2020年9月30日

雑誌『anan』No.2219号(9月30日発売 掲載ページP48-P49)

特集「好機を掴む・美ハンド&ネイル」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

ダメージを受けにくい土台作り!基本のハンドケア
【善玉菌が増えやすい肌環境をキープしよう】
新型コロナウイルス対策がスタンダードとなり、外出先や職場でアルコール消毒する機会が増えた昨今。ダメージのない、きれいな手を保つにはどのような対策が必要でしょうか?
まずは手洗い後の保湿ケアをおろそかにしないことです。保湿せず必要以上に洗うと、黄色ブドウ球菌など肌の悪玉菌が増えて、手荒れになります。天然のバリア・皮脂膜を作り、抗菌作用を発揮してくれる表皮ブドウ球菌が育ちやすい、しっとりとした状態を保つことがダメージを寄せ付けないコツです。
また、肌についた水分が蒸発する時に角層内部の水分まで奪われ乾燥するので、手洗い後は、乾いたタオルで隅々まで拭き取りましょう。その後、肌状態に合ったハンドクリームでしっかりと保湿しましょう。
さらに、できるだけ摩擦を避けることも、手荒れを軽減させるコツです。特に、手先をよく使う人は肌がこすれて傷みがちです。手袋をするなど工夫しつつ、保湿ケアに力を入れましょう。

【ハンドケアの極意!】
『その1:洗いすぎには要注意。逆効果を招く恐れも』
清潔に保とうと頻繁に手を洗い、ケアを怠ると、肌の常在バランスが崩れて悪玉菌が増え、かえって不潔になる可能性もあるので要注意です。石けんを使った手洗いとぬるま湯だけの手洗いの使い分けを心がけて。石けん使って特に丁寧に洗ったほうがいいのはトイレで大の後、調理の前、帰宅時です。あとは、ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。感染症対策には、不用意に手で顔を触らないよう、いま一度気をつけましょう。

『その2:手洗い後は肌の状態に合わせたクリームをオン』
洗った後、乾いたタオルで隅々まで水分を一拭き取ったら、すぐにハンドクリームなどの保湿剤を塗ることが乾燥させないコツです。手荒れをしている人は水分を抱える力のあるセラミドやグリセリンなどに加え油分が多いクリームやバームをやさしく塗りましょう。しもやけやひび割れがあるなら、血流を上げるビタミンE入りのものがおすすめ。手荒れがなく、ベタつくのが苦手なら、軽いローションでも大丈夫です。

『その3:家事をする時はグローブを活用して』
手荒れの原因になる家事の時はグローブを使うのがおすすめです。たとえば水仕事をする前は、手にハンドクリームを薄く塗り、使い捨てのポリエチレン手袋をはめます。その上から食器洗い用のビニール手袋をはめて、温かいお湯で食器を洗うと、スキンケアもできて一石二鳥。一方、直接ゴム手袋をする場合、ラテックスアレルギーで手荒れを起こす人もいるので、その場合はすぐに皮膚科を受診しましょう。

【上手な手洗い&ハンドケアを実践!】
■ステップ1:やさしく丁寧に、汚れを落とす。■
洗ったつもりでも洗いムラがあれば、手洗いの効果は半減してしまいます。逆に洗いすぎてしまっても手荒れの原因になります。心がけるべきは"隅々までやさしく"。指の間まで丁寧に洗ってすすぎ、決して水分を肌に残さないのが上手な手洗いのポイントです。

① ぬるま湯で手を濡らし、石けんをよく泡立てる。
熱湯で洗うと、肌表面の潤いまで洗い流してしまうことになります。逆に冷たすぎる水も、皮膚温度が低下して乾燥し肌荒れしやすくなるので要注意です。適温は33〜35℃。人肌よりぬるいことを意識しましょう。洗う時に、摩擦を防ぐためにも、石けんはよく泡立てましょう。
②指の間、指先、手首までやさしく洗う。
全体をくまなく洗うことが大切です。指は一本ずつ洗い、指の間や親指まわり、手首まわりも忘れずに洗いましょう。水性の汚れであれば、爪やブラシなどでこそぎ落とさなくても十分落ちます。こすりすぎると肌のバリア機能が低下するので、泡で包み込むように丁寧に洗いましょう。
③洗い残しがないよう、しっかり洗い流す。
手についた菌をしっかり洗い流すためには、30秒はすすぐのがおすすめです。石けんがすべて落ちてからも流水で洗いましょう。万が一、石けんが肌に残っていると手荒れの原因になります。こすらないようにやさしく、指の間や手首も洗い流しやすすぎ残しがないようにしましょう。
④乾いたタオルで手を包み、水分を拭き取る。
洗った後はすぐに肌当たりのいい乾いたタオルで水分を拭き取りましょう。やさしく押さえるようにしながら、タオルに水分を吸わせましょう。指の間もタオルで挟み込むようにしてしっかり拭き取りましょう。爪の間に水分を残すと炎症を起こす場合もあるので、忘れずに拭いて下さい。

■ステップ2:ハンドクリームで、潤いをプラス。■
手洗いの後はもちろん、こまめにハンドクリームをつけることはハンドケアの基本です。ハンドクリームは、キッチン、寝室、いつも持ち歩くバッグの3か所に常備しておくと、習慣づけやすいはずです。気づいた時に細部までムラなく塗りましょう。

⑤ハンドクリームを人差し指の2関節分とる。
手の細部まで塗るため、ハンドクリームの量はチュープタイプであれば人さし指の指先から第二関節までが目安です。摩擦を防ぐため、若千多めにとりましょう。手にのばしてみて少なかったら足します。缶タイプであれば、衛生面を考えてスパチュラを使うのがベターです。
⑥クリームを温めながら、手のひら&甲に広げる。
肌馴染みを良くするために、ハンドクリームは両手で挟んで温めてから塗り広げるのがおすすめです。軽く両手の甲になじませた後、片手の甲を反対側の手で軽く掴みます。そのまま親指の腹で手の甲全体に円を描くようにさすりながらやさしく馴染ませましょう。
⑦指の一本一本、側面までくまなく馴染ませる。
指の塗り忘れを避けるためには、側面と上下(爪側と手のひら側)の2面ずつに分けて塗るのが効果的です。まず指の側面を、反対の手の人さし指と親指で挟み、指先から付け根のほうヘスライド。次に指の上下を、反対の手の親指と人さし指で挟み、付け根から指先へ。
⑧爪の先も忘れずに。手首全体にもつけてハンドプレスを。
指だけでなく爪と爪まわりにも塗り込めば、ささくれ予防になります。爪も親指でくるくるとさすりながら馴染ませましょう。その後、手のひらを反対側に指で円を描くようにさすりながら馴染ませたら、手首全体にも伸ばしましょう。最後に全体をプレスすると密着しやすくなります。

【肌状態に合った成分でハンドクリームを選ぼう】
どんなハンドクリームでも保湿はできるけれど、トラブルがある場合は特に成分に注目するとケアの成果が上がりやすいです。バリア機能を上げるためにも、トラブルは早めに改善をしましょう。
○コラーゲン・セラミド
セラミドや加水分解コラーゲン、グリセリンなどは、水分を抑える力が強いので肌荒れしているときに良いでしょう。
○ビタミンE
しもやけやひび割れがあるなら、ビタミンE配合のクリームを。血流を促進して改善に導いてくれます。
○尿素
ピーリング作用があるので、角質が硬くなってしまった場合にオススメです。ただし、保湿力は低めです。

【美ハンドを保つための美容医療】
手の甲は年齢が出やすいと言われています。年齢を重ねるにつれて、脂肪が減って衰え、腱が目立って気になるとお悩みの方には『手の甲のヒアルロン酸注入』がおすすめです。『ヒアルロン酸』は、失われたボリュームを瞬時に補填し、肌のハリを蘇らせます。また、保水力の高いヒアルロン酸を肌の内部へと注入することで、手荒れの改善やキメが整うという二次的メリットもあります。
ヒアルロン酸製剤は複数ありますが、手の甲には、「極めて滑らか」で馴染みが良く、効果も1年半以上持続する『ベロテロボリューム』を使用します。ふっくらとハリが出て、シワっぽさもなくなり若返って見えます。
さらに、皮膚の透明感はメラニン量だけでなく、水分量も大きく影響しているため、色調も改善し明るくなります。保水力の高いヒアルロン酸によって、皮膚がみずみずしくなり、表面の細かいシワが消え、色調までも明るくなるのです。
若返りというと、お顔に意識が集中しがちですが、実は手の甲は老化が顕著に現れやすく、意外と人目につくパーツです。顔を見比べて年齢に差を感じるような方には、是非お勧めです。美しい手を取り戻しましょう。

価格
ベロテロボリューム1本:1ml
初回トライアル 1本 ¥75,000
通常料金 1本 ¥85,000 同日2本目 ¥80,000 

是非、ご参考になさってください。


anam20201102.jpganam20201103.jpganam20201104.jpganam20201105.jpg

2020年9月29日

雑誌『60代からのおしゃれの便利帖』2020年11月号(9月29日発売掲載ページP75-P78)

特集『乾く、シワが増える、メイクが決まらない...そんな人は、今までの方法を見直して!60代からの美の新常識20』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

どんな人でも生きている限り、加齢はするもの。でも、ちょっとしたケアやメイクのコツで、若々しさをキープすることはできます。今すぐ始められる身近なヒントをご紹介いたします。
スキンケア編
【60代からのスキンケアで大切なことって?】
《保湿と紫外線対策はマスト。それでも起こるトラブルにはプロの助けも》
スキンケアの3原則は洗浄・保湿・紫外線対策です。優しく洗って皮脂や化粧を落としてしっかり潤いを与えることです。当院には60代以上の方も多くいらっしゃいます。シミと思い込んでいたものが実は『老人性イボ(脂漏性角化症)』だったという方もとても多く、これはCO2レーザーで簡単に取り除けます。美容医療は進歩しているので、シミやシワ、たるみも切らずに解決できる時代です。基本のケアをしっかり行ったうえで、悩みが出たら早めに美容医療の力を借りるのも、60代からの賢いケア法といえそうです。皮膚がんも増える世代なので、皮膚専門医を選ぶと安心です。

【乾燥こそ最大の敵!「老け」の元凶になります】
《老け見えの3トップを遅らせるために、保湿は必要不可欠》
シワ...皮膚が薄い目元は潤いが不足して小じわとなって出現!
シミ...肌のバリア機能が落ちて炎症が続くとシミの原因に。
たるみ...たるみは真皮が衰えているサイン。すでに保湿では改善不可能。
乾燥して肌のバリア機能低下が続くと、刺激を直に受けやすくなり、シミの原因になることもあります。また、表皮の奥にある真皮にも悪影響が及びます。真皮は皮膚のハリと弾力を保つ中心的な組織なので、真皮の働きが衰えると、シワ・たるみを加速する要因になります。とにかく早めの乾燥対策が肝心です。

【化粧水のバシャ塗りは逆効果⁉塗りすぎは乾燥の原因に。保てる水分には限りがある】
《肌の許容量以上に塗っても肌は干上がるだけ》
どんなに大量に塗ったとしても、化粧水や乳液などの化粧品が届くのは角層まで。ベタベタと重ね塗りしても、肌の奥にまで浸透する量には限度があります。また、大量の水分を肌にのせると、染み込まなかった分が蒸発するときに、かえって乾燥を招くおそれも。過度な使いすぎには気をつけましょう。

【紫外線も「老け」の強敵!365日ガードしたい】
《紫外線対策を怠るとシワやたるみに》
秋になってもみなさん紫外線対策は万全ですか?エイジングケアというとアイクリームや美白美容液などの改善アイテムに飛びついてしまいがちですが、その前に絶対しておかなければならないのが紫外線対策です。紫外線は天気に関係なく年中降り注ぎ、着々と肌を老化させ、シミやシワなどさまざまな肌悩みの原因にもなります。とはいえ、何か特殊なことをする必要はなく、しっかりと日焼け止めアイテムを塗るだけで十分です。UVベースと日焼け止めを忘れずに、365日紫外線からガードしましょう。

【クリームはシワに沿って横方向に塗るのが鉄則!】
《くるくる塗るより、横方向に滑らせましょう》
クリームはうずまきのように肌の上でまるく回転させながら塗る人が多いはずです。しかしシワは「横方向」にできます。シワの部分は皮膚が薄くなっているので、保湿成分をより浸透させるためには、シワに沿って横方向にクリームを塗るのが効果的です。皮膚を傷めないように力を入れず、滑らせるようにして塗りましょう。

【あなたのすすぎは高温すぎ⁉かなりぬるくてOKなんです】
《お風呂のついでに洗顔する場合は温度に注意!》
洗顔は体温程度の34~36℃のぬるま湯ですすぐのがベスト。それ以上熱いと肌に存在する油分や水分が流出しやすくなり、バリア機能が弱まりやすくなります。入浴のついでに洗顔をするときは、熱いお湯ですすがないよう注意しましょう。

【エイジングに対応するにはレチノールは強い味方】
《レチノールで保湿とエイジングケア両方が叶う!》
エイジングケア製品に含まれるレチノールはビタミンAの一種で、コラーゲンやヒアルロン酸の増加、ターンオーバーの促進、保湿力アップなどさまざまな効果をもたらしてくれる優秀な成分。たるみやシワ、開き毛穴が目立ち始めた乾燥気味年齢肌にとっては、強い味方です。あれこれ買うより、迷ったら使ってみましょう。当院では医療機関ならでは高濃度純粋レチノール含有『ナノメッドVAエッセンス』が人気です。

