2018年(7月〜9月)のメディア掲載情報

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WEB『cafeglobe』2018年7月26日掲載

特集「たるみタイプ診断、目からウロコ。女医が教える"たるみ"の真実」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

ネガティブで不健康な印象を与えてしまいがちな「たるみ」顔。疲れているように見え、何より自分自身の気分もどんよりしてしまいますね。
そもそも「たるみ」とはどういう現象なのか、まずはメカニズムから知っておきましょう。

≪皮膚だけじゃない、たるみの4つの原因とは≫
たるみの原因は大きく分けて4つあります。骨・筋肉・脂肪・皮膚の老化です。たるみ改善といえば皮膚に注目しがちですが、皮膚は角層と表皮、真皮、皮下組織を合わせても、たった数ミリほどの、とても薄いものです。実は、たるみ現象は皮膚の下にある脂肪や筋肉、骨から進行しているのです。それぞれ、どんなふうに老化していくのでしょうか。

【骨:"ひょうたん顔"になっていく?】
30代半ばくらいから骨の合成と分解のバランスが崩れ始め、顔の土台である骨に萎縮や後退が生じ、骨格に変化があらわれます。例えば眼窩(がんか)はオーバル型からレイバンのサングラスのような形に。支えを失った目の下は急速にたるみが目立ち始めます。額やこめかみ、鼻の横も顕著に目減りしやすい部分です。骨が痩せ、後退して大きく後ろに引っ込みます。ところが、眉骨と頬骨だけは形状が保たれやすいため、ゴツゴツして下垂気味の"ひょうたんシルエット"になってしまうのです。

【筋肉:眉を寄せすぎ、シベリアンハスキーに!?】
年を重ねるごとに一部の顔の筋肉は固く縮み、肥大します。眉を寄せる筋肉が肥大してシベリアンハスキーのように盛り上がると、眉間の縦ジワや目のたるみを際立たせます。また、いつも口角を下げていると、口角下制筋が発達し、運気を逃す不機嫌顔になってしまいます。表情筋の使い方には気をつけましょう。"イーッ"と言ったとき首筋に浮き出る広頚筋という首筋の筋肉が発達してエリマキトカゲのようになっている女性も多く見かけます。広頚筋は下に引っ張る作用のある筋肉なので、この筋肉が発達していると下半顔のたるみの原因になります。

【脂肪:"ドロドロたるみ"の原因は?】
脂肪も年齢とともに減少していくのですが、脂肪を支えているコラーゲン線維や靭帯も劣化して伸びていくため顔の位置は段々と下がってきます。もともと脂肪が多い人は一見ハリがあるように見えますが、最近の研究結果では脂肪細胞がコラーゲン線維を束ねるエラスチンを分解する成分を分泌していることがわかりました。脂肪を支える力はどんどん減って行く上に、重みで負荷がかかるため、耐えきれずドロドロしたたるみとなってしまうのです。目の下、口周り、頬骨下方の脂肪が減少すると、顔の輪郭が崩れて卵型から四角い顔に変わり、よりたるんだ印象を与えてしまいます。

【皮膚:光老化が8割! 喫煙にもご注意を!】
皮膚をたるませる一番の要因は、太陽光に含まれる紫外線や一部のブルーライトと近赤外線です。太陽光を浴びるか浴びないかで、皮膚の状態には大きく差がつきます。また、喫煙を長く続けると、ハリや潤いを保つための女性ホルモンが減少するうえ、ニコチンが血管を収縮させて肌に栄養を届けられなくなるのでシワが深くなることが分かっています。

●さあ、あなたはどんなたるみタイプ?
質問に答えて、自分のたるみタイプと改善策をぜひチェックしてみてください。
⇒https://mediagene.svy.ooo/ng/answers/8d8e759aa9cf35ad107f94556d15d7 
「30歳を超えると、顔にその人の性格が出る」ともいいます。元々の骨格や体質に加え、生活習慣や性格によってたるみの出方も変わってきます。

【姐御タイプ(無頓着たるみ)】
ガハハと笑ったり、しわを寄せてみたり、表情筋がよく動くのがこのタイプ!元々の性格もオープンで姐御気質な人が多いでしょう。
豊かな表情は魅力的ですが......
表情豊かなのはチャーミングなのですが、その分シワもできやすく、それがたるみに進化しやすいのです。口角をキュッとあげた「微笑」を心がけてみましょう。
また、高頻度の飲酒や喫煙習慣は考えものです。たくさんのお酒を飲むと美肌のもとといわれるビタミンB群が大量消費され、肌のターンオーバーが悪くなります。お酒ばかり飲んでキチンと食事を摂らないと肌に必要な栄養が不足し、ハリツヤを失います。また、深酒は睡眠の質を下げるので、肌再生には悪影響を及ぼします。
喫煙は紫外線に次ぐ酸化ストレスです。コラーゲンの劣化を進行させ、同年齢の非喫煙者よりシワが深くなることが報告されています。また、女性ホルモンの分泌を低下させたり、肌のターンオーバーを遅らせたり、末梢循環を悪くしたりと、いいことがありません。副流煙が肌に触れると、角層の刺激になりキメや透明感が失われてしまいます。
このタイプは皮膚のたるみが進行しやすいので、早めに美容皮膚科でリフトアップ照射治療を受け始めると安心です。

付き合いが良いので、つい深夜まで飲んでいる----ということも多いかもしれませんが、お酒のつまみは高タンパク&ビタミンB群、カロテンなどを補給できる鶏肉と枝豆、チーズなどを選んでみてください。化粧はしっかり落とし、十分に保湿しましょう。クレンジングや保湿クリームにこだわってみるのもいいかもしれません。
◆おすすめ施術
タイタン
スマスアップ 
スカーレットRF
ウルセラ

【侍タイプ(緊張たるみ)】
責任感が強く、ストイックな人に多いのがこのタイプ!歯を食いしばって仕事をしている人や、部下を指導する立場にいる人も多いかもしれません。
気がついたら口角下がっていませんか?
そんな時、気がついたら眉間にしわを寄せ、への字口になっていないか注意しましょう。特に、"イーッ"と言ったときに首筋の広頚筋が出やすい人は要注意です。下向きに引っ張り下げる筋肉が強いため、口元やフェイスラインから下垂しやすいです。このタイプの人は、表情筋トレーニングは逆効果です。ますます下制筋の力が強くなってしまいます。そんな侍タイプのキーワードは「柔和」!心とお顔のマッサージが大切です。

常に緊張状態で、交感神経が優位な状態がつづくと、肌再生が停滞しがちです。肩の力を抜いて、ほっとできる時間を持つようにし、トレーニングをした後は同じくらい時間をかけてストレッチをしましょう。そうすることで筋肉がガチガチに固まるのを防ぐことができます。マッサージに適したたるみ専用クリームで優しくほぐすのも良いでしょう。表情のクセは自分で意識してもなかなか直せないものです。30歳頃からボトックス注射を始めるのもおすすめです。
◆おすすめ施術
ボトックス注射(表情ジワ)

【囚人タイプ(コケたるみ)】
真面目で几帳面タイプ!囚人のようにワーカーホリックになっていませんか?
猫背でパソコンに向き合っていると......
長時間パソコンに向き合っていると猫背になり、それが下半顔のたるみにも繋がっています。また、パソコンから出るブルーライトは、朝の光に多く含まれているため寝る前に作業すると脳が覚醒して睡眠の質を下げる原因にもなります。真面目なタイプはストイックなダイエットにもハマりがちで、栄養不足は大切な顔の皮下脂肪のボリュームダウンを加速させてしまいます。過緊張状態が続いて交感神経が優位になってばかりいると、血液や栄養が全身に巡り切らないため肌の修復が間に合わず、たるみはもちろんあらゆる劣化に繋がってきます。しっかり休んで"囚人感"にさよならをしましょう。
側頭部の骨が凹み、こめかみの脂肪が減ると眉骨が目立って骸骨っぽく変化します。また、頬の脂肪が減ることにより、頬骨が目立ち"削げ"が際立ち、鼻の横の骨がくぼみ脂肪も減ることで"ゴルゴ線(目頭から頬にかけて走るシワ)"や"ほうれい線"がより濃く刻まれたと感じるかもしれません。すると、顔に影ができて"囚人感"を増してしまうのです。
脂肪が早くから減り始める「囚人タイプ」は、過剰なダイエットは顔をコケさせ、たるみを加速させてしまうので注意しましょう。できれば30代のうちから少量のヒアルロン酸注入をスタートすると老化スピードが遅くなります。若い方ほど、ヒアルロン酸注入に関しては高い技術力を要します。信頼できる医療機関にご相談ください。
このタイプは「休息と栄養補給」がキーワード。睡眠の質を高めるための香りの良いクリームや上質なリネンなどを取り入れて、オンオフのスイッチを切り替えてみましょう。
◆おすすめ施術
ヒアルロン酸注入(クマ・しわ)

