【第一印象アップ術】新生活は美肌でスタート!好印象を与える「ツヤ肌」を手に入れるセルフケアと美容医療

【第一印象アップ術】新生活は美肌でスタート!好印象を与える「ツヤ肌」を手に入れるセルフケアと美容医療

    春は新しい出会いの季節。初対面の人の印象はたった3秒で決まると言われており、第一印象がマイナスだと、なかなか覆しにくいものですよね。また、人の第一印象を判断する3つのポイントは「1.視覚(見た目):55%、2.聴覚(声):37% 、3.言葉:7%」(※参照:メラビアンの法則)で、外見から受ける印象が半分以上を占めていることがわかっています。ビジネスでもプライベートでも、第一印象は大切です。そこで、この記事では、相手に好印象を与えるおすすめの方法について詳しく解説したいと思います。

    目次
  1. 1. 第一印象は肌で決まる!?
  2. 2. 美肌の条件とは?どのような状態が良いの?
  3. 3. 美肌を守るために必要なこと
  4. 4. 美肌になるためのスペシャルケア

1. 第一印象は肌で決まる!?

第一印象を決める大きな要因、「視覚(見た目)」。見た目に含まれる要素には、容姿(顔立ちや体つき)や身だしなみ(服装)、さらにその人が持つ雰囲気などがありますが、特に重要視されるのは「顔」で、なかでも顔の中で面積を占める割合の大きい「肌」は印象を大きく左右するカギになります。『色の白いは七難隠す』と昔から言うように、色白=肌がキレイだと、顔立ちの難はあまり気にならなくなるものなのです。

また最近、某化粧品会社が、肌のツヤ度を上昇させることにより魅力度や若々しさの評価が高まったという研究結果から、「顔の"ツヤ"が相手に対して魅力的で好印象を与える」ことを科学的に証明したと発表しました。このように、肌の美しさは外見の印象を決める大きなポイントとなるため、第一印象を良くするには、肌をキレイに保つことが大切です。

2. 美肌の条件とは?どのような状態が良いの?

では、肌がキレイ=美肌とは、どんな状態を指すのでしょうか?

そもそも美肌とは、ニキビや乾燥など肌トラブルがなく、健康的で美しい肌であることです。この"健康的で美しい肌"というのは、潤い・なめらかさ・ハリ・弾力・血色・ツヤがあり、色むらが無い肌のこと。美容業界では美肌の要素として欠かかせない「うなはだけつ」という言葉があり、前述の6つの条件の頭文字から取ったものを合わせて作られています。

う」=潤い:肌に適度な水分があり、水分と油分のバランスが整っている状態
「な」=なめらかさ:肌にざらつきや凹凸がなく、すべすべとした状態
「は」=ハリ:みずみずしく引き締まった肌
「だ」=弾力:指で押すと、弾むように押し戻されるふっくらとした状態
「け」=血色:透明感があり、くすみのない健康的な血色感のある肌
「つ」=ツヤ:若々しく、顔全体が明るい印象を与える肌

様々な美肌の条件のなかでも特に重要なのが「潤い」。というのも、肌の潤いは透明感を保つ重要な要素であり、肌の水分量が少ないとターンオーバーが乱れてバリア機能が低下し、乾燥やニキビ、肌荒れなど様々な肌トラブルを招くと言われています。水分と油分のバランスが良い肌だと、肌自体がふっくらとハリのある状態になることで毛穴や乾燥による小ジワなども目立たなくなり、キメの整ったなめらかな肌になります。水分を保つことで、ハリや弾力のある肌にもつながります。

ただ、肌のハリと弾力は、老化とも深く関係し、真皮に必要なコラーゲンやエラスチンを良い状態に保つことも必要となります。老化が進むと現れるエイジングサインには、シミやくすみといった肌色に関わるものもあります。つまり、美肌の条件は、シミやシワ、たるみといったエイジングサインを感じさせない、「潤いがあり」、「なめらかでキメが整い」、「明るく均一な肌色」で、「ハリと弾力がある肌」であることと言えます。

3. 美肌を守るために必要なこと

美しい肌を手に入れるためには、毎日のスキンケアだけではなく、生活習慣を見直すことも大切です。なかでも押さえておくべきポイントをご紹介します。

正しいスキンケアをする

美肌を保つためには、日々のスキンケアが欠かせません。スキンケアの基本は、「汚れを残さない」「十分に保湿する」「紫外線対策」の3点、このプロセスを確実にこなすことです。

