2019年3月 2日

WEB『CanCam.jp』2019年2月20日掲載2

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特集「フェイスラインやおでこ...場所別ニキビができる仕組み」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

≪仕組みを知って根本から改善!場所別ニキビができる原因≫
大人になっても私たちを常に悩ませるニキビ。ニキビは一度できてしまうと完璧に治までに時間がかかるのに加え、間違ったケアをしているとニキビ痕になることも。だからこそ、ニキビは正しいケアが大事。繰り返しやすい方は、まずニキビができる原因や仕組みを知ることから始めましょう♪
次に、コツコツとした地道なケアでトラブルとは無縁の美肌を手に入れて!

【目次】
・ニキビには何種類あるの?
・【第1段階】白ニキビ・黒ニキビ
・【第2段階】赤ニキビ・黄ニキビ
・【最終段階】クレーター・ニキビ跡
・フェイスラインや背中にできやすいのはどうして?
・A.気づかないうちにしてる手グセや髪の毛から雑菌が繁殖
・A.下着の締めつけやこすれの刺激が原因

ニキビは、マイクロコメド(顕微鏡で確認できる小さなコメド)、毛穴が詰まった白ニキビ(コメド)、皮脂が酸化した黒ニキビ、炎症が始まった赤ニキビ、膿をもった黄ニキビと大きく分けて4つの種類があります。
実は、4種類の目に見えるニキビになる前段階として、マイクロコメドという、顕微鏡でしか確認できない小さなコメドから始まっています。ニキビの炎症は深く激しいので、放置すると深く凹んだ痕になってしまうケースがあります。毛穴が開いているように見えるミニスカー(小さなニキビ痕)がある方は非常に多く、クレーター状のニキビ痕になると治すのが一気に難しくなってしまいます。ひどくならないうちに正しいケアをすることが大事!

【第1段階】白ニキビ・黒ニキビ
ニキビの始まりは毛穴の詰まりから。なんらかの原因で毛穴の入口部分の角質層が厚くなり、毛穴が塞がります。そこに皮脂が溜まり、白くぽつっと盛り上がっている状態を白ニキビと呼びます。白ニキビがすべてのニキビの始まりですが、肉眼で見えないレベルのマイクロコメドは無数にあることがわかっています。
毛穴の入口部分の皮脂が空気に触れ、酸化して黒くなっている状態が黒ニキビ。

【第2段階】赤ニキビ・黄ニキビ
毛穴が詰まって皮脂がたっぷりと溜まった状態は、アクネ菌が育ちやすい環境。ある程度の数以上アクネ菌が増えると、皮脂を刺激物質に分解し、毛穴の中で炎症を起こします。赤くぽつっと腫れてしまっている状態が赤ニキビです。
増えたアクネ菌を退治するために白血球が集まって戦います。激しい炎症を起こしているのでジクジクと痛み、見た目も赤みが強くなり、中央が膿のために黄色っぽく変化。これは、毛穴の中で白血球の死骸が膿として溜まった状態。黄色く盛り上がっているので黄ニキビと呼ばれます。

【最終段階】クレーター・ニキビ跡
膿を抱え込んでいた毛包壁が破れ、膿が真皮に触れることでさらに激しい炎症を起こし、真皮のコラーゲン線維が萎縮し、深く凹んだクレーター状の痕となります。一般的に、赤みや黒ずみをニキビ痕と読んでいますが、正確には、ボコッと凹んだクレーター状のものがニキビ痕であり、治りづらいのです。

■フェイスラインや背中にできやすいのはどうして?
大人ニキビはあごからフェイスライン、背中や胸など繰り返しやすいのも悩みの種ですね。これは一体なぜなのでしょうか?
A.気づかないうちにしてる手グセや髪の毛から雑菌が繁殖
口元を触る、頬杖をつく、あごを触る......無意識にしていませんか? ニキビがひどい方に多くみられるのが、この何気ない肌を刺激する癖、また、髪型も要注意。フェイスラインやおでこは、髪の毛がツンツンと当たって傷つきやすい状態に。決めどき以外は、なるべくアップにしてニキビを予防しましょう。
A.下着の締めつけやこすれの刺激が原因
顔以外の場所にニキビができる人は、下着が原因かも。縫い目やケミカルレースなどの堅い素材など、肌当たりの悪い下着による摩擦は肌への刺激が大きく、角質の過角化が起こりやすくなります。その結果、毛穴の入口が詰まってニキビが増えることに。肌あたりのいいコットンや、シームレスな下着をつけていただくだけでもだいぶ変わりますよ。

ニキビの治療には、毛穴の詰まりをとったり、肌のターンオーバーをあげる治療がおすすめです。さらに、皮脂の過剰分泌やアクネ菌の繁殖を抑制したり、赤みを改善する照射も有効。
美容皮膚科では、クレーター状になってしまったニキビ痕の治療も行っています。
是非、ご相談ください。

HP:ニキビ、ニキビ跡

WEB『CanCam.jp』2019年2月20日掲載

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特集「肌荒れやニキビができる原因について医師に聞いてみた」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

≪頑固なニキビや肌荒れの原因、ちゃんと知ってる?≫
気づいたらポツっとできてしまったニキビ。顔にできたニキビは目立つから早く治したいもの......。そもそもニキビとは、毛穴の中に皮脂がつまりアクネ菌が増えてしまい、毛穴とその周囲に炎症を起こしてしまう皮膚疾患の一種。そう、れっきとした病気なんです。たったひとつのニキビといえど、複雑に絡み合った原因から起こるため、根本からのケアが肝心。
皮膚科専門医の慶田先生が、ニキビができる原因について解説しました。
根本を知ることでノンストレス肌に導きましょう!