是非、ご一読ください。

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ビューティー週刊紙『WWD BEAUTY』vol.507(7月5日発売 掲載ページP8~9)

特集「摂る&塗る"オイル美容"の実力再分析」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

15年ほど前からスタートした「美容オイル」ブーム。今も定期的に新製品が登場し、スキンケアのルーティンとしてすっかり定着しています。オイルケアをするとお肌がしっとり整って、潤いをずっと保ってくれているような気がしますが、オイルを保湿剤として重要視する皮膚科医はいません。なぜなら、オイルには肌の水分蒸発を防ぎ、潤いを保つ効果はあっても、肌の潤いを高める働きは持たないので、保湿をオイル頼みにするのは禁物だからです。ただしオイルには保湿以外にも魅力がたくさんあります。
水分を含まず刺激がないので、肌荒れの時の保護に活躍しますし、メイク前に使って艶を出したりするのも良いですし、植物オイルなら自然の香りで癒されながらお手入れできます。また、油溶性の栄養素を溶け込ませたオイルなら、高い美肌効果も期待できます。

●保湿化粧品の考え方
「エモリエント」
ワセリンやオイルなど油性の保湿剤です。皮膚に油膜を覆うことで、水分の蒸発を防ぎ、角層を柔らかくする作用を持ちます。オイルを塗っていると肌がしなやかに、柔らかくなるように感じるはこの効果です。

「モイスチャライザー」
天然保湿因子(NMF)など水分を保持する作用を持つ保湿成分(ヒューメクタント)を含む保湿剤です。肌の潤いを補う働きのある、アミノ酸、尿素、ヘパリン類似物質、水溶性コラーゲン、 セラミド、多糖類、ヒアルロン酸、グリセリンなどの多価アルコールなどがあります。加齢や外的環境によって減ったヒューメクタントを補うことで、より高い保湿作用を発揮し、乾燥をやわらげます。

【植物性オイル】
植物の種や実などに含まれている油分を採取したものです。いろいろな植物から採れるので世の中には実にたくさんの種類の植物性オイルがあります。
サラッと軽やかでベタつかないホホバオイルやアルガンオイル、コクのある感触でマッサージに適したオリーブオイルやアーモンドオイルなど、植物オイルもテクスチャ―はさまざま、また精油(エッセンシャルオイルとも呼ばれていて、およそ100種類以上の成分からなる天然の芳香成分)が配合されていて香りがいいのも魅力です。軽やかなものはブースター使いもできます。
※当院で取扱いのある、「エンビロン モイスチャ-ACEオイル」100ml¥8,000(税別)
は、さらっとべたつきにくいホホバオイルをベースに、ビタミンA・C・Eを配合していま
ダーマローラー、スカーレットRF照射など美容施術後のお肌にも安心して塗ることが出来ます。全身に使用できるので、ボディの乾燥やたるみ、妊娠線ケアにもおすすめです。

【動物性オイル】
深海の魚の脂からエモリエント効果の高いオイルを抽出し、生成したのがスクワランやオレンジラフィーなどの、皮脂の構成成分に近い飽和脂肪酸を含むので肌なじみが良く、乾燥肌の人が使うと潤いバランスが整う実感があります。
これらの、オイルをつけるタイミングは、エモリエント効果を発揮するお手入れの最後に塗るのがベストですが、サラッと軽いものであれば、肌が柔らかくなることで、その後につける化粧水や美容液の浸透がよくなるので最初に使用することも出来ます。

まずは自分の好きな香り、テクスチャーのものを選んで毎日のスキンケアに取り入れてみて下さい。

【ミネラルオイル】
石油由来のオイルですが精製されているのでさらさらと水のように軽く、肌に負担が少ないのが、ミネラルオイルの利点。さまざまな天然由来オイルやビタミンなどをブレンドすることで、肌への美容効果も強化できます。

●トピックス
乾燥肌には向かないと警鐘を鳴らされ続けてきたクレンジングオイルですが、やはり手早く一度にメイクが落とせることから消費者人気は高まるばかりです。メーカー側も研究開発を重ね、最近の商品は「肌を乾燥させない」「しっとり洗いあがる」というアプローチのものが増えてきました。こすらずにきちんとメイクを落とせる商品は肌の負担も軽くおすすめです。

意外と知らないオイルの実情が良くまとまった記事です。是非、ご一読ください。

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雑誌『美的』2018年9月号 特集その1(7月22日発売)(掲載ページP112~119)

今回、慶田院長は2つの特集を監修しています。
◆特集その1『今度こそ、美肌を取り入れるための「本当の肌質」誌上診断』(掲載ページP112~119)
私の肌は敏感だから、乾燥するから、混合肌だから...実は思い込みのケアで肌がよくならずに悩んでいる方が多いのです。
肌質と一言で言っても、生まれつき(先天的)のものと、日々のお手入れやライフスタイルに影響されるもの(後天的)とがあります。
さらには、元々の肌はオイリー気味だったけれど、年齢とともに乾くようになってきた...といった加齢による変化も加わってきます。
つまり、肌質とはさまざまな要素がからまり合って作られるもの。大切なのは〝今〟の状態を正しく理解し、それに合ったケアをすることなのです。
肌質ごとに、〝強み〟と〝弱み〟があります。たとえば乾燥する肌は一般的にキメが細かく毛穴が目立ちにくく、逆にオイリー気味の肌は艶やかで小ジワができにくい。自分の肌を知り、〝強み〟を伸ばして〝弱み〟を克服すれば、ほかの肌には真似できない美肌を手に入れられます。

<TYPE1 乾燥性敏感肌>
乾燥気味でバリア機能が弱い肌
☑季節の変わり目に肌の調子をくずしやすい
☑乾燥が気になる
☑刺激が気になるから、洗顔はあまりしない
☑クレンジング剤や化粧水がしみることがある
☑肌あれを起こしやすい
☑アトピー体質だと診断されたことがある

<TYPE2 保湿不足乾燥肌>
間違ったお手入れにより、肌が乾燥している
☑肌がベタベタ、ぬるぬるする感覚が苦手
☑洗顔は、汚れが一切残らないようにさっぱり洗い上げるように気をつけている
☑乳液やクリームなど、油分を含んだコスメはあまり使わない
☑肌がゴワゴワと固い。もしくは毛穴が詰まる
☑目や口元に小ジワが目立つときがある

<TYPE3 エイジング乾燥肌>
良い状態(普通肌)だが、年齢と共に乾燥が進んでいる
☑落とす→潤す→守る3ケアは、最低限欠かせない
☑お肌がもっちりとしてすべすべ。肌を褒められることが多い。キメが細かい
☑昔と比べると、乾燥が気になるようになった
☑毛穴の開きや詰まりやすさ、くすみなど、昔はなかった悩みが気になる
☑シワっぽさ、たるみの予兆を感じる

<TYPE4 オイリー混合肌>
皮脂が多めで、特にTゾーンのアブラっぽさが気になる
☑さっぱりとした仕上がりの化粧品が好み
☑日中のテカりや皮脂くずれが気になる
☑特に夏場は毛穴の開きが目立つ
☑洗顔はしっかりと行いたい(しっとり感が残る洗い上がりは苦手)
☑目周りや頬などは乾燥する
☑年齢と共に乾燥が気になってきた

<TYPE5 オイリートラブル肌>
皮脂の分泌が多く、肌が弱るとニキビや赤みなどのトラブル続出
☑肌にベタつきを感じることが多い
☑肌の調子が悪くなると赤くかゆくなったり、吹き出物ができたりする
☑思い出したように、同じ場所にニキビが出現する
☑合わない化粧品を使うと、ぶつぶつができたりかゆくなったりする
☑毛穴が開いている
☑Tゾーンや法令線などに赤みがでる

<TYPE6 ストレス混合肌>
ストレスや疲労などによる影響で肌の皮脂バランスが乱れている
☑寝不足、もしくは不規則な生活
☑ストレスが多く、ジャンクな食生活
☑便秘や冷えなど、慢性的な不調がある
☑ゆったりと肌を慈しむモードになれない
☑生理前や多忙なとき肌トラブルが起こる(ニキビ、赤みなど)
☑昔と比べ、肌がアブラっぽい感じがする

<TYPE1 乾燥性敏感肌>
水分も油分も不足してバリア機能が弱い
肌は、自ら潤い成分を分泌しています。その量が生まれつき少ないのがアトピー素因をもつ乾燥性敏感肌。細胞間を満たす「セラミド」の量は健康な肌と比べ1/3しかないというデータも。角層がスカスカになりやすく、肌が乾いたり、刺激物質が肌の中に入り込んで炎症を引き起こしがちです。
炎症があると、コラーゲンが劣化したり、シミができやすくなったりと、肌の老化が加速します。また、肌が乾燥状態だと小ジワもできやすく、将来のシワリスクが高まります。
一方で、油分の分泌量が元々少ないので、Tゾーンのテカリや毛穴の開きなどがほとんど気にならないのが、この肌質のメリット。潤いを充分に与えることさえ心がければ、良好な肌を保てます。
コスメは、細胞間を満たす成分が入ったものを。具体的には『セラミド』『アミノ酸(ペプチド)』『ヒアルロン酸』入りのものを選ぶとよいでしょう。

