2020年(7月〜9月)のメディア掲載情報

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雑誌『美ST』2020年11月号(9月17日発売 掲載ページP44~53)

特集「迷える40代50代のスキンケアにファイナルアンサー」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

毎日習慣的に行っているスキンケアこそ、美肌を決める分かれ道です。数年前や去年と、はたまた前日と同じケアでパッと済ませていませんか?洗い方やコスメの選び方、使い方を見直すだけで、あなたの肌はもっと美しくなれます!

【クレンジング】落とすことは最重要事項!丁寧に、でも落とし過ぎず!を心がけましょう。
■Q1 40代の今の洗顔の重要ポイントは?
A『メークが軽くなり、石鹸で落とせるアイテムも多い時代。その日のメークに合ったクレンジングを選んで!』
油汚れを落とすには、油と界面活性剤の力が不可欠に。でも軽いメイクなら過剰な洗浄力は必要ありません。選ぶ基準は、オイルやミルクといった形状で決めるより、肌質やメークに合ったものを選びましょう。
■Q2 ダブル洗顔って本当に不要なの?
A『不要と書かれているものは、洗顔料を使わなくてOK』
W洗顔が必要な場合も、一瞬泡をのせてすぐ流す程度で十分です。
■Q3 ポイントメークの専用クレンジングって必要?
A『ウォータープルーフ以外は必要ナシ!』
洗浄力が強いものが多く、流行りの軽いアイメークには不要です。
■Q4 こするのは良くないというけれど、ちゃんと落ちるの?
A『こすらないと落ちないクレンジングは、そのメークと合っていません!』
メークに合っていれば優しくクルクルすれば全部落ちます。こすらないと落ちないならクレンジングの力不足です。こする刺激は美肌の大敵。角層が厚くなりメラニンが増える恐れもあります。
■Q5 実際どんなクレンジングを選べばいい?
A『メークに合わせてクレンジングは3種類用意しましょう』
優しく馴染ませるだけでスルリと落ちるのが最適です。落としすぎも落とさなすぎもNGです。洗浄力別に用意しメークに合わせて選びましょう。目に沁みるものは洗い残しの原因になります。
・しっかりメーク→オイルやバームで洗浄力の強いもの
・リモートメーク→しっとりした洗い上がり重視
・敏感になった時→目に入っても痛くない優しいアイテム
最近のオイルクレンジングは、洗浄力が高く、肌への負担が少ないものが増えています。
当院で人気の「ナビジョンDRのメーククレンジングオイル」は、極めて酸化しにくいオイルで、潤い成分も高いので安心してお使い頂けます。テクニック不要でサッと落ちるので、ミルクやジェルクレンジングで長時間擦るよりも肌の負担が少なくて済むという点もメリットの一つです。

【洗顔】刺激は禁物!洗う時は泡をクッションに、すすぎは小鳥タッチで。
多くの人が見直すべきは洗顔です。脂性肌はもちろん自称乾燥肌も皮脂を適切にオフするだけで、肌状態が良くなる場合もあります。さらに丁寧な保湿を心がければもっと良い状態になります。
■Q6 朝は湯洗いや水洗顔で大丈夫?
A『だめです!若い頃の肌質を思い返して、油分が出やすい場所だけでも洗いましょう』
今、乾燥肌でも若い頃にニキビで悩んだなら皮脂腺の活性がある程度あります。Tゾーンだけも泡で洗いましょう。最近は、毛穴の汚れを落とし潤いをキープするジュレ洗顔が増えています。皮脂の脂肪酸と結合して石鹸化し、油汚れだけを落とす画期的な商品も出てきています。
■Q7 シャワーを直接当てて洗っても大丈夫?
A『直接は刺激が強すぎます!』
強い水圧も刺激になる可能性があり、シャワーを直接顔に当てるのは避けほうがベターです。直接当てるなら、かざした手のひら越しに弱流を当て、指の間から滴るお湯で洗い流しましょう。
■Q8 最近洗顔料の種類が増えています。40代の肌には何がいいの?
A『基本はアミノ酸系がオススメ!』
特に朝は高い洗浄力は必要ありません。弱酸性でアミノ酸系のマイルドな洗浄剤で十分です。洗っている最中にキュキュっとならず、洗い上がりに乾燥を感じにくいものを選びましょう。
当院で患者様にご利用いただいている、泡状洗顔料の「アクセーヌ リセットウォッシュ」は、肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合。余分な角質を除去して肌を柔軟に整えます。ボトルからスフレのようなきめ細かい泡ででてくるので、肌に負担をかけずに泡洗顔できます。
■Q9 泡ででてくるタイプは界面活性剤が多いの?
A『決してそうとは限りません。少ない量で最大限の洗浄力が出せるというメリットも』
泡で出るタイプは界面活性剤の量が多いという認識は誤りです。泡を作る特殊な形状の容器で濃度が薄い場合もあります。ボディソープを泡出てて来るポンプの空容器に10倍希釈で詰め替えるテクもあり。ただし、水で希釈すると不安定になるので、数日で使い切る量ずつ作りましょう。
■Q10 すすぎはどの程度すればいい?
A『小鳥タッチで20~30回』
予洗いよりすすぎを丁寧にしましょう。手のひらでお湯をやさしく肌に当てるようなイメージで。泡がきっちりなくなるまで約20〜30回が目安です。泡がなくなれば何十回もやらずOKです。お湯をバシャバシャと豪快にかけたり、手のひらで広げるようにすすがず、優しくパシャッと当てるだけ。院長が実践した際の手つきは、想像以上にソフトタッチでした。
■Q11 拭く時の注意点は?
A『タオルを動かしてこするのではなく、タオルを優しく顔に当てましょう』
繰り返しですが肌の大敵は刺激です。洗顔後もこすらずタオルに水分を吸わせて。タオルの繊維が残った状態でケアしても刺激になる可能性があります。院長は5枚重ねのガーゼタオルを愛用しているそうです。

【保湿】大人の肌には化粧水とクリームがマスト!肌状態で量を調節しましょう。
■Q12 化粧水はたくさんつけるのがいい?
A『肌を柔らかくするために必要な量だけでOK』
 目的は表面を濡らして次のコスメを浸透させることです。しっとりした環境は美肌菌育成にも役立つので、20代の頃と比べて肌の水分量が減っている美ST世代は2~3度重ねてつけるのも効果的です。でも、与えすぎはバリア機能障害になってしまうことも。
■Q13 コットンと手づけ、どちらがいい?
A『手で付けるのがベスト!』
優しく洗い、優しく保湿するのが美肌の基本です。スキンケアでは刺激になる可能性のあるコットン使いより手が一番です。強く押したりこすったりせず優しくふわっとハンドプレスしましょう。温まって浸透も上がります。しっとりと実感できるのが適量です。自分の感覚でケアしましょう。
■Q14 40代の化粧水はトロトロ、トロシャバ、シャバシャバ、どれがいい?
A『肌の上に残らずきちんと浸透するトロシャバ化粧水がオススメです。』
化粧水の目的は肌表面を濡らすことです。テクスチャーは好みで選んでOK。保水力が高い成分が入っているとろみ系は乾燥肌の人に人気です。べたつかないものがオススメです。
■Q15 乳液とクリームは両方つけるべき?
A『どちらかでOK。20代は常に乳液でもいいですが、40代はクリームが必要です』
水分量が高くニキビができやすい20代なら乳液でもいいですが、40代ならより油分の高いクリームが最適です。目元の乾燥には密着しやすいアイクリームを使ってもOK!
■Q16 オールインワンって使ってもいいの?
A『いわゆるオールインワンコスメに限らず、大人は自分に合うコスメをオールインワンにすればいい!』
肌がしっかり潤い乾燥しなければ、1つで終わらせても大丈夫です。院長は、肌のゆらぎを感じるときは美容クリームだけの日もあるそう。名前は違っても1つで潤うならオールインワンとして使えます。
■Q17 コスメを使う時の目安量はどれくらい?
A『40代は規定量より多目がオススメです』
パール大は少なめ。規定量よりやや多め、肌を触って手のひらにペタッと吸い付くのが目安です。
■Q18 40代のためのクリームは?
A『セラミドを配合した高保湿クリーム。』
クリームの目的は保湿です。グリセリンや多糖類、ヒアルロン酸などが含まれているほど保湿力も上がります。特に高保湿なセラミドが主要成分に含まれるクリームがオススメです。当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」(銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g ¥5,000税別 )が水分保持力・抗炎症作用が高く、しっとり感がありながら重すぎず塗り心地がよいので人気です。顔から体まで全身に使用している方が多くいらっしゃいます。
■Q19 各ステップの間は時間をあけるべき?
A『1分程度で十分。次のコスメが肌の上で上滑りしない程度に時間をあけて。』
間髪を入れずに次々塗ってしまうと表面でぬるぬるしてトータルの外用量が少なくなってしまう可能性があります。時短ならとろみの少ない化粧水にクリームを重ねるのが好相性です。

【エイジングケア】SSTや揺らぎが気になる40代、やりすぎ、ひと手間惜しまず、のバランスを大切に
■Q20 アイクリームは使うべき?
A『普通のクリームでもOK!』
全顔用クリームを目まわりなど乾燥しやすい部分に厚く重ね塗ってOK。ただ専用クリームはこってりした形状で密着しやすいのでしっかりケアしたいならアイクリームを使いましょう。
■Q21 シートマスクってやっぱり必要ですか?
A『毎日する必要はありません。週一回程度で十分です』
普段のケアだけで十分。取り入れるなら個包装の高級なマスク。週に一回程度というのが良い頻度です。やりすぎは肌の負担になることもあります。敏感肌では特にリスクが高いです。
■Q22 今、1番気になるマスク荒れ。どうすればいい?
A『湿疹はとにかく刺激を与えないように。白ニキビは赤ニキビにしないよう、酵素洗顔などで代謝を高めることが大切』
白ニキビや毛穴の黒ずみは角栓詰まりによる酸化が原因。自宅ケアなら酵素洗顔で柔らかくしましょう。
■Q23 マッサージはやった方がいい?
A『やらなくてもいい。摩擦は厳禁』
マッサージも摩擦になってしまいます。心地よい圧迫でむくみを押し流し、血流をアップさせる程度ならOK。表面を擦る刺激は絶対避けましょう。たるみケアで顔の筋肉を鍛えすぎるのも逆効果です。
■Q24 いくつも美容液を重ねてもいい?
A『基本的にはいくつも塗るより、一つを集中的に使う方が効果的です。』
化粧品で結果を出したいなら1〜3カ月単位で使う必要があります。
■Q29 コスメを重ねる際、どんな順番で使えばいい?
A『全部しっかり浸透させたいからサラサラ→しっとりの順に』
効かせたい順より浸透性を優先。サラっとしたテクスチャーから塗り、こってりしたものは一番最後に塗りましょう。同じメーカーのアイテムを重ねるなら、指定に従うのがベストです。

【見直すべき美肌習慣】
◆洗顔はたっぷりの泡でこすらず摩擦レス!
洗浄剤をしっかり泡立て包み込むように洗うのが正解です。洗浄力が増し、摩擦刺激や界面活性剤の量も最低限になります。
◆すすぎもこまめに丁寧に優しく洗い流して。
 優しく洗うのが美肌の基本です。お湯の温度が高いと細胞間脂質が漏出しやすいので、人肌より低いぬるま湯にしましょう。水圧も刺激になります。
◆拭く時も当てるだけ。ゴシゴシ拭きません!
肌当たりの良いガーゼタオルなどがオススメです。
◆日中のミストや週1シートマスクで徹底保湿。
マスク内は意外に乾燥するのでこまめに保湿しましょう。外したらすぐの保湿はマスク皮膚炎対策にも良いでしょう。週1のシートマスクも美肌作りに最適です。
◆化粧水は何度も重ねてたくさん入れ込んで。
 たっぷりの保湿ケアは炎症を起こさない美肌につながります。
◆透明感必須!通年美白でくすみ知らずに。
セルフケアでの美白は根気が勝負です。春夏だけでなく通年で使うのが良いでしょう。肝斑にはトラネキサム酸がオススメです。
◆たっぷりクリームできちんとフタをします。
 皮膚が薄く乾燥しやすい目元を厚めに塗って保湿するのが良いでしょう。保湿が十分だと美肌菌が育ちやすくなります。
◆外から中からターンオーバーを促して。
肌代謝を高めると、キメ、毛穴、美白に良いです。腸内環境を整えると角質の水分量も高くなります。
◆首や肩をほぐして血流アップで血色よく。
顔そのものをマッサージするより首肩をほぐして頭頚部への血流を高めると美肌になります。
◆肌・目・髪、全方位から紫外線をガード。
朝のUV対策はもちろん、日中も日焼け止めを重ねて塗りましょう。日差しの強い日にはあらゆる角度から紫外線を防御しましょう。
飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』は、抗酸化作用の高い成分が理想的に配合されており、紫外線以外でも発生する活性酸素から体を守り免疫力を高めてくれます。
当院の患者様の多くが、抗酸化作用をより高め抗糖化作用も持ち合わせる「ソルプロプリュスホワイト」を一緒に飲んでいます。
◆足りない成分はサプリや薬剤で補充。
必要な栄養素はサプリで補填。抗酸化や炎症作用があるトラネキサム酸やビタミン類はシミや肌荒れ予防になります。
◆外から中からターンオーバーを促して。
肌代謝を高めると、キメ、毛穴、美白に良いです。腸内環境を整えると角質の水分量も高
くなります。
◆適度な運動で代謝を高めて肌力アップ!
運動習慣は代謝を高めるので是非取り入れましょう。

是非、ご参考になさって下さい。

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雑誌『anan』No.2216号(9月9日発売 掲載P55~57)

特集「胸の健康を考える。おっぱいハンドブック」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

胸について知ることは、自分を大切にして美乳を目指すための第一歩です。よくあるバストの肌トラブルや乳がん検診の基礎知識、年代別の変化などを解説しました。

【これって病気?気になるお胸のお悩みチェック。】
なかなか人には言えないバストや乳首の悩み。アンケートを見ると、私だけじゃなかった! でも、ひょっとすると病気のサインが隠れている可能性も?

●「乳首が痒くなります」
それは...ブラジャーで擦れているからかも!?
乳首やその周りがムズムズと痒くなるという人は、意外と多いようです。原因として、ブラジャーによる擦れ、汗の刺激などが考えられます。ちゃんとフィットしていないブラジャーをつけていると、中で乳首が擦れてしまいます。まず、下着の縫い目やレースが乳首に当たらないかをチェックしてみましょう。レースをたっぷり使った可愛い下着は特別な日だけにして、ふだんは肌への刺激が少ないものを使用しましょう。肌当たりを重視するならシルクやコットンがおすすめ。最近の機能性下着は、吸水性に優れた肌に優しい素材のものも増えています。症状がひどいときは、キャミソールなどのインナーを着た上からブラジャーをするという裏技もあります。また、運動する際はしっかりホールドできるタイプのものを着用することもお忘れなく。

●「乳首に太い毛が生えてきます」
それは...体質なので問題ないが、病気が原因のことも。
他の体毛と同じように体質によって個人差があるもの。ホルモンの影響で、出産前後に毛が増えたり、濃くなったりする人もいます。デリケートな部位なので、自分で抜いてしまうと炎症を起こすこともあり、お勧めしません。毎日剃るのも避けましょう。剃毛すると皮膚の角層が剥がれて無防備な状態になり、細菌などに感染しやすくなります。また、ホームケア用の光脱毛器も、肌色の濃い部位に使うと火傷のおそれがあるので避けましょう。クリニックで受ける医療レーザー脱毛が安全です。
当院で使用する『ジェントルレーズ・プロ』は日本で初めて『医療レーザー脱毛』の効能で薬事承認を受けた医療機器で、デリケートゾーンなど、生理的に色素の濃い部位の脱毛も安全に短時間で照射できます。強い熱エネルギーによって毛と毛を作る器官(毛母)を壊すため、半永久的に毛が生えてこなくなります。さらに、レーザーの美白作用に加え、熱作用で皮膚も引き締まるので、継続すると肌のハリと透明感が高まります。
また、あまりにも毛の量が多い場合は、病気のサインである可能性もあります。多嚢胞性卵巣症候群(PCO)といって、卵巣に嚢胞がたくさんできてしまう病気です。男性ホルモンの値が上がりニキビが異常にできたり多毛になったりすることがあります。おかしいなと思ったら皮膚科、もしくは婦人科を受診しましょう。

●「胸の谷間がザラザラしている」
それは...毛穴が詰まりニキビができかけているのかも?
胸やデコルテのざらつきは、小さなニキビ=コメドがある状態。悪化すると赤ニキビや膿を持った黄ニキビになってしまいます。胸のまわり、とくに胸の谷間からデコルテにかけてはもともと大きく発達した皮脂腺が多く分布する部位です。脂を好むアクネ菌が繁殖しやすい環境といえます。
皮脂腺の多さは遺伝で決まっているので、もともとニキビができやすい方はいらっしゃいます。一方で、夏に悪化することが多いのは紫外線や汗、睡眠不足や疲労など様々な要因で角層が厚くなり、気温が高くなって皮脂量が増えるので毛穴が詰まりやすくなることが原因です。
 また、甘いものばかり食べて糖質過多になるとニキビを悪化させます。日々のケアとしては、やさしく洗うことが大切です。どうにも気になるときは、皮膚科で『ケミカルピーリング』を受けると改善しやすいです。余分な角質を取り除くことで皮膚の新陳代謝を高め、新しい皮膚に再生させます。

●「ブラジャーが当たるところが痒くてしょうがない」
それは...汗が刺激に。暑い時期はしっかり対策を。
ブラジャーのワイヤーが当たる胸のアンダーラインのあたりが痒く、なかには、かぶれたようになってしまうという声もあります。厳密には"かぶれ"は金属などアレルギー物質に触れることで起きます。ブラジャーの布でかぶれる可能性は低く、痒みの原因の多くは「汗荒れ」と呼ばれる湿疹の状態です。肌が弱い人には、自分の汗さえも刺激になってしまいます。ブラジャーは日中ずっとつけているので、汗をかいてもそのままにしがちですが、こまめに拭くなど地道な対策をしましょう。汗をたくさんかいたら、お手洗いに行ったときなどに、濡れたハンカチでブラジャーが当たる部分を拭きとるといいでしょう。乳首の痒み対策と同じように、吸水性の高い、肌にやさしい素材のブラジャーを選びましょう。

●「乳首の色が左右で違っている」
それは...炎症を繰り返すうちに色が変わることも。
痒いからといって乳首を掻いたりしていると炎症がひどくなってしまいます。それを繰り返すうちに、片方だけ黒ずみが目立つようになるケースもあります。早めに皮膚科を受診し、できるだけ刺激を与えないようにしましょう。左右の違いにかぎらず、自分の乳首の色が濃いのではないかと気にしている人は多いですが、コンプレックスに感じる必要はありません。日本女性は、白人モデルのようなピンク色じゃないのは当たり前なので比べないことです。一般的には、ホルモン値が高い若い女性のほうがメラニン活性が高く乳首の色が濃くなります。高齢になるとメラニン量が減り、色素が少しずつ薄くなります。乳首の色を薄くするという触れ込みの市販コスメの中には危険な成分を含むものもあるので、むやみに飛びつかないようにしましょう。

●「肌色のプツプツができている」
それは...老人性イボです。レーザーで治療可能。
胸やデコルテにできる肌色~薄茶色のプツプツの正体は、老人性イボです。30歳を過ぎた頃からでき始めます。体質もありますが、主な原因は日焼けによる光老化です。女性はデコルテの開いた服を着る機会も多いのではないでしょうか。斜め上から注ぐ日差しをまともに受けるので、じつは紫外線ケアが重要なパーツなのですが、日焼け止めを塗り忘れがちですよね。子どもの頃など、昔浴びた紫外線の影響もあるのでこれからできる対策には限界があります。放っておけば大きくなってしまうのも厄介です。また、摩擦による刺激が原因となって、直接日に当たらない乳輪や脇の下、脇腹などにもできることがあります。できてしまったものはレーザーで浅く削る処置がおすすめです。当院では、『CO₂レーザー手術(炭酸ガスレーザー手術)』にて治療を行っております。ごく浅く削るだけで除去でき、出血もほとんどなく、5~7日で傷は上皮かします。小さいうちに治療すれば傷跡も目立たなく、1回で綺麗に除去することができます。

●「乳首が擦れて皮が剥けてきた」
それは...湿疹かも。繰り返さないよう治療を。
痒みやぶつぶつだけではなく、皮が剥けるのも湿疹の症状です。繰り返すとゴツゴツしたり脱色素斑(白っぽく色が抜ける)になることもあるので早めに皮膚科を受診しましょう。
 軽い湿疹ならまだしも、慢性の湿疹になると皮膚の構造が変わって乳頭までごつごつと大きくなってしまうので甘く見てはいけません。悪化すると皮膚のバリアが壊れてジクジクとただれるほどになります。乳首は薬が浸透しやすい所でもあるので、弱い塗り薬で治療でき、治ってきたらシンプルな保湿剤でケアできます。いつも使っているボディローションがしみて痛いようなら炎症を起こしている証拠です。ワセリンなどを塗って応急処置をして、皮膚科を受診しましょう。