【ビタミンC誘導体はマルチに効く!】
《エイジングケアの基本となる美容液です》
ビタミンCは水のなかですぐ分解してしまいますが、ビタミンC誘導体は構造を変えて安定性を増し、ビタミンCの働きを助けます。
ビタミンC誘導体の働き
効果1:ハリアップ
効果2:毛穴
効果3:シミ予防
肌に潜んだシミ予備軍に効果を発揮するのが、ビタミンC誘導体配合の美容液です。ビタミンC誘導体は安定性が高く、肌に浸透しやすいのが嬉しいところです。シミ予防のほかにも、たるみ毛穴のケアやコラーゲン生成など、とにかく嬉しい恩恵がたくさん用意されています。大人のスキンケアには欠かせない存在です。当院の『巡活ローション』は浸透度が格上の超浸透型ビタミンCと保湿成分がたっぷり配合されており、シミやニキビの改善、アンチエイジングに意識の高い患者さまに人気です。

【シワが気になる人こそ、リップや首元ケアが重要!】
《みずみずしい唇と首元が美のポイント》
老けて見えるのは、顔のシミ、シワだけが原因ではありません。首や唇、髪を含めて、全体から感じるイメージに起因します。エイジングケアを頑張りたいときこそ、むしろリップや首のケアにも注目してほしいものです。特に唇はガサガサだと、たとえ肌がキレイでも若々しく見えない理由になってしまいます。

【角質の潤いになるコレストロールは摂るべき!】
《コレストロールは角層潤いに欠かせない細胞間脂質の原料になる》
コレステロールはよくないものと思われがちですが、実は肌の潤いに欠かせない栄養素です。セラミドや脂肪酸など細胞間脂質と呼ばれるものに変わり、角層細胞の間をセメントのように埋め、隙間に水分を挟み込みながら細胞同士を接着させる役割を果たします。これにより水分の蒸発を防いで肌の潤いをキープ。敬遠しがちなバターや肉もぜひ適度に食べましょう。食品由来のセラミドは生芋こんにゃくに豊富です。

【食事こそ、美肌の素!身近なもので肌力アップ】
《食べものこそ肌の「原料」。身近な食材で美肌に》
コラーゲンドリンクやコスメなどよりも、ダイレクトに効くのが、肌の原料となる「食べもの」。りんごや納豆など、肌を若々しく保ってくれる食材を積極的に摂ることで、日々の老化を食い止め、健康的な肌を保つ手助けができます。ほかにも、わかめやごぼうは食物繊維がたっぷりで腸の善玉菌のエサになるなど、身近な食品も意識して食べるようにしましょう。
◇ちょこっとしたことで美肌に!
・りんごは皮ごと薄輪切りで食べてシミ・シワを予防
 りんごは抗酸化力が強く、シミ・シワ予防に効くポリフェノールやビタミンが豊富です。
 皮や芯周辺に多く含まれるので皮ごと薄切りに。
・1日1回、夕食時の納豆で見た目年齢が若返る!
 納豆には若返り効果のあるポリアミンが豊富。ポリアミンを含む食べものの中でヒトの血中ポリアミン濃度が高くなるのは納豆だけです。
・"鉄不足"を感じたら南部鉄器で湯を沸かしましょう。
鉄分が不足すると化粧ノリが悪化、くすむなど肌にも悪影響があります。南部鉄の鉄瓶で沸かしたお湯を飲めば、食事やサプリで摂るより手軽に鉄補給できます。

【60代の肌の透明感を取り戻す美容皮膚科メニュー】
さらに1段上の美しい肌を目指して、月1~2回は美容医療の手を借りてスペシャルケアを取り入れてみるのもよいでしょう。下降していく肌と丁寧に向き合えば、必ず今より美しい肌を手に入れられるはずです。
こちらのコンビネーション治療は、患者様の効果実感がとても高いメニューです。即効でくすみが晴れたように明るいツヤ肌に導きます。
滞った肌のターンオーバーのスイッチを入れる
『ケミカルピーリング』or『アクアフェイシャル』
×
溜まったメラニンを排出する肌質改善治療
『フォトフェイシャルM22照射』or『ジェントルレーズプロ』or『ジェネシス』
肌トラブルやお悩みは一人ひとり異なります。医師の診察により、その方に合わせたベストな治療法をご提案いたします。当院では肌質改善治療『フォトフェイシャルM22』『ジェントルレーズプロ 』『ジェネシス』を受けていただく際は、治療効果を高める目的で下記をサービスで付けております。
・照射前の『ケミカルピーリング』
・照射後のビタミンCとアミノ酸のパック
・年齢を感じやすい手の甲にも照射(手の甲はフォト・ジェントルのみ、ジェネシスは首へも照射を行います。)
照射の前にケミカルピーリングを行うことで、角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを取り除いて光の浸透が良くなるように整えます。
毛穴の詰まりや、ゴワツキが気になる場合は、美容液で毛穴の奥まで洗う新ピーリング『アクアフェイシャル』を行うのも良いでしょう。肌の再生力をアップさせ、ふっくら美しい美肌に導きます。そして、照射後には、鎮静も兼ねてビタミンCとアミノ酸のパックで有効成分をギュッと閉じ込めていきます。これだけ盛りだくさんでも、ピーリングからパックまで約40分の施術時間なので気軽に通っていただける大人気メニューです。

■価格
『フォトフェイシャルM22』『ジェントルレーズプロ 』『ジェネシス』
初回トライアル ¥28,000 通常 ¥38,000 ※税抜き価格

また、さらにお肌を底上げしたい場合には、『イオン導入』無針メソセラピーと呼ばれる『エレクトロポレーション』を組み合わせるとさらにキメの整った透明感の高い肌に導きます。

是非、ご参考になさって下さい。


60_2020_1001.jpg60_2020_1002.jpg60_2020_1003.jpg60_2020_1004.jpg60_2020_1005.jpg60_2020_1006.jpg

WEB『OZmall』 2020年9月30日掲載

特集「シミやしわなどの肌老化を引き起こす原因とは?30~40代からのエイジングケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

30~40代くらいから感じ始める加齢現象。特に目立ちやすい顔の皮膚は、10~20代との違いを感じやすいものです。そこで肌老化の原因や30~40代からとり入れたいエイジングケアについてご紹介いたします。

【肌老化の最大の原因は紫外線などの太陽光】
シミやしわ、たるみ、くすみなどの肌老化。その原因の約8割は紫外線によるものと言われています。日焼けを繰り返すと部分的にメラニンが増えてシミができることはよく知られていますが、そのほかにも皮膚の弾力のもととなるコラーゲン線維やエラスチンが変性、減少し、しわやたるみを引き起こします。表情ジワと違って皮膚の動きとは関係なく、ひし形状のしわができ、皮膚がゴワついて硬くなっていきます。
また、紫外線は皮膚の酸化を促進させる原因にもなります。酸化は紫外線のほか、喫煙、ストレス、大気汚染物質なども原因になります。活性酸素の量が増えて肌が酸化すると、しわやたるみなどにつながります。若いころはもともと備わっている抗酸化力によって活性酸素を除去できますが、加齢とともに抗酸化力も低下していきます。

【肌老化は糖化によって加速】
さらに糖質のとり過ぎによる「糖化」も肌老化の原因です。酸化と糖化はお互いに影響しあって加速します。糖質をとり過ぎたために代謝しきれなかった糖は、皮膚のコラーゲン線維やエラスチンなどのたんぱく質と結びつき糖化最終産物AGEsに変わります。この現象が「糖化」です。糖化したコラーゲン線維は、弾力がなくなって、たるみや皮膚のごわつきを引き起こします。また、コラーゲン線維はもともと白いけれど、糖化によってべっこう飴のように薄茶色になっていき、黄ぐすみ、茶ぐすみの原因になります。
こうした原因による肌老化は、生活習慣の積み重ねによって起きるものです。人生100年時代といわれる今、生活習慣の見直しは30代、40代からでも遅くはありません。食事や睡眠、運動、排せつ、ストレスコントロールなど生活習慣を整えるほか、日焼け対策を徹底すること、糖質をとり過ぎないことを心がけるようにしましょう。

【徹底的なな保湿と優しく確実な洗浄で肌老化を遅らせる】
保湿不足や洗浄不足も肌老化を促す要因になります。保湿不足になると皮膚の表面にある角層のバリア機能が低下し、炎症を起こしやすくなります。すると透明感が失われ、キメもあらくなります。特に30代ごろからは自身のもつ保湿成分が減少していくので注意しましょう。保湿のポイントは、成分と量です。保湿を重視しようとすると油分を補いがちですが、水分を保持する働きがあるのはセラミドやヒアルロン酸、グリセリン、多糖類、加水分解コラーゲンなどの保湿成分です。まずはこれらの保湿成分をたっぷり含む乳液やクリームを肌がペタペタするくらいにたっぷり塗ることが大切です。天然セラミドを主成分とする当院オリジナル高機能保湿クリーム『セラミドバリアクリーム』(¥5,000 30g 銀座ケイスキンクリニック取扱い)は、水分保持力・抗炎症作用が高く、しっとり感がありながら、重すぎず塗り心地がよいので、顔から体まで全身に使用している患者様も沢山いらっしゃいます。

また、洗浄不足で皮脂や化粧品の油分が残ると、酸化の原因になります。ミルクタイプのクレンジング剤など洗浄力が極端に弱い場合、毛穴やシワの溝にファンデーションなどが残っていることがあるので要注意です。おすすめしたいのが、洗顔後に皮膚を拡大鏡で見て、毛穴や目周りに汚れが残っていないかどうかチェックすること。汚れが残っている場合は、クレンジング力が高いタイプのクレンジング剤に変えましょう。汚れがとれないからといって、ゴシゴシこするのはNGです。とはいえ、洗顔後に何もつけず30分以内に肌がつっぱってくるようなら、洗浄力が強すぎて必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性が高いので気をつけましょう。
当院で人気の『ナビジョンDRのメーククレンジングオイル』(¥2,500 150ml 銀座ケイスキンクリニック取扱い)は、極めて酸化しにくいオイルで、潤い成分も高いので安心してお使い頂けます。テクニック不要でサッと落ちるので、ミルクやジェルクレンジングで長時間擦るよりも肌の負担が少なくて済むという点もメリットの一つです。

【できてしまったシミやしわには美容皮膚科での施術が効果的】
肌老化は外的な要因が大きいため、個人差が出やすいものです。30代ごろからシミやしわが気になり始める人もいるでしょう。できたてのちりめんジワであれば、抗酸化パワーの高いビタミンAの『レチノール』を含むクリームを長期的に塗ることで、浅くできる可能性があります。当院では医療機関ならではの高濃度純粋レチノール含有『ナノメッドVAエッセンス』(¥6,500 銀座ケイスキンクリニック取扱い)が人気です。
薄い肝斑や日焼け後のくすみも抗炎症作用のある『トラネキサム酸』や黒色メラニンを白く戻す作用のある『ビタミンC』をセットで数カ月間服用すると、改善する場合があります。けれども濃い肝斑やシミ、たるみなどをホームケアで改善するのは難しく、メイクでカバーしようとすると厚塗りになり、逆に老けて見えてしまうこともあります。気になる場合は、美容皮膚科でのレーザー治療や光治療、高周波(RF)照射、超音波(ハイフ)照射、ヒアルロン酸注入治療などの施術をおすすめします。

経験や知識が特に必要なのは、施術よりも診断です。正しく診断できるかどうかは、日本皮膚科学会が認定する皮膚科専門医であるかどうかが、ひとつの目安になります。皮膚科学と解剖学の知識の裏打ちの上に、美容皮膚科施術の経験を積めば、安全で効果的な美容医療を提供できます。ぜひ、担当医の研修経験や筆頭執筆論文(共著の論文で最初に名前がある論文)の数をチェックしてみてください。また、施術後にどのような経過をたどるのか、アフターケアはどのように行うのかなど、ていねいに説明してくれるかどうかも大切です。

是非、ご参考になさって下さい。

width="150" style="" />

2020年9月28日

雑誌『LDK』2020年11月号(9月28日発売LDKまんまムックシリーズ11月号特別付録 掲載ページP5-P12)


特集『老けない美肌の便利帖 −5歳肌を叶える若返りテク&新習慣』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【Part1:スキンケア編:乾燥肌】
「化粧水バシャバシャづけ=うるおうは大間違い!」
止らない乾燥には適量の水分と「油分でフタ」が正解です。

《スキンケアテク》
オイリーだから保湿はいらないはウソ!脂性肌でも内部はガッツリ乾燥しているかも!
肌表面がべたついていても'さっぱりケア'は危険です。
「脂性肌だから大丈夫」と考える人もいるかもしれませんが、実はそれは大間違いです。うるおいは、角層にある皮脂膜、細胞間脂質、天然保湿因子(NMF)の3大要素で保たれており、皮脂膜が水分保持に役立つ割合はたったの2~3%です。肌の内部は乾燥し、表面では皮脂が過剰に分泌されている「インナードライ」の状態にあるかもしれません。

【Part1:スキンケア編:洗顔&クレンジング】
ただ"洗い流す"だけじゃ肌荒れ待ったなし!「熱すぎ」「強すぎ」はNG!
適温でやさしく洗顔が基本!

