2019年3月30日

雑誌『週刊女性』2019年4月9日号(3月6日発売 掲載ページP186~189)

特集「今から始める大人のUVケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

紫外線量が増え、うっかり日焼けが多い春。〝気のゆるみ〟の積み重ねが、未来のシミ・シワを確実に育てます!そこで、大人世代も満足の高機能アイテムや、1日中お肌を守り抜くメイクのテクをについてご紹介します。

≪ホントに知ってる?UVケア キホンのキ≫

Q.春からUVケアってやっぱり必要?
A.1年じゅう、365日マストです!
紫外線のダメージは、コップの水と同じです。つまり生まれたときから今までに浴びた分が徐々に蓄積され続け、コップがいっぱいになると水があふれるようにダメージが現れだすのです。夏以外も紫外線は降りそそぐので、通年のUVケアは必須。

Q.朝塗れば夜まで効果は続く?
A.NO!SPF50でも塗り方でSPF10以下に
SPF測定時のUVカット剤の規定使用料は相当多め。実際に肌に伸ばしたときには、表示のSPF値の1/5以下になると心得て。PF 50のアイテムを使っていても、1日に2〜3回は塗り直すのがベスト。崩れ対策& UVカット効果アップのために、下地•ファンデ•パウダーと重ね付けするのがおすすめです。

Q.改めてPA 、SPFって?
A.紫外線A波、B波目安の数値
「SPF」は紫外線B波(UVB)を、PAは紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を統一の方法で測定し、数値化したものです。UVBは長波が短く、肌表面の日焼けやシミ、皮膚がんなどの原因に。UVAは波長が長く、肌深部(真皮)まで届き、コラーゲンやエラスチンを変性させるので、シワやたるみの原因になります。

Q.UVケアで防ぐのは顔のシミだけ?
A.皮膚がんや、目の病気も!
紫外線による疾患として第一に挙げられるのが皮膚がん。乳幼期から紫外線を完璧に防御できれば、光発がんの発生リスクは限りなくゼロに。また白内障の要因になるなど、目への影響も懸念されています。皮膚病や、全身の老化にも影響する紫外線ダメージ、防がない手はありません。

Q.子供のUVケア、どうする?
A.日本は対策が遅れている!
子どもでは、光発がんのリスクは大人よりずっと高いのです。ですから帽子だけでは不十分。例えば赤道に近いオーストラリアでは学校にも日焼け止めが常備されるなど指導が徹底されています。受けた紫外線ダメージは消えないので、子どものうちからしっかり防ぐことを習慣にしてあげましょう。

≪大人のわがままを考えるタイプ別UVケアアイテム≫

UVカットだけじゃない多機能搭載が標準に
日進月歩の進化を遂げているUVケアアイテム。紫外線だけでなく、乾燥対策も含めた外的ストレスから肌を守る総合的なガード力の強化が、最近のUVケアアイテムの特徴の1つ。
ここ数年で、PM2.5や花粉、粉塵といった大気中の汚染物質からも肌を守る機能が搭載されているアイテムが急増しています。そのほかにも、高い紫外線カット力にスキンケア効果やメイク効果、崩れにくい機能がプラスされるなど、どんどん多機能化しています。各々ライフスタイルや好みに合わせたUVアイテムが選びやすくなっています。
メイク効果がある、スキンケアと両立できる、くずれにくい、など高いUVカット効果にプラスαの機能が加わった、多機能タイプをセレクトするのも良いでしょう。
また、使い心地にこだわる派にも、肌へのやさしさと高いUVカット力、どちらも叶えるアイテムが揃っています。
サブアイテムとして、お化粧の上から使えるパウダータイプや、スプレータイプなどを活用し、日焼け止めを塗り直す習慣をつけましょう。

≪美容賢者が実践する24時間焼かないテク≫

●朝、食べるとNGなものに注意
ソラレンを含む食材は控えて!
抗酸化力の高いビタミン ACEが豊富な緑黄色野菜を積極的にとりましょう。ただしセロリなどセリ科の野菜や柑橘類には光毒性物質ソラレンが含まれています。摂取後、紫外線に当たると色素沈着を起こしやすいため、朝は控えてください。
朝のNG食材:グレープフルーツ・レモンなどの柑橘類、セロリ、きゅうり、キウイフルーツ、しそなど

●日焼け止めの塗りのコツ
ムラなくカバーを意識して、こすらずに
◆慶田院長直伝のミルフィーユをご紹介。
とにかく優しく、塗り広げないことがコツ。塗り残し、塗りムラを防ぐため、服を着る前に塗るのがポイント。
1.顔は額、鼻筋、両方、顎の5ヵ所に500円玉大の日焼け止めを置く。さらに同量を首•デコルテ5ヵ所置く。
2.人差し指•中指•薬指の3本を使い、イラストのように優しく塗り広げる。細かい部分は薬指を使う。
3.1と2を繰り返して2度塗りしたら、パウダーファンデかお粉を大きめのパフで押さえるように密着させる。

●服の中でも焼けている!
UVカット服はUPF値を参考に
衣類で肌を覆ってしまえば、紫外線対策は万全だと思いがち。実は衣服の素材や色によっては半分以上、紫外線を透過している場合も。日差しから徹底的に守るなら、繊維の紫外線遮断率やUPF値(紫外線保護指数)が表示された衣類を選ぶと安心です。色は白より黒の方がカット力が高くなります。

●塗り直しもこまめに
メイク直しはランチの前
朝のメイクのままランチで外に出ると、日焼け止めが崩れた状態で日差しを浴びることに。メイク直しはランチ休憩前に行うのが鉄則です。
汗を軽く抑えてから、パウダーなどを重ね付けすると良いでしょう。

●うっかり焼いてしまったら
集中ケアでレスキュー
日中の塗り直しを忘れて外回りに出てしまった!なんて場合には、その日から美白効果の高いシートマスクや集中美容液などのスペシャルアイテムで短期集中ケアをすると効果的です。ただし、赤くヒリヒリするような炎症があるなら、まずは皮膚科を受診。冷やして鎮静させ、そのあとはたっぷり保湿して肌が落ち着いてから、美白ケアを開始しましょう。

●内側からも美白を強化
インナーケアを習慣にして
紫外線ダメージでエイジングが加速するのを防ぐために、体の抗酸化力を高めるインナーケアを習慣に。光老化対策のサプリメントも種類が増えています。忙しい人こそ、効果的な朝のインナーケアを上手に取り入れましょう。

ヘリオケア(飲む日焼け止め)

是非ご一読ください。

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2019年3月29日

雑誌『Oggi/オッジ』2019年5月号(3月28日発売 掲載ページP250~257)

特集『30歳から「効く美白」には理由があります!』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

肌の最大の敵といわれる紫外線が強まる時期がやってきました。美白&UVケアは毎年新しい情報や新商品が盛りだくさんです。そこで、美容のプロが正しい美白ケアをQ&A形式でお答えしました。

Q."美白ケアとUVケアって両方やった方がいいもの„?
A.どちらも取り入れてこそ〝効く美白〟に!
毎日忙しい、スキンケアはなるべく手軽に済ませたいところですが、美肌になるのには手抜きはNG。シミをつくらないためには両方取り入れるのがベストです。片方だけでは効果も半減。美白コスメでシミを防ぎながら、紫外線によるダメージも防ぎましょう。

【美白ケア】

Q."毎シーズンたくさん出る美白コスメ。本当に効きますか?„
A.紫外線や炎症によるくすみ、シミには効果あり
シミの一種である生まれつきのあざや内因性のものには効きませんが、紫外線によるくすみやシミ、肝斑、炎症の痕などには効果を発揮します。大手ブランドには研究機関があり、きちんと効果を実証したものを製品化しているので、信頼がおけます。そういう視点で商品を選ぶのも、効果を得るための一環です。

Q."美白コスメってやっぱり、ライン使いの方が効く?„
A.効かせる処方になっているのがラインの魅力
たとえば、化粧水に浸透を促す成分を配合して美容液を入れ込み、乳液で持続させるなど、効かせる処方になっているのが美白ラインの魅力です。単品で使うよりも効果的とえるでしょう。この春は新作がたくさん出ているのでぜひ活用してみましょう。

Q."もともと色黒なので効果は期待薄...美白ケアはしなくてもOK?„
A.取り入れれば透明感が出て肌がキレイにみえます
地黒タイプの肌でも、美白コスメを使っていると透明感が出て、ふっくら美肌にみえます。肌全体の透明感をねらう処方の美白アイテムがおすすめです。

Q."目立つシミを薄くしたい!美白コスメを選ぶポイントは?„
A.配合されている美白有効成分の種類に注目して
美白コスメに入っている有効成分には、いくつかの種類があります。この成分の作用がシミの原因に合致すると効果が出やすくなるので、意識して選びましょう。たとえばビタミンC誘導体は紫外線を浴びてできたシミ、炎症を抑えるトラネキサム酸は肝斑やニキビ痕などに効果を発揮しやすいといわれています。
ビタミンC誘導体の場合「アスコルビル」「アスコルビン酸」などという表示。トラネキサム酸はそのままの名称で表示されます。

【シミの種類とできる原因】
●肝斑:頬に左右対称にできるモヤモヤ。ホルモンバランスが原因で、紫外線にも影響される。
●雀卵斑:鼻から頬全体に広がる細かいシミの集合体。遺伝子原因が大きく、紫外線も関与。
●老人性色素斑:紫外線によるダメージが原因で、目元やフェースラインなどにポツンとできるシミ。
●後天性真皮メラノサイト―シス:10代後半から両頬にできる、もやっとした薄グレーのシミ。正体は、後天性のあざの一種。

Q."ケアしてもシミが消えない...やっぱり美白は効かない!?„
A.日々の習慣で肌に与える刺激が、シミの原因に
メイクブラシやスポンジ、タオルや手で肌をこする習慣があると、摩擦により色素沈着がシミの原因となります。せっかく美白ケアしていても追いつかないので、意識してこするのをやめましょう。

Q."肩や手の甲にシミが!消せますか?„
A.顔用の美白コスメをボディにも使って
肩や手の甲のシミは、ほとんどが紫外線によるものなので、美白コスメは有効です。顔をお手入れした後、気になる部分に同じ美白コスメを塗って、併せて、紫外線対策も必ずしてください。

【UVケア】

Q."SPF・PAってなんですか?„
A.日焼け止めの、紫外線ダメージを防ぐ力の指標
SPFは、肌に赤みや炎症を起こしてシミの原因となる、紫外線B波を防ぐ効果指数のこと。UVBを照射して微かに赤くなる時間を1MED(最小紅斑量)と呼び、日本人では平均20分程度。日焼け止めを塗ったときにこのMEDが何倍になるかがSPFで、最大で50+まであります。PAは、肌の奥にダメージを与えて弾力を失わせる、紫外線A波を防ぐ効果の目安。+の数で表示され、++++が最高値です。効果的に肌を守るためには、UVAとUVB両方防ぐ必要があるので、SPF・PAどちらも高い方が望ましいのです。

Q."強力な日焼け止めを毎日使うのはダメって、本当?„
A.健康な肌なら問題なし。SPF50を毎日塗って
日焼け止めの指数は、たっぷり分厚く塗って(1㎠当たり2mg)測定するという決まりがあり、薄く塗るとその1/3~1/4程度しか効果が発揮されないのです。デイリーにも高SPF・PA値のものを使っておけば安心。敏感肌でなければ、数値が高くてもかぶれる心配はありません。

Q."唇も日焼けしますか?„
A.日焼けにより老化してしぼんできます
肌よりわかりづらいのですが、唇も日焼けします。顔や体と同様シミが出来ますし、刺激に弱く、ダメージが積み重なるとボリュームがなくなることも。春~夏はUVカット効果のあるリップを塗りましょう。

本誌ではお悩み別に最新美白のコスメやUVケアアイテムが多数紹介されています。正しい使い方で、効果をフル活用してください。
美白アイテムの効果がいまいち、出来てしまったシミを薄くしたいとお考えの方は、美容皮膚科での診察をおすすめします。シミの治療は、まずは正しい診断から!せっかく受ける治療の効果を最大限に発揮するためには、大学病院などの基幹病院で6年以上研鑽を積み、皮膚科全般の知識を持つ医師の診立てが欠かせません。皮膚科専門医の資格を持ち、信頼できる医師のもと、シミの種類に応じた安全で新しい医療機器を揃えたクリニックを選んでくださいね。
当院では、最新のシミ治療器ピコレーザー(ピコセカンドレーザー・ピコウェイ)をはじめ、さまざまな原因にあわせて適切なシミ治療をご案内しています。

お悩み別:シミ


是非、ご一読ください。

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2019年3月25日

雑誌『GLITTER』2019年4月号(3月7日発売 掲載ページP104)

