2016年2月13日

雑誌『サンキュ!』2016年3月号 (2月2日発売 掲載ページP88~97)

特集「もしかして年より老けて見られてませんか?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
実年齢よりも老けてみられたら、やはりショックなものです。自分が老けたと思う瞬間は、シワ、シミ、クマを見たときという声が多く、実は普段の習慣で悪化させていることもあるのです。
そこで『そのお肌の「NG習慣」がますます老けてみせてました』では老け顔のNG習慣をシワ、シミ、クマの項目別に解説しています。日常のケア、メイク、食べ物など...ついつい続けてきた日頃の生活の中に、お肌のNG習慣が沢山潜んでいます。良かれと思ってしていたことが、逆効果・・・とならないように、しっかり美肌知識をバージョンアップいたしましょう。
『年齢より若くキレイ人の「美容習慣」15』では、実年齢を重ねても美しく輝くTEAM美魔女の美容習慣が紹介されています。日々の暮らしの習慣が若さの秘訣。TEAM美魔女のなかでも特に実践率が高い習慣には、美しさを保つヒントがあるはずです。
そこで、慶田院長が皮膚科専門医として、TEAM美魔女のほとんどの方々が行っていたスキンケア法や、紫外線対策について、皮膚科専門医の立場から解説しいています。
是非ご一読ください。

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2016年2月 9日

WEB『A-Beauty』2016年2月9日

『更年期相談室34 ひどい花粉症、今すぐ何とかしたいときの解決策』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
前回VOL34で、今年の花粉症の傾向と対策についてお話ししていますが、今回続編で最新の花粉症治療について解説しています。

『薬を飲むなら症状が出る前から、が原則』

今年も花粉情報が飛び始めた地域が増え、しゃみ、鼻水、目のかゆみ...と花粉症の人には悩ましい季節になりました。
そこで、「つらい花粉症、すぐになんとかしたい!」という方に、花粉が飛散し始めてからでも間に合う副作用のない治療があります。
まず、花粉症の抗アレルギー剤や漢方薬などの内服薬は、花粉飛散前、症状が出始める前から飲むことがとても大事です。そうすることで症状を軽減し、効果を高め、薬の飲みすぎも抑えられます。
「今年こそは治っているかも...と思って」と症状がつらくなるまで飲まずに我慢するのはNGです。かえって、薬の量が増えてしまったり、強い薬じゃないと効かない...ということにつながります。

『ボトックスを点鼻すると瞬時に軽減できます』
「ボトックス」の点鼻薬は、重症の花粉症に即効性ある治療法として、今、注目されています。
銀座ケイクリニックでは、シワ治療で使われている「ボトックス」を使った花粉症治療を行っています。シワ治療とは異なり、ボトックスを針を使って注射するのではなく、鼻腔に点鼻するだけですから痛みもありません。もちろん麻酔は不要で、ダウンタイムもありません。早い方では、点鼻当日から鼻水・鼻づまり・目のかゆみなど症状を抑えることができる最新の治療法です。マスクを着けなくてすむので、化粧崩れなどを気にしなくてすみます。

『副作用もほとんどありません』
ボトックスの神経伝達物質(アセチルコリン)の放出をブロックする働きを応用して、鼻の粘膜の神経の働きを抑制し、鼻水などの分泌を止め、花粉症の症状を軽減させます。
施術は、横になった状態で少量のボトックスを細いシリンジで点鼻し、数分後に鼻をかんで終了します。軽くうがいをして、すぐにお帰りいただけます。当日から飲酒や入浴などの制限もありせん。鼻炎薬特有の口や鼻の乾き、眠気、だるさが出ないため、仕事や車の運転など、日常生活に支障をきたす心配もなく、抗アレルギー薬の内服も併用できます。
効果の持続には多少の個人差はありますが、1回の点鼻で、約2~4週間程度持続します。2~3回の治療で1シーズンの花粉症の症状を抑えることができて、治療回数を重ねても、効果が低下することはありません。

