の刺激になることは避けましょう。

【ニキビができるメカニズム】
1.毛穴入り口の角質が、日焼けや物理的刺激によって厚くなり、分泌された皮脂が外に排出されなくなります。
2.毛穴が塞がって皮脂がたまったのが白ニキビ。ニキビの原因となるアクネ菌が増殖し炎症を生じると赤ニキビに。

見直したいNG習慣
●外出時は日焼け止めを
日焼けのダメージから肌を守ろうと角質が厚くなり、毛穴を詰まらせる原因に。日焼け止めは体にも必ず塗りましょう。
●糖分の摂り過ぎは控えて
ニキビを防ぐには生活習慣も重要。糖分や油分が過多になるとニキビが増える原因になるので、食べ過ぎには注意です。
●適温で寝汗を防止
睡眠時は無理せずエアコンで温度調整を。汗で肌が荒れたり、寝苦しく質の悪い睡眠はストレスになり、ニキビの原因になることがあります。

COLUMN 二の腕のボツボツは?
ザラつきは尿素系のクリームで緩和できます。
二の腕や背中、臀部などにできるのは、毛孔性苔癬という皮膚疾患の可能性があります。ニキビ同様、毛穴を詰まって硬くなった角質が原因。角質を柔らかくする尿素クリームで保湿するとザラつきが軽減します。

この夏しっかり結果をだすなら、クリニックで行えるコンビネーション治療がおすすめ。「ケミカルピーリング」、「ジェントルレーズ照射」、「ジェネシス照射」を組み合わせることによって、ブツブツの原因である毛穴のつまりやムダ毛を解消し、白くすべすべのお肌に導きます。

・毛孔性苔癬集中治療

〈キレイLESSON3〉
"におい"をケアしてまとう香りもさわやかに
汗&におい対策で清潔感をまといましょう

WHY?なぜ汗をかくとにおいがするの?
A.汗そのものは実は無臭。清潔に保つことが第一
汗を出す汗腺には、サラサラの汗を出す「エクリン汗腺」とワキガのようなにおいの原因となるねっとりした汗を出す「アポクリン汗腺」の2種類があります。汗の成分が肌表面の常在菌で分解されることでにおいを発し、特に脇や外陰部に多いアポクリン汗腺由来の汗は、独特なにおいがあります。アポクリン汗腺の汗が発するにおいはフェロモン。脇、外陰部、耳、乳輪周りとパーツが決まっています。
汗を除去すれば防げるので、日中はこまめに拭き取り、夜はにおいの元をしっかり洗い流しまして清潔に保ちましょう。

COLUMN 食事で内側から改善!
鶏レバーや豆類など抗酸化作用が高い食べ物を摂りましょう
体臭成分の原因である皮脂の酸化を防ぐには、ビタミンA、C、Eを含む抗酸化作用が高い食事が有効。お酒のお供には夏の定番、枝豆と焼き鳥がベストな組み合わせ!

〈キレイLESSON4〉
"うっかり毛"をなくしてクリーンな印象に
油断しているとすぐに伸びてきてしまうムダ毛の問題。最近はカミソリ以外にも、便利なセルフケアグッズが増えてきているので、参考にしてみましょう。

WHY?脱毛アイテムがいっぱい。どれを選べばいいの?
A.肌を痛める毛抜きはNG。切れ味のよいカミソリでケアしましょう。
セルフ除毛なら切れ味のよい4枚刃以上の安全なカミソリを使い、なるべく肌にあてる回数を少なくして、やさしく剃りましょう。毛抜を使っている人も多いですが、毛に栄養を与える毛細血管を一緒に引きちぎることになり、埋没毛や毛嚢炎などのトラブルにつながるので、避けた方が無難です。

【おうちでセルフケアするなら肌にやさしい剃り方をマスター】
1.ムダ毛を処理する部位は、軽く洗って清潔にしてからホットタオルなどで温める。バスルームで処理をする場合は、湯船で体を温めておきましょう。
2.シェービング専用のジェルやムースをたっぷりと塗って厚みを作る。シェービングによる肌荒れやカミソリ負けを防ぐために必ず使いましょう。
3.毛流れに沿って、上から下に向かって剃る。一気に深剃りしたり、逆剃りしたりすると、肌を痛めるので、「少し剃って刃を洗い、また剃る」をくり返すように。
4.剃り終わったらぬるま湯でよく洗い流す。肌の角質も一緒に取れて敏感になっているので、タオルでやさしく包み、しっかり水分を拭き取ります。
5.冷やしたタオルや保冷剤をタオルに包んで、剃ったあとの肌をクールダウン。ひりひり感がなくなるまでしっかり冷やすことで、炎症を防ぎます。
6.仕上げは刺激の少ないワセリンやオイルで保湿する。ローション系のクリームは除毛後の肌に浸透して刺激になる場合があるので、注意しましょう。

COLUMN 毛が薄い人ならこちらもおすすめ
電気シェーバーならカミソリより肌にやさしい
毛量が少ないという人なら、電気シェーバーが便利。乾いた状態の肌に使えるので、肌を傷つけにくく、カミソリではとらえにくい細くて短い毛も安全に剃れます。

【クリニックで行うので安全さと効果はピカイチ】
ややお値段は張るものの医療用レーザーで集中的に毛を処理できるのが利点。少ない回数で確実に減毛させることができます。冷却のガスを当てて冷やしながら照射するので、高い脱毛効果ながら痛みは軽めです。VIOなど痛みに敏感な部位は、麻酔クリームを使って痛みを和らげることも可能。医師が診察するので、肌トラブルを抱えている方も安全に治療ができます。

レーザー脱毛

冬の間はあまりきにかけていなかったものの、薄着の季節になるとやはり目立ってくるのが、露出部位のムダ毛やむくみ問題。自信をもって夏服を着るためにも、丁寧なボディケアでクリーンな女性をめざしましょう。

是非ご一読ください。

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雑誌『MAQUIA/マキア』2017年8月号(6月23日発売 掲載ページP100~103)

特集「肌は魔夏に5歳年を取る"落ち肌""老け肌""シワ"を救う100問100答」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

強い紫外線の影響を受ける夏は、シミ・くすみ・たるみ・シワと、肌の加齢サインが一気に進行する季節です。夏の終わりに後悔しないように、今のうちから実践しておきたい"予防と対策"の疑問にお答えします。

Lesson1【肌体力の低下が原因、夏の落ち肌基礎知識】
Q2、夏になると肌の色がくすむ気がするのはなぜですか?
A、紫外線によるメラニンの増加や乾燥が原因です。
紫外線量と強さがピークを迎える5~9月はメラニンが増えて角質も厚くなり、代謝も落ちて、くすみがちになります。また、睡眠の質の悪さや栄養不足も原因のひとつです。

Q4、肌のゴワつきが気になります。
A、角質肥厚やインナードライ肌が原因です。
紫外線やゴシゴシと肌をこするような刺激による角質の乱れや炎症、保湿不足などが原因として考えられます。

Q7、肌の弾力が弱くなってきました。
A、暑さや紫外線などによるストレスが原因で、コラーゲンを分解する酵素の発現率がUPしたのかもしれません。
紫外線が原因で肌内部のコラーゲン分解酵素の発現率が上がっている恐れがあります。また、暑さや急激な温度変化といったストレスも、肌弾力低下の一因です。

Q11、毛穴まわりの黒ずみが悪化しました。
A、毛穴まわりのメラニンリングのせいかもしれません。
毛穴詰まりはの酸化した皮脂と角栓のほか、で生じます。紫外線の影響などで厚くなった毛穴まわりの角質からメラニンがスムーズに排泄されずないと、メラニンリングが形成されます。

Lesson2【肌の機能が一気にダウン、夏の老け肌基礎知識】
Q18、夕方になるとドンッと一時的老ける気がします。
A、表情筋が疲れてくるからです。
表情筋が疲れて口角を持ち上げる力が弱まると、口がへの字になり老けて見えます。暑さで体力を奪われる夏は、特に顕著にみえてしまいます。

Lesson3【早めケアがカギ、夏の落ち肌対策】
Q27、できてしまったシミやくすみを本気で何とかしたい!
A、フォトフェイシャルがおすすめです。
本気でケアをするのなら、美容医療に頼るのも選択肢のひとつです。最新マシン、フォトフェイシャルM22照射の施術なら痛みもダウンタイムもほぼありません。
8種類カットオフフィルター搭載、お悩みに最適なの光でメラニンによる色むら、赤みによる色むらを解消します。さらに、穏やかな熱反応でコラーゲンの再生を促し肌を活性化します。(フォトフェイシャルM22全顔照射、ケミカルピーリング、ビタミンCアミノ酸パック込み、初回トライアル30,000円)

フォトフェイシャルM22

Q30、エアコンと扇風機はどちらが肌に優しいのですか?
A、どちらかといえば扇風機ですが、当て方によります。
室内の空気を乾燥させたくないなら、扇風機ですが、どちらも直接肌に風を当てる使い方はNGです。風は壁に当てるなどして、室内の空気をうまく循環させるように使い方に工夫をしましょう。また、エアコンである程度室温を下げてから扇風機を併用すると、あせもの予防にもなります。

Q35、化粧水やシートマスクを冷やしてもいいのですか?
A、冷やしての使用も問題ありません。
ローションが冷たいと立毛筋が収縮するので毛穴から少し入りにくくなりますが、角質層から浸透するので問題ありません。

Q40、汗をかくと肌が赤くなります。
A、"汗はすぐ流す"を徹底しましょう。
汗の刺激でできる湿疹「汗荒れ」を起こしているのかもしれません。汗はすぐに洗い流すか、濡れたものでふき取りましょう。また、汗を吸う綿やシルクのインナーの着用もおすすめです。

今年もやってくる熱い夏を無事に乗り切るために、是非参考にご一読ください。

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出演情報:日本テレビ『ヒルナンデス!』6月29日(木)11時55分~OA

日本テレビ『ヒルナンデス!』6月29日(木)11時55分~OA
に慶田院長がVTR出演いたします。

どうぞお見逃しなく。

2017年6月21日

院長施術価格表

※慶田院長をご指名いただく場合、下記料金が追加となります。
+¥5,000 ロングパルスNd:YAGレーザー(血管腫)
水光注射
CO₂レーザー(ホクロ1~4個/イボ1~19個)
スカーレットS(パーツリフト )
ウルセラ(アイリフト/アイリフトミニ)
フラクショナルCO2レーザー(鼻~頬)
ピコレーザー
ジェントルレーズ プロ(Gentle LASE PRO)
フォトフェイシャルM22
ダーマペン4
ヴェルベットスキン
ヴァンパイアフェイシャル
レーザー脱毛(顔パーツ)
脂肪溶解注射
スネコス注入
Dr.CYJヘアフィラー
ヒアルロン酸注入(リデンシティI)
+¥7,000 CO₂レーザー(ホクロ5個以上)
CO₂レーザー(イボ20個以上)
フラクショナルCO2レーザー(全顔・首・アイリフト・両手背)
ロングパルスNd:YAGレーザー血管腫(20個以上)
+¥10,000 スカーレットS(パーツリフト以外)
ウルセラ(アイリフト以外)
ショッピングスレッドリフト
カニューレスレッドリフト
CO₂レーザー(ホクロ10個以上)
CO₂レーザー(イボ50個以上)
フラクショナルCO2レーザー(全顔+アイリフト)
+¥15,000 CO₂レーザー(イボ70個以上)
+¥20000 CO₂レーザー(イボ100個以上)
お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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銀座ケイスキンクリニックへのお問合せはこちら

お電話でのご予約はこちら(受付時間/10:00~18:00) 0120-282-764

出演情報:日本テレビ『ヒルナンデス!』6月22日(木)11時55分~OA

日本テレビ『ヒルナンデス!』6月22日(木)11時55分~OA

に慶田院長がVTR出演いたします。

どうぞお見逃しなく。

2017年6月19日

WEB『MYLOHAS/マイロハス』2017年6月5日掲載

マイロハスは「意識する」をキーワードに、カラダと心にいいものやいいことを展開し、ボディケアや脳活用法、 スキンケアのヒント、健康的な食事、掃除のコツ、豊かな睡眠のコツ、癒しの入浴法などを紹介するサイトです。

特集:SKIN&HAIR 「朝は洗顔しないは間違い? 正しい洗顔をドクターが伝授【前編】」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
誰もがやっているけれど、実は案外知らない「正しい洗顔の方法」。自己流の洗い方で肌を傷めたり、トラブルを招いてしまっている可能性もあります。「では、どうやってどんなアイテムで洗顔すればいいの?」という素朴な疑問にお答えしています。

Q1、メイクを落とすには、クレンジングじゃなくちゃダメ?
A1、基本的にはクレンジングがマストです。メイクには油分が含まれるので、きちんと乳化させる必要があります。そのためにも、基本的にはクレンジングすべ気なのです。特に夏場は下地もファンデーションもお粉も崩れにくい処方になっているため、洗顔料では落ちにくいのです。オイルでもジェルでもクリームでも良いのですが、メイク汚れを落とすためのクレンジングは必要です。 ただ、最近のミネラルコスメなど「洗顔料だけで落ちる」というタイプのメイクはクレンジング不要なこともあります。また、石けんで落とせる日焼け止めに仕上げ用のお粉を重ねただけ、というような日は洗顔料のみでもOKです。どんなメイクをしたのかに合わせて、クレンジングを使うか判断しましょう。

Q2、濡れた手でクレンジングってダメ?
A2、乳化しなくなるので基本的にはNGです。クレンジングは、メイク汚れ(油分)をクレンジング剤(油分)に溶かし出し、それを乳化させて落とす仕組みです。始めから手が濡れていると乳化しにくくなり、汚れ落ちが悪くなります。濡れた手でもOKという製品は違う仕組みなのでお風呂場で使っても大丈夫ですが、基本的には乾いた手で使用しましょう。

Q3、洗顔料のタイプはいろいろ。どうやって選ぶの?
A3、剤形より、泡のクオリティにこだわりましょう。石けんが肌に優しいと思っている方も多いのですが、昔ながらの石けんは肌がアルカリ性に傾きます。肌は本来弱酸性なので、石けんはマイルドというわけではありません。それよりは、洗浄成分がアミノ酸系や、肌への負担が減る保湿剤入りのもののほうが肌に優しいことが分かっています。そして、どんな洗顔料を選ぶかと同じくらい大切なのがが、"泡立ての仕方"です。しっかり泡立てれば洗顔料は100倍にも膨れ、実際に肌に触れる界面活性剤の量が少なくてすみますし、洗浄力が高まることが分かっています。たっぷりの泡なら肌をこすって傷める心配も減ります。泡立てが苦手な方はフォームで出てくるポンプタイプを選んだり、泡立てネットを使うなど便利アイテムを活用しましょう。

Q4、きちんと洗えていない人が多いって本当?
A4、本当です!「正しく洗う」というのは案外難しいことです。美容皮膚科では、診察の前にメイクをすべて落とし、素肌になっていただきますが、ダーマスコープ(肌の拡大鏡)で診察すると、メイク汚れが残っている方が案外多いのです。頬や額など広い面だけをクルクルしていて、目もと、口もと、生え際に汚れが残りがちになります。クレンジングを伸ばしたら、すぐすすいでしまうと、汚れがクレンジングとなじんでいないこともあります。また、メイクを落とそうとグイグイこすって肌に負担をかけてしまうのも要注意です。洗い残しがある方が3〜4割、逆に洗いすぎで必要な潤いを肌に残せていない人が1〜2割くらいはいると思います。メイクは油性ですから、肌に残ると酸化して肌の負担となり、それが刺激となって毛穴が詰まり、ニキビになることもあります。理想の洗顔方法としては、優しい圧で顔のすみずみまでクレンジングをゆきわたらせ、軽くクルクルしてなじませてから、20回くらい丁寧にすすぐのが良いでしょう。

Q5、「朝は洗顔しないほうがいい」って本当?
A5、基本的には朝も洗顔をおすすめします。夜に塗った化粧品も時間が経てば酸化します。乾燥が気になる敏感肌の場合ぬるま湯ですすぐだけでもいいですが、皮脂をきちんと分泌している普通肌、脂性肌、混合肌なら洗顔料を使ってOKです。 驚くべきことに、洗顔をしたほうが肌の水分量は上がるという研究結果もあります。肌表面の皮脂汚れが落ちないと、角層のバリアが乱れます。そのため潤いを抱え込めなくなってしまうケースがあります。正しい洗浄でお肌のターンオーバーが整えば、自らの力で潤う肌に変わっていくのです。洗わない=乾燥しない、ではありません。皮脂膜は洗顔後1〜2時間で回復しスキンケアで保湿できるので、洗顔による乾燥は気にしなくて大丈夫です。お肌のバリア成分が失われてしまうと回復に数日かかるので、マイルドな洗浄剤で擦らず優しく短時間で洗いましょう。

Q6、高い洗顔料やクレンジングのほうが、効果が高いの?
A6、値段が高い=効果も高い、というわけではなく、必ずしも安いから悪いとは限りません。高いクレンジングや洗顔料をケチってちょっとしか使わなければ、肌をこすることになりますから、リーズナブルなものでもたっぷり使い、指が肌に直接触れないようにするほうがおすすめです。ただし、洗浄剤はものによってはとても原料が高いので、肌に優しい処方にしようと思うとコストがかかります。研究機関がしっかりしていて、処方の安全性を臨床試験すれはどうしても原価が上がります。肌への負担を心配するのであれば、数百円のものより数千円のものを選ぶほうが良いでしょう。

スキンケアの基本は洗浄・保湿・光対策。ファーストステップとなる正しい洗顔法の参考になさってください。

雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2017年7月号 (7月12日発売 掲載ページP45)

「2017上半期!美のプロを夢中にさせたMYベストコスメ大発表!」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

モデル、タレント、メイクアップアーティスト、美容家、女性医師など、美のスペシャリスト51名が、今季最も活躍したこだわりアイテムの数々を紹介する特集です。
慶田先生のセレクトはこの3品。

●ディセンシア アナヤス エッセンス コンセンレート
老化を加速させる軽微な炎症と糖化にアプローチする処方が特徴です。重くないのにしっとり感が続く使い心地もお気に入りのポイントで、顔からデコルテまで広めに塗っています。

●ヘリオケアウルトラ
話題の"飲む日焼け止め"。主成分ファーンブロック他、ビタミンD・C・E等も配合され活性酸素から皮膚と目を守ります。
体の中から紫外線などの酸化ストレスへの抵抗を高めるために年間を通して内服しています。春から秋は朝と昼に1カプセルずつ、レジャーシーンでは通常の倍量飲むようにしています。

ヘリオケア

●ヘリオケア360°ミネラル
飲む日焼け止め「ヘリオケア」から発売されたばかりのサンスクリーン剤(日焼け止め)です。紫外線A波、B波だけでなく、同様にDNAを傷つけることが分かっている抗エネルギー可視光線(400~420nmのブルーライト)、近赤外線までも幅広く防ぐ処方。抗酸化作用が高く美肌効果も◎。紫外線吸収剤を含まないノンケミカル処方で敏感肌や赤ちゃんでも安心です。おまけにオイルフリーでべとつかないので、顔から首、デコルテなど露出部位は全て、二人の娘たちも塗っています。

ヘリオケア360°ミネラル

医師ならではの厳しい視点で、成分、処方、使用感まで選び抜いた3つのアイテムを紹介しています。

是非ご一読ください。

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2017年6月12日

雑誌『VERY/ヴェリィ』2017年7月号 (6月7日発売 掲載ページP218)

特集「汗をかいた時のにおい、子供だけじゃなくて、私だった!?汗だくママの脇・頭皮のにおい撃退法!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

<脇のにおいの解決策は...30代半ば過ぎると加齢臭の危険性もあり。汗を止める・拭く。放ってキツくなる前の一手が重要>
汗は本来、無臭ですが、皮脂と混ざり酸化したり、常在菌に分解されたりすることでにおいが発生します。35歳くらいからは抗酸化力が低下し、40代以降は皮脂分泌を抑える女性ホルモンも減少し始めます。皮脂が過酸化脂質に変化しやすくなり、いわゆる〝加齢臭〟が出現し始めるのです。汗の中の乳酸が常在菌に分解されジアセチルに変わると〝ミドル脂臭〟に。皮脂分泌の多い頭皮や首などが特に臭うのですが、汗がこもりやすい脇は、強く感じることも。ワキはもともと、アポクリン汗腺が多く、ワキガとなって臭いやすい部位です。普段、汗をかく習慣のない人、油ものなどをよく食べる人はリスクも高くなります。汗を放置すると、酸化は進み、においはさらにキツくなってしまいますので、汗を洗い流す、拭くことに加え、今、出ている〝汗を止める〟制汗剤を上手に併用しましょう。

脇のにおいやすさチェック!
☑あまり汗をかかない
☑湯船に浸からない
☑ニンニク、油もの、お酒が好き
☑身体が乾燥しがち
☑運動をほとんどしない

この季節、抱っこや送迎、公園遊びでママも汗だくに!実は女性も年齢と共に臭いが変わってきます。本誌では、効き目の長い制汗剤や殺菌効果に優れたデオドランドグッズも掲載されています。

脇汗やワキガ(腋臭症)が気になる方は、ボトックス注射がおすすめです。
汗の元となるエクリン汗腺、ニオイのもととなるアポクリン汗腺両方の働きを弱めます。腋臭の軽減にも効果的。初夏から夏に大人気の治療です。
ボトックス注射(多汗症・腋臭症)


是非、ご一読ください。

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雑誌『大人のおしゃれ手帳』2017年7月号(6月7日発売 掲載ページP92~95)

特集「大人のテカリに注意を!インナードライ肌 徹底メンテナンス」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【症状・原因】40代、50代の肌は乾燥が加速、うるおって見えても実は乾燥肌!?
女性の40代、50代は体調と同様、肌にも変化が訪れる時期です。更年期を迎えて女性ホルモンであるエストロゲンが減ること、加齢により抗酸化力が弱まることが原因で肌の乾燥が加速します。エストロゲンは、肌にうるおいを与える役割があります。抗酸化力は、紫外線やストレスにより発生する活性酸素を無害化する力ですが、この抗酸化力が低下すると、肌に炎症が起きやすくなり、角層が乱れお肌は水分を抱えにくくなるため、乾燥が進みます。この世代は、肌が脂っぽくても、実は肌の内側が乾燥する"インナードライ肌"という状態に注意が必要です。皮脂が肌の保湿を担う割合はたったの3%です。肌がうるおうには、皮脂膜の内側にある角質細胞間脂質と天然保湿因子が水分を抱え込み、角層が密に積み重なった状態であることが大切なのです。
≪乾燥で角層のバリア機能が弱まる≫
さまざまな刺激から皮膚の働きを保つバリア機能の主役となるのが角層です。角層に水分を保つ働きを持つ成分がたっぷりあると、乾燥、刺激、アレルゲンなどを跳ね返しますが、成分が不足するとバリア機能が弱まり、ターンオーバーが乱れてシミ、シワなどのトラブルの原因にもなります。

【セルフチェック】「紫外線対策」「正しい皮脂ケア」が、乾燥を加速させないカギ!
◎生活習慣
肌の大敵は、肌を紫外線やストレスなどで酸化させる習慣です。酸化は炎症をきっかけに活性酸素が発生することから始まります。活性酸素を無害化する力は年齢ともに衰えてくるので、紫外線の浴びすぎのほか、ストレスの高い生活、喫煙習慣、大気汚染物質の付着などにはよりいっそう注意が必要です。また、体の内側からのケアも大切で、肌を作る栄養素、抗酸化力の高い食材を選ぶ意識を持つようにしましょう。角層が乱れる原因となる睡眠不足も厳禁です。

◎スキンケア
肌が部分的に脂っぽくなるのも、インナードライ肌の特徴のひとつです。脂っぽいからといってごしごし洗ってうるおいまで落とし、保湿ケアを控えめにするというのはNGです。洗顔後にしっかり保湿をしないとかえって乾燥し、ニキビが増えることもあります。また、大人世代は、家にいるときや曇り、雨の日などにも日焼け止めを塗るなど、UV対策は一年中するのが鉄則です。

≪インナードライ肌チェックリスト≫
当てはまるものがひとつでもあれば乾燥肌の始まり。3つ以上あればインナードライ肌といえます。
□肌表面に皮脂は出るのに顔がシワっぽい
□化粧ノリが悪い
□毛穴が目立つ
□肌がテカるのにつっぱった感じがする
□夏でもかさつく感覚がある
□時々ニキビができる
□肌が敏感で肌トラブルがおきやすい
□肌の状態が不安定な"ゆらぎ肌"である

≪インナードライ肌を招く間違いケア≫
・クレンジングは熱めのお湯で洗い流している。
⇒メイクや汚れ残りを気にして、熱い湯ですすいだり、肌を強くこすりがちですが、汚れとともに角質細胞間脂質も失うことになり、バリア機能が乱れます。

・脂っぽい部分を洗顔する際、洗顔ブラシを使っている。
⇒洗顔ブラシでごしごし洗うなど、誤った洗顔方法で肌の角層に傷をつけてしまうことがあります。水分がうまく保有できなくなるので、肌の乾燥を加速させます。

・化粧水、乳液、美容液は控えめに使っている。
⇒保湿効果をきちんと得るためには、たっぷりの量を使うことが大切です。また、水溶性の化粧水だけでは保湿は不完全、油溶性の乳液やクリームの併用をしましょう。

・シートパックは30分以上使っている。
⇒長時間使用してシートマスクが乾燥すると、角層の水分を奪ってかえって乾燥を招いたり、肌が炎症を起こすこともあります。適正時間を守ることが大切です。

・家で過ごす日は日焼け止め塗らない。
⇒洗濯物を干すとき、日ざしの入る部屋で過ごすなど、家の中にいても実は紫外線はけっこう浴びています。外出しない日でもUV対策は必須です。


【ケア】朝・昼・夜のメンテナンス習慣で 脱・インナードライ肌!
◎朝のスキンケア
脂っぽい部分もちゃんと保湿、紫外線対策も十分にしましょう。
一日の始まりである朝は、保湿と紫外線対策の鍵となります。洗顔から基本のスキンケアまで乾燥を加速させないケアを身につけたうえで、しっかりUV対策をしましょう。
1、洗顔料をたっぷり泡立て優しく洗う
朝は洗顔料を使わずにぬるま湯でさっと流すだけはNGです。夜の間に出た皮脂や汗、肌に塗ったクリームなどが酸化するため、洗顔料で優しく洗うことが大切です。洗顔料は洗った後につっぱり感がないものや敏感肌用を使い、しっかり泡立て、肌への摩擦を極力少なくして優しく汚れだけを落とします。

2、化粧水は保湿タイプを選ぶ
化粧水は、皮脂が気になっても、さっぱりする収れんタイプではなく保湿タイプを選びます。うっかりこすったりしないように素手がおすすめです。小鼻など細かい部分は薬指の腹を使って優しく塗ります。首、デコルテも忘れずに塗りましょう。

3、クリームや乳液はたっぷり塗る
中指と薬指の2本か人差し指の腹を使って、肌をこすらないように、顔の内側から外側へと広げていきます。首からデコルテにかけては指四本を使って塗ります。最後に手の平で顔を包み込み肌になじませましょう。

4、日焼け止めはSPF30~50のものを
SPFは紫外線B波の防御の強さを意味し、数字が大きいほど効果が高くなります。外出時はSPF50、室内で過ごす場合もSPF30を目安に選び、頬骨、鼻、額は厚めに塗ってしっかりカバーをしましょう。

5、ファンデーションは大きめパフに変えてみる
おすすめは、クリームファンデーションを塗った後、テカリが気になる部分に白粉を重ねる方法です。大きなパフで押さえてスタンプを押すように優しく肌になじませます。目の下、小鼻はパフを半分に折って使います。

≪食≫一日一回は発酵食品を!
腸内の善玉菌が減ると、老廃物が血中に移行しやすくなり、それが乾燥を加速させる原因になります。腸内環境を整える食品を積極的に摂るように意識しましょう。ヨーグルトや納豆などの発酵食品がおすすめです。

◎昼
皮脂ケアをこまめにして乾燥を防ぐケアを実践!
外では汗をかいたり紫外線を浴び、室内ではエアコンで肌を冷やしたり、肌にとっては過酷な環境です。ちょっとしたケアが乾燥から肌を守ります。
・メイク直しはランチ前がおすすめ
日焼け止めは、最低一日に一回塗り直しをしましょう。午前中の活動で効果が半減するお昼頃、ちょうどランチで外出する前がおすすめです。ティッシュペーパーで軽く皮脂を押さえて乾燥している部分には保湿クリームを重ね塗りし、日焼け止めとファンデーションで仕上げましょう。

・外出時は日傘で紫外線対策
外出時は、日傘を差すことも忘れないようにしましょう。紫外線は頭上から降り注ぐだけでなく、地面からの照り返しもあるので、日傘の内側は紫外線を吸収してくれる黒っぽい色を選ぶとよいでしょう。

・水スプレーでの保湿はNG
保湿目的で水だけのスプレーを顔やボディにかけたり、水蒸気を顔に当てたりするのは、かえって逆効果です。水分が蒸発するときに、肌のバリアが壊れ、乾燥が進む可能性があります。濡らしたらすばやくタオルなどで押さえます。

・冷え対策で乾燥防止
カラダが冷えることによって血流が悪くなると、肌温度が下がったり、栄養成分が隅々まで行き届かなくなったりするため乾燥の一因になります。カーディガンなどの上着やひざかけなどでカラダの冷え防止しましょう。

≪食≫レインボー野菜を摂りましょう。
トマトやパプリカ、小松菜、キャベツなどカラフルな野菜は抗酸化力が強いのでおすすめです。ただし朝は、柑橘類やキウイ、セロリ、きゅうりなど、紫外線の感受性を高める「ソラレン」が含まれているものは避けて下さい。

◎夜
肌を清潔にして保湿ケアをしっかりと!
夜は一日外気にさらされてきた肌を丁寧にいたわる時間です。しっかり保湿することが、翌朝までうるおい、化粧のりのいい肌へと導いてくれます。
・クレンジングにかける時間は1分
クレンジングは時間をかけすぎると大切な皮脂まで落とします。顔全体に塗り広げて乳化したらさっとぬるま湯で洗い流し、1分程度を目安にします。

・シートマスクは時間通りに
長時間の使用でかえって乾燥を招くこともあります。シートマスクは説明書通りの時間を守りましょう。

・ニキビがあってもクリームを
大人のニキビは、肌の乾燥が進むことで角質が厚くなり、毛穴に皮脂が溜まることも原因です。保湿ケアは欠かさずにしましょう。

・理想の湿度は60~65%
空気が乾燥していると角層から水分が蒸発し、乾燥を加速させます。肌にとって理想的な湿度は60~65%、低いときは加湿器を使用しましょう。

・お風呂上がりはすぐスキンケア
入浴後、浴室から出ると肌は一気に乾燥し始めます。その前に肌ケアを始めて保湿しましょう。また、熱すぎる湯船につかると皮脂や保湿成分を必要以上にとってしまうので、40℃くらいを目安にしましょう。

≪食≫肌作りに必須のたんぱく質
肌の再生に不可欠なたんぱく質を摂ることで、角層の乱れを防いで、肌が生まれ変わるターンオーバーを正しいサイクルへと導いてくれます。1日に必要なたんぱく質は体重50㎏の女性でおよそ60g、卵・マグロ・豚もも肉などに含まれます。

汗や皮脂が気になる季節になり、特に気づきにくくなるのが肌の乾燥です。特に大人世代は、"肌の内側"の乾きに注意が必要です。エイジングを加速させる「インナードライ肌」をきちんとケアしましょう。

是非、ご一読ください。

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2017年6月 9日

雑誌『Oggiオッジ』2017年7月号(5月28日発売 掲載ページ 別冊付録P26)

別冊『私に「似合う」がわかる本』
特集「〝私に似合う〟を教えてくれる!キレイを進化させるスポットList」
に肌質関連遺伝子検査『DNA Beauty』取扱いクリニックとして紹介されました。
美容のプロの間では、肌質の個人差を生み出している要因となっている〝遺伝子〟の違いを調べる検査が話題となっています。
肌質関連遺伝子検査は、口内の頬粘膜をこするだけの簡便な検査でありながら、肌質や肌老化のリスクなどを細かく判定できます。詳細な結果が2~3週間後に郵送されてくるのですが、「しみ・そばかす」「しわ・たるみ」「乾燥肌」「脂性肌」「毛穴開大」の5つのリスク比が分かりやすく示され、自身の弱点が一目瞭然です。
肌老化には生活習慣に加え、遺伝要因がかなり大きく影響します。最新のDNA検査で弱点を知れば、自身が強化するべきケアが明確になります。
いつまでも美肌でいるため、今後のお手入のヒントを手に入れましょう。
当院でお受けいただければ、担当医が詳しく解説いたします。

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)

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雑誌『家庭画報』2017年7月号(6月1日発売 掲載ページP232~233)

特集「50代からのお悩みに、もしもしビューティウェルネス相談室」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今月のお悩み
【うっかり日を浴び、シミ、くすみが......すぐに効果の出る方法はありますか?】
エステの代わりに美容医療でお肌のケア。毎日のインナーケアで肌色に効果実感!

◎夏はシミを取り去るより肌を底上げする治療を
シミやくすみが気になるものの、夏真っ盛りの今、レーザーや光治療などの美容医療を受けても良いのかと、質問を多く受けます。Qスイッチレーザー、フォトフェイシャルやアキュチップ等の高出力部分照射で、シミをかさぶたにして取り去る治療は、真夏や南国への旅行直前は避けたほうがいいでしょう。治療による炎症後色素沈着が強い紫外線の影響で長引くことがあります。ただし、日中の外出が少ないかたは、施術後しっかり日焼け対策をすることを前提で施術することも可能です。
一方、真夏でもおすすめなのが、低出力のフォトフェイシャルやジェントルレーズなどです。マイルドな治療なので、炎症を誘発せず、光の熱エネルギーによる適度な刺激がターンオーバーを整え、コラーゲンやヒアルロン酸を生み出す線維芽細胞が活性化されるので、みずみずしくハリのある透明感のある肌になります。ダウンタイムがほとんどなく、治療直後からメイクが可能なのもうれしい点です。
当クリニックでは、フォトフェイシャルとジェントルレーズ照射にはケミカルピーリングがセットになっています。夏にたまりがちな古い角質を穏やかに除去するので、相乗効果でくすみが晴れ、繰り返すとバリアも強化されます。

◎イオン導入や点滴を組み合わせてさらに明るく
レチノールのイオン導入、高濃度ビタミンC点滴も夏におすすめの施術です。レチノール(ビタミンA)は高い抗酸化作用があり、紫外線の害を消去してくれるので、日焼けしにくい肌をつくります。イオン導入の場合、外用に比べて40~50倍の量を浸透させることができるのでより効果的です。レチノールのイオン導入時には、ビタミンCとアミノ酸の美容液導入も併用しますので、透明感とみずみずしさがよりいっそう引き上がります。
高濃度ビタミンCの点滴は、ビタミンCの血中濃度を一気に上げ、高い抗酸化作用を狙います。当クリニックでは美容目的ですので、25000mgのビタミンCを30分ほどで投与します。シミやくすみのもととなるメラニン量をコントロールして、黒いメラニンを白く還元します。また高濃度ビタミンC点滴は、コラーゲンを増加させて肌弾力を高めるという美肌効果にとどまらず、全身のストレスへの抵抗力や免疫力もアップさせます。
フォトフェイシャル、レチノールのイオン導入、高濃度ビタミンC点滴の3つの施術を一度に受けることも可能です。日差しを浴びてしまった後に明るい肌色を取り戻すのはもちろん、レジャーや旅行前に肌質を底上げしておくことでシミ、くすみをしっかりと防くことができます。紫外線の影響を受けやすい7月から9月までは、フォトフェイシャルをエステ代わりに月に一回受けるのが理想的です。高濃度ビタミンC点滴やイオン導入だけなら、1~2週間に1回のペースでお受けいただけます。ビタミンCは体にストックが効かない成分なので、定期的に十分な量を摂取するのをおすすめします。

◎リゾートでは"飲む日焼け止め"の併用を
これらの施術を受けても決して安心せず、的確なセルフケアも続けることが、シミ、くすみの再発防止になります。もちろん毎日の日焼け止めは欠かせません。特にリゾートでは、2~3時間おきに薄く塗り重ねるのが理想的です。しかし、汗で流れたり、衣類についてしまったり、日焼け止めは完璧にはいきません。『うっかり日焼け』を防止するためにヘリオケアという"飲む日焼け止め"サプリメントの併用をおすすめします。そのほか、シミ、くすみを防ぐインナーケアとして、ビタミンC、トラネキサム酸、ハイチオール、ビタミンEの内服も効果的です。

◎シミやくすみを誘発する柑橘類にご用心
塗るホームケアとしては、ビタミンA・C・Eを配合したオイルがおすすめです。これらのビタミンは"ビタミンACE(エース)と呼ばれ、透明感の高い若々しい肌を保つカギとなる成分です。顔はもちろん、首やデコルテのシミ予防にも効果的です。また、最近登場した医療機関専用美白剤『ルミキシルクリーム』も軽やかな使い心地で顔全体にのばしやすいので、人気があります。
シミが目立つ部分やレーザー、光の部分照射でシミをかさぶたにして取り去った後のケアには強力なビタミンAである『レチノイン酸クリーム』や定番の医療機関専用美白剤『ハイドロキノンクリーム』を外用します。
紫外線が強い夏のあいだは、食べ物にも気をつけましょう。柑橘類やセリ科の野菜は、紫外線の感受性を高めてしまうので、日中はグレープフルーツジュースやオレンジジュース、セロリやパクチーなどの摂取を避けましょう。抗酸化作用の高いブルーベリーやストロベリー、クランベリーなどのベリー系の果物やトマトやパプリカなどの緑黄色野菜、ビタミンAを多く含む鶏肉や豚肉のレバー、ビタミンEを含むナッツ類を選び、体が錆びない食事を心がけることも、透明感の高い肌を目指すために必要です。

家庭画報世代になったら、クリニックでの施術、ホームケア、日々の食生活と多方面からシミ、くすみに取り組むことが、いつまでも若々しい肌色、肌質を保つ秘訣です!

【肌色、肌質が若返る定期的な施術を】
◎ケミカルピーリングで古い角層をオフ
メラニンが滞ってくすんだ層をフルーツ酸でごく薄く溶かす施術。
フォトフェイシャルやジェントルレーズの施術前に組み込まれており、光やレーザーによる治療の効果を高めます。

◎フォトフェイシャルで肌全体を明るくする
最新のフォトフェイシャル機器、"フォトフェイシャルM22"を使用し、低出力の光を当てることで肌のトーンが明るくなり、繰り返し受けることでシミと赤みが薄くなります。また、肝斑が混在するシミにも照射でき効果を発揮します。スポット状のシミや赤い血管腫、赤ら顔などに部分照射をオプションでプラスすれば、より切れ味の良い治療結果に。
◇初回トライアル(全顔)30,000円。ケミカルピーリングとパック、手背の照射込み。

フォトフェイシャルM22

◎高濃度ビタミンAのイオン導入
エンビロンの高濃度ビタミンA(レチノール)をイオン導入します。レチノールのクリームを塗るより、40~50倍の浸透率があり、紫外線の影響を受けにくい肌になります。フォト◇フェイシャルM22などいろいろな施術のオプションで、1回10,000円。5回セット40,000円

イオン導入

◎高濃度ビタミンC点滴をプラス
内服だと、大量に摂取しても尿中に出てしまいます。点滴で、一気に血中ビタミンC濃度を上げることで、肌の隅々まで行き渡り、美白効果を発揮し、免疫力もアップします。
◇高濃度ビタミンC点滴25g初回トライアル12,000円。

高濃度ビタミンC点滴

【シミ、くすみの毎日のお手入れは内服薬も】
◎シミに効く内服薬と"飲む日焼け止め"を
ビタミンC(シナール )、肝斑を改善するトラネキサム酸(トランサミン)、抗酸化作用が高いビタミンE(ユベラ)、メラニン生成をブロックするL-システイン(ハイチオール)を処方します。(価格は25日分で各1000~1500円)。

院内処方薬
 

飲む日焼け止め、ヘリオケア(30カプセル 6,000円)は肌と目を日焼けから守り、光老化対策の新常識に。

ヘリオケア


◎朝晩のスキンケアでもシミ、くすみ対策を
超浸透型ビタミンCローション(プロラヴィッシュローション)⇒トラネキサム酸乳液(TAエマルジョン)⇒ハイドロキノン(HQクリーム )またはルミキシルクリーム⇒最後にモイスチャーACEオイル。また、3日に1回はグリコール酸ローション(GAローション)でホームピーリングケアもおすすめです。価格は4,000~10,000円。

院内調合オリジナル化粧品

【複合的なシミ、肝斑、くすみにはレーザー治療】
◎シミをマイルドに消すジェントルレーズプロ
ダウンタイムのないレーザー治療、ジェントルレーズプロは顔全体を短時間で照射します。肝斑の目立たない人、くすみよりシミが気になる人、顔色や産毛、毛穴の黒ずみが気になる人におすすめです。
◇顔全体 初回トライアル25,000円。ケミカルピーリングとパック、手背の照射込み。

ジェントルレーズプロ

◎ピンポイントでシミを消すアキュチップ
濃いシミにスポット照射する光治療です。シミはいったんかさぶたになり、数日ではがれピンク色の肌が出てきます。ルミキシル、ハイドロキノン、レチノイン酸などのクリニック専用美白クリームの外用が必須です。
◇各照射治療のオプション(径5mm大)1ショット1,000円。

アキュチップ

シミと呼ばれる状態にはさまざまな種類があり、それぞれの性質・濃さなどによって治療法も異なります。カウンセリングでは、正確な診断から導かれる、お一人お一人のお肌に最適な治療法をご案内します。

是非、ご一読ください。

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2017年5月30日

雑誌『女性セブン』2017年6月8日号 (5月25日発売 掲載ページP132~135)

特集「梅雨入りカウントガウン エアコンにも、ぬいぐるみにも!放置すればアレルギーの原因にも‼布団を干してもダニはいなくならないって本当ですか?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
この時期にカビとともに増えるのがダニ。冬の間休眠していたダニたちが、春に暖かくなって目覚め、湿度の上がる梅雨から夏に向けて活動的になります。この時期、一気に卵を産み、増殖するので、その前にできるだけダニを減らしておきましょう。

室内に多いダニは、ヒョウヒダニやコナダニで、いずれも刺したり吸血することはありません。ただし、死骸やフンがアレルギー性の喘息や鼻炎を引き起こし、直接触れると目や鼻の周り、全身の肌にアレルギー反応が出ます。症状には個人差があるので、原因不明の発疹が出たら、皮膚科に相談をしましょう。
ダニは50℃の熱を20分浴びないと、完全に死滅しません。死骸やフンは人に被害を与えるだけでなく、ダニのエサにもなるので、こまめな掃除機がけや、湿度の上昇に気をつけることがダニ繁殖の予防につながります。
本誌では、普段開けない戸棚などを開けて風通しを良くすることや、布団・エアコン・畳・ぬいぐるみなどの手入れ法、食品の保存方法なども紹介されています。
まずは巻頭の"ダニに好かれる家度"リストでダニが住みやすい環境かチェックしてみましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『VOGUE』2017年7月号 (5月28日発売 掲載ページP98)

特集「永遠のグラマラスたちが語る美の特効薬」に、慶田院長の取材記事が掲載されました。
何歳になっても美しく健康でありたい!古今東西、ほとんどの女性の願いである"永遠の美"の秘訣を紹介する特集です。年齢を超越して輝き続け、国内外で活躍する、40代以上のスーパーモデルや女優、著名人及び医師が、おすすめ&実践している健康かつ美しさを保つ秘訣満載の必読企画です。

【慶田院長の美の秘訣】
ほとんどの臓器とサイトカインやホルモンなどの生体調整物質はアミノ酸がつながってできているので、原料となるタンパク質を積極的にとっています。まず、アンチエイジングは錆びないことが基本です。彩りよく野菜や海藻を食べることに加え還元型コエンザイムQ10、ビタミンA・B2・B6・C・Eのサプリメントと、紫外線だけでなく酸化ストレス全般に強くなるヘリオケアも愛飲しています。また、いつもポジティブであることもストレスに強くなる秘訣です!更年期以降は、ホルモン補充療法を試すかもしれません。

「紫外線など太陽の光、タバコ、精神的ストレス、ハードすぎる運動などは全て『酸化ストレス』として錆びにつながる」ということを、慶田先生は折に触れてスタッフや患者様たちにお話ししています。現代社会では、精神的ストレスは避けることのできないものですが、当院はいつも笑いが絶えない楽しい職場です。院長はジャズダンスで心身のデトックスをしていますし、スタッフも見習って運動習慣をつけています。ワクワクするイベントを企画したり、日常の中で癒しの習慣を取り入れたり、口角を上げてご機嫌に過ごすこともアンチエイジングに役立つ特効薬かもしれません。

是非ご一読ください。

飲む日焼け止め『ヘリオケア』で酸化ストレスに負けない体を手に入れる

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2017年のTV出演情報

日本テレビ『ヒルナンデス』 2017年9月21日(木)OA内容

特集「ヒルナンデス!に伝えたい~水卜アナに教えたいSP~」

いつもは、小島瑠璃子さんが街の女性たちにインタビューをし、レアな口コミ情報を紹介
しているコーナーですが、今回は水卜アナウンサー卒業特別企画。
リニューアルしたクリニックに小島瑠璃子さんがお越しになり、院長と楽しいインタビュ
ートークとなりました。

これまで、木曜日「ヒルナンデス!」で数々の美容・健康に関する食事に関する解説をし
てきた慶田院長が、美のスペシャリストとして紹介され、10月から朝の番組へ出演となる
水卜アナウンサーに「朝のお悩み解決法」をアドバイスさせていただきました。
そんな慶田院長が「水卜アナウンサーに教えたいこととは!?」

●むくみ対策の裏技「むくみ対策ストレッチ」

お顔がむくんだままでは、朝の情報番組の顔にはなれません。顔のむくみといえば、よく
あるのがフェイスマッサージ。でもそれだけでは不十分。局所の顔を揉むよりも、体を動
かして、全身の循環を促した方が、効率良くむくみの改善ができます。
そこで、慶田院長が朝むくんだ顔をスッキリさせる3つのストレッチを紹介しました。

その①腕を回す:上腕を交互に後ろ向きにまわします。肩を後ろに回すイメージで。この
動作は肩回りの筋肉をほぐします。

その②首を回す:胸を張りながら回すのがポイント。

その③肩甲骨を動かす:手のひらを下にして胸の下くらいにおき、肩甲骨を寄せたり広げ
たりします。目線はやや上方向を意識しましょう。

ちょっぴりオードリー春日さんのあの動きに似ています(笑)
このストレッチにより、頭頚部のむくみの元が流れ、血流アップ!目覚めに行うことで、
むくみの原因となる不要な老廃物を排出し、一日を「スッキリ」スタートすることができ
ます。

●これからの水卜アナウンサーにお伝えしたいこと
30代を迎えた水卜アナはこれまでのようにはいかなくなる...というのも30代は神様が与え
てくれた再生能力が落ちてくる時期。女性は40代半ばを過ぎると更年期を迎え、これから
どんどん時間の加速が速まります。慶田院長も正月が明けたら、あっという間に盆が暮れ
ていると感じるほど(笑)。時間の関係で放送はされませんでしたが、「水卜アナの真面目
でストイックな性格と仕事への姿勢を尊敬していますので、だからこそ無理しすぎないで
くださいね。」とお話ししました。また、「美容に関する知識はヒルナンデスで十分すぎ
るほどお勉強されたはずなので、これからは、ハードワークのストレスをリラックスして
解消すること、情報の取捨選択に努めていただきたい」ということもお伝えしました。小
島さんがメッセージを伝えてくださっていると思います。
これからますますハードに過ごされることと思いますが、できるだけ日々の疲れをためず
、健康的に一日をスタートしていただけたらと思います。慶田院長、スタッフ共々、今後
も水卜アナウンサーのご活躍を応援しています。

ぜひみなさまも、目覚めの簡単なストレッチをご参考になさってください。

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日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年8月16日(水)OA内容

特集『プロの使用品覗いちゃうんデス!』

今回初めて水曜コーナに出演しました。特集は、「皮膚科医が教える!日焼けケアアイテム」で、夏のうっかり日焼けに役立つ知識をご紹介しました。
そもそも日焼けとは、太陽光によって皮膚が炎症を起こしている状態です。いわば火傷と同じこと。ヒリヒリするほど炎症を起こしている場合は、すみやかに皮膚科での診察を受けるべきです。ところが、海など外出先から帰ってきた時間では、病院が終わっていることがほとんどですね。
そこで、皮膚科専門医の慶田院長が、日焼けした当日に行うべきアフターケアについて解説しました。

日焼け直後のケアとして、やってはいけないこととは?
1. 日焼け直後のローションパックはNG。
日焼けによって乾燥していると思い、パックをする方も多いかもしれません。しかしパックは成分の浸透率が高く、日焼け直後はその成分が逆に肌の刺激になることがあるためおすすめしません。日焼けは「サンバーン」と呼ばれるようにやけど状態。刺激に敏感になっているので、美容液の成分も肌ダメージにつながる可能性があります。
2.むけてきた表皮をついつい手ではがしてしまうのは、絶対NG!
無理に皮をむくと、二次感染の可能性があります。外部刺激から肌を守るバリア機能がこわれ、外から細菌などが侵入しやすい状態になります。

では、日焼け直後はどうするべきなのでしょうか?
問.うっかり日焼けをして、痛くて眠れないときに飲むと良いのはどっち?
A頭痛薬 B強めのお酒
答.うっかり日焼けをしてじんじんと痛むときは、家庭にある頭痛薬(消炎鎮痛剤)を飲むと症状をやわらげることができます。
ひどい日焼けの場合、体内では炎症が起きています。その炎症によって痛みの原因物質が次々と作られるため、じんじんと痛みを生じます。頭痛薬(消炎鎮痛剤)は、痛み物質の生成を抑制する効果があり、結果的に症状の緩和につながります。ロキソニンなどドラッグストアで手に入りますからいざというときのために覚えておいてくださいね。

是非、ご参考になさってください。

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テレビ東京『なないろ日和!』 2017年8月24日(木)OA内容

特集「キレイな人は○○している」紫外線量は、5月頃から強くなり8月がピークとなります。夏にダメージを受けたお肌やボディは、秋に向けてのケアが必須です。
そこで、暑い夏でもキレイな人の秘密を徹底調査する特集で、リニューアルしたクリニックに人気女芸人のキンタロー。さんがお越しになり、慶田院長が"美白の匠"として自身の美肌ケアを紹介しました。
慶田院長の美白の心がけは『外からの紫外線対策の徹底』と、『食事によるインナービューティー』の2本立て。おろそかになっている方が多いのですが、美肌には栄養面からのアプローチが欠かせません。美肌のために抗酸化作用の高い食材を沢山とることは特に大切です。そのためには色鮮やかなカラフルな野菜をチョイス。トマトの赤、ナスの紫、小松菜の緑などの色の濃い野菜の色素には、高い抗酸化作用があります。

実際に自宅の冷蔵庫から普段用意している常備菜を持参し、野菜を上手にストックするための活用術をご紹介しました。院長のストック野菜の定番は、にんじん、かぼちゃ、オクラ、パプリカ、ブロッコリーなどどれも色が濃く、栄養価の高いものばかり。さらに健康な肌を作る素となるタンパク質を多く含む鳥ささみなどを常備しています。
POINT1. ひと食品毎にまとめる
POINT2. なるべく酸化しないようにみっちり詰めて密封する
POINT3. 固ゆでして下処理をしておく

色の濃い野菜に含まれるリコピンやポリフェノールなどは、抗酸化力の高い栄養素を含み、体の内側から肌のターンオーバーを助け、美肌作りに役立ちます。食事も美肌に欠かせない、重要な要素。診察室で調理というムチャぶりでしたが、常備菜で作ったあえ物は、味もGOOD!と、キンタローさんに喜んでいただきました。

インナービューティーをご紹介したあとは、強い日差しをしっかりガードするために、外側から行うべき紫外線対策について学びましょう。
POINT1.トップスは長袖でなおかつ手の甲を覆うもの
POINT2.ハットはツバの広いもの。日差しの向きに合わせて、ツバの角度を変えられるものだとより良いのでおすすめです。ツバの角度を常に太陽を遮る方向に合わせて調整することができます。

さらに慶田院長のビーチスタイルを、実際にキンタローさんに試着いただきました。手の甲までが隠れる長袖、さらに足の甲も覆うトレンカタイプのスイミングウエア、サングラス、ツバの広い帽子。リゾートを満喫という雰囲気の装いではないものの、これくらいしっかりと日差しを防ぐことができれば、日焼けによる肌トラブルに困ることはなさそうです。この衣類一式は、放送時リゾートで夏休みを過ごしていた院長が実際ビーチで着用しており、その様子はブログでご紹介し、高アクセスとなりました。
老化の8割は太陽光による「光老化」が原因といわれており、年齢を重ねても透明感のある、美しい肌を保つ効果が期待できます。
「美白の匠」として紹介された院長が、実際に体の内側と、外側の両面から紫外線対策を取り入れている具体例が、良くおわかりいただける内容となりました。
秋の行楽も油断できませんので、ぜひご参考になさってくださいね。

是非、ご参考になさってください。

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フジテレビ『その原因、Xにあり!』 2017年7月14日OA内容

「残念!意外と知らない真夏の健康対策SP」にて慶田院長がスタジオ出演いたしました。
身近なお悩みを取り上げ、専門家とともに"その原因"を解明し、どうすれば解決できるかを究明していく番組です。慶田院長は、日本皮膚科学会認定専門医として、この夏知っておくべき、正しい健康対策について解説をしました。

MCは恵俊彰さん、パネラーは里見浩太朗さん、羽田美智子さん、ホラン千秋さん、キムラ緑子さんです。
事前に真夏の健康対策として間違えがちな残念なネタ6つを街頭で200名にインタビュー調査したところ、慶田院長の監修内容が「知らなかったランキング」で1位になりました。雑誌やテレビで啓発活動をしていても、まだまだ一般的には紫外線に関する正しい知識が浸透していないということが判明しました。
まずVTRで慶田院長からクイズです。
問題.夏に朝に食べると残念なものとは?
Aヨーグルト、Bオレンジ、C海苔
里見さんA、ホランさんB、キムラさん・羽田さんCと予想。
キムラさんは海苔が一番ねばねばして、まとわりついて体内に残りそう、ホランさんは、オレンジの皮が厚いので、暑い夏に剥くと汗をかくいてしまって残念...という理由でした。
解説と答.
Aヨーグルト:アルブミンという体温調節をする成分を含み、夏の熱中症予防に効果的。腸内環境を整え、美肌効果も期待できます。
C海苔:ビタミンB群や食物繊維が豊富、グルタミン酸が消化機能を助け、食欲を増進。夏の暑さで弱った胃腸におすすめです。
残るはB、夏の朝に食べると残念なのは、オレンジです。
しかし、オレンジはビタミンC、カリウムなどを多く含んだ優れた食材のはず。なぜ夏の朝食に食べることが残念なのでしょうか?
その理由は、オレンジやグレープフルーツなど、いくつかの柑橘類に含まれる「ソラレン」という成分。ソラレンは光毒性物質の一種で、簡単に言うと紫外線を体に多く吸収させてしまう成分で、主に柑橘類の実や皮に含まれます。詳しく言うと、ソラレンは長波長の紫外線を吸収することで励起状態になり、基底状態に戻るときに、一重項酸素、スーパーオキシド、ヒドロキシラジカルなどの活性酸素を発生させ、細胞を傷害してしまうのです。この辺りは難解なのでテレビでは省略しています。食品摂取から2時間後には全身に行き渡り、紫外線を吸収しやすく、害が生じやすい状態になってしまうのです。さらに恐ろしいことに、この効果は7時間持続します。例えば、朝7時に朝食でオレンジなどソラレンを含む食材を食べた場合、9時に外出する頃には体が紫外線を吸収しやすくなり、最も日差しが強い時間もずっとその効果が続くということ。特に夏は、紫外線が強い季節。紫外線を多く吸収することの問題は、シミだけではありません。アメリカで20年以上にわたって、10万人を対象とした研究では、皮膚がんのリスクを高めてしまうという論文がでています。それによると、朝習慣的にオレンジやグレープフルーツを摂取した人は、そうでない人と比べ、36%も皮膚がんのリスクが高まっています。

このソラレンを含む主な食材は、オレンジ・グレープフルーツ・レモンなどの柑橘類。
実は、このソラレンを含む食材は柑橘類以外にもあります。特に気を付けたい食材は、セロリ・パセリ・パクチーなど主にセリ科の食材です。
もう一点気を付けたいことは、ソラレンは食べるだけでなく、皮膚についてもNGということ。皮を剥いたり、果汁が飛んだりして皮膚に付着した場合は、水で流した程度ではなかなか落ちません。石鹸などでよく洗うように心がけましょう。
古代エジプトでは、こういった食品をすりつぶして肌にのせたり、食べたりして、あえて日に当たり、皮膚病を治す民間療法もあったようです。医療の世界では合成のソラレンを白斑や円形脱毛症の幹部に塗ってUVAを照射し免疫調整を図るという「PUVA療法」が10年ほど前までは皮膚科で行われていましたが、現在ではより安全性の高い「ナローバンドUVB照射」に置き換わっています。

柑橘類やセリ科の野菜類はビタミン類、カリウムなどが豊富で優れた食材です。大切なことは、食べるタイミングを考えることです。7時間で吸収し代謝されることを考慮すると、夕方以降に食べれば、問題ないといえるでしょう。夕飯に食べることで、柑橘類、セリ科などの食材に含まれるプラスの栄養分を効率よく摂ることができます。

ソラレンを気にすることなく朝食におすすめの食材は、リンゴ、バナナ、ベリー系の食材。夏の定番スイカにはトマトに含まれるリコピンが豊富で、こちらもとくにおすすめです。

ソラレンを多く含む食材は、食べる時間を変えて、上手に夏を乗り切ってみてくださいね。
ぜひ、参考になさってください。

テレビ東京『なないろ日和!』 2017年7月6日(9:28~11:13)OA

特集「3人に達人に学ぶ。紫外線の正しい知識と対策」

慶田院長が紫外線対策の達人として、VTRとスタジオ生放送に出演しました。
シミやシワ...これら肌の大敵といえば紫外線。4月頃から徐々に増え、紫外線は7月~8月が最も強といわれています。紫外線量が強く、日照時間も長い、正に今が、最も対策が必要な時期といえます。太陽光は上から降りそそぐだけでなく、下からも反射しています。紫外線量は、紫外線量の強さと時間の掛け算で決まります。つまり、紫外線量の少ない曇りの日でも、長時間日に当たっていれば、晴れの日に短時間外出したのと同様の影響があるといえます。弱火でじっくり焼くか、強火で短時間焼くのかの違いに似ていますね。結果的にどちらも日焼けしてしまうと心得ましょう。もちろん、「発ガン」という観点では、リゾート地などの強い紫外線がリスクは高くなります。DNAにつく傷の数が多いため修復が間に合わなくなる可能性が強くなるからです。

紫外線にはどのような悪影響があるのでしょうか?
太陽から降りそそぐ光は、主に外に露出している肌と目の老化現象を引き起こします。これらを「光老化」と呼びます。太陽の光を無防備に浴びることで、強い作用を起こすのは、主に紫外線A波、B波。波長の短いB波は、主に肌表面(表皮)の細胞を傷つけることで、シミやイボの原因になり、長期的には皮膚がんのリスクも高めます。一方波長の長いA波は肌の深く(真皮)まで到達し、エラスチン線維・コラーゲン線維などを破壊することで、シワとたるみを引き起こしてしまいます。
肌の美しさのためだけでなく、将来的な皮膚がんの予防のためにも光対策が重要です。

では、目に対してどのような影響を与えるのでしょうか?
無防備に紫外線を浴びることで、白内障、加齢黄斑変性などの眼病を引き起こす恐れがあり、失明など重篤な障害になることがあります。
目のために、紫外線やブルーライトを効率的にカットすることが有効です。対策としては、サングラスを活用すると良いでしょう。

<紫外線対策クイズ>
問題1:
次の4つの野菜や果物のうち、紫外線対策のために朝食で積極的にとるべき食品はなんでしょう?
Aセロリ、Bイチジク、Cトマト、Eオレンジ
正解:
Cトマト
トマトはβカロテン、リコピンなど抗酸化作用が高い成分が豊富。夏の朝に食べることで、からだの中から紫外線への抵抗力を高める効果が期待できます。
スイカもトマト同様にリコピンが豊富なので、夏に一押し食材です。

問題2:
紫外線対策のために、朝摂取すると逆効果になるものはどれでしょうか?
Aリンゴ、Bキャベツ、Cパクチー、E大根
正解:
Cパクチー
果物や野菜の一部には、光毒性物質といわれる「ソラレン」を多く含むものがあります。朝に大量に食べると、2時間位で体内に吸収され、紫外線の害を高めてしまうことがわかっています。ソラレンを多く含む食品は、レモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類、セロリ、パセリ、パクチーなどがあります。これらを朝にたくさん食べるのは避け、夕方以降にとるようにしましょう。

問題3:
サングラスは、色が濃いほど紫外線をカットする?〇か×か。
正解:
×
レンズの色の濃さと、紫外線のカット量はほとんど関係しません。そのレンズに紫外線カットの機能がどの位あるかを確認してから、買うようにしましょう。

問題4:
次の繊維のうち、紫外線カット効果が高いのはどれでしょうか?
Aシルク、B綿、Cナイロン、Dポリエステル
正解:
紫外線カット率はAシルク66.7%、B綿69.8%、Cナイロン66.7%、Dポリエステル86.5%ということで、同じ条件の厚さ、色、織り方の場合正解はDポリエステルとなります。その他の生地でも厚みがあり、密に織られたものは紫外線カット率が高く、また、色が濃い素材の方は紫外線カット効果が高くなります。最近では、薄く涼しい素材でもUVカット効果がある素材もでています。これからは生地の厚さや、UVカット加工にも注目して選びましょう。ちなみに、線維にはUPFという指標が表記されています。化粧品類のSPFと似た意味で、紫外線のカット力の目安になります。

日焼け止めなどの化粧品には紫外線防御能を示すっ数値が記載されています。SPFはシミやそばかす、皮膚がんの原因となる紫外線B波をカットする指数です。皮膚が赤くなるまでの時間を何倍延長できるかを表します。日焼けによるひりひりする症状もB波によるもの。一方PAは、肌の深部に到達し、シワやたるみなどを招くA波を防止する効果を指数化したもので、+~++++の4段階あります。夏は最高値の++++を選ぶようにしましょう。
日焼け止めを塗り、衣類で防御し、食べ物にも意識を向けながら楽しい夏をお過ごしくださいね。ぜひご参考になさってください。

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日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年6月29日OA内容をご紹介します。

「ヒルンナンデス!に教えたい!美容&健康法」
美容と健康に意識の高い女性たちは、どんなこだわりを持っているのでしょうか?ヒルナンデス!にだけ教える口コミ情報を深掘り調査する新コーナーの第一弾です。今回は、小島瑠璃子さんが、巣鴨で街頭インタビュー。巣鴨マダムの間で話題の美容法について、慶田院長が解説しました

〈甘酒〉
最近では甘酒専門店も登場し、めずらしい様々なフレーバーの甘酒がありお取り寄せでも人気になっています。
甘酒は"飲む点滴"ともいわれ、食物繊維とオリゴ糖が豊富。便秘改善効果が期待できます。
また、コウジに含まれるコウジ酸は、メラニン生成を抑制しシミ・ソバカスを予防しますから女性にはうれしい食品です。

〈白湯〉
体温より少し高い、40℃の白湯を朝晩飲むことで肌荒れが解消されたという女性のインタビューがありました。美容効果はあるのでしょうか?
朝一番にお水を飲むと良いと、昔から言われていますが、冷水ですと一気に体温が下がってしまいます。飲み物として常温からぬるめの白湯を飲むことで、体温が上がりやすくなり基礎代謝アップが期待できます。循環改善などの複合的な作用で肌荒れの予防に役立つ可能性があります。

<サルノコシカケ茶>
キノコの一種サルノコシカケを粉末にしたお茶を愛飲されているマダムが紹介されました。漢方では霊芝(れいし)として有名な成分ですね。βグルカンという免疫力を高めるとされる成分が豊富ですから、風邪予防などに良さそうです。

〈スギナ茶〉
土筆に似たスギナという植物のお茶も紹介されました。ミネラル豊富で健康な髪に良さそうです。

〈味噌汁にお酢〉
毎日のお味噌汁にお酢を加えているという方がいらっしゃいました。酢に含まれるクエン酸には疲労物質である乳酸を分解する効果と抗酸化作用があります。味噌にはタンパク質、イソフラボン、ビタミンE、リノール酸、ビタミンB群が含まれ美肌効果が高い食材。この二つの組み合わせは女性に特におすすめです。慶田院長も酢味噌と魚介類、分葱(わけぎ)を和えた「ヌタ」が好物とか。〈食べる米ぬか〉
精米するときに廃棄されてしまう米ぬかには、ビタミンB2、B6、食物繊維、ポリフェノールの一種γ‐オリザノールが含まれる美肌食材。これらは米油にも豊富なので慶田院長は炒め油には米油とオリーブ油を愛用されているそうです。最近は米ぬかを使ったレシピなども紹介され話題ですね。ヨーグルトに混ぜると腸内環境も改善するのでおすすめです。

健康で健やかな肌のためには、栄養や睡眠といったインナーケアが欠かせません。特に夏は食も偏りがちです。ご参考になさってください。

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日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年6月22日OA内容

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年6月22日OA内容をご紹介します。
「便利グッズを探せ!即買いバトル!」
『渋谷LOFT』の便利グッズを紹介する企画で、慶田院長がアロマと睡眠や健康の関係について解説をしました。
安眠は健康の基本であることは間違いないですが、その理由は何でしょう。実は、眠っている間に、成長ホルモンやコルチゾールなど色々なホルモンが分泌され、私たちの体の再生や修復に役立っています。質の良い睡眠がたっぷりとれると、これらのホルモン分泌が促進され、疲労回復はもちろん、お肌の老化防止にもつながると言われています。

Q.アロマというと何となく安眠に良い気がしますが、実際のところどうなのでしょうか?
A.アロマオイルの香りは、安眠効果が期待できます。人間の感じる五感のうち、嗅覚が最も脳にダイレクトに刺激を与えると言われています。実際、薬学領域では、アロマと脳機能の関係に関する研究が進み、感情・情動や記憶、自律神経の調整など多彩な効果が実証されてきています。ある特定の香りを嗅ぐと、思い出が鮮明に蘇るというご経験もあるのではないでしょうか?
そのため、寝る前にアロマオイルのようなリラックスできる香りを嗅ぐと、副交感神経が優位になり、安眠効果が高まると考えられます。もちろん、精油によっては反対に覚醒し眠気が飛んでしまうものもありますので、購入前に十分吟味してくださいね。
放送ではお伝えできませんでしたが、安眠効果のあるとされる精油は、ラベンダー、カモミールローマン、スイートオレンジ、ネロリ、ベルガモット、マジョラム、クラリセージなどです。クラリセージは月経痛やPMSにも効果があると言われていますが、子宮収縮に働くので、妊娠中の使用はお避け下さい。
銀座ケイスキンクリニックでは、院内にアロマディフューザーでラベンダーやオレンジなどの香りを漂わせ、患者様が少しでもリラックスしていただけるようにしてお迎えしています。アロマオイルの効能は、精油の特性に加え、「自分好みの香りであること」も重要です。実際に嗅いでみて、「癒されるな、好きだな」とお感じになるアロマオイルを選んでくださいね。

ストレスは、自律神経に影響し、肌代謝を乱して直接肌へ悪い影響を与えることがあります。最近では、ブルーライトが脳のストレスになるメカニズムもわかっています。目からの刺激で脳が興奮状態になり、睡眠の質が落ちることも。
美肌のためには、栄養や睡眠といったインナーケアがとっても重要。睡眠は肌の修復をする大切な時間です。良質な睡眠をとるようにこころがけましょう。

是非、ご参考になさってください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2017年5月11日(木)OA

「あの人のキレイを手に入れたい!ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)の美肌とスリムの秘密 徹底検証ツアー」
‟ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)"こと関ジャニ∞横山裕さんは、食いしん坊なのになぜスリムで美肌なのか?前回(2017年11月放映)では、YOKKOさんが普段プライベートで食べているファミレスのメニューを解説しました。サラダ、オニオングラタンスープ、ステーキを選択し、まずサラダから食べ始めるというベジタブルファーストを実践。実は高タンパクで太りにくいステーキをチョイスし、やはり医師も認める◎のナチュラルビューティーとお墨付きとなりました。いつもはVTRでのコメント解説だった慶田院長が、サプライズでロケ現場に登場し、実際に横山さんの食事内容みて生解説をしたこともあって大好評の放送となりました。
今回のテーマは朝食ビュッフェ。またまたYOKKOさんの美肌の秘密を発見!?さらに美肌の対敵!まさかのNGメニューも紹介しています。慶田院長が皮膚や美容の専門家として、ご出演の小倉優子さん、小島瑠璃子さん、水卜麻美アナウンサーのお食事についても解説をしています。人気企画は第六弾となりました。

〈西武渋谷店 セイブキレイ ステーション渋谷にて〉
まずは、食前に恒例の肌状態のチェックから。
ここでわかるのは、しわや毛穴の数など10項目。そのなかで特に光老化がどれだけ進んでいるかがわかる項目は、肌の明るさ(透明感)と、シミの面積です。顕在シミ面積は既にシミになっている面積、潜在シミ面積はこれからシミになる予備軍の面積をあらわします。
前回の肌チェックで既にYOKKOさんの肌は、科学的にも透明感が高いことが証明されています。
その前にクエスチョン問題です。
Q. シミができたり、くすんだりする肌老化の最も大きな原因とは何でしょうか?
お肌の老化原因の約80%を占めているといわれているのは「"?"」老化。
A.「"光"」老化
加齢などによる肌老化は約20%程度で、実はその80%を占める最大の原因はどれだけ太陽の光を浴びたか。極端にいえば、太陽の光を全く浴びなければ、肌の老化の進行を約1/5に抑えられることになります。太陽の光の中でも、最も肌に影響を与えるのが「紫外線」。5~6月は一年のうち最も紫外線量が多いと言われています。
Q.日光浴がからだに良いとも聞きますが、これはどうなのでしょうか?
A. あえてする必要なし。
太陽の光を浴びることで、体内でもビタミンDが生成されます。ところが、1日に必要な必要なビタミンDは、手のひらを5~10分太陽光に当てるだけでも十分。日本で普通に暮らしている方なら、わざわざ日光浴をする必要はありません。

ではゲストの方々の肌チェック結果を見てまいりましょう。
●小島瑠璃子さん:23歳
海外でも日焼け対策は、ほとんどしないとのこと。半年くらい前から睡眠をとらないと、翌日肌にポツポツができるようになり、10代の時と違って治るのに時間がかかることもお悩み。
肌の明るさ:測定値67(同年齢の平均値72)、肌年齢は実年齢より9歳高い32歳。
顕在しみ面積:測定値21(同年齢の平均値33)、肌年齢19歳。
潜在しみ面積:測定値9(同年齢の平均値3)、肌年齢40歳。
肌の中のしみ予備軍が多い傾向がわかり、光老化がだいぶ進行している恐れが。さらに毛穴数が平均値の4倍以上。毛穴は乾燥や紫外線の光老化の影響と考えられます。

●小倉優子さん:33歳
昨年11月に出産をした小倉さんは、これまで紫外線対策をしっかりしてきたものの、産後の肌と、グラビア撮影で若いころビーチで紫外線をたくさん浴びてきたことが心配とのこと。
肌の明るさ:測定値66(同年齢の平均値66)、34歳。
顕在しみ面積:測定値12(同年齢の平均値77)、肌年齢22歳。
潜在しみ面積:測定値2(同年齢の平均値6)、肌年齢22歳。
顕在しみ面積、潜在しみ面積ともに何と実年齢より10歳下。日焼け止めなどの紫外線対策をしっかりしてきたことが、良い結果となりました。

では、紫外線を浴びすぎるとどうなるのでしょうか?
たいめいけん茂木シェフがファンケル銀座スクエアで、お肌のカウンセリングを受けました。海と週2~3回の日焼けサロン通いでマホガニーレベルに真っ黒です!
肌の透明感スコアが100点満点中10点、肌のターンオーバーが落ち、できてしまったしみの元が肌に残りやすい状態という結果に。やはり、日焼けしていることで、あまり良い結果はでませんでした。

■ホテルグレイスリー ボンサルーテにて
毎朝、和食・洋食を中心に約100種類のメニューが並ぶ、女性に人気の朝食ビュッフェです。
光老化対策には、特に外出前に食べる朝食が大切です。各々が普段食べている食事をビュッフェから選び、慶田院長がすべてのメニューを100点満点で採点しました。中には光老化を進行させる恐れがある、マイナス得点のNGメニューもあります。さて、どんなメニューを選んだのでしょうか。食べる順に解説しています。

●小倉優子さんが選んだ朝食メニュー
グリーンスムージー、ヨーグルト+はちみつ&アーモンド、フルーツ(グレープフルーツ、キウイフルーツ、パイナップル)、フレンチトースト、チョコデニッシュ、カプチーノ

〈グリーンスムージー〉
最初にとるのは、グリーンスムージー。ベジタブルファーストにすることで、血糖値の上昇が緩やかになり、同じカロリーを摂っても太りにくくなります。

〈ヨーグルト+はちみつ&アーモンド〉美肌ポイント95点
2番目に食べるのは、ヨーグルトは腸内環境を整え、ナッツはビタミンEが豊富です。たんぱく質が多く、肌に潤いを与えるメニュー。ヨーグルトの美肌ポイント80点+アーモンド15点の95点で、ほぼ満点の美肌コラボメニューです。

〈チョコデニッシュ〉美肌ポイント60点、〈カプチーノ〉美肌ポイント70点
フルーツやフレンチトーストを食べたあと、最後に甘いチョコデニッシュと食後のコーヒー。チョコレートやコーヒーにはポリフェノールが豊富に含まれ、抗酸化作用が期待できるので朝食に良い組み合わせです。

小倉さんは、日常的に甘酒や発酵食品を積極的に取り入れているとのこと。甘酒の酒粕には、美肌成分のコウジ酸がたっぷり含まれ、肌の活性化が期待できます。市販の甘酒は、加糖されていますが、自分で作ると米の甘味だけなので、よりおすすめです。食べる順番を考え、からだに良いものを意識して選んでいる印象です。
良いことばかりかと思いきや、ここで慶田先生から警告です!
「小倉さんのブログによると、毎日キウイフルーツを食べているようですね。実はこれ危険なんです!キウイフルーツはビタミンCを多く摂れる反面、紫外線の害を受けやすくするソラレンという物質を多く含んでいます。夜なら良いのですが、これから紫外線を浴びる朝に食べるのはNGです。グレープフルーツ、ブロッコリーの茎、パセリなどもソラレンを多く含むためグリーンスムージーも朝食べると光老化を進行させる可能性があります。」

「その他にレモン、オレンジなどのなどの柑橘類、野菜ではパクチー、キュウリ、セロリなどのソラレンを多く含み、同様の理由で朝食ではさけていただきたい食材です。
ビタミン類などからだに良い栄養素を含む食品ですが、朝、召し上がるのはちょっとご注意ください!」
美容に良かれと思って、敢えて朝食で摂っていた食材が、まさかのNGだった事実に驚愕していらっしゃいましたが、これからは夕食で食べるように注意いただけるとのこと、美肌が守られて安心です。朝ごはんの後にお子さんを幼稚園に送迎される若いママさんや、アウトドアのスポーツをされる方は特にご注意くださいね。

●小島瑠璃子さんが選んだ朝食メニュー
もずく酢、トマトソースのオムレツ、ヨーグルト(ブルーベリー)、おかゆ+しらす、水、

〈もずく酢〉美肌ポイント75点
もずく酢はお腹の中をキレイにする効果があります。また、一番初めに海藻類を食べることは、糖質・脂質の吸収を穏やかにして太りにくくする効果もありGoodです。。

〈トマトソースのオムレツ〉美肌ポイント95点
卵は抗酸化作用の高いビタミンEとタンパク質豊富なので、オムレツの美肌ポイントは80点、そこにリコピン豊富なトマトソースが加わることで抗酸化効果がアップし+15点、トータル95点の高評価です。光老化対策におすすめのメニューです。

〈ヨーグルト+ブルーベリー〉美肌ポイント95点
ヨーグルトは、良質タンパク質で腸内と境を整える乳酸菌がたっぷり含まれています。最近の研究では、お肌の乾燥にも良いことがわかってきている食品で、美肌ポイントは80点。しかもブルーベリーソースのトッピングが加わることで美肌ポイントがプラス15点。ブルーベリーは抗酸化作用の高いアントシアニンが豊富で光老化対策にバッチリです。

〈おかゆ+しらす〉美肌ポイント80点
おかゆは消化が良く、特に食べ過ぎた翌日の胃腸が疲れている時などにおすすめです。低カロリーでもあり、美肌ポイントは65点。美肌を意識した訳ではないようですが、たまたまのせたしらすが15ポイントで、トータル80点。

普段食べている朝食は、なかなかの高ポイントですが、肌年齢40歳の原因はどこにあるのでしょうか?
ここで慶田院長から警告ビデオレターです!
「小島さんの『夏女」ブログ拝見しました。ダイビングが趣味ということで、健康的でとても良いのですが、『光老化対策」という点では無防備過ぎます。また、スタッフさんから聞いたところによると、小島さんは日焼け対策よりも、むしろキレイに焼く努力をしていて、半袖よりノースリーブを着ているとのこと。1日に10分素肌に紫外線を浴びると、20歳でシミが出始めるといわれています。お肌の曲がり角は20歳!とっくに過ぎています。」
食べ物というより、日焼け対策を怠る生活習慣に問題ありという結果でした。

●水卜麻美アナウンサー
ゴーヤチャンプルー、雑穀米+塩昆布&しらす、オムレツ、豆腐、納豆、コーヒー

美肌に定評のある水卜さんは今回のメニュー内で最高得点のゴーヤチャンプルーもしっかりチョイスしています。お家では、玄米と雑穀を混ぜて炊いていて、塩昆布としらすを加えるのがお気に入り。豆腐や豆腐食品は毎日食べるメニュー。ゴーヤチャンプルーは大好きで、夏に良く食べるそうです。オムレツは余計な調味料を加えず、塩・コショウのみのシンプルな味付け。夜は飲み過ぎたり、ラーメンを食べたりした分、翌日の朝食で取り返すためのメニューなんだそうです。

〈ゴーヤチャンプルー〉美肌ポイント95点
野菜が好きなので、まずはゴーヤチャンプルーから。食べ方にもこだわりがあり、常にベジタブルファーストとのこと。お腹がすいているときに野菜から食べると、よりおいしく感じ、薄味でも満足感が得られ慶田先生もおすすめです。一品で美肌ポイント95点と優秀メニュー。その秘密は、ゴーヤは抗酸化作用の高いビタミンCとβカロテンがたっぷり含まれているから。しかもゴーヤのビタミンCは過熱してもビタミンが壊れにくいため、光老化対策にピッタリです。
他にもパプリカ、ピーマン、おくらなども光老化対策におすすめの食材です。

〈雑穀米+塩昆布&しらす)〉美肌ポイント80点
雑穀米は肌の生まれ変わりをサポートするビタミンB群、光老化対策に役立つ抗酸化作用が高いビタミンEをたっぷり含んでいます。しらすはタンパク質が多く、低脂肪で美肌にもGood!

〈豆腐、納豆〉美肌ポイント85点
水卜アナウンサーが毎日食べるという豆腐や納豆は、大豆イソフラボンが豊富です。特に納豆は腸内環境のためにも優秀な発酵食品です。

その他も〈オムレツ〉美肌ポイント80点、〈コーヒー〉美肌ポイント70点。と、高ポイント連発。そんな水卜アナウンサーも肌が荒れる時期があるそうです。それは、年末年始の特別番組収録が立て込むアナウンス部が特に忙しい時期。毎年恒例の残業続きで1~2週間ラーメンなど中華料理の出前が続き、必ず肌が荒れるとのこと。その分普段は悪い油をとらないように注意しているのだとか。

慶田院長も前々からお肌がとってもキレイだと思っていた水卜アナウンサーですが、やはり美肌効果の高い朝食を選んでいます。もし、少し体形を気にされるなら、ビタミンB群を消費してしまうお酒と、夜のお食事もちょっと気を付けるといいですね。睡眠不足もターンオーバーを悪化し、美肌の大敵です。

●YOKKOさん
だし巻き玉子、鮭の味噌焼き、ナスのおろし和え、ヨーグルト+ブルーベリー、ベーコン
普段は朝食をとらないYOKKOさんは、ここでは仕事先での朝食を選んでいます。
いつもは、11時くらいに焼き鳥5本と玉子スープを食べるYOKKOさん。
これについて慶田先生は、焼き鳥は美肌に良いビタミンB群が豊富で、卵はビタミンEとタンパク質をたっぷり含んでいるのでなかなか良い組み合わせ。これにお好きなほうれん草で野菜を組み合わせたら完璧とコメントしました。
仕事先では何も気にせず、ケータリングなどがあれば、自身の好きなものだけパッと選んで食べるスタイル。ところがこれこそが、美肌の秘密がつまったセレクトだったのです!