《スキンケアテク》
熱いシャワーは肌への負担大!高温・高圧の顔面シャワーは乾燥肌が悪化します。
シャワーのついでに洗顔をする人は、温度だけじゃなく水圧にも注意しましょう。顔面に高温・高圧で直接シャワーをあてると、バリア機能として必要不可欠な細胞間脂質まで落ちてしまいます。シャワーですすぎたいときは、高圧にせず温度を30~32度くらいに下げて行いましょう。ハードな顔面シャワーは乾燥だけでなく、たるみの原因にもなるので気をつけてくださいね。

是非、ご参考になさって下さい。

ldk20201101.jpgldk20201102.jpgldk20201103.jpgldk20201104.jpg

雑誌『VOGUE』2020年11月号(9月28日発売 掲載ページP178~P179)

【エディターのサロン潜入レポートCONFIDENTIAL BEAUTY REPORT】
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

己の血小板で、ハリ潤肌スイッチON!
「血小板を濃縮させたもの= PRPを浸透させて、肌の再生力を高める」と聞いたら、怖く感じる人もいらっしゃるかもしれません。血だらけになるほどハードに針で傷をつけたところにPRPを塗りこむので、そのインパクトから『ヴァンパイアフェイシャル』と名付けられました。血小板の創傷治癒のスイッチが入るのは「怪我したとき」です。『ヴァンパイアフェイシャル』は、ダーマペン4で顔中に小さな怪我をさせ、創傷治癒のスイッチを入れたところに、高濃度の血小板を作用させるため、コラーゲンを増やすには実に理にかなった施術と言えます。
そもそもPRP(多血小板血漿)は、目周りの小じわや青グマなど若返らせたい部分にピンポイントに注入するのが一般的で、10数年の間人気の続く注入治療です。ヴァンパイアフェイシャルは、ダーマペン4と組み合わせることで、PRP(多血小板血漿)の作用をより高めることができるため、顔全体の皮膚再生を促し、毛穴の開き・小じわ・たるみなどのエイジング症状を総合的に改善して若々しい肌へと導きます。2つの施術を併用することで、1回でも単独治療以上の効果を実感して頂けます。
PRP(多血小板血漿)は、患者様ご自身から採血した血液を遠心分離機にかけて、血小板が濃縮された血漿(PRP)を取り出したものです。血小板から放出される豊富な成長因子が、コラーゲンやエラスチンなどを生み出す線維芽細胞を活性化して、皮膚そのものを若返らせます。当院では成長因子は添加せず、自己血液から採取したピュアな血小板のみを使用していますので、しこりや腫れなどの副作用の心配もありません。

今回は実際にVOGUEエディターさんが体験し、ご感想をいただきました。

肝心の痛みのほうはというと、私の場合は顔や鼻に軽い痛みを感じる程度でまったく辛くない。鏡で見ても赤みがあり、ところどころうっすら血がにじんでいる程度。その上からセルフPRPをたるみ毛穴の気になるエリアにチクチク注射された。漏れ出たPRPはダーマペン4の傷から浸透。しばらく冷やして赤みを抑え、緊張の施術はあっけなく終了した。この治療を受けたのは金曜だったのだが、翌日には赤みがメイクで隠れる程度に、月曜には人に会ってもまったく気づかれなかった。そして施術から2週間ほど経た今、はっきりと肌にハリを感じている。しょんぼり落ちていた目の下もふっくらして、頬の毛穴もニキビ痕も目立たなくなっている!レーザーや注入など効果てきめんな施術はほかにもあるが、このダウンタイムの少なさと「よろず悩みに効きます」という万能ぶりはなんともありがたい。気軽なメンテナンスとして、定期的に取り入れるべきかも。

効果の高い外用麻酔クリームを十分に効かせてから治療を行うため、皮膚の薄い部分や針を深く刺した場合に、チクチクした軽い痛みがある程度です。また、施術直後から生じる赤みやヒリヒリ感は、数時間後~翌日にはほとんど引きますが、治療方法(針の長さ)によっては、赤みが3日程度続く場合もあります。
ご自身の創傷治癒力を利用し、線維芽細胞の活性化とコラーゲン線維の増生によりハリをもたらす治療のため、効果は施術から1ヶ月かけて少しずつ出現します。毛穴目立ちが改善し、水分量とハリが高まり瑞々しい素肌によみがえります。1回でも効果を実感いただけますが、1ヶ月毎に3〜5回繰り返し治療を行うとより効果的です。


ヴァンパイアフェイシャル価格■
顔全体 初回トライアル ¥80,000  1回 ¥100,000
顔全体+首前面 初回トライアル ¥140,000  1回 ¥180,000

是非、ご参考になさって下さい。

vogue202011011.jpgvogue202011012.jpgvogue202011013.jpg

2020年9月25日

WEB『OZmall』2020年9月24日掲載

特集「年齢や月経周期、季節に合わせたケアは必要?スキンケアの疑問を解決!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
自分の肌質をわかっているつもりでも、年齢や月経周期などによって、肌質の変化を感じたことはありませんか?そんなときのスキンケア用品やケア方法はどうすればよいのでしょうか。皆さんが抱きがちな疑問について解説しています。

【年齢とともにスキンケアは変えるべき?】
→変えましょう。30代からは保湿を重視しましょう。
30代ごろから徐々に、肌の水分を保持するセラミドなど自身が持つ保湿成分が減少していきます。さらに更年期になると女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの減少により、乾燥しやすくなったり、肌トラブルが起きやすくなったりします。特に年齢による変化を感じやすいサインが、目の回りやひじ、前腕、すねなど、皮脂腺が少ない部分の乾燥です。目の回りに乾燥小じわが出始める、すねがカサカサするといったサインが出てきたら、スキンケアを変えるタイミングです。基本は年齢とともに保湿を重視して、『美容液やクリームなど、スキンケアのアイテムを増やしていく』『塗る量を多くする』といったことが必要です。30代になったら"さっぱり志向"は捨てて、乳液やクリームを、塗った直後は肌がベタベタするくらい、たっぷり使うことがポイントです。当院のオリジナルの『セラミドバリアクリーム』は、水分を抱え込む働きのあるセラミド配合の保湿クリームです。しっとり感はありますが、重すぎず塗り心地がよいのでお顔から体まで全身に使用できます。
また、皮脂腺が少なく乾燥しやすい、ひじや前腕、すねを洗う際は、ボディソープの泡をのせてさっと洗い流す程度にしましょう。

【月経周期に合わせたスキンケア方法が知りたい】
→連続したケアが必要です。生活習慣を正して、スペシャルケアも検討を!
排卵後から月経が始まるまでの10日から2週間くらいの期間は、女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンの分泌が多くなる時期(黄体期)。この時期は、プロゲステロンの影響で、皮脂の分泌が盛んになり、肌が敏感になりやすくなります。ニキビができやすくなる方もいるのではないでしょうか。黄体期は皮脂の分泌が多くなるので、ニキビができやすい方はTゾーンをよりしっかり洗うことを意識すると良いです。ニキビができないようにするために大切なのは、毛穴に皮脂が詰まらないようにすること。そのためには黄体期だけケアするのではなく、連続したケアが必要です。
特に大人のニキビは、乾燥で美肌菌が減ってアクネ菌の割合が増え、角層が厚くなり、毛穴に皮脂が詰まりやすくなることでも起こります。ニキビができたからといって、保湿を控えるのは逆効果になりますので、注意しましょう。角層の中で水分を保持している成分のうち、皮脂の働きは2~3%。つまり、皮脂の分泌が多くても、保湿は必要です。
また、黄体期に肌トラブルを起こさないためには、生活習慣も大切です。栄養バランスが整った食生活を送る、運動する、ストレスをためない、腸内環境を整えるといったことが、黄体期の肌を安定させることにつながります。
正しいスキンケアをして、生活習慣を見直しても黄体期に肌トラブルが起きやすい人は、美容皮膚科でのスペシャルケアを検討してみましょう。
ターンオーバーを正常化して皮脂分泌を抑える外用薬『レチノイン酸』の外用や、毛穴の入り口の詰まりを溶かす『ケミカルピーリング』施術、過剰なアクネ菌を殺菌し炎症を沈静化する『フォトフェイシャルM22』照射、『プラズマシャワー』照射などが効果的です。

【お風呂上がりで汗が止まらないとき、化粧水はどうつければいい?】
→体に風を当てて体温を下げ、汗がひくまで待ちましょう。
スキンケア用品を何も塗っていない状態で、直接顔に風が当たると、乾燥してしまいます。とはいえ、汗がひかないと化粧水をつけづらいので顔ではなく体に風を当てて、体温を下げるのが良いでしょう。汗をかいている状態でスキンケアをしてしまうと、ベタベタするのが気持ち悪くて、つける量が減ってしまうかもしれません。汗が引いた状態でしっかりスキンケアするのがおすすめです。汗が引くまで待つ間の乾燥が心配な人は、化粧水を軽くつけておいて、後から塗り足すようにしましょう。
変化に合わせたスキンケアで、いつでもベストな肌をキープしましょう。

是非、ご参考になさって下さい。


ozmall202020924.jpg

2020年9月22日

雑誌『&ROSY』2020年10月号(9月22日発売 掲載ページP33)


特集「コロナ禍で駆け込み続出!?美容クリニックで目まわり悩みを解決!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

コロナ禍で美容クリニックデビューを果たす方が増加しています。マスク生活が当たり前になったいま、人々の視線は以前よりも俄然"目もと"に集中しています。だからこそ、透明感やハリのある目もとを育むことが益々重要課題に。

疲れて見えてしまう目の下のたるみや、目元のちりめんジワには『スカーレットS(ニードルRF)』がおすすめです。 25本のマイクロニードルから真皮~皮下組織に直接マイルドな高周波(RF)が照射され、皮膚の入れ替えと再生を促進します。コラーゲン線維が増生し肌のハリが高まることで、毛穴が引き締まり、ちりめんジワも解消します。当院では照射後に、肌の再生を後押しする3種類の成長因子が配合された『ダーマヒール』の導入パックがサービスでついています。さらに、肌の炎症を抑えシミや肝斑を改善する『トラネキサム酸』や『白雪注射』、再生を促し赤みを即効で消す『サイトプロMD(骨髄幹細胞培養上清)』も同時に導入するのがスタンダードです。
クリーム麻酔を塗り、目周りは浸透が良いので、痛みはほとんどありません。高周波の熱による軽い赤みは1時間程度で落ち着きます。通常のメイクは翌日から可能です。

▼治療頻度:初期治療は1ヶ月ごとに3回。
▼効果持続期間:半年
▼費用:目周り¥30,000~
目周りのたるみ、ちりめんジワ、青グマ、しぼみなど老化症状が少しずつ改善するので、当院の人気施術です。
是非、ご参考になさって下さい。


rosy20201001.jpgrosy20201002.jpg

2020年9月19日

WEB『女子SPA』 2020年9月19日掲載

特集「ネットで噂『乳首をピンクにする海外製クリーム』の危険性」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

今SNS上で、海外製品の「メラケアクリーム」という医療用クリームが"乳首がピンクになる"と話題になっています。利用者のコメントには「ピンクを通り越して乳首が消えた!」などと、ありえない絶賛の声も散見されますが、本当に効果があるのでしょうか?
また、個人がインターネットなどから購入して使用することに問題はないのでしょうか?

【「乳首がピンクになるクリーム」の使用はすぐやめましょう!】
「メラケアクリーム」は海外の医薬品ですが、日本では医薬品の承認を受けていません。輸入元などの注意書きには、医師に相談して使うこと、副作用があることが書いてあります。ですが実際は個人で使う人が多いのが現状です。また偽物や粗悪品が出回っているリスクもあります。
パッケージを見ると、メラニンの合成をブロックする働きを持つ〈ハイドロキノン2%〉、肌のターンオーバーを上げる〈レチノイン酸0.025%〉、抗炎症薬である〈ステロイド0.1%〉といった成分が主になっていることが分かります。
ハイドロキノンは、日本では医療機関が処方する決まりになっている成分です。また、レチノイン酸はシミのレーザー照射後のアフターケアや美白目的で使われる成分ですが、肌に塗るとカサついてヒリヒリすることから、医師側で塗る回数を調整しながら使うものなので、セルフで使うには強すぎる成分です。
この2つの成分を同時に乳首のように皮膚が薄い部分に塗り続けると、カサつきとヒリヒリがひどくなって、激しい炎症や湿疹を起こしたあとに、脱色素反応が起こることがあります。それによって乳輪や乳首の色が薄くなったと感じている可能性もあるのです。

【真皮が不健康に薄くなる可能性があります!】
本来であれば、カサつきや炎症といった症状で肌に異常が起きているとわかるはずですが、このクリームには結構強いクラスのステロイドも含まれているので、それにより、症状を抑えられてしまって気付きにくいことがあります。
クリニックでは、レチノイン酸の炎症反応が強く出過ぎたときに、治療として症状に合わせた弱いステロイドを処方することもありますが、初めからステロイドを混ぜて販売しているのは、賛成できることではありません。
ステロイドが入っていることに気づかずに美白剤として長期に使い続けるうちに、真皮の萎縮が生じ、不健康に薄くなっていってしまう可能性があります。このようなクリームを乳首に塗り続けるというのはとても恐ろしいことです。今使っている方がいたら、すぐに使用をやめて欲しいと思います。