『ほかの施術と比較してみても...』
粘膜をCO2レーザーなどで蒸散させるレーザー手術は、鼻粘膜の慢性的な肥厚と重度の鼻閉があり、いびきもひどい方には有効な治療です。日帰り手術で、切除術と比較して出血はないものの、効果の持続期間は半年~1年程度と短い点が問題といえます。
一方ボトックス点鼻は、麻酔も不要で5分で治療できるため、ストレスなく繰り返し行うことができます。飲み薬と比較すると、花粉症へのボトックス点鼻は、飲み薬のように眠気やだるさもでないため、仕事や勉強、車の運転など、日常生活に支障をきたす心配がありません。花粉飛散1か月前から飲み始める必要がなく、花粉症の症状が出てからも効果を発揮します。
費用は自由診療なので病院によって異なりますが、銀座ケイスキンクリニックではボトックス点鼻1回通常15,000円を、花粉飛散シーズン特別キャンペーン8000円でお受けいただけます。
今年は早めに対策を始めて、ラクに乗り切りましょう。

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2016年2月 8日

イオン導入(イオントフォレーシス)の効果と特徴

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お肌にビタミンA(医療用レチノール)とビタミンC、アミノ酸などを配合したトリートメント剤を塗り、微弱な電流を流してイオン化し、有効成分をお肌の内部へと浸透させます。特に、ビタミンAをお肌に充実させることで、下記のような効果が得られ、透明感のあるきめ細かい美肌に導きます。






導入に使用する製剤はプロアドバンスAジェル、セラムCA3のいずれかを肌質に合わせて選択します。

ca3.jpgビタミンAの美肌効果

【紫外線・活性酸素から守る】
ビタミンAは皮膚表面と中に存在するだけで、紫外線の光線エネルギーを受け止め、細胞が損傷するのを防ぐ「紫外線吸収剤」としての役割を果たします。ただし、光線エネルギーを受け止めるとビタミンAは破壊され、その働きを失ってしまいますので、定期的に補給する必要があります。
フリーラジカル(活性酸素)は、細胞の電子を奪い、それを破壊してしまうといわれています。これに対しビタミンAは抗酸化物質の一つとして、フリーラジカルの攻撃によって足りなくなった電子を補充し、この破壊活動から細胞を守る機能を発揮することが期待されています。

【表皮を丈夫にする】
ビタミンAは皮膚のターンオーバーを促し、ゆがんだ表皮構造を補修します。また、表皮細胞の成長を促し、厚みのある丈夫な表皮になります。自らの力でNMF(天然保湿因子)や角質細胞間脂質が作られるので、角質のバリア機能も強化され、肌自体の保湿力が高まり、刺激に強いお肌に変わっていきます。

【真皮のハリと弾力を取り戻す】
ビタミンAはコラーゲンやエラスチン、グリコサミノグリカンの生成を促すことで、真皮の構造を強固にします。また、コラーゲンが壊されないよう保護する役割もあり、シワとたるみを防ぐために欠かせないビタミンなのです。


イオン導入(イオントフォレーシス)のリスクとダウンタイム


<痛み>無し <腫れ>無し  <内出血>無し
shutterstock_1019073862.jpg痛みと腫れのない治療です。施術直後からメイクをしてお帰り頂けます。
電流が流れている間、かすかな刺激を感じますが、不快でない程度に調整します。
レチノールの作用は、レチノイン酸に比較してマイルドではありますが、イオン導入では外用の40倍以上浸透するため、「レチノイド反応」が生じることがあります。この反応は保湿のみで自然に落ち着きますが、辛い場合はご相談ください。あらかじめレチノールの外用をしておくと出にくくなります。

ジェントルレーズ、フォトフェイシャルM22、スマスアップ、タイタン、ジェネシスなど、皮膚に傷をつけない照射治療の後に導入する際は、レチノイド反応は通常軽く、生じない場合もあります。ダーマローラー、スカーレットRF(スカーレットS)、CO2フラクショナルレーザー照射など、皮膚に微細な傷をつけた後に導入すると、より大量のビタミンAが浸透するので、1日半後から数日間軽い乾燥などのレチノイド反応が見られます。

ダーマローラースカーレットRF(スカーレットS)CO2フラクショナルレーザー照射後に導入を受けられた場合は、それぞれの治療後の施術ページをご参考にスキンケアとメイクアップを行ってください。