特集「New beauty AtoZ ビューティーマニアのためのAtoZ最新ハイブリット美容」に当院の〝エムスカルプト〟が紹介されました。

〝エムスカルプト〟は、「寝たまま筋肉がつけられる!」と、海外セレブも夢中の最新ボディメイクマシーン。MRIに使われる‟電磁波"を応用したHIFEM(ハイフェム)の新技術で、自力では不可能な超強力な筋収縮と、脂肪細胞も減少させます。
1回30分間の施術で、約2万回も筋肉を巨大筋収縮させ、筋肉量を効率良く増やし脂肪をアポトーシス(自死)させ、効率よく燃焼させます。今までの筋トレやEMSでは到底不可能な、高い筋肉UP&脂肪燃焼が、確実に短時間で実現できるようになりました。
ヒップ・腹部・太ももに適応があります。
特に海外セレブがお気に入りなのが、ヒップの筋肉UPです。筋肉量を増やすことで、セクシーで理想的なハートヒップに整えます。
初回の施術でも手ごたえを感じられるので、夏に向けて短期痩せやヒップアップを目指す方にピッタリ!ダイエットや筋トレが苦手な方も、効率的に鍛えた筋肉により基礎代謝がアップするので、痩せやすく太りにくい、リバウンドしにくい身体を作ります。
皮膚へのダメージは一切無いので安心。米国FDA認可、USPTO(米国特許商標庁)による特許を取得した安全な痩身治療器です。

エムスカルプト

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雑誌『美ST/美スト』2019年5月号(3月17日発売 掲載ページP215)

特集「美STマザーの〝ムスメーク〟レッスン」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
「新学期はもっと可愛く♡」と、年頃のお嬢様が美容にも興味を持つ時期ですね。そんな時は、美容の先輩であるママがナチュラル可愛いメークを伝授したいもの。
思春期の娘さんは、まだお肌が敏感で、ニキビも出やすいお年頃。塗るものはなるべく最低限、オフが簡単なものを選びましょう。そして、楽しいメークレッスンのあとは、クレンジング剤できちんと落とすことを習慣にしてあげましょう。
そこで、自身も2人の女の子のママである慶田院長が、ティーンの正しいクレンジング方法について解説しました。

≪メークをはじめたら落とすことにも同じくらい気を使って!≫
メーク開始の低年齢化が進んでいます。肌に残ったメークが酸化して炎症を起こしたり、ニキビを悪化させたりして皮膚科を訪れるお子さんも。正しいクレンジングの知識が大切です。クレンジング剤は、短期間で乳化してきちんとメークを落とせるオイルタイプがおススメ。安全性を検証する研究所を持ち、成分配合に独自の高い基準を設けているメーカーのものが安心です。
クレンジングは母娘で共有しても大丈夫。ただし、娘さんの洗顔料は皮脂分泌が盛んな世代向けのものを。娘さんがメークを始めたら、お母さまからオフする方法を教えてあげてください。

HOW TO
1.まとめ髪がしっかり洗顔のスタート地点
洗顔中に髪が顔にかかると洗い残しの原因に。髪の生え際ギリギリまでしっかり洗えるように前髪を上げて、長い髪はまとめることからスタート。
2.生え際こそしっかり。メークが残るとニキビの原因に
クレンジングオイルを全顔にさっと塗る。メークが残ると肌荒れやニキビの原因になるので、生え際まできちんとオイルをいき渡らせて。
3.小鼻の脇は忘れがち。薬指でクルクル丁寧に乳化して
4本の指のはらで目元や口、額、頬など各30秒ほどかけてよく馴染ませたら、水を数滴加えて乳化させてから洗い落として。小鼻脇もしっかりと。

是非、ご一読ください。

ティーンのニキビにオススメの施術はケミカルピーリングとフォトフェイシャルM22、ジェントルレーズプロ照射です。
こじらせる前に美容皮膚科で正しいケアを受けてくださいね。

関連施術
・ケミカルピーリング(乳酸ピーリング)
・フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)
・ジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)

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雑誌『up PLUS/アッププラス』2019年4月号(3月12日発売 掲載ページP76~77)

特集「2019春"ゆらぎ"からの脱出宣言」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

Q.そもそもゆらぎ肌ってなんですか?いろんな不調が出ているとゆらいでいることになるの?
A.外部刺激によってトラブルを抱えた肌のこと。症状のレベルは幅があり、「メイクのりが悪いかな?」という程度から発疹まで様々。
肌は、気温や湿度、紫外線や外気に含まれる物質など、多くの外部刺激によりストレスを受けています。そんな刺激から肌を守る"バリア機能"が正常に働いていれば、肌はなかなかゆらぎません。でも、バリアが脆弱になっていると、その隙間から刺激物が侵入してトラブルが表面化。赤みが出たり、かゆみを感じたりする分かりやすいトラブルはもちろん、"ファンデーションのノリが悪い"のも、このシグナルです。
ゆらぎ肌=炎症起こした肌。これを何度も繰り返していくと、老化もどんどん早まってしまいます。

Q.何が原因で肌はゆらぐの?ゆらぎやすい時期ってあるんですか?
A.バリア機能が脆弱だと肌が異物に過剰に反応します。冬の乾燥肌によりバリア力が低下している春が1年のうちでもっともゆらぎやすいのです。
特に外部刺激について言えば、現代では大気汚染物質(PM2.5など)や花粉による肌トラブルが多いですね。アレルギーと呼ばれるものは、特定の物質に対して抗体ができると、体はそれを記憶し(メモリーT細胞)、次に接触した際は必ず反応して攻撃してしまうのです。その過剰な反応が、くしゃみだったり、肌の赤みだったり、いろいろなカタチとして表れます。ゆらぎやすい時季はやはり春です。誰もが乾燥する冬は、肌のバリア力が弱まっています。そこに、花粉をはじめとした大気汚染物質が飛んでくるので、今こそ注意が必要なのです!

実は、花粉自体じゃなく弾けた花粉がヤバかった!
花粉そのものの粒子は結構大きくて、約30μm。肌の内部には侵入できないサイズです。でも、花粉はその周りにCRYJ1、その内部にCRYJ2というアレルゲンを抱えていて、空気中に漂う大気汚染物質や黄砂とぶつかると破裂し、アレルゲンが撒き散らします。これが目や鼻、喉、そして肌に悪さをするのです。通常破裂する花粉は総計の2割程度ですが、大気汚染物質の多い都会などでは、総計の約8割が破裂しているといわれています。
バリア機能が弱まると"バリア"に隙間ができ、必要な水分の蒸散を招きます。また、通常なら跳ね返していたアレルゲンなどの異物がそこから侵入し、肌トラブルの原因になるのです。

【代表的なアレルゲンリスト】
●花粉
春はスギやヒノキ、夏はイネ科の植物、夏はブタクサなど、季節により種類はさまざま。
●大気汚染物質
主に、自動車や工場から排出される煙やガスのこと。PM2.5などの微粒子物質がより問題に。
●ハウスダスト
ほこりやカビ、ダニの死がい、ペットの毛など。室内に蓄積・浮遊する、いわゆる小さなゴミ。
自分が何に反応するのか知っておくのもゆらぎ肌対策のひとつ。
苦手なものを把握しておけば対策ができ、ちょっとゆらいでも「アレかな?」と冷静な対処ができるようになります。病院での検査のほか、最近では検査キットなどもあるので試してみては。

Q.毎日の生活の中で気をつけるべきことを教えてください
A.アレルゲンを部屋に持ち込まず、付着物は早急に落とす!
もともとアトピー性皮膚炎がある人は、より肌状態のコントロールがしにくくなります。もともとバリアが脆弱な人ほど、肌の奥まで簡単にアレルゲンが入っていくので、アレルゲンに長時間触れないことを意識するのが良いですね。
☑食事
最大の免疫機関と言われ、腸内環境整えるヨーグルトは、アレルギー症状をやや緩和するとされているのでオススメ
☑窓
この季節は、できるだけ窓を開けないのが賢明。あけたら掃除を怠らないこと
☑洋服
花粉が付着しにくいのは、ツルッとした素材のもの。ナイロン素材のアウターを1着持っておくと良いですね。髪はコンパクトにまとめておきましょう。
☑洗濯物・布団
洗濯ものは室内干し、布団も布団乾燥機を使って外気にはさらさずケア
☑掃除
夜に掃除をすると床に沈殿していたほこりや花粉などを舞い上げて、就寝中に吸い込んでしまうことに。掃除は朝におこない、夜はホコリ舞いあげないように過ごして。
☑空気清浄機・エアコン
在宅中は空気清浄機のスイッチをオン。エアコンはフィルターの掃除を忘れずに。部屋が汚れているとエアコンの風でそれらが舞って調子が悪くなることも。
☑入浴
帰宅後、すぐに入浴すると付着物をいち早く除去できて良いですね。肌がゆらいでいるときは長湯を避け、さら湯ではなくセラミドが配合された入浴剤の活用を。
☑帰宅時
玄関のドアを開ける前に、服をパンパンと払って付着物を落としましょう。外気に触れていた洋服は部屋(特に寝室)に持ち込まないほうが良いため、コート類は玄関にかけておいて。

Q.肌がゆらぐ前に気をつけると良いことは?
A.摩擦に気をつけてケアをすることと、自分なりの"お守りコスメ"を持っておくこと。
バリア機能を弱めないためには、とにかく刺激を避けましょう。やさしく洗い、落ち着いてケア。洗浄力の低いものでも落ちるようなコスメを使ったり、これなら私は絶対にかぶれないというアイテムを備えておいたりするといいでしょう。ゆらいだ肌に、一発逆転を狙ってもいつもと違うコスメを使うのは逆効果なのでNGです。

Q.肌がテカると、かゆくなる気が...関係ある?
A.自分の皮脂も、酸化すると刺激物になります。
皮脂膜はバリア機能のひとつとして必要ですが、皮脂がギラギラ出ているからといって肌が十分潤っているというわけではありません。過剰に分泌された皮脂は、酸化すると過酸化脂質という角層を刺激したり、活性酸素を生んだりする物質に変化してしまいます。

Q.急にかゆい!でも病院に行くヒマがない!どうしたら!?
A.処方薬に成分が近い市販薬で1日〜2日対応を。
炎症の程度は軽い人は、緊急対策としてバームや軟膏系のもので抑えて。かゆみをともなう場合は高度の炎症。皮膚科にかかれば弱めのステロイド薬を処方してくれるはずです。症状を長引かせるより、弱めのステロイドを短期間使ったほうが結果的に肌負担は少なく、治りも早いのです。
例えば消炎・鎮痒作用を持つ酢酸デキサメタゾン、かゆみを伴う湿疹・皮膚炎・かぶれに効果的なステロイドの1種であるプレドニゾロンなど、処方薬と似た成分の市販薬を覚えておきましょう。

Q.ゆらぎ対策には、メガネ&マスクがやっぱり良いの?
A.そうですね。マスクは肌に優しい素材を選んで。
物理的にアレルゲンに触れなければ、なかなか肌はゆらぎません。目はかゆみのせいで傷をつける可能性があり、コンタクトよりメガネを推奨しています。マスクも物理的なブロックに有効。肌に当たる側の不織布にこだわりのあるものがベター。

Q.肌がゆらいでいる時、気をつけた方が良い成分は?
A.ヒリヒリ、ピリピリするもの全般。
気をつけた方が良い成分は、アルコール系です。エタノールが配合されている化粧品が多くあると思いますが、刺激の一因になります。ゆらぎが軽い状態なら、ターンオーバー&バリア機能を整えるのにレチノールが効果的な場合もありますが、効きすぎるとトラブルに。湿疹が出ているときは避けた方が良いでしょう。

Q.日中も保湿に気をつけた方が、ゆらぎ対策になる?
A.そうですね。肌乾燥はバリア機能の低下につながるので、保湿は大切です。
乾燥した状態が続くと、肌のバリア機能は着実に下がっていきます。室内の温度は60〜65%に保つのが良いですね。また、日中はメイクの上からでも保湿できるようなコスメで乾燥対策すれば、バリア機能の低下防止になります。

Q.クリニックでできるゆらぎ肌治療を教えて
A.NEWマシン『プラズマシャワー』は症状がかなり好転します
このマシンの魅力は、"経皮ドラッグデリバリーシステム"という"薬剤を確実に浸透させる効果"と肌表面の殺菌効果です。プラズマは、個体→液体→気体→プラズマという位置づけで、第4の物質といわれるイオン化した気体。肌に照射している間、痛みは全くありません。照射後に浸透させる薬剤の種類は、目的によって選べます。

【プラズマシャワー オススメの薬剤】
炎症を抑えたい!▶ トラネキサム酸
イオン導入のメニューでも定番の薬剤。『プラズマシャワー』の高浸透&殺菌力の相乗効果で、イオン導入より効果実感がグンとアップ。
エイジングもしたい! ▶骨髄幹細胞培養エキス
10代ですでに減少し始めている幹細胞由来のサイトカインを浸透させて肌の再生力を底上げ。表皮の炎症抑制効果もあるためゆらぎ肌にも◎
当院ではプラズマシャワートライアル20,000円〜お受けいただけます。

是非、ご一読ください。

関連施術:プラズマシャワー

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雑誌『Oggi/オッジ』2019年4月号(2月28日発売 掲載ページP192~195)

特集「出直し!洗顔虎の巻」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

‟「乾燥肌だから洗顔はパパっと...」は大間違い"など、改めて洗顔を見直すことで肌が変わります!スキンケアの中では最も地味なステップだけれど、実は美肌のカギを握っているのが"洗顔"です。この特集では、改めて洗顔にまつわる様々な疑問にQ&A形式で簡潔にお答えします。

Q、「美肌のカギは落とすこと」といわれるのはなぜ?
A、間違った洗顔法が、さまざまなトラブルの原因になるからです!
健康で美しい肌のカギはバリア機能ですが、洗顔のしすぎなど間違った洗顔方法で角質層がダメージを受けバリア機能が低下すると、乾燥肌や敏感肌、脂性肌、毛穴の目立ち、シミなど、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因となります。
とはいえ、逆に洗顔が不十分だと残った汚れが酸化して毛穴詰まりや肌荒れ、乾燥の原因になります。洗顔がきちんとできていれば、肌トラブルはある程度回避されます。