●強み
とにかく充分な保湿さえできていれば、トラブルは回避できて良好な肌を保てる。キメが細かく、毛穴も目立ちにくい。
●弱み
全体的に潤いが少なく、バリア機能が低下しやすい。乾燥すると肌トラブルが起こりやすく、炎症により老化も加速しがち。
●すべきケア
バリア機能の強化
洗顔はシンプル・短時間で 潤い損失を最小限に。
保湿は「細胞間を満たす」コスメを投入

「バリア強化」のための重点お手入れポイント
POINT1 こすらず洗う
・クレンジングはW洗顔不要のすぐ落ちオイルタイプを
クレンジング料を長く肌にのせていると乾燥を招くので、30秒〜1分を目安に。こすらずに短時間でメイクを浮かせられる、W洗顔不要のオイルタイプがおすすめです。
・朝の洗顔は泡で肌をなでる程度に
忙しい朝は、泡立てがおろそかになりがち。泡で出てくるタイプは泡の密度も一定で、肌への刺激となりにくい。

POINT2 細胞間を満たす保湿
・「セラミド補給」or「バリア強化」コスメを選ぶ
単なる油分ではなく、セラミドやアミノ酸など肌内部を満たす成分入りの保湿コスメを。

POINT3 日中も潤い膜で肌をシールド
・紫外線予防もできて潤い持続力の高いクリームを
バリア機能の弱い肌は、紫外線ダメージも受けやすいので防御が必要です。朝は、しっとり感が持続する日焼け止めやファンデーションで仕上げましょう。

<TYPE2 保湿不足乾燥肌>
さっぱりケアが好きで、若い頃のままのお手入れを継続
洗顔はキュッとするまで洗わないと気がすまない、ベタつくからしっとり系のコスメは苦手、と感じるのがこのタイプ。さっぱりケアが好きだから、保湿は化粧水だけで完了、ということも。
若いうちはそれでも問題なく過ごせていたかもしれません。けれど肌の代謝が落ちる30代以降、そのままだと乾燥や老化が進んでしまいます。
このタイプに必要なのは、ケアに対する「意識改革」です。
お手入れの後に手が吸い付くようなしっとり感があるのが、美肌のためには良い、と認識を改めましょう。若い頃のアイテムをそのまま使っている人は、より潤うタイプのコスメに切り替えるのも推奨したいです。
具体的には、保湿に油分を含んだコスメをプラスすること。さらには、このタイプはハードに洗顔しすぎる傾向にあるので、洗顔法の見直しや、肌に負担をかけない角質ケア方法を実践して。

●強み
不適切なケアにより乾燥を招いているので、ケアを見直しさえすればすぐに美肌になれる。元々の肌は比較的強く健やか。
●弱み
肌上の潤いを「ベタついて心地悪い」と感じがちなので、美肌になるためには思い切った意識改革が必要。
●すべきケア
若い頃からのクセを変える
さっぱりより、「吸い付くような潤肌」が良いと意識改革。まずは洗顔法の見直しと、保湿アイテムの追加。

「潤い強化」のための重点お手入れポイント

POIN1 洗顔力の見直し
・力を入れすぎていないか鏡の前で確認を
力を入れても毛穴の汚れは落ちず、肌を傷めるだけ。泡を転がすときに、肌が動かない力加減をマスターして。鏡を見ながら力加減を確認して。
・すっきりオフしたい日は洗顔料を切り替える
力を入れがちな人は、ザラザラしたスクラブは避けて。すっきりしたい日は、酵素洗顔料やクレイパックなど、肌をこすらずに角質をオフできる洗顔料を。

POIN2 肌をほぐすケアを追加
・古い角質をさっぱりオフできる拭き取り美容液
今すぐゴワつきを解消したいなら、拭き取りコスメが即効性あり。力を入れないようコットンをすべらせて。次に使う化粧水の浸透も高まります。
・潤いを与えながら柔肌を育てる軽めの乳液
吸い付く潤肌へと意識改革するファーストアイテムとして、洗顔後すぐに使う乳液やクリームもおすすめ。次に化粧水を重ねるので、ベタつきを感じず油分で肌が柔らかくほぐれるのが体感できる。

POINT3 ケアの締めは油分入りコスメで
・油分嫌いさんにも使いやすいジェルクリーム
化粧水や美容液の後、「フタ」となるアイテムをプラスして。
・積極美肌を目指すならレチノール入り
レチノール(ビタミンA)には、肌の代謝を高める働きが。肌の力が底上げされるので、ゴワつき、毛穴詰まり、乾燥などあらゆる悩みを同時に解決できます。

<TYPE3 エイジング乾燥肌>
肌状態は良好。ただし加齢とともに代謝が低下
それなりに正しいお手入れを実践していて、大きなトラブルとは無縁の肌タイプ。「理想肌」といってもよく、一般的な肌質チェックでは「普通肌」と分類されることが多いはずです。ただ、肌は年齢とともに変化するもの。特に30代以降は、肌の代謝が低下して乾燥が進む傾向に。目の周りやほうれい線の小ジワが気になったり、肌の色ムラやくすみが増えたように感じる人が増えてきます。
そこで、代謝の落ちた肌に〝ジャブ〟を入れるような攻めのケアを取り入れると、肌が再び活性化します。
このタイプの肌は角層の状態が整っているので、攻めのケアが効きやすいのが強みです。シミや色ムラが気になるなら美白、シワが気になるなら抗シワ成分入りのアイテムなど、悩みに応じた機能コスメを取り入れてみては。美容医療でも、元々の肌状態が良い人ほど結果が出る傾向があります。

●強み
大きなトラブルは見当たらず、角層の状態は比較的良好。美白やシワケアなど、攻めの機能コスメの効果が出やすい。
●弱み
弱みは少ないが、肌は加齢とともに変化する。美肌を持続させるためには変化に応じたエイジングケアの実践が必要。
●すべきケア
代謝アップ&攻めのポイントケア
なまけ肌にジャブを入れる肌活性ケアを。角層状態は良好なので、美白や抗シワの攻めケアも効く

「代謝アップ&攻め」のための重点お手入れポイント
POINT1 炭酸コスメを取り入れる
・炭酸の血流アップ効果で肌を活性化

POINT2 悩み対応美容液を1本投入
・シワやシミに効果的な医薬部外品や美容成分が高配合された美容液などがおすすめ

<TYPE4 オイリー混合肌>
Tゾーンがアブラっぽい。でもほかの部位は乾燥する
解剖学的に、体の中心を走る線(正中線)は皮脂分泌が多いという特徴が。だからTゾーンがほかの部分と比べてアブラっぽいのは当然のこと。肌としては正常で、悩む必要はありません。
ただ、混合肌の人はケアの照準をTゾーンに合わせてしまいがちです。アブラっぽいからと取り去るケアを熱心に行ったり、保湿を控えたりすることで、その他の部分の乾燥が進んでしまう傾向があります。
そこで必要なのが、部位ごとにお手入れ方法を変えること。たとえば洗うときは皮脂の多いTゾーンから泡をのせて時間差をつける、その逆に保湿コスメはUゾーンからのせて、手に余った少量をTゾーンに使うなど、レベル分けすると全体が均一に整います。
顔を全体で見たとき、Tゾーンにツヤがあるのは自然だし、立体的に見えます。天性のツヤが与えられた肌だと、プラスに捉えるといいと思います。

●強み
Tゾーンがその他の部分に比べてアブラっぽいのは正常なこと。解剖学的には健全な肌状態で、メジャーな肌質といえる。
●弱み
部位ごとに肌の性質が異なるので、それに応じたケアが必要。ベタつきを気にするあまり、乾燥を招くケアをしがち
●すべきケア
部位ごとに保湿レベルを変える
洗うのはTゾーンから、保湿は頰から。顔をブロックに分けてお手入れする習慣を

「混合肌」のための重点お手入れポイント

PONT1 洗顔はTゾーンから
・泡はまずTゾーンへ。最後にさっと頰を洗う
洗顔はTゾーンから。細かくらせんを描くように泡を転がす。その後、頬はさっと泡を広げる程度で終了。時間差をつけることでちょうど良く洗える。

PONT2 保湿は頰から
・ブロックにわけてコスメを塗る
顔を3ブロックに分けて保湿。手のひらに広げたコスメをまず頰にのせてから、余ったものをTゾーンへ。乾く部分にはコスメを追加して重ね付けしましょう。