※「レチノイド反応」(通称「A反応」)は、ビタミンAが不足している肌(新陳代謝の遅い眠っていた肌)に、急に多くのビタミンAを補給した時、肌の新陳代謝が促進されることで、まれに起こる反応のことです。これは一時的に、乾燥感や皮剥け、赤み、かゆみ、ニキビの新生などが生じます。「レチノイド反応」は、毒性反応でもアレルギー反応でもありませんので、皮膚がビタミンAに慣れるに従い、自然におさまります。

イオン導入(イオントフォレーシス)の持続と頻度


外用に比べ、40倍の浸透効果が認められています。月に一度4~5回の施術で、キメと毛穴の引き締まり効果、透明感のアップ、ニキビの改善効果を実感頂けます。ビタミンAは日々さらされる酸化ストレスによって消費されてしまします。ですから、定期的な補給が必要となります。


イオン導入(イオントフォレーシス)の禁忌事項


無治療の皮膚炎や生傷、感染症がある方は、この治療を受けられないことがあるのでご了承ください。まず治療を優先させ、回復後にイオン導入治療に入ります。炎症のある赤ニキビ、膿をもったニキビがあっても、イオン導入治療はお受けいただくことができます。また、安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。詳細はお問い合わせ下さい。

2016年2月 7日

WEB『A-Beauty』2016年2月8日

『更年期相談室33 花粉症、今年の傾向と対策は?』に慶田院長の監修記事が掲載されまた。
『今年こそ治っているのでは...と花粉症の薬を我慢していませんか?』
花粉症の人にはつらい季節がやってきます。
悩ましい季節...進化している花粉症薬の情報とともに、薬は最小限に、症状は最大限に抑えたいものです。
「今年こそもしかしたら治っているかも...」と淡い期待を抱き、薬を飲まずギリギリまで我慢している...という方もいらっしゃるのでは。残念ながら、花粉症をはじめ、アレルギーの病気は、発症すると治療しない限り、放っておいて治ることはほとんどありません。

『処方薬と市販薬の違いは?』
まず治療をするうえで、病院の処方薬と市販薬とでは違いがあるのでしょうか?
薬の成分は同じものが多いのですが、数多くの薬の中から副作用を最小限にし、症状を最大限に抑えるためには、自分に合った薬を選択することが重要です。そのために、まず病院で診断を受け、症状の度合いや出方、生活習慣を総合的に判断し、最適な薬を処方しもらいましょう。
花粉症治療薬は、近年かなりの進化を遂げています。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみを抑える「抗ヒスタミン薬」は、以前はよく効く半面、のどの渇きや眠気の副作用がありました。しかし、「第2世代」の抗ヒスタミン薬が出て副作用がかなり軽減しています。また、「遊離抑制薬」というヒスタミンを出にくくする薬は、副作用がさらに少なく、くしゃみ、鼻水に効果的です。ただし、飲み始めるタイミングが重要で、それこそが症状撃退のキメ手です。

『花粉が飛ぶ前に、薬を飲み始めるのがポイント』
これらの副作用の少ない薬は、効果が現れるのに2週間程度かかり、ひどい症状が出てからでは効果が出にくい薬です。
そこで花粉が大量に飛ぶ前(まさに今)から薬を飲み始める「初期療法」が有効。
症状を軽くし、さらに症状が出る時期も先延ばしにできるため、薬の量も減らせます。

『薬以外の新しい治療法も!』
ほかに治療法としては、アレルゲンそのものをごく少量ずつ注射などで投与し、抗原に対する反応を弱めて根治を目ざしていく「アレルゲン免疫療法(減感作療法)」や、鼻の粘膜をレーザー照射して、1シーズンだけ症状を抑える「レーザー手術」などもあります。これらは、花粉が飛び始める前に行うと、効果的な治療です。さらにボツリヌス療法という飛び始めてからでも効果がある新しい治療法もあります。
また基本ですが、外出時のマスク、メガネや、花粉を家の中に入れない対策は想像以上に有効です。
ボツリヌス療法については、VOL34で詳しく紹介します。

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