2017年5月 1日

雑誌『&ROSY』2017年6月号(5月23日発売 掲載ページP153)

特集「2017年夏、"大人の女"に"ムダ毛"はいらない!」の記事内にオススメのクリニックとして当院が掲載されています。

今シーズンの流行ファッションはオフショルダー、抜き襟、肩出しなど肌露出が高めです。毎年、薄着の季節になると決まって「なんとかしなくては!」と感じるものですが、特に今シーズンは流行の観点からも"ムダ毛ケア"なしには過ごせません。
ファッショントレンドに合わせて、うなじ~背中、わき、腕・脚、手足の指、デリケートゾーンのパーツ別に、ベストなケア方法が紹介されています。

◎うなじ~背中
自分で見づらいパーツだけに産毛放置率が高い部位です。背中や肩を出すデザイントップスが春から流行し、なかでも前後のギャップが魅せどころの抜き襟シャツや、露出度が高いわりに嫌味じゃないオフショルダーは取り入れやすく、購入された方も多いのでは?今年はバックスタイルにも気が抜けません。手が届かずに放置しているうなじ~背中は要注意です。
自分で直視できないパーツなので、人に剃ってもらうことをオススメします。もし自分で剃る場合は、剃りムラや剃り残しがないように合わせ鏡で確認しながら、柄の長いシェーバーを使用するなど工夫し、刃の当たる角度が深くならないよう気を付けましょう。

※自分では見えない部位を完璧に仕上げるのなら、定期的にクリニックでのレーザー脱毛を受けましょう。プロに任せるのが賢い選択です。

◎わき
すでにクリニックやエステサロンで脱毛済みの方も多いパーツですが、「最近1~2本見つけた!」という声も聞きます。ノースリーブニットなどは、コンサバ感とヌケ感のバランスの良さに、シンプルで出番も多めのアイテムですが、手を大きく上げるとわきが丸見えです。以前脱毛済みでも注意が必要なのです。

≪エステサロンの「光脱毛」とクリニックの「レーザー脱毛」の違い≫
・光脱毛:複数の波長を含んだ光で穏やかに減毛。エステの機器は弱いので1部位の脱毛効果が得られるまで、およそ2~3年と長くかかります。施術はエステティシャンが行うので、色黒肌や男性のヒゲではヤケドなどのトラブルも。
・レーザー脱毛:メラニンの黒い色素に吸光度の高い単一の波長が作用する医療用レーザーを用いるので、医師の診察と管理のもとで行われます。毛と毛を作る器官へ集中的に熱を集めて照射するので減毛率が高く、厚生労働省は医療機関での施術を薦めています。

◎腕・脚
広範囲だからこそ、うっかり剃り残しなどが目立ちやすい要注意パーツです。流行の裾広がりのシルエットが美脚効果抜群のフレアスカートですが、裾からのぞく脚に目が行きます。きちんと処理しているつもりでも「どうしてここだけ!?」と、処理漏れも頻出する部位のため、デイリーケアは甘く見ず念入りに!油断大敵の"シェービング法"を見直しましょう。
・ついついやりがちなお風呂場での「泡でムダ毛処理」は絶対ダメ!!
石鹸には角質のバリアを角質細胞間脂質を溶出させてしまうため、カミソリを当てると肌へのダメージは数倍に。面倒でもシェービング剤や保湿剤を使用しましょう。
・どこの部位でも、カミソリは毛が生えている方向に沿って軽いタッチで動かします。逆方向に剃ったり、同じ部位に連続で刃を当てると肌を痛める原因になります。
※正しく剃っても、ある程度は肌に負担がかかっているので、冷却後、刺激の少ないオイルやクリームもので保湿をしましょう。

◎手足の指
面積は狭くとも目立ち度はトップクラスなパーツです。何かを差し出したり、人と対面したりしているときの手元は、自分が思うより見られているものです。指先が目立つリングの重ね付けや、ヌーディーサンダルなどでは確実に目が行ってしまいますね。細かい部分だからこそ要チェック!他のパーツ同様、毛流れに沿ってシェービングしましょう。