POINT3 メイク下地は2種類を使う
・Tゾーン用のテカり予防下地
少し面倒ですが、乾く部分には普通の下地、Tゾーンには専用下地、と2種類塗り分けると化粧崩れしにくくなります。

<TYPE5 オイリートラブル肌>
アブラっぽくて、ニキビや赤みトラブルなどが起こりやすい
とにかく皮脂分泌が多くて、ベタつきや毛穴の広がり、ブツブツ...と悩みの多い肌。思春期の頃、ニキビに悩まされたという人も多いのでは?けれども人生の前半で悩んだ代わりに、30代以降は大きな恩恵が受けられます。
皮脂は、肌を守るヴェールです。だから常に皮脂で守られているオイリー肌は老化しにくいのです。一般的に潤いが低下する年代になっても、艶やかでシワの少ない人が多いです。 ただし、過剰な皮脂は諸刃の剣。肌の上に放置すると酸化して、炎症を起こしたり細胞を傷つけたりとダメージ要因となります。
分泌された皮脂は、なるべく時間をおかずにオフするのが鉄則。特に、紫外線を浴びる環境ではダメージ度合いも大きくなります。UV対策がマストなのはもちろんのこと、肌を鎮静する抗炎症コスメなどで〝火消し〟ケアを。トラブルになる前に酸化ダメージを食い止めることが重要です。
●強み
皮脂の分泌が多い=強力な皮脂膜で常に肌が保護されているということ。その分乾燥しないので、老化しにくい。
●弱み
過剰な皮脂が肌の上で酸化して、さまざまなトラブルを引き起こす。毛穴の開きも目立ち、肌に赤みも出やすい。
●すべきケア
皮脂の酸化を防いで鎮静保湿
ベタつきは放置せずに早めに落とす。抗炎・鎮静成分入りコスメでトラブルを予防

「鎮静保湿」のための重点お手入れポイント

POINT1 帰宅後すぐに洗顔
・帰宅したらすぐに洗顔して、酸化皮脂をオフ。朝も夜も洗顔料を使ってきちんと皮脂を落とすことが必要です。ただし、オイリーだからとゴシゴシ強く洗うのは禁物。泡を転がすように優しい力加減で洗いましょう。

POINT2 鎮静コスメで保湿
・鎮静・消炎効果のある敏感肌用の保湿コスメがおすすめ。

POINT3 ケアベースで日中もトラブル鎮静
・メイクをしている間も、薬用成分やトラネキサム酸入りでトラブルケアできるアイテムがあります。

<TYPE6 ストレス混合肌>
ストレスや疲労で肌の調子が不安定
人間の体をつかさどる自律神経は、ストレスを受けると戦うための「交感神経」が優位な状態に。そうすると肌の血流が減少して、代謝が低下。さまざまな肌トラブルが起こりやすくなります。一方で皮脂量は増えるので、調子が悪いのにベタベタする、非常にやっかいな肌状態になりがちです。
体の内側から起こっている不調なので、とにかく心身をいたわることが優先です。健やかな肌のためには、5つの条件があります。
①食事、②睡眠、③排泄(腸内環境)、④運動(血の巡り)、⑤ストレスコントロール。この5本柱を改善しましょう。忙しくて平日は睡眠不足という人は、休日にたっぷり寝て睡眠不足をリセット。普段の食事がおろそかな人は、自分へのご褒美としてときどきステーキ(などの高たんぱく質食材)を食べるのも良いでしょう。ストレスが多く忙しい日々の中で、少しでも心身が喜ぶことを増やす工夫を。

●強み
心身の状態を反映しやすい肌。ぐっすり寝たり、ときめくことがあったり、日々の生活が改善されることで劇的に向上。
●弱み
肌があれる、乾くのにアブラっぽい、くすむ、毛穴やくまが目立つ...と、あらゆる悩みが同時多発して、ケアが難しい。
●すべきケア
とにかく早く寝て、体調を立て直す
ストレス混合肌に必要なのは休息とリラックス。時短できる心地よいコスメを取り入れて

「ストレスケア」のための重点お手入れポイント

POINT1 時短コスメの活用
・ケアで時短。その分寝るべし!
余裕のないときは時短ケアと割り切って、睡眠時間を稼ぐのもひとつの選択です。眠る直前のスマホチェックや寝酒など、睡眠の質を低下させる行為も控えましょう。シンプルケアや時々は時短に最適なオールインワンなどを活用してもOK。

POINT2 ご褒美コスメでリラックス
・余裕のある日は湯上りに癒しのケアを
香りや感触を楽しむことも、リラックスできて美肌につながります。できれば夜は湯船に浸かって体を温めてから寝ると、同じ睡眠時間でも肌の回復が高まります。

POINT3 体の中からストレスケア
・乱れがちな腸内環境も整えて
ストレスは腸内環境も乱します。腸内が乱れると腐敗物質が血中に回り、肌あれや乾燥を引き起こします。発酵食品などをとったり、体を動かすようにしましょう。

2つ目の特集もご覧ください。

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雑誌『美的』2018年9月号 特集その2(7月22日発売)(掲載ページP142~149)

今回、慶田院長は2つの特集を監修しています。

◆特集その2『「黒くなる」肌と「赤くなる」肌 日焼け前後のケアは、ここまで違う!』(掲載ページP142~149)

<あなたはどっち?>
毎日じわじわ日焼けして、休日にでかければ1日でこんがり、日焼けが肌に定着するタイプの肌。一方で、普段はあまり日焼けせず、強い紫外線を浴びると赤くヒリヒリする肌。
それぞれの特徴を解説します。
●じわじわ焼けてどんどん定着「黒くなる」肌
日焼けして黒くなる肌は、メラニンを作る力が高め。メラニンには肌の細胞を傘のように覆い、紫外線や刺激などの外敵から守る働きが。つまり、黒くなる肌はそれだけ自己防御力高く、肌老化しにくい肌なのです。
○「黒くなる」肌はこんな人
☑海や山で日差しを浴びてもあまり赤くならずしっかり黒くなる
☑日焼け直後に肌がやや赤くなり、その後黒くなる
☑ひと夏が終わるとしっかり日焼けしている

●夏の終わりに日焼け色が残りにくい「赤くなる」肌
海や山で無防備に紫外線を浴びると赤くなり、ヒリヒリするようなタイプは、メラニンを作る力が弱い肌。細胞がメラニンに守られることなくダメージを受けてしまうため、日焼けはしにくいものの、シミ・シワ・たるみの危険と隣り合わせ!
○「赤くなる」肌はこんな人
☑海や山で日差しを浴びると赤くなり、元に戻る
☑日焼けして赤くなった後うっすら黒くなる
☑ひと夏過ごしてもほんのり程度にしか焼けない

●黒くなる肌はくすみに、赤くなる肌は老化に注意
日焼けによる肌の反応は、赤くなったり、黒くなったりと個人差があります。
ジャパニーズスキンタイプの分類では、赤くなった後もとの肌色に戻るのが1。赤くなった後に黒くなるのが2。赤くならず、そのまま黒くなるのが3。日本人の肌は、この3タイプに分類されています。タイプ1と3は約15%ずつと少なく、約70%の人はタイプ2に分類されます。
●その違いは、メラニン再生力の差。
メラニンはくすみやシミの原因と悪者扱いされがちですが、本来は肌細胞を守り、老化や肌トラブルを守るために作られるもの。タイプ1や2の肌は、メラニンが細胞を守り切れないため炎症を起こしてしまい、赤くなるためです。
今回の企画では、タイプ3と、2の中でも赤くなる度合いが少ない人を「黒くなる」肌、タイプ1と、2の中でも赤くなる度合いが高い人を「赤くなる」肌と分類。
黒くなる肌はくすみやゴワつきに注意し、赤くなる肌はダメージを受けやすいので老化に注意しましょう。

<Morning なるべく日焼けしないための、朝の予防ケア>
日焼けを防ぐことは、何より大切な美肌ケア。日焼け止めの選び方、スキンケア、インナーケアまで、「黒くなる」「赤くなる」肌で、やるべきことが違います。

★「黒くなる」肌の場合
徹底ガードで、とにかくメラニンを作らせない!
メラニンの生成を防ぎつつ肌を守るケアをプラス
メラニンをたくさん作る「黒くなる」肌は、その分細胞の中心にある核をしっかり守れるので、老化しにくい〝ラッキーな肌質〟であることは事実。とはいえくすみやすく、透明感が出ない点は悩みどころです。
黒くなる人は、より意識して日焼け止めをしっかりつけましょう。日傘などで物理的に紫外線をカットするのもおすすめです。美白美容液にも色々なタイプがありますが、黒くなる肌の人には、メラニンができる前に抑制してくれるタイプの美白ケアが有効です。毎朝のケアに組み込みましょう。