【目次】
・そもそもなぜ、ニキビができるの?
・ニキビができる原因①皮脂の過剰分泌
・ニキビができる原因②角層が厚くなる
・ニキビができる原因③結果、毛穴が詰まる
・毛穴が詰まってしまうのはなぜ?
・毛穴が詰まる原因①生活習慣の乱れ
・毛穴が詰まる原因②日々のクセ
・毛穴が詰まる原因③体質や遺伝の場合も
・毛穴が詰まる原因④メイクなどによる刺激
・毛穴が詰まる原因⑤便秘がちな人も要注意!
・ニキビができやすいNG習慣
・あなたはいくつ当てはまる?チェックリスト

■そもそもなぜ、ニキビができるの?
ニキビは毛穴とその周囲に生じる炎症です。ニキビが出来るのは、皮脂を分泌する皮脂線が大きく発達した「脂線性毛包」が分布するエリア。具体的には、顔(アイホール以外)、背中、胸などです。ニキビの成り立ちは、毛穴の入口が詰まって皮脂が溜まり、皮脂を好むアクネ菌が増えて炎症を起こすというもの。皮脂分泌量の多い方はニキビになりやすいのですが、実は乾燥によっても毛穴が詰まるのでニキビになるのです。
・ニキビができる原因①皮脂の過剰分泌
若い人のニキビの多くは、皮脂の過剰分泌が大きく影響します。皮脂の分泌量はおおよそ遺伝や体質などで決まっていて、セルフケアでは変えることができません。
特に10代は、皮脂の分泌量が多いために毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい肌状態にあるといえます。
・ニキビができる原因②角層が厚くなる
皮脂が過剰に分泌されると、皮膚の刺激で角質層が厚くなります。でも、皮脂量が多い10代に比べると、大人女性は皮脂の分泌がそれほど多くないにも関わらず、ちょこちょこニキビが出来てしまうという方も多いはず。その原因は保湿不足や、こすれによる刺激、洗いすぎ、ターンオーバーの乱れなどが原因。これにより、角層のバリアが乱れると角層が厚くなり、毛穴の入口がふさがってしまうのでニキビになりやすいのです。
・ニキビができる原因③毛穴の詰まり
ニキビのそもそもの原因は、毛穴の詰まりによるもの。ターンオーバーが正常に行われないと、毛穴の出口を塞いでしまいます。出口が塞がれると、過剰な皮脂が毛穴に溜まり、アクネ菌の作用で刺激物質に変わり炎症を起こし、赤ニキビや黒ニキビとなります。

■毛穴が詰まってしまうのはなぜ?
上記で説明したようにニキビの原因は、毛穴の詰まりによるもの。そして、毛穴の詰まりには様々な原因が関係しています。無意識にしている日々のクセや、生活習慣などが原因のことも。ニキビができやすい方は、いま一度見直してみて!
・毛穴が詰まる理由①生活習慣の乱れ
肌に塗るものよりも、食事や睡眠など生活習慣の方がニキビには影響しやすいのをご存知でしたか?実は、「スキンケアが肌に合っていないからニキビが出来てしまう」という場合より、ライフスタイルが原因の場合が多いのです。
何を塗っても、または何も塗らなくても、いつもニキビができているという状態であれば、皮膚科できちんと治療を受け、生活習慣の見直しをすべきです。ニキビを改善する生活習慣は、「バランスのいい食事」、「良質な睡眠」、「便秘の改善」、「運動習慣」、「ストレスコントロール」の5本柱です。そして、「タバコ」と「深酒」はターンオーバーを滞らせる美肌の天敵。もちろん、スキンケアを変えたら突然ニキビがたくさんできた、という時はニキビ用のスキンケアに変えましょう。
・毛穴が詰まる理由②メイクなどによる刺激
スポンジや、ブラシなど、ほとんどの方が日常的に使用するメイクツール。実は、お化粧の刺激が炎症を引き起こし、毛穴詰まりの原因になっていることも多いのです。物理的な刺激になってしまう化粧用具は、なるべく使わないのがベター。指の腹でやさしくのせるなどして、肌に負担をかけないように心がけましょう。ブラシ、チップ、パフなどを使用する場合は、肌当たりのいい良質なものを選びましょう。
・毛穴が詰まる理由③日々のクセ
口元を触る、頬杖をつく、あごを触る......知らず知らずにしていませんか? ニキビがひどい方に多くみられるのが、この何気ない肌を刺激する癖。また、髪型も要注意。フェイスラインやおでこは、髪の毛がツンツンと当たって傷つきやすい状態に。決めどき以外は、なるべくアップにしてニキビを予防しましょう。
・毛穴が詰まる理由④便秘による肌の水分量の低下
便秘がちの人は角層の水分量が低く、毛穴が詰まりやすいんです。便秘が続き、腸内の悪玉菌の割合が増えると、血液中に悪玉菌によって作られる腐敗産物が巡り、ニキビになりやすくなると言われています。
乾燥による毛穴の詰まりと、悪玉菌による影響というダブルパンチでニキビ肌の負のループに。野菜やヨーグルトなどを食べて便秘を改善すると肌の調子がよくなるので、ニキビ予防には腸活がマストです!
・毛穴がつまる原因⑤遺伝や体質
ニキビ肌の方に多いのがオイリー肌。皮脂分泌を左右する皮脂腺の大きさは、遺伝で決まっています。また男性は女性に比べ皮脂の分泌量が多いのでニキビができやすく、重症化しやすくなります。