Q、たくさん種類がある洗顔料。何をどう選んだらいいですか?
A、肌状態に合わせて複数を使い分けるのがベストです!
最も一般的なのは、固形やフォームなど泡立てて使うタイプの洗顔料です。泡に汚れを吸着させて落とすので、摩擦の負担が少ないのが魅力です。それ以外にも疲れたときや時間のないとき、また肌の状態に合わせて、使い勝手の良い形状を用意しておくと便利です。
【フォームタイプ】
ペーストやクリーム状の洗顔料。ぬるま湯を加えながら泡立てて使う。様々な肌タイプに対応。
【固形タイプ】
いわゆる石鹸。濡らした手で転がして表面を溶かし、さらによく泡立てて使う。洗い上がりはさっぱり。
【拭き取りタイプ】
ローションや美容液状。コットンにたっぷり含ませて、汚れを拭き取る。すすぎの手間がいらないのが便利。
【パウダータイプ】
多くは酵素配合の洗顔料。軽く泡立てて使う。酵素が水と反応して活性し、肌表面の古い角質を落とす。
【泡立たないタイプ】
乳液やジェル状。泡立てず肌になじませて汚れを浮かせてすすぐ。洗い上がりは製品によってさまざま。
【泡で出てくるタイプ】
ポンプや缶タイプの容器に入った洗顔料。容器から出るときに泡立つので、手早く洗顔できるのがメリット。

Q、乾燥肌なので、朝は洗顔料を使わなくてもいい?
A、皮脂の分泌がほとんどない人のみ、ぬるま湯洗いでもいいでしょう。
肌に付着したホコリなどはぬるま湯で落ちますが、脂分は落ちません。皮脂や化粧の油脂成分は酸化すると肌に刺激を与えます。また、不要な角質も代謝の乱れの原因になるので、かえって乾燥を招くこともあります。乾燥していても皮脂がある程度出る人、オイル美容が好きな方は洗顔料を使用しましょう。皮脂の分泌がほぼない乾燥肌の人で、洗顔料を使うと肌が乾くという実感があるのなら、ぬるま湯洗いでもいいでしょう。

Q、洗顔料の泡立ては、どのくらいやればいい?
A、両手に軽く1杯程度の緻密な泡をつくってください。
洗顔料の泡立ては意外と時間がかかり、難しいです。両手に1杯程度の、キメ細かい泡が作れれば理想的ですが、泡立てが苦手なら、泡立てネットを使用しましょう。泡立てることで肌に触れる界面活性剤の量は少なくて済み、洗浄力が高まります。泡が少ないと汚れを吸着しきれず、汚れが残り摩擦の原因にもなります。

当院で患者様にご利用いただいている泡状洗顔料、肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合
『アクセーヌ リセットウォッシュ』¥3,000(200ml)


Q、泡立つ洗顔料と、泡立たない洗顔料、肌に優しいのはどっち?
A、どちらとも言えません。洗い上がりの好みや肌の状態で使い分けましょう。
洗顔料に入っている汚れを落とすための界面活性剤は、同時に肌の潤いを奪ってしまうという側面もあります。泡立つ洗顔料は泡の表面で汚れを吸着する分、界面活性剤の量が少ないというメリットがありますが、保湿成分が多いのは泡立たない洗顔料です。どちらも一長一短です。

Q、「酵素洗顔パウダー」って、どうやって使うの?
A、手で軽く泡立てて、古い角質を優しく除去します。
肌のごわつきやザラつきを解消したいときに使うのが酵素洗顔パウダーです。表面のたんぱく汚れを分解して落とします。ピーリング系より刺激が少なく、乾燥肌の人でも負担なく毎日使用できます。

Q、洗顔しても毛穴の詰まりが取れません。どうしたらいい?
A、角質ケアを取り入れれば、汚れが取れやすくなります。
毛穴の詰まりの正体は、古い角質と皮脂や汚れが混ざったものの蓄積です。酵素洗顔や酸配合の美容液、クリニックのケミカルピーリングなど、角質を除去するお手入れを取り入れると、洗顔の時に詰まった汚れが取れやすくなります。
クリニックの施術ならより確実な効果があります。
『ケミカルピーリング』
『アクアフェイシャル』

Q、洗顔ブラシって手で洗うのと何が違うの?
A、毛穴や凹凸の中の汚れもかき出せるのがメリットです。
洗顔ブラシを使うと、毛先が毛穴やキメの凹凸の中まで入り込み、汚れをかき出すことができます。洗顔をさぼってしまい、毛穴の汚れやザラつきが気になるときには便利ですが、ブラシを肌に強くあてると刺激になり、より角質肥厚につながるので注意しましょう。

Q、日焼け止めだけでノーファンデの日は、洗顔のみでもOK?
A、ウォータープルーフタイプでなければ洗顔のみでもいいでしょう。
日焼け止めにもさまざまな種類がありますが、ウォータープルーフタイプの場合は密着力が高く、クレンジングを使わないと落ちないものも多いです。クレンジングと洗顔量のダブル洗顔でしっかり落としましょう。

洗顔はスキンケアの原点です!「肌を守りながら汚れをおとす」ことを念頭に、肌に負担をかけずに優しく行いましょう。毎日行うからこそ、洗い方次第で未来の肌が確実に変わってきます。

是非、ご一読ください。

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雑誌『日経ヘルス』2019年4月号 (3月2日発売 掲載ページ特別付録P62~63)

特集「ゆるクレンジングで大人敏感肌を解決!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

肌のために良いと思っていたケアが、実は肌の老化を早めていた⁉

≪こすりすぎ≫
「メイク汚れは浮かせて1分なで洗い」
汚れをしっかり落とそうと、つい力をいれてゴシゴシ洗いをしてしまいがち。使う量と洗い方を改めることで、こすらなくても確実に汚れが落ちます。バリアを守り、たるみも防ぎましょう!

クレンジングとマッサージを兼ねれば一石二鳥!そう考えているなら要注意。
こすりすぎを起こしやすいからです。皮膚を摩擦し続けるとシワや頬のたるみの原因にもなります。クレンジング剤を長い時間肌に乗せることになるため、必要な皮脂やNMF(天然保湿因子)の落としすぎにもなりやすいのです。なじませるのは手早く、長くても1分以内にしましょう。
クレンジング後にベタつきが気になる場合にはダブル洗顔を。
洗顔で大切なことは、濃密な泡。指で直接肌をこすらないように、泡の弾力を利用してなでるように洗うのがコツです。
洗顔ネットを使用すると、簡単に泡立てることができますが、使用後はしっかりすすいで乾かし、清潔に保つことも忘れずに。すすぎやふきとりもこすらないように常に意識しましょう。

【クレンジング】
乳化しやすい「油脂系オイル」で乳化させてオフ
クリーム系やリキッド系のファンデーションには、油分となじみやすいオイル系がおすすめ。短時間で乳化し、するっと落とせます。洗浄力が強すぎるクレンジング剤は、肌の潤いを保つ大切な成分まで落としすぎて肌バリアを弱めてしますことも。きちんと汚れを落としながら必要な潤いを守ることが大切です。
ごく軽めのメイクの時は、洗浄力のやさしいミルク系でもOK。W洗顔は原則不要です。

●5点置きクレンジング
これで解決!
こすりすぎを防ぐためには、必要十分な量を使って短時間で効率よく汚れを落とすことが大切。クレンジングは適量を5点置きにしてから行うと汚れ落ちがスムーズに。

HOW TO
表示通りの量を顔の5カ所に置く
クレンジング剤を手のひらで軽くなじませてから、額、鼻、あご、両頬の5カ所に置きます。皮脂の多い部分からムラなく塗ってスムーズに落とすことができます。使用量は表示通りケチらずに!

指の腹でやさしく広げる
中指と薬指の第2関節まで使って、顔の中心から外側へとクレンジング剤を伸ばします。指を少し曲げると力が入りにくく、こすりすぎを防げます。
目的はあくまでメイクをオフすることなので、クレンジング時のマッサージは厳禁!
落としすぎを防ぐためにも、ここまで30秒~1分と手早く行いましょう。

乳化したらすぐにぬるま湯ですすぐ
メイクとクレンジング剤が混ざり乳化したらすぐに、33~37℃程度のぬるま湯で洗い流します。肌がつるんと滑らかになったらOK。

【洗顔】
低刺激のアミノ酸系を上手に選んで
べたつかなければ使わなくても問題ありません。洗浄力にも注意しましょう。
乾燥しやすい人はべたつかなければW洗顔は不要です。使う場合も洗浄力が弱いものを選びましょう。洗顔時の摩擦を防ぐために重要なのが泡。

●クレンジングでべたつきが残ったら...濃密泡で1分なで洗い
これで濃密泡に!
濡らした手のひらに洗顔料を表示通りの量を出し、水を加えながら広げます。
水に浸した泡立てネットに洗顔料を含ませ、空気を巻き込むように軽くもんで泡立てましょう。ネットの端を持ち、泡を絞り取る。途中で水を足さないことでキメ細かい泡が出来上がります。

HOW TO
TゾーンからUゾーンの順に泡でなでる
額、鼻、あごなど皮脂分泌の多い部分から泡をのせ、最後に頬にさっとのせます。泡をクッションのようにして肌をなでるように洗いましょう。

すすぎ
熱めのお湯ですすぐと必要な潤いまで落とす原因になるので注意。33~37℃程度のぬるめのお湯で20回を目安にすすぎます。

スタンプふき
柔らかなタオルでぽんぽんとスタンプを押すように、肌を軽く押さえながら水分を吸収させます。決してこすらないようにしましょう!

●ポイントメイクと角栓
こすらないためには

Q.ポイントメイク落としでは?
A.お湯で落ちるメイク品にするか専用のクレンジング剤を使って優しく落とす。
しっかりアイメイクをした日には、先に専用のクレンジング剤で目元を落としてから顔全体のクレンジングをしましょう。お薦めはコットンにたっぷりクレンジング剤を含ませ、優しく目元に滑らせるように。また、お湯で落ちるフィルムタイプのマスカラやアイライナーなどはこすりすぎを防ぐのに役立ちます。
HOW TO
2枚のコットンにクレンジング剤を含ませ、1枚は目の下、もう1枚はまぶたの上に置き、10~15秒置いてなじませてからまつ毛の先までふきとります。

Q.ガンコな毛穴の角栓は?
A.オイルを塗って5分放置。こするとかえって角栓ができやすくなる。
HOW TO
角栓が気になる部分にクレンジングオイルをのせ、5分ほど置いて洗い流す。これを週に1~2回程度行うと、角質が柔らかくなり、角栓の排出が促されます。
スクラブなどでこすりすぎると角質がかたくなり、かえって毛穴を詰まらせ要因に。
ホームケアで取れないガンコな毛穴の汚れは、無理なお手入れを続けずにクリニックにご相談ください。毛穴ケア・角質ケアでくすみのない滑らか肌をめざしましょう。

関連施術
毛穴の開き・黒ずみ

ケミカルピーリング(乳酸ピーリング)


特に問題なのが、クレンジングや洗顔の落としすぎとこすりすぎ。肌のバリア機能が低下した"大人敏感肌"にならないためにも、洗浄力が"ゆるめ"のクレンジングの選び方、使い方に切り変えましょう。院長執筆の書籍『365日のスキンケア』(池田書店)でも詳しくご紹介しています。
是非、ご一読ください。


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2019年3月17日

雑誌『美人百花』2019年4月号(3月12日発売 掲載ページP139)

特集「花粉、大気汚染、ブルーライト、紫外線etc春はレディのお肌を脅かす危険がいっぱい!!環境ストレスをはね除ける お天気美容Sprinng」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

乾燥する冬、高温多湿な夏...四季がある日本では、季節ごとに肌環境が激しく変化します。中でも春は、さまざまな環境ストレスが襲ってくる、肌にとっては最も過酷なシーズン!
正しい対策をして、花粉、PM2.5、紫外線などから美肌を守りましょう。
今回、お肌に関しては皮膚科専門医の慶田院長が担当し、お天気に関しては、日本テレビ「news every.」でおなじみ気象予報士の木原実さんと、そらジローが解説しました。

≪2~5月は危険!?春は肌不調の原因だらけ≫
春先は、軽いものから炎症が酷いものまで、肌トラブルが起きやすい季節です。なぜなら、冬の乾燥により肌のバリア機能が低下し "防御の砦"が薄くなっているところに、花粉などの外敵が来襲してくるからです。さらに、気温や日照時間の変動から、自律神経のバランスも崩しやすく、入学・異動など環境の変化がある人には、心理的ストレスも大きいシーズン。これらの要因が重なり、2月~5月は肌も心もとても不安定になりやすい時期です。スキンケアと生活習慣の両面から、肌の防御力を上げましょう。

●花粉 もはや国民病!3人に1人が花粉症
鼻水や目のかゆみだけでなく、肌荒れも招く花粉。しかし肌のバリア機能や免疫力が高ければ、花粉がついてもトラブルは起きません。花粉に負けない力をつけることが大切です。