●日焼け止めはSPF50+を。保湿効果も高いものが◎
メラニンを作らせるのは、主に紫外線のUVB。UVBをカットする指数はSPF値です。肌が弱い人以外、夏場はデイリーにSPF50+の日焼け止めを使いましょう。
●メラニンができる前の段階で食い止める美白美容液が必須
紫外線を浴びてメラニンができるまでには、細胞レベルでいくつかの段階があります。早い段階で生成をストップする美白美容液が、黒くなる肌の人には効果的です。
●ビタミンCサプリで体の中から肌を守る
黒くなる人には、朝のビタミンC内服が効果的です。メラニン抑制だけでなく、さまざまな美肌効果を発揮。食事では補い切れないので、サプリメントを活用しましょう。
●日傘やサングラスも効果大!外出時は必ず
白い日傘には反射、黒い日傘には吸収の働きがあり、黒の方がやや効果が高いといわれています。また、目から入る紫外線を防ぐためには、サングラスも効果的です。

★「赤くなる」肌の場合
炎症やダメージを防ぎ、白く柔らかな肌をキープ!
多方面からの炎症を防ぐ!
「赤くなる」肌は、細胞を守ってくれるメラニンの生成量が少ない分、肌が常に危険にさらされています。炎症は細胞にダメージを残すので、将来的にシワやたるみできやすい肌質です。また、シミはメラノサイトが強いダメージを受けることでエラーを起こし、メラニンを作り続けてしまうことが原因。防御力が少ない、赤くなる肌は要注意です。
紫外線を浴びると肌の中に活性酸素が生まれ、それが炎症の原因になるので、活性酸素を消去するケアも有効。1度炎症が起きてしまうと、いくらケアしても〝なかったこと〟にはできません。朝の段階で、できることを抜かりなく。

●PA値が高く、炎症も防ぐ効果をもつ日焼け止めを選んで
肌の奥まで届いてシワ・たるみの原因になるのはUVA。UVAをカットするPAが最高値の「++++」である日焼け止めを選びましょう。最近は炎症を防く効果をもつ日焼け止めもでてるので、活用しましょう。
●高い抗酸化作用をもつコスメを朝ケアに
活性酸素はすべての肌トラブルの原因。朝のお手入れには抗酸化ケアを組み込みましょう。インナーケアも効果的ですが、塗っておくと効果がダイレクトに。
●飲む日焼け止めは、赤くなる肌にこそ有効です!
最近話題の飲む日焼け止めは、体の中から炎症を抑えてくれるので、紫外線で赤くなる肌には打ってつけです。日差しが強い夏の間は、毎朝とるのがベスト。

<After72H もし日焼けしちゃったら...3日以内のケアが大切!>
強い紫外線を長時間浴びてしまって、黒くなった、赤くなった...というときは、メラノサイトが活性化している72時間以内のお手入れが、美肌を取り戻すカギ。

★「黒くなる」肌の場合
メラニンの排出&還元ケアで〝黒い肌〟を定着させない!
メラニンの排出を促せば早くもとの肌色に戻れる
日焼けして黒くなった肌は、メラニンを作り続けているだけなので、肌のダメージは基本的に心配ありません。UVケアをしっかりして、これ以上紫外線の刺激を受けないようにすれば、メラニンの生成は収まり、不要なメラニンは自然と排出されていきます。
見た目的にくすみが気になる、早く透明感を戻したいという場合は、角質ケアで代謝を上げたり、ビタミンCでメラニンの色を還元するケアがおすすめ。日焼け直後、赤みやほてりがある場合は、治まってからお手入れをスタートして。

●角質ケアでメラニンを含む古い角質の排出を促す
透明感を早く取り戻したなら、酸や酵素の入ったアイテムで角質ケアを。ただし必要な角質までも取りすぎないように注意。マイルドな美容液タイプがおすすめです。
●レチノールで代謝を上げ新しく透明感のある肌へ
シワ改善成分として話題のレチノールですが、その効果は代謝をあげること。新しい肌が生まれるのをサポートしてくれるので、日焼け肌が早く元に戻ります。
●できてしまったメラニンの色を、ビタミンCで淡色化
数ある美容液成分の中でも、メラニン還元作用をもつのはビタミンCだけ。メラニンの色を薄くしてくれます。

★「赤くなる」肌の場合
何にはともあれほてりを鎮静。治まったらエイジングケアを開放
段階を追ったお手入れでダメージを残さない
海や山で日焼け止めがおろそかになってしまい、うっかり肌が赤くほてるまで日焼けしてしまった...!という場合は?
ほてっているときに積極的なケアを行うと、刺激となって炎症を悪化させるだけ。まずは冷やして、ほてりが引くのを待ちましょう。
ほてりが治まったら、傷んだ肌に刺激を与えないよう、油分で保湿と保護のシンプルなケアを。2日程度たって赤みも落ち着いてきたら、美白や抗炎症のケアを始めてもOK。炎症はとにかくすぐ冷やして鎮める。落ち着いたらエイジングの進行を食い止めるべく、急いで積極ケアを開始。機を見計らうことが大切です。

●ほてっている間は積極的なケアをせず、冷やして鎮静
日焼けして熱をもっている場合は、軽いやけどと同じ状態。氷水や保冷剤でしっかり冷やして。
●ほてりが治まったらクリームやバームで保護ケア
日焼け肌はダメージを受けているので、ほてりが治まったらクリームやバームなど、皮膜効果のあるアイテムで保護を。水分は染みることもあるので控えて。
●肌が落ち着いたら美白&エイジングケアをスタート
紫外線を浴びるとすぐにコラーゲン分解酵素が作られ始めるので、肌が落ち着いたらすぐに対策を。美白&エイジングケアの高機能美容液がおすすめです。

<Daily Care 紫外線のダメージを残さないためにするべきこと>
夏の小麦肌はヘルシーで素敵だけれど、紫外線は肌に確実にダメージを残します。美肌のためには、やっぱり焼かないのがいちばん。そのための共通ケアをご紹介。

01 ただ〝塗るだけ〟で安心してはダメ。肌を完璧に守る方法はコレ!
日焼け止めの数値は、分厚く塗った測定値の値。普通に塗るとSPFは1/5程度になってしまうという事実を忘れずに。重ね塗りや日中の塗り足しがマストです。

まずはSPF50・PA++++の日焼け止めをしっかり塗る
SPF50の日焼け止めを1回普通に塗ると、実際の日焼け止めの効果はSPF10程度になります。少しおいて乾いた後にもう1回薄く重ねれば、SPF15程度まで効果を高めることができます。
ファンデーションもUVカットタイプを
夏場はファンデーションも紫外線防止効果の高いものを意識的にセレクトして。例えばSPF 30程度のファンデーションを薄くナチュラルに塗ると、SPF 3〜5程度に。ただし肌を守る観点では、厚塗りがベターです。

ランチ後に日焼け止めを重ね塗り
日焼け止めとファンデーションを重ねたとしても、SPF 15〜20程度。SPF 1で肌を20分守れるので、5〜6時間たったら塗り直したほうがいいという計算に。ランチ後に日焼け止めを重ねると安心です。

02 しっかり保湿してバリア機能強化!
紫外線を浴びると肌がダメージを受け、保水力が弱まって乾燥しやすくなります。保湿成分配合した美容液や乳液、クリームでバリア機能強化しましょう。

03 湯船につかって体温上げ代謝を促す
夏はエアコンで体が冷えやすく、代謝が滞りがち。湯船につかると効率よく体温を上げることができ、全身の代謝アップにつながります。

04 リゾートではこすれ対策の日焼け止めを使って
日焼け止めは、手で触れたり汗や皮脂でぬれたりといったことで落ちてしまうのが難点。日焼けすることがわかっている海や山に行くときは、こすれや汗に強い日焼け止めを使いましょう。

05 肌を立て直す食材を取り入れる
肌を作るのも守るのも、食を抜きにしては語れません。朝は抗酸化成分を含む食材、夜は肌の修復効果があるビタミンCを含む食材を意識して取りましょう。朝にスイカやベリー類、トマトなどの抗酸化フルーツや野菜をとると、紫外線防御力が強化されます。和食派なら、抗酸化成分のアスタキサンチンがたっぷり入ったシャケがおすすめです。

黒くなる派と赤くなる派では、紫外線による肌の反応や、その後の影響に大きな違いがあります。今すぐ自分の肌に合ったケア法をチェックしましょう。
是非、ご一読ください。


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雑誌『VOCE/ヴォ―チェ』2018年9月号(7月21日発売 掲載ページP168~169)

特集:「美ヲタ研究 透明感の正体に迫る!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

「透明感」よく使われる言葉なのに、その正体は意外と知らないものです。美容のプロが、様々な角度から分析し、今日から「透明感のある人」になるために、使えるワザやテクニックを一挙大公開します!

【あの手この手で"透明肌"を作る!スキンケア編】
「透明感」のある肌に憧れるけれど、どんなお手入れをしていいかわからない。そんな悩める読者のために、肌理論と最適なケアをプロが教えます!