〈だし巻き玉子〉美肌ポイント80点
大好きな物をパクパクと口いっぱいに入れて食べるYOKKOさん。これはさすがに食べるのが早過ぎますが、だし巻き玉子はオムレツと同じくビタミンEと、良質なタンパク質が豊富で光老化対策にぴったり。高得点メニューです。
ここから‟ナチュラルビューティーYOKKOさんの本領発揮です!

〈鮭の味噌焼き〉美肌ポイント90点
鮭があったら2~3切れ食べるというYOKKOさん。オレンジ色は抗酸化作用の高い証。アスタキサンチンが沢山含まれ、美肌食材の代表格です。

〈ナスのおろし和え〉美肌ポイント90点
ナスの皮の紫色の部分にはポリフェノールが豊富、皮ごと食べるのが◎。ナスのように皮に色素が多いものは、そこに大事な成分がたっぷり入っています。素揚げしているので、栄養素を吸収しやすいうえ、大根おろしとあわせているのでヘルシーです。

〈ベーコン〉美肌ポイント70点
ビタミンB1、タンパク質が豊富。活力を出したい朝に最適な食材です。

〈ヨーグルト+ブルーベリー〉美肌ポイント95点
ブルーベリーも大好きなYOKKOさん。ヨーグルト+ブルーベリーという高得点コラボのメニューもしっかりおさえています!

YOKKOさんは、好きで選んだメニューが全て高得点!
タンパク質がたっぷりで、糖質がほとんど含まれていません。スリム体形維持のためにも、光老化対策のためにも素晴らしい朝食です。
自然に美しくなるメニューを選んでいて、今回もさすが‟ナチュラルビューティーYOKKO"の名にふさわしい結果となりました。

ぜひ、ご参考になさってください。

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テレビ東京『なないろ日和!』 2017年1月16日OA内容

特集「"あなたの乾燥肌対策は大丈夫?"お悩み解決!」

薬丸裕英さん、香坂みゆきさんが司会の情報番組に慶田院長がVTR出演しました。

冬は乾燥に悩まされる季節です。特に暖房が効いた部屋は空気が乾いています。すぐにできる解消方法は部屋の加湿や、肌の保湿ですね。みなさんの乾燥対策はいかがでしょうか?もしかしたら、間違った乾燥対策をされているかも知れません。

そもそも、なぜ冬はこんなに乾燥するのでしょうか?それには日本の西高東低の地形が関係しています。冬型の大気は、日本海側から太平洋側に流れます。水蒸気を含んだ北西の風が雨雲となって日本海側で雪を降らし、乾いた空気が太平洋側に流れてくるため。

乾燥すると、肌の角層のキメの状態が悪化し、ガサガサとした見た目になります。症状として粉をふいてカサカサしたり、痒みやツッパリ感がでてきます。

大気が乾燥すると、もともと肌が抱えていた水分が蒸発しやすい状態になります。角層の水分量が低下すると、肌のバリア機能も低下します。そこで、室内では加湿器などを使用して湿度を60~65%にキープし、乾燥を予防する環境を整えることが必要です。

ただ、加湿の仕方も大切です。温度が低いと、空気が抱えられる水分量が減ってしまします。肌温度のキープのためにも、ある程度室温はあげましょう。


では、普段の肌のお手入れはどうしたら良いのでしょうか?

お肌のケアの基本は「睡眠」、「食事」、「保湿」の3つ。優しく洗浄した後は、十分な保湿を心がけましょう。そして、インナーケアも大切です。健康な肌を育むために栄養バランスの取れた食事、質のよい睡眠をとりましょう。

乾燥を防ぐためにお風呂の入り方にも注意しましょう。熱すぎるお風呂に長時間入ると、角質細胞間脂質から脂質が溶け出してしまします。角質細胞間脂質は、角質の細胞同士を結びつけている脂質のことで、水を抱えつつ細胞同士をぴったりとくっつけ、水を漏らさない緻密なバリアとなって肌を守ります。逆にこのバリア機能が弱まると乾燥肌になったり、外部刺激を受けやすい肌状態に。皮膚のためには41℃位までのお湯が理想です。

ぜひ、ご参考になさってください。

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日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年1月12日OA内容

日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年1月12日OA内容をご紹介します。
「女の手作りクッキング!このごはん誰が作ったの?新婚夫婦 愛の食卓SP」

大人気の「誰ごはんコーナー」は、今回で第10弾となりました。平愛梨さんのご婚約をお祝いしての(!?)新婚さんスペシャルです。

2017年も医学博士の慶田院長が、美容と健康に良いお食事の解説をいたします。

押切もえさん

メニュー1:砂肝ときのこの炒め物。

低脂肪高たんぱくな砂肝と、食物繊維が豊富で低カロリーなきのこの組み合わせは、スリム多型維持にピッタリです。

メニュー2:ブロッコリーのホットサラダ。

ブロッコリーはβカロテンやビタミンCが豊富で抗酸化作用が高く、美肌効果が期待できる野菜です。また、野菜を温めて食べることは、体を冷やさず、冬場の冷え対策にも最適。

美肌にも冷え対策にも気を配ったモデルさんらしいメニューです。スポーツ選手の旦那様にも喜ばれること間違いなし!ですね。


MAXのNANAさん

メニュー1:サーモンのカルパッチョ

見た目にも鮮やかなサーモンの色の正体は、アスタキサンチン。アスタキサンチンはとても抗酸化作用が高く、美肌効果の高い成分です。

付け合わせの玉ねぎの辛み成分硫化アリルは、消化液の分泌を高める作用があります。この成分は過熱によって壊れてしまうので、NANAさんのように生でいただくのがおすすめです。

ピンクペッパーやケッパーが美しく添えられ、見て良し、食べて良しのメニューですね。


やしろ優さん

メニュー1:大根を使ったダイエットカレー

カレーは豚バラ肉、玉ねぎ、ナス、じゃがいも、レンコンを使った一般的なものですが、ごはんのかわりに大根を使う点がオリジナル。みじん切りにした大根をレンジで2分ほど加熱して、カレーに添えます。大根を使うことでカロリーは、白米の1/9程に抑えられます。

大根はカリウムが豊富で、むくみを予防する効果が高い食材です。低カロリーで健康的なのは間違いありませんが、スタジオで試食した様子だと、お味は...ごはんのようにはいかないようですね。

新婚さんSPは、ご自身の美容・健康と、ご主人への思いやりがつまったメニューですね。ぜひ、ご参考になさってください。

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日本テレビ『ヒルナンデス』 2017年5月11日(木)OA

「あの人のキレイを手に入れたい!ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)の美肌とスリムの秘密 徹底検証ツアー」
‟ナチュラルビューティーYOKKO(ヨッコー)"こと関ジャニ∞横山裕さんは、食いしん坊なのになぜスリムで美肌なのか?前回(2017年11月放映)では、YOKKOさんが普段プライベートで食べているファミレスのメニューを解説しました。サラダ、オニオングラタンスープ、ステーキを選択し、まずサラダから食べ始めるというベジタブルファーストを実践。実は高タンパクで太りにくいステーキをチョイスし、やはり医師も認める◎のナチュラルビューティーとお墨付きとなりました。いつもはVTRでのコメント解説だった慶田院長が、サプライズでロケ現場に登場し、実際に横山さんの食事内容みて生解説をしたこともあって大好評の放送となりました。
今回のテーマは朝食ビュッフェ。またまたYOKKOさんの美肌の秘密を発見!?さらに美肌の対敵!まさかのNGメニューも紹介しています。慶田院長が皮膚や美容の専門家として、ご出演の小倉優子さん、小島瑠璃子さん、水卜麻美アナウンサーのお食事についても解説をしています。人気企画は第六弾となりました。

〈西武渋谷店 セイブキレイ ステーション渋谷にて〉
まずは、食前に恒例の肌状態のチェックから。
ここでわかるのは、しわや毛穴の数など10項目。そのなかで特に光老化がどれだけ進んでいるかがわかる項目は、肌の明るさ(透明感)と、シミの面積です。顕在シミ面積は既にシミになっている面積、潜在シミ面積はこれからシミになる予備軍の面積をあらわします。
前回の肌チェックで既にYOKKOさんの肌は、科学的にも透明感が高いことが証明されています。
その前にクエスチョン問題です。
Q. シミができたり、くすんだりする肌老化の最も大きな原因とは何でしょうか?
お肌の老化原因の約80%を占めているといわれているのは「"?"」老化。
A.「"光"」老化
加齢などによる肌老化は約20%程度で、実はその80%を占める最大の原因はどれだけ太陽の光を浴びたか。極端にいえば、太陽の光を全く浴びなければ、肌の老化の進行を約1/5に抑えられることになります。太陽の光の中でも、最も肌に影響を与えるのが「紫外線」。5~6月は一年のうち最も紫外線量が多いと言われています。
Q.日光浴がからだに良いとも聞きますが、これはどうなのでしょうか?
A. あえてする必要なし。
太陽の光を浴びることで、体内でもビタミンDが生成されます。ところが、1日に必要な必要なビタミンDは、手のひらを5~10分太陽光に当てるだけでも十分。日本で普通に暮らしている方なら、わざわざ日光浴をする必要はありません。

ではゲストの方々の肌チェック結果を見てまいりましょう。
●小島瑠璃子さん:23歳
海外でも日焼け対策は、ほとんどしないとのこと。半年くらい前から睡眠をとらないと、翌日肌にポツポツができるようになり、10代の時と違って治るのに時間がかかることもお悩み。
肌の明るさ:測定値67(同年齢の平均値72)、肌年齢は実年齢より9歳高い32歳。
顕在しみ面積:測定値21(同年齢の平均値33)、肌年齢19歳。
潜在しみ面積:測定値9(同年齢の平均値3)、肌年齢40歳。
肌の中のしみ予備軍が多い傾向がわかり、光老化がだいぶ進行している恐れが。さらに毛穴数が平均値の4倍以上。毛穴は乾燥や紫外線の光老化の影響と考えられます。

●小倉優子さん:33歳
昨年11月に出産をした小倉さんは、これまで紫外線対策をしっかりしてきたものの、産後の肌と、グラビア撮影で若いころビーチで紫外線をたくさん浴びてきたことが心配とのこと。
肌の明るさ:測定値66(同年齢の平均値66)、34歳。
顕在しみ面積:測定値12(同年齢の平均値77)、肌年齢22歳。
潜在しみ面積:測定値2(同年齢の平均値6)、肌年齢22歳。
顕在しみ面積、潜在しみ面積ともに何と実年齢より10歳下。日焼け止めなどの紫外線対策をしっかりしてきたことが、良い結果となりました。

では、紫外線を浴びすぎるとどうなるのでしょうか?
たいめいけん茂木シェフがファンケル銀座スクエアで、お肌のカウンセリングを受けました。海と週2~3回の日焼けサロン通いでマホガニーレベルに真っ黒です!
肌の透明感スコアが100点満点中10点、肌のターンオーバーが落ち、できてしまったしみの元が肌に残りやすい状態という結果に。やはり、日焼けしていることで、あまり良い結果はでませんでした。

■ホテルグレイスリー ボンサルーテにて
毎朝、和食・洋食を中心に約100種類のメニューが並ぶ、女性に人気の朝食ビュッフェです。
光老化対策には、特に外出前に食べる朝食が大切です。各々が普段食べている食事をビュッフェから選び、慶田院長がすべてのメニューを100点満点で採点しました。中には光老化を進行させる恐れがある、マイナス得点のNGメニューもあります。さて、どんなメニューを選んだのでしょうか。食べる順に解説しています。

●小倉優子さんが選んだ朝食メニュー
グリーンスムージー、ヨーグルト+はちみつ&アーモンド、フルーツ(グレープフルーツ、キウイフルーツ、パイナップル)、フレンチトースト、チョコデニッシュ、カプチーノ

〈グリーンスムージー〉
最初にとるのは、グリーンスムージー。ベジタブルファーストにすることで、血糖値の上昇が緩やかになり、同じカロリーを摂っても太りにくくなります。

〈ヨーグルト+はちみつ&アーモンド〉美肌ポイント95点
2番目に食べるのは、ヨーグルトは腸内環境を整え、ナッツはビタミンEが豊富です。たんぱく質が多く、肌に潤いを与えるメニュー。ヨーグルトの美肌ポイント80点+アーモンド15点の95点で、ほぼ満点の美肌コラボメニューです。

〈チョコデニッシュ〉美肌ポイント60点、〈カプチーノ〉美肌ポイント70点
フルーツやフレンチトーストを食べたあと、最後に甘いチョコデニッシュと食後のコーヒー。チョコレートやコーヒーにはポリフェノールが豊富に含まれ、抗酸化作用が期待できるので朝食に良い組み合わせです。

小倉さんは、日常的に甘酒や発酵食品を積極的に取り入れているとのこと。甘酒の酒粕には、美肌成分のコウジ酸がたっぷり含まれ、肌の活性化が期待できます。市販の甘酒は、加糖されていますが、自分で作ると米の甘味だけなので、よりおすすめです。食べる順番を考え、からだに良いものを意識して選んでいる印象です。
良いことばかりかと思いきや、ここで慶田先生から警告です!
「小倉さんのブログによると、毎日キウイフルーツを食べているようですね。実はこれ危険なんです!キウイフルーツはビタミンCを多く摂れる反面、紫外線の害を受けやすくするソラレンという物質を多く含んでいます。夜なら良いのですが、これから紫外線を浴びる朝に食べるのはNGです。グレープフルーツ、ブロッコリーの茎、パセリなどもソラレンを多く含むためグリーンスムージーも朝食べると光老化を進行させる可能性があります。」

「その他にレモン、オレンジなどのなどの柑橘類、野菜ではパクチー、キュウリ、セロリなどのソラレンを多く含み、同様の理由で朝食ではさけていただきたい食材です。
ビタミン類などからだに良い栄養素を含む食品ですが、朝、召し上がるのはちょっとご注意ください!」
美容に良かれと思って、敢えて朝食で摂っていた食材が、まさかのNGだった事実に驚愕していらっしゃいましたが、これからは夕食で食べるように注意いただけるとのこと、美肌が守られて安心です。朝ごはんの後にお子さんを幼稚園に送迎される若いママさんや、アウトドアのスポーツをされる方は特にご注意くださいね。

●小島瑠璃子さんが選んだ朝食メニュー
もずく酢、トマトソースのオムレツ、ヨーグルト(ブルーベリー)、おかゆ+しらす、水、

〈もずく酢〉美肌ポイント75点
もずく酢はお腹の中をキレイにする効果があります。また、一番初めに海藻類を食べることは、糖質・脂質の吸収を穏やかにして太りにくくする効果もありGoodです。。

〈トマトソースのオムレツ〉美肌ポイント95点
卵は抗酸化作用の高いビタミンEとタンパク質豊富なので、オムレツの美肌ポイントは80点、そこにリコピン豊富なトマトソースが加わることで抗酸化効果がアップし+15点、トータル95点の高評価です。光老化対策におすすめのメニューです。

〈ヨーグルト+ブルーベリー〉美肌ポイント95点
ヨーグルトは、良質タンパク質で腸内と境を整える乳酸菌がたっぷり含まれています。最近の研究では、お肌の乾燥にも良いことがわかってきている食品で、美肌ポイントは80点。しかもブルーベリーソースのトッピングが加わることで美肌ポイントがプラス15点。ブルーベリーは抗酸化作用の高いアントシアニンが豊富で光老化対策にバッチリです。

〈おかゆ+しらす〉美肌ポイント80点
おかゆは消化が良く、特に食べ過ぎた翌日の胃腸が疲れている時などにおすすめです。低カロリーでもあり、美肌ポイントは65点。美肌を意識した訳ではないようですが、たまたまのせたしらすが15ポイントで、トータル80点。

普段食べている朝食は、なかなかの高ポイントですが、肌年齢40歳の原因はどこにあるのでしょうか?
ここで慶田院長から警告ビデオレターです!
「小島さんの『夏女」ブログ拝見しました。ダイビングが趣味ということで、健康的でとても良いのですが、『光老化対策」という点では無防備過ぎます。また、スタッフさんから聞いたところによると、小島さんは日焼け対策よりも、むしろキレイに焼く努力をしていて、半袖よりノースリーブを着ているとのこと。1日に10分素肌に紫外線を浴びると、20歳でシミが出始めるといわれています。お肌の曲がり角は20歳!とっくに過ぎています。」
食べ物というより、日焼け対策を怠る生活習慣に問題ありという結果でした。

●水卜麻美アナウンサー
ゴーヤチャンプルー、雑穀米+塩昆布&しらす、オムレツ、豆腐、納豆、コーヒー

美肌に定評のある水卜さんは今回のメニュー内で最高得点のゴーヤチャンプルーもしっかりチョイスしています。お家では、玄米と雑穀を混ぜて炊いていて、塩昆布としらすを加えるのがお気に入り。豆腐や豆腐食品は毎日食べるメニュー。ゴーヤチャンプルーは大好きで、夏に良く食べるそうです。オムレツは余計な調味料を加えず、塩・コショウのみのシンプルな味付け。夜は飲み過ぎたり、ラーメンを食べたりした分、翌日の朝食で取り返すためのメニューなんだそうです。

〈ゴーヤチャンプルー〉美肌ポイント95点
野菜が好きなので、まずはゴーヤチャンプルーから。食べ方にもこだわりがあり、常にベジタブルファーストとのこと。お腹がすいているときに野菜から食べると、よりおいしく感じ、薄味でも満足感が得られ慶田先生もおすすめです。一品で美肌ポイント95点と優秀メニュー。その秘密は、ゴーヤは抗酸化作用の高いビタミンCとβカロテンがたっぷり含まれているから。しかもゴーヤのビタミンCは過熱してもビタミンが壊れにくいため、光老化対策にピッタリです。
他にもパプリカ、ピーマン、おくらなども光老化対策におすすめの食材です。

〈雑穀米+塩昆布&しらす)〉美肌ポイント80点
雑穀米は肌の生まれ変わりをサポートするビタミンB群、光老化対策に役立つ抗酸化作用が高いビタミンEをたっぷり含んでいます。しらすはタンパク質が多く、低脂肪で美肌にもGood!

〈豆腐、納豆〉美肌ポイント85点
水卜アナウンサーが毎日食べるという豆腐や納豆は、大豆イソフラボンが豊富です。特に納豆は腸内環境のためにも優秀な発酵食品です。

その他も〈オムレツ〉美肌ポイント80点、〈コーヒー〉美肌ポイント70点。と、高ポイント連発。そんな水卜アナウンサーも肌が荒れる時期があるそうです。それは、年末年始の特別番組収録が立て込むアナウンス部が特に忙しい時期。毎年恒例の残業続きで1~2週間ラーメンなど中華料理の出前が続き、必ず肌が荒れるとのこと。その分普段は悪い油をとらないように注意しているのだとか。

慶田院長も前々からお肌がとってもキレイだと思っていた水卜アナウンサーですが、やはり美肌効果の高い朝食を選んでいます。もし、少し体形を気にされるなら、ビタミンB群を消費してしまうお酒と、夜のお食事もちょっと気を付けるといいですね。睡眠不足もターンオーバーを悪化し、美肌の大敵です。

●YOKKOさん
だし巻き玉子、鮭の味噌焼き、ナスのおろし和え、ヨーグルト+ブルーベリー、ベーコン
普段は朝食をとらないYOKKOさんは、ここでは仕事先での朝食を選んでいます。
いつもは、11時くらいに焼き鳥5本と玉子スープを食べるYOKKOさん。
これについて慶田先生は、焼き鳥は美肌に良いビタミンB群が豊富で、卵はビタミンEとタンパク質をたっぷり含んでいるのでなかなか良い組み合わせ。これにお好きなほうれん草で野菜を組み合わせたら完璧とコメントしました。
仕事先では何も気にせず、ケータリングなどがあれば、自身の好きなものだけパッと選んで食べるスタイル。ところがこれこそが、美肌の秘密がつまったセレクトだったのです!

〈だし巻き玉子〉美肌ポイント80点
大好きな物をパクパクと口いっぱいに入れて食べるYOKKOさん。これはさすがに食べるのが早過ぎますが、だし巻き玉子はオムレツと同じくビタミンEと、良質なタンパク質が豊富で光老化対策にぴったり。高得点メニューです。
ここから‟ナチュラルビューティーYOKKOさんの本領発揮です!

〈鮭の味噌焼き〉美肌ポイント90点
鮭があったら2~3切れ食べるというYOKKOさん。オレンジ色は抗酸化作用の高い証。アスタキサンチンが沢山含まれ、美肌食材の代表格です。

〈ナスのおろし和え〉美肌ポイント90点
ナスの皮の紫色の部分にはポリフェノールが豊富、皮ごと食べるのが◎。ナスのように皮に色素が多いものは、そこに大事な成分がたっぷり入っています。素揚げしているので、栄養素を吸収しやすいうえ、大根おろしとあわせているのでヘルシーです。

〈ベーコン〉美肌ポイント70点
ビタミンB1、タンパク質が豊富。活力を出したい朝に最適な食材です。

〈ヨーグルト+ブルーベリー〉美肌ポイント95点
ブルーベリーも大好きなYOKKOさん。ヨーグルト+ブルーベリーという高得点コラボのメニューもしっかりおさえています!

YOKKOさんは、好きで選んだメニューが全て高得点!
タンパク質がたっぷりで、糖質がほとんど含まれていません。スリム体形維持のためにも、光老化対策のためにも素晴らしい朝食です。
自然に美しくなるメニューを選んでいて、今回もさすが‟ナチュラルビューティーYOKKO"の名にふさわしい結果となりました。

ぜひ、ご参考になさってください。

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雑誌『&ROSY/アンド ロージー』2017年7月号(6月23日発売 掲載ページP132)

特集「ムレやすくなる夏は、よりいっそうご用心!女の気になるニオイを消去!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

<35歳を過ぎたら女だって注意が必要!ご存知!?女を襲う3代異臭>
「加齢で臭うのは男性だけ」なんて思っていませんか? 実は女性も、女性ホルモンの低下とともに体臭が変化。&ROSY世代が注意すべき『加齢臭』『ミドル脂臭』『疲労臭』を特集しました。

=ニオイのもとは"汗と皮脂"生活習慣の見直しで対策を=
40代頃から皮脂分泌やニオイを抑える女性ホルモンが減り始めるため、&ROSY世代は体臭が変化しやすいとき。男性は皮脂量が多いためニオイが目立ちやすいけれど、女性も原理は同じです。体臭のもととなるのは汗と皮脂。汗は本来無臭ですが、汗腺機能の低下で高濃度になると"臭い汗"に、また、雑菌や垢と反応することでもニオイが発生します。皮脂は酸化が主な原因。1番の対策は、体を清潔に保つことや食生活の改善など基本的な生活習慣の見直しです。

=大人はワキから上のニオイに注意!
●ミドル脂臭
汗・皮脂が多く、菌が繁殖しやすい頭部や耳周り、首の後ろで多く生成され"枕のイヤなニオイ"になるもの。30~40代半ばで強さのピークを迎える廃油のようなニオイで、原因物質は汗に含まれる乳酸が分解される過程で発生する『ジアセチル』。

●加齢臭
頭皮や耳の後ろの脂っぽさと青臭さが混ざったニオイで、原因物質は『2-ノネナール』。中高年の皮脂に含まれる脂肪酸が分解され、過酸化脂質に変化することで発生するもの。若い人の皮脂には脂肪酸が少ないため「中高年特有のニオイ」と言われている。

●疲労臭
原因となるのは、体内でたんぱく質が分解された時にできるアンモニア。本来は肝臓で分解・無毒化されるが、疲れやストレスが溜まると肝機能が低下し、尿として排泄されずに体内に蓄積。それが汗として出るためにニオイのもとに。

=加齢臭・ミドル脂臭の予防法=
☑抗酸化作用のある食べ物を摂る
オススメはビタミンA・C・Eやポリフェノールを含む食材。その代表は緑黄色野菜やナッツだが、苦味やえぐみ、色が濃いものが抗酸化力高め。

☑衣類に水スプレーをして干す
もっとも簡単なのはスプレーボトルに水を入れただけの"水スプレー"。衣類に吹きかけて風通しのいい場所に干しておくだけで消臭効果あり。

☑うなじや耳裏をしっかり洗う
皮脂や汗の分泌が激しくニオイが発生しやすいのに、このパーツは意外に「きちんと」洗っていないもの。ふわっと通りすぎず意識して洗浄を。

=疲労臭の予防法=
☑ゆっくりと入浴をする
汗腺の機能を高めるには入浴が1番。同時にストレス解消もできる時間なので、好きな香りの入浴剤などを選びリラックスして過ごして。

☑有酸素運動をする
入浴同様、定期的に血流を良くすることで"質のいい汗"を出せる環境をつくること。老廃物を溜め込み、汗の濃度を高めないよう意識。

☑肝臓の機能向上をはかる
オルニチンやクエン酸を含む食材を摂りつつ、疲れやストレスを溜めこまないようにする。適度な睡眠と飲酒もニオイ対策に。

湿気や汗のせいで、自分や他の人のいろんなニオイが気になる季節です。女性も"体臭ケア"を抜かりなく。本誌では、頭皮から足裏パーツまで、各々の専門家がニオイの原因や対処法を解説しています。ニオイ払拭企画でさっそくニオわない夏を迎えましょう。

気になる臭いは「ボトックス注射」がおすすめです。
ボトックス注射(ワキ・多汗症・腋臭症)

ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)


是非、ご一読ください。

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2017年5月29日

雑誌『美的』2017年7月号(5月23日発売 掲載ページP203~210)

特集「顔の寝グセひどくなる前に!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
朝起きたら、昨日はなかった法令線のシワがくっきりしていた、目元や頬がむくんでパンパン、枕の跡が消えない...そんな朝トラブルの経験はありませんか?今回の特集では、これらのトラブルをまとめて〝顔の寝グセ〟とネーミング。顔の寝グセは、睡眠中に肌がなんらかのダメージを受けたサインです。ならせば直る髪の寝グセとは違って、〝今朝のだけのこと〟で片付けられません。繰り返すうちにダメージが蓄積されて、いずれ元に戻らなくなってしまう危険性もあります。
寝るときの姿勢や寝具、就寝前後の習慣など、寝グセの原因をイチから見直して、定着化を防ぎましょう!

Study編
寝る間にはなかったはず?のシワ、法令線、むくみ、ゆがみ、etc....
寝方が原因の顔の寝グセを徹底解明。

〈放っておくと手に負えなくなる!怖いぞ!「顔の寝グセ」の未来予想図〉
20代前半くらいまでは、枕の跡などがついてもすぐに戻っていることが多かったはず。実は顔の寝グセは、年齢と共に戻りづらくなります。ここに示すようなエイジングトラブルの進行を加速させる要因にも!

●シワ(目尻など)
潤いやハリの低下した肌は、枕やシーツの跡がつきやすく、シワのように見えます。毎日繰り返していると、それは既に跡でなく、シワになっている可能性が。

●たるみ
肌のたるみは、コラーゲン線維などの真皮組織のダメージや、じん帯の伸びが大きな要因。肌を枕で圧迫する寝方は、たるみを定着させる一因に。

●首の横ジワ・二重あご
枕が高く、頭を前に傾けた姿勢が続くと、首やあご下に横に走るラインができます。毎晩のように繰り返すうち、そのラインが深まって、消えなくなります。

●むくみ
夜に塩分、アルコール、甘いものをとりすぎると、翌朝、顔がむくみがち。睡眠中に動かないので、余分な水分が顔に集まっている状態です。

●ゆがみ
いつも同じ向きに寝ていると、顔にゆがみが生じます。片側で歯を食いしばる、片側だけで咀嚼する、歯ぎしりするといったクセがある人も要注意。ゆがむ前の予防が肝心です。

●法令線
法令線の目立ちは、たるみ現象のひとつ。年齢と共に、頬をもち上げる表情筋が緩んでくると、さらにくっきり!解消が難しくなります。

●シミ・くすみ
就寝中、枕やシーツに無意識に肌をこすりつけていることは意外に多いもの。摩擦を繰り返すうちに、ダメージが蓄積されてシミやくすみの要因に。

●眉間のシワ
日中のストレスは、就寝中の寝顔にも影響があります。しかめっつらでいる時間が長いと、眉間にシワが寄ったままになってしまいます。

さらに肌のエイジングで寝グセが戻らなくなる!
●コラーゲン線維が減少・劣化した肌は、枕の圧に耐えられない
加齢や紫外線、乾燥などの影響で劣化した肌は、睡眠中の枕の圧を跳ね返すパワーが不足している状態。法令線やたるみなどの寝グセが深刻化しやすくなります。

●肌に圧力をかけ続けると、顔のじん帯が伸びてたるみやすい!
皮膚はその奥の筋膜と、骨につながるじん帯で支えられています。枕に肌を押しつける、こすりつけるなど、皮膚を引っ張るような寝方は、じん帯を伸ばし、肌のたるみを後押しします。

寝グセがつく肌は、既にエイジングが始まっている!
顔の寝グセの直接的な原因は、枕に肌を押しつけるような寝方にあります。うつぶせ寝や横向きを長時間続ければ、必然的に寝グセのリスクが高まることに。ただし、元気なコラーゲンがたっぷりでピンとハリがある若い肌なら、たとえ枕で圧迫された状態が続いても、ほとんど寝グセはつきません。実はくっきり寝グセがつく=肌のエイジングがスタートしている証拠なのです。しかも、枕で肌がこすれるなどのダメージが積み重なると、肌のバリア機能が低下して、ますますエイジングが加速します。

〈顔の寝グセの要因は 肌を長時間圧迫する寝方&体や心のコリ!〉
あお向け寝にこだわりすぎると、睡眠の質が低下!
顔に寝グセをつけないためには、肌に枕に触れないあお向け寝に変えるべき?
「答えはNO!」
楽な体勢でなく、無理にあお向け寝を強いてもストレスに。実際ずっとあお向けで寝ているより、寝返りでちょこちょこ大勢を変える方が、寝グセ予防にもなります。ストレスは、眉間のシワや食いしばりなど、睡眠中の表情に影響大!また、肌の乾燥も、衣類と同じで〝折りジワ〟が入りやすくなるので要注意です。

●さらに3つの不足が決定打!
寝返り不足
入眠姿勢はうつぶせ寝でも横向け寝でも、その後、寝返りを繰り返せば、肌への圧迫は長く続きません。
リラックス不足
体や心がリラックスできないと、睡眠中も表情がこわばったまま。毎日のように続くと、眉間のシワがくっきり。眉や輪郭もゆがんできます。
潤い不足
乾燥は、肌のハリを支えるコラーゲン線維の劣化を促し、寝グセをつきやすくします。また、保湿不足の肌は、枕の生地がこすれる刺激に弱くなります。

●顔の寝グセを定着させないためには...
Point1 
寝返りしやすい寝具にチェンジ
枕やマットレスが柔らかすぎると、体が沈んで寝返り不足になります。また、寝具の幅が狭い、寝具を壁にくっつけている、パートナーやペットと同じ布団など、スペースに余裕がないのも寝返りを減らす原因です。
Point2
体の柔軟性を高めて寝返りをスムースに!
体が極端に硬かったり、腰痛のある人は、寝返りの動作にひと苦労で、無意識にも寝返りの回数が少なくなりがちです。就寝前に体を温める、軽くストレッチをするなど、体の柔軟性を高めておけば、寝返りはよりスムースに。
Point 3
就寝前に体や心のコリをほぐす
湯船にゆっくりつかって、1日の疲れや緊張をほぐすことは、良質な睡眠のために欠かせない儀式ひとつ。体が芯から温まると、体の柔軟性を高めておけば、寝返りはよりスムースに。
Point4
寝る前の肌に潤いをたっぷり補う
睡眠中は肌が再生する時間帯。睡眠前に、潤いをしっかりチャージして、枕の圧や摩擦に負けない肌を作っておきましょう。ビタミンCやアミノ酸など、コラーゲンの再生を促す成分を補うのも大切。
Point5
むくみや小ジワ、法令線など、昨夜にはなかった寝グセを見逃さないように。見つけたら放って置かず、すぐに蒸しタオルでスチーム、軽くマッサージするなど応急処置を施しましょう。

実践編①
自分に合う枕、美しい寝姿勢を維持できるマットレス、もちろん寝返りを打てるサイズ感も大事です!
寝返りしやすい寝具にして、肌や首への負担を軽く!
枕が高すぎると、首のシワや二重あごの原因になります。のどが窮屈に感じる程高くて硬い枕に寝ると、瞬く間に首にシワが出現。毎日使い続けるのは、自らの首のシワや二重あごを定着させるようなもの。
また、低すぎると顔のむくみの原因に。頭を低くしすぎていると、寝返りが減って血流が滞りがちで、むくみやすくなります。水分やアルコールをとりすぎた翌朝、顔がむくんでいるのも枕の低さも一因の可能性があります。枕やマットレスは、しっかりフィッティングし、ご自身にあったものをチョイスすると良いでしょう。
そこでもう一つ気をつけたいのが、ピローケースの素材です。

●睡眠中に肌が当たってもダメージの少ない素材選びを!
ゴワつく、硬い、しわしわ...、そんな枕カバーは即チェンジ!
肌に触れる枕カバーがゴワついていると、肌のバリア機能が壊れる要因に。ゲージの細かいガーゼやコットン、つるんとしたシルク、ふわふわのタオルなど、肌あたりの優しいものを選びましょう。こまめに洗濯することも大切です。

実践編③
緊張やストレスが残ったままでは、睡眠中の表情も固いまま!
就寝前に体や心のコリをほぐしてリラックス
睡眠の質が低下すると、寝グセのつきやすい肌に!
緊張やストレスは、眠りの質を低下させる要因です。睡眠中は肌の再生タイム。深く、質の高い睡眠がとれていなければ、そのリズムが乱れ、元気な肌を保てません!コラーゲンを生成する力も衰えるため、顔の寝グセがつきやすくなってしまいます。就寝前は、ゆっくりお風呂に入る、スマホをオフにするなど、心身ともにリラックスモードへ切り替えて、睡眠の質を高めましょう。
また、ストレスを抱えたまま眠ると、睡眠中もしかめっ面になってしまって眉間にシワが寄ったり、口角が下がったり...。歯ぎしりや食いしばりをするタイプの人は、左右の筋肉がアンバランスになって、骨格がゆがんでいる可能性があります。
そのほか、夜遅い時間の食事も睡眠の質を下げて、むくみやすくなるので気をつけましょう。

睡眠前のリラックス三原則
多忙な1日を過ごした後の緊張やこわばり、ストレスを、夜まで引きずらないことが大切!就寝前は、副交感神経を促すようにリラックスモードに切り替えて、安らかな眠りを!
① お風呂は湯船にゆっくりつかって、芯から温まる
夏でもシャワーでだけですまさず、湯船にしっかりつかりましょう。体が芯から温まると、体も心もほぐれます。血流がアップしむくみも予防。
② デジタルデトックスで交感神経をダウン
スマホやPCなどのブルーライトは、脳を刺激して睡眠の妨げに。まずはベッドにスマホを持ち込まないことが、質の高い睡眠への第一歩です。
③ 緊張や悩みなどは頭から切り離して眠る
ベッドで明日の仕事の予定など、緊張するようなことを考えていると、睡眠中の難しい表情に。目を閉じたら、なるべく無心を心掛けて。
⇒体や心がほぐれると睡眠中の表情も和らぐ
リラックスは眉間や目尻のシワ、ゆがみなど、顔のこわばりから生じる寝グセの予防に。

Clum
首のコリはセルフで即効マッサージ!
胸鎖乳突筋をほぐせば楽に!
首コリは耳下から鎖骨、肋骨につながる筋肉「胸鎖乳突筋」の緊張が主な原因のひとつ。ここを上から下へ、軽くマッサージすると、スーっと楽に。

実践編④
睡眠中の肌のこすれは圧に負けないためにナイトコスメで保湿&肌再生をサポート!
肌リズムに合わせたケアで、肌の寝グセをブロック!
肌表面に潤いの膜を作れば、枕の跡はつきにくいはず。夜のお手入れはたっぷり保湿が基本です。さらに、コラーゲンの働きをサポートする成分のチャージも忘れずに!また、肌には日中は外部刺激と闘い、夜は休息&再生するというリズムがあります。夜の肌には夜用コスメを使うのがおすすめ。

食いしばりや歯ぎしりが強く、大きく発達してしまう咬筋にボトックスを注射し、過剰な筋肉の収縮を弱める小顔矯正治療があります。咬筋の収縮を抑えることで、噛み締め癖や歯ぎしり癖の改善効果もあるのでおすすめです。表情ジワや、咬筋のボトックス、シワについてHPで詳しく紹介しています。

お悩み別:「シワ」
ボトックス注射(エラ修正、小顔)
ボトックス注射(表情ジワ)

是非、ご一読ください。

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雑誌『anan』No.2054(5月24日発売 掲載ページP36~43)

特集「SOS!夏のダメージを徹底防御!夏の肌と髪Q&A」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【肌トラブル編】
Q、汗、皮脂、角質、ホコリ...。肌にたまった汚れを落としたい!
A、汚れの原因別に落とすアイテムを選びましょう。

ちょっと油断すると、すぐに毛穴が黒ずみ、ザラついてしまう夏の肌。おもな原因は、汗や皮脂の量が増えることです。さらに、紫外線に当たることで肌の抵抗力が落ちて、トラブルにつながりやすくもなります。気を付けるべきは、刺激を与えず丁寧に汚れを落とすことです。洗顔する前に肌に蒸しタオルを当てると毛穴が開くので、汚れが落としやすくなります。小鼻などの黒ずみが気になる人には特におすすめです。

◎皮脂が原因の小鼻の黒ずみは、酵素の力で分解しよう!
小鼻の黒ずみの正体は、古い角質や皮脂が酸化してできた「角栓」です。タンパク質や皮脂を分解する働きのある、酵素が入った洗顔料を使うのがおすすめです。酵素の力で毛穴の詰まりが改善し、使い続けることで黒ずみが目立たなくなります。

Q、冷房の効いたオフィスで1日過ごすと、肌が乾燥しカピカピになってしまいます...。
A、水分を蒸発させないスキンケアステップを取り入れましょう!

気温が高く、汗や皮脂が多く肌がベタつくので自覚しにくいけれど、実は夏の肌は乾燥しがちです。冷房や紫外線の影響で、肌表面は脂っぽい人でも、水分量は少ないという傾向にあります。そのまま乾燥が進んだ状態になると、バリア機能が低下し、くすみやごわつき、肌荒れなどのトラブルを起こしやすくなります。肌の奥まで潤わせるために、アイテムの重ね使いなどで、こまめに保湿するよう心がけましょう。

◎さらさらタイプの化粧水でパッティングして、肌温度を下げる。
ブースターが浸透したら、さらさらタイプの化粧水をつけて軽くパッティングし、汗が出ないよう、タオルで巻いた保冷剤を首周りに当てておくのがおすすめ。肌温度が下がりやすく、汗で化粧品が流れにくくなります。

◎ベタつかずに使いやすい、ジェルやクリームで水分を閉じ込める。
ただでさえベタつくから化粧水をつけて終わり!なんて、もってのほかです。水分を閉じ込めるためにも、クリームやジェルは必ず使いましょう。軽いテクスチャーのものを選べば、心地よく効果的に肌を整えることができます。

Q、夏はおでこやあごにブツブツが大量発生!ニキビができない方法を知りたい。
A、原因は過剰な皮脂です。内側、外側からのケアで乗り切りましょう!

暑い季節が近づくとともに増えがちなニキビ、原因は酸化した皮脂と毛穴のつまりです。気温や湿度の上昇のほか、暑さが体にストレスを与えることでホルモンバランスが崩れることも影響します。また、皮脂が毛穴に詰まって時間が経つと、炎症を起こしてニキビになります。ビタミンB群とビタミンCの不足も皮脂が過剰分泌される原因のひとつです。サプリメントで補いましょう。

●夏のニキビの原因かも?
□小鼻を触るクセがある。
□指で角栓を押し出してしまう。
□夏は食欲がないので、主食しか食べない。
□イベント続きで夜更かししがち。
肌への物理的な刺激はもちろんNGですが、栄養バランスの偏りや不規則な生活なども皮脂の酸化と毛穴のつまりの一因になります。

皮脂ニキビ対策1「毛穴を引き締め、皮脂が詰まらない環境に。」
◎"週1のスペシャルケア"で、毛穴をお掃除!
毛穴に詰まった皮脂を無理やり指で押し出すなんて、もってのほかです。肌を摩擦することで角質が厚くなり、さらに皮脂が毛穴から出にくくなってしまいます。おすすめは、やさしく皮脂汚れをオフできるマスクやピーリングクリームを週1~2回、ホームケアでいつも清潔な毛穴に!

皮脂ニキビ対策2「ビタミン補給で皮脂コントロール!」
◎普段の生活に取り入れるなら、"サプリ&お茶"。
食事で摂る栄養が偏ると、毛穴つまりの原因になります。特に必要なのは、ビタミンB群とビタミンCです。食事バランスに気を付けるのはもちろんサプリメントなども併用もおすすめです。いつも飲んでいるコーヒーなどをビタミンが摂れるお茶に変えてみるのも手です。

≪できてしまったニキビは、クリニックでプロにお任せしケアを!≫
できたニキビを気にして、自分で触りすぎると悪化する危険があります。プロに頼るのが安心です。赤みを抑える美容液の導入や、肌に刺激を与えずに毛穴の大掃除をするなど、自分では決して叶わないクリニックでのケア、肌のターンオーバーを促せば、ニキビ痕の予防になります。


ニキビ治療

【ボディ編】
Q、ノースリーブや水着になった途端、黒ずみやボツボツがあらわに...!
A、家での地道なケア+いざというときはクリニックへ!

お悩み①ひじ、ひざ、かかとの角質による黒ずみ
ひじ、ひざ、かかとなどの黒ずみは、角質の肥厚と乾燥によるものです。
解決法⇒たまった角質をケアし保湿しましょう。

お悩み②おしり、ビキニラインのこすれによる色素沈着
座ったときに体重がかかるおしり、ショーツでこすれるビキニラインなどは、色素沈着が気になる部位です。
解決法⇒クリニックでは『肌の漂白剤』ともいわれるハイドロキノンクリームを処方しています。

『ハイドロキノンクリーム』

解決法⇒クリニックでケミカルピーリングを受ければ、メラニン系の黒ずみだけでなく、角質肥厚による黒ずみも改善し、つるりんヒップに。

『ケミカルピーリング』

お悩み③二の腕、背中の肌表面のボツボツ&ザラザラ。
二の腕や背中にできがちな、ボツボツ&ザラザラは、毛穴の角化異常のひとつで、毛孔性苔癬といって、剥がれ落ちるはずの古い角質が毛穴の中に詰まって角栓となった状態です。角栓の先端部が表皮に飛び出て、ブツブツができることで、肌表面がザラザラになってしまうのです。セルフケアできる医薬品のほか、クリニックでの治療も取り入れて、すべすべ肌を目指しましょう。
解決法⇒ターンオーバーを促進させる。
解決法⇒クリニックでマシンを使った集中治療

『毛孔性苔癬集中治療』

美白効果・ザラつき改善・毛穴のつまり改善効果の高い「ケミカルピーリング」、美白効果・脱毛効果の高い「ジェントルレーズプロ」、ザラつき改善・キメを整えるロングパルスNd;YAGレーザーの「ジェネシス」の3つの治療を同じ日に施術することで、効果的になめらかな肌に導くことが出来ます。

お悩み④デコルテ、背中の過剰な皮脂によるボディニキビ
デコルテや背中の上部は体の中でも皮脂が多い場所です。それだけにニキビができやすいのです。
解決法⇒ニキビ予防効果のあるミストでスキなし!
また、過剰な皮脂のコントロールに、ビタミンB群とビタミンCを摂り皮脂分泌をコントロールしましょう。

是非、ご一読下さい。

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2017年5月26日

『読売新聞』(2017年5月16日発売 12面 掲載ページP15)

特集「Woman メイクと服で肌を守る」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
紫外線の量は4~9月までが多く、1日分の半分以上は午前10時~午後2時に降り注ぎます。

紫外線B波は肌表面のシミや皮膚がんの原因となり、A波はさらに肌の奥に届いてシワやたるみを引き起こします。紫外線のダメージは後々になって出てくるので、必ず1年を通して紫外線対策をしましょう。対策の第一は、日焼け止めですが、服装にも気をつけることで、紫外線対策の効果をアップさせることができます。

まず、日焼け止めは、額・両頬・鼻・顎の5箇所にのせて均一に塗り広げます。耳や首の後ろなど塗り忘れがちなので、注意してください。体に塗る際は手に取らず、直接肌の上にのせることで、広い範囲もムラなく塗れます。

服を選ぶときは、ぜひ紫外線をカットする視点で選びましょう。最も防ぐ色は黒。素材は
ポリエステルやビニロン、羊毛が望ましく、目の詰まった織り方なら80%はカットして
くれます。ただし、こうした服は暑くなりがちで、熱中症も気になります。最近はUV(

紫外線)カット加工された服も多いので、こうした服を活用するとよいでしょう。外出の際は、日傘や十分なつばの長さがある帽子も用意すれば、より安心です。美容はもちろん、火ぶくれを起こし、皮膚がんの原因にもなるなど、紫外線には健康にも悪影響を及ぼします。
日頃から意識しておくことを忘れずに。

ヘリオケア
高濃度ビタミンC点滴

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雑誌『VoCE/ヴォーチェ』2017年7月号(5月23日発売 掲載ページP111)

特集「みんなのリアルな疑問にアンサー!本当に知りたかった美白Q& A101」に慶田院長監修の体験取材記事が掲載されました。


「悩み別・美容医療にチャレンジ!」編

短時間で悩みを解決したいのならドクターに委ねるのも手です。

Q.ポツポツと薄いシミが顔のアチコチに、色むらも気になり、どうしたら?

(体験者は、色白肌だが、よくみると学生時代、陸上部で日焼けをしたツケがシミに)

A.カサブタにならない光治療で顔全体のシミをまるっと消去!

毎日素肌で10分間紫外線を浴びると、20歳ごろには薄いシミ(日光性色素斑)が出てくるといわれ、ちょうどアラサーはシミが目立ち出す頃です。色白肌の方が色黒肌よりハイリスクで、シミが出来やすいのです。シミは薄いうちから対処するのが吉。フォトフェイシャルM22は、穏やかな光が、黒、赤、どちらの色むらにも反応し、シミとともに産毛も減るので透明感がアップします。カサブタなどのダウンタイムがないのも魅力です。

照射を体験された方のご感想は、「痛みというより、我慢できる程度の軽い熱感としての刺激。3回で多くのシミが消えてトーンアップしました!」と効果をしっかり実感いただきました。

最近ではフォトフェイシャル(IPL)の照射で、遺伝子レベルで若返りのスイッチが入り、アンチエイジング効果が高いという論文が相次いで報告され、フォトフェイシャルを定期的に受けている方は肌質が若いということが実証されてきました。

当院では、フォトフェイシャル以外にもシミ治療として、メラニンを多く含む部位に作用するレーザー治療、ジェントルレーズ照射なども定番治療です。

皮膚科専門医が、正確にシミの種類を見分け、様々な原因にあわせて患者様にベストなシミ治療計画をご提案いたします。

シミ治療』について

是非、ご一読ください。

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2017年5月21日

雑誌『etRouge』No.13(5月19日発行 掲載ページP55)

ボディメイキング特集:背骨よければすべてよし。「美の仕事に携わるプロたちに聞きました。カラダ、動かしてますか?」に慶田院長のアンケート記事が記載さてれました。

Q.いま何か運動していますか?している場合はその頻度も教えて下さい。
A.ジャズダンスを週1回、ピラティス(個人指導)月3~4回しています。

Q.なぜその運動を(気に入って)続けているのですか?理由や目的を教えて下さい。
A.ジャズダンスは大学の頃から20年継続しています。好きなジャズミュージックに合わせて体を動かすことは最高のストレス解消法です。体を絞り引き上げる動きが多いのでスタイルも良くなったと思います(当社比。笑。)また、ダンサーは皆若いので、気持ちと体型が見た目年齢に寄与する割合は高い気がします。ピラティスは腰痛対策に3年前から始め、グループレッスンも受けましたが、マンツーマンとは効果が全然違います。骨格の安定性や脊椎の動きが改善し、体幹が安定することで、腰痛は半年でほぼ感じない程度になりました。さらにジャズダンスのパフォーマンスも上がり、ピルエットターンをダブルで綺麗に回れるようになりました。

Q.学生時代にしていた運動(クラブ、サークルなど)があれば教えてください。
A.大学で硬式テニス部でした。公式戦には1試合も出られませんでしたが、根性が付いたと思います。

何歳になろうとも、肥満やたるみを阻止して理想のボディに近づきたいと願うのは女性の本能のようなものです。
様々なエクササイズや食事療法、サプリメントを試し、迷い、断念してはまた新たな方法を模索する日々に終わりはありませんが、美の仕事に関わるプロの実践していることはいずれも参考になります。是非ご一読ください。

当院では二の腕、下腹、ウエスト、ひざ周り、脚など、どうしても脂肪が落ちにくい部位痩せに、ダウンタイムが短く身体への負担の少ないスマスアップ照射と脂肪溶解メソセラピーを組み合わせた痩身治療をおすすめしています。慶田院長も自身で何度も試し、効果実感しています。

『脂肪溶解注射』  
『スマスアップ』

なお、日経et Rougeは、読者登録をすれば無料で皆さまのお手元に届きます。次号は2017年9月22日発行です。

登録はコチラから

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2017年5月18日

雑誌『美ST』2017年7月号(5月17日発売 掲載ページP204)

特集「話が盛り上がる!SNS映える!気を使わせない!キレイになれる!Under¥2,000美容好きさんの"とっておき"プチプレ」に慶田院長のアンケート記事が掲載されました。

人間関係を円滑にする手土産や、相手に気を使わせないお例の品。オシャレなあの人はどんなものを選んでいるのでしょうか?

≪慶田院長のおすすめ!≫
◎デロン、ボディバター(アサイー&クコ)¥1,500
2香りがよくて保湿効果も高く、女性ウケ№1です!
ダンスのレッスン後にシャワールームで使うたび、必ず「いい香り! 何?」と聞かれます。香りがフルーティーで爽やかなので香水よりもつけやすいかもしれません。全身に塗るのもしっとりしておすすめです。大好きなものは自信をもって差し上げることができますね。

≪貰って嬉しかったもの!≫
◎水谷商店、いわし削りぶし(60g)\300

友人からいただいてから、ファンになった品で、毎朝食べていています。おひたしやサラダ、卵ごはんなど、混ぜても、かけても、何をしても美味です!
友人や仕事仲間、ママ友にちょっとした贈り物をする機会は結構多いものです。
相手に負担を感じさせない価格で必ず喜んでもらえるプチプレの参考に、ご一読下さい。

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2017年5月14日

銀座ケイスキンクリニックから患者様へ5つのお約束

1. 切らないハッピーリバースエイジング®と"Beauty QOL"

shutterstock_634898855.jpg 今までは病気だと思われていなかった皮膚の老化による症状 シミ・しわ・毛穴の開き・くすみ・たるみ・イボ・薄毛・・・

これらもメスを使わず、外用薬、化粧品、レーザー・光・高周波・超音波照射治療、注射・注入療法を組み合わせて、かなり改善できるようになりました。銀座ケイスキンクリニックを訪れる患者様が、"エイジングコンプレックス"を解消し、ご自分のお肌やボディーラインに自信を取り戻し、いつまでも輝いていただきたい。私どもは、"切らないハッピーリバースエイジング®(メスを使わない幸せな若返り)"を目指しています。

"ニキビ"や "ホクロ"、加齢とともに目立ってくる"シミ、シワ、たるみ"。外見の状態によって自信を無くしてしまうことが男女問わずあるのではないでしょうか。当院は、最新の美容医療テクニックを駆使し、お肌のトラブルを改善し、見た目年齢のマイナス7歳を図り、患者様の"Beauty QOL"を高めるお手伝いをいたします。それは、誰のためでもなく、ご自身の自信を取り戻し、充実した人生を送るための一つの手段です。

"QOL(クオリティ・オブ・ライフ/生活の質)"とは、精神面を含めた生活全体の豊かさや自己実現を含めた概念です。近年注目を集め、医療界で重視されつつあるのが、"Beauty QOL"です。鏡を通して「満足できる自分」を確認すると、自己評価が上がり、気分が上向きになります。また、社会的活動にも積極的に取り組めるようになりますし、癌など疾患の治療効果も高まることが研究報告されています。さらに、見た目が若い人は健康寿命が長いことも最近の話題です。

「このシミがなければ・・・」と欝々と過ごすより、勇気を出して一歩踏み出し、美しい素肌で、気分よく幸せに満ちた時間を楽しんでいただきたいと願っています。


2. 皮膚科専門医による安全安心な美容医療


shutterstock_345140867.jpgのサムネール画像美容皮膚科とエステの違いは何でしょうか。クリニックに来院される方は正しい診断と、確実な効果を求めていらっしゃいます。医療機関は、エステのようにリラクゼーションだけを求める場所ではありません。

皮膚科専門医は皮膚病変を診察するときに、マクロをみる目で診察するとともに、皮膚病理を想像しながらミクロを見る目を働かせます。ホクロや老人性イボを炭酸ガスレーザーで削る処置自体は簡易な施術ですが、悪性黒色腫などを確実に除外することが大前提になります。正確な診断をしたうえで、生じている変化に応じた適切な治療を施し、経過を診つづけることは、医師の責任であり、またプライドでもあります。施術においては、院内の衛生管理や施術時の安全性に全力で取り組んでいます。

求められているアンチエイジングの手段も日々進歩しています。注射注入治療においては、解剖学的知識と研修が必須です。私どもは、定期的な学会、セミナー、勉強会等への参加、注入経験の高い医師同士のテクニカルシェアを通じて、海外の最新知識を取り入れ、技術を更新し、安全で質の高い治療をご提供できるよう努めています。日々研鑽を重ねることで、クリニックを信頼し、来院してくださる皆様に誠実であることをお約束いたします。

3.手当て~心と体のケア~

shutterstock_238674805.jpgのサムネール画像「手当て」皮膚科ほどこの言葉があてはまる診療科はないと思います。 実際に「軟膏を塗り、ガーゼをあて、包帯を巻く。」「消毒し、うみを出しガーゼを当て、湿布する。」何年も治らなかった皮膚病があるときすんなり治ってしまう、そんなときに起きる奇跡は人が人に行う心のこもった手当てとそれに付随する心のケアの効果ではないでしょうか。

お一人お一人のお肌の状態にあったスキンケアのアドバイスを行い、医師の手で施術するため、完全予約制としております。患者様のご希望をじっくりお聞きして、治療方針を組み立てるためカウンセリング時間を十分に取るようにしています。お一人にかける時間が長いので、一日には頑張っても10数人しか診察できません。

でも、その分丁寧に、自分の母や妹、娘に対するような気持で診療にあたっています。当院の医師とスタッフは、自身の持つ知識や技術を、労を惜しむことなくご提供し、心に寄り添っていくことをお約束いたします。患者さまに満足頂き、笑顔をみることができたときに得られる幸福感は、何にも代えがたい醍醐味です。

4.スキンケア・インナーケア~美容医療の効果を高めるために~

shutterstock_403890580.jpgのサムネール画像美容医療の効果的を高め、肌トラブルをぶりかえさないようにするためには、ご家庭でのスキンケアと正しいメイクアップが欠かせません。スキンケアの基本は「洗浄」「保湿」「紫外線(光)対策」で、赤ちゃんから大人まで共通です。ただし、スキンケアの方法は年齢、性別、病気の有無、治療の内容、季節によっても変わります。ですから、具体的できめ細やかなアドバイスが欠かせません。

皮膚病に化粧は禁忌との考え方がありましたが、私自身をふりかえっても、アトピー性皮膚炎やニキビの症状があっても化粧をしたいですし、しなければならない場合がほとんどです。化粧をすると、気持ちが引き締まり、自分に自信をもって1日を始めることができます。皮膚病を悪化させないメイクアップの方法、使用できる化粧品のアドバイスなど、実際に化粧を毎日している女性の立場から、きめ細かくお伝えしております。

皮膚の老化を遅らせる(アンチエイジング)ために必要なのもまた、スキンケアとインナーケアです。美容医療の効果を後押しする"食事・睡眠・排泄(腸内環境)・ストレスコントロール・運動"という基本的な生活習慣を、美肌と健康を支える5本の柱としてお伝えすることも私たちの使命だと考えております。

5.患者様ファースト

当院でご提供している施術は、生命に関わるものではなく、人によっては贅沢なものと感じられることでしょう。治療をお受けになるかならないかは、患者さまご自身にお決めいただくべきと思っています。そのため、不明瞭な料金提示、無理な勧誘は一切いたしません。十分なカウンセリングの後、治療方針にご納得いただき、当院をご信頼くださった方にだけ、少しずつ治療を始めてまいります。施術前に必ず治療内容と料金を書面でご提示いたしますので、お迷いの場合はご自宅でじっくり吟味なさってください。ご本人のプラスにならないと判断した場合は、治療をお断りする場合もございます。すべては、患者様ファーストの立場で診療にあたることをお約束いたします。


registered_trademark.png※「 リバースエイジング®」「切らないハッピーリバースエイジング®」は銀座ケイスキンクリニックの登録商標です。


2017年5月12日

雑誌『bea's up/ビーズアップ』2017年6月号(5月11日発売 掲載ページP50~53)

特集「思い込み、勘違いテク&ケアを今こそ見直し 美容のウソ・ホント133ANSWER」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

夏のかん違いケアは老け肌の原因!お悩み別初夏のスキンケアのウソ・ホントを慶田院長がお答えしました。

お悩み1【日焼け】
紫外線が本格化するこの季節。油断していると、あっという間にシミ予備軍が発生します。紫外線を確実に防いで、シミやソバカスのない美白肌を目指しましょう。

"UVケアアイテムは重ねた方が、効果がさらに期待できる"
◎ホント

重ねれば重ねるほど塗りムラも防げるので、UVカット効果が高まります。
汗で流れたら台無しなので、化粧直しはマストです。


"高SPF値の日焼け止めは肌への負担も強い"
×ウソ

数値より成分が重要。成分が合わない場合かぶれることもあります。
数値ではなく、成分が肌に合うのかどうかが重要です。

"高SPF値の日焼け止めなら塗り直しは不要"
×ウソ

数値にかかわらず、小まめな塗り直しが必要です。時間がたつと粒子が凝集したり、汗で流れたりします。高SPFでも塗り直しは必須です。


"同じ条件で日に当たっても日焼けしやすい人としにくい人がいる"
◎ホント

スキンタイプによって個人差が激しくあります。日本人の肌は大きく3つのタイプに分かれます。タイプ1は紫外線ダメージを受けやすいなど、自分のスキンタイプを見極める事も大切です。最近では遺伝子検査で自分のタイプを調べることもできます。
≪日本人のスキンタイプ≫

タイプ1:肌色が白い。紫外線に当たるとすぐに赤くなってほとんど黒くならない。紫外線のダメージを受けやすい。

タイプ2:肌色がオークル。紫外線に当たると赤くなってその後黒くなる。

タイプ3:肌色がダークオークル。紫外線に当たるとほとんど赤くならず黒くなる。紫外線に比較的強い。

※肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)

"日焼け止めを塗るよりも日傘を差した方が、UVカット効果が高い"
×ウソ

照り返しをするので日傘だけでは不十分。特に首筋、デコルテは要注意です。物理的ブロックとして日傘は有効ですが、日焼け止めは必ず塗って。顔だけでなく、首・デコルテも忘れず塗りましょう。

"色白の人はシミができやすい"
◎ホント

メラニン活性が低いので若いうちからシミができやすいです。メラニン色素は天然の紫外線吸収剤です。色白の人は、このメラニン色素の活性が低く、紫外線の影響が若いうちから出やすいため、シミになりやすいのです。


"唇もUVダメージを受けやすい"
◎ホント

UVカット効果のあるリップアイテムでダメージを防ぎましょう。UVダメージを受けると、乾燥しやすくなり、シミも発生します。


"30代になるとシミができやすくなる"
△場合による

過去に浴びた紫外線の影響が蓄積されて、シミができはじめます。平均的な肌質なら30代になるとシミが目立ってきます。できてしまったシミはクリニックで治療できます。ケミカルピーリングとジェントルレーズまたはフォトフェイシャル治療が有効的。

シミ治療


"日焼けした後は美白コスメにすぐ切り替える"
×ウソ

まずは肌を鎮静させ、落ち着いたら美白ケアを始めます。日焼け直後はバリア機能が落ちているので、しっかり保湿をしてください。美白はその2週間後くらいから始めます。

"日焼け止めの塗り直しはメイクが崩れるのでしなくてOK"
×ウソ

汗や皮脂で効果が弱まります。必ず塗り直しを!化粧を崩さず、塗り直しができるスプレータイプの日焼け止めがオススメです。


"1日中家にいる日は日焼け止めを塗らなくてOK"
×ウソ

室内でも紫外線の影響を受けます。必ず日焼け止めを塗って下さい。窓際でも屋外の8割程度の紫外線量があります。ブルーライト、赤外線もガラスならほぼ透過するため、日焼け止めは必須です。

お悩み2【毛穴・ニキビ】
紫外線と皮脂・汗の分泌で毛穴やニキビも夏は悪化の傾向に。ついついさっぱり&落とすケアに走りがちだけど、やり過ぎると逆効果に!

"夏は毛穴が開いて目立ちやすい"
◎ホント

気温、UV、エアコンなど夏は毛穴が開きやすい環境です。紫外線による角質肥厚やエアコンによる乾燥なども影響していると考えられます。


"ニキビが気になる時は、スクラブ洗顔で念入りに洗う"
×ウソ

スクラブが刺激になることもあります。低刺激のソープがオススメです。スクラブの刺激で角化が悪化する可能性があるので注意しましょう。


"夏はニキビができやすい"
◎ホント

皮脂や角質肥厚によりニキビができやすい環境です。夏は紫外線による角質肥厚などで角層が厚くなりやすく、毛穴が詰まってニキビができやすい季節です。


"ニキビ痕には美白コスメでのケアが有効的"
△場合による

色素沈着のニキビ痕には◎。クレーターには効果がありません。炎症後の色素沈着には有効ですが、クレーターのような凹みには効果がありません。

"毛穴の黒ズミは汚れ以外に日焼けの可能性もある"
◎ホント

メラニンの影響で黒くなることもあります。落とすケアでなくならない場合は美白ケアを試してみましょう。紫外線でメラニンが増えると、毛穴の入口エリアがリング状に黒ずみます。


"冷水で洗顔した方が毛穴が引き締まる"
×ウソ

引き締まって見えるのは一瞬です。冷水である必要はありません。寒冷刺激で立毛筋が収縮し、一瞬締まって見えるだけ。普通の水でOK。冷水で洗顔すると皮脂を落とし残す恐れも。すすぎには33〜36℃のぬるま湯を使うのがベストです。20回はすすぎましょう。

お悩み3【ベタつき・メイク崩れ】
気温の上昇とともに気になってくるベタつきやメイク崩れ。プロが指南するケアとは?

"スキンケアはヌルつきがなくなるまでしっかりなじませる"
◎ホント

スキンケアを重ねる時はしっかり浸透させるのが基本です肌にヌルつきがある状態ではなく、前のアイテムがしっかり馴染んでから重ねましょう。

"夏はベタつくので乳液、クリームはつけない"
×ウソ

水分蒸発を防ぐため油分はマスト。さらりとした使い心地のものを選びましょう。軽い使用感のもので良いので、夏でも乳液やクリームは使うべきです。


"夏はベタつきが気になるからオイルクレンジングを避ける"
×ウソ

クレンジングは汚れを落とすものなのでベタつきは関係なし。気になるのであればジェルやミルクタイプもオススメです。乳化して洗い流されてしまうものが肌に残ることはないので、問題ありません。

"夏は汗や皮脂が気になるから洗顔を2回する"
×ウソ

1回で十分です。洗い過ぎは肌の保湿力を低下させる恐れもあります。汗はぬるま湯で落ちますが、皮脂を落とすには洗浄剤が必要。洗顔料を使って優しく洗ってください


お悩み4【乾燥・ごわつき】
UVやエアコンにより想像以上に夏の肌は乾燥状態。角層が乱れごわつきがち。正しいケアで滑らか肌を手に入れて。

"梅雨は湿度が高いので乾燥しにくい"
◎ホント

水分が蒸発しにくいので、乾燥しにくくなるのは確かです冬よりも乾燥しにくいのは事実といえます。

"夏は角質がたまりやすい"
◎ホント

UVの影響やターンオーバーの乱れで、角質が肥厚しやすくなります暑さで睡眠の質が落ちたり、エアコンによる乾燥なども角層のターンオーバーを乱す原因になります。

"シートパックはピーリングの後にした方が効果的
◎ホント

余分な角質をオフした方が浸透しやすくなります。ただし刺激の強いマスクは避けるのが無難です。


"夏は冬よりも乾燥しにくいので、保湿を控えめにしても良い"
×ウソ

保湿は1年中必要。夏はエアコンやUVの影響で乾燥しやすくなります。汗が蒸発する時、肌は過乾燥に傾きがちに。保湿ケアは一年中必要です。

美容のためにやりがちな"あるあるネタ"を皮膚科専門医の視点でバッサリ判定してみました。せっかくの知識も間違っていたら意味がありません。正しいアンサーがキレイの近道に!思い込みや勘違いテク、ケアを見直しましょう。

是非、ご一読ください。

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2017年5月11日

雑誌『saita・咲いた』2017年6月号(5月7日発売 掲載ページP153)

特集「顔、全身のUV対策から夜の保湿ケアまで!美白気合い度別!この夏日焼けしない15の暮らしのケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

肌老化の主な原因は、紫外線など「光」によるもの。ということは、日に焼けなければ肌老化にブレーキがかけられ、白さをキープできます。そこで、暮らしの中の対策方法を15項目ご紹介しました。

<今すぐケア!肌老化の原因の8割は紫外線によるものです!>
健康のためにも光対策は万全に!
老化のスピードを早め、見た目印象をより老けさせてしまう主な原因が"太陽の光"。中でも圧倒的に害が大きいのは、紫外線B波とA波です。
B波は肌表面のシミや皮膚がんを、A波はシワやたるみを引き起こします。これらの光は肌に当たると遺伝子を傷つけ、細胞レベルでイレギュラーを起こします。南国の強い光はハイリスクですが、日常の肌が赤くならないレベルの光でも影響は積み重なり、老化が進行します。
でも、光対策を万全にすれば、シミやシワなどのダメージを8割防げるということ。
肌年齢をかなり若くキープでき、長期的には光発がんの予防にもつながります。美容だけでなく、健康のためにも日々のケアで光老化を防ぎましょう。

=紫外線が肌に与える影響=
紫外線A波は真皮まで届き、肌の弾力を保つエラスチンやコラーゲン線維を変形させ、シワ・たるみの原因に。紫外線B波は表皮に作用して、黒い色素「メラニン」を大量に生成さしてシミに。さらにDNAに直接吸収されて傷をつけ、皮膚がんの原因にもなります。

=美白気合度★=
「とりあえず顔は守りたい!今すぐ始める紫外線ブロックワザ」
最優先はやっぱり顔まわり。メイク&ファッショングッズでしっかりガードしましょう。 

1.朝はUV下地をミルフィーユ塗り
日焼け止めは"1つ塗ったから大丈夫"ではありません。下地→ファンデーション→パウダーと、何層も重ねると崩れにくく、焼けにくくなります。特に最初に塗る下地は薄く重ねておくとUVブロックのいい土台に。

●UV下地の塗り方6ステップ
下地=土台をていねいに作ると、UVブロックの強度とメイクのキープ力が高まります。
① まずはたっぷり3点置き
手のひらに広げてからだとムラになりやすいため、多めの量をダイレクトに額と両頬へ置くと良いでしょう。
②外側へまんべんなく広げる
額はT字を描くように、頬はあごを含め放射状に外側へ、ムラができないよう塗り広げましょう。
③首とデコルテも追加して
首からデコルテの面積は顔より広いので、十分量をしっかり広げます。
④いったん、ティッシュオフ
テッシュを軽く肌に押し付けて余分な油分を取っておくと、メイク崩れを防止できます。
⑤焼けやすい部分を重ね塗り
頬や鼻筋など顔の中の高い部分、特に光が当たりやすい部分に、さらに下地を薄く重ねます。
⑥リップにもUVクリームを
唇は意外にシミができやすい場所。紫外線をブロックするリップクリームを塗ると万全です。

2.紫外線よけに粉ファンデを持参
日焼け止めは"塗り直し"が必須条件。ただ、顔はメイクをしているので上から塗り足すことを推奨しています。ふだんの外出ならファンデーションの粉をスタンプ式に重ねるだけで十分効果があります。
余分な皮脂をティッシュオフしたら、粉ファンデをスポンジにとって肌にポンポンのせてください。

3.大きめサングラスで目をガード
肌だけでなく、実は目も紫外線でダメージを受けています。外出時はサングラスをかけましょう。コンタクトならUVカット仕様のものを。サングラスは大きめサイズを選べば目周りのシミやシワを防げるので一石二鳥です。

4.つば広帽子で顔全体に影を作る
顔に光を当てないためには、やっぱり帽子が一番です。おすすめは、つばが10cm以上あるハット型のもの。焼けやすい顔の横側や首の後ろまでしっかりカバーできます。かぶったらつばの角度は少し下へ向けるのがコツです。

=美白気合度★★=
「手足も全部日焼けしたくない!服や小物で全身を徹底ガード」
顔だけ白くて他は真っ黒......にならないよう、手軽にできる全身UVブロック法を伝授。

5.服を着る前にハダカで日焼け止め
"肌が出ているところだけに塗る"という概念をいったん消し、肌が露出する服を着る時は、服を着る前に全身に日焼け止めを塗りましょう。ボディクリーム感覚で塗っておくと、デコルテなどの日焼け痕を防げます。

●忘れやすい3大パーツは
デコルテ、首、足の甲
焼けやすいのにUV対策を怠りがちなのがこの3パーツ。手足の甲は1度塗りではなく、最後にもうひと塗りのダメ押しを。

6.ポリエステル黒服で紫外線の通過をブロック!
服選びで紫外線の通過度合いは変わります。ナイロンやポリエステル糸で密に編まれた素材の黒い服は、UV加工なしでも紫外線を8割以上カットします。白っぽい色の服を着るならUV加工された服を選びましょう。
同じ繊維・太さ・編み方で比べた場合、UVブロック率は色で変化します。生地は編み目が細かいものほどブロック率が高くなることが研究でもわかっています。

7.素足よりUVストッキング
気がつけば"ひざ下だけが日に焼けて黒い"なんてことありませんか?
UVカット加工ストッキングと日焼け止めと組み合わせるのもおすすめです。

8.くもりの日も必ずUV日傘
天気が悪ければ紫外線も無視してよいほど少ない、というのはウソ。紫外線は曇っていても晴れの日の8割、雨で3~4割降り注いでいます。日傘は常にさしましょう。

9.ブルーライトカット眼鏡で目の日焼け対策
実は、老化の敵は紫外線だけではありません。ブルーライトも紫外線同様の酸化ストレスを誘導し、光老化を促すことが分かっています。体内リズムを狂わせてうつや肥満、不妊などの害を起こすといわれます。スマホやPCを使う際は注意しましょう。

10.外出中は3時間に1回日焼け止めを塗り直し
日焼け止めがその効果を発揮しているのは3時間くらいです。汗や服などの摩擦で時間が経つとどんどん取れてしまうので、外出のたびに塗り直すことを心がけましょう。

11.家の中でもブロック!カーテン&窓フィルム
窓際にいれば日なたの8割くらいの紫外線に当たることになるので、部屋の中にいても日焼けはします。窓ガラスは紫外線を透過させるため、UVカットフィルムを貼る、UV加工付きのカーテンを選ぶなどで対策を。

=美白気合度★★★=
「浴びても黒くなりたくない!夜のスキンケア&食事で日焼けをなかったことに!アウトドアやリゾートなど、1日中外にいた日は帰宅後のスキンケアで美白を死守!」

12.コットンパック保湿で日焼けダメージを鎮静化
日焼けによるダメージをなかった事にはできませんが、その後のケアで早くリカバーできます。日焼け直後の肌は水分と油分バランスが大きくくずれ、敏感な状態になっているので、肌に優しいさっぱり系のローションで肌を落ち着かせながら"水分補給の道"を作ってから保湿をすると良いでしょう。

13.ハイスペック美白美容液も味方に!
日々進化を遂げている美白美容液は、紫外線による色ムラをいち早く修復したり、シミをできにくくしたりしてくれます。美白のためには保湿とビタミンCなど抗酸化成分の補給が大切。季節問わず心がけましょう。

14.カラフル野菜で抗酸化力UP
食品に含まれるビタミンA・ビタミンC・ビタミンEは、抗酸化作用のあるビタミンエースと呼ばれます。紫外線を浴びて増加した体内の活性酸素の除去を助け、シミ・シワ・たるみの防止に役立ちます。中でもビタミンAは、体内で紫外線吸収剤の働きをしてくれるのでシミ対策に効果があるといわれています。

●ビタミンACEをまんべんなく食べて
・ビタミンA
紫外線の盾になって細胞が傷つくのを防いだり、皮膚や粘膜のターンオーバーを正常に保ったりする働きも。緑黄色野菜のほか、レバーやうなぎにも含まれる。
―良質な油と一緒に―
ビタミンAはそのままだと吸収率が10%なのに対し、油と一緒だと80%までアップ。キャロットラペなどにすると効果大。
・ビタミンC
コラーゲンを生成し、肌にハリや弾力をもたらす働きも。赤パプリカなどの野菜やフルーツに多く含まれる。水溶性で熱に弱いが、ゴーヤは加熱しても壊れにくい。
・ビタミンE
血行促進作用で肌代謝をアップ。メラニン色素を含んだ古い角質をスムーズに落とす働きも。ナッツ類やツナ、卵などに含まれる。
・ビタミンACEをすべて含む夏野菜
3種のビタミンは、同時に摂取すること抗酸化力を発揮。トマト、かぼちゃ、ピーマンは特にバランスよく含むので積極的に食べて。
15.糖化を防ぐ食べ方で白さをキープ
肌全体が茶や黄色にくすんでくるのは、過剰な糖がタンパクと結びついた"糖化"のせい。1度起こると元に戻せないので、血糖値を急激に上げない食べ方が重要です。野菜→タンパク質→炭水化物と、GI値の低いものから順にゆっくりと食べましょう。

まずは「ベジタブルファースト」を徹底。野菜の中でも根菜類は炭水化物の部類に入ります。タンパク質は豆→魚→肉の順番で食べて。

●白より茶の食材を選んで
炭水化物は、精製された白いものより未精製のものがおすすめ。食物繊維が多く含まれているので消化吸収に時間がかかり、血糖値の上昇がゆるやかに。糖化を防ぎます。

●サプリで日焼けストップ!
塗る手間が省けて塗り忘れの心配もない「飲むだけ」の日焼け止めで全方位紫外線をブロック!クリニックでは「ヘリオケア」の取扱いがございます。
朝昼1カプセルずつ飲むだけ。シダ由来のファーンブロック、ルテイン、ビタミンEなどを配合しています。

ヘリオケアについて

最優先はやはり顔周り。メイクやファッショングッズでしっかりガードしましょう。日差しが強くなる季節は、抗酸化力の高い食品をたっぷりとり、インナービューティーも積極的に。

是非、ご一読下さい。

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2017年5月 9日

TV出演情報:日本テレビ『ヒルナンデス!』5月11日(木)11時55分~OA

日本テレビ『ヒルナンデス!』5月11日(木)11時55分~OA

に慶田院長がVTR出演いたします。

美肌、健康に関する栄養素等について解説をします。詳しい内容はOAをお楽しみに!