■「冬からの乾燥で肌のバリア機能が弱まっているところに、花粉が付着して微炎症状態に」
◆花粉症に負けないための4か条◆
1.保湿が大切
肌のバリア機能を高めるには、なんといっても保湿が大切。肌内部の水分を保持する働きのあるヒアルロン酸、セラミド、グリセリン、アミノ酸、多糖類など水分を抱える作用のある成分が入った化粧品でケアを。
2.免疫力を高める
腸内環境を整えると免疫もUPします。食物繊維が豊富な改装や野菜、ヨーグルトなど発酵食品を食べましょう。ヨーグルトは、毎日食べ続けることが大事。便通が整うと、肌の水分量も増えることが分かっています!
3.睡眠をしっかりとる
睡眠中に体は修復されます。睡眠不足だと、修復作業の時間が短くなるため、よい角層がつくれずバリア機能が低下します。最低でも毎日6時間は、質のいい睡眠を確保しましょう。
4.花粉を持ち込まない
"外のものは汚染されてる"と心得て。玄関先で服をブラッシングする、アウターは玄関に吊るす、クローゼットにしまうなら必ず扉を閉めるなどで、家の中に入れない工夫を。

◆注意!!目がどんなに痒くても叩いちゃダメ◆
・クーリングで痒みを和らげて
アレルギー用目薬をさすのがベストですが、目薬がないときは冷やすのがいちばん。保冷剤を薄いハンカチで包み、目に当てましょう。
・目を叩くと網膜を傷つける恐れが
眼球の構造上、叩くと衝撃が目の奥まで伝わります。これが網膜剥離を引き起こし、最悪、失明することも。叩くのは絶対にやめて。

◆花粉から身を守る外出時の対策し◆
☑ヘアはまとめ髪に
髪は、静電気がたまりやすく花粉が付着しやすい場所。ロングヘアの人は、外出時にはなるべくコンパクトにまとめましょう。
☑アイメイクはシンプルに
かゆくて目をこすったとき、化粧品が目に入るとさらにかゆみが増してしまいます。アイメイクはなるべく軽めにしておくのがベター。
☑小鼻の周りはバームで保湿
ヒリヒリしているなら、バームで膜をつくり皮膚を保護して。ただし湿疹が起きている場合は、早めに皮膚科で薬をもらいましょう。
☑ツルンとした素材の洋服を
ダウンコートやレザーなどのツルツルした素材は、花粉が付着しにくいので◎。逆にファーやウールは花粉が付きやすいのでNG!
☑帰宅したらブラシで花粉を落として
家に帰ったらまず、玄関先で服にブラシをかけて花粉を払いましょう。たったこれだけで、室内に持ち込む花粉の量がグーンと減ります!

●大気汚染 毛穴の1/20サイズの微小粒子!
黄砂、自動車の排ガス、ゴミ焼却場や工場から出る煙など、2.5ミクロン以下のものを総称してPM2.5と呼びます。毛穴よりずっと小さく、肌に付着すると炎症などの悪影響が起こる可能性があります。

■「PM2.5は花粉より微粒子で毛穴から入ってしまいます」
PM2.5は毛穴より小さな粒子のため、毛穴に入ったら肺の奥まで届きます。毛穴よりずっと大きな花粉が、大気汚染物質にぶつかると破裂してアレルゲンが飛び出し悪さをします。さらにPM2.5と結びつくと体内に入りやすくなるのです。休日もすっぴんは避け、BBクリームなどで肌に膜を作っておきましょう。

●赤外線&ブルーライト 夜浴びると肥満の原因にも!
ブルーライトも赤外線も太陽光に含まれる光ですが、ブルーライトを夜に浴びると不眠を招き、ホルモンの影響で太りやすくなるといわれています。赤外線は筋肉まで届くので、たるみの原因に。

■「ブルーライトを長時間浴びることで、光老化が進み、肌のくすみ&シワの原因に」
波長の短いブルーライトは、UVAと同様に酸化ストレスとなり、大量に浴びるとシワなどの光老化を招く可能性があります。また、網膜にダメージを与え、失明の原因になったり、夜見ることで体内時計を狂わせ、肥満や鬱を招きます。PCにブルーライトカットフィルムを貼ったり、ブルーライト軽減アプリを活用して防いで。ブルーライトをカットするコスメもでているので、活用しましょう。

●肌老化の原因は8割が太陽光!
紫外線には、たるみやシワの原因UV-A、日焼けや炎症の原因UV-Bがあります。UV-Bは3月ごろからグンと増えますが、UV-Aは季節変動が少ないのでUVケアは1年中大切。

■「無防備に光を浴びて、遺伝子に修復できないほどの傷がつくと、元に戻すのは不可能です」
肌の老化は、加齢によるものが2割、あとは太陽光が原因といわれています。春はピークの6月頃より紫外線の量は少ないものの、花粉症で肌が炎症を起こしていると、UVダメージによる色素沈着が起きやすいので、日焼け止めは必ず塗りましょう。また、太陽を浴びる前に、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなど抗酸化作用のある栄養素を体内に入れておくのも有効です。

POINT!外でお花見をするなら抗酸化力の高い枝豆とトマトをおつまみに
枝豆に含まれるビタミンB群が、バリア機能を整える効果も。トマトのリコピンにはビタミンEの100倍以上の抗酸化作用や美白効果が。

◆注意!◆
SPFは1/5かけた数字が真実と考えて!!
ベースアイテムのミルフィール塗りで総合SPF値を上げましょう
化粧品に表示されているSPF値は、大量に塗った状態で測定したもの。肌に伸ばすと1/5にまでダウンします。重ね塗りすればSPF値は積み重なるので、合計15以上を目指して塗って。

◆注意!◆
朝は光の吸収をしやすいソラレンは避け抗酸化力の高い食品を
ソラレンを朝に摂ると、シミの原因に。グレープフルーツなどの柑橘類、セロリやパセリなどのセリ科の野菜はソラレンが多いのでNGです。逆に朝食にオススメなのが、ビタミンAが多いパプリカ、ポリフェノールたっぷりのベリー類、ビタミンEが豊富なナッツなど。

春は紫外線が強くなるだけでなく、花粉により肌が敏感になる季節です。また、PM2.5などの大気汚染物質は1年を通して飛散していますが、特に中国で雪が解けると地表の砂が舞い上がり、黄砂が日本まで飛んできます。これらの大気汚染物質は花粉より粒子が小さく、体内にまで入り込むものもあるので、化粧品や衣類などで肌をガードしたり、できるだけ室内に持ち込まない工夫が必要です。春の新生活や、スマホ・PCなどのブルーライトなども、知らず知らずのうちに肌へのストレスになるので、環境ストレス別に正しい対策をして、美肌をキープしましょう。

体の中から光老化を防ぐ『ヘリオケア』

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2019年3月13日

雑誌『美的GRAND』2019年vol.3(3月12日発売 掲載ページP128)

特集「病院へ行こう!過剰な『メラニン一掃美容医療』最前線」に当院で『ピコレーザー治療(ピコウェイ)』をお受けになったグラン世代ライターのT様の治療体験記が掲載されました。

シミ・肝斑・くすみ・色ムラなどの、メラニン悩みを解消すれば見た目が5歳は若返ります。
老けオーラを醸しだす2代要因は「肌質感の劣化」と「顔の型くずれ」ですが、肌質の衰えを印象づける最たる要因は、シミに代表される色ムラです。美白コスメは確かに効果が期待できるものの、結果が出るまでの時間がかかるのが難点です。これから先、色ムラが加速的に増えていくグラン世代は、短期決戦の美容医療こそ、検討したい時期にきています。

まずは鏡でチェックしましょう。シミらしきものがもやもやと、複数存在しているかと思います。さらに、見えるシミの下には何倍ものシミ予備軍が待機しています。化粧品が届かない深い部分までメラニンがある部位もあります。シミ治療では、メラニンの居場所を問わず、狙い打ちして粉砕、代謝させることが可能です。ただし、見えるシミはひとつでもメラニンの居場所はさまざまなため、一度の治療で消えるシミは少なく、複数回を要することがほとんどです。医療の力を借りたとしても、美白は一日にして成らず!でも続ければ確実に、平均マイナス5歳は見た目年齢を若返らせることができます。

本誌では、当院で『ピコレーザー治療(ピコウェイ)』をお受けになったグラン世代ライターのT様の治療体験記が掲載されています。

◆50代のT様の肌悩み◆シミ・そばかす・くすみ
元々肌色自体は明るい方ですが、目の下~頬にかけて細かいシミやそばかすが散在し、色ムラが目立つことで全体的に少しくすんで見えます。ご本人は右頬の大きめのシミを気にされていました。また、ご年齢からもたるみが気になり始める頃。乾燥にも傾きやすい肌で、ややお肌全体が元気のない印象でした。

➡今回は、‟肌全体の若返りを図る"ピコレーザーのフルコースを体験していただきました。


◎消したい標的に合わせて、照射の威力を的確に操る!
数あるレーザー機器の中で「世界最高の切れ味」と評価される『ピコウェイ』をフル活用します。右側の大きめの濃いシミはポイントで狙う『ピコスポット照射』、細かいシミにもアプローチして、低出力の複数照射で表面的な色調を均一に明るく整える『ピコトーニング照射』、さらに、点状照射で肌再生を促し、肌全体のハリを高める『ピコフラクショナル照射』といった3つのモードを組み合わせ、個々の肌状態と予算に合わせた治療方針を提案いたします。シミ除去だけでなく、肌質から改善できるもの魅力的です。

施術から10日後に、経過の診察でご来院いただきましたが、肌全体のトーンが明るくなりました。1回の照射ですが、散在していたシミやそばかすが薄くなり数も減っていますした。T様自身も、いつものファンデーションが暗くて合わなくなるほど明るくなったとおっしゃっていました。

【アフターケア】
ご自宅では、治療効果を高める美白内服と美白剤の外用も併用いただき、毎日の日焼け止めも必須です。
●「ナノメッドHQエッセンス」15ml ¥5,000 
メラノサイトの活性化を防ぐ「ハイドロキノン(1%)」と表皮のターンオーバーを促進する「ナノキューブ」を配合した美白クリームです。浸透率が高いので低濃度・低刺激でありながら強力な美白効果が得られます。刺激性皮膚炎を生じにくいので、敏感肌でも安心です。ハイドロキノンには市販の美白化粧品では得られない高い美白効果があり、医療機関での処方が義務付けられています。レーザー・フォトフェイシャル照射との併用が効果的です。

●「ルミキシルクリーム」30ml ¥10,000
ハイドロキノンと同様の作用機序でメラニン合成経路をブロックし、高い美白効果が得られます。クリニック専売品ながら、テクスチャーも一般のコスメと遜色ありません。
また、刺激性アレルギー反応を誘発しないことが確認されているので、安心して朝・夕ご使用いただけます。肝斑・日光性色素斑・ソバカス・炎症後色素沈着などに対してレーザー照射やフォトフェイシャル照射治療の前後に外用することで、効果を高め、副反応のリスクを低下させます。

●「トレチノインナノエッグ(レチノイン酸クリーム)」5g ¥4,000 
メラニンの排出を促進します。ナノカプセル化されたレチノイン酸で、従来品で問題になっていた、赤み・ひりつき・皮むけなどの炎症反応が大幅に軽減されて使いやすくなりました。

●美白内服薬
シミ全般に効果のあるビタミンC、肝斑の特効薬であるトラネキサム酸、ビタミンCとの併用で相乗効果のあるビタミンE、ハイチオールの4種類を、療効果を高める内服として処方しています。

【価格】全て、税抜き表示です。

・『ピコトーニング照射』×『ピコフラクショナル照射』(BENEV導入込)
顔全体:初回トライアル¥52,000、通常1回¥64,000
両頬のみ:通常1¥48,000
首前面:通常¥42,000

・『ピコスポット照射』
シミ・そばかす・ほくろ
(1ショットあたりの料金です※ほくろは、3mm未満のものに限ります。)
1~50ショットまで:¥2,000
51ショット~100ショットまでの追加料金:¥1,500
101ショット目以降の追加料金:¥800

※『ピコスポット照射』は、肌質改善治療のオプションメニューになります。
①ピコトーニング照射②ピコトーニング照射&ピコフラクショナル照射③フォトフェイシャルM22④ジェントルレーズプロのいずれかを当院で1回以上(4か月以内)受けていただいた方にご案内しています。
ただし、同日にスポット照射を50ショット以上まとめて行う場合は、単体治療もOKです。
光治療で取りきれないシミ、薄いシミを気にされている方に、是非受けていただきたい治療です。

「シミ」や「くすみ」を消し去り、均一な肌色に整えるレーザー治療などの美容医療を、定期的に取り入れていくと、老化を遅らせることができるので、5年後、10年後に差がつきますが、「シミ」は種類によって治療法が異なる為、まずは医師による適切な診断が重要です。

診察の際には、治療効果を高めるスキンケアやインナーケアなど、トータルでサポートさせていただきます。お悩みの方は、是非お気軽にご相談にお越しくださいね。
グラン世代の肌悩みは「シミ」を筆頭に、「シワ」「たるみ」「毛穴」など複合的です
当院が採用する『PicoWay/ピコウェイ』には、3つの照射モードがあるので、様々な肌トラブルに対応し肌全体の若返りを目指せます。シミ・そばかす・肝斑治療はもちろんのこと、毛穴・小ジワなど肌の質感も改善して肌全体のコンディションを引き上げます。