Q、「透明感」って?体質で決まるもの?
A、角層の水分量が決め手!自己ベストを目指すのがGOOD
持って生まれた肌質によるところは大きいですが、角層が抱える水分量は、透明感を大きく左右します。たとえば、つきたてのお餅はツヤがあって明るい色なのに対して、乾燥してひび割れたお餅は暗くくすんで見えますよね。肌にも同じことが起きているので、まずは水分をキープできる角層状態に整えて。スキンケアも大切ですが、それ以前に、まずは適切な睡眠や食生活、ストレス対策をすることが近道です。
角質細胞内にある天然保湿因子は、水分をスポンジのように抱えています。その細胞と細胞の間を超拡大すると、セラミドが水分を挟み込んだ状態の"ラメラ構造"があります。セラミドは細胞同士を強固に接着しますので、ラメラ構造が整っていると、水分量の多い角層は美しく層状となり、キメが整い、光をキレイに反射して"透明感"のある肌になります。
<おすすめ施術>
フォトフェイシャルM22』を年2回〜4回くらいで行うと◎。メラニンや色ムラ、ニキビにも効果的です。
初回トライアル 全顔 ¥28000、初診患者様限定トライアル¥25000、額オプション¥5000。
(全てケミカルピーリング・パック・手背への照射込み)


Q、化粧水、美容液、乳液、クリーム......透明感に影響するのはどれ?
A、化粧水よりも乳液やクリームで水分キープを
肌に水分を抱え込んだ状態を維持するために、乳液やクリームでの保湿はよいですね。化粧水で肌の水分量がグッと増えるということはないので、しっとり感を保つために、小分けにしてムラなくつけるくらいでいいです。

Q、洗顔やクレンジングで透明感をアップさせるには?
A、肌質に合わせて、"残さず、落としすぎず"を狙う!
洗浄剤には、"角層の刺激となり透明感を阻害する汚れやメイクをきちんと落としたいけれど、肌に必要な潤い成分は残したい"というジレンマがあります。きちんと落とせているか、洗いすぎていないかをよく観察しましょう。洗浄力が強すぎるものは、赤みや肌荒れを引き起こすこともあるので要注意です。

紫外線やエアコンの影響、暑さによる睡眠不足や栄養不足で肌が乾燥しやすい時期です。しっかりと肌に水分を与えて"透明感"のある肌を目指しましょう。是非、ご一読下さい。


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雑誌『MAQUIA/マキア』2018年9月号(7月22日発売 掲載ページP118~127)

特集「ニッポンの〝魔夏″を乗り切るために、美賢者からの美の処方箋 老け肌100問100答」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【インナードライ肌の処方箋】

Q.「肌が枯れる=インナードライ」とは?
A.表面は脂っぽいが、実は肌の内部は水分が不足している状態。
湿度が高い夏は、表面は潤ってみえても内側が乾燥していることがあります。洗顔直後は肌がつっぱるのに、少しすると皮脂がでてべとつくという方は結構いらっしゃいます。これは、角層の水分保持力の97%を担う『角質細胞間脂質』と『天然保湿因子NMF』の量が不足し、水分保持力としては2~3%しか寄与しない『皮脂量』が多い状態。これをインナードライ肌と定義します。

Q.湿度が高くても肌は乾燥する?
A.乾燥しているのに、それに気づきにくいから要注意!
湿度が高くても、角層の水分量は低く、バリア機能が低下している人は多いんです。空気が湿っているから気づかないだけ。また、紫外線は、角層の水分量を低下させ、乾燥肌にする作用があります。夏に保湿をおざなりにすると、暑さに紫外線が追い打ちをかけ、肌内部がカラカラに。また、紫外線は真皮にまで届いてコラーゲンを破壊するため、シワも進行させてしまいます。夏でも水分と油分をしっかり補いましょう。

Q.朝の保湿が夜まで続かないのはなぜ?
A.汗にまつわることや、それにまつわる行動も一因かも
大量の汗で、朝の保湿成分が流れてしまいやすいのが夏ですが、そもそも与えた潤いを抱え込む、という肌本来の力が弱っているのかもしれません。
夜のケアだけでなく、寝る直前のもうひと手間〝追っかけ保湿″をすると翌朝の潤いがアップします。

Q.肌が乾くときは洗顔料で洗わなくていい?
A.洗う方がむしろ潤う、というデータも。やさしい洗浄料で洗いましょう。
肌の表面は角層という水分を保つための層におおわれています。健康な肌の角層は、肌内部の水分を逃さないようにキープしています。ところが汚れなどが付着すると、それが刺激となり、角層が乱れて水分が肌の外に蒸発しやすくなってしまいます。肌トラブルの原因になる不要な汚れや古い角質は、よく泡立てた洗顔料で洗い落とすことで、そのあとの保湿剤の効果も高まります。

【シワ・ゆるみ・たるみの処方箋】
Q.テカるのにシワが深くなるのはなぜ?
A.肌がテカるから若い肌、というわけではありません。
シワと皮脂分泌は別問題。角質のバリア機能保持力や表情グセなどの見直しを。喫煙のダメージは相当大きく、シワを深くします。30代半ばを過ぎたら肌をみれば喫煙者とわかるほどです。ぜひ禁煙を。

Q.シワって一度できたらリカバリー不可能?
A.ちりめんジワなら保湿や抗酸化、ターンオーバー促進で回復のチャンスあり
ちりめんジワ程度なら、保湿でかなり目立たなくなります。ターンオーバーを促進するレチノールなどの抗酸化成分も効果的。ただ、大ジワやたるみをなかったことにするのは難しいのが事実。積極的に改善を考えているなら、ボトックス・ヒアルロン酸、ハリを高める照射治療がおすすめです。美容医療の手を借りましょう。どの施術も医師の診立てと技術で結果に大きな差が出ます。信頼できる医師に相談を。

関連施術:お悩み別 シワ


Q.目が疲れていると、目元のシワも増える気が...
A.目を酷使することによる血流障害やブルーライトが、目元の皮膚にも影響する可能性があります。ドライアイになる生活習慣は目周りの乾燥を招くことも。

Q.やっちゃいけない顔グセってある?
A.眉間のシワ、下がり口角、しかめっ面は女が下がる!
普段から自分がなりたい表情でいること。40歳を過ぎたときのシワの現れ方が違います。顔を見ると性格まで透けて見えてしまうと心得て。

Q.紫外線とシワ、ゆるみ、たるみの関係は?
A.紫外線によりコラーゲンが破壊されて老け顔に
肌のハリの決め手であるコラーゲンやエラスチンが紫外線により破壊され劣化すると、シワやたるみにつながります。最近では近赤外線の一部の波長が、深部のたるみに影響している事実も解明されてきました。光対策は万全に、紫外線の多い時季はとくに肌の栄養に欠かせないビタミン類やタンパク質を、積極的に補いましょう。

【毛穴の開き・ニキビの処方箋】

Q.夏になると毛穴の開きが目立つ気がするのはなぜ?
A.毛穴周りの角質が厚くなるせいです。
角質の状態が悪くなると、毛穴の入り口がぶ厚くなるため開いてみえることがあります。毛穴周りの角質が硬くなり、皮脂分泌量が上がることでさらに悪化します。
角質ケアとして、軽いピーリング効果がある拭き取りタイプの化粧水を取り入れたり、定期的に美容皮膚科でケミカルピーリングを受けるなどして、ターンオーバーを高めると良いでしょう。毛穴の黒ずみを指で押したりすることは、肌を傷めるので厳禁です。

関連施術:お悩み別 毛穴の開き、黒ずみ


Q.ニキビの炎症を早く抑えるのは?
A.夏は汗や皮脂で菌が増殖しやすく、紫外線の刺激もニキビを悪化させます。ひどい炎症は抗生剤の服用などが必要なので、皮膚科を受診しましょう。小さいニキビでも炎症が長引けば難治なニキビ痕になるため、早めの治療が肝心です。日ごろのケアとして、皮脂をコントロールするビタミンB群を補うと、ニキビの予防・改善に効果的です。なかなか食事だけでは補えないので、サプリメントを活用すると良いでしょう。

暑さも湿度も上昇し、肌の疲労がピークに達するこの時期にエイジングの加速を食い止めましょう。
是非、ご一読ください。

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雑誌『InRed/インレッド』2018年8月号 (7月7日発売 掲載ページP112~113)

特集「暑い季節を気持ちよく過ごしたい 涼やかな雰囲気を纏う夏のデオドラントケア」

清潔感のあるボディで好印象
汗をこまめにオフして爽やかな状態をキープ
少し動いただけで汗をかく夏は、いつの間にか汗臭くなることがあります。けれど、汗そのものは本来、無臭です。汗は〝全身から出て体温調整するエックリン汗〟と、〝わきや外性器周りなどの部分的に出るアポクリン汗〟があります。アポクリン汗はたんぱく質を多く含み、これが常在菌によって分解されることでにおいに変わります。わきは臭いの強い汗が留まりやすく、汗の蒸発とともに広がるので周りの人にも気づかれやすくなります。対策としては、わきの汗を抑えることや汗をかいたら早めに拭き取ること。これだけでもかなり軽減されます。

