2020年8月31日

雑誌『婦人画報』 2020年9月号(掲載ページP169)

特集「年々小さく、眠そうに、垂れていく私の目 これって『眼瞼下垂』?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

顔のパーツのなかでも最も強く印象に残るのが、目元です。歳を重ねるごとにその印象が弱くなり、ぼんやりしてきたことを実感している人は少なくないのではないでしょうか。マスク姿で人と接する機会の多い昨今、より目元のエイジングが気になる、という声も多く聞きます。そして、近年耳にすることが増えてきたのが、「眼瞼下垂」という言葉。目元のエイジングが進むと、見る機能にまで影響を及ぼします。人生100年時代、他人事ではない目元の老化について考えてみませんか。

■手術未満の眼瞼下垂対策
瞼の皮膚が伸び、かぶさってきて重いという人や、まだ手術は考えていないという人には美容医療の選択がおすすめです。
シワやたるみ、凹みには、それぞれ適した治療法がありますが、さまざまな症状が混在している40代以降は、一つの治療で解決するのではなく、いくつかの治療を組み合わせることで、より高い若返り効果が得られます。
当院で中でも人気の照射治療をご紹介いたします。

●照射治療(ウルセラリフト&サーマクールFLX)~世界が認める高いリフトアップ効果
横方向の引き上げと立体的な引き締め。進化した照射治療で総合的にケア
伸びて緩んだ皮膚の奥深くにアプローチしてたるみ改善を狙うのが、2つのマシンによる照射治療です。「ウルセラリフト」は皮膚のごく深く、筋膜や観帯にピンポイントで超音波を照射して、皮膚を土台から引き上げます。「サーマクールFLX」は高周波の熱エネルギーで真皮から皮下組織のコラーゲン線維や筋膜を収縮させて引き締めます。作用する深さや熱の加え方が違う2つのマシンの相乗効果でより高いたるみ改善を狙えます。どちらの施術もコラーゲン産生が促されるため、リフトアップとともに肌のハリ感やキメも高まります。      まぶたのたるみが気になるけれど、手術はもう少し先にしたい......と来院される方が多いですが、この2つを同時に照射すると相乗効果で満足度が高いので手術未満の美容医療としてトライする価値は一十分にあります。
「ウルセラリフト」は熱感や軽い痛みはありますが、直後の赤みは30分程度で目立たなくなります。効果のピークは2〜3カ月後です。「サーマクールFLX」は直後から引き締まりを実感できます。ともにダウンタイムはなく、効果は1年程度持続します。
目元全体が引き上げられて、ぼんやりと眠そうな印象に変化を与えます。施術直後はいまあるコラーゲンの収縮による引き締め効果が、その後は新しいコラーゲンの再生により、長期的に緩んだ皮膚がより引き締まります。

ウルセラリフト
▼治療頻度:年1回(40歳前後まで)年2回(50代以降)
▼効果持続期間:6~12カ月
▼費用:チークリフト¥250,000(『サーマクールFLX』と同日購入で15%off)

サーマクールFLX
▼治療頻度:年1回(40歳前後まで)年2回 (50代以降)
▼効果持続期間:6~10カ月
▼費用:300ショット¥315,000~(『ウルセラリフト』と同日購入で15%)

●『ヒアルロン酸注入』~緩んだ皮膚を土台からサポート
眼瞼下垂があり、額からこめかみの脂肪萎縮が目立つ場合、このエリアの骨上にヒアルロン酸を注入すると、前頭筋と眼窩靭帯を支え、眼瞼下垂の改善が見られます。長期的にはコラーゲンを増やすので、若々しい肌を保つ作用もあります。


是非、ご参考になさって下さい。

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医師紹介

銀座ケイスキンクリニック 高橋 美咲 Misaki Takahashi

dr_misaki.jpgこんにちは、銀座ケイスキンクリニックの高橋美咲と申します。私は北里大学を卒業し、10年以上大学病院に勤務し、現在も同院で最先端の皮膚科医療や治験、学術活動に携わっております。

近年、AI医学などによる技術革新で、皮膚科領域の学術進歩のスピードは益々加速し、新しい治療法が次々と開発されていますが、保険医療の範囲では行えない皮膚疾患のお悩みを抱えておられる方は大勢いらっしゃいます。私は、そういった皮膚科学の中ではまだ病気と捉えられていない湿疹・皮膚炎による炎症後のシミや年齢に伴ういぼ、ニキビをはじめとする疾患を、きちんと診断し、病態から捉えて、治療をご提案することを使命としております。その上、さらに美しい肌を目指すお手伝いをさせていただくことで患者さまにご満足いただきたいと思っております。



Dr.MEMO

アトピー性皮膚炎患者数トップレベルを誇る大学病院で研鑽を積み、現在も従事。乾癬や蕁麻疹の生物学的製剤による最先端の治療経験も豊富。薬疹や皮膚腫瘍の手術などマルチに皮膚科診療をこなす。皮膚疾患を治すことだけでなく、さらにきれいな皮膚を目指す美容皮膚科医療に興味をもち、慶田院長に師事。皮膚科では治療の限界と言われるようなシミ、くすみ、いぼ、毛穴治療を得意としている。学会にも定期的に出向き、今年はアレルギー専門医の取得を目指している。和をモットーとし、患者様からは気さくで話しやすい評価を得ている。