◎デリケートゾーン「V・I・O」
季節関係なく気にはなるけどアクションしづらいパーツです。最近では人気の脱毛部位ではありますが、まだまだ未処理の方も多いのが現状のようです。これからの季節は、水着になる機会も多くなるからこそ、これを機会にケアを始めましょう。
V:前から見える部位の三角地帯。レーザー脱毛する際は両サイドや上部分を減らして面積を小さくするのがオススメです。
I:自分ではほとんど目にすることがない、股の間の部分。ここを減らすと蒸れやニオイ防止にもなります。
O:お尻の穴のまわり。Iの延長上に生えていることが多く、つるりとさせれば衛生的。
※デリケートゾーンのセルフ剃毛は目視が必須です、少しずつ丁寧に剃って下さい。力を入れて剃ると肌を傷つけてしまう可能性があります。こちらもクリニックでのレーザー脱毛でプロに任せことをおすすめします。火傷しやすい部位なので、エステではなく医療機関にご相談を。

当院でレーザー脱毛に使用するジェントルレーズ(Gentle LASE)は、レーザー照射の直前に冷却ガスが表面を冷やし、安全で確実な減毛効果に定評があります。痛みに弱い方にもオススメです。

『医療レーザー脱毛』


是非、ご一読下さい。

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雑誌『家庭画報』2017年5月号(4月1日発売 掲載ページP222~223)

特集「50代からのお悩みに、もしもしビューティウェルネス相談室」に慶田院長の監修記事が掲載されました。


今月のお悩み、【シミのような、ポツポツが、首やフェイスラインにできて気になります】

当院でもご相談が多いお悩みです。これは実はシミでは無く、皮膚の良性腫瘍の場合がほとんどです。

腫瘍には種類があり、各々の治療法が異なるので、必ず皮膚科専門医を受診してくださいね。

◎美白ケアで消えないシミは脂漏性角化症の可能性大

コメカミから耳の前、首すじやデコルテにできるポツポツ。シミのようでありながら立体的に盛り上がって意外と目立つのが気になりますよね。

シミ(老人性角化症)と勘違いしやすいのですが、実は脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)の可能性が高いのです。早い方だと20代終わり頃から現れ始め、50歳を過ぎると男女を問わず8割以上の方に現れます。数は個人差が大きく、少ない方で2~3個、多い方では100個以上に及ぶこともあります。時間が経つとともに大きくなり、日本人は黒く目立つケースが多いのが特徴です。

脂漏性角化症は老人性イボとも呼ばれ、加齢による老化現象です。首のイボはアクロコルドンと呼ばれ、いずれも良性の皮膚内腫瘍です。シミだと思って美白ケアをしてもよくはなりません。CO2レーザーを照射し、皮膚表面を削り取る施術をおすすめします。施術による出血はなく、すりむいたような傷ができ、1週間前後で新しい皮膚ができます。赤みも1~2か月で消え、ほんのりピンク色にきれいに治ります。数が多い場合、サイズが大きい場合は、2~3回に分けて施術を行います。脂漏性角化症の保険治療では液体窒素による凍結療法が主流ですが、施術後に輪ジミのような色素沈着が残りやすく、見た目の美しさを優先するなら、CO2レーザーの照射をおすすめします。

脂漏性角化症の原因には、遺伝や紫外線などもあります。海のレジャーに親しんでいる方の背中に多く見られ、手の甲などにできやすいことからもわかるように、紫外線で誘発されるので、施術後の再発防止のためはもちろん、普段から日焼け止めをこまめに塗り、予防することも大切です。

◎まぶたや額などに出る白いポツポツは稗粒腫

まぶたや頬、額に出る、小さな白い粒のようなポツポツ。これは稗粒腫と呼ばれ、角質が入った袋状の良性腫瘍です。湿疹やかぶれ、小さな傷などが誘因となり、真皮内に小さな嚢腫ができます。治療は、注射針やCO2レーザーで皮膚に穴を開け、袋ごと押し出し除去します。施術の傷口が閉じるまでの期間は、注射針で穴を開けた場合は1~2日、レーザーで開ける穴も小さいので2~3日でふさがります。稗粒腫は皮膚の浅いところにできた角質の塊です。塊さえ取り出してしまえば、なめらかな肌を取り戻せます。