是非、ご参考になさって下さい。

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WEB『美的.com』 2020年7月8日掲載

特集「手あれも新型コロナウイルス感染も防ぐ方法とは?【女医に訊く#115】」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【新型コロナウイルスは、手洗いで防げる?】
新型コロナウイルスは、皮膚に付着しただけでは感染しないと言われています。感染経路は季節性のインフルエンザと同じ「接触」と「飛沫」の2つなので、「目・鼻・口」からのウイルスの侵入を防ぐことが感染予防になります。
「接触感染」は、感染者が咳やくしゃみを手で押さえ、その手で周囲のものに触れてウイルスが付着した後に別の人がそのものに触れ、その手で自分の目や鼻や口などの粘膜を触ることで感染するルートです。また「飛沫感染」は、感染者の咳やくしゃみでまき散らされた「飛沫」を、別の人が直接吸い込むことで生じます。
つまり、「手洗い・手指消毒」や「マスクの着用」で、ウイルスをまき散らさないことや、手指を消毒し清潔に保つ、不用意に目や鼻や口を触らないことが感染予防の基本になります。
手洗いは流水だけでも有効ですが、石けんを使った手洗いはコロナウイルスの膜を壊すことができるので、さらに有効です。もし、流水と石けんでの手洗いができないときは、手指消毒用アルコールを使っても同様に感染力を失わせることができます。

【過剰な手洗いはかえって悪玉菌を増やす!?】
肌は洗えば洗うほど清潔になるわけではありません。過剰な手洗いは手あれを引き起こすだけでなく、肌の常在菌バランスを乱し、かえって悪玉菌を増やしてしまいます。皮膚には元々自浄作用もあります。まずは、外出から帰ってきたときとトイレの後、調理の前後と食事の前の手洗いを最低限心がけましょう。

シチュエーションに応じて手洗いの頻度を調整しましょう。
◆自宅で人の出入りがない場合
通常通り、大便の後、調理の前、食事の前に限って手洗いをする、いわゆる日本人的普通の習慣で十分です。

◆外出して仕事する場合
不用意に手で目や口や鼻を触らないようにしましょう。また、トイレに行くたびに手洗いし、公共物に触れた後は手指を低刺激の商品で消毒しましょう。乾燥するのでハンドクリームをこまめに塗ることも大切です。ハンドクリームは、症状や目的別に使い分けるのも有効です。
●保湿系→乾燥や普段のケアに。主な成分はヒアルロン酸・セラミドなど。
●ビタミン系→ひびわれやあかぎれなどに。主な成分はビタミンEやビタミンCなど。
●尿素系→肌がかたくなってゴワゴワした時に。尿素はかたくなった角質を柔らかくします。

できるだけ手洗いしないで済むように、水仕事をするときはゴム手袋を使用しましょう。保湿成分入りなど、手あれしないような質の良いハンドソープやアルコールジェルを選ぶのもおすすめです。

【手あれが悪化したら皮膚科を受診】
肌のバリア機能が低下すると、肌表面の溝に沿って傷ができ、外部からの刺激を受けやすくなって手が荒れてしまうことがあります。さらに悪化すると、皮膚のかゆみや赤みが強くなる、皮膚が割れてくる、小さな発疹や水ぶくれができる、かきつぶすとジュクジュクやかさぶたになるなどが混じり合った「手湿疹」とよばれる症状が現れます。
湿疹の症状を放置すると他の細菌感染のリスクが高まるので、皮膚科で治療を受けましょう。ひび割れや赤み、ガサガサの程度が強い場合は、ステロイド外用薬を適切に使用し、まず炎症を抑えます。顔に塗るような弱い薬では効きませんから、症状に合わせて、適切なステロイド外用薬を処方してもらいましょう。

なお、新型コロナウイルスのPCR検査陽性者数だけをみて過剰に恐れ、行動を自粛するのは医学的にみてナンセンスです。新型コロナウイルスの実際の発症者(検査陽性が発症者ではありません)、重症者、死者の統計を見ると、70歳以下で合併症がない人は自然免疫で対処できるウイルスであることが判明してきています。手洗いは全般的な感染症対策に有効ですので適宜行うべきですが、一般の方のマスク着用や行動制限が本当に必要なのか今一度情報を整理すべきでしょう。
是非、ご参考になさってください。

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WEB『持田ヘルスケア株式会社』 2020年7月掲載

特集「アトピー肌・乾燥肌・敏感肌 肌あれ、ニキビ悩みが急増中!?
その肌トラブル、実はマスクが原因かも!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

春先から夏にかけ、気温や湿度が上昇するにつれて、汗やムレが気になるこの頃。私たちの生活に欠かせなくなったマスクの着用機会が増えたことで、ここ数ヶ月「口周りがかゆい・・・」「湿疹のようなブツブツが出来た・・・」「ニキビができやすくなった・・・」など、マスクによる肌トラブルに悩む人が急増しています。

マスクによる肌トラブルの原因とは?
① 肌あれの原因・・・汗による刺激
マスクを着用していると、マスク内の温度・湿度が上昇し、汗をかきます。
このときマスク内の温度は外気温より1℃も上昇します。汗がマスク内では蒸発しにくいため、肌表面に汗が長時間残り、汗に含まれる成分が刺激となって炎症が起こり、「かゆみ」や「赤み」、「小さなブツブツ(湿疹)」が生じます。
また、定期的にマスクを外して蒸れを逃すことが大切ですが、その際に肌に付着していた水分が一気に蒸発して急激に乾燥が進みます。マスクの布に保湿成分が奪われて乾燥することもあります。こうして蒸れた状態と乾燥した状態が1日の中で繰り返されると、バリア機能が低下して肌が荒れやすくなるため、日中もこまめに保湿をすることが大切です。

② ニキビやブツブツの原因・・・マスクとの摩擦による角質の肥厚
マスクの付け外しや着用時に会話などで肌とマスクがこすれます。その際、こすれた部分の角層が防御反応を起こし厚くなります。厚くなった角層が毛穴をふさいでしまうことで、白ニキビの原因になります。
ニキビの原因アクネ菌は皮脂を好み、酸素を嫌う、好脂性・嫌気性菌なので、皮脂詰まりが起こるとどんどん増加します。すると炎症反応が生じ、赤ニキビ・黄ニキビの原因になります。

◆肌トラブル回避のための3箇条◆
1.顔についた汗をこまめにふき取る、または洗う!
マスクの肌あれ原因のひとつは肌表面に残る汗の成分です。外出時には濡らしたハンカチなどで汗をこまめに拭きとるようにしましょう。可能であれば水洗顔で汗を洗い流し、長時間、汗が肌の上に残らないように気を付けましょう。
使い捨ての不織布マスクをご使用の場合は、マスクの内側にガーゼを1枚挟んでください。汗をかいたら交換できるので清潔ですし、摩擦も軽減されます。

2.マスクの着用時間は最小限に!
マスクと肌の摩擦を減らすため、着用時間はなるべく減らすように心がけましょう。また、サイズがあわないものを使用すると摩擦が増える原因になります。マスクがずれる場合は、ひもの長さやマスクの種類など自分の顔にあったものを探しましょう。

3.洗浄後はしっかりと保湿ケアを!
マスクをつけていて汗でムレたり、マスクを外して急に乾燥したり、マスクの着脱は肌にとって過酷な環境です。そんな肌にはなによりも保湿が重要です。
抗炎症作用のあるトラネキサム酸やセラミドやヒアルロン酸、グリセリン、ペプチドやアミノ酸など水分を抱え込む働きのある保湿成分を含むクリームを重ねてうるおいをキープしましょう。
トラネキサム酸配合のナビジョン TAエマルジョンW(銀座ケイスキンクリニック取扱い 120ml ¥8,000(税別) は、メラニン色素の生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ薬用美白乳液です。まろやかなコクのある感触でうるおいを補給し、透明感のあるつややかな肌に導きます。

Point①スキンケア時には肌に負担をかけないようにしましょう。
● 洗浄のときのポイント
トラブルをかかえている肌にはやさしく洗顔することが大切です。皮脂を取りすぎない、低刺激性の洗顔料がオススメです。洗顔の際は肌に負担をかけないようにしっかりと泡立て、手で泡をころがすようにして洗いましょう。

● 保湿のときのポイント
化粧水を塗るときは手を使ってハンドプレスでしっかりとうるおいをチャージしましょう。
ニキビなどの肌あれの際にも肌にはたっぷりとうるおいを与えてあげることが大切です。化粧水のあとには乳液やクリームでしっかりとうるおいをとじこめるのを忘れずにしましょう。

Point②マスク着用時も、必ず紫外線対策はしましょう。
マスクをしていると、顔が隠れているので油断してしまう方も多いようですが、紫外線ダメージを受けると、乾燥や肌荒れ・ニキビが悪化するので、日焼け止めは必須です!
湿疹などの肌荒れが続いたり、ニキビが悪化したりする場合は、皮膚科にご相談ください。
湿疹には塗り薬による治療が必要ですし、ニキビは炎症が進むと赤ニキビや黄ニキビになり、クレーター状のニキビ跡になってしまう可能性があります。
当院では、肌の不調を回復させる施術として、痛みもダウンタイムもないノンストレス美肌治療『プラズマシャワー』が人気です。
強力な滅菌作用でニキビなどの肌トラブルを引き起こす細菌・真菌を死滅させ、肌フローラを整えます。さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。
肌荒れやニキビにお悩みの方に圧倒的人気な導入剤が、抗炎症作用が高いサイトプロMDです。ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。
1回でも症状が落ち着いたとおっしゃる方が多いですし、翌朝「お肌が元気になる」実感があるので、大切なご予定の前に受けられるリピーターも多いです。

●肌再生プラズマコース(サイトプロMD導入付き)
初診患者様限定¥25,000
初回トライアル¥28,000

是非、お気軽にお問合せくださいね。


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雑誌『LDK』2020年11月号(9月28日発売LDKまんまムックシリーズ11月号特別付録 掲載ページP5-P12)

特集『老けない美肌の便利帖 −5歳肌を叶える若返りテク&新習慣』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【Part1:スキンケア編:乾燥肌】
「化粧水バシャバシャづけ=うるおうは大間違い!」
止らない乾燥には適量の水分と「油分でフタ」が正解です。

《スキンケアテク》
オイリーだから保湿はいらないはウソ!脂性肌でも内部はガッツリ乾燥しているかも!
肌表面がべたついていても'さっぱりケア'は危険です。
「脂性肌だから大丈夫」と考える人もいるかもしれませんが、実はそれは大間違いです。うるおいは、角層にある皮脂膜、細胞間脂質、天然保湿因子(NMF)の3大要素で保たれており、皮脂膜が水分保持に役立つ割合はたったの2~3%です。肌の内部は乾燥し、表面では皮脂が過剰に分泌されている「インナードライ」の状態にあるかもしれません。

【Part1:スキンケア編:洗顔&クレンジング】
ただ"洗い流す"だけじゃ肌荒れ待ったなし!「熱すぎ」「強すぎ」はNG!
適温でやさしく洗顔が基本!

《スキンケアテク》
熱いシャワーは肌への負担大!高温・高圧の顔面シャワーは乾燥肌が悪化します。
シャワーのついでに洗顔をする人は、温度だけじゃなく水圧にも注意しましょう。顔面に高温・高圧で直接シャワーをあてると、バリア機能として必要不可欠な細胞間脂質まで落ちてしまいます。シャワーですすぎたいときは、高圧にせず温度を30~32度くらいに下げて行いましょう。ハードな顔面シャワーは乾燥だけでなく、たるみの原因にもなるので気をつけてくださいね。

是非、ご参考になさって下さい。

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雑誌『婦人画報』2020年11月号(10月1日発売 掲載ページP158~P161)

【マスク時代のスキンケア 美容習慣も‟新しい日常"へ 夏の後始末、秋の迎え方】に慶田院長の監修記事が掲載されました。

日常的なマスクの着用や外出の制限など、生活が変化して約半年。私たちは、これまでにはなかった美容の悩みと向き合うことになりました。特にこの夏は、マスクによる肌あれに直面した人が多かったようです。さて、秋はどういった美容の課題が表れるのでしょうか?
夏の肌あれを立て直す方法、そして秋に役立つヒントをご紹介します。新しい生活スタイルには、新しい美容メソッドが必要です。

◆ マスクによる‟新しい肌悩み"を解消
この夏、顔の下半分が大騒ぎでした。
・高温多湿
・マスクによる摩擦
・大量の汗と乾燥
マスクのなかで汗を大量にかいたり、蒸れたり、皮脂が増えたり、摩擦による刺激もあって、いまや肌あれを起こしている人がほとんどです。秋冬もマスクの着用は欠かせなくなりそうですので、早い段階で夏の肌あれを落ち着かせて、対処法を知っておきましょう。

こんな悩みが発生していませんか?
【肌あれ】・・・マスクに覆われる顔の下半分が全体的に乾燥しがち。肌が敏感になり、愛用の化粧品でもピリピリとした刺激を感じてしまう。
【ニキビ】・・・あご先やフェイスラインの肌がざらつき、ぽつぽつと白い吹き出物が出現。または炎症を起こしてしまった赤いニキビが大量に発生している人も。
【色ムラ】・・・マスクの上辺があたる頬骨付近のシミや肝斑が濃くなっている。もしくは摩擦刺激で炎症を起こして肌に赤みが出ている。
【毛穴】・・・熱がこもり、汗や皮脂が増え、刺激が加わることで毛穴が開いて目立つ。さらにその毛穴に汚れが詰まって肌がざらついたり、ニキビに発展したりする。

◇ ‟夏ならではの刺激"で私たちの肌悩みは増加した!
この夏は、暑い最中でも多くの人が、マスクを着用して外出していました。夏のマスクなんて、肌にとってはかつてない刺激です。特に不織布のマスクは、着用しているだけで、肌がこすれて刺激になります。頬や顔まわりだけでなく、ワイヤーや紐が当たる鼻や耳が炎症を起こして赤くなっている人も。4月頃からマスクによる肌あれを感じる人が出始めました。
そこに猛暑の夏がやってきたわけです。マスクのなかの汗や蒸れが不快だったという人がほとんどでしょう。温度が高いことが肌には刺激になりますし、汗そのものもかぶれの原因になります。マスクでこすれて肌のバリア機能が弱っているところへ、ほかの刺激が足され、その結果、夏になって肌トラブルが深刻化したのです。表面が赤くなったり敏感になったりする症状に加え、多いのはニキビ。マスクの着用で、顔の下半分の肌が置かれた環境が悪化し、その肌表面の常在菌バランスが崩れてしまったからだと考えられます。

=肌のためには、不織布のマスクは刺激が強い=
肌への刺激が強い不織布マスク。肌悩みが深刻なら、日常で使用するマスクを見直してみるという手も。ウレタンや布素材の立体形状になったマスクが肌に優しいです。

【肌あれ】洗顔料を見直して肌を守りましょう
マスクと肌がこすれることで起きるのが、肌本来のバリア機能の低下。そのバリア機能をケアすることは、肌あれだけでなく、ニキビや毛穴の悩みなどほかの肌トラブルの予防にも通じます。バリア機能を守るために、肌への負担が少ない洗顔料を使ってください。肌あれを起こしているときこそ、水やお湯だけの洗顔はおすすめしません。汗や雑菌、過剰な皮脂はトラブルを招くため、日に2回は洗顔料で洗ったほうがよいのです。角層をケアしながらうるおいを残して洗うことができるため、酵素洗顔はおすすめです。よく泡立てて、くるくると円を描くように洗いましょう。

【ニキビ】肌の常在菌に着目したスキンケアを
近年、肌の常在菌への研究は世界的に進んでいます。例えばマスクによって、‟美肌菌"と呼ばれる表皮ブドウ球菌が快適な生育環境を奪われて減少すると、その代わりにアクネ菌が増殖。アクネ菌は皮脂の分泌や酸化、炎症に関与します。さまざまな肌悩みの原因となるのです。表皮ブドウ球菌は適度にしっとりした環境が好きなので、肌の‟菌"に着目した製品で、丁寧な保湿を心掛けましょう。

〇ニキビやニキビ跡に効果的な治療○
自身で対策を行っていても、肌荒れに悩むこともあるでしょう。そのような時は美容医療の力を借りるのも手です。

マスクによる肌荒れにお悩みの方には、炎症を鎮めて肌の再生を促す『プラズマシャワー』(初回トライアル¥20,000~)がおすすめです。プラズマを照射すると、皮膚表面では強力な滅菌作用で、ニキビをはじめとするさまざまな皮膚トラブルを引き起こす細菌やウイルスを死滅させることができます。悪玉菌がいなくなった後は、もともと表皮内に住んでいる美肌菌が急速に増えて肌フローラが健康な状態に整うのでご安心ください。さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。
圧倒的人気な導入剤が、抗炎症と肌再生作用が高い『サイトプロMD』です。ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。

また、肌荒れやニキビのお悩みだけでなく、肌全体のコンディションを底上げする肌質改善治療の『フォトフェイシャルM22』(初診患者様限定¥28,000)もおすすめです。計8種類の波長変更フィルターが搭載されていて、シミ(肝斑)、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔といったさまざまな肌トラブルを一台の機器で改善することができます。
当院では『フォトフェイシャルM22』は、ケミカルピーリングで角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消してから施術します。ニキビもできにくくなりますし、肌のバリア機能も高まりますから、マスク皮膚炎の方たちにも有効です。

是非、ご参考になさって下さい。

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雑誌『60代からのおしゃれの便利帖』2020年11月号(9月29日発売掲載ページP75-P78)

特集『乾く、シワが増える、メイクが決まらない...そんな人は、今までの方法を見直して!60代からの美の新常識20』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

どんな人でも生きている限り、加齢はするもの。でも、ちょっとしたケアやメイクのコツで、若々しさをキープすることはできます。今すぐ始められる身近なヒントをご紹介いたします。
スキンケア編
【60代からのスキンケアで大切なことって?】
《保湿と紫外線対策はマスト。それでも起こるトラブルにはプロの助けも》
スキンケアの3原則は洗浄・保湿・紫外線対策です。優しく洗って皮脂や化粧を落としてしっかり潤いを与えることです。当院には60代以上の方も多くいらっしゃいます。シミと思い込んでいたものが実は『老人性イボ(脂漏性角化症)』だったという方もとても多く、これはCO2レーザーで簡単に取り除けます。美容医療は進歩しているので、シミやシワ、たるみも切らずに解決できる時代です。基本のケアをしっかり行ったうえで、悩みが出たら早めに美容医療の力を借りるのも、60代からの賢いケア法といえそうです。皮膚がんも増える世代なので、皮膚専門医を選ぶと安心です。

【乾燥こそ最大の敵!「老け」の元凶になります】
《老け見えの3トップを遅らせるために、保湿は必要不可欠》
シワ...皮膚が薄い目元は潤いが不足して小じわとなって出現!
シミ...肌のバリア機能が落ちて炎症が続くとシミの原因に。
たるみ...たるみは真皮が衰えているサイン。すでに保湿では改善不可能。
乾燥して肌のバリア機能低下が続くと、刺激を直に受けやすくなり、シミの原因になることもあります。また、表皮の奥にある真皮にも悪影響が及びます。真皮は皮膚のハリと弾力を保つ中心的な組織なので、真皮の働きが衰えると、シワ・たるみを加速する要因になります。とにかく早めの乾燥対策が肝心です。

【化粧水のバシャ塗りは逆効果⁉塗りすぎは乾燥の原因に。保てる水分には限りがある】
《肌の許容量以上に塗っても肌は干上がるだけ》
どんなに大量に塗ったとしても、化粧水や乳液などの化粧品が届くのは角層まで。ベタベタと重ね塗りしても、肌の奥にまで浸透する量には限度があります。また、大量の水分を肌にのせると、染み込まなかった分が蒸発するときに、かえって乾燥を招くおそれも。過度な使いすぎには気をつけましょう。

【紫外線も「老け」の強敵!365日ガードしたい】
《紫外線対策を怠るとシワやたるみに》
秋になってもみなさん紫外線対策は万全ですか?エイジングケアというとアイクリームや美白美容液などの改善アイテムに飛びついてしまいがちですが、その前に絶対しておかなければならないのが紫外線対策です。紫外線は天気に関係なく年中降り注ぎ、着々と肌を老化させ、シミやシワなどさまざまな肌悩みの原因にもなります。とはいえ、何か特殊なことをする必要はなく、しっかりと日焼け止めアイテムを塗るだけで十分です。UVベースと日焼け止めを忘れずに、365日紫外線からガードしましょう。

【クリームはシワに沿って横方向に塗るのが鉄則!】
《くるくる塗るより、横方向に滑らせましょう》
クリームはうずまきのように肌の上でまるく回転させながら塗る人が多いはずです。しかしシワは「横方向」にできます。シワの部分は皮膚が薄くなっているので、保湿成分をより浸透させるためには、シワに沿って横方向にクリームを塗るのが効果的です。皮膚を傷めないように力を入れず、滑らせるようにして塗りましょう。