【年齢を重ねれば自然とピンクの乳首に】
乳首の色はメラニンの活性によって決まっているもので、人種やホルモンが関係しています。性成熟期の東洋人の女性ではもともとベージュから茶色をしています。男遊びが激しいと濃くなるといったような都市伝説的なことは一切あり得ません。
乳首の色は、妊娠や出産に伴って色味が濃くなる一方、性ホルモンの分泌が激減する高齢者では、ピンクに近いトーンになります。
当院にも「自分の乳首は黒いんじゃないか」と悩んでこられる方も多いですが、ほとんどの方は普通です。アダルトビデオの女優さんや、温泉などでほかの女性と比較して黒いと思う方もいるようですが、人間の皮膚は、寒いと縮んで温まると伸びるので、興奮していたり、入浴で体が温まったりしていると、皮膚が伸びて乳首の色も薄まります。縮んでいる状態の自分の乳首の色と、伸びて色が薄まった他人の乳首の色を比較して、黒いと感じている方もいるかもしれません。自身の乳首の色が気になる場合は、体が温まっているときと冷えているときで見比べてから判断するのが良いでしょう。また、多くの場合、写真集などでは色味を修正処理しています。

【それでも乳首の色を薄くしたいときは...?】
乳首の色味に悩んでいる女性の大半が一般的なトーンであるとはいえ、中にはアトピー性皮膚炎の湿疹を繰り返したことや、ブラジャーなどで擦れたことにより炎症後の色素沈着が起きて黒ずんでいるケースもあります。そのような場合も、海外製クリームを個人で購入するのではなく、皮膚科に診察に来ていただければ、トーンアップできますのでご相談下さい。
黒ずみなどが起こっていない本来の色味であっても『ピコレーザー』(乳輪1回¥15,000)という最新鋭のマシンで色調をほんのり明るくすることが可能です。メラニン色素を微粒子に一気に粉砕するので、施術直後から色味が薄くなります。その後、時間とともにマクロファージが色素のかけらを食べてくれるので、さらに明るくなっていきます。施術直後はほんのりピンク色になるくらいでダウンタイムもなく、施術当日から入浴も可能なほど、安全に乳首の色を薄くすることができます。

【ボディクリームで保湿をしましょう!】
レーザーなどの施術に抵抗がある場合は、顔に塗る美白クリームや、メラニンを取る作用がある『ビタミンC』を配合したクリームを塗るだけでも、違ってくるでしょう。
ピンポイントで薄くしたい場合は、ターンオーバーを早める「レチノール」を配合した市販のクリームや美容液を使用すると、若干の効果が得られる可能性があります。肌が弱い方はレチノールでもカサカサすることがあるので、間をあけながら塗るようにしましょう。

海外製品も手軽に購入できる時代ですが、だからこそ、選ぶ側がしっかりと知識を持って選択することが大切になります。特に薬剤は、安易に手を出すと取り返しのつかないことにもなりかねません。
日本の薬事法を通っている化粧品であれば大体は安全です。それでも、どのようなものにもかぶれる可能性はあります。肌がカサついてきたらいったん塗るのをやめるなど、様子を見ながら使用してください。
是非、ご参考になさって下さい。

webspa20200919.jpg

雑誌『LDK the beauty』2020年11月号増刊(9月19日発売 掲載ページP16~35)

特集「美容のウソホント120ぜ~んぶ暴きます!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

いっぱ~いいろんな美容法があるけどどれがホントなのか全然わからない!
美容のあらゆる噂、常識、都市伝説 ウソかホントか大検証します。

【「検証して!」の声多数!巷で話題のウワサ真相check!】
■乳液仮面返し マスクオンリーよりふっくら美肌になれると話題!
まぁ...アリ!肌が強いならば試してみてもイイかも。
乳液仮面返し(ローションパックの上から乳液を塗り、時間をおいてからひっくり返し更にパックするテク)によって保湿力アップは期待できますが、驚くほどではなさそう。美容成分が浸透しやすくなる効果もありますが、肌バリアが弱まる分、刺激も増えるので、敏感肌の人には不向きです。肌が強い人なら実践しても良いでしょう。
・『成分』:湿潤環境が長く続き、美肌菌は育ちやすい
美肌菌はうるおい豊かな角層内で育成しやすいですが、貼り付け時間が長いと様々な成分が肌に入りやすくなり、刺激を感じる人も。敏感肌の人はかぶれる恐れがあるので注意しましょう。
・『保湿力』:保湿効果は上がったけど微々たる差
乳液仮面返しとシートマスク単体の時の保湿力を比較すると、少しの保湿力は上がりましたがマスク後に乳液を塗るのと大差はありません。

■ヒト幹細胞培養液 シワ改善や保湿、美白効果があるというウワサ!
まぁ...アリ!抗炎症・保湿効果は期待できるかも。
美容医療で使う場合、注射や点滴で確実に真皮に届けるのでハリ、毛穴が目立たなくなるなどの効果が期待できます。一方、化粧品は幹細胞の質と濃度がさまざまです。抗炎症効果や保湿力アップ、ちりめんジワの改善が期待できる製品もあります。効果を実感できるなら+αのお手入れとして続けてみても良いのかもしれません。
・『見解』:化粧品では濃度が低く、効果はマイルド
有効な濃度かどうかは不明です。効果を期待しすぎないで。
・『保湿力』:美容液でも保湿力アップは期待できる
有名製品2点を検証したところ、保湿力の高さを実証できました。乾燥対策は期待できます。

【スキンケア編】
■ウワサ①タオルじゃなくて洗顔後はティッシュオフ!?
そうでもない!ティッシュマストというワケではない。
タオルは繊維が顔につくからティッシュのほうがいいという説もありますが、ふくときの摩擦がNGなのであって、ふく素材は柔らかならOKです。吸水性の高い、ガーゼタオルや手ぬぐいを肌に当てるようにふくのがオススメです。

■ウワサ②「W洗顔不要」は信じていい!?
一部はホント!洗浄力は製品ごとで違います。
製品によって洗浄力の高さが違うのでいちがいには言えませんが、基本的にはW洗顔不要です。ただし、洗い上がりをよく見て毛穴にメイクが残っているようなら、洗浄力が低いのでW洗顔しましょう。どんなメイクにも対応しているとはかぎらないので、洗いあがりは自身のチェックが必要です。

■ウワサ③ラインづかいじゃないと刺激になる!?
これはウソ!
違うメーカーの製品同士を組み合わせたからといって、毒になるようなものはそもそも入っていません。大事なのは肌に合うかどうかなので、肌が荒れなければ何を組み合わせても大丈夫です。

■ウワサ④アーモンドオイルで毛穴の角栓詰まりが取れる!?
一部はホント!効果はあるけど過剰な期待は禁物です。
オイルで角栓は取れやすくなるけれど、アーモンドオイルにこだわる必要はなく、ホホバオイル等どんなオイルを使っても効果は同じです。自分の肌に合うものをチョイスしましょう。また、毛穴汚れがごっそり取れるわけではありません。やりすぎると逆に角栓が詰まることもあるため、週1回程度のお手入れがベストです。

■ウワサ⑤日焼け止め前に保湿をするとシミになりにくい!
そうでもない!保湿するだけではシミの発生は止められない!
保湿不足で炎症を起こすとシミになりやすくはなりますが、対策をするなら抗酸化成分のビタミンCやEの入った化粧水や美容液を塗りましょう。飲む日焼け止めも抗酸化剤なので、日焼けによる肌ダメージを減らすことができます。メラニン生成やDNA損傷から肌を守る『ヘリオケアウルトラD』と紫外線などの「酸化」による肌のメラニンぐすみに加え、肌の黄ぐすみ・しわの原因になる「糖化」も防ぐ『ソルプロプリュスホワイト』のW使いが当院では人気です。(銀座ケイスキンクリニック取扱い ヘリオケアウルトラD1箱(30カプセル/30日分)¥6,000・ソルプロホワイトプリュス1箱(30カプセル/30日分)¥5,000)
また、日焼けの前でも後でも抗酸化作用のある食品は効果があります。ビタミンCはパプリカやじゃがいも、ビタミンEはブロッコリー、トマトのリコピンも抗酸化作用でおなじみです。

■ウワサ⑥美容液でも美容成分が入っていないことがある!?
コレはホント!美容液の明確な規定はないので可能性アリ。
美容液というと肌にいいものがたっぷり入っているイメージですが、明確な定義はありません。ゆえに美容成分のない美容液も存在することは可能です。基本は保湿力UPを期待、プラスαの効能を求める場合は、成分表示をチェックしましょう。

■ウワサ⑦肝斑は美容液で治る!?
一部はホント!肝斑は体質だけど薄くすることはできる。
美容液・飲み薬、美容医療で目立たなくなります。美容液で完治を目指すのは難しいけれど、トラネキサム酸入りなら肝斑を薄くする効果が期待できます。当院では、肝斑には『ルミキシルクリーム』(銀座ケイスキンクリニック取扱い30ml¥10,000税別)とトラネキサム酸配合の『ナビジョンDR TAホワイトエマルジョンI(みずみずしくうるおうタイプ)』(銀座ケイスキンクリニック取扱い120ml ¥8,500税別)のペア使いをオススメしています。『ナビジョンDR TAホワイトエマルジョンI』はメラニン色素の生成を抑え、シミ・ソバカス肝斑・くすみを防ぐ薬用美白乳液です。みずみずしく広がり、潤いに満ちたべたつきのない明るい素肌へ導きます。
効果の順は美容液<サプリ<美容医療。ただし美容医療でも完治は困難なので、あくまで薄くするという気持ちで。

肝斑には、レーザーを1兆分の1秒単位で照射する最新鋭の『ピコレーザー』が良いでしょう。境界のはっきりしたシミは、『ピコスポット照射』で、かさぶたにして取ることができます。従来のシミ取りレーザーよりも痛みや皮膚へのダメージが少なく、ダウンタイムも軽くなりました。

▼治療頻度:1回のみ(薄い膜状のかさぶたは5~7日で剥がれます。)
▼効果持続期間:再発しない場合、追加照射なし
▼費用:1ショット¥1,000(全顔照射治療のオプション。スポット照射のみ希望の場合は30ショット以上から。)

【身近な定番アイテムにまつわる!美容の都市伝説暴き隊!】
「そんな裏技あったのか!?」とつい飛びついてしまいたくなる、手軽でお得で効果てきめん(...という噂)の美容界の都市伝説的テクニック。その真価をズバリ暴きます!

■オロナインパックで毛穴が消えるらしい!
→ウソ伝説
オロナインH軟膏で毛穴は消えません。消毒液成分入りなので無駄にぬってはいけません。手指消毒に用いることがあるような成分で、顔には不要です。オロナインで全顔パックするくらいならワセリンの方が100倍いいです。

■クレンジング代わりのベビーオイル洗顔で肌負担軽減!
→ウソ伝説
メイクを乳化し水に流す機能は、ベビーオイルにはありません。拭き取っても完全に落ちないから、酸化した油脂は肌負担になってしまいます。W洗顔が必要になるうえ、洗浄力が弱い洗顔料だと汚れた油が残りニキビの原因になるので止めた方が良いでしょう。

■洗顔フォームにベビーオイルを混ぜると毛穴がキレイに!?
→ウソ伝説
洗顔料は油を分解するもの。そこにオイルを入れてしまうとそっちを分解してしまいます!どうせ使用するならば、洗顔後の保湿にしておきましょう。

■お風呂のニベアパックで色白に!?
→ウソ伝説
塗ると白塗りになるだけで、洗い流せば元に戻ります。保湿効果はありますが、美白成分は入っていません。日焼けしないこと、抗酸化成分をとること、これが美白の近道です!

■馬油洗顔で毛穴汚れが砂利のように取れる!?
→ビミョ~伝説
毛穴の奥の黒ずみは化学の力で落とすものです。オイルなどでは角栓が取れやすくなる程度。また、馬油をつけたままでは酸化で刺激になり、やりすぎると角栓詰まりの原因にもなってしまいます。

■ワセリンを綿棒につけてクルクルすると鼻の黒ずみが取れる!?
→ビミョ~伝説
皮脂が酸化し黒ずんだものは、角栓が取れ消えたと感じるかもしれませんが...馬油と同じで、入り口の汚れはどうにかできても、毛穴周囲のメラニンによる黒ずみは取れません!

■保湿はワセリン1本で十分なんでしょ?
→ウソ伝説
ワセリンはベタつくけれど保湿力はほぼゼロです。ワセリンで肌水分量はほぼ上がりません。保湿剤が刺激になるほど肌が傷んでいるときに使う被履剤です。

是非、ご参考になさって下さい。


ldk202011001.jpg

2020年9月17日

雑誌『美ST』2020年11月号(9月17日発売 掲載ページP44~53)

特集「迷える40代50代のスキンケアにファイナルアンサー」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

毎日習慣的に行っているスキンケアこそ、美肌を決める分かれ道です。数年前や去年と、はたまた前日と同じケアでパッと済ませていませんか?洗い方やコスメの選び方、使い方を見直すだけで、あなたの肌はもっと美しくなれます!