ピコレーザー

是非、ご一読ください。

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2019年3月11日

プラズマシャワーの効果と特徴

プラズマとは

物質は、温度が上昇するにつれて固体→液体→気体へと変化します。気体になると分子が1個ずつバラバラになって空中を飛び回っている状態ですが、そこからさらに温度を上げる、または電気的衝撃を加えると気体を構成する分子が「電離(イオン化)」し、陽イオンと電子が自由に動き回る物質の第4状態とされる「プラズマ」へと変化します。医療分野では、創傷や手術用機器の滅菌として、以前より使われてきました。高い電気エネルギーを持つ気体「プラズマ」技術の進歩により、登場した美肌治療が大気圧プラズマ技術に基づいて開発された『プラズマシャワー』です。

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プラズマの肌への効果
プラズマを照射すると、皮内(表皮・真皮)ではイオンが発生し拡散します。拡散したイオンは、強さに変化をもたらしながら皮膚表面・表皮・真皮に様々な効果をもたらします。

滅菌効果でニキビやアトピー性皮膚炎などの肌トラブルを改善 plsam_image026.jpg
強力な滅菌力で肌トラブルを引き起こす細菌を死滅させ、ニキビや肌荒れを改善します。また、アトピー性皮膚炎の皮疹部に増え、炎症を悪化させる黄色ブドウ球菌の殺菌にも効果的です。右の図は、プラズマのアクネ菌(ニキビの原因菌)除去実験の結果です。照射した箇所では、明らかにアクネ菌が死滅しているのがわかります。プラズマ照射後の滅菌された清潔な肌に、薬剤(美肌成分)を浸透させることができるので肌トラブルになりにくく、安全性の高い治療法です。

美白効果により、くすみを改善 plsam_image032.png
プラズマイオンが皮膚の古い角質や異物を弾き飛ばし、くすみを改善します。施術後、美白効果の高い「白雪注射」を導入すると、さらに肌色がワントーン上がり、透明感のある明るい肌を手に入れることができます。

皮膚再生効果でハリ・弾力の向上
プラズマを照射すると細胞組織の帯電バランス(イオンバランス)が整い皮膚が引き締まります。また、線維芽細胞を刺激しコラーゲン・エラスチンの産生を高め、皮膚老化を防止し、肌のハリを改善します。
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薬剤の高い浸透力による美肌効果

『プラズマシャワー』は単体でも高い効果を得られますが、最大の特徴は、TDDS(経皮ドラッグデリバリーシステム)により、施術後に塗布する薬剤の吸収を飛躍的に高めることです。高機能な薬剤でも、しっかりと肌の奥深くまで浸透させなければ、その効果を最大限に発揮することはできません。『プラズマシャワー』は、皮膚細胞を結合している細胞接着分子(CAMs)を一時的に切り離すことで、細胞間の隙間から、お悩み・目的に応じた成分(抗炎症・美白・皮膚再生)を確実に肌の奥に浸透させることが可能です。

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プラズマシャワー後に導入する薬剤

『プラズマシャワー』は単体でも高い効果を得られますが、最大の特徴は、施術後に塗布する有効成分の吸収を飛躍的に高めることです。TDDS(経皮ドラッグデリバリーシステム)により、皮膚細胞を結合している細胞接着分子(CAMs)を一時的に切り離すことで、細胞間の隙間から、お悩み・目的に応じた成分(抗炎症・美白・皮膚再生)を確実に肌の奥に浸透させることが可能です。

当院では3種類のコースを設けています。

ニキビプラズマコース:ニキビ・アトピー性皮膚炎・炎症後色素沈着の改善・美白

トラネキサム酸
トラネキサム酸は、抗プラスミン作用を持つ薬用アミノ酸です。メラニンを作り出す前の段階でメラノサイトの活性を阻害し、肝斑やシミ、くすみを防ぎます。また、抗アレルギー、抗炎症作用も併せ持つので、アトピー性皮膚炎、肌荒れ、ニキビによる炎症、日焼けによる炎症も鎮静します。

白雪プラズマコース:シミ・肝斑・くすみ・加齢による肌の衰え・乾燥の改善mpdrn_img1.png


白雪注射(MPDRN)
「肌再生」「美白」「保湿(潤い)」の3つの効果に特化したオールインワンカクテルで、加齢・紫外線・乾燥などのダメージを受けた肌を修復・再生し、潤いと透明感の高い肌に導きます。純粋な自然成分のみで製剤されているため、安心してお受けいただけます。

主要成分

●肌再生:PDRN(サーモンDNA)
鮭由来の成長因子PDRN(ポリデオキシヌクレオチド)が、自己の各種成長因子を活性・増殖させ、細胞および組織の再生を促します。その結果、コラーゲンとエラスチンが豊富に作られるので、肌の弾力が蘇ります。PDRNは人体のDNAに非常に近く、副作用が起こりにくい安全性の高い製剤です。また、毛細血管の循環促進効果もあるため、赤みの改善にも効果的です。

●美白:グルタチオン
強力な抗酸化作用があります。「グルタチオン」は、本来人間の体の中のほとんどの細胞や器官に存在していますが、加齢や紫外線の影響により20代をピークに生成量は徐々に減少し、自分で補っていかない限り増やす方法はありません。「グルタチオン」は、メラニン生成に関わる酵素チロシナーゼを抑制し、シミ・そばかすを防ぎ、肌を明るく導きます。PDRNとの相乗効果で、より高い美白効果を発揮します。


●保湿(潤い):非架橋ヒアルロン酸
自ら潤う力を高め、皮膚細胞の成長とコラーゲン生成を促進します。高い保湿力を維持できるので、肌の潤い、透明感が上がり、内側からふっくらとしたハリ・弾力をもたらします。

肌再生プラズマコース:老化によるシミ・シワ・毛穴の根本改善 ニキビ・アトピー性皮膚炎の改善


サイトプロMD(ヒト骨髄幹細胞培養液)
plsma_image065.jpgヒト骨髄幹細胞由来の『サイトプロMD』は、細胞同士のコミュニケーションを司る「生体信号」の役割を果たす「サイトカイン」と肌の修復・再生を促す「成長因子」が高配合された集中美容液です。サイトプロに含まれる「サイトカインと成長因子」を補給することで、加齢とともに減少する肌の自活力を引き出し、傷ついた肌の炎症を抑え、細胞の不具合を整えて衰えた肌を新しく健康な肌へ生まれ変わらせます。たるみ、炎症、小ジワ、くすみなど、老化によって引き起こされる症状を根本から改善します。


『サイトプロMD』は、ウィルス・細菌に感染していないなど厳しいヘルスチェックをパスしたドナー(平均年齢20才)の骨髄を採取し、その中から取り出した間葉系幹細胞を培養して抽出します。FDA(アメリカ食品医薬品局)規制に準拠した管理体制のもとで、採取・培養・保管がおこなわれ、厚生労働省が定めるヒト由来成分に関するガイドラインにも準じています。

主要成分


●72種類のサイトカイン(FGF、EGF、IGF、TGF-β、KGF、TIMPなど)
「サイトカイン」は、体内におよそ800種類存在すると言われています。『サイトプロMD』は、その中でも特にスキンケアに効果的なサイトカイン72種類を配合し、協同して肌質改善・若返り効果を発揮します。

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●非架橋ヒアルロン酸
自ら潤う力を高め、皮膚細胞の成長とコラーゲン生成を促進します。高い保湿力を維持できるので、肌の潤い、透明感が上がり、内側からふっくらとしたハリ・弾力をもたらします。


ヒト骨髄幹細胞幹細胞に含まれる「サイトカイン・成長因子」の働き

幹細胞は、古くなって傷ついてしまった細胞を入れ替えるために、サイトカインを使って新しい細胞を作っています。その都度その細胞に必要な機能を見分け、それに見合ったサイトカインを放出します。肌の弾力が失われて増殖が必要な細胞には " 増殖に関わるサイトカイン " を、炎症を起こして修復が必要な細胞には " 修復に関わるサイトカイン "を使って、細胞が正常な状態を保てるよう働きかけます。指令を受けた細胞は、さらに近くの細胞にもその指令を伝達するため、反応の連鎖が起こります。その連鎖反応は「シグナルカスケード」と呼ばれ、カスケード現象が起こることで指令は増幅して、さらに深い層の細胞へと広く行き渡るのです。
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ただし、幹細胞は10代から減少傾向にあり、30歳を過ぎると乳児の持つ数に対して4%ほどしか残りません。それに伴い、治癒を促進し、抗炎症効果のあるサイトカインも大幅に減少します。細胞間のコミュニケーションが取れなくなった肌は、細胞が生まれ変わる力が衰え、シミやしわなど様々な肌トラブルを発生させます。年齢を重ねると、傷が治りにくくなったり、肌のターンオーバーが滞ってシミやたるみになったりするのはこのためです。

つまり、サイトカインの補給がエイジングケアの要と言っても過言ではないのです。サイトプロMDは、多種類のサイトカインが協同して働くことで、細胞の増殖・分化を促す生体信号が細胞間で再び活発にやり取りされるようになり、傷ついた肌を癒し、炎症を素早く抑え、衰えた肌を細胞レベルから若返らせます。
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仕上げは、美容成分をたっぷり含んだ『濃密パック』で美肌力を格上げ!
※すべてのコースにパックが付きます。
hjkkl.jpg顔の凹凸に隙間なく密着する植物由来の新素材「バイオセルロース」を使用したゲル状のパックです。①細胞の修復や再生を強力に促す成長因子「EGF」②抗炎症作用のある「グリチルリチン酸2K」③柔らかく滑らかな肌へと導く「アセチルヘキサペプチド」④保湿作用に優れている「サクシニルアテロコラーゲン」⑤優れた保水性と浸透力のある「ヒアルロン酸Na」など、美容成分をたっぷり含んだ濃密マスクが、肌に吸い付くようにフィットして、ハリのあるみずみずしい肌へ導きます。無香料、無着色でパラベン、フェノキシエタノール、アルコール、界面活性剤など、肌に刺激を与える成分は含まれておりません。

プラズマシャワーのリスクとダウンタイム

<痛み>なし <腫れ>なし <内出血>なし
shutterstock_1019073862.jpg皮膚、血液、表皮組織にダメージを与えないのでダウンタイムのない施術です。施術時間もわずか10分(全顔の場合)です。翌日に予定がある場合でも、安心して受けられます。ただし、照射後30分間は導入効果が持続するので、指定の薬剤以外は何も塗らないよう注意してください。洗顔、入浴、メイクは、1時間後から可能です。


プラズマシャワーの持続と頻度について


肌状態や年齢によっても異なりますが、1~4週間に1回の間隔で3~5回の施術をおすすめします。その後も定期的に継続することでさらに効果が持続します。施術前にアクアフェイシャルをお受けいただいて、毛穴の汚れをクレンジングしておくと治療効果が高まります。

推奨併用治療
プラズマシャワーは、ほとんどの施術と併用可能です。
フェイシャルM22ジェントルレーズプロジェネシスピコトーニングなど。)


プラズマシャワーの痛み


照射中の痛みは通常ありません。無感覚から少し温かい程度の感覚でリラックスして施術を受けられます。


プラズマシャワーの禁忌事項について


下記に該当される方は、この治療を受けられないことがあるのでご相談ください。

・ペースメーカーや植え込み型除細動器を挿入されている方
・激しい日焼け直後の方
・照射希望部位に未治療の感染症及び重症の炎症がある方(ニキビ・アトピー性皮膚炎は除く)
・妊娠中の方
・重度の心臓疾患、精神疾患、てんかん、自己免疫疾患、ベル麻痺の方、
・当該機器で過去にかぶれ等のトラブルが生じたことがある方。
・各種導入薬剤にアレルギーがある方

*安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。

2019年3月 9日

プラズマシャワーと他の施術比較

イオン導入やエレクトロポレーションとの違い

イオン導入は、イオン化できる分子量の小さな物質(ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アミノ酸など)を電気の反発力を利用して肌の内部に浸透させます。そのため、イオン化できない、もしくは分子量の大きい物質は導入できないという欠点がありました。一方、エレクトロポレーションは電気パルスによって、一時的に皮膚に通り道を作るため、ヒアルロン酸や成長因子など分子量の大きな物質も浸透させることができます。

『プラズマシャワー』は、エレクトロポレーションと同様に、薬剤の種類を選ばず浸透させることができます。薬剤の浸透力はより強力です。さらに照射単独の効果として、強力な滅菌作用で、ニキビをはじめとするさまざまな皮膚トラブルを引き起こす細菌を死滅させ、真皮では線維芽細胞を刺激して、コラーゲン・エラスチンの産生を高め、皮膚のハリやツヤを高めます。


プラズマシャワーのポイント特徴

照射治療light.png 治療効果★★★★☆ 痛み☆☆☆☆☆ ダウンタイム☆☆☆☆☆

効果
■ニキビの改善・予防■美肌効果(ハリ・キメ)■美白効果(肝斑・くすみ)■毛穴の引き締め ■目周りの小ジワの改善■肌の若返り ■ニキビ跡・色素沈着の改善 ■肌質改善(アトピー性皮膚炎・敏感肌・ゆらぎ肌)※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

プラズマシャワーのワンポイントアドバイスのワンポイントアドバイスワンポイントアドバイス『肌再生』のスイッチを入れること、老化や外的刺激による『炎症』を鎮めること、この2つはアンチエイジング治療に欠かせません。そのためには肌から直接薬剤を導入するのが一番です。でも、高機能な成分は、高分子で、普通に塗っても吸収されません。皮膚に確実に届けるには、レーザーや針を使うと確実で、それらの刺激によるコラーゲン線維増生作用もうれしいのですが、毎週受けるのは難しいですよね。

