雑誌『美的』2017年7月号(5月23日発売 掲載ページP203~210)

特集「顔の寝グセひどくなる前に!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
朝起きたら、昨日はなかった法令線のシワがくっきりしていた、目元や頬がむくんでパンパン、枕の跡が消えない...そんな朝トラブルの経験はありませんか?今回の特集では、これらのトラブルをまとめて〝顔の寝グセ〟とネーミング。顔の寝グセは、睡眠中に肌がなんらかのダメージを受けたサインです。ならせば直る髪の寝グセとは違って、〝今朝のだけのこと〟で片付けられません。繰り返すうちにダメージが蓄積されて、いずれ元に戻らなくなってしまう危険性もあります。
寝るときの姿勢や寝具、就寝前後の習慣など、寝グセの原因をイチから見直して、定着化を防ぎましょう!

Study編
寝る間にはなかったはず?のシワ、法令線、むくみ、ゆがみ、etc....
寝方が原因の顔の寝グセを徹底解明。

〈放っておくと手に負えなくなる!怖いぞ!「顔の寝グセ」の未来予想図〉
20代前半くらいまでは、枕の跡などがついてもすぐに戻っていることが多かったはず。実は顔の寝グセは、年齢と共に戻りづらくなります。ここに示すようなエイジングトラブルの進行を加速させる要因にも!

●シワ(目尻など)
潤いやハリの低下した肌は、枕やシーツの跡がつきやすく、シワのように見えます。毎日繰り返していると、それは既に跡でなく、シワになっている可能性が。

●たるみ
肌のたるみは、コラーゲン線維などの真皮組織のダメージや、じん帯の伸びが大きな要因。肌を枕で圧迫する寝方は、たるみを定着させる一因に。

●首の横ジワ・二重あご
枕が高く、頭を前に傾けた姿勢が続くと、首やあご下に横に走るラインができます。毎晩のように繰り返すうち、そのラインが深まって、消えなくなります。

●むくみ
夜に塩分、アルコール、甘いものをとりすぎると、翌朝、顔がむくみがち。睡眠中に動かないので、余分な水分が顔に集まっている状態です。

●ゆがみ
いつも同じ向きに寝ていると、顔にゆがみが生じます。片側で歯を食いしばる、片側だけで咀嚼する、歯ぎしりするといったクセがある人も要注意。ゆがむ前の予防が肝心です。

●法令線
法令線の目立ちは、たるみ現象のひとつ。年齢と共に、頬をもち上げる表情筋が緩んでくると、さらにくっきり!解消が難しくなります。

●シミ・くすみ
就寝中、枕やシーツに無意識に肌をこすりつけていることは意外に多いもの。摩擦を繰り返すうちに、ダメージが蓄積されてシミやくすみの要因に。

●眉間のシワ
日中のストレスは、就寝中の寝顔にも影響があります。しかめっつらでいる時間が長いと、眉間にシワが寄ったままになってしまいます。

さらに肌のエイジングで寝グセが戻らなくなる!
●コラーゲン線維が減少・劣化した肌は、枕の圧に耐えられない
加齢や紫外線、乾燥などの影響で劣化した肌は、睡眠中の枕の圧を跳ね返すパワーが不足している状態。法令線やたるみなどの寝グセが深刻化しやすくなります。

●肌に圧力をかけ続けると、顔のじん帯が伸びてたるみやすい!
皮膚はその奥の筋膜と、骨につながるじん帯で支えられています。枕に肌を押しつける、こすりつけるなど、皮膚を引っ張るような寝方は、じん帯を伸ばし、肌のたるみを後押しします。

寝グセがつく肌は、既にエイジングが始まっている!
顔の寝グセの直接的な原因は、枕に肌を押しつけるような寝方にあります。うつぶせ寝や横向きを長時間続ければ、必然的に寝グセのリスクが高まることに。ただし、元気なコラーゲンがたっぷりでピンとハリがある若い肌なら、たとえ枕で圧迫された状態が続いても、ほとんど寝グセはつきません。実はくっきり寝グセがつく=肌のエイジングがスタートしている証拠なのです。しかも、枕で肌がこすれるなどのダメージが積み重なると、肌のバリア機能が低下して、ますますエイジングが加速します。