【あなたのすすぎは高温すぎ⁉かなりぬるくてOKなんです】
《お風呂のついでに洗顔する場合は温度に注意!》
洗顔は体温程度の34~36℃のぬるま湯ですすぐのがベスト。それ以上熱いと肌に存在する油分や水分が流出しやすくなり、バリア機能が弱まりやすくなります。入浴のついでに洗顔をするときは、熱いお湯ですすがないよう注意しましょう。

【エイジングに対応するにはレチノールは強い味方】
《レチノールで保湿とエイジングケア両方が叶う!》
エイジングケア製品に含まれるレチノールはビタミンAの一種で、コラーゲンやヒアルロン酸の増加、ターンオーバーの促進、保湿力アップなどさまざまな効果をもたらしてくれる優秀な成分。たるみやシワ、開き毛穴が目立ち始めた乾燥気味年齢肌にとっては、強い味方です。あれこれ買うより、迷ったら使ってみましょう。当院では医療機関ならでは高濃度純粋レチノール含有『ナノメッドVAエッセンス』が人気です。

【ビタミンC誘導体はマルチに効く!】
《エイジングケアの基本となる美容液です》
ビタミンCは水のなかですぐ分解してしまいますが、ビタミンC誘導体は構造を変えて安定性を増し、ビタミンCの働きを助けます。
ビタミンC誘導体の働き
効果1:ハリアップ
効果2:毛穴
効果3:シミ予防
肌に潜んだシミ予備軍に効果を発揮するのが、ビタミンC誘導体配合の美容液です。ビタミンC誘導体は安定性が高く、肌に浸透しやすいのが嬉しいところです。シミ予防のほかにも、たるみ毛穴のケアやコラーゲン生成など、とにかく嬉しい恩恵がたくさん用意されています。大人のスキンケアには欠かせない存在です。当院の『巡活ローション』は浸透度が格上の超浸透型ビタミンCと保湿成分がたっぷり配合されており、シミやニキビの改善、アンチエイジングに意識の高い患者さまに人気です。

【シワが気になる人こそ、リップや首元ケアが重要!】
《みずみずしい唇と首元が美のポイント》
老けて見えるのは、顔のシミ、シワだけが原因ではありません。首や唇、髪を含めて、全体から感じるイメージに起因します。エイジングケアを頑張りたいときこそ、むしろリップや首のケアにも注目してほしいものです。特に唇はガサガサだと、たとえ肌がキレイでも若々しく見えない理由になってしまいます。

【角質の潤いになるコレストロールは摂るべき!】
《コレストロールは角層潤いに欠かせない細胞間脂質の原料になる》
コレステロールはよくないものと思われがちですが、実は肌の潤いに欠かせない栄養素です。セラミドや脂肪酸など細胞間脂質と呼ばれるものに変わり、角層細胞の間をセメントのように埋め、隙間に水分を挟み込みながら細胞同士を接着させる役割を果たします。これにより水分の蒸発を防いで肌の潤いをキープ。敬遠しがちなバターや肉もぜひ適度に食べましょう。食品由来のセラミドは生芋こんにゃくに豊富です。

【食事こそ、美肌の素!身近なもので肌力アップ】
《食べものこそ肌の「原料」。身近な食材で美肌に》
コラーゲンドリンクやコスメなどよりも、ダイレクトに効くのが、肌の原料となる「食べもの」。りんごや納豆など、肌を若々しく保ってくれる食材を積極的に摂ることで、日々の老化を食い止め、健康的な肌を保つ手助けができます。ほかにも、わかめやごぼうは食物繊維がたっぷりで腸の善玉菌のエサになるなど、身近な食品も意識して食べるようにしましょう。
◇ちょこっとしたことで美肌に!
・りんごは皮ごと薄輪切りで食べてシミ・シワを予防
 りんごは抗酸化力が強く、シミ・シワ予防に効くポリフェノールやビタミンが豊富です。
 皮や芯周辺に多く含まれるので皮ごと薄切りに。
・1日1回、夕食時の納豆で見た目年齢が若返る!
 納豆には若返り効果のあるポリアミンが豊富。ポリアミンを含む食べものの中でヒトの血中ポリアミン濃度が高くなるのは納豆だけです。
・"鉄不足"を感じたら南部鉄器で湯を沸かしましょう。
鉄分が不足すると化粧ノリが悪化、くすむなど肌にも悪影響があります。南部鉄の鉄瓶で沸かしたお湯を飲めば、食事やサプリで摂るより手軽に鉄補給できます。

【60代の肌の透明感を取り戻す美容皮膚科メニュー】
さらに1段上の美しい肌を目指して、月1~2回は美容医療の手を借りてスペシャルケアを取り入れてみるのもよいでしょう。下降していく肌と丁寧に向き合えば、必ず今より美しい肌を手に入れられるはずです。
こちらのコンビネーション治療は、患者様の効果実感がとても高いメニューです。即効でくすみが晴れたように明るいツヤ肌に導きます。
滞った肌のターンオーバーのスイッチを入れる
『ケミカルピーリング』or『アクアフェイシャル』
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溜まったメラニンを排出する肌質改善治療
『フォトフェイシャルM22照射』or『ジェントルレーズプロ』or『ジェネシス』
肌トラブルやお悩みは一人ひとり異なります。医師の診察により、その方に合わせたベストな治療法をご提案いたします。当院では肌質改善治療『フォトフェイシャルM22』『ジェントルレーズプロ 』『ジェネシス』を受けていただく際は、治療効果を高める目的で下記をサービスで付けております。
・照射前の『ケミカルピーリング』
・照射後のビタミンCとアミノ酸のパック
・年齢を感じやすい手の甲にも照射(手の甲はフォト・ジェントルのみ、ジェネシスは首へも照射を行います。)
照射の前にケミカルピーリングを行うことで、角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを取り除いて光の浸透が良くなるように整えます。
毛穴の詰まりや、ゴワツキが気になる場合は、美容液で毛穴の奥まで洗う新ピーリング『アクアフェイシャル』を行うのも良いでしょう。肌の再生力をアップさせ、ふっくら美しい美肌に導きます。そして、照射後には、鎮静も兼ねてビタミンCとアミノ酸のパックで有効成分をギュッと閉じ込めていきます。これだけ盛りだくさんでも、ピーリングからパックまで約40分の施術時間なので気軽に通っていただける大人気メニューです。

■価格
『フォトフェイシャルM22』『ジェントルレーズプロ 』『ジェネシス』
初回トライアル ¥28,000 通常 ¥38,000 ※税抜き価格

また、さらにお肌を底上げしたい場合には、『イオン導入』無針メソセラピーと呼ばれる『エレクトロポレーション』を組み合わせるとさらにキメの整った透明感の高い肌に導きます。

是非、ご参考になさって下さい。


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雑誌『anan』No.2219号(9月30日発売 掲載ページP48-P49)

特集「好機を掴む・美ハンド&ネイル」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

ダメージを受けにくい土台作り!基本のハンドケア
【善玉菌が増えやすい肌環境をキープしよう】
新型コロナウイルス対策がスタンダードとなり、外出先や職場でアルコール消毒する機会が増えた昨今。ダメージのない、きれいな手を保つにはどのような対策が必要でしょうか?
まずは手洗い後の保湿ケアをおろそかにしないことです。保湿せず必要以上に洗うと、黄色ブドウ球菌など肌の悪玉菌が増えて、手荒れになります。天然のバリア・皮脂膜を作り、抗菌作用を発揮してくれる表皮ブドウ球菌が育ちやすい、しっとりとした状態を保つことがダメージを寄せ付けないコツです。
また、肌についた水分が蒸発する時に角層内部の水分まで奪われ乾燥するので、手洗い後は、乾いたタオルで隅々まで拭き取りましょう。その後、肌状態に合ったハンドクリームでしっかりと保湿しましょう。
さらに、できるだけ摩擦を避けることも、手荒れを軽減させるコツです。特に、手先をよく使う人は肌がこすれて傷みがちです。手袋をするなど工夫しつつ、保湿ケアに力を入れましょう。

【ハンドケアの極意!】
『その1:洗いすぎには要注意。逆効果を招く恐れも』
清潔に保とうと頻繁に手を洗い、ケアを怠ると、肌の常在バランスが崩れて悪玉菌が増え、かえって不潔になる可能性もあるので要注意です。石けんを使った手洗いとぬるま湯だけの手洗いの使い分けを心がけて。石けん使って特に丁寧に洗ったほうがいいのはトイレで大の後、調理の前、帰宅時です。あとは、ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。感染症対策には、不用意に手で顔を触らないよう、いま一度気をつけましょう。

『その2:手洗い後は肌の状態に合わせたクリームをオン』
洗った後、乾いたタオルで隅々まで水分を一拭き取ったら、すぐにハンドクリームなどの保湿剤を塗ることが乾燥させないコツです。手荒れをしている人は水分を抱える力のあるセラミドやグリセリンなどに加え油分が多いクリームやバームをやさしく塗りましょう。しもやけやひび割れがあるなら、血流を上げるビタミンE入りのものがおすすめ。手荒れがなく、ベタつくのが苦手なら、軽いローションでも大丈夫です。

『その3:家事をする時はグローブを活用して』
手荒れの原因になる家事の時はグローブを使うのがおすすめです。たとえば水仕事をする前は、手にハンドクリームを薄く塗り、使い捨てのポリエチレン手袋をはめます。その上から食器洗い用のビニール手袋をはめて、温かいお湯で食器を洗うと、スキンケアもできて一石二鳥。一方、直接ゴム手袋をする場合、ラテックスアレルギーで手荒れを起こす人もいるので、その場合はすぐに皮膚科を受診しましょう。

【上手な手洗い&ハンドケアを実践!】
■ステップ1:やさしく丁寧に、汚れを落とす。■
洗ったつもりでも洗いムラがあれば、手洗いの効果は半減してしまいます。逆に洗いすぎてしまっても手荒れの原因になります。心がけるべきは"隅々までやさしく"。指の間まで丁寧に洗ってすすぎ、決して水分を肌に残さないのが上手な手洗いのポイントです。

① ぬるま湯で手を濡らし、石けんをよく泡立てる。
熱湯で洗うと、肌表面の潤いまで洗い流してしまうことになります。逆に冷たすぎる水も、皮膚温度が低下して乾燥し肌荒れしやすくなるので要注意です。適温は33〜35℃。人肌よりぬるいことを意識しましょう。洗う時に、摩擦を防ぐためにも、石けんはよく泡立てましょう。
②指の間、指先、手首までやさしく洗う。
全体をくまなく洗うことが大切です。指は一本ずつ洗い、指の間や親指まわり、手首まわりも忘れずに洗いましょう。水性の汚れであれば、爪やブラシなどでこそぎ落とさなくても十分落ちます。こすりすぎると肌のバリア機能が低下するので、泡で包み込むように丁寧に洗いましょう。
③洗い残しがないよう、しっかり洗い流す。
手についた菌をしっかり洗い流すためには、30秒はすすぐのがおすすめです。石けんがすべて落ちてからも流水で洗いましょう。万が一、石けんが肌に残っていると手荒れの原因になります。こすらないようにやさしく、指の間や手首も洗い流しやすすぎ残しがないようにしましょう。
④乾いたタオルで手を包み、水分を拭き取る。
洗った後はすぐに肌当たりのいい乾いたタオルで水分を拭き取りましょう。やさしく押さえるようにしながら、タオルに水分を吸わせましょう。指の間もタオルで挟み込むようにしてしっかり拭き取りましょう。爪の間に水分を残すと炎症を起こす場合もあるので、忘れずに拭いて下さい。

■ステップ2:ハンドクリームで、潤いをプラス。■
手洗いの後はもちろん、こまめにハンドクリームをつけることはハンドケアの基本です。ハンドクリームは、キッチン、寝室、いつも持ち歩くバッグの3か所に常備しておくと、習慣づけやすいはずです。気づいた時に細部までムラなく塗りましょう。

⑤ハンドクリームを人差し指の2関節分とる。
手の細部まで塗るため、ハンドクリームの量はチュープタイプであれば人さし指の指先から第二関節までが目安です。摩擦を防ぐため、若千多めにとりましょう。手にのばしてみて少なかったら足します。缶タイプであれば、衛生面を考えてスパチュラを使うのがベターです。
⑥クリームを温めながら、手のひら&甲に広げる。
肌馴染みを良くするために、ハンドクリームは両手で挟んで温めてから塗り広げるのがおすすめです。軽く両手の甲になじませた後、片手の甲を反対側の手で軽く掴みます。そのまま親指の腹で手の甲全体に円を描くようにさすりながらやさしく馴染ませましょう。
⑦指の一本一本、側面までくまなく馴染ませる。
指の塗り忘れを避けるためには、側面と上下(爪側と手のひら側)の2面ずつに分けて塗るのが効果的です。まず指の側面を、反対の手の人さし指と親指で挟み、指先から付け根のほうヘスライド。次に指の上下を、反対の手の親指と人さし指で挟み、付け根から指先へ。
⑧爪の先も忘れずに。手首全体にもつけてハンドプレスを。
指だけでなく爪と爪まわりにも塗り込めば、ささくれ予防になります。爪も親指でくるくるとさすりながら馴染ませましょう。その後、手のひらを反対側に指で円を描くようにさすりながら馴染ませたら、手首全体にも伸ばしましょう。最後に全体をプレスすると密着しやすくなります。

【肌状態に合った成分でハンドクリームを選ぼう】
どんなハンドクリームでも保湿はできるけれど、トラブルがある場合は特に成分に注目するとケアの成果が上がりやすいです。バリア機能を上げるためにも、トラブルは早めに改善をしましょう。
○コラーゲン・セラミド
セラミドや加水分解コラーゲン、グリセリンなどは、水分を抑える力が強いので肌荒れしているときに良いでしょう。
○ビタミンE
しもやけやひび割れがあるなら、ビタミンE配合のクリームを。血流を促進して改善に導いてくれます。
○尿素
ピーリング作用があるので、角質が硬くなってしまった場合にオススメです。ただし、保湿力は低めです。

【美ハンドを保つための美容医療】
手の甲は年齢が出やすいと言われています。年齢を重ねるにつれて、脂肪が減って衰え、腱が目立って気になるとお悩みの方には『手の甲のヒアルロン酸注入』がおすすめです。『ヒアルロン酸』は、失われたボリュームを瞬時に補填し、肌のハリを蘇らせます。また、保水力の高いヒアルロン酸を肌の内部へと注入することで、手荒れの改善やキメが整うという二次的メリットもあります。
ヒアルロン酸製剤は複数ありますが、手の甲には、「極めて滑らか」で馴染みが良く、効果も1年半以上持続する『ベロテロボリューム』を使用します。ふっくらとハリが出て、シワっぽさもなくなり若返って見えます。
さらに、皮膚の透明感はメラニン量だけでなく、水分量も大きく影響しているため、色調も改善し明るくなります。保水力の高いヒアルロン酸によって、皮膚がみずみずしくなり、表面の細かいシワが消え、色調までも明るくなるのです。
若返りというと、お顔に意識が集中しがちですが、実は手の甲は老化が顕著に現れやすく、意外と人目につくパーツです。顔を見比べて年齢に差を感じるような方には、是非お勧めです。美しい手を取り戻しましょう。

価格
ベロテロボリューム1本:1ml
初回トライアル 1本 ¥75,000
通常料金 1本 ¥85,000 同日2本目 ¥80,000 

是非、ご参考になさってください。


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雑誌『美人百花』2020年10月号(9月12日発売 掲載ページP172)

特集「この秋はベースメイクへの変えどきです」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

長引くマスク生活でみんな悩んでいる肌作り。
美肌をキープできる新常識を徹底レクチャー!!

【マスク×ベースメイクの素朴な疑問Q&A】
マスク生活がスタートしてから、肌悩みやメイク悩みが増えたという声が多数。素朴な疑問を、慶田院長に聞いてみました!

Q1『マスクの中は、実は乾燥しているとは本当ですか?』
A『はい、想像以上に肌は乾いています!』
マスクによりあまりに汗が多く蒸れると、ミネラルなど汗に含まれる成分の刺激で炎症を起こす「汗荒れ」に。また、マスクが接する部分は、吸い取り紙のように肌の皮脂や水分を奪います。ですから、肌は実はカラカラの状態!

Q2『マスクの乾燥対策に、スキンケアで気をつけておくべきポイントはありますか?』
A『とにかく保湿を大切に!』
刺激を受けやすい環境下のため、トランサミンなど抗炎症成分や、バリア機能をサポートするセラミドなどが配合された化粧品を選ぶことも良いでしょう。
当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」(銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g ¥5,000税別 )が水分保持力・抗炎症作用が高く、しっとり感がありながら重すぎず塗り心地がよいので人気です。

Q3『マスクのサイズを選ぶ基準を教えてください。』
A『ジャストサイズを探して!!』
マスクは小さすぎると口元が圧迫され、大きすぎるとずれて、肌と摩擦を起こします。自分のお顔にぴったりとフィットするサイズのマスクを探しましょう。

Q4『すっぴんでマスクをつけることは肌にとっていいことですか?』
A『薄くベースを塗った方がよさそう!』
ベースメイク1枚の薄さで摩擦を防ぐ効果はあまりなさそうです。ただ、保湿力を加える、紫外線を避けるという意味では、薄くベースを塗る意味はあると思います。

Q5『マスクの乾燥が気になる日中、潤いチャージをするためにどんなケアがおすすめですか?』
A『肌にとって刺激的な「汗」をオフして!』
思い切って洗い流すか、水でぬらして絞ったハンカチで軽く押さえるなどして、肌の刺激となりうる汗の成分を取り去ること。それから、乳液や軽めのクリームを重ねると良いでしょう。抗炎症作用のあるトラネキサム酸やセラミドやヒアルロン酸、グリセリン、ペプチドやアミノ酸など水分を抱え込む働きのある保湿成分を含むクリームを重ねてうるおいをキープしましょう。トラネキサム酸配合の「ナビジョン TAエマルジョンW」(銀座ケイスキンクリニック取扱い120ml¥8,000税別 )はメラニン色素の生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ薬用美白乳液です。まろやかなコクのある感触でうるおいを補給し、透明感のあるつややかな肌に導きます。

Q6『マスクは、どんなタイプのものが肌に優しいですか?』
A『コットンやシルクなど天然素材がおすすめ!』
吸湿性の高い、コットンやシルクなど天然素材のマスクが、肌負担が少ないと思います。マスクの肌当たりを確かめた上で、洗い替えなどを買い足すと良いでしょう。

Q7『マスク内のお肌の環境を少しでもよくするためにはどうすればよいですか?』
A『汗の量を減らす工夫を!』
体を冷やして体温を下げ、汗の量を減らすことで、蒸れにくくなります。保冷剤や冷たい缶ジュースなど、冷えたものを首の後ろや脇に当てる、風通しの良い天然素材の服を着る、など工夫しましょう。
当院では顔汗を止めるボトックス注射も承っています。真皮内に浅くメソボトックステクニックで注射するので毛穴が締まり、汗が少なくなります。

Q8『マスクでできてしまったニキビを悪化させないためにどんなことに気をつければよいですか?』
A『きちんと洗顔し、保湿を強化して!』
保湿不足だと美肌菌が減ってアクネ菌が増え、皮脂を増やすシグナルを出します。また、紫外線が当たると、皮脂が酸化して肌の刺激となって毛穴詰まりを引き起こします。洗顔と保湿、紫外線対策を怠らないこと。
マスクで増える大人ニキビ対策は、美容医療に頼るのも賢い選択です。乳酸とサリチル酸で古い角質をピーリングし毛穴の皮脂や角栓をオフする『アクアフェイシャル』がおすすめです。
また、肌の不調を回復させる施術として、痛みもダウンタイムもないノンストレス美肌治療『プラズマシャワー』が人気です。強力な滅菌作用でニキビなどの肌トラブルを引き起こす細菌・真菌を死滅させ、肌フローラを整えます。さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。肌荒れやニキビにお悩みの方に圧倒的人気な導入剤が、抗炎症作用が高い『サイトプロMD』ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。
是非、ご参考になさって下さい。

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雑誌『VOGUE』2020年11月号(9月28日発売 掲載ページP178~P179)

【エディターのサロン潜入レポートCONFIDENTIAL BEAUTY REPORT】
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

己の血小板で、ハリ潤肌スイッチON!
「血小板を濃縮させたもの= PRPを浸透させて、肌の再生力を高める」と聞いたら、怖く感じる人もいらっしゃるかもしれません。血だらけになるほどハードに針で傷をつけたところにPRPを塗りこむので、そのインパクトから『ヴァンパイアフェイシャル』と名付けられました。血小板の創傷治癒のスイッチが入るのは「怪我したとき」です。『ヴァンパイアフェイシャル』は、ダーマペン4で顔中に小さな怪我をさせ、創傷治癒のスイッチを入れたところに、高濃度の血小板を作用させるため、コラーゲンを増やすには実に理にかなった施術と言えます。
そもそもPRP(多血小板血漿)は、目周りの小じわや青グマなど若返らせたい部分にピンポイントに注入するのが一般的で、10数年の間人気の続く注入治療です。ヴァンパイアフェイシャルは、ダーマペン4と組み合わせることで、PRP(多血小板血漿)の作用をより高めることができるため、顔全体の皮膚再生を促し、毛穴の開き・小じわ・たるみなどのエイジング症状を総合的に改善して若々しい肌へと導きます。2つの施術を併用することで、1回でも単独治療以上の効果を実感して頂けます。
PRP(多血小板血漿)は、患者様ご自身から採血した血液を遠心分離機にかけて、血小板が濃縮された血漿(PRP)を取り出したものです。血小板から放出される豊富な成長因子が、コラーゲンやエラスチンなどを生み出す線維芽細胞を活性化して、皮膚そのものを若返らせます。当院では成長因子は添加せず、自己血液から採取したピュアな血小板のみを使用していますので、しこりや腫れなどの副作用の心配もありません。