【クレンジング】落とすことは最重要事項!丁寧に、でも落とし過ぎず!を心がけましょう。
■Q1 40代の今の洗顔の重要ポイントは?
A『メークが軽くなり、石鹸で落とせるアイテムも多い時代。その日のメークに合ったクレンジングを選んで!』
油汚れを落とすには、油と界面活性剤の力が不可欠に。でも軽いメイクなら過剰な洗浄力は必要ありません。選ぶ基準は、オイルやミルクといった形状で決めるより、肌質やメークに合ったものを選びましょう。
■Q2 ダブル洗顔って本当に不要なの?
A『不要と書かれているものは、洗顔料を使わなくてOK』
W洗顔が必要な場合も、一瞬泡をのせてすぐ流す程度で十分です。
■Q3 ポイントメークの専用クレンジングって必要?
A『ウォータープルーフ以外は必要ナシ!』
洗浄力が強いものが多く、流行りの軽いアイメークには不要です。
■Q4 こするのは良くないというけれど、ちゃんと落ちるの?
A『こすらないと落ちないクレンジングは、そのメークと合っていません!』
メークに合っていれば優しくクルクルすれば全部落ちます。こすらないと落ちないならクレンジングの力不足です。こする刺激は美肌の大敵。角層が厚くなりメラニンが増える恐れもあります。
■Q5 実際どんなクレンジングを選べばいい?
A『メークに合わせてクレンジングは3種類用意しましょう』
優しく馴染ませるだけでスルリと落ちるのが最適です。落としすぎも落とさなすぎもNGです。洗浄力別に用意しメークに合わせて選びましょう。目に沁みるものは洗い残しの原因になります。
・しっかりメーク→オイルやバームで洗浄力の強いもの
・リモートメーク→しっとりした洗い上がり重視
・敏感になった時→目に入っても痛くない優しいアイテム
最近のオイルクレンジングは、洗浄力が高く、肌への負担が少ないものが増えています。
当院で人気の「ナビジョンDRのメーククレンジングオイル」は、極めて酸化しにくいオイルで、潤い成分も高いので安心してお使い頂けます。テクニック不要でサッと落ちるので、ミルクやジェルクレンジングで長時間擦るよりも肌の負担が少なくて済むという点もメリットの一つです。

【洗顔】刺激は禁物!洗う時は泡をクッションに、すすぎは小鳥タッチで。
多くの人が見直すべきは洗顔です。脂性肌はもちろん自称乾燥肌も皮脂を適切にオフするだけで、肌状態が良くなる場合もあります。さらに丁寧な保湿を心がければもっと良い状態になります。
■Q6 朝は湯洗いや水洗顔で大丈夫?
A『だめです!若い頃の肌質を思い返して、油分が出やすい場所だけでも洗いましょう』
今、乾燥肌でも若い頃にニキビで悩んだなら皮脂腺の活性がある程度あります。Tゾーンだけも泡で洗いましょう。最近は、毛穴の汚れを落とし潤いをキープするジュレ洗顔が増えています。皮脂の脂肪酸と結合して石鹸化し、油汚れだけを落とす画期的な商品も出てきています。
■Q7 シャワーを直接当てて洗っても大丈夫?
A『直接は刺激が強すぎます!』
強い水圧も刺激になる可能性があり、シャワーを直接顔に当てるのは避けほうがベターです。直接当てるなら、かざした手のひら越しに弱流を当て、指の間から滴るお湯で洗い流しましょう。
■Q8 最近洗顔料の種類が増えています。40代の肌には何がいいの?
A『基本はアミノ酸系がオススメ!』
特に朝は高い洗浄力は必要ありません。弱酸性でアミノ酸系のマイルドな洗浄剤で十分です。洗っている最中にキュキュっとならず、洗い上がりに乾燥を感じにくいものを選びましょう。
当院で患者様にご利用いただいている、泡状洗顔料の「アクセーヌ リセットウォッシュ」は、肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合。余分な角質を除去して肌を柔軟に整えます。ボトルからスフレのようなきめ細かい泡ででてくるので、肌に負担をかけずに泡洗顔できます。
■Q9 泡ででてくるタイプは界面活性剤が多いの?
A『決してそうとは限りません。少ない量で最大限の洗浄力が出せるというメリットも』
泡で出るタイプは界面活性剤の量が多いという認識は誤りです。泡を作る特殊な形状の容器で濃度が薄い場合もあります。ボディソープを泡出てて来るポンプの空容器に10倍希釈で詰め替えるテクもあり。ただし、水で希釈すると不安定になるので、数日で使い切る量ずつ作りましょう。
■Q10 すすぎはどの程度すればいい?
A『小鳥タッチで20~30回』
予洗いよりすすぎを丁寧にしましょう。手のひらでお湯をやさしく肌に当てるようなイメージで。泡がきっちりなくなるまで約20〜30回が目安です。泡がなくなれば何十回もやらずOKです。お湯をバシャバシャと豪快にかけたり、手のひらで広げるようにすすがず、優しくパシャッと当てるだけ。院長が実践した際の手つきは、想像以上にソフトタッチでした。
■Q11 拭く時の注意点は?
A『タオルを動かしてこするのではなく、タオルを優しく顔に当てましょう』
繰り返しですが肌の大敵は刺激です。洗顔後もこすらずタオルに水分を吸わせて。タオルの繊維が残った状態でケアしても刺激になる可能性があります。院長は5枚重ねのガーゼタオルを愛用しているそうです。

【保湿】大人の肌には化粧水とクリームがマスト!肌状態で量を調節しましょう。
■Q12 化粧水はたくさんつけるのがいい?
A『肌を柔らかくするために必要な量だけでOK』
 目的は表面を濡らして次のコスメを浸透させることです。しっとりした環境は美肌菌育成にも役立つので、20代の頃と比べて肌の水分量が減っている美ST世代は2~3度重ねてつけるのも効果的です。でも、与えすぎはバリア機能障害になってしまうことも。
■Q13 コットンと手づけ、どちらがいい?
A『手で付けるのがベスト!』
優しく洗い、優しく保湿するのが美肌の基本です。スキンケアでは刺激になる可能性のあるコットン使いより手が一番です。強く押したりこすったりせず優しくふわっとハンドプレスしましょう。温まって浸透も上がります。しっとりと実感できるのが適量です。自分の感覚でケアしましょう。
■Q14 40代の化粧水はトロトロ、トロシャバ、シャバシャバ、どれがいい?
A『肌の上に残らずきちんと浸透するトロシャバ化粧水がオススメです。』
化粧水の目的は肌表面を濡らすことです。テクスチャーは好みで選んでOK。保水力が高い成分が入っているとろみ系は乾燥肌の人に人気です。べたつかないものがオススメです。
■Q15 乳液とクリームは両方つけるべき?
A『どちらかでOK。20代は常に乳液でもいいですが、40代はクリームが必要です』
水分量が高くニキビができやすい20代なら乳液でもいいですが、40代ならより油分の高いクリームが最適です。目元の乾燥には密着しやすいアイクリームを使ってもOK!
■Q16 オールインワンって使ってもいいの?
A『いわゆるオールインワンコスメに限らず、大人は自分に合うコスメをオールインワンにすればいい!』
肌がしっかり潤い乾燥しなければ、1つで終わらせても大丈夫です。院長は、肌のゆらぎを感じるときは美容クリームだけの日もあるそう。名前は違っても1つで潤うならオールインワンとして使えます。
■Q17 コスメを使う時の目安量はどれくらい?
A『40代は規定量より多目がオススメです』
パール大は少なめ。規定量よりやや多め、肌を触って手のひらにペタッと吸い付くのが目安です。
■Q18 40代のためのクリームは?
A『セラミドを配合した高保湿クリーム。』
クリームの目的は保湿です。グリセリンや多糖類、ヒアルロン酸などが含まれているほど保湿力も上がります。特に高保湿なセラミドが主要成分に含まれるクリームがオススメです。当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」(銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g ¥5,000税別 )が水分保持力・抗炎症作用が高く、しっとり感がありながら重すぎず塗り心地がよいので人気です。顔から体まで全身に使用している方が多くいらっしゃいます。
■Q19 各ステップの間は時間をあけるべき?
A『1分程度で十分。次のコスメが肌の上で上滑りしない程度に時間をあけて。』
間髪を入れずに次々塗ってしまうと表面でぬるぬるしてトータルの外用量が少なくなってしまう可能性があります。時短ならとろみの少ない化粧水にクリームを重ねるのが好相性です。

【エイジングケア】SSTや揺らぎが気になる40代、やりすぎ、ひと手間惜しまず、のバランスを大切に
■Q20 アイクリームは使うべき?
A『普通のクリームでもOK!』
全顔用クリームを目まわりなど乾燥しやすい部分に厚く重ね塗ってOK。ただ専用クリームはこってりした形状で密着しやすいのでしっかりケアしたいならアイクリームを使いましょう。
■Q21 シートマスクってやっぱり必要ですか?
A『毎日する必要はありません。週一回程度で十分です』
普段のケアだけで十分。取り入れるなら個包装の高級なマスク。週に一回程度というのが良い頻度です。やりすぎは肌の負担になることもあります。敏感肌では特にリスクが高いです。
■Q22 今、1番気になるマスク荒れ。どうすればいい?
A『湿疹はとにかく刺激を与えないように。白ニキビは赤ニキビにしないよう、酵素洗顔などで代謝を高めることが大切』
白ニキビや毛穴の黒ずみは角栓詰まりによる酸化が原因。自宅ケアなら酵素洗顔で柔らかくしましょう。
■Q23 マッサージはやった方がいい?
A『やらなくてもいい。摩擦は厳禁』
マッサージも摩擦になってしまいます。心地よい圧迫でむくみを押し流し、血流をアップさせる程度ならOK。表面を擦る刺激は絶対避けましょう。たるみケアで顔の筋肉を鍛えすぎるのも逆効果です。
■Q24 いくつも美容液を重ねてもいい?
A『基本的にはいくつも塗るより、一つを集中的に使う方が効果的です。』
化粧品で結果を出したいなら1〜3カ月単位で使う必要があります。
■Q29 コスメを重ねる際、どんな順番で使えばいい?
A『全部しっかり浸透させたいからサラサラ→しっとりの順に』
効かせたい順より浸透性を優先。サラっとしたテクスチャーから塗り、こってりしたものは一番最後に塗りましょう。同じメーカーのアイテムを重ねるなら、指定に従うのがベストです。

【見直すべき美肌習慣】
◆洗顔はたっぷりの泡でこすらず摩擦レス!
洗浄剤をしっかり泡立て包み込むように洗うのが正解です。洗浄力が増し、摩擦刺激や界面活性剤の量も最低限になります。
◆すすぎもこまめに丁寧に優しく洗い流して。
 優しく洗うのが美肌の基本です。お湯の温度が高いと細胞間脂質が漏出しやすいので、人肌より低いぬるま湯にしましょう。水圧も刺激になります。
◆拭く時も当てるだけ。ゴシゴシ拭きません!
肌当たりの良いガーゼタオルなどがオススメです。
◆日中のミストや週1シートマスクで徹底保湿。
マスク内は意外に乾燥するのでこまめに保湿しましょう。外したらすぐの保湿はマスク皮膚炎対策にも良いでしょう。週1のシートマスクも美肌作りに最適です。
◆化粧水は何度も重ねてたくさん入れ込んで。
 たっぷりの保湿ケアは炎症を起こさない美肌につながります。
◆透明感必須!通年美白でくすみ知らずに。
セルフケアでの美白は根気が勝負です。春夏だけでなく通年で使うのが良いでしょう。肝斑にはトラネキサム酸がオススメです。
◆たっぷりクリームできちんとフタをします。
 皮膚が薄く乾燥しやすい目元を厚めに塗って保湿するのが良いでしょう。保湿が十分だと美肌菌が育ちやすくなります。
◆外から中からターンオーバーを促して。
肌代謝を高めると、キメ、毛穴、美白に良いです。腸内環境を整えると角質の水分量も高くなります。
◆首や肩をほぐして血流アップで血色よく。
顔そのものをマッサージするより首肩をほぐして頭頚部への血流を高めると美肌になります。
◆肌・目・髪、全方位から紫外線をガード。
朝のUV対策はもちろん、日中も日焼け止めを重ねて塗りましょう。日差しの強い日にはあらゆる角度から紫外線を防御しましょう。
飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』は、抗酸化作用の高い成分が理想的に配合されており、紫外線以外でも発生する活性酸素から体を守り免疫力を高めてくれます。
当院の患者様の多くが、抗酸化作用をより高め抗糖化作用も持ち合わせる「ソルプロプリュスホワイト」を一緒に飲んでいます。
◆足りない成分はサプリや薬剤で補充。
必要な栄養素はサプリで補填。抗酸化や炎症作用があるトラネキサム酸やビタミン類はシミや肌荒れ予防になります。
◆外から中からターンオーバーを促して。
肌代謝を高めると、キメ、毛穴、美白に良いです。腸内環境を整えると角質の水分量も高
くなります。
◆適度な運動で代謝を高めて肌力アップ!
運動習慣は代謝を高めるので是非取り入れましょう。

是非、ご参考になさって下さい。

bst201100.jpgbst201101.jpgbst201101.jpgbst201101.jpgbst201101.jpgbst201101.jpgbst201101.jpgbst201101.jpgbst201101.jpgbst201101.jpgbst201101.jpg

2020年9月12日

雑誌『美人百花』2020年10月号(9月12日発売 掲載ページP172)

特集「この秋はベースメイクへの変えどきです」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

長引くマスク生活でみんな悩んでいる肌作り。
美肌をキープできる新常識を徹底レクチャー!!

【マスク×ベースメイクの素朴な疑問Q&A】
マスク生活がスタートしてから、肌悩みやメイク悩みが増えたという声が多数。素朴な疑問を、慶田院長に聞いてみました!

Q1『マスクの中は、実は乾燥しているとは本当ですか?』
A『はい、想像以上に肌は乾いています!』
マスクによりあまりに汗が多く蒸れると、ミネラルなど汗に含まれる成分の刺激で炎症を起こす「汗荒れ」に。また、マスクが接する部分は、吸い取り紙のように肌の皮脂や水分を奪います。ですから、肌は実はカラカラの状態!

