2019年10月22日

雑誌『&ROSY』2019年11月号(10月22日発売 掲載ページP38)

特集 「その美肌の秘密、教えてください!美人女医が愛用する信頼コスメ」に、慶田院長が愛用しているスキンケアアイテムが紹介されました。

【肌に負担や刺激が少ない高機能アイテムをチョイス!】
医療機関で取り扱いをしているアイテムをメインに、肌負担を感じず、朝・晩使用できるものを愛用しています。特にエイジングケア製品は、継続して使用することで効果を早く実感できると思うので、高機能で、毎日安心して使えることがセレクトの基準です。

1. ルミキシルクリーム 30ml ¥10,000 銀座ケイスキンクリニック取扱い
メラニン合成をブロックする「ルミキシル・ペプチド」の働きで、シミ・くすみ・肝斑にアプローチし、美肌効果、肌の透明感や輝きがアップします。医療機関専売品の美白クリームで敏感肌の方にもお使いいただけます。
オススメの使い方:朝・晩、化粧水とナノメッドVAエッセンスを塗ったあとに気になる部分にしっかり重ねています。

2. ナノメッドVAエッセンス 16g ¥6,500 銀座ケイスキンクリニック取扱い
医療機関専売品で純粋レチノールを高濃度配合。角層の深部まで届け、ターンオーバーを促進し、美容医療の効果を高める作用もあります。
オススメの使い方:朝・晩の化粧水のあとに使用します。

3. フィトリフト クリーム
フィト発酵エキス配合で、自活力を高めハリのある健康的な肌に導いてくれます。肌の調子が悪いときにも絶対安心な、私のお守り的保湿クリームです。肌あれや炎症がおさまり、ハリ感がアップします。
オススメの使い方:朝・晩、お手入れの最後にたっぷり塗ります。

是非、ご一読ください。

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2019年10月17日

雑誌『美ST』2019年12月号(10月17日発売 掲載ページP54~55、P194~195)

特集「ゆらぐ大人が急増中‟おくすり保湿"の正しいお作法」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【冬に9割が陥る乾燥ゆらぎ状態には保湿に勝る薬なし!】
肌がゆらぐ人が増えています。一年の中でも、特にピリピリ、カサカサしやすいのが、急激に湿度が下がる今の季節です。バリア機能の低下が主たる原因ですが、立て直しの一番の対策はやっぱり正しい保湿です!ゆらぎ肌の重症度別に、効果的なアイテムを紹介します。

◆乾燥シーズン、ゆらぎやすくなるのはなぜ?
夏の紫外線ダメージで肌が乾いているのに加え、大気の湿度も急激に低下する冬の始まりは、バリア機能が低下し、乾燥するだけではなく、普段は大丈夫なものに関してもかぶれやすくなり敏感になります。

◆ゆらいだときのスキンケアはどんなアイテムに変えるべき?
重症であればクリニックに診察してもらい、適切に治療すべきでしょう。その手前、ピリピリする、多少赤みがある程度であれば、スキンケアを見直すことでよくなる可能性があります。バリア機能が弱っているときは、こっくりと重めのテクスチャーで水分と油分を補充し、肌に蓋をするものがベターです。とにかく肌の保護を徹底しましょう。良くなったら、徐々に普段のスキンケアに慎重に戻しましょう。

重症度★★★
◆肌がピリピリ、粉を吹くくらい悪化したときには・・・・
浸透させずに膜を張る!こっくりバームでお肌にばんそうこう!
肌に成分を浸透させるより、保護膜を形成することが大事です。バームなど重めのテクスチャーのものがベストです。アレルゲンへの接触リスクを下げるため、低刺激で成分数が少ないシンプル処方のものにしましょう。

◆肌調子が落ち着いて一歩踏み出したい!踏み出すべきタイミング、ステップアップの注意点は?
変えるときは、まずは一品だけチェンジしましょう。いきなり複数の化粧品を変えてしまうと、万が一、肌が荒れてしまったとき、どれが肌に合わなかったのかが分からなくなってしまいます。変えた化粧品が、肌に刺激がないことが分かれば、最初は1日、次は3日というように少しずつ使う日数を増やしましょう。季節の変わり目や、生理前の期間など、特に敏感になりがちなタイミングは避けた方が無難です。

重症度★★
◆肌がごわついて普段のスキンケアがしっくりこないときには・・・・
スムーズに伸びるオイルで肌を柔らかくし、酸化しにくいものを!
肌がごわつき、スムーズにスキンケアが入っていかない時には、皮脂に近く、角質に馴染みやすいオイルが最適です。鮮度や添加物に注意して選択しましょう。肌負担なく塗れるよう、伸びのよさも選びのポイントにしましょう。

重症度★
◆赤みが出てかゆい!ついこすりたくなっちゃいそうなときは・・・・
摩擦を最低限に抑えられるオールインワンで水分をチャージ!
ピリピリや痒み、ゆらぎの初期サインを感じたら、スキンケアをなるべくシンプルにしましょう。成分数を少なく抑え、あれこれ重ねるときの摩擦を避けられるオールインワンもおすすめです。特に水分と油分のバランスが良いものをチェック。