■ニキビができやすいNG習慣!あなたはいくつ当てはまる?
肌荒れが治りにくい、ニキビになりやすいという方は、NG習慣をチェックリストで確認して!
【ニキビを誘発するNG習慣】
・さっぱり系のスキンケアを選んでいる
・食生活が乱れがち
・タバコを吸う
・ほぼ毎日飲酒する
・睡眠時間が5時間以下
・頬づえや顔を触るクセがある
・便秘気味である
・運動習慣がない
・ストレスの多い生活である
・スクラブケアが好き
・メイクスポンジやブラシを洗わないで使っている

ひとつ以上当てはまったら日々の習慣を見直しましょう。プラスワンのケアよりも、今やっている習慣を改善することが美肌への近道♪
是非、ご参考になさってください。

次回、
特集「フェイスラインやおでこ...場所別ニキビができる仕組み」
をご紹介いたします。

雑誌『25ans/ヴァンサンカン』2019年3月号(1月28日発売 掲載ページP198)

特集「春は眉の変えどきだから大人ヘルシーが眉の新ベーシック!」に当院の『ジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)』が紹介されました。

メイクの中でも時代を表すパーツとも言えるのが眉です。
本誌では、トレンドもきちんと反映した「大人の眉づくり」に必要なテクニックが多数掲載されています。その中で、「眉の毛抜き」についての疑問がありました。

Q、眉を抜くとまぶたがたるみますか?
A、まぶたの皮膚のたるみに影響する可能性もあります。また埋没毛や毛嚢炎のスクもあるので、レーザー脱毛がベストです。

何気なく行ってしまう眉毛の処理ですが、毛抜きで抜いている方は注意が必要です!
目元の皮膚は、他の部位に比べとても薄いうえ、上下のまぶたには皮脂腺がほとんどないため、乾燥しやすいという特徴があります。また、1日に2万回近くまばたきをするため、元々シワやたるみができやすい部分です。加齢とともに、皮膚の弾力は低下するので、毛を抜くたびにまぶたや目周りの皮膚が強く引っ張られると、たるみの原因になる可能性はあります。目周りの過度なマッサージなども同様です。
さらに、皮膚のたるみだけでなく、毛が皮膚の下でとぐろを巻いて埋没毛になったり、炎症を起こして毛嚢炎(ニキビ)になってしまうこともあります。

自己処理をする場合は、安全なシェーバーやカミソリでふんわり優しく肌をなでるようにケアしましょう。電気シェーバーは、剃りすぎの心配がなく、初心者の方でも失敗が少ないので頻繁に自己処理を行っている場合には、安心できる医療機関でのレーザー脱毛がおすすめです。

当院でレーザー脱毛に使用する『ジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)』は、メラニンに反応するロングパルスアレキサンドライトレーザーでス。美白効果も高いので、シミ、そばかす、くすみ、毛穴の黒ずみの改善にも効果的です。日本で最も実績のある医療用レーザー脱毛機です。
レーザーの熱作用で皮膚も引き締まるので肌にハリと透明感が出ます。
顔、身体、VIOなど、全身お受けになっている方も多くいらっしゃいます。
眉脱毛の実際の照射は、皮膚科専門医の診察後、お肌の色調と毛量、お痛みの感じ方により、照射出力を調整し、医師が照射を行います。

顔のうぶ毛脱毛の場合、1~2ヵ月ごとに5回~8回継続することで、ほとんど生えてこなくなり、コラーゲン生成促進効果により、ハリが出てキメが整い毛穴も目立ちにくくなります。
●顔全体照射1回:初回トライアル¥28,000、通常¥38,000
●「眉の照射」は、顔の照射のオプションです1ショット¥1,000、両眉下¥6,000でお付けできます。

医療脱毛をする際には、皮膚科専門医がいてトラブルに対処してくれるクリニックを選びましょう大切なお肌に無用なダメージは禁物です。

是非、ご一読ください。

雑誌『VOGUE JAPAN』2019年3月号 (1月28日発売 掲載ページP174~177)

特集「大人のためのイノセント肌。」に、慶田院長の監修記事が掲載されました。

What'sイノセント肌?大人こそ知っておきたい美肌の極意。
イノセント肌とは完全無欠とは対極にある、ふんわりと柔らかな印象の肌。頑張った若返り感とは違い、年輪なりのゆるみを残しながら、清らかで健康的な透明感のある肌を目指しましょう。