Q2『マスクの乾燥対策に、スキンケアで気をつけておくべきポイントはありますか?』
A『とにかく保湿を大切に!』
刺激を受けやすい環境下のため、トランサミンなど抗炎症成分や、バリア機能をサポートするセラミドなどが配合された化粧品を選ぶことも良いでしょう。
当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」(銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g ¥5,000税別 )が水分保持力・抗炎症作用が高く、しっとり感がありながら重すぎず塗り心地がよいので人気です。

Q3『マスクのサイズを選ぶ基準を教えてください。』
A『ジャストサイズを探して!!』
マスクは小さすぎると口元が圧迫され、大きすぎるとずれて、肌と摩擦を起こします。自分のお顔にぴったりとフィットするサイズのマスクを探しましょう。

Q4『すっぴんでマスクをつけることは肌にとっていいことですか?』
A『薄くベースを塗った方がよさそう!』
ベースメイク1枚の薄さで摩擦を防ぐ効果はあまりなさそうです。ただ、保湿力を加える、紫外線を避けるという意味では、薄くベースを塗る意味はあると思います。

Q5『マスクの乾燥が気になる日中、潤いチャージをするためにどんなケアがおすすめですか?』
A『肌にとって刺激的な「汗」をオフして!』
思い切って洗い流すか、水でぬらして絞ったハンカチで軽く押さえるなどして、肌の刺激となりうる汗の成分を取り去ること。それから、乳液や軽めのクリームを重ねると良いでしょう。抗炎症作用のあるトラネキサム酸やセラミドやヒアルロン酸、グリセリン、ペプチドやアミノ酸など水分を抱え込む働きのある保湿成分を含むクリームを重ねてうるおいをキープしましょう。トラネキサム酸配合の「ナビジョン TAエマルジョンW」(銀座ケイスキンクリニック取扱い120ml¥8,000税別 )はメラニン色素の生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ薬用美白乳液です。まろやかなコクのある感触でうるおいを補給し、透明感のあるつややかな肌に導きます。

Q6『マスクは、どんなタイプのものが肌に優しいですか?』
A『コットンやシルクなど天然素材がおすすめ!』
吸湿性の高い、コットンやシルクなど天然素材のマスクが、肌負担が少ないと思います。マスクの肌当たりを確かめた上で、洗い替えなどを買い足すと良いでしょう。

Q7『マスク内のお肌の環境を少しでもよくするためにはどうすればよいですか?』
A『汗の量を減らす工夫を!』
体を冷やして体温を下げ、汗の量を減らすことで、蒸れにくくなります。保冷剤や冷たい缶ジュースなど、冷えたものを首の後ろや脇に当てる、風通しの良い天然素材の服を着る、など工夫しましょう。
当院では顔汗を止めるボトックス注射も承っています。真皮内に浅くメソボトックステクニックで注射するので毛穴が締まり、汗が少なくなります。

Q8『マスクでできてしまったニキビを悪化させないためにどんなことに気をつければよいですか?』
A『きちんと洗顔し、保湿を強化して!』
保湿不足だと美肌菌が減ってアクネ菌が増え、皮脂を増やすシグナルを出します。また、紫外線が当たると、皮脂が酸化して肌の刺激となって毛穴詰まりを引き起こします。洗顔と保湿、紫外線対策を怠らないこと。
マスクで増える大人ニキビ対策は、美容医療に頼るのも賢い選択です。乳酸とサリチル酸で古い角質をピーリングし毛穴の皮脂や角栓をオフする『アクアフェイシャル』がおすすめです。
また、肌の不調を回復させる施術として、痛みもダウンタイムもないノンストレス美肌治療『プラズマシャワー』が人気です。強力な滅菌作用でニキビなどの肌トラブルを引き起こす細菌・真菌を死滅させ、肌フローラを整えます。さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。肌荒れやニキビにお悩みの方に圧倒的人気な導入剤が、抗炎症作用が高い『サイトプロMD』ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。
是非、ご参考になさって下さい。

100_20201101.jpg100_20201102.jpg100_20201103.jpg

雑誌『美的GRAND』2020年秋号(9月12日発売 掲載ページP90~93)

特集「グラン読者たちのリアル美容医療体験レポート」に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

在宅勤務、外出自粛、マスク必携というこの時期、クリニックの門を叩いた人がたくさん。
実は私たち、マスク生活中にこっそりキレイになっちゃいました♪
マスク生活は前向きにとらえた者勝ち!今こそキレイになるチャンスです。
コロナ不況が広がる中で、「どうやら美容クリニックは盛況らしい」という噂がちらほら。そこで、最近リアルに美容医療を受けた人をリサーチ。生の声を集めてみました。

・この時期、オンライン会議が増えたせいで、肌のシミや色ムラがどうしても気になっちゃって...。今すぐレーザーでキレイにしたい!と思ったんですよね。
・レーザーでシミ取り後は紫外線カットが必須なので、外出自粛中はいい機会でした。
・しかも私はマスクで見えない位置にシミがあったから、術後のかさぶたを隠せて一石二鳥!
・私もずっと悩んでいた顎周りのニキビ痕をレーザー治療したくて、マスクで隠せる今がチャンス!と思い切ったんです。
・私は頬の水ぼうそう痕をレーザーで滑らかにしてもらいました。術後は赤くなったけど、マスクで隠せたから問題なし!
・私はフェイスラインを糸で引き上げたんです。自然に若返ることができて、とっても満足。むしろマスクをはやく外したい。笑
・私は半年に1の度メンテナンスでヒアルロン酸を注入。もはや美容院に行く感覚です。
・私も!ネイルやホットヨガは休んでもクリニックの治療は自粛したくなくて...笑

大人女性からの信頼が厚い、美人女医5人に聞きました!
【自分自身も"最近やった"グラン世代におすすめの施術は?】
『再生力が落ちた大人の肌にはレーザー治療やハリの刺激で活を!』
再生力が衰えた大人の肌には、レーザーや針の強い刺激が若返りのスイッチに。院長は「サーマクールFLX」や「フォトフェイシャルM22」などを定期的に受け、肌に喝を入れて肌再生を活性化しているそうです。最近のおすすめは「ダーマペン4」。高振動で肌に無数の細かい針穴をあけ、目的に応じた薬剤を入れ込むもので、即効性抜群です。

Withコロナのマスク期間中も予約がいっぱい!
人気美容クリニックの盛況メニューTOP3発表!
【銀座ケイスキンクリニックのTOP3】
一番人気は、治療直後から大幅な若返りを実感できるヒアルロン酸注入。次にレーザーでのたるみ治療・シミ・くすみ改善が続きます。いずれもマスクを外す未来への先行投資ですね。

『1位 ヒアルロン酸注入』
➡シワ・たるみ
顔全体のバランスを整えながら美人顔にデザイン注入!
年齢を感じるシワや肌の凹みをヒアルロン酸で持ち上げてふっくらさせるため、注入直後から明らかな若返りが可能。当院は、ヒアルロン酸注入でのリフトアップ技術に定評があり。ダウンタイムが少なく、長持ちするのも人気のポイントです。
しっかり持ちあげたい部分、輪郭を形成したい部分など、部位ごとに硬さの異なる製剤を使い分けます。麻酔剤をぬっておくため、ほぼ痛みはありません。
当院通院中のHIROMIさんのご感想
結果が分かりやすい分、投資する価値は高い!
肌に触れたとき、おでこの丸みや肌のハリを実感できて感動しました。違和感なく綺麗になれるのがうれしい!HIROMI様はやせ型のお顔立ちで、頬骨や眉骨が目立ち、口周りのシワも深くなってきていました。額やコメカミ、頬外側、リフトアップポイントやほうれい線、マリオネットラインなどに、少しずつ丁寧に注入したので、完璧な卵型の美人輪郭になりました。40代前半でヒアルロン酸注入を開始したことで、少量でナチュラルな仕上がりが叶い、今後の老化を遅らせる効果もあります。

『2位 サーマクールFLX』
➡たるみ・ハリ不足
9年ぶりに進化したサーマクールFLXは従来機種(CPT)に比べて「痛みや熱感が軽減」されながらも、「即時的効果が高く」なり「引き締め効果も強化」され、満足度が格段に上がりました。ダウンタイムがなく、施術後すぐにメイクが可能です。
"スフレ化"したぶよぶよの肌をキュッとコンパクトに引き締め、高い輪郭改善効果を期待できます。高周波の熱作用によりコラーゲン線維が同時に収縮し、施術直後から引き締め効果を実感できます。翌日以降、顔がむくみにくなり、2週間で顔が揺れにくくなって、4週間で小顔効果を実感します。新しいコラーゲンの増生も強力促進し、将来への投資になります。
「ウルセラ」を組み合わせることでさらにリフトアップ!
広範囲に照射するサーマクールと粘膜を点状で狙う「ウルセラ」を両方受けると引き締め感が倍増!さらなる若返り効果が期待できます。

『3位 ピコレーザー』
➡シミ・そばかす・肝斑
"ピコ秒=1兆分の1秒"の衝撃派でメラニンを瞬時に破壊!
パルス幅が極端に短い照射で、メラニン色素を一瞬にして」細かく砕く、最先端のシミ治療。色調の薄いシミにも優れた反応を示します。照射後は軟膏を塗るだけでOKです。
照射後に薄くできるかさぶたは1~2週間で剥離。徐々にシミが目立たない明るい肌へ導きます。マスク時期は薄いシミまで数百ショット照射する方も多いです。

是非、ご参考になさって下さい。

grand20201001.jpggrand20201002.jpggrand20201003.jpggrand20201004.jpggrand20201005.jpg

2020年9月 9日

雑誌『anan』No.2216号(9月9日発売 掲載P55~57)

特集「胸の健康を考える。おっぱいハンドブック」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

胸について知ることは、自分を大切にして美乳を目指すための第一歩です。よくあるバストの肌トラブルや乳がん検診の基礎知識、年代別の変化などを解説しました。

【これって病気?気になるお胸のお悩みチェック。】
なかなか人には言えないバストや乳首の悩み。アンケートを見ると、私だけじゃなかった! でも、ひょっとすると病気のサインが隠れている可能性も?

●「乳首が痒くなります」
それは...ブラジャーで擦れているからかも!?
乳首やその周りがムズムズと痒くなるという人は、意外と多いようです。原因として、ブラジャーによる擦れ、汗の刺激などが考えられます。ちゃんとフィットしていないブラジャーをつけていると、中で乳首が擦れてしまいます。まず、下着の縫い目やレースが乳首に当たらないかをチェックしてみましょう。レースをたっぷり使った可愛い下着は特別な日だけにして、ふだんは肌への刺激が少ないものを使用しましょう。肌当たりを重視するならシルクやコットンがおすすめ。最近の機能性下着は、吸水性に優れた肌に優しい素材のものも増えています。症状がひどいときは、キャミソールなどのインナーを着た上からブラジャーをするという裏技もあります。また、運動する際はしっかりホールドできるタイプのものを着用することもお忘れなく。

●「乳首に太い毛が生えてきます」
それは...体質なので問題ないが、病気が原因のことも。
他の体毛と同じように体質によって個人差があるもの。ホルモンの影響で、出産前後に毛が増えたり、濃くなったりする人もいます。デリケートな部位なので、自分で抜いてしまうと炎症を起こすこともあり、お勧めしません。毎日剃るのも避けましょう。剃毛すると皮膚の角層が剥がれて無防備な状態になり、細菌などに感染しやすくなります。また、ホームケア用の光脱毛器も、肌色の濃い部位に使うと火傷のおそれがあるので避けましょう。クリニックで受ける医療レーザー脱毛が安全です。
当院で使用する『ジェントルレーズ・プロ』は日本で初めて『医療レーザー脱毛』の効能で薬事承認を受けた医療機器で、デリケートゾーンなど、生理的に色素の濃い部位の脱毛も安全に短時間で照射できます。強い熱エネルギーによって毛と毛を作る器官(毛母)を壊すため、半永久的に毛が生えてこなくなります。さらに、レーザーの美白作用に加え、熱作用で皮膚も引き締まるので、継続すると肌のハリと透明感が高まります。
また、あまりにも毛の量が多い場合は、病気のサインである可能性もあります。多嚢胞性卵巣症候群(PCO)といって、卵巣に嚢胞がたくさんできてしまう病気です。男性ホルモンの値が上がりニキビが異常にできたり多毛になったりすることがあります。おかしいなと思ったら皮膚科、もしくは婦人科を受診しましょう。

●「胸の谷間がザラザラしている」
それは...毛穴が詰まりニキビができかけているのかも?
胸やデコルテのざらつきは、小さなニキビ=コメドがある状態。悪化すると赤ニキビや膿を持った黄ニキビになってしまいます。胸のまわり、とくに胸の谷間からデコルテにかけてはもともと大きく発達した皮脂腺が多く分布する部位です。脂を好むアクネ菌が繁殖しやすい環境といえます。
皮脂腺の多さは遺伝で決まっているので、もともとニキビができやすい方はいらっしゃいます。一方で、夏に悪化することが多いのは紫外線や汗、睡眠不足や疲労など様々な要因で角層が厚くなり、気温が高くなって皮脂量が増えるので毛穴が詰まりやすくなることが原因です。
 また、甘いものばかり食べて糖質過多になるとニキビを悪化させます。日々のケアとしては、やさしく洗うことが大切です。どうにも気になるときは、皮膚科で『ケミカルピーリング』を受けると改善しやすいです。余分な角質を取り除くことで皮膚の新陳代謝を高め、新しい皮膚に再生させます。