(対策1)
汗そのものをブロックする
いつどこでも手軽に使えるのが制汗剤やデオドラントアイテム、精油の香りでケアするエチケットスプレー。わきの汗を止めても、他のパーツで調整するので体に影響はありません。制汗剤は汗ジミ対策もできるので便利です。
(対策2)
汗をすばやく吸収する
汗が肌に留まる時間が長いほど菌の分解が進むので、吸汗性のインナーやパッドを使うのも賢い選択。ミネラルを含む汗は、乾いたハンカチでは取れ切れません。拭くときはボディシートや濡れタオルなどがおすすめです。
(対策3)
生活習慣を見直して体質改善
1 肉や辛いものを食べすぎない
脂肪が多い肉やニラ、スパイスなどをよく食べる人は体臭が強くなりがち。焼肉やステーキ、アジア料理はほどほどに。

2 体臭を強めるタバコは控える
皮脂が酸化することも体臭の原因のひとつ。ストレスや加齢、暴飲暴食はもちろんのこと、タバコも酸化を進め、においを強くさせます。

<足のにおい>
丁寧にケアすれば素足に自信が持てる
1日中はいた靴を脱いだときにモワッと立ち上がる足のにおい。これも汗が常在菌によって分解されることで発生します。

パンプスやスニーカー、ストッキングなどで通気性が悪いと、汗がこもって靴のなかは蒸し風呂状態。すると常在菌が増えて汗の分解が進み、においが蓄積されます。

また、夏は水虫にも注意が必要で、深刻化すると皮がふやけて悪臭を放ちます。ムレによるにおいも水虫も対策としては、汗がこもらないようにすること。そして、同じ靴ばかりを履かないことです。

古い角質もにおいの原因になるので、毎日しっかり洗い、定期的な角質ケアも行いましょう。角質や汚れは靴のインソールにも付着するので、帰宅後は固く絞った布やアルコールなどでインソールを拭いておくことも大切です。

●朝出かける前のフットケアを習慣化
靴を履く前はにおいの元となる汗にアプローチするアイテムを活用。制汗剤やクールジェルを塗るほか、汗を吸収する使い捨てインソールを忍ばせるのもおすすめです。

●外出先で靴を脱ぐ前に消臭アイテムで応急処置
一番困るのが、座敷での食事やホームパーティ。手軽ににおいケアできるフットシートやスプレーは〝バッグに常備〟が夏の常識です。

●入浴時に専用ソープで洗う
汚れや古い角質はその日のうちにしっかりオフ。足の指の間は汚れが溜まりやすいので、手を使って丁寧に洗いましょう。

●その他のケア
週1で丁寧なケアとバスマットの交換
足の爪裏も汚れが溜まるので、週1回ブラシ洗浄を習慣化しましょう。また、湿ったバスマットは菌の温床となるのでこまめに洗濯を。

お風呂が面倒な日は足湯で代謝アップ!
1日動いた足は汚れや汗、雑菌でいっぱい! 疲れていても足だけは洗うのが賢明です。代謝が上がることでにおいも軽減されます。

気温が上がり湿度も高くなるこれからの季節。デオドラントケアを習慣にしましょう。
是非、ご一読ください。


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オルビス会報誌『Sibro/シブロ』2018年7/8月合併号(P14~19)

特集「正しい知識で賢く美肌に 紫外線とメラニン基礎講座」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

紫外線に無防備にあたってはいけない、メラニンは増えすぎるとシミになることは、多くの人が知っています。でも、そのメカニズムは知らない人が多いはずです。
正しく敵を知ったほうが予防も完璧に。紫外線とメラニンの基礎を確認しましょう。

【1時間目/紫外線のしくみ】
なぜ、紫外線は浴びすぎると危険なのでしょうか?
知っておきたい紫外線の基本中の基本から基礎講座開始です!

そもそも紫外線とは?
私たちが生きている地球は、太陽から振りそそ太陽光線の恩恵を受けています。太陽光線は、光の波長によって、"紫外線"、"可視光線"、"赤外線"などに分けられます。紫外線はさらに、波長の長い順に、UV-A、UV-B、UV-Cの3つあり、肌トラブルなどに影響するのはUV-AとUV-Bです。

紫外線のピークは3~9月
紫外線は太陽光線なので、季節によって量は異なります。夏に強くなり、冬は弱まります。ですが、上のグラフをみると3月から急激に紫外線量が増加します。紫外線ケアは夏からではなく早めが重要。また、冬でも外出時にはケアが必要です。

紫外線の種類で肌ダメージもこんなに違う!
UV-Aは波長が長く、真皮にまで届いてコラーゲンを破壊し、肌のハリや弾力を低下させ、シワを増やします。UV-Bはエネルギーが強く、ヒリヒリする日焼けや皮膚がんの原因です。メラノサイトを活性化させ、シミやソバカス、くすみなどを引き起こします。

1日のなかでは、昼前後が赤信号
紫外線量は、太陽の位置でも変化します。1日の中で、太陽の位置が高くなる、お昼前後は、太陽光線の量も多くなるため、紫外線量も増加します。
でも、これからの季節は、日照時間も長くなるので、朝夕も紫外線ケアを忘れずに行いましょう。

【2時間目/メラニンのしくみ】
シミのもとと言われる"メラニン"。どうして私たちの身体に存在しているのでしょうか? 敵を知るとつきあい方が見えてきます!

メラニンってなぜあるの?
メラニンというと「シミを作るもと」と私たちには不要のもの、悪いものと思うかもしれません。ですが、もともとは、紫外線を吸収して、肌やからだに紫外線の影響を与えないようにブロックする作用を持っているのです。簡単にいえば、自前のサングラスのようなもの。もしも、メラニンがなければ、強い紫外線が肌の細胞を攻撃することも。からだを守る機能もメラニンは持っているのです。

メラニン色素はこうやって活性化します
メラニンは、肌の表面にある表皮の一番下にある"基底層"という部分にある"メラノサイト"という色素細胞で作られます。メラノサイトは、アメーバーのように手足が伸びた形をしています。紫外線を浴びると、メラニンを作れ、という情報が届き、メラノサイトは、"チロシナーゼ"という酵素のサポートを受けて、メラニン作るのです。

●Check!チロシンキナーゼってなに?
メラニンの生成を引き起こす酵素です。このサポートを受けて、メラニンは黒色メラニンに変化をします。アルブチンやビタミンC誘導体などの美白成分は、このチロシナーゼの働きを抑える作用があり、注目されています。

●メラニン生成の3ステップ
1. チロキシナーゼが活性化し、チロシンがメラニンに変化

2. メラニンが濃くなる

3. シミが沈着する

メラニン色素とシミの関係
メラニンが生成されても、表皮が生まれ変わるいわゆるターンオーバーのサイクルがきちんと保たれていれば、シミとして残りにくくなります。ですが、紫外線を浴び続けることで、メラニン生成にエラーが生じて、過剰にメラニン生成が発生することも。ターンオーバーが追いつかず、シミとして残ってしまうのです。

肌以外にも体中に存在するメラニン色素
メラニン色素は、肌以外にもからだ中に存在しています。目は太陽光線によってダメージを受けないようにメラニン色素が守っています。また、髪の色もメラニン色素の量で違いが。人間だけでなく動物にも同様に存在しているのです。

人種、地域でメラニン色素はこんなに違う
メラニン色素は、人種によって種類と量が異なります。日本人やアフリカ系の褐色の肌や黒い髪は、赤系や黒系の"ユーメラニン"の含有量が多く、白色人種に多いのが黄系の"フェオメラニン"です。フェオメラニンの割合が高いと、紫外線のダメージを受けやすいと言われています。


【3時間目/紫外線対策の素朴な疑問】
これから紫外線がより強くなる季節が到来です。正しく知ってきちんと防御しましょう。

Q.日焼け止めを塗れば十分にガードできる?
A"ミルフィーユ塗り"で鉄壁の防御を!
日焼け止めに書いてあるSPF数値が高さ=防御力の高さですが、塗る量が少なかったり、塗り方が雑でムラがあったり、時間がたってくずれたりすると、数値通りの効果が得られなくなってしまいます。一度肌に塗って、なじんだらもう一度塗る重ね塗りを。また、化粧下地、ファンデーション、パウダーなどすべてSPF表示があるものでミルフィーユ塗りすると、紫外線防御効果はより高まります。

Q. 今更聞けない、SPF、PAってどういう意味?
A. UV-A、UV-Bから肌を守る指標です
SPFは紫外線防御効果を表す数値です。紫外線のUV-Bによって、肌が赤くなるのをどれぐらい防ぐかを示しています。PAは紫外線のUV-Aを防ぐ効果を示していて、+は4段階に分かれ、数が多いほど、効果の高さを表しています。