●シミ・毛穴より全体感。ミクロよりマクロを意識。
拡大鏡で肌を観察し小さなアラに一喜一憂するのは、まさに"木を見て森を見ず"。
毛穴やシミのミクロの点より、肌全体のツヤや透明感というマクロの面を重視。スキンケアも、ピンポイントをいじりまわすより、肌全体の潤い補給や代謝アップに重点を置くことでターンオーバーがスムーズになり、いい結果が出やすいもの。ツヤツヤでパッと明るい印象は、シミやシワを飛ばす効果もあります。
本人にとって気になる毛穴や目尻の浅いちりめんジワも、他人は見ていません。むしろ全体のくすみや輪郭のくずれなど面の質感、形状が印象を左右するので、ちょっと離れたところから見る、客観的な視点が必要。自分には見えにくく他人からはよく見える横顔、斜め顔にこそ年齢がでるのでしっかりチェックを。

●目立つシミは消しても不自然な盛りすぎは禁物。
気をつけていてもシミ、赤み、毛穴、シワや凹みによる影などアラが増える大人の肌。
目立つシミはレーザーで消していいし、肌を活性化して引き締める美容医療はアリ!
ただしヒアルロン酸やボトックスなどの注入は慎重に。
脂肪も骨も年齢とともにボリュームロスが生じます。萎縮にはフィラー注入の一択しかないのですが、過剰に繰り返すとオーバーフィルドシンドローム(過剰注入症候群)になり表情が不自然に。質感改善やたるみ、シワは定期的なレーザーで対応可能です。

■ドクターが考えるピュア肌への近道。
毎日の肌コンディションはスキンケアで整える。でも化粧品では改善できないトラブルも多いもの。
ピュアな肌を狙うならムラのない均一な質感はマスト。シミや肝斑、色ムラの最新治療はダウンタイムも痛みもなく、消去すればメイクも薄くなりストレスフリーに受けられます。肌色のトーンアップやたるみの引き締めも、メスやフィラー注入以外の手軽な治療で改善できます。シミに見える脂漏性角化症というイボの場合は、凹凸が影になるのでCO2レーザーで削ってなめらかに整えます。クリニックを上手に使って、すっぴんイノセント肌を手に入れましょう。
関連施術:
フォトフェイシャルM22

CO₂レーザー手術(炭酸ガスレーザー手術)


●たるみ派には
痛くないサーマクールで引き締めてハリを底上げ。
頬に丸みがなくなり、ゆるんだ肌がさまざまな影を作り、フェイスラインがもたついて顔を大きく見せるたるみ。
イノセントと対極のたるみ顔をメスを使わずに引き締めるなら、サーマクールFLXがおすすめ。ラジオ波を照射して、熱エネルギーによりコラーゲン線維やSMAS筋膜を引き締めてハリを回復。毛穴やほうれい線が目立たなくなり、輪郭がすっきりする小顔効果も。最新機種は痛みが軽減し即効性もアップしました。
サーマクールFLX(両頬300ショット)¥300,000~

関連施術:サーマクールFLX


●くすみ派には
ピコレーザーでメラニン粉砕、速効穏やかブライトニング。
顔全体に点在するシミや色ムラ、モヤッと広がる肝斑、面のくすみを化粧品だけで消去するのは難しいもの。
ノイズを掃除して全体をトーンアップするなら、YAGレーザーを低出力で照射するピコトーニング。メラニンを微粒子に粉砕し、最新機種は痛みもダウンタイムもかさぶたもなくブライトニングを実現。照射後にトラネキサム酸をイオン導入することで、炎症を抑え肝斑の悪化も防ぎます。たった1回でも高い美白力がありますが、5回程度繰り返せば明らかな肌色改善効果がみられます。
ピコトーニング(初回)¥36,000~

関連施術:ピコレーザー(ピコセカンドレーザー・ピコウエイ)


●シワ派には
ヨレッとしぼんだ肌質をダーマペンでなめらかに。
初期老化に見られるちりめんジワやきめの乱れは、光の反射率を下げる原因に。
シワっぽい肌は先端に極細針がついた電動ニードル機器ダーマペンで肌質改善を。1秒間に100~120回という高速振動を繰り返し1分間で5~6万個のマイクロホールを開け、穴が閉じる前に美容成分を導入します。傷が修復する過程で成長因子が多量に放出され線維芽細胞が活性化するので、ハリが回復しふっくらなめらかに。ペン型なので、目元など細かい部分にも対応。
ダーマペン(初回)¥28,000~

関連施術:ダーマペン


美しい大人の肌の概念がかわりつつあり、年齢不詳よりも年齢相応の柔らかなゆるみを残しながら、頑張らず、気負わず、でも手抜きはしないのが最新のトレンド美肌。心地よい大人のイノセント肌を育む方法を今すぐマスターしましょう。
是非、ご一読ください。


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2019年2月25日

雑誌『&ROSY』2019年3月号(1月22日発売)その2

雑誌『&ROSY』2019年3月号(1月22日発売)