早めの時間からOA予定です。番組冒頭からチェックをお願いします。

どうぞお見逃しなく。

2017年5月 8日

WEB『A-Beauty』2017年4月27日掲載

特集:大人の美容「肌に影響を及ぼす"大気汚染物質"とは?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今期のUVケア商品はどのブランドも「大気汚染物質」に着目しています。最近注目され始めた大気汚染物質とは一体何なのでしょうか。また、肌にどう影響を及ぼすのでしょうかか。慶田院長が詳しく解説しました。

【大気汚染物質とは?】
排気ガスや工場から出る煙、たばこの煙、黄砂などを大気汚染物質と言います。最近ではPM10やPM2.5というものもよく耳にするようになりました。これらの大気汚染物質、特にPM10以下の非常に小さな粒子が皮膚に浸透しやすく、肌に悪影響を及ぼすのではないかと考えられてきています。

【大気汚染物質が肌に及ぼす影響】
大気汚染物質が肌に及ぼす影響を正確に調べるには難しいものがありますが、人はいろいろな状況で暮らしているので、その中で一つの条件をもってどの程度影響を及ぼしているかというのを正確に見るのは非常に困難です。しかしドイツのドクターが発表した論文で、70代から80代の女性400人を対象とした肌老化と大気汚染の関係を調べたものがあります。
1日1万台以上の車が通る幹線道路から100m以内にずっと住み続けているグループと地方に住んでいるグループを調査した結果、排気ガスが多く、空気が汚染されている地域に住んでいる人たちの方が額のシミは35%、頬のシミは15%多くできていたというものです。ある程度大きさのある物質であれば、角層のバリアで弾き飛ばすことができますが、粒子が小さいとその物質がどんなものであろうと、肌内部に入りやすくなります。毛髪の太さが70マイクロメートルと言われており、PM10というのは直径でいうと7分の1、PM2.5になると20分の1以下となります。非常に小さいものなので毛穴や角層のバリアが壊れた部分から入ってしまう可能性があるのです。世界人口の約80%の人がPM2.5にさらされているのが現状です。ただ、この論文はどこに住んでいるかということだけでざっくりと比べただけです。中にはスポーツが好きな人もいれば、おうちに引きこもりがちの人もいるでしょう。食も違うし、化粧をするかどうかという違いもあります。そういった要素を一切無視した研究となります。しかし、少なくとも大気汚染物質が肌に悪影響を及ぼす可能性があるということは生理学的に推測ができます。小さな粒子が毛穴から入り込むと炎症を起こす可能性があります。炎症というのは全ての老化の要因となり、最近の研究では、表立って皮膚炎を起こしているとは言えない程度の軽度の微小炎症でも老化を進行させると言われています。炎症が繰り返されると、シミや色むらが生じやすくなり、角層を乱すのでキメや透明感が悪化し、ちりめんジワに進行したりします。

【日本はどのくらい危険なの?】
排ガスに関しては公害が取りざたされた1970年代以降からは規制が厳しくなって来ています。工場などもフィルターで除去されてから煙を排出するようにしていると思いますが、粒子の小さいものに関しては通常のフィルターではカットできないものもあります。都会は交通量が多いので、都会はどこも同じくらいリスクはあると思います。しかし、規制が緩い発展途上国に比べれば、日本はかなりセーブされていると思います。

【大気汚染物質の影響を受けやすい肌質】
体質的に言うと、アトピー素因のある人です。アトピー性皮膚炎や素因のある人は正常な人と比べると、角層のセラミドの量が3分の1程度しかないため、角層と角層の接着が緩く、浮いてしまっているような状態になっています。このような皮膚の状態だと粒子が入ってきやすいので、より炎症を起こしやすくなります。また、花粉や乾燥などによって軽い皮膚炎を起こしていると、角層の状態も悪いので、影響を受けやすいと言えます。

【特に注意したい季節は?】
特に注意したい季節は、冬と春先です。冬場の乾燥でバリア機能が低下しているところに、冬モードから春モードにシフトして自律神経の調整が追いつかず、さらに花粉のストレスもかかるので、肌の状態が悪くなっています。そのため、炎症を起こしやすくなります。

【大気汚染物質から肌を守る予防・対策】
室内に関しては空気清浄機を使用し、周辺の空気を清潔な状態にしておくことがいいでしょう。外出先では、マスクやメガネの着用が有効です。最近ではUVケア商品の中にも大気汚染物質に注目したものが発売され始めていますので、そういったものを使用することもおすすめです。帰宅後は、玄関で洋服を払うなど、外で着た衣服を基本的には寝室に持ち込まないようにする。また、洋服をしまう部屋と寝室を分けるようにすることもよいと思います。そして、ターンオーバーを高めるために適度な運動や入浴で血流の循環をよくさせることも効果的です。
また、体の中からと外から抗酸化成分を補うことが重要です。皮膚に塗るとすれば、ビタミンA(レチノール)、ビタミンC(ビタミンC誘導体)、ビタミンE(ビタミンE誘導体)が配合されているような化粧品がおすすめ。ビタミンCとEは相乗効果があるので、一緒に配合されていると効果が高まります。抗酸化作用というものはあらかじめ塗っておくことが大切です。特にビタミンAに関しては表面から塗っても蓄積していきますし、紫外線の吸収剤に対する肌への影響を軽減させてくれる効果もあります。
体の中から補う場合は、ビタミン類やポリフェノール類といった抗酸化作用のある食品を摂取することです。苦味やえぐみ、色が濃いものは抗酸化力が高いとされています。
・ビタミンA・・・緑黄色野菜、鶏レバーなど
・ビタミンB・・・鶏肉、豆類など
・ビタミンE・・・ナッツ、アーモンド、卵など
・アントシアニン類・・・ブルーベリー、ラズベリー、イチゴなど
・カテキン・・・緑茶
・テアフラビン・・・紅茶、ウーロン茶
・タンニン・・・茶、赤ワイン、柿、バナナ
・ルチン・・・そば
・クエルセチン(ケルセチン)・・・たまねぎ
・ダイゼイン(大豆イソフラボン)・・・大豆
・クロロゲン酸・・・コーヒー、ゴボウ、サツマイモなど
・エラグ酸・・・ラズベリー、イチゴなど
・リグナン・・・ゴマ
・ナリンゲニンカルコン・・・トマト
・プロシアニジン・・・リンゴ、ビワ、ブドウ、緑茶
・クルクミン・・・ターメリック、ショウガ
・アスタキサンチン・・・鮭、イクラ、エビやカニの殻
・グルカン・・・きのこ
・フコイダン・・・海藻
・ペクチン・・・リンゴ
・リモネン・・・柑橘類
・ジンゲオール・・・ショウガ
※バランスよく、色とりどりのものを少しずつ、そしてタンパク質なども摂取することがターンオーバーのためにも、抵抗力を高めるインナーケアとしても必要です。

【一度影響を受けた肌を改善する方法】
バリア機能を安定させるには、スキンケアの基本をしっかり行うことです。スキンケアの基本とは、洗浄、保湿、光対策と言われていますが、まずは洗いすぎないこと。刺激の少ない界面活性剤を使用した肌に優しい洗顔料をよく泡立て、泡で洗うようにします。それからしっかり保湿をします。日焼け止めやお化粧は膜を作る役割もあるので、素肌でさらされるよりは大気汚染物質などから肌を守る効果もあります。

【特に40代からは内外から抵抗力を高めることが重要】
体の中にも自前の抗酸化作用というものが備わっていますが、体内酵素の活性も40代から低下すると言われているので、何もしないと抵抗力も再生力も落ちてきます。ターンオーバーのスピードも落ちてきますので、体の中から外からしっかり抵抗力を高めていくことが大切になってきます。

当院での肌力アップケア!!
『イオン導入』
当院では、肌のバリア機能を強化するためにビタミンAを導入する、『イオン導入』が人気です!ビタミンAは皮膚のターンオーバーを促し、ゆがんだ表皮構造を補修します。さらに、表皮細胞の成長を促し、厚みのある丈夫な表皮になります。自らの力でNMF(天然保湿因子)や角質細胞間脂質が作られるので、角質のバリア機能も強化され、肌自体の保湿力が高まり、刺激に強いお肌に変わります。

『バリアクリーム』
加齢と共に減少すると言われているCoQ10や、その働きを助けるカルニチン、ハリのある皮膚を保つマトリキシル、リンゴ種子エキスをバランス良く配合した保湿クリーム。さらに、αリポ酸や、パルミチン酸レチノールをプラスし、毎日のスキンケアにはもちろん、施術後のケアにもご使用いただけます。

『ACEオイル』
肌の防御力をアップさせ、刺激に負けない肌を作るのが肝心です。ビタミンACEはエースとも呼ばれ、抗酸化作用を有するビタミンの代表格です。さらに、ビタミンAは皮膚の中で、紫外線の光線エネルギーを受け止め、細胞が損傷するのを防ぐ「紫外線吸収剤」としての役割や、皮膚のターンオーバーを促し、過剰なメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用もあります。


是非、ご一読下さい。

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2017年5月 1日

雑誌『&ROSY』2017年6月号(5月23日発売 掲載ページP153)

特集「2017年夏、"大人の女"に"ムダ毛"はいらない!」の記事内にオススメのクリニックとして当院が掲載されています。

今シーズンの流行ファッションはオフショルダー、抜き襟、肩出しなど肌露出が高めです。毎年、薄着の季節になると決まって「なんとかしなくては!」と感じるものですが、特に今シーズンは流行の観点からも"ムダ毛ケア"なしには過ごせません。
ファッショントレンドに合わせて、うなじ~背中、わき、腕・脚、手足の指、デリケートゾーンのパーツ別に、ベストなケア方法が紹介されています。

◎うなじ~背中
自分で見づらいパーツだけに産毛放置率が高い部位です。背中や肩を出すデザイントップスが春から流行し、なかでも前後のギャップが魅せどころの抜き襟シャツや、露出度が高いわりに嫌味じゃないオフショルダーは取り入れやすく、購入された方も多いのでは?今年はバックスタイルにも気が抜けません。手が届かずに放置しているうなじ~背中は要注意です。
自分で直視できないパーツなので、人に剃ってもらうことをオススメします。もし自分で剃る場合は、剃りムラや剃り残しがないように合わせ鏡で確認しながら、柄の長いシェーバーを使用するなど工夫し、刃の当たる角度が深くならないよう気を付けましょう。

※自分では見えない部位を完璧に仕上げるのなら、定期的にクリニックでのレーザー脱毛を受けましょう。プロに任せるのが賢い選択です。

◎わき
すでにクリニックやエステサロンで脱毛済みの方も多いパーツですが、「最近1~2本見つけた!」という声も聞きます。ノースリーブニットなどは、コンサバ感とヌケ感のバランスの良さに、シンプルで出番も多めのアイテムですが、手を大きく上げるとわきが丸見えです。以前脱毛済みでも注意が必要なのです。

≪エステサロンの「光脱毛」とクリニックの「レーザー脱毛」の違い≫
・光脱毛:複数の波長を含んだ光で穏やかに減毛。エステの機器は弱いので1部位の脱毛効果が得られるまで、およそ2~3年と長くかかります。施術はエステティシャンが行うので、色黒肌や男性のヒゲではヤケドなどのトラブルも。
・レーザー脱毛:メラニンの黒い色素に吸光度の高い単一の波長が作用する医療用レーザーを用いるので、医師の診察と管理のもとで行われます。毛と毛を作る器官へ集中的に熱を集めて照射するので減毛率が高く、厚生労働省は医療機関での施術を薦めています。

◎腕・脚
広範囲だからこそ、うっかり剃り残しなどが目立ちやすい要注意パーツです。流行の裾広がりのシルエットが美脚効果抜群のフレアスカートですが、裾からのぞく脚に目が行きます。きちんと処理しているつもりでも「どうしてここだけ!?」と、処理漏れも頻出する部位のため、デイリーケアは甘く見ず念入りに!油断大敵の"シェービング法"を見直しましょう。
・ついついやりがちなお風呂場での「泡でムダ毛処理」は絶対ダメ!!
石鹸には角質のバリアを角質細胞間脂質を溶出させてしまうため、カミソリを当てると肌へのダメージは数倍に。面倒でもシェービング剤や保湿剤を使用しましょう。
・どこの部位でも、カミソリは毛が生えている方向に沿って軽いタッチで動かします。逆方向に剃ったり、同じ部位に連続で刃を当てると肌を痛める原因になります。
※正しく剃っても、ある程度は肌に負担がかかっているので、冷却後、刺激の少ないオイルやクリームもので保湿をしましょう。

◎手足の指
面積は狭くとも目立ち度はトップクラスなパーツです。何かを差し出したり、人と対面したりしているときの手元は、自分が思うより見られているものです。指先が目立つリングの重ね付けや、ヌーディーサンダルなどでは確実に目が行ってしまいますね。細かい部分だからこそ要チェック!他のパーツ同様、毛流れに沿ってシェービングしましょう。

◎デリケートゾーン「V・I・O」
季節関係なく気にはなるけどアクションしづらいパーツです。最近では人気の脱毛部位ではありますが、まだまだ未処理の方も多いのが現状のようです。これからの季節は、水着になる機会も多くなるからこそ、これを機会にケアを始めましょう。
V:前から見える部位の三角地帯。レーザー脱毛する際は両サイドや上部分を減らして面積を小さくするのがオススメです。
I:自分ではほとんど目にすることがない、股の間の部分。ここを減らすと蒸れやニオイ防止にもなります。
O:お尻の穴のまわり。Iの延長上に生えていることが多く、つるりとさせれば衛生的。
※デリケートゾーンのセルフ剃毛は目視が必須です、少しずつ丁寧に剃って下さい。力を入れて剃ると肌を傷つけてしまう可能性があります。こちらもクリニックでのレーザー脱毛でプロに任せことをおすすめします。火傷しやすい部位なので、エステではなく医療機関にご相談を。

当院でレーザー脱毛に使用するジェントルレーズ(Gentle LASE)は、レーザー照射の直前に冷却ガスが表面を冷やし、安全で確実な減毛効果に定評があります。痛みに弱い方にもオススメです。

『医療レーザー脱毛』


是非、ご一読下さい。

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雑誌『家庭画報』2017年5月号(4月1日発売 掲載ページP222~223)

特集「50代からのお悩みに、もしもしビューティウェルネス相談室」に慶田院長の監修記事が掲載されました。


今月のお悩み、【シミのような、ポツポツが、首やフェイスラインにできて気になります】

当院でもご相談が多いお悩みです。これは実はシミでは無く、皮膚の良性腫瘍の場合がほとんどです。

腫瘍には種類があり、各々の治療法が異なるので、必ず皮膚科専門医を受診してくださいね。

◎美白ケアで消えないシミは脂漏性角化症の可能性大

コメカミから耳の前、首すじやデコルテにできるポツポツ。シミのようでありながら立体的に盛り上がって意外と目立つのが気になりますよね。

シミ(老人性角化症)と勘違いしやすいのですが、実は脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)の可能性が高いのです。早い方だと20代終わり頃から現れ始め、50歳を過ぎると男女を問わず8割以上の方に現れます。数は個人差が大きく、少ない方で2~3個、多い方では100個以上に及ぶこともあります。時間が経つとともに大きくなり、日本人は黒く目立つケースが多いのが特徴です。

脂漏性角化症は老人性イボとも呼ばれ、加齢による老化現象です。首のイボはアクロコルドンと呼ばれ、いずれも良性の皮膚内腫瘍です。シミだと思って美白ケアをしてもよくはなりません。CO2レーザーを照射し、皮膚表面を削り取る施術をおすすめします。施術による出血はなく、すりむいたような傷ができ、1週間前後で新しい皮膚ができます。赤みも1~2か月で消え、ほんのりピンク色にきれいに治ります。数が多い場合、サイズが大きい場合は、2~3回に分けて施術を行います。脂漏性角化症の保険治療では液体窒素による凍結療法が主流ですが、施術後に輪ジミのような色素沈着が残りやすく、見た目の美しさを優先するなら、CO2レーザーの照射をおすすめします。

脂漏性角化症の原因には、遺伝や紫外線などもあります。海のレジャーに親しんでいる方の背中に多く見られ、手の甲などにできやすいことからもわかるように、紫外線で誘発されるので、施術後の再発防止のためはもちろん、普段から日焼け止めをこまめに塗り、予防することも大切です。

◎まぶたや額などに出る白いポツポツは稗粒腫

まぶたや頬、額に出る、小さな白い粒のようなポツポツ。これは稗粒腫と呼ばれ、角質が入った袋状の良性腫瘍です。湿疹やかぶれ、小さな傷などが誘因となり、真皮内に小さな嚢腫ができます。治療は、注射針やCO2レーザーで皮膚に穴を開け、袋ごと押し出し除去します。施術の傷口が閉じるまでの期間は、注射針で穴を開けた場合は1~2日、レーザーで開ける穴も小さいので2~3日でふさがります。稗粒腫は皮膚の浅いところにできた角質の塊です。塊さえ取り出してしまえば、なめらかな肌を取り戻せます。


◎目の下のポツポツは汗管腫の可能性も

脂漏性角化症や稗粒腫より割合は少ないものの、目の下に集中して肌色のポツポツが出ている場合は、汗管腫の可能性もあります。汗管腫はホクロと同様、真皮内にできる良性腫瘍です。エクリン腺という汗腺由来のもので、主に目の下やまぶたにポツポツと集中して出ます。数が多い場合1度に取り去ることが難しく、目立つものからCO2レーザーで腫瘍を削り平にしていきます。

同時に当院では、小さなドット状に照射するフラクショナルCO2レーザーを併用して肌を再生させる治療を併用します。これを1~2か月ごとに、3~4回繰り返すことで、凹凸がなめらかになっていきます。施術を受けるごとに赤みが1~2週間ほど続くのですが、目の下は施術の傷跡の治りがよく、傷口さえ閉じればメイクでカバーできます。フラクショナルCO2レーザーによりちりめんジワも解消されるので、若々しい目元が復活します。


◎ポツポツがなくなると肌は一気に若返る

ポツポツの悩みは、年齢が年齢なだけに、できても仕方ないと諦めてしまいがちですが、取り去ることによぅて、驚くほど若々しさが復活します。肌の若々しさの決め手は、色ムラのなさ、凹凸のなさ、整ったきめと水分量にかかっています。ポツポツというでっぱりは、存在するだけで老けた印象に見えてしまいます。脂漏性角化症のように黒さが目立ったり、数が多かったりすれば、ほかの部分の肌がどんなにきれいでも、年齢を感じさせてしまうのです。残念ながら大きく育ててしまうと一度取っても再発の可能性はありますが、肌がなめらかになる喜びは代えがたいです。再発した場合も、またCO2レーザーで処置すれば良いので簡単です。悩んでいるのなら、思いきってとってしまうことをおすすめします。その際、重要なのは診断です。成熟世代の場合、脂漏性角化症、稗粒腫、汗管腫などのポツポツは、一般的に見分けるのが難しく、皮膚科専門医による正しい診立てが欠かせません。また、これらはシミ(老人性角化症)や肝斑などと併発することも多く、ときにメラノーマなどの皮膚がんの場合もあります。治療が数回にわたるケースもあるので、信頼できる医師のもと、治療計画をきちんと立てましょう。


《腫瘍の種類と治療法》

・脂漏性角化症⇒CO2レーザー

表皮内腫瘍、黒ずみ、凹凸などを伴う、フェイスラインや目の下頬、背中などに頻発します。

・アクロコルドン⇒CO2レーザー

真皮内腫瘍、肌色の小さな突起、首や脇の下など関節部に見られます。

・稗粒腫⇒針で穴を開けて粒を出す、CO2レーザー

真皮内腫瘍、ころっとした粒状、目まわりや額、首などに見られます。

・汗管腫⇒フラクショナルCO2レーザー+CO2レーザー

真皮内腫瘍、目の下やまぶたにみられます。

・細胞性母斑(ホクロ)⇒CO2レーザー

真皮内腫瘍

・メラノーマ(悪性黒色腫)⇒手術

皮膚がん、専門医が診察し疑いがあれば全摘し病理で確認します。

《脂漏性角化症の治療例》

ぼんやり茶色くシミのように見えますが、実は脂漏性角化症で、CO2レーザーで脂漏性角化症を蒸発させ、皮膚表面からごく浅く削り取ります。


《検査で初めてわかるポツポツの正しい診断》

一般人の目にはシミやニキビと同じように見えるポツポツ。正しい診断こそが、適切な治療への第一歩です。ダーマライトやダーマスコープなどで皮膚の状態を詳しく検査することで、ときにホクロのがん、メラノーマや基底細胞癌が見つかり、早期発見、早期治療に繋がります。

当院『CO2レーザー治療』

当院『フラクショナルCO2レーザー治療』

ポツポツとともにシミや肝斑を併発している場合は、フォトフェイシャル(IPL)を併用して治療を進めます。銀座ケイスキンクリニックでは、ルミナス社の最新マシン、フォトフェイシャルM22を使用し、シミだけでなく、術後の赤みや、毛細血管拡張症、赤ら顔も同時に改善させ、色むらのない美肌に肌質を変えていく治療が好評です。

当院『フォトフェイシャルM22』 

是非、ご一読くださいませ。


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2017年4月27日

雑誌『VOCE(ヴォーチェ)』2017年6月号 (4月23日発売 掲載ページP211~217)

特集「ムダ毛、におい、ざらつき、黒ずみ、セルライト ちょっと恥ずかしいボディのお悩み、一気に解決」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

〈お悩み1 剃っても、抜いても、どんどん生えてくる...ムダ毛〉

Q.脱毛法は何がいいの?
A.毛抜きはトラブルの元。カミソリ処理がベター
セルフ脱毛でオススメなのはカミソリ。切れ味のよい3~4枚刃のレディースシェイバーを使ってやさしく剃りましょう。毛が薄く肌が弱い人は刺激の少ない電気シェイバーを使うといいでしょう。避けたいのは毛抜きでの処理。毛の栄養となる毛細血管を引きちぎり、埋没毛や毛嚢炎などトラブルの原因になります。
・カミソリが苦手なら...除毛クリームなどを活用しましょう!
剃るのに抵抗がある人は除毛クリームという手も。肌の弱い人は荒れることもあるので、パッチテストなどをして確認をしてから使いましょう。

Q.正しいムダ毛処理法は?
A.ふわーっと優しく刃をあてる
毛を剃るときに皮膚自体を削ってしまうことも多いので注意しましょう。特に皮膚の柔らかい、わきやVIOライン(ビキニライン・外性器周り・肛囲)は皮膚をしっかり伸ばして、毛の流れにそって、ふわりとやさしく刃をすべらせるように剃りましょう。何度も同じ場所を剃らないようにすることも大切です。

POINT1
皮膚をしっかり伸ばす
脚や腕などはそのままでも大丈夫ですが、皮膚のやわらかい部位、シワが寄っている部位は皮膚を伸ばしながら剃ると良いでしょう。VIOラインは皮膚を引っ張るように、わきならひじを上げて皮膚を平らに伸ばして剃りましょう。
POINT2
毛の流れに沿って剃る
毛は生えている方向に向かって、かみそりをすべらせるように動かして剃りましょう。何度も同じ場所に刃をあてないように、少しずつ小さくカミソリを動かして、剃るのがコツです。

Q.処理後の肌荒れが気になる!
A.ビフォー、アフターのケアを念入りに!
BEFORE
シェービング用のジェルやフォームを活用
刃の滑りをよくするため、脱毛前には脱毛用ジェルやフォームを付けましょう。石けんよりも肌にやさしい専用の滑剤を使用しましょう。

AFTER
オイルを塗ってしっかり保湿する
脱毛後はぬるま湯でよく洗い流したら、肌に負担の少ない保湿力の高いオイルやクリームなどで、しっかり保湿。

Q.毎日剃ってもいいの?
A.剃りすぎは肌荒れの原因
できれば週に1~2回程度に
剃るたびに、角層を削り、皮膚バリアを壊してしまうので、剃る間隔はできるだけあけたほうがいいのです。でもムダ毛が気になる夏なら、週に1~2回以内にするのが理想です。

〈こんなんじゃ、肌みせできない!ざらつき・黒ずみ〉
Q.お尻や腕etc.どうしてざらつくの?
A.刺激から体を守るため、角質が厚くなるから
ざらつきは肌の乾燥や衣服のこすれなどの刺激から角質を厚くして肌を守ろうとする、一種の防御反応です。ざらつきがひどいと黒ずんで見えることも。角質のキメが整うとざらつきもなめらかになってきます。肌のターンオーバーを促すために、肌への刺激を極力避けましょう。

Q.ざらついた部分のケア法は?
A.スクラブはNG。泡洗浄と週1~2回のピーリングでケア
ゴシゴシとボディタオルで洗う習慣が、逆にざらつきを悪化しているケースも。石けんの泡でなでるように洗えば十分です。ボディソープを肌に原液のままつけると乾燥しやすくなるので注意しましょう。また、スクラブは肌への刺激が強いのでざらつき肌にはNG。ピーンリング剤を使ったり、酵素系洗顔料の泡をつけて2~3分放置しておいたりするのがよいでしょう。

Q.乾燥とざらつきって関係ある?
A.ざらつきに乾燥は大敵!入浴後の保湿ケアを忘れずに
肌が乾燥するとバリア機能が低下するために、角質が厚くなり、ざらつきの原因に。そのため、乾燥対策は入念に行ないましょう。保湿にはオイルよりも保水効果の高いボディ用乳液やクリームがおすすめです。お風呂場に保湿剤を置いておき、入浴後30分以内に肌がしっとりするほどたっぷり塗りましょう。

Q.ざらつきには種類があるの?
A.できる部位によってタイプが違います
ざらつきはできる場所によって症状が違って見えます。例えばお尻は座りっぱなしの刺激によって角質が厚くなってごわついたり、ひじやひざは角質が厚く黒く見えたり。ざらつきやごわつきなどの肌トラブルは、外部からの刺激の多い場所に現れるので、そういう部位は特に乾燥対策に力を入れましょう。

ざらつきの種類
●上腕の外側
毛穴が赤茶色になってボツボツして見え、触るとざらつきを感じるトラブルが多い。保湿しても消えない場合は東洋人に多い毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)かもしれません。難治性のため、医療機関での治療がおすすめです。詳しくは当院HPをご覧ください。

毛孔性苔癬集中治療についてはコチラから

用語集「毛孔性苔癬」

●お尻
お尻は座ったときに体重がかかります。イスや床などとの摩擦、圧などの物理的刺激で、角質が厚くなりざらつきやすい部位です。お尻もしっかりと保湿をしましょう。

●ひじ・ひざ
脂肪の少ない関節部は物理的な刺激がダイレクトに伝わり、角質が厚くなりやすい部位です。ひじや膝をつく習慣がある人は黒ずみも起こしやすいので注意しましょう。

●背中
手が届きにくいので、お手入れが行き届かず、角質が厚くなりやすく毛穴が詰まりやすい部位です。また、体の中では皮脂分泌量も多く、ニキビも好発します。。

=背中、腕の赤茶色のざらざらブツブツ毛孔性苔癬かも=
東洋人の若い世代にできやすい皮膚の疾患
東洋人の若い世代に多い毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は、毛穴の角化異常症のひとつ。体質的に毛穴の角質が厚くなりやすい人に生じ、角栓が毛穴につまって、赤茶色のブツブツができます。不潔にしていると誤解して洗いすぎると、ざらつきと同じで逆効果になります。セルフケアでは治りにくいので、皮膚科医に相談しましょう。
できやいのは、二の腕や背中の上の方、時にお尻にもみられます。美容皮膚科ではケミカルピーリングで角質を薄く溶かし、毛穴のつまりを解消。産毛と黒ずみ、赤みを解消するレーザーを2種を照射して、黒ずみや赤茶色のブツブツを改善させます。5~6回で肌がなめらかに白く変わっていきます。

毛孔性苔癬集中治療についてはコチラから

〈汚れに見える色素沈着をケア 黒ずみQ&A〉
脱毛をしっかりしているのに、毛が残っているように不潔に見えちゃう黒ずみ。
肌への色素沈着を抑えて、キレイな肌色にする方法は?

Q.どうして肌が黒ずんで見えるの?
A.肌への過剰な摩擦でどんどん黒くなる!
わきやVラインなど、黒ずみが気になる場所は、摩擦がくり返されているところ。Vラインやバスト下の黒ずみが気になるなら、縫い目のない、やさしい素材の下着を選びましょう。わきの黒ずみの多くはセルフ脱毛が原因。何度もカミソリで肌をこすったり、毛抜きでの脱毛の繰り返しは黒ずみの原因になるので注意しましょう。

部位別黒ずみの原因
●わき
剃毛による摩擦が誘因となり、メラニンが増え、毛穴に皮脂がつまると、黒ずみが生じます。レーザー脱毛は黒ずみもケアできるので、気になるなら検討してみてください。
●Vライン
もともとの肌質に加え、下着による擦れが原因。締め付けが強かったり、ケミカルレースがあたることで刺激を受け、メラニンが増えたり、角質が厚くなったりして黒ずみます。肌の浅黒いタイプは黒ずみが目立ちやすいので注意しましょう。
●ひじ・ひざ
ひじやひじを机や床につくなど、刺激を受ける頻度が多いと角質が厚くなり、やがて黒ずみになります。ひじやひざをつかないようにすると緩和されます。
●乳首
摩擦刺激よりも、性成熟期はホルモンの関係で黒くなりやすい部位です。特に、妊娠出産後は驚くほど黒くなることもあるが、しばらくすると落ち着きます。

Q.乳首の黒ずみはピンクになるの?
A.ピンクは妄想。日本人は薄いベージュ~ブラウン
東洋人の乳首は薄いベージュからブラウン色が標準。乳首がピンクはただの妄想です。外性器周りや乳首はホルモンの関係で黒くなりやすい場所です。特に女性ホルモンの分泌が盛んな20~30代は一番濃くなりやすいのです。それでも気になる人は、レーザーと美白剤のコンビネーション治療で黒ずみをトーンアップすることは可能です。

Q.黒ずみは消せるの?
A.セルフケアなら時間をかけて、クリニックのレーザーなら5~6回で薄くなる
まずは、黒ずみの原因となる肌への摩擦を避けましょう。そして、ざらつき対策と同様にこすり洗いは厳禁です。ピーリング剤や酵素系洗浄料を使ったり、ピーリング効果のあるレチノール入りのクリームを黒ずみに塗るのもいいでしょう。セルフケアは焦らず、毎日のケアをさぼらないことが大切です。クリニックのレーザー治療の場合は、だいたい5~6回で黒ずみが薄くなってきます。

関連リンク 
レーザー脱毛:産毛も黒ずみも改善 

ケミカルピーリング:美白とキメの改善効果が人気
ジェントルレーズ:黒ずみケアの定番。安心の効果。

=クリニックの処方箋=
メラニン生成過程をブロックし、ターンオーバーを活性化しましょう
医療機関のみで扱うメラニンを作りにくくする美白剤としては「HQクリーム」(高濃度ハイドロキノンクリーム)と「ルミキシルクリーム(ハイドロキノンと同様の効果)」が必須です。さらに、メラニン排泄を高めるレチノール配合化粧品の併用で、すでにできてしまった黒ずみも改善します。抗酸化作用が高く保湿効果もあり、ボディにも使いやすい価格なので、当院では「エンビロン モイスチャーACEオイル」が人気です。

関連リンク 
院内調合オリジナル化粧品について 

クリニック専用化粧品について


Q 黒ずみ、ざらつき、脱毛etc.並行輸入のボディ用クリームって効くの?
A ほとんどが白人用なので気をつけて!
ネットで購入できる商品はほとんどが欧米製。白人用に作られている場合が多いので、日本人にはあまり向いてないものも混ざっています。配合されている成分も日本の規約とは違うので、買うなら自己責任と心しましょう。

=プロの手を借りて黒ずみケア!「銀座ケイスキンクリニックの治療体験記」=
黒ずみもざらつきも、短い時間で、素早くキレイになるとウワサのクリニックのレーザー治療を体験いただきました。

体験されたのは、富樫佑香さん
15年ほど前に脱毛は済んでいますが、時々1本だけ生えてくる毛が気になり、わき全体が透明感なく黒ずんでいることをお悩みでした。
カウンセリング後、まずは肌のざらつき、毛穴のつまりをとるケミカルピーリングを施術。次に美白・脱毛効果のあるレーザー「ジェントルレーズ」ときめを整えるレーザーピーリング「ジェネシス」の2種類のレーザーを照射して、肌をなめらかにしていきました。

2回で肌のざらつきが気にならなくなり、3回で赤みが目立たなくなり、5~6回で肌に透明感が出て、黒ずみがなくなってきます。医療用の美白剤の併用も効果アップに役立ちます。
ビフォアーとアフターのわきの拡大写真を見比べてみると、黒ずみ部分が白くなり、しわに沿った黒ずみも薄くなりました。ご本人も、肌のざらつきもとれ肌が見違えるほどキレイになり、施術翌日のつるつる感は感動もの!と、ご満足いただきました。

是非、ご一読下さい。


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雑誌『JJ』2017年6月号(4月23日発売 掲載ページP173)

特集『美容界のプロから老化に怯えるJJ読者へ 20代で始める!未来につながる「予防美容」』で慶田院長の取材記事が掲載されました。

「ジャンル別 スペシャリストのおすめ予防医療」のコーナーで、皮膚科専門医として、エイジングケアについて紹介しました。

〈DNA検査で自分の弱点を知ればケアの方向性も明確に。〉

肌老化には、生活習慣に加え、遺伝要因が大きく影響します。最新のDNA検査『DNABeauty』で自分の肌の弱点を知りましょう。おのずと、自身が強化するべきケアがわかるはず。当院の最高顧問、東京女子医大皮膚科川島眞教授監修の肌質関連遺伝子検査は、昨年秋の話題となりました。当院でお受けいただければ担当医が解説いたします。

自分を知るひとつの軸として、取り入れてみてくださいね。

関連リンク:肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)

〈外からのケアは洗浄・保湿・光対策が命。〉

優しく洗う・水分を与える・紫外線から守るという基本のケアを積み重ねていきましょう。実はスキンケアというのは、サランラップ1枚にも満たない薄い角質層をケアすることなんですよ。


〈インナーケアは食事・睡眠・排泄・運動・ストレスコントロールの5本柱。〉

この5本柱はどれかひとつが欠けてもダメ。すべてがバランスよくできていることが健康と美肌の基礎になります。美しい人に堕落感や生活が荒んだ感じがしないのは、これが理由だと思っています。

〈25歳なら美容医療とスキンケアの使い分けを。〉

25歳のお肌にレーザーを照射すると50代より反応がよく、効果や若さをキープする年月も長くなります。わたくしはこの現象を、「投資に対する利回りの良さ」と表現し、患者様もご納得されます。もちろん、成熟世代も効果は十分あるので、物足りない場合は繰り返し治療を受けてください。必ず変わってきます。25歳のするべき投資は、ホームケアとして、ちりめんジワ対策としてレチノール入り化粧品を使い、定期的な美容医療を受けていただくのが一番賢いと思います。頻度は年に2~3回でも十分です。


人の生き方は肌に表れ、見た目が若い人は内臓も若いという事実もでてきています。

JJ世代では、まだ老化を身をもって感じることはないけど、5年後10年後の自分のイメージに不安を感じていませんか?時々高い化粧品や高い服を買ってモチベーションを上げるのと同じように、スペシャルケアとして美容医療を緩やかにスタートしましょう。まずは、肌質を整えて透明感をアップさせる低出力のレーザー『ジェントルレーズ』や、光治療『フォトフェイシャルM22』照射から始めるのがおすすめです。

関連リンク:
ジェントルレーズ

フォトフェイシャルM22(光治療)

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2017年4月26日

雑誌『MAQUIA マキア』2017年6月号(4月23日発売 掲載ページP106~115)

特集「今年は、美肌ファースト目線で守って防ぐ 悩み別美白&UVのギモン100問100答」で慶田院長の監修記事が掲載されました。

さまざまなジャンルの美容のプロがお答えするコーナーで、慶田院長は、皮膚科専門医として最新の美白&UVについて解説しました。その一部を当院の関連施術、用語集とともにご紹介します。

〈今年の傾向&対策をお伝えします! 美白トレンド編〉


Q,今年の美白はどうアプローチするべき?

A,白肌ケア+αが美肌への近道です。白くなることだけを追求するのではなく、今年は素肌そのものがキレイと印象付ける美白&UVケアを実践しましょう。
睡眠、食事、運動、そしてスキンケアでトータルなケアを心がけで。

〈肌トラブル別に解決策を伝授 お悩み別美白編〉

●美白+くすみ

Q,UVケアをしても美白ケアをしてもくすむのはなぜ?

A,くすみの原因は紫外線だけではない。くすみとは、紫外線などの酸化ストレスによるメラニン生成で顔の明度が落ちること。紫外線の蓄積による影響の他にも、乾燥・血流不足などによる角質層の状態が悪いとくすんで見えます。角層の水分量低下や肌荒れによる肌理の乱れ、角層の重層化、メラニン量の増加、加齢による明度の低下などの様々な要因が複雑に関連して引き起こされているのです。

用語集「くすみ・茶ぐすみ(メラニン代謝)」

●美白+毛穴
Q, 毛穴も美白もアプローチできる成分は?

A, レチノールやAHAはターンオーバーを刺激して毛穴にも美白にも◎

医療機関で行う「ケミカルピーリング」は、年齢と共にターンオーバーがとどこおり、くすんでしまった肌に刺激を与えることで、溜まったメラニンを排出し、透明感のあるみずみずしい肌を再生することができます。ホームケアでレチノール化粧品を使うのも有効ですが、クリニックで行う「高濃度ビタミンAのイオン導入」なら外用の40~50倍の浸透力で肌力アップが即効叶います。

ケミカルピーリング(メディカルピーリング)

レチノイン酸クリーム

ビタミンAイオン導入(イオントフォレーシス)

エンビロン モイスチャーACEオイル


Q, 毛穴が気になるからピーリングをよくするけど、夏の間にやっても大丈夫?

A, UVケアをしっかりすればOKです。ピーリング後はよりいっそう日焼け対策が必要だと心得ておきましょう。飲む日焼け止め「ヘリオケア」で、内なる抗酸化力をアップしておけば安心。

ヘリオケア(飲む日焼け止め)

Q, 毛穴の開きも紫外線が影響?

A, 紫外線の影響は大!紫外線が当たると角層が厚くなるため、毛穴がより開いてみえます。毛穴のためにも、UVケアを徹底しましょう。紫外線の害を受けにくくする「高濃度ビタミンC点滴」も夏の人気メニューです。

高濃度ビタミンC点滴(メガビタミン点滴)

●美白+ゆらぎ肌

Q,炎症が起きている部分のシミがどんどん濃くなった!

A, 炎症を繰り返すほど、メラニンの生成を誘発させます。つまり炎症がなによりも肌をくすませ、シミが濃くなったり増える原因に。ニキビや日焼け、肌荒れなどによる炎症は早めに対処しましょう。炎症が酷い時は、皮膚科専門医を受診し、長引かせないようにしましょう。

Q, アトピー肌のくすみ、レーザーで消える?

A, アトピー性皮膚炎を繰り返すと、メラニンが真皮に滴落し、さざ波上に黒ずむ難治性の「ダーティネック」やダーティースキンと呼ばれる状態になります。「ジェントルレーズ」などの低出力レーザー、「フォトフェイシャルM22」照射などが有効です。皮膚炎のコントロールもしながら、慎重な照射設定ができるから、皮膚科専門医に相談しましょう。

ダーティーネック

ジェントルレーズ

フォトフェイシャルM22

●頑固なシミ

Q, 妊娠中にできたシミ、出産しても消えません。

A, 消えるシミと消えないシミがあります。妊娠中の肝斑は消えることが多いですが、中にはそのまま残ることがあります。元々日焼けしやすい人、肌が浅黒い人は注意しましょう。妊娠~授乳中でも受けられる美白治療ジェントルレーズ、フォトフェイシャル照射、美白剤もあります。

肝斑

Q, シミ取りレーザーをしたら、永久にシミは消えるの?

A, 残念ながら、再発することも。永久ではありません。過去に繰り返し受けた紫外線の影響で、シミを誘発するスイッチが常にオンの状態になります。結果、同じところに再発しやすいのです。


〈紫外線も大気汚染も徹底ブロック!最新UV効かせワザ編〉

Q, 大気汚染ってそんなに肌に良くないの?

A, 肌の微小炎症を引き起こして老化&トラブルの元に。ドイツの研究では、空気が汚れた地域に住む人はシミが多いという報告があります。大気汚染から肌を守ることは、世界的な関心ごとになっています。

Q, スマホの見過ぎもシミになる?

A, ブルーライトの刺激が脳のストレスに。目からの刺激で脳が興奮状態になり、睡眠の質がダウン。肌の修復機能が落ちて、シミに繋がる可能性があります。

Q, 紫外線を浴びるとシミ以外に何が起こる?

A, たるみ、くすみ、乾燥ほか免疫力低下を引き起こします。微小炎症で細胞の核が傷つき、ターンオーバーなどの本来の機能が損なわれてあらゆる肌老化が起こります。免疫力が落ちるので、感染症も起こしやすくなります。

Q, 赤ちゃんの時から紫外線対策は必要?

A, 赤ちゃんこそマスト。細胞分裂が早く、特に短時間に大量の紫外線を浴びた場合は、発ガンリスクも大人より上がります。ベビー用の日焼け止めを活用しましょう。

Q, 紫外線を浴びて何分後から日焼けは始まるの?

A, 一瞬浴びただけでも炎症のスイッチはオン!微かな赤みが出るまではおよそ20分。でも炎症のスイッチはすぐに入りますし、紫外線ダメージは蓄積されて、ある時点で、コップの水があふれるようにシミになります。


〈ボディ&髪 美白・UVケア編〉

Q, 髪の紫外線対策は?

A, 日焼け止めスプレー&帽子、日傘でブロック。帽子や日傘で物理的に遮断するのが、最も確実です。

Q, 爪にも日焼け止めって必要?

A, UVカットできるハンドクリームでOK爪自体はすでに死んでいる組織なので、紫外線の影響はありませんが、爪の付け根にある爪母はUVカット効果のあるハンドクリームなどでしっかりブロックしましょう。


〈小技・ウワサ・小悩み解消 美白・UVのよもやま相談〉


Q, 解答陣の美白&UV術を知りたい

A, 一年中最高値の日焼け止めを塗り、なるべく地下や日陰を歩きます。下地→ファンデーション→パウダーと重ねると焼けにくくなります。特に焼けやすい部位は、下地も薄く重ね塗りしておきましょう。


Q, 美白肌になれる美容医療は?

A, 特におすすめなのが、最新の光治療「フォトフェイルM22」。フォトフェイシャルは、3~4週に1度、真夏も照射できるので、肌力アップの強い味方です。

Q, 肝斑も美容医療でなんとかできる?

A,肝斑用のレーザーと導入、内服を組み合わせています。

トラネキサム酸やビタミンC、Eなどの内服と塗り薬で肌を落ち着かせてから、肝斑用のトーニングというレーザーや低出力のフォトフェイシャル照射を行います。

Q, シミのできやすさは遺伝でしょ?

A,遺伝もあるけれど、後天的な要素も大いに関係。

シミができやすい肌かどうか、肌が持つ抗酸化力などは、遺伝子と関係があります。でも、UVケアや毎日のお手入れ方法など、後天的な習慣も大きく影響します。

Q, 目からの紫外線でもシミは作られる?

A, 目への刺激でもメラニン生成はスタートする可能性が。

紫外線から守れ!という信号が目から脳へ届くことでも、メラニンの生成のスイッチが入ると言われています。これはあくまで、マウスでの実験のため、ヒトではどうかは確実性がありません。少なくとも、目は確実に光老化するので、サングラスで守りましょう。ヘリオケアやポリフェノールたっぷりのお食事で抵抗力を高めるのは目にも吉。

Q, 妊娠・出産でシミが増えた気がします

A,ホルモン(プロゲステロン)状態の変化でメラニンが増えやすくなります。

30代はシミ年代ですし、出産自体が体に負担がかかること。ホルモンも免疫もバランスが崩れ、その影響がシミとして現れることも考えられます。

ただ白い肌ではなく、色ムラや毛穴が目立たない、透明感のある肌こそが真の美肌と言えます。最近は、『質の高い白肌』への意識が高まっています。最新の光老化や美白に関する研究結果も、日々更新されていますので、知識もケアもリニューアルして夏を迎えましょう。

是非、ご一読下さい。

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2017年4月24日

雑誌『美ST』2017年6月号(4月17日発売 掲載ページP162)

特集『美容やダイエットが続かないのも、何をやっても変われないのも頭の中の問題でした「やる気スイッチ」見つかる"脳だま"美容』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

美容やダイエットが続かない...そんな三日坊主の原因は、脳内にあるかもしれません。今回の特集では、脳のクセを知ってうまくだませば、美容習慣が身に付くことを提唱。
美容科学・脳内科学・メンタリズムなど様々な専門家が、脳をだますHOW TOWについて解説しています。
脳科学的には、目標を具体的にイメージすることで、脳が刺激を受け、「やる気スイッチ」を持続しやすい状態を作り出すことが可能になります。また、40代を過ぎると前頭葉が衰え、感情のコントロール力が低下してしまいます。日々のイライラや不満は、シワやたるみとなって顔に刻まれていきます。口角の上がった愛され顔になるには、イキイキした表情が大切。小さなことは忘れて、機嫌よく過ごすことが、実は効果的な美容法なのです。自分の考え方のクセを知り、「絶対にこれ」と思い込まずに、気持ちにゆとりを持つことが大切です。
慶田院長は、表情ジワについて解説しました。

『感情を整えれば眉も、シワも、輪郭も見違えます 脳をだまして愛される顔に!』
【眉を寄せるような表情グセが、シワや輪郭を変える要因に】
シワやたるみ、輪郭の変化は、顔面靭帯の衰え、皮膚のたるみ、脂肪の減少、骨の萎縮や移動といった加齢現象に加え、日ごろの表情グセなどによって作られます。眉間を寄せるクセがあると、鼻根筋に縦ジワが入り、いつも怒っているように見られてしまいます。噛みしめるクセがあると咬筋が発達して顔の輪郭が四角く大きくなってしまいます。また、自分では気づかない人が多いのがアゴにできる梅干しジワです。口を尖らせたり、顎に力を入れたりすることでこのシワは寄り易くなります。
鏡の前や写真撮影などで決め顔を作っているときには表れませんが、日ごろの表情や顔の筋肉の使い方が思わぬ老け顔を作っています。シワを予防して深くしないためにはボトックス注入がおすすめです。これに加えて、自分の表情グセを知って、繰り返さないことも大切です。

・施術別 ボトックス(表情ジワ)
・お悩み別 シワ

是非、ご一読ください。

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2017年4月20日

2017年(4月〜6月)のメディア掲載情報

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WEB『MYLOHAS/マイロハス』2017年6月26日掲載

マイロハスは「意識する」をキーワードに、カラダと心にいいものやいいことを展開し、ボディケアや脳活用法、 スキンケアのヒント、健康的な食事、掃除、睡眠、お風呂などを掲載する、美容意識の高い女性に人気のウェブサイトです。

特集:SKIN&HAIR 「やってはいけない洗顔の6つのNG行為」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
"正しく洗顔できていない人が多い"、"顔を洗ったほうが肌が潤う"など、驚きの事実が判明した前編「正しい洗顔のやり方って? 美肌ドクターが伝授!」に引き続き、洗顔の素朴な疑問にお答えします。

Q1.毛穴が気になります。洗顔で心がけたいことは?
A1.洗いすぎないことです。
暑いシーズン、どうしても毛穴の開きや毛穴目立ち、キメの乱れが気になるものです。皮脂がたっぷり出るからしっかり洗顔するのがベストと思いきや、それが裏目に出ることもあります。毛穴が気になるという方ほど"洗いすぎ"の傾向があります。ごっそり汚れが取れるパワフルな洗顔料や、毛穴がすっきりするパックを使用する方も多いと思いますが、 過剰なケアが負担となりさらに毛穴が目立つようになります。もちろん余分な皮脂汚れは落とさなければいけませんが、いじりすぎると肌は自身を守ろうとして角層が分厚くなり、毛穴がより一層目立ってしまいます。洗いすぎないこと、そしてシンプルな保湿を徹底すること。また、身としがちなのですが、紫外線によるダメージも乾燥を招き、角層が厚くなる原因です。日焼け対策もしっかり行いましょう。

Q2.肌トラブルを招きかねない、洗顔で見落としがちなこととは?
A2.「すすぎ残し」と「不潔タオル」に注意です。
シンプルですが案外多いのが、清潔なタオルを使っていないケースです。濡れた手や顔を拭いたタオルは、どうしても雑菌が増えてしまいます。特に高温多湿の夏は菌が繁殖しやすいので、タオルはこまめに替えてください。手や顔を拭いた後、そのまま干しておけばタオルは乾きますが、そこには雑菌がたくさんいます。また、髪の生えぎわのすすぎ残しも多発しています。ヘアケア剤の付着やカットの仕方で毛先が当たるといった事も影響しますが、生えぎわにニキビができやすいという方はすすぎ残しの可能性大です。ささっとすすぐのではなく、生えぎわまで丁寧に洗ってください。手でお湯をすくってすすぐなら20回くらい、お風呂で洗顔するなら、お肌の刺激になってしまうので温度はぬるめの36℃設定で弱流のシャワーで優しく洗い流すといいでしょう。

Q3.敏感肌です。おすすめのクレンジングや洗顔料のタイプは?
A3.選ぶならやはり敏感肌用ラインがおすすめです!
肌がデリケートだと、オーガニックで優しそうなイメージのコスメに惹かれますが、ドクターの立場からすると、"敏感肌ケア=オーガニックのスキンケア"とは限りません。たとえば、人によっては植物成分でかぶれや炎症を起こすこともあり、植物由来成分なら敏感肌でもOKと考えるのは間違いです。大手メーカーなど研究機関がしっかりしているところは、繰り返しテストをして安全性を確保しています。そういったメーカーが出す敏感肌用のラインなら、肌への負担が最小限でトラブルを起こしにくいものです。ナチュラルなもののイメージに惹かれますが、敏感肌用のラインから選ぶことをおすすめします。

Q4.泡立てネットは使ったほうがいい?
A4.泡立てが苦手な人にはおすすめですが、ただし清潔を保つように注意して下さい!
洗顔は、とにかく泡のクオリティが大切です。洗顔時にこすってしまうと洗顔料が角層内に残ったり、必要な皮脂や角質細胞間脂質まで奪われたりしてしまいます。もこもこの泡はそれを防ぐクッションになります。おまけに、泡立てることで洗浄力は高くなり、洗顔料も少なくて済みます。そんな良質な泡が簡単に作れる泡立てネットはおすすめですが、使い方に注意しましょう。洗面所やお風呂場に吊るしっぱなしという人が少なくないと思いますが、濡れた状態では雑菌が発生してしまうので、きちんと洗って外で干す、あるいは2つ用意して洗濯しながら交互に使うといったケアが絶対に必要です。時々キッチンブリーチなどの除菌剤に浸け置いてクリーンに保つのもおすすめです。

Q5.肌がざらつく、硬い。そんなときのおすすめ洗顔は?
A5.酵素入りの洗顔料で優しくピーリングをしましょう。
角質が厚みを増してざらつきを感じるなら、酵素入りの洗顔料で、優しいピーリング効果があるので肌がなめらかに整います。角質ケアというとスクラブを思い浮かべますが、スクラブで物理的にこするケアはひじやひざなどボディにとどめ、顔は酵素の力で優しく落とすほうがベターです。毎日使ってOKなものも、週2回程度に留めるべきものもあるので、使う頻度は製品に合わせ、また、乾燥で荒れてごわつく可能性もあるので、硬く感じられる肌ほど保湿は入念にしましょう。

Q6.洗顔で、肌に必要な皮脂を落としていいの?
A6.潤いキープのために皮脂が果たす役割は、たったの3%です。
肌表面でバリアとなり潤いを守っている皮脂ですが、肌の水分保持において、皮脂が果たす役割は3%ほどです。天然保湿因子(NMF)が17〜18%、細胞間脂質が80%と言われています。つまり、潤いキープ力の97%は角層に備わっており、皮脂分泌量と肌の乾きはさほどリンクしていません。皮脂はきちんと分泌されているのに肌が乾いて感じられる"インナードライ"という状態も、洗顔が原因ではなく角層の乱れからくることがほとんどです。きちんと整った角層を育てるためにも、丁寧で正しい洗顔を心がけましょう。

毛穴やざらつき、敏感肌などそれぞれのお悩みに適切な洗顔を行ってくださいね。

WEB『MYLOHAS/マイロハス』2017年6月24日掲載

マイロハスは「意識する」をキーワードに、カラダと心にいいものやいいことを展開し、ボディケアや脳活用法、 スキンケアのヒント、健康的な食事、掃除、睡眠、お風呂などを掲載する、美容意識の高い女性に人気のウェブサイトです。

特集:SKIN&HAIR 「"頭皮の健康"を色でチェック!あなたは青白と赤色どっち?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
シャンプーの基礎の基礎をお届けした前編に続き、夏ならではの不快なトラブルを防ぐための頭皮のチェック方法や頭皮ケアに潜む勘違いを解説しています。

Q1.頭皮のベトつきが気になるなら、頭皮のクレンジングは必要?
A1.頭皮は男女ともに皮脂の分泌が盛んな部位です。頭皮クレンジングは、余分な皮脂を落としすっきりするので、女性も時々取り入れるとよいでしょう。
シャンプー前に頭皮になじませ、皮脂やスタイリング剤を落とすのが頭皮クレンジングです。頭皮ケアというとまだ男性のものという意識がありますが、女性も週に1~2回ほど取り入れ頭皮をしっかりクレンジングしましょう。質の高い洗浄成分を使っているものがたくさん登場し、使うとやはりさっぱり感、すっきり感があります。頭皮がかなりべとつくと感じる方なら、顔用のクレンジングオイルをプレシャンプーがわりにするのもアリです。その後は丁寧にすすいで、普段と同じシャプーをきちんとしてください。女性は乾燥しやすいので、肌質に合わせて頻度は調整してくださいね。

Q2.抜け毛が気になります。どんなヘアケアを選べばいい?
A2.ヘアケアよりもまず、食事を見直しましょう!
エイジングによって毛髪の再生力は低下してしまうので、どうしても抜け毛は増えてきます。抜け毛を気にする女性にまずお願いしているのが、ヘアケアよりもまず食生活の見直しです。特に若い世代の薄毛は過剰なダイエットによる栄養不足や、貧血が隠れている可能性があります。体は脳や心臓、肝臓といった重要な臓器にまず栄養を巡らせようとするものです。どうしても髪や肌、爪への栄養補給は後回しになってしまうため、食生活が大切になります。できれば年1回ほどのペースで、貧血検査をしてチェックしましょう。また、あっかんべーをして瞼の裏が白っぽくないかも目安になります。健康的な血色の赤ではなく薄ピンクだったら鉄欠乏性貧血の疑いがあるので注意しましょう。

Q3.サロン専売のシャンプーのほうが効果ある?
A3.髪の悩みが深い方にはおすすめです。
ドラッグストアなどで販売されている手頃な価格のものでも、汚れを落としたり保湿する目的では充分ですが、サロン専売のものはヘアケアへの意識が高い人用に開発されています。スタイルにこだわりのある方、髪や頭皮悩みが深い人はサロン専売のもののほうが細分化されているので自分に合うものが見つかるかもしれません。

Q4.髪ダメージが悩みです。トリートメントの効かせワザはありますか?
A4.ひと手間で効果がぐんとUPします。
シャンプー後、手で髪の水気を絞っただけでトリートメント剤を塗っている人が多いようですが、タオルで水気をしっかりおさえてからトリートメントを塗るだけで、仕上がりがかなり違います。ヘアサロンでも、きちんと水分をおさえてからトリートメント剤を塗布し、タオルで巻いて蒸しながら放置しています。その手順を真似て、トリートメント後はタオルで巻いて2〜3分放置します。お風呂に浸かるのなら、その間をトリートメントタイムにしてしまいましょう。ひと手間で同じトリートメントでも効果がぐんとアップします。さらに、トリートメント剤はヌルつきがなくなるまできちんとすすぎましょう。

Q5.自分の頭皮が健康か、見分け方はある?
A5.かきわけてじっくり観察しましょう。
髪をかきわけて、頭皮をチェックしてみてください。乾燥している頭皮の場合、よく見ると細かい粉をふいていることが少なくありません。また、オイリーな頭皮なら脂漏性皮膚炎などで赤みを帯びていることもあります。基本的には頭皮のコラーゲン(白)と静脈の色(青)が透けるため、健康な頭皮は青白く見えます。色がくすんでいたり赤みを帯びてみえるのは、くすみや炎症が隠れている証拠です。シャンプーやトリートメントなど、毎日の正しいヘアケアで頭皮環境を整えましょう。

夏を快適に過ごし、サラサラで美しい髪と頭皮をキープするコツを、ぜひご参考になさってください。


WEB『MYLOHAS/マイロハス』2017年6月19日掲載

マイロハスは「意識する」をキーワードに、カラダと心にいいものやいいことを展開し、ボディケアや脳活用法、 スキンケアのヒント、健康的な食事、掃除、睡眠、お風呂などを掲載する、美容意識の高い女性に人気のウェブサイトです。

特集:SKIN&HAIR 「今さら人に聞けない、正しいシャンプーの方法【前編】」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
今回は、正しいシャンプーの方法がテーマです。多くの女性が悩む、髪のダメージやパサつきを防ぐ鍵は、シャンプーやトリートメントといった、自宅での正しいホームケアにあります。「髪をどう洗うのか、どんな頻度で、何を使って洗えばいいの?」というヘアケアの基本を解説しています。

Q1. シャンプーは毎日必要なのか?
A1. 基本的には毎日がおすすめです。頭皮は脂漏部位と呼ばれ、皮脂がたくさん出る部分です。頭皮の皮脂を放置しておくとニオイの原因になるので、基本的には毎日洗うことをおすすめします。特に、若い世代は皮脂分泌が活発で、脂や汗がニオイにつながるので、その対策としても毎日洗うとより清潔に保てます。20代なら自前の抗酸化力が高いので汗臭くなるだけですが、30代半ばからは皮脂が酸化し、菌が繁殖してアブラ臭くなることもあります。「ミドル脂臭」なんて言い方もされるほどなので、毎日シャンプーするのがおすすめです。また、その方の皮脂分泌量によって変わってきますが、ニオイが気になるようなら朝晩洗っても大丈夫です。たとえば朝はシャンプー剤を少なめにする、あるいはぬるま湯で流すだけにするなどでも汗やほこりはかなり落ちます。そのかわり、夜はシャンプーを使って丁寧に洗うなどメリハリをつけましょう。

Q2. シャンプーでありがちな勘違いは?
A2. 「髪だけ」「頭皮だけ」を洗うものではありません。一時期のように"髪を洗って、頭皮洗わず"という人はだいぶ減ったように思いますが、シャンプーは頭皮の皮脂や汗だけでなく、髪についたスタイリング剤なども洗い流す役割を担っています。頭皮だけ、髪だけを洗うのではなく、両方をバランスよく洗ってください。

Q3. シャンプー剤は直接つける?泡立ててからつける?
A3. 直接だと泡立ちにくいので、まずはお湯でしっかり髪と頭皮をすすぎます。汗やほこりはぬるま湯でかなり落ちるので、髪をかきわけつつ丁寧に洗い、シャンプー剤を手にとって軽く泡立て、髪の根元につけます。さらにお湯を足して泡立てつつ、全体を丁寧に洗いましょう。耳の横や後ろはニオイの原因になりやすいので、特に念入りに洗うのがおすすめです。

Q4. シャンプーって下を向いてする?上を向いてする?
A4. 結論からいえば、どちらの向きでも洗うべきです。後頭部は洗い残し、すすぎ残しが多いので頭を前に倒してのシャンプーがおすすめですが、髪のはえぎわや耳の横もすすぎ残しの要注意ゾーンのため、下向き、上向きどちらの向きでも洗うことで全体がキレイに洗えますよ。

Q5. シャンプーはノンシリコンのほうがいいですか?
A5. 神経質になる必要はありません。シリコンは基本的に肌や毛髪の内部に浸透しないので、気にする必要はありません。毛先など、絡みやすい部分に使うと切れ毛が防げるなど、髪のためにもなってくれる成分です。ノンシリコンかどうかを気にするより、毎日のシャンプーの仕方、乾かし方、髪の扱い方を注意するほうが美髪につながります。

Q6. 保湿剤入りのシャンプーって意味ある?
A6. 保湿剤入りのシャンプーには実は意味があります。以前は洗い流すものに保湿剤は不要と考えられていましたが、同じ界面活性剤を使った洗浄剤の場合、保湿剤が入っているもののほうが髪内部の潤い成分の流出が少ないというデータがあります。また、保湿剤入りのほうが優しく作用するので、乾燥した頭皮にも安心です。保湿として働くというわけではないけれど、頭皮や髪への負担を軽減するものと考えて選んでみましょう。

美肌だけでなく、美髪を保つための参考に、ご一読ください。

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雑誌『美的』2017年8月号(6月23日発売 掲載ページP100)

特集:夏だからここまで差がつく美人と非美人「"うっかり焼け"緊急レスキュー!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

≪覚えておきたい、夏の日焼け豆知識≫
日焼け止めを塗っていても焼けてしまうのはなぜか?
日焼けして赤くなる人と黒くなる人の違いは何か?

【紫外線で肌が赤くなりやすい人は要注意!】
紫外線を浴びると肌が赤くなる人、赤くなった後に黒くなる人、赤くならず黒くなる人がいます。赤くなる人はメラニン生成力が低く、肌深部がダメージを受けやすいのでより念入りな紫外線対策が必要です。ヒリヒリする程度焼いてしまったときは、『ロキソニン』などの炎症を抑える市販の痛み止めを飲むのも効果的な裏ワザです。

【日焼け止めで防ぎきれないシミもある!】
太陽光線の中に含まれる、紫外線よりも波長の長い"ブルーライト"や"近赤外線"もトラブルの原因になることが、昨今の研究によりわかっていますが、一般的な日焼け止めには波長の長い光線をカットする効果がありません。気になる人は、近赤外線やブルーライト対応と表示された日焼け止めを選ぶようにしましょう。

【日焼け止めは万能ではありません!】
日焼け止めに表記されている数値は、肌が隠れる程厚く"盛り塗り"して測定したものです。実際に皆さんが塗っている量はその1/4弱で、数値に換算するとSPF50の日焼け止めもSPF5程度の効果になります。その防御時間は、約100分です。だからこそ、こまめに塗り直さない限り、どうしても日焼けしてしまうのです。
◎朝は2度塗りを!
朝のメーク前には、出来るだけたっぷり日焼け止めを塗るのがおすすめですが、1度に塗るとムラになるので、薄く2回に分けて重ねるのがコツです。
◎日中は2時間以内に塗り直す!
UVカット効果のあるBBクリームやファンデーション、UVパウダーなら、メークの上からも重ねやすく便利です。UVミストを使うのならたっぷりと使用しましょう。

ご自身の紫外線対策の参考に、ぜひご一読ください。

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雑誌『リンネル』2017年8月号(6月20日発売 掲載ページP74~79)

特集「いろいろ気になるこの季節 夏直前!自信の持てるきれいなボディに」慶田院長の監修記事が掲載されました。

〈キレイLESSON1〉
"黒ずみ"をケアして腕からのぞく肌にも透明感を
肘や膝の赤黒いくすみが気になったことはありませんか?実はこれ、日々の何気ない行動からできてしまうもの。習慣を見直すだけで透明感のある肌に一歩近づけます。

WHY?脇・肘・膝の黒ずみはなぜできるの?
A. 肌が刺激を受けることで、メラニンが生成され黒ずみに
黒ずみの原因は、肌が受ける摩擦や圧迫などの刺激にメラニンが反応したもの。日焼けにかかわる色素として知られていますが、肌の防御反応として、日差しを浴びていなくても生成されます。特に、皮下脂肪が少なくて皮膚が薄い部位は黒ずみやすく、肘をついたり、こすったりしてくり返し摩擦を加えることで黒ずむので、美白剤や保湿を併用しつつ、生活習慣も改善しましょう。

見直したいNG習慣
●頬杖をつくクセ
皮下脂肪が薄く骨が出ている部位は、圧力が加わりやすいので黒ずみやすいもの。肘をつくことが多い人は気をつけて。
●脇の肌にこすれやすい服
袖ぐりに化学繊維のレースがついた下着やノースリーブなどは、肌の摩擦が生じやすく、脇の黒ずみの原因に。

WHY?かかとのガサガサはなぜできるの?
A.日々圧力が加わることで角質が厚く硬化します
かかとは体重を支えている部位なので、圧力が加わることで角質が厚くなります。さらに、皮脂量が少ないため、保湿をしないとどんどん乾燥して硬くなってしまいます。お風呂上りには特に乾きやすいので、オイルやクリームでしっかり保湿を。

見直したいNG習慣
●過度の削り過ぎに注意
時々はやすりをつかってOKですが、一気に削ろうとしないこと。削りすぎるとさらに厚くなる場合があります。

COLUMN 実は水虫が原因かも!?
かゆみの症状がなくても水虫の場合が!
ケアしても角質が厚かったり、白い粉をふいたような状態が続く場合は、水虫に感染している場合があります。かかとの水虫はかゆみもなく、自分ではわかりにくいのですが、放っておくと足全体に広がり、においの原因にもなります。
水虫の原因菌は24時間で角質に浸透するので、毎日洗って清潔に。汗で蒸れた靴は菌の温床。こまめに靴を替えて、適度に乾燥させましょう。

〈キレイLESSON2〉
"ボツボツ肌"をケアして夏の肌見せをみずみずしく
胸元や背中があいた服を着たときに気になるポツポツとした吹き出物。きちんとケアをして、前からも後ろからも隙のない、つるりとした肌になりましょう。

WHY?背中やデコルテの吹き出物はなぜできるの?
A.毛穴の詰まりによって体にもニキビができます
ボディのニキビは大きな皮脂腺が多いデコルテや背中の上部にできることが多く、最初は小さくて白っぽいポツポツから始まりますが、悪化すると炎症を生じ赤くなります。日焼けや汗、体を洗うときのこすり過ぎなどで毛穴つまりをきっかけに、ニキビ菌が増え、炎症を悪化させる場合も多いので、肌の刺激になることは避けましょう。

【ニキビができるメカニズム】
1.毛穴入り口の角質が、日焼けや物理的刺激によって厚くなり、分泌された皮脂が外に排出されなくなります。
2.毛穴が塞がって皮脂がたまったのが白ニキビ。ニキビの原因となるアクネ菌が増殖し炎症を生じると赤ニキビに。

見直したいNG習慣
●外出時は日焼け止めを
日焼けのダメージから肌を守ろうと角質が厚くなり、毛穴を詰まらせる原因に。日焼け止めは体にも必ず塗りましょう。
●糖分の摂り過ぎは控えて
ニキビを防ぐには生活習慣も重要。糖分や油分が過多になるとニキビが増える原因になるので、食べ過ぎには注意です。
●適温で寝汗を防止
睡眠時は無理せずエアコンで温度調整を。汗で肌が荒れたり、寝苦しく質の悪い睡眠はストレスになり、ニキビの原因になることがあります。

COLUMN 二の腕のボツボツは?
ザラつきは尿素系のクリームで緩和できます。
二の腕や背中、臀部などにできるのは、毛孔性苔癬という皮膚疾患の可能性があります。ニキビ同様、毛穴を詰まって硬くなった角質が原因。角質を柔らかくする尿素クリームで保湿するとザラつきが軽減します。

この夏しっかり結果をだすなら、クリニックで行えるコンビネーション治療がおすすめ。「ケミカルピーリング」、「ジェントルレーズ照射」、「ジェネシス照射」を組み合わせることによって、ブツブツの原因である毛穴のつまりやムダ毛を解消し、白くすべすべのお肌に導きます。

・毛孔性苔癬集中治療

〈キレイLESSON3〉
"におい"をケアしてまとう香りもさわやかに
汗&におい対策で清潔感をまといましょう

WHY?なぜ汗をかくとにおいがするの?
A.汗そのものは実は無臭。清潔に保つことが第一
汗を出す汗腺には、サラサラの汗を出す「エクリン汗腺」とワキガのようなにおいの原因となるねっとりした汗を出す「アポクリン汗腺」の2種類があります。汗の成分が肌表面の常在菌で分解されることでにおいを発し、特に脇や外陰部に多いアポクリン汗腺由来の汗は、独特なにおいがあります。アポクリン汗腺の汗が発するにおいはフェロモン。脇、外陰部、耳、乳輪周りとパーツが決まっています。
汗を除去すれば防げるので、日中はこまめに拭き取り、夜はにおいの元をしっかり洗い流しまして清潔に保ちましょう。

COLUMN 食事で内側から改善!
鶏レバーや豆類など抗酸化作用が高い食べ物を摂りましょう
体臭成分の原因である皮脂の酸化を防ぐには、ビタミンA、C、Eを含む抗酸化作用が高い食事が有効。お酒のお供には夏の定番、枝豆と焼き鳥がベストな組み合わせ!

〈キレイLESSON4〉
"うっかり毛"をなくしてクリーンな印象に
油断しているとすぐに伸びてきてしまうムダ毛の問題。最近はカミソリ以外にも、便利なセルフケアグッズが増えてきているので、参考にしてみましょう。

WHY?脱毛アイテムがいっぱい。どれを選べばいいの?
A.肌を痛める毛抜きはNG。切れ味のよいカミソリでケアしましょう。
セルフ除毛なら切れ味のよい4枚刃以上の安全なカミソリを使い、なるべく肌にあてる回数を少なくして、やさしく剃りましょう。毛抜を使っている人も多いですが、毛に栄養を与える毛細血管を一緒に引きちぎることになり、埋没毛や毛嚢炎などのトラブルにつながるので、避けた方が無難です。

【おうちでセルフケアするなら肌にやさしい剃り方をマスター】
1.ムダ毛を処理する部位は、軽く洗って清潔にしてからホットタオルなどで温める。バスルームで処理をする場合は、湯船で体を温めておきましょう。
2.シェービング専用のジェルやムースをたっぷりと塗って厚みを作る。シェービングによる肌荒れやカミソリ負けを防ぐために必ず使いましょう。
3.毛流れに沿って、上から下に向かって剃る。一気に深剃りしたり、逆剃りしたりすると、肌を痛めるので、「少し剃って刃を洗い、また剃る」をくり返すように。
4.剃り終わったらぬるま湯でよく洗い流す。肌の角質も一緒に取れて敏感になっているので、タオルでやさしく包み、しっかり水分を拭き取ります。
5.冷やしたタオルや保冷剤をタオルに包んで、剃ったあとの肌をクールダウン。ひりひり感がなくなるまでしっかり冷やすことで、炎症を防ぎます。
6.仕上げは刺激の少ないワセリンやオイルで保湿する。ローション系のクリームは除毛後の肌に浸透して刺激になる場合があるので、注意しましょう。

COLUMN 毛が薄い人ならこちらもおすすめ
電気シェーバーならカミソリより肌にやさしい
毛量が少ないという人なら、電気シェーバーが便利。乾いた状態の肌に使えるので、肌を傷つけにくく、カミソリではとらえにくい細くて短い毛も安全に剃れます。

【クリニックで行うので安全さと効果はピカイチ】
ややお値段は張るものの医療用レーザーで集中的に毛を処理できるのが利点。少ない回数で確実に減毛させることができます。冷却のガスを当てて冷やしながら照射するので、高い脱毛効果ながら痛みは軽めです。VIOなど痛みに敏感な部位は、麻酔クリームを使って痛みを和らげることも可能。医師が診察するので、肌トラブルを抱えている方も安全に治療ができます。

レーザー脱毛

冬の間はあまりきにかけていなかったものの、薄着の季節になるとやはり目立ってくるのが、露出部位のムダ毛やむくみ問題。自信をもって夏服を着るためにも、丁寧なボディケアでクリーンな女性をめざしましょう。

是非ご一読ください。

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雑誌『MAQUIA/マキア』2017年8月号(6月23日発売 掲載ページP100~103)

特集「肌は魔夏に5歳年を取る"落ち肌""老け肌""シワ"を救う100問100答」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

強い紫外線の影響を受ける夏は、シミ・くすみ・たるみ・シワと、肌の加齢サインが一気に進行する季節です。夏の終わりに後悔しないように、今のうちから実践しておきたい"予防と対策"の疑問にお答えします。

Lesson1【肌体力の低下が原因、夏の落ち肌基礎知識】
Q2、夏になると肌の色がくすむ気がするのはなぜですか?
A、紫外線によるメラニンの増加や乾燥が原因です。
紫外線量と強さがピークを迎える5~9月はメラニンが増えて角質も厚くなり、代謝も落ちて、くすみがちになります。また、睡眠の質の悪さや栄養不足も原因のひとつです。

Q4、肌のゴワつきが気になります。
A、角質肥厚やインナードライ肌が原因です。
紫外線やゴシゴシと肌をこするような刺激による角質の乱れや炎症、保湿不足などが原因として考えられます。

Q7、肌の弾力が弱くなってきました。
A、暑さや紫外線などによるストレスが原因で、コラーゲンを分解する酵素の発現率がUPしたのかもしれません。
紫外線が原因で肌内部のコラーゲン分解酵素の発現率が上がっている恐れがあります。また、暑さや急激な温度変化といったストレスも、肌弾力低下の一因です。

Q11、毛穴まわりの黒ずみが悪化しました。
A、毛穴まわりのメラニンリングのせいかもしれません。
毛穴詰まりはの酸化した皮脂と角栓のほか、で生じます。紫外線の影響などで厚くなった毛穴まわりの角質からメラニンがスムーズに排泄されずないと、メラニンリングが形成されます。

Lesson2【肌の機能が一気にダウン、夏の老け肌基礎知識】
Q18、夕方になるとドンッと一時的老ける気がします。
A、表情筋が疲れてくるからです。
表情筋が疲れて口角を持ち上げる力が弱まると、口がへの字になり老けて見えます。暑さで体力を奪われる夏は、特に顕著にみえてしまいます。

Lesson3【早めケアがカギ、夏の落ち肌対策】
Q27、できてしまったシミやくすみを本気で何とかしたい!
A、フォトフェイシャルがおすすめです。
本気でケアをするのなら、美容医療に頼るのも選択肢のひとつです。最新マシン、フォトフェイシャルM22照射の施術なら痛みもダウンタイムもほぼありません。
8種類カットオフフィルター搭載、お悩みに最適なの光でメラニンによる色むら、赤みによる色むらを解消します。さらに、穏やかな熱反応でコラーゲンの再生を促し肌を活性化します。(フォトフェイシャルM22全顔照射、ケミカルピーリング、ビタミンCアミノ酸パック込み、初回トライアル30,000円)

フォトフェイシャルM22

Q30、エアコンと扇風機はどちらが肌に優しいのですか?
A、どちらかといえば扇風機ですが、当て方によります。
室内の空気を乾燥させたくないなら、扇風機ですが、どちらも直接肌に風を当てる使い方はNGです。風は壁に当てるなどして、室内の空気をうまく循環させるように使い方に工夫をしましょう。また、エアコンである程度室温を下げてから扇風機を併用すると、あせもの予防にもなります。

Q35、化粧水やシートマスクを冷やしてもいいのですか?
A、冷やしての使用も問題ありません。
ローションが冷たいと立毛筋が収縮するので毛穴から少し入りにくくなりますが、角質層から浸透するので問題ありません。

Q40、汗をかくと肌が赤くなります。
A、"汗はすぐ流す"を徹底しましょう。
汗の刺激でできる湿疹「汗荒れ」を起こしているのかもしれません。汗はすぐに洗い流すか、濡れたものでふき取りましょう。また、汗を吸う綿やシルクのインナーの着用もおすすめです。

今年もやってくる熱い夏を無事に乗り切るために、是非参考にご一読ください。

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2017年7月号 (7月12日発売 掲載ページP45)

「2017上半期!美のプロを夢中にさせたMYベストコスメ大発表!」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

モデル、タレント、メイクアップアーティスト、美容家、女性医師など、美のスペシャリスト51名が、今季最も活躍したこだわりアイテムの数々を紹介する特集です。
慶田先生のセレクトはこの3品。

●ディセンシア アナヤス エッセンス コンセンレート
老化を加速させる軽微な炎症と糖化にアプローチする処方が特徴です。重くないのにしっとり感が続く使い心地もお気に入りのポイントで、顔からデコルテまで広めに塗っています。

●ヘリオケアウルトラ
話題の"飲む日焼け止め"。主成分ファーンブロック他、ビタミンD・C・E等も配合され活性酸素から皮膚と目を守ります。
体の中から紫外線などの酸化ストレスへの抵抗を高めるために年間を通して内服しています。春から秋は朝と昼に1カプセルずつ、レジャーシーンでは通常の倍量飲むようにしています。

ヘリオケア

●ヘリオケア360°ミネラル
飲む日焼け止め「ヘリオケア」から発売されたばかりのサンスクリーン剤(日焼け止め)です。紫外線A波、B波だけでなく、同様にDNAを傷つけることが分かっている抗エネルギー可視光線(400~420nmのブルーライト)、近赤外線までも幅広く防ぐ処方。抗酸化作用が高く美肌効果も◎。紫外線吸収剤を含まないノンケミカル処方で敏感肌や赤ちゃんでも安心です。おまけにオイルフリーでべとつかないので、顔から首、デコルテなど露出部位は全て、二人の娘たちも塗っています。

ヘリオケア360°ミネラル

医師ならではの厳しい視点で、成分、処方、使用感まで選び抜いた3つのアイテムを紹介しています。

是非ご一読ください。

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雑誌『VERY/ヴェリィ』2017年7月号 (6月7日発売 掲載ページP218)

特集「汗をかいた時のにおい、子供だけじゃなくて、私だった!?汗だくママの脇・頭皮のにおい撃退法!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

<脇のにおいの解決策は...30代半ば過ぎると加齢臭の危険性もあり。汗を止める・拭く。放ってキツくなる前の一手が重要>
汗は本来、無臭ですが、皮脂と混ざり酸化したり、常在菌に分解されたりすることでにおいが発生します。35歳くらいからは抗酸化力が低下し、40代以降は皮脂分泌を抑える女性ホルモンも減少し始めます。皮脂が過酸化脂質に変化しやすくなり、いわゆる〝加齢臭〟が出現し始めるのです。汗の中の乳酸が常在菌に分解されジアセチルに変わると〝ミドル脂臭〟に。皮脂分泌の多い頭皮や首などが特に臭うのですが、汗がこもりやすい脇は、強く感じることも。ワキはもともと、アポクリン汗腺が多く、ワキガとなって臭いやすい部位です。普段、汗をかく習慣のない人、油ものなどをよく食べる人はリスクも高くなります。汗を放置すると、酸化は進み、においはさらにキツくなってしまいますので、汗を洗い流す、拭くことに加え、今、出ている〝汗を止める〟制汗剤を上手に併用しましょう。

脇のにおいやすさチェック!
☑あまり汗をかかない
☑湯船に浸からない
☑ニンニク、油もの、お酒が好き
☑身体が乾燥しがち
☑運動をほとんどしない

この季節、抱っこや送迎、公園遊びでママも汗だくに!実は女性も年齢と共に臭いが変わってきます。本誌では、効き目の長い制汗剤や殺菌効果に優れたデオドランドグッズも掲載されています。

脇汗やワキガ(腋臭症)が気になる方は、ボトックス注射がおすすめです。
汗の元となるエクリン汗腺、ニオイのもととなるアポクリン汗腺両方の働きを弱めます。腋臭の軽減にも効果的。初夏から夏に大人気の治療です。
ボトックス注射(多汗症・腋臭症)


是非、ご一読ください。

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雑誌『大人のおしゃれ手帳』2017年7月号(6月7日発売 掲載ページP92~95)

特集「大人のテカリに注意を!インナードライ肌 徹底メンテナンス」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【症状・原因】40代、50代の肌は乾燥が加速、うるおって見えても実は乾燥肌!?
女性の40代、50代は体調と同様、肌にも変化が訪れる時期です。更年期を迎えて女性ホルモンであるエストロゲンが減ること、加齢により抗酸化力が弱まることが原因で肌の乾燥が加速します。エストロゲンは、肌にうるおいを与える役割があります。抗酸化力は、紫外線やストレスにより発生する活性酸素を無害化する力ですが、この抗酸化力が低下すると、肌に炎症が起きやすくなり、角層が乱れお肌は水分を抱えにくくなるため、乾燥が進みます。この世代は、肌が脂っぽくても、実は肌の内側が乾燥する"インナードライ肌"という状態に注意が必要です。皮脂が肌の保湿を担う割合はたったの3%です。肌がうるおうには、皮脂膜の内側にある角質細胞間脂質と天然保湿因子が水分を抱え込み、角層が密に積み重なった状態であることが大切なのです。
≪乾燥で角層のバリア機能が弱まる≫
さまざまな刺激から皮膚の働きを保つバリア機能の主役となるのが角層です。角層に水分を保つ働きを持つ成分がたっぷりあると、乾燥、刺激、アレルゲンなどを跳ね返しますが、成分が不足するとバリア機能が弱まり、ターンオーバーが乱れてシミ、シワなどのトラブルの原因にもなります。

【セルフチェック】「紫外線対策」「正しい皮脂ケア」が、乾燥を加速させないカギ!
◎生活習慣
肌の大敵は、肌を紫外線やストレスなどで酸化させる習慣です。酸化は炎症をきっかけに活性酸素が発生することから始まります。活性酸素を無害化する力は年齢ともに衰えてくるので、紫外線の浴びすぎのほか、ストレスの高い生活、喫煙習慣、大気汚染物質の付着などにはよりいっそう注意が必要です。また、体の内側からのケアも大切で、肌を作る栄養素、抗酸化力の高い食材を選ぶ意識を持つようにしましょう。角層が乱れる原因となる睡眠不足も厳禁です。

◎スキンケア
肌が部分的に脂っぽくなるのも、インナードライ肌の特徴のひとつです。脂っぽいからといってごしごし洗ってうるおいまで落とし、保湿ケアを控えめにするというのはNGです。洗顔後にしっかり保湿をしないとかえって乾燥し、ニキビが増えることもあります。また、大人世代は、家にいるときや曇り、雨の日などにも日焼け止めを塗るなど、UV対策は一年中するのが鉄則です。

≪インナードライ肌チェックリスト≫
当てはまるものがひとつでもあれば乾燥肌の始まり。3つ以上あればインナードライ肌といえます。
□肌表面に皮脂は出るのに顔がシワっぽい
□化粧ノリが悪い
□毛穴が目立つ
□肌がテカるのにつっぱった感じがする
□夏でもかさつく感覚がある
□時々ニキビができる
□肌が敏感で肌トラブルがおきやすい
□肌の状態が不安定な"ゆらぎ肌"である

≪インナードライ肌を招く間違いケア≫
・クレンジングは熱めのお湯で洗い流している。
⇒メイクや汚れ残りを気にして、熱い湯ですすいだり、肌を強くこすりがちですが、汚れとともに角質細胞間脂質も失うことになり、バリア機能が乱れます。

・脂っぽい部分を洗顔する際、洗顔ブラシを使っている。
⇒洗顔ブラシでごしごし洗うなど、誤った洗顔方法で肌の角層に傷をつけてしまうことがあります。水分がうまく保有できなくなるので、肌の乾燥を加速させます。

・化粧水、乳液、美容液は控えめに使っている。
⇒保湿効果をきちんと得るためには、たっぷりの量を使うことが大切です。また、水溶性の化粧水だけでは保湿は不完全、油溶性の乳液やクリームの併用をしましょう。

・シートパックは30分以上使っている。
⇒長時間使用してシートマスクが乾燥すると、角層の水分を奪ってかえって乾燥を招いたり、肌が炎症を起こすこともあります。適正時間を守ることが大切です。

・家で過ごす日は日焼け止め塗らない。
⇒洗濯物を干すとき、日ざしの入る部屋で過ごすなど、家の中にいても実は紫外線はけっこう浴びています。外出しない日でもUV対策は必須です。


【ケア】朝・昼・夜のメンテナンス習慣で 脱・インナードライ肌!
◎朝のスキンケア
脂っぽい部分もちゃんと保湿、紫外線対策も十分にしましょう。
一日の始まりである朝は、保湿と紫外線対策の鍵となります。洗顔から基本のスキンケアまで乾燥を加速させないケアを身につけたうえで、しっかりUV対策をしましょう。
1、洗顔料をたっぷり泡立て優しく洗う
朝は洗顔料を使わずにぬるま湯でさっと流すだけはNGです。夜の間に出た皮脂や汗、肌に塗ったクリームなどが酸化するため、洗顔料で優しく洗うことが大切です。洗顔料は洗った後につっぱり感がないものや敏感肌用を使い、しっかり泡立て、肌への摩擦を極力少なくして優しく汚れだけを落とします。

2、化粧水は保湿タイプを選ぶ
化粧水は、皮脂が気になっても、さっぱりする収れんタイプではなく保湿タイプを選びます。うっかりこすったりしないように素手がおすすめです。小鼻など細かい部分は薬指の腹を使って優しく塗ります。首、デコルテも忘れずに塗りましょう。

3、クリームや乳液はたっぷり塗る
中指と薬指の2本か人差し指の腹を使って、肌をこすらないように、顔の内側から外側へと広げていきます。首からデコルテにかけては指四本を使って塗ります。最後に手の平で顔を包み込み肌になじませましょう。

4、日焼け止めはSPF30~50のものを
SPFは紫外線B波の防御の強さを意味し、数字が大きいほど効果が高くなります。外出時はSPF50、室内で過ごす場合もSPF30を目安に選び、頬骨、鼻、額は厚めに塗ってしっかりカバーをしましょう。

5、ファンデーションは大きめパフに変えてみる
おすすめは、クリームファンデーションを塗った後、テカリが気になる部分に白粉を重ねる方法です。大きなパフで押さえてスタンプを押すように優しく肌になじませます。目の下、小鼻はパフを半分に折って使います。

≪食≫一日一回は発酵食品を!
腸内の善玉菌が減ると、老廃物が血中に移行しやすくなり、それが乾燥を加速させる原因になります。腸内環境を整える食品を積極的に摂るように意識しましょう。ヨーグルトや納豆などの発酵食品がおすすめです。

◎昼
皮脂ケアをこまめにして乾燥を防ぐケアを実践!
外では汗をかいたり紫外線を浴び、室内ではエアコンで肌を冷やしたり、肌にとっては過酷な環境です。ちょっとしたケアが乾燥から肌を守ります。
・メイク直しはランチ前がおすすめ
日焼け止めは、最低一日に一回塗り直しをしましょう。午前中の活動で効果が半減するお昼頃、ちょうどランチで外出する前がおすすめです。ティッシュペーパーで軽く皮脂を押さえて乾燥している部分には保湿クリームを重ね塗りし、日焼け止めとファンデーションで仕上げましょう。

・外出時は日傘で紫外線対策
外出時は、日傘を差すことも忘れないようにしましょう。紫外線は頭上から降り注ぐだけでなく、地面からの照り返しもあるので、日傘の内側は紫外線を吸収してくれる黒っぽい色を選ぶとよいでしょう。

・水スプレーでの保湿はNG
保湿目的で水だけのスプレーを顔やボディにかけたり、水蒸気を顔に当てたりするのは、かえって逆効果です。水分が蒸発するときに、肌のバリアが壊れ、乾燥が進む可能性があります。濡らしたらすばやくタオルなどで押さえます。

・冷え対策で乾燥防止
カラダが冷えることによって血流が悪くなると、肌温度が下がったり、栄養成分が隅々まで行き届かなくなったりするため乾燥の一因になります。カーディガンなどの上着やひざかけなどでカラダの冷え防止しましょう。

≪食≫レインボー野菜を摂りましょう。
トマトやパプリカ、小松菜、キャベツなどカラフルな野菜は抗酸化力が強いのでおすすめです。ただし朝は、柑橘類やキウイ、セロリ、きゅうりなど、紫外線の感受性を高める「ソラレン」が含まれているものは避けて下さい。

◎夜
肌を清潔にして保湿ケアをしっかりと!
夜は一日外気にさらされてきた肌を丁寧にいたわる時間です。しっかり保湿することが、翌朝までうるおい、化粧のりのいい肌へと導いてくれます。
・クレンジングにかける時間は1分
クレンジングは時間をかけすぎると大切な皮脂まで落とします。顔全体に塗り広げて乳化したらさっとぬるま湯で洗い流し、1分程度を目安にします。

・シートマスクは時間通りに
長時間の使用でかえって乾燥を招くこともあります。シートマスクは説明書通りの時間を守りましょう。

・ニキビがあってもクリームを
大人のニキビは、肌の乾燥が進むことで角質が厚くなり、毛穴に皮脂が溜まることも原因です。保湿ケアは欠かさずにしましょう。

・理想の湿度は60~65%
空気が乾燥していると角層から水分が蒸発し、乾燥を加速させます。肌にとって理想的な湿度は60~65%、低いときは加湿器を使用しましょう。

・お風呂上がりはすぐスキンケア
入浴後、浴室から出ると肌は一気に乾燥し始めます。その前に肌ケアを始めて保湿しましょう。また、熱すぎる湯船につかると皮脂や保湿成分を必要以上にとってしまうので、40℃くらいを目安にしましょう。

≪食≫肌作りに必須のたんぱく質
肌の再生に不可欠なたんぱく質を摂ることで、角層の乱れを防いで、肌が生まれ変わるターンオーバーを正しいサイクルへと導いてくれます。1日に必要なたんぱく質は体重50㎏の女性でおよそ60g、卵・マグロ・豚もも肉などに含まれます。

汗や皮脂が気になる季節になり、特に気づきにくくなるのが肌の乾燥です。特に大人世代は、"肌の内側"の乾きに注意が必要です。エイジングを加速させる「インナードライ肌」をきちんとケアしましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『Oggiオッジ』2017年7月号(5月28日発売 掲載ページ 別冊付録P26)

別冊『私に「似合う」がわかる本』
特集「〝私に似合う〟を教えてくれる!キレイを進化させるスポットList」
に肌質関連遺伝子検査『DNA Beauty』取扱いクリニックとして紹介されました。
美容のプロの間では、肌質の個人差を生み出している要因となっている〝遺伝子〟の違いを調べる検査が話題となっています。
肌質関連遺伝子検査は、口内の頬粘膜をこするだけの簡便な検査でありながら、肌質や肌老化のリスクなどを細かく判定できます。詳細な結果が2~3週間後に郵送されてくるのですが、「しみ・そばかす」「しわ・たるみ」「乾燥肌」「脂性肌」「毛穴開大」の5つのリスク比が分かりやすく示され、自身の弱点が一目瞭然です。
肌老化には生活習慣に加え、遺伝要因がかなり大きく影響します。最新のDNA検査で弱点を知れば、自身が強化するべきケアが明確になります。
いつまでも美肌でいるため、今後のお手入のヒントを手に入れましょう。
当院でお受けいただければ、担当医が詳しく解説いたします。

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)

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雑誌『家庭画報』2017年7月号(6月1日発売 掲載ページP232~233)

特集「50代からのお悩みに、もしもしビューティウェルネス相談室」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今月のお悩み
【うっかり日を浴び、シミ、くすみが......すぐに効果の出る方法はありますか?】
エステの代わりに美容医療でお肌のケア。毎日のインナーケアで肌色に効果実感!