今回は実際にVOGUEエディターさんが体験し、ご感想をいただきました。

肝心の痛みのほうはというと、私の場合は顔や鼻に軽い痛みを感じる程度でまったく辛くない。鏡で見ても赤みがあり、ところどころうっすら血がにじんでいる程度。その上からセルフPRPをたるみ毛穴の気になるエリアにチクチク注射された。漏れ出たPRPはダーマペン4の傷から浸透。しばらく冷やして赤みを抑え、緊張の施術はあっけなく終了した。この治療を受けたのは金曜だったのだが、翌日には赤みがメイクで隠れる程度に、月曜には人に会ってもまったく気づかれなかった。そして施術から2週間ほど経た今、はっきりと肌にハリを感じている。しょんぼり落ちていた目の下もふっくらして、頬の毛穴もニキビ痕も目立たなくなっている!レーザーや注入など効果てきめんな施術はほかにもあるが、このダウンタイムの少なさと「よろず悩みに効きます」という万能ぶりはなんともありがたい。気軽なメンテナンスとして、定期的に取り入れるべきかも。

効果の高い外用麻酔クリームを十分に効かせてから治療を行うため、皮膚の薄い部分や針を深く刺した場合に、チクチクした軽い痛みがある程度です。また、施術直後から生じる赤みやヒリヒリ感は、数時間後~翌日にはほとんど引きますが、治療方法(針の長さ)によっては、赤みが3日程度続く場合もあります。
ご自身の創傷治癒力を利用し、線維芽細胞の活性化とコラーゲン線維の増生によりハリをもたらす治療のため、効果は施術から1ヶ月かけて少しずつ出現します。毛穴目立ちが改善し、水分量とハリが高まり瑞々しい素肌によみがえります。1回でも効果を実感いただけますが、1ヶ月毎に3〜5回繰り返し治療を行うとより効果的です。


ヴァンパイアフェイシャル価格■
顔全体 初回トライアル ¥80,000  1回 ¥100,000
顔全体+首前面 初回トライアル ¥140,000  1回 ¥180,000

是非、ご参考になさって下さい。

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雑誌『美的GRAND』2020年秋号(9月12日発売 掲載ページP90~93)

特集「グラン読者たちのリアル美容医療体験レポート」に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

在宅勤務、外出自粛、マスク必携というこの時期、クリニックの門を叩いた人がたくさん。
実は私たち、マスク生活中にこっそりキレイになっちゃいました♪
マスク生活は前向きにとらえた者勝ち!今こそキレイになるチャンスです。
コロナ不況が広がる中で、「どうやら美容クリニックは盛況らしい」という噂がちらほら。そこで、最近リアルに美容医療を受けた人をリサーチ。生の声を集めてみました。

・この時期、オンライン会議が増えたせいで、肌のシミや色ムラがどうしても気になっちゃって...。今すぐレーザーでキレイにしたい!と思ったんですよね。
・レーザーでシミ取り後は紫外線カットが必須なので、外出自粛中はいい機会でした。
・しかも私はマスクで見えない位置にシミがあったから、術後のかさぶたを隠せて一石二鳥!
・私もずっと悩んでいた顎周りのニキビ痕をレーザー治療したくて、マスクで隠せる今がチャンス!と思い切ったんです。
・私は頬の水ぼうそう痕をレーザーで滑らかにしてもらいました。術後は赤くなったけど、マスクで隠せたから問題なし!
・私はフェイスラインを糸で引き上げたんです。自然に若返ることができて、とっても満足。むしろマスクをはやく外したい。笑
・私は半年に1の度メンテナンスでヒアルロン酸を注入。もはや美容院に行く感覚です。
・私も!ネイルやホットヨガは休んでもクリニックの治療は自粛したくなくて...笑

大人女性からの信頼が厚い、美人女医5人に聞きました!
【自分自身も"最近やった"グラン世代におすすめの施術は?】
『再生力が落ちた大人の肌にはレーザー治療やハリの刺激で活を!』
再生力が衰えた大人の肌には、レーザーや針の強い刺激が若返りのスイッチに。院長は「サーマクールFLX」や「フォトフェイシャルM22」などを定期的に受け、肌に喝を入れて肌再生を活性化しているそうです。最近のおすすめは「ダーマペン4」。高振動で肌に無数の細かい針穴をあけ、目的に応じた薬剤を入れ込むもので、即効性抜群です。

Withコロナのマスク期間中も予約がいっぱい!
人気美容クリニックの盛況メニューTOP3発表!
【銀座ケイスキンクリニックのTOP3】
一番人気は、治療直後から大幅な若返りを実感できるヒアルロン酸注入。次にレーザーでのたるみ治療・シミ・くすみ改善が続きます。いずれもマスクを外す未来への先行投資ですね。

『1位 ヒアルロン酸注入』
➡シワ・たるみ
顔全体のバランスを整えながら美人顔にデザイン注入!
年齢を感じるシワや肌の凹みをヒアルロン酸で持ち上げてふっくらさせるため、注入直後から明らかな若返りが可能。当院は、ヒアルロン酸注入でのリフトアップ技術に定評があり。ダウンタイムが少なく、長持ちするのも人気のポイントです。
しっかり持ちあげたい部分、輪郭を形成したい部分など、部位ごとに硬さの異なる製剤を使い分けます。麻酔剤をぬっておくため、ほぼ痛みはありません。
当院通院中のHIROMIさんのご感想
結果が分かりやすい分、投資する価値は高い!
肌に触れたとき、おでこの丸みや肌のハリを実感できて感動しました。違和感なく綺麗になれるのがうれしい!HIROMI様はやせ型のお顔立ちで、頬骨や眉骨が目立ち、口周りのシワも深くなってきていました。額やコメカミ、頬外側、リフトアップポイントやほうれい線、マリオネットラインなどに、少しずつ丁寧に注入したので、完璧な卵型の美人輪郭になりました。40代前半でヒアルロン酸注入を開始したことで、少量でナチュラルな仕上がりが叶い、今後の老化を遅らせる効果もあります。

『2位 サーマクールFLX』
➡たるみ・ハリ不足
9年ぶりに進化したサーマクールFLXは従来機種(CPT)に比べて「痛みや熱感が軽減」されながらも、「即時的効果が高く」なり「引き締め効果も強化」され、満足度が格段に上がりました。ダウンタイムがなく、施術後すぐにメイクが可能です。
"スフレ化"したぶよぶよの肌をキュッとコンパクトに引き締め、高い輪郭改善効果を期待できます。高周波の熱作用によりコラーゲン線維が同時に収縮し、施術直後から引き締め効果を実感できます。翌日以降、顔がむくみにくなり、2週間で顔が揺れにくくなって、4週間で小顔効果を実感します。新しいコラーゲンの増生も強力促進し、将来への投資になります。
「ウルセラ」を組み合わせることでさらにリフトアップ!
広範囲に照射するサーマクールと粘膜を点状で狙う「ウルセラ」を両方受けると引き締め感が倍増!さらなる若返り効果が期待できます。

『3位 ピコレーザー』
➡シミ・そばかす・肝斑
"ピコ秒=1兆分の1秒"の衝撃派でメラニンを瞬時に破壊!
パルス幅が極端に短い照射で、メラニン色素を一瞬にして」細かく砕く、最先端のシミ治療。色調の薄いシミにも優れた反応を示します。照射後は軟膏を塗るだけでOKです。
照射後に薄くできるかさぶたは1~2週間で剥離。徐々にシミが目立たない明るい肌へ導きます。マスク時期は薄いシミまで数百ショット照射する方も多いです。

是非、ご参考になさって下さい。

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雑誌『週刊女性』2020年9月22日号(9月8日発売 掲載ページP90~91)


特集「アラフィフ記者 山ぴーが行く!第4回 マスク下でこっそりアンチエイジング!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

女性の顔は年齢と共に変化していきますが、特に口元は変化が出やすいのが特徴です。
鼻下(人中)がのびる、唇が薄くなる、ほうれい線がでる、鼻の幅が広がる、顎(あご)がしぼみ小さくなる...等。これらの原因は加齢により顔面骨に骨吸収が生じることが原因です。老化で骨の形が変わり、土台から崩れてしまうのです。
加齢とともに人中が伸びてしまったことで、老けて見えることがお悩みだという、アラフィフ記者の山ぴーさん。院長診察の上、唇へのヒアルロン酸注射を体験いただきました。加齢で薄くなった唇にボリュームを出し、鼻下から唇の距離を短く見せる作戦です。

◆アラフィフ記者の山ぴーさんご感想◆
『全工程で30分ほどだったろうか。麻酔クリームを塗って放置のあと、女神が私の唇に薬剤を注入してくださった。唇に針をグイグイ。たしかに感じたことのない感覚一だけど、経産婦には余裕だ。直後に鏡を見ると......人中短くなってるかも〜♡
術後2週間くらいはむくむけど、安心してください。その間、基本マスク生活ですから!
コロナ褐のいま、マスク下の美容、全然やるべき。そしてコロナ明け、みんな笑顔でマスクをはずそう~!』

実は、あまり注目されていませんが、「鼻下から唇までの距離」が現代美人の条件の一つとして挙げられます。今活躍されている女優さんやモデルさんの多くが、鼻下から口の距離が近いのが共通点です。鼻の下(鼻と上唇の間)と唇の下(下唇とあごの間)のバランスが1:2である状態が、理想的なバランスと言われています。
鼻の下が長いのは、もともとの顔立ちもありますが、加齢によるたるみの影響もあります。鼻の下の皮膚が伸びて溝(人中)が目立たなくなり、上唇のボリュームが失われて、肌と唇の境目がわかりにくくなるなどの理由から、鼻の下が長くなり、間延びした顔になってしまうのです。
「唇のヒアルロン酸注入」というと、ふっくらしたボリュームを出すというイメージが一番強いと思いますが、輪郭を強調する注入法によって鼻の下の間隔を、相対的に短くして、若々しく見せることもできます。

■唇のヒアルロン酸注入の主な効果
・ボリュームを出してふっくらさせる
・ハリや縦ジワの改善
・色調の改善
・唇の輪郭を整える
・上下のバランスを整える
・鼻の下から上唇までの距離を縮める
・保水効果が高いので潤いを実感できる

実際の注入は、ご希望を踏まえた上で顔全体のバランスをみて行います。当院では、不自然に大きな唇は美しさを損ねると考えており、注入したことが分からない程度にナチュラルな仕上がりを目指しています。
ヒアルロン酸は高保水成分のため、注入後1カ月程度水分を吸収して浮腫みます。そのため、初回の注入量は1.0~1.5ml(製剤1~1.5本)程度の少量で留めます。水分が再吸収されると少し物足りなくなる場合も多いので、1~2か月後にタッチアップすると効果の持続期間が延長します。

当院では、注入前に表面麻酔のクリームを使用し、十分に冷却した上で、先端の丸いカニューラ針でゆっくりと注入し、痛みを軽減させています。もちろん、唇は感覚が鋭敏なため、他の部位よりお痛みを感じやすいですが、ヒアルロン酸自体に麻酔も入っているので、注入がすすむうちに痛みが少しずつ緩和されます。痛みを感じるのは、治療中の5分間だけですので、ほとんど全ての方がご辛抱頂ける程度です。

■唇のヒアルロン酸注入
初回トライアル 1本 ¥75,000
通常1本 ¥85,000

唇の形やボリュームを整えることによって、お顔の印象が、ぐんと華やかになります。
もともとは唇にボリュームがあった方でも、加齢とともに唇のボリュームが失われ、縦ジワが増え、輪郭が曖昧になり、唇上方にスモーカーズラインと呼ばれる縦ジワが寄り始めます。このような唇の変化は、老けて見えるだけでなく、口角が下がり不機嫌そうな印象を与えてしまいます。最近怒っていると勘違いされやすい、ふとした表情が不満そうに見える、疲れて見える・・・こんなことに心当たりがあればヒアルロン酸注入の始め時です。なじみの良い上質なヒアルロン酸製剤を注入すると、唇の輪郭が美しく整いふっくら若返り、魅力がアップするだけでなく、瑞々しく透明感のある色調になり、唇周囲のシワも減るので口元全体の若返り目的としても効果的です。
「ヒアルロン酸注入」には、解剖学的知識と正しい部位に注入するテクニックや経験に加え、美的センスが必要です。また、安全性の高い製剤を選び、ヒアルロン酸注入のメリットと限界を知った上で、患者様がご希望されても過剰な注入をしないといった医師のポリシーが求められます。
注入デザインをミリ単位で微調整する銀座ケイスキンクリニックのオーダーメード治療をぜひご体験いただきたいと思います。
マスクをしている間にこっそりアンチエイジングしてみてはいかがでしょうか?
是非、ご参考になさって下さい。


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雑誌『Steady.』2020年10月号(9月7日発売 掲載ページP28~30)

特集「オトナの肌荒れレスキューQ&A」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

夏から秋にかけて変化する季節の変わり目は、肌トラブルも増えがちになります。さらに今年は新型ウイルスの影響によるマスクトラブルも肌荒れのお悩みに急浮上しています。皮膚科専門医など美容のプロの方々に、肌トラブル別の対策をお聞きしました!

◆読者1000人に緊急アンケート!◆
スキンケアで知りたいことNo,1が肌トラブル対策ということが判明!
Q.肌荒れに悩んだことがある?
YES→93%
NO→7% 
=9割以上の人が何らかの肌トラブルを経験済み!
Q.年齢とともに肌荒れの悩みはふえた?
YES→71%
NO→29%
=7割以上の人が加齢とともに肌悩みも増える傾向が!

【マスクトラブル】読者の72%がお悩み中! 
働く女子も今や''毎日マスク''が当たり前状態。約7割以上の人がマスクトラブルに悩んでいます。
① マスクで肌が赤くなった!
A. マスクの摩擦が肌荒れの原因です。
マスクはあぶらとりがみと同じように、肌の保湿成分である油分を吸い取ってしまうため、バリア機能が低下し肌荒れを起こしやすい敏感な状態になります。さらにマスクの摩擦などが刺激となり、炎症を起こす人が増えています。
② マスクで耳がかぶれた...
A. マスクのゴムがきつすぎるのもNG!
マスクのゴムの影響で耳に湿疹ができる人もいます。ごわごわした素材を避け、着用感にもこだわって自分にあうものを選びましょう。 
③ マスクでニキビが増えた...
A. マスクの摩擦による角質の肥厚が原因です。
摩擦により刺激を受けると、肌の防御反応により角質が厚くなります。すると毛穴が塞がって皮脂が溜まり、ニキビに。夏は特にマスク内の湿度が上昇し、汗と一緒に皮脂量も増えるので、ニキビができにくい人も要注意です。
④ マスクで益々ドライ肌に...
A. マスク内の擦れや汗の刺激によって角層がダメージを受け、角層のバリア機能が低下し、肌の水分保持能力が低下してしまうからです。
⑤ マスクとフェイスシールド、肌にはどっちがいい?
A. フェイスシールド。
肌に直接触れるものは摩擦が起こるので、フェイスシールドの方が肌に優しいです。マスクなら、オーガニックコットン100%のものがおすすめです。
⑥ マスクかぶれを防ぐには?
A. 1顔についた汗をこまめに拭き取る。
2マスクの着用時間は最小限に。
3洗浄後はしっかり保湿ケア。
この3か条を守って肌トラブルを回避しましょう!
 
【かさつき肌】読者の65%がお悩み中! 
かさつき肌の人は、湿度がぐっと低くなる秋から冬にかけて急増するのでこれから特に要注意です。
① 肌荒れの初期症状"かさつき"とはどんな状態?
A. 肌のバリア機能が低下して、肌の内部から水分が逃げやすくなっている状態。
② かさつきはひどくなるとどうなる?
A. バリア機能が低下した肌は、少しの刺激で炎症などのトラブルを起こしやすくなります。
③ 肌荒れから守ってくれる角層とは?
A. 肌の保湿を担う3大要素が存在します!
角層とは皮膚の1番表面にあり、「皮脂腺」という天然のクリームと、水分を抱え込みキメを細やかに美しく保つ要の役割を担う「細胞間脂質(セラミドなど)」、角質細胞内に水分を蓄える「天然保湿因子(アミノ酸など)」の3大要素がある部分です。細胞間脂質の量や質が低下すると、バリア機能が乱れ、少しの刺激で炎症を起こしやすくなります。
④ かさつき肌に効果的なスキンケア方法は?
A. 生活習慣の立て直し&信頼できるスキンケアアイテムを選ぶことです。
⑤ 角層のバリア機能を正常に保つために必要なことは?
A. スキンケアの3本柱と呼ばれる洗浄、保湿、紫外線対策が重要です。

【ゆらぎ肌】読者の63%がお悩み中!
一時的に肌が敏感肌になるゆらぎ肌は、季節変わり目に急増するお悩みですから注意が必要です。
① ゆらぎ肌ってどんな状態?
A. 普段健康な肌の人が、時々敏感になるのがゆらぎ肌。
慢性的に肌が不安定なのが敏感肌。ゆらぎ肌は肌がムズムズする違和感・大人ニキビ・
かゆみなど、一時的に不調になる状態です。
② 季節の変わり目に肌が揺らぎやすくなるのはなぜ?
A. ゆらぎ肌の外的要因・内的要因が増加するからです。
外的要因①花粉・黄砂②大気の乾燥③肌への刺激④気温の寒暖差
内的要因①睡眠不足②食事の偏りや腸内環境の乱れ③ストレス④運動不足
ともに季節の変わり目は要注意です。
③ ゆらぎ肌の時、メイクはどうすれば?
A. すっぴんはNG!低刺激なベースメイクで肌をガードしましょう。
肌が揺らいでいる時は外からの刺激も受けやすい状態です。肌にやさしいものを選び、ベースメイクで紫外線対策をして、外的刺激から肌を守りましょう。
④ ゆらぎ肌の時は美白やシミ対策など特別なケアはしない方がいい?
A. YES!
まずは肌を正常な状態に戻すことが先決です。保湿クリームだけなどシンプルなケアを心がけましょう。
⑤ ゆらぎ肌と内臓の疲れは関係する?
A. YES!
お酒を飲み過ぎるとアルコールの代謝にビタミンB群を大量に使ってしまい、ターンオーバーなど肌を整えることは後回しになってしまいます。また体が疲れると皮膚以外の臓器に血液や栄養が回されてしまうので、睡眠をとって体を休めることが大切です。

【大人ニキビ】読者の62%がお悩み中! 
乾燥肌や女性ホルモンの影響など、年をとってもできてしまうオトナニキビに悩む人多数!
① 大人ニキビの主な原因は?
A. 様々なきっかけによる、角層の詰まり。
大人の女性の角層の詰まりの原因は、間違った洗顔による物理的刺激や、保湿不足による乾燥が多く、また女性のホルモンバランスも影響し生理前に増える人もいます。腸内環境や睡眠不足、ストレスもニキビのきっかけになります。
② 大人ニキビ、つぶすのはNG?
A. NG!
つぶさないでください!刺激を加えることは悪化の原因にもなりますし、ニキビ痕になることもあります。
③ 大人ニキビとおできは同じもの?
A. 医学用語的には違います。
原因菌も違い、皮膚に滞在するアクネ菌が原因なのがニキビです。ニキビは顔・胸や背中の上の方にある脂腺性毛包にできます。また黄色ブドウ球菌などの感染による毛包性膿皮症(毛包炎・せつ)のことを総称したのがおできです。
④ 大人ニキビができた時のケア方法は?
A.ニキビの原因になる物理的刺激を予防!
物理的刺激も毛穴を硬くさせ、詰まりの原因になるので、洗顔ブラシでこする・ファンデのパフやチークブラシを横に強く使う・頬杖をつくなどもNGです!横方向への刺激は大敵です。

【湿疹・痒み】読者の58%がお悩み中! 
肌荒れが悪化するといよいよ湿疹に...。自分の肌と向き合って正しく対処しましょう!
① 赤みがひどくなると湿疹やかゆみが出るのはなぜ?
A. 肌のバリア機能がきちんと働かず、肌が炎症を起こしたから。
湿疹や肌のかゆみなどの炎症は、肌のバリア機能の低下が原因です。バリア機能が正常に働かないと、肌内部から水分が逃げやすくなって乾燥しやすくなり、少しの刺激で炎症などの肌トラブルを起こしやすくなります。
② 肌荒れしている時に化粧水は手とコットンどっちがいい?
A.手がおすすめ!
手で押さえるように塗るのがおすすめです。品質が良くないコットンは刺激になることもあります。
③ 湿疹がある時のスキンケアはどうすればいい?
A. 保湿重視のシンプルなケアを!
肌が十分にうるおっていると美肌菌が育ち、バリア機能も正常に働きます。肌が荒れている時こそ保湿することが大切。普段のスキンケアが染みる場合は、信頼できる保湿クリームに切り替えるなど、肌状態に合わせた対応が必要です。
④ 肌荒れしていつものクリームが染みる!どうすれば?
A.刺激を与えにくいバーム系が◎
肌バリアの機能を担う皮脂と細胞間脂質を補い、肌をしっとり保湿してくれる。バーム系のスキンリピッドは刺激を感じにくいという患者様が多いです。
⑤ 肌荒れは自然に治るのを待つべき?
A. 軽い炎症なら自然に治ることも。
軽微な炎症なら保湿ケアを見直すことで自然に治ることもあります。ひどい赤みや湿疹などが出ているようなら皮膚科医に相談してください。