☑肌内部の水分を保持する働きのあるヒアルロン酸、セラミド、グリセリン、アミノ酸といった保湿成分を含むモイスチャライザー(保湿剤)は、確かな保湿効果をもたらすのでおすすめです。
当院オリジナルのモイスチャライザー『セラミドバリアクリーム』銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g ¥5,000(税別)は、天然セラミドが主成分で、乾燥の気になる肌や、敏感に傾いた肌をやさしく守ります。

◆ゆらいだら保湿一点主義にするべきなのはどうして?
ゆらぎ=バリア機能の低下です。バリア機能の向上には保湿が最重要です。あれこれ使うと余計な成分が刺激となり、ゆらぎが悪化する可能性もあります。肌内部で炎症が起き、色素沈着といった別のダメージにも繋がりかねません。


◆あれこれ塗るのすらイヤ・・・・・
そんなときは飲む保湿で内側からうるおわせて!
塗る保湿アイテムだけでなく、最近注目が集まっているのが「飲む保湿」です。特に、トクホなどエビデンスが認められたものは要チェック。集中的に飲み、体内からもうるおいを補って、ゆらぎやすい肌を立て直しましょう。

また、今月は、別の特集記事「美プロが愛用!入浴剤って、もう全身浸かる美容液!」に慶田院長おすすめのバスアイテムが掲載されています。

【保湿&温浴!寒い季節は入浴剤のW使い】
あまり長湯をしないので、忙しいときにもしっかりと温浴効果を感じるもの、しっとり感のある健康な肌になれるものを愛用しています。冬は保湿&温浴効果のある入浴剤をW使いしています。

◇「深部体温が上がり、持続性のある血液アップ効果が」薬用ホットタブ重炭酸湯Classic 45錠¥3,600(ホットアルバム炭酸泉タブレット)

◇「セラミドをケアして肌荒れしにくい肌に。デリケートな肌にも安心です」 キュレル入浴剤420ml〈オープン価格〉(花王)

是非、ご参考になさってください。

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2019年10月 7日

WEB『CanCam.jp』2019年7月24日更新

特集:チョコを食べるとニキビが出るって本当?医師に聞いてみた!で「チョコレートの紫外線対策効果や美肌効果について」で慶田院長の監修記事が掲載されました。

チョコレートは大好きだけど、食べすぎるとニキビが出そう...と思うことはありませんか? チョコレートには、そんな肌にまつわる噂が多数あります。実際のところ本当なのでしょうか?

【あのチョコレートの噂は本当なの?】

Q、チョコレートを食べるとニキビが出るという噂がありますが、本当なのでしょうか?
A、まず、チョコレートと言っても、糖質と脂質が多い商品なのか、低糖質・低脂質の高カカオチョコレートなのかを分けて考えるべきです。
市販のチョコレート菓子の中には、糖質と脂質の多いものもあります。これらはニキビが悪化するという研究結果があるため、注意が必要です。パッケージの成分表示を見て判断してください。

Q、高カカオチョコレートなら、食べてもニキビは出ませんか?
A、カカオ分がおよそ70%以上の高カカオチョコレートは、女性に関してはニキビにほとんど影響しないという報告が多く、基本的には心配ないと思います。ただし、もともと重症なニキビ肌の男性では悪化するという報告もあり、研究調査によるばらつきがあります。
したがって、高カカオチョコレートの場合は、2週間ほど食べてみてニキビが明らかに増える実感がある方以外では気にする必要がないと思います。

Q、チョコレートで肌荒れすることはありますか?
A、チョコレートは肌荒れ(湿疹)を起こしません。逆に、カカオポリフェノールには抗酸化作用があり、紫外線による炎症を防ぎ、血流を高めるので美肌を守る可能性があります。


【あまり知られていないチョコレートの美肌効果】

●紫外線への防御力が高まる
高カカオポリフェノールである、カカオフラバノール320mg入りのココアドリンクを毎日連続で3か月摂取したことで皮膚の弾力が高まり、6か月摂取によって、『最小紅斑量』=『B波紫外線が照射されて微かな赤みが出現するまでの時間(分)』が長くなり、紫外線への防御力が高まるという報告があります。
また、6か月後には皮膚のキメが整うという結果も出ているので、紫外線による皮膚中のコラーゲンの断裂や分解が抑制される可能性が示唆されます。
また、別の研究では、1日当たり、カカオフラバノールが326 mg入った高カカオドリンクを12週間摂取したことで、水分量・バリア機能、皮膚の厚み、血流量が改善し、紫外線防御効果が高まったという報告もあります。

●クマやくすみの改善の可能性も
別の研究では、カカオフラバノールが320mg入ったココアドリンクをたった1回摂取しただけで皮膚の血流が上昇し、酸素飽和度が上昇しているという結果も出ていることから、クマやくすみの改善の可能性も示唆されます。

※日本チョコレート・ココア協会のホームページによると、カカオフラバノールとはカカオポリフェノールの一種で、フラバノール200mgは純ココア、ダークチョコで50g程度だといいます。ただし、フラバノールの量は製品ごとに大きな差があることから、一概にいえないようです。