◎夏はシミを取り去るより肌を底上げする治療を
シミやくすみが気になるものの、夏真っ盛りの今、レーザーや光治療などの美容医療を受けても良いのかと、質問を多く受けます。Qスイッチレーザー、フォトフェイシャルやアキュチップ等の高出力部分照射で、シミをかさぶたにして取り去る治療は、真夏や南国への旅行直前は避けたほうがいいでしょう。治療による炎症後色素沈着が強い紫外線の影響で長引くことがあります。ただし、日中の外出が少ないかたは、施術後しっかり日焼け対策をすることを前提で施術することも可能です。
一方、真夏でもおすすめなのが、低出力のフォトフェイシャルやジェントルレーズなどです。マイルドな治療なので、炎症を誘発せず、光の熱エネルギーによる適度な刺激がターンオーバーを整え、コラーゲンやヒアルロン酸を生み出す線維芽細胞が活性化されるので、みずみずしくハリのある透明感のある肌になります。ダウンタイムがほとんどなく、治療直後からメイクが可能なのもうれしい点です。
当クリニックでは、フォトフェイシャルとジェントルレーズ照射にはケミカルピーリングがセットになっています。夏にたまりがちな古い角質を穏やかに除去するので、相乗効果でくすみが晴れ、繰り返すとバリアも強化されます。

◎イオン導入や点滴を組み合わせてさらに明るく
レチノールのイオン導入、高濃度ビタミンC点滴も夏におすすめの施術です。レチノール(ビタミンA)は高い抗酸化作用があり、紫外線の害を消去してくれるので、日焼けしにくい肌をつくります。イオン導入の場合、外用に比べて40~50倍の量を浸透させることができるのでより効果的です。レチノールのイオン導入時には、ビタミンCとアミノ酸の美容液導入も併用しますので、透明感とみずみずしさがよりいっそう引き上がります。
高濃度ビタミンCの点滴は、ビタミンCの血中濃度を一気に上げ、高い抗酸化作用を狙います。当クリニックでは美容目的ですので、25000mgのビタミンCを30分ほどで投与します。シミやくすみのもととなるメラニン量をコントロールして、黒いメラニンを白く還元します。また高濃度ビタミンC点滴は、コラーゲンを増加させて肌弾力を高めるという美肌効果にとどまらず、全身のストレスへの抵抗力や免疫力もアップさせます。
フォトフェイシャル、レチノールのイオン導入、高濃度ビタミンC点滴の3つの施術を一度に受けることも可能です。日差しを浴びてしまった後に明るい肌色を取り戻すのはもちろん、レジャーや旅行前に肌質を底上げしておくことでシミ、くすみをしっかりと防くことができます。紫外線の影響を受けやすい7月から9月までは、フォトフェイシャルをエステ代わりに月に一回受けるのが理想的です。高濃度ビタミンC点滴やイオン導入だけなら、1~2週間に1回のペースでお受けいただけます。ビタミンCは体にストックが効かない成分なので、定期的に十分な量を摂取するのをおすすめします。

◎リゾートでは"飲む日焼け止め"の併用を
これらの施術を受けても決して安心せず、的確なセルフケアも続けることが、シミ、くすみの再発防止になります。もちろん毎日の日焼け止めは欠かせません。特にリゾートでは、2~3時間おきに薄く塗り重ねるのが理想的です。しかし、汗で流れたり、衣類についてしまったり、日焼け止めは完璧にはいきません。『うっかり日焼け』を防止するためにヘリオケアという"飲む日焼け止め"サプリメントの併用をおすすめします。そのほか、シミ、くすみを防ぐインナーケアとして、ビタミンC、トラネキサム酸、ハイチオール、ビタミンEの内服も効果的です。

◎シミやくすみを誘発する柑橘類にご用心
塗るホームケアとしては、ビタミンA・C・Eを配合したオイルがおすすめです。これらのビタミンは"ビタミンACE(エース)と呼ばれ、透明感の高い若々しい肌を保つカギとなる成分です。顔はもちろん、首やデコルテのシミ予防にも効果的です。また、最近登場した医療機関専用美白剤『ルミキシルクリーム』も軽やかな使い心地で顔全体にのばしやすいので、人気があります。
シミが目立つ部分やレーザー、光の部分照射でシミをかさぶたにして取り去った後のケアには強力なビタミンAである『レチノイン酸クリーム』や定番の医療機関専用美白剤『ハイドロキノンクリーム』を外用します。
紫外線が強い夏のあいだは、食べ物にも気をつけましょう。柑橘類やセリ科の野菜は、紫外線の感受性を高めてしまうので、日中はグレープフルーツジュースやオレンジジュース、セロリやパクチーなどの摂取を避けましょう。抗酸化作用の高いブルーベリーやストロベリー、クランベリーなどのベリー系の果物やトマトやパプリカなどの緑黄色野菜、ビタミンAを多く含む鶏肉や豚肉のレバー、ビタミンEを含むナッツ類を選び、体が錆びない食事を心がけることも、透明感の高い肌を目指すために必要です。

家庭画報世代になったら、クリニックでの施術、ホームケア、日々の食生活と多方面からシミ、くすみに取り組むことが、いつまでも若々しい肌色、肌質を保つ秘訣です!

【肌色、肌質が若返る定期的な施術を】
◎ケミカルピーリングで古い角層をオフ
メラニンが滞ってくすんだ層をフルーツ酸でごく薄く溶かす施術。
フォトフェイシャルやジェントルレーズの施術前に組み込まれており、光やレーザーによる治療の効果を高めます。

◎フォトフェイシャルで肌全体を明るくする
最新のフォトフェイシャル機器、"フォトフェイシャルM22"を使用し、低出力の光を当てることで肌のトーンが明るくなり、繰り返し受けることでシミと赤みが薄くなります。また、肝斑が混在するシミにも照射でき効果を発揮します。スポット状のシミや赤い血管腫、赤ら顔などに部分照射をオプションでプラスすれば、より切れ味の良い治療結果に。
◇初回トライアル(全顔)30,000円。ケミカルピーリングとパック、手背の照射込み。

フォトフェイシャルM22

◎高濃度ビタミンAのイオン導入
エンビロンの高濃度ビタミンA(レチノール)をイオン導入します。レチノールのクリームを塗るより、40~50倍の浸透率があり、紫外線の影響を受けにくい肌になります。フォト◇フェイシャルM22などいろいろな施術のオプションで、1回10,000円。5回セット40,000円

イオン導入

◎高濃度ビタミンC点滴をプラス
内服だと、大量に摂取しても尿中に出てしまいます。点滴で、一気に血中ビタミンC濃度を上げることで、肌の隅々まで行き渡り、美白効果を発揮し、免疫力もアップします。
◇高濃度ビタミンC点滴25g初回トライアル12,000円。

高濃度ビタミンC点滴

【シミ、くすみの毎日のお手入れは内服薬も】
◎シミに効く内服薬と"飲む日焼け止め"を
ビタミンC(シナール )、肝斑を改善するトラネキサム酸(トランサミン)、抗酸化作用が高いビタミンE(ユベラ)、メラニン生成をブロックするL-システイン(ハイチオール)を処方します。(価格は25日分で各1000~1500円)。

院内処方薬
 

飲む日焼け止め、ヘリオケア(30カプセル 6,000円)は肌と目を日焼けから守り、光老化対策の新常識に。

ヘリオケア


◎朝晩のスキンケアでもシミ、くすみ対策を
超浸透型ビタミンCローション(プロラヴィッシュローション)⇒トラネキサム酸乳液(TAエマルジョン)⇒ハイドロキノン(HQクリーム )またはルミキシルクリーム⇒最後にモイスチャーACEオイル。また、3日に1回はグリコール酸ローション(GAローション)でホームピーリングケアもおすすめです。価格は4,000~10,000円。

院内調合オリジナル化粧品

【複合的なシミ、肝斑、くすみにはレーザー治療】
◎シミをマイルドに消すジェントルレーズプロ
ダウンタイムのないレーザー治療、ジェントルレーズプロは顔全体を短時間で照射します。肝斑の目立たない人、くすみよりシミが気になる人、顔色や産毛、毛穴の黒ずみが気になる人におすすめです。
◇顔全体 初回トライアル25,000円。ケミカルピーリングとパック、手背の照射込み。

ジェントルレーズプロ

◎ピンポイントでシミを消すアキュチップ
濃いシミにスポット照射する光治療です。シミはいったんかさぶたになり、数日ではがれピンク色の肌が出てきます。ルミキシル、ハイドロキノン、レチノイン酸などのクリニック専用美白クリームの外用が必須です。
◇各照射治療のオプション(径5mm大)1ショット1,000円。

アキュチップ

シミと呼ばれる状態にはさまざまな種類があり、それぞれの性質・濃さなどによって治療法も異なります。カウンセリングでは、正確な診断から導かれる、お一人お一人のお肌に最適な治療法をご案内します。

是非、ご一読ください。

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雑誌『女性セブン』2017年6月8日号 (5月25日発売 掲載ページP132~135)

特集「梅雨入りカウントガウン エアコンにも、ぬいぐるみにも!放置すればアレルギーの原因にも‼布団を干してもダニはいなくならないって本当ですか?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
この時期にカビとともに増えるのがダニ。冬の間休眠していたダニたちが、春に暖かくなって目覚め、湿度の上がる梅雨から夏に向けて活動的になります。この時期、一気に卵を産み、増殖するので、その前にできるだけダニを減らしておきましょう。

室内に多いダニは、ヒョウヒダニやコナダニで、いずれも刺したり吸血することはありません。ただし、死骸やフンがアレルギー性の喘息や鼻炎を引き起こし、直接触れると目や鼻の周り、全身の肌にアレルギー反応が出ます。症状には個人差があるので、原因不明の発疹が出たら、皮膚科に相談をしましょう。
ダニは50℃の熱を20分浴びないと、完全に死滅しません。死骸やフンは人に被害を与えるだけでなく、ダニのエサにもなるので、こまめな掃除機がけや、湿度の上昇に気をつけることがダニ繁殖の予防につながります。
本誌では、普段開けない戸棚などを開けて風通しを良くすることや、布団・エアコン・畳・ぬいぐるみなどの手入れ法、食品の保存方法なども紹介されています。
まずは巻頭の"ダニに好かれる家度"リストでダニが住みやすい環境かチェックしてみましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『VOGUE』2017年7月号 (5月28日発売 掲載ページP98)

特集「永遠のグラマラスたちが語る美の特効薬」に、慶田院長の取材記事が掲載されました。
何歳になっても美しく健康でありたい!古今東西、ほとんどの女性の願いである"永遠の美"の秘訣を紹介する特集です。年齢を超越して輝き続け、国内外で活躍する、40代以上のスーパーモデルや女優、著名人及び医師が、おすすめ&実践している健康かつ美しさを保つ秘訣満載の必読企画です。

【慶田院長の美の秘訣】
ほとんどの臓器とサイトカインやホルモンなどの生体調整物質はアミノ酸がつながってできているので、原料となるタンパク質を積極的にとっています。まず、アンチエイジングは錆びないことが基本です。彩りよく野菜や海藻を食べることに加え還元型コエンザイムQ10、ビタミンA・B2・B6・C・Eのサプリメントと、紫外線だけでなく酸化ストレス全般に強くなるヘリオケアも愛飲しています。また、いつもポジティブであることもストレスに強くなる秘訣です!更年期以降は、ホルモン補充療法を試すかもしれません。

「紫外線など太陽の光、タバコ、精神的ストレス、ハードすぎる運動などは全て『酸化ストレス』として錆びにつながる」ということを、慶田先生は折に触れてスタッフや患者様たちにお話ししています。現代社会では、精神的ストレスは避けることのできないものですが、当院はいつも笑いが絶えない楽しい職場です。院長はジャズダンスで心身のデトックスをしていますし、スタッフも見習って運動習慣をつけています。ワクワクするイベントを企画したり、日常の中で癒しの習慣を取り入れたり、口角を上げてご機嫌に過ごすこともアンチエイジングに役立つ特効薬かもしれません。

是非ご一読ください。

飲む日焼け止め『ヘリオケア』で酸化ストレスに負けない体を手に入れる

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雑誌『&ROSY/アンド ロージー』2017年7月号(6月23日発売 掲載ページP132)

特集「ムレやすくなる夏は、よりいっそうご用心!女の気になるニオイを消去!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

<35歳を過ぎたら女だって注意が必要!ご存知!?女を襲う3代異臭>
「加齢で臭うのは男性だけ」なんて思っていませんか? 実は女性も、女性ホルモンの低下とともに体臭が変化。&ROSY世代が注意すべき『加齢臭』『ミドル脂臭』『疲労臭』を特集しました。

=ニオイのもとは"汗と皮脂"生活習慣の見直しで対策を=
40代頃から皮脂分泌やニオイを抑える女性ホルモンが減り始めるため、&ROSY世代は体臭が変化しやすいとき。男性は皮脂量が多いためニオイが目立ちやすいけれど、女性も原理は同じです。体臭のもととなるのは汗と皮脂。汗は本来無臭ですが、汗腺機能の低下で高濃度になると"臭い汗"に、また、雑菌や垢と反応することでもニオイが発生します。皮脂は酸化が主な原因。1番の対策は、体を清潔に保つことや食生活の改善など基本的な生活習慣の見直しです。

=大人はワキから上のニオイに注意!
●ミドル脂臭
汗・皮脂が多く、菌が繁殖しやすい頭部や耳周り、首の後ろで多く生成され"枕のイヤなニオイ"になるもの。30~40代半ばで強さのピークを迎える廃油のようなニオイで、原因物質は汗に含まれる乳酸が分解される過程で発生する『ジアセチル』。

●加齢臭
頭皮や耳の後ろの脂っぽさと青臭さが混ざったニオイで、原因物質は『2-ノネナール』。中高年の皮脂に含まれる脂肪酸が分解され、過酸化脂質に変化することで発生するもの。若い人の皮脂には脂肪酸が少ないため「中高年特有のニオイ」と言われている。

●疲労臭
原因となるのは、体内でたんぱく質が分解された時にできるアンモニア。本来は肝臓で分解・無毒化されるが、疲れやストレスが溜まると肝機能が低下し、尿として排泄されずに体内に蓄積。それが汗として出るためにニオイのもとに。

=加齢臭・ミドル脂臭の予防法=
☑抗酸化作用のある食べ物を摂る
オススメはビタミンA・C・Eやポリフェノールを含む食材。その代表は緑黄色野菜やナッツだが、苦味やえぐみ、色が濃いものが抗酸化力高め。

☑衣類に水スプレーをして干す
もっとも簡単なのはスプレーボトルに水を入れただけの"水スプレー"。衣類に吹きかけて風通しのいい場所に干しておくだけで消臭効果あり。

☑うなじや耳裏をしっかり洗う
皮脂や汗の分泌が激しくニオイが発生しやすいのに、このパーツは意外に「きちんと」洗っていないもの。ふわっと通りすぎず意識して洗浄を。

=疲労臭の予防法=
☑ゆっくりと入浴をする
汗腺の機能を高めるには入浴が1番。同時にストレス解消もできる時間なので、好きな香りの入浴剤などを選びリラックスして過ごして。

☑有酸素運動をする
入浴同様、定期的に血流を良くすることで"質のいい汗"を出せる環境をつくること。老廃物を溜め込み、汗の濃度を高めないよう意識。

☑肝臓の機能向上をはかる
オルニチンやクエン酸を含む食材を摂りつつ、疲れやストレスを溜めこまないようにする。適度な睡眠と飲酒もニオイ対策に。

湿気や汗のせいで、自分や他の人のいろんなニオイが気になる季節です。女性も"体臭ケア"を抜かりなく。本誌では、頭皮から足裏パーツまで、各々の専門家がニオイの原因や対処法を解説しています。ニオイ払拭企画でさっそくニオわない夏を迎えましょう。

気になる臭いは「ボトックス注射」がおすすめです。
ボトックス注射(ワキ・多汗症・腋臭症)

ボトックス注射(すそわきが・外陰部臭症)


是非、ご一読ください。

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雑誌『美的』2017年7月号(5月23日発売 掲載ページP203~210)

特集「顔の寝グセひどくなる前に!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
朝起きたら、昨日はなかった法令線のシワがくっきりしていた、目元や頬がむくんでパンパン、枕の跡が消えない...そんな朝トラブルの経験はありませんか?今回の特集では、これらのトラブルをまとめて〝顔の寝グセ〟とネーミング。顔の寝グセは、睡眠中に肌がなんらかのダメージを受けたサインです。ならせば直る髪の寝グセとは違って、〝今朝のだけのこと〟で片付けられません。繰り返すうちにダメージが蓄積されて、いずれ元に戻らなくなってしまう危険性もあります。
寝るときの姿勢や寝具、就寝前後の習慣など、寝グセの原因をイチから見直して、定着化を防ぎましょう!

Study編
寝る間にはなかったはず?のシワ、法令線、むくみ、ゆがみ、etc....
寝方が原因の顔の寝グセを徹底解明。

〈放っておくと手に負えなくなる!怖いぞ!「顔の寝グセ」の未来予想図〉
20代前半くらいまでは、枕の跡などがついてもすぐに戻っていることが多かったはず。実は顔の寝グセは、年齢と共に戻りづらくなります。ここに示すようなエイジングトラブルの進行を加速させる要因にも!

●シワ(目尻など)
潤いやハリの低下した肌は、枕やシーツの跡がつきやすく、シワのように見えます。毎日繰り返していると、それは既に跡でなく、シワになっている可能性が。

●たるみ
肌のたるみは、コラーゲン線維などの真皮組織のダメージや、じん帯の伸びが大きな要因。肌を枕で圧迫する寝方は、たるみを定着させる一因に。

●首の横ジワ・二重あご
枕が高く、頭を前に傾けた姿勢が続くと、首やあご下に横に走るラインができます。毎晩のように繰り返すうち、そのラインが深まって、消えなくなります。

●むくみ
夜に塩分、アルコール、甘いものをとりすぎると、翌朝、顔がむくみがち。睡眠中に動かないので、余分な水分が顔に集まっている状態です。

●ゆがみ
いつも同じ向きに寝ていると、顔にゆがみが生じます。片側で歯を食いしばる、片側だけで咀嚼する、歯ぎしりするといったクセがある人も要注意。ゆがむ前の予防が肝心です。

●法令線
法令線の目立ちは、たるみ現象のひとつ。年齢と共に、頬をもち上げる表情筋が緩んでくると、さらにくっきり!解消が難しくなります。

●シミ・くすみ
就寝中、枕やシーツに無意識に肌をこすりつけていることは意外に多いもの。摩擦を繰り返すうちに、ダメージが蓄積されてシミやくすみの要因に。

●眉間のシワ
日中のストレスは、就寝中の寝顔にも影響があります。しかめっつらでいる時間が長いと、眉間にシワが寄ったままになってしまいます。

さらに肌のエイジングで寝グセが戻らなくなる!
●コラーゲン線維が減少・劣化した肌は、枕の圧に耐えられない
加齢や紫外線、乾燥などの影響で劣化した肌は、睡眠中の枕の圧を跳ね返すパワーが不足している状態。法令線やたるみなどの寝グセが深刻化しやすくなります。

●肌に圧力をかけ続けると、顔のじん帯が伸びてたるみやすい!
皮膚はその奥の筋膜と、骨につながるじん帯で支えられています。枕に肌を押しつける、こすりつけるなど、皮膚を引っ張るような寝方は、じん帯を伸ばし、肌のたるみを後押しします。

寝グセがつく肌は、既にエイジングが始まっている!
顔の寝グセの直接的な原因は、枕に肌を押しつけるような寝方にあります。うつぶせ寝や横向きを長時間続ければ、必然的に寝グセのリスクが高まることに。ただし、元気なコラーゲンがたっぷりでピンとハリがある若い肌なら、たとえ枕で圧迫された状態が続いても、ほとんど寝グセはつきません。実はくっきり寝グセがつく=肌のエイジングがスタートしている証拠なのです。しかも、枕で肌がこすれるなどのダメージが積み重なると、肌のバリア機能が低下して、ますますエイジングが加速します。

〈顔の寝グセの要因は 肌を長時間圧迫する寝方&体や心のコリ!〉
あお向け寝にこだわりすぎると、睡眠の質が低下!
顔に寝グセをつけないためには、肌に枕に触れないあお向け寝に変えるべき?
「答えはNO!」
楽な体勢でなく、無理にあお向け寝を強いてもストレスに。実際ずっとあお向けで寝ているより、寝返りでちょこちょこ大勢を変える方が、寝グセ予防にもなります。ストレスは、眉間のシワや食いしばりなど、睡眠中の表情に影響大!また、肌の乾燥も、衣類と同じで〝折りジワ〟が入りやすくなるので要注意です。

●さらに3つの不足が決定打!
寝返り不足
入眠姿勢はうつぶせ寝でも横向け寝でも、その後、寝返りを繰り返せば、肌への圧迫は長く続きません。
リラックス不足
体や心がリラックスできないと、睡眠中も表情がこわばったまま。毎日のように続くと、眉間のシワがくっきり。眉や輪郭もゆがんできます。
潤い不足
乾燥は、肌のハリを支えるコラーゲン線維の劣化を促し、寝グセをつきやすくします。また、保湿不足の肌は、枕の生地がこすれる刺激に弱くなります。

●顔の寝グセを定着させないためには...
Point1 
寝返りしやすい寝具にチェンジ
枕やマットレスが柔らかすぎると、体が沈んで寝返り不足になります。また、寝具の幅が狭い、寝具を壁にくっつけている、パートナーやペットと同じ布団など、スペースに余裕がないのも寝返りを減らす原因です。
Point2
体の柔軟性を高めて寝返りをスムースに!
体が極端に硬かったり、腰痛のある人は、寝返りの動作にひと苦労で、無意識にも寝返りの回数が少なくなりがちです。就寝前に体を温める、軽くストレッチをするなど、体の柔軟性を高めておけば、寝返りはよりスムースに。
Point 3
就寝前に体や心のコリをほぐす
湯船にゆっくりつかって、1日の疲れや緊張をほぐすことは、良質な睡眠のために欠かせない儀式ひとつ。体が芯から温まると、体の柔軟性を高めておけば、寝返りはよりスムースに。
Point4
寝る前の肌に潤いをたっぷり補う
睡眠中は肌が再生する時間帯。睡眠前に、潤いをしっかりチャージして、枕の圧や摩擦に負けない肌を作っておきましょう。ビタミンCやアミノ酸など、コラーゲンの再生を促す成分を補うのも大切。
Point5
むくみや小ジワ、法令線など、昨夜にはなかった寝グセを見逃さないように。見つけたら放って置かず、すぐに蒸しタオルでスチーム、軽くマッサージするなど応急処置を施しましょう。

実践編①
自分に合う枕、美しい寝姿勢を維持できるマットレス、もちろん寝返りを打てるサイズ感も大事です!
寝返りしやすい寝具にして、肌や首への負担を軽く!
枕が高すぎると、首のシワや二重あごの原因になります。のどが窮屈に感じる程高くて硬い枕に寝ると、瞬く間に首にシワが出現。毎日使い続けるのは、自らの首のシワや二重あごを定着させるようなもの。
また、低すぎると顔のむくみの原因に。頭を低くしすぎていると、寝返りが減って血流が滞りがちで、むくみやすくなります。水分やアルコールをとりすぎた翌朝、顔がむくんでいるのも枕の低さも一因の可能性があります。枕やマットレスは、しっかりフィッティングし、ご自身にあったものをチョイスすると良いでしょう。
そこでもう一つ気をつけたいのが、ピローケースの素材です。

●睡眠中に肌が当たってもダメージの少ない素材選びを!
ゴワつく、硬い、しわしわ...、そんな枕カバーは即チェンジ!
肌に触れる枕カバーがゴワついていると、肌のバリア機能が壊れる要因に。ゲージの細かいガーゼやコットン、つるんとしたシルク、ふわふわのタオルなど、肌あたりの優しいものを選びましょう。こまめに洗濯することも大切です。

実践編③
緊張やストレスが残ったままでは、睡眠中の表情も固いまま!
就寝前に体や心のコリをほぐしてリラックス
睡眠の質が低下すると、寝グセのつきやすい肌に!
緊張やストレスは、眠りの質を低下させる要因です。睡眠中は肌の再生タイム。深く、質の高い睡眠がとれていなければ、そのリズムが乱れ、元気な肌を保てません!コラーゲンを生成する力も衰えるため、顔の寝グセがつきやすくなってしまいます。就寝前は、ゆっくりお風呂に入る、スマホをオフにするなど、心身ともにリラックスモードへ切り替えて、睡眠の質を高めましょう。
また、ストレスを抱えたまま眠ると、睡眠中もしかめっ面になってしまって眉間にシワが寄ったり、口角が下がったり...。歯ぎしりや食いしばりをするタイプの人は、左右の筋肉がアンバランスになって、骨格がゆがんでいる可能性があります。
そのほか、夜遅い時間の食事も睡眠の質を下げて、むくみやすくなるので気をつけましょう。

睡眠前のリラックス三原則
多忙な1日を過ごした後の緊張やこわばり、ストレスを、夜まで引きずらないことが大切!就寝前は、副交感神経を促すようにリラックスモードに切り替えて、安らかな眠りを!
① お風呂は湯船にゆっくりつかって、芯から温まる
夏でもシャワーでだけですまさず、湯船にしっかりつかりましょう。体が芯から温まると、体も心もほぐれます。血流がアップしむくみも予防。
② デジタルデトックスで交感神経をダウン
スマホやPCなどのブルーライトは、脳を刺激して睡眠の妨げに。まずはベッドにスマホを持ち込まないことが、質の高い睡眠への第一歩です。
③ 緊張や悩みなどは頭から切り離して眠る
ベッドで明日の仕事の予定など、緊張するようなことを考えていると、睡眠中の難しい表情に。目を閉じたら、なるべく無心を心掛けて。
⇒体や心がほぐれると睡眠中の表情も和らぐ
リラックスは眉間や目尻のシワ、ゆがみなど、顔のこわばりから生じる寝グセの予防に。

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首のコリはセルフで即効マッサージ!
胸鎖乳突筋をほぐせば楽に!
首コリは耳下から鎖骨、肋骨につながる筋肉「胸鎖乳突筋」の緊張が主な原因のひとつ。ここを上から下へ、軽くマッサージすると、スーっと楽に。

実践編④
睡眠中の肌のこすれは圧に負けないためにナイトコスメで保湿&肌再生をサポート!
肌リズムに合わせたケアで、肌の寝グセをブロック!
肌表面に潤いの膜を作れば、枕の跡はつきにくいはず。夜のお手入れはたっぷり保湿が基本です。さらに、コラーゲンの働きをサポートする成分のチャージも忘れずに!また、肌には日中は外部刺激と闘い、夜は休息&再生するというリズムがあります。夜の肌には夜用コスメを使うのがおすすめ。

食いしばりや歯ぎしりが強く、大きく発達してしまう咬筋にボトックスを注射し、過剰な筋肉の収縮を弱める小顔矯正治療があります。咬筋の収縮を抑えることで、噛み締め癖や歯ぎしり癖の改善効果もあるのでおすすめです。表情ジワや、咬筋のボトックス、シワについてHPで詳しく紹介しています。

お悩み別:「シワ」
ボトックス注射(エラ修正、小顔)
ボトックス注射(表情ジワ)

是非、ご一読ください。

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雑誌『anan』No.2054(5月24日発売 掲載ページP36~43)

特集「SOS!夏のダメージを徹底防御!夏の肌と髪Q&A」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【肌トラブル編】
Q、汗、皮脂、角質、ホコリ...。肌にたまった汚れを落としたい!
A、汚れの原因別に落とすアイテムを選びましょう。

ちょっと油断すると、すぐに毛穴が黒ずみ、ザラついてしまう夏の肌。おもな原因は、汗や皮脂の量が増えることです。さらに、紫外線に当たることで肌の抵抗力が落ちて、トラブルにつながりやすくもなります。気を付けるべきは、刺激を与えず丁寧に汚れを落とすことです。洗顔する前に肌に蒸しタオルを当てると毛穴が開くので、汚れが落としやすくなります。小鼻などの黒ずみが気になる人には特におすすめです。

◎皮脂が原因の小鼻の黒ずみは、酵素の力で分解しよう!
小鼻の黒ずみの正体は、古い角質や皮脂が酸化してできた「角栓」です。タンパク質や皮脂を分解する働きのある、酵素が入った洗顔料を使うのがおすすめです。酵素の力で毛穴の詰まりが改善し、使い続けることで黒ずみが目立たなくなります。

Q、冷房の効いたオフィスで1日過ごすと、肌が乾燥しカピカピになってしまいます...。
A、水分を蒸発させないスキンケアステップを取り入れましょう!

気温が高く、汗や皮脂が多く肌がベタつくので自覚しにくいけれど、実は夏の肌は乾燥しがちです。冷房や紫外線の影響で、肌表面は脂っぽい人でも、水分量は少ないという傾向にあります。そのまま乾燥が進んだ状態になると、バリア機能が低下し、くすみやごわつき、肌荒れなどのトラブルを起こしやすくなります。肌の奥まで潤わせるために、アイテムの重ね使いなどで、こまめに保湿するよう心がけましょう。

◎さらさらタイプの化粧水でパッティングして、肌温度を下げる。
ブースターが浸透したら、さらさらタイプの化粧水をつけて軽くパッティングし、汗が出ないよう、タオルで巻いた保冷剤を首周りに当てておくのがおすすめ。肌温度が下がりやすく、汗で化粧品が流れにくくなります。

◎ベタつかずに使いやすい、ジェルやクリームで水分を閉じ込める。
ただでさえベタつくから化粧水をつけて終わり!なんて、もってのほかです。水分を閉じ込めるためにも、クリームやジェルは必ず使いましょう。軽いテクスチャーのものを選べば、心地よく効果的に肌を整えることができます。

Q、夏はおでこやあごにブツブツが大量発生!ニキビができない方法を知りたい。
A、原因は過剰な皮脂です。内側、外側からのケアで乗り切りましょう!

暑い季節が近づくとともに増えがちなニキビ、原因は酸化した皮脂と毛穴のつまりです。気温や湿度の上昇のほか、暑さが体にストレスを与えることでホルモンバランスが崩れることも影響します。また、皮脂が毛穴に詰まって時間が経つと、炎症を起こしてニキビになります。ビタミンB群とビタミンCの不足も皮脂が過剰分泌される原因のひとつです。サプリメントで補いましょう。

●夏のニキビの原因かも?
□小鼻を触るクセがある。
□指で角栓を押し出してしまう。
□夏は食欲がないので、主食しか食べない。
□イベント続きで夜更かししがち。
肌への物理的な刺激はもちろんNGですが、栄養バランスの偏りや不規則な生活なども皮脂の酸化と毛穴のつまりの一因になります。

皮脂ニキビ対策1「毛穴を引き締め、皮脂が詰まらない環境に。」
◎"週1のスペシャルケア"で、毛穴をお掃除!
毛穴に詰まった皮脂を無理やり指で押し出すなんて、もってのほかです。肌を摩擦することで角質が厚くなり、さらに皮脂が毛穴から出にくくなってしまいます。おすすめは、やさしく皮脂汚れをオフできるマスクやピーリングクリームを週1~2回、ホームケアでいつも清潔な毛穴に!

皮脂ニキビ対策2「ビタミン補給で皮脂コントロール!」
◎普段の生活に取り入れるなら、"サプリ&お茶"。
食事で摂る栄養が偏ると、毛穴つまりの原因になります。特に必要なのは、ビタミンB群とビタミンCです。食事バランスに気を付けるのはもちろんサプリメントなども併用もおすすめです。いつも飲んでいるコーヒーなどをビタミンが摂れるお茶に変えてみるのも手です。

≪できてしまったニキビは、クリニックでプロにお任せしケアを!≫
できたニキビを気にして、自分で触りすぎると悪化する危険があります。プロに頼るのが安心です。赤みを抑える美容液の導入や、肌に刺激を与えずに毛穴の大掃除をするなど、自分では決して叶わないクリニックでのケア、肌のターンオーバーを促せば、ニキビ痕の予防になります。


ニキビ治療

【ボディ編】
Q、ノースリーブや水着になった途端、黒ずみやボツボツがあらわに...!
A、家での地道なケア+いざというときはクリニックへ!

お悩み①ひじ、ひざ、かかとの角質による黒ずみ
ひじ、ひざ、かかとなどの黒ずみは、角質の肥厚と乾燥によるものです。
解決法⇒たまった角質をケアし保湿しましょう。

お悩み②おしり、ビキニラインのこすれによる色素沈着
座ったときに体重がかかるおしり、ショーツでこすれるビキニラインなどは、色素沈着が気になる部位です。
解決法⇒クリニックでは『肌の漂白剤』ともいわれるハイドロキノンクリームを処方しています。

『ハイドロキノンクリーム』

解決法⇒クリニックでケミカルピーリングを受ければ、メラニン系の黒ずみだけでなく、角質肥厚による黒ずみも改善し、つるりんヒップに。

『ケミカルピーリング』

お悩み③二の腕、背中の肌表面のボツボツ&ザラザラ。
二の腕や背中にできがちな、ボツボツ&ザラザラは、毛穴の角化異常のひとつで、毛孔性苔癬といって、剥がれ落ちるはずの古い角質が毛穴の中に詰まって角栓となった状態です。角栓の先端部が表皮に飛び出て、ブツブツができることで、肌表面がザラザラになってしまうのです。セルフケアできる医薬品のほか、クリニックでの治療も取り入れて、すべすべ肌を目指しましょう。
解決法⇒ターンオーバーを促進させる。
解決法⇒クリニックでマシンを使った集中治療

『毛孔性苔癬集中治療』

美白効果・ザラつき改善・毛穴のつまり改善効果の高い「ケミカルピーリング」、美白効果・脱毛効果の高い「ジェントルレーズプロ」、ザラつき改善・キメを整えるロングパルスNd;YAGレーザーの「ジェネシス」の3つの治療を同じ日に施術することで、効果的になめらかな肌に導くことが出来ます。

お悩み④デコルテ、背中の過剰な皮脂によるボディニキビ
デコルテや背中の上部は体の中でも皮脂が多い場所です。それだけにニキビができやすいのです。
解決法⇒ニキビ予防効果のあるミストでスキなし!
また、過剰な皮脂のコントロールに、ビタミンB群とビタミンCを摂り皮脂分泌をコントロールしましょう。

是非、ご一読下さい。

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『読売新聞』(2017年5月16日発売 12面 掲載ページP15)

特集「Woman メイクと服で肌を守る」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
紫外線の量は4~9月までが多く、1日分の半分以上は午前10時~午後2時に降り注ぎます。

紫外線B波は肌表面のシミや皮膚がんの原因となり、A波はさらに肌の奥に届いてシワやたるみを引き起こします。紫外線のダメージは後々になって出てくるので、必ず1年を通して紫外線対策をしましょう。対策の第一は、日焼け止めですが、服装にも気をつけることで、紫外線対策の効果をアップさせることができます。

まず、日焼け止めは、額・両頬・鼻・顎の5箇所にのせて均一に塗り広げます。耳や首の後ろなど塗り忘れがちなので、注意してください。体に塗る際は手に取らず、直接肌の上にのせることで、広い範囲もムラなく塗れます。

服を選ぶときは、ぜひ紫外線をカットする視点で選びましょう。最も防ぐ色は黒。素材は
ポリエステルやビニロン、羊毛が望ましく、目の詰まった織り方なら80%はカットして
くれます。ただし、こうした服は暑くなりがちで、熱中症も気になります。最近はUV(

紫外線)カット加工された服も多いので、こうした服を活用するとよいでしょう。外出の際は、日傘や十分なつばの長さがある帽子も用意すれば、より安心です。美容はもちろん、火ぶくれを起こし、皮膚がんの原因にもなるなど、紫外線には健康にも悪影響を及ぼします。
日頃から意識しておくことを忘れずに。

ヘリオケア
高濃度ビタミンC点滴

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雑誌『VoCE/ヴォーチェ』2017年7月号(5月23日発売 掲載ページP111)

特集「みんなのリアルな疑問にアンサー!本当に知りたかった美白Q& A101」に慶田院長監修の体験取材記事が掲載されました。


「悩み別・美容医療にチャレンジ!」編

短時間で悩みを解決したいのならドクターに委ねるのも手です。

Q.ポツポツと薄いシミが顔のアチコチに、色むらも気になり、どうしたら?

(体験者は、色白肌だが、よくみると学生時代、陸上部で日焼けをしたツケがシミに)

A.カサブタにならない光治療で顔全体のシミをまるっと消去!

毎日素肌で10分間紫外線を浴びると、20歳ごろには薄いシミ(日光性色素斑)が出てくるといわれ、ちょうどアラサーはシミが目立ち出す頃です。色白肌の方が色黒肌よりハイリスクで、シミが出来やすいのです。シミは薄いうちから対処するのが吉。フォトフェイシャルM22は、穏やかな光が、黒、赤、どちらの色むらにも反応し、シミとともに産毛も減るので透明感がアップします。カサブタなどのダウンタイムがないのも魅力です。

照射を体験された方のご感想は、「痛みというより、我慢できる程度の軽い熱感としての刺激。3回で多くのシミが消えてトーンアップしました!」と効果をしっかり実感いただきました。

最近ではフォトフェイシャル(IPL)の照射で、遺伝子レベルで若返りのスイッチが入り、アンチエイジング効果が高いという論文が相次いで報告され、フォトフェイシャルを定期的に受けている方は肌質が若いということが実証されてきました。

当院では、フォトフェイシャル以外にもシミ治療として、メラニンを多く含む部位に作用するレーザー治療、ジェントルレーズ照射なども定番治療です。

皮膚科専門医が、正確にシミの種類を見分け、様々な原因にあわせて患者様にベストなシミ治療計画をご提案いたします。

シミ治療』について

是非、ご一読ください。

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雑誌『etRouge』No.13(5月19日発行 掲載ページP55)

ボディメイキング特集:背骨よければすべてよし。「美の仕事に携わるプロたちに聞きました。カラダ、動かしてますか?」に慶田院長のアンケート記事が記載さてれました。

Q.いま何か運動していますか?している場合はその頻度も教えて下さい。
A.ジャズダンスを週1回、ピラティス(個人指導)月3~4回しています。

Q.なぜその運動を(気に入って)続けているのですか?理由や目的を教えて下さい。
A.ジャズダンスは大学の頃から20年継続しています。好きなジャズミュージックに合わせて体を動かすことは最高のストレス解消法です。体を絞り引き上げる動きが多いのでスタイルも良くなったと思います(当社比。笑。)また、ダンサーは皆若いので、気持ちと体型が見た目年齢に寄与する割合は高い気がします。ピラティスは腰痛対策に3年前から始め、グループレッスンも受けましたが、マンツーマンとは効果が全然違います。骨格の安定性や脊椎の動きが改善し、体幹が安定することで、腰痛は半年でほぼ感じない程度になりました。さらにジャズダンスのパフォーマンスも上がり、ピルエットターンをダブルで綺麗に回れるようになりました。

Q.学生時代にしていた運動(クラブ、サークルなど)があれば教えてください。
A.大学で硬式テニス部でした。公式戦には1試合も出られませんでしたが、根性が付いたと思います。

何歳になろうとも、肥満やたるみを阻止して理想のボディに近づきたいと願うのは女性の本能のようなものです。
様々なエクササイズや食事療法、サプリメントを試し、迷い、断念してはまた新たな方法を模索する日々に終わりはありませんが、美の仕事に関わるプロの実践していることはいずれも参考になります。是非ご一読ください。

当院では二の腕、下腹、ウエスト、ひざ周り、脚など、どうしても脂肪が落ちにくい部位痩せに、ダウンタイムが短く身体への負担の少ないスマスアップ照射と脂肪溶解メソセラピーを組み合わせた痩身治療をおすすめしています。慶田院長も自身で何度も試し、効果実感しています。

『脂肪溶解注射』  
『スマスアップ』

なお、日経et Rougeは、読者登録をすれば無料で皆さまのお手元に届きます。次号は2017年9月22日発行です。

登録はコチラから

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雑誌『美ST』2017年7月号(5月17日発売 掲載ページP204)

特集「話が盛り上がる!SNS映える!気を使わせない!キレイになれる!Under¥2,000美容好きさんの"とっておき"プチプレ」に慶田院長のアンケート記事が掲載されました。

人間関係を円滑にする手土産や、相手に気を使わせないお例の品。オシャレなあの人はどんなものを選んでいるのでしょうか?

≪慶田院長のおすすめ!≫
◎デロン、ボディバター(アサイー&クコ)¥1,500
2香りがよくて保湿効果も高く、女性ウケ№1です!
ダンスのレッスン後にシャワールームで使うたび、必ず「いい香り! 何?」と聞かれます。香りがフルーティーで爽やかなので香水よりもつけやすいかもしれません。全身に塗るのもしっとりしておすすめです。大好きなものは自信をもって差し上げることができますね。


≪貰って嬉しかったもの!≫
◎水谷商店、いわし削りぶし(60g)\300

友人からいただいてから、ファンになった品で、毎朝食べていています。おひたしやサラダ、卵ごはんなど、混ぜても、かけても、何をしても美味です!
友人や仕事仲間、ママ友にちょっとした贈り物をする機会は結構多いものです。
相手に負担を感じさせない価格で必ず喜んでもらえるプチプレの参考に、ご一読下さい。

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雑誌『bea's up/ビーズアップ』2017年6月号(5月11日発売 掲載ページP50~53)

特集「思い込み、勘違いテク&ケアを今こそ見直し 美容のウソ・ホント133ANSWER」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

夏のかん違いケアは老け肌の原因!お悩み別初夏のスキンケアのウソ・ホントを慶田院長がお答えしました。

お悩み1【日焼け】
紫外線が本格化するこの季節。油断していると、あっという間にシミ予備軍が発生します。紫外線を確実に防いで、シミやソバカスのない美白肌を目指しましょう。

"UVケアアイテムは重ねた方が、効果がさらに期待できる"
◎ホント

重ねれば重ねるほど塗りムラも防げるので、UVカット効果が高まります。
汗で流れたら台無しなので、化粧直しはマストです。


"高SPF値の日焼け止めは肌への負担も強い"
×ウソ

数値より成分が重要。成分が合わない場合かぶれることもあります。
数値ではなく、成分が肌に合うのかどうかが重要です。

"高SPF値の日焼け止めなら塗り直しは不要"
×ウソ

数値にかかわらず、小まめな塗り直しが必要です。時間がたつと粒子が凝集したり、汗で流れたりします。高SPFでも塗り直しは必須です。


"同じ条件で日に当たっても日焼けしやすい人としにくい人がいる"
◎ホント

スキンタイプによって個人差が激しくあります。日本人の肌は大きく3つのタイプに分かれます。タイプ1は紫外線ダメージを受けやすいなど、自分のスキンタイプを見極める事も大切です。最近では遺伝子検査で自分のタイプを調べることもできます。
≪日本人のスキンタイプ≫

タイプ1:肌色が白い。紫外線に当たるとすぐに赤くなってほとんど黒くならない。紫外線のダメージを受けやすい。

タイプ2:肌色がオークル。紫外線に当たると赤くなってその後黒くなる。

タイプ3:肌色がダークオークル。紫外線に当たるとほとんど赤くならず黒くなる。紫外線に比較的強い。

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)


"日焼け止めを塗るよりも日傘を差した方が、UVカット効果が高い"
×ウソ

照り返しをするので日傘だけでは不十分。特に首筋、デコルテは要注意です。物理的ブロックとして日傘は有効ですが、日焼け止めは必ず塗って。顔だけでなく、首・デコルテも忘れず塗りましょう。

"色白の人はシミができやすい"
◎ホント

メラニン活性が低いので若いうちからシミができやすいです。メラニン色素は天然の紫外線吸収剤です。色白の人は、このメラニン色素の活性が低く、紫外線の影響が若いうちから出やすいため、シミになりやすいのです。


"唇もUVダメージを受けやすい"
◎ホント

UVカット効果のあるリップアイテムでダメージを防ぎましょう。UVダメージを受けると、乾燥しやすくなり、シミも発生します。


"30代になるとシミができやすくなる"
△場合による

過去に浴びた紫外線の影響が蓄積されて、シミができはじめます。平均的な肌質なら30代になるとシミが目立ってきます。できてしまったシミはクリニックで治療できます。ケミカルピーリングとジェントルレーズまたはフォトフェイシャル治療が有効的。

シミ治療

"日焼けした後は美白コスメにすぐ切り替える"
×ウソ

まずは肌を鎮静させ、落ち着いたら美白ケアを始めます。日焼け直後はバリア機能が落ちているので、しっかり保湿をしてください。美白はその2週間後くらいから始めます。

"日焼け止めの塗り直しはメイクが崩れるのでしなくてOK"
×ウソ

汗や皮脂で効果が弱まります。必ず塗り直しを!化粧を崩さず、塗り直しができるスプレータイプの日焼け止めがオススメです。


"1日中家にいる日は日焼け止めを塗らなくてOK"
×ウソ

室内でも紫外線の影響を受けます。必ず日焼け止めを塗って下さい。窓際でも屋外の8割程度の紫外線量があります。ブルーライト、赤外線もガラスならほぼ透過するため、日焼け止めは必須です。

お悩み2【毛穴・ニキビ】
紫外線と皮脂・汗の分泌で毛穴やニキビも夏は悪化の傾向に。ついついさっぱり&落とすケアに走りがちだけど、やり過ぎると逆効果に!

"夏は毛穴が開いて目立ちやすい"
◎ホント

気温、UV、エアコンなど夏は毛穴が開きやすい環境です。紫外線による角質肥厚やエアコンによる乾燥なども影響していると考えられます。


"ニキビが気になる時は、スクラブ洗顔で念入りに洗う"
×ウソ

スクラブが刺激になることもあります。低刺激のソープがオススメです。スクラブの刺激で角化が悪化する可能性があるので注意しましょう。


"夏はニキビができやすい"
◎ホント

皮脂や角質肥厚によりニキビができやすい環境です。夏は紫外線による角質肥厚などで角層が厚くなりやすく、毛穴が詰まってニキビができやすい季節です。


"ニキビ痕には美白コスメでのケアが有効的"
△場合による

色素沈着のニキビ痕には◎。クレーターには効果がありません。炎症後の色素沈着には有効ですが、クレーターのような凹みには効果がありません。

"毛穴の黒ズミは汚れ以外に日焼けの可能性もある"
◎ホント

メラニンの影響で黒くなることもあります。落とすケアでなくならない場合は美白ケアを試してみましょう。紫外線でメラニンが増えると、毛穴の入口エリアがリング状に黒ずみます。


"冷水で洗顔した方が毛穴が引き締まる"
×ウソ

引き締まって見えるのは一瞬です。冷水である必要はありません。寒冷刺激で立毛筋が収縮し、一瞬締まって見えるだけ。普通の水でOK。冷水で洗顔すると皮脂を落とし残す恐れも。すすぎには33〜36℃のぬるま湯を使うのがベストです。20回はすすぎましょう。

お悩み3【ベタつき・メイク崩れ】
気温の上昇とともに気になってくるベタつきやメイク崩れ。プロが指南するケアとは?

"スキンケアはヌルつきがなくなるまでしっかりなじませる"
◎ホント

スキンケアを重ねる時はしっかり浸透させるのが基本です肌にヌルつきがある状態ではなく、前のアイテムがしっかり馴染んでから重ねましょう。

"夏はベタつくので乳液、クリームはつけない"
×ウソ

水分蒸発を防ぐため油分はマスト。さらりとした使い心地のものを選びましょう。軽い使用感のもので良いので、夏でも乳液やクリームは使うべきです。


"夏はベタつきが気になるからオイルクレンジングを避ける"
×ウソ

クレンジングは汚れを落とすものなのでベタつきは関係なし。気になるのであればジェルやミルクタイプもオススメです。乳化して洗い流されてしまうものが肌に残ることはないので、問題ありません。

"夏は汗や皮脂が気になるから洗顔を2回する"
×ウソ

1回で十分です。洗い過ぎは肌の保湿力を低下させる恐れもあります。汗はぬるま湯で落ちますが、皮脂を落とすには洗浄剤が必要。洗顔料を使って優しく洗ってください


お悩み4【乾燥・ごわつき】
UVやエアコンにより想像以上に夏の肌は乾燥状態。角層が乱れごわつきがち。正しいケアで滑らか肌を手に入れて。

"梅雨は湿度が高いので乾燥しにくい"
◎ホント

水分が蒸発しにくいので、乾燥しにくくなるのは確かです冬よりも乾燥しにくいのは事実といえます。

"夏は角質がたまりやすい"
◎ホント

UVの影響やターンオーバーの乱れで、角質が肥厚しやすくなります暑さで睡眠の質が落ちたり、エアコンによる乾燥なども角層のターンオーバーを乱す原因になります。

"シートパックはピーリングの後にした方が効果的
◎ホント

余分な角質をオフした方が浸透しやすくなります。ただし刺激の強いマスクは避けるのが無難です。


"夏は冬よりも乾燥しにくいので、保湿を控えめにしても良い"
×ウソ

保湿は1年中必要。夏はエアコンやUVの影響で乾燥しやすくなります。汗が蒸発する時、肌は過乾燥に傾きがちに。保湿ケアは一年中必要です。

美容のためにやりがちな"あるあるネタ"を皮膚科専門医の視点でバッサリ判定してみました。せっかくの知識も間違っていたら意味がありません。正しいアンサーがキレイの近道に!思い込みや勘違いテク、ケアを見直しましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『saita・咲いた』2017年6月号(5月7日発売 掲載ページP153)

特集「顔、全身のUV対策から夜の保湿ケアまで!美白気合い度別!この夏日焼けしない15の暮らしのケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

肌老化の主な原因は、紫外線など「光」によるもの。ということは、日に焼けなければ肌老化にブレーキがかけられ、白さをキープできます。そこで、暮らしの中の対策方法を15項目ご紹介しました。

<今すぐケア!肌老化の原因の8割は紫外線によるものです!>
健康のためにも光対策は万全に!
老化のスピードを早め、見た目印象をより老けさせてしまう主な原因が"太陽の光"。中でも圧倒的に害が大きいのは、紫外線B波とA波です。
B波は肌表面のシミや皮膚がんを、A波はシワやたるみを引き起こします。これらの光は肌に当たると遺伝子を傷つけ、細胞レベルでイレギュラーを起こします。南国の強い光はハイリスクですが、日常の肌が赤くならないレベルの光でも影響は積み重なり、老化が進行します。
でも、光対策を万全にすれば、シミやシワなどのダメージを8割防げるということ。
肌年齢をかなり若くキープでき、長期的には光発がんの予防にもつながります。美容だけでなく、健康のためにも日々のケアで光老化を防ぎましょう。

=紫外線が肌に与える影響=
紫外線A波は真皮まで届き、肌の弾力を保つエラスチンやコラーゲン線維を変形させ、シワ・たるみの原因に。紫外線B波は表皮に作用して、黒い色素「メラニン」を大量に生成さしてシミに。さらにDNAに直接吸収されて傷をつけ、皮膚がんの原因にもなります。

=美白気合度★=
「とりあえず顔は守りたい!今すぐ始める紫外線ブロックワザ」
最優先はやっぱり顔まわり。メイク&ファッショングッズでしっかりガードしましょう。 

1.朝はUV下地をミルフィーユ塗り
日焼け止めは"1つ塗ったから大丈夫"ではありません。下地→ファンデーション→パウダーと、何層も重ねると崩れにくく、焼けにくくなります。特に最初に塗る下地は薄く重ねておくとUVブロックのいい土台に。

●UV下地の塗り方6ステップ
下地=土台をていねいに作ると、UVブロックの強度とメイクのキープ力が高まります。
① まずはたっぷり3点置き
手のひらに広げてからだとムラになりやすいため、多めの量をダイレクトに額と両頬へ置くと良いでしょう。
②外側へまんべんなく広げる
額はT字を描くように、頬はあごを含め放射状に外側へ、ムラができないよう塗り広げましょう。
③首とデコルテも追加して
首からデコルテの面積は顔より広いので、十分量をしっかり広げます。
④いったん、ティッシュオフ
テッシュを軽く肌に押し付けて余分な油分を取っておくと、メイク崩れを防止できます。
⑤焼けやすい部分を重ね塗り
頬や鼻筋など顔の中の高い部分、特に光が当たりやすい部分に、さらに下地を薄く重ねます。
⑥リップにもUVクリームを
唇は意外にシミができやすい場所。紫外線をブロックするリップクリームを塗ると万全です。

2.紫外線よけに粉ファンデを持参
日焼け止めは"塗り直し"が必須条件。ただ、顔はメイクをしているので上から塗り足すことを推奨しています。ふだんの外出ならファンデーションの粉をスタンプ式に重ねるだけで十分効果があります。
余分な皮脂をティッシュオフしたら、粉ファンデをスポンジにとって肌にポンポンのせてください。

3.大きめサングラスで目をガード
肌だけでなく、実は目も紫外線でダメージを受けています。外出時はサングラスをかけましょう。コンタクトならUVカット仕様のものを。サングラスは大きめサイズを選べば目周りのシミやシワを防げるので一石二鳥です。

4.つば広帽子で顔全体に影を作る
顔に光を当てないためには、やっぱり帽子が一番です。おすすめは、つばが10cm以上あるハット型のもの。焼けやすい顔の横側や首の後ろまでしっかりカバーできます。かぶったらつばの角度は少し下へ向けるのがコツです。

=美白気合度★★=
「手足も全部日焼けしたくない!服や小物で全身を徹底ガード」
顔だけ白くて他は真っ黒......にならないよう、手軽にできる全身UVブロック法を伝授。

5.服を着る前にハダカで日焼け止め
"肌が出ているところだけに塗る"という概念をいったん消し、肌が露出する服を着る時は、服を着る前に全身に日焼け止めを塗りましょう。ボディクリーム感覚で塗っておくと、デコルテなどの日焼け痕を防げます。

●忘れやすい3大パーツは
デコルテ、首、足の甲
焼けやすいのにUV対策を怠りがちなのがこの3パーツ。手足の甲は1度塗りではなく、最後にもうひと塗りのダメ押しを。

6.ポリエステル黒服で紫外線の通過をブロック!
服選びで紫外線の通過度合いは変わります。ナイロンやポリエステル糸で密に編まれた素材の黒い服は、UV加工なしでも紫外線を8割以上カットします。白っぽい色の服を着るならUV加工された服を選びましょう。
同じ繊維・太さ・編み方で比べた場合、UVブロック率は色で変化します。生地は編み目が細かいものほどブロック率が高くなることが研究でもわかっています。

7.素足よりUVストッキング
気がつけば"ひざ下だけが日に焼けて黒い"なんてことありませんか?
UVカット加工ストッキングと日焼け止めと組み合わせるのもおすすめです。

8.くもりの日も必ずUV日傘
天気が悪ければ紫外線も無視してよいほど少ない、というのはウソ。紫外線は曇っていても晴れの日の8割、雨で3~4割降り注いでいます。日傘は常にさしましょう。

9.ブルーライトカット眼鏡で目の日焼け対策
実は、老化の敵は紫外線だけではありません。ブルーライトも紫外線同様の酸化ストレスを誘導し、光老化を促すことが分かっています。体内リズムを狂わせてうつや肥満、不妊などの害を起こすといわれます。スマホやPCを使う際は注意しましょう。

10.外出中は3時間に1回日焼け止めを塗り直し
日焼け止めがその効果を発揮しているのは3時間くらいです。汗や服などの摩擦で時間が経つとどんどん取れてしまうので、外出のたびに塗り直すことを心がけましょう。

11.家の中でもブロック!カーテン&窓フィルム
窓際にいれば日なたの8割くらいの紫外線に当たることになるので、部屋の中にいても日焼けはします。窓ガラスは紫外線を透過させるため、UVカットフィルムを貼る、UV加工付きのカーテンを選ぶなどで対策を。

=美白気合度★★★=
「浴びても黒くなりたくない!夜のスキンケア&食事で日焼けをなかったことに!アウトドアやリゾートなど、1日中外にいた日は帰宅後のスキンケアで美白を死守!」

12.コットンパック保湿で日焼けダメージを鎮静化
日焼けによるダメージをなかった事にはできませんが、その後のケアで早くリカバーできます。日焼け直後の肌は水分と油分バランスが大きくくずれ、敏感な状態になっているので、肌に優しいさっぱり系のローションで肌を落ち着かせながら"水分補給の道"を作ってから保湿をすると良いでしょう。

13.ハイスペック美白美容液も味方に!
日々進化を遂げている美白美容液は、紫外線による色ムラをいち早く修復したり、シミをできにくくしたりしてくれます。美白のためには保湿とビタミンCなど抗酸化成分の補給が大切。季節問わず心がけましょう。

14.カラフル野菜で抗酸化力UP
食品に含まれるビタミンA・ビタミンC・ビタミンEは、抗酸化作用のあるビタミンエースと呼ばれます。紫外線を浴びて増加した体内の活性酸素の除去を助け、シミ・シワ・たるみの防止に役立ちます。中でもビタミンAは、体内で紫外線吸収剤の働きをしてくれるのでシミ対策に効果があるといわれています。

●ビタミンACEをまんべんなく食べて
・ビタミンA
紫外線の盾になって細胞が傷つくのを防いだり、皮膚や粘膜のターンオーバーを正常に保ったりする働きも。緑黄色野菜のほか、レバーやうなぎにも含まれる。
―良質な油と一緒に―
ビタミンAはそのままだと吸収率が10%なのに対し、油と一緒だと80%までアップ。キャロットラペなどにすると効果大。
・ビタミンC
コラーゲンを生成し、肌にハリや弾力をもたらす働きも。赤パプリカなどの野菜やフルーツに多く含まれる。水溶性で熱に弱いが、ゴーヤは加熱しても壊れにくい。
・ビタミンE
血行促進作用で肌代謝をアップ。メラニン色素を含んだ古い角質をスムーズに落とす働きも。ナッツ類やツナ、卵などに含まれる。
・ビタミンACEをすべて含む夏野菜
3種のビタミンは、同時に摂取すること抗酸化力を発揮。トマト、かぼちゃ、ピーマンは特にバランスよく含むので積極的に食べて。
15.糖化を防ぐ食べ方で白さをキープ
肌全体が茶や黄色にくすんでくるのは、過剰な糖がタンパクと結びついた"糖化"のせい。1度起こると元に戻せないので、血糖値を急激に上げない食べ方が重要です。野菜→タンパク質→炭水化物と、GI値の低いものから順にゆっくりと食べましょう。

まずは「ベジタブルファースト」を徹底。野菜の中でも根菜類は炭水化物の部類に入ります。タンパク質は豆→魚→肉の順番で食べて。

●白より茶の食材を選んで
炭水化物は、精製された白いものより未精製のものがおすすめ。食物繊維が多く含まれているので消化吸収に時間がかかり、血糖値の上昇がゆるやかに。糖化を防ぎます。

●サプリで日焼けストップ!
塗る手間が省けて塗り忘れの心配もない「飲むだけ」の日焼け止めで全方位紫外線をブロック!クリニックでは「ヘリオケア」の取扱いがございます。
朝昼1カプセルずつ飲むだけ。シダ由来のファーンブロック、ルテイン、ビタミンEなどを配合しています。

ヘリオケアについて

最優先はやはり顔周り。メイクやファッショングッズでしっかりガードしましょう。日差しが強くなる季節は、抗酸化力の高い食品をたっぷりとり、インナービューティーも積極的に。

是非、ご一読下さい。

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雑誌『&ROSY』2017年6月号(5月23日発売 掲載ページP153)

特集「2017年夏、"大人の女"に"ムダ毛"はいらない!」の記事内にオススメのクリニックとして当院が掲載されています。

今シーズンの流行ファッションはオフショルダー、抜き襟、肩出しなど肌露出が高めです。毎年、薄着の季節になると決まって「なんとかしなくては!」と感じるものですが、特に今シーズンは流行の観点からも"ムダ毛ケア"なしには過ごせません。
ファッショントレンドに合わせて、うなじ~背中、わき、腕・脚、手足の指、デリケートゾーンのパーツ別に、ベストなケア方法が紹介されています。

◎うなじ~背中
自分で見づらいパーツだけに産毛放置率が高い部位です。背中や肩を出すデザイントップスが春から流行し、なかでも前後のギャップが魅せどころの抜き襟シャツや、露出度が高いわりに嫌味じゃないオフショルダーは取り入れやすく、購入された方も多いのでは?今年はバックスタイルにも気が抜けません。手が届かずに放置しているうなじ~背中は要注意です。
自分で直視できないパーツなので、人に剃ってもらうことをオススメします。もし自分で剃る場合は、剃りムラや剃り残しがないように合わせ鏡で確認しながら、柄の長いシェーバーを使用するなど工夫し、刃の当たる角度が深くならないよう気を付けましょう。

※自分では見えない部位を完璧に仕上げるのなら、定期的にクリニックでのレーザー脱毛を受けましょう。プロに任せるのが賢い選択です。

◎わき
すでにクリニックやエステサロンで脱毛済みの方も多いパーツですが、「最近1~2本見つけた!」という声も聞きます。ノースリーブニットなどは、コンサバ感とヌケ感のバランスの良さに、シンプルで出番も多めのアイテムですが、手を大きく上げるとわきが丸見えです。以前脱毛済みでも注意が必要なのです。

≪エステサロンの「光脱毛」とクリニックの「レーザー脱毛」の違い≫
・光脱毛:複数の波長を含んだ光で穏やかに減毛。エステの機器は弱いので1部位の脱毛効果が得られるまで、およそ2~3年と長くかかります。施術はエステティシャンが行うので、色黒肌や男性のヒゲではヤケドなどのトラブルも。
・レーザー脱毛:メラニンの黒い色素に吸光度の高い単一の波長が作用する医療用レーザーを用いるので、医師の診察と管理のもとで行われます。毛と毛を作る器官へ集中的に熱を集めて照射するので減毛率が高く、厚生労働省は医療機関での施術を薦めています。

◎腕・脚
広範囲だからこそ、うっかり剃り残しなどが目立ちやすい要注意パーツです。流行の裾広がりのシルエットが美脚効果抜群のフレアスカートですが、裾からのぞく脚に目が行きます。きちんと処理しているつもりでも「どうしてここだけ!?」と、処理漏れも頻出する部位のため、デイリーケアは甘く見ず念入りに!油断大敵の"シェービング法"を見直しましょう。
・ついついやりがちなお風呂場での「泡でムダ毛処理」は絶対ダメ!!
石鹸には角質のバリアを角質細胞間脂質を溶出させてしまうため、カミソリを当てると肌へのダメージは数倍に。面倒でもシェービング剤や保湿剤を使用しましょう。
・どこの部位でも、カミソリは毛が生えている方向に沿って軽いタッチで動かします。逆方向に剃ったり、同じ部位に連続で刃を当てると肌を痛める原因になります。
※正しく剃っても、ある程度は肌に負担がかかっているので、冷却後、刺激の少ないオイルやクリームもので保湿をしましょう。

◎手足の指
面積は狭くとも目立ち度はトップクラスなパーツです。何かを差し出したり、人と対面したりしているときの手元は、自分が思うより見られているものです。指先が目立つリングの重ね付けや、ヌーディーサンダルなどでは確実に目が行ってしまいますね。細かい部分だからこそ要チェック!他のパーツ同様、毛流れに沿ってシェービングしましょう。

◎デリケートゾーン「V・I・O」
季節関係なく気にはなるけどアクションしづらいパーツです。最近では人気の脱毛部位ではありますが、まだまだ未処理の方も多いのが現状のようです。これからの季節は、水着になる機会も多くなるからこそ、これを機会にケアを始めましょう。
V:前から見える部位の三角地帯。レーザー脱毛する際は両サイドや上部分を減らして面積を小さくするのがオススメです。
I:自分ではほとんど目にすることがない、股の間の部分。ここを減らすと蒸れやニオイ防止にもなります。
O:お尻の穴のまわり。Iの延長上に生えていることが多く、つるりとさせれば衛生的。
※デリケートゾーンのセルフ剃毛は目視が必須です、少しずつ丁寧に剃って下さい。力を入れて剃ると肌を傷つけてしまう可能性があります。こちらもクリニックでのレーザー脱毛でプロに任せことをおすすめします。火傷しやすい部位なので、エステではなく医療機関にご相談を。

当院でレーザー脱毛に使用するジェントルレーズ(Gentle LASE)は、レーザー照射の直前に冷却ガスが表面を冷やし、安全で確実な減毛効果に定評があります。痛みに弱い方にもオススメです。

『医療レーザー脱毛』


是非、ご一読下さい。

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雑誌『MAQUIA マキア』2017年6月号(4月23日発売 掲載ページP106~115)

特集「今年は、美肌ファースト目線で守って防ぐ 悩み別美白&UVのギモン100問100答」で慶田院長の監修記事が掲載されました。

さまざまなジャンルの美容のプロがお答えするコーナーで、慶田院長は、皮膚科専門医として最新の美白&UVについて解説しました。その一部を当院の関連施術、用語集とともにご紹介します。

〈今年の傾向&対策をお伝えします! 美白トレンド編〉


Q,今年の美白はどうアプローチするべき?

A,白肌ケア+αが美肌への近道です。白くなることだけを追求するのではなく、今年は素肌そのものがキレイと印象付ける美白&UVケアを実践しましょう。
睡眠、食事、運動、そしてスキンケアでトータルなケアを心がけで。

〈肌トラブル別に解決策を伝授 お悩み別美白編〉

●美白+くすみ

Q,UVケアをしても美白ケアをしてもくすむのはなぜ?

A,くすみの原因は紫外線だけではない。くすみとは、紫外線などの酸化ストレスによるメラニン生成で顔の明度が落ちること。紫外線の蓄積による影響の他にも、乾燥・血流不足などによる角質層の状態が悪いとくすんで見えます。角層の水分量低下や肌荒れによる肌理の乱れ、角層の重層化、メラニン量の増加、加齢による明度の低下などの様々な要因が複雑に関連して引き起こされているのです。

関連リンク:用語集「くすみ・茶ぐすみ(メラニン代謝)

●美白+毛穴

Q, 毛穴も美白もアプローチできる成分は?

A, レチノールやAHAはターンオーバーを刺激して毛穴にも美白にも◎

医療機関で行う「ケミカルピーリング」は、年齢と共にターンオーバーがとどこおり、くすんでしまった肌に刺激を与えることで、溜まったメラニンを排出し、透明感のあるみずみずしい肌を再生することができます。ホームケアでレチノール化粧品を使うのも有効ですが、クリニックで行う「高濃度ビタミンAのイオン導入」なら外用の40~50倍の浸透力で肌力アップが即効叶います。

ケミカルピーリング(メディカルピーリング)

レチノイン酸クリーム

ビタミンAイオン導入(イオントフォレーシス)

関連リンク:エンビロン モイスチャーACEオイル


Q, 毛穴が気になるからピーリングをよくするけど、夏の間にやっても大丈夫?

A, UVケアをしっかりすればOKです。ピーリング後はよりいっそう日焼け対策が必要だと心得ておきましょう。飲む日焼け止め「ヘリオケア」で、内なる抗酸化力をアップしておけば安心。

関連リンク:ヘリオケア(飲む日焼け止め)

Q, 毛穴の開きも紫外線が影響?

A, 紫外線の影響は大!紫外線が当たると角層が厚くなるため、毛穴がより開いてみえます。毛穴のためにも、UVケアを徹底しましょう。紫外線の害を受けにくくする「高濃度ビタミンC点滴」も夏の人気メニューです。

関連リンク:高濃度ビタミンC点滴(メガビタミン点滴)

●美白+ゆらぎ肌

Q,炎症が起きている部分のシミがどんどん濃くなった!

A, 炎症を繰り返すほど、メラニンの生成を誘発させます。つまり炎症がなによりも肌をくすませ、シミが濃くなったり増える原因に。ニキビや日焼け、肌荒れなどによる炎症は早めに対処しましょう。炎症が酷い時は、皮膚科専門医を受診し、長引かせないようにしましょう。


Q, アトピー肌のくすみ、レーザーで消える?

A, アトピー性皮膚炎を繰り返すと、メラニンが真皮に滴落し、さざ波上に黒ずむ難治性の「ダーティネック」やダーティースキンと呼ばれる状態になります。「ジェントルレーズ」などの低出力レーザー、「フォトフェイシャルM22」照射などが有効です。皮膚炎のコントロールもしながら、慎重な照射設定ができるから、皮膚科専門医に相談しましょう。

関連リンク:ダーティーネック

ジェントルレーズ

フォトフェイシャルM22

●頑固なシミ

Q, 妊娠中にできたシミ、出産しても消えません。

A, 消えるシミと消えないシミがあります。妊娠中の肝斑は消えることが多いですが、中にはそのまま残ることがあります。元々日焼けしやすい人、肌が浅黒い人は注意しましょう。妊娠~授乳中でも受けられる美白治療ジェントルレーズ、フォトフェイシャル照射、美白剤もあります。

関連リンク:肝斑

Q, シミ取りレーザーをしたら、永久にシミは消えるの?

A, 残念ながら、再発することも。永久ではありません。過去に繰り返し受けた紫外線の影響で、シミを誘発するスイッチが常にオンの状態になります。結果、同じところに再発しやすいのです。


〈紫外線も大気汚染も徹底ブロック!最新UV効かせワザ編〉

Q, 大気汚染ってそんなに肌に良くないの?

A, 肌の微小炎症を引き起こして老化&トラブルの元に。ドイツの研究では、空気が汚れた地域に住む人はシミが多いという報告があります。大気汚染から肌を守ることは、世界的な関心ごとになっています。

Q, スマホの見過ぎもシミになる?

A, ブルーライトの刺激が脳のストレスに。目からの刺激で脳が興奮状態になり、睡眠の質がダウン。肌の修復機能が落ちて、シミに繋がる可能性があります。

Q, 紫外線を浴びるとシミ以外に何が起こる?

A, たるみ、くすみ、乾燥ほか免疫力低下を引き起こします。微小炎症で細胞の核が傷つき、ターンオーバーなどの本来の機能が損なわれてあらゆる肌老化が起こります。免疫力が落ちるので、感染症も起こしやすくなります。

Q, 赤ちゃんの時から紫外線対策は必要?

A, 赤ちゃんこそマスト。細胞分裂が早く、特に短時間に大量の紫外線を浴びた場合は、発ガンリスクも大人より上がります。ベビー用の日焼け止めを活用しましょう。

Q, 紫外線を浴びて何分後から日焼けは始まるの?

A, 一瞬浴びただけでも炎症のスイッチはオン!微かな赤みが出るまではおよそ20分。でも炎症のスイッチはすぐに入りますし、紫外線ダメージは蓄積されて、ある時点で、コップの水があふれるようにシミになります。

〈ボディ&髪 美白・UVケア編〉

Q, 髪の紫外線対策は?

A, 日焼け止めスプレー&帽子、日傘でブロック。帽子や日傘で物理的に遮断するのが、最も確実です。

Q, 爪にも日焼け止めって必要?

A, UVカットできるハンドクリームでOK爪自体はすでに死んでいる組織なので、紫外線の影響はありませんが、爪の付け根にある爪母はUVカット効果のあるハンドクリームなどでしっかりブロックしましょう。


〈小技・ウワサ・小悩み解消 美白・UVのよもやま相談〉


Q, 解答陣の美白&UV術を知りたい

A, 一年中最高値の日焼け止めを塗り、なるべく地下や日陰を歩きます。下地→ファンデーション→パウダーと重ねると焼けにくくなります。特に焼けやすい部位は、下地も薄く重ね塗りしておきましょう。


Q, 美白肌になれる美容医療は?

A, 特におすすめなのが、最新の光治療「フォトフェイルM22」。フォトフェイシャルは、3~4週に1度、真夏も照射できるので、肌力アップの強い味方です。

Q, 肝斑も美容医療でなんとかできる?

A,肝斑用のレーザーと導入、内服を組み合わせています。

トラネキサム酸やビタミンC、Eなどの内服と塗り薬で肌を落ち着かせてから、肝斑用のトーニングというレーザーや低出力のフォトフェイシャル照射を行います。

Q, シミのできやすさは遺伝でしょ?

A,遺伝もあるけれど、後天的な要素も大いに関係。

シミができやすい肌かどうか、肌が持つ抗酸化力などは、遺伝子と関係があります。でも、UVケアや毎日のお手入れ方法など、後天的な習慣も大きく影響します。

Q, 目からの紫外線でもシミは作られる?