●「ブラジャーが当たるところが痒くてしょうがない」
それは...汗が刺激に。暑い時期はしっかり対策を。
ブラジャーのワイヤーが当たる胸のアンダーラインのあたりが痒く、なかには、かぶれたようになってしまうという声もあります。厳密には"かぶれ"は金属などアレルギー物質に触れることで起きます。ブラジャーの布でかぶれる可能性は低く、痒みの原因の多くは「汗荒れ」と呼ばれる湿疹の状態です。肌が弱い人には、自分の汗さえも刺激になってしまいます。ブラジャーは日中ずっとつけているので、汗をかいてもそのままにしがちですが、こまめに拭くなど地道な対策をしましょう。汗をたくさんかいたら、お手洗いに行ったときなどに、濡れたハンカチでブラジャーが当たる部分を拭きとるといいでしょう。乳首の痒み対策と同じように、吸水性の高い、肌にやさしい素材のブラジャーを選びましょう。

●「乳首の色が左右で違っている」
それは...炎症を繰り返すうちに色が変わることも。
痒いからといって乳首を掻いたりしていると炎症がひどくなってしまいます。それを繰り返すうちに、片方だけ黒ずみが目立つようになるケースもあります。早めに皮膚科を受診し、できるだけ刺激を与えないようにしましょう。左右の違いにかぎらず、自分の乳首の色が濃いのではないかと気にしている人は多いですが、コンプレックスに感じる必要はありません。日本女性は、白人モデルのようなピンク色じゃないのは当たり前なので比べないことです。一般的には、ホルモン値が高い若い女性のほうがメラニン活性が高く乳首の色が濃くなります。高齢になるとメラニン量が減り、色素が少しずつ薄くなります。乳首の色を薄くするという触れ込みの市販コスメの中には危険な成分を含むものもあるので、むやみに飛びつかないようにしましょう。

●「肌色のプツプツができている」
それは...老人性イボです。レーザーで治療可能。
胸やデコルテにできる肌色~薄茶色のプツプツの正体は、老人性イボです。30歳を過ぎた頃からでき始めます。体質もありますが、主な原因は日焼けによる光老化です。女性はデコルテの開いた服を着る機会も多いのではないでしょうか。斜め上から注ぐ日差しをまともに受けるので、じつは紫外線ケアが重要なパーツなのですが、日焼け止めを塗り忘れがちですよね。子どもの頃など、昔浴びた紫外線の影響もあるのでこれからできる対策には限界があります。放っておけば大きくなってしまうのも厄介です。また、摩擦による刺激が原因となって、直接日に当たらない乳輪や脇の下、脇腹などにもできることがあります。できてしまったものはレーザーで浅く削る処置がおすすめです。当院では、『CO₂レーザー手術(炭酸ガスレーザー手術)』にて治療を行っております。ごく浅く削るだけで除去でき、出血もほとんどなく、5~7日で傷は上皮かします。小さいうちに治療すれば傷跡も目立たなく、1回で綺麗に除去することができます。

●「乳首が擦れて皮が剥けてきた」
それは...湿疹かも。繰り返さないよう治療を。
痒みやぶつぶつだけではなく、皮が剥けるのも湿疹の症状です。繰り返すとゴツゴツしたり脱色素斑(白っぽく色が抜ける)になることもあるので早めに皮膚科を受診しましょう。
 軽い湿疹ならまだしも、慢性の湿疹になると皮膚の構造が変わって乳頭までごつごつと大きくなってしまうので甘く見てはいけません。悪化すると皮膚のバリアが壊れてジクジクとただれるほどになります。乳首は薬が浸透しやすい所でもあるので、弱い塗り薬で治療でき、治ってきたらシンプルな保湿剤でケアできます。いつも使っているボディローションがしみて痛いようなら炎症を起こしている証拠です。ワセリンなどを塗って応急処置をして、皮膚科を受診しましょう。

是非、ご参考になさって下さい。

anan20200911.jpganan20200913.jpganan20200914.jpganan20200915.jpg

2020年9月 8日

雑誌『週刊女性』2020年9月22日号(9月8日発売 掲載ページP90~91)


特集「アラフィフ記者 山ぴーが行く!第4回 マスク下でこっそりアンチエイジング!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

女性の顔は年齢と共に変化していきますが、特に口元は変化が出やすいのが特徴です。
鼻下(人中)がのびる、唇が薄くなる、ほうれい線がでる、鼻の幅が広がる、顎(あご)がしぼみ小さくなる...等。これらの原因は加齢により顔面骨に骨吸収が生じることが原因です。老化で骨の形が変わり、土台から崩れてしまうのです。
加齢とともに人中が伸びてしまったことで、老けて見えることがお悩みだという、アラフィフ記者の山ぴーさん。院長診察の上、唇へのヒアルロン酸注射を体験いただきました。加齢で薄くなった唇にボリュームを出し、鼻下から唇の距離を短く見せる作戦です。

◆アラフィフ記者の山ぴーさんご感想◆
『全工程で30分ほどだったろうか。麻酔クリームを塗って放置のあと、女神が私の唇に薬剤を注入してくださった。唇に針をグイグイ。たしかに感じたことのない感覚一だけど、経産婦には余裕だ。直後に鏡を見ると......人中短くなってるかも〜♡
術後2週間くらいはむくむけど、安心してください。その間、基本マスク生活ですから!
コロナ褐のいま、マスク下の美容、全然やるべき。そしてコロナ明け、みんな笑顔でマスクをはずそう~!』

実は、あまり注目されていませんが、「鼻下から唇までの距離」が現代美人の条件の一つとして挙げられます。今活躍されている女優さんやモデルさんの多くが、鼻下から口の距離が近いのが共通点です。鼻の下(鼻と上唇の間)と唇の下(下唇とあごの間)のバランスが1:2である状態が、理想的なバランスと言われています。
鼻の下が長いのは、もともとの顔立ちもありますが、加齢によるたるみの影響もあります。鼻の下の皮膚が伸びて溝(人中)が目立たなくなり、上唇のボリュームが失われて、肌と唇の境目がわかりにくくなるなどの理由から、鼻の下が長くなり、間延びした顔になってしまうのです。
「唇のヒアルロン酸注入」というと、ふっくらしたボリュームを出すというイメージが一番強いと思いますが、輪郭を強調する注入法によって鼻の下の間隔を、相対的に短くして、若々しく見せることもできます。

■唇のヒアルロン酸注入の主な効果
・ボリュームを出してふっくらさせる
・ハリや縦ジワの改善
・色調の改善
・唇の輪郭を整える
・上下のバランスを整える
・鼻の下から上唇までの距離を縮める
・保水効果が高いので潤いを実感できる

実際の注入は、ご希望を踏まえた上で顔全体のバランスをみて行います。当院では、不自然に大きな唇は美しさを損ねると考えており、注入したことが分からない程度にナチュラルな仕上がりを目指しています。
ヒアルロン酸は高保水成分のため、注入後1カ月程度水分を吸収して浮腫みます。そのため、初回の注入量は1.0~1.5ml(製剤1~1.5本)程度の少量で留めます。水分が再吸収されると少し物足りなくなる場合も多いので、1~2か月後にタッチアップすると効果の持続期間が延長します。

当院では、注入前に表面麻酔のクリームを使用し、十分に冷却した上で、先端の丸いカニューラ針でゆっくりと注入し、痛みを軽減させています。もちろん、唇は感覚が鋭敏なため、他の部位よりお痛みを感じやすいですが、ヒアルロン酸自体に麻酔も入っているので、注入がすすむうちに痛みが少しずつ緩和されます。痛みを感じるのは、治療中の5分間だけですので、ほとんど全ての方がご辛抱頂ける程度です。

■唇のヒアルロン酸注入
初回トライアル 1本 ¥75,000
通常1本 ¥85,000

唇の形やボリュームを整えることによって、お顔の印象が、ぐんと華やかになります。
もともとは唇にボリュームがあった方でも、加齢とともに唇のボリュームが失われ、縦ジワが増え、輪郭が曖昧になり、唇上方にスモーカーズラインと呼ばれる縦ジワが寄り始めます。このような唇の変化は、老けて見えるだけでなく、口角が下がり不機嫌そうな印象を与えてしまいます。最近怒っていると勘違いされやすい、ふとした表情が不満そうに見える、疲れて見える・・・こんなことに心当たりがあればヒアルロン酸注入の始め時です。なじみの良い上質なヒアルロン酸製剤を注入すると、唇の輪郭が美しく整いふっくら若返り、魅力がアップするだけでなく、瑞々しく透明感のある色調になり、唇周囲のシワも減るので口元全体の若返り目的としても効果的です。
「ヒアルロン酸注入」には、解剖学的知識と正しい部位に注入するテクニックや経験に加え、美的センスが必要です。また、安全性の高い製剤を選び、ヒアルロン酸注入のメリットと限界を知った上で、患者様がご希望されても過剰な注入をしないといった医師のポリシーが求められます。
注入デザインをミリ単位で微調整する銀座ケイスキンクリニックのオーダーメード治療をぜひご体験いただきたいと思います。
マスクをしている間にこっそりアンチエイジングしてみてはいかがでしょうか?
是非、ご参考になさって下さい。


jyosei20201001.jpgjyosei20201002.jpg

2020年9月 7日

雑誌『Steady.』2020年10月号(9月7日発売 掲載ページP28~30)

特集「オトナの肌荒れレスキューQ&A」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

夏から秋にかけて変化する季節の変わり目は、肌トラブルも増えがちになります。さらに今年は新型ウイルスの影響によるマスクトラブルも肌荒れのお悩みに急浮上しています。皮膚科専門医など美容のプロの方々に、肌トラブル別の対策をお聞きしました!

◆読者1000人に緊急アンケート!◆
スキンケアで知りたいことNo,1が肌トラブル対策ということが判明!
Q.肌荒れに悩んだことがある?
YES→93%
NO→7% 
=9割以上の人が何らかの肌トラブルを経験済み!
Q.年齢とともに肌荒れの悩みはふえた?
YES→71%
NO→29%
=7割以上の人が加齢とともに肌悩みも増える傾向が!

【マスクトラブル】読者の72%がお悩み中! 
働く女子も今や''毎日マスク''が当たり前状態。約7割以上の人がマスクトラブルに悩んでいます。
① マスクで肌が赤くなった!
A. マスクの摩擦が肌荒れの原因です。
マスクはあぶらとりがみと同じように、肌の保湿成分である油分を吸い取ってしまうため、バリア機能が低下し肌荒れを起こしやすい敏感な状態になります。さらにマスクの摩擦などが刺激となり、炎症を起こす人が増えています。
② マスクで耳がかぶれた...
A. マスクのゴムがきつすぎるのもNG!
マスクのゴムの影響で耳に湿疹ができる人もいます。ごわごわした素材を避け、着用感にもこだわって自分にあうものを選びましょう。 
③ マスクでニキビが増えた...
A. マスクの摩擦による角質の肥厚が原因です。
摩擦により刺激を受けると、肌の防御反応により角質が厚くなります。すると毛穴が塞がって皮脂が溜まり、ニキビに。夏は特にマスク内の湿度が上昇し、汗と一緒に皮脂量も増えるので、ニキビができにくい人も要注意です。
④ マスクで益々ドライ肌に...
A. マスク内の擦れや汗の刺激によって角層がダメージを受け、角層のバリア機能が低下し、肌の水分保持能力が低下してしまうからです。
⑤ マスクとフェイスシールド、肌にはどっちがいい?
A. フェイスシールド。
肌に直接触れるものは摩擦が起こるので、フェイスシールドの方が肌に優しいです。マスクなら、オーガニックコットン100%のものがおすすめです。
⑥ マスクかぶれを防ぐには?
A. 1顔についた汗をこまめに拭き取る。
2マスクの着用時間は最小限に。
3洗浄後はしっかり保湿ケア。
この3か条を守って肌トラブルを回避しましょう!
 
【かさつき肌】読者の65%がお悩み中! 
かさつき肌の人は、湿度がぐっと低くなる秋から冬にかけて急増するのでこれから特に要注意です。
① 肌荒れの初期症状"かさつき"とはどんな状態?
A. 肌のバリア機能が低下して、肌の内部から水分が逃げやすくなっている状態。
② かさつきはひどくなるとどうなる?
A. バリア機能が低下した肌は、少しの刺激で炎症などのトラブルを起こしやすくなります。
③ 肌荒れから守ってくれる角層とは?
A. 肌の保湿を担う3大要素が存在します!
角層とは皮膚の1番表面にあり、「皮脂腺」という天然のクリームと、水分を抱え込みキメを細やかに美しく保つ要の役割を担う「細胞間脂質(セラミドなど)」、角質細胞内に水分を蓄える「天然保湿因子(アミノ酸など)」の3大要素がある部分です。細胞間脂質の量や質が低下すると、バリア機能が乱れ、少しの刺激で炎症を起こしやすくなります。
④ かさつき肌に効果的なスキンケア方法は?
A. 生活習慣の立て直し&信頼できるスキンケアアイテムを選ぶことです。
⑤ 角層のバリア機能を正常に保つために必要なことは?
A. スキンケアの3本柱と呼ばれる洗浄、保湿、紫外線対策が重要です。