【インナーケア】読者の30%がお悩み中! 
様々な肌トラブルにとって鍵になるインナーケア。大人こそ内臓から綺麗な肌を作りましょう!
① 肌荒れしてる時に気をつけたい生活習慣は?
A.基本的な五つの生活習慣を見直しましょう。
・食事・睡眠・排泄(腸内環境)・運動習慣・ストレスコントロール
全ての肌トラブルにとって、基本的な5つの生活習慣がきちんとできていることが大切です。体にいい食事やサプリメントで「自活力」を引き出しましょう。
② 肌荒れ防止にルために摂取しているサプリは?
A. ヘリオケアウルトラD&ソルプロリュプスホワイト
紫外線対策のために「飲む日焼け止め」サプリを2種類いつも飲んでいます。
③ 肌荒れ防止のために意識して食べているものは?
A.ヨーグルトなど腸内環境を整えるもの。
腸内環境の改善は大人ニキビの予防にも重要です。院長は明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタという飲むタイプのヨーグルトを愛飲しているのだとか。紫外線対策としてもおすすめだそうです!
④ 肌荒れ防止のために気をつけているケア方法は?
A.スキンケアの3本柱が基本。
現状のスキンケアを見直して、優しく洗顔・しっかり保湿・紫外線対策の徹底という3本柱を基本にしましょう。もしスキンケアに違和感を覚える場合は、製薬会社が作ったものや敏感肌ラインにコスメを切り替えるのも有効です。
⑤ 肌荒れしやすい人とそうでない人の違いは?
A. 遺伝的要素は大きい。
アトピー体質など、遺伝的にバリア機能が低い人は、セラミド量が正常な人の3分の1くらいしか合成できないため、バリア機能が弱いので、その分肌荒れリスクは高いです。アトピー性皮膚炎がなかった人でも、睡眠不足や食生活の乱れなど生活習慣によってもバリア機能は低下しますので、誰もが肌荒れの可能性はあります。

【肌の不調を回復させる美容クリニックでの施術】
自身で対策を行っていても、肌荒れに悩むこともあるでしょう。そのような時は美容医療の力を借りるのも手です。
美容皮膚科ではさまざまな施術が行われていますが、「マスク皮膚炎」や「マスクニキビ」にお悩みの方には、炎症を鎮めて肌の再生を促す『プラズマシャワー』(初回トライアル¥20,000~)がおすすめです。
プラズマを照射すると、皮膚表面では強力な滅菌作用で、ニキビをはじめとするさまざまな皮膚トラブルを引き起こす細菌やウイルスを死滅させることができます。悪玉菌がいなくなった後は、もともと表皮内に住んでいる美肌菌が急速に増えて肌フローラが健康な状態に整いますからご安心ください。さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。
肌荒れやニキビにお悩みの方に圧倒的人気な導入剤が、抗炎症と肌再生作用が高い『サイトプロMD』です。ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。
1回でも症状が落ち着いたとおっしゃる方が多く、翌朝「お肌が元気になる」実感があるので、大切なご予定の前に受けられるリピーターも沢山いらっしゃいます。
また、肌荒れやニキビのお悩みだけでなく、肌全体のコンディションを底上げする肌質改善治療の『フォトフェイシャルM22』(初診患者様限定¥25,000)もおすすめです。
計8種類の波長変更フィルターが搭載されていて、シミ(肝斑)、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔といったさまざまな肌トラブルを一台の機器で改善することができます。
当院では『フォトフェイシャルM22』は、ケミカルピーリングで角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消してから施術します。ニキビもできにくくなりますし、肌のバリア機能も高まりますから、マスク皮膚炎の方たちにも有効です。
当院では皮膚科専門医が照射しますので、アトピー性皮膚炎の炎症期、ニキビの炎症期、脂漏性皮膚炎やマスク皮膚炎の炎症期の治療にも『フォトフェイシャルM22』を使っています。
是非、ご参考になさって下さい。


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雑誌『MyAge』2020秋号Vol.21(9月6日発売 掲載ページP109~115)

特集「コロナ太りも撲滅!素敵女医が「太らない体」のためにしていること」に慶田院長の取材・監修記事が掲載されました。

代謝が落ちるせいでジワジワと体重が増え、しかもなかなか痩せられないMyAge世代。美体型を維持している女医の皆さんが日頃気をつけていることを、ずばり聞きました!

【若い頃と同じ体重ではなく、健康的な体型を目指して】
年齢とともに、太りやすく痩せにくくなった、と悩んでいる人は多いはずです。そんな中、同世代である素敵女医にはスリムな体系を維持している方がいっぱいいらっしゃいます。うらやましい...!と思いきや、アンケートではお腹の贅肉が気になるという声も多数でした。一方で、痩せすぎへの警鐘を鳴らす医師も。特定の栄養素をたくさんとる、またはとらないという偏ったダイエットには要注意です。また、マイエイジ世代は痩せすぎると不健康に見え、幸せ感がなくなります。若い頃と同じ体重を目指すというより、健康的で幸せそうな体型を目指すのが良さそうです。極端な方法で痩せるのは体調を崩す原因になります。マイエイジ世代のダイエットは、無理なく続けることが大切です。

【パーソナルトレーナーについてピラティスを6年継続中】
22歳から趣味としてジャズダンスを続けている院長。6年前からは自宅にトレーナーに来てもらい、ピラティスも始めています。今ではスラっとスリムな院長ですが、もともとは胸が大きいムッチリ体型だったそう。ダンスのおかげで体型が別人のように変わり、ファッションを自由に楽しめるようになったのがうれしいとか。また、ピラティスを始めてからは体幹が安定して、腰痛が劇的に改善し、ウエストも引き締まったとのこと。
食事の際のこだわりは、食べる順番。野菜・海藻ファーストで、次に豆・魚・肉の順にタンパク質を摂取。炭水化物は最後です。これは血糖値スパイクの予防、そして野菜とタンパク質でお腹をいっぱいにする作戦です。またオメガ3系のえごま油をおひたしやサラダにかけて、炒め物にはオリーブオイルを使うそう。ショートニングやジャンクフードは極力控えめに。ただし、あまりストイックにしないことが継続のポイント。
日頃のこのような美習慣が、美体型を維持する秘訣なのですね。本誌には院長自らがモデルとなって、体幹を強化し、ヒップアップ、脚や二の腕引き締め、しなやかなボディラインに整えるピラティス4つのエクササイズをご紹介しています。

【太らない体のためのポイント4】
① 食事 糖質のとりすぎは避けましょう。でも完全カットはNGです。
太らない体づくりのために、すべての素敵女医がこだわっていたのはやはり食事です。筋肉の元となるタンパク質をとる、ゆるい糖質制限をするなどはもちろん、皆さんいろいろな食材をバランスよく食べることを重視していました。糖質もとりすぎはいけませんが、脂肪を燃やすために必要です。さらに脳の栄養にもなります。極端な糖質制限は判断力の衰えにつながります。必要のない栄養素はないということを頭において、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、食事の内容と同じくらい食べる時間も大切です。ものを食べるのは就寝時間の4時間くらい前までにしましょう。眠る直前に食べると、ストレスホルモンが分泌され、良質な睡眠が得られない可能性があります。
② 睡眠 睡眠不足は基礎代謝を下げカロリー消費の妨げに
睡眠が不足していると成長ホルモンの代謝が悪くなり、基礎代謝が下がります。すると食事で摂取したカロリーを消費しにくくなって太る原因になります。また、睡眠時間が短いと、食欲を抑えるホルモンの分泌が減って食欲を増進するホルモンが増え、太りやすい体になってしまいます。さらに、睡眠不足になると翌日の活動量が減ってカロリー消費が落ちる原因にもなります。太りにくい体をつくるには、質のよい睡眠を十分にとることが大切です。また、3~4時間睡眠が3日続くと脳は酩酊状態になり、正確な判断ができなくなります。そのため仕事が忙しく入眠時間が遅くなりがちな院長も、6時間以上は眠るようにしていいます。週末は2時間長めに眠る、睡眠負債は早めにリセットします。ただし、寝だめは出来ないので、あくまでウィークデーの睡眠不足の調整程度にしましょう。入浴や就寝前のゆるストレッチ、読書など、上質な睡眠をとるための工夫も大切です。
③ 入浴 しっかり湯船につかって基礎代謝をアップ!
入浴はシャワーだけですまさず、日の終わりにゆっくりと湯船につかることを皆さん揃って推奨されています。体を芯からあたためて血行をよくする入浴は、基礎代謝量をアップさせる効果が期待できます。また、ベッドに入る1~2時間前に入浴して体温を上げると、その後、体温が下がるタイミングで眠気が誘発され、質の良い睡眠が得られるというメリットもあります。
④ 運動 無理のない運動の継続で、体重よりも体型を重視して
マイエイジ世代がいきなりハードな筋トレやジョギングなどを始めると、関節や腰を痛める原因にもなります。それよりも、一駅歩く、駅などではなるべく階段を使う、太ももや背筋など大きな筋肉を鍛える、体重ではなく体型と体調を重視する、お腹や二の腕など、パーツを引き締めるエクササイズを習慣にする、軽い運動を毎日続けるなどの無理のない運動の継続が大切だという意見が多くみられました。

是非、ご参考になさって下さい。


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雑誌『CanCam』2020年10月号(8月23日発売 掲載ページP108~111)

特集「ニキビ肌あれetc.思いがけない悩みが続出!withマスクの肌トラブルケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

マスク着用が増えてから「今までなかった肌トラブルに悩まされる」という声が多数!そこで、皆さんの肌とスキンケア事情からトラブルの対策方法までをご紹介致します。

【マスクによる蒸れとこすれは肌にとって大きなダメージ】
もともとマスク内は呼気によって高温多湿になっています。暑い時期は汗の量も増えます。その状態からマスクを外すと、肌の水分が蒸発して乾燥が加速します。マスクのつけ外しを何度も行うことでバリア機能が低下し肌荒れを招くことになるのです。また、マスクで擦れる部分は肌の角質が厚くなりやすく、毛穴が詰まりやすくなるため皮脂がたまってニキビができやすくなります。汗の刺激も角層の炎症を引き起こし、肌荒れやニキビにつながります。

◆マスクダメージ「ニキビ」◆
マスクのこすれによるニキビの対策は主に2つです。①毛穴が詰まらないよう優しくしっかり洗顔して、②炎症を抑えるスキンケアで悪化させないことです。腫れがひどいときは皮膚科で相談をしてください。
①優しく角質ケア!
洗顔で汚れを落とすことは大事ですが、肌をこするのは禁物です。泡でなでるように優しく洗いましょう。また、酵素洗顔をすれば毛穴詰まりが改善されやすくなります。
②炎症を抑えて悪化させない!
ニキビは毛穴がふさがり炎症が起きている状態なので、抗炎症作用のあるスキンケアを使うこともケアの一つです。化粧水だけで済ませず、乳液やクリームも使いましょう。

※ニキビがあるときはこのお手入れはSTOP※
ブラシを使った洗顔
こすれるなどの摩擦があると肌は防御反応で角質が厚くなります。マスクによるニキビは角質が厚くなって毛穴が詰まるために起こるので、そこにブラシでさらなる摩擦を加えてしまうとますます悪化させる可能性があります。

◆マスクダメージ「乾燥&肌あれ」◆
マスクによる乾燥を防ぐには、保湿の徹底が重要なので日中のケアも大切です!また、赤みやプツプツなどの肌あれも早めに対策をし、肌にダメージを残さないようにしましょう。
①マスクを外したらすぐに保湿!
日中、マスクを外した際に最低2回はメイクの上から乳液で保湿しましょう。乳液を塗ると肌表面に油分の膜ができ、マスクを外した際の水分蒸発が防げます。
②カサついたらセラミドなどを投入!
乾燥が進んでいるならセラミドなど水分保持力のある保湿成分配合のものを取り入れて肌内部の潤いをアップしましょう。最後に、乳液orクリームを塗ってフタをするのも忘れずに!
③鼻や唇の赤みにはワセリンを!
鼻の頭や唇がマスクでこすれて赤くなっているなら、保湿ケアに加えてワセリンでしっかり保護をすべきです。持ち運べるサイズのもので日中も塗り直しましょう。
④プツプツが出たらクリーム1品に!
乾燥や蒸れで湿疹ができたら洗顔後は保湿クリーム1品で様子を診ましょう。化粧品をあれこれ使うとかえって刺激になる場合もあります。改善しないときは皮膚科へ行きましょう。

※乾燥・肌あれのときはこんな生活はSTOP※
油抜き・タンパク質抜きの食事
肌の乾燥は食事も関係しています。ダイエットで油やたんぱく質を抜いた食事ばかりすると肌のなかの潤い成分が作られにくくなり、いくらスキンケアを頑張ってもカサカサ肌から抜け出せません。

◆マスクダメージ「シミ&くすみ」◆
マスクによるこすれで色素沈着や肝斑の悪化が生じるほか、日焼け止めをサボることによりシミができるという盲点もあります。秋といってもまだまだ紫外線は強いので、予防とケアを万全にして透明美肌をキープしましょう!
①UVカットをきちんとしましょう!
紫外線はマスクを通過して肌にダメージを与えます。また、実は室内でも窓から入った紫外線があちこち反射しています。どんなときもUVカットは心がけましょう。
②美白美容液でリカバリー!
マスクのこすれやニキビで炎症を起こした肌は色素沈着を起こしやすい状態なので、美白ケアが必要です。また、紫外線を浴びたあとはシミができる前から使いましょう。
③ピュア肌スイッチを入れる!
美白ケアと同時にしたいのが、レチノールを取り入れ肌の代謝を高めるお手入れです。メラニンを含んだ古い角質をはがれやすくし、明るくつるんとした新しい肌が生まれる力をサポートします。

※シミ&くすみがあるときはこのお手入れはSTOP※
化粧水のパッティング
手のひらやコットンで何度もパッティングすると、摩擦によって肌の負担が増加します。その刺激による炎症が繰り返されると、かえって色素沈着やくすみが加速されます。化粧水に限らず、スキンケアは優しくつけましょう。

【肌の不調を回復させる美容クリニックでの施術】
美容皮膚科ではさまざまな施術が行われていますが、「マスク皮膚炎」や「マスクニキビ」にお悩みの方には、炎症を鎮めて肌の再生を促す『プラズマシャワー』(初回トライアル¥20,000~)がおすすめです!!

プラズマを照射すると、皮膚表面では強力な滅菌作用で、ニキビをはじめとするさまざまな皮膚トラブルを引き起こす細菌やウイルスを死滅させることができます。悪玉菌がいなくなった後は、もともと表皮内に住んでいる美肌菌が急速に増えて肌フローラが健康な状態に整いますからご安心ください。一方、真皮では線維芽細胞が刺激され、コラーゲン・エラスチンの産生が高まり、肌にハリや弾力をもたらします。
さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。
肌荒れやニキビにお悩みの方に圧倒的人気な導入剤が、抗炎症と肌再生作用が高い『サイトプロMD』です。ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。
1回でも症状が落ち着いたとおっしゃる方が多く、翌朝「お肌が元気になる」実感があるので、大切なご予定の前に受けられるリピーターも沢山いらっしゃいます。

また、肌荒れやニキビのお悩みだけでなく、肌全体のコンディションを底上げする肌質改善治療の『フォトフェイシャルM22』(初診患者様限定¥25,000)もおすすめです。

計8種類の波長変更フィルターが搭載されていて、シミ(肝斑)、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔といったさまざまな肌トラブルを一台の機器で改善することができます。
フォトフェイシャルM22』は、ケミカルピーリングで角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消してから施術します。ニキビもできにくくなりますし、肌のバリア機能も高まりますから、マスク皮膚炎の方たちにも有効です。当院では皮膚科専門医が照射しますので、アトピー性皮膚炎の炎症期、ニキビの炎症期、脂漏性皮膚炎やマスク皮膚炎の炎症期の治療にもフォトフェイシャルM22を使っています。

マスク生活はこれからもしばらくは続きます。なるべく肌トラブルを起こさないようにしっかり対策をしましょう!
是非ご参考になさってください。


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雑誌『STORY』 2020年9月号(掲載ページP196)

特集「真夏のマスク前提メークは顔の上下半身で別の顔」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

■「真夏にマスク」の今年。マスク選びの正解&正しいスキンケア法は?
春以降、急増しているマスク皮膚炎を防ぐために気をつけたいのはまずマスクの選び方です。通気性の悪いナイロンやポリウレタン製より、絹や綿などの天然素材が肌にはおすすめです。使い捨ての不織布マスクをご使用の場合は、マスクの内側にガーゼを1枚挟んでください。汗をかいたら交換できますし、摩擦も軽減されます。そして、帰宅後はすぐに洗顔をして保湿をしましょう。
マスク内の汗は長時間放置すると刺激物となり炎症の原因になります。3密ではないところではマスクを外して換気し、汗はすぐに拭き取りましょう。
やさしく肌を擦らないように、ティッシュや濡らしてしっかり絞ったハンカチでおさえてください。外回りなどで、汗をたくさんかく方は可能であれば水洗顔で汗を洗い流し、長時間汗が肌の上に残らないように気を付けましょう。
抗炎症作用のあるトラネキサム酸、セラミドやヒアルロン酸、グリセリン、ペプチドやアミノ酸など水分を抱え込む働きのある保湿成分を含むクリームを重ねてうるおいをキープしましょう。
当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」(¥5,400)が、バリア機能を高め、肌をやさしく守るので人気です。水分保持力・抗炎症作用が高く、しっとり感がありながら、重すぎず塗り心地がよいので、顔から体まで全身に使用している方が沢山います。

■肌トラブルを起こしにくいのはどんなマスク?
・買い替えのしやすさや薄さを考えると、不織布が便利!
・綿や絹など天然素材の布タイプが吸湿性が高くおすすめ!
・硬い生地は避けて、肌当たりのいいものを選ぶ!
・通気性のよさも重要!内部の熱や湿気をきちんと逃がすかどうかもチェック!