Q、より美肌を目指すためのチョコレートの食べ方は?
A、論文によると、カカオポリフェノールとして320~460mgを毎日摂取することで、紫外線防御効果が確認されました。70%以上の高カカオポリフェノール含有チョコレートを1日25g程度、基本的に毎日食べることが必要です。毎日というのは、食品による紫外線のインナーケアの場合、効果は1~2日間しか持続しないためです。さらに高含有のものなら必要枚数は少し減ります。


【ダイエット中にもチョコを食べたい!選び方のコツは?】
高カカオポリフェノールを謳う商品の場合、糖質と脂質が少ないので、太りやすさに関してはあまり気にする必要はないと思います。
高カカオポリフェノール含有チョコレートを1日25g、4週間続けて摂取しても、体重やBMIに変化はなかったという研究報告もあります。摂取カロリーも5枚で140kcal程度ですので、普段のおやつをそれに置き換えれば良いと思います。
高カカオ商品は、カカオ本来の旨味やや香り、苦みなどを味わうことができ、心が充足すればダイエットにも役立ちそうです。
チョコレートは賢く選ぶことでニキビは出ないということがわかりました。また紫外線対策や美肌対策にもなる可能性もあるとは驚き! 1日の量を守りつつ、肌にも心にも美味しくいただきましょう!

是非、ご一読ください。


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雑誌『InRed』2019年11月号 (2019年10月7日発売 掲載ページP159)

雑誌『InRed』It's Culture Time内の「インレッド的女子のための本棚」で、慶田院長おすすめの書籍を2作ご紹介させていただきました。

【ドリンク片手に味わいたい 世界観に引きこまれる小説】
私にとって読書は、さまざまな人生を追体験し、想像の世界を巡る至福の時間です。
幼い頃からたくさんの本を夢中で読んできました。その中から、普段本を読まない方でもきっと楽しめる女性作家の小説を2作ご紹介いたします。

■『強運の持ち主』瀬尾まいこ著/文春文庫
とある占い師のもとに訪れる、小さな悩みを抱える老若男女を描いた短編集です。特に私は、1つ目の『ニベア』というお話が大好きです。
小学生の男の子が「お父さんとお母さん、どっちがいい?」と相談するのですが、離婚する両親のいずれかを選ぶ話ではないのです。男の子を愛する父親の不器用な姿に、じんと目頭が熱くなります。
瀬尾さんの文体は、柔らかで、本が苦手な方も読みやすく、温かな世界観にすぐ引き込まれてしまいます。秋の夜長に香り立つアールグレイとともにお楽しみください。

■『小暮荘物語』三浦しをん著/祥伝社文庫
魅力的なキャラクターを描かせたら、三浦しおん氏はピカ一です。私はとりわけ彼女の描く『性』に魅力を感じています。オンボロアパート木暮荘の大家、木暮老人は瀕死の友を見舞ったことを契機に、猛烈と「セックスがしたい!」と願います。
しかし叶えるのは容易でなく、いろいろな苦労を重ねます。笑っちゃうので電車の中ではご注意ください。大人が身に付けた、理性、品性、嘘を取り払い、性を露わにしてみれば、そこに見えるのは人間の可笑しみ、哀しみ、優しさ、そしてやるせなさ。どうしようもなく愛おしく切ない。キャラの濃い登場人物に負けないよう、スパイスたっぷりのチャイと一緒にお読みください。

是非、本屋さんで探してみてくださいね。


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2019年10月 2日

雑誌『オレンジページ』 2019年10月2日号(9月17日発売 掲載ページP64)

特集「アラフォー世代の体の悩みを解決!オトナ女子の保健室」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

年齢を重ねるにつれて増える、体や心のトラブル。若いころはなかったのになぜ?改善する方法は?そんなアラフォー世代の大人女子の悩みにお答えしました!

【秋になってシミが濃くなってきた気が・・・薄くするには?】
「シミ」といっても、その種類はじつにさまざまです。紫外線によってできるシミが「老人性(日光性)色素斑」。紫外線を浴びると防御反応で表皮の最下層(基底層)に存在するメラノサイトが活性化し、メラニン色素がつくり出されます。
通常、メラニン色素は皮膚のターンオーバーによって排出されますが、紫外線による炎症をきっかけに過剰につくられると表皮に溜まってシミとなります。また、加齢とともにターンオーバーの速度が遅くなるとメラニン色素の排出が滞り、「老人性色素斑」となります。

〈炎症後色素沈着〉
ニキビや虫刺され、湿疹、やけどなどの炎症が起きた後に色素が沈着してできるシミです。肌のこすりすぎなどの刺激も原因になります。

〈肝斑〉
30~40代の女性に多く見られるシミです。両頬、額、あご、鼻の下などに左右対称にできます。女性ホルモンのバランスのくずれによるメラノサイトの活性化のほか、紫外線や摩擦などの刺激が要因とされています。

〈雀卵斑(ソバカス)〉
鼻を中心