【ゆらぎ肌】読者の63%がお悩み中!
一時的に肌が敏感肌になるゆらぎ肌は、季節変わり目に急増するお悩みですから注意が必要です。
① ゆらぎ肌ってどんな状態?
A. 普段健康な肌の人が、時々敏感になるのがゆらぎ肌。
慢性的に肌が不安定なのが敏感肌。ゆらぎ肌は肌がムズムズする違和感・大人ニキビ・
かゆみなど、一時的に不調になる状態です。
② 季節の変わり目に肌が揺らぎやすくなるのはなぜ?
A. ゆらぎ肌の外的要因・内的要因が増加するからです。
外的要因①花粉・黄砂②大気の乾燥③肌への刺激④気温の寒暖差
内的要因①睡眠不足②食事の偏りや腸内環境の乱れ③ストレス④運動不足
ともに季節の変わり目は要注意です。
③ ゆらぎ肌の時、メイクはどうすれば?
A. すっぴんはNG!低刺激なベースメイクで肌をガードしましょう。
肌が揺らいでいる時は外からの刺激も受けやすい状態です。肌にやさしいものを選び、ベースメイクで紫外線対策をして、外的刺激から肌を守りましょう。
④ ゆらぎ肌の時は美白やシミ対策など特別なケアはしない方がいい?
A. YES!
まずは肌を正常な状態に戻すことが先決です。保湿クリームだけなどシンプルなケアを心がけましょう。
⑤ ゆらぎ肌と内臓の疲れは関係する?
A. YES!
お酒を飲み過ぎるとアルコールの代謝にビタミンB群を大量に使ってしまい、ターンオーバーなど肌を整えることは後回しになってしまいます。また体が疲れると皮膚以外の臓器に血液や栄養が回されてしまうので、睡眠をとって体を休めることが大切です。

【大人ニキビ】読者の62%がお悩み中! 
乾燥肌や女性ホルモンの影響など、年をとってもできてしまうオトナニキビに悩む人多数!
① 大人ニキビの主な原因は?
A. 様々なきっかけによる、角層の詰まり。
大人の女性の角層の詰まりの原因は、間違った洗顔による物理的刺激や、保湿不足による乾燥が多く、また女性のホルモンバランスも影響し生理前に増える人もいます。腸内環境や睡眠不足、ストレスもニキビのきっかけになります。
② 大人ニキビ、つぶすのはNG?
A. NG!
つぶさないでください!刺激を加えることは悪化の原因にもなりますし、ニキビ痕になることもあります。
③ 大人ニキビとおできは同じもの?
A. 医学用語的には違います。
原因菌も違い、皮膚に滞在するアクネ菌が原因なのがニキビです。ニキビは顔・胸や背中の上の方にある脂腺性毛包にできます。また黄色ブドウ球菌などの感染による毛包性膿皮症(毛包炎・せつ)のことを総称したのがおできです。
④ 大人ニキビができた時のケア方法は?
A.ニキビの原因になる物理的刺激を予防!
物理的刺激も毛穴を硬くさせ、詰まりの原因になるので、洗顔ブラシでこする・ファンデのパフやチークブラシを横に強く使う・頬杖をつくなどもNGです!横方向への刺激は大敵です。

【湿疹・痒み】読者の58%がお悩み中! 
肌荒れが悪化するといよいよ湿疹に...。自分の肌と向き合って正しく対処しましょう!
① 赤みがひどくなると湿疹やかゆみが出るのはなぜ?
A. 肌のバリア機能がきちんと働かず、肌が炎症を起こしたから。
湿疹や肌のかゆみなどの炎症は、肌のバリア機能の低下が原因です。バリア機能が正常に働かないと、肌内部から水分が逃げやすくなって乾燥しやすくなり、少しの刺激で炎症などの肌トラブルを起こしやすくなります。
② 肌荒れしている時に化粧水は手とコットンどっちがいい?
A.手がおすすめ!
手で押さえるように塗るのがおすすめです。品質が良くないコットンは刺激になることもあります。
③ 湿疹がある時のスキンケアはどうすればいい?
A. 保湿重視のシンプルなケアを!
肌が十分にうるおっていると美肌菌が育ち、バリア機能も正常に働きます。肌が荒れている時こそ保湿することが大切。普段のスキンケアが染みる場合は、信頼できる保湿クリームに切り替えるなど、肌状態に合わせた対応が必要です。
④ 肌荒れしていつものクリームが染みる!どうすれば?
A.刺激を与えにくいバーム系が◎
肌バリアの機能を担う皮脂と細胞間脂質を補い、肌をしっとり保湿してくれる。バーム系のスキンリピッドは刺激を感じにくいという患者様が多いです。
⑤ 肌荒れは自然に治るのを待つべき?
A. 軽い炎症なら自然に治ることも。
軽微な炎症なら保湿ケアを見直すことで自然に治ることもあります。ひどい赤みや湿疹などが出ているようなら皮膚科医に相談してください。

【インナーケア】読者の30%がお悩み中! 
様々な肌トラブルにとって鍵になるインナーケア。大人こそ内臓から綺麗な肌を作りましょう!
① 肌荒れしてる時に気をつけたい生活習慣は?
A.基本的な五つの生活習慣を見直しましょう。
・食事・睡眠・排泄(腸内環境)・運動習慣・ストレスコントロール
全ての肌トラブルにとって、基本的な5つの生活習慣がきちんとできていることが大切です。体にいい食事やサプリメントで「自活力」を引き出しましょう。
② 肌荒れ防止にルために摂取しているサプリは?
A. ヘリオケアウルトラD&ソルプロリュプスホワイト
紫外線対策のために「飲む日焼け止め」サプリを2種類いつも飲んでいます。
③ 肌荒れ防止のために意識して食べているものは?
A.ヨーグルトなど腸内環境を整えるもの。
腸内環境の改善は大人ニキビの予防にも重要です。院長は明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタという飲むタイプのヨーグルトを愛飲しているのだとか。紫外線対策としてもおすすめだそうです!
④ 肌荒れ防止のために気をつけているケア方法は?
A.スキンケアの3本柱が基本。
現状のスキンケアを見直して、優しく洗顔・しっかり保湿・紫外線対策の徹底という3本柱を基本にしましょう。もしスキンケアに違和感を覚える場合は、製薬会社が作ったものや敏感肌ラインにコスメを切り替えるのも有効です。
⑤ 肌荒れしやすい人とそうでない人の違いは?
A. 遺伝的要素は大きい。
アトピー体質など、遺伝的にバリア機能が低い人は、セラミド量が正常な人の3分の1くらいしか合成できないため、バリア機能が弱いので、その分肌荒れリスクは高いです。アトピー性皮膚炎がなかった人でも、睡眠不足や食生活の乱れなど生活習慣によってもバリア機能は低下しますので、誰もが肌荒れの可能性はあります。

【肌の不調を回復させる美容クリニックでの施術】
自身で対策を行っていても、肌荒れに悩むこともあるでしょう。そのような時は美容医療の力を借りるのも手です。
美容皮膚科ではさまざまな施術が行われていますが、「マスク皮膚炎」や「マスクニキビ」にお悩みの方には、炎症を鎮めて肌の再生を促す『プラズマシャワー』(初回トライアル¥20,000~)がおすすめです。
プラズマを照射すると、皮膚表面では強力な滅菌作用で、ニキビをはじめとするさまざまな皮膚トラブルを引き起こす細菌やウイルスを死滅させることができます。悪玉菌がいなくなった後は、もともと表皮内に住んでいる美肌菌が急速に増えて肌フローラが健康な状態に整いますからご安心ください。さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。
肌荒れやニキビにお悩みの方に圧倒的人気な導入剤が、抗炎症と肌再生作用が高い『サイトプロMD』です。ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。
1回でも症状が落ち着いたとおっしゃる方が多く、翌朝「お肌が元気になる」実感があるので、大切なご予定の前に受けられるリピーターも沢山いらっしゃいます。
また、肌荒れやニキビのお悩みだけでなく、肌全体のコンディションを底上げする肌質改善治療の『フォトフェイシャルM22』(初診患者様限定¥25,000)もおすすめです。
計8種類の波長変更フィルターが搭載されていて、シミ(肝斑)、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔といったさまざまな肌トラブルを一台の機器で改善することができます。
当院では『フォトフェイシャルM22』は、ケミカルピーリングで角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消してから施術します。ニキビもできにくくなりますし、肌のバリア機能も高まりますから、マスク皮膚炎の方たちにも有効です。
当院では皮膚科専門医が照射しますので、アトピー性皮膚炎の炎症期、ニキビの炎症期、脂漏性皮膚炎やマスク皮膚炎の炎症期の治療にも『フォトフェイシャルM22』を使っています。
是非、ご参考になさって下さい。


steady20201001.jpgsteady20201002.jpgsteady20201003.jpgsteady20201004.jpg

2020年9月 6日

雑誌『MyAge』2020秋号Vol.21(9月6日発売 掲載ページP109~115)

特集「コロナ太りも撲滅!素敵女医が「太らない体」のためにしていること」に慶田院長の取材・監修記事が掲載されました。

代謝が落ちるせいでジワジワと体重が増え、しかもなかなか痩せられないMyAge世代。美体型を維持している女医の皆さんが日頃気をつけていることを、ずばり聞きました!

【若い頃と同じ体重ではなく、健康的な体型を目指して】
年齢とともに、太りやすく痩せにくくなった、と悩んでいる人は多いはずです。そんな中、同世代である素敵女医にはスリムな体系を維持している方がいっぱいいらっしゃいます。うらやましい...!と思いきや、アンケートではお腹の贅肉が気になるという声も多数でした。一方で、痩せすぎへの警鐘を鳴らす医師も。特定の栄養素をたくさんとる、またはとらないという偏ったダイエットには要注意です。また、マイエイジ世代は痩せすぎると不健康に見え、幸せ感がなくなります。若い頃と同じ体重を目指すというより、健康的で幸せそうな体型を目指すのが良さそうです。極端な方法で痩せるのは体調を崩す原因になります。マイエイジ世代のダイエットは、無理なく続けることが大切です。

【パーソナルトレーナーについてピラティスを6年継続中】
22歳から趣味としてジャズダンスを続けている院長。6年前からは自宅にトレーナーに来てもらい、ピラティスも始めています。今ではスラっとスリムな院長ですが、もともとは胸が大きいムッチリ体型だったそう。ダンスのおかげで体型が別人のように変わり、ファッションを自由に楽しめるようになったのがうれしいとか。また、ピラティスを始めてからは体幹が安定して、腰痛が劇的に改善し、ウエストも引き締まったとのこと。
食事の際のこだわりは、食べる順番。野菜・海藻ファーストで、次に豆・魚・肉の順にタンパク質を摂取。炭水化物は最後です。これは血糖値スパイクの予防、そして野菜とタンパク質でお腹をいっぱいにする作戦です。またオメガ3系のえごま油をおひたしやサラダにかけて、炒め物にはオリーブオイルを使うそう。ショートニングやジャンクフードは極力控えめに。ただし、あまりストイックにしないことが継続のポイント。
日頃のこのような美習慣が、美体型を維持する秘訣なのですね。本誌には院長自らがモデルとなって、体幹を強化し、ヒップアップ、脚や二の腕引き締め、しなやかなボディラインに整えるピラティス4つのエクササイズをご紹介しています。

【太らない体のためのポイント4】
① 食事 糖質のとりすぎは避けましょう。でも完全カットはNGです。
太らない体づくりのために、すべての素敵女医がこだわっていたのはやはり食事です。筋肉の元となるタンパク質をとる、ゆるい糖質制限をするなどはもちろん、皆さんいろいろな食材をバランスよく食べることを重視していました。糖質もとりすぎはいけませんが、脂肪を燃やすために必要です。さらに脳の栄養にもなります。極端な糖質制限は判断力の衰えにつながります。必要のない栄養素はないということを頭において、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、食事の内容と同じくらい食べる時間も大切です。ものを食べるのは就寝時間の4時間くらい前までにしましょう。眠る直前に食べると、ストレスホルモンが分泌され、良質な睡眠が得られない可能性があります。
② 睡眠 睡眠不足は基礎代謝を下げカロリー消費の妨げに
睡眠が不足していると成長ホルモンの代謝が悪くなり、基礎代謝が下がります。すると食事で摂取したカロリーを消費しにくくなって太る原因になります。また、睡眠時間が短いと、食欲を抑えるホルモンの分泌が減って食欲を増進するホルモンが増え、太りやすい体になってしまいます。さらに、睡眠不足になると翌日の活動量が減ってカロリー消費が落ちる原因にもなります。太りにくい体をつくるには、質のよい睡眠を十分にとることが大切です。また、3~4時間睡眠が3日続くと脳は酩酊状態になり、正確な判断ができなくなります。そのため仕事が忙しく入眠時間が遅くなりがちな院長も、6時間以上は眠るようにしていいます。週末は2時間長めに眠る、睡眠負債は早めにリセットします。ただし、寝だめは出来ないので、あくまでウィークデーの睡眠不足の調整程度にしましょう。入浴や就寝前のゆるストレッチ、読書など、上質な睡眠をとるための工夫も大切です。
③ 入浴 しっかり湯船につかって基礎代謝をアップ!
入浴はシャワーだけですまさず、日の終わりにゆっくりと湯船につかることを皆さん揃って推奨されています。体を芯からあたためて血行をよくする入浴は、基礎代謝量をアップさせる効果が期待できます。また、ベッドに入る1~2時間前に入浴して体温を上げると、その後、体温が下がるタイミングで眠気が誘発され、質の良い睡眠が得られるというメリットもあります。
④ 運動 無理のない運動の継続で、体重よりも体型を重視して
マイエイジ世代がいきなりハードな筋トレやジョギングなどを始めると、関節や腰を痛める原因にもなります。それよりも、一駅歩く、駅などではなるべく階段を使う、太ももや背筋など大きな筋肉を鍛える、体重ではなく体型と体調を重視する、お腹や二の腕など、パーツを引き締めるエクササイズを習慣にする、軽い運動を毎日続けるなどの無理のない運動の継続が大切だという意見が多くみられました。

是非、ご参考になさって下さい。


myage20201001.jpgmyage20201002.jpgmyage202010021.jpgmyage202010022.jpgmyage20201004.jpgmyage20201005.jpg

カウンセリング予約

文字サイズの変更