その2
特集「真冬こそ見直したい!"洗う保湿"Q&A」(掲載ページP66~69)
肌や頭皮を洗うケアで乾燥を防ぐにはどうしたら良いか、皮膚科専門医の慶田院長がお答えしました。

≪FACE≫
洗い過ぎも洗い不足も禁物!優しい洗顔が潤いの近道
過剰な洗顔はもちろん、洗い不足も汚れや余分な皮脂が肌の刺激となって乾燥を招きます。「20~30℃のぬるま湯で洗う」「肌をこすらない」の基本ルールに加え、洗顔後の肌状態に合わせた洗い方にすることで潤いレベルが変わります。

Q.朝と夜の洗顔、同じでいい?
A.夜はメイクのクレンジングだけでもOK
夜はメイククレンンジングが必須ですが、肌にベタつきがなければそのあとに洗顔料を使わなくても構いません。朝は、余分な皮脂や枕などから付着した汚れは、低刺激の洗顔料で優しく落とし、乾燥を防ぎましょう。

Q.ソフトな洗浄力だと毛穴汚れが残りそう...
A.角質などザラつく部分は酵素洗顔をプラス
毛穴の黒ずみやザラつきは角質肥厚が原因なので酵素洗顔がおすすめ。ただし頻繁にするのは控えましょう。本格的にケアしたいならクリニックで相談を。ケミカルピーリングなどを定期的に行い、角質ケアをすることで瑞々しいつるり肌が保てます。

Q.顔は湯洗いオンリーでも問題ない?
A.べたつきなどのトラブルがなければOK
"朝は湯洗いのみ"は肌質次第。皮脂腺が活発で皮脂量が多いオイリースキンでは、ベタつきや肌荒れ、ニキビを招くこともあるので、朝洗顔は必須です。優しく泡洗顔するのが基本です。

Q.20代から同じ洗顔料...。替え時って?
A.洗顔後につっぱるなら変えましょう
つっぱり感は「洗浄力が強すぎる」というサインなので、ひとつの目安にすると良いでしょう。

≪BODY≫
冬は厚着でムレやすいけどゴシゴシ洗いは乾燥に直結
重ね着したり、コートを着たまま暖房がきいた室内で過ごすことが多い冬も、ムレて菌が繁殖しやすい時期。からだは顔に比べて角質が厚めですが、摩擦でダメージを受けやすいのは同じなので洗うときは「泡で優しく」と心がけて。

Q.タオルと手洗い、どっちが乾燥しない?
A.肌をこすると乾燥のもと。手洗いが正解!
日常生活の汚れは泡でなでる程度で落ちます。タオル派は、柔らかい素材を選んで、優しく泡を動かす道具として使いましょう。

Q.からだの洗い順ってある?
A.皮脂分泌が多い部分から洗いましょう
皮脂や汗が多い胸の上、背中、ワキの下、陰部、足の裏から洗い、それ以外はさっと流す程度に。髪のトリートメントが肌につくとトラブルを起こす場合があります。髪をすすいだあとにからだを洗いましょう。 

Q.長湯はやっぱり乾燥する?
A.入浴剤や湯温で乾燥を防げます
お湯や水に触れるだけでも肌の潤い成分が流れますが、保湿効果のある入浴剤で軽減できます。冬は熱いお湯につかりたくなりますが、湯温はは高くても41℃までにして乾燥を防ぎましょう。

Q.冬は手がガサガサ!どうすればいい?
A.手洗い以外にも原因があるかも
まずは手洗いの回数を減らし、ぬるま湯で洗うこと。それでも荒れる人は洗剤や野菜のアク、調味料が手に触れることで荒れている可能性も。水仕事や料理の際も手袋を使うことで改善できます。

≪HAIR≫
洗浄力の強いシャンプーとすすぎ残しの両方に注意!
髪の乾燥は、パーマやヘアカラー、紫外線など洗髪以外が要因。一方、頭皮は洗浄力が強すぎるシャンプーやすすぎ残しによるトラブルで乾燥を招きます。頭皮環境が乱れると髪も弱くなるので、まずは頭皮ケアからスタート。

Q.頭皮用と髪質別、シャンプーはどう選べばいい?
A.頭皮が乾燥しているかどうかで選びましょう
頭皮にかゆみなどのトラブルがあるなら頭皮用を。トラブルがなければ髪質に合わせたシャンプーでも構いません。頭皮用シャンプーで地肌をケアし、トリートメントを髪質に合わせて選ぶという方法も◎

Q.髪がパサつく&広がるときは?
A.髪は肌や地肌と違い、自ら潤いを作る機能はありませんからトリートメントなどで外から補うことが必要です。洗髪時はキューティクルの広がりを抑えるシャンプーで潤いが流れ出るのをできるだけ防ぎましょう。

Q.毎日シャンプーしない方が潤う?
A.シャンプーを使わない=潤うとは限りません
頭皮は皮脂が多く、皮脂が残ったままでは確実に酸化して頭皮環境を乱します。1日1回はシャンプーをするか、せめてお湯で洗うようにしましょう。