経歴

2006年 北里大学医学部 卒業
2009年 東邦大学医療センター大橋病院 皮膚科 入局
2010年 帝京大学溝口病院 皮膚科 出向
2011年 東邦大学医療センター大橋病院 皮膚科 勤務
2020年 銀座ケイスキンクリニック 入職

資格

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医


所属学会

  • 日本皮膚科学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本美容皮膚科学会

2020年8月28日

雑誌『VOGUE』2020年10月号(8月28日発売 掲載ページP178~180)

特集「ヘルシー肌を叶える、秋冬スキンケアカルテ」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

The Skin You Hope For
ニューノーマルなライフスタイルは、美の価値観をも変えました。今、私たちが熱望するのは、健康的で心豊かな生活が透けるポジティブでヘルシーな肌です。過酷な環境にも揺らがずまっすぐ自立する肌を養うための秋冬の処方箋をお届け致します!

Scan Your Skin Symptoms
【炎症荒れとたるみ、注意すべきは長時間のマスク生活】
いつもなら、エイジングケアにとりわけ気を配りたくなる秋。でも今年は、予想外の敵が肌を脅かす予感があります。新たな生活様式の下、誰もが手に入れたいのは、揺れない、落ちない、強くて健康的な肌です。
今年、思いがけず訪れた変化は私たちの意識にも変革をもたらし、美しさの概念まで変える勢いです。不安が渦巻く時代だからこそ誰もが健康を意識し、バランスのよいヘルシーな肌を求めるようになりました。でも、そんなシンプルなことでさえウィズコロナ時代にはなかなか難しく、新たな課題が見えてきました。肌トラブルの原因の筆頭は、マスクによる物理的ストレスでしょう。
今肌荒れに悩む女性が増えています。目立つのは、摩擦で炎症を起こすマスク皮膚炎。擦れるときに水分も油分も奪われてバリア機能が低下し、刺激に弱くなり、さらに乾燥する負のスパイラルに。摩擦刺激による肝斑の悪化や、くすみにも注意が必要です。また、肌表面を守ろうとして突貫工事的に角層が厚くなり、毛穴の入り口が詰まってニキビができるケースも増えています。マスク荒れやニキビを解消しようと、過剰な洗顔や殺菌で悪化させてしまう人も。必要なのは、抗炎症と十分な保湿で守って補い、健康なターンオーバーを取り戻すこと。取り去りすぎると肌フローラがバランスを崩し、敏感に傾きやすい状態になってしまいます。

【敏感肌にはこまめな保湿と抗炎症ケアを】
紫外線やエアコンの乾燥に加え、マスクの摩擦も肌荒れを加速させます。蒸れているのに油分を奪われるマスク内。擦れにより起こる皮膚炎を防ぐために、日中もメイク直しのたびにたっぷり保湿をしましょう。肌表面をコーティングし、刺激から保護しましょう。ストレスも増える時季だけに、食生活、運動、睡眠を見直し肌の根幹を強化することも大切です。

【抗炎症都保湿に特化。美肌再生にマストなうる肌プラン】
マスク着用と夏の環境ストレスでダメージを受けた肌。まずは、刺激レスなコスメで小さな炎症の芽を摘みリスクを回避しながら、トラブル肌質のリセットをしましょう。このタイミングの回復ケアこそ、秋冬の美肌の要になります!
赤みがある、些細な刺激でひりつく、肌表面が荒れている......。そんな状態なら、まずはマイナスをゼロにしましょう。小さな炎症も、放置すると色素沈着や老化に繋がります。トラネキサム酸やグリチルリチン酸などの抗炎症成分を配合したスキンケアで鎮静しつつ、保湿成分のセラミドやヒアルロン酸で肌表面を外的刺激から保護しましょう。
トラネキサム酸配合の『ナビジョン TAエマルジョンW』(銀座ケイスキンクリニック取扱い120ml¥8,000(税別)) は、メラニン色素の生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ薬用美白乳液です。まろやかなコクのある感触でうるおいを補給し、透明感のあるつややかな肌に導きます。天然セラミド配合の『セラミドバリアクリーム』(銀座ケイスキンクリニック取扱い30g¥5,000(税別))はバリア機能を高め肌を優しく守る効果があり人気です。
うるおいを守って優しく洗い、徹底して摩擦を避けるのも忘れずに。世相を反映してか、この秋はバリア機能を高めるリカバリーケアが豊作です。一時的な肌荒れを真性敏感肌にしないよう、ディフェンスを固めていきましょう。

◆泡洗顔は、パーツ分けして効かせる時間の調整を。
常在菌まで取り去り肌フローラを崩す"洗いすぎ"問題。マスクでバリア機能が低下している肌にはいつにも増して刺激を与えず、うるおいを残す洗顔をしましょう。おすすめは、パーツごとに泡をのせる時間を調整する洗い方。Tゾーンや顎先だけに泡をのせ数秒放置し、頰や目まわりはサッとひと撫で。タオルも横に動かさず、優しく当てましょう。

◆強い肌を育むために腸内環境の改善はマスト。
肌は内臓の状態を映す鏡です。便秘がちな人は角層の水分量が減ってニキビになりやすいです。腸内環境の改善無くして美肌は得られません。発酵食品や不溶性・水溶性の食物繊維のほか、炭水化物も善玉菌の餌になるのでバランスよくとりましょう。穀物は玄米や麦、雑穀など、多くの種類からとりましょう。外食が減る今は健康的な食生活を続けるチャンスでもあります。

◆美容医療を正しく取り入れ皮脂バランスを最適化。
マスクで増える大人ニキビ対策は、美容医療に頼るのも賢い選択です。毛穴が詰まると、アクネ菌が皮脂を餌に増殖します。でも、殺菌や過剰な洗顔はNGです。乳酸とサリチル酸で古い角質をピーリングし毛穴の皮脂や角栓をオフする「アクアフェイシャル」は、保湿や抗炎症の成分を配合。専用のチップで吸引しながら、汚れを浮かせて毛穴の奥までキレイにします。ピーリング薬剤の刺激性はマイルドですが、時間をかけふやかしながら吸引するため、仕上がりは肌がスッキリします。仕上げはビタミンCとアミノ酸配合の美容液パックを行います。低刺激でバリア機能も改善し、敏感肌にも安心です。

◆長時間、装着するマスクは材質も吟味して快適に。
この先も手放せないマスク。少しでも快適に過ごすために大切なのが、材質選びです。石油由来の不織布は、蒸れるし暑いし息苦しいし、サステナブルでもありません。「摩擦刺激を与えるうえ、肌の脂も奪います。選ぶなら、肌当たりがソフトで吸湿性や保湿効果のあるシルクや、薄いコットン、ガーゼを。暑い時季には接触冷感タイプも快適です。

是非、ご参考になさって下さい。


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2020年8月23日

雑誌『CanCam』2020年10月号(8月23日発売 掲載ページP108~111)

特集「ニキビ肌あれetc.思いがけない悩みが続出!withマスクの肌トラブルケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

マスク着用が増えてから「今までなかった肌トラブルに悩まされる」という声が多数!そこで、皆さんの肌とスキンケア事情からトラブルの対策方法までをご紹介致します。

【マスクによる蒸れとこすれは肌にとって大きなダメージ】
もともとマスク内は呼気によって高温多湿になっています。暑い時期は汗の量も増えます。その状態からマスクを外すと、肌の水分が蒸発して乾燥が加速します。マスクのつけ外しを何度も行うことでバリア機能が低下し肌荒れを招くことになるのです。また、マスクで擦れる部分は肌の角質が厚くなりやすく、毛穴が詰まりやすくなるため皮脂がたまってニキビができやすくなります。汗の刺激も角層の炎症を引き起こし、肌荒れやニキビにつながります。

◆マスクダメージ「ニキビ」◆
マスクのこすれによるニキビの対策は主に2つです。①毛穴が詰まらないよう優しくしっかり洗顔して、②炎症を抑えるスキンケアで悪化させないことです。腫れがひどいときは皮膚科で相談をしてください。
①優しく角質ケア!
洗顔で汚れを落とすことは大事ですが、肌をこするのは禁物です。泡でなでるように優しく洗いましょう。また、酵素洗顔をすれば毛穴詰まりが改善されやすくなります。
②炎症を抑えて悪化させない!
ニキビは毛穴がふさがり炎症が起きている状態なので、抗炎症作用のあるスキンケアを使うこともケアの一つです。化粧水だけで済ませず、乳液やクリームも使いましょう。

※ニキビがあるときはこのお手入れはSTOP※
ブラシを使った洗顔
こすれるなどの摩擦があると肌は防御反応で角質が厚くなります。マスクによるニキビは角質が厚くなって毛穴が詰まるために起こるので、そこにブラシでさらなる摩擦を加えてしまうとますます悪化させる可能性があります。

◆マスクダメージ「乾燥&肌あれ」◆
マスクによる乾燥を防ぐには、保湿の徹底が重要なので日中のケアも大切です!また、赤みやプツプツなどの肌あれも早めに対策をし、肌にダメージを残さないようにしましょう。
①マスクを外したらすぐに保湿!
日中、マスクを外した際に最低2回はメイクの上から乳液で保湿しましょう。乳液を塗ると肌表面に油分の膜ができ、マスクを外した際の水分蒸発が防げます。
②カサついたらセラミドなどを投入!
乾燥が進んでいるならセラミドなど水分保持力のある保湿成分配合のものを取り入れて肌内部の潤いをアップしましょう。最後に、乳液orクリームを塗ってフタをするのも忘れずに!
③鼻や唇の赤みにはワセリンを!
鼻の頭や唇がマスクでこすれて赤くなっているなら、保湿ケアに加えてワセリンでしっかり保護をすべきです。持ち運べるサイズのもので日中も塗り直しましょう。
④プツプツが出たらクリーム1品に!
乾燥や蒸れで湿疹ができたら洗顔後は保湿クリーム1品で様子を診ましょう。化粧品をあれこれ使うとかえって刺激になる場合もあります。改善しないときは皮膚科へ行きましょう。

※乾燥・肌あれのときはこんな生活はSTOP※
油抜き・タンパク質抜きの食事
肌の乾燥は食事も関係しています。ダイエットで油やたんぱく質を抜いた食事ばかりすると肌のなかの潤い成分が作られにくくなり、いくらスキンケアを頑張ってもカサカサ肌から抜け出せません。

◆マスクダメージ「シミ&くすみ」◆
マスクによるこすれで色素沈着や肝斑の悪化が生じるほか、日焼け止めをサボることによりシミができるという盲点もあります。秋といってもまだまだ紫外線は強いので、予防とケアを万全にして透明美肌をキープしましょう!
①UVカットをきちんとしましょう!
紫外線はマスクを通過して肌にダメージを与えます。また、実は室内でも窓から入った紫外線があちこち反射しています。どんなときもUVカットは心がけましょう。
②美白美容液でリカバリー!
マスクのこすれやニキビで炎症を起こした肌は色素沈着を起こしやすい状態なので、美白ケアが必要です。また、紫外線を浴びたあとはシミができる前から使いましょう。
③ピュア肌スイッチを入れる!
美白ケアと同時にしたいのが、レチノールを取り入れ肌の代謝を高めるお手入れです。メラニンを含んだ古い角質をはがれやすくし、明るくつるんとした新しい肌が生まれる力をサポートします。

※シミ&くすみがあるときはこのお手入れはSTOP※
化粧水のパッティング
手のひらやコットンで何度もパッティングすると、摩擦によって肌の負担が増加します。その刺激による炎症が繰り返されると、かえって色素沈着やくすみが加速されます。化粧水に限らず、スキンケアは優しくつけましょう。

【肌の不調を回復させる美容クリニックでの施術】
美容皮膚科ではさまざまな施術が行われていますが、「マスク皮膚炎」や「マスクニキビ」にお悩みの方には、炎症を鎮めて肌の再生を促す『プラズマシャワー』(初回トライアル¥20,000~)がおすすめです!!

プラズマを照射すると、皮膚表面では強力な滅菌作用で、ニキビをはじめとするさまざまな皮膚トラブルを引き起こす細菌やウイルスを死滅させることができます。悪玉菌がいなくなった後は、もともと表皮内に住んでいる美肌菌が急速に増えて肌フローラが健康な状態に整いますからご安心ください。一方、真皮では線維芽細胞が刺激され、コラーゲン・エラスチンの産生が高まり、肌にハリや弾力をもたらします。
さらに、施術後30分以内に塗布する薬剤の浸透を飛躍的に高める効果もあります。
肌荒れやニキビにお悩みの方に圧倒的人気な導入剤が、抗炎症と肌再生作用が高い『サイトプロMD』です。ヒト骨髄幹細胞由来のサイトカインと成長因子が高配合されています。
1回でも症状が落ち着いたとおっしゃる方が多く、翌朝「お肌が元気になる」実感があるので、大切なご予定の前に受けられるリピーターも沢山いらっしゃいます。

また、肌荒れやニキビのお悩みだけでなく、肌全体のコンディションを底上げする肌質改善治療の『フォトフェイシャルM22』(初診患者様限定¥25,000)もおすすめです。

計8種類の波長変更フィルターが搭載されていて、シミ(肝斑)、くすみ、ちりめんジワ、赤ら顔といったさまざまな肌トラブルを一台の機器で改善することができます。
フォトフェイシャルM22』は、ケミカルピーリングで角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消してから施術します。ニキビもできにくくなりますし、肌のバリア機能も高まりますから、マスク皮膚炎の方たちにも有効です。当院では皮膚科専門医が照射しますので、アトピー性皮膚炎の炎症期、ニキビの炎症期、脂漏性皮膚炎やマスク皮膚炎の炎症期の治療にもフォトフェイシャルM22を使っています。

マスク生活はこれからもしばらくは続きます。なるべく肌トラブルを起こさないようにしっかり対策をしましょう!
是非ご参考になさってください。


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2020年8月18日

雑誌『家庭画報』 2020年9月号(掲載ページP184)

特集「マスク必須時代のプロの技術教えます『今こそ"軽やかな"目力を』」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

マスク着用がマストとなり、以前にも増して、目もとの大切さがクローズアップされる時代です。人に与える印象を決定づける、新しいライフスタイルにふさわしい目力とはどのようなものでしょうか。明日から実践したい成熟世代のための目もとの肌悩みをケアするお手入れ法をご紹介致します。

【デリケートな肌に刺激を与えない心がけを。進化型保湿で透明感とハリを高めましょう。】
摩擦による刺激が目もとをくすませる大きな要因です。最近のメイクは落ちにくいので、クレンジングの際に力を入れて擦ってしまう人が見られます。一方で、クレンジング不足の人も。落としきれずに残ったメイクが目に見えない炎症から色素沈着を招き、くすみにつながります。優しくオフするには、洗浄力の高いオイルクレンジングを採用し、しっかりメイクの日は専用のリムーバーを使い、丁寧に落とすことを心がけましょう。そしてまぶたの透明感のために欠かせないのが日々の保湿ケアです。角層が潤い、表面のきめがなめらかに整うだけで、印象が明るくなります。保水力に優れたヒアルロン酸などでふっくら感を保てば、メイクのシワへの落ち込みを防ぐこともでき、軽やかさと清潔感のある目もとになります。バリアが薄く刺激を受けやすいパーツなので、保湿ケアでバリアを守ることはエイジングへのブレーキにもなります。

■ポイントメイクの落とし方
① コットンを折ってまつ毛をはさみ、しばらく待つ
摩擦を防ぐために、クレンジング剤の量はたっぷりと使用します。残りやすいのがマスカラです。まつ毛を上下からはさみます。

② 汚れを移し取ったコットンをそっと滑らせる
メイク汚れが浮き上がるまで待つのがポイントです。指先に力を入れないように留意して、まつ毛の根元から毛先へ。

③ 残ったメイクはコットンの折り目を当てて
コットンの汚れがついていない部分を折り、折り目をそっと当てて横に滑らせ、アイラインなどを落とします。

慶田院長も愛用しているナビジョンDRメーククレンジングオイルは、当院でも大人気です。テクニック不要でサッと落ちる上、潤い成分も高いので安心してお使い頂けます。
ナビジョンDRメーククレンジングオイル 
銀座ケイスキンクリニック取扱い ¥2,500(150ml)

目元のちりめんジワによるくすみには『スカーレットS(ニードルRF)』がおすすめです。25本のマイクロニードルから真皮~皮下組織に直接高周波(RF)が照射され、皮膚の入れ替えと再生を促進します。コラーゲン繊維が増生し肌のハリが高まることで、毛穴が引き締まり、ちりめんジワを解消します。目の下のギリギリまで照射が可能なので、クマによるくすみにも効果的です。当院では照射後に、肌の再生を後押しする3種類の成長因子が配合されたダーマヒールの導入パックがサービスでついています。さらに効果を高めるには、サイトプロMDの導入もオプションでお付けください。骨髄幹細胞由来のサイトカインの力で若々しい目元に変わります。

是非、ご参考になさって下さい。

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2020年8月17日

三井住友銀行フリーマガジン『家楽手帖』Vol.11(8月17日発行 掲載ページP12~13)

特集「日焼け、シミ、老化、マスクによる肌荒れを防ぐ 紫外線&マスクに負けない残暑の賢いスキンケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

紫外線といえば日焼けを思い浮かべがちですが、本当に怖いのは肌老化です。残暑も対策は必須です。加えて、マスクによる肌不調に悩む女性も多いこの夏。それぞれどんなケアが必要かお伝え致します。

【日焼けによるくすみに加えて未来のシミやたるみに直結】
紫外線にはUVAとUVBがあります。UVAからは肌の弾力を失わせる影響があり、UVBは日焼けによるヒリヒリやしみ、長期的には皮膚がんの原因になることもあります。紫外線ダメージは1年を通して肌に蓄積されるため、日焼け止めは365日必要です。事実、大人の女性が感じやすいシミやキメの乱れなどの肌老化の原因は多くが過去に浴びた紫外線の影響の蓄積によるものです。今日のケアは未来のシミやたるみを防ぐものと考えましょう。今年浴びた紫外線に対してはインナーケアや市販の化粧品がある程度効果を発揮しますが、1番は対策を怠らないことです。

【皮膚科医が答える紫外線トラブルQ&A】
Q紫外線トラブルに効果的な食材はありますか?
A"抗酸化力"のある食材で肌の老化を抑制
抗酸化力とは、肌の老化を引き起こす活性酸素から細胞を守る働きの事です。紫外線による肌老化にも抗酸化力を高めることは効果的です。食材としては色の濃い野菜やうなぎ、ナッツなどが代表的。一品で効果を期待するのではなく、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、サプリメントで抗酸化ケアをプラスすることもおすすめです。当院では、紫外線によって生じる活性酵素のダメージを軽減する飲むタイプ飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』・『ソルプロプリュスホワイト』をおすすめしています。

Q外出しなければ日焼け止めは不要ですか?
A自宅で過ごす日でも肌は紫外線を浴びています!
明るい窓辺は公園の木陰と同じくらいの紫外線量です。自宅で過ごす日も対策は必要です。SPF35くらいの日焼け止めを、スキンケアの延長として取り入れるのがおすすめです。慶田院長は1年中SPF50・PA++++のサンスクリーン剤を塗っています。SPFが高いから皮膚の負担になるという事はありません。

Qできてしまったシミはセルフケアで消えますか?
A残念ながら難しいです。だからこそ日々の対策をしっかりとしましょう。
一度できてしまった日光性のシミやイボを消すことは難しいので、毎日のケアでダメージを蓄積させないことが大切です。気になるシミは美容医療を取り入れるのも手です。
シミには、レーザーを1兆分の1秒単位で照射する最新鋭の『ピコレーザー』が良いでしょう。境界のはっきりしたシミは、『ピコスポット照射』で、かさぶたにして取ることができます。従来のシミ取りレーザーよりも痛みや皮膚へのダメージが少なく、ダウンタイムも軽くなりました。
▼治療頻度:1回のみ(薄い膜状のかさぶたは5~7日で剥がれます。)
▼効果持続期間:再発しない場合、追加照射なし
▼費用:1ショット¥1,000(全顔照射治療のオプション。スポット照射のみ希望の場合は30ショット以上から。)

また、顔全体の美白と弾力アップには、メラニンを微細に粉砕し排出させる『ピコトーニング』と、皮膚の再生を促す『ピコフラクショナル照射』の重ね打ちが効果的です。
▼治療頻度:1ヶ月に1回を3~4回
▼効果持続期間:3~4カ月
▼費用:¥52,000~

Q今年浴びた紫外線にはどんなケアが有効でしょうか?
A肌の代謝を高めてメラニンを排出しましょう。
紫外線を浴びる都皮膚内にメラニンが過剰に生成され、肌を黒くします。スキンケアや規則正しい睡眠によって肌の代謝を高め、メラニンの排出を促進しましょう。また、クリニックのケアとしては、黒くなったメラニンを白く戻す作用のあるビタミンCを大量に点滴静注する『高濃度ビタミンC点滴』や、ターンオーバーを高め、メラニン排泄を促す『ケミカルピーリング』、美白効果の高い白雪注射やトラネキサム酸などの有効成分を、傷をつけずに肌に導入する『プラズマシャワー』も夏の終わりのケアとしては最適です。

【マスクが手放せない今だから正しいケアを マスクによる肌不調を改善】
摩擦による炎症や肌のバリア機能の低下に注意!
マスクがこすれることで肌のバリア物質が剥がれ落ち、荒れやすい状態になってしまうことが主な原因です。加えてマスク内が汗で蒸れると、さらなる乾燥や炎症を引き起こすこともあります。日中は濡らしたハンカチで汗の成分をこまめに吸い取り、乳液などで保湿をしましょう。スキンケアでは水分保持機能が高いアイテムを使用し、必要ない場面ではマスクを外すことも大切です。

◆4ポイントでトラブルをガード◆
①汗をかいたらこまめに吸い取って保湿を
汗の成分で炎症を起こすことがあります。吸い取る&保湿を習慣にしましょう。
②スキンケアで肌のバリア機能をUP
肌に水分を抱えてくれるセラミドやヒアルロン酸がおすすめです。
当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」(銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g ¥5,000税別 )がバリア機能を高め、肌をやさしく守るので人気です。水分保持力・抗炎症作用が高く、しっとり感がありながら重すぎず塗り心地がよいので、顔から体まで全身に使用している方が多くいらっしゃいます。
③腸内環境を整える食材を取り入れる
腸内環境が悪化すると肌のバリア機能が低下します。インナーケアも大切にしましょう。
④ときにはマスクを外して肌を解放
人と接しない場面や野外では周りをみてマスクを外してみてもよいでしょう。

是非、ご参考になさって下さい。

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2020年8月11日

ヴァンパイアフェイシャルの効果と特徴

dermapen4_002.jpg『PRP(多血小板血漿)』は、目周りの小ジワや青グマなど若返らせたい部分に極細針でピンポイントに注入するのが一般的で、10数年の間人気の続く注入治療ですが、肌に微細な穴を形成する『ダーマペン4』と組み合わせることで、効率よくPRPを行き渡らせることができるので、顔全体の皮膚再生を促し、毛穴の開き・小じわ・たるみなどのエイジング症状を総合的に改善して若々しい肌へと導きます。『ダーマペン4』の刺し傷を修復しようとする人体の自然治癒力とPRPによる自己再生力が掛け合わされて多様な成長因子が分泌されるので、線維芽細胞の働きが活発になり、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が増生されてハリが高まり、滑らかな肌へと導きます。2つの施術を併用することで、1回でも単独治療以上の効果を実感して頂けます。

ダーマペン4の効果

dermapen4_003.png最新型のデジタル化された『ダーマペン4』を使用

『ダーマペン4』には16本の極細針が付いており、非架橋のヒアルロン酸を塗布した肌表面に滑らせながら、1秒間に120回というハイスピードで上下の高速振動を繰り返し、『ダーマペン3』を47.9%上回る毎秒1,920個の微小な針孔を肌にあけていきます。治療時間が短縮され、痛みや不快感も軽減されました。針を刺す速度は5段階、針の長さは0.2mm~3.0mmまで調整できるので、患者様の症状や目的、さらにダウンタイムの程度に合わせて医師が細かく設定して治療を行います。

ダーマペンは、刺し傷を修復しようとする人体の自然治癒力により放出される成長因子の働きを利用した、再生医療のひとつです。成長因子は線維芽細胞を刺激し、細胞の成長や傷の回復を早める働きがあり、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸量を増やし、肌に弾力を与え若返らせるために重要な役割を担っています。

① ダーマペン4の刺し傷がきっかけとなり、傷が治癒する過程で多様な成長因子が分泌される。
② その成長因子の働きにより、線維芽細胞の働きが活発になり、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が産生される
③ コラーゲンの間に毛細血管が発達し、線維芽細胞に供給される栄養や酸素が増え、さらにコラーゲンの増殖を促進する。

こうして肌内部から若返るサイクルをつくることにより、加齢と共にコラーゲン線維が劣化・減少したことが原因で起こるハリや弾力の低下、たるみ毛穴やちりめんジワ、激しい炎症が原因でコラーゲン線維が萎縮したことによるニキビ痕、急激な伸展によるコラーゲン線維の断裂が原因で生じる妊娠線など、様々な症状を改善します。『ダーマペン4』の刺激で増えたコラーゲン線維、エラスチン、ヒアルロン酸などは、長期的に残るため老化のスピードが緩やかになります。定期的に行うことで美肌の貯金効果があります。


専用カバーによる感染症防止策
当然のことながらダーマペンの針は使い捨てです。さらに当院では感染症防止策として、本体から針の結合部まで完全に覆う使い捨ての専用カバーを毎回装着して施術を行っています。

PRP(多血小板血漿)の効果

dermapen4_004.JPGご自身の血液から作る安心、安全な自己型注入剤
『PRP(多血小板血漿)』は、患者様ご自身から採血した血液を遠心分離機にかけて、血小板が濃縮された血漿(PRP)を取り出したものです。血小板から放出される豊富な成長因子が、コラーゲンやエラスチンなどを生み出す線維芽細胞を活性化して、皮膚そのものを若返らせます。当院では成長因子は添加せず、自己血液から採取したピュアな血小板のみを使用していますので、しこりや腫れなどの副作用の心配もありません。

PRP注入キットには幾つかの種類がありますが、製品の安全性や有効性を検証するアメリカFDAの認可とヨーロッパCEマークを取得しているのは当院で採用している「SELPHYL(セルフィル)」のみであり、唯一、基礎データに裏打ちされた美容再生療法です。血液から多血小板血漿を作る過程で、従来のPRP注入(ACR法)よりも血小板の濃度を高めることによって、より高い組織の再生効果が期待できます。さらに白血球も含まれるためそこから出る成長因子が線維芽細胞を刺激し真皮コラーゲンを増加させる作用も期待できます。

ヴァンパイアフェイシャルの痛み

効果の高い外用麻酔クリームを十分に効かせてから治療を行います。皮膚の薄い部分や針を深く刺した場合に、チクチクした軽い痛みがあります。麻酔のアレルギーがある方は、必ずお申し出ください。施術中も医師が痛みの度合いを確認しながら針の深さを調整します。


ヴァンパイアフェイシャルのリスクとダウンタイム


<痛み>チクチクする程度 <腫れ>無し <赤み>あり <内出血>無し  
施術直後から生じる赤みやヒリヒリ感は、数時間後~翌日にはほとんど引きますが、治療方法(針の長さ)によっては、赤みが3日程度続く場合もあります。また、皮膚が薄い目周りや施術を多く重ねた部位は、数日針痕が赤く残ることがありますが、メイクでカバーできる程度です。目に見えないほどの小さな針孔は、治療後1~2時間程度で塞がります。ただし、施術直後は肌への刺激と負担を最小限にするため、半日間はメイクをお控え下さい。(通常のお化粧、日焼け止め使用は翌日より可能です。)また、長風呂、激しい運動、飲酒は循環が良くなるので、赤みや腫れなどのダウンタイムが長引く可能性があります。

ヴァンパイアフェイシャルの効果の持続と施術頻度について

ご自身の創傷治癒力を利用し、線維芽細胞の活性化とコラーゲン線維の増生によりハリをもたらす治療のため、効果は施術から1ヶ月かけて少しずつ出現します。1回でも効果を実感いただけますが、1ヶ月毎に3〜5回繰り返し治療を行うとより効果的です。

また、熱による創傷治癒を利用した照射治療(ウルセラ・サーマクールFLX・スカーレットRF(スカーレットS)・タイタン・ジェネシス・スマスアップなど)を併用すると、相乗効果があります。

ヴァンパイアフェイシャルの注意点と禁忌事項

【注意点】 ・レチノイン酸等のピーリングを行っている方は治療前後1週間程使用をお控え下さい。 ・施術直後は肌への刺激と負担を最小限にするため、半日間はメイクをお控え下さい。(通常のお化粧、日焼け止め使用は翌日より可能です。)当日から、入浴、洗顔、洗髪もできますが、擦らないようにして下さい。ほてりが辛い場合は、保冷剤で冷やして下さい。数日間は新しい化粧品の使用をお控えください。

【禁忌】
下記に該当される方は、治療を受けられない可能性がありますのでご相談ください。

・施術部位に未治療の皮膚炎や感染がある方(先に皮膚病の治療を行います。)
・真性ケロイドの方、重度の肥厚性瘢痕の既往のある方
・妊娠中の方
・重症の糖尿病・膠原病・精神疾患・急性感染症のある方
・血小板無力症など、血小板の機能異常がある方

雑誌『女性自身』 2020年8月11日号(掲載ページP130~132)

特集「紫外線を浴びずに済む夏、体の中からもUVケアを 医師が教える美白レシピ5」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

歳を重ねるにつれ、シミやくすみが目立ってくるのは、細胞の酸化を抑える抗酸化力が落ちてくるのが主な原因。対抗するためには、抗酸化作用の高い食品を日々の食事に取り入れ、体の中からのケアも意識していきましょう。
 夏といえば海水浴ですが、今年はコロナ禍により海開きを中止した海水浴場も少なくありません。〝おこもりムード〟が継続するこの夏は、外で紫外線を浴びる機会が減り、美白に磨きをかける絶好のチャンスといえそうです。
ただし、夏は室内でも紫外線には油断できません。紫外線は酸化の大きな原因。細胞の酸化とは体のサビともいえるもので、蓄積すると体全体の老化につながっていきます。紫外線を浴びてメラニンが発生し、シミやくすみができるのも、酸化ダメージの1つです。
 美白を目指すには、この酸化をブロックしなければなりません。若いときは体に備わっている抗酸化力のおかげで乗り切れますが、30代後半からはその力が衰えてきます。

【"美白"に効果的な食材を一挙ご紹介!】
 そこで、慶田院長が提案するのが、抗酸化作用の高い食品を積極的に取り入れた食事です。栄養素でいえば、ビタミンA、C、E、そして様々なポリフェノール類。これらを豊富に含む食品を意識してとりましょう。抗酸化物質を多く含むのは、色素が濃く、カラフルな野菜と覚えると、食材選びに役立ちます。その代表が、トマト、パプリカ、にんじん、かぼちゃ、ナス、紫キャベツ、ブロッコリー、オクラ、モロヘイヤ、アスパラガス、インゲン、ズッキーニなど。
肉では、鶏や豚のレバーにビタミンAが豊富です。魚なら、サーモンやエビはアスタキサンチンを多く含みます。アスタキサンチンは、サーモンや甲殻類などの赤い色の元となる色素で、高い抗酸化力を誇ります。
 フルーツやナッツ類にも抗酸化作用の高いものが多い。スイカ、ブルーベリー、キウイフルーツ、オレンジ、グレープフルーツ、アーモンド、くるみなどを料理やデザートに取り入れてみてはいかがでしょうか。ただし、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類は、朝食に食べるのは避けたほうがいいでしょう。ソラレンという紫外線吸収物質を含むため、日焼けを促進するといわれているので、食べるなら日没以降の時間帯が安心です。
 慶田院長おすすめの抗酸化作用の高い食材を使ったレシピを、料理研究家の木村幸子さんに考案いただきました。毎日の食卓に取り入れるのはもちろん、料理のヒントにしてみてはいかがでしょうか。
夏場なので、食欲が落ちているときでも食べやすく調理することがポイントです。スパイスを使って食欲をそそるよう仕上げたり、冷製スープなど喉越しがよく飲み込みやすいメニューを取り入れたりと、工夫してみましょう。
大事なのは、毎日続けることです。紫外線による酸化ダメージを、その日、その場で迎えうつことに意味があります。また、特定の食材に集中せず、複数の食材を組み合わせましょう。チームで働かせてこそ、効果が高まります。この夏は、おうちでおいしく美白ケアをしてみるのはいかがでしょうか。
また、サプリメントでUVケアをプラスすることもおすすめです。当院では、紫外線によって生じる活性酵素のダメージを軽減する飲むタイプ飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』・『ソルプロプリュスホワイト』をおすすめしています。酸化と糖化を同時に予防するこれらのサプリメントは、皮膚だけでなく、血管や臓器の老化を予防する効果も期待できます。
是非、ご参考になさって下さい。

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2020年8月 9日

ヴァンパイアフェイシャルと他の施術比較

ヴァンパイアフェイシャルのポイント

針治療pic_needle.png 治療効果★★★★☆ 痛み★★☆☆☆ ダウンタイム★★☆☆☆

効果
■肌質改善(ハリ・キメ)■小ジワの改善 ■毛穴の引き締め ■ニキビ跡の改善 ■傷痕・妊娠線の改善 ■美白効果(くすみ)※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

ヴァンパイアフェイシャルのワンポイントアドバイスワンポイントアドバイス目の下のちりめんジワと青グマの鉄板治療『PRP注入』と、ターンオーバーの滞った老化肌に″喝かつ"を入れる『ダーマペン4』は、私自身も数えきれないほど受け続けている最愛メニューです。その2つを組み合わせた最新治療『ヴァンパイアフェイシャル』は、女子のお悩みのトップ3に君臨する「毛穴開き」や加齢による「肌のしぼみ、シワ感」に高い効果を発揮します。

PRP(多血小板血漿)は、自己血液から採取した血小板を高濃度に濃縮させた液体のことで、傷ついた組織を修復させる創傷治癒作用があります。『ヴァンパイアフェイシャル』は、その作用を利用して『ダーマペン4』で顔中にあえて小さな怪我をさせ、創傷治癒のスイッチを入れたところに、高濃度の血小板PRPを作用させるため、コラーゲンを増やすには実に理にかなった施術と言えます。1か月後には毛穴目立ちが改善し、水分量とハリが高まり瑞々しい素肌によみがえるのでおすすめです。ぜひお試しください。

ヴァンパイアフェイシャルの施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師が気になる症状や部位についてお伺いします。肌の状態を診て、施術する部位や回数など治療プランを決めていきます。 注意点、治療のアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインを頂戴します。

flowヴァンパイアフェイシャル外用麻酔が十分に効いてからダーマペン4の施術を行います。部分的にチクチクする感覚がありますがいずれも施術の間だけです。皮膚の厚さや肌状態に合わせて針の深度や速度を調整しながら施術を行います。その後PRPをたるみ毛穴や目の下のクマなど気になる部分にピンポイントに注射し、漏れ出たPRPはダーマペン4の傷から浸透させます。

flow終了施術後の皮膚は刺激に敏感なので、摩擦などの刺激に注意してください。また、当日は施術部位の剃毛はお控えください。

2020年8月 8日

ヴァンパイアフェイシャルの価格表

部位 初回トライアル 1回 3回(5%OFF) 5回(10%OFF)
顔全体 ¥80,000 ¥100,000 ¥285,000
(¥95,000/1回)
¥450,000
(¥90000/1回)
顔全体+首前面 ¥140,000 ¥180,000 ¥513,000
(¥171,000/1回)
¥810,000
(¥162,000/1回)
お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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2020年8月 3日

出演予定:8月4日(火)朝4時55分~8時放送のテレビ朝日の情報番組『グッド!モーニング』

明日8月4日(火)朝4時55分~8時放送のテレビ朝日の情報番組『グッド!モーニング』に慶田がVTR出演いたします。


6時58分~7時30分の間に出演予定で、皮膚科専門医の立場からコメントいたします。

お忙しい朝の時間ですが、ご覧いただけますと嬉しいです。

情報番組は、大きな事件等が発生すると、放送内容が大きく変更になりますのでご了承くださいませ。

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