A, 目への刺激でもメラニン生成はスタートする可能性が。

紫外線から守れ!という信号が目から脳へ届くことでも、メラニンの生成のスイッチが入ると言われています。これはあくまで、マウスでの実験のため、ヒトではどうかは確実性がありません。少なくとも、目は確実に光老化するので、サングラスで守りましょう。ヘリオケアやポリフェノールたっぷりのお食事で抵抗力を高めるのは目にも吉。

Q, 妊娠・出産でシミが増えた気がします

A,ホルモン(プロゲステロン)状態の変化でメラニンが増えやすくなります。

30代はシミ年代ですし、出産自体が体に負担がかかること。ホルモンも免疫もバランスが崩れ、その影響がシミとして現れることも考えられます。

ただ白い肌ではなく、色ムラや毛穴が目立たない、透明感のある肌こそが真の美肌と言えます。最近は、『質の高い白肌』への意識が高まっています。最新の光老化や美白に関する研究結果も、日々更新されていますので、知識もケアもリニューアルして夏を迎えましょう。

是非、ご一読下さい。

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雑誌『家庭画報』2017年5月号(4月1日発売 掲載ページP222~223)

特集「50代からのお悩みに、もしもしビューティウェルネス相談室」に慶田院長の監修記事が掲載されました。


今月のお悩み、【シミのような、ポツポツが、首やフェイスラインにできて気になります】

当院でもご相談が多いお悩みです。これは実はシミでは無く、皮膚の良性腫瘍の場合がほとんどです。

腫瘍には種類があり、各々の治療法が異なるので、必ず皮膚科専門医を受診してくださいね。

◎美白ケアで消えないシミは脂漏性角化症の可能性大

コメカミから耳の前、首すじやデコルテにできるポツポツ。シミのようでありながら立体的に盛り上がって意外と目立つのが気になりますよね。

シミ(老人性角化症)と勘違いしやすいのですが、実は脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)の可能性が高いのです。早い方だと20代終わり頃から現れ始め、50歳を過ぎると男女を問わず8割以上の方に現れます。数は個人差が大きく、少ない方で2~3個、多い方では100個以上に及ぶこともあります。時間が経つとともに大きくなり、日本人は黒く目立つケースが多いのが特徴です。

脂漏性角化症は老人性イボとも呼ばれ、加齢による老化現象です。首のイボはアクロコルドンと呼ばれ、いずれも良性の皮膚内腫瘍です。シミだと思って美白ケアをしてもよくはなりません。CO2レーザーを照射し、皮膚表面を削り取る施術をおすすめします。施術による出血はなく、すりむいたような傷ができ、1週間前後で新しい皮膚ができます。赤みも1~2か月で消え、ほんのりピンク色にきれいに治ります。数が多い場合、サイズが大きい場合は、2~3回に分けて施術を行います。脂漏性角化症の保険治療では液体窒素による凍結療法が主流ですが、施術後に輪ジミのような色素沈着が残りやすく、見た目の美しさを優先するなら、CO2レーザーの照射をおすすめします。

脂漏性角化症の原因には、遺伝や紫外線などもあります。海のレジャーに親しんでいる方の背中に多く見られ、手の甲などにできやすいことからもわかるように、紫外線で誘発されるので、施術後の再発防止のためはもちろん、普段から日焼け止めをこまめに塗り、予防することも大切です。

◎まぶたや額などに出る白いポツポツは稗粒腫

まぶたや頬、額に出る、小さな白い粒のようなポツポツ。これは稗粒腫と呼ばれ、角質が入った袋状の良性腫瘍です。湿疹やかぶれ、小さな傷などが誘因となり、真皮内に小さな嚢腫ができます。治療は、注射針やCO2レーザーで皮膚に穴を開け、袋ごと押し出し除去します。施術の傷口が閉じるまでの期間は、注射針で穴を開けた場合は1~2日、レーザーで開ける穴も小さいので2~3日でふさがります。稗粒腫は皮膚の浅いところにできた角質の塊です。塊さえ取り出してしまえば、なめらかな肌を取り戻せます。


◎目の下のポツポツは汗管腫の可能性も

脂漏性角化症や稗粒腫より割合は少ないものの、目の下に集中して肌色のポツポツが出ている場合は、汗管腫の可能性もあります。汗管腫はホクロと同様、真皮内にできる良性腫瘍です。エクリン腺という汗腺由来のもので、主に目の下やまぶたにポツポツと集中して出ます。数が多い場合1度に取り去ることが難しく、目立つものからCO2レーザーで腫瘍を削り平にしていきます。

同時に当院では、小さなドット状に照射するフラクショナルCO2レーザーを併用して肌を再生させる治療を併用します。これを1~2か月ごとに、3~4回繰り返すことで、凹凸がなめらかになっていきます。施術を受けるごとに赤みが1~2週間ほど続くのですが、目の下は施術の傷跡の治りがよく、傷口さえ閉じればメイクでカバーできます。フラクショナルCO2レーザーによりちりめんジワも解消されるので、若々しい目元が復活します。


◎ポツポツがなくなると肌は一気に若返る

ポツポツの悩みは、年齢が年齢なだけに、できても仕方ないと諦めてしまいがちですが、取り去ることによぅて、驚くほど若々しさが復活します。肌の若々しさの決め手は、色ムラのなさ、凹凸のなさ、整ったきめと水分量にかかっています。ポツポツというでっぱりは、存在するだけで老けた印象に見えてしまいます。脂漏性角化症のように黒さが目立ったり、数が多かったりすれば、ほかの部分の肌がどんなにきれいでも、年齢を感じさせてしまうのです。残念ながら大きく育ててしまうと一度取っても再発の可能性はありますが、肌がなめらかになる喜びは代えがたいです。再発した場合も、またCO2レーザーで処置すれば良いので簡単です。悩んでいるのなら、思いきってとってしまうことをおすすめします。その際、重要なのは診断です。成熟世代の場合、脂漏性角化症、稗粒腫、汗管腫などのポツポツは、一般的に見分けるのが難しく、皮膚科専門医による正しい診立てが欠かせません。また、これらはシミ(老人性角化症)や肝斑などと併発することも多く、ときにメラノーマなどの皮膚がんの場合もあります。治療が数回にわたるケースもあるので、信頼できる医師のもと、治療計画をきちんと立てましょう。


《腫瘍の種類と治療法》

・脂漏性角化症⇒CO2レーザー

表皮内腫瘍、黒ずみ、凹凸などを伴う、フェイスラインや目の下頬、背中などに頻発します。

・アクロコルドン⇒CO2レーザー

真皮内腫瘍、肌色の小さな突起、首や脇の下など関節部に見られます。

・稗粒腫⇒針で穴を開けて粒を出す、CO2レーザー

真皮内腫瘍、ころっとした粒状、目まわりや額、首などに見られます。

・汗管腫⇒フラクショナルCO2レーザー+CO2レーザー

真皮内腫瘍、目の下やまぶたにみられます。

・細胞性母斑(ホクロ)⇒CO2レーザー

真皮内腫瘍

・メラノーマ(悪性黒色腫)⇒手術

皮膚がん、専門医が診察し疑いがあれば全摘し病理で確認します。

《脂漏性角化症の治療例》

ぼんやり茶色くシミのように見えますが、実は脂漏性角化症で、CO2レーザーで脂漏性角化症を蒸発させ、皮膚表面からごく浅く削り取ります。


《検査で初めてわかるポツポツの正しい診断》

一般人の目にはシミやニキビと同じように見えるポツポツ。正しい診断こそが、適切な治療への第一歩です。ダーマライトやダーマスコープなどで皮膚の状態を詳しく検査することで、ときにホクロのがん、メラノーマや基底細胞癌が見つかり、早期発見、早期治療に繋がります。

当院『CO2レーザー治療』

当院『フラクショナルCO2レーザー治療』

ポツポツとともにシミや肝斑を併発している場合は、フォトフェイシャル(IPL)を併用して治療を進めます。銀座ケイスキンクリニックでは、ルミナス社の最新マシン、フォトフェイシャルM22を使用し、シミだけでなく、術後の赤みや、毛細血管拡張症、赤ら顔も同時に改善させ、色むらのない美肌に肌質を変えていく治療が好評です。

当院『フォトフェイシャルM22』 

是非、ご一読くださいませ。


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雑誌『VOCE(ヴォーチェ)』2017年6月号 (4月23日発売 掲載ページP211~217)

特集「ムダ毛、におい、ざらつき、黒ずみ、セルライト ちょっと恥ずかしいボディのお悩み、一気に解決」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

〈お悩み1 剃っても、抜いても、どんどん生えてくる...ムダ毛〉

Q.脱毛法は何がいいの?
A.毛抜きはトラブルの元。カミソリ処理がベター
セルフ脱毛でオススメなのはカミソリ。切れ味のよい3~4枚刃のレディースシェイバーを使ってやさしく剃りましょう。毛が薄く肌が弱い人は刺激の少ない電気シェイバーを使うといいでしょう。避けたいのは毛抜きでの処理。毛の栄養となる毛細血管を引きちぎり、埋没毛や毛嚢炎などトラブルの原因になります。
・カミソリが苦手なら...除毛クリームなどを活用しましょう!
剃るのに抵抗がある人は除毛クリームという手も。肌の弱い人は荒れることもあるので、パッチテストなどをして確認をしてから使いましょう。

Q.正しいムダ毛処理法は?
A.ふわーっと優しく刃をあてる
毛を剃るときに皮膚自体を削ってしまうことも多いので注意しましょう。特に皮膚の柔らかい、わきやVIOライン(ビキニライン・外性器周り・肛囲)は皮膚をしっかり伸ばして、毛の流れにそって、ふわりとやさしく刃をすべらせるように剃りましょう。何度も同じ場所を剃らないようにすることも大切です。

POINT1
皮膚をしっかり伸ばす
脚や腕などはそのままでも大丈夫ですが、皮膚のやわらかい部位、シワが寄っている部位は皮膚を伸ばしながら剃ると良いでしょう。VIOラインは皮膚を引っ張るように、わきならひじを上げて皮膚を平らに伸ばして剃りましょう。
POINT2
毛の流れに沿って剃る
毛は生えている方向に向かって、かみそりをすべらせるように動かして剃りましょう。何度も同じ場所に刃をあてないように、少しずつ小さくカミソリを動かして、剃るのがコツです。

Q.処理後の肌荒れが気になる!
A.ビフォー、アフターのケアを念入りに!
BEFORE
シェービング用のジェルやフォームを活用
刃の滑りをよくするため、脱毛前には脱毛用ジェルやフォームを付けましょう。石けんよりも肌にやさしい専用の滑剤を使用しましょう。

AFTER
オイルを塗ってしっかり保湿する
脱毛後はぬるま湯でよく洗い流したら、肌に負担の少ない保湿力の高いオイルやクリームなどで、しっかり保湿。

Q.毎日剃ってもいいの?
A.剃りすぎは肌荒れの原因
できれば週に1~2回程度に
剃るたびに、角層を削り、皮膚バリアを壊してしまうので、剃る間隔はできるだけあけたほうがいいのです。でもムダ毛が気になる夏なら、週に1~2回以内にするのが理想です。

〈こんなんじゃ、肌みせできない!ざらつき・黒ずみ〉
Q.お尻や腕etc.どうしてざらつくの?
A.刺激から体を守るため、角質が厚くなるから
ざらつきは肌の乾燥や衣服のこすれなどの刺激から角質を厚くして肌を守ろうとする、一種の防御反応です。ざらつきがひどいと黒ずんで見えることも。角質のキメが整うとざらつきもなめらかになってきます。肌のターンオーバーを促すために、肌への刺激を極力避けましょう。

Q.ざらついた部分のケア法は?
A.スクラブはNG。泡洗浄と週1~2回のピーリングでケア
ゴシゴシとボディタオルで洗う習慣が、逆にざらつきを悪化しているケースも。石けんの泡でなでるように洗えば十分です。ボディソープを肌に原液のままつけると乾燥しやすくなるので注意しましょう。また、スクラブは肌への刺激が強いのでざらつき肌にはNG。ピーンリング剤を使ったり、酵素系洗顔料の泡をつけて2~3分放置しておいたりするのがよいでしょう。

Q.乾燥とざらつきって関係ある?
A.ざらつきに乾燥は大敵!入浴後の保湿ケアを忘れずに
肌が乾燥するとバリア機能が低下するために、角質が厚くなり、ざらつきの原因に。そのため、乾燥対策は入念に行ないましょう。保湿にはオイルよりも保水効果の高いボディ用乳液やクリームがおすすめです。お風呂場に保湿剤を置いておき、入浴後30分以内に肌がしっとりするほどたっぷり塗りましょう。

Q.ざらつきには種類があるの?
A.できる部位によってタイプが違います
ざらつきはできる場所によって症状が違って見えます。例えばお尻は座りっぱなしの刺激によって角質が厚くなってごわついたり、ひじやひざは角質が厚く黒く見えたり。ざらつきやごわつきなどの肌トラブルは、外部からの刺激の多い場所に現れるので、そういう部位は特に乾燥対策に力を入れましょう。

ざらつきの種類
●上腕の外側
毛穴が赤茶色になってボツボツして見え、触るとざらつきを感じるトラブルが多い。保湿しても消えない場合は東洋人に多い毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)かもしれません。難治性のため、医療機関での治療がおすすめです。詳しくは当院HPをご覧ください。

毛孔性苔癬集中治療についてはコチラから

用語集「毛孔性苔癬」

●お尻
お尻は座ったときに体重がかかります。イスや床などとの摩擦、圧などの物理的刺激で、角質が厚くなりざらつきやすい部位です。お尻もしっかりと保湿をしましょう。

●ひじ・ひざ
脂肪の少ない関節部は物理的な刺激がダイレクトに伝わり、角質が厚くなりやすい部位です。ひじや膝をつく習慣がある人は黒ずみも起こしやすいので注意しましょう。

●背中
手が届きにくいので、お手入れが行き届かず、角質が厚くなりやすく毛穴が詰まりやすい部位です。また、体の中では皮脂分泌量も多く、ニキビも好発します。。

=背中、腕の赤茶色のざらざらブツブツ毛孔性苔癬かも=
東洋人の若い世代にできやすい皮膚の疾患
東洋人の若い世代に多い毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は、毛穴の角化異常症のひとつ。体質的に毛穴の角質が厚くなりやすい人に生じ、角栓が毛穴につまって、赤茶色のブツブツができます。不潔にしていると誤解して洗いすぎると、ざらつきと同じで逆効果になります。セルフケアでは治りにくいので、皮膚科医に相談しましょう。
できやいのは、二の腕や背中の上の方、時にお尻にもみられます。美容皮膚科ではケミカルピーリングで角質を薄く溶かし、毛穴のつまりを解消。産毛と黒ずみ、赤みを解消するレーザーを2種を照射して、黒ずみや赤茶色のブツブツを改善させます。5~6回で肌がなめらかに白く変わっていきます。

毛孔性苔癬集中治療についてはコチラから

〈汚れに見える色素沈着をケア 黒ずみQ&A〉
脱毛をしっかりしているのに、毛が残っているように不潔に見えちゃう黒ずみ。
肌への色素沈着を抑えて、キレイな肌色にする方法は?

Q.どうして肌が黒ずんで見えるの?
A.肌への過剰な摩擦でどんどん黒くなる!
わきやVラインなど、黒ずみが気になる場所は、摩擦がくり返されているところ。Vラインやバスト下の黒ずみが気になるなら、縫い目のない、やさしい素材の下着を選びましょう。わきの黒ずみの多くはセルフ脱毛が原因。何度もカミソリで肌をこすったり、毛抜きでの脱毛の繰り返しは黒ずみの原因になるので注意しましょう。

部位別黒ずみの原因
●わき
剃毛による摩擦が誘因となり、メラニンが増え、毛穴に皮脂がつまると、黒ずみが生じます。レーザー脱毛は黒ずみもケアできるので、気になるなら検討してみてください。
●Vライン
もともとの肌質に加え、下着による擦れが原因。締め付けが強かったり、ケミカルレースがあたることで刺激を受け、メラニンが増えたり、角質が厚くなったりして黒ずみます。肌の浅黒いタイプは黒ずみが目立ちやすいので注意しましょう。
●ひじ・ひざ
ひじやひじを机や床につくなど、刺激を受ける頻度が多いと角質が厚くなり、やがて黒ずみになります。ひじやひざをつかないようにすると緩和されます。
●乳首
摩擦刺激よりも、性成熟期はホルモンの関係で黒くなりやすい部位です。特に、妊娠出産後は驚くほど黒くなることもあるが、しばらくすると落ち着きます。

Q.乳首の黒ずみはピンクになるの?
A.ピンクは妄想。日本人は薄いベージュ~ブラウン
東洋人の乳首は薄いベージュからブラウン色が標準。乳首がピンクはただの妄想です。外性器周りや乳首はホルモンの関係で黒くなりやすい場所です。特に女性ホルモンの分泌が盛んな20~30代は一番濃くなりやすいのです。それでも気になる人は、レーザーと美白剤のコンビネーション治療で黒ずみをトーンアップすることは可能です。

Q.黒ずみは消せるの?
A.セルフケアなら時間をかけて、クリニックのレーザーなら5~6回で薄くなる
まずは、黒ずみの原因となる肌への摩擦を避けましょう。そして、ざらつき対策と同様にこすり洗いは厳禁です。ピーリング剤や酵素系洗浄料を使ったり、ピーリング効果のあるレチノール入りのクリームを黒ずみに塗るのもいいでしょう。セルフケアは焦らず、毎日のケアをさぼらないことが大切です。クリニックのレーザー治療の場合は、だいたい5~6回で黒ずみが薄くなってきます。

関連リンク 
レーザー脱毛:産毛も黒ずみも改善 

ケミカルピーリング:美白とキメの改善効果が人気
ジェントルレーズ:黒ずみケアの定番。安心の効果。

=クリニックの処方箋=
メラニン生成過程をブロックし、ターンオーバーを活性化しましょう
医療機関のみで扱うメラニンを作りにくくする美白剤としては「HQクリーム」(高濃度ハイドロキノンクリーム)と「ルミキシルクリーム(ハイドロキノンと同様の効果)」が必須です。さらに、メラニン排泄を高めるレチノール配合化粧品の併用で、すでにできてしまった黒ずみも改善します。抗酸化作用が高く保湿効果もあり、ボディにも使いやすい価格なので、当院では「エンビロン モイスチャーACEオイル」が人気です。

関連リンク 
院内調合オリジナル化粧品について 

クリニック専用化粧品について


Q 黒ずみ、ざらつき、脱毛etc.並行輸入のボディ用クリームって効くの?
A ほとんどが白人用なので気をつけて!
ネットで購入できる商品はほとんどが欧米製。白人用に作られている場合が多いので、日本人にはあまり向いてないものも混ざっています。配合されている成分も日本の規約とは違うので、買うなら自己責任と心しましょう。

=プロの手を借りて黒ずみケア!「銀座ケイスキンクリニックの治療体験記」=
黒ずみもざらつきも、短い時間で、素早くキレイになるとウワサのクリニックのレーザー治療を体験いただきました。

体験されたのは、富樫佑香さん
15年ほど前に脱毛は済んでいますが、時々1本だけ生えてくる毛が気になり、わき全体が透明感なく黒ずんでいることをお悩みでした。
カウンセリング後、まずは肌のざらつき、毛穴のつまりをとるケミカルピーリングを施術。次に美白・脱毛効果のあるレーザー「ジェントルレーズ」ときめを整えるレーザーピーリング「ジェネシス」の2種類のレーザーを照射して、肌をなめらかにしていきました。

2回で肌のざらつきが気にならなくなり、3回で赤みが目立たなくなり、5~6回で肌に透明感が出て、黒ずみがなくなってきます。医療用の美白剤の併用も効果アップに役立ちます。
ビフォアーとアフターのわきの拡大写真を見比べてみると、黒ずみ部分が白くなり、しわに沿った黒ずみも薄くなりました。ご本人も、肌のざらつきもとれ肌が見違えるほどキレイになり、施術翌日のつるつる感は感動もの!と、ご満足いただきました。

是非、ご一読下さい。


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雑誌『JJ』2017年6月号(4月23日発売 掲載ページP173)

特集『美容界のプロから老化に怯えるJJ読者へ 20代で始める!未来につながる「予防美容」』で慶田院長の取材記事が掲載されました。

「ジャンル別 スペシャリストのおすめ予防医療」のコーナーで、皮膚科専門医として、エイジングケアについて紹介しました。

〈DNA検査で自分の弱点を知ればケアの方向性も明確に。〉

肌老化には、生活習慣に加え、遺伝要因が大きく影響します。最新のDNA検査『DNABeauty』で自分の肌の弱点を知りましょう。おのずと、自身が強化するべきケアがわかるはず。当院の最高顧問、東京女子医大皮膚科川島眞教授監修の肌質関連遺伝子検査は、昨年秋の話題となりました。当院でお受けいただければ担当医が解説いたします。

自分を知るひとつの軸として、取り入れてみてくださいね。

関連リンク:肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)

〈外からのケアは洗浄・保湿・光対策が命。〉

優しく洗う・水分を与える・紫外線から守るという基本のケアを積み重ねていきましょう。実はスキンケアというのは、サランラップ1枚にも満たない薄い角質層をケアすることなんですよ。


〈インナーケアは食事・睡眠・排泄・運動・ストレスコントロールの5本柱。〉

この5本柱はどれかひとつが欠けてもダメ。すべてがバランスよくできていることが健康と美肌の基礎になります。美しい人に堕落感や生活が荒んだ感じがしないのは、これが理由だと思っています。

〈25歳なら美容医療とスキンケアの使い分けを。〉

25歳のお肌にレーザーを照射すると50代より反応がよく、効果や若さをキープする年月も長くなります。わたくしはこの現象を、「投資に対する利回りの良さ」と表現し、患者様もご納得されます。もちろん、成熟世代も効果は十分あるので、物足りない場合は繰り返し治療を受けてください。必ず変わってきます。25歳のするべき投資は、ホームケアとして、ちりめんジワ対策としてレチノール入り化粧品を使い、定期的な美容医療を受けていただくのが一番賢いと思います。頻度は年に2~3回でも十分です。


人の生き方は肌に表れ、見た目が若い人は内臓も若いという事実もでてきています。

JJ世代では、まだ老化を身をもって感じることはないけど、5年後10年後の自分のイメージに不安を感じていませんか?時々高い化粧品や高い服を買ってモチベーションを上げるのと同じように、スペシャルケアとして美容医療を緩やかにスタートしましょう。まずは、肌質を整えて透明感をアップさせる低出力のレーザー『ジェントルレーズ』や、光治療『フォトフェイシャルM22』照射から始めるのがおすすめです。

関連リンク:
ジェントルレーズ

フォトフェイシャルM22(光治療)

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雑誌『美ST』2017年6月号(4月17日発売 掲載ページP162)

特集『美容やダイエットが続かないのも、何をやっても変われないのも頭の中の問題でした「やる気スイッチ」見つかる"脳だま"美容』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

美容やダイエットが続かない...そんな三日坊主の原因は、脳内にあるかもしれません。今回の特集では、脳のクセを知ってうまくだませば、美容習慣が身に付くことを提唱。
美容科学・脳内科学・メンタリズムなど様々な専門家が、脳をだますHOW TOWについて解説しています。
脳科学的には、目標を具体的にイメージすることで、脳が刺激を受け、「やる気スイッチ」を持続しやすい状態を作り出すことが可能になります。また、40代を過ぎると前頭葉が衰え、感情のコントロール力が低下してしまいます。日々のイライラや不満は、シワやたるみとなって顔に刻まれていきます。口角の上がった愛され顔になるには、イキイキした表情が大切。小さなことは忘れて、機嫌よく過ごすことが、実は効果的な美容法なのです。自分の考え方のクセを知り、「絶対にこれ」と思い込まずに、気持ちにゆとりを持つことが大切です。
慶田院長は、表情ジワについて解説しました。

『感情を整えれば眉も、シワも、輪郭も見違えます 脳をだまして愛される顔に!』
【眉を寄せるような表情グセが、シワや輪郭を変える要因に】
シワやたるみ、輪郭の変化は、顔面靭帯の衰え、皮膚のたるみ、脂肪の減少、骨の萎縮や移動といった加齢現象に加え、日ごろの表情グセなどによって作られます。眉間を寄せるクセがあると、鼻根筋に縦ジワが入り、いつも怒っているように見られてしまいます。噛みしめるクセがあると咬筋が発達して顔の輪郭が四角く大きくなってしまいます。また、自分では気づかない人が多いのがアゴにできる梅干しジワです。口を尖らせたり、顎に力を入れたりすることでこのシワは寄り易くなります。
鏡の前や写真撮影などで決め顔を作っているときには表れませんが、日ごろの表情や顔の筋肉の使い方が思わぬ老け顔を作っています。シワを予防して深くしないためにはボトックス注入がおすすめです。これに加えて、自分の表情グセを知って、繰り返さないことも大切です。

・施術別 ボトックス(表情ジワ)
・お悩み別 シワ

是非、ご一読ください。

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雑誌『&ROSY/アンド ロージー』2017年5月号(3月23日発売 掲載ページP96~104)

特集「たゆまぬ予防とケアが必須です 35歳からはにごり肌を"ブライトニング"」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

大人の肌色の変化、その原因は根深く、かつ複雑です
「昨日寝不足で顔色が悪い」「洗顔を適当にしていたら肌の透明感がなくなってきたかも」。そんな、若いころの一時的な"くすみ"とは違い、なんとなく日々肌がどんよりして、調子が出ない感じ。化粧水で潤しても透明感が出ないし、明るく軽やかな春の服も決まらない...。そんな大人が感じている肌色の変化を、&ROSYでは"にごり肌"と命名。
その原因について、皮膚科専門医の慶田院長が解説しました。

紫外線はもちろん、ハードワークによる疲れや日々のストレス、加齢による代謝の低下など、30代後半の肌は様々なことでダメージを受けがち。悩みのタネである肌色の変化にも、いくつかの要因が考えられます。
具体的には、「まずは、紫外線などによって肌の中で褐色のメラニン色素が過剰に作られた"メラニンにごり"。冷えや体調不良で血行が悪くなり、肌に栄養が行き届かない"血行不良にごり"や、肌の乾燥や代謝の乱れによって肌表面にくすんだ古い角質が滞る"角質肥厚にごり"も、この世代は多いですね。さらに40歳前後になると、肌の奥にあるコラーゲン線維が過剰な糖によって黄ばむ"糖化にごり"も気になり始めます」
少し聞いただけでも、普段の生活に思い当たる節がありませんか? 大人の肌では複数のにごりが折り重なっているケースも多々。自分はどの"にごり肌"なのかを把握して必要なお手入れを取り入れ、曇り空を晴らすように肌の"ブライトニング"を始めましょう!

<解決すべきは"にごり肌">
そもそも"にごり肌"って何?
「肌が常にどんよりとして色だけでなく、見た目全体に悪影響を与えている状態」
加齢によって様々なダメージが積み重なり、慢性的にどんよりとにごっている肌。透明感がないので年齢より老けて見え、ナチュラルメイクが思うように仕上がらず厚塗りになりがちです。また、ファッションにも色濃く影響してしまいます。淡いパステルカラーやベージュ、グレーなどでは肌色がよりにごって見え、どんより疲れた印象に。つい、パッキリとした色の服ばかり手に取るようになったら、"にごり肌"が進行している証かも......!

< "にごり肌"の中では、こんなことが起こっている!>
肌は表皮とその奥の真皮の2層に分かれていて、真皮の最も表面を「角層」と呼びます。それぞれ、にごっているときの状態を解明!

●角層
水分をサンドイッチ状に挟み込みながら細胞が重なり、肌を外敵から守っている部分。角質細胞の接着が悪いと、水分を抱え込めず透明感が失われます。乾燥や代謝の乱れによって角層が厚くなると、その分肌はにごって見えます。

●表皮
紫外線などの刺激を受けると、表皮最下層の「基底層」にあるメラノサイトでメラニン色素が作られ、表皮細胞へと受け渡されます。メラニンが過剰に作られ続けると、シミや表皮のにごりにつながります。

●真皮
肌の奥で、コラーゲンやエラスチンといった線維が弾力を支えている部分。これらの線維に糖が結びつく(糖化)と、線維の弾力が低下し薄茶色になり、なんとなく黄ぐすんだにごり肌になります。

その他、体内のトラブルも"にごり肌"の一因に!

●血管
ストレスや冷えなどによって血管が収縮すると、新鮮な血液が肌の毛細血管まで届かず、血行不良によるにごりが発生。肌に栄養が行き渡らないので、放っておくと乾燥やたるみなどの原因にもなり、さらににごり肌が悪化します。

●腸
腸内環境の悪化により便秘になると、血中の腐敗産物が増え、それによる悪影響で肌が乾燥しやすくなることが分かっています。すると、角質肥厚で肌がにごり、ニキビや肌あれの原因にも。便秘は肌にも百害あって一利なし!

●神経
ストレスの肌への影響に直接関わっているのは、自律神経。過剰なストレスを感じると自律神経の「交感神経」が優位になり、代謝が乱れ、皮膚温も下がって肌に悪影響。ストレスをなくすのは無理でも、減らすことを意識して。

<35歳以上の私たちはこの4大"にごり肌"に注意して!>

●メラニン
紫外線や外的刺激が引き起こす
01.メラニンにごり肌
【こういう状態】
☑肌が浅黒くくすんでいる
☑シミや、頰のモヤモヤした肝斑が目立つ

外歩きが多かったりアウトドアスポーツが好きだったりと、紫外線を浴びている人に多い"メラニンにごり肌"。
紫外線から肌の細胞を守る傘の役割を持つメラニンが過剰に生成され続けている状態です。紫外線を浴びた記憶は肌の中に残るので、昔アウトドアスポーツをしていたという人も要注意。また、両頬にモヤモヤと左右対称にある『肝斑』も、同じくメラニンの過剰生成。原因は紫外線ではなく、ホルモンや物理的刺激などによる炎症の一種です。

●血行
血液の循環不良が主な原因
02.血行不良にごり肌
【こういう状態】
☑顔色が青白く、元気のない印象
☑下まぶたをめくると粘膜が白っぽい

美肌にとって最も大切なのは、体内から届く栄養です。太い血管から毛細血管を通して肌に受け渡され、肌の再生や生き生きとした顔色を作る源となります。ストレスや冷え、睡眠不足などによって血行が悪くなると、肌に栄養が届かず、青白いにごり肌に。また食事の栄養が不足していたり、生理が重かったりすると貧血になり、肌の調子も悪くなります。
"あっかんべー"をして下まぶたの粘膜が白っぽかったら、血行不良や鉄欠乏性貧血の証。

●角質肥厚
乾燥や紫外線などによる
03.角質肥厚にごり肌
【こういう状態】
☑肌に触れるとゴワゴワ、キメも粗い
☑透明感がなく、メイクのノリが悪い
肌表面にある「角層」は、角質細胞が層状に重なったもの。その内側の生体を紫外線やホコリなどの外敵(アレルゲン)から守る、大切なバリアです。表皮の生まれ変わる過程で水分を保持する成分が作られないと透明感が低下し、必要以上に厚くなってしまうと、にごり肌の原因になります。肌が乾燥していたり、強い紫外線を浴び続けたりすると、古い角質を留めてバリア機能を強化しようという力が働き、角層は重層化します。すると、肌はくすんでしまうのです。

●糖化
体内の糖が肌の中で悪さをする
04.糖化にごり肌
【こういう状態】
☑肌色が黄色っぽく、不健康な感じ
☑ハリや弾力もなくなってきた

30代後半〜40代になり、代謝機能が低下してくると、少しずつ気になり始めるのが"糖化"。体内の過剰な糖がタンパク質に結びつき、変性させる現象です。肌の中では、真皮の弾力を支えるタンパク質=コラーゲン線維に糖が結びつき糖化最終産物(AGEs)となり、古びた輪ゴムのように弾力のない線維へと変性します。同時に色も黄~褐色に変わってしまします。いわゆる老化であり、一度糖化してしまうとお手入れでは元に戻すことができないので、予防が肝心です。

<ブライトニングの基本をおさらい 4大にごり肌の原因と対策>
35歳以上の4大にごり肌、あなたはどれに当てはまりましたか? それぞれのにごりの解消法について、さらに詳しく知っていきましょう。複数のにごり肌に心当たりがある人は、できることからなるべく多く取り入れてみて。

紫外線や外的刺激が原因
01.メラニンにごり肌
肌が浅黒く、シミが目立ったり、頰に左右対称にモヤモヤした肝斑がある"メラニンにごり肌"。紫外線はもちろん、最近は大気汚染や物理的な刺激によってもメラニンが増えることが分かっているので、インドア派も要注意!

●原因
1紫外線が最大の敵!
最も注意すべきは紫外線。たとえ日焼け止めをつけていても、塗る量が薄すぎたりくずれて薄くなっていたりすると、紫外線が肌を刺激し、メラニンの生成が促されて肌がにごった印象に。まずは紫外線をしっかり防ぐことが大切。
 
2ブルーライトもメラニンの生成を促す
一般的にほとんどの日焼け止めは、400nmより短いUVAとUVBしかブロックしません。実は400~420nmの短波長のブルーライトは、紫外線同様メラニンの生成を促します。

3炎症によってもメラニンが増える
こすったりニキビをつぶしたりといった刺激は、肌の炎症につながり、防御反応としてメラニンが生成されてしまいます。肌を優しく扱うことが、にごりの防止になるのです。
・摩擦
化粧水をつけるときコットンで拭き取ったり、ゴシゴシ洗顔したりという動きがNG。
・合わない化粧品
気づかず使い続けていると、肌に合わない成分が刺激となって炎症を起こし、メラニン生成を誘発します。
・ニキビや湿疹、傷など
強い炎症によってメラニンが過剰に生成され、ニキビ痕や黒ずみとして残ってしまいます。
・大気汚染
花粉やPM2.5などの大気汚染物質が肌の微炎症を引き起こすことも分かっています。

●対策
メラニンの生成を抑制&スムーズな排出を促して
スキンケアでは、美白有効成分が入ったコスメを日々のお手入れに取り入れ、過剰なメラニン生成を抑えつつ、メラニンの排出を促しましょう。肝斑には、トラネキサム酸を配合した内服薬が有効的です。
通常メラニンは表皮の最下層にあるメラノサイトで作られて表皮細胞に受け渡されますが、強い炎症をおこすと真皮に落ち込んでしまう場合があります。こうなるとコスメや薬での改善は無理。美容医療の力を借りましょう。
≪フォトフェイシャルM22≫
最新の光治療『フォトフェイシャルM22』照射が効果的。肌のターンオーバーを活発にし、真皮の線維芽細胞の働きを活性化させる光治療。続けることでシミや赤ら顔も徐々に薄くなり、肌質がアップします。銀座ケイスキンクリニックではケミカルピーリングもセットで、ドクター照射のため、美肌効果が高いと評判です。
HPリンク フォトフェイシャルM22

血液が巡っていない!
02.血行不良にごり肌
顔色が青白く元気がなかったり、下まぶたをめくると粘膜が白っぽかったり。血行不良や貧血などにより、毛細血管にまで栄養が行き届かないことが原因です。肌は生死に関わる臓器ではないため、体調や栄養不良を反映しやすいのです。

●原因
1女性に多い、隠れ貧血にも注意
偏った食生活を続けていたり生理が重かったりすると、貧血に陥りやすいもの。自分では気づかない"隠れ貧血"の場合もあるので、定期的に"あっかんべー"チェックを。

2血行不良
ストレスや冷えで血行不良になるのはもちろん、体の筋肉量が少ないと、血液を循環させるポンプが弱いので循環が滞りやすくなります。運動やストレッチをする習慣のない人は要注意。

●対策
1体を動かして血液循環。ストレッチでもOK!
デスクワークが中心の人は、お茶を入れるついでに肩を大きく上げ下げしたり、肩甲骨を寄せたりするストレッチを。通勤で早歩きするだけでも血行アップにつながります。

2温めて血行促進
背中やお腹など、体幹部を温めると全身の血流が効率よく促されます。慶田先生は蒸気の温熱シートを愛用しています。

乾燥や刺激に要注意
03.角質肥厚にごり肌
乾燥肌でにごりが気になる、さらに肌に触れるとゴワゴワするなら、角質肥厚に陥っている可能性が。刺激やストレスなどによっても悪化するのでご注意を。とはいえ厚くなった角質を無理に落とすのは逆効果。優しいケアを心がけましょう。

●原因
1保湿不足
夜は化粧水だけつけて寝てしまった、乾燥肌なのにクリームを使わない、など、お手入れで与える潤いが足りないと肌が乾燥に傾きます。すると肌がバリア機能を保とうとして角質肥厚に傾きます。

2強すぎる洗顔
乾燥肌でも皮脂や化粧品の油分が酸化すると刺激になるので洗顔は必須。でもゴシゴシこすり洗いはバリア破壊の原因になるのでNG。同様に、洗浄力の強すぎるクレンジングや洗顔料も×。

3紫外線
初夏〜夏の強い紫外線を浴びると、肌は角層を厚くすることで内側を守ろうとします。これは日焼け止めをつけていても起こる自然現象なので、夏場はどんな人でも角質肥厚を意識して。

4油抜き食生活
過剰な油脂や酸化した油を避けるに越したことはないのですが、油を極端に減らすと肌の潤いの元が補われず、乾燥肌を招きます。肌の材料となる、タンパク質が少ない食事もNG。

5睡眠不足・ストレス
このふたつは、すべての肌トラブルにつながるといっても過言ではありません。ターンオーバーがうまくいかなくなり、肌の潤いバランスや代謝も乱れて角質肥厚の原因に。

6便秘
直接的な原因ではありませんが、便秘になると血中の腐敗産物が増えて肌が乾燥することが分かっています。角質肥厚を起こし、さらには毛穴が詰まって乾燥ニキビの原因にも。

●対策
正しい洗顔で古い角質を優しくオフ

しっかり泡立てるのがコツ
洗顔は泡が命。泡のひとつひとつに古い角質や汚れを吸着させて落とすので、よく泡立てましょう。洗顔料の実使用量が減り、肌への負担も減ります。
デイリーには通常の洗顔料でOKですが、週に1〜2回、酵素など古い角質の結びつきを緩める成分が入った洗顔料を取り入れると、肥厚した角質を優しくオフできます。

丁寧保湿でターンオーバーを正常に
たっぷりの潤いで角層を柔軟に
肥厚した古い角質を優しく自然に剥がすのに、何より効果的なのは保湿ケア。化粧水や美容液は手で優しく、たっぷりなじませて。
良質な美容液や化粧水などで潤いをたっぷり重ねることで、古い角質も自然に剥がれやすくなります。

体内の糖が原因
04.糖化にごり肌
30代後半以降に見られる糖化にごり肌は、いわゆる"黄ぐすみ"。肌のコラーゲン線維に体内の不要な糖が結びついて黄色っぽく変化。一度糖化してしまうと元に戻すことは難しいので、日常生活でできるだけ糖化を防ぐよう心がけましょう。

●原因
コラーゲンに糖が結合、変性させる
肌奥の真皮層で弾力を保っているコラーゲン線維。それに糖が結びつくと「AGEs」(糖化産物)という物質に変化します。色は黄ばみ、古びたゴムのように弾力がなくなって、大人の肌を老化させる大きな原因に。

●対策
ベジタブルファーストの食事
体内で急激に血糖値を上げないことが、糖化の予防になります。食事は"葉野菜→豆→魚→肉→根菜類や主食"の順に食べ、血糖値の上昇を穏やかにしましょう。

美容医療に頼るという手も
糖化したコラーゲンをどうにか元に戻したい場合は、肌をリニューアルする感覚のレーザー治療が効果を発揮します。
≪フラクショナルCO2レーザー≫
炭酸ガスレーザーを小さなドット状に照射し、ダメージを極力抑えながら新しい肌の再生を促す治療。6〜10回で新しい皮膚が再構築され、ピンキッシュなベビースキンに生れ変わります。
HPリンク フラクショナルCO2レーザー

UVケアはブライトニングの基本です
紫外線を浴びると肌の中で活性酸素が発生します。その活性酸素がメラニンの生成を促したり、肌を乾燥させたり、コラーゲン線維の分解を促したりという"悪さ"をするのです。メラニンにごり肌や角質肥厚にごり肌を防ぐにはUVケアが欠かせないのですが、それ以外の様々なトラブルを未然に防ぎ、ブライトニングケアの効果を発揮させるためにも、UVケアは基本中の基本! 

<もはやただの日焼け対策にあらず!「マルチプロテクター」でにごり肌予防>
ブライトニングを目指すならもうひとつ、必ず取り入れたいのが今年大豊作の「マルチプロテクター」。紫外線はもちろん、赤外線やブルーライト、大気汚染もカットする、にごりのない肌のための基本中の基本です。選び方、使い方をしっかりおさえましょう。

なぜUVケアだけじゃダメなの?
マルチプロテクトのきほんの"き"
赤外線ってそもそも何? ブルーライトや大気汚染も肌に悪いの......!?
そんな素朴な疑問にお答えしました。

Q今、なぜマルチプロテクトなの?
Aエイジングの要因の約80%は環境であるという事実が!
遺伝子研究により、肌のエイジングサインの約80%は、紫外線や赤外線、大気汚染といった環境によって引き起こされていることが明らかになりました。空気中のチリやホコリが肌に刺激を与え、酸化の一因となることがわかっています。美肌の鉄則は守りです!

肌に影響を与える主な光線
●UVB
紫外線の中でも波長が短く、肌の表皮に影響を及ぼす。UVBの刺激によって表皮のメラニン生成機能が活発になり、日焼けやシミ、くすみの原因に。
●UVA
紫外線の中でも波長が長く、肌の奥まで届いて真皮に影響を及ぼす。コラーゲンやエラスチンといった線維を変性させ、弾力を失わせてシワ・たるみの原因に。
●ブルーライト
人の目で見ることができる「可視光線」の中でも、最も波長が短い光。太陽光に含まれるものは肌に影響が強い。PCやスマートフォンなどのLEDディスプレイの波長は眼を傷害します。
●赤外線
紫外線より波長が長く、肌奥の皮下組織や筋膜にまで到達。エネルギーは弱いものの太陽光線の約50%を占め、肌にじわじわとダメージを蓄積させ、たるみと赤ら顔の原因となります。

大気汚染も肌に刺激を与え、酸化の原因に!
チリやホコリ、排気ガスなどは肌内部に活性酸素を発生させ、肌の酸化を引き起こすことがわかっています。にごりにつながる肌あれや乾燥、代謝の乱れを招き、毛穴やシワを目立たせます。

Q.「SPF」と「PA」ってどういう意味?
A.紫外線から肌を守る指標です。
SPFとはSun Protection Factorの略で、UVBの防御値を示すもの。50+が最高値です。PAとはProtection Grade of UVAの略。+の数で示され、4つがUVA防御指標の最高値。

Q.SPF・PAが最高値のものを選ぶのがベスト?
A.適材適所で選びましょう。
日焼け止めは肌の健康を守るために欠かせないものですが、紫外線吸収剤が合わないは肌の負担にもなるので、シーンに合わせて使い分けましょう。日常生活ならSPF30、PA+++程度のもので充分です。

Q.プロテクターを塗るコツは?
A.使う量が大切!少ないと表示通りの効果が発揮されません。
日焼け止めの数値は、1平方㎝あたりに2mg、つまりかなり厚塗りした状態のもの。実際にはその1/4程度しか使っていないと言われ、すると効果も激減。しっかり量を取り、まんべんなく塗りましょう。額、両頬、鼻、顎と顔の5か所においてから塗ると塗り忘れ防止に。二度塗りが肝心です。

Q.プロテクターを怠るとシワができるって本当?
A.UVAがシワの原因になります!
肌の奥に到達するUVAは、コラーゲンやエラスチンといった弾力線維にダメージを与え、機能を低下させます。UVケアをせず無防備に過ごしているとシワ・たるみの原因になります。
UVAは波長が長く、肌奥の真皮まで到達。ヒリヒリ日焼けの原因になるUVBに比べて実感しにくいのですが、活性酸素を発生させ、コラーゲンやエラスチン線維にじわじわとダメージを与えます。

Q.プロテクターは朝しっかり塗れば大丈夫?
A.日中、必ず塗り直しをしましょう。
プロテクターやUVカット効果のあるベースメイクを塗っていても、くずれれば効果は減っていきます。肌を守るためには必ず塗り直しを。お直しには重ねやすいスプレータイプも活用して。

Q.去年の日焼け止めって使っていいの?
A.開封したら速やかに使い切って。
よい状態で使うためにはシーズン内で使い切るのが理想。プロテクトの研究や技術もどんどん進化しているし、大切な肌を守るためには最新のものを使うのがベスト!

ニュアンスカラーのトップスを着ると顔がくすんで見える、「疲れてる?」と聞かれる回数が増えた......。それは、加齢に伴う肌色の"にごり"が原因かもしれません。紫外線がますます強くなるこの時期、自分にぴったりのブライトニングケアをスタートしましょう!

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雑誌『&ROSY/アンド ロージー』2017年5月号(3月23日発売 掲載ページP96~104)

特集「たゆまぬ予防とケアが必須です 35歳からはにごり肌を"ブライトニング"」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

大人の肌色の変化、その原因は根深く、かつ複雑です
「昨日寝不足で顔色が悪い」「洗顔を適当にしていたら肌の透明感がなくなってきたかも」。そんな、若いころの一時的な"くすみ"とは違い、なんとなく日々肌がどんよりして、調子が出ない感じ。化粧水で潤しても透明感が出ないし、明るく軽やかな春の服も決まらない...。そんな大人が感じている肌色の変化を、&ROSYでは"にごり肌"と命名。
その原因について、皮膚科専門医の慶田院長が解説しました。

紫外線はもちろん、ハードワークによる疲れや日々のストレス、加齢による代謝の低下など、30代後半の肌は様々なことでダメージを受けがち。悩みのタネである肌色の変化にも、いくつかの要因が考えられます。
具体的には、「まずは、紫外線などによって肌の中で褐色のメラニン色素が過剰に作られた"メラニンにごり"。冷えや体調不良で血行が悪くなり、肌に栄養が行き届かない"血行不良にごり"や、肌の乾燥や代謝の乱れによって肌表面にくすんだ古い角質が滞る"角質肥厚にごり"も、この世代は多いですね。さらに40歳前後になると、肌の奥にあるコラーゲン線維が過剰な糖によって黄ばむ"糖化にごり"も気になり始めます」
少し聞いただけでも、普段の生活に思い当たる節がありませんか? 大人の肌では複数のにごりが折り重なっているケースも多々。自分はどの"にごり肌"なのかを把握して必要なお手入れを取り入れ、曇り空を晴らすように肌の"ブライトニング"を始めましょう!

<解決すべきは"にごり肌">
そもそも"にごり肌"って何?
「肌が常にどんよりとして色だけでなく、見た目全体に悪影響を与えている状態」
加齢によって様々なダメージが積み重なり、慢性的にどんよりとにごっている肌。透明感がないので年齢より老けて見え、ナチュラルメイクが思うように仕上がらず厚塗りになりがちです。また、ファッションにも色濃く影響してしまいます。淡いパステルカラーやベージュ、グレーなどでは肌色がよりにごって見え、どんより疲れた印象に。つい、パッキリとした色の服ばかり手に取るようになったら、"にごり肌"が進行している証かも......!

< "にごり肌"の中では、こんなことが起こっている!>
肌は表皮とその奥の真皮の2層に分かれていて、真皮の最も表面を「角層」と呼びます。それぞれ、にごっているときの状態を解明!

●角層
水分をサンドイッチ状に挟み込みながら細胞が重なり、肌を外敵から守っている部分。角質細胞の接着が悪いと、水分を抱え込めず透明感が失われます。乾燥や代謝の乱れによって角層が厚くなると、その分肌はにごって見えます。

●表皮
紫外線などの刺激を受けると、表皮最下層の「基底層」にあるメラノサイトでメラニン色素が作られ、表皮細胞へと受け渡されます。メラニンが過剰に作られ続けると、シミや表皮のにごりにつながります。

●真皮
肌の奥で、コラーゲンやエラスチンといった線維が弾力を支えている部分。これらの線維に糖が結びつく(糖化)と、線維の弾力が低下し薄茶色になり、なんとなく黄ぐすんだにごり肌になります。

その他、体内のトラブルも"にごり肌"の一因に!

●血管
ストレスや冷えなどによって血管が収縮すると、新鮮な血液が肌の毛細血管まで届かず、血行不良によるにごりが発生。肌に栄養が行き渡らないので、放っておくと乾燥やたるみなどの原因にもなり、さらににごり肌が悪化します。

●腸
腸内環境の悪化により便秘になると、血中の腐敗産物が増え、それによる悪影響で肌が乾燥しやすくなることが分かっています。すると、角質肥厚で肌がにごり、ニキビや肌あれの原因にも。便秘は肌にも百害あって一利なし!

●神経
ストレスの肌への影響に直接関わっているのは、自律神経。過剰なストレスを感じると自律神経の「交感神経」が優位になり、代謝が乱れ、皮膚温も下がって肌に悪影響。ストレスをなくすのは無理でも、減らすことを意識して。

<35歳以上の私たちはこの4大"にごり肌"に注意して!>

●メラニン
紫外線や外的刺激が引き起こす
01.メラニンにごり肌
【こういう状態】
☑肌が浅黒くくすんでいる
☑シミや、頰のモヤモヤした肝斑が目立つ

外歩きが多かったりアウトドアスポーツが好きだったりと、紫外線を浴びている人に多い"メラニンにごり肌"。
紫外線から肌の細胞を守る傘の役割を持つメラニンが過剰に生成され続けている状態です。紫外線を浴びた記憶は肌の中に残るので、昔アウトドアスポーツをしていたという人も要注意。また、両頬にモヤモヤと左右対称にある『肝斑』も、同じくメラニンの過剰生成。原因は紫外線ではなく、ホルモンや物理的刺激などによる炎症の一種です。

●血行
血液の循環不良が主な原因
02.血行不良にごり肌
【こういう状態】
☑顔色が青白く、元気のない印象
☑下まぶたをめくると粘膜が白っぽい

美肌にとって最も大切なのは、体内から届く栄養です。太い血管から毛細血管を通して肌に受け渡され、肌の再生や生き生きとした顔色を作る源となります。ストレスや冷え、睡眠不足などによって血行が悪くなると、肌に栄養が届かず、青白いにごり肌に。また食事の栄養が不足していたり、生理が重かったりすると貧血になり、肌の調子も悪くなります。
"あっかんべー"をして下まぶたの粘膜が白っぽかったら、血行不良や鉄欠乏性貧血の証。

●角質肥厚
乾燥や紫外線などによる
03.角質肥厚にごり肌
【こういう状態】
☑肌に触れるとゴワゴワ、キメも粗い
☑透明感がなく、メイクのノリが悪い
肌表面にある「角層」は、角質細胞が層状に重なったもの。その内側の生体を紫外線やホコリなどの外敵(アレルゲン)から守る、大切なバリアです。表皮の生まれ変わる過程で水分を保持する成分が作られないと透明感が低下し、必要以上に厚くなってしまうと、にごり肌の原因になります。肌が乾燥していたり、強い紫外線を浴び続けたりすると、古い角質を留めてバリア機能を強化しようという力が働き、角層は重層化します。すると、肌はくすんでしまうのです。

●糖化
体内の糖が肌の中で悪さをする
04.糖化にごり肌
【こういう状態】
☑肌色が黄色っぽく、不健康な感じ
☑ハリや弾力もなくなってきた

30代後半〜40代になり、代謝機能が低下してくると、少しずつ気になり始めるのが"糖化"。体内の過剰な糖がタンパク質に結びつき、変性させる現象です。肌の中では、真皮の弾力を支えるタンパク質=コラーゲン線維に糖が結びつき糖化最終産物(AGEs)となり、古びた輪ゴムのように弾力のない線維へと変性します。同時に色も黄~褐色に変わってしまします。いわゆる老化であり、一度糖化してしまうとお手入れでは元に戻すことができないので、予防が肝心です。

<ブライトニングの基本をおさらい 4大にごり肌の原因と対策>
35歳以上の4大にごり肌、あなたはどれに当てはまりましたか? それぞれのにごりの解消法について、さらに詳しく知っていきましょう。複数のにごり肌に心当たりがある人は、できることからなるべく多く取り入れてみて。

紫外線や外的刺激が原因
01.メラニンにごり肌
肌が浅黒く、シミが目立ったり、頰に左右対称にモヤモヤした肝斑がある"メラニンにごり肌"。紫外線はもちろん、最近は大気汚染や物理的な刺激によってもメラニンが増えることが分かっているので、インドア派も要注意!

●原因
1紫外線が最大の敵!
最も注意すべきは紫外線。たとえ日焼け止めをつけていても、塗る量が薄すぎたりくずれて薄くなっていたりすると、紫外線が肌を刺激し、メラニンの生成が促されて肌がにごった印象に。まずは紫外線をしっかり防ぐことが大切。
 
2ブルーライトもメラニンの生成を促す
一般的にほとんどの日焼け止めは、400nmより短いUVAとUVBしかブロックしません。実は400~420nmの短波長のブルーライトは、紫外線同様メラニンの生成を促します。

3炎症によってもメラニンが増える
こすったりニキビをつぶしたりといった刺激は、肌の炎症につながり、防御反応としてメラニンが生成されてしまいます。肌を優しく扱うことが、にごりの防止になるのです。
・摩擦
化粧水をつけるときコットンで拭き取ったり、ゴシゴシ洗顔したりという動きがNG。
・合わない化粧品
気づかず使い続けていると、肌に合わない成分が刺激となって炎症を起こし、メラニン生成を誘発します。
・ニキビや湿疹、傷など
強い炎症によってメラニンが過剰に生成され、ニキビ痕や黒ずみとして残ってしまいます。
・大気汚染
花粉やPM2.5などの大気汚染物質が肌の微炎症を引き起こすことも分かっています。

●対策
メラニンの生成を抑制&スムーズな排出を促して
スキンケアでは、美白有効成分が入ったコスメを日々のお手入れに取り入れ、過剰なメラニン生成を抑えつつ、メラニンの排出を促しましょう。肝斑には、トラネキサム酸を配合した内服薬が有効的です。
通常メラニンは表皮の最下層にあるメラノサイトで作られて表皮細胞に受け渡されますが、強い炎症をおこすと真皮に落ち込んでしまう場合があります。こうなるとコスメや薬での改善は無理。美容医療の力を借りましょう。
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血液が巡っていない!
02.血行不良にごり肌
顔色が青白く元気がなかったり、下まぶたをめくると粘膜が白っぽかったり。血行不良や貧血などにより、毛細血管にまで栄養が行き届かないことが原因です。肌は生死に関わる臓器ではないため、体調や栄養不良を反映しやすいのです。

●原因
1女性に多い、隠れ貧血にも注意
偏った食生活を続けていたり生理が重かったりすると、貧血に陥りやすいもの。自分では気づかない"隠れ貧血"の場合もあるので、定期的に"あっかんべー"チェックを。

2血行不良
ストレスや冷えで血行不良になるのはもちろん、体の筋肉量が少ないと、血液を循環させるポンプが弱いので循環が滞りやすくなります。運動やストレッチをする習慣のない人は要注意。

●対策
1体を動かして血液循環。ストレッチでもOK!
デスクワークが中心の人は、お茶を入れるついでに肩を大きく上げ下げしたり、肩甲骨を寄せたりするストレッチを。通勤で早歩きするだけでも血行アップにつながります。

2温めて血行促進
背中やお腹など、体幹部を温めると全身の血流が効率よく促されます。慶田先生は蒸気の温熱シートを愛用しています。

乾燥や刺激に要注意
03.角質肥厚にごり肌
乾燥肌でにごりが気になる、さらに肌に触れるとゴワゴワするなら、角質肥厚に陥っている可能性が。刺激やストレスなどによっても悪化するのでご注意を。とはいえ厚くなった角質を無理に落とすのは逆効果。優しいケアを心がけましょう。

●原因
1保湿不足
夜は化粧水だけつけて寝てしまった、乾燥肌なのにクリームを使わない、など、お手入れで与える潤いが足りないと肌が乾燥に傾きます。すると肌がバリア機能を保とうとして角質肥厚に傾きます。

2強すぎる洗顔
乾燥肌でも皮脂や化粧品の油分が酸化すると刺激になるので洗顔は必須。でもゴシゴシこすり洗いはバリア破壊の原因になるのでNG。同様に、洗浄力の強すぎるクレンジングや洗顔料も×。

3紫外線
初夏〜夏の強い紫外線を浴びると、肌は角層を厚くすることで内側を守ろうとします。これは日焼け止めをつけていても起こる自然現象なので、夏場はどんな人でも角質肥厚を意識して。

4油抜き食生活
過剰な油脂や酸化した油を避けるに越したことはないのですが、油を極端に減らすと肌の潤いの元が補われず、乾燥肌を招きます。肌の材料となる、タンパク質が少ない食事もNG。

5睡眠不足・ストレス
このふたつは、すべての肌トラブルにつながるといっても過言ではありません。ターンオーバーがうまくいかなくなり、肌の潤いバランスや代謝も乱れて角質肥厚の原因に。

6便秘
直接的な原因ではありませんが、便秘になると血中の腐敗産物が増えて肌が乾燥することが分かっています。角質肥厚を起こし、さらには毛穴が詰まって乾燥ニキビの原因にも。

●対策
正しい洗顔で古い角質を優しくオフ

しっかり泡立てるのがコツ
洗顔は泡が命。泡のひとつひとつに古い角質や汚れを吸着させて落とすので、よく泡立てましょう。洗顔料の実使用量が減り、肌への負担も減ります。
デイリーには通常の洗顔料でOKですが、週に1〜2回、酵素など古い角質の結びつきを緩める成分が入った洗顔料を取り入れると、肥厚した角質を優しくオフできます。

丁寧保湿でターンオーバーを正常に
たっぷりの潤いで角層を柔軟に
肥厚した古い角質を優しく自然に剥がすのに、何より効果的なのは保湿ケア。化粧水や美容液は手で優しく、たっぷりなじませて。
良質な美容液や化粧水などで潤いをたっぷり重ねることで、古い角質も自然に剥がれやすくなります。

体内の糖が原因
04.糖化にごり肌
30代後半以降に見られる糖化にごり肌は、いわゆる"黄ぐすみ"。肌のコラーゲン線維に体内の不要な糖が結びついて黄色っぽく変化。一度糖化してしまうと元に戻すことは難しいので、日常生活でできるだけ糖化を防ぐよう心がけましょう。

●原因
コラーゲンに糖が結合、変性させる
肌奥の真皮層で弾力を保っているコラーゲン線維。それに糖が結びつくと「AGEs」(糖化産物)という物質に変化します。色は黄ばみ、古びたゴムのように弾力がなくなって、大人の肌を老化させる大きな原因に。

●対策
ベジタブルファーストの食事
体内で急激に血糖値を上げないことが、糖化の予防になります。食事は"葉野菜→豆→魚→肉→根菜類や主食"の順に食べ、血糖値の上昇を穏やかにしましょう。

美容医療に頼るという手も
糖化したコラーゲンをどうにか元に戻したい場合は、肌をリニューアルする感覚のレーザー治療が効果を発揮します。
≪フラクショナルCO2レーザー≫
炭酸ガスレーザーを小さなドット状に照射し、ダメージを極力抑えながら新しい肌の再生を促す治療。6〜10回で新しい皮膚が再構築され、ピンキッシュなベビースキンに生れ変わります。
HPリンク ≪フラクショナルCO2レーザー≫

UVケアはブライトニングの基本です
紫外線を浴びると肌の中で活性酸素が発生します。その活性酸素がメラニンの生成を促したり、肌を乾燥させたり、コラーゲン線維の分解を促したりという"悪さ"をするのです。メラニンにごり肌や角質肥厚にごり肌を防ぐにはUVケアが欠かせないのですが、それ以外の様々なトラブルを未然に防ぎ、ブライトニングケアの効果を発揮させるためにも、UVケアは基本中の基本! 

<もはやただの日焼け対策にあらず!「マルチプロテクター」でにごり肌予防>
ブライトニングを目指すならもうひとつ、必ず取り入れたいのが今年大豊作の「マルチプロテクター」。紫外線はもちろん、赤外線やブルーライト、大気汚染もカットする、にごりのない肌のための基本中の基本です。選び方、使い方をしっかりおさえましょう。

なぜUVケアだけじゃダメなの?
マルチプロテクトのきほんの"き"
赤外線ってそもそも何? ブルーライトや大気汚染も肌に悪いの......!?
そんな素朴な疑問にお答えしました。

Q今、なぜマルチプロテクトなの?
Aエイジングの要因の約80%は環境であるという事実が!
遺伝子研究により、肌のエイジングサインの約80%は、紫外線や赤外線、大気汚染といった環境によって引き起こされていることが明らかになりました。空気中のチリやホコリが肌に刺激を与え、酸化の一因となることがわかっています。美肌の鉄則は守りです!

肌に影響を与える主な光線
●UVB
紫外線の中でも波長が短く、肌の表皮に影響を及ぼす。UVBの刺激によって表皮のメラニン生成機能が活発になり、日焼けやシミ、くすみの原因に。
●UVA
紫外線の中でも波長が長く、肌の奥まで届いて真皮に影響を及ぼす。コラーゲンやエラスチンといった線維を変性させ、弾力を失わせてシワ・たるみの原因に。
●ブルーライト
人の目で見ることができる「可視光線」の中でも、最も波長が短い光。太陽光に含まれるものは肌に影響が強い。PCやスマートフォンなどのLEDディスプレイの波長は眼を傷害します。
●赤外線
紫外線より波長が長く、肌奥の皮下組織や筋膜にまで到達。エネルギーは弱いものの太陽光線の約50%を占め、肌にじわじわとダメージを蓄積させ、たるみと赤ら顔の原因となります。

大気汚染も肌に刺激を与え、酸化の原因に!
チリやホコリ、排気ガスなどは肌内部に活性酸素を発生させ、肌の酸化を引き起こすことがわかっています。にごりにつながる肌あれや乾燥、代謝の乱れを招き、毛穴やシワを目立たせます。

Q.「SPF」と「PA」ってどういう意味?
A.紫外線から肌を守る指標です。
SPFとはSun Protection Factorの略で、UVBの防御値を示すもの。50+が最高値です。PAとはProtection Grade of UVAの略。+の数で示され、4つがUVA防御指標の最高値。

Q.SPF・PAが最高値のものを選ぶのがベスト?
A.適材適所で選びましょう。
日焼け止めは肌の健康を守るために欠かせないものですが、紫外線吸収剤が合わないは肌の負担にもなるので、シーンに合わせて使い分けましょう。日常生活ならSPF30、PA+++程度のもので充分です。

Q.プロテクターを塗るコツは?
A.使う量が大切!少ないと表示通りの効果が発揮されません。
日焼け止めの数値は、1平方㎝あたりに2mg、つまりかなり厚塗りした状態のもの。実際にはその1/4程度しか使っていないと言われ、すると効果も激減。しっかり量を取り、まんべんなく塗りましょう。額、両頬、鼻、顎と顔の5か所においてから塗ると塗り忘れ防止に。二度塗りが肝心です。

Q.プロテクターを怠るとシワができるって本当?
A.UVAがシワの原因になります!
肌の奥に到達するUVAは、コラーゲンやエラスチンといった弾力線維にダメージを与え、機能を低下させます。UVケアをせず無防備に過ごしているとシワ・たるみの原因になります。
UVAは波長が長く、肌奥の真皮まで到達。ヒリヒリ日焼けの原因になるUVBに比べて実感しにくいのですが、活性酸素を発生させ、コラーゲンやエラスチン線維にじわじわとダメージを与えます。

Q.プロテクターは朝しっかり塗れば大丈夫?
A.日中、必ず塗り直しをしましょう。
プロテクターやUVカット効果のあるベースメイクを塗っていても、くずれれば効果は減っていきます。肌を守るためには必ず塗り直しを。お直しには重ねやすいスプレータイプも活用して。

Q.去年の日焼け止めって使っていいの?
A.開封したら速やかに使い切って。
よい状態で使うためにはシーズン内で使い切るのが理想。プロテクトの研究や技術もどんどん進化しているし、大切な肌を守るためには最新のものを使うのがベスト!

ニュアンスカラーのトップスを着ると顔がくすんで見える、「疲れてる?」と聞かれる回数が増えた......。それは、加齢に伴う肌色の"にごり"が原因かもしれません。紫外線がますます強くなるこの時期、自分にぴったりのブライトニングケアをスタートしましょう!

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2017年4月18日

『日本経済新聞』土曜日発行の「NIKKEI プラス1」(2017年3月25日発売 掲載ページP12)

すっきり生活「紫外線対策4月から始めよう」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

春の陽気に誘われ、お出かけしたくなる季節。気になるのが日焼け!紫外線は浴びる前の対策が欠かせません。日焼けを防ぐためにも、まずは紫外線と日焼け止めの知識を確認しておきましょう。

紫外線は季節や気候にかかわらず降り注ぎます。曇りでも晴れの日の半分以上の紫外線量が地表に届いており、対策が欠かせません。

【服は濃い色・照り返し注意】

外出の際は服装を注意しましょう。紫外線のカット加工が施されたものが最適ですが、特別な加工がなくとも、黒や青、紺など濃い色も紫外線を防いでくれます。ポリエステルや羊毛など、目の詰まった素材の方がより紫外線カット率が高まります。

見落としがちなのが地面からの照り返しです。紫外線は地面にぶつかると反射して、下から跳ね返ってきます。芝生やコンクリートの反射率は1~6%と小さいのですが、アスファルトだと10% 、砂になると15~20%に増えます。水面では20~40%、雪面だと80~95%にもなります。雨上がりの公園やグランド、芝生で過ごすときには、いつも以上に念入りな対策が必要になってきますね。

直射日光は帽子や日傘、サングラスである程度防げますが、反射した紫外線はまず足元に届きます。足首が露出しているジーンズなどは要注意です。首元にも跳ね返ってくるため、肌が出ている部分にはしっかりと日焼け止めを塗りましょう。

次に日焼け止めの基本的な知識のおさらいです。紫外線はUVA、UVB、UVCの3タイプに分類されます。C波はオゾン層で遮られ、注意が必要なのは地上に届くA波とB波です。

A波は皮膚の奥に届き、肌を黒くし、シワやたるみの原因となり、肌の弾力を奪います。日焼け止めではPAという指標はA波を防ぐ効果を示す目安で、プラスの数で効果の大きさを表します。最大はPA + + + +です。

B波はA波と比べ、エネルギーが強く、浴びると肌が赤く腫れあがり、そばかすや乾燥を引き起こします。B波の日焼け止めの指標はSPFで、SPF 20などと表現する。これは塗る前に比べ、日焼けするのに20倍の時間がかかることを表します。最大はSPF 50、その上にはSPF 50+もあります。

肌がヒリヒリする一般的な日焼けはB波によるもの。しかしB波が紫外線全体に占める割合は10%ほどで残りはA波です。A波で生じる肌の黒化は10分ほどで消えて自覚症状も少ないのですが、長時間浴び続ければシワの原因となるのでA波対策が欠かせません!

日焼け止めを使うときには、PAやSPFといった指標を参考にしましょう。たとえば買い物や散歩などの日常生活では両指標が低いタイプでも構いませんが、炎天下でのレジャーは高いタイプを使用しましょう。PAとSPFの両方が高いものを使うと効果的です。生活シーン別に使い分けましょう。

【重ね塗りコツ・髪の分け目も】

紫外線量は時間帯によっても変わります。午前10時~午後2時までの4時間で1日の半分以上の紫外線が降り注いでいるため、特に注意が必要です。ゴミ出しや洗濯物を干すときにも、帽子や長袖等で対策を心がけましょう。

日焼け止めの塗り方にもコツがあります。肌に塗り、馴染んだらもう一度塗るのが効果的です。顔に塗る場合はまず、額、頬、鼻、顎に適量をつけ、人差し指と中指の第二関節までを使ってムラなく塗り広げます。細かいところは薬指を使うとよいでしょう。ファンデーションを重ねれば、粒子による紫外線カットも期待できます。

腕や肩、足には線状に日焼け止めを滑らせ、指3本で塗り伸ばします。耳の裏や首の後ろなど、忘れがちな場所にもしっかり塗りましょう。髪の分け目にも薄く塗るとよいでしょう。ただ、日焼け止めは時間が経てば汗や皮脂によって落ちてしまいます。野外では2時間に1回は塗り治しが必要です。乳幼児は肌が薄く、細胞分裂が盛んです。そのため、大人よりも紫外線の障害を受けやすく、子供用の日焼け止めや帽子、ベビーカーの日よけなど、なるべく日が当たらないよう注意が必要です。万全な対策で気持ちよい春を迎えましょう。

是非、ご一読下さい。

2017年4月 3日

WEB『スキンケア大学』(2017年3月6日掲載)

特集「メラニンをシミにさせない、秋の美白ケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

◎女性の憧れ、「色白肌」
白い肌は多くの女性が憧れるものです。しかし、日々の生活や仕事の中で肌は紫外線や有害物質などの酸化ストレスにさらされ、色白肌を守るのは容易ではありません。人間の皮膚には、もともとダメージを回復する機能が備わっていますが、過剰なダメージには修復機能が追い付かないことがあります。その一つが女性の大敵、シミです。子供のころから無防備に浴びてきた紫外線の影響が20歳以降、次々に出てきます。紫外線を適切にブロックしつつ、受けてしまったダメージを回復させるケアを行って美しい肌を取り戻しましょう。

◎美白の大敵、シミの原因となる紫外線
紫外線が皮膚にあたると、表皮細胞のDNAに傷がつきます。この傷を回復する力が人体には備わっていますが、紫外線を大量または長期間浴びるとDNAの修復が追い付かず、メラニンを作り続けてしまうようになります。これがシミ(日光性色素斑)です。シミは一度できると、なかなか消えない女性の大敵です。シミの原因となるメラニンについて見てみましょう。

◎メラニンの役割
紫外線で表皮細胞のDNAに傷がつくと、シミや老人性イボができるだけでなく、皮膚がんになることもあります。このように有害な紫外線から核内のDNAを守る役割を持っているのがメラニン色素です。表皮の最下層にはメラニン色素を産生するメラノサイトという細胞が有ります。このメラノサイトを刺激して活性化させる要因の一つが紫外線で、紫外線を受けるとメラニン色素を作りだして皮膚を黒くし、さながら傘をさす様に表皮細胞の核や真皮を紫外線から守ります。

◎メラニンと活性酸素
メラニンには、ユーメラニンとフェオメラニンの二種があり、ユーメラニンは褐色から黒、フェオメラニンは黄色から赤の色素で、前者は紫外線で発生した活性酸素を消去しますが、後者は逆に活性酸素を作りだしてしまいます。

この活性酸素もメラノサイトを刺激する要因の一つで、メラノサイト刺激ホルモンが分泌されてメラニンが作られます。活性酸素を産生する要因には他にも喫煙やストレス、睡眠不足や過剰な飲酒などさまざまあります。

◎シミとして残さないために必要なこと
特に、紫外線に肌がさらされた夏から秋にかけてのシミ対策、セルフケアは重要です。ここではシミにならないために、そして肌のダメージを回復するために必要な美白ケアについて解説します。

◎覚えておきたい3つの要素
メラニン産生の主な要素として紫外線、活性酸素、炎症があげられます。紫外線と活性酸素はすでに触れましたが、虫刺されや湿疹などで生じる炎症も身体にとってはストレスです。防御反応としてメラニンが増えて色素沈着の原因のひとつになります。

◎肌のターンオーバー
人の細胞は常に新しく作られ続けていて、肌の生まれ変わりをターンオーバーと言います。このサイクルは年齢などの個人差もありますがだいたい28~45日といわれています。ターンオーバーが正常であれば美白の宿敵、シミの原因になる過剰なメラニン色素は体外へ排出されます。これが加齢などにより滞るとシミやくすみになるのです。ターンオーバーを整えるには、良質な睡眠など生活習慣ももちろん大事ですが忙しい現代社会では、なかなか難しいこともあります。ですから、適切な方法で刺激することも美白に効果的です。

◎ピーリングでターンオーバーをうながす
ターンオーバーを正常化するためにはピーリングは有効な方法です。角層をほんの少し溶かしたり、削ったりすることで表皮のターンオーバーを刺激してメラニン排出をうながすことができます。市販のピーリング剤にはせっけんやローションやジェルなどがあります。クリニックでは、濃度が濃く酸性度が高いフルーツ酸を使うケミカルピーリング、レーザーによるレーザーピーリングなどがあります。ケミカルピーリングには4段階あって、日本人には角層をほんの少し溶かす最浅層ピーリングが安全です。

◎美白化粧品の選び方
美白のための化粧品もさまざまなものがあって悩むことと思います。化粧品に含まれる美白成分には大きく分けて3つの作用があります。
1.シミを予防・抑制する
メラニンができる過程(チロシナーゼや情報伝達)に働きかけるもの
2.黒色メラニンの淡色化
すでにできてしまった黒色メラニンを還元し、色素沈着を防ぐもの
3.ターンオーバーの促進
代謝促進などでメラニンを含む角質を排出し、日焼けやシミを改善するもの
美白有効成分の効果と特徴

◎美白へのアプローチのために美白化粧品に入っている成分を知りましょう。
・ビタミンC誘導体
体内でビタミンCに変化する進化型ビタミンC。メラニンの生成を阻害し、できてしまったシミにも有効。抗酸化、代謝、色素沈着防止、皮脂コントロール、美肌作用などマルチタイプ。
・トラネキサム酸
止血剤にも使われる人工アミノ酸を技術改良したもの。メラノサイトを活性化させる酵素の働きを阻害し、シミを抑制する。抗炎症効果により肝斑にも有効。
・アルブチン
コケモモや梨などの植物に含まれる天然由来の成分。メラニンを生成する酵素に働きかけてシミの生成を阻害する。また、低刺激で安定性が高く、多くの美白化粧品に用いられている。
・プラセンタエキス
哺乳類の胎盤に含まれる。チロシナーゼの働きを阻害。皮膚の細胞分裂を促進し、ターンオーバーを促すことによりメラニン角質を排出する作用もある。
・4MSK
チロシナーゼの活性を抑えてメラニンを抑制、ターンオーバーの改善でシミになりやすい(慢性角化エラー)角質を排出する手助けをするW効果タイプ。
・カモミラET
カモミール抽出成分で、メラニンの生成の指令を出すエンドセリンという物質に作用。シミを防ぎ、できてしまったシミを薄くするW効果タイプ。
・ハイドロキノン
肌の漂白剤と呼ばれるほどの高い効果があり、皮膚科や、アメリカなどの医療機関で主流の美白成分。メラニンの生成を抑え、メラニンを作る過程もブロックすることでシミを予防する。
・ルシノール
シベリアモミに含まれる成分から開発された美白成分。チロシナーゼに作用してメラニンの生成を抑える。肝斑にも効果があるといわれている。
・リノール酸
ベニバナ油由来の美白成分。チロシナーゼの量を減らして分解を促進、メラニンの生成を抑える。肝斑にも効果があるとされている。
・t-AMCHA(ティーアムチャ)
大豆や卵黄から抽出。メラニンの生成を指示する物質と活性化する酵素を阻害、新たなシミの発生を防ぐ効果が期待できる。
・コウジ酸
お酒の原料となるコウジ菌が発酵する過程で生まれた美白成分で、チロシナーゼの活性を抑え、メラニンの生成を抑制。
それぞれ有効濃度は異なります。美白化粧品を使用して何か異常を感じたらすぐに皮膚科を受診されることをおすすめします。

◎シミを残さないためのスキンケア
乾燥した肌はダメージを受けやすく角質も厚くなりがちです。透明感のある色白肌を叶えるためには角層のバリア機能をキープするための保湿も大切です。角質細胞と角質細胞の間を接着しながら水分を挟みこむ角質細胞間脂質、水分を抱えこむ天然保湿因子、皮脂膜といった3要素が十分にあると、角層のバリア機能は強固になり、外部からの異物の侵入を防いでくれます。肌のうるおい補給としては水分保持効果のあるヒアルロン酸やセラミド、多糖類、アミノ酸などが配合されたものを選びましょう。

◎成分をパックする、シミ対策ケア
化粧水の有効成分を集中的に肌に届けるためにパックも有効です。顔型のシートに化粧水をしみこませて使用します。

◎パックは使い方を誤ると逆効果
シートパックは成分が浸透しやすい点がメリットですが、刺激性皮膚炎になることもあります。使用時間は取扱説明書をよく読んで時間厳守で使いましょう。化粧水を肌に浸透させるためのパックですが、パックが乾燥するとかえって肌の水分が奪われてしまうので、必ず使用時間を守り、パックの後にはクリームなどで保湿することが重要です。

◎パックの使用頻度
普段お使いになっている化粧水を染み込ませて使用するのであれば、短時間なら毎日の使用でも大丈夫でしょう。

◎パックを使うタイミング
日焼けによる炎症などが十分に落ち着いた後など、集中的にケアしたい時にパックは効果的です。

◎必要を感じたら迷わずクリニックへ
秋であっても紫外線は降り注ぎ、女性の肌を傷つけます。予防や対症療法、美白化粧品などさまざまな方法がありますが、使い方や間違った方法をしてしまうと逆に肌にダメージを与えかねません。化粧品などはしっかりと成分や説明を読んで、正しく使いましょう。そして何か異常を感じた時には迷わずクリニックなどを受診しましょう。

記事の詳細は是非、ご一読下さい。

当院『シミ治療』はこちらをご覧ください。

雑誌『キイトスkiitos.』2017年6月号(3月23日発売 掲載ページP62~79)

特集「ここちよく"夏"を迎えるためのビューティライフ」で慶田院長の監修記事が掲載されました。

ポカポカの陽気が嬉しくて、軽やかなファッションで外出する機会が増えてくるこの季節。同時に、紫外線が強くなります。こもりがちだった冬には気がつかなかった肌や身体の変化が起こり始めてくる頃でもあります。プチ不調や肌トラブルをそのままにしておくと、暑さが厳しくなってからうっかり日差し負けや夏バテしてしまうことも。夏になって慌ててケアを始めて手遅れになる前に、肌も身体も、すべてを見直してキレイを備えておきましょう。

◎BEAUTY LIFF PART 001
BASE MAKE-UP・・・今から始めるUV対策メイク
春が訪れると、もうすでに"うっかり"日焼けをしてしまう時期に突入しています。透明感あふれる美肌をキープするために、早速、紫外線対策を始めましょう。
≪覚えておきたいUVのキホン≫
◇そもそもSPFとPAとは?
SPFとは日焼けとシミの原因となるUV-Bを防ぐ指標で、数字が大きいほど防御効果が高くなります。PAとはシワやたるみの原因になるUV-Aを防ぐ効果の程度。+の数が多いほど防御効果が高くなります。
◇肌老化の原因の8割は紫外線!
肌の老化は、年齢によるものもありますが、じつは8割は紫外線など太陽光が原因。紫外線によるダメージの影響で乾燥やシミ、シワなどの肌悩みが。美肌をキープするためにも、日ごろから紫外線対策をしっかりと行うことが重要なのです。
◇ 紫外線は夏になってからでは遅い!
紫外線は、3月に入ったころから増え始め、すでに9月と同じくらいの紫外線量が降り注いでいると覚えておきましょう。肌に紫外線ダメージを与えないよう、いまから、早速、日焼け止めを塗り始めてください。
◇日焼け止めは買い替えて!
去年使い切らなかった日焼け止めを、再び使うのは避けて。もったいない気持ちもありますが、1年経過している間に品質が変わっていて肌に影響を与えてしまう可能性も。ワンシーズンで使い切るのが理想です。

◎BEAUTY LIFF PART 002
PARTS CAREパーツケアで夏のキレイを準備
ノースリーブやサンダルなど、そろそろ素肌を見せるファッションが待ち遠しくなる頃。慌てずに夏を迎えるために、今から実践したいパーツのお悩み解消テクニックをご紹介します。
◇ ボディは意外と乾燥していることを忘れない
鏡で全身をチェックしてみましょう。意外なところに黒ずみやニキビができていませんか? 顔だけでなく、体の皮膚も乾燥して、ケアせずにいると、肌荒れを招いてしまいます。まずは、入浴の前後に、鏡で全身をうつして気になる部分の確認する習慣を。今から始める早めのパーツケアで、薄着になっても慌てない美しいボディを目指しましょう。

【首·デコルテ】
実は老けた印象を与えるのは、顔よりデコルテかもしれません。スキンケアにひと手間加えて、顔と同じように透明感とハリを高めましょう。
Q、首にできてしまったシワが気になります。
A、セルフケアで完全になくすのは、なかなか困難。生活習慣でシワが深くならないように気をつけましょう。下を向く姿勢は長時間続けないこと。高すぎる枕を使っている人は要注意です。

【ひじ·ひざ】
寒い時期は、ひじやひざのケアはついつい怠りがちだけど、いざ薄着になると、ひざやひじは自分よりも人からよく見えるパーツと心得ましょう!
○黒ずみの3大原因を避けてなめらかに
ひじやひざは皮脂が少なく、とても乾きやすいパーツです。乾燥によって古い角質が溜まり、物理的刺激も加わって色素沈着を起こしています。圧迫、摩擦、乾燥という3つを避けましょう。
Q、頑固な黒ずみはどうしたらいい?
A、蓄積してしまった黒ずみはセルフケアでは難しい場合も。確実な効果を求めるなら、美容皮膚科のケミカルピーリング治療に頼ってみるのも1つの手段です。
(CARE POINT)
●乾燥させない
ラップパックする。スクラブ後、ボディクリームをひざやひじにたっぷり塗り、ラップで包んで約3分待つと潤い感がアップ!
●摩擦を起こさない
ゴシゴシ洗いは間違い。ひじやひざをこするなど、強い刺激によって色素沈着が起こります。ナイロンタオルは使わずに手で洗うのが◎。
●圧迫しない
いつものクセを見直す。頬杖をつけばひじが、立てひざをすればひざが圧迫されて、黒ずみが目立ってしまうので、やめましょう。

【かかと】
夏のサンダルから覗くかかとがガサガサだったら、せっかくのおしゃれが台無しですよね。早めの対策で、サンダルが映える足元を目指しましょう。
○皮膚を柔らかくするケアでなめらかに
かかとがひび割れする原因は乾燥や外的刺激によるもの。体重がかかるため、かかとの角質は防御反応として厚くなり、ガサガサになっていくのです。

【背中】
自分では確認しにくく、知らず知らずのうちに肌荒れが起きている背中は、こまめにチェックし、ケアしましょう。
○化学繊維は避けて保湿ケアで肌を清潔に
背中は皮脂分泌が多く、ニキビができやすい場所。予防するためには、肌を清潔にしておきましょう。あまり汗をかかない今の時期に背中が荒れている場合は、化学繊維など洋服の刺激が理由かもしれません。

Q、背中のニキビの痕が消えません!
A、炎症後の色素沈着は顔の場合半年くらいで自然に消えますが、ボディは長引きやすいのです。もし痕が残ってしまったら美容皮膚科に相談を。ニキビができたら皮膚科で薬を処方してもらうなど早めのケアが大切です。
(CARE POINT)
●肌に優しい素材を身に付ける
着心地のよいものを着る。下着や洋服でこすれたり蒸れたりするのも肌あれの原因になります。コットンやシルクなど肌あたりのよいもので風通しをよくしましょう。
●スプレーで保湿する
シュッとひと吹き。背中は皮脂が多いので、さっぱりタイプの保湿剤が最適。セルフで塗布しやすいスプレータイプを選べば、手軽にケアできます。

【二の腕】
二の腕は紫外線が当たりやすく、乾燥しやすいパーツです。今からケアすれば、涼しげなノースリーブが楽しめる二の腕も夢ではありません。
○優しく洗って保湿をしっかり
薄着になったとたんに気になる二の腕のカサつきやザラつき感。ゴシゴシ洗う習慣や、乾燥や紫外線による影響で肌あれが起こることもあります。
Q、二の腕のぶつぶつって治りますか?
A、毛穴に角質が溜まる毛孔性苔癬の可能性が。40代くらいで自然に目立たなくなりますが、ムダ毛の自己処理など刺激で悪化することも。優しく洗い、保湿を心がけて。美容皮膚科の治療に頼ってみるのもいいでしょう。当院には『毛孔性苔癬集中治療』というメニューがあり人気です。

◎BEAUTY LIFF PART 003
INNER CARE体の内側からキレイを整える
身体によいものを食べて、身体によい毎日を過ごす。キレイのキホンはここから始まります。元気に夏を過ごすためにも、なんとなく不調を感じていたら、そのままにせず内側を見直しましょう。
≪春から夏にかけて意識したい体の内側≫
春は新鮮な空気に満ちた季節。やる気や元気が湧き起こってくるときなので、のびんびと過ごすことが心と身体にも大切。気持ちを抑え込んでしまうと、夏に対応出来なくなってしまうのです。

◇体の中からアンチエイジング。
紫外線が強く時季は、アンチエイジングをより一層強化して。積極的に摂りたいのは、"肌さび"を防ぐ抗酸化成分。日焼けやストレスを感じているときは、活性酸素が大量発生するのでより意識しましょう。当院の『高濃度ビタミンC点滴』は夏の人気メニューです。

◇抗酸化フードを摂って焼けない肌に
強い抗酸化力のあるものを摂取することで、シミや肌あれ、くすみなどの原因となる活性酸素を除去し、紫外線に負けない透明感のある肌がキープできます。食事で摂るのが理想的ですが、難しい場合はサプリメントやスーパーフードを活用しても良いでしょう。
抗酸化成分を多く含む食材は、トマトなどのリコピン、にんじんなどのβ-カロテン、パプリカなどのビタミンC、ナッツ類などのビタミンE、鮭などのアスタキンサンチンが豊富なものなどたくさん。毎日、継続的に摂るように心がけましょう。

今から快適な夏を迎えるための準備を始めましょう!
是非、ご一読ください。

毛孔性苔癬集中治療
高濃度ビタミンC点滴

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2017年3月27日

雑誌『美ST』2017年5月号(3月17日発売 掲載ページP50~52)


特集「美白一生、シミ一瞬。去年の常識じゃ、そのシミ取れません!」
「施術後数ヵ月で黒くなるのは再発じゃなかった!シミとの闘いは"取ってから"はじまる!~」に慶田院長の監修記事が掲載されています。

2人の女の子のママでもある美ST 世代ドクター、慶田院長が、実体験に基づいた40代女性へのアドバイスをお届け致します。

シミを取った後の患部は1ヵ月ほど後に、黒くなってしまいます。でも、それはシミの再発じゃなくて、治療の刺激による色素沈着だったのです。シミとの闘いを「いたちごっこ」にしない秘訣は治療後の丁寧なケアにあります!