◎目の下のポツポツは汗管腫の可能性も

脂漏性角化症や稗粒腫より割合は少ないものの、目の下に集中して肌色のポツポツが出ている場合は、汗管腫の可能性もあります。汗管腫はホクロと同様、真皮内にできる良性腫瘍です。エクリン腺という汗腺由来のもので、主に目の下やまぶたにポツポツと集中して出ます。数が多い場合1度に取り去ることが難しく、目立つものからCO2レーザーで腫瘍を削り平にしていきます。

同時に当院では、小さなドット状に照射するフラクショナルCO2レーザーを併用して肌を再生させる治療を併用します。これを1~2か月ごとに、3~4回繰り返すことで、凹凸がなめらかになっていきます。施術を受けるごとに赤みが1~2週間ほど続くのですが、目の下は施術の傷跡の治りがよく、傷口さえ閉じればメイクでカバーできます。フラクショナルCO2レーザーによりちりめんジワも解消されるので、若々しい目元が復活します。


◎ポツポツがなくなると肌は一気に若返る

ポツポツの悩みは、年齢が年齢なだけに、できても仕方ないと諦めてしまいがちですが、取り去ることによぅて、驚くほど若々しさが復活します。肌の若々しさの決め手は、色ムラのなさ、凹凸のなさ、整ったきめと水分量にかかっています。ポツポツというでっぱりは、存在するだけで老けた印象に見えてしまいます。脂漏性角化症のように黒さが目立ったり、数が多かったりすれば、ほかの部分の肌がどんなにきれいでも、年齢を感じさせてしまうのです。残念ながら大きく育ててしまうと一度取っても再発の可能性はありますが、肌がなめらかになる喜びは代えがたいです。再発した場合も、またCO2レーザーで処置すれば良いので簡単です。悩んでいるのなら、思いきってとってしまうことをおすすめします。その際、重要なのは診断です。成熟世代の場合、脂漏性角化症、稗粒腫、汗管腫などのポツポツは、一般的に見分けるのが難しく、皮膚科専門医による正しい診立てが欠かせません。また、これらはシミ(老人性角化症)や肝斑などと併発することも多く、ときにメラノーマなどの皮膚がんの場合もあります。治療が数回にわたるケースもあるので、信頼できる医師のもと、治療計画をきちんと立てましょう。


《腫瘍の種類と治療法》

・脂漏性角化症⇒CO2レーザー

表皮内腫瘍、黒ずみ、凹凸などを伴う、フェイスラインや目の下頬、背中などに頻発します。

・アクロコルドン⇒CO2レーザー

真皮内腫瘍、肌色の小さな突起、首や脇の下など関節部に見られます。

・稗粒腫⇒針で穴を開けて粒を出す、CO2レーザー

真皮内腫瘍、ころっとした粒状、目まわりや額、首などに見られます。

・汗管腫⇒フラクショナルCO2レーザー+CO2レーザー

真皮内腫瘍、目の下やまぶたにみられます。

・細胞性母斑(ホクロ)⇒CO2レーザー

真皮内腫瘍

・メラノーマ(悪性黒色腫)⇒手術

皮膚がん、専門医が診察し疑いがあれば全摘し病理で確認します。

《脂漏性角化症の治療例》

ぼんやり茶色くシミのように見えますが、実は脂漏性角化症で、CO2レーザーで脂漏性角化症を蒸発させ、皮膚表面からごく浅く削り取ります。


《検査で初めてわかるポツポツの正しい診断》

一般人の目にはシミやニキビと同じように見えるポツポツ。正しい診断こそが、適切な治療への第一歩です。ダーマライトやダーマスコープなどで皮膚の状態を詳しく検査することで、ときにホクロのがん、メラノーマや基底細胞癌が見つかり、早期発見、早期治療に繋がります。

当院『CO2レーザー治療』

当院『フラクショナルCO2レーザー治療』

ポツポツとともにシミや肝斑を併発している場合は、フォトフェイシャル(IPL)を併用して治療を進めます。銀座ケイスキンクリニックでは、ルミナス社の最新マシン、フォトフェイシャルM22を使用し、シミだけでなく、術後の赤みや、毛細血管拡張症、赤ら顔も同時に改善させ、色むらのない美肌に肌質を変えていく治療が好評です。

当院『フォトフェイシャルM22』 

是非、ご一読くださいませ。


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