■肌の不調を回復させる美容クリニックでの施術
美容皮膚科ではさまざまな施術が行われていますが、「マスク皮膚炎」や「マスクニキビ」にお悩みの方には、炎症を鎮めて肌の再生を促す『プラズマシャワー』(初回トライアル¥20,000~)がおすすめです!
プラズマを照射すると、皮膚表面では強力な滅菌作用で、ニキビをはじめとするさまざまな皮膚トラブルを引き起こす細菌やウイルスを死滅させることができます。一方、真皮では線維芽細胞が刺激され、コラーゲン・エラスチンの産生が高まり、肌にハリや弾力をもたらします。さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。
肌荒れやニキビにお悩みの方に圧倒的人気な導入剤が、抗炎症と肌再生作用が高い『サイトプロMD』です。ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。
1回でも症状が落ち着いたとおっしゃる方が多く、翌朝「お肌が元気になる」実感があるので、大切なご予定の前に受けられるリピーターも沢山いらっしゃいます。

また、肌荒れやニキビのお悩みだけでなく、肌全体のコンディションを底上げする肌質改善治療の『フォトフェイシャルM22』(初診患者様限定¥25,000)もおすすめです。
計8種類の波長変更フィルターが搭載されていて、シミ(肝斑)、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔といったさまざまな肌トラブルを一台の機器で改善することができます。
『フォトフェイシャルM22』は、ケミカルピーリングで角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消してから施術します。ニキビもできにくくなりますし、肌のバリア機能も高まりますから、マスク皮膚炎の方たちにも有効です。

是非、ご参考になさって下さい。

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WEB『OZmall』 2020年7月1日掲載


特集「肌荒れしやすい!?日焼けはするの?夏のマスクトラブルを解決!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

外出時に手放せなくなったマスク。長時間つけていることで、マスクによる肌トラブルが増加しています。特にこれからは、暑さや日焼けの問題も気になってくる時季です。

【マスクと肌との摩擦でニキビや皮膚炎が発生】
なぜ、マスクを長時間つけていると肌トラブルが起きやすくなるのでしょうか?
一番の原因は、マスクと肌の摩擦です。着脱する際や人と話していてマスクが動くことで、肌との摩擦が起きやすくなります。摩擦による刺激を受けると、肌が防御反応を起こし、角層が厚くなります。すると毛穴がふさがって皮脂が溜まり、ニキビになります。ニキビの原因アクネ菌は、皮脂を好み酸素を嫌う好脂性・嫌気性菌なので、皮脂詰まりが起こるとどんどん増えてしまいます。もともと皮脂を分泌する脂腺が大きいタイプの人は、特にニキビができやすくなります。
また乾燥肌の人やアトピー性皮膚炎がある人も、もともと肌のバリア機能が低下しているのに、保湿成分がマスクの不織布や布についてしまい、そのうえ摩擦による刺激が加わって皮膚炎を起こしやすいのです。さらに暑い時季は、マスク内の汗やムレによって、肌荒れを起こしやすい環境になりますので、注意しましょう。汗荒れが原因で角層が乱れ、毛穴が詰まってニキビが悪化することも多々あります。

【肌トラブルを予防するには、マスク選びを慎重に】
摩擦に関する対策として意識したいのが、マスク選びです。
実は、使い捨ての不織布マスクやガーゼマスクの質にはかなりの差があります。不織布だとマスクとゴムの接着部分にあるトゲのような突起があったり、接着剤がかたまっていたり質が良くないものもあります。
マスクの擦れを極力少なくするために、肌あたりが柔らかく毛羽立ちやゴワツキの少ないものを選ぶことが大切です。
おすすめは、通気性が良く、肌当たりも優しいガーゼマスクです。ただし、サイズも重要です。小さすぎても大きすぎてもNGです。小さいと肌を擦って刺激になりますし、大きすぎると話している時にマスクが上下したりずり落ちてしまったりします。自分に快適なサイズと形を探してみてくださいね。
また、マスクが触れる部分には、いつも以上に保湿クリームをしっかり塗りましょう。
一方、汗やムレに対しては、こまめにふいたり、洗ったりすることが一番の対策です!!汗には水分のほかミネラル分が含まれていますが、これが肌荒れの原因になります。乾いたハンカチだと汗に含まれるミネラル分までは、拭きとれないので、濡らしてしっかりしぼったハンカチで、汗や唾液を吸いとるように拭くことがポイントです。

【マスクをつけている部分も日焼け対策は必要】
また、マスクをつけていると、日焼け対策についても悩むことが多いのではないでしょうか? マスクで覆われている部分は、ほかの部分に比べると日焼けはしにくいけれど、完全に紫外線を防げるわけではありません。このため、マスクをつけている部分にも日焼け止めを塗るのが基本です。特に肌と接着している縁の部分はこすれて日焼け止めが落ちやすいことを留意して、日焼け止めを重点的に塗るようにしましょう。
マスク選びに関しては、厚手で縫い目が密な素材、色は黒いほうが紫外線をカットできますが、暑さ対策を考えると現実的ではないかもしれません。最近は通気性がよく、UVカット機能もあるようなマスクが続々と登場しているので、試してみるのもよさそうですね。
当院では、紫外線によって生じる活性酵素のダメージを軽減する飲むタイプ飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』・『ソルプロプリュスホワイト』をおすすめしています。
酸化と糖化を同時に予防するこれらのサプリメントは、皮膚だけでなく、血管や臓器の老化を予防する効果も期待できます。飲むUVケアをプラスして、体の内側からも"うっかり"日焼けを防止しましょう。

マスク生活はこれからもしばらくは続きそうなので、なるべくトラブルを起こさないようにしっかり対策をしましょう。
是非、ご参考になさって下さい。


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WEB『OZmall』 2020年7月8日掲載

特集「肌が赤くなる人は要注意!肌老化を防ぐ日焼け対策」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
いよいよ夏本番となり、紫外線がピークの時季になりました。日焼け止めはもちろん、帽子や日傘などで万全の紫外線対策を行い、シミやシワなどのトラブルを未然に防ぎましょう!

【日焼けの種類は2タイプに分かれる】
日焼けには、紫外線によって皮膚が赤くなる「サンバーン」と、その後黒くなる「サンタン」の2種類があります。

「サンバーン」→主に紫外線B波によって細胞が傷つき、炎症を起こしている状態。
「サンタン」→紫外線A波による反応で、メラニン色素が過剰生成され沈着して、褐色(黒く)なった状態。

肌タイプは「サンバーン」が強く出るか、ほとんど目立たないかで分けられます。日本人のスキンタイプは、こちらの3つの型に分けられます。

① 赤くなった後、元の肌色に戻る(色素沈着は極めて低い)
② 赤くなってから黒くなる
③ すぐに黒くなる。(ほとんど赤くならず色素沈着が強く出る)

日本人のほとんどが中間の②のタイプです。

【紫外線による肌老化が進みやすいタイプとは?】
紫外線によるダメージを受けやすいのは、サンバーンが強く出るスキンタイプ1型の人です。メラニンを作る力が弱い肌で、細胞がメラニンに守られることなくダメージを受けてしまうため、日焼けによってシミやシワ、たるみなどの肌老化を引き起こしやすく、皮膚がんを発症するリスクも高くなります。一方浅黒いスキンタイプ3型の人は、メラニン量が多く、皮膚内に自前の日焼け止めをもっているようなものです。メラニン色素が紫外線のエネルギーを吸収してくれるので、細胞が傷つきにくいのです。くすみやすく、透明感が出ないことや、肌がゴワつきやすいといった点は悩みどころです。

【日焼けをして赤くなってしまったら?】
日焼けをして赤くなってしまったら、軽いやけどをしたのと同じような状態なので、まずは炎症を抑えるために、冷やすことが重要です。ほてりが冷めてきたらワセリンを塗り、落ち着いてきたら刺激の少ない化粧品でケアしていきましょう。市販の消炎鎮痛剤(ロキソニンなど)を飲むのもよいでしょう。

【細胞を修復させるために体の内側からもケアを!】
たとえ赤くならないスキンタイプ3型の人でも、日焼けが続けば肌老化は進行するので、いずれにしても紫外線対策は必ずしましょう。
残念ながら、浴びてしまった紫外線の害をなかったことにはできません。ただ、抗酸化効果と細胞の修復に役立つビタミンA・C・Eやポリフェノールをたっぷりとると、翌日からの紫外線の影響を防ぐことができます。ビタミンCは黒くなったメラニンを戻す「還元」作用がありますし、紫外線で破壊されたコラーゲンの再生にも欠かせません。トマト、パプリカ、ブロッコリーなど色の濃い野菜のほか、鶏レバー、ナッツ類などを意識してとることがおすすめです。
加えて当院では、紫外線によって生じる活性酵素のダメージを軽減する飲むタイプ飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』・『ソルプロプリュスホワイト』をおすすめしています。
酸化と糖化を同時に予防するこれらのサプリメントは、皮膚だけでなく、血管や臓器の老化を予防する効果も期待できます。
夏は日焼け止めをこまめに塗るなど、万全の対策をしているつもりでも、紫外線の影響は避けられないことも。体の内側からもケアすることで、紫外線の影響を最小限にとどめましょう。

【クリニックでの美白対策】
シミや肌老化を食い止めるなら、積極的に美白やエイジングケアを始めてみてはいかがでしょうか。
抗酸化力の高いビタミンCを大量に入れる『高濃度ビタミンC点滴(メガビタミン点滴)』(初回トライアル¥12,000)はメラニン増加の予防や黒化したメラニンの還元、コラーゲン再生などに役立ちます。内服の50倍量を30分程度で静脈に点滴し、ビタミンCの血中濃度を一気に上げます。

日焼けの炎症が落ち着いたら、『フォトフェイシャルM22』『ピコトーニング照射』でメラニン排泄を促すケアが効果的です。毛穴や小ジワを改善しハリも高まるので、総合的なエイジングケア効果も期待できます。
どちらのメニューにも、肌の代謝を上げる『ケミカルピーリング』と有効成分を肌の内部へと浸透させる『イオン導入』が付いているので、紫外線の影響を受けたゴワついた肌を滑らかにして、みずみずしい肌に回復させます。

当院ではカウンセリング~ケミカルピーリング~実照射まで医師が丁寧に行います。
気になる方はお気軽にお問合せくださいね。

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雑誌『婦人画報』 2020年9月号(掲載ページP169)

特集「年々小さく、眠そうに、垂れていく私の目 これって『眼瞼下垂』?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

顔のパーツのなかでも最も強く印象に残るのが、目元です。歳を重ねるごとにその印象が弱くなり、ぼんやりしてきたことを実感している人は少なくないのではないでしょうか。マスク姿で人と接する機会の多い昨今、より目元のエイジングが気になる、という声も多く聞きます。そして、近年耳にすることが増えてきたのが、「眼瞼下垂」という言葉。目元のエイジングが進むと、見る機能にまで影響を及ぼします。人生100年時代、他人事ではない目元の老化について考えてみませんか。

■手術未満の眼瞼下垂対策
瞼の皮膚が伸び、かぶさってきて重いという人や、まだ手術は考えていないという人には美容医療の選択がおすすめです。
シワやたるみ、凹みには、それぞれ適した治療法がありますが、さまざまな症状が混在している40代以降は、一つの治療で解決するのではなく、いくつかの治療を組み合わせることで、より高い若返り効果が得られます。
当院で中でも人気の照射治療をご紹介いたします。

●照射治療(ウルセラリフト&サーマクールFLX)~世界が認める高いリフトアップ効果
横方向の引き上げと立体的な引き締め。進化した照射治療で総合的にケア
伸びて緩んだ皮膚の奥深くにアプローチしてたるみ改善を狙うのが、2つのマシンによる照射治療です。「ウルセラリフト」は皮膚のごく深く、筋膜や観帯にピンポイントで超音波を照射して、皮膚を土台から引き上げます。「サーマクールFLX」は高周波の熱エネルギーで真皮から皮下組織のコラーゲン線維や筋膜を収縮させて引き締めます。作用する深さや熱の加え方が違う2つのマシンの相乗効果でより高いたるみ改善を狙えます。どちらの施術もコラーゲン産生が促されるため、リフトアップとともに肌のハリ感やキメも高まります。      まぶたのたるみが気になるけれど、手術はもう少し先にしたい......と来院される方が多いですが、この2つを同時に照射すると相乗効果で満足度が高いので手術未満の美容医療としてトライする価値は一十分にあります。
「ウルセラリフト」は熱感や軽い痛みはありますが、直後の赤みは30分程度で目立たなくなります。効果のピークは2〜3カ月後です。「サーマクールFLX」は直後から引き締まりを実感できます。ともにダウンタイムはなく、効果は1年程度持続します。
目元全体が引き上げられて、ぼんやりと眠そうな印象に変化を与えます。施術直後はいまあるコラーゲンの収縮による引き締め効果が、その後は新しいコラーゲンの再生により、長期的に緩んだ皮膚がより引き締まります。

ウルセラリフト
▼治療頻度:年1回(40歳前後まで)年2回(50代以降)
▼効果持続期間:6~12カ月
▼費用:チークリフト¥250,000(『サーマクールFLX』と同日購入で15%off)

サーマクールFLX
▼治療頻度:年1回(40歳前後まで)年2回 (50代以降)
▼効果持続期間:6~10カ月
▼費用:300ショット¥315,000~(『ウルセラリフト』と同日購入で15%)

●『ヒアルロン酸注入』~緩んだ皮膚を土台からサポート
眼瞼下垂があり、額からこめかみの脂肪萎縮が目立つ場合、このエリアの骨上にヒアルロン酸を注入すると、前頭筋と眼窩靭帯を支え、眼瞼下垂の改善が見られます。長期的にはコラーゲンを増やすので、若々しい肌を保つ作用もあります。


是非、ご参考になさって下さい。

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三井住友銀行フリーマガジン『家楽手帖』Vol.11(8月17日発行 掲載ページP12~13)

特集「日焼け、シミ、老化、マスクによる肌荒れを防ぐ 紫外線&マスクに負けない残暑の賢いスキンケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

紫外線といえば日焼けを思い浮かべがちですが、本当に怖いのは肌老化です。残暑も対策は必須です。加えて、マスクによる肌不調に悩む女性も多いこの夏。それぞれどんなケアが必要かお伝え致します。

【日焼けによるくすみに加えて未来のシミやたるみに直結】
紫外線にはUVAとUVBがあります。UVAからは肌の弾力を失わせる影響があり、UVBは日焼けによるヒリヒリやしみ、長期的には皮膚がんの原因になることもあります。紫外線ダメージは1年を通して肌に蓄積されるため、日焼け止めは365日必要です。事実、大人の女性が感じやすいシミやキメの乱れなどの肌老化の原因は多くが過去に浴びた紫外線の影響の蓄積によるものです。今日のケアは未来のシミやたるみを防ぐものと考えましょう。今年浴びた紫外線に対してはインナーケアや市販の化粧品がある程度効果を発揮しますが、1番は対策を怠らないことです。

【皮膚科医が答える紫外線トラブルQ&A】
Q紫外線トラブルに効果的な食材はありますか?
A"抗酸化力"のある食材で肌の老化を抑制
抗酸化力とは、肌の老化を引き起こす活性酸素から細胞を守る働きの事です。紫外線による肌老化にも抗酸化力を高めることは効果的です。食材としては色の濃い野菜やうなぎ、ナッツなどが代表的。一品で効果を期待するのではなく、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、サプリメントで抗酸化ケアをプラスすることもおすすめです。当院では、紫外線によって生じる活性酵素のダメージを軽減する飲むタイプ飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』・『ソルプロプリュスホワイト』をおすすめしています。

Q外出しなければ日焼け止めは不要ですか?
A自宅で過ごす日でも肌は紫外線を浴びています!
明るい窓辺は公園の木陰と同じくらいの紫外線量です。自宅で過ごす日も対策は必要です。SPF35くらいの日焼け止めを、スキンケアの延長として取り入れるのがおすすめです。慶田院長は1年中SPF50・PA++++のサンスクリーン剤を塗っています。SPFが高いから皮膚の負担になるという事はありません。

Qできてしまったシミはセルフケアで消えますか?
A残念ながら難しいです。だからこそ日々の対策をしっかりとしましょう。
一度できてしまった日光性のシミやイボを消すことは難しいので、毎日のケアでダメージを蓄積させないことが大切です。気になるシミは美容医療を取り入れるのも手です。
シミには、レーザーを1兆分の1秒単位で照射する最新鋭の『ピコレーザー』が良いでしょう。境界のはっきりしたシミは、『ピコスポット照射』で、かさぶたにして取ることができます。従来のシミ取りレーザーよりも痛みや皮膚へのダメージが少なく、ダウンタイムも軽くなりました。
▼治療頻度:1回のみ(薄い膜状のかさぶたは5~7日で剥がれます。)
▼効果持続期間:再発しない場合、追加照射なし
▼費用:1ショット¥1,000(全顔照射治療のオプション。スポット照射のみ希望の場合は30ショット以上から。)

また、顔全体の美白と弾力アップには、メラニンを微細に粉砕し排出させる『ピコトーニング』と、皮膚の再生を促す『ピコフラクショナル照射』の重ね打ちが効果的です。
▼治療頻度:1ヶ月に1回を3~4回
▼効果持続期間:3~4カ月
▼費用:¥52,000~

Q今年浴びた紫外線にはどんなケアが有効でしょうか?
A肌の代謝を高めてメラニンを排出しましょう。
紫外線を浴びる都皮膚内にメラニンが過剰に生成され、肌を黒くします。スキンケアや規則正しい睡眠によって肌の代謝を高め、メラニンの排出を促進しましょう。また、クリニックのケアとしては、黒くなったメラニンを白く戻す作用のあるビタミンCを大量に点滴静注する『高濃度ビタミンC点滴』や、ターンオーバーを高め、メラニン排泄を促す『ケミカルピーリング』、美白効果の高い白雪注射やトラネキサム酸などの有効成分を、傷をつけずに肌に導入する『プラズマシャワー』も夏の終わりのケアとしては最適です。

【マスクが手放せない今だから正しいケアを マスクによる肌不調を改善】
摩擦による炎症や肌のバリア機能の低下に注意!
マスクがこすれることで肌のバリア物質が剥がれ落ち、荒れやすい状態になってしまうことが主な原因です。加えてマスク内が汗で蒸れると、さらなる乾燥や炎症を引き起こすこともあります。日中は濡らしたハンカチで汗の成分をこまめに吸い取り、乳液などで保湿をしましょう。スキンケアでは水分保持機能が高いアイテムを使用し、必要ない場面ではマスクを外すことも大切です。

◆4ポイントでトラブルをガード◆
①汗をかいたらこまめに吸い取って保湿を
汗の成分で炎症を起こすことがあります。吸い取る&保湿を習慣にしましょう。
②スキンケアで肌のバリア機能をUP
肌に水分を抱えてくれるセラミドやヒアルロン酸がおすすめです。
当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」(銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g ¥5,000税別 )がバリア機能を高め、肌をやさしく守るので人気です。水分保持力・抗炎症作用が高く、しっとり感がありながら重すぎず塗り心地がよいので、顔から体まで全身に使用している方が多くいらっしゃいます。
③腸内環境を整える食材を取り入れる
腸内環境が悪化すると肌のバリア機能が低下します。インナーケアも大切にしましょう。
④ときにはマスクを外して肌を解放
人と接しない場面や野外では周りをみてマスクを外してみてもよいでしょう。

是非、ご参考になさって下さい。

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雑誌『女性自身』 2020年8月11日号(掲載ページP130~132)

特集「紫外線を浴びずに済む夏、体の中からもUVケアを 医師が教える美白レシピ5」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

歳を重ねるにつれ、シミやくすみが目立ってくるのは、細胞の酸化を抑える抗酸化力が落ちてくるのが主な原因。対抗するためには、抗酸化作用の高い食品を日々の食事に取り入れ、体の中からのケアも意識していきましょう。
 夏といえば海水浴ですが、今年はコロナ禍により海開きを中止した海水浴場も少なくありません。〝おこもりムード〟が継続するこの夏は、外で紫外線を浴びる機会が減り、美白に磨きをかける絶好のチャンスといえそうです。
ただし、夏は室内でも紫外線には油断できません。紫外線は酸化の大きな原因。細胞の酸化とは体のサビともいえるもので、蓄積すると体全体の老化につながっていきます。紫外線を浴びてメラニンが発生し、シミやくすみができるのも、酸化ダメージの1つです。
 美白を目指すには、この酸化をブロックしなければなりません。若いときは体に備わっている抗酸化力のおかげで乗り切れますが、30代後半からはその力が衰えてきます。

【"美白"に効果的な食材を一挙ご紹介!】
 そこで、慶田院長が提案するのが、抗酸化作用の高い食品を積極的に取り入れた食事です。栄養素でいえば、ビタミンA、C、E、そして様々なポリフェノール類。これらを豊富に含む食品を意識してとりましょう。抗酸化物質を多く含むのは、色素が濃く、カラフルな野菜と覚えると、食材選びに役立ちます。その代表が、トマト、パプリカ、にんじん、かぼちゃ、ナス、紫キャベツ、ブロッコリー、オクラ、モロヘイヤ、アスパラガス、インゲン、ズッキーニなど。
肉では、鶏や豚のレバーにビタミンAが豊富です。魚なら、サーモンやエビはアスタキサンチンを多く含みます。アスタキサンチンは、サーモンや甲殻類などの赤い色の元となる色素で、高い抗酸化力を誇ります。
 フルーツやナッツ類にも抗酸化作用の高いものが多い。スイカ、ブルーベリー、キウイフルーツ、オレンジ、グレープフルーツ、アーモンド、くるみなどを料理やデザートに取り入れてみてはいかがでしょうか。ただし、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類は、朝食に食べるのは避けたほうがいいでしょう。ソラレンという紫外線吸収物質を含むため、日焼けを促進するといわれているので、食べるなら日没以降の時間帯が安心です。
 慶田院長おすすめの抗酸化作用の高い食材を使ったレシピを、料理研究家の木村幸子さんに考案いただきました。毎日の食卓に取り入れるのはもちろん、料理のヒントにしてみてはいかがでしょうか。
夏場なので、食欲が落ちているときでも食べやすく調理することがポイントです。スパイスを使って食欲をそそるよう仕上げたり、冷製スープなど喉越しがよく飲み込みやすいメニューを取り入れたりと、工夫してみましょう。
大事なのは、毎日続けることです。紫外線による酸化ダメージを、その日、その場で迎えうつことに意味があります。また、特定の食材に集中せず、複数の食材を組み合わせましょう。チームで働かせてこそ、効果が高まります。この夏は、おうちでおいしく美白ケアをしてみるのはいかがでしょうか。
また、サプリメントでUVケアをプラスすることもおすすめです。当院では、紫外線によって生じる活性酵素のダメージを軽減する飲むタイプ飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』・『ソルプロプリュスホワイト』をおすすめしています。酸化と糖化を同時に予防するこれらのサプリメントは、皮膚だけでなく、血管や臓器の老化を予防する効果も期待できます。
是非、ご参考になさって下さい。

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雑誌『家庭画報』 2020年9月号(掲載ページP184)

特集「マスク必須時代のプロの技術教えます『今こそ"軽やかな"目力を』」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

マスク着用がマストとなり、以前にも増して、目もとの大切さがクローズアップされる時代です。人に与える印象を決定づける、新しいライフスタイルにふさわしい目力とはどのようなものでしょうか。明日から実践したい成熟世代のための目もとの肌悩みをケアするお手入れ法をご紹介致します。

【デリケートな肌に刺激を与えない心がけを。進化型保湿で透明感とハリを高めましょう。】
摩擦による刺激が目もとをくすませる大きな要因です。最近のメイクは落ちにくいので、クレンジングの際に力を入れて擦ってしまう人が見られます。一方で、クレンジング不足の人も。落としきれずに残ったメイクが目に見えない炎症から色素沈着を招き、くすみにつながります。優しくオフするには、洗浄力の高いオイルクレンジングを採用し、しっかりメイクの日は専用のリムーバーを使い、丁寧に落とすことを心がけましょう。そしてまぶたの透明感のために欠かせないのが日々の保湿ケアです。角層が潤い、表面のきめがなめらかに整うだけで、印象が明るくなります。保水力に優れたヒアルロン酸などでふっくら感を保てば、メイクのシワへの落ち込みを防ぐこともでき、軽やかさと清潔感のある目もとになります。バリアが薄く刺激を受けやすいパーツなので、保湿ケアでバリアを守ることはエイジングへのブレーキにもなります。

■ポイントメイクの落とし方
① コットンを折ってまつ毛をはさみ、しばらく待つ
摩擦を防ぐために、クレンジング剤の量はたっぷりと使用します。残りやすいのがマスカラです。まつ毛を上下からはさみます。

② 汚れを移し取ったコットンをそっと滑らせる
メイク汚れが浮き上がるまで待つのがポイントです。指先に力を入れないように留意して、まつ毛の根元から毛先へ。

③ 残ったメイクはコットンの折り目を当てて
コットンの汚れがついていない部分を折り、折り目をそっと当てて横に滑らせ、アイラインなどを落とします。

慶田院長も愛用しているナビジョンDRメーククレンジングオイルは、当院でも大人気です。テクニック不要でサッと落ちる上、潤い成分も高いので安心してお使い頂けます。
ナビジョンDRメーククレンジングオイル 
銀座ケイスキンクリニック取扱い ¥2,500(150ml)

目元のちりめんジワによるくすみには『スカーレットS(ニードルRF)』がおすすめです。25本のマイクロニードルから真皮~皮下組織に直接高周波(RF)が照射され、皮膚の入れ替えと再生を促進します。コラーゲン繊維が増生し肌のハリが高まることで、毛穴が引き締まり、ちりめんジワを解消します。目の下のギリギリまで照射が可能なので、クマによるくすみにも効果的です。当院では照射後に、肌の再生を後押しする3種類の成長因子が配合されたダーマヒールの導入パックがサービスでついています。さらに効果を高めるには、サイトプロMDの導入もオプションでお付けください。骨髄幹細胞由来のサイトカインの力で若々しい目元に変わります。

是非、ご参考になさって下さい。

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雑誌『週刊女性』7月14日号(掲載ページP98~P99)

【10年後の肌が変わる!? 紫外線対策は「外から」「内から」のダブルケアで!】
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

シミやシワといった肌トラブルの原因ともいわれている紫外線。猛暑が予想される2020年の夏を前に、"ついうっかり"日焼けを防止するための最新対策ポイントをお教えいたします!