洗顔の目的は、汗、皮脂、垢、埃など、肌の汚れを落とし、清潔に保つことにあります。洗顔はスキンケアのファーストステップであり、その後のスキンケアを左右するだけでなく、肌のターンオーバーを正常化する役割もあります。ところが、昨今洗顔がおろそかにされがちです。「洗いすぎは肌が乾燥する」と、朝はぬるま湯ですすぐだけという人もいますが、極端に皮脂の少ない人以外は、朝・夜ともに洗顔料を使って洗顔するのが望ましいです。肌に付着したホコリなどはぬるま湯で落ちますが、皮脂や古い角質は落ちません。また、夜に塗ったスキンケアの油類も時間が経てば酸化します。そのままの状態が続くと肌の上で酸化し、刺激を与えてバリア機能が乱れ、乾燥を招く恐れがあります。さらに、毛穴詰まりやくすみにもつながります。

とはいえ、ゴシゴシ洗いはNG。洗顔で汚れを落とすうえで要になるのが‟泡"です。しっかり泡立てることで界面活性剤の量を最小限にし、洗浄力が増して汚れをきちんと落とすことができます。たっぷりの泡でこすらず丁寧に洗顔しましょう。また、夜のお手入れでは、洗顔の前にクレンジングを行い、洗顔料では落としきれないメイク汚れを落とすことも忘れずに。

洗顔後の肌は、汚れと一緒に肌を守る皮脂膜や天然保湿因子(NMF)も洗い流してしまうため、肌のバリア機能が一時的に低下し、乾燥しやすくなっています。肌内部の水分を失わないためにも、洗顔後はできるだけ早く保湿ケアをしましょう。特に皮脂分泌が過剰になる生理前や、紫外線を大量に浴びた後など、肌の不調を感じやすいときはていねいに保湿してください。保湿ケアはセラミドやアミノ酸、グリセリン、ヒアルロン酸など、水分を抱え込む作用のある保湿成分が含まれている『モイスチャライザー』を選びましょう。

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そして、美容皮膚科医としては「紫外線対策は1年中」、これが鉄則にして一番重要です。今日ぐらいはいいかと油断して、紫外線対策をおろそかにすると、皮膚の健康も美しさも損なわれてしまいます。

紫外線にはUV-A波とUV-B波があり、UV-A波は真皮深層にまで深く到達し、肌を黒くし、『シワ』や『たるみ』の原因となり、肌の弾力を奪います。UV-B波は主に皮膚の表皮に到達し、浴びると赤くなる、いわゆる日焼けを起こし、『シミ・そばかす』や乾燥を引き起こします。とくにUV-A波は、天候や季節に左右されず地表に届き、窓ガラスも通り抜ける性質があります。紫外線対策は夏だけでなく1年を通して行い、毎日、屋内でも日焼け止めをしっかりと塗るように習慣付けましょう。さらに鼻の頭や頬など、日焼けをしやすい部分には重ね付けをし、汗をかいた場合にはこまめに塗り直すなど、徹底したUVケアを心掛けてください。

また、日焼け止めと併せて紫外線対策ができるサプリメントやドリンクなどのインナーケアをプラスすることもおすすめです。最近では「飲む日焼け止め」と言われるほど効果が期待できるものも増えていますので、ぜひ取り入れてみてください。

規則正しい生活習慣を送る

美肌を保つには、日々のスキンケアだけではなく、食事や睡眠、運動など、規則正しい生活習慣が重要です。まずは1日3食、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。偏った食生活や食習慣を続けると、肌に必要な栄養が不足しやすくなります。体の細胞の基となるタンパク質はもちろん、健康維持に不可欠なビタミンや亜鉛などをバランスよく摂りましょう。すぐに食生活を改善するのが難しい場合は、サプリメントで美肌に必要な栄養素を補うのもおすすめです。

また、十分な睡眠は健やかな肌をつくるために欠かせません。というのも、皮膚の再生を促す成長ホルモンは眠っている間に活発に分泌されるため、睡眠不足や夜更かしなどして睡眠の質が下がると、肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れや乾燥、シミなど肌トラブルの原因となります。睡眠の質を高めるためには、38℃程度のぬるめのお風呂に浸かる、夕食は就寝2~3時間前までにすませる、ベッドに入ったらスマホを見ないなどの工夫が必要です。

そして、適度な運動も忘れずに。ストレッチやウォーキング、ジョギングなどの軽い運動をすると、全身の血行が改善されます。血行が良くなると、身体の隅々まで栄養や酸素を巡らせることができるため、代謝が良くなり、ひいては肌のターンオーバーを正常化することに役立ちます。ストレス解消にもつながり、睡眠の質も改善されます。
このように美肌をつくるには、体の中からケアする必要があります。規則正しい生活習慣を意識して、美肌を保ちましょう。