プラズマシャワーは、高い殺菌効果で肌フローラを整え、コラーゲンを再生するスイッチを入れる新しいジャンルのマシンです。毎週でも受けて頂ける、ノンストレス施術でありながら、薬剤を確実に導入できる点が優れています。ニキビやアトピー性皮膚炎でお悩みの方にもおすすめです。痛みやダウンタイムが無くて、簡単に綺麗な肌になりたい!そんなワガママを叶えるプラズマシャワーをぜひご体験ください。翌朝の美肌効果にきっとご満足いただけると思います。

プラズマシャワーの施術の流れflowドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師が気になる症状や部位についてお伺いします。肌の状態を診て、照射する部位や回数など治療プランを決めていきます。 注意点、術後のアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください

flow同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。

flowプラズマシャワー照射照射施術時間は顔の場合10分程です。クレンジング・洗顔をしっかり行い、化粧水などがついていない状態で施術を行います。*肌に化粧や油分、化粧水等が付着していると、トラブルの原因となります。照射中の痛みは通常ありません。無感覚から少し温かい程度の強さで照射いたします。照射後、施術者が薬剤を塗り導入します。

flow美肌パック美容成分をたっぷり含んだ濃密パックを10分ほど置いて仕上げます。

flow終了ダウンタイムはありません。すぐに顔色のトーンアップとお肌の柔らかさ、滑らかさを実感いただけます。※照射後30分間の肌は吸収されやすくなっている為、スキンケアやメイクは出来ません。ノーメイクでお帰りいただくか、1時間経過してからメイクしてください。

2019年3月 8日

プラズマシャワーの価格表

※美容成分をたっぷり含んだ濃密パック込み(首・手の甲は除く)

1.ニキビコース【トラネキサム酸導入】☆基本コース☆
ニキビ・アトピー性皮膚炎・炎症後色素沈着の改善・美白
部位 初回トライアル 1回 3回
(5%OFF)
5回
(10%OFF)
顔全体/首前面/手の甲 各1部位 ¥20,000 ¥30,000 ¥85,500(¥28,500/回) ¥135,000(¥27,000/回)
顔全体~首前面 ¥45,000 ¥128,250 (¥42,750/回) ¥202,500(¥40,500/回)
2.白雪コース【基本コース+白雪導入】
シミ・肝斑・くすみ・加齢による肌の衰えの改善 ※白雪コース・肌再生コースは、都度導入追加料金がかかります。
白雪注射 追加料金 ¥4,000/回
3.肌再生コース【基本コース+サイトプロ(ヒト骨髄幹細胞培養液)導入】                                 
ニキビ・アトピー性皮膚炎の改善、老化によるシミ・シワ・毛穴の根本改善
サイトプロMD(ヒト骨髄幹細胞培養液) 追加料金 ¥7,000/回

プラズマッサージピール(プラズマシャワー&マッサージピール)

※美容成分をたっぷり含んだ濃密パック込み(首・手の甲は除く)
部位 初回トライアル 1回 3回
(5%OFF)
5回
(10%OFF)
顔全体/手の甲 各1部位 ¥32,000 ¥40,000 ¥114,000(¥38,000/回) ¥180,000(¥36,000/回)
首前面 (顎下~鎖骨上) ¥36,000 ¥102,600(¥34,200/回) ¥162,000(¥32,400/回)
顔全体~首前面 ¥60,000 ¥171,000(¥57,000/回) ¥270,000(¥54,000/回)
お支払いについて

お支払い方法は、現金、デビットカード、クレジットカード一括払い(VISA・MASTER・AMEX)があります。 クレジットカード2枚に分けてのお支払いや、現金、デビットカードとの併用も可能です。詳しくは、クリニックにお問合せください。

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銀座ケイスキンクリニックへのお問合せはこちら

お電話でのご予約はこちら(受付時間/10:00~18:00) 0120-282-764

2019年3月 7日

プラズマシャワーの症例写真・体験談

プラズマシャワー2回施術(サイトプロMD導入) 25歳女性
【年齢】25歳女性
【お悩み・症状】アトピー性皮膚炎、花粉皮膚炎による赤み
【施術】プラズマシャワー(サイトプロMD導入)2回
【価格】プラズマシャワー(サイトプロMD導入)¥38,000×2回 合計¥76,000
【リスク・副作用】頻度は低いですが紅斑や導入薬剤によるアレルギー
【施術後】施術前は、全体的にカサカサして荒れた状態(痒みもあり)で、赤みによる色ムラが目立ちました。『プラズマシャワー』の高い滅菌力と「サイトプロMD」の抗炎症作用で、肌フローラが整って炎症反応が鎮静し、赤みが改善され色ムラが目立たなくなりました。キメが整い透明感も出ています。

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23歳女性 肌質改善コンビネーション治療(アクアフェイシャル・フォトフェイシャルM22・プラズマシャワー)

【年齢・性別】23歳女性
【お悩み・症状】毛穴・皮脂・ニキビ・赤み
【施術】アクアフェイシャル2回・フォトフェイシャルM22 1回・プラズマシャワー2回
【価格】アクアフェイシャル トライアル¥18,000+アクアフェイシャル1回¥22,000+フォトフェイシャルM22トライアル¥28,000+額オプション¥5,000+プラズマシャワー(トラネキサム酸導入)トライアル¥20,000+プラズマシャワー(サイトプロMD導入)1回¥38,000 合計¥131,000
【リスク・副作用】紅斑・浮腫・水疱・やけどなど
【施術後】ニキビや肌荒れ、頬の赤みにお悩みでした。結婚式を控えていたので、治療方針を綿密に計画し、今あるニキビの早期改善と根本的にニキビができにくい肌質に導くために幾つかの治療を組み合わせています。殺菌効果が高いプラズマシャワーとフォトフェイシャルM22(アクネフィルター)で炎症性のニキビが落ち着き、アクアフェイシャルで古い角質や過剰な皮脂、角栓を取り除きニキビの出来にくい肌環境に整えました。頬には血管に働きかける波長(血管専用フィルター)重ねて照射しているので、赤みも目立たなくなり肌全体の透明感が高まっています。血管拡張部位を撮影した写真(赤色の写真)を見ると、頬の赤みが大幅に改善されているのがわかります。

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その他症例写真

【お悩み・症状】額のニキビ 【施術】プラズマシャワー(サイトプロMD導入)1回 【価格】プラズマシャワー(サイトプロMD導入)¥38,000 【リスク・副作用】頻度は低いですが紅斑や導入薬剤によるアレルギー 【施術後】『プラズマシャワー』の高い滅菌力と「サイトプロMD」の抗炎症作用で、炎症性の赤ニキビが治まり、細かい白ニキビも少なくなりました。

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【お悩み・症状】額のニキビ
【施術】プラズマシャワー(サイトプロMD導入)1回
【価格】プラズマシャワー(サイトプロMD導入)¥38,000
【リスク・副作用】頻度は低いですが紅斑や導入薬剤によるアレルギー
【施術後】額のニキビが特に顕著な方です。『プラズマシャワー』の高い滅菌力と「サイトプロMD」の抗炎症作用で、炎症が強かったニキビやそれに伴う赤みが軽減されました。2週間毎の継続治療で、新しいニキビができにくい肌質に改善します。

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【お悩み・症状】顔全体のニキビ
【施術】プラズマシャワー(サイトプロMD導入)1回
【価格】プラズマシャワー(サイトプロMD導入)¥38,000
【リスク・副作用】頻度は低いですが紅斑や導入薬剤によるアレルギー
【施術後】顔全体に繰り返しできていたニキビが、1回の照射で落ち着きました。ニキビは、炎症が強くなる程、跡に残りやすいので、適切なニキビ治療を早期に行うことが重要です。

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【お悩み・症状】くすみ・キメの粗さ
【施術】プラズマシャワー(サイトプロMD導入)1回
【価格】プラズマシャワー(サイトプロMD導入)¥38,000
【リスク・副作用】頻度は低いですが紅斑や導入薬剤によるアレルギー
【施術後】ダウンタイムや痛みを伴う治療以外をご希望の患者様。『プラズマシャワー』は、じんわりと温かさを感じる程度で、施術時間も約10分程度のノンストレスな美肌治療です。全体的なくすみが改善され、キメがふっくらして毛穴が目立たなくなりました。

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2019年3月 6日

プラズマシャワーのよくある質問

【Q】『プラズマシャワー』は1回の施術でも効果はありますか。

【A】プラズマシャワーは、様々な肌トラブルを引き起こす細菌を死滅させる強力な滅菌力があります。ニキビプラズマコースでは、トラネキサム酸導入によりさらに炎症を抑え、1回でもニキビの改善効果を実感できます。お悩みに応じた薬剤を確実に肌の中に浸透させることができるので、施術直後から潤いや、肌の明るさ、ハリ感を感じられる即効性があります。1~4週間に1回の間隔で定期的に継続することでさらに効果の持続期間が延長します。

【Q】『プラズマシャワー』後、すぐにメイクはできますか。

【A】照射後30分間の肌は吸収されやすくなっている為、スキンケアやメイクは出来ません。洗顔、入浴、メイクは1時間後から可能です。

【Q】導入薬剤はどのように選べばいいですか。

【A】患者様の肌状態・希望にあわせて、カウンセリング時に当院の医師が最適な薬剤をご提案させていただきます。ご希望の薬剤がございましたら、その際にお伝え下さい。

【Q】イオン導入やエレクトロポレーションと何が違いますか。

【A】イオン導入は、イオン化できる分子量の小さな物質(ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アミノ酸など)を電気の反発力を利用して肌の内部に浸透させます。そのため、イオン化できない、もしくは分子量の大きい物質は導入できないという欠点がありました。一方、エレクトロポレーションは電気パルスによって、一時的に皮膚に通り道を作るため、ヒアルロン酸や成長因子など分子量の大きな物質も浸透させることができます。
『プラズマシャワー』は、エレクトロポレーションと同様に、薬剤の種類を選ばず浸透させることができます。薬剤の浸透力はより強力です。さらに照射単独の効果として、強力な滅菌作用で、ニキビをはじめとするさまざまな皮膚トラブルを引き起こす細菌を死滅させ、真皮では線維芽細胞を刺激して、コラーゲン・エラスチンの産生を高め、皮膚のハリやツヤを高めます。

【Q】目の下の小じわが気になるのですが、『プラズマシャワー』は目の周りでも治療できますか?

【A】ダウンタイムのない施術なので、皮膚の薄い目周りにも安心してお受けいただけます。レーザー治療では攻めきれない、まつ毛の際までしっかり照射&導入します。(上まぶたは骨上まで)薬剤は、肌の自活を高め、細胞自体を若返らせる「サイトプロMD」がおすすめです。

【Q】『プラズマシャワー』はリフトアップ効果もありますか?

【A】個人差はありますが、肌のハリや弾力が向上することでリフトアップ効果として感じる方もいらっしゃいます。もちろん、加齢により伸びてしまった靭帯やSMAS筋膜を収縮させ引き上げる、ウルセラ、サーマクール、タイタンなどの照射治療には敵いませんので、あくまで併用療法として肌再生をサポートする治療とお考え下さい。

2019年3月 3日

雑誌『美ST/美スト』2019年4月号(1月17日発売 掲載ページP162)

特集「綺麗すぎ!新50代はアンチエイジングよりニュートラルエイジング主義」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

<うるおってシミがない 肌年齢が若い人の肌は柔らかい!>
50代でお肌がキレイな人に共通していることは、見た目で‟肌が柔らかい印象"ということ。そこで美STの美肌読者の肌を探ってみることに。精密な肌測定器で表面水分・深部水分・弾力・油分の数値を計測してみました。
すると、見た目に潤い感があり柔らかい印象のお肌を持つ方では、皆さんそろって数値が高い結果となりました。数値が高いということは、実際の年齢より肌年齢が若いことを示しています。今回調査をした読者の方々は、実年齢より-5歳~-10歳でした。

なぜ柔らかい肌が若々しく見えるの?
年齢を重ねた肌はターンオーバーが滞り、保水力・バリア力共に低下します。低下したバリア力を補おうとするため角層が厚くなるので、カサカサでゴワゴワという印象になるのです。代謝の落ちた肌はシミができやすく、弾力を失うとシワやたるみの原因に。
一方、健康的な角層はミルフィーユ状で、みずみずしく柔軟でなめらか。今からでもお手入れで柔らかい肌は取り戻せます。

柔らか美肌さんたちに共通しているスキンケアの極意5カ条

① スキンケアはこすらない!
クレンジングはメイクや皮脂といった油汚れを落とすためのもの。脂と油を「乳化」させるステップが必須です。クレンジングを肌にのせたら、こすらずに手のひらでじっくりなじませて乳化させるのが、トラブルを起こさないクレンジングの作法です。

② シミ対策は内服で365日
シミケアは飲んで継続するのが多数派。
当院のシミ内服薬の成分は、シミを予防し、高い抗酸化作用やハリ・弾力をアップするビタミンC、抗炎症、抗プラスミン作用でメラニンの生成を抑制し、肝斑の特効薬であるトラネキサム酸、肌のターンオーバーを促し、新しい細胞への生まれ変わりを助けるハイチオール、ビタミンCとの併用で相乗効果のあるビタミンEの4種類を基本としています。