●肌老化の原因の80%は「紫外線」!
紫外線は3月末くらいから徐々に強まり、6月から7月にピークを迎えます。また、雨あがりにより強く降り注ぐといわれていますので、雨や曇りの日が多い梅雨の期間も油断せずしっかり対策するようにしましょう。年齢を重ねるとともに、シミやシワ、たるみといった肌トラブルに悩む女性は少なくありませんが、実は、その原因の8割は紫外線、2割が加齢だといわれています。つまり肌老化は歳のせいではなく「紫外線のせい」で起こるものなのです!また、恐ろしい皮膚がんは、日焼けを起こす力が非常に強いUV-Bを浴び、傷ついていたDNAを修復するときの「直し間違い(突然変異)」によって起こることもわかっています。紫外線対策と聞くと、シミやシワ予防など、美肌ケアの一環というイメージがあるかもしれませんが、肌トラブルが気になる女性よりも、むしろ成長期で細胞分裂がさかんなお子さんこそ、毎日しっかりUV対策をするべきです。外で元気に遊び真っ黒に日焼けすることが「健康な子どもの証」とされたのは過去の話です。10年後、20年後に後悔しない肌・健康を維持するためにも、これからは美肌をめざす女性はもちろん、お子さんも含めた家族全員でしっかり紫外線対策に取り組んでいきましょう!

◆美肌&エイジングケアにつながる!「内側ケア」3つのポイント◆
①抗酸化成分を補給しよう!
老化や体の‟サビ"の原因といわれる活性酸素を消去するためにも、ビタミンA・C・E、リコピン、アスタキサンチンなど「抗酸化成分」の補給を!
②肌細胞の「材料」を摂ろう!
肌表目の「角質」に潤いを与え、外部刺激からのバリア機能を高めるためにも、セラミドやコラーゲンなど肌細胞の材料を補給しよう。
③腸内環境の改善をめざそう!
食事で補った抗酸化成分やコラーゲン、セラミドをしっかり吸収するためにも、ヨーグルトなどの発酵食品で腸内環境も整えよう。

●今や紫外線対策は「ダブルケア」が基本
実際にどのような対策をすれば良いのでしょうか。一番、身近で手軽なのは「日焼け止めを塗る」「日傘や帽子を使う」といった体の"外側"からのケアです。直射日光にあたらないように心がけていても、家の窓際にいるだけで日焼けしてしまう恐れもあることから、洗顔から化粧水、そして日焼け止めを塗るまでを毎朝のスキンケア習慣として欲しいところです。今年はマスクを着用する機会が多く、マスクで隠れる部分にはファンデーションをつけないという人もいますが、紫外線はマスクを透過して肌へと届きますので、日焼け止めは顔全体にしっかりとつけるようにしましょう。
しかし、こうした「塗るUVケア」は、汗や皮脂によって崩れたり、マスクでこすれてはがれたりしてしまうこともあります。またきちんと日傘をさしていても「アスファルトからの照り返しで日焼けしちゃった...」なんて声も聞かれます。そこで今、推奨しているのが、食事や睡眠などの生活習慣の見直しや、紫外線対策ができるサプリやドリンクを摂るといった、"体の内側からのケア"をプラスすることです。
2020年5月にトレンド総研と(株)明治が共同で発表した『紫外線対策の最新トレンド』でも、今年はUVケアの面倒さと物足りなさを補う「秒ケア」と「インナーケア」の人気が加速すると予想されており、これまでは美容意識が高い女性を中心に広まっていた「飲むUVケア」が、紫外線対策の"常識"になると注目されているのです。

◆2020年夏の注目は...「秒ケア」&「インナーケア」!◆
【時間をかけずにより手軽に!「秒ケア」】
外出自粛や在宅勤務の推奨によってメイク時間も短くなっている今、スプレータイプの日焼け止め、紫外線対策マスクなど、手軽&時短アイテムが人気となる予感!

【体の内側から紫外線対策「インナーケア」】
メイクよりも「体のなかからキレイ」への意識が高まり、UVケアもサプリやドリンクなどを含めた体の内側からのケアが注目されそう!

●ヨーグルトも新登場!「飲むUVケア」に注目!
従来の塗る・外側からのUVケアに、「内側からのケア」をプラスすることは、皮膚だけでなく、髪や目、首など全身をくまなくケアできること、エイジングケアや健康維持にもつながるなどさまざまなメリットがあります。
実際、患者さんに、紫外線対策のサプリメントを処方することも多く、紫外線を浴びても肌が赤くヒリつかなくなった、目の充血が気にならなくなったなど、多くの方が一定の効果を実感されています。猛暑予想&マスクに着用の機会の多さから、日焼け止めの崩れが心配される今年の夏は、飲むUVケアをプラスして、体の内側からも"ついうっかり"日焼けを防止しましょう!
当院では、紫外線によって生じる活性酵素のダメージを軽減する飲むタイプ飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』・『ソルプロプリュスホワイト』をおすすめしております。酸化と糖化を同時に予防するこれらのサプリメントは、皮膚だけでなく、血管や臓器の老化を予防する効果も期待できます。
銀座ケイスキンクリニック取扱い
ヘリオケアウルトラD 1箱(30カプセル/30日分) ¥6,000
ソルプロホワイトプリュス 1箱(30カプセル/30日分) ¥5,000

また今年は、飲み続けることで紫外線から肌を守ることができる飲むヨーグルトも新登場しています。「秒ケア」と「インナーケア」を同時にかなえるアイテムとして話題を集めています。スーパーなどで購入できる手軽さで、SC-2乳酸菌、コラーゲンペプチド、スフィンゴミエリンの3つの成分による「抗紫外線作用」「抗乾燥作用」の嬉しい機能を持つ機能性表示食品です。乳酸菌によって腸内環境が整うと、食事からの栄養が吸収しやすくなる、肌表面の水分量やバリア機能が高まるなどの効果が期待できますし、ヨーグルトでUVケアもできるというのはいいですね。インナーケアの第一歩として、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

是非、ご参考になさってください。


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雑誌『レタスクラブ』2020年7月号(掲載ページP98~P105)

【皮膚科医もひそかに実践している色白美人さんの夏習慣】
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

紫外線対策の基本は日焼け止めを毎日塗ることですが、「ベタつくのが嫌いで」「面倒くさい」と塗っていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。今はずぼらさんにピッタリのUVアイテムが多数出ているようです。色白美人さんの習慣をまねて、今年は焼かない宣言をしましょう。

一度浴びた紫外線の影響はリセットされず蓄積されて、5年後10年後の肌に現れます!
【焼かない習慣3か条】
1. 気が緩む室内こそ避ける
2. 日焼け止めは重ねるのが新常識
3. 最新UVカットアイテムで賢く時短美白

◆色白美人の夏に一日に密着◆
意外とらくに続けられるコツが満載です。できるところからお試しを!

◎MORNING
●カーテンをあける前にまず日焼け止め!
朝一番、太陽の光を浴びる前に「全身に日焼け止めを塗る」ことを習慣に。顔は洗顔後にス
キンケアを済ませてから日焼け止めを2度塗り。体も洋服を着る前に細部まで塗っておくと塗りムラがふさげて安心です。
★Point
・スキンケアの最後に日焼けどめを2度塗りしましょう。
・点置きしてから伸ばせば一気に塗れて時短になります。
・家の中でも紫外線は降り注ぎます。全身はくまなく塗るのが正解です。
・紫外線対策に朝トマトが効果的です。
・飲む日焼け止めで徹底ケアをしましょう。

●2~3分のごみ捨ても日よけ対策はマスト!
ゴミ出しや植木の水やり、子供の見送りなど、ほんの少しの積み重ねがシミになってしまいます。家まわりでも紫外線を直接浴びる場合は帽子や日傘、サングラス、アームカバーを必ず装着しましょう。
★Point
・玄関や自転車のカゴに日よけグッズを置いて「うっかり」を防止しましょう。
・ゴミ出しのように両手が塞がるシーンなら、日傘の代わりにつば広帽とアームカバー、さらに長ズボンなどで肌の露出を抑えたスタイルにするとよいでしょう。

●洗濯物の外干しは室内で下準備!
外にいる時間を短縮するため、大物以外は室内でハンガーに掛けてから、まとめて屋外へ。物干しざおに掛ける際は、日光が顔に当たらないよう、太陽を背にしましょう。
★Point
・日差しを正面で受けるのは避けましょう。

◎AFTERNOON
●紫外線対策メイクはミルフィーユ塗りで重ねるのがポイントです。
ベースメイクは日焼け止めを塗った肌に、UVカットの化粧下地、ファンデ、パウダーを重ねて、UVブロックの層を作ることが大事です。すり込まず、肌に乗せるように重ねることでブロック効果が持続します。
★Point
・化粧下地、ファンデを重ねることでUVカット率がUPします。
・UVパウダーはヨレないようにポンポンとのせましょう。
・リップも忘れずに、UVリップを塗りましょう。

●家から一歩でも出たら、三種の神器を常に携帯しましょう!
①UVカット99%以上の日傘
「紫外線遮光率」の高い機能的な生地を使用したアイテムを選びましょう。
②UVカットのクリアサングラス
クリアレンズならだて眼鏡感覚でかけられて、シーンを選びません。もちろん室内でもOKです。
③変装レベルのつば広帽
紫外線を100%カットする完全遮光の生地を用いたつば広のハットタイプがおすすめ。
★Point
・化粧直しグッズのほか、塗った日焼け止めが落ちないように汗対策グッズも忍ばせましょう。携帯用のミニ扇風機、冷却タイプの汗拭きシート、首に巻ける手ぬぐいなどを持ち歩くと安心です。
・カラス女にならないようにUVカット素材のウェアを上手に組み合わせましょう。
・半袖になるときはアームカバーを忘れずに着用しましょう。
・UVカットのカーデを羽織れば手軽に日焼け対策ができます。
・足元はUVカットのレギンスがおすすめです。

●近所のお出かけや散歩でも化粧直しは必須です!
化粧直しの目安は2~3時間起きです。出先で汗をかいたなと思ったら、こまめにティッシュで押さえて塗り直しをしましょう。
① ミスト化粧水をひと吹き
顔全体にミスト化粧水を吹きかけ、崩れたメイクや皮脂を適度に浮かせながら潤い補給をしましょう。
② ティッシュで押さえる
ティッシュをシワにならないように半分に折り、顔に当てて軽く手で押さえ、浮かせた汚れを取り除きましょう。
③ 日焼け止めを塗る
化粧を落とした部分に日焼け止めを乗せます。汗で落ちやすい部分は重ね塗りしてガードします。
④ UVパウダーで押さえる
パウダーをスポンジにとり、Tゾーンなど化粧崩れしやすい部分を押さえて仕上げましょう。
★Point
ボディも一日1~2回塗り直しをしましょう!擦れたり汗をかいたりしやすい部分を汗拭きシートなどで拭いてから塗り直しましょう。

◎NIGHT
●日焼け止めを落としたら即・保湿が大切です。
せっかく紫外線から肌を守っても、日焼け止めを付けたまま寝ると肌老化が加速します。メイクと同様に塗ったら必ず落とし、美白アイテムでしっかり保湿しましょう。
洗顔後はいつものスキンケアを美白ラインにチェンジ。肌を潤しながらメラニンの生成を抑え、排出を促すことで肌の代謝を挙げて未来のシミを予防しましょう。

●万が一の日焼け後はとにかく冷やしましょう。
赤くなった日焼けはやけどと同じです。まずは冷水でぬらしたタオルや冷水シャワーを患部にあててクールダウンしましょう。炎症が落ち着いたら低刺激のワセリンを塗って保湿するのが正解です。
★Point
・焦りは禁物! 美白アイテムは1~2日開けましょう!
日焼けした肌はとっても敏感です。翌日もシンプルな保湿ケアにして、美白アイテムを使うのは1~2日開けるのがベターです。焦るとシミや肌荒れの原因になります。

◆その「うっかり」がでかジミに!塗り忘れ危険地帯◆
紫外線は上からだけではなく、いろんな角度から攻めてきます!鏡に映らない部分もしっかりガードしないとデカジミ発生の危険があります。

『フェイスまわり編』
化粧水をチャッチャとつけている人は要注意です!いつも気にしない凹凸部分、際も入念にケアしましょう。
★フェイス周りの塗り方POINT
1. 耳、首、胸元までまんべんなく塗りましょう。
2. 5百円玉硬貨大を二度塗りしましょう。
3. すり込まず、肌に乗せるように心がけましょう。

◎うっかりNo.1 耳&耳裏
耳の縁は特に紫外線が強く当たる部分です。指先に日焼け止めを取り、凸凹になぞるように耳の内側、耳裏までしっかり重ね塗りしましょう。
◎うっかりNo.2 うなじ
髪で隠れる人も髪が揺れて紫外線が入りこむため、首裏&首筋を上から下までまんべんなく塗ること。塗りにくい場合はスプレータイプを活用しましょう。
汗で髪がくっついて日焼け止めが落ちやすい部分は多めに重ねましょう。
◎うっかりNo.3 髪の生え際
スキンケアの流れで顔まわりの髪をあげたまま、指先を使い生え際に沿ってきっちり塗り重ねることが重要です。前髪を下す場合も忘れずに行いましょう。
◎うっかりNo.4 小鼻の脇
皮脂が出やすい小鼻周りは焼けるとメラニンが増えて黒ずみ毛穴の原因になります。小鼻の際まで指先で丁寧に塗り重ねて隙なくカバーしましょう。
◎うっかりNo.5 デコルテ
洋服によってはうっかり焼けの危険地帯。特に紫外線を受けやすい鎖骨部分を中心に、肩、胸元まで広めに塗っておくと安心です。

『ボディ編』
洋服を着るからといって油断は禁物です!隠れる部分も広めに塗りましょう。
★ボディの塗り方POINT
1. 服を着る前に塗りましょう。
2. 服で隠れる部分も広めに塗ると安心です。
3. たっぷり二度塗りがマストです。
4.状に肌に直接出して塗り広げましょう。
※ストロー幅ほどの線状に出し、大きな円を描くように塗り広げるとムラができにくくなります。

◎うっかりNo.1 洋服の際
着用する洋服に合わせて袖や襟、背中周り、ボトムのすそなど、洋服がズレて肌が露出しやすい部分は広めに塗っておきましょう。
・背中は塗り忘れやすいので、念入りにチェックしましょう。
・ずれやすい部分は服の中までしっかり塗りましょう。
・手が届きにくい部分はスプレータイプを使用すると良いでしょう。

◎うっかりNo.2 足の甲、かかと、指
靴を決めて肌の露出部分をチェックします。サンダルの場合は甲から指、かかとまで念入りに。紫外線を受けやすい甲は3回重ねても良いでしょう。
・サンダルならかかともしっかり塗りましょう。
・日が当たりやすい甲は指まで念入りにケアしましょう。甲に日焼け止めを線状に出し、手のひらで均一にします。

◎うっかりNo.3 手の甲
手の甲は常に露出しているので日焼け止めはマストで。腕と一緒に塗ってから、全身終えてからもう一塗り、外出時はその都度指まで塗り直しましょう。

◆最新 意外と知らないUVケア事情◆
環境の変化に伴い、UVケア方法やアイテムも毎年少しずつ変化しています。そこで、最の新UV事情をチェックしてUVケアの偏差値をあげましょう。

●曇りや雨の日も一年中紫外線対策を!
日焼け止めは、洗顔・保湿と並んで欠かせないスキンケアの一つです。夏だけではなく365日、日の出から日没まで塗るのはマストです。特に紫外線量が多くなる3月から10月までは徹底したケアを心がけましょう。
天気が悪いと「まあいっか」と手を抜きがちですが、雨の日でも晴天の30%程度の紫外線が降り注いでいるので要注意です!