ストレスを溜めない

「ストレスはお肌の大敵」と言われていますが、ストレス性の肌荒れが起こる理由としては、主に自律神経の乱れ、ターンオーバーの乱れ、ホルモン分泌の変化、という3つの要因があげられます。

自律神経が乱れると皮膚の血管の収縮、免疫機能の低下などを引き起こします。その結果、ターンオーバーが正常に行われなくなり、バリア機能が低下。また、ホルモン分泌が乱れて男性ホルモンが増加し、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まり、ニキビなど、さまざまな肌トラブルを起こしやすくなり、肌荒れにつながるという悪循環を生み出します。さらに、体内に活性酸素が発生し、コラーゲンなどの美肌成分を攻撃。肌の炎症を鎮めたり、肌の再生を促したりする機能がきちんと働かなくなることもあります。

肌荒れを防ぐためにストレスを軽減することが大切ですが、現代社会ではなかなか難しいので、ストレスを上手に発散する方法を見つけることが重要です。好きな音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に浸かったりしてリラックスする時間を持つなど、自分に合ったストレス解消法を見つけてリフレッシュするようにしましょう。

食事・睡眠・運動といったの生活習慣を整えると、不思議と心の状態も落ち着き、ポジティブシンキングに変わっていきます。『皮膚は心の鏡』と呼ばれるように、ストレスを溜めず、笑顔を絶やさないことも美肌には欠かせないのです。

4. 美肌になるためのスペシャルケア

毎日のスキンケアや生活習慣の改善だけでは解消できない肌悩みや、手っ取り早く解決したい肌トラブルには、美容医療などのスペシャルケアを取り入れるのが得策です。美肌の条件をクリアするためのおすすめケアをご紹介します。

角質ケアをする

適切な角質ケアは、古い角層をオフしてターンオーバーを整えるという意味でもとても有効です。肌のなめらかさや透明感を高め、潤う力をアップします。30代からはターンオーバーも遅くなるので、積極的に取り入れましょう。

角質ケアでおすすめなのが、ケミカルピーリング。フルーツ酸と呼ばれる乳酸、グリコール酸などの薬剤を皮膚に短時間塗り、角層をほんの少し溶かす治療です。この刺激で肌再生のスイッチがONになることで、施術後は滞っていた肌のターンオーバーが正常に整い、細胞間脂質や天然保湿因子がきちんと作られるようになり、バリア機能がアップ。角層の水分量が高まり、肌が自ら潤うようになります。2週に1度の施術で細胞内の水分量が高まるというエビデンスも取れています。ホームケアのピーリング化粧品は、肌質に合わせた使用頻度を見極めるのも難しかったりするので、心配という人は、皮膚科専門医に相談するのもおすすめです。

『ケミカルピーリング(乳酸ピーリング)』  顔全体 1回 ¥15,000

ニキビを減らし、毛穴の目立つ脂性肌をコントロールし、くすみや肝斑を改善します。アトピー性皮膚炎の方や敏感肌の方にもおすすめです。

『ケミカルピーリング』は角層の代謝を整える鉄板治療ですが、コウジ酸の作用で美白させつつ、真皮のコラーゲンの再生を促進するマッサージピールも、ダウンタイムもなく、価格もお手頃で効果実感も高く人気です。

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毛穴ケアをする

毛穴悩みの中で多いのが、過剰な皮脂分泌やターンオーバーの遅れによる古い角質の停滞で角栓が形成され、毛穴が詰まってしまった状態の「詰まり毛穴」。また、角栓をそのまま放置すると角栓の先端部分が酸化して黒ずみを生じ、それがいわゆる「黒ずみ毛穴」につながります。

毛穴対策は朝晩しっかり洗顔するのが基本ですが、毛穴が詰まって黒ずんだり角栓ができたりした場合には、酵素洗顔がベターです。酵素の力でたんぱく質や皮脂を分解してくれるので、角栓が小さく目立たなくなり、新たな角栓の蓄積も防いでくれます。酵素洗顔は、皮脂が多めの人、肌の角層によるゴワつきが気になる人に特におすすめです。とはいえ、ホームケアでの効果には限界があるので、美容皮膚科の施術を取り入れるのも毛穴改善への近道です。