Q.頭皮の毛穴汚れってどこまで落とせばいい?
A.多少、皮脂が残る程度はOK
ベタつきが残るのは問題ですが、皮脂が多少残る程度は問題ありません。むしろ洗いすぎないよう気をつけるべきで、夜も朝もシャンプーする人は洗いすぎ。

Q.シャンプー中にするといいことって?
A.マッサージやツボ押しで頭皮をほぐしましょう
頭皮は骨膜とくっついているため硬くなりがち。マッサージでほぐしましょう。頭皮の血行がよくなると髪の生える力が高まります。

汚れを落とすことは、肌や頭皮を健やかに保つためのファーストステップ。でも、同時に潤い成分が流れ出ているのも見逃せない事実です。保湿を意識した洗浄テクニックを身に付けて乾燥シーズンを乗り切りましょう。
是非、ご一読ください。


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雑誌『&ROSY』2019年3月号(1月22日発売) 

今回慶田院長の監修記事が2つ掲載されました。
その1
特集「美容クリニックでコンプレックス解消!」(掲載ページP58~65)

【01酸化ケア】

シミやシワ、たるみその全ての元凶が酸化
エイジングケアというとシミやシワ、たるみなど個別に考えがちですが、じつはその全ての根本に深く関わっているのが「酸化」です。
酸化とは、体内で活性酸素が発生し、それによって細胞を傷つける炎症の経路が生じること。呼吸をしたり動いたりという生命活動でも酸化は起こりうりますが、体内には活性酸素を除去する酵素があり、細胞を守っています。また、活性酸素にも色々な種類があり、体内に入った細菌をやっつけるはたらきをするものも。ただし、無防備に浴びる紫外線やストレス、喫煙、過度な運動などで活性酸素が過剰に発生すると、細胞にダメージを与え、エイジングが進行します。

活性酸素によって肌が老化する、メカニズムとは?
活性酸素から細胞を守るために肌はメラニン色素を大量に発生させ、排出しきれなかったものがシミになります。また、活性酸素は肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンなどの弾力線維を変性させ、弾力を失わせます。さらに古いコラーゲンの代謝を阻害して、シワやたるみを引き起こします。
ただし、紫外線カットや抗酸化ケアを意識して行えば、肌を酸化から守ることは可能。加齢によって身体の抗酸化作用は衰えるため、今すぐ積極的なケアを始めましょう。

&ROSY世代が注意すべき酸化の3大原因
●原因01紫外線
日常生活において、何といっても大きいのが紫外線による酸化です。最近は酸化した大気汚染物質が肌に付着することの害も注目されています。
●原因02ストレス
精神的なストレスは、からだが本来持つ抗酸化力を低下させ、酸化を促進。さらに、ストレス時には体内で抗酸化力のあるビタミンを多く消費してしまいます。
●原因03過度な有酸化運動
ウォーキングやランニング、サイクリング、水泳などの有酸素運動は健康のために必要なものですが、毎日長時間過度に行うと、酸化を進行させます。

それによって肌はどうなる?
☑シミ
活性酸素から細胞を守るために、肌はメラニン色素を大量に発生させます。またメラニンの生成プロセスにも酸化が関与しています。
☑たるみ
活性酸素は肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンなどの弾力繊維を変性させ、弾力を失わせてたるみの原因に。
☑シワ
弾力性の生成が減り、目もとや額、口もとなど表情によって折りたたまれる部分の、コラーゲン分解が進んでシワに。

≪酸化から肌を守るためにすべきこと≫
肌の酸化CHECK ひとつでも当てはまるなら今すぐケアを!
☑冬の間はUVケアを油断しがち
☑ストレスを溜め込みやすい
☑仕事が忙しく、疲れ気味
☑ランニングを習慣にしている
☑揚げ物よく食べる

高機能な日焼け止めで肌を守り抜く!
冬もサボることなく、日焼け止めを通年塗ることが酸化防止につながります。最近では、抗酸化成分配合のものや、酸化ストレスとなる大気汚染物質の害を防ぐものなど、高機能な日焼け止めがたくさん出ています。

サプリメントで抗酸化ケア
"飲む日焼け止め"には高い抗酸化作用があり、紫外線による酸化ダメージを防いでくれます。飲む日焼け止めや抗酸化作用持つビタミンCサプリメントを朝、外出の30分前に飲むことを習慣づけましょう。

朝のスキンケアに抗酸化コスメをプラス
日焼け止めの前に、抗酸化作用のあるスキンケアアイテムを一品使うと、さらに肌を守ることができます。朝のお手入れに組み込み、余裕があれば夜にも使うと、日中受けたダメージをケアする効果もあります。

ビタミンA•C•Eを意識して摂る
ビタミンA•C•Eには抗酸化作用があり、さらに植物はそれぞれ独自の抗酸化物質を含んでいるので、野菜や果物を積極的に摂ると酸化防止に。ビタミンAはレバーやうなぎ、ビタミンEはナッツやオイル類に多く含まれます。