③ クリームで肌体力をつける
乾燥肌や敏感肌のようにバリア機能が低下しがちなエイジング肌は、刺激から肌を守り、栄養を与えるためのクリーム保湿がおすすめです。
④ 日中もおかわり保湿
スキンケアは朝晩の保湿+肌の乾きを感じたらメイクの上からも即保湿。スプレータイプを活用したり、乾燥肌にもなじみが良く、バリア機能を高めるステック状のバームや美容液などを活用するのも手。目のまわりにはこすらないように、とんとんと指のはらでバームをなじませると、メイクのヨレも気になりません。

⑤ たるみ対策は医療に頼る
コスメだけではなかなか止められないのがたるみ。スキンケアで肌を柔らかく保つだけでなく、美容医療を上手に取り入れるのも賢い選択です。
メスを使わない美容医療で、肌の表皮や真皮層だけでなく、さらに深いスマス筋膜層や皮下組織、真皮へのアプローチが叶う時代。たるみの原因別に照射治療やダウンタイムが少ない糸によるリフトアップ治療がおすすめです。たるみが深刻になる前に定期的にクリニックでケアが賢明です。ノーダウンタイムの照射治療『ウルセラリフト』と『サーマクールFLX』のコンビネーション治療が人気です。いつでも相談できるかかりつけのクリニックをみつけましょう。

是非、ご一読ください。

関連施術:
たるみ
ウルセラリフト
サーマクールFLX


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雑誌『andGIRL/アンドガール』2019年3月号(2月12日発売 掲載ページP141)

特集「花粉の憂鬱さにさようなら、肌が揺らいだときのスキンケアとインナーケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

ついにやってきた花粉シーズン!涙や鼻水でメイクしても崩れ、テンションだだ下がりなんて方も多いのではないでしょうか。
さらに、普段と同じスキンケアをしているのに、ピリピりしたり、かゆみが出たりと、肌もデリケートになりがちです。そんなツラい花粉の季節を乗り切るケアについてご紹介しています。

【肌ケア編】肌が揺らいだときのスキンケア&インナーケア
3大花粉トラブル、肌のピリピリ・ガサガサ・かゆかゆの原因は花粉&乾燥によるバリア機能がおちているから!

本来、花粉は目や喉などの粘膜に付着して反応を起こすものですが、バリア機能が正常な肌なら炎症は起きません。ただし、保湿不足や冬の乾燥で角層の水分が奪われて隙間だらけの状態になると、バリア機能が役割を果たせません。そういう弱った肌は花粉が表皮に入り込んでアレルギー反応を起こしやすく、かゆみなどの原因になります。炎症が起こると余計にバリア機能が壊れるという悪循環に陥るので、身体の中と外からの立て直しが必要です。

●対策:スキンケア
≪低刺激のクリームで肌を保護することが第一命題!≫
肌が敏感なときに化粧水など水性コスメはしみやすいものです。異変を感じたら皮膚科へ行くのがベストですが、セルフケアなら炎症が治まる時までクリームやワセリンで肌を保護することが大切です。このとき新しいコスメは試したりせず、シンプル処方で保湿力の安心して使える"お守りコスメ"を普段から用意しておくのがおすすめです。

バリア機能が弱まった隙間だらけになった角層を助ける保湿ケアが大切です!水分を塗るのは保水であって保湿ではありません。ゆらぎ肌初期には、物質そのものが水を抱えられる成分が配合されている保湿剤をお勧めします。
セラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸といった保湿成分を含むモイスチャライザー使ったお手入れは、確かな保湿効果をもたらすので、おすすめです。
当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」30g(¥5,400)hがゆらぎ肌に寄り添う優しい処方で人気です。

敏感肌とは異なり一時的なものですが、乾燥が悪化したり、間違ったケアで炎症を長引かせてしまうと、それがエイジングの引き金になり、シワやくすみにつながるため、ゆらぎ肌を侮ってはいけません。

●対策:インナーケア
≪腸内環境&冷え改善に効く毎日摂って!≫
腸内環境が整うと、角層の水分量が上がることは実証済みで、花粉症そのものの症状も緩和されると言われています。冷えも肌に栄養が行き渡らなくなるので美肌の大敵です。体を温めて巡りを高めましょう。

バリア機能の立て直しには体の中、つまり、食事、睡眠、腸内環境(排泄)、ストレスコントロール、運動などの生活習慣の見直しも大切です。
特に日々の食事は、肌の乾燥対策に大きな関わりがあります。

◎青汁&ヨーグルトを一緒に摂ると最強!
乳酸菌は食物繊維が豊富な青汁も一緒に摂れば(混ぜなくてもOK)腸内環境を整える乳酸菌が豊富なので、腸の動きを活発にし、便秘の改善にも有効です。腸内環境が整うと、皮膚バリアが改善し、角層の水分量が上がることは実証済みです。また、花粉症そのものの症状も緩和されると言われています。

◎サバ缶ならオメガ3もたんぱく質も摂れる!
油が足りないと肌や髪がボロボロになってしまいます。健康な肌には質のいい油が欠かせません。特にオメガ3系の青魚やエゴマ油は意識して摂りたい油です。ブームのサバ缶は調理も手軽でおすすめです。
細胞間脂質の成分の半分はセラミドです。肌の保湿に欠かせないセラミドを体内できちんと産生できるように、サバやイワシなどの青魚やオリーブオイルなどの良質な油を意識的に摂取しましょう。

◎生ショウガよりもパウダータイプがおすすめ!
体を温めると言われるショウガですが、実はすりおろした生のショウガは、かえって体を冷やしてしまうので、パウダー状のドライタイプがおすすめです。
女性に多い冷えも美肌の大敵です。身体が冷えると、血行不良になり皮膚の隅々まで栄養が届かず細胞の働きも悪くなります。ドライタイプのショウガパウダーをカレーや煮込み料理、チャイなどに入れる方が効果的です。


●毎年、花粉症でお悩みの方には、「点鼻ボトックス」 がおすすめです。1回の点鼻で、約2~4週間程度効果が持続します。
しわ治療などに使われている「ボトックス」を、注射ではなく、目薬のようにに鼻腔に垂らすだけの治療法です。

鼻の粘膜の神経(副交感神経)の働きを抑制して、当日~翌日には花粉症の不快な症状(鼻水・鼻づまり)を抑えることができます。また、目の痒みも少し軽減させる効果があります。痛みもなく、通常の抗アレルギー薬にみられるような眠気やだるさなどの心配もありません。マスクを着けなくて済みますので、女性は化粧崩れなどを気にせず通常通りの生活を送ることが可能です。まずは、耳鼻科での診察、抗アレルギー薬の点鼻・点眼・内服など標準治療を受けてください。それでも効果が不十分な方はご相談ください。

正しいスキンケア、栄養バランスの取れた食事、こまめな運動、質のいい睡眠を心がけて"ゆらぎ" をケアしましょう。

是非、ご一読ください。

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2019年3月 2日

WEB『CanCam.jp』2019年2月20日掲載2

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特集「フェイスラインやおでこ...場所別ニキビができる仕組み」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

≪仕組みを知って根本から改善!場所別ニキビができる原因≫
大人になっても私たちを常に悩ませるニキビ。ニキビは一度できてしまうと完璧に治までに時間がかかるのに加え、間違ったケアをしているとニキビ痕になることも。だからこそ、ニキビは正しいケアが大事。繰り返しやすい方は、まずニキビができる原因や仕組みを知ることから始めましょう♪
次に、コツコツとした地道なケアでトラブルとは無縁の美肌を手に入れて!

【目次】
・ニキビには何種類あるの?
・【第1段階】白ニキビ・黒ニキビ
・【第2段階】赤ニキビ・黄ニキビ
・【最終段階】クレーター・ニキビ跡
・フェイスラインや背中にできやすいのはどうして?
・A.気づかないうちにしてる手グセや髪の毛から雑菌が繁殖
・A.下着の締めつけやこすれの刺激が原因

ニキビは、マイクロコメド(顕微鏡で確認できる小さなコメド)、毛穴が詰まった白ニキビ(コメド)、皮脂が酸化した黒ニキビ、炎症が始まった赤ニキビ、膿をもった黄ニキビと大きく分けて4つの種類があります。
実は、4種類の目に見えるニキビになる前段階として、マイクロコメドという、顕微鏡でしか確認できない小さなコメドから始まっています。ニキビの炎症は深く激しいので、放置すると深く凹んだ痕になってしまうケースがあります。毛穴が開いているように見えるミニスカー(小さなニキビ痕)がある方は非常に多く、クレーター状のニキビ痕になると治すのが一気に難しくなってしまいます。ひどくならないうちに正しいケアをすることが大事!

【第1段階】白ニキビ・黒ニキビ
ニキビの始まりは毛穴の詰まりから。なんらかの原因で毛穴の入口部分の角質層が厚くなり、毛穴が塞がります。そこに皮脂が溜まり、白くぽつっと盛り上がっている状態を白ニキビと呼びます。白ニキビがすべてのニキビの始まりですが、肉眼で見えないレベルのマイクロコメドは無数にあることがわかっています。
毛穴の入口部分の皮脂が空気に触れ、酸化して黒くなっている状態が黒ニキビ。

【第2段階】赤ニキビ・黄ニキビ
毛穴が詰まって皮脂がたっぷりと溜まった状態は、アクネ菌が育ちやすい環境。ある程度の数以上アクネ菌が増えると、皮脂を刺激物質に分解し、毛穴の中で炎症を起こします。赤くぽつっと腫れてしまっている状態が赤ニキビです。
増えたアクネ菌を退治するために白血球が集まって戦います。激しい炎症を起こしているのでジクジクと痛み、見た目も赤みが強くなり、中央が膿のために黄色っぽく変化。これは、毛穴の中で白血球の死骸が膿として溜まった状態。黄色く盛り上がっているので黄ニキビと呼ばれます。

【最終段階】クレーター・ニキビ跡
膿を抱え込んでいた毛包壁が破れ、膿が真皮に触れることでさらに激しい炎症を起こし、真皮のコラーゲン線維が萎縮し、深く凹んだクレーター状の痕となります。一般的に、赤みや黒ずみをニキビ痕と読んでいますが、正確には、ボコッと凹んだクレーター状のものがニキビ痕であり、治りづらいのです。

■フェイスラインや背中にできやすいのはどうして?
大人ニキビはあごからフェイスライン、背中や胸など繰り返しやすいのも悩みの種ですね。これは一体なぜなのでしょうか?
A.気づかないうちにしてる手グセや髪の毛から雑菌が繁殖
口元を触る、頬杖をつく、あごを触る......無意識にしていませんか? ニキビがひどい方に多くみられるのが、この何気ない肌を刺激する癖、また、髪型も要注意。フェイスラインやおでこは、髪の毛がツンツンと当たって傷つきやすい状態に。決めどき以外は、なるべくアップにしてニキビを予防しましょう。
A.下着の締めつけやこすれの刺激が原因
顔以外の場所にニキビができる人は、下着が原因かも。縫い目やケミカルレースなどの堅い素材など、肌当たりの悪い下着による摩擦は肌への刺激が大きく、角質の過角化が起こりやすくなります。その結果、毛穴の入口が詰まってニキビが増えることに。肌あたりのいいコットンや、シームレスな下着をつけていただくだけでもだいぶ変わりますよ。

ニキビの治療には、毛穴の詰まりをとったり、肌のターンオーバーをあげる治療がおすすめです。さらに、皮脂の過剰分泌やアクネ菌の繁殖を抑制したり、赤みを改善する照射も有効。
美容皮膚科では、クレーター状になってしまったニキビ痕の治療も行っています。
是非、ご相談ください。

HP:ニキビ、ニキビ跡

WEB『CanCam.jp』2019年2月20日掲載

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特集「肌荒れやニキビができる原因について医師に聞いてみた」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

≪頑固なニキビや肌荒れの原因、ちゃんと知ってる?≫
気づいたらポツっとできてしまったニキビ。顔にできたニキビは目立つから早く治したいもの......。そもそもニキビとは、毛穴の中に皮脂がつまりアクネ菌が増えてしまい、毛穴とその周囲に炎症を起こしてしまう皮膚疾患の一種。そう、れっきとした病気なんです。たったひとつのニキビといえど、複雑に絡み合った原因から起こるため、根本からのケアが肝心。
皮膚科専門医の慶田先生が、ニキビができる原因について解説しました。
根本を知ることでノンストレス肌に導きましょう!