アクアフェイシャル』 顔全体 初回トライアル ¥16,000

美容成分豊富な数種種のピーリング剤(乳酸・サリチル酸など)で不要な角質を取り除きながら、水流×吸引で毛穴の奥に詰まった汚れまでスッキリ洗浄します。美容成分も補給されるので、施術後はもっちりなめらかな肌に。ターンオーバーが正常化することで表皮の水分が増え健やかな肌を蘇らせるため、毛穴の改善だけにとどまらず、透明感の高いみずみずしい肌へと導きます。また、過剰な皮脂もコントロール。保湿成分をリッチに含み、肌への刺激が最小限で乾燥しにくいので敏感肌の方でも安心です。

顔脱毛をする

日本人はうぶ毛の色も黒いうえ、剃ると毛の断面が拡がることで、余計に目立ちやすくなります。特にTゾーン、小鼻、あごが目立ちやすい傾向にあり、黒ずみだと思っている毛穴が「実は産毛でした!」という症例も多数あります。顔脱毛をすることで、産毛を脱毛して毛穴が詰まりにくくなり、毛を剃らなくなることで肌負担が軽減し、キメも整います。

ジェントルレーズプロ』顔全体 初回トライアル ¥28,000

メラニンに反応する光が毛と毛を作る組織を安全に壊し、高い脱毛効果をもたらします。レーザーの美白作用でシミやくすみを改善し、熱作用で皮膚も引き締まるので、肌にハリと透明感が生まれ、肌質を改善する効果もあります。

シミやくすみをケアする

美肌の条件である「均一な肌色」に近づくには、シミや色ムラを改善する必要があります。シミを化粧品だけで薄くするにはかなり根気が必要で、さらに完全に取ることはできません。できてしまったシミには、やはり美容皮膚科による治療が確実です。スキンケアでの予防と併せて、美容医療との両輪でケアすることをおすすめします。

シミ治療でおすすめなのがピコレーザーです。照射時間をピコ秒、つまり1兆分の1秒単位という超短パルスで照射きるため、熱刺激による炎症後紅斑、炎症後色素沈着などのダウンタイムが軽く、衝撃波によって効率よく確実にメラニンを壊します。シミやソバカスをはじめ、肝斑や黒ずみ、小さなホクロに至るまで、幅広い肌悩みに対処することができます。部分的なシミには『ピコスポット照射』がオーソドックスな施術ですが、顔全体のトーンアップと肝斑には、ピコレーザーを顔全体に低出力で照射していく『ピコトーニング照射』がおすすめです。 

ピコトーニング照射×トラネキサム酸イオン導入』 顔全体 初回トライアル ¥36,000

ピコレーザーがメラニン色素をパウダー状にに破壊して排出を促し、くすみや色ムラが瞬時に軽減するため肌全体がトーンアップします。毛穴の開きやハリのなさも同時に気になる方は、真皮のコラーゲン線維の再生効果もある『ピコトーニングとピコフラクショナルのW照射』が効果的です。

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ハリと弾力をアップする

水を張ったようにピチピチした皮膚は、角層~表皮が良好な状態で、真皮のコラーゲン密度とヒアルロン酸量が高く、エラスチンがしっかりしていて弾力があります。なかでも皮膚の水分量を決める重要な要素が、ヒアルロン酸。高い保湿力で皮膚の見た目を若く保つだけでなく、表皮のターンオーバーや真皮の再生をスムーズにする縁の下の力持ち的存在です。ヒアルロン酸がたっぷりある皮膚=健康で若い皮膚と言えますが、ヒアルロン酸の代謝、分解と合成のサイクルは1~3日と非常に短く、加齢と光老化、エストロゲン低下などによって、減り続けています。そんな肌に有効な成分は、塗るより、飲むより、注射で直接届けるのが一番です。

水光注射(水光プラス)』 初回トライアル ¥48,000

専用の注入機器を用いて美肌効果の高い薬剤を短時間で顔全体に注射できる肌質改善治療です。肌全体に潤いとツヤをもたらす「ヒアルロン酸」をはじめ、毛穴をピンと引き締める「アルジルリン」、コラーゲンブースターと呼ばれる溶ける糸の成分(PCL)が配合された「ミラクルH」など、肌悩みや肌状態に適した薬剤を使用することで確かな効果実感を得られます。さらに、針孔を修復するために創傷治癒力が高まり、コラーゲンが増生され肌全体の若返りも促進されます。浅いシワや肌の萎み感、毛穴の開きなどを改善して、健康で若々しい肌を作ります。

初対面で好印象を与えるには、「美肌」を作ることが一番。毎日のスキンケアや生活習慣の改善はもちろん、手っ取り早く美容医療を取り入れるのもひとつの手。新しい季節に向けて、"好印象な肌作り"を目指しましょう!