【02糖化ケア】

タンパク質に糖が絡みつき、黄ばんで硬く
今、健康や美容考える人の間で大きな話題となっているのが「糖化」の問題。
糖化とは、食べ物や飲み物で摂る糖質が体内のタンパク質と結びつき、体温が加わってタンパク質を変性させること。変性した物質は、終末糖化物質(AGEs)と呼ばれ体内に蓄積していきます。揚げ物や焼き物、焼き菓子など、すでにAGEsとなった食物を食べることでも、糖化は促されます。最近は糖質オフブームで主食や甘いものを控える人も増えてきましたが、一度できたAGEsは体外に排出されにくいので、以前は糖質をよくとっていたという人も注意が必要です。
肌のコラーゲン線維に糖が結びつくと、黄ばんで弾力がなくなり、黄ぐすみやたるみ、肌の硬さの原因に。その他体内では血管や内臓、骨に影響与え、動脈硬化や脳梗塞、認知症、骨粗しょう症などの原因になると言われている、危険な現象です。
さらに糖化と酸化には密接なつながりがあり、紫外線を浴びることで糖化が進行することがわかっています。糖化を防ぐ生活習慣やお手入れと並行し、酸化ケアも取り入れることが大切です。

&ROSY世代が注意すべき糖化の二大原因
●原因01食事で撮った過剰な糖がタンパク質に結びつく
糖質は活動エネルギーとして必要ですが、甘いものが好きだったり、ご飯やパン、麺などの主食に偏った食事をしていると糖質過失になりやすいので注意。
●原因02糖化した食物を取る
食材は衣をつけて揚げたり、こんがり焼いたりすると、調理の段階で糖化が進みます。糖化したものを食べると、体内に蓄積。調理は蒸す、茹でるのがベター。

紫外線や酸化とも関連
古い揚げ物や調味料、お菓子などで酸化した脂質を摂ったり、酸化を促す紫外線を浴びることで、体内の糖化進むことがわかっています。

それによって肌はどうなる?
☑黄ぐすみ
AGEsは黄ばんでくすみ、硬くなった物質。肌のコラーゲン線維がAGEs化すると、透明感がなくなり黄ばんだ印象の肌に。
☑たるみ
コラーゲン線維がAGEs化すると弾力を失うので、ハリや柔らかさがなくなり、たるんだ印象の肌に。シワができやすくなります。

≪糖化から肌を守るためにすべきこと≫
肌の糖化CHECK  ひとつでも当てはまるなら今すぐケアを!
☑スイーツがやめられない
☑パスタや麺をよく食べる
☑甘いカフェモカを頼みがち
☑運動も歩くのも好きじゃない

糖化に着目したエイジングエイジングケアコスメを取り入れる
糖化の肌への影響が大きいことが分かってきていて、盛んに糖化の抑制やAGEsの排出をサポートする研究がすすめられています。食生活で糖質過剰が気になる人は、最新の技術が搭載された糖化コスメを取り入れても良いでしょう。

美白を始めるなら、+糖化ケア対応のコスメを選んで
いくら美白ケアをしても、糖化による黄ぐすみが解消されないと、肌の透明感は望めません。そこで、美白アイテムに糖化ケア効果も搭載するブランドが増えてきています。

サプリメントでダイレクトに糖化を抑える
体内に蓄積したAGEsは分解・排出されにくいので、サプリメントの分解サポート機能に頼るのもあり。食事といっしょに摂って糖化を防ぐはたらきをもつものもあります。

食べた糖を〝溜めない〟ことも意識
糖化は血糖値が高い状態で起こるので、食事は野菜が食べて血糖値の上昇を緩やかにしましょう。また、摂取した糖は使われないとAGEs化しやすくなるので、日々歩いたり週末はからだを動かすなど、適度な運動も心がけましょう。

【03免疫ケア】

ゆらぎや老化の進行は免疫力低下のせいかも
美肌のためのケアというと、保湿やスペシャルな美容成分など与えるケアにばかり目を向けがちですが、実はもっと根本的で、&ROSY世代にとって大切なことがあります。それは、健康美肌を守る「免疫力」のケア。体の免疫力が落ちると病気にかかりやすくなるように、肌の免疫が乱れていると外部の影響受けやすくなり、ゆらいだり炎症が起きたりして、それがエイジングの進行につながるからです。
肌は外界と体内の境目であり、そこには『バリア機能』と『免疫』というふたつの防御機能が備わっています。
外からの刺激に対して第1関門となるのが、角質のバリア機能。その下の表皮に、外的悪影響による肌ダメージを鎮静化する『ランゲルハンス細胞』があります。ランゲルハンス細胞は免疫システムの司令塔という大事な役目を担っていますが、外的刺激や心的ストレスなどにより、その数が減ってしまうことが分かっています。美肌を保つには、ランゲルハンス細胞の働きを適切に保ち、数が減ったら速やかに戻すことが重要です。肌が揺らぎやすかったり、エイジングの進歩を感じている人は、免疫力を高めるケアプラスしてみましょう。

●Point01肌のダメージを鎮静化する免疫力の働き
乾燥や大気汚染などの外的悪影響が、角質のバリア機能をすり抜けて肌内部に侵入すると、肌ダメージ因子が発生します。手を伸ばしてそれをキャッチし鎮静化するのが「ランゲルハンス細胞」。このはたらきが乱れていると、ダメージが進行したり、逆に肌が過敏になったりします。