●低刺激の日焼け止めがカバーUP!
SPFやPA値が高いと肌に負担をかけると思われがちですが、最近では低刺激の日焼け止めが進化。肌にやさしい処方のカバーカの高いものが続々登場しています。

●髪も頭皮も肌同様にUVケアが必須!
照りつける日ざしは髪と頭皮にも悪影響大です。紫外線によって髪のキーティクルが剥がれやすくなり、パサつきや退色の原因になります。また頭皮の日焼けは抜け毛につながるため、髪用のUVスプレーと通気性のいい帽子は必須です。
★Point
1. UVカット処方のスプレーを活用しましょう。
2. こまめに髪の分け目を変えましょう。
髪の分け目やつむじは日光が直接当たるため、同じ場所に集中しないように分け目の位置をこまめにチェンジしましょう。ギザギザにして頭皮を隠すのも効果的です。

●進化した落ちない日焼け止めが続々登場!
夏の強い日ざしや汗にも負けないパワフルな日焼け止め。ことしはこれまでブロックしていた太陽の光や熱を味方にして紫外線の防御力をUPさせる新発想のアイテムに注目です。

●朝のかんきつ類はシミの原因に!
フルーツはもちろん、スムージーも食べるならタ方にしましょう。ビタミンCなど美肌にいい抗酸化物質が豊富なかんきつ類ですが一方でオレンジやグレープフルーツ、レモンなどに含まれるソラレンは、紫外線への感受性を高める要注意成分です。朝摂取すると日中受ける紫外線でシミができやすくなるので、かんきつ類を食べるならタ方以降にしましょう。

●焼かない&涼しいウェアが進化中!
子どもと公園で遊ぶときやウォーキングなど、アクティブなシーンにはUVカット素材のウェアを着ましょう。軽くて通気性がよく、淡い色でも紫外線をしっかり遮断します。アウターならはおるだけの手軽さです。ラッシュガードやUVカットウェアで完全防備がおすすめです。

●紫外線対策は食べ物でできます!
紫外線対策には、ビタミンエースと呼ばれるビタミンA.C-Eやリコピン、アスタキサンチン、アントシアニンなどのポリフェノール、またたんぱく質をたっぷり含んだ食材がおすすめです。野菜ならカラフルな緑黄色野菜、果物ならキーウィやブルーベリー、肉&魚ならとり肉や鮭を積極的に摂ってみてください。

●気になるシミは皮膚科へ!
できてしまったシミは、化粧品や食事などで完全に消し去ることはできません。レーザー治療などで消し取ることはできますが、シミは種類によって治療法が異なるため、まずは医師による適切な診断が重要です。
皮膚を病理から理解している皮膚科専門医や形成外科専門医が診察するクリニックを選ぶと安心です。また、シミの種類ごとに最適な複数のレーザー機器を扱う医療機関がおすすめです。名医も最適な道具なしには治療ができません。
シミやくすみを消し去り、均一な肌色に整えるレーザー治療などの美容医療を、定期的に取り入れていくと、老化を遅らせることができるので、5年後、10年後に差がつきます。
当院ではお肌の状態を拝見し、シミやくすみに応じてさまざまな照射機器や、ピーリング等を組み合わせた治療をご提案しています。
お悩みの方は、是非お気軽にご相談にお越しください。


雑誌『VOGUE』2020年7月号(掲載ページP70~P72)

【ビューティーは、継続主義!100年時代を美しく生きる。】
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

~現代を生きる女性たちは、より美しくなっていますーそれは紛れもない事実。ランウェイを闊歩するモデルも、ショービズ界の最前線で歌うディーヴァもひと昔前よりぐんと年齢の幅が広がりました。だが、私たちの体内に埋め込まれた時計は基本的には変わっていない。人生100年時代にあって、美しく充実するためにはそれ相応のケアが必要です。たとえば衰えていく筋肉や変化する女性ホルモンとどう付き合うべきなのでしょうか?その時々の美しさを、どう引き出すべきなのでしょうか?100年時代の新たな美の基準と哲学を探る旅に、VOGUE JAPANと出かけましょう。~

アニメ「サザエさん」のフネさんはなんと、まだ50代前半。だがいまどきの50代といえば、現役ど真ん中です。今季のバルマンに登場したヘレナ・クリステンセンは51歳。30代、40代のモデルと個々の美しさを放ち、彼女からは衰えを感じません。このように、活躍できる時期が大幅に長くなっているのだから、私たちはライフプランをも更新する必要があります。40代になれば、体の機能は落ちて当然です。ないものねだりをするのではなく、生命力を充実させ、個性に合った美を追求することが鍵になります。"美しさ"は"健康"であることと同義と言えます。目指すべきは、健康でサステナブルな美しさ。ホルモンや肌、筋肉、食という要をおさえ、100年時代も輝いていきましょう。

■30s  なだらかに抗酸化物質が低下。
光老化から肌を守り、 リカバリーが効くうちに行動を。
生命力が強い20代は徹夜したり暴飲暴食をしたりしても案外キレイですが、うまくいかなくなってくるのが30代。この時期に、フォトフェイシャル(半年に1回、35歳からは年3回が目安)やケミカルピーリングを始めましょう。この年代は治療効果が出やすいので、利回りのいい肌貯金と言えますね。また、白髪が出てくる前にデリケートゾーンの脱毛もおすすめです。30代の肌は"先手必勝"です。
活発な30代の時こそ、ヘルスリテラシーを上げて未来への投資をする年代です。

■40s 食事もトレーニングも適正に。
バリア機能が落ちても、皮膚細胞のターンオーバーで対応。
たるみやシワが本格化し、顔の下半身にだぶつきを感じるなど肌の衰えを痛感するのも40代。サーマクール(タイトニング)、ウルセラ(リフトアップ)を活用するのも手。また、夏に限らず、飲む日焼け止めを欠かさないなどインナーケアも大切にしましょう。

■50s 生活習慣が肌と体に表れる。
何事も手遅れではないから、美容医療や運動と真摯に向き合う。
美容医療をしてこなかった人は続々とシミ(その8割は、老人性疣贅というイボ)が出現するので、まずはそれをとること。シワはたるみが原因なので、いきなりヒアルロン酸注入で埋めない。顎と両ほほの3点に注入して引き上げると自然に引き上がり、シワとたるみが自然と目立たなくなります。

◆これからの時代のビューティー新常識◆
●末長く受け続ける、フォトフェイシャル。
値段もこなれていて、ほどよく熱を入れて、赤み、ニキビ、シミなどさまざまなトラブルに効果的なのがフォトフェイシャル。ダウンタイムもほとんどない施術ながら、30代から始めるとリターンが大きいです。思い立った時にアグレッシブなメニューを受けて安心するよりは、年に数回受けるフォトフェイシャルの方が"美肌貯金"になります。予算に応じた継続性ある美容医療は効果大です。

●室内での紫外線対策、飲むUVケア。
紫外線は室内でも降り注ぎますから、SPF50を使うのがおすすめです。今は劣化しにくい紫外線吸収剤が増えているので、肌へのダメージは気にしなくてOKです。紫外線によって生じる活性酵素のダメージを軽減する飲むタイプのUVケアも合わせて活用しましょう。

●夕食だけを糖質少なめにする、ゆる糖質オフ。
炭水化物カットで痩せる人が増えてきていますが、糖質が不足すると判断力が落ちたり免疫力が低下したりとトラブルの元になります。高血糖が続くと血管がぼろぼろになってしまうので避けるべき、炭水化物を適度に抑えたベジファーストが理想的です。

●筋膜や筋肉の柔軟さを重視する"柔らかファースト"。
糖質カットし過ぎて、筋肉だけのことを考えたムキムキで体脂肪率を極端に下げた人は、風邪をひいたりヘルペスができたりしやすい傾向があります。生活を含めた柔らかさ重視のワークアウトへ切り替えましょう。

●医師と綿密に話し合い行う、ミニマムなヒアルロン酸。
注入しすぎ、あるいはフィラーを不必要に入れている期間が長すぎて、皮膚がのびてしまう過剰注入症候群が全世界的に増加中です。委縮した骨と脂肪を補強するヒアルロン酸注入は若返りに欠かせませんが、注入にあたっては腕の良いドクターに相談して少しずつ、必ず照射と組み合わせながら行うべきです。40代なら、少量のヒアルロン酸注射で調整するくらいがベター。全体のバランスをみて時には止めてくれるドクターが信頼できます。

●年齢で少しずつ脱毛する、デザインアンダーヘア。
自己処理で剃ると角質のバリアがとれてしまうし、感染症のリスクも。医療用レーザーのVIO脱毛は、回数を重ねればほぼ永久脱毛が可能。ですが、今後どういう趣味嗜好になるかわから ない20 ~ 30代は、量を減らすだけに とどめた方がいいです。段階を経て少しずつ減らす感覚で、自分なりのデザインをしていくのがおすすめです。40代以降は自分に自信もつき、ハイジニーナを選択する人の割合が増えてきます。

●美しさのピークは、"何度も"やってくる。
自分のピークをどこかに決めてしまうと、結果として過去の美しさにしがみつくことになります。10年ぶりにパリコレに復帰した冨永愛さんのように、その年齢にしかない美しさが存在し、旬はゆるやかに何度もやってきます。加齢サインが嫌われるのは、不幸そうに見えたり疲れて見えたりするからです。健康的であれば幸福に見えるし、鏡を見て自分もご機嫌でいられるはずです。健康的で幸福な日々の中で美しさを目指しましょう。

◆ずっと動けるからだ◆
固まった姿勢・筋肉・筋膜を改善。そこで初めて筋トレに取りかかれる。
筋肉や血管の質、それに腸内環境は、40歳以降にどんどん個人差が大きくなります。筋肉は熱を生むモトとなるし、支える筋肉がないと関節=交換のきかないパーツも磨耗してしまうので、ほどよく筋トレをしましょう。
ただし、体脂肪率にこだわるあまりに痩せすぎてしまうと別の問題も生じるので注意を。免疫力がきちんと発揮されるのは、 "ちょいポチャ"体型なのです。BMIでいえば22 ~ 23、体脂肪が25%程度であれば、わざわざ痩せる必要はありません。 脂肪を減らす努力より、しなやかな筋肉を育てる努力をしましょう。それが100年時代の正しいトレーニングであり、最強の美容法です。

是非、ご参考になさってください。

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雑誌『MAQUIA』2020年7月号(掲載ページP134~P139)

【今こそ、毛穴のケアしどき!皮脂、乾燥、黒ずみの3大悩みを克服せよ 
夏毛穴100問100答】に慶田院長の監修記事が掲載されました。

気温の上昇とともに開きや黒ずみ、皮脂詰まりが気になりやすい「毛穴」。夏の毛穴には一体何が起きている?タイプ別に毛穴悩みも詰まりもすっきりクリアにするコツを、専門家がレクチャーします!

Q1夏毛穴にはどんなタイプがあるの?
Aテカリ・乾燥・黒ずみの3タイプ
大きく分けると、皮脂の過剰分泌によるターンオーバーの乱れによる「テカリ毛穴」、汗の蒸発や紫外線による「乾燥毛穴」、皮脂の酸化やメラニン量の増加によって目立つ「黒ずみ毛穴」3タイプ。

【テカリ毛穴】皮脂の過剰分泌によってターンオーバーのリズムが乱れると毛穴の出口がふさがれ、内部の古い角質や皮脂が混ざり合って詰まって毛穴を押し広げている。

【乾燥毛穴】紫外線の防御反応として急速に角層が厚くなり、水分保持力が低下&毛穴が目立つ肌に。また、汗のミネラル成分などが刺激になり軽い過角化状態になることも。

【黒ずみ毛穴】
皮脂の酸化や紫外線によるメラニンの増加によって毛穴がリング状に黒く見える状態。他にも、産毛の断面や毛穴に落ちる影によって黒く見える場合も多い。

■角栓が詰まっているなら→『アクアフェイシャル』がおすすめ
過剰な皮脂分泌やターンオーバーの遅れによる古い角質の停滞で「角栓」が形成され詰まってしまっている状態です。
『アクアフェイシャル』は、水流の力で肌の余分な角質と汚れをオフします。小さいヘッドがバキュームのように肌に吸い付いて、ピーリング液で溶かした角栓を溶かしながら一緒に汚れをキュキュと吸い上げてくれる仕組みです。痛みは全くなく、施術時間は10分ほどです。

■触ってもザラつきがない 角栓を取っても毛穴が黒いなら→『ピコレーザー』がおすすめ
毛穴の入り口に沈着した過剰なメラニンが原因です。別名「毛穴ジミ」とも呼ばれ、ニキビなどの炎症、ゴシゴシ洗うなどの摩擦によっても、メラノサイトの過剰な増殖が起こることがあります。
『ピコトーニング照射』は、メラニンを一気に微粒子に粉砕します。毛穴の開きやハリのなさも気になる方は、『ピコトーニング照射』と同時に、真皮のメラニン色素ごと肌を入れ替える『ピコフラクショナル照射』を重ねて行う『ピコフラクショナル照射コース』がおすすめです。

■産毛が目立つなら→『ジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)』がおすすめ
医療レーザー脱毛の決定版といえばこちらのレーザー。産毛の脱毛効果も高く、毛穴が目立たたなくなると好評です。

<セルフケア>
黒ずみの主な原因は毛穴にたまった皮脂の酸化です。詰まりをオフする洗顔と、過剰な皮脂分泌を抑えるケアを心がけましょう。
酵素洗顔料は、角栓のもとになるタンパク質や脂質を溶かして、毛穴を目立ちにくくするのでおすすめ。さらに当院でも人気の『GAローション』『ワイコピーリング美容液』のような角質ケアをいつものスキンケアにプラスしてあげるのも良いでしょう。

Q2夏の乾燥毛穴の行く末は...?
Aたるみ毛穴や黒ずみ毛穴が待っています
紫外線の影響でコラーゲンが劣化すれば開きがひどくなり、たるみ毛穴に。真皮レベルで将来の劣化対策をするためにも日焼け止めは必須。

Q3黒ずみ毛穴になりにくい人っているの?
Aしいて言えば皮脂分泌が少ない人
遺伝的に分泌量が少ない人や年齢を重ねた人はなりにくいけれど、加齢によってターンオーバーも滞るので、ケアしないと毛穴は目立ってきます。

Q4テカリがちな私はうるおいも十分なはず
A皮脂=うるおいではありません
うるおいの要はセラミドなどの細胞間脂質で、水分保持の80%を担います。一方の皮脂膜は2~3%。テカリ毛穴でも肌が乾燥している可能性は大いにあります。

Q5毛穴をキレイにしたいから洗顔ブラシを愛用中
A残念ながら逆効果です!
角層を傷つけるとかえって毛穴が詰まります。泡で優しく洗って保湿をしましょう。

Q6毛穴パックならOKですよね?
Aやりすぎには注意して
頻繁にやりすぎると角層まではがれて皮膚も防衛反応で厚くなってしまうので、はがすタイプは2週間に1回程度にとどめましょう。

Q7夕方になるとメイクが毛穴落ち。これって毛穴が開いている証拠?
A ただの化粧崩れです。
肌表面の化粧が取れて、毛穴の奥に粒子が残っているから毛穴落ちしているように見えるだけ。1日中、毛穴が開きっぱなしということはありません。

Q8夏の毛穴トラブルが起きやすいパーツは?
A皮脂腺の大きいTゾーン
じつはTゾーンや頬のカサつきは過剰な皮脂分泌が原因の脂漏性皮膚炎であることも。誤ったスキンケアをすると悪化してしまうので要注意です。

Q9日焼け止めもトラブルのもと?
A塗らない方がリスク高!
日焼け止めを塗らないと刺激で角層が厚くなるので逆効果です。トラブルになるのは肌に合わないからです。きちんとオフすれば問題ありません。

Q10毛穴が気になって鏡を見るたびに落ち込みます
A鏡に近づいて見すぎかも
Tゾーンはそもそも毛穴が大きいのが当然。角栓の状態が悪いと少し目立つかもしれませんが、正直そこまで気にするほどではないと思いますよ。

Q11毛穴の数は変わるもの?
A数には個人差なし。大きさは遺伝によるもの。
脂性肌は遺伝的なものなので、毛穴レスを目指してあれこれ試すより、一番目立ちにくい状態になるように肌をいじめすぎないことが大事です。

Q12自分がテカリ毛穴か判断できません
A顔全体の皮脂バランスをチェック。
全体的に脂浮きするオイリー肌ならテカリ毛穴の傾向あり。Tゾーンは少しテカるけれどUゾーンが乾燥するならノーマル肌。Tゾーンですら皮脂が出ない人は乾燥肌です。

Q13冷却タイプのコスメって効きますか?
A効果より好みの問題。
ひんやりして気持ちいいけれど、毛穴は温度変化によって開いたり閉じたりします。肌のクールダウンには良いでしょう。

Q14クレンジングはオイルより拭き取りの方がいい?
A夏の毛穴悩みにこそオイルを
肌をこすらず短時間で毛穴の奥の汚れまで乳化させて落とすオイルは、毛穴が目立つ人にこそおすすめ。30~40秒ほどなじませれば十分です。

Q15保湿だけで毛穴は閉じますか?
A閉じるというより目立ちにくくなります。
たっぷりの保湿によって角層がうるおうことで開きが目立つ毛穴の数は減っていきますよ。

Q16冷やせば引き締まりますか?
A YES!ただし一瞬です。

Q17スプレータイプの化粧水で保湿しているから安心ですよね?
A水分だけなら、打ち水と同じ!
保湿成分配合でないと打ち水と同じですぐに蒸発してしまい、乾燥の原因になることも。

Q18オフィスの乾燥対策はどうすれば?
A保湿成分入りアイテムを活用。
手軽に使えるのはミスト系。ただし、水分だけだと保持力のない人はすぐに蒸発してしまうので、保湿成分が入っているものを選びましょう。

Q19投入すべき美容成分は?
Aセラミドやレチノールなどで保湿&抗酸化
水分を抱え込む保湿成分はセラミドやヒアルロン酸、グリセリン、ペプチドやアミノ酸など。レチノールやビタミンCなどの抗酸化成分も予防につながります。

Q20ダブル洗顔するなら洗顔料がどう選ぶ?
A保湿成分の入ったマイルドなものを選んで
クレンジングで化粧の油はほぼ落ちているので、洗顔料はしっとり洗い上がるタイプがいいと思います。

Q21毛穴が黒く見えるのはなぜ?
A角栓の酸化のほか、メラニンの溜まりなど理由はさまざま
酸化した角栓詰まりを思い浮かべる人が多いのですが、顔に当たる光の影や毛穴の周囲に蓄積したメラニン、産毛の断面など理由はさまざまです。

Q22黒ずみ毛穴と詰まり毛穴って何が違うの?
A毛穴が詰まっているという点では同じです
毛穴内に皮脂や不要な角層が溜まると詰まり毛穴で、アクネ菌が増殖するとニキビに。角栓化し表面が酸化すると黒ずみ毛穴とよばれます。

Q23スクラブ、ピーリング、クレイ、酵素...洗顔料はどう使い分けると効果的?
A目的によって使い分けを
それぞれ汚れや角栓への働きかけが違うので、自分の肌の状態に合わせて使い分けるようにしましょう。
角栓詰まりを溶かすなら...酵素洗顔、ピーリング
毛穴の中の汚れを取り除くなら...クレイ
飛び出た角栓を削るなら...スクラブ

Q24角栓を指で押し出すのはアリ?
A皮膚を傷つけるのでNG
炎症リスクが高くなるので、やるならピンセットで引っ張るなどなるべく刺激の少ない方法で。その後は優しく保湿ケアを。

Q25黒ずみ毛穴対策になるインナーケアは?
A抗酸化力の高い食べ物が〇
パプリカやブロッコリー、イチゴなどに多く含まれる、ビタミンA、C、Eやポリフェノールがおすすめです。

Q26サロンやクリニックではどんな施術をするの?
A手技による角栓除去やレーザーによるピーリングなどがあります
機械を使ったソフトピーリングなど、悩みに合わせたメニューを用意しています。

Q27毛穴詰まりってボディにも起こるの?
Aもちろん起こります
デコルテや背中には発達した皮脂腺があるので、顔のTゾーン同様皮脂が盛んに分泌されます。そのため、毛穴詰まりを起こす可能性が。

Q28入浴せず、シャワーだけだと毛穴は詰まりやすくなる?
A5~10分程度でも入浴を
入浴すると肌が柔らかくなり、体の汚れや不要な角質が落ちやすく。肌のターンオーバーも促進されるので、肌トラブルが起きにくくなります。

Q29 海水浴プールの前日に、スクラブなどでボディを磨きあげるのはアリ!?
A一夜漬けのケアは避けるべし!
角層は、いわば天然の紫外線錯乱剤。UVケアをしていても、うっかり焼けするような海辺などに行く直前のケアはおすすめしません。

Q30 ボディの黒ずみを放置しているとシミになる?
A黒ずみとシミは別物です。
黒ずみはターンオーバーの乱れなどによる角層肥厚によるもので、シミはメラニンによるものです。シミ予防には、こまめな美白ケアを!

【ボディの3大悩みの原因と対策】
■デコルテや背中のザラつき
細菌や真菌によるニキビかも。
皮脂分泌が盛んでニキビができやすいので、しっかり汚れを落として清潔を心がけて。

■ヒジやヒザの黒ずみ
物理的な刺激や摩擦によるものです。
机にヒジをついたり床にヒザをついたりする物理的な刺激によって角層が厚くなりやすく、特に黒ずみやすい部位。拭き取り化粧水でケアしたり、ボディークリームなどで保湿を!

■二の腕のブツブツ
毛孔性苔癬の可能性アリ。
痛みもかゆみもない二の腕のブツブツは、毛孔性苔癬の可能性大。皮膚疾患の一種なので、気になるようなら皮膚科に相談をして下さい。セルフケアをするなら尿素配合のクリームで保湿をしましょう。

当院では「毛孔性苔癬の治療法」として、以下の施術をご案内しています。

◆毛孔性苔癬集中治療◆
3つの施術「ケミカルピーリング」「ジェントルレーズプロ照射」「ジェネシス照射」を同じ日に行い、相乗作用で治療効果を最大化して、ブツブツの原因である毛穴のつまりと角栓、ねじれて埋まったムダ毛を解消して、滑らかなお肌に導きます。
いずれの施術もノーダウンタイムで痛みに弱い方も安心してお受けいただけます。

◇STEP1 「ケミカルピーリング」
余分な角質を取り除くことで皮膚の新陳代謝を高め、新しい皮膚に再生させます。毛穴のつまりが解消されるため、埋まった毛が排出されやすくなります。

◇STEP2 「ジェントルレーズプロ照射」
角質とともに毛穴をふさぐ原因となっているのが、角質にフタをされてねじれて埋もれた状態のムダ毛です。ケミカルピーリングの後に、その毛と毛穴周りのメラニンにのみ反応するレーザーを照射することで、埋まった毛と黒ずみを除去することができます。

◇STEP3 「ジェネシス照射」
ロングパルスNd:YAG レーザーの作用で、表皮から真皮上層に働きかけターンオーバーを促進するとともに、赤(ヘモグロビン)や黒(メラニン)に反応し、色ムラを薄くしていきます。レーザーピーリング効果が高いので、毛穴の詰まりが取り除かれ、コラーゲンの再生によりハリが生まれ、キメの整った滑らかな肌へ導きます。

推奨治療回数は、1か月毎に6回です。肌質にもよりますが、1回で手触りが少し変わり、3回~6回かけてかなり目立たなくなってまいります。1回ですぐ解決というわけにはいかず、継続することが重要です。

是非、ご参考になさってください。

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