〈顔の寝グセの要因は 肌を長時間圧迫する寝方&体や心のコリ!〉
あお向け寝にこだわりすぎると、睡眠の質が低下!
顔に寝グセをつけないためには、肌に枕に触れないあお向け寝に変えるべき?
「答えはNO!」
楽な体勢でなく、無理にあお向け寝を強いてもストレスに。実際ずっとあお向けで寝ているより、寝返りでちょこちょこ大勢を変える方が、寝グセ予防にもなります。ストレスは、眉間のシワや食いしばりなど、睡眠中の表情に影響大!また、肌の乾燥も、衣類と同じで〝折りジワ〟が入りやすくなるので要注意です。

●さらに3つの不足が決定打!
寝返り不足
入眠姿勢はうつぶせ寝でも横向け寝でも、その後、寝返りを繰り返せば、肌への圧迫は長く続きません。
リラックス不足
体や心がリラックスできないと、睡眠中も表情がこわばったまま。毎日のように続くと、眉間のシワがくっきり。眉や輪郭もゆがんできます。
潤い不足
乾燥は、肌のハリを支えるコラーゲン線維の劣化を促し、寝グセをつきやすくします。また、保湿不足の肌は、枕の生地がこすれる刺激に弱くなります。

●顔の寝グセを定着させないためには...
Point1 
寝返りしやすい寝具にチェンジ
枕やマットレスが柔らかすぎると、体が沈んで寝返り不足になります。また、寝具の幅が狭い、寝具を壁にくっつけている、パートナーやペットと同じ布団など、スペースに余裕がないのも寝返りを減らす原因です。
Point2
体の柔軟性を高めて寝返りをスムースに!
体が極端に硬かったり、腰痛のある人は、寝返りの動作にひと苦労で、無意識にも寝返りの回数が少なくなりがちです。就寝前に体を温める、軽くストレッチをするなど、体の柔軟性を高めておけば、寝返りはよりスムースに。
Point 3
就寝前に体や心のコリをほぐす
湯船にゆっくりつかって、1日の疲れや緊張をほぐすことは、良質な睡眠のために欠かせない儀式ひとつ。体が芯から温まると、体の柔軟性を高めておけば、寝返りはよりスムースに。
Point4
寝る前の肌に潤いをたっぷり補う
睡眠中は肌が再生する時間帯。睡眠前に、潤いをしっかりチャージして、枕の圧や摩擦に負けない肌を作っておきましょう。ビタミンCやアミノ酸など、コラーゲンの再生を促す成分を補うのも大切。
Point5
むくみや小ジワ、法令線など、昨夜にはなかった寝グセを見逃さないように。見つけたら放って置かず、すぐに蒸しタオルでスチーム、軽くマッサージするなど応急処置を施しましょう。

実践編①
自分に合う枕、美しい寝姿勢を維持できるマットレス、もちろん寝返りを打てるサイズ感も大事です!
寝返りしやすい寝具にして、肌や首への負担を軽く!
枕が高すぎると、首のシワや二重あごの原因になります。のどが窮屈に感じる程高くて硬い枕に寝ると、瞬く間に首にシワが出現。毎日使い続けるのは、自らの首のシワや二重あごを定着させるようなもの。
また、低すぎると顔のむくみの原因に。頭を低くしすぎていると、寝返りが減って血流が滞りがちで、むくみやすくなります。水分やアルコールをとりすぎた翌朝、顔がむくんでいるのも枕の低さも一因の可能性があります。枕やマットレスは、しっかりフィッティングし、ご自身にあったものをチョイスすると良いでしょう。
そこでもう一つ気をつけたいのが、ピローケースの素材です。