●Point02免疫力は内外からのストレスに弱い
ランゲルハンス細胞は、酸化した汚れや心的ストレスに弱く、その影響で数が減ってしまいます。通常ならすぐ新たなランゲルハンス細胞が生まれますが、肌状態が悪いと数が減ったままになり、防御機能が手薄に。一方で、ランゲルハンス細胞の働きが暴走するのも肌に悪影響です。

それによって肌はどうなる?
☑ゆらぎ
肌ダメージを鎮静化する働きが弱いと、乾燥や大気汚染の影響を受けて不調を感じやすい肌に。
☑敏感
ランゲルハンス細胞の働きが暴走すると、たいしたことのない刺激に敏感に反応してしまい、敏感肌に傾きます。
☑エイジングの進行
ランゲルハンス細胞が適切にはたらかないことで、肌内部の炎症が悪化し、細胞を傷つけてエイジングが進行。

≪肌の免疫力を守るためにすべきこと≫
肌の免疫力CHECK  ひとつでも当てはまるなら今すぐケアを!
☑肌の調子が安定しない
☑ストレスを抱え込みがち
☑睡眠時間が少ない
☑朝は洗顔料を使っていない
肌を守るだけでなく〝強くする〟免疫コスメを使う
肌の調子が安定せず、免疫力が弱っているかも...と感じるときは、免疫力をサポートする美容液や、ゆらいだ肌を強くするコンセプトのコスメを取り入れて。外的影響を受けにくい、強く健康な肌へと導いてくれます。

ぬるま湯はだけの洗顔はダメ。
ランゲルハンス細胞は、皮脂や汚れによる酸化の影響を受けると数が減ってしまいます。乾燥肌だから洗顔料を使わずぬるま湯すすぎだけ、というお手入れはNG。朝晩洗顔料でしっかり洗い、汚れの酸化を防いで。

免疫力が落ちたかもと思ったら、すかさず炎症ケア
肌の調子が安定しないときは、免疫力が低下し、内部で炎症が起こっている可能性大。放置すると老化につながるので、ビタミンEなど抗炎症成分が配合されたコスメを使って。肌が落ち着いて透明感も出てきます。

【04エネルギーケア】

エネルギーを生み出す力は加齢によって減る
最後は、肌のエイジングケアにはもちろん、人が生きていくのに欠かせない、細胞のエネルギー代謝の話。
私たちが日々元気に活動できるは、食事で摂った栄養を細胞に取り込みATPという活動エネルギーを作り出しているからです。具体的には、細胞内の〝ミトコンドリア〟が糖と脂質を代謝し、ATPを生産します。この生産効率が悪いと、ATPの量が減り、からだは活力が衰え、肌は代謝が乱れて様々な不調やエイジングの兆候が現れやすくなります。
ミトコンドリアがATPを生産するのに欠かせないのが、〝ALA〟という物質。日本酒やワインなどにも含まれるアミノ酸の一種で、糖と脂肪の代謝を促す働きがあり、糖尿病治療への研究も進められています。体内にも存在しますが17歳をピークに減少するので、補う工夫が必要。美肌ケアにおいては、塗って与えることが有効です。
ALAをコスメで与えるアプローチは最新のものですが、肌細胞のATP生産を促す研究は以前からさまざまに進められています。その成果を搭載したコスメを取り入れればゆるぎない健康美肌の土台作りに役立ちます。

●Point01細胞のエネルギー生産力は、加齢によって下がる
細胞内のミトコンドリアが、生きていくためのエネルギー〝ATP〟を作り出すに欠かせない、〝ALA〟という物質。人の体内では17歳をピークにその量が減っていくことが分かっていて、想定120歳を超えるとゼロに。

●Point02エネルギー生産力が下がると、肌も乾燥する!
ミトコンドリアがATPを作るとき、同時に代謝水も放出されます。これは、からだや肌の水分維持に重要な役割を果たす水。加齢によって肌細胞のエネルギー生産力が低下すると、肌本来の水分量の低下してしまいます。

それによって肌はどうなる?
☑乾燥
細胞の代謝水はいわば〝肌の中から湧き出す水〟。それが減ると、肌は自然に乾燥肌へと傾いてしまいます。
☑エイジングの進行
活動エネルギーが作られにくくなることで、肌の機能が発揮されにくくなり、あらゆるエイジングが進行。

≪肌のエネルギー産生力を高めるコスメ≫
エネルギー生産をサポートすることは意外とたくさんあります。毎日続けることが大切なので取り入れやすいものを選ぶと良いでしょう。

肌のエネルギー産生量CHECK ひとつでも当てはまるなら今すぐケアを!
☑最近疲れやすくなった
☑肌が乾燥しやすくなった
☑加齢による肌変化を感じる

いま、医療の世界では病気の火種を見つけて早期に対処する「予防医療」が盛んです。それは肌のエイジングにも波及。シワやたるみができてからのケアより、健康美肌をキープする「予防美容」が注目されています。
まずは、抗酸化作用のあるビタミンを含む食材を意識して摂り、サプリメントや話題の最新コスメにも注目してみましょう。

是非、ご参考になさってください。

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