2019年3月 3日

雑誌『美ST/美スト』2019年4月号(1月17日発売 掲載ページP162)

特集「綺麗すぎ!新50代はアンチエイジングよりニュートラルエイジング主義」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

<うるおってシミがない 肌年齢が若い人の肌は柔らかい!>
50代でお肌がキレイな人に共通していることは、見た目で‟肌が柔らかい印象"ということ。そこで美STの美肌読者の肌を探ってみることに。精密な肌測定器で表面水分・深部水分・弾力・油分の数値を計測してみました。
すると、見た目に潤い感があり柔らかい印象のお肌を持つ方では、皆さんそろって数値が高い結果となりました。数値が高いということは、実際の年齢より肌年齢が若いことを示しています。今回調査をした読者の方々は、実年齢より-5歳~-10歳でした。

なぜ柔らかい肌が若々しく見えるの?
年齢を重ねた肌はターンオーバーが滞り、保水力・バリア力共に低下します。低下したバリア力を補おうとするため角層が厚くなるので、カサカサでゴワゴワという印象になるのです。代謝の落ちた肌はシミができやすく、弾力を失うとシワやたるみの原因に。
一方、健康的な角層はミルフィーユ状で、みずみずしく柔軟でなめらか。今からでもお手入れで柔らかい肌は取り戻せます。

柔らか美肌さんたちに共通しているスキンケアの極意5カ条

① スキンケアはこすらない!
クレンジングはメイクや皮脂といった油汚れを落とすためのもの。脂と油を「乳化」させるステップが必須です。クレンジングを肌にのせたら、こすらずに手のひらでじっくりなじませて乳化させるのが、トラブルを起こさないクレンジングの作法です。

② シミ対策は内服で365日
シミケアは飲んで継続するのが多数派。
当院のシミ内服薬の成分は、シミを予防し、高い抗酸化作用やハリ・弾力をアップするビタミンC、抗炎症、抗プラスミン作用でメラニンの生成を抑制し、肝斑の特効薬であるトラネキサム酸、肌のターンオーバーを促し、新しい細胞への生まれ変わりを助けるハイチオール、ビタミンCとの併用で相乗効果のあるビタミンEの4種類を基本としています。

③ クリームで肌体力をつける
乾燥肌や敏感肌のようにバリア機能が低下しがちなエイジング肌は、刺激から肌を守り、栄養を与えるためのクリーム保湿がおすすめです。
④ 日中もおかわり保湿
スキンケアは朝晩の保湿+肌の乾きを感じたらメイクの上からも即保湿。スプレータイプを活用したり、乾燥肌にもなじみが良く、バリア機能を高めるステック状のバームや美容液などを活用するのも手。目のまわりにはこすらないように、とんとんと指のはらでバームをなじませると、メイクのヨレも気になりません。

⑤ たるみ対策は医療に頼る
コスメだけではなかなか止められないのがたるみ。スキンケアで肌を柔らかく保つだけでなく、美容医療を上手に取り入れるのも賢い選択です。
メスを使わない美容医療で、肌の表皮や真皮層だけでなく、さらに深いスマス筋膜層や皮下組織、真皮へのアプローチが叶う時代。たるみの原因別に照射治療やダウンタイムが少ない糸によるリフトアップ治療がおすすめです。たるみが深刻になる前に定期的にクリニックでケアが賢明です。ノーダウンタイムの照射治療『ウルセラリフト』と『サーマクールFLX』のコンビネーション治療が人気です。いつでも相談できるかかりつけのクリニックをみつけましょう。

是非、ご一読ください。

関連施術:
たるみ
ウルセラリフト
サーマクールFLX


bst201904011.jpgbst20190403.jpgbst20190402.jpg

bst20190405.jpgbst20190404.jpg

雑誌『andGIRL/アンドガール』2019年3月号(2月12日発売 掲載ページP141)

特集「花粉の憂鬱さにさようなら、肌が揺らいだときのスキンケアとインナーケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

ついにやってきた花粉シーズン!涙や鼻水でメイクしても崩れ、テンションだだ下がりなんて方も多いのではないでしょうか。
さらに、普段と同じスキンケアをしているのに、ピリピりしたり、かゆみが出たりと、肌もデリケートになりがちです。そんなツラい花粉の季節を乗り切るケアについてご紹介しています。

【肌ケア編】肌が揺らいだときのスキンケア&インナーケア
3大花粉トラブル、肌のピリピリ・ガサガサ・かゆかゆの原因は花粉&乾燥によるバリア機能がおちているから!