○一般的なレーザー治療後の経過をご紹介(Qスイッチレーザー照射など少しダウンタイムが強い照射法の場合)
◎1日目(当日)
治療直後の肌はとても繊細!患部はもちろん、その周囲の肌も敏感になっています。夕方に行くか、万全のUV対策をしましょう。紫外線を浴びると術後の回復や、その後の色素沈着への悪影響もあります。
◎2日目
術後2日は安静期間、抗酸化サプリで炎症を抑えましょう。
◎3日目
低刺激の抗炎症コスメを使ってみるのも手です。
◎4日目
術後のテープが自然にはがれたら、かさぶたが出現。
◎5日目
かさぶたが取れないように24時間保湿を心掛けましょう。
◎6日目
美容成分たっぷりのコンシーラーなら、隠す&保湿の一石二鳥。
◎7日目
肌が落ち着いてきたらインナー美白ケアの始めどき。
◎9日目
しっかり養生してきたかさぶたも10日前後でぽろり。
◎11日目
かさぶた後の肌は、第2の紫外線要注意期!かさぶたが取れた跡は治りかけの傷と同じようなもの。再生したてのピンク色の肌はバリア機能が弱いので万全の紫外線対策が必要です。
◎12日目
かさぶたが取れたら全力美白!スポットコスメで攻めの美白を。
◎15日目
ピーリングで代謝を上げるのも色素沈着対策に効果的!
治療半月ほどで再診し経過をチェック。今後はピーリングやフォトフェイシャルを重ねターンオーバーを促進し、治療後の色素沈着を防ぐためにメラニンを排出します。
◎30日目
しっかりケアをすれば1ヵ月で接近戦でも安心な白肌に!

【施術後のケアはタイミングが9割!】
レーザーを当てて、炎症がおこって、かさぶたになって、黒くなる......
レーザーなどによるシミ(老人斑)治療 後の肌は、火傷をしたような状態になっています。後日のケアが本当に重要です。一般的に、シミの治療をするとその施術による色素沈着で、半年間ほど患部が治療直後よりも一時的に濃くなります。医師の説明不足もあるのですが、それをシミの再発だと思っている方が多いのです。再発だと思って別のクリニックでさらにレーザーを当ててしまうと悲惨な結果に。この色素沈着はいわゆるシミと違って消えていくものなので、神経質になりすぎる必要はありませんが、患部の色素沈着を抑えるケアを心がければ、よりランクアップした肌を手に入れることができます。特別なことではなく 紫外線対策や乾燥対策をいつもより丁寧にし、抗酸化対策など内側からのケアをプラスすることが重要です。

≪銀座ケイスキンクリニックでのシミ治療≫
当クリニックでは、シミ治療のレーザー後の患部へテープを張らず、抗炎症の塗り薬を処方します。さらに内服としてビタミンC、トラネキサム酸、ビタミンE、 L--システインの4種を処方しております。
○当院でのシミ部分照射治療後の経過
<施術直後>
レーザー照射後のシミ患部は紅斑となり、周囲の肌も炎症を起こし赤くデリケートな状態 となます。
<3日後>
赤みが落ち着き、シミへの照射跡は茶色いかさぶたに。しっかり保湿対策が必要です。
<7日後>
かさぶたが取れて患部はピンク色に。とてもデリケートな状態なので紫外線に注意。
<3ヶ月後>
一度濃くなった色素沈着が薄くなってきた状況。美白剤で定期的にケアすることでさら薄くなっていきます。

シミ治療は一日では終わりませんが、しっかり丁寧にケアをすればきれいな白肌が手に入ります。
是非、ご一読ください。

銀座ケイスキンクリニックの『シミ治療』はこちらをご覧ください。

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雑誌『美的』2017年5月号(8月23日発売 掲載ページP210~213)

特集「あなたの〝目立つ毛穴〟はどのタイプ?」のに慶田院長の監修記事が掲載され
ました。

「毛穴」が気になると一言でいっても、その理由は人それぞれで、様々なタイプがあ
ります。今回、「黒ずみ毛穴」「詰まり毛穴」「たるみ毛穴」の3つのタイプ別に原因&ケア法を検証しました。慶田院長が、毛穴に悩む美的クラブのメンバーを診察し、タイプ別に徹底解説しています。

一般的に毛穴とは、毛が表面に出てくる開口部の〝毛漏斗部〟のことで、この断面は
メラニンが多く生理的に黒ずみやすい部位です。また、角質が厚くなりやすいため、
皮脂が中に詰まりやすく、ニキビのように白や黒くポツポツして見えることも。ま
た、加齢によって毛包周囲のコラーゲン線維が劣化すると、毛穴の形態が保てなくな
り、楕円形に広がることもあります。

このように毛穴が目立つ要因はさまざまですが、そもそも毛穴の入り口はすり鉢のよ
うなロート状で、毛穴は上から見るので、物理的に広く見え、影が黒く目立ちやすい
のです。

美的クラブのメンバーの方々も実際に診察してみると、「黒ずみ毛穴」を気にしてい
る方の毛穴をよく見ると、それは黒ずみではなく皮脂が詰まっていたり、加齢でたる
んだ影だったり...自分の毛穴タイプを認識せず、曖昧な知識に任せてケアをしている
印象がありました。

今回は、1. 摩擦や日焼けによりメラニン色素が増えた「黒ずみ毛穴」、2. 過剰分
泌した皮脂が詰まった「詰まり毛穴」、3. 加齢などにより毛穴が楕円状に広がった
「たるみ毛穴」の3つに分けています、それぞれに最適な対策をしましょう。

〈毛穴タイプ1 黒ずみ毛穴〉
 肌がくすんだ印象にも見える黒ずみ毛穴。メラニンが過剰に増えるとシミになりま
す。これは毛穴も同じで、紫外線による影響だけでなく、肌に繰り返し摩擦が加わる
ことでも色素沈着を起こし、毛穴が黒ずんで見えます。特に洗顔やメーク中のブラシ
による摩擦に気をつけましょう。効果が確実な医療ケアならケミカルピーリングや
ジェントルレーズ照射がおすすめです。

リンク:毛穴引き締めジェントルレーズ
レーザー脱毛

毛穴コラム1

「産毛毛穴」を黒ずみ毛穴だと思っていませんか?皮膚科医が診察すると、黒ずみ毛穴は、産毛が目立つ「産毛毛穴」の場合が多くあります。日本人の産毛は黒く、断面が目立ちやすいのです。黒く見えるが毛穴ではなく、毛そのものということ。医療レーザー脱毛を2~3回照射すれば太い毛がなくなり、毛穴が引き締まります。

こんな生活習慣は黒ずみ毛穴を作ります!

●日焼け対策不足
紫外線は黒ずみ毛穴の天敵!日焼け止めを塗ることで予防&改善を。SPF50というの
は、厚塗りをしてこその効果。日焼け止めをひと塗りして満足せず、ファンデーショ
ンやお粉もスタンプ式に重ね塗りして対策しましょう。

●過剰な洗顔ブラシなどで摩擦を与えすぎる
洗顔やファンデーションを塗る時にブラシを強くこすると、過剰な摩擦から肌を守る
ためにメラニンが増え色素沈着の原因になります。特に力が入りやすい洗顔は注意し
ましょう。しっかり泡立て、こすらず手で優しく洗うことが鉄則です。美白効果を持
つ「泡ででるタイプの洗顔料」を使うと◎

〈毛穴タイプ2 詰まり毛穴〉
過剰な皮脂と角質が混ざってできた角柱が、毛穴に詰まっている状態。毛穴の入口が
閉じて白くぷくっとしたタイプと、入り口が開いて皮脂が酸化し黒ずんだタイプがあ
ります。乾燥や皮膚を擦りすぎた影響など、角層のバリア状態が悪くなると、それを
補うために毛穴の入り口の角層が厚くなり詰まりが起きます。

こんな生活習慣は詰まり毛穴を作ります!

●スキンケアをコットンで行う
コットンで優しくパッティングするならOKですが、肌に滑らせる物理的刺激は角層を
固くする要因に。生まれたての赤ちゃんのかかとは柔らかいけど、歩いて体重がかか
ると固くなります。肌の上でもこれと同じことが起こります。

●洗顔後すぎに保湿をしない
乾燥によりバリア機能が壊れると、角層が厚くなり毛穴が詰る原因に。皮脂が出てい
ても角層は乾燥するので、特に乾燥しやすい洗顔後はすぐに保湿をしましょう。きち
んと潤い補給することが、詰まらせない秘訣です。


毛穴コラム2


詰まっているからと指でピッと押し出すのは厳禁です!
詰まった角栓を指で無理やり押し出すと毛穴を傷つけ痕になったり、角層のバリア機
能を壊し、より詰まりを起こす原因になります。軽減するには、黒ずみ毛穴同様たっ
ぷりの泡で優しく洗顔をしましょう。特に酵素タイプの洗顔料が◎。施術ならケミカ
ルピーリング!物理的にこすらず、刺激せず、化学の力でとかし出しましょう。

リンク:ケミカルピーリング(メディカルピーリング)

〈毛穴タイプ3 たるみ毛穴〉
加齢や紫外線ダメージによりコラーゲン線維やそれを支える役割をもつエラスチン線
維が劣化すると、肌はハリがなくなり皮膚が緩んでしまいます。その影響で毛穴ハリ
が楕円形に広がり、重力によってたるんだ毛穴に。クリニックでは、コラーゲン線維
を再生させるさまざまな治療があり、効果を期待できます。

こんな生活習慣はたるみ毛穴をつくります!

●日焼けを繰り返している
過去に紫外線を多く浴びていた人はたるみ毛穴が目立ちます。今からできる予防策
は、日焼け止めを塗ること。朝塗って満足せず2時間おきに重ね塗り。必ず日に当た
る前に塗りましょう。飲む日焼け止めも有効です。

● 20代の頃とスキンケアや生活習慣を変えていない
肌の加齢対策に、20代後半からエイジングケアを取り入れましょう。また腸内環境が
悪いと肌のターンオーバーに影響あします。豚肉や大豆たんぱく質、野菜類、ヨーグ
ルト等の発行食品を積極的に食べ、腸内環境を整える習慣をつけましょう。
たるみ毛穴の原因は肌老化にあり、エイジング効果がありハリをアップさせるスキン
ケアが効果的です。


毛穴コラム3


ミニスカーと呼ばれ小さなニキビ痕を毛穴と勘違いする人がいます。よく見るとボックス状にへこんで影になっている状態。この場合スキンケアで改善することは難しいので、クリニックでの治療をおすすめしています。
CO2フラクショナルレーザーでお肌をリニューアルすればニキビ痕も滑らかになり、毛穴も引き締まります。
ジェネシスはノンストレス・ノーダウンタイムのレーザー治療。メソボトックス注射は開大毛穴を引き締めます。

リンク:フラクショナルCO2レーザー 
ジェネシス
メソボトックス

自身の毛穴のタイプを知って、正しいケアをすることで、ツルスベ肌を目指しましょう。
毛穴の診断・治療に関する詳細は、HPをご覧ください。

リンク:毛穴の開き、黒ずみ

是非、ご一読ください。

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2017年3月21日

雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2017年4月号(3月12日発売 掲載ページP82~87)

特集「忙しくてもキレイなヒミツ教えます 美人女医が実践中のビューティテクをSPY!」
に慶田院長の取材記事が掲載されました。

医師としてハードワークをこなしながら、美肌やスリムボディをキープしている女性医師のメイクやスキンケア、インナーケアを徹底調査した特集です。院長のおすすめアイテムも紹介しています。

〈スキンケア〉多忙かつ不規則でも、毎日のスキンケアでトラブルを回避する美肌メゾットを紹介。
酵素配合の角質ケア洗顔パウダーでオイリー&毛穴の目立つ部分を泡パックで狙い撃ち!
適度に表皮のターンオーバーを刺激してメラニンの排出を促すことで、しみ、くすみ、ニキビなどのトラブルを回避できます。不要な角質がたまりやすいパーツは酵素配合の洗顔料で泡パック。洗浄力もマイルドだから、敏感肌でも安心して角質ケアできます。気になる毛穴の汚れやざらつきを優しく洗い流して、つるつるの肌に。

おすすめアイテム
●コラージュ 洗顔パウダー
HOW TO
しっかり泡立て小鼻や額の生え際、あごなど皮脂分泌の盛んな部分になじませ、30秒〜1分程度置いて洗い流す。

〈ヘアケア〉ハリ艶のある髪は女性の美しさの象徴です。健康美を象徴するパーツだからこそ、美しい頭髪を育む日々のケアが大切です。
シャンプーは身体を温めてからよく泡立てて、頭皮マッサージをしましょう。まずはお湯で髪全体をしっかりすすぎ、身体を湯船で温めてからシャンプーをすることで、頭皮が柔らかくなり刺激が軽減できます。
髪と頭皮を優しく洗い上げ、美髪をめざしましょう。

おすすめアイテム
●ベネファージュ 薬用ボリュームコントロール
14種類の天然油来成分がハリ&コシのある髪へ導くシャンプー。
HOW TO
シャンプー前にシャワーでしっかり予洗いを。もこもこの泡で頭皮を優しくマッサージした後、ぬるま湯で十分にすすぐ。

〈メイク〉仕事柄人前に出ることが多く、お直しの時間もあまりないから、崩れないor崩れてもキレイなメイクが鉄則。UVケアをしっかりしつつ、ナチュラルな美しさが映えるメイクテクとは。
保湿&UVケアはしっかり重ねて、リキッドファンデは極薄にON。化粧水とクリームでデコルテまで入念に保湿後、日焼け止めもデコルテまで塗ります。
リキッドファンデを薄く塗り、シアーな仕上がりにすることで、光を纏った美肌に。

おすすめアイテム
●クレ•ド•ポー ボーテ タンフリュイドエクラ SPF25•PA++
日中の肌色の変化に対応して崩れを防ぐベースメイク。
HOW TO
目元、小鼻、口周りは薬指、頰や額は人差し指と中指の第一関節でさっと広げるようにして塗る。

お家でできる皮膚科専門医のセルフテクニック。
是非、ご参考になさってください。

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2017年3月16日

WEB『日経ウーマンオンライン』2017年3月16日掲載

特集「脱毛初心者ライターJが自腹でVIO脱毛挑戦 結果は~恥ずかしい! 怖い! 揺れるココロと脱毛プロセス一部始終」に慶田院長の監修記事が掲載されました。今回はライターJさんの体験記事になります。

◎日経ウーマンオンライン記事で「読者の4割が脱毛経験者である」ということに驚愕したライターJさん(36歳)。エステでもクリニックでも脱毛自体を経験したことのない、脱毛初心者です。そんなライターJさん、久しぶりに妹と温泉に入ったときのこと、何気なく妹を見るとなんとあそこがツルツル! よくよく聞くと、4年前から脱毛に通い、今は体だけでなく、顔の細部の脱毛にまで通っているとか。

もしかして......と編集部周辺でも聞き取り調査。すると、みんなしれっと「ワキと腕はもう5年前に終わってるかなぁ」「実は私、VIOも終わってます!」知らない間にみんな『スミ』になっているなんて!!

【脱毛経験者に聞くととにかくVIOを勧められた】

このヒアリング調査をして気になったのが、脱毛経験者たちの特に「VIO」脱毛についての熱弁を振るう姿です。

◆「え? なんでやんないの? ほんっとうにラクだよ。みーんなやってるよ! パートナーが喜ぶよ!」(30代後半/推しがすごかったです)

◆「脱毛が終わってから妊活するつもり。私にとってはそれくらい大事なんだよね」(30代前半/計画的なプランでした)

◆「彼と別れたので、今このタイミングで始めて全身きれいになっちゃおうと思って」(30代前半/失恋記念で始めたそうです)

◆「介護をする立場になって分かったの。今のうちにやっとかなきゃ、次世代や介護スタッフに迷惑がかかるなって......」(40代前半/深みが違いました)

当初は、脱毛は見た目のためにやるものだし、ワキや腕、膝下くらいから始めてみてもいいかなと、軽い気持ちでいましたが、VIO脱毛がまさか未来の自分の介護にまでつながるとは思い及びませんでした。介護経験者に聞いてみると「年齢を重ねるとホルモンの分泌量も減るのか、全身の毛は薄くなるみたい。ただ、体が弱ると尿路感染なども起きるので、毛がない・薄いはメリットにはなる」とのこと。数十年後、自分の体が(ましてや毛が)どうなるか分からないけれど、経験者がそこまで勧めるならば試しにやってみよう。こうして脱毛初心者Jは覚悟を決めたのです。「まずは、VIO脱毛やろう」と!!

【VIO脱毛スタート!】

「脱毛するなら露出の少ない季節に始めるのがいい」ということで、 クリニックを訪れたのは、真冬の2016年12月でした。また、経験者や医師からも「色素の濃いVIOは痛みを感じやすい」「医療のレーザー脱毛は回数が少なくて済む」と聞いていたので、麻酔をしてレーザー脱毛をしてくれるクリニックでの施術を選びました。

〇初診ではカウンセリングを行います。毛周期から始まり、実際レーザー脱毛ではどんな機器を使うのか、どんなデザインがいいのか、など医師のアドバイスを聞き、施術の予約を入れます。このとき、麻酔のクリームを処方してもらいました。

※初診カウンセリング当日の施術も可能です。

◎VIO脱毛には、超えなくてはならない二つの関門がある

【施術前夜】

VIO脱毛初心者の私にとって、脱毛に至るまで二つの関門がありました。まず、第1の関門は自宅での剃毛(ていもう)です。そもそも、そんなにのぞき込むことのなかったデリケートゾーンと私は浴室で30分も向き合うことになりました。トライアングルのデザインにしようと決めていたので、まずハサミである程度カットし、剃っていきます。初めは潔く外側からT字のカミソリを使ってジョリジョリと......。次第にそのスピードは遅くなり、不安になっていきます。

"うまく剃れたか分からない、どこまで剃ればいいのか分からない、そもそも、剃るのが怖い......。"

いろんな角度から攻めるため、浴室での格好は普段しないような体勢を。IとOは完全には剃りきれません。いや、正直にいうと完全にそるのを諦めました...入浴後30分も格闘して既に汗がダラダラ。すごい体勢が続くので首も凝りました。腰も痛い。「もう、お金払うからプロにやってもらいたい。それで、どこまでやればいいのか一度学ぼう!」と観念しました。多少そり残しがあっても、下着をはくとスースーするほど毛量は減りました。ここまでそったのは初めてです。毛量がうんと減っただけでも、恥ずかしさと誇らしさと安堵感が入り混じった、大人への一線を越えたような感覚です。施術当日はクリニックに向かう足取りも、気持ち軽やかでした。

【施術当日】

麻酔クリームを自宅で塗り、塗布した部位にラップを当てて行きます。最初は違和感がありますが、そのうち慣れてきます。ここで、下半身だけ洋服を脱いで、紙パンツとタオルスカートにはき替えます。最初に、スタッフが「ちゃんと剃れているか」確認します。昨晩、諦めた私はやはり剃り残しがたくさんあったようで、スタッフの方が電動ハンドシェーバーで5分ほどかけてそってくれました(剃毛料金はV・I・Oそれぞれ各1回3000円)。剃るとき、O部分はくすぐったくて体が震えました。

◎第2の関門は紙パンツ1枚でこんな格好をすること

ここが第2の関門です。あの心もとない紙パンツ1枚でベッドの上で足を開いて確認してもらうため、瞬間的に「恥ずかしい!」が最高レベルに達します。しかし、こちらのドキドキをよそに、スタッフの方は慣れた手つきで手順良く作業を進めます。この手際よさが恥ずかしさの熱を静めてくれ、そり終わる頃には、こちらも「あ・うん」の呼吸で体勢を変えられるほどにハートが強くなっています。体勢はV・I・Oごとに異なります。体勢を変えながら照射します。

※剃毛時に一つだけ気になることが。私は前日の夜、VIOに気を取られ、VIO部分しか剃っていませんでした。足の指、膝下、膝上は季節柄手入れを怠けていたため毛が伸びている部分も。スタッフの方は全く気にしないと思いますが、気になってしまってモゾモゾしそうな人は脚も剃っておいたほうがいいかもしれません。下半身は丸裸ですからね。

〇次に医師がやって来ます。肌の状態を確認し、部分ごとにレーザーの出力レベルを決めていきます。この数値は高ければ高いほど、脱毛効果も高くなりますが、通常、最初は低い数値から始め、回数を重ねるうちに肌の色や毛の濃さも薄くなるため、出力を上げていくそうです。ちなみに2回目は、V・I・Oともに出力を上げて施術しました。


クリニックで使う機器の名前は、ジェントルレーズ。シミ、くすみ、毛穴の黒ずみなどの高い美白効果もあり、肌の治療にも使われています。レーザーと冷却ガスを同時に照射するので、痛みが軽減されます。
ジェントルレーズ』 


先ほどの看護師が介助しながら、医師が照射します(混雑時には医師の指導の下、看護師が担当することもあるそうです)。V→I→Oの順番に先端のハンドピースを肌に当てると、冷却ガスが一瞬冷たく当たるとほぼ同時にレーザーが照射されます。まずはVから、「バチッ、カシャッ! バチッ! 」カメラのシャッターを切るような強い音とともにレーザーが照射されます。焦げたようなにおいもします。痛みは、輪ゴムを引っ張ってパチン!とはじかれたような瞬間的な痛みです。目隠し用に当てたタオルの隙間から、カメラのフラッシュのような光も見えます。

【正直なところ、痛いのか?】

麻酔クリームを塗っていても多少痛みは感じました。痛みがひどいときは、手を挙げてスタッフに伝えます。すると、「数回連続照射→保冷剤を当てて休憩」を繰り返すので、無理なく進められます。初めての施術時には休憩なしでどんどん照射ができましたが、出力レベルを上げた2回目はやはり痛みを感じ、5回ほど休憩しました。

※事前に塗布する麻酔クリームは、やや広めにまんべんなく塗っておくのがいいと思いました。私は塗った部分が狭かったようで、塗り忘れた部分に照射されたとき、不意のちくっとした痛さに体が少し浮きました。

慶田院長によると「色白の人と浅黒系の人では感じ方も相当違う」そうです。色の濃い部分に反応するので、色白の人のほうが痛みを感じにくいということですね。そうした個人差もあると思いますが、私の痛みの感じ方は、I>O>Vでした。心積もりしていくだけで、痛みへの恐怖感は薄れると思います。

〇20分ほどですべての照射が終了しました。照射後は肌がかなり熱を持っているため、湿らせて凍らせたガーゼを当てて、20分くらいベッドの上で休みます。照射直後の肌を見てみると、赤みはほんの少しだけ。鳥肌が立ったような部分もありましたが、20分後にはだいぶん落ち着きました。最後に、炎症止めのステロイドのクリームを塗って、終了です。施術後すぐでも部位の違和感はほとんどありません。仕事帰りやランチタイムを利用している人が多いのも納得です。

〇私は5回セットのコースを選んだので、次回の予約を入れます。毛周期を考えると、1カ月半~2カ月空けて予約を入れていくのがいいとのことで、2回目以降は、2カ月間隔で予約を入れました。医療クリニックでのレーザー脱毛は大体5回くらいでかなりきれいになるそうです。回数が少ないのは、忙しくて定期的に通いづらい人にはぴったりですね!

◎施術後の驚きは、主にこの3つ

【施術後】

1週間もすると徐々に毛が伸びてくるのですが、①伸びるスピードが遅い、②伸びてくる毛が細くて柔らかい、③伸びてくる毛が減っていくのです。これはとにかくラクです。

これまでアンダーヘアを自己処理した数日後は、伸び始めた短い毛が下着の繊維と絡まってチクチクして不快感がありました。今回は全くそんなこともなく、伸びるスピードが実感値では3倍ほど遅くなり、毛1本1本は細く、柔らかい糸のようになっていました。2回目の施術を終えて3カ月経った今、もっと驚くべきことが。お風呂で体を洗っているとき、伸びてきた毛がポロポロと取れていきます。おかげで2回目以降は、照射した部分の毛は4mm以上伸びることもなく、伸びてもポロリと落ちていくため、ある程度毛がない状態をキープすることができています。もちろん、照射していない部分は何もしなければ伸び続けます。回数を重ねて照射部分はほとんど生えなくなったとしても、残した毛のケアは定期的に必要ですね。また、生理中は感動的にラクでした。何がいいってビデ洗浄を使うとトイレに行くたびに毎回スッキリキレイになることです。これまでは、ビデ洗浄をしたとしても、長めの毛に付着してしまった血液をペーパーで拭き取らなければならなかったり、ナプキンの粘着部分に毛が絡まって、皮膚ごと引っ張られるような痛みがあったり。脱毛してからはこれが一切ないわけです。もちろん、毛が引っ張られることによる性交痛もありません。VIOは外からは見えないし、誰かに毎日見せるような場所でもないのであまり気にしていませんでしたが、毛がなくなって初めて、トイレに行くとき、生理のとき、性交渉のとき、水着を着るとき......毛があることによる「嫌だな」「面倒だな」「痛いな」という不快感が日常的にあったのだと気付きました。


【お金はどれくらい?】

海外では、専用アイテムでケアをするのが当たり前のようですが、日本でも「2年ほど前からデリケートゾーンケアを訴求する商品が増えてきています」(アットコスメ広報)とのこと。「デリケートゾーンケア関連の商品へのクチコミは右肩上がりで増加。今では9000件以上のクチコミが投稿されている」そうです。なかなかオープンにしづらいテーマではあるものの、関心が高まっているのが分かりますね。海外国籍の彼と付き合っている方が、あるとき彼にアソコを「Bush(しげみ)」と言われたそうです...世界基準で考えると、妙齢の女性にとってデリケートゾーンをケアすることはエチケットなのかもしれませんね。


〇支払いは、5回セット一括払いを選びました。
なので、大きな額を支払いました。かかった金額は約24万円です(詳しくは記事末を参照)。5回セットにしたのは、支払っておかないと忙しさにかまけて通院を怠けそうだったので。しかも、コースの方が1回当たりの金額が安くなります。毎日の快適さを思うと、後悔はありません。とにもかくにも、今、私の背中を押した経験者の言葉の数々が身に染みています。これを機に夏に向けて他の部位の脱毛にもチャレンジしようと思っています!


【VIO脱毛をやってよかった点】

◆毛が伸びたときのチクチク感がない

◆突然の水着需要に慌てない

◆生理中はビデ洗浄でいつも清潔でいられる

◆下着の繊維やナプキンに毛が絡まって引きつれることがない

◆自分が介護される立場になったときに対する安心が一つ増えた

◆下の抜け毛を部屋で見つけるという不快感が減った

【かかった金額】

銀座ケイスキンクリニックで施術

【Vライン】(5回セット)70,000円/1回当たり14,000円(税抜)

【Iライン】(5回セット)100,000円/1回当たり20,000円(税抜)

【Oライン】(5回セット)70,000円/1回当たり14,000円(税抜)

今回は実際体験され、事細かにお伝えしております。是非、参考にご一読ください。
当院『レーザー脱毛』はこちらを参考にお問合せ下さい。

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2017年3月13日

雑誌『VERY/ヴェリィ』2017年4月号 (3月7日発売 掲載ページP318~319)

特集「ゆらぎ肌との正しい付き合い方」に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。今回は読者4名との対談記事です。

院長は皮膚科専門医として、また自身も二児の子育てママとしての経験から、肌ゆらぎに悩むママたちに、正しい対処法をアドバイスしています。

出会いの春は、第一印象のためにもきれいな肌をキープしたいところ。ところが新生活のバタバタやストレスで肌が敏感になったり、吹き出物が出たりしがちです。そうでなくても、何となく化粧ノリが悪いなど、ゆらぎ肌に悩んでいるVERY世代の女性が増えているようです。花粉や大気汚染、紫外線などが原因で肌の炎症を起こしたり、栄養過多など生活習慣、部屋の乾燥などが影響して、大人の肌に負担をかけています。実際、クリニックでもゆらぎ肌の相談で来院されるVERY世代が増えている印象です。

季節の変わり目に加え、特にVERY世代は、仕事や子育てで十分な睡眠がとれず、ストレスも重なって肌が過酷な状況にさらされていることも。その上、なかなかケアをする時間の余裕もなく、肌がゆらぎやすい環境といえます。

ゆらぐ、という症状にも色々なタイプがあり、乾燥や化粧ノリの悪さ、軽い皮膚炎などわかりやすい症状から、肌がくすんだり、ハリがなくなることもそのひとつ。どれも肌のバリア機能が乱れ、保水機能が弱まり乾燥している状態です。なるべく負担をかけずに保湿をしっかりしてあげることが大切です。

肌に汚れが残ることがターンオーバーの乱れを助長するので、クレンジングは重要です。ただし洗浄力がありすぎると、バリア機能が損なわれる危険性もあるので、やさしくしっかり落としてくれるものを選びましょう。肌の乾燥を防ぐため、朝の洗顔をせず拭くだけ派の人もいますが、実はコットンは力が入りやすく、知らず知らずのうちに肌を摩擦して刺激を与えていることがあります。洗顔はきちんと泡立て、優しくなでるようになじませ、10秒ほどおいてから洗い流す方法だと、だいぶ刺激が軽減されます。泡立てるのが面倒な人は、泡タイプの洗顔料を活用すると良いでしょう。ゆらぎ肌の角層は、ターンオーバーを正常に行う力が不足しがちなので、定期的にクリニックでケミカルピーリングを行うこともおすすめです。

また、肌が敏感な状態になった時は、パシャパシャした水性のものはしみやすく、こっくりした油性のアイテムの方が肌当たりが優しいです。化粧水もとろみのあるものなどを取り入れると良いでしょう。抗酸化作用が高いビタミン類がバランスよく配合された、洗い流さないオイルタイプのレチノール配合化粧品もマイルドなピーリング効果がありおすすめです。ターンオーバーを促進して、キメが整いツルツルになる効果があります。大人ニキビも減りやすく、ボディの黒ずみにも使えます。

特に小さなお子さんがいる方は、ご自身のケアどころではないのが事実。しかし入浴後は、なるべく早く保湿した方が良いものです。

色々とケアをした方が良いという考えが負担になるくらいなら、本当に忙しいときはあれこれしようとせず、「すべてを飛ばしてクリームだけでも塗る!」と、潔く決めてしまうのも手です。

やらなくちゃ、とストレスに感じることもお肌の大敵です!ゆらぎ肌を難しく考えて頑張りすぎず、できる範囲で楽しくお肌と向き合っていきましょう。

是非、ご一読ください。

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2017年3月12日

雑誌『おとなスタイル』2017年VOL.7 春号(2月25日発売 掲載ページP86~93)

特集「おとなだからこそ、の最新美白講座」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

1年中降り注ぐ紫外線は、肌老化の大敵です。透明感のある白い肌を手に入れるなら、夏のように日差しが強くなくても、曇りの日でもUVケアをして過ごしましょう。特に春に向けて、だんだんと日差しが強くなるこの季節は、美白ケアを見直すのに良いタイミングです。

シミを増やさない、濃くしないためには、UVケアは必要不可欠です。1年中日焼け止めを使っている人も増えてきましたが、紫外線を防ぐには"塗る量"がとても重要。日焼け止めに表示されているSPFの数値は、国際SPF試験法で測定されて決まります。実は、その試験法はかなりの厚塗りで行われていています。みなさんが実際に塗る量はSPF試験の半分以下という報告があり、実使用での効果は表示の数値よりかなり低下することがわかっています。効果的に日焼け止めの顔にパール3個分程度を重ね塗りするか、高い数値の製品を使う必要があります。SPF30以上、PA+++以上なら、厚塗りしなくても日常の紫外線を防ぐ効果は得られるので、高SPF値のサンプロテクトを日常使いしましょう。

シミや色ムラが気になっているなら、美容クリニックでの治療を受けるという解決方法もあります。おとなのシミは様々な種類が複雑に重なっていることが多いので、専門医の診断を受け、それぞれに合ったケアや治療を行うことが重要です。

シミやくすみは、年齢を重ねるごとにできやすくなるので、春先でも増えたり、濃くなる可能性があります。最新の効果的な美白情報を更新し、おとな世代にあったケアをはじめましょう。

シミの治療はこちらから

是非、ご一読ください。

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2017年3月 9日

雑誌『VOGUE/ヴォーグ』2017年4月号 (2月28日発売 掲載ページP270~273)

特集「年齢は関係あらず。美胸と美尻はいつでも取り戻せる!」にて、当院のたるみ治療器「SMAS-up(スマスアップ)」が紹介されました。

SMAS-upは、高周波(RF)と電気刺激(DMA)による痩身マシンで、過剰な脂肪溶解、セルライト除去、ヒップアップ効果があります。筋肉の活性化により基礎代謝が増えることで、目に見えるスリム効果を実感出来るノーダウンタイム治療です。熱エネルギーで線維芽細胞を活性化することでコラーゲン線維の新生を促がされ、皮膚のたるみが改善し、シルエットが若返るだけでなく、肌質も良くなる人気治療です。

部分痩せ効果をさらにアップさせるなら、切らない痩身治療「脂肪溶解注射」との併用がおすすめです。また、同時にヒップのくすみやざらつきも解消するコンビネーション治療「美尻集中治療」も人気。ケミカルピーリング、ジェントルレーズ照射、ジェネシス照射、スマスアップ照射を同日に施術することでベビーヒップを叶えます。

是非、ご一読ください。

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2017年3月 7日

WEB『maico』2017年3月7日掲載

特集「もう大人ニキビで悩まない!皮膚科医が教える大人ニキビの原因&対処法」に慶田院長の監修記事が掲載されました。


『maico』は、自分らしいキレイを見つけることこそが当の自分磨きだと考え、やまとなでしこの"キレイ"を応援する、スキンケアやライフスタイルなど情報発信しているサイトです。


【ニキビができる肌は、水分量が低くてバリア機能が乱れている】

ここ10年は、大人ニキビで来院される方が一定数を占めています。特に20~30代の間で、大人ニキビに悩む方は多いようです。もそも大人ニキビは、なぜできてしまうのでしょうか?

ストレス、食習慣の乱れ、角層の乾燥、過剰なスキンケアなどによって毛穴が詰まるとニキビの初期段階コメド(毛穴に詰まった皮脂や角質のかたまり)となります。アクネ菌が増え炎症が生じると赤ニキビ、膿をもったニキビになります。思春期(11~18歳)にできるニキビと比べ、大人ニキビがでている方では、角層の水分量が低く、バリア機能が正しく働いていないケースが多く見られます。ターンオーバーが正常に行われないため、角栓が詰まりやすくなってしまうのです。

ストレスや食生活など、要因が複雑なため、治療も一筋縄ではいきません。ストレスや食事などはご自身で改善しなければならない要素なので、医師が施す治療だけではなかなか完治しません。大人ニキビの治療で当クリニックを訪れる方は、20~30代の方が多いのですが、私生活がちょうど大変な時期でもありますよね。就職活動を始めて社会人になったり、結婚したり、働く女性としての責任も増えてくるうえ、出産すればなれない育児をしながらワーキングマザーとして忙しく過ごしていたり。ですから、まず5つの基本的生活習慣『食事・睡眠・排泄習慣・運動習慣・ストレスコントロール』を見直すことが重要になります。

排泄習慣というのは腸内環境を改善すること。美しい肌を育むために、とても大切なのです。便秘による血中腐敗産物が血液中で増えることも、肌にとって悪影響になることが分かっています。

【できてしまった大人ニキビ、どうすればいい?】

5つの基本的生活習慣をご指導するとともに、月1回程度のケミカルピーリングとフォトフェイシャルM22(ニキビ菌を殺菌するとともに、炎症時の赤みを改善する光治療)を照射するケースが多いです。大人ニキビは、様々な要因が複数重なり、毛穴の入り口が詰まることで生じます。ターンオーバーを正常化するために、適切な頻度でのケミカルピーリングは有効です。2週間ごとに3回の施術で角層の水分量が高まることが報告されています。また、大人ニキビができてしまったとき、毎日のスキンケアやメイクで大切なのは、こすらないことです。洗顔・保湿をする際は、大人ニキビをこすらない・つぶさないことが大切。メイクをする際も、実はパウダーで毛穴をふさぐことよりも、こする刺激の方が毛穴の詰まりを誘発します。ですから、ファンデーションは、肌あたりが良い清潔なパフでやさしく塗布しましょう。パフをスライドさせるのではなく、スタンプ式で密着させる方が肌への刺激を抑えることができます。ブラシは使わないほうが無難です。チークブラシを使う場合は、上質なものをふんわり当てるようにしてください。

【大人ニキビの予防には「洗浄・保湿・紫外線対策」が大事】

大人ニキビを予防するには、繰り返しになりますが、5つの基本的生活習慣を心掛けていただくこと。そしてスキンケアの基本3本柱『洗浄・保湿・紫外線対策』をしっかり行っていただくが予防につながります。洗浄は、洗浄力の強すぎないものをよく泡立て、やさしく泡で包み込むように行ってください。泡立てることで、界面活性剤の量が少なくても充分洗浄力が高まります。保湿は、ヒアルロン酸やセラミド、多糖類、アミノ酸など水分を抱える作用のある成分を含んだものを使ってください。肌が自分の力で潤うことができるようにターンオーバーを整えることが大切です。

◎当院のニキビ治療は、こちらをご覧ください。

フォトフェイシャルM22照射については、こちらをご覧ください。

是非、ご一読ください。

2017年3月 6日

WEB『スキンケア大学』(2017年3月6日掲載)

特集「ニキビができた!跡を残さない事後ケアのコツ」に慶田院長監修記事が掲載されました。

ぽつんとできてしまったニキビは、ようやく治ったと思っても、ニキビ跡がいつまで経っても残っているということがあります。ここでは、ニキビ跡を残さないための必要な対処法をご紹介いたします。

◎跡になるニキビとは
ニキビと一口にいっても、跡になってしまうニキビとそうでないニキビがあります。跡にならないニキビは、炎症を起こしていないニキビです。白ニキビや黒ニキビは、炎症を起こしていないので、ニキビが治れば跡が残ることも少ないです。もっとも、白ニキビや黒ニキビでも、気にしすぎて無理に潰したりすると、皮膚に過剰なダメージを与えてしまい、跡が残ってしまうことがあります。
一方で、すでに炎症を起こしてしまっているニキビは、ニキビ跡が残ってしまう確率が高くなります。ニキビの炎症は、毛包周囲に広く生じ、表皮から真皮深層まで炎症の影響を与えてしまいます。炎症を起こして赤くなってしまったニキビや、アクネ菌を殺菌するため集まってきた白血球の死骸が溜まって膿となった膿疱性ざ瘡(のうほうせいざそう)、膿疱性ざ瘡が寄り集まって袋状に膿が溜まった集簇性ざ瘡(しゅうぞくせいざそう)は、ニキビ跡が残りやすいニキビなのです。
ニキビ跡は、クレーター状やアイスピック状の凹みだけでなく、炎症後の紅斑(赤み)やメラニンが過剰に残ってしまうことでできる茶色いシミのような色素沈着もあります。赤みは3か月ほどで自然に消えますが、色素沈着は半年近く残ることもあります。凹みは一生涯残ってしまうため、予防と適切な治療が何よりも大切なのです。

◎跡にならないために必要なこと
ニキビは、毛穴の出口にある角質が分厚くなってしまい、結果、毛穴自体が塞がることから始まります。毛穴が塞がった事で皮脂を上手に排出できなくなると、そこに面皰(コメド)ができます。その後、塞がった毛穴の中で排出できずに溜まった皮脂を餌にアクネ菌が増殖し、アクネ菌が皮脂を刺激物質に変えることで炎症が生じ赤ニキビになります。赤ニキビの炎症は毛穴の入り口周辺だけではありません。肌の深い部分にある真皮や皮下組織にまで影響を与え、コラーゲン線維や脂肪組織の萎縮により、難治性の凹んだニキビ跡になってしまうのです。
肌のターンオーバーのサイクルは、年々長くなります。ターンオーバーは古くなった皮膚の細胞を新しい細胞に入れ替えるための重要なサイクルです。ニキビを予防するためにもニキビ跡を軽くするためにも、ターンオーバーが正常に行われるように心がけましょう。ニキビの炎症をきっかけに増えてしまったメラニンも、新しく作られた細胞と一緒に、少しずつ肌に表面に押し出され、やがて、古い角質とともに排出されていきます。そのためにも、肌を清潔に保ち、適度な保湿が必要です。また、良質な睡眠時間をとり、バランスのよい食事をとることにもとても大切になります。

◎ニキビ跡を防ぐためのスキンケア
ニキビ跡を防ぐためには、ニキビができにくくなるようにスキンケアすることも大切です。ピーリングは、ニキビ治療にも効果があり、肌のターンオーバーを促進し、ニキビの原因となる古い角質、毛穴を塞ぐ過剰な皮脂などの解消に効果的です。
ピーリングは、皮膚科で行うケミカルピーリングと、自宅でできるピーリングと2種類あります。皮膚科で行うケミカルピーリングは、肌表面に酸性の薬剤を塗布することで、古い角質や毛穴に詰まってしまった皮脂などの老廃物を溶かす方法です。ニキビ跡だけでなく、色素沈着にも効果が高い方法ですが、強制的に肌の再生を促す方法のため、医療機関でしかお受けいただけません。また、ケミカルピーリング後は、一時的に通常より肌の保湿力が低下しているため、念入りなスキンケアや紫外線対策が必要となります。
また、自宅でできるピーリングは、医療機関でのケミカルピーリングに比べると効果は弱くなりますが、肌のターンオーバーを促したり、古い角質や皮脂を取り除いたりすることができます。ピーリング剤は、ドラッグストアなどで簡単に購入できるため、こまめに試したくなりますが、やりすぎは肌バリアを壊してしまうおそれもあるため、2週間に1回程度にしましょう。また、ターンオーバーを整えるためのピーリングとあわせて、自宅でできるスキンケアのひとつに美白ケアがあります。毎日の肌のお手入れで使う化粧水や乳液を、美白成分が含まれたタイプにすることで、色素沈着の軽減に期待できます。

ニキビ跡を防ぐためには、ニキビができにくくなるようにスキンケアすることも大切です。ピーリングは、ニキビ治療にも効果があると期待されています。また、肌のターンオーバーを促進し、ニキビの原因となる古い角質、毛穴を塞ぐ過剰な皮脂などの解消に効果的です。

記事の詳細は、是非ご一読下さい。

当院『ニキビ治療』はこちらをご覧下さい。
ニキビ治療

2017年2月27日

ソノクイーン(HIFU)の効果と特徴

狙った深さにピンポイントで照射できるHIFU

SMAS lifting001.pngHIFUとは、高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound )の略称です。虫眼鏡で太陽の光を一点に集めて紙などを焦がす原理のように、超音波の熱エネルギーを一点に収束させ、ターゲットとする部分にのみピンポイントで点状の熱を与えることが可能です。『ウルセラ』以外のHIFU機器の中でも『ソノクイーン』の照射深度は正確で、右の図のように一定間隔で熱凝固点が正しく並んでいることが分かります。


たるみの大きな原因となる「SMAS層」や「顔面靭帯」にもアプローチできる


sonoQueen_001.jpgたるみや輪郭の崩れは、お顔全体の土台ともいえるSMAS層と皮下組織を構成するコラーゲン線維の劣化、顔面靭帯の衰えなどが複雑に絡み合って生じます。また、深いシワも顔全体のたるみによって現れます。つまり、表皮から真皮といった浅い部分への施術だけでは浅いシワは改善できても、たるみや深いシワの根本治療は出来ないのです。できるだけ複数の層や広範囲へ治療ができることはリフトアップに重要です。
『ソノクイーン』は、通常のレーザーや高周波では届かないSMAS筋腱膜(表在性筋膜)と皮下組織、真皮の3層に働きかけることができるのでたるみを効果的に改善することができます。そのため、従来のマシン系治療で効果を実感できなかった方にも、満足度が高い施術です。

最適な温度でコラーゲンを増生させる

コラーゲン線維を効果的に増やすためには、与える熱の温度も大切です。低めの温度(40℃前後)では、直接コラーゲン線維を増やすことはほとんどできません。逆に、高すぎる温度(80℃以上)では、ダメージが強すぎて傷を治す時間がかかったり痛みが強かったり、皮膚への負担が大きくなります。『ソノクイーン』は、安全にコラーゲン線維の生成に最も適した温度(60~70℃)の熱を与えることができます。

部位や症状にあわせて、3つのカートリッジをカスタマイズ

sonoQueen_002.jpg『ソノクイーン』は、エネルギーの作用する部位(深さ)が異なる3つのカートリッジを使用します。「2.0mm」「3.0mm」「4.5mm」の3種類です。

上まぶたや目の下のたるみ ➡「2.0mm」のカートリッジを使用

作用する照射範囲:皮膚薄い目周りの場合、脂肪層・靭帯・眼輪筋の筋膜 眉の上下、目の下~目尻にかけては、小回りがきく直径5mmの小さなヘッドで細やかに照射を行います。本来、2mmは真皮深層へのアプローチになりますが、皮膚や脂肪が薄い目元の場合、脂肪層・靭帯・眼輪筋の筋膜まで作用します。 目の下のたるみに関しては、下まぶたの際から目尻まで何往復も丁寧に集中照射します。軽い眼瞼下垂の症状がある場合は、眼窩靭帯を狙って、眉上、眉下を高密度照射します。上まぶたへの照射の際は、皮膚を上方に引き上げ、眼窩の骨に当てるように照射するので目への影響はありません。単体でも効果的ですが、さらに効果を高めたい方は「ウルセラアイリフト」の3.0mm、1.5mmダブル照射と同日にソノクイーンの「目元HIFU」で2.0mmの層を重ね打ちするすると、上まぶたが引き上がり、目元がキリッとして目が開けやすくなります。

頬やフェイスライン・首のたるみ・毛穴の開きや小ジワ ➡ 深さ「3.0mm」のカートリッジを使用
作用する照射範囲:脂肪層・顔面靭帯(偽性靭帯) 脂肪層のコラーゲン線維が熱変性を起こして収縮し、直後から引き締め効果が現れます。さらに 熱作用で創傷治癒のスイッチが入り、コラーゲンが生成され太くて強度の高いコラーゲン線維と置き換わり、輪郭の崩れ・フェイスラインやあご下のもたつき・口角横のだぶつきを若々しく引き締めます。

頬やフェイスライン・あご下のたるみ ➡ 深さ「4.5mm」のカートリッジを使用
作用する照射範囲:脂肪層~SMAS筋腱膜(表在性筋膜)、顔面靭帯 たるみで伸びてきてしまうSMAS筋腱膜、脂肪がだぶつく偽性靭帯、この深いところをきっちり狙っていきます。顔の重心が上がりポニーテールをしたような上方向へリフトアップ効果が得られます。

効果は即時的&長期的の2段階

【施術直後】 引き締め効果

加齢によって伸びたコラーゲン線維が熱変性を起こして瞬時に収縮するので、施術直後から引き締め効果が現れます。

【施術後~3ヶ月】 コラーゲン増加によるハリアップ&リフトアップ効果

熱凝固点をきっかけに再生のスイッチ(創傷治癒)が入り、約3か月に渡り大量の新しいコラーゲンが生成され、太くて強度の高いコラーゲン線維と置き換わり再構築されます。ゆっくりと時間をかけながらハリや弾力が増して、緩んだ皮膚を強力に引き上げていきます。


ソノクイーン(HIFU)のメニューと照射範囲


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ソノクイーン(HIFU)の痛み


シワ、たるみの改善やリフトアップに必要なコラーゲン線維の生成に最も適した温度は、60~70℃です。『ソノクイーン』は、照射部位をこの範囲の温度に保つことができます。そのため、皮膚や脂肪が薄い眉近く、口唇近くなど部分的に熱感や軽い痛みを感じることがありますが無麻酔でもご辛抱いただける程度です。


ソノクイーン(HIFU)のリスクとダウンタイム


shutterstock_1019073862.jpg照射直後の赤みは30分程度で目立たなくなります。ごく軽いむくみ感が現れることがありますが、ほとんどの場合数日でおさまります。また施術から1~2週間程度、肌を触ると軽い圧痛を感じる場合がありますが、これは効いている証拠で自然におさまります。『ソノクイーン』で皮膚表面に傷ができることはなく、当日からメイクが可能です。飲酒、運動、入浴など日常生活の制限もありません。


ソノクイーン(HIFU)の施術頻度や持続について


施術直後から引き締まりの効果は実感できますが、より効果を実感できるのは、コラーゲンが生成される1~3ヶ月後です。たるみが顕著な方、より満足度を高めたい方は、初期治療として3ヶ月毎に2回の連続照射がおすすめです。また、『ウルセラ』のメンテナンス治療として行うのもおすすめです。『サーマクールFLX』や『タイタン』『スマスアップ』と組み合わせるとHIFUの引き上げ効果をさらに実感いただけます。


ソノクイーン(HIFU)の禁忌事項


1. 治療部位にびらんや傷がある方、未治療の皮膚炎、ケロイドがある方、重度の心臓疾患を有する方、活動期の皮膚疾患、出血性疾患、コントロール不良の糖尿病、単純ヘルペス、コントロール不良の自己免疫疾患、ベル麻痺、ペースメーカーや埋め込み式除細動器を入れている方は、治療をお受けいただけません。
2. シリコン、金属製インプラントなどの直上には照射できません。
3. 副腎皮質ステロイド(プレドニン換算20mg/日以上)を常用されている方、妊娠中の方は医師とご相談により照射の可否を判断致します。

雑誌『MAQUIA マキア』2017年4月号(2月23日発売 掲載ページP160~161)

特集「スキンケアが台無しに?!無防備な女から、キレイは逃げる!結局、紫外線は"防ぐが勝ち"」で慶田院長の監修記事が掲載されました。

今、医師や研究者の間では、日焼けが肌に与える影響が『光老化』として改めて注目を集めています。女性を老けさせる紫外線の威力について、しっかり学びましょう!

Q1,日焼け止めって、夏だけじゃダメ?
A,一年を通じて、必ず塗りましょう。

紅斑(=肌の赤み)が出ていなくても、冬の弱い日差しでも、紫外線に当たれば、遺伝子に傷がつき始めると言われ、肌トラブルやがんのもととなります。慶田院長自身、冬でもSPF50・PA++++を塗るようにしています。


Q2, 老化の8割が紫外線からって本当?
A,はいその通りです!

たとえば顔と、常に下着に覆われているバストを比べれば、肌の色も、きめ細やかさもまったく違いますよね。無防備な状態で、屋外で過ごす時間が長い方は、見た目年齢がどんどん老けてしまいます。きちんと紫外線を防いでスキンケアをしている方は、シミもシワも少ないきれいな肌を保っています。

Q5, ずっと室内にいる日は、日焼け止め不要ですよね?
A, 一歩も家から出なくても油断は大敵。

家やオフィスの中にずっといるとしても、窓ガラス越しにかなりの紫外線を浴びます。窓際にいるときに届く紫外線は、日なたとさほど変わらないことも!一歩も家から出ないとしても、必ず塗るべきです。

Q7, 日焼け止めは「ブロック」で、「スキンケア」ではないでしょ?
A, 最近はスキンケア効果を兼ねたものもたくさんあります!

メイクののりが悪い、乾燥する、角層が厚くて手触りが悪い......これらの一因が紫外線の影響です。ダメージが生じてからのケアは時間がかかるので、予防が一番です。

Q8, 美白したいわけじゃなければ、日焼け止めは不要?
A, 乾燥やシワなどの、肌トラブルにつながるので必要です。

肌のハリのもとであるエラスチンやコラーゲンを分解するような酵素を発生させるひとつに紫外線があります。また、シミの一部が盛り上がってやがてイボになるケースも。エイジング対策としてUVケアは欠かせません。

Q9, 高SPF値のものって、肌への負担になりそう
A,一概に負担になるわけではありません。

日焼け止めを塗ることで生じる負担と、塗らないことによるダメージ。この2つを天秤にかけたら塗るほういいと研究からも判明しています。SPF値が高いものを怖がる方がいますが、大切なのは自分の肌に合うかどうか。慶田院長自身も、アトピー体質で昔は使えないものが多かったので、最近の日焼け止めの進化に驚かされています。


Q10, 日焼け止めを塗っても,なぜか焼けちゃう...
A, きちんと塗る&塗り直しを!

夏場は通勤時でも汗をかきますから、崩れにくいものを選び、2~3時間ごとに塗り直しましょう。

Q11, 日焼け止めの上手な塗り方を教えて
A, 2度塗りがおすすめ。

最近のものは伸びがいいので、ぜひ2度塗りをしましょう。量が少ないと、表示の数値の1/4~1/5程度の効果しかありません。また、時間が経つと落ちやすいので、塗り直しましょう。

Q13, スキンケアしていても、日やけ止めって必要?
A,せっかくのケアがムダに...ぜひ使って下さい!

スキンケアも欠かせませんし、最近では"飲む日焼け止め"とうたわれたものも出ています。けれど、紫外線を浴びないというのは、そういったケアの効果を発揮させる上でも大前提です。たとえ紅斑が出なくても、紫外線を浴びればエイジングは必ず加速するので必ず使用して下さい。

是非、ご一読下さい。

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2017年2月25日

ソノクイーン(HIFU)と他の施術比較

ウルセラシステムとの比較

『ウルセラ』はHIFUの先駆けであり、現在でも他機種を寄せ付けない高い効果と安全性を誇る機種です。医師が画像診断しながら最適なカートリッジをセレクトし正確な熱凝固点を作用させることで、強力な皮膚の引き上げ効果を実感できます。ただし、消耗品が高いので、一回の施術単価が高いということ、そして肌の深層に熱凝固点をきっちり作るので、痛みに弱い方はストレスになるのが弱点と言えます。

一方『ソノクイーン』の優れている点は、直径5mmの小さなトランスデューサーで眉の上下、目の下など『ウルセラ』で攻めきれなかった部位も細かく照射できることです。また、『ウルセラ』よりHIFUの熱エネルギーが穏やかなので痛みに弱い方でも安心して受けていただくことができます。さらに、消耗品が『ウルセラ』に比べてリーズナブルなので、お試しいただきやすい点も魅力です。


ソノクイーン(HIFU)のポイント特徴

照射治療light.png 治療効果★★★★★ 痛み★☆☆☆☆ ダウンタイム★☆☆☆☆

効果
■たるみの改善(頬・フェイスライン・目周り・あご下・首)■目周りの小ジワの改善■リフトアップ効果■小顔効果■眼瞼下垂の予防■口角横のだぶつき改善 ■二重あごの改善※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

ソノクイーン(HIFU)のワンポイントアドバイスワンポイントアドバイスハイフの王者『ウルセラ』の確実かつ正確な引き上げ力には私自身が惚れ込んでおり、約10年前から、年に1回フルフェイス、半年に1回パーツ照射を行っています。海辺育ちで大学時代はテニス部所属という、光老化の影響が大きいタイプでありながら、何とか輪郭をスッキリ保てているのは『ウルセラ』と、同様に信頼している『サーマクールFLX』を定期的に照射しているおかげだと思います。私はスタッフに恐竜と揶揄されるほど、痛みに強いタイプですから『ウルセラ』も額以外はほとんど痛く感じないくらいですが、患者様からは『ウルセラ』の痛みはツライというお声も聴きます。また、実際にはそれほど痛く感じないのに、イメージや恐怖感で二の足を踏んでしまう方、施術費用がネックとなる方もいらっしゃると思います。そこで、『ウルセラ』は時々してハイフのメインは『ソノクィーン』、『サーマクールFLX』をメインでハイフは『ソノクィーン』、ハイフは王道の『ウルセラ』で行い、引き締めは『タイタン』など、お顔の肉付きの程度やご年齢、ご予算に合わせて上手に組み合わせて頂けるようにメニューを拡大しました。目周りのたるみには、『ウルセラ』と『ソノクィーン』をダブルで同日照射がベストです。当院の『顔面靭帯と脂肪層のゆるみや萎縮を考慮した理にかなった照射デザイン』は医師照射の『ウルセラ』も看護師照射の『ソノクィーン』も同様です。エステでは叶わない高い引き上げ力を、ノンストレスでご体験ください。たるみが改善すると『ヒアルロン酸注入』の仕上がりも格段にレベルアップします。

ソノクイーン(HIFU)の施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師が気になる症状や部位についてお伺いします。肌の状態を診て、照射する部位や回数など治療プランを決めていきます。 注意点、術後のアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。

flow照射目をガードし、皮膚に透明のジェルを乗せます。看護師が1ショットずつ丁寧に照射します。部分的に皮膚深部に軽い熱感のような痛みを感じる場合があります。1回の照射に要する時間は、「目元HIFU」で10分、「小顔HIFU」で15~20分、「ネックHIFU」で10分、「パーフェクトHIFU」で30分程度です。

flow終了ダウンタイムがないので、終了後すぐにメイクをしてお帰りいただけます。

2017年2月24日

ソノクイーン(HIFU)価格表

部位 初回トライアル 1回 同パーツ4ヶ月以内の施術
(15%OFF)
小顔HIFU
(頬~フェイスライン~顎下)
¥56,000 ¥70,000 ¥59,500
目元HIFU
(眉上下+目の下~目尻)
¥40,000 ¥50,000 ¥42,500
パーフェクトHIFU 小顔HIFU+目元HIFU
(頬~フェイスライン~顎下+眉上下+目の下~目尻)
¥80,000 ¥100,000 ¥85,000
フルネックHIFU(顎下~首) ¥32,000 ¥40,000 ¥34,000
ネックHIFU(首のみ) ¥25,000 ¥21,250

外用麻酔

ソノクイーン(HIFU)は痛みがほとんどなく、外用麻酔は通常不要です。ご不安な方は下記でご対応しております。
ペインブロッククリーム 1ブロック(10cm角) \1,000
ペンレス 1枚(3cm×5cm) \200
エムラクリーム 1本(5g) \1,000
※ ペンレス・エムラクリームは事前にご購入いただき、予約時間の30分以上前にご自身で外用いただく麻酔です。麻酔料金が割安になり、時間短縮になるので2回目以降の施術の方におすすめです。 ※ペインブロッククリームは作用発現時間が短いので、クリニックで15~20分間外用いたします。
お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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銀座ケイスキンクリニックへのお問合せはこちら

お電話でのご予約はこちら(受付時間/10:00~18:00) 0120-282-764

2017年2月23日

雑誌『美ST』2017年4月号 (2月17日発売 掲載ページP152)

特集「レシート拝見! 今月何買った?」に慶田院長の取材記事が掲載されています。

創刊号から続く人気連載企画。美容に目利きの女性たちが、自腹でゲットした商品を紹介しています。

今回、慶田院長は還元型コエンザイムQ10サプリメントを紹介しました。

コエンザイムQ10は抗酸化作用が注目されており、肌の大敵である老化を促進する物質を抑える作用がある成分です。コエンザイムQ10は肉や魚に含まれ、ヒトの体内でも合成されますが、有効なのは「還元型」。慶田院長は、肌質関連の遺伝子検査「DNA BEAUTY」でコエンザイムQ10を還元型に変換しにくい体質ということが判明したため、サプリメントで毎日補給しています。

「DNA BEAUTY」は、遺伝子レベルで肌質の個人差を確実に調べることができる検査です。「しみ・そばかす」「しわ・たるみ」「乾燥肌」「脂性肌」「毛穴開大」5つのリスクを明らかにし、肌質や肌老化のリスク、最適なスキンケアを知ることができます。ご自身の肌の未来予想図から、最適な美容医療のご提案も可能になりました。クリニックで受けていただければ、医師が解説いたします。

是非ご一読ください。

自宅でご自身でも行える簡便な検査キットは、当クリニックで取り扱いしております。
2週間ほどで詳細な結果が届きます。

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)¥1.0800(税込み)

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ソノクイーン(HIFU)の症例写真・体験談

目の下のたるみ・しわ 55歳女性
【年齢】55歳女性 
【お悩み・症状】目の下のたるみ・しわ
【施術】ウルセラアイリフトミニ2回・ソノクイーンアイシャドウミニ(旧メニュー)1回
【価格】ウルセラアイリフトミニ¥80,000×2回+ソノクイーンアイシャドウミニ(旧メニュー・ウルセラ同日施術)¥35,000 合計¥195,000
【リスク・副作用】紅斑・むくみ・異常感覚・水疱・やけど
【施術後】目の下のたるみとシワが目立ちます。ソノクイーンは直径5mmという小回りがきく小さなヘッドで、目の際などカーブが強い部位まで、こだわり抜いたニッチな治療ができます。下まぶたの際から目尻まで何往復も丁寧に集中照射していきます。照射半年後には、ウルセラとの相乗効果でコラーゲンがより広範囲に増生され肌の弾力が回復して、目の下のしぼみが改善されました。何本も入っていたシワが目立たなくなり、自然な目元の若返り効果にご満足いただきました。


施術前(正面)                   施術後(正面)
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施術前(右斜め)                  施術後(右斜め)
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施術前(左斜め)                  施術後(左斜め)
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両目の下のクマ(メイラーパッド・凹み) 40代女性
【年齢】40代女性
【お悩み・症状】目の下のクマ(メイラーパッド・凹み)
【施術】ウルセラアイリフトミニ1回・ソノクイーンアイシャドウミニ(旧メニュー)1回・ヒアルロン酸注入1本(ジュビダームビスタボリフトXC1.0ml)
【価格】ウルセラアイリフトミニ¥80,000+ソノクイーンアイシャドウミニ(旧メニュー・ウルセラ同日施術)¥35,000+ヒアルロン酸1本(ジュビダームビスタボリューマ)¥120,000 合計¥235,000
【リスク・副作用】紅斑・むくみ・異常感覚・水疱・やけど、内出血・紅斑・アレルギー・血流障害による皮膚障害
【施術後】目袋と呼ばれる目の下の膨らみは、疲れた印象を与え年齢を感じさせる大きな要因です。眼窩の骨が低くなり、たるみによって頬中央部も扁平化しているので目の下の膨らみがより一層強調されている状態です。ウルセラとソノクイーンで伸びた靭帯や皮膚を強力に引き締めた後に、ヒアルロン酸注入で凹みをなだらかにしました。目元が引き締まり、凹凸が目立たなくなっています。たるみがある状態で目の下の凹みだけに焦点をあてて、ヒアルロン酸注入だけで改善しようとすると、注入量が多くなるため全体的に浮腫んだような不自然な印象になります。照射系治療組み合わせて、土台からしっかり建て直すと仕上がりが圧倒的にレベルアップ(より自然)します。

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2017年2月22日

ソノクイーン(HIFU)のよくある質問

【Q】ソノクイーン(HIFU)の一番のメリット何ですか?

【A】
『ウルセラ』のリフトアップ効果にはやや劣りますが、『ソノクイーン』には直径5mmという先端の小さなトランスデューサーがあり、眉の上下、目周り(下まぶたの際・目尻の小ジワ)などウルセラで攻めきれなかった部位も細かく照射できる点が優れています。ウルセラアイリフトで3.0mm、1.5mmを照射した後に、2.0mmの層をターゲットにソノクイーンで重ね打ちするのがおすすめの治療法です。また、ウルセラよりHIFUの熱エネルギーが穏やかなので痛みに弱い方でも安心して受けていただくことができます。さらに、消耗品がウルセラに比べてリーズナブルなので、お試しいただきやすい点も魅力です。

【Q】効果のピークはいつ頃ですか?また、1回の治療でどのぐらい効果が続きますか?

【A】
一度の施術で3ヶ月程度の効果が期待できます。施術直後から引き締まりの効果は実感できますが、より効果を実感できるのは、コラーゲンが生成される1~3ヶ月後です。たるみが顕著な方、より満足度を高めたい方は、初期治療として3ヶ月毎に2回の連続照射がおすすめです。また、『ウルセラ』のメンテナンス治療として行うのもおすすめです。『サーマクールFLX』や『タイタン』『スマスアップ』と組み合わせるとHIFUの引き上げ効果をさらに実感いただけます。


【Q】ソノクイーン(HIFU)とヒアルロン酸、ボトックス注射は同日に受けることはできますか?

【A】
同日の施術が可能です。ただし、先に注射治療を受けた場合は、『ボトックス注射』の1週間後から、『ヒアルロン酸注入』の3週間後から『ソノクイーン』の照射が可能です。

2017年2月20日

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WEB『日経ウーマンオンライン』(2017年1月26日掲載)

特集「働く女性の脱毛研究会:永久脱毛=一生ツルツルは幻想? 医療とエステの違い、医療レーザー脱毛をするなら日焼けしない季節がいい理由」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今回は、ウーマンオンラインの読者の関心が高い、永久脱毛について詳しくお届けします。「医療レーザー脱毛のメカニズムとは?」「照射回数の目安は?」「一生生えてくることはないの?」など、気になるあれこれに慶田院長がお答えします!

【永久脱毛は本当に「永久」なの?】
「永久脱毛」と聞くと、「一生ツルツル」というイメージを持ちますが、実は「最終脱毛から1カ月後の毛の再生率が20%以下であること」というのが定義づけられています。つまり、80%の減毛が得られれば永久脱毛といえるのです。

1本1本の毛は異なる毛周期で活動しているため、成長期・退行期・休止期の毛が混在している状態です。脱毛に用いられるレーザーや光は成長期の毛にしか効かないため、毛周期に合わせて最低3回以上の照射が必要です。成長期の毛にタイミング良く照射することができても、毛の密度が濃かったり、肌色が濃いと照射の反応が落ちてしまうため、一度ですべて脱毛できるとは限りません。
◎毛周期
・成長期(毛包の下端は毛乳頭とくっついている)
・退行期(毛乳頭から離れる)
・休止期(毛包の下端がバルジ領域の近くの浅い部分まで上昇し、やがて抜け落ちる)
光やレーザーは「成長期」の毛しか効きません。なので回数が必要になります。クリニックで行う医療レーザー脱毛の場合、通常は3~5回の照射で毛が細くまばらになり、6~8回で多くの人が剃ることを忘れるほどになります。

【医療レーザー脱毛とエステの美容ライト脱毛 何が違うの?】
クリニックで行う医療レーザー脱毛と、低価格が魅力のエステサロンの美容ライト脱毛は、一体何が違うのでしょうか?
ここでいう美容ライト脱毛とは、除毛・減毛を目的に皮膚に負担を与えず毛の幹細胞を破壊しない範囲で、エステティックサロンで行われる光脱毛のことです。
※厚生労働省の通知を受け、日本エステティック振興協議会が定義

読者のギモンも多かった「エステ脱毛と医療脱毛、どう違うのか?」
クリニックの医療レーザー脱毛は通う回数が少なく済む!!
レーザーと光の違いは波長です。美容ライト脱毛が複数の波長を含んだ光を照射するのに対し、レーザー脱毛では単一波長のレーザーを用います。美容ライト脱毛はマシーンの出力が低く、医療レーザー脱毛は出力が高いため、脱毛効果は医療レーザーの方が高いです。美容ライト脱毛を何年続けても毛が残ってしまっていた人が、数回のレーザー照射でほぼ脱毛を完了できたケースもあります。医療レーザー脱毛では医師がその人の肌色などに合わせて出力を調整できるためレーザーの効果を最大まで高められます。エステサロンの美容ライト脱毛は価格面では魅力的ですが、満足のいく脱毛効果を得るまでに通い続けると、結果的に費用も期間もかかってしまうことを考慮しましょう。また、エステサロンで、医師の指導なく医療用と同等の高出力型の機器を使って脱毛を行った場合、違法になります。美容ライト脱毛は適合審査制度に合格した機器を使用する、エステティックの基礎を習得した技術者が行うなど、日本エステティック振興協議会の規制に沿って行っているサロンを選ぶなど、慎重になったほうがよさそうです。医療機関で受ける脱毛の場合は、万が一肌にトラブルが起きても、すぐに適切な処置を受けることができるため安心感があります。

【医療レーザー脱毛、痛い?】
医療レーザーといえば表皮のシミ治療などに用いられますが、脱毛目的で用いるレーザーはさらに深い部分を照射します。当院で使っているアレキサンドライトレーザーは755nm(ナノメーター)のロングパルスで、表皮はもちろん、真皮の深い部分から皮下組織の浅いところまで届くように設定されています。毛そのもの、毛を作る器官である毛母、発毛の司令塔になっているバルジ領域と、広範囲に照射することで、不要な毛が生えてこないようにします。レーザーは黒い部分のみに反応するため、毛の密集している部分やメラニン色素の濃い部分は熱さを感じすが、当院で使用するマシーンは照射の直前に冷却ガスが噴射されるので、成人のボディなら痛みをほとんど感じず、麻酔なしでもできます。

【痛みを感じやすいVIOゾーンこそ医師の元で】
メラニン色素が多いデリケートゾーンは痛みを感じやすい部位ですが、クリームタイプの麻酔を塗って痛みの軽減ができます。レーザーの特徴として、白と黒のコントラストがはっきりしているほど脱毛効果が現れやすいので、肌が白く太い毛が生えるワキは最も脱毛効果が現れやすい部位です。毛が少なめの人で3回、通常でも6~8回の照射で脱毛が完了します。色が黒く、毛があまり太くない人はレーザーのエネルギーが分散されやすいので、回数がかかる傾向があります。

【毛穴の引き締め、ハリ感アップ、肌に透明感も】
医療レーザー脱毛は、ムダ毛を撃退できるだけでなく、嬉しい美肌効果も期待できるのです。毛がなくなることで毛穴が締まり、肌のキメが整います。薄いシミは消え、レーザーの熱反応によってコラーゲン産生が増えるため肌にハリが出ます。アトピー性皮膚炎などの炎症後色素沈着も軽減できます。ただし、気を付けたいことも...日焼けをした肌に照射するとやけどのリスクがあるので、レーザー脱毛に通っている間は日焼けを避けることが必要です。夏でも照射は可能ですが、日焼け止めを塗り、衣服で覆うなどして、紫外線対策をしましょう。 

いよいよ次回は、読者の皆さんの関心が高かったVIO脱毛についてじっくりお届けいたします
是非、ご一読ください。

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WEB『日経ウーマンオンライン』(2017年1月12日掲載)

特集「毛抜きはNG ムダ毛の自己処理法 医師のおすすめは?人には聞けないアンダーへアの整え方 肌を傷めない方法」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

日経ウーマンオンラインが行ったむだ毛処理に関する読者アンケートによると、「自己処理派」は63.6%(複数回答)いました。カミソリ、毛抜き、脱毛ワックス、除毛クリームなど、自己処理の方法は多数ありますが、間違った方法で行うと、肌にダメージをあたえてしまうことがあります。前回に引き続き、慶田院長が、むだ毛の自己処理の方法、みんなが気になるアンダーヘアの整え方についてお答えします!

【ムダ毛は抜くべきか? 剃るべきか?】
ムダ毛の処理は定期的に行うものだからこそ、肌へのダメージは最小限におさえたいですよね。間違った方法で行うと、刺激が積み重なって肌トラブルを起こすことがあります。肌へのダメージを防ぐには「カミソリで剃る」のが一番のおすすめで、肌にとって最悪なのは、「毛抜きやワックス」です。毛抜きはNG!毛抜きやブラジリアンワックスは、毛根ごと抜けるので次に生えるまでの時間が長いというメリットがありますが、神経や毛細血管が集中する毛乳頭から毛根が引きちぎられるため、出血や炎症のリスクがあります。その傷を修復するために毛穴の角質が厚くなり、毛穴が塞がれてしまうと、次に生えてくる毛が皮膚の内側で丸まる埋没毛になることもあります。炎症がひどくなると毛嚢炎も引き起こします。「ボツボツと盛り上がった毛穴」や「黒ずみ」、「行き場をなくして皮膚の下でぐるぐると丸まっている毛」は、毛抜きやワックスでむだ毛処理をしている人に見られがちな肌トラブルなのです。一方、カミソリで剃ると一緒に角質を剃ってしまいますが、注意して行えば、最も肌にダメージを与えずにムダ毛処理ができます。

【カミソリ処理 下から上はダメ!】
大切なのは「よく切れるカミソリを使うこと」。おすすめは4枚刃以上の安全カミソリです。刃の数が多いほど1ストロークでたくさんの毛が剃れるので、カミソリを肌に滑らせる回数を減らせます。カミソリの切れ味が落ちたら、新しいものに交換することも大切です。

◎ボディのムダ毛の剃り方
(1)蒸しタオルで温める
むだ毛を処理する部位を清潔にしてから、蒸しタオルなどで温めます。浴室で行う場合は湯舟で体を温めるのもOK。
(2)ムースやクリームを塗る
シェービング用のムースやクリームをたっぷり塗ります。
(3)毛の生えている向きに滑らせる
毛の生えている方向に沿って、上から下へ向かって剃ります。一気に剃るのではなく、「短い距離を剃って刃を洗う」を繰り返すのがコツ。剃り終わったら、ぬるま湯で洗い流して水気を拭き取ります。
(4) クールダウン
濡らしたタオルや、薄いタオルで包んだ保冷剤で肌を冷やします。浴室で行う場合は、冷たいシャワーを掛けてもOK。
(5) 保湿
ワセリンや刺激の少ないオイル(キャリアオイル用のホホバオイル、セサミオイル、マカデミアナッツなどがおすすめ)で肌を保護します。浸透するタイプのクリームは、カミソリ後の傷ついた肌には刺激になることがあるので避けましょう。
※顔は肌が敏感でカミソリ負けをしやすいので、顔剃り専用の電動シェーバーを使うのがおすすめです。

【アンダーヘアはカットしてから剃る】
次は、アンダーヘアいわゆるVラインの自己処理の方法です。海外の人に比べると、日本人はアンダーヘアを処理することの関心が薄いようです。見た目だけでなく衛生面でもアンダーヘアはお手入れをするのがおすすめです。アンダーヘアは毛が太くて硬いので、最初からカミソリで剃ると毛がカミソリに絡み付いて剃りにくくなり、肌を傷つけてしまうので、あらかじめ短くカットしておくのがコツです。
◎アンダーヘアの整え方
(1)ビキニラインを決める
水着や下着を着用して、剃るラインを決めます。ビキニラインギリギリだと動いたときにズレて毛がはみ出すので、少し余裕を持ってラインを決め、アイペンシルなどでマーキングをします。
(2)はさみでカット
剃る部分のアンダーヘアを、小さなはさみ(薬局で売っている衛生はさみ)で1.5cm程度にカットします。剃らずに残す毛も、2~3cmくらいにカットしておくと生理時の経血付着が少なくなり衛生的です。
(3)皮膚を引っ張りながら剃る
シェービングフォームやジェルをたっぷりつけて、皮膚を軽く引っ張りながら顔用の小さめの安全カミソリを使って少しずつ剃ります。洗い流して水分を拭き取り、冷たいタオルで冷やしたらワセリンやオイルを塗ります。浸透するタイプのクリームは、カミソリ後の傷ついた肌には刺激になることがあるので避けましょう。

Vライン、Iライン、Oラインは皮膚がデリケートなため、カミソリを使った処理を繰り返すことに不安がある人は、皮膚科でレーザー脱毛を行うのもおすすめです!

次回は、読者のみなさんの関心が高い、クリニックのレーザー脱毛についてお届けします。

是非、ご一読ください。

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雑誌『Oggiオッジ』2017年3月号(1月28日発売 掲載ページP182~185)

特集「乾燥が気になるから「洗わない」派 、毛穴が気になるから「洗う」派 。肌にいいのはどっち?朝、洗顔するかしないか、の件」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

Oggi美容班の調査によると「乾燥するから 朝は洗顔しない」というアラサー女子が急増中のようですが、本当に大丈夫なのでしょうか。毛穴か詰まったりくすんだりしない?気になる真相に、皮膚科専門医の慶田院長がお答えします!

◎「洗う」派の意見は...
・夜塗ったクリームや、分泌された皮脂が酸化していることも。すっきり洗って肌も心もクリアにして、1日をスタートします。
・以前はお湯だけでしたが、毛穴汚れが 気になり、洗顔料を使うようにしたら肌に透明感が出ました。洗い過ぎないよう短時間で洗うようにしています。
・朝洗顔、しています!夜の間にたまった皮脂を洗顔料で落とさないと化粧水が入っていかず、余計に肌が乾く気がするので。ちなみに、Tゾーンがベタつく混合肌です。
・朝、泡でしっかり洗わないと毛穴に汚れが詰まります。洗えばメークのノリもUP。
・最近洗顔料を変えたところ、肌がカサつかずしっとり洗い上がるのが気に入って、毎朝しっかり洗っています。友人には「洗わない」派もいるので、気になりますが...。

◎「洗わない」派の意見は...
・皮脂がほぼ出ない肌質。夜つけたコスメをお湯ですすぐだけにしています。
・朝、お湯だけ洗いにしたら日中のテカリや乾燥に悩まなくなり、快調です。
・洗い過ぎによる乾燥を防ぐため、また面倒くさがりな性格もあり(笑)、水ですすぐだけにしています。正しいのか、わかりませんが肌トラブルはありません。
・顔をお湯ですすぎますが、いつのころからか洗顔料を使わなくなりました。理由は、乾燥肌なので、肌に必要な油分も洗い流してしまいそうで心配だからです。
・子供の頃から、朝は洗顔料を使わずお湯ですすぐだけ。昔から乾燥もテカリもなく肌トラブルは少ない方なので、お湯洗いが効いているのかな、と思っています。

【専門家の意見を参考にしつつ、自分の肌と相談、が正解!】
洗顔料を使って洗うべきか、お湯ですすぐだけにすべきか?実は専門家の間でも、意見が割れるテーマです。毛穴から出た皮脂は、時間が経つと酸化して肌を刺激する〝変性皮脂〞に変わってしまいます。変性皮脂はお湯では落ちないので、洗顔料できちんと落とすことが大切。放っておくと、乾燥や毛穴目立ちなど、肌トラブルの原因になります。

今回の特集では結論として、「洗う」「洗わない」は、肌タイプや肌の調子に合わせて決めるのが正解となりました。

◎肌タイプCHECK !
・こんな人は「洗う」
□頬に触れると柔らかいor多少ベタつく
□Tゾーンに触れると指に皮脂がついてくる
□毛穴の汚れが気になる
□日中Tゾーンのテカリが気になる
・こんな人は「洗わない」
□頬に触れるとゴワっとして硬い
□Tゾーンに触れても指に皮脂がついてこない
□季節を問わず肌が乾燥している
□日中のテカリは気にならず、つっぱり感や粉吹きが気になる

◎肌の調子CHECK !
・こんな人は「洗う」
□生理前でニキビができそう
□寝不足で肌がベタついている
・こんな人は「洗わない」
□肌がゆらいでいて化粧水はしみる
□急な乾燥で肌が粉を吹いている

「洗う」派、肌を乾かさない洗顔料をセレクト。洗顔後すぐの保湿ケアも大切です!
Step1:汚れ落とし
◎汚れが落ちてカサつかない高機能洗顔料でさっと洗う!
変性皮脂を落とすために、泡洗顔は必要。ただし、洗い過ぎてバリア機能を壊すと乾燥肌に傾くので注意が必要です。潤いを奪わない洗顔料選び、頬がカサつく人はTゾーンだけに泡をのせましょう。

「洗わない」派、皮脂は出なくてもたまる「古い角質」を取り去るお手入れをプラス!
Step3:週末スペシャルケア
◎クレイマスクでTゾーンの毛穴詰まりをオフ!
乾燥肌でも、洗顔料を使わなと毛穴に変性皮脂が詰まります。週末に、毛穴の奥から汚れをしっかり吸着してくれるクレイマスクを取り入れるのもおすすめです。潤いのあるクレイマスクを厳選しましょう。

クリニックでのケミカルピーリングやジェネシス照射を2~4週間に1度受けていただくと、毛穴の詰まりも解消し、キメも整い、肌バリアもアップするのでお勧めです。
ケミカルピーリング
ジェネシス

是非、ご一読ください。

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雑誌『Domani/ドマーニ』2017年3月号(2月1日発売 掲載ページP159~163)

特集「アンチエイジングは保湿と血行で始まる」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

何となく、ただ保湿剤をつけるだけの肌ケアをしていませんか?『Domani』ではスキンケア効果を高めるために、からだの中からの保湿と、血行を促すことを提唱しています。
健康な肌を育むために、まずは栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。それを肌にしっかり届けるためには、血行を促すことも重要。「保湿」とは、その天然の保湿を守ることであり、外側から水分を与えるだけではありません。つまり肌のキレイの元は、からだの中にあるというと。

これらの基本を意識し、肌本来の力を引き出すお手入れにシフトすれば、潤いとハリのある美肌に近づけるはずです。肌の刺激になる酸化した古い皮脂や、メイクアップ、ほこり、ウィルスなどをリセットするために、まずは朝晩1日2回の洗顔を心がけましょう。バリア機能の要となる天然保湿因子は守りつつ、不要な汚れはその日のうちに速やかに落としましょう。洗顔時は肌に優しい「なで洗い」をしましょう。水分を拭き取る際や、スキンケアの時は肌を擦る、叩くなど刺激は出来る限り避けます。

睡眠中は、日中のダメージを受けた肌細胞の修復と再生が行われる大切な時間。汚れを落とし、肌の潤い環境を整えておくことで、修復や再生の効果が発揮されます。さらに欠かせないのが、血液を通して肌に届けられる栄養。朝のスキンケアの前には、血流アップケアとして、白湯を飲んでからだの巡りスイッチを入れるのがおすすめです。夜は入浴で体を芯から温め、血流を促しましょう。これらのお手入れは、工夫次第で夜の時間に負担なく組み込むことができます。肌の修復には睡眠時間を確保することが、何より大切。お手入れに時間をかけすぎて、質の良い睡眠が圧迫させることがないよう注意しましょう。

Domani世代の肌のアンチエイジングは、ダメージ修復のための夜の過ごし方がカギ。そろそろ肌に意識を向け、手間をかける時期かもしれません。

是非、ご一読ください。

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2017年2月 9日

WEB『日経ウーマンオンライン』(2017年2月9日掲載)

特集「VIO脱毛のQ&A 温泉で浮かない医師おすすめデザインは。自分の介護見据えてVIO脱毛を「しておく」 クリニックの選び方は?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。


読者の関心度が高いVIO脱毛!「痛いの?」「どれくらい通えばいいの?」「アソコを見せるのは恥ずかしいのだけど...」といった疑問に、慶田院長がお答えします。また、VIO脱毛のおすすめ人気デザインも参考にしてください。

脱毛に関する読者アンケートでは、VIOラインの脱毛に興味を持っている読者がたくさんいました!