Q. 日傘で防ぐなどすれば、紫外線の影響は受けない?
A. 反射光により四方八方から紫外線は攻めてきます
夏の強い日差しには、日傘は重要なアイテムです。でも、日傘があれば完璧というわけではありません。日傘で防げるのは、上からの紫外線。紫外線は地表からの反射光があり、あらゆる角度から影響が。日焼け止めでのガードは欠かせないのです。

Q. 洗顔やピーリングでメラニンは落とせるの?
A. ターンオーバーを促進することはできます
ダメージを受けると滞りがちなターンオーバーを促すという意味では、洗顔やピーリングは有効なことも。ですが、シミを取りたいからと力を入れて肌を刺激するのはNG。逆に強い刺激がメラノサイトを活性化させてしまうことも。ターンオーバーを促すケアは、やさしいケアが基本です。また、紫外線は肌を乾燥させるので保湿ケアも充分に行って。

Q. 美白しすぎると肌が弱くなるの?
A. そんなことはありません。防御とダメージのWケアを
美白スキンケアで肌が弱くなるということはありませんが、肌タイプによっては乾燥や刺激が出ることも。肌に合うものをみつけることが大事です。また、美白ケアをしていれば、UVケアはいらないと思っている人がいますが、これは間違い。UVケアと普段の美白スキンケアで、紫外線の防御とダメージケアをセットで行うことが大事です。

Q. どんなスキンケアをすればメラニンに対抗できる?
A. 抗酸化作用、メラニン生成の抑制効果のあるものを選びましょう
基本は、防御とスキンケアです。SPFとPA数値が高い日焼け止めで紫外線を防御。さらに、抗酸化作用やメラニンの生成を抑える作用のあるものでケアを習慣に。また、食生活も重要です。抗酸化作用があるビタミンA、E、Cや肌を作るたんぱく質は積極的に摂るようにしましょう。

紫外線がメラニンを作るので、日焼け止めはとても重要です。しかし、それだけでは紫外線ダメージを完全に防ぎきれません。毎日のスキンケアでバリア機能を高め、紫外線に揺らがない肌を目指しましょう。

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雑誌『saita/咲いた』2018年8月号(7月7日発売 掲載ページP100~103)

特集「最新&即効!真夏の鉄壁UVケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

UVケアが美肌を育む!日焼け止めを毎日の習慣に
肌が老ける最大の原因は紫外線ダメージによるもの。肌老化の80%が光老化であるとの報告もあります。レジャーやアウトドアシーンだけでなく、日常生活の中でも紫外線対策は必須です。
紫外線はシミの素であるメラニンの過剰生成を引き起こすだけでなく、肌の奥の真皮にもダメージを与えます。コラーゲンやエラスチンが破壊されてシワができやすくなったり、毛穴が開いたりと徐々に肌老化が目立つように。また、紫外線はからだの免疫力も低下させます。美容だけでなく健康のためにも、紫外線対策は毎日欠かさず行いましょう。

【日焼け止め編】~朝のひと手間でシミを防ぐ!~
紫外線ダメージはシミのもと。一度できてしまうとそのケアには根気が必要です。
まずは正しいUVケアを身につけて予防美容を徹底。

Q1.日焼け止めは毎日塗らないとダメ?
A. はい。季節や天候によらず日焼け止めは毎日塗りましょう
日焼けの原因であるUV-Bはピークが6月終わりから7月くらいですが、UV-Aは年間を通してそれほど量に変化がなく、1年中降り注いでいます。日焼け止めまでが一連のスキンケアだと意識しましょう。
地上に届く紫外線には2種類あります。波長が短いUV-Bは肌が赤くなる日焼け(サンバーン)を引き起こし、炎症やシミの主な原因に。
一方、 UV-Aは肌の奥深くまで到達して肌の弾力、ハリを低下させます。UV-Aは窓ガラスも雲を突き抜けるため、一日屋内にいる日でも紫外線対策は必須。

Q2.正しい塗り方を教えて!
A. 表示の量の3倍を2回に分けて塗るのが理想的
たとえば、SPF50+・PA++++と紫外線防御力の高い日焼け止めでも、使用量が少なかったり、塗り漏れがあったりするとその効果は十分に得られません。表示の量より多めに取って重ね塗りしましょう。

POINT1
顔・首・デコルテまで塗るのであれば、表示の3倍くらいの量が必要。まずは半量を手に取り、まんべんなく伸ばすのがコツ。

POINT2
ベタつきが落ち着いたところで残りの半量を全体に重ね塗り、気になるところに重ね塗りする。焼けやすい頬や鼻筋は念入りに。首の後ろなど塗り忘れには注意。

Q3.日焼け止めで美白ケアもできる?
A. 美白成分配合の高機能なUVケアを取り入れましょう
ビタミンC誘導体などのスキンケア成分が配合されたものや、シミにつながる外部刺激から肌を守る処方のものなど、プラスαの機能がある日焼け止めを試してみましょう。

Q4.親子で同じ日焼け止めを使ってもいい?
A. はい。低刺激タイプがベター
親子で同じ日焼け止めを使う場合は、子どもが使えるものに合わせましょう。肌がかぶれさえしなければUVカット効果の高いものを使っても問題ありません。また、衣類などで物理的に紫外線から守るのもひとつの手です。

Q5.塗り直しが面倒で結局焼けちゃう...
A.メイクの上から使えるスティックタイプが便利
汗や皮脂で日焼け止めが流れるとムラ焼けの原因に。こまめに塗り直すのが最良ですが、化粧のヨレが気になる方にはスティックタイプの日焼け止めがおすすめです。

Q6.日焼け止め選びのポイントは?
A. 用途はもちろん、塗り心地も大切です
海やプールにはウォータープルーフタイプ、通勤時はファンデーションを重ねることを考えてSPF30前後のものというように用途で使い分けるとベター。日焼け止めは毎日使うものなので、塗り心地のよさやお手軽感など継続しやすいものを選ぶのもポイントです。

Q7.髪や頭皮は帽子で守るしかない?
A. スプレータイプの日焼け止めを取り入れてみて
最近は髪や頭皮など広範囲にさっと使えるスプレータイプの日焼け止めがたくさん出ています。仕上がりや香りで使い分けてみるのもおすすめです。

Q8.メイクでUV対策をするなら?
A. 紫外線をはね返すパウダーをこまめにオン!
日焼け止めだけを塗るよりも、パウダーだけを塗ったほうが紫外線防御効果が高いというデータも。お粉に含まれる顔料には紫外線をはね返す効果があるので、メイクの仕上げやお直しで使うといいと思います。

Q9.レジャー前にできる日焼け対策って?
A. 飲む日焼け止めでカラダの中から抗酸化力を高めておきましょう
紫外線ダメージからのディフェンス力を強化する日焼け止めサプリがおすすめです。抗酸化力が高まるので、顔だけでなくボディや目の日焼け予防にも最適です。

【アフターケア編】~日焼け後の3日間が勝負!~
紫外線を浴びてからメラニンが生成されるまで、72時間の猶予があるといわれています。ただし、紫外線に当たって一旦入ったスイッチは止めることは出来ません。早め早めのケアを心がけましょう。
Q10.日焼けして肌がヒリヒリ。すぐ美白しないとシミになる?
A. まずは炎症を鎮静する。美白はそのあと!
肌のバリア機能が低下しているときに美白をすると刺激になるのでNG。肌に痛みや熱がある場合は、まず濡れタオルなどで冷やして炎症を鎮めましょう。そのあとはクリームやバームなど低刺激のもので保湿を。

Q11.うるおいも美白も両方ケアしたい!
A. うるおいを与えつつ、クリアな肌をサポートするアイテムを投入!
日焼けの炎症が落ち着いたら、とにかく保湿をして肌のバリア機能の回復を図りましょう。保湿力が高く、さらに美白有効成分が配合されているアイテムは透明感アップにも効果的です。

Q12.シミが濃くなった気がします。どんなケアが有効ですか?
A.  肌の代謝を高めてシミを排出させましょう
一度できてしまったシミは排出することでしか薄くなりません。そのためには肌の代謝を上げることが必要です。代謝が上がると美容成分の浸透がよくなるので、保湿や美白などのコスメの効きもアップします。

Q13.夏の終わりは肌がゴワゴワ...
A. 古くなった角質をオフしましょう
肌のゴワつきはターンオーバーの乱れが大きな要因です。酵素洗顔などで古い角質をやさしくオフして代謝を促しましょう。乾燥が大敵なので保湿も念入りに行って。

日差しが急激に強くなるこれからのシーズンは"肌がもっとも老けやすい"時期でもあります。今こそ正しいUVケアを身につけて、シミやシワなどのトラブルを未然に防ぎましょう。
是非、ご一読ください。

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