本来、花粉は目や喉などの粘膜に付着して反応を起こすものですが、バリア機能が正常な肌なら炎症は起きません。ただし、保湿不足や冬の乾燥で角層の水分が奪われて隙間だらけの状態になると、バリア機能が役割を果たせません。そういう弱った肌は花粉が表皮に入り込んでアレルギー反応を起こしやすく、かゆみなどの原因になります。炎症が起こると余計にバリア機能が壊れるという悪循環に陥るので、身体の中と外からの立て直しが必要です。

●対策:スキンケア
≪低刺激のクリームで肌を保護することが第一命題!≫
肌が敏感なときに化粧水など水性コスメはしみやすいものです。異変を感じたら皮膚科へ行くのがベストですが、セルフケアなら炎症が治まる時までクリームやワセリンで肌を保護することが大切です。このとき新しいコスメは試したりせず、シンプル処方で保湿力の安心して使える"お守りコスメ"を普段から用意しておくのがおすすめです。

バリア機能が弱まった隙間だらけになった角層を助ける保湿ケアが大切です!水分を塗るのは保水であって保湿ではありません。ゆらぎ肌初期には、物質そのものが水を抱えられる成分が配合されている保湿剤をお勧めします。
セラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸といった保湿成分を含むモイスチャライザー使ったお手入れは、確かな保湿効果をもたらすので、おすすめです。
当院では、天然セラミド配合の「セラミドバリアクリーム」30g(¥5,400)hがゆらぎ肌に寄り添う優しい処方で人気です。

敏感肌とは異なり一時的なものですが、乾燥が悪化したり、間違ったケアで炎症を長引かせてしまうと、それがエイジングの引き金になり、シワやくすみにつながるため、ゆらぎ肌を侮ってはいけません。

●対策:インナーケア
≪腸内環境&冷え改善に効く毎日摂って!≫
腸内環境が整うと、角層の水分量が上がることは実証済みで、花粉症そのものの症状も緩和されると言われています。冷えも肌に栄養が行き渡らなくなるので美肌の大敵です。体を温めて巡りを高めましょう。

バリア機能の立て直しには体の中、つまり、食事、睡眠、腸内環境(排泄)、ストレスコントロール、運動などの生活習慣の見直しも大切です。
特に日々の食事は、肌の乾燥対策に大きな関わりがあります。

◎青汁&ヨーグルトを一緒に摂ると最強!
乳酸菌は食物繊維が豊富な青汁も一緒に摂れば(混ぜなくてもOK)腸内環境を整える乳酸菌が豊富なので、腸の動きを活発にし、便秘の改善にも有効です。腸内環境が整うと、皮膚バリアが改善し、角層の水分量が上がることは実証済みです。また、花粉症そのものの症状も緩和されると言われています。

◎サバ缶ならオメガ3もたんぱく質も摂れる!
油が足りないと肌や髪がボロボロになってしまいます。健康な肌には質のいい油が欠かせません。特にオメガ3系の青魚やエゴマ油は意識して摂りたい油です。ブームのサバ缶は調理も手軽でおすすめです。
細胞間脂質の成分の半分はセラミドです。肌の保湿に欠かせないセラミドを体内できちんと産生できるように、サバやイワシなどの青魚やオリーブオイルなどの良質な油を意識的に摂取しましょう。

◎生ショウガよりもパウダータイプがおすすめ!
体を温めると言われるショウガですが、実はすりおろした生のショウガは、かえって体を冷やしてしまうので、パウダー状のドライタイプがおすすめです。
女性に多い冷えも美肌の大敵です。身体が冷えると、血行不良になり皮膚の隅々まで栄養が届かず細胞の働きも悪くなります。ドライタイプのショウガパウダーをカレーや煮込み料理、チャイなどに入れる方が効果的です。


●毎年、花粉症でお悩みの方には、「点鼻ボトックス」 がおすすめです。1回の点鼻で、約2~4週間程度効果が持続します。
しわ治療などに使われている「ボトックス」を、注射ではなく、目薬のようにに鼻腔に垂らすだけの治療法です。

鼻の粘膜の神経(副交感神経)の働きを抑制して、当日~翌日には花粉症の不快な症状(鼻水・鼻づまり)を抑えることができます。また、目の痒みも少し軽減させる効果があります。痛みもなく、通常の抗アレルギー薬にみられるような眠気やだるさなどの心配もありません。マスクを着けなくて済みますので、女性は化粧崩れなどを気にせず通常通りの生活を送ることが可能です。まずは、耳鼻科での診察、抗アレルギー薬の点鼻・点眼・内服など標準治療を受けてください。それでも効果が不十分な方はご相談ください。

正しいスキンケア、栄養バランスの取れた食事、こまめな運動、質のいい睡眠を心がけて"ゆらぎ" をケアしましょう。

是非、ご一読ください。

andgirl20190301.jpgandgirl20190302.jpg

カウンセリング予約

文字サイズの変更