【おすすめデザイン Vは間引き、IOはツルツル】

脱毛未経験者からは、「実際、ツルツルにするのは恥ずかしくないでしょうか...」という声も。確かに、日本には温泉文化があるので、完全にツルツルにするのは人目が気になる人もいますよね。そこでおすすめは、「Vラインは毛量を減らし間引く感じにして、I・Oラインはツルツル」のデザインです。また、Vラインの形状はトライアングル形と楕円形の人気が高いです。

【どのくらい通えばいいの?】

どれくらいの頻度でレーザー照射をすると、どの程度毛が減るのでしょうか?脱毛する部分は照射前にあらかじめ剃毛しておきます。照射後、1カ月ほどするとまたジョリジョリと生えてきますが、生えてくる毛が細くなるのを実感できます。1カ月半に1度のペースで5回ほど照射すると、ぐんぐんと減っていく感覚があります。肌色や毛の太さ、毛の密度にもよりますが、VIOラインを完全にツルツルにするには、8回程度の照射が必要です。ただ、3回程度でも全体の毛がやわらかくなり、毛を剃ったあとのチクチク感が軽減されるのでオススメです。毛量が多い人は、残す部分の毛もすべて一度照射して減らした後、生え具合を見ながら形を決めて整えて行く方法がおすすめです。

【読者の素朴な疑問に回答】

VIO脱毛に興味はあっても、恥ずかしさや痛みの不安で踏み出せない人も多いのでは? 読者アンケートに寄せられた疑問・不安の声について、慶田院長がお答えします。

Q.デリケートゾーンを人に見られるのが恥ずかしいです...

A.皮膚科医は見慣れているので安心してください。恥ずかしいという気持ちは分かります。ですが、私たちは皮膚科医なので、老若男女さまざまなデリケートゾーンを診察しています。一般病院の皮膚科では、1日100人近くの患者さんを診察しますが、3割がプライベートパーツの診察を含みます。ナプキンかぶれなどの診察も、実は婦人科ではなく皮膚科医の担当です。みなさんが想像する以上に、私たち皮膚科医はデリケートゾーンを診察しているので、気軽に何でも相談してください。

Q.VIOラインの脱毛をするのは、どの世代の人が多いですか?

A.30~40代の人が多いです。脱毛デビューの部位としてはワキが人気で、次に腕・脚と進める人が多く、これらは20~30代の人が多いですが、VIOラインは30~40代の人が多く、経験者にすすめられて興味を持つ人が多いようです。『生理時に快適』『自信を持って水着を着られるようになった』という声が多いですね。また将来的に、介護を受ける立場になったとき、デリケートゾーンの毛はない方が清潔を保てるので、そういった意味ではいくつになってからでもVIO脱毛はおすすめです。私自身も脱毛済ですが非常に快適に過ごしています。

Q.VIOは痛みがあると聞いたので心配です...

A.色素沈着が多くデリケートな部位なので他の部位に比べて痛みがあります。レーザーは黒い部分に反応するので色素沈着が多いデリケートゾーンは他の部位より痛みがあります。また、痛みに敏感な部位でもあります。クリニックでは照射前に塗るタイプの麻酔を行うことでかなり軽減できます。デリケートゾーンは皮膚が薄いので麻酔の浸透がいいこともあり、これまでに、痛くてギブアップした人はいません。

Q.クリニックの選び方の目安は?

A.皮膚科専門医かどうかで選ぶのもひとつの目安です。特にVIOはやけどのリスクが高いので、エステではなくクリニックで受けて頂きたいと思います。クリニックを選ぶ際は、日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医であるかどうかも一つの判断基準だと思います。さらに、レーザー専門医の資格も取得していれば安心です。

Q.肌が弱いのでVIO脱毛を行うのが心配です...

A.肌が弱い人こそ皮膚を傷めないためにレーザー脱毛を。皮膚が弱い人やアトピー性皮膚炎の人こそ、医師の管理下でレーザー脱毛がいいでしょう。自己処理によってかみそり負けをしたり、肌を傷めたりしないためにもおすすめです。

次回は、初めてのVIO脱毛にチャレンジした体験記をお届けします。

当院『レーザー脱毛』はこちらを参考にお問合せ下さい。

是非、ご一読ください。

2017年2月 6日

書籍『BEAUTY DICTIONARY ~医師が教える正しいスキンケア大全~』特集5

書籍『BEAUTY DICTIONARY ~医師が教える正しいスキンケア大全~』
(スキンケア大学より2016年10月8日発売)に慶田院長の監修記事が6特集掲載されました。前回に引き続き一部抜粋しご紹介させていただきます!!

特集⑤お悩み06 くすみ・くま「くすみのタイプとケア方法」(掲載ページP122~123)

《早めのケアでくすみは改善する!》
くすみにはいくつかの種類があり、タイプによってケア方法が変わってきます。自分のくすみのタイプを知り、肌に合ったお手入れを始めましょう。毎日の地道なケアで改善することが可能です。いくつかのタイプが混合している場合もありますので、自分のくすみの状態をよくチェックしましょう。
○メラニンくすみ
日焼けや炎症などのダメージによってメラニンが大量に作られ、排泄がスムーズにいかなかったことによるくすみの状態。
○乾燥くすみ
乾燥肌の方は洗い過ぎないことも肝心です。
○血行不良による青くすみ
血行を良くする生活習慣を心がけて下さい。
○汚れくすみ
古い角質が蓄積されたことによるくすみの状態。
○濃い産毛くすみ
産毛、ムダ毛の処理を。
○化粧品などによる油やけ
油やけと言われるくすみの状態。
○糖化による黄くすみ・茶くすみ
糖質過多の食生活を見直すことが大切。

お肌のくすみがとれ明るくなると、お顔の印象まで変わります!
是非、ご参考にご一読下さい。

次回最終回、特集⑥「ニキビの皮膚科治療・圧出治療とは?」をご紹介致します!

当院くすみ治療は、こちらをご参考にご相談ください。

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WEB『日経ウーマンオンライン』(2017年1月5日掲載)

特集「永久脱毛するとなぜ生えてこない? 毛のメカニズムは、レーザーはどこにあてるの? 毛が生える周期など基本を解説」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

真冬で肌の露出が少ないとはいえ、ニットの袖をまくったり、ボトムスから足元が少しのぞいたりなどふとしたときに気になるのがムダ毛。ボーボーに生やしっぱなしにしておくわけにもいきません。春を迎えるまであと3カ月。すっきりツルツルにしておきたいという人もいるのでは? 敵を制するにはまず敵を知るべし! ということで、今回は毛の構造や毛周期について学んでみましょう。ムダ毛はどうして次々と生えてくるのでしょうか。気になるあれこれに慶田院長がお答えします!

真冬でも、ふとしたときに気になるのがムダ毛です!!
【毛の構造、知っていますか?】
体毛には皮膚を保護したり、体温を保ったり、フェロモンを分泌するなど、部位ごとにそれぞれ役割があります。原始時代の人は動物のようにもっとフサフサと体毛が生えていましたが、洋服を着て、冷暖房の整った環境に暮らすようになった現代人の体毛は退化しました。昔に比べれば退化したとはいえ、気になるものです。腕や脚、ワキの下、ヒゲなどは、現代の働き女子にとってはなくても困ることはなく、むしろ見た目的にはなくしてしまいたいものですよね。毛は実はこんな構造になっています。
◎知っておきたい毛の構造
毛包=毛を作る器官です。皮膚の表面から見える部分は一般的に毛穴と呼ばれています。むだ毛を処理してもすぐに生えてくるのは、皮膚組織の一番深い部分に、毛を作る器官「毛母」があるためです。以前は毛母だけが毛の成長に関与していると考えられていましたが、毛母よりも表皮に近いところに"バルジ領域"という部分があることが2000年に発見され、ここが発毛の司令塔になっていることが分かりました。

【新しく発見された「バルジ領域」とは?】
バルジ領域と呼ばれる部分には、毛の元になる赤ちゃんの細胞「毛包幹細胞」とメラニンの元になる「色素幹細胞」が眠っています。この2つの幹細胞が毛根の下の方へ移動しながら分化して毛母細胞やメラノサイトとなり、毛とメラニンを作り出します。毛母細胞に必要な栄養素を送るのが「毛乳頭」です。この毛乳頭を熱で破壊して生えないようにするのが、クリニックで行う医療レーザー脱毛です。バルジ領域がストレスなどを受けると、毛包幹細胞と色素幹細胞が眠るバルジ領域のニッチと呼ばれるゆりかごの機能が悪くなり、どんどん分化してしまいます。すると玉切れ状態になって薄毛や白髪になります。クリニックの永久脱毛では、毛そのもの、毛母、バルジ領域と広範囲にレーザーを当てることで、不要な体毛が生えてこないようにします。

【毛には3つの毛周期がある】
毛が生まれて成長し、抜け落ちるまでのサイクルを「毛周期」と呼びます。大きく分けて3つの段階を一定の周期で繰り返しています。
◎成長期→退行期→休止期
・成長期(毛包の下端は毛乳頭とくっついている)
・退行期(毛乳頭から離れる)
・休止期(毛包の下端がバルジ領域の近くの浅い部分まで上昇し、やがて抜け落ちる)
常に成長期・退行期・休止期の毛が混在している状態です。毛周期は一斉スタートではなく、1本1本異なります。成長期・退行期・休止期の毛が混在している状態なのです。また、毛周期のサイクルには個人差があり、今生えている毛が成長期の毛なのか、退行期の毛なのかは見た目では見分けられません。

【7割の毛が皮膚の下でスタンバイ】
頭髪の90%は成長期の毛ですが、体毛は成長期の毛が30%だけです。ほとんどの毛が控え選手として皮膚の下で眠っている休止期の状態になります。私たちを悩ませるむだ毛、今生えている毛とは別に、その2.5倍近くの量の毛が肌の下でスタンバイしていたのです!

次回は、肌を傷つけない、正しい自己処理の方法をお届けします。

是非、ご一読ください。

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雑誌『mini』2017年3月号(1月28日発売 掲載ページP84~87)

特集「美人と普通の差は、肌に透明感があるかどうかで決まる!!何が何でも透明肌を手に入れる!!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
必ずしも色白なら美肌とは限りません。メイクをしなくても光を放つような、色ムラのない透明肌こそが美しい肌といえます。そんなお肌を手に入れれば、美人オーラアップ間違いなしです。
慶田院長が皮膚科専医として、〝最強の美白"に近づくための基礎知識やお手入れのHOW TOWを解説しています。

Q.1そもそも透明肌って何?
A.キメ・潤い・色ムラのなさの3つが整って光を反射すること
肌の表面は、三角形やひし形に区切りられた網目状。肌細胞の生まれ変わりが正常で、網目模様が細かくキレイな状態だと、ムラなくふんわりと光を反射します。それに加え色ムラもなく、潤いがあって角層の状態が美しいと光を通す透明肌になります。

Q.肌がくすむのはなぜ?
A.その代表的な理由は、「肌の糖化」「血行不良」「水分不足」「角質肥厚」「紫外線」の5つ
<肌の糖化による"黄ぐすみ">
乱れた食生活(炭水化物・清涼飲料水・お菓子など頻繁な間食)により血糖値の急上昇が繰り返されると、余分な糖とたんぱく質が結合し、AGEsという老化物質ができます。これがコラーゲンの色を変色させと肌全体を黄土色にくすませてしまいます。
<血行不良による"青ぐすみ">
健康な肌は、血液の赤みが透けて見えるのが通常。しかし、乱れた生活習慣や冷えなどから血行不良になると、ターンオーバーが遅れて角質肥厚を生じ、肌の赤みが失われ、青ぐすみが目立つように...という悪循環が起こります。
<水分不足による"乾燥ぐすみ">
エアコンや冬の乾気など乾燥した環境や、スキンケア不足、洗浄力の強いクレンジング剤の使用などから起こる肌の乾燥により、肌のバリア機能は低下します。それを補おうと角質が厚くなることでくすみが起きます。
<角質肥厚による"汚れぐすみ">
化粧品の刺激やこするなどの物理的刺激への防御反応として作られた過剰な角質や、生活習慣の乱れなどによるターンオーバーの停滞によって、古い角質が肌表面に残って角質層が厚くなると、くすんで見えてしまいます。
<紫外線による"メラニンぐすみ">
紫外線などの酸化ストレスから表皮細胞のDNAを守るために作られるメラニンは、過剰に増えるとくすみやシミに。冬もUVAは比較的活発に注いでいるので、油断は禁物です。メラニンは物理刺激でも増殖するので、優しいスキンケアを心がけましょう。

【肌の乾燥と保湿の話】
☆保湿にまつわる噂の真相
Q.若いうちは乳液を使わなくて良い?
A.×
化粧水で保水した肌から水分を蒸発させないため、油分でフタ(=乳液)をしてあげることは必要。日中もエアコンや冬の空気の乾燥による影響を受けるので、朝のスキンケアでもしっかりと保護しましょう。

Q.しっとり化粧水なら1本でOK?
A.×
化粧水は水分を補いつつ、保水性のあるモイスチャライザーを含む乳液やクリームの浸透を高めるためのものなので、1本では保湿不足。

Q.スキンケアはラインで使った方が効果的?
A.○
肌悩みに合わせて別の商品を組み合わせるのももちろんアリなのですが、相乗効果を想定して作られているラインで使ったほうが商品の効果を最大限にUP出来るのでオススメです。

Q.皮脂はなくしたほうがいい?
A.×
テカリなどの悪いイメージが強いが、実際は保護、保湿、殺菌などの作用があり、肌にとって重要なもの。減少や過剰分泌がトラブルの原因なので、皮脂を正常に保つことが美肌のカギとなります。

Q.オールインワンは化粧水と合わせて使っても良い?
A.○
保水から保湿、その他のスキンケア機能をひとつで済ませられるが、オールインワンのいいところですが、化粧水を使うことで効果が相殺されることはないので、合わせて使うことでさらなる保湿効果が期待できるでしょう。

Q.化粧水はバシャバシャが正解?
A.△
量をたっぷり使うという意味では間違いありません。ただ一度にたくさんつけるというのは間違いで、少量ずつ繰り返しつけてしっかりと浸透させるのがベストです。

Q.シートマスクは長い時間するほどよい?
A.×
付けている間に水分が蒸発して、肌の水分も一緒に失われてしまうので製品の推奨する時間を守りるようにしましょう。はがした後にクリームをなじませて。

Q.天然由来=肌に優しい
A.×
添加物を含まないという点では安心ですが、天然の成分が肌に刺激がないということはないので、敏感肌の人は肌に合うかどうかを、しっかり試して見定めることが大切。

Q.スキンケアは重ねることで効果UP
A..○
オールインワン同様、美容液と乳液やクリームを重ねて使うことで保湿効果はUP。UV対策も重ねることでよりしっかり紫外線をガードできる。

【美白有効成分の効果と特徴】
美白へのアプローチのためにアイテムに入っている成分を知りましょう。叶えたい効果から、逆引きでアイテムをチェックして、チョイスの参考に。

①シミを予防・抑制する
メラニンが出来る過程(チロシナーゼや情報伝達)に働きかけるもの
②黒色メラニンの淡色化
すでに出来てしまった黒色メラニンを還元し、色素沈着を防ぐもの
③ターンオーバーの促進
代謝促進などでメラニンを含む角質を排出し、日焼けやシミを改善するもの

ビタミンC誘導体
①+②
体内でビタミンCに変化する進化型ビタミンC。メラニンの生成を阻害し、できてしまったシミにも有効。抗酸化、代謝、色素沈着防止、皮脂コントロール、美肌作用などマルチタイプ。

トラネキサム酸
肝斑の治療
止血剤にも使われる人工アミノ酸を技術改良したもの。メラノサイトを活性化させる酵素の働きを阻害し、シミを抑制する。抗炎症効果により"肝斑"にも有効。

アルブチン

コケモモや梨などの植物に含まれる天然由来の成分。メラニンを生成する酵素に働きかけてシミの生成を阻害する。また、低刺激で安定性が高く、多くの美白化粧品に用いられている。

プラセンタエキス

哺乳類の胎盤に含まれる。チロシナーゼの働きを阻害。皮膚の細胞分裂を促進し、ターンオーバーを促すことによりメラニン角質を排出する作用もある。

4MSK
①+③
チロシナーゼの活性を抑えてメラニンを抑制、ターンオーバーの改善でシミになりやすい(慢性角化エラー)角質を排出する手助けをするW効果タイプ。

カモミラET
①+②
カモミール抽出成分で、メラニンの生成の指令を出すエンドセリンという物質に作用。シミを防ぎ、出来てしまったシミを薄くするW効果タイプ。

ハイドロキノン

皮膚科や、アメリカなどの医療機関で主流の美白成分。メラニンの生成を抑え、メラニンを作る過程もブロックすることでシミを予防する。

ルシノール

シベリアモミに含まれる成分から開発された美白成分。チロシナーゼに作用してメラニンの生成を抑える。肝斑にも効果があるといわれている。

リノール酸
① +肝斑の治療
ベニバナ油由来の美白成分。チロシナーゼの量を減らして分解を促進、メラニンの生成を抑える。肝斑にも効果があるとされている。

t-AMCHA(ティーアムチャ)

大豆や卵黄から抽出。メラニンの生成を指示する物質と活性化する酵素を阻害、新たなシミの発生を防ぐ効果が期待できる。

コウジ酸

お酒の原料となるコウジ菌が発酵する過程で生まれた美白成分で、チロシナーゼの活性を抑え、メラニンの生成を抑制。

本誌では、対策別の美白アイテムやスキンケア方法なども掲載しています。
是非、ご一読ください。

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2017年2月 2日

WEB『日経ウーマンオンライン』(2017年2月2日掲載)

特集「カミソリ負け&放置しがちなVIO 医療脱毛メリット4つ、蒸れやニオイ、ナプキンかぶれの対策にもなるVIO脱毛」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

脱毛に関する読者アンケートでは、デリケートゾーン、いわゆるVIOラインの脱毛に興味を持っている読者がとても多いことが分かりました。「Vライン」は恥骨の上の三角形のゾーン、「Iライン」は性器周り、「Oライン」は肛門周りのヘアを指します。興味を持ってはいても、なかなか人に聞けないVIOライン脱毛について、慶田院長がお答えいたします。


【毛がないと生理の時にも清潔。ニオイも軽減される】

水着の季節が近づくと悩まされるのがデリケートゾーンのムダ毛!ビキニラインからはみ出さないようにカットしたりカミソリで剃ったりすると、伸びてきたときのチクチク感やジョリジョリ感が気になることがあります。水着の季節以外はアンダーヘアを放置したまま、という人も多いのではないでしょうか? 自己処理をするにしても、皮膚がデリケートな部分なので、カミソリ負けをしたり、毛抜きやブラジリアンワックスで処理をすると皮膚トラブルが起きてしまうこともあります。

皮膚をキレイに保つためにも、デリケートゾーンこそクリニックでの医療レーザー脱毛がおすすめです。VIO脱毛のメリットは4つ!

【VIO脱毛のメリット その1】

◎衛生的、ニオイも軽減

毛がなくなると月経血やおりもの、尿、便等の付着が減るので衛生的。また、医療レーザーを照射すると、毛包(毛を作る器官)に付属しているアポクリン汗腺の機能も低下するので、イヤなニオイも軽減されます。

【VIO脱毛のメリット その2】

◎ナプキンかぶれが軽減される

月経時にナプキンでかぶれたり、痒くなるのは蒸れが原因。特に働く女性はストッキングを着用することも多く、ショーツの中が蒸れやすくなります。脱毛すると、かなり蒸れにくくなります。

【VIO脱毛のメリット その3】

◎クリニックなら麻酔ができる

メラニン色素が濃い部分なので痛みが強く、やけどのリスクも高いので医師の管理下が安心です。VIOラインの照射を行っているエステもありますが、麻酔はできないので痛みがあると思います。クリニックでは塗るタイプの麻酔で痛みを軽減し、医師が様子を見ながら出力を調整するので、痛みが我慢できないという人はいらっしゃいません。

【VIO脱毛のメリット その4】

◎性交痛の対策になる

毛の巻き込みによる、性交痛の対策にもなります。

実際、VIO脱毛をしにクリニックを訪れる人は30~40代の人が多くいらっしゃいます。

次回は、読者から寄せられたVIO脱毛へのギモンや不安をQ&Aにまとめて、お答えします。


是非、ご一読ください。

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2017年1月30日

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)の効果と特徴

・シワの改善【 ゴルゴ線(インディアンライン)・ほうれい線・マリオネットライン(よだれジワ)】など
・リフトアップ【アイブロウリフト・アイリフト】
・目の下のたるみ改善
・頬位置の挙上
・輪郭の改善
・左右非対称の改善

シワそのものに、ヒアルロン酸を浅く注入しても、満足する結果が得られるとは限りません。なぜ、ほうれい線やゴルゴ線が出現しているのか、「顔面の老化」に関する理解と、正確な見立てが必要です。注入治療に必要なのは、医師の美的感覚と立体視する能力です。

True Liftで目指す理想的な輪郭Heart-shaped face(ハート型の顔)とは

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美しさは他者と比較するものではなく、その方の骨格と顔立ちによって微妙なバランス感覚が求められます。アジア人に理想的な輪郭とされる『Heart-shaped faceハート型の顔』は、「位置が高くボリュームのある頬、高くすっきりした鼻、引き締まった小さめの顎、すっきりしたフェイスライン」が特徴です。ところが、老化に伴って、骨や脂肪組織の萎縮、靭帯や筋膜の劣化、皮膚のたるみにより、顔の各パーツの下垂が始まります。ほうれい線外側と口角下方の脂肪は増え、ボリュームが下側に移動した「逆ハート型の顔」に大きく変化します。

銀座ケイスキンクリニックのヒアルロン酸注入『美人顔デザイン注入』

TrueLift1.jpg浅いシワなどの枝葉末節ではなく、全体的なシルエット(輪郭)を整え、骨格を考慮した左右対称性に着目しています。視診と触診で、患者様の加齢レベルを正確に評価します。今後生じる加齢現象を予防しつつ、確実に若返らせ、より魅力を高めるため、衰えた靱帯を補強し、下垂部分を押し上げる『True Lift Methodトゥルーリフト注入法』からスタートします。併せて、ボリューム減少部位の適正な補正をすることで、理想的な輪郭とされる『Heart-shaped faceハート型の顔』、世界的な美人顔『逆卵型の顏』に近づくことができます。

予算が限られた中で、どの部位の治療が優先されるべきか・・・このような点もご相談ください。また一度で、完全修正を目指さず、定期的なリタッチをすることで、ハイレベルな美しさをもたらします。注入したヒアルロン酸製剤がご自身のお肌に充分馴染んだところで、適切な部位に追加注入すると、浅い笑いジワですら本数を減らし、浅くすることも出来ます。

ヒアルロン酸注入は、魅力を高め、加齢症状を改善し、老化の進行を穏やかにする素晴らしい施術です。ただし、注入技術と経験に加え、美的感覚・センス・美術を理解する力が欠かせません。施術に当たっては、集中力を高め、繊細な注入テクニックを駆使して労を惜しまず微調整を行い、患者様のご希望に合わせて、理想のお顔に近づける努力を重ねています。


トゥルーリフト注入法(True Lift Method)とは

jinzati001.png顔にはコラーゲン線維が太くより合わさった顔面靭帯(じんたい)があり、強固な支持組織として、顔の形状を保っています。顔面靭帯には骨から皮膚に伸びる『真性靭帯(True Ligament)』と筋膜から皮膚に伸びる『偽性靭帯(False Ligament)』があります。真性靭帯は、皮膚と脂肪組織を骨につなぎとめる杭(くい)のような役割を果たすため、特に重要です。

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TrueLift2.png
顔面靭帯は加齢に伴って、弾性が失われて垂れ下がり、脂肪の塊が下方に移動し、顔全体の下垂を引き起こします。トゥルーリフト注入法は、ガルデルマ社のヒアルロン酸『レスチレン® リフトTMリド』を、真性靭帯の根元に少量注入することで、靭帯を補強し顔全体をリフトアップさせるテクニックです。

この注入法は、解剖学の知識と、注入経験、骨格を見極める力が欠かせません。慶田院長は、ガルデルマ社のボードメンバー4人の1人として、レスチレンリフトリドの国内承認以前から医師指導マニュアルの作成に関わってきました。承認後は、安全で効果的な注入治療の啓発のため、医師の指導マニュアルの改善と技術指導に尽力しています。

トゥルーリフト(True Lift Method)の注入ポイント


TrueLift3.png真性靭帯を挙上させるTrue Liftポイントにヒアルロン酸を注入します。ガルデルマ社はTrue Lift法(トゥルーリフト法)という注入テクニックをガイドラインとして作成しています。ただし、これは主にカルテの記録や医師間の情報共有のためのツールであり、あくまでも共通言語に過ぎません。当クリニックでは、一様にガイドラインの注入ポイントに注入するのではなく、骨格・加齢の進行度合い・左右のバランス・お好み・ご希望に応じて、患者様それぞれに最適な製剤を選び、注入ポイント・注入量・注入深度を検討し調整する『オーダーメイド注入治療』を行っています。

TL1       眼窩靭帯 Orbital Ligament    0.1~0.15ml
TL2-1・TL2-2  頬部靭帯 Zygomatic Ligament  0.2mlずつ
TL3      上顎靭帯 Maxillary Ligament   0.3~0.4ml
TL4      下顎靭帯 Mandibular Ligament  0.1ml


TrueLift5.pngやせ型のお顔立ちでは『True Lift トゥルーリフト』でのリフトアップにプラスして、ボリュームが減少している軟部組織への注入も必要です。額、こめかみ、頬中央、頬骨の下(頬外側)、口角下~顎にヒアルロン酸を注入し、輪郭を整えていくことで、若々しく上向きで魅力的な『Heart-shaped faceハート型の顔』、世界的な美人顔『逆卵型の顏』に近づくことができます。

リフトアップさせても、シワが深く目立つ場合のみ、最後に 少量のヒアルロン酸で直接シワを埋めていきます。ほうれい線やマリオネットライン、目の下のシワを浅くし、眉を引き上げると自然な若返り効果が得られます。


ガルデルマ社 ヒアルロン酸注入トレーナー医師


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当院の慶田院長は、厚生労働省認可のヒアルロン酸製剤『レスチレン』を販売する製薬会社ガルデルマ社の認定するトレーナー医師です。日本国内の美容医療分野でエキスパートとして活躍し、ガルデルマ製品に関する深い知識と高度な注入スキルを持っている医師がガルデルマファカルティメンバーであり、GAIN※(ガルデルマ社が世界規模で提供する医師向け美容医療教育システム)をはじめとする医師向け研修を提供しています。注入治療に関わる医師への技術指導や安全教育、トレーニングマニュアルの作成や指標づくりなどに関わることで、日本国内でヒアルロン酸注入に関わる医師の技術向上と、不幸な事故ゼロを目指しています。さらに2022年から、慶田院長はGalderma JPAC Faculty Member※(ガルデルマJPACファカルティメンバー)にも選出され、海外のドクターとの情報交換や会議を通じて国内のみならず、アジアパシフィック地域における美容医療界の発展にも貢献しています。

※GAIN (Galderma Aesthetic Injector Network:ゲイン)
ガルデルマ・エステティック・インジェクション・ネットワークは、ガルデルマ社のレスチレン注入剤などに関するトレーニングを提供する医師向けの美容医療教育システムで、美容医療界のリーダーである全世界のファカルティメンバーが支えている。患者様のニーズに基づいた治療を提供するため、正しい製品知識や臨床科学に基づいた教育研修の徹底により、医師の技術や施術結果の向上を図り、安全性の追求を通じて患者様の満足度をあげることを目標にしている。

※Galderma JPAC Faculty Member
ガルデルマJPACファカルティメンバーとは、各国のファカルティメンバーからガルデルマ社が2~3人を選出した医師陣で、国内にとどまらず、アジアパシフィック地域における美容医療界の発展に貢献している。


顔面解剖学マスタークラス履修

img016_000001.jpg私たちは定期的に受講と実習を繰り返し、患者様の安全のために身を引き締めて診療にあたっております。

【慶田院長】
・2015年4月25~26日に韓国で開催された、ヒアルロン酸フィラー注入経験豊富な医師のための『顔面解剖学マスタークラス』で、講義と実習を受けました。日本国内では法律上叶わない、冷凍保存のご遺体での実習はその後の注入治療の糧となっています。

・2016年10月15日に日本で開催された『GALAA』にて、顔面解剖学をスライド講義と3D動画で深く学びました。

・2017年10月22日に日本で開催された『アラガン社のセミナー』で、解剖とヒアルロン酸注入の実技を学びました。

・2018年3月24~25日にタイで開催された『顔面解剖学マスタークラス』で、講義と実習を受けました。注入治療を熟知した解剖学の教授が、顔面の美容医療に関わる医師向けに作成した動画やスライドは何度見ても勉強になります。

・2019年~Sim HOLLYという3D解剖トレーニングソフトにて定期的に解剖学を復習しつつ、院内の医師に技術指導を行っています。

【服部医師】
・2017年10月22日に日本で開催された『アラガン社のセミナー』で、解剖とヒアルロン酸注入の実技を学びました。

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)に使用する製剤

ヒアルロン酸製剤には、様々なブランドや種類が存在します。現在、当院では品質と安全性の高さを最優先し、有架橋のヒアルロン酸フィラー製剤はGALDERMA社(ガルデルマ社)とMERZ社(メルツ社)を、浅いシワに用いる非架橋のヒアルロン酸製剤はTEOXAN(テオキサン社)の製剤を取り扱っています。多彩なラインナップから、シワ、たるみ、凹みの状態、肌年齢、注入部位に最適な製剤を担当医が選んで治療を行っています。

ガルデルマ社の『レスチレン® リフト™ リド』
●日本の厚生労働省の承認を取得(2015年6月) TrueLift_res4.png スウェーデンに本社をおくガルデルマ社が販売している『レスチレン®シリーズ』は、ヒアルロン酸製剤の中で最も歴史が長く、研究や論文などの数とエビデンスが豊かな製剤です。1996年に安全性の高いヒアルロン酸としてヨーロッパで世界初のCEマークを取得し、2003年にはアメリカのFDA承認を取得しています。1996年の発売以来、世界100ヵ国以上で5,000万回以上にも及ぶ治療実績があります(2022年現在)。日本では2015年6月に、『レスチレン® リド』と『レスチレン® リフトTMリド』が厚生労働省の承認を取得しました。

『True Liftトゥルーリフト』には、ゲルの粒子サイズが大きく、しっかりとしたリフティング効果を発揮する『レスチレン® リフトTMリド』を使用します。深いゴルゴ線やこめかみの凹み、萎んだ顎なども、シャープにしっかりと持ち上げる特徴があります。製剤の持続期間は1年半、臨床効果は2年近く長く続きます。日本承認取得前から、慶田院長はガルデルマ社のボードメンバー4人の1人として、レスチレン製剤の技術提供を広めるサポートを行っています。承認取得後はヒアルロン酸注入トレーナーとして、医師への技術指導やマニュアル作りに参画しています。

※レスチレンリフトリドは安全性試験を実施し、日本の厚生労働省(承認番号22700BZX00178000)の承認を受けております。


ヒアルロン酸フィラーによる安全なリフトアップ

shutterstock_87124858 (1).jpgのサムネール画像『レスチレン リフトリド』の注入には、27Gナノニードルと25G 40mmのロングカニューラ針(鈍針)を使用します。上顎靱帯(ほうれい線基部)を除く真性靭帯の基部には、鋭針で深部に注入することで、正確な注入となり、骨格からリフトアップしたような仕上がりにすることが可能です。骨直上の血管の無いエリアは鋭針で安全に刺入できるポイントです。顔面動脈が走行する危険部位を狙う場合は、25Gのカニューラで注入します。口周り、鼻周りなど顔面動脈や眼動脈に連続する血管が走行するエリアにも血管塞栓のリスクを最小限に安全な注入が可能になっています。

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)の痛み

表面麻酔のクリームを使用し、十分に冷却した上で、細い鋭針や先端の丸いロングソフトカニューラ針でゆっくりと注入することで、痛みを軽減させています。痛みの感覚は個人差が大きく、緊張すると強く感じやすいという特徴もあります。2回目以降は楽に感じられる方が多いようです。痛みを感じるのは、治療中の5~10分程度だけですので、ほとんど全ての方がご辛抱頂ける程度です。注入後は麻酔と注入の刺激で腫れぼったい感じがしますが、数時間後には気にならなくなります。注入後数日は、ヒアルロン酸製剤の周囲組織への圧迫やロングソフトカニューラ針で若返り目的に傷つけた組織に軽い痛みが残ることがありますが、徐々に消えていきます。

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)のリスクとダウンタイム

<痛み>注入時のみ少し<腫れ> 少し(個人差あり)<内出血> ほとんど無し

shutterstock_1019073862.jpg外用麻酔を塗ると15分ほどで表面の感覚がほとんどなくなります。刺入部位を冷却後、鋭針(先端のとがった針)をゆっくりと刺入します。Stat Vein(スタットヴェイン)で表在血管を可視化し、出来る限り血管を避けて針を刺すポイントを選択しています。ポイントごとに十分な圧迫止血を心掛けています。このような取り組みで、注入による内出血のリスクは少なく、出たとしても軽く済むようになりました。また、ヒアルロン酸は高保水成分のため、注入後1カ月程度水分を吸収して軽く浮腫みます。そのため、初回の注入量はやや少なめとし、水分が再吸収され馴染んでくる1~2か月後にタッチアップすると周囲に気づかれることも無く、効果の持続期間が延長します。

メイクは針孔を避けて頂ければ、直後から可能です。また洗顔、軽い入浴、食事、接触も当日から制限はありません。飲酒、サウナ、長風呂、激しい運動は内出血のリスクを高めるので、当日のみお避け下さい。

顔へのヒアルロン酸注入は、デザイン力と繊細な注入が重要です。血管の走行など解剖学的知識が少ないと、頻度は少ないものの、塞栓や壊死の報告があります。銀座ケイスキンクリニックでは、定期的に勉強会を開催し、常にリスクを避けるべく、最善の治療を心掛けています。通常ヒアルロン酸注入後は、医師がしっかりマッサージをしてなじませますが、True Liftではあえて揉まず、軽く上方に押し上げる程度とします。効果の減弱を避けるため、特に医師の指示がない限り定着するまでの約1か月程度、マッサージや圧迫は控えてください。


ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)の持続と頻度について

当院のヒアルロン酸注入は効果持続期間が長く、平均注入量は1.2ml程度と少ないのが特徴です。ヒアルロン酸注入の効果は注入直後から鏡でご確認いただくことが出来ます。1回ごとの注入量の目安は、20代半ばで1本、30代前半で2本、30代後半~50代前半で3本、50代後半や痩せ型の方で最大4本です。また、初診の方には1~3本を目安とし、1か月以上の間隔を空け2~3回に分けて、顔全体のバランスを整えています。半年~1年かけて顔全体が仕上がると、その後に必要な本数は大幅に減ります。年齢にもよりますが、頻度は1~3年毎、初回の1/3~1/5量で十分にメンテナンス出来るようになります。5年程度、少量のタッチアップを経ると注入の頻度と量は非常に少なくなります。

注入したヒアルロン酸製剤は徐々に代謝・分解されます(製剤により1年~1年半)が、周囲に自己のコラーゲン線維が新生し密度が高まる『コラーゲン貯金効果』があるので、予想以上に長持ちするのです。銀座ケイスキンクリニックでは、カニューレ針を用いて、皮膚の内側から複数の傷を付けるように広範囲に注入します。そのため、ヒアルロン酸のコラーゲンブースター効果と創傷治癒によるコラーゲン増生作用が相乗効果をもたらし、『コラーゲン貯金効果』が最大限になります。患者様から頂く、「他院での施術より長持ちする」というご評価は、このようなテクニックによる裏付けがあるのです。

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)の禁忌事項について

ヒアルロン酸自体は体内にも存在する成分なので、アレルギーの心配はありません。また、注入された純粋なヒアルロン酸は水に分解されて100%体内で吸収されます。真性ケロイドの方など、異物反応を生じやすい体質の方はヒアルロン酸が馴染まず、シコリのようになる人がいます。ヒアルロン酸は体内にある成分なので副作用が起きることはまれですが、約数千人に1人の割合で架橋剤などの添加成分にアレルギーを起こす人もいるので過去にトラブルのご経験がある場合などは事前にご相談下さい。

●下記に該当される方は、この治療を受けられないことがあるのでご相談ください。
・過去にヒアルロン酸注入治療で異常反応があった方
・妊娠中の女性
・真性ケロイドの方、異物反応を生じやすい体質の方
・コントロール不良の糖尿病、急性感染症、膠原病、精神疾患
・注入希望部位に未治療の感染症や皮膚疾患がある方

*安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。
*麻酔薬や内服薬に対してアレルギーのある方、喘息の既往がある方は事前にお申し出下さい。但し、今までにそのような経験がなくても、麻酔薬に対するアナフィラキシーショック(呼吸が苦しくなる、血圧が下がるなど)を生じることは極めてまれに起こりえます。その場合は、速やかに適切な処置を致します。
*麻酔薬にアレルギーがある方には麻酔薬を含まない製剤を取り寄せて注入いたします。製剤のラインナップが少ないため、適応等は診察してからお診立てします。

テレビ東京『なないろ日和!』 2017年1月16日OA内容

特集「"あなたの乾燥肌対策は大丈夫?"お悩み解決!」

薬丸裕英さん、香坂みゆきさんが司会の情報番組に慶田院長がVTR出演しました。

冬は乾燥に悩まされる季節です。特に暖房が効いた部屋は空気が乾いています。すぐにできる解消方法は部屋の加湿や、肌の保湿ですね。みなさんの乾燥対策はいかがでしょうか?もしかしたら、間違った乾燥対策をされているかも知れません。

そもそも、なぜ冬はこんなに乾燥するのでしょうか?それには日本の西高東低の地形が関係しています。冬型の大気は、日本海側から太平洋側に流れます。水蒸気を含んだ北西の風が雨雲となって日本海側で雪を降らし、乾いた空気が太平洋側に流れてくるため。

乾燥すると、肌の角層のキメの状態が悪化し、ガサガサとした見た目になります。症状として粉をふいてカサカサしたり、痒みやツッパリ感がでてきます。

大気が乾燥すると、もともと肌が抱えていた水分が蒸発しやすい状態になります。角層の水分量が低下すると、肌のバリア機能も低下します。そこで、室内では加湿器などを使用して湿度を60~65%にキープし、乾燥を予防する環境を整えることが必要です。

ただ、加湿の仕方も大切です。温度が低いと、空気が抱えられる水分量が減ってしまします。肌温度のキープのためにも、ある程度室温はあげましょう。


では、普段の肌のお手入れはどうしたら良いのでしょうか?

お肌のケアの基本は「睡眠」、「食事」、「保湿」の3つ。優しく洗浄した後は、十分な保湿を心がけましょう。そして、インナーケアも大切です。健康な肌を育むために栄養バランスの取れた食事、質のよい睡眠をとりましょう。

乾燥を防ぐためにお風呂の入り方にも注意しましょう。熱すぎるお風呂に長時間入ると、角質細胞間脂質から脂質が溶け出してしまします。角質細胞間脂質は、角質の細胞同士を結びつけている脂質のことで、水を抱えつつ細胞同士をぴったりとくっつけ、水を漏らさない緻密なバリアとなって肌を守ります。逆にこのバリア機能が弱まると乾燥肌になったり、外部刺激を受けやすい肌状態に。皮膚のためには41℃位までのお湯が理想です。

ぜひ、ご参考になさってください。

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日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年1月12日OA内容


日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年1月12日OA内容をご紹介します。
「女の手作りクッキング!このごはん誰が作ったの?新婚夫婦 愛の食卓SP」

大人気の「誰ごはんコーナー」は、今回で第10弾となりました。平愛梨さんのご婚約をお祝いしての(!?)新婚さんスペシャルです。

2017年も医学博士の慶田院長が、美容と健康に良いお食事の解説をいたします。

押切もえさん

メニュー1:砂肝ときのこの炒め物。

低脂肪高たんぱくな砂肝と、食物繊維が豊富で低カロリーなきのこの組み合わせは、スリム多型維持にピッタリです。

メニュー2:ブロッコリーのホットサラダ。

ブロッコリーはβカロテンやビタミンCが豊富で抗酸化作用が高く、美肌効果が期待できる野菜です。また、野菜を温めて食べることは、体を冷やさず、冬場の冷え対策にも最適。

美肌にも冷え対策にも気を配ったモデルさんらしいメニューです。スポーツ選手の旦那様にも喜ばれること間違いなし!ですね。


MAXのNANAさん

メニュー1:サーモンのカルパッチョ

見た目にも鮮やかなサーモンの色の正体は、アスタキサンチン。アスタキサンチンはとても抗酸化作用が高く、美肌効果の高い成分です。

付け合わせの玉ねぎの辛み成分硫化アリルは、消化液の分泌を高める作用があります。この成分は過熱によって壊れてしまうので、NANAさんのように生でいただくのがおすすめです。

ピンクペッパーやケッパーが美しく添えられ、見て良し、食べて良しのメニューですね。


やしろ優さん

メニュー1:大根を使ったダイエットカレー

カレーは豚バラ肉、玉ねぎ、ナス、じゃがいも、レンコンを使った一般的なものですが、ごはんのかわりに大根を使う点がオリジナル。みじん切りにした大根をレンジで2分ほど加熱して、カレーに添えます。大根を使うことでカロリーは、白米の1/9程に抑えられます。

大根はカリウムが豊富で、むくみを予防する効果が高い食材です。低カロリーで健康的なのは間違いありませんが、スタジオで試食した様子だと、お味は...ごはんのようにはいかないようですね。

新婚さんSPは、ご自身の美容・健康と、ご主人への思いやりがつまったメニューですね。ぜひ、ご参考になさってください。

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2017年1月28日

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)と他の施術比較

レディエッセ・エランセ・溶けないフィラー注入との比較
レディエッセは、ハイドロキシアパタイトを主成分とした注入剤の一種で、鼻筋を通す、顎を形成する、額を高く形作るのに用いられます。注入してから1~2年程度で吸収されて持続期間が長い点、鼻筋など細く作りやすい点、比較的仕入れ原価が安い注入剤である点が好まれ、多くのクリニックで使用されています。銀座ケイスキンクリニックでは、レディエッセを使用しておりません。理由は一定の頻度で石灰化が生じる事、白く透ける場合がある事、修正が効かない事です。この中で最大のデメリットは、溶解酵素が存在しないことです。レディエッセに限らず、鼻や顎やシワにフィラーを注入した後、元に戻したいとご希望される方が稀にいらっしゃいます。

ヒアルロン酸の場合、ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸分解酵素を注射すれば、数時間でほとんどのヒアルロン酸を溶かして元に戻すことができますが、レディエッセの場合は溶解剤が存在しません。万が一、血管内に注入されて塞栓を生じたり、細い動脈を圧排して血流障害が生じたりした際もヒアルロン酸フィラーなら24時間以内の適切な処置で壊死を免れることができます。これは何よりも重要なことです。さらに、レディエッセはヒアルロン酸に比べ、硬く白色の物質であるため、目の下や法令線などの柔らかい部位に注入すると、硬いしこりになって凸凹したり、白く透けたりしてしまうことがあります。このような場合、吸収されるまで1~2年の間、待っていただくしかありません。

また、注入したフィラーの周囲にバイオフィルムが形成され感染症が遷延した場合、ヒアルロン酸製剤であれば溶解することで、抗生剤の反応が良く早く治りますが、レディエッセは溶解できないため治療に難渋する可能性があります。同様の理由で、エランセ(溶ける糸PCLの注入剤)など数年で溶けるけれど溶解酵素が存在しない製剤や、アクアミド・アルカミド・エンドプラスト・シリコンなど一生溶けない注入剤も使用しません。ほとんどの方に良い治療であっても、一部の方に不可逆的障害が生じる可能性がある施術は選択しないというのが、当院の理念です。

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)のポイント

特徴

注入治療needle.png 治療効果★★★★★ 痛み★★★☆☆ ダウンタイム★★☆☆☆

効果
■シワ・たるみの改善 ■リフトアップ ■頬位置の挙上 ■目のたるみ改善 ■頬ゴルゴ線の改善 ■口元のシワ改善 ■顔の左右非対称の改善 ■アイリフト ■アイブロウリフト※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)のワンポイントアドバイスワンポイントアドバイスヒアルロン酸注入で行うリフトアップは、解剖学に基づいた直後効果と貯金効果ともに高い方法論です。皮膚を骨につなぎ留める『杭(くい)』『碇(アンカー)』のような支持組織『真正靭帯True Ligament』は頭頚部の解剖学研究が進む中で比較的最近見つかった組織です。この杭を強化するべくヒアルロン酸を少量注入していくと、半顔施術した直後から、治療側だけが魔法のように引き上がります。鏡で確認した患者様の驚く顔を見るのが私はじめ、スタッフ一同何よりの楽しみです。反対側も施術すると5~7歳若返ってしまうため、当院の注入メニューの中で、施術数、リピート率共にナンバーワンの大人気治療です。安全性が高い治療ですが、使用する製剤の質、医師の技量による仕上がりの差が大きく、職人技と言えます。患者様の骨格とお肌の老化の程度により、注入デザインをミリ単位で微調整する銀座ケイスキンクリニックのオーダーメイド治療をぜひご体験いただきたいと思います。他院での修正も承っておりますので、仕上がりにお悩みの方もご相談くださいませ。

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)の施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師が骨格や肌質、肌年齢などの診察を行います。理想とする状態について細かく伺いながらカウンセリングを行い、注入する部位や量などの治療プランを決めていきます。ヒアルロン酸注入によるトゥルーリフトは、リフトアップ効果に加え、左右非対称を修正することも可能です。注意点やアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。この間に麻酔クリームを外用しますので、痛みに弱い方もご安心下さい。

flowヒアルロン酸注入十分に冷却した上で、細い鋭針や先端の丸いロングソフトカニューラ針でゆっくりと注入することで、痛みを軽減させています。
仕上がりを、途中でも鏡でご確認頂きながら治療を進めるので、ご安心ください。

flow終了10分ほど冷却して、施術は終了です。メイクルームで数年前に若返ったご自分と対面いただくことが出来ます。スキンケアやメイクは治療部位を避けて優しく行って頂ければ、直後から可能です。翌日には通常のスキンケアとメイクに戻ってください。当日は飲酒、激しい運動、長風呂など、血流を上げる行為は避け、早めにご就寝ください。5日間は注入部位を触らないようにしてください。医師から特別な指示がない限り、注入後、効果が安定するまでの1か月間はマッサージなどを避けてください。リフトアップ目的で、適正部位に注入しているので、マッサージすると効果が減弱することがあります。

2017年1月27日

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)の価格表

ヒアルロン酸注入 製剤:レスチレン・ベロテロ・リデンシティⅠ
初回トライアル1本(1ml) ¥75,000
1本(1ml) ¥90,000
2本(2ml)※同日施術の場合 ¥170,000(1本あたり¥85,000)
3本(3ml)※同日施術の場合 ¥240,000(1本あたり¥80,000)
4本(4ml)※同日施術の場合 ¥300,000(1本あたり¥75,000)

院長施術料金

慶田院長施術 ヒアルロン酸注入 製剤:レスチレン・ベロテロ・リデンシティI
初回トライアル1本(1ml) ¥95,000
1本(1ml) ¥110,000
2本(2ml)※同日施術の場合 ¥210,000(1本あたり¥105,000)
3本(3ml)※同日施術の場合 ¥300,000(1本あたり¥100,000)
4本(4ml)※同日施術の場合 ¥380,000(1本あたり¥95,000)

※ 上記は外用麻酔・針穴テープ・カニューラ1本使用時の抗生剤・抗アレルギー内服代込みの料金です。
※『ヒアルロン酸注入』は、VIP割引・特別割引の適応外となります。
※ 残ったヒアルロン酸製剤は3ヶ月間保存できます。残注入は、下記手技料を頂戴いたします。

残注入手技料

注入から3ヵ月以内
院長施術 ¥10,000
その他医師施術 ¥5,000
お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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銀座ケイスキンクリニックへのお問合せはこちら

お電話でのご予約はこちら(受付時間/10:00~18:00) 0120-282-764

2017年1月26日

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)の症例写真・体験談

ヒアルロン酸注入(レスチレンリフトリド4.0ml トゥルーリフトポイント・コメカミ・頬下・頬中央)37歳女性
【年齢・性別】37歳女性
【お悩み・症状】頬の削げ・輪郭の四角化
【施術】ヒアルロン酸2本(レスチレンリフトリド4.0ml トゥルーリフトポイント・コメカミ・頬下・頬中央)
【価格】ヒアルロン酸注入 トライアル1本¥75,000×2本 合計¥150,000
【リスク・副作用】内出血・紅斑・アレルギー・血流障害による皮膚障害など
【施術後】元々痩せ型の顔立ちなので、萎縮による顔のボリュームロスが目立つタイプです。最近になって頬の削げが気になるようになり、輪郭も変化してきたとのことでした。たるみが生じると、頬が平坦になり縦に間延びし、ボリュームが下側に移動して顔が四角く見えるようになります。また、斜めからはゴルゴ線が目立っていました。True Lift法で顔全体をリフトアップさせた上で、ボリュームが不足している部分にヒアルロン酸を補って、自然なふくらみを持たせました。丸みのあるラインが形成され、下に落ちてしまっていた頬のボリュームが上に上がり若々しい印象になりました。横から見るとほうれい線やゴルゴ線も目立たなくなっているのがわかります。
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42歳女性 ウルセラチークリフト・アイリフト1回照射・ヒアルロン酸注入(レスチレンリフトリド2.0ml トゥルーリフトポイント眉上・頬・鼻唇溝基部、額・鼻根部)・カニューラスレッド8本挿入
【年齢】42歳女性 
【お悩み・症状】フェイスラインのたるみ
【施術】ウルセラチークリフト・アイリフト1回照射・ヒアルロン酸2本(レスチレンリフトリド2.0ml トゥルーリフトポイント・眉上・頬・鼻唇溝基部、額・鼻根部)・カニューラスレッド8本挿入
【価格】ウルセラチークリフト¥250,000+アイリフト¥150,000+ヒアルロン酸注入トライアル1本¥75,000×2¥150,000+カニューラスレッド8本挿入¥170,000 合計¥720,000
【リスク・副作用】紅斑・むくみ・異常感覚・水疱・やけど、内出血・紅斑・アレルギー・血流障害による皮膚障害
【施術後】頬~フェイスラインのたるみで顔の重心が下がっていました。このエリアにたるみが生じると、頬が平坦になり縦に間延びし、ボリュームが下側に移動して顔の形もスクエア型に変化していきます。ウルセラとヒアルロン酸によるトゥルーリフト注入法で、下に落ちていた頬のトップの位置が上がりました。その後のカニューラスレッドで、鼻唇溝~マリオネットラインのシワが浅くなりさらに若々しくなりました。スレッドの魅力は、施術直後から効果を実感できる点です。使用する糸は、伸縮性があり表情に合わせてしなやかに動くので、自然な表情を損ないません。段階的な複合治療で、ナチュラルな若返り効果を実感され、ご満足いただきました。
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True Liftポイント、こめかみ~額外側、目の下、頬外側、口角下へのヒアルロン酸注入(50代女性 レスチレンリフト・ベロテロシリーズ 計10.0ml注入)
【年齢】50代女性
【お悩み・症状】額の横ジワ・こめかみの凹み・頬のコケ感・口元のたるみや輪郭の崩れ
【施術】ヒアルロン酸10本(レスチレンリフト・ベロテロシリーズ 計10.0ml True Liftポイント・こめかみ~額外側・目の下・頬外側・口角下)
【価格】ヒアルロン酸注入 トライアル1本¥75,000×10本 合計¥750,000
【リスク・副作用】紅斑・むくみ・異常感覚・水疱・やけど・内出血・アレルギー・血流障害による皮膚障害
【施術後】元々美しいお顔立ちの方ですが、数年前から額の横ジワ、こめかみの凹み、頬のコケ感、口元のたるみや輪郭の崩れを自覚されました。トータル治療目的に、True Liftポイントと輪郭形成を主体に、顔全体にヒアルロン酸注入を2回に分けて行いました。影が消え、シワが浅くなりリフトアップしたことで小顔効果も出ています。同時に肌質もふっくらとハリが出てナチュラルな若返り感が得られご満足頂きました。額中央部の凹みへの注入はご本人が希望されず、1年後のタッチアップの際に検討する予定です。ここまでしっかり仕上げると1年半~2年近くは追加注入しない場合がほとんどです。その後のメンテナンスは2~3本/1~2年で十分です。


症例写真1


  • Before(ビフォー)


  • After(アフター)



症例写真2


  • Before(ビフォー)


  • After(アフター)



症例写真3


  • Before(ビフォー)


  • After(アフター)



True Liftポイント、こめかみ~額へのヒアルロン酸注入30代女性 (レスチレンリフト2.0ml・ベロテロボリューム4.0ml 計6.0ml注入
【年齢】30代女性
【お悩み・症状】額の凹凸・額の横ジワ・ほうれい線
【施術】ヒアルロン酸6本(レスチレンリフト2.0ml・ベロテロボリューム4.0ml 計6.0ml True Liftポイント・こめかみ~額)
【価格】ヒアルロン酸注入 トライアル1本¥75,000×6本 合計¥450,000
【リスク・副作用】紅斑・むくみ・異常感覚・水疱・やけど・内出血・アレルギー・血流障害による皮膚障害
【施術後】眉上の凹みや横ジワ・ほうれい線にお悩みでした。True Lift法によるリフトアップ治療とボリュームが減少しているコメカミ~額への注入を同時に行いました。ほうれい線そのものには注入していませんが、True Liftによるリフトアップ効果で頬の位置が上がり、ほうれい線が浅くなりました。夕方になるとほうれい線にファンデーションが溜まっていたお悩みも解消されご満足頂きました。額はなめらかな丸みを帯び、形が整ってさらに若々しい印象になっています。横ジワも前頭筋のストレッチ効果でピンっとはって目立たなくなりました。ヒアルロン酸製剤を注入すると、自己のコラーゲン線維やヒアルロン酸などが新生するため、老化予防にもなります。

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ヒアルロン酸 美人顔デザイン注入【 TrueLiftポイント、右額、左鼻唇溝、顎~フェイスライン】(30代女性 ジュビダームボリューマ計4.0ml注入)
【年齢】30代女性
【お悩み・症状】たるみ・右額・右頬・左鼻唇溝の凹み
【施術】ヒアルロン酸4本(ジュビダームボリューマ4.0ml TrueLiftポイント・右額、左鼻唇溝、顎~フェイスライン)
【価格】ヒアルロン酸注入 トライアル1本¥75,000×4本 合計¥300,000
【リスク・副作用】紅斑・むくみ・異常感覚・水疱・やけど・内出血・アレルギー・血流障害による皮膚障害
【施術後】TLポイントと顎~フェイスラインへの注入を同時に行うことでシャープなVフェイスに仕上げました。さらに、ボリュームの少ない右額・右頬・左鼻唇溝の凹みにだけ正確に注入することで、左右対称性・黄金比・美しいカーブといった、理想的な美人顔に整いました。斜め方向から見るとゴルゴ線が浅くなりリフトアップしています。上方から見ると、額の丸みが美しく整い、頬の高さが自然にアップしたことが分かります。輪郭がシャープになり小顔効果も得られています。注入直後の浮腫も軽度ですので、周囲に気づかれずナチュラルな若返りを得られるのもトゥルーリフトポイント法の特徴です。
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True Liftポイント・コメカミ・頬骨下・ほうれい線へのヒアルロン酸注入(51歳女性 レスチレンリフト リド5.0ml ・レスチレン1.0ml注入)
【年齢】50代女性
【お悩み・症状】ほうれい線、頬の削げ、目の下のクマ
【施術】ヒアルロン酸6本(レスチレンリフトリド5.0ml・レスチレン1.0ml 計6.0ml TrueLiftポイント・コメカミ・頬骨下・ほうれい線)
【価格】ヒアルロン酸注入 トライアル1本¥75,000×5本 トライアル1本(目周り)¥80,000 合計¥455,000
【リスク・副作用】紅斑・むくみ・異常感覚・水疱・やけど・内出血・アレルギー・血流障害による皮膚障害
【施術後】元々やせ型のお顔立ちの方。ほうれい線、頬の削げ、目の下のクマによって、老け感が目立ってきたとのことでした。True Lift法によるリフトアップ治療と、痩せ感の目立つこめかみ・頬・頬骨の下にボリュームを補充しました。平坦化していた頬に丸みが生まれ、頬の頂点が上がりました。ほうれい線はTrue Liftにより頬の位置が斜め上方向に引き上がったことで既に浅くなっていましたが、仕上げに少量だけ注入してさらに目立たなくなりました。また、眼窩靭帯の基部へのTrue Liftとこめかみへのボリューム補充により、こめかみ部分がピンと張り眉が上がって、眼の開きが良くなりました。頬のボリュームアップには両側で2~3本のヒアルロン酸製剤が必要ですが、1回整えると2~3年効果が持続し、その後の追加は初回の1/4程度の量で充分になります。
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雑誌『美的』2017年3月号 (1月23日発売)

今回2つの特集に掲載がございます。

その1(掲載ページP151~166)
特集「〝プチ不調〟脱出BOOK」
何となく気になる、肌や体の不調はありませんか?今回の特集は、そんな不調をすっきり解消するための方法を専門家が解説しました。慶田院長は皮膚科専門医として、美容や健康に関するお悩みについてアドバイスしています。

〈体の悩み〉
Q.ダイエットをしてもやせにくいのはナゼ!?
A.繰り返すダイエットで生じた筋肉量の減少で、基礎代謝が低くなっているとやせにくくなります。
そもそも、冬は皮下脂肪を蓄える時期なので、やせにくいのは事実。だからこの時期に無理してやせなくてもOKです。それでもやせたいという場合は、軽い運動で体をあたため、基礎代謝をあげるように心がけましょう。

Q.肩こりが激しくてつらいです
A.長時間PCやスマホを見て同じ姿勢を続けることで、首から腰まで連動してこり固まります。常に前傾し、肩が丸まり、猫背気味になることで起こります。冬は寒さによって症状が助長することも。
30分に一度は首や腰を動かしてストレッチする、椅子や机の高さを調整し、できるだけリラックスした姿勢を工夫しましょう。
テニスボールを固いところにあて、その上を転がる、テニスボールマッサージはおすすめです。

Q.便秘がひどいのが悩みです
A.便秘は、不規則な生活リズム、ストレス、自律神経の異常などが影響します。
大腸性の便秘は、食事の繊維質不足、水分不足、大腸のぜんどう運動が悪いことなどが考えられます。この場合は食事の内容を意識して、海藻や野菜、ヨーグルトなどを積極的にとったり、適度な運動をするようにしましょう。直腸性の便秘は、排便習慣が悪く、直腸に便がたまったときに本来自然に感じる便意を感じにくくなっている状態です。そのため、直腸内に残った便が固くなり、排便障害につながります。初めに出る便が固い場合は、直腸性が疑われます。便意を感じたら、ガマンしないように心がけましょう。

Q.全身がかゆくなるときがあります
A.大気の乾燥と室内の乾燥、寒気による皮膚温の低下で角層のバリアが障害されると、かゆみが生じます。皮膚温度の低下でも角質のバリア機能が低下し、ちょっとした刺激でもかゆみが生じるようになります。そんな時は、寒気に触れないように衣類で覆い、入浴時も泡で優しく洗います。また、保湿クリームを塗ったり、加湿器を使用して乾燥を防ぎましょう。
保湿剤は、セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸などの保湿成分を配合したクリームがおすすめです。1日2回塗るように心がけましょう。

Q.ひじやひざの黒ずみが取れない!
A.乾燥と物理的刺激による角化します。ひじをついたり、立てひざをつくことによる摩擦は大敵です。また、角質がたまることでも黒くなります。ボディスクラブで角質をケアしてから、角層溶解作用のある尿素クリームで保湿すれば、春にはスベスベ肌が期待できます。
クリニックで行うケミカルピーリングなどもおすすめです。

Q.ドライアイで、いつも目が充血しています
A.長時間PCやスマホを見すぎて、まばたきの回数が減り、角膜が乾燥するのが大きな原因。大気や室内の乾燥も誘引します。
できるだけ室内を加湿し、ヒアレインなどの点眼薬を定期的にさして乾燥を防ぎましょう。

その2(掲載ページP198)
特集『エイジング加速をストップ!敏感肌を美しくする「バリア」&「リペア」メソッド』
嫌なことがあったり疲れていると肌が荒れ、老け感も増すことは、多くの女性が体感しています。実際に心理的ストレスが血行不良を引き起こし、肌のバリア機能を低下させ、コラーゲンまで破壊するメカニズムがわかってきました。
そこで鍵となるのが、「タイトジャンクション」。「タイトジャンクション」は、表皮の顆粒層に存在し、細胞同士を接着する役割りがあります。しっかりと細胞同士が接着し、正常な層を形成していれば、肌の水分は外に逃げないようになっていますが、その接着力が弱まると、細胞に隙間ができて、水分などが逃げていってしまうのです。
ストレスを受けたり、睡眠不足だったりすると、血流が悪くなり、皮膚温度が低下します。皮膚温度が低下すると、角質の奥の「タイトジャンクション」の働きが悪くなり、肌内部の水分やカルシウムイオンが流失。良質な角質が作られなくなって、バリア機能が低下します。さらにバリア機能が低下して刺激を受けやすくなった肌は、微弱な炎症を繰り返します。炎症状態だとコラーゲンが壊れやすくなり、ハリ・弾力が低下し、ますますエイジングが加速するのです。

心と肌は密接に関連しています。ストレスには、肉体的、精神的ストレスがあり、どちらも体や心に影響します。ストレスがかかると、体は戦闘態勢に入り、自律神経のうち交感神経が優位になります。すると、消化機能、末梢循環機能、代謝機能、肌を含めた再生機能は低下してしまいます。
実際に、『心が荒れるとお肌も荒れる』のです。この状態が続くと、軽微な炎症が繰り返され、エイジングを加速させることにもつながります。とはいえ、生きている限りストレスをゼロにするのは難しいこと。ストレッチをする、花を飾る...など、小さいことでもいいので、なるべく多くのストレス解消法をもつと良いでしょう。朝夕のスキンケアも心地よいものを選ぶと、心も満たすお手入れがになることでしょう。

是非、ご一読ください。

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WEB『Beauty & Co.』2017年1月23日掲載

特集「ドキッ!あなたの肌年齢は!?<老け見え危険度診断>で今すぐチェック!」で慶田院長の監修記事が掲載されました。

『Beauty & Co.』 は、アラサー女子のキレイを応援します。仕事に恋に、オシャレに趣味に、どれも気を抜かずにキレイでいたい......そんな美的好奇心の強いアラサー女子のために、なりたい「キレイ」を手に入れるため、美や健康の専門家の知識を活かした、すぐに試せて使えるノウハウをWEBにて配信しています。

「最近、なんだか年齢よりも老けて見える気がする...」髪型のせい?洋服のせい?と悩んでいるあなた!もしかしたらそれは、「肌」のせいかもしれません。肌の調子がイマイチだとファンデーションのノリが悪くてメイクもキマらないうえ、テンションも下がってしまいますよね。ということは、素肌がキレイだと見た目も気持ちも若々しくなれるということですね!まずは、あなたの肌がどれくらいお疲れモードなのか、現在の老け見え度を診断してみましょう。
<老け見え危険度診断>
□ 暖房の効いた部屋に長時間いることが多い
□ 忙しくてスキンケアはついサボりがち...
□ 夏はBBQに海水浴、冬はスノーボードとアウトドア派だ
□ 最近、外食や偏った食事が多い
□ 睡眠時間が短い、またはなかなか寝付けない
□ ストレスが溜まっていると自覚している
上記のチェックが多いほど、見た目年齢が高くなっている可能性大!このような生活は、毛穴の目立ちやニキビ、シミや小ジワといった肌老化に繋がってしまいます。しかしこれらをゼロにするのは、現代女性には難しいのもまた事実です。「忙しくても肌だけはキレイに見せたい」というすべての女性のために、解決策をご紹介します。

◎カサつき、目立つ毛穴...すべての肌悩みには共通の原因があります。
肌悩みの根底には、保水バリア機能の低下が関係しています。保水バリア機能とは、肌にうるおいを蓄える力のこと。健康な肌は角層に約10%〜20%の水分が含まれていますが、肌がつっぱると感じたときには、すでに水分量が10%以下になっているのです。つまり、肌悩みを感じたときは肌の保水バリア機能が低下しているサイン!この機能が低下すると、肌はうるおいを失うと同時に外界からの刺激を受けやすくなり、さまざまな肌の悩みの元になってしまうというわけです。

◎脱・老け見え肌の救世主!「アミノ酸美容」とは?
肌悩みの多くの原因は「保水バリア機能の低下」ということが判明した今、すべきことは肌の土台を強化することです。そこでおすすめなのが、「アミノ酸美容」です。私たちの身体の約15%は「たんぱく質」でできているのですが、このたんぱく質を構成しているのが「アミノ酸」という栄養素になります。なかでも美肌成分として注目なのが、資生堂により新たに発見された「D−グルタミン酸」というアミノ酸の一種です。これは赤ちゃんの肌に多く含まれる成分で、肌に本来備わっているうるおいを維持する機能=保水バリア機能を高める力があることが明らかになりました。ただし「D−グルタミン酸」には、20代では子どもの頃の1/3にまで減り、その後も加齢とともに減少し続けるという性質もあります。そのため、若々しく肌トラブルのない肌作りには、「D−グルタミン酸」を補い、うるおいをキープできる肌に導くことが、近道といえそうです。アミノ酸美容で、若々しい肌を目指しましょう。

是非、ご一読下さい。

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2017年1月25日

ヒアルロン酸注入(トゥルーリフトTrue Lift)のよくある質問

【Q】本当にリフトアップできるのですか?

【A】解剖学的知識に基づいた理論と注入テクニックで、ほとんどの方はリフトアップを実感いただくことができます。特に良好な結果が出やすいのは、20代後半から40代、標準からやせ型のお顔立ちの方です。実年齢ではなく、肌年齢と骨格、皮下脂肪の状態などが影響しますので、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

【Q】ヒアルロン酸注入後は、シコリとか凹凸になったりしませんか?

【A】トゥルーリフトTrue Liftの注入部位は、骨膜直上、きわめて深いところへ注入します。上にご自身の筋肉、脂肪組織、皮膚が覆うので、表面に凸凹ひびく心配はありませんのでご安心ください。ケロイド体質の方はご相談ください。

2017年1月16日

カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)の効果と特徴

・シワの改善【 ゴルゴ線(インディアンライン)】
・ほうれい線・マリオネットライン(よだれジワ)など
・リフトアップ【アイブロウリフト・アイリフト・目の下のたるみ改善・頬位置の挙上・輪郭の改善】
・左右非対称の改善

シワそのものに、ヒアルロン酸を浅く注入しても、満足する結果が得られるとは限りません。なぜ、ほうれい線やゴルゴ線が出現しているのか、「顔面の老化」に関する理解と、正確な見立てが必要です。注入治療に必要なのは、医師の美的感覚と立体視する能力です。顔の形状を保つ、強固な支持組織である顔面靭帯のうち、骨から皮膚に伸びる『真性靭帯(True Ligament)』は、皮膚と脂肪組織を骨につなぎとめる杭(くい)のような役割を果たしています。加齢に伴って、顔面靭帯の弾性が失われて垂れ下がると、脂肪の塊が下方に移動し、顔全体の下垂を引き起こします。カニューレスレッドリフトは、『溶けるトゲ付き糸』を、真性靭帯の基部に引っ掛けるように挿入することで、靭帯を補強し顔全体をリフトアップさせるテクニックです。

kogu002.jpgカニューレスレッドリフトは、従来の細いショッピングスレッド糸と比べ、重力による皮膚のたるみを考えた特殊な糸を使用することで、顔全体を均一に引き上げる最新のスレッドリフトです。糸のコグと呼ばれる「トゲ」がギザギザで多方向のため、ひっかかりやすく、伸縮性に優れているので、自然で非常にいいリフトアップ効果が得られます。糸は医療用の溶ける糸を使用する為、約10か月で体内に吸収されますが、糸の周辺にはコラーゲン密度が高まり、リフトアップ効果やハリが持続します。29Gという細さではあるものの鋭針に装着されたショッピングスレッドリフトでは、全顔で80~100本挿入するため内出血は必発です。一方、カニューラスレッドリフトでは、髪の生え際やフェイスサイドの目立ちにくいところに小さな針穴を開け、先端の丸いカニューレ針を挿入しますので、内出血も出にくい点も好まれます。当日から3日間のごく軽いむくみがありますが、周囲に気づかれることはまずありません。

個人差はありますが、スレッド注入後約1年間効果が持続します。こめかみの凹みや痩せたフェイスライン、萎んで張りを失った頬や顎などをボリュームアップさせるヒアルロン酸注入も併用すると、上向きに輪郭が整います。近年、このようなナチュラルな若返りが世界的な潮流となっています。注入した糸の周りに自己のコラーゲン線維が新生することが確認され、くり返しスレッドリフト治療を行っている方が若々しいことが科学的に証明されています。

カニューレスレッドリフトで目指す理想的な輪郭Heart-shaped face(ハート型の顔)とは

gaderuma003.png 美しさは他者と比較するものではなく、その方の骨格と顔立ちによって微妙なバランス感覚が求められます。アジア人に理想的な輪郭とされる『Heart-shaped faceハート型の顔』は、「位置が高くボリュームのある頬、高くすっきりした鼻、引き締まった小さめの顎、すっきりしたフェイスライン」が特徴です。ところが、老化に伴って、骨や脂肪組織の萎縮、靭帯や筋膜の劣化、皮膚のたるみにより、顔の各パーツの下垂が始まります。加齢により、ほうれい線外側と口角下方の脂肪は増えるので、ボリュームが下側に移動した「逆ハート型の顔」に大きく変化します。


銀座ケイスキンクリニックの『美人顔デザイン注入』を支えるカニューレスレッドリフト

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当院では、浅いシワなどの枝葉末節ではなく、全体的なシルエット(輪郭)を整え、骨格を考慮した左右対称性に着目しています。視診と触診で、患者様の加齢レベルを正確に評価し、今後生じる加齢現象を予防しつつ、確実に若返らせ、より魅力を高めることに目標を設定しています。そのため、ヒアルロン酸注入では、靭帯の補強と下垂部分の押し上げによる『True Lift Methodトゥルーリフト注入法』からスタートします。この際、カニューレスレッドリフト併用すると、靭帯強化による引き上げ効果がさらにアップします。次に、ボリューム減少部位に適正量のヒアルロン酸注入で補正することで、理想的な『Heart-shaped faceハート型の顔』に近づけます。

予算が限られた中で、どの部位の治療が優先されるべきか・・・このような点もご相談ください。また一度で、完全修正を目指さず、定期的なリタッチをすることで、ハイレベルな美しさをもたらします。挿入した糸の周囲にご自身のコラーゲン線維が増えてきたところで、適切な部位に追加施術すると、メスを使わずとも十分ご満足いただけると思います。スレッドリフトの併用は、「ヒアルロン酸を入れすぎちゃった顔」にしないためにもおすすめできる治療法です。

カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)で狙う真性靭帯とは

jinzati001.png顔にはコラーゲン線維が太くより合わさった顔面靭帯(じんたい)があり、強固な支持組織として、顔の形状を保っています。顔面靭帯には骨から皮膚に伸びる『真性靭帯(True Ligament)』と筋膜から皮膚に伸びる『偽性靭帯(False Ligament)』があります。真性靭帯は、皮膚と脂肪組織を骨につなぎとめる杭(くい)のような役割を果たすため、特に重要です。


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ところが、顔面靭帯は加齢に伴って、弾性が失われて垂れ下がり、脂肪の塊が下方に移動し、顔全体の下垂を引き起こします。『カニューレスレッドリフト』は、鈍針に装着されたコグ付き生体吸収糸(溶ける糸)を、真性靭帯の根元に引っ掛けるように挿入することで、靭帯を補強し顔全体をリフトアップさせるテクニックです。真性靭帯のない部位には偽性靭帯(筋膜と脂肪組織)の補強と引き上げを図ります。

この治療法は、解剖学の知識と、注入経験、骨格を見極める力が欠かせません。銀座ケイスキンクリニックのドクター陣は、顔面の解剖学を学び、安全で効果的な治療に尽力しています。

カニューレスレッドリフトに使用する生体吸収糸と治療の実際

koguall001.jpg糸は小さなギザギザ(コグ)がついた生体安全性が高いPDO(Polydioxanone)で、組織に適度に引っ掛かるので、頬位置を上げ、たるんだ輪郭をリフトアップし、ほうれい線やマリオネットラインも直後から改善させます。最大のメリットは、ダウンタイムのすくなさと、効果のバランスです。糸が細い鋭針に装着されているショッピングスレッドと異なり、先端の丸い鈍針(カニューレ針)に装着してあるため、内出血はほとんど生じません。また、糸の太さもショッピングスレッド(6-0)に比較して2-0とやや太く、棘(トゲ)の固定効果が高い点も魅力です。

kogu002.jpg外用麻酔後、担当医が、骨格とたるみの状態から糸を挿入するデザインを決めます。刺入部位を冷却し、局所麻酔の注射をし、鋭針(先端のとがった針)でカニューレ針を入れる針孔を開けます。その穴からカニューラスレッドをゆっくりと挿入します。皮膚を手繰り寄せながら引き上げ、カニューレ針を目的の位置まで挿入後、針を抜くと糸だけが残ります。引っ掛かりを確認後、刺入部の皮膚をっ少し押し込みながら糸をカットします。糸は皮膚の中に入り、見えなくなります。

カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)による安全なリフトアップ

shutterstock_87124858 (1).jpgのサムネール画像カニューレスレッドリフトには先端の丸い鈍針に装着されたコグ(トゲ)付きの溶ける糸を使用します。21Gのカニューラで挿入することで、口周りなど顔面動脈が走行するエリアにも内出血や血管障害のリスクを最小限に安全な注入が可能になっています。

顔面解剖学マスタークラス履修

img016_000001.jpg慶田院長とは、2015年4月25日から26日に韓国で開催された、ヒアルロン酸フィラー注入経験豊富な医師のための、顔面解剖学マスタークラスで講義と実習を受けています。日本国内では法律上叶わない、冷凍保存のご遺体での実習はその後の注入治療の糧となっています。慶田院長と高山副院長は2016年10月15日に日本で開催されたGALAAにて顔面解剖学をスライド講義と3D動画で深く学びました。慶田院長と高山医師、、服部医師は、2017年10月22日に日本で開催されたアラガン社のセミナーで解剖とヒアルロン酸注入の実技を学びました。慶田院長は2018年3月24日から25日タイで開催される顔面解剖学マスタークラスで講義と実習を受ける予定です。注入治療を熟知した解剖学の教授が、顔面の美容医療に関わる医師向けに作成した動画やスライドは何度見ても勉強になります。私たちは定期的に受講と実習を繰り返し、患者様の安全のために身を引き締めて診療にあたっております。


カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)のリスクとダウンタイム

<痛み>注入時に少し、1週間ほど軽い違和感<腫れ> 3日間ほど少し(個人差あり)<内出血> ほとんど無し(個人差あり)
shutterstock_1019073862.jpg外用麻酔を塗ると15分ほどで表面の感覚がほとんどなくなります。デザインを決めた後、刺入部位を冷却し、鋭針(先端のとがった針)でカニューレ針を入れる針孔を開けます。カニューラスレッドをゆっくりと刺入します。皮膚を手繰り寄せながら引き上げ、カニューレ針を目的の位置まで挿入後、針を抜くと糸が残ります。引っ掛かりを確認後、刺入部の皮膚をっ少し押し込みながら糸をカットします。糸は皮膚の中に入り、見えなくなります。2日間ほどで針孔が閉じるまで、小さなテープを貼って過ごします。ごく稀に、挿入した糸が押し出されて出てくる場合がありますが、糸をカットすれば問題ありません。靭帯を狙って深く糸を挿入する施術なので、皮膚の凸凹などは心配ありません。また、太く長い糸を縫い綴じるような施術ではないので、開口障害なども心配ありません。

Stat Vein(スタットヴェイン)で表在血管を可視化し、出来る限り血管を避けて針孔を開けるポイントを選択し、ポイントごとに十分な圧迫止血を心掛けています。このような取り組みで、注入による内出血のリスクは少なく、出たとしても軽く済むようになりました。もし、目立つ内出血が出現した場合は、フォトフェイシャルM22の部分照射を行うと短期間で消退させることもできます。

メイクは針孔を避けて頂ければ、直後から可能です。また洗顔、軽い入浴、食事、接触も当日から制限はありません。飲酒、サウナ、長風呂、激しい運動は内出血のリスクを高めるので、当日のみお避け下さい。

効果の減弱を避けるため、特に医師の指示がない限り定着するまでの約1か月程度、マッサージや圧迫は控えてください。


カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)の持続と頻度について


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効果は施術直後から鏡でご確認いただくことが出来ます。注入したスレッド(生体吸収糸)は代謝・分解されてしまうことから、平均して10か月から1年くらいで効果が弱まります。挿入した糸の周囲に自己のコラーゲン線維やヒアルロン酸などが新生するため、1年後に完全に元に戻ることはありません。半年以内にタッチアップをしたり、1年毎に繰り返し治療したりすると、効果の持続期間は延長します。リフトアップ効果だけでなく、若々しい肌に戻すことができる施術なのです。

カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)の痛み

注入前に表面麻酔のクリームを使用し、十分に冷却した上で、ゆっくり挿入することで痛みを軽減させています。痛みの感覚は個人差が大きく、緊張すると強く感じやすいという特徴もあります。2回目以降は楽に感じられる方が多いようです。過去にフェイスリフト手術、スレッドリフトの治療歴のある方、ニキビ跡が広範囲にある方では、組織の線維化によりカニューレが進むときに抵抗があり痛みを感じやすいかもしれません。必ず、事前にお申し出ください。痛みを感じるのは、治療中の10分程度だけですので、ほとんど全ての方がご辛抱頂ける程度です。注入後は麻酔と施術の刺激で腫れぼったい感じがしますが、数時間後には気にならなくなります。

カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)の禁忌事項について

下記に該当される方は、この治療を受けることが出来ないことがありますのでご相談ください。

・真性ケロイドの方(肥厚性瘢痕の既往はご心配ありません。)
・妊娠中の方
・ご希望部位に未治療の感染症及び炎症がある方
・血液凝固因子異常がある方
・重症の糖尿病・膠原病・精神疾患の方
・フェイスリフト手術など他院で美容手術の既往がある方
・金の糸、フェザーリフトなど挿入歴がある方

キシロカインにアレルギーのある方は事前にお知らせ下さい。化学構造の異なる麻酔製剤をご用意します。また、安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。出血しやすくなるため、アスピリンなど血栓予防薬の内服をされている方は施術 5 日前から使用を中止してください。
挿入する糸の成分は生体安全性が高いPDO(Polydioxanone)でなので、アレルギーの心配は低いです。真性ケロイドの方など、異物反応を生じやすい体質の方は治療が難しいのですが、ケロイド体質と勘違いしている例も多いのでまずは診察させていただきます。過去にトラブルのご経験がある場合などは事前にご相談下さい。

2017年1月15日

カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)と他の施術比較

ショッピングスレッドリフトとの比較

極細の生態吸収糸の周りにコラーゲン線維が増えることで、お肌が若がえり、輪郭が引き締まるショッピングスレッドリフトはおすすめの施術なのですが、鋭針を80~100本刺すのでどうしても、内出血が派手に出てしまいます。カニューレスレッドリフトは、先端の丸いカニューレに装着されているので内出血がほとんど出ない点が人気です。また、糸も少し太目でコグ(トゲ)がついているので、適度に引っ掛かりリフトアップ効果が直後から出る点も優れています。金の糸など、溶けない糸を入れる治療もありますが、長期的な異物反応の懸念から当院では採用していません。同様の理由で、溶けない注入剤も使用しません。ほとんどの方に良い治療であっても、一部の方に不可逆的障害が生じる可能性がある施術は選択しないというのが、当院の理念です。


カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)のポイント特徴

針治療pic_needle.png 治療効果★★★★★ 痛み★★★☆☆ ダウンタイム★★☆☆☆

効果
■シワ・たるみの改善 ■リフトアップ ■頬位置の挙上 ■目のたるみ改善 ■頬ゴルゴ線の改善 ■口元のシワ改善 ■顔の左右非対称の改善 ■アイリフト ■アイブロウリフト※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)のワンポイントアドバイスワンポイントアドバイスカニューラスレッドで行うリフトアップは、解剖学に基づいた直後効果と貯金効果ともに高い治療法です。皮膚を骨につなぎ留める『杭(くい)』『碇(アンカー)』のような支持組織『真正靭帯True Ligament』は頭頚部の解剖学研究が進む中で比較的最近見つかった組織です。この真性靭帯に引っ掛けるように糸を斜め上方向に挿入すると、半顔施術した直後から、治療側だけが魔法のように引き上がります。なかなか消えにくい、口元のたるみにはマリオネットラインをまたぐ様に斜めに引き上げます。鏡で確認した患者様の驚く顔を見るのが私はじめ、スタッフ一同何よりの楽しみです。反対側も施術すると、治療直後から5~7歳若返ってしまうため、満足度の高い大人気治療です。安全性が高い治療ですが、使用する糸の質、医師の技量による仕上がりの差が大きく、職人技と言えます。患者様の骨格とお肌の老化の程度により、挿入デザインをミリ単位で微調整する銀座ケイスキンクリニックのオーダーメイド治療をぜひご体験いただきたいと思います。True Liftテクニックを用いたヒアルロン酸注入とのコンビネーション治療がおすすめです。


カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)の施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師が骨格や肌質、肌年齢などの診察を行います。理想とする状態について細かく伺いながらカウンセリングを行い、注入する部位や量などの治療プランを決めていきます。カニューレスレッドリフトは、リフトアップ効果に加え、左右非対称を修正することも可能です。注意点やアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。この間に麻酔クリームを外用し、痛み止めをお飲みいただきますので、痛みに弱い方もご安心下さい。

flowカニューレスレッドの挿入こめかみや頬の外側など、目立たない部位を刺入点にします。鋭針で孔を開け、カニューレスレッドをゆっくり挿入していきます。このとき、顔面靭帯を引っ掛ける感じで進めるので独特の抵抗感があります。引き上げてから糸をカットすると、断端は皮下に入り込みます。1つの刺入点から、2~3本の糸を入れます。冷却しながら丁寧に注入いたしますので、痛みはもちろん、施術後の内出血などのダウンタイムもかなり軽減されています。仕上がりを、途中でも鏡でご確認頂きながら治療を進めるので、ご安心ください。

flow終了10分ほど冷却して、施術は終了です。メイクルームで数年前に若返ったご自分と対面いただくことが出来ます。スキンケアやメイクは治療部位を避けて優しく行って頂ければ、直後から可能です。翌日には針孔を避け、通常のスキンケアとメイクに戻ってください。当日は飲酒、激しい運動、長風呂など、血流を上げる行為は避け、早めにご就寝ください。5日間は挿入部位を触らないようにしてください。医師から特別な指示がない限り、注入後、効果が安定するまでの1か月間はマッサージなどを避けてください。リフトアップ目的で、適正部位に注入しているので、マッサージすると効果が減弱することがあります。

2017年1月13日

カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)の価格表

スレッドリフト(PDO) ※ 外用麻酔・術後セット・針穴テープ・ロラタジン7日分込み
本数 料金
1本 ¥40,000
4本 ¥152,000(¥38,000/本)
6本 ¥216,000(¥36,000/本)
8本 ¥272,000(¥34,000/本)
9本目以降 1本 ¥33,000
スレッドリフトプレミアム(PCL) ※ 外用麻酔・術後セット・針穴テープ・ロラタジン7日分込み)
本数 料金
1本 ¥50,000
4本 ¥194,000(¥48,500/本)
6本 ¥282,000(¥47,000/本)
8本 ¥360,000(¥45,000/本)
9本目以降 1本 ¥43,000
お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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お電話でのご予約はこちら(受付時間/10:00~18:00) 0120-282-764

2017年1月12日

雑誌『PRESIDENT WOMAN』2017年2月号(1月7日発売 掲載ページP120~121)

特集『もう「疲れてるね」なんて言わせない!日々のお手入で、エイジレスな"美肌"をめざせ』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

忙しく働く女性は、日々のストレスに睡眠不足が重なり、心身の疲労はピークに!ストレスは肌にも悪影響を及ぼし、肌荒れや、シワ・たるみを加速させる結果に。実年齢より老けて見せてしまう「疲れ肌」、日々のケアでもっと輝く美しい肌をめざしましょう。

≪QOL(生活の質)を整える5原則プラス、肌力を高める適切なケアで、美肌に≫
ここ数年、乾燥肌、敏感肌に悩むワーキングウーマンが増えています。その原因となるのが、生活習慣の乱れや精神的なストレス。特に自分に厳しく、自身のQOL(生活の質)より仕事を優先する女性ほど睡眠不足になりがちなうえ、人間関係の悩みなども重なり、自覚がなくても心身に大きなストレスがかかっています。こうした日常的なストレスや睡眠不足は、腸内環境や自律神経といった体のさまざまな部分に影響を及ぼし、肌荒れを引き起こします。なかでも最近注目されているのが、肌の角層の下にある「タイトジャンクション」への影響。タイトジャンクションとは、健康で美しい角質を生み出すカギとなるもの。最新の研究では、ストレスや睡眠不足で皮膚温が下がるとタイトジャンクションの働きが悪くなり、角層のバリア機能が低下することがわかっています。
バリア機能が低下すると肌は刺激に敏感になり、ときには自分の汗さえも刺激に感じます。赤みや湿疹といった目に見える皮膚炎を起こしていなくても、軽微な炎症を繰り返すことでコラーゲンを破壊する酵素が増加。さらに肌が乾燥しやすくなり、エイジングが加速するのです。これを防ぐには健康美を叶える5原則「食事、睡眠、排せつ、ストレスコントロール、運動習慣」を意識すること。そのうえで、ストレスによるダメージをケアし、ご自身にあった基礎化粧品でお手入れをすることが大切です。最近では、タイトジャンクション機能の活性や、心理的ストレスによるダメージを内側からケアする成分を含んだ基礎化粧品も開発され注目されています。
自分の肌に触れるお手入れの時間は、とても重要。日々のケアで肌力を高め、ストレスによるエイジングに負けない肌をつくりましょう。

是非、ご一読ください。

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2017年(1月〜3月)のメディア掲載情報

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雑誌『キイトスkiitos.』2017年6月号(3月23日発売 掲載ページP62~79)

特集「ここちよく"夏"を迎えるためのビューティライフ」で慶田院長の監修記事が掲載されました。

ポカポカの陽気が嬉しくて、軽やかなファッションで外出する機会が増えてくるこの季節。同時に、紫外線が強くなります。こもりがちだった冬には気がつかなかった肌や身体の変化が起こり始めてくる頃でもあります。プチ不調や肌トラブルをそのままにしておくと、暑さが厳しくなってからうっかり日差し負けや夏バテしてしまうことも。夏になって慌ててケアを始めて手遅れになる前に、肌も身体も、すべてを見直してキレイを備えておきましょう。

◎BEAUTY LIFF PART 001
BASE MAKE-UP・・・今から始めるUV対策メイク
春が訪れると、もうすでに"うっかり"日焼けをしてしまう時期に突入しています。透明感あふれる美肌をキープするために、早速、紫外線対策を始めましょう。
≪覚えておきたいUVのキホン≫
◇そもそもSPFとPAとは?
SPFとは日焼けとシミの原因となるUV-Bを防ぐ指標で、数字が大きいほど防御効果が高くなります。PAとはシワやたるみの原因になるUV-Aを防ぐ効果の程度。+の数が多いほど防御効果が高くなります。
◇肌老化の原因の8割は紫外線!
肌の老化は、年齢によるものもありますが、じつは8割は紫外線など太陽光が原因。紫外線によるダメージの影響で乾燥やシミ、シワなどの肌悩みが。美肌をキープするためにも、日ごろから紫外線対策をしっかりと行うことが重要なのです。
◇ 紫外線は夏になってからでは遅い!
紫外線は、3月に入ったころから増え始め、すでに9月と同じくらいの紫外線量が降り注いでいると覚えておきましょう。肌に紫外線ダメージを与えないよう、いまから、早速、日焼け止めを塗り始めてください。
◇日焼け止めは買い替えて!
去年使い切らなかった日焼け止めを、再び使うのは避けて。もったいない気持ちもありますが、1年経過している間に品質が変わっていて肌に影響を与えてしまう可能性も。ワンシーズンで使い切るのが理想です。

◎BEAUTY LIFF PART 002
PARTS CAREパーツケアで夏のキレイを準備
ノースリーブやサンダルなど、そろそろ素肌を見せるファッションが待ち遠しくなる頃。慌てずに夏を迎えるために、今から実践したいパーツのお悩み解消テクニックをご紹介します。
◇ ボディは意外と乾燥していることを忘れない
鏡で全身をチェックしてみましょう。意外なところに黒ずみやニキビができていませんか? 顔だけでなく、体の皮膚も乾燥して、ケアせずにいると、肌荒れを招いてしまいます。まずは、入浴の前後に、鏡で全身をうつして気になる部分の確認する習慣を。今から始める早めのパーツケアで、薄着になっても慌てない美しいボディを目指しましょう。

【首·デコルテ】
実は老けた印象を与えるのは、顔よりデコルテかもしれません。スキンケアにひと手間加えて、顔と同じように透明感とハリを高めましょう。
Q、首にできてしまったシワが気になります。
A、セルフケアで完全になくすのは、なかなか困難。生活習慣でシワが深くならないように気をつけましょう。下を向く姿勢は長時間続けないこと。高すぎる枕を使っている人は要注意です。

【ひじ·ひざ】
寒い時期は、ひじやひざのケアはついつい怠りがちだけど、いざ薄着になると、ひざやひじは自分よりも人からよく見えるパーツと心得ましょう!
○黒ずみの3大原因を避けてなめらかに
ひじやひざは皮脂が少なく、とても乾きやすいパーツです。乾燥によって古い角質が溜まり、物理的刺激も加わって色素沈着を起こしています。圧迫、摩擦、乾燥という3つを避けましょう。
Q、頑固な黒ずみはどうしたらいい?
A、蓄積してしまった黒ずみはセルフケアでは難しい場合も。確実な効果を求めるなら、美容皮膚科のケミカルピーリング治療に頼ってみるのも1つの手段です。
(CARE POINT)
●乾燥させない
ラップパックする。スクラブ後、ボディクリームをひざやひじにたっぷり塗り、ラップで包んで約3分待つと潤い感がアップ!
●摩擦を起こさない
ゴシゴシ洗いは間違い。ひじやひざをこするなど、強い刺激によって色素沈着が起こります。ナイロンタオルは使わずに手で洗うのが◎。
●圧迫しない
いつものクセを見直す。頬杖をつけばひじが、立てひざをすればひざが圧迫されて、黒ずみが目立ってしまうので、やめましょう。

【かかと】
夏のサンダルから覗くかかとがガサガサだったら、せっかくのおしゃれが台無しですよね。早めの対策で、サンダルが映える足元を目指しましょう。
○皮膚を柔らかくするケアでなめらかに
かかとがひび割れする原因は乾燥や外的刺激によるもの。体重がかかるため、かかとの角質は防御反応として厚くなり、ガサガサになっていくのです。

【背中】
自分では確認しにくく、知らず知らずのうちに肌荒れが起きている背中は、こまめにチェックし、ケアしましょう。
○化学繊維は避けて保湿ケアで肌を清潔に
背中は皮脂分泌が多く、ニキビができやすい場所。予防するためには、肌を清潔にしておきましょう。あまり汗をかかない今の時期に背中が荒れている場合は、化学繊維など洋服の刺激が理由かもしれません。

Q、背中のニキビの痕が消えません!
A、炎症後の色素沈着は顔の場合半年くらいで自然に消えますが、ボディは長引きやすいのです。もし痕が残ってしまったら美容皮膚科に相談を。ニキビができたら皮膚科で薬を処方してもらうなど早めのケアが大切です。
(CARE POINT)
●肌に優しい素材を身に付ける
着心地のよいものを着る。下着や洋服でこすれたり蒸れたりするのも肌あれの原因になります。コットンやシルクなど肌あたりのよいもので風通しをよくしましょう。
●スプレーで保湿する
シュッとひと吹き。背中は皮脂が多いので、さっぱりタイプの保湿剤が最適。セルフで塗布しやすいスプレータイプを選べば、手軽にケアできます。

【二の腕】
二の腕は紫外線が当たりやすく、乾燥しやすいパーツです。今からケアすれば、涼しげなノースリーブが楽しめる二の腕も夢ではありません。
○優しく洗って保湿をしっかり
薄着になったとたんに気になる二の腕のカサつきやザラつき感。ゴシゴシ洗う習慣や、乾燥や紫外線による影響で肌あれが起こることもあります。
Q、二の腕のぶつぶつって治りますか?
A、毛穴に角質が溜まる毛孔性苔癬の可能性が。40代くらいで自然に目立たなくなりますが、ムダ毛の自己処理など刺激で悪化することも。優しく洗い、保湿を心がけて。美容皮膚科の治療に頼ってみるのもいいでしょう。当院には『毛孔性苔癬集中治療』というメニューがあり人気です。

◎BEAUTY LIFF PART 003
INNER CARE体の内側からキレイを整える
身体によいものを食べて、身体によい毎日を過ごす。キレイのキホンはここから始まります。元気に夏を過ごすためにも、なんとなく不調を感じていたら、そのままにせず内側を見直しましょう。
≪春から夏にかけて意識したい体の内側≫
春は新鮮な空気に満ちた季節。やる気や元気が湧き起こってくるときなので、のびんびと過ごすことが心と身体にも大切。気持ちを抑え込んでしまうと、夏に対応出来なくなってしまうのです。

◇体の中からアンチエイジング。
紫外線が強く時季は、アンチエイジングをより一層強化して。積極的に摂りたいのは、"肌さび"を防ぐ抗酸化成分。日焼けやストレスを感じているときは、活性酸素が大量発生するのでより意識しましょう。当院の『高濃度ビタミンC点滴』は夏の人気メニューです。

◇抗酸化フードを摂って焼けない肌に
強い抗酸化力のあるものを摂取することで、シミや肌あれ、くすみなどの原因となる活性酸素を除去し、紫外線に負けない透明感のある肌がキープできます。食事で摂るのが理想的ですが、難しい場合はサプリメントやスーパーフードを活用しても良いでしょう。
抗酸化成分を多く含む食材は、トマトなどのリコピン、にんじんなどのβ-カロテン、パプリカなどのビタミンC、ナッツ類などのビタミンE、鮭などのアスタキンサンチンが豊富なものなどたくさん。毎日、継続的に摂るように心がけましょう。

今から快適な夏を迎えるための準備を始めましょう!
是非、ご一読ください。

毛孔性苔癬集中治療
高濃度ビタミンC点滴

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雑誌『美ST』2017年5月号(3月17日発売 掲載ページP50~52)

特集「美白一生、シミ一瞬。去年の常識じゃ、そのシミ取れません!」
「施術後数ヵ月で黒くなるのは再発じゃなかった!シミとの闘いは"取ってから"はじまる!~」に慶田院長の監修記事が掲載されています。

2人の女の子のママでもある美ST 世代ドクター、慶田院長が、実体験に基づいた40代女性へのアドバイスをお届け致します。

シミを取った後の患部は1ヵ月ほど後に、黒くなってしまいます。でも、それはシミの再発じゃなくて、治療の刺激による色素沈着だったのです。シミとの闘いを「いたちごっこ」にしない秘訣は治療後の丁寧なケアにあります!

○一般的なレーザー治療後の経過をご紹介(Qスイッチレーザー照射など少しダウンタイムが強い照射法の場合)
◎1日目(当日)
治療直後の肌はとても繊細!患部はもちろん、その周囲の肌も敏感になっています。夕方に行くか、万全のUV対策をしましょう。紫外線を浴びると術後の回復や、その後の色素沈着への悪影響もあります。
◎2日目
術後2日は安静期間、抗酸化サプリで炎症を抑えましょう。
◎3日目
低刺激の抗炎症コスメを使ってみるのも手です。
◎4日目
術後のテープが自然にはがれたら、かさぶたが出現。
◎5日目
かさぶたが取れないように24時間保湿を心掛けましょう。
◎6日目
美容成分たっぷりのコンシーラーなら、隠す&保湿の一石二鳥。
◎7日目
肌が落ち着いてきたらインナー美白ケアの始めどき。
◎9日目
しっかり養生してきたかさぶたも10日前後でぽろり。
◎11日目
かさぶた後の肌は、第2の紫外線要注意期!かさぶたが取れた跡は治りかけの傷と同じようなもの。再生したてのピンク色の肌はバリア機能が弱いので万全の紫外線対策が必要です。
◎12日目
かさぶたが取れたら全力美白!スポットコスメで攻めの美白を。
◎15日目
ピーリングで代謝を上げるのも色素沈着対策に効果的!
治療半月ほどで再診し経過をチェック。今後はピーリングやフォトフェイシャルを重ねターンオーバーを促進し、治療後の色素沈着を防ぐためにメラニンを排出します。
◎30日目
しっかりケアをすれば1ヵ月で接近戦でも安心な白肌に!

【施術後のケアはタイミングが9割!】
レーザーを当てて、炎症がおこって、かさぶたになって、黒くなる......
レーザーなどによるシミ(老人斑)治療 後の肌は、火傷をしたような状態になっています。後日のケアが本当に重要です。一般的に、シミの治療をするとその施術による色素沈着で、半年間ほど患部が治療直後よりも一時的に濃くなります。医師の説明不足もあるのですが、それをシミの再発だと思っている方が多いのです。再発だと思って別のクリニックでさらにレーザーを当ててしまうと悲惨な結果に。この色素沈着はいわゆるシミと違って消えていくものなので、神経質になりすぎる必要はありませんが、患部の色素沈着を抑えるケアを心がければ、よりランクアップした肌を手に入れることができます。特別なことではなく 紫外線対策や乾燥対策をいつもより丁寧にし、抗酸化対策など内側からのケアをプラスすることが重要です。

≪銀座ケイスキンクリニックでのシミ治療≫
当クリニックでは、シミ治療のレーザー後の患部へテープを張らず、抗炎症の塗り薬を処方します。さらに内服としてビタミンC、トラネキサム酸、ビタミンE、 L--システインの4種を処方しております。
○当院でのシミ部分照射治療後の経過
<施術直後>
レーザー照射後のシミ患部は紅斑となり、周囲の肌も炎症を起こし赤くデリケートな状態 となます。
<3日後>
赤みが落ち着き、シミへの照射跡は茶色いかさぶたに。しっかり保湿対策が必要です。
<7日後>
かさぶたが取れて患部はピンク色に。とてもデリケートな状態なので紫外線に注意。
<3ヶ月後>
一度濃くなった色素沈着が薄くなってきた状況。美白剤で定期的にケアすることでさら薄くなっていきます。

シミ治療は一日では終わりませんが、しっかり丁寧にケアをすればきれいな白肌が手に入ります。
是非、ご一読ください。

銀座ケイスキンクリニックの『シミ治療』はこちらをご覧ください。

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雑誌『美的』2017年5月号(8月23日発売 掲載ページP210~213)

特集「あなたの〝目立つ毛穴〟はどのタイプ?」のに慶田院長の監修記事が掲載され
ました。

「毛穴」が気になると一言でいっても、その理由は人それぞれで、様々なタイプがあ
ります。今回、「黒ずみ毛穴」「詰まり毛穴」「たるみ毛穴」の3つのタイプ別に原因&ケア法を検証しました。慶田院長が、毛穴に悩む美的クラブのメンバーを診察し、タイプ別に徹底解説しています。

一般的に毛穴とは、毛が表面に出てくる開口部の〝毛漏斗部〟のことで、この断面は
メラニンが多く生理的に黒ずみやすい部位です。また、角質が厚くなりやすいため、
皮脂が中に詰まりやすく、ニキビのように白や黒くポツポツして見えることも。ま
た、加齢によって毛包周囲のコラーゲン線維が劣化すると、毛穴の形態が保てなくな
り、楕円形に広がることもあります。

このように毛穴が目立つ要因はさまざまですが、そもそも毛穴の入り口はすり鉢のよ
うなロート状で、毛穴は上から見るので、物理的に広く見え、影が黒く目立ちやすい
のです。

美的クラブのメンバーの方々も実際に診察してみると、「黒ずみ毛穴」を気にしてい
る方の毛穴をよく見ると、それは黒ずみではなく皮脂が詰まっていたり、加齢でたる
んだ影だったり...自分の毛穴タイプを認識せず、曖昧な知識に任せてケアをしている
印象がありました。

今回は、1. 摩擦や日焼けによりメラニン色素が増えた「黒ずみ毛穴」、2. 過剰分
泌した皮脂が詰まった「詰まり毛穴」、3. 加齢などにより毛穴が楕円状に広がった
「たるみ毛穴」の3つに分けています、それぞれに最適な対策をしましょう。

〈毛穴タイプ1 黒ずみ毛穴〉
 肌がくすんだ印象にも見える黒ずみ毛穴。メラニンが過剰に増えるとシミになりま
す。これは毛穴も同じで、紫外線による影響だけでなく、肌に繰り返し摩擦が加わる
ことでも色素沈着を起こし、毛穴が黒ずんで見えます。特に洗顔やメーク中のブラシ
による摩擦に気をつけましょう。効果が確実な医療ケアならケミカルピーリングや
ジェントルレーズ照射がおすすめです。

リンク:毛穴引き締めジェントルレーズ
レーザー脱毛

毛穴コラム1

「産毛毛穴」を黒ずみ毛穴だと思っていませんか?皮膚科医が診察すると、黒ずみ毛穴は、産毛が目立つ「産毛毛穴」の場合が多くあります。日本人の産毛は黒く、断面が目立ちやすいのです。黒く見えるが毛穴ではなく、毛そのものということ。医療レーザー脱毛を2~3回照射すれば太い毛がなくなり、毛穴が引き締まります。

こんな生活習慣は黒ずみ毛穴を作ります!

●日焼け対策不足
紫外線は黒ずみ毛穴の天敵!日焼け止めを塗ることで予防&改善を。SPF50というの
は、厚塗りをしてこその効果。日焼け止めをひと塗りして満足せず、ファンデーショ
ンやお粉もスタンプ式に重ね塗りして対策しましょう。

●過剰な洗顔ブラシなどで摩擦を与えすぎる
洗顔やファンデーションを塗る時にブラシを強くこすると、過剰な摩擦から肌を守る
ためにメラニンが増え色素沈着の原因になります。特に力が入りやすい洗顔は注意し
ましょう。しっかり泡立て、こすらず手で優しく洗うことが鉄則です。美白効果を持
つ「泡ででるタイプの洗顔料」を使うと◎

〈毛穴タイプ2 詰まり毛穴〉
過剰な皮脂と角質が混ざってできた角柱が、毛穴に詰まっている状態。毛穴の入口が
閉じて白くぷくっとしたタイプと、入り口が開いて皮脂が酸化し黒ずんだタイプがあ
ります。乾燥や皮膚を擦りすぎた影響など、角層のバリア状態が悪くなると、それを
補うために毛穴の入り口の角層が厚くなり詰まりが起きます。

こんな生活習慣は詰まり毛穴を作ります!

●スキンケアをコットンで行う
コットンで優しくパッティングするならOKですが、肌に滑らせる物理的刺激は角層を
固くする要因に。生まれたての赤ちゃんのかかとは柔らかいけど、歩いて体重がかか
ると固くなります。肌の上でもこれと同じことが起こります。

●洗顔後すぎに保湿をしない
乾燥によりバリア機能が壊れると、角層が厚くなり毛穴が詰る原因に。皮脂が出てい
ても角層は乾燥するので、特に乾燥しやすい洗顔後はすぐに保湿をしましょう。きち
んと潤い補給することが、詰まらせない秘訣です。


毛穴コラム2


詰まっているからと指でピッと押し出すのは厳禁です!
詰まった角栓を指で無理やり押し出すと毛穴を傷つけ痕になったり、角層のバリア機
能を壊し、より詰まりを起こす原因になります。軽減するには、黒ずみ毛穴同様たっ
ぷりの泡で優しく洗顔をしましょう。特に酵素タイプの洗顔料が◎。施術ならケミカ
ルピーリング!物理的にこすらず、刺激せず、化学の力でとかし出しましょう。

リンク:ケミカルピーリング(メディカルピーリング)

〈毛穴タイプ3 たるみ毛穴〉
加齢や紫外線ダメージによりコラーゲン線維やそれを支える役割をもつエラスチン線
維が劣化すると、肌はハリがなくなり皮膚が緩んでしまいます。その影響で毛穴ハリ
が楕円形に広がり、重力によってたるんだ毛穴に。クリニックでは、コラーゲン線維
を再生させるさまざまな治療があり、効果を期待できます。

こんな生活習慣はたるみ毛穴をつくります!

●日焼けを繰り返している
過去に紫外線を多く浴びていた人はたるみ毛穴が目立ちます。今からできる予防策
は、日焼け止めを塗ること。朝塗って満足せず2時間おきに重ね塗り。必ず日に当た
る前に塗りましょう。飲む日焼け止めも有効です。

● 20代の頃とスキンケアや生活習慣を変えていない
肌の加齢対策に、20代後半からエイジングケアを取り入れましょう。また腸内環境が
悪いと肌のターンオーバーに影響あします。豚肉や大豆たんぱく質、野菜類、ヨーグ
ルト等の発行食品を積極的に食べ、腸内環境を整える習慣をつけましょう。
たるみ毛穴の原因は肌老化にあり、エイジング効果がありハリをアップさせるスキン
ケアが効果的です。


毛穴コラム3


ミニスカーと呼ばれ小さなニキビ痕を毛穴と勘違いする人がいます。よく見るとボックス状にへこんで影になっている状態。この場合スキンケアで改善することは難しいので、クリニックでの治療をおすすめしています。
CO2フラクショナルレーザーでお肌をリニューアルすればニキビ痕も滑らかになり、毛穴も引き締まります。
ジェネシスはノンストレス・ノーダウンタイムのレーザー治療。メソボトックス注射は開大毛穴を引き締めます。

リンク:フラクショナルCO2レーザー 
ジェネシス
メソボトックス

自身の毛穴のタイプを知って、正しいケアをすることで、ツルスベ肌を目指しましょう。
毛穴の診断・治療に関する詳細は、HPをご覧ください。

リンク:毛穴の開き、黒ずみ

是非、ご一読ください。

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2017年4月号(3月12日発売 掲載ページP82~87)

特集「忙しくてもキレイなヒミツ教えます 美人女医が実践中のビューティテクをSPY!」
に慶田院長の取材記事が掲載されました。

医師としてハードワークをこなしながら、美肌やスリムボディをキープしている女性医師のメイクやスキンケア、インナーケアを徹底調査した特集です。院長のおすすめアイテムも紹介しています。

〈スキンケア〉多忙かつ不規則でも、毎日のスキンケアでトラブルを回避する美肌メゾットを紹介。
酵素配合の角質ケア洗顔パウダーでオイリー&毛穴の目立つ部分を泡パックで狙い撃ち!
適度に表皮のターンオーバーを刺激してメラニンの排出を促すことで、しみ、くすみ、ニキビなどのトラブルを回避できます。不要な角質がたまりやすいパーツは酵素配合の洗顔料で泡パック。洗浄力もマイルドだから、敏感肌でも安心して角質ケアできます。気になる毛穴の汚れやざらつきを優しく洗い流して、つるつるの肌に。

おすすめアイテム
●コラージュ 洗顔パウダー
HOW TO
しっかり泡立て小鼻や額の生え際、あごなど皮脂分泌の盛んな部分になじませ、30秒〜1分程度置いて洗い流す。

〈ヘアケア〉ハリ艶のある髪は女性の美しさの象徴です。健康美を象徴するパーツだからこそ、美しい頭髪を育む日々のケアが大切です。
シャンプーは身体を温めてからよく泡立てて、頭皮マッサージをしましょう。まずはお湯で髪全体をしっかりすすぎ、身体を湯船で温めてからシャンプーをすることで、頭皮が柔らかくなり刺激が軽減できます。
髪と頭皮を優しく洗い上げ、美髪をめざしましょう。

おすすめアイテム
●ベネファージュ 薬用ボリュームコントロール
14種類の天然油来成分がハリ&コシのある髪へ導くシャンプー。
HOW TO
シャンプー前にシャワーでしっかり予洗いを。もこもこの泡で頭皮を優しくマッサージした後、ぬるま湯で十分にすすぐ。

〈メイク〉仕事柄人前に出ることが多く、お直しの時間もあまりないから、崩れないor崩れてもキレイなメイクが鉄則。UVケアをしっかりしつつ、ナチュラルな美しさが映えるメイクテクとは。
保湿&UVケアはしっかり重ねて、リキッドファンデは極薄にON。化粧水とクリームでデコルテまで入念に保湿後、日焼け止めもデコルテまで塗ります。
リキッドファンデを薄く塗り、シアーな仕上がりにすることで、光を纏った美肌に。

おすすめアイテム
●クレ•ド•ポー ボーテ タンフリュイドエクラ SPF25•PA++
日中の肌色の変化に対応して崩れを防ぐベースメイク。
HOW TO
目元、小鼻、口周りは薬指、頰や額は人差し指と中指の第一関節でさっと広げるようにして塗る。

お家でできる皮膚科専門医のセルフテクニック。
是非、ご参考になさってください。

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雑誌『おとなスタイル』2017年VOL.7 春号(2月25日発売 掲載ページP86~93)

特集「おとなだからこそ、の最新美白講座」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

1年中降り注ぐ紫外線は、肌老化の大敵です。透明感のある白い肌を手に入れるなら、夏のように日差しが強くなくても、曇りの日でもUVケアをして過ごしましょう。特に春に向けて、だんだんと日差しが強くなるこの季節は、美白ケアを見直すのに良いタイミングです。

シミを増やさない、濃くしないためには、UVケアは必要不可欠です。1年中日焼け止めを使っている人も増えてきましたが、紫外線を防ぐには"塗る量"がとても重要。日焼け止めに表示されているSPFの数値は、国際SPF試験法で測定されて決まります。実は、その試験法はかなりの厚塗りで行われていています。みなさんが実際に塗る量はSPF試験の半分以下という報告があり、実使用での効果は表示の数値よりかなり低下することがわかっています。効果的に日焼け止めの顔にパール3個分程度を重ね塗りするか、高い数値の製品を使う必要があります。SPF30以上、PA+++以上なら、厚塗りしなくても日常の紫外線を防ぐ効果は得られるので、高SPF値のサンプロテクトを日常使いしましょう。

シミや色ムラが気になっているなら、美容クリニックでの治療を受けるという解決方法もあります。おとなのシミは様々な種類が複雑に重なっていることが多いので、専門医の診断を受け、それぞれに合ったケアや治療を行うことが重要です。

シミやくすみは、年齢を重ねるごとにできやすくなるので、春先でも増えたり、濃くなる可能性があります。最新の効果的な美白情報を更新し、おとな世代にあったケアをはじめましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『VERY/ヴェリィ』2017年4月号 (3月7日発売 掲載ページP318~319)

特集「ゆらぎ肌との正しい付き合い方」に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。今回は読者4名との対談記事です。

院長は皮膚科専門医として、また自身も二児の子育てママとしての経験から、肌ゆらぎに悩むママたちに、正しい対処法をアドバイスしています。

出会いの春は、第一印象のためにもきれいな肌をキープしたいところ。ところが新生活のバタバタやストレスで肌が敏感になったり、吹き出物が出たりしがちです。そうでなくても、何となく化粧ノリが悪いなど、ゆらぎ肌に悩んでいるVERY世代の女性が増えているようです。花粉や大気汚染、紫外線などが原因で肌の炎症を起こしたり、栄養過多など生活習慣、部屋の乾燥などが影響して、大人の肌に負担をかけています。実際、クリニックでもゆらぎ肌の相談で来院されるVERY世代が増えている印象です。

季節の変わり目に加え、特にVERY世代は、仕事や子育てで十分な睡眠がとれず、ストレスも重なって肌が過酷な状況にさらされていることも。その上、なかなかケアをする時間の余裕もなく、肌がゆらぎやすい環境といえます。

ゆらぐ、という症状にも色々なタイプがあり、乾燥や化粧ノリの悪さ、軽い皮膚炎などわかりやすい症状から、肌がくすんだり、ハリがなくなることもそのひとつ。どれも肌のバリア機能が乱れ、保水機能が弱まり乾燥している状態です。なるべく負担をかけずに保湿をしっかりしてあげることが大切です。

肌に汚れが残ることがターンオーバーの乱れを助長するので、クレンジングは重要です。ただし洗浄力がありすぎると、バリア機能が損なわれる危険性もあるので、やさしくしっかり落としてくれるものを選びましょう。肌の乾燥を防ぐため、朝の洗顔をせず拭くだけ派の人もいますが、実はコットンは力が入りやすく、知らず知らずのうちに肌を摩擦して刺激を与えていることがあります。洗顔はきちんと泡立て、優しくなでるようになじませ、10秒ほどおいてから洗い流す方法だと、だいぶ刺激が軽減されます。泡立てるのが面倒な人は、泡タイプの洗顔料を活用すると良いでしょう。ゆらぎ肌の角層は、ターンオーバーを正常に行う力が不足しがちなので、定期的にクリニックでケミカルピーリングを行うこともおすすめです。

また、肌が敏感な状態になった時は、パシャパシャした水性のものはしみやすく、こっくりした油性のアイテムの方が肌当たりが優しいです。化粧水もとろみのあるものなどを取り入れると良いでしょう。抗酸化作用が高いビタミン類がバランスよく配合された、洗い流さないオイルタイプのレチノール配合化粧品もマイルドなピーリング効果がありおすすめです。ターンオーバーを促進して、キメが整いツルツルになる効果があります。大人ニキビも減りやすく、ボディの黒ずみにも使えます。

特に小さなお子さんがいる方は、ご自身のケアどころではないのが事実。しかし入浴後は、なるべく早く保湿した方が良いものです。

色々とケアをした方が良いという考えが負担になるくらいなら、本当に忙しいときはあれこれしようとせず、「すべてを飛ばしてクリームだけでも塗る!」と、潔く決めてしまうのも手です。

やらなくちゃ、とストレスに感じることもお肌の大敵です!ゆらぎ肌を難しく考えて頑張りすぎず、できる範囲で楽しくお肌と向き合っていきましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『VOGUE/ヴォーグ』2017年4月号 (2月28日発売 掲載ページP270~273)

特集「年齢は関係あらず。美胸と美尻はいつでも取り戻せる!」にて、当院のたるみ治療器「SMAS-up(スマスアップ)」が紹介されました。

SMAS-upは、高周波(RF)と電気刺激(DMA)による痩身マシンで、過剰な脂肪溶解、セルライト除去、ヒップアップ効果があります。筋肉の活性化により基礎代謝が増えることで、目に見えるスリム効果を実感出来るノーダウンタイム治療です。熱エネルギーで線維芽細胞を活性化することでコラーゲン線維の新生を促がされ、皮膚のたるみが改善し、シルエットが若返るだけでなく、肌質も良くなる人気治療です。

部分痩せ効果をさらにアップさせるなら、切らない痩身治療「脂肪溶解注射」との併用がおすすめです。また、同時にヒップのくすみやざらつきも解消するコンビネーション治療「美尻集中治療」も人気。ケミカルピーリング、ジェントルレーズ照射、ジェネシス照射、スマスアップ照射を同日に施術することでベビーヒップを叶えます。

是非、ご一読ください。

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雑誌『MAQUIA マキア』2017年4月号(2月23日発売 掲載ページP160~161)

特集「スキンケアが台無しに?!無防備な女から、キレイは逃げる!結局、紫外線は"防ぐが勝ち"」で慶田院長の監修記事が掲載されました。

今、医師や研究者の間では、日焼けが肌に与える影響が『光老化』として改めて注目を集めています。女性を老けさせる紫外線の威力について、しっかり学びましょう!

Q1,日焼け止めって、夏だけじゃダメ?
A,一年を通じて、必ず塗りましょう。

紅斑(=肌の赤み)が出ていなくても、冬の弱い日差しでも、紫外線に当たれば、遺伝子に傷がつき始めると言われ、肌トラブルやがんのもととなります。慶田院長自身、冬でもSPF50・PA++++を塗るようにしています。


Q2, 老化の8割が紫外線からって本当?
A,はいその通りです!

たとえば顔と、常に下着に覆われているバストを比べれば、肌の色も、きめ細やかさもまったく違いますよね。無防備な状態で、屋外で過ごす時間が長い方は、見た目年齢がどんどん老けてしまいます。きちんと紫外線を防いでスキンケアをしている方は、シミもシワも少ないきれいな肌を保っています。

Q5, ずっと室内にいる日は、日焼け止め不要ですよね?
A, 一歩も家から出なくても油断は大敵。

家やオフィスの中にずっといるとしても、窓ガラス越しにかなりの紫外線を浴びます。窓際にいるときに届く紫外線は、日なたとさほど変わらないことも!一歩も家から出ないとしても、必ず塗るべきです。

Q7, 日焼け止めは「ブロック」で、「スキンケア」ではないでしょ?
A, 最近はスキンケア効果を兼ねたものもたくさんあります!

メイクののりが悪い、乾燥する、角層が厚くて手触りが悪い......これらの一因が紫外線の影響です。ダメージが生じてからのケアは時間がかかるので、予防が一番です。

Q8, 美白したいわけじゃなければ、日焼け止めは不要?
A, 乾燥やシワなどの、肌トラブルにつながるので必要です。

肌のハリのもとであるエラスチンやコラーゲンを分解するような酵素を発生させるひとつに紫外線があります。また、シミの一部が盛り上がってやがてイボになるケースも。エイジング対策としてUVケアは欠かせません。

Q9, 高SPF値のものって、肌への負担になりそう
A,一概に負担になるわけではありません。

日焼け止めを塗ることで生じる負担と、塗らないことによるダメージ。この2つを天秤にかけたら塗るほういいと研究からも判明しています。SPF値が高いものを怖がる方がいますが、大切なのは自分の肌に合うかどうか。慶田院長自身も、アトピー体質で昔は使えないものが多かったので、最近の日焼け止めの進化に驚かされています。


Q10, 日焼け止めを塗っても,なぜか焼けちゃう...
A, きちんと塗る&塗り直しを!

夏場は通勤時でも汗をかきますから、崩れにくいものを選び、2~3時間ごとに塗り直しましょう。

Q11, 日焼け止めの上手な塗り方を教えて
A, 2度塗りがおすすめ。

最近のものは伸びがいいので、ぜひ2度塗りをしましょう。量が少ないと、表示の数値の1/4~1/5程度の効果しかありません。また、時間が経つと落ちやすいので、塗り直しましょう。

Q13, スキンケアしていても、日やけ止めって必要?
A,せっかくのケアがムダに...ぜひ使って下さい!

スキンケアも欠かせませんし、最近では"飲む日焼け止め"とうたわれたものも出ています。けれど、紫外線を浴びないというのは、そういったケアの効果を発揮させる上でも大前提です。たとえ紅斑が出なくても、紫外線を浴びればエイジングは必ず加速するので必ず使用して下さい。

是非、ご一読下さい。

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雑誌『美ST』2017年4月号 (2月17日発売 掲載ページP152)

特集「レシート拝見! 今月何買った?」に慶田院長の取材記事が掲載されています。

創刊号から続く人気連載企画。美容に目利きの女性たちが、自腹でゲットした商品を紹介しています。

今回、慶田院長は還元型コエンザイムQ10サプリメントを紹介しました。

コエンザイムQ10は抗酸化作用が注目されており、肌の大敵である老化を促進する物質を抑える作用がある成分です。コエンザイムQ10は肉や魚に含まれ、ヒトの体内でも合成されますが、有効なのは「還元型」。慶田院長は、肌質関連の遺伝子検査「DNA BEAUTY」でコエンザイムQ10を還元型に変換しにくい体質ということが判明したため、サプリメントで毎日補給しています。

「DNA BEAUTY」は、遺伝子レベルで肌質の個人差を確実に調べることができる検査です。「しみ・そばかす」「しわ・たるみ」「乾燥肌」「脂性肌」「毛穴開大」5つのリスクを明らかにし、肌質や肌老化のリスク、最適なスキンケアを知ることができます。ご自身の肌の未来予想図から、最適な美容医療のご提案も可能になりました。クリニックで受けていただければ、医師が解説いたします。

是非ご一読ください。

自宅でご自身でも行える簡便な検査キットは、当クリニックで取り扱いしております。
2週間ほどで詳細な結果が届きます。

肌質関連遺伝子検査(DNA BEAUTY)¥1.0800(税込み)

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雑誌『Domani/ドマーニ』2017年3月号(2月1日発売 掲載ページP159~163)

特集「アンチエイジングは保湿と血行で始まる」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

何となく、ただ保湿剤をつけるだけの肌ケアをしていませんか?『Domani』ではスキンケア効果を高めるために、からだの中からの保湿と、血行を促すことを提唱しています。
健康な肌を育むために、まずは栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。それを肌にしっかり届けるためには、血行を促すことも重要。「保湿」とは、その天然の保湿を守ることであり、外側から水分を与えるだけではありません。つまり肌のキレイの元は、からだの中にあるというと。

これらの基本を意識し、肌本来の力を引き出すお手入れにシフトすれば、潤いとハリのある美肌に近づけるはずです。肌の刺激になる酸化した古い皮脂や、メイクアップ、ほこり、ウィルスなどをリセットするために、まずは朝晩1日2回の洗顔を心がけましょう。バリア機能の要となる天然保湿因子は守りつつ、不要な汚れはその日のうちに速やかに落としましょう。洗顔時は肌に優しい「なで洗い」をしましょう。水分を拭き取る際や、スキンケアの時は肌を擦る、叩くなど刺激は出来る限り避けます。

睡眠中は、日中のダメージを受けた肌細胞の修復と再生が行われる大切な時間。汚れを落とし、肌の潤い環境を整えておくことで、修復や再生の効果が発揮されます。さらに欠かせないのが、血液を通して肌に届けられる栄養。朝のスキンケアの前には、血流アップケアとして、白湯を飲んでからだの巡りスイッチを入れるのがおすすめです。夜は入浴で体を芯から温め、血流を促しましょう。これらのお手入れは、工夫次第で夜の時間に負担なく組み込むことができます。肌の修復には睡眠時間を確保することが、何より大切。お手入れに時間をかけすぎて、質の良い睡眠が圧迫させることがないよう注意しましょう。

Domani世代の肌のアンチエイジングは、ダメージ修復のための夜の過ごし方がカギ。そろそろ肌に意識を向け、手間をかける時期かもしれません。

是非、ご一読ください。

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雑誌『Oggiオッジ』2017年3月号(1月28日発売 掲載ページP182~185)

特集「乾燥が気になるから「洗わない」派 、毛穴が気になるから「洗う」派 。肌にいいのはどっち?朝、洗顔するかしないか、の件」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

Oggi美容班の調査によると「乾燥するから 朝は洗顔しない」というアラサー女子が急増中のようですが、本当に大丈夫なのでしょうか。毛穴か詰まったりくすんだりしない?気になる真相に、皮膚科専門医の慶田院長がお答えします!

◎「洗う」派の意見は...
・夜塗ったクリームや、分泌された皮脂が酸化していることも。すっきり洗って肌も心もクリアにして、1日をスタートします。
・以前はお湯だけでしたが、毛穴汚れが 気になり、洗顔料を使うようにしたら肌に透明感が出ました。洗い過ぎないよう短時間で洗うようにしています。
・朝洗顔、しています!夜の間にたまった皮脂を洗顔料で落とさないと化粧水が入っていかず、余計に肌が乾く気がするので。ちなみに、Tゾーンがベタつく混合肌です。
・朝、泡でしっかり洗わないと毛穴に汚れが詰まります。洗えばメークのノリもUP。
・最近洗顔料を変えたところ、肌がカサつかずしっとり洗い上がるのが気に入って、毎朝しっかり洗っています。友人には「洗わない」派もいるので、気になりますが...。

◎「洗わない」派の意見は...
・皮脂がほぼ出ない肌質。夜つけたコスメをお湯ですすぐだけにしています。
・朝、お湯だけ洗いにしたら日中のテカリや乾燥に悩まなくなり、快調です。
・洗い過ぎによる乾燥を防ぐため、また面倒くさがりな性格もあり(笑)、水ですすぐだけにしています。正しいのか、わかりませんが肌トラブルはありません。
・顔をお湯ですすぎますが、いつのころからか洗顔料を使わなくなりました。理由は、乾燥肌なので、肌に必要な油分も洗い流してしまいそうで心配だからです。
・子供の頃から、朝は洗顔料を使わずお湯ですすぐだけ。昔から乾燥もテカリもなく肌トラブルは少ない方なので、お湯洗いが効いているのかな、と思っています。

【専門家の意見を参考にしつつ、自分の肌と相談、が正解!】
洗顔料を使って洗うべきか、お湯ですすぐだけにすべきか?実は専門家の間でも、意見が割れるテーマです。毛穴から出た皮脂は、時間が経つと酸化して肌を刺激する〝変性皮脂〞に変わってしまいます。変性皮脂はお湯では落ちないので、洗顔料できちんと落とすことが大切。放っておくと、乾燥や毛穴目立ちなど、肌トラブルの原因になります。

今回の特集では結論として、「洗う」「洗わない」は、肌タイプや肌の調子に合わせて決めるのが正解となりました。

◎肌タイプCHECK !
・こんな人は「洗う」
□頬に触れると柔らかいor多少ベタつく
□Tゾーンに触れると指に皮脂がついてくる
□毛穴の汚れが気になる
□日中Tゾーンのテカリが気になる
・こんな人は「洗わない」
□頬に触れるとゴワっとして硬い
□Tゾーンに触れても指に皮脂がついてこない
□季節を問わず肌が乾燥している
□日中のテカリは気にならず、つっぱり感や粉吹きが気になる

◎肌の調子CHECK !
・こんな人は「洗う」
□生理前でニキビができそう
□寝不足で肌がベタついている
・こんな人は「洗わない」
□肌がゆらいでいて化粧水はしみる
□急な乾燥で肌が粉を吹いている

「洗う」派、肌を乾かさない洗顔料をセレクト。洗顔後すぐの保湿ケアも大切です!
Step1:汚れ落とし
◎汚れが落ちてカサつかない高機能洗顔料でさっと洗う!
変性皮脂を落とすために、泡洗顔は必要。ただし、洗い過ぎてバリア機能を壊すと乾燥肌に傾くので注意が必要です。潤いを奪わない洗顔料選び、頬がカサつく人はTゾーンだけに泡をのせましょう。

「洗わない」派、皮脂は出なくてもたまる「古い角質」を取り去るお手入れをプラス!
Step3:週末スペシャルケア
◎クレイマスクでTゾーンの毛穴詰まりをオフ!
乾燥肌でも、洗顔料を使わなと毛穴に変性皮脂が詰まります。週末に、毛穴の奥から汚れをしっかり吸着してくれるクレイマスクを取り入れるのもおすすめです。潤いのあるクレイマスクを厳選しましょう。

クリニックでのケミカルピーリングやジェネシス照射を2~4週間に1度受けていただくと、毛穴の詰まりも解消し、キメも整い、肌バリアもアップするのでお勧めです。
ケミカルピーリング
ジェネシス

是非、ご一読ください。

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雑誌『mini』2017年3月号(1月28日発売 掲載ページP84~87)

特集「美人と普通の差は、肌に透明感があるかどうかで決まる!!何が何でも透明肌を手に入れる!!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
必ずしも色白なら美肌とは限りません。メイクをしなくても光を放つような、色ムラのない透明肌こそが美しい肌といえます。そんなお肌を手に入れれば、美人オーラアップ間違いなしです。
慶田院長が皮膚科専医として、〝最強の美白"に近づくための基礎知識やお手入れのHOW TOWを解説しています。

Q.1そもそも透明肌って何?
A.キメ・潤い・色ムラのなさの3つが整って光を反射すること
肌の表面は、三角形やひし形に区切りられた網目状。肌細胞の生まれ変わりが正常で、網目模様が細かくキレイな状態だと、ムラなくふんわりと光を反射します。それに加え色ムラもなく、潤いがあって角層の状態が美しいと光を通す透明肌になります。

Q.肌がくすむのはなぜ?
A.その代表的な理由は、「肌の糖化」「血行不良」「水分不足」「角質肥厚」「紫外線」の5つ
<肌の糖化による"黄ぐすみ">
乱れた食生活(炭水化物・清涼飲料水・お菓子など頻繁な間食)により血糖値の急上昇が繰り返されると、余分な糖とたんぱく質が結合し、AGEsという老化物質ができます。これがコラーゲンの色を変色させと肌全体を黄土色にくすませてしまいます。
<血行不良による"青ぐすみ">
健康な肌は、血液の赤みが透けて見えるのが通常。しかし、乱れた生活習慣や冷えなどから血行不良になると、ターンオーバーが遅れて角質肥厚を生じ、肌の赤みが失われ、青ぐすみが目立つように...という悪循環が起こります。
<水分不足による"乾燥ぐすみ">
エアコンや冬の乾気など乾燥した環境や、スキンケア不足、洗浄力の強いクレンジング剤の使用などから起こる肌の乾燥により、肌のバリア機能は低下します。それを補おうと角質が厚くなることでくすみが起きます。
<角質肥厚による"汚れぐすみ">
化粧品の刺激やこするなどの物理的刺激への防御反応として作られた過剰な角質や、生活習慣の乱れなどによるターンオーバーの停滞によって、古い角質が肌表面に残って角質層が厚くなると、くすんで見えてしまいます。
<紫外線による"メラニンぐすみ">
紫外線などの酸化ストレスから表皮細胞のDNAを守るために作られるメラニンは、過剰に増えるとくすみやシミに。冬もUVAは比較的活発に注いでいるので、油断は禁物です。メラニンは物理刺激でも増殖するので、優しいスキンケアを心がけましょう。

【肌の乾燥と保湿の話】
☆保湿にまつわる噂の真相
Q.若いうちは乳液を使わなくて良い?
A.×
化粧水で保水した肌から水分を蒸発させないため、油分でフタ(=乳液)をしてあげることは必要。日中もエアコンや冬の空気の乾燥による影響を受けるので、朝のスキンケアでもしっかりと保護しましょう。

Q.しっとり化粧水なら1本でOK?
A.×
化粧水は水分を補いつつ、保水性のあるモイスチャライザーを含む乳液やクリームの浸透を高めるためのものなので、1本では保湿不足。

Q.スキンケアはラインで使った方が効果的?
A.○
肌悩みに合わせて別の商品を組み合わせるのももちろんアリなのですが、相乗効果を想定して作られているラインで使ったほうが商品の効果を最大限にUP出来るのでオススメです。

Q.皮脂はなくしたほうがいい?
A.×
テカリなどの悪いイメージが強いが、実際は保護、保湿、殺菌などの作用があり、肌にとって重要なもの。減少や過剰分泌がトラブルの原因なので、皮脂を正常に保つことが美肌のカギとなります。

Q.オールインワンは化粧水と合わせて使っても良い?
A.○
保水から保湿、その他のスキンケア機能をひとつで済ませられるが、オールインワンのいいところですが、化粧水を使うことで効果が相殺されることはないので、合わせて使うことでさらなる保湿効果が期待できるでしょう。

Q.化粧水はバシャバシャが正解?
A.△
量をたっぷり使うという意味では間違いありません。ただ一度にたくさんつけるというのは間違いで、少量ずつ繰り返しつけてしっかりと浸透させるのがベストです。

Q.シートマスクは長い時間するほどよい?
A.×
付けている間に水分が蒸発して、肌の水分も一緒に失われてしまうので製品の推奨する時間を守りるようにしましょう。はがした後にクリームをなじませて。

Q.天然由来=肌に優しい
A.×
添加物を含まないという点では安心ですが、天然の成分が肌に刺激がないということはないので、敏感肌の人は肌に合うかどうかを、しっかり試して見定めることが大切。

Q.スキンケアは重ねることで効果UP
A..○
オールインワン同様、美容液と乳液やクリームを重ねて使うことで保湿効果はUP。UV対策も重ねることでよりしっかり紫外線をガードできる。

【美白有効成分の効果と特徴】
美白へのアプローチのためにアイテムに入っている成分を知りましょう。叶えたい効果から、逆引きでアイテムをチェックして、チョイスの参考に。

①シミを予防・抑制する
メラニンが出来る過程(チロシナーゼや情報伝達)に働きかけるもの
②黒色メラニンの淡色化
すでに出来てしまった黒色メラニンを還元し、色素沈着を防ぐもの
③ターンオーバーの促進
代謝促進などでメラニンを含む角質を排出し、日焼けやシミを改善するもの

ビタミンC誘導体
①+②
体内でビタミンCに変化する進化型ビタミンC。メラニンの生成を阻害し、できてしまったシミにも有効。抗酸化、代謝、色素沈着防止、皮脂コントロール、美肌作用などマルチタイプ。

トラネキサム酸
肝斑の治療
止血剤にも使われる人工アミノ酸を技術改良したもの。メラノサイトを活性化させる酵素の働きを阻害し、シミを抑制する。抗炎症効果により"肝斑"にも有効。

アルブチン

コケモモや梨などの植物に含まれる天然由来の成分。メラニンを生成する酵素に働きかけてシミの生成を阻害する。また、低刺激で安定性が高く、多くの美白化粧品に用いられている。

プラセンタエキス

哺乳類の胎盤に含まれる。チロシナーゼの働きを阻害。皮膚の細胞分裂を促進し、ターンオーバーを促すことによりメラニン角質を排出する作用もある。

4MSK
①+③
チロシナーゼの活性を抑えてメラニンを抑制、ターンオーバーの改善でシミになりやすい(慢性角化エラー)角質を排出する手助けをするW効果タイプ。

カモミラET
①+②
カモミール抽出成分で、メラニンの生成の指令を出すエンドセリンという物質に作用。シミを防ぎ、出来てしまったシミを薄くするW効果タイプ。

ハイドロキノン

皮膚科や、アメリカなどの医療機関で主流の美白成分。メラニンの生成を抑え、メラニンを作る過程もブロックすることでシミを予防する。

ルシノール

シベリアモミに含まれる成分から開発された美白成分。チロシナーゼに作用してメラニンの生成を抑える。肝斑にも効果があるといわれている。

リノール酸
① +肝斑の治療
ベニバナ油由来の美白成分。チロシナーゼの量を減らして分解を促進、メラニンの生成を抑える。肝斑にも効果があるとされている。

t-AMCHA(ティーアムチャ)

大豆や卵黄から抽出。メラニンの生成を指示する物質と活性化する酵素を阻害、新たなシミの発生を防ぐ効果が期待できる。

コウジ酸

お酒の原料となるコウジ菌が発酵する過程で生まれた美白成分で、チロシナーゼの活性を抑え、メラニンの生成を抑制。

本誌では、対策別の美白アイテムやスキンケア方法なども掲載しています。
是非、ご一読ください。

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雑誌『美的』2017年3月号 (1月23日発売)

今回2つの特集に掲載がございます。

その1(掲載ページP151~166)
特集「〝プチ不調〟脱出BOOK」
何となく気になる、肌や体の不調はありませんか?今回の特集は、そんな不調をすっきり解消するための方法を専門家が解説しました。慶田院長は皮膚科専門医として、美容や健康に関するお悩みについてアドバイスしています。

〈体の悩み〉
Q.ダイエットをしてもやせにくいのはナゼ!?
A.繰り返すダイエットで生じた筋肉量の減少で、基礎代謝が低くなっているとやせにくくなります。
そもそも、冬は皮下脂肪を蓄える時期なので、やせにくいのは事実。だからこの時期に無理してやせなくてもOKです。それでもやせたいという場合は、軽い運動で体をあたため、基礎代謝をあげるように心がけましょう。

Q.肩こりが激しくてつらいです
A.長時間PCやスマホを見て同じ姿勢を続けることで、首から腰まで連動してこり固まります。常に前傾し、肩が丸まり、猫背気味になることで起こります。冬は寒さによって症状が助長することも。
30分に一度は首や腰を動かしてストレッチする、椅子や机の高さを調整し、できるだけリラックスした姿勢を工夫しましょう。
テニスボールを固いところにあて、その上を転がる、テニスボールマッサージはおすすめです。

Q.便秘がひどいのが悩みです
A.便秘は、不規則な生活リズム、ストレス、自律神経の異常などが影響します。
大腸性の便秘は、食事の繊維質不足、水分不足、大腸のぜんどう運動が悪いことなどが考えられます。この場合は食事の内容を意識して、海藻や野菜、ヨーグルトなどを積極的にとったり、適度な運動をするようにしましょう。直腸性の便秘は、排便習慣が悪く、直腸に便がたまったときに本来自然に感じる便意を感じにくくなっている状態です。そのため、直腸内に残った便が固くなり、排便障害につながります。初めに出る便が固い場合は、直腸性が疑われます。便意を感じたら、ガマンしないように心がけましょう。

Q.全身がかゆくなるときがあります
A.大気の乾燥と室内の乾燥、寒気による皮膚温の低下で角層のバリアが障害されると、かゆみが生じます。皮膚温度の低下でも角質のバリア機能が低下し、ちょっとした刺激でもかゆみが生じるようになります。そんな時は、寒気に触れないように衣類で覆い、入浴時も泡で優しく洗います。また、保湿クリームを塗ったり、加湿器を使用して乾燥を防ぎましょう。
保湿剤は、セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸などの保湿成分を配合したクリームがおすすめです。1日2回塗るように心がけましょう。

Q.ひじやひざの黒ずみが取れない!
A.乾燥と物理的刺激による角化します。ひじをついたり、立てひざをつくことによる摩擦は大敵です。また、角質がたまることでも黒くなります。ボディスクラブで角質をケアしてから、角層溶解作用のある尿素クリームで保湿すれば、春にはスベスベ肌が期待できます。
クリニックで行うケミカルピーリングなどもおすすめです。

Q.ドライアイで、いつも目が充血しています
A.長時間PCやスマホを見すぎて、まばたきの回数が減り、角膜が乾燥するのが大きな原因。大気や室内の乾燥も誘引します。
できるだけ室内を加湿し、ヒアレインなどの点眼薬を定期的にさして乾燥を防ぎましょう。

その2(掲載ページP198)
特集『エイジング加速をストップ!敏感肌を美しくする「バリア」&「リペア」メソッド』
嫌なことがあったり疲れていると肌が荒れ、老け感も増すことは、多くの女性が体感しています。実際に心理的ストレスが血行不良を引き起こし、肌のバリア機能を低下させ、コラーゲンまで破壊するメカニズムがわかってきました。
そこで鍵となるのが、「タイトジャンクション」。「タイトジャンクション」は、表皮の顆粒層に存在し、細胞同士を接着する役割りがあります。しっかりと細胞同士が接着し、正常な層を形成していれば、肌の水分は外に逃げないようになっていますが、その接着力が弱まると、細胞に隙間ができて、水分などが逃げていってしまうのです。
ストレスを受けたり、睡眠不足だったりすると、血流が悪くなり、皮膚温度が低下します。皮膚温度が低下すると、角質の奥の「タイトジャンクション」の働きが悪くなり、肌内部の水分やカルシウムイオンが流失。良質な角質が作られなくなって、バリア機能が低下します。さらにバリア機能が低下して刺激を受けやすくなった肌は、微弱な炎症を繰り返します。炎症状態だとコラーゲンが壊れやすくなり、ハリ・弾力が低下し、ますますエイジングが加速するのです。

心と肌は密接に関連しています。ストレスには、肉体的、精神的ストレスがあり、どちらも体や心に影響します。ストレスがかかると、体は戦闘態勢に入り、自律神経のうち交感神経が優位になります。すると、消化機能、末梢循環機能、代謝機能、肌を含めた再生機能は低下してしまいます。
実際に、『心が荒れるとお肌も荒れる』のです。この状態が続くと、軽微な炎症が繰り返され、エイジングを加速させることにもつながります。とはいえ、生きている限りストレスをゼロにするのは難しいこと。ストレッチをする、花を飾る...など、小さいことでもいいので、なるべく多くのストレス解消法をもつと良いでしょう。朝夕のスキンケアも心地よいものを選ぶと、心も満たすお手入れがになることでしょう。

是非、ご一読ください。
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雑誌『PRESIDENT WOMAN』2017年2月号(1月7日発売 掲載ページP120~121)

特集『もう「疲れてるね」なんて言わせない!日々のお手入で、エイジレスな"美肌"をめざせ』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

忙しく働く女性は、日々のストレスに睡眠不足が重なり、心身の疲労はピークに!ストレスは肌にも悪影響を及ぼし、肌荒れや、シワ・たるみを加速させる結果に。実年齢より老けて見せてしまう「疲れ肌」、日々のケアでもっと輝く美しい肌をめざしましょう。

≪QOL(生活の質)を整える5原則プラス、肌力を高める適切なケアで、美肌に≫
ここ数年、乾燥肌、敏感肌に悩むワーキングウーマンが増えています。その原因となるのが、生活習慣の乱れや精神的なストレス。特に自分に厳しく、自身のQOL(生活の質)より仕事を優先する女性ほど睡眠不足になりがちなうえ、人間関係の悩みなども重なり、自覚がなくても心身に大きなストレスがかかっています。こうした日常的なストレスや睡眠不足は、腸内環境や自律神経といった体のさまざまな部分に影響を及ぼし、肌荒れを引き起こします。なかでも最近注目されているのが、肌の角層の下にある「タイトジャンクション」への影響。タイトジャンクションとは、健康で美しい角質を生み出すカギとなるもの。最新の研究では、ストレスや睡眠不足で皮膚温が下がるとタイトジャンクションの働きが悪くなり、角層のバリア機能が低下することがわかっています。
バリア機能が低下すると肌は刺激に敏感になり、ときには自分の汗さえも刺激に感じます。赤みや湿疹といった目に見える皮膚炎を起こしていなくても、軽微な炎症を繰り返すことでコラーゲンを破壊する酵素が増加。さらに肌が乾燥しやすくなり、エイジングが加速するのです。これを防ぐには健康美を叶える5原則「食事、睡眠、排せつ、ストレスコントロール、運動習慣」を意識すること。そのうえで、ストレスによるダメージをケアし、ご自身にあった基礎化粧品でお手入れをすることが大切です。最近では、タイトジャンクション機能の活性や、心理的ストレスによるダメージを内側からケアする成分を含んだ基礎化粧品も開発され注目されています。
自分の肌に触れるお手入れの時間は、とても重要。日々のケアで肌力を高め、ストレスによるエイジングに負けない肌をつくりましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『Marisol/マリソル』2017年2月号(1月7日発売 掲載ページP171)

特集「顔のくすみ、どこまで明るくなりますか?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

お疲れ感、老け感の元凶、くすみ!!なぜアラフォーになるとくすみが悪化するのかを理解すれば誰でもくすみ払いは可能!血色がにじみ出るようなハッピー感あふれるツヤ肌を取り戻せます。

「あの人、なんだかキレイ」「いつも輝いている」と思う人の特徴はずばり、肌の透明感!くすんでいることがあまりなく、いつも潤った血色肌をキープしているもの。アラフォーになると、このくすみのなさは千金の価値。それほどまでにマリソル世代がくすみ知らずでいることは難しいのです。なぜなら、40歳になると下記で紹介するような、くすみの原因が複数襲ってくるからです。

これらを回避するためには日々のスキンケア、ライフスタイルのコントロール、心のコンディションの調整が欠かせません。長年の美容取材でわかったのは、アラフォーになって「いつも輝いている」人は、どんなに忙しくても、苦境に立たされても、そのすべてを賢く実践しているということ。裏を返せば、その3つができれば、誰でもくすみを払えるのです。

まずはくすむ原因を知って、自分に足りないケアを考えてみましょう。保湿不足、UVケアや美白不足、角質ケア不足、運動不足、気分転換不足など、弱点がわかったら、それをちょっと変えるだけで、肌はいきいきと透明感を増します!くすみを払うのに、大した時間は必要ありません。


《透明肌を手に入れたければ、くすみの正体を知るべし!》

マリソル世代にくすみが深刻化するのは、複数の原因が折り重なるから。でも諦めないで!思い当たるところから「ひとつでも」ケアすれば、着実に透明感は上がります!

【古い角質】お手入れ不足による代謝の乱れで起こりがち

古い角質がたまると手触りがゴワつき、褐色っぽいグレーに見えるもの。紫外線ケアを怠る、クレンジングや保湿をさぼるなど、主にお手入れ不足で起こりやすい。

【血行不良】運動不足による「冷え」が原因!

内側からにじみ出る血色に欠かせない血流。血行不良になると青白くくすむ。あまり歩かない生活や、湯船につからずシャワーだけですませていると、くすみやすい肌に。

【肝斑】女性ホルモンや摩擦が関与

目の下から頬骨、こめかみに向かってモヤモヤと発生。摩擦で悪化させるので、こするケア厳禁。一般的にはトラネキサム酸の内服やコスメでケア。美容医療では、フォトフェイシャルM22などで治療可能。信頼できる医師と相談をおすすめします。

【メラニン】若いころ、たっぷり日差しを浴びたツケでくすみ体質に。

紫外線から肌を守る「傘」であるメラニン。こまめなUVケアで「傘」の必要がないことを肌に知らせ、最新の美白ケアでシミ体質からの脱出を。摩擦でも「傘」ができるので、こすったり、かいたりは厳禁。

【糖化】甘いものなど糖質たっぷりの食生活なら要注意!

いわゆる黄ぐすみ。体内にあるタンパク質と糖が結びつき、AGEs(終末糖化産物)が作り出される現象。ハリのもとであるコラーゲン線維が硬くなり、ハリや弾力も失う。糖質の摂り方を見直し、サプリメントでのケアも。

【乾燥】うるおい不足でキメが乱れ、透明感ダウン 

肌表面がドライフラワー化。うるいが枯れ、水分を保持できなくなるせいで、ツヤとハリがダウン。生花の花びらを取り戻すには、たっぷりの保湿がマスト!

【プレ更年期】女性ホルモンが目減りすることで自らうるおう力がダウン

女性ホルモンのエストロゲンには、角層の水分を保持したり、コラーゲンを生み出したりする働きが。またエストロゲンは皮脂分泌に関与、これらが目減りすることで、うるおいを生み出しづらい肌に。日々の保湿ケアが欠かせない。

【ストレス】外的ストレスも内的ストレスもくすみに影響

紫外線や大気汚染などの外的ストレスは、肌を酸化させ、くすみの原因に。精神的な内的ストレスは、ストレスホルモンを分泌させ、肌のターンオーバーを乱れさせ、くすませる。環境から肌を守るスキンケア、精神的ストレスをためない日々の気分転換が透明肌へと導きます!


今回は実際に体験していただきました!

〈体験者様のお悩み〉
目の下にシミが増加。顔全体がどす黒くて...夏の間、家の庭の草むしりをしたり、10月の旅行でうっかり焼けしたツケが、シミとなって今頃現れました。

紫外線が強くなる前に即効で白肌を取り戻しましょう!
急激にくすみが進んでしまったようです。そんな時は、美容医療に頼るのも賢い手段!まずは、美容医療未経験の方にも安心して受けていただける、初歩的メニューで効果が期待できます。

初歩的な美容医療と自宅美白で一気ケアを!

◎ケミカルピーリング×フォトフェイシャルM22がくすみケアの鉄板

1、ケミカルピーリングで不要な角質をオフ

2、最新のフォトフェイシャルM22でシミ&くすみを退治

3、最後にイオン導入でくすみ払いの仕上げ

〈体験後の感想〉

美容医療は初体験。ストレスなく受けられ、肌が3トーンくらい明るくなって感激!と効果を実感していただきました。

シミ、くすみが気になる方は是非ご体験下さいませ!

また、施術の効果を長続きさせるために、シミ内服薬の併用は重要です。

ケミカルピーリング(顔全体)×フォトフェイシャルM22(顔)初回トライアル¥30,000、イオン導入1回¥10,000

※額照射はオプション¥5,000

是非、ご参考にご一読ください。

ケミカルピーリング 
フォトフェイシャルM22
エンビロンイオン導入  
シミ内服 

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雑誌『Marisol/マリソル』2017年2月号(1月7日発売 掲載ページP171)

特集「顔のくすみ、どこまで明るくなりますか?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

お疲れ感、老け感の元凶、くすみ!!なぜアラフォーになるとくすみが悪化するのかを理解すれば誰でもくすみ払いは可能!血色がにじみ出るようなハッピー感あふれるツヤ肌を取り戻せます。

「あの人、なんだかキレイ」「いつも輝いている」と思う人の特徴はずばり、肌の透明感!くすんでいることがあまりなく、いつも潤った血色肌をキープしているもの。アラフォーになると、このくすみのなさは千金の価値。それほどまでにマリソル世代がくすみ知らずでいることは難しいのです。なぜなら、40歳になると下記で紹介するような、くすみの原因が複数襲ってくるからです。

これらを回避するためには日々のスキンケア、ライフスタイルのコントロール、心のコンディションの調整が欠かせません。長年の美容取材でわかったのは、アラフォーになって「いつも輝いている」人は、どんなに忙しくても、苦境に立たされても、そのすべてを賢く実践しているということ。裏を返せば、その3つができれば、誰でもくすみを払えるのです。

まずはくすむ原因を知って、自分に足りないケアを考えてみましょう。保湿不足、UVケアや美白不足、角質ケア不足、運動不足、気分転換不足など、弱点がわかったら、それをちょっと変えるだけで、肌はいきいきと透明感を増します!くすみを払うのに、大した時間は必要ありません。


《透明肌を手に入れたければ、くすみの正体を知るべし!》

マリソル世代にくすみが深刻化するのは、複数の原因が折り重なるから。でも諦めないで!思い当たるところから「ひとつでも」ケアすれば、着実に透明感は上がります!

【古い角質】お手入れ不足による代謝の乱れで起こりがち

古い角質がたまると手触りがゴワつき、褐色っぽいグレーに見えるもの。紫外線ケアを怠る、クレンジングや保湿をさぼるなど、主にお手入れ不足で起こりやすい。

【血行不良】運動不足による「冷え」が原因!

内側からにじみ出る血色に欠かせない血流。血行不良になると青白くくすむ。あまり歩かない生活や、湯船につからずシャワーだけですませていると、くすみやすい肌に。

【肝斑】女性ホルモンや摩擦が関与

目の下から頬骨、こめかみに向かってモヤモヤと発生。摩擦で悪化させるので、こするケア厳禁。一般的にはトラネキサム酸の内服やコスメでケア。美容医療では、フォトフェイシャルM22などで治療可能。信頼できる医師と相談をおすすめします。

【メラニン】若いころ、たっぷり日差しを浴びたツケでくすみ体質に。

紫外線から肌を守る「傘」であるメラニン。こまめなUVケアで「傘」の必要がないことを肌に知らせ、最新の美白ケアでシミ体質からの脱出を。摩擦でも「傘」ができるので、こすったり、かいたりは厳禁。

【糖化】甘いものなど糖質たっぷりの食生活なら要注意!

いわゆる黄ぐすみ。体内にあるタンパク質と糖が結びつき、AGEs(終末糖化産物)が作り出される現象。ハリのもとであるコラーゲン線維が硬くなり、ハリや弾力も失う。糖質の摂り方を見直し、サプリメントでのケアも。

【乾燥】うるおい不足でキメが乱れ、透明感ダウン 

肌表面がドライフラワー化。うるいが枯れ、水分を保持できなくなるせいで、ツヤとハリがダウン。生花の花びらを取り戻すには、たっぷりの保湿がマスト!

【プレ更年期】女性ホルモンが目減りすることで自らうるおう力がダウン

女性ホルモンのエストロゲンには、角層の水分を保持したり、コラーゲンを生み出したりする働きが。またエストロゲンは皮脂分泌に関与、これらが目減りすることで、うるおいを生み出しづらい肌に。日々の保湿ケアが欠かせない。

【ストレス】外的ストレスも内的ストレスもくすみに影響

紫外線や大気汚染などの外的ストレスは、肌を酸化させ、くすみの原因に。精神的な内的ストレスは、ストレスホルモンを分泌させ、肌のターンオーバーを乱れさせ、くすませる。環境から肌を守るスキンケア、精神的ストレスをためない日々の気分転換が透明肌へと導きます!


今回は実際に体験していただきました!

〈体験者様のお悩み〉
目の下にシミが増加。顔全体がどす黒くて...夏の間、家の庭の草むしりをしたり、10月の旅行でうっかり焼けしたツケが、シミとなって今頃現れました。

紫外線が強くなる前に即効で白肌を取り戻しましょう!
急激にくすみが進んでしまったようです。そんな時は、美容医療に頼るのも賢い手段!まずは、美容医療未経験の方にも安心して受けていただける、初歩的メニューで効果が期待できます。

初歩的な美容医療と自宅美白で一気ケアを!

◎ケミカルピーリング×フォトフェイシャルM22がくすみケアの鉄板

1、ケミカルピーリングで不要な角質をオフ

2、最新のフォトフェイシャルM22でシミ&くすみを退治

3、最後にイオン導入でくすみ払いの仕上げ

〈体験後の感想〉

美容医療は初体験。ストレスなく受けられ、肌が3トーンくらい明るくなって感激!と効果を実感していただきました。

シミ、くすみが気になる方は是非ご体験下さいませ!

また、施術の効果を長続きさせるために、シミ内服薬の併用は重要です。

ケミカルピーリング(顔全体)×フォトフェイシャルM22(顔)初回トライアル¥30,000、イオン導入1回¥10,000

※額照射はオプション¥5,000

是非、ご参考にご一読ください。

ケミカルピーリング 
フォトフェイシャルM22
エンビロンイオン導入  
シミ内服 

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2017年1月10日

カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)の症例写真・体験談

フェイスラインのたるみ 42歳女性
【年齢】42歳女性
【お悩み・症状】フェイスラインのたるみ
【施術】ウルセラチークリフト・アイリフト各1回照射・ヒアルロン酸注入(レスチレンリフトリド2.0ml トゥルーリフトポイント眉上・頬・鼻唇溝基部、額・鼻根部)・カニューラスレッド8本挿入
【価格】ウルセラチークリフト¥250,000+アイリフト¥150,000+ヒアルロン酸注入1本目¥85,000+2本目¥80,000+カニューラスレッド8本挿入¥170,000 合計¥735,000
【リスク・副作用】紅斑・むくみ・異常感覚・水疱・やけど・内出血・アレルギー・血流障害による皮膚障害
【施術後】頬~フェイスラインのたるみで顔の重心が下がっていました。このエリアにたるみが生じると、頬が平坦になり縦に間延びし、ボリュームが下側に移動して顔の形もスクエア型に変化していきます。ウルセラとヒアルロン酸によるトゥルーリフト注入法で、下に落ちていた頬のトップの位置が上がりました。その後のカニューラスレッドで、鼻唇溝~マリオネットラインのシワが浅くなりさらに若々しくなりました。スレッドの魅力は、施術直後から効果を実感できる点です。使用する糸は、伸縮性があり表情に合わせてしなやかに動くので、自然な表情を損ないません。段階的な複合治療で、ナチュラルな若返り効果を実感され、ご満足いただきました。

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挿入直後の状態

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直後の刺入点の針孔です。生え際近くや頬外側から挿入しますので目立たず、治療したことが分かりません。

2017年1月 9日

カニューレスレッドリフト(鈍針・コグ付き吸収糸)のよくある質問

【Q】本当にリフトアップできるのですか?

【A】解剖学的知識に基づいた理論と施術テクニックで、ほとんどの方はリフトアップを実感いただくことができます。30代~40代半ばまでは8本で十分な効果があります。下垂の程度により、12~16本増やすごとに引き上げ力が高まります。特に良好な結果が出やすいのは、標準からやせ型のお顔立ちの方です。実年齢ではなく、肌年齢と骨格、皮下脂肪の状態などが影響しますので、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。


【Q】カニューラスレッドリフトは、シコリとか凹凸になったりしませんか?

【A】糸は靭帯を狙い深く挿入します。糸の上にご自身の筋肉、脂肪組織、皮膚が覆うので、表面に凸凹ひびく心配はありませんのでご安心ください。ケロイド体質の方はご相談ください。針孔は目立たず、1~2日ほどで閉じてしまいます。

2017年1月 4日

BellaPelle2016年November Vol.1 No.2 肌の正しい洗浄方法

○洗浄の抱えるジレンマ
健康な皮膚を保つために欠かせないスキンケアの3本柱は、洗浄、保湿、光対策である。このうち、ファーストステップとなる洗浄の目的は、ウイルス、細菌、真菌、微生物、動植物、埃、化粧品、薬品、食物など皮膚に付着する様々な外来性物質を除去し清潔を保つことにある。また、唾液、皮脂、汗、糞尿など自身の分泌物も皮膚の刺激となるので速やかに洗い流す必要がある。さらに過剰な角質が付着したままでは、正常の表皮細胞の分化が障害される。しかし、皮膚の清潔を考える場合、皮膚の恒常性を担うバリア機能の維持が肝心である1)。特に、アトピー性皮膚炎(以下AD)など皮膚バリア障害がある場合、健常皮膚では問題にならない程度の洗浄でも症状の増悪につながりかねない。すなわち、バリア機能を守りながら、不要な汚れだけを洗浄することが求められる。そのためのポイントは、洗浄剤の選び方と洗い方である。

○洗浄剤の選択と適切な洗浄方法
洗浄剤の主成分である界面活性剤は、それ自身がなにがしかの皮膚刺激性を有する物質であり、可溶化による皮表脂質の過剰な除去、天然保湿因子(NMF)や角質細胞間脂質など皮膚の恒常性維持に必要な成分の溶出によるバリア機能低下の誘引になりうる。皮脂腺由来の脂質は洗浄によって一時的に除去されても比較的短時間で回復するが、NMFや角質細胞間脂質は回復に時間がかかる。

これまでの研究で、界面活性剤が皮膚バリア機能へ影響する因子として、角層への吸着性・浸透性・残留率、角質細胞間脂質・NMFの溶出度などが検討されてきている2)3)。同じ界面活性剤を用いても、Ph5程度の弱酸性条件と比較し、アルカリ条件下では角質細胞間脂質の溶出が生じやすいことも示され、洗浄剤は弱酸性から中性が望ましいとされる4)。さらに、界面活性剤の構造は、親水基がリン酸、アミノ酸系のタイプが低刺激である。また、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤などの補助界面活性剤やモノグリセリド、擬似セラミド2など保湿成分を添加するとバリア機能が保たれることも分かってきている5)。   
このような観点から、NMFや角質細胞間脂質を比較的多く残しつつ、皮膚上の汚れを十分洗浄するという選択洗浄性を有した洗浄剤が開発されてきた3)。なお、洗顔料を使用した際に発生するつっぱり感は洗顔時に角層の保湿成分が損なわれる目安になるため、洗顔料の選択や洗顔方法の見直しに有用である2)。

洗浄剤の選択と並んで重要なのが洗い方である。洗浄剤の泡立て方が不十分な場合、20倍以上の高濃度で洗浄することになってしまう6)。具体的には、途中で水を加え、空気を巻き込むように泡立てると良い。洗い方に関しては、紅斑が認められなくてもこする回数に応じてTEWL(経表皮水分蒸散量)が上昇することが分かっており、なで洗いの重要性が示されている4)。また、洗い流すことでTEWLの上昇が有意に抑制され、すすぎの重要性も示された4)。水温は高すぎると皮表脂質の漏出が高まるので、20~30℃が適当である。


○年齢、性別、季節による使用方法
皮表脂質量は年齢とともに変化し7)、性差もある。前額部の皮表脂質量は新生児期から徐々に低下し、3~6歳を過ぎると再び増加し、13歳頃から男女ともに急激に増加する。男性は成年期を過ぎても65歳頃まで変化が無いが、女性は45歳頃から減少する。特に高齢者では皮脂欠乏状態が顕著となる。また、冬季は大気が乾燥し、暖房によって乾燥は悪化する。このような皮膚の状態を踏まえて洗浄剤を選択し、洗浄方法も指導する必要がある。


○代表的皮膚疾患別洗浄方法
 ADでは、角層のセラミド含有量が健常人に比して優位に低下し、フィラグリン形成不全により角層中遊離アミノ酸が減少している8)。このような角層バリア機能低下を是正するスキンケア指導がAD治療には欠かせない。
痤瘡患者の角層セラミド量は低く、透過性バリア機能が障害されており9)、毛包漏斗部の異常角化と角層細胞接着性の亢進により毛包が閉塞しコメドとなる。皮脂由来の遊離脂肪酸がこれらを誘導する一因なので適切な洗浄が必須だが、物理的刺激や洗浄剤もバリアの恒常性を傷害し、痤瘡の悪化要因となるため、こすらずに洗浄する指導が必要になる。痤瘡患者は、毛穴の詰まりを気にしてスクラブや道具を使った洗顔、パックなどの刺激を加えがちであるため、不適切なケアの有無についての問診も重要である。

○終わりに
近年、乾燥性敏感肌を訴える患者が増えている印象がある。快適に空調制御された生活空間と過度な清潔志向が、乾燥状態と皮膚バリア機能の脆弱化に影響しているとも考えられる。皮膚科医は、AD患者などの疾患基因性のバリア機能低下患者のみならず、疾患はないがバリア機能に問題を生じている健常人に対しても、何を汚れとみなし、どのように洗浄するかに関して指導していく必要がある。

【参考文献】
1)佐々木りか子.洗浄料-石鹸・ボディ用洗浄料・洗顔料-.皮膚科の臨床.2014;56(11): 1618-1626.
2)河合道雄.身体用洗浄剤の種類と皮膚への作用.MB Derma.2000; 40:1-9.
3)山下裕司,坂本一民.皮膚の洗浄と刺激性に関する研究・開発の動向.MB Derma.2014; 221:31-39.
4)奥田峰弘,吉池高志:皮膚洗浄方法の角層バリア機能に及ぼす影響について.日皮会誌2000;110(13):2115-2122.
5)Okuda Minehiro et al:Detergent-induced epidermal barrier dysfunction and its prevention. Journal of Dermatological Science .2002;30:173-179. 
6)笠原智子:肌に優しい理想的な泡の洗顔についてFRAGRANCE JOURNAL.2008; 12:44-49.
7)松尾津朗:皮表脂質について.皮膚病診療.1981;3:868-871.
8)Cork MJ et al:Epidermal barrier dysfunction in atopic dermatitis:J Invest Dermatol.2009; 129(8):1892-1908.
9)竹ノ内薫子,山本綾子.尋常性痤瘡における角層のwater-barrier functionと脂質組成の検討.日皮会誌.1994;104(8):973-977.

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