●睡眠中に肌が当たってもダメージの少ない素材選びを!
ゴワつく、硬い、しわしわ...、そんな枕カバーは即チェンジ!
肌に触れる枕カバーがゴワついていると、肌のバリア機能が壊れる要因に。ゲージの細かいガーゼやコットン、つるんとしたシルク、ふわふわのタオルなど、肌あたりの優しいものを選びましょう。こまめに洗濯することも大切です。

実践編③
緊張やストレスが残ったままでは、睡眠中の表情も固いまま!
就寝前に体や心のコリをほぐしてリラックス
睡眠の質が低下すると、寝グセのつきやすい肌に!
緊張やストレスは、眠りの質を低下させる要因です。睡眠中は肌の再生タイム。深く、質の高い睡眠がとれていなければ、そのリズムが乱れ、元気な肌を保てません!コラーゲンを生成する力も衰えるため、顔の寝グセがつきやすくなってしまいます。就寝前は、ゆっくりお風呂に入る、スマホをオフにするなど、心身ともにリラックスモードへ切り替えて、睡眠の質を高めましょう。
また、ストレスを抱えたまま眠ると、睡眠中もしかめっ面になってしまって眉間にシワが寄ったり、口角が下がったり...。歯ぎしりや食いしばりをするタイプの人は、左右の筋肉がアンバランスになって、骨格がゆがんでいる可能性があります。
そのほか、夜遅い時間の食事も睡眠の質を下げて、むくみやすくなるので気をつけましょう。

睡眠前のリラックス三原則
多忙な1日を過ごした後の緊張やこわばり、ストレスを、夜まで引きずらないことが大切!就寝前は、副交感神経を促すようにリラックスモードに切り替えて、安らかな眠りを!
① お風呂は湯船にゆっくりつかって、芯から温まる
夏でもシャワーでだけですまさず、湯船にしっかりつかりましょう。体が芯から温まると、体も心もほぐれます。血流がアップしむくみも予防。
② デジタルデトックスで交感神経をダウン
スマホやPCなどのブルーライトは、脳を刺激して睡眠の妨げに。まずはベッドにスマホを持ち込まないことが、質の高い睡眠への第一歩です。
③ 緊張や悩みなどは頭から切り離して眠る
ベッドで明日の仕事の予定など、緊張するようなことを考えていると、睡眠中の難しい表情に。目を閉じたら、なるべく無心を心掛けて。
⇒体や心がほぐれると睡眠中の表情も和らぐ
リラックスは眉間や目尻のシワ、ゆがみなど、顔のこわばりから生じる寝グセの予防に。

Clum
首のコリはセルフで即効マッサージ!
胸鎖乳突筋をほぐせば楽に!
首コリは耳下から鎖骨、肋骨につながる筋肉「胸鎖乳突筋」の緊張が主な原因のひとつ。ここを上から下へ、軽くマッサージすると、スーっと楽に。

実践編④
睡眠中の肌のこすれは圧に負けないためにナイトコスメで保湿&肌再生をサポート!
肌リズムに合わせたケアで、肌の寝グセをブロック!
肌表面に潤いの膜を作れば、枕の跡はつきにくいはず。夜のお手入れはたっぷり保湿が基本です。さらに、コラーゲンの働きをサポートする成分のチャージも忘れずに!また、肌には日中は外部刺激と闘い、夜は休息&再生するというリズムがあります。夜の肌には夜用コスメを使うのがおすすめ。

食いしばりや歯ぎしりが強く、大きく発達してしまう咬筋にボトックスを注射し、過剰な筋肉の収縮を弱める小顔矯正治療があります。咬筋の収縮を抑えることで、噛み締め癖や歯ぎしり癖の改善効果もあるのでおすすめです。表情ジワや、咬筋のボトックス、シワについてHPで詳しく紹介しています。

お悩み別:「シワ」
ボトックス注射(エラ修正、小顔)
ボトックス注射(表情ジワ)

是非、ご一読ください。

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