口元・唇
口元は、その人の第一印象を大きく左右する部分です。また、女性のふっくらした唇や口元の動きに魅力を感じる男性は多いと言われております。反対に、下品な印象を与えたり、だらしなく見せたりしてしまうのも、口元次第です。また加齢に伴い、唇のボリュームが減り、縦ジワが増え、法令線やマリオネットラインが目立ってくると一気に老けて見える部位と言えます。
銀座ケイスキンクリニックでは、ヒアルロン酸による唇形成、シワの改善、ボトックス注射による口角挙上などダウンタイムが短く印象を変えることのできる施術を取り揃えております。
注入や照射治療の経験豊富な皮膚科専門医が、最適な治療を組み合わせてご提案し、お一人お一人に合わせ、口元・唇の悩みを一緒に解決してまいります。
口元・唇の治療一覧
ヒアルロン酸注入(クマ・シワ)
ヒアルロン酸注入(True Lift)
ヒアルロン酸注入(唇形成)
ヒアルロン酸注入(非架橋製剤手打ち)
ボトックス注射(ガミースマイル)
笑うと歯茎が見えるガミースマイルの治療方法は2種類あります。メスを一切使わずに治療する「ボトックス法 」、「骨削り手術」(上唇と歯ぐきの間隔を狭める手術)です。ダウンタイム(日常生活に支障が出る期間)や合併症、費用面から、ボトックス(ボツリヌストキシン製剤)注入による治療を銀座ケイスキンクリニックではおすすめしております。上口唇挙筋の収縮を弱めることで、上口唇のめくりあがりを抑える治療法で、効果は半年から1年持続します。2ポイントに少量のボトックスを注入するだけなので、注入後の痛みや腫れ、内出血はほとんどなく、周囲の人に気づかれません。ガミースマイルを解消して思いっきり笑いましょう。
ボトックス注射(口角拳上)
上品で美しい口元は、その方の雰囲気を伝える重要なパーツの一つです。上がった口角は人に安心感や好印象を与えるのに対して、下がった口角は「怒っているかな」と他の人の誤解を招くケースがとても多いようです。口角下制筋にボトックスを注射し、口角を下に引っ張る力を弱め、相対的に口角挙上筋と大頬骨筋の力を強めて口角を上げる治療です。簡単な注射だけなので施術時間はわずか5分程度で終了いたします。口角を下げる運動は、え段(え・け・せ・て・ね)の発音時に必要なので、1か月ほど舌足らずな発音になることがあります。アナウンサー、俳優など話のプロはお受けいただきにくい治療となります。
アキュチップ(フォトブライト)
光を使ったシミの部分照射治療器です。日本人の肌質では、薄いシミへの反応が悪く、炎症後色素沈着が濃く長く出やすいので、当院ではピコレーザー『ピコウェイ』のピコスポット照射を行っています。
フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)
ウルセラ(ウルセラシステム)
ブルドックのように口角横にできる「頬のたるみ」とその内側に下方に走る「マリオネットライン(よだれジワ)」は老け顔の代名詞であり、不機嫌に見えてしまうので治したいポイントです。シワにヒアルロン酸を注入すると、浅くすることは出来ますが、消し切ることは出来ません。口元の崩れの原因はお顔全体の土台ともいえる、スマス筋膜層と皮下組織を構成するコラーゲン線維の劣化によるからです。つまり、もっと上方の頬全体のたるみ改善が求められます。ウルセラシステムは、世界で初めて、スマス筋膜層と皮下組織、真皮の3層に働きかける超音波式リフトアップ治療器です。3層に点状の熱凝固点を作り、コラーゲン線維を収縮させ、大量のコラーゲン線維を再生させます。現時点では最も強力で効果の持続期間も長いリフトアップの最高峰照射機器と言えます。緩んだ皮膚を引き締め引き上げて美しい口元を作ります。
ソノクィーン
口元のたるみやシワの原因はお顔全体の土台ともいえる、スマス筋膜層と皮下組織を構成するコラーゲン線維の劣化、顔面靭帯の衰えなどが複雑に絡み合って生じます。これまでのように、表皮から真皮といった浅い部分への施術では浅いシワは改善できても、たるみの根本治療は出来ません。ソノクィーンは、ウルセラシステムと同様の仕組みで、超音波を用いて皮膚のたるみを強力にリフトアップする照射治療器です。皮膚の表面には傷をつけずに、高エネルギーを点状に正確に狙った層へ作用させます。施術直後には伸びたコラーゲン線維の収縮による引き締め効果が、長期的には新しいコラーゲン線維の再生により、緩んだ皮膚を強力に引き締めます。ソノクィーンは直径5mmという先端の小さなトランスデューサーで、ほうれい線基部や口周りのスモーカーズラインやマリオネットラインまで、こだわり抜いたニッチな治療ができます。頬のたるみをウルセラ照射で引き上げ、細部はソノクィーン照射を組み合わせると効果的です。
ショッピングスレッドリフト
お口周りは、法令線やマリオネットライン(口角から顎にかけて縦に走る線状のシワ)など、頬のたるみが影となり、シワとたるみが目立ちやすい部分です。ヒアルロン酸を注入して影を埋めることでシワを持ち上げ、たるみを目立たなくすることは出来ますが、やはり、頬自体のたるみ、ゆるみ自体を改善することはできません。そこで、口回り~頬全体に極細の吸収糸をたくさん挿入すると、ご自身のコラーゲン線維が増えて密度がアップします。治療から2~3カ月で口元から頬がリフトアップし、口回りのたるみ、シワが解消されます。
カニューレスレッドリフト
カニューレスレッドリフトは、ショッピングスレッドの効果を高めた進化形の吸収糸による切らないリフトアップ治療です。糸は小さなギザギザ(コグ)がついた生体安全性が高いPDO(Polydioxanone)で、組織に適度に引っ掛かるので、頬位置を上げ、たるんだ輪郭をリフトアップし、ほうれい線やマリオネットラインも直後から改善させます。最大のメリットは、ダウンタイムが少なく、効果が高いことです。糸が細い鋭針に装着されているショッピングスレッドと異なり、先端の丸い鈍針(カニューレ針)に装着してあるため、内出血はほとんど生じません。また、糸の太さもショッピングスレッドに比較してやや太く、棘(トゲ)の固定効果が高い点も魅力です。特に、50代以降のマリオネットラインや口元のたるみは、治療に難渋するので、ウルセラリフトとカニューレスレッドリフトのコンビネーション治療がおすすめです。