【目次】
・そもそもなぜ、ニキビができるの?
・ニキビができる原因①皮脂の過剰分泌
・ニキビができる原因②角層が厚くなる
・ニキビができる原因③結果、毛穴が詰まる
・毛穴が詰まってしまうのはなぜ?
・毛穴が詰まる原因①生活習慣の乱れ
・毛穴が詰まる原因②日々のクセ
・毛穴が詰まる原因③体質や遺伝の場合も
・毛穴が詰まる原因④メイクなどによる刺激
・毛穴が詰まる原因⑤便秘がちな人も要注意!
・ニキビができやすいNG習慣
・あなたはいくつ当てはまる?チェックリスト

■そもそもなぜ、ニキビができるの?
ニキビは毛穴とその周囲に生じる炎症です。ニキビが出来るのは、皮脂を分泌する皮脂線が大きく発達した「脂線性毛包」が分布するエリア。具体的には、顔(アイホール以外)、背中、胸などです。ニキビの成り立ちは、毛穴の入口が詰まって皮脂が溜まり、皮脂を好むアクネ菌が増えて炎症を起こすというもの。皮脂分泌量の多い方はニキビになりやすいのですが、実は乾燥によっても毛穴が詰まるのでニキビになるのです。
・ニキビができる原因①皮脂の過剰分泌
若い人のニキビの多くは、皮脂の過剰分泌が大きく影響します。皮脂の分泌量はおおよそ遺伝や体質などで決まっていて、セルフケアでは変えることができません。
特に10代は、皮脂の分泌量が多いために毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい肌状態にあるといえます。
・ニキビができる原因②角層が厚くなる
皮脂が過剰に分泌されると、皮膚の刺激で角質層が厚くなります。でも、皮脂量が多い10代に比べると、大人女性は皮脂の分泌がそれほど多くないにも関わらず、ちょこちょこニキビが出来てしまうという方も多いはず。その原因は保湿不足や、こすれによる刺激、洗いすぎ、ターンオーバーの乱れなどが原因。これにより、角層のバリアが乱れると角層が厚くなり、毛穴の入口がふさがってしまうのでニキビになりやすいのです。
・ニキビができる原因③毛穴の詰まり
ニキビのそもそもの原因は、毛穴の詰まりによるもの。ターンオーバーが正常に行われないと、毛穴の出口を塞いでしまいます。出口が塞がれると、過剰な皮脂が毛穴に溜まり、アクネ菌の作用で刺激物質に変わり炎症を起こし、赤ニキビや黒ニキビとなります。

■毛穴が詰まってしまうのはなぜ?
上記で説明したようにニキビの原因は、毛穴の詰まりによるもの。そして、毛穴の詰まりには様々な原因が関係しています。無意識にしている日々のクセや、生活習慣などが原因のことも。ニキビができやすい方は、いま一度見直してみて!
・毛穴が詰まる理由①生活習慣の乱れ
肌に塗るものよりも、食事や睡眠など生活習慣の方がニキビには影響しやすいのをご存知でしたか?実は、「スキンケアが肌に合っていないからニキビが出来てしまう」という場合より、ライフスタイルが原因の場合が多いのです。
何を塗っても、または何も塗らなくても、いつもニキビができているという状態であれば、皮膚科できちんと治療を受け、生活習慣の見直しをすべきです。ニキビを改善する生活習慣は、「バランスのいい食事」、「良質な睡眠」、「便秘の改善」、「運動習慣」、「ストレスコントロール」の5本柱です。そして、「タバコ」と「深酒」はターンオーバーを滞らせる美肌の天敵。もちろん、スキンケアを変えたら突然ニキビがたくさんできた、という時はニキビ用のスキンケアに変えましょう。
・毛穴が詰まる理由②メイクなどによる刺激
スポンジや、ブラシなど、ほとんどの方が日常的に使用するメイクツール。実は、お化粧の刺激が炎症を引き起こし、毛穴詰まりの原因になっていることも多いのです。物理的な刺激になってしまう化粧用具は、なるべく使わないのがベター。指の腹でやさしくのせるなどして、肌に負担をかけないように心がけましょう。ブラシ、チップ、パフなどを使用する場合は、肌当たりのいい良質なものを選びましょう。
・毛穴が詰まる理由③日々のクセ
口元を触る、頬杖をつく、あごを触る......知らず知らずにしていませんか? ニキビがひどい方に多くみられるのが、この何気ない肌を刺激する癖。また、髪型も要注意。フェイスラインやおでこは、髪の毛がツンツンと当たって傷つきやすい状態に。決めどき以外は、なるべくアップにしてニキビを予防しましょう。
・毛穴が詰まる理由④便秘による肌の水分量の低下
便秘がちの人は角層の水分量が低く、毛穴が詰まりやすいんです。便秘が続き、腸内の悪玉菌の割合が増えると、血液中に悪玉菌によって作られる腐敗産物が巡り、ニキビになりやすくなると言われています。
乾燥による毛穴の詰まりと、悪玉菌による影響というダブルパンチでニキビ肌の負のループに。野菜やヨーグルトなどを食べて便秘を改善すると肌の調子がよくなるので、ニキビ予防には腸活がマストです!
・毛穴がつまる原因⑤遺伝や体質
ニキビ肌の方に多いのがオイリー肌。皮脂分泌を左右する皮脂腺の大きさは、遺伝で決まっています。また男性は女性に比べ皮脂の分泌量が多いのでニキビができやすく、重症化しやすくなります。

■ニキビができやすいNG習慣!あなたはいくつ当てはまる?
肌荒れが治りにくい、ニキビになりやすいという方は、NG習慣をチェックリストで確認して!
【ニキビを誘発するNG習慣】
・さっぱり系のスキンケアを選んでいる
・食生活が乱れがち
・タバコを吸う
・ほぼ毎日飲酒する
・睡眠時間が5時間以下
・頬づえや顔を触るクセがある
・便秘気味である
・運動習慣がない
・ストレスの多い生活である
・スクラブケアが好き
・メイクスポンジやブラシを洗わないで使っている

ひとつ以上当てはまったら日々の習慣を見直しましょう。プラスワンのケアよりも、今やっている習慣を改善することが美肌への近道♪
是非、ご参考になさってください。

次回、
特集「フェイスラインやおでこ...場所別ニキビができる仕組み」
をご紹介いたします。

雑誌『25ans/ヴァンサンカン』2019年3月号(1月28日発売 掲載ページP198)

特集「春は眉の変えどきだから大人ヘルシーが眉の新ベーシック!」に当院の『ジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)』が紹介されました。

メイクの中でも時代を表すパーツとも言えるのが眉です。
本誌では、トレンドもきちんと反映した「大人の眉づくり」に必要なテクニックが多数掲載されています。その中で、「眉の毛抜き」についての疑問がありました。

Q、眉を抜くとまぶたがたるみますか?
A、まぶたの皮膚のたるみに影響する可能性もあります。また埋没毛や毛嚢炎のスクもあるので、レーザー脱毛がベストです。

何気なく行ってしまう眉毛の処理ですが、毛抜きで抜いている方は注意が必要です!
目元の皮膚は、他の部位に比べとても薄いうえ、上下のまぶたには皮脂腺がほとんどないため、乾燥しやすいという特徴があります。また、1日に2万回近くまばたきをするため、元々シワやたるみができやすい部分です。加齢とともに、皮膚の弾力は低下するので、毛を抜くたびにまぶたや目周りの皮膚が強く引っ張られると、たるみの原因になる可能性はあります。目周りの過度なマッサージなども同様です。
さらに、皮膚のたるみだけでなく、毛が皮膚の下でとぐろを巻いて埋没毛になったり、炎症を起こして毛嚢炎(ニキビ)になってしまうこともあります。

自己処理をする場合は、安全なシェーバーやカミソリでふんわり優しく肌をなでるようにケアしましょう。電気シェーバーは、剃りすぎの心配がなく、初心者の方でも失敗が少ないので頻繁に自己処理を行っている場合には、安心できる医療機関でのレーザー脱毛がおすすめです。

当院でレーザー脱毛に使用する『ジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)』は、メラニンに反応するロングパルスアレキサンドライトレーザーでス。美白効果も高いので、シミ、そばかす、くすみ、毛穴の黒ずみの改善にも効果的です。日本で最も実績のある医療用レーザー脱毛機です。
レーザーの熱作用で皮膚も引き締まるので肌にハリと透明感が出ます。
顔、身体、VIOなど、全身お受けになっている方も多くいらっしゃいます。
眉脱毛の実際の照射は、皮膚科専門医の診察後、お肌の色調と毛量、お痛みの感じ方により、照射出力を調整し、医師が照射を行います。

顔のうぶ毛脱毛の場合、1~2ヵ月ごとに5回~8回継続することで、ほとんど生えてこなくなり、コラーゲン生成促進効果により、ハリが出てキメが整い毛穴も目立ちにくくなります。
●顔全体照射1回:初回トライアル¥28,000、通常¥38,000
●「眉の照射」は、顔の照射のオプションです1ショット¥1,000、両眉下¥6,000でお付けできます。

医療脱毛をする際には、皮膚科専門医がいてトラブルに対処してくれるクリニックを選びましょう大切なお肌に無用なダメージは禁物です。

是非、ご一読ください。

雑誌『VOGUE JAPAN』2019年3月号 (1月28日発売 掲載ページP174~177)

特集「大人のためのイノセント肌。」に、慶田院長の監修記事が掲載されました。

What'sイノセント肌?大人こそ知っておきたい美肌の極意。
イノセント肌とは完全無欠とは対極にある、ふんわりと柔らかな印象の肌。頑張った若返り感とは違い、年輪なりのゆるみを残しながら、清らかで健康的な透明感のある肌を目指しましょう。

●シミ・毛穴より全体感。ミクロよりマクロを意識。
拡大鏡で肌を観察し小さなアラに一喜一憂するのは、まさに"木を見て森を見ず"。
毛穴やシミのミクロの点より、肌全体のツヤや透明感というマクロの面を重視。スキンケアも、ピンポイントをいじりまわすより、肌全体の潤い補給や代謝アップに重点を置くことでターンオーバーがスムーズになり、いい結果が出やすいもの。ツヤツヤでパッと明るい印象は、シミやシワを飛ばす効果もあります。
本人にとって気になる毛穴や目尻の浅いちりめんジワも、他人は見ていません。むしろ全体のくすみや輪郭のくずれなど面の質感、形状が印象を左右するので、ちょっと離れたところから見る、客観的な視点が必要。自分には見えにくく他人からはよく見える横顔、斜め顔にこそ年齢がでるのでしっかりチェックを。

●目立つシミは消しても不自然な盛りすぎは禁物。
気をつけていてもシミ、赤み、毛穴、シワや凹みによる影などアラが増える大人の肌。
目立つシミはレーザーで消していいし、肌を活性化して引き締める美容医療はアリ!
ただしヒアルロン酸やボトックスなどの注入は慎重に。
脂肪も骨も年齢とともにボリュームロスが生じます。萎縮にはフィラー注入の一択しかないのですが、過剰に繰り返すとオーバーフィルドシンドローム(過剰注入症候群)になり表情が不自然に。質感改善やたるみ、シワは定期的なレーザーで対応可能です。

■ドクターが考えるピュア肌への近道。
毎日の肌コンディションはスキンケアで整える。でも化粧品では改善できないトラブルも多いもの。
ピュアな肌を狙うならムラのない均一な質感はマスト。シミや肝斑、色ムラの最新治療はダウンタイムも痛みもなく、消去すればメイクも薄くなりストレスフリーに受けられます。肌色のトーンアップやたるみの引き締めも、メスやフィラー注入以外の手軽な治療で改善できます。シミに見える脂漏性角化症というイボの場合は、凹凸が影になるのでCO2レーザーで削ってなめらかに整えます。クリニックを上手に使って、すっぴんイノセント肌を手に入れましょう。
関連施術:
フォトフェイシャルM22

CO₂レーザー手術(炭酸ガスレーザー手術)


●たるみ派には
痛くないサーマクールで引き締めてハリを底上げ。
頬に丸みがなくなり、ゆるんだ肌がさまざまな影を作り、フェイスラインがもたついて顔を大きく見せるたるみ。
イノセントと対極のたるみ顔をメスを使わずに引き締めるなら、サーマクールFLXがおすすめ。ラジオ波を照射して、熱エネルギーによりコラーゲン線維やSMAS筋膜を引き締めてハリを回復。毛穴やほうれい線が目立たなくなり、輪郭がすっきりする小顔効果も。最新機種は痛みが軽減し即効性もアップしました。
サーマクールFLX(両頬300ショット)¥300,000~

関連施術:サーマクールFLX


●くすみ派には
ピコレーザーでメラニン粉砕、速効穏やかブライトニング。
顔全体に点在するシミや色ムラ、モヤッと広がる肝斑、面のくすみを化粧品だけで消去するのは難しいもの。
ノイズを掃除して全体をトーンアップするなら、YAGレーザーを低出力で照射するピコトーニング。メラニンを微粒子に粉砕し、最新機種は痛みもダウンタイムもかさぶたもなくブライトニングを実現。照射後にトラネキサム酸をイオン導入することで、炎症を抑え肝斑の悪化も防ぎます。たった1回でも高い美白力がありますが、5回程度繰り返せば明らかな肌色改善効果がみられます。
ピコトーニング(初回)¥36,000~

関連施術:ピコレーザー(ピコセカンドレーザー・ピコウエイ)


●シワ派には
ヨレッとしぼんだ肌質をダーマペンでなめらかに。
初期老化に見られるちりめんジワやきめの乱れは、光の反射率を下げる原因に。
シワっぽい肌は先端に極細針がついた電動ニードル機器ダーマペンで肌質改善を。1秒間に100~120回という高速振動を繰り返し1分間で5~6万個のマイクロホールを開け、穴が閉じる前に美容成分を導入します。傷が修復する過程で成長因子が多量に放出され線維芽細胞が活性化するので、ハリが回復しふっくらなめらかに。ペン型なので、目元など細かい部分にも対応。
ダーマペン(初回)¥28,000~

関連施術:ダーマペン


美しい大人の肌の概念がかわりつつあり、年齢不詳よりも年齢相応の柔らかなゆるみを残しながら、頑張らず、気負わず、でも手抜きはしないのが最新のトレンド美肌。心地よい大人のイノセント肌を育む方法を今すぐマスターしましょう。
是非、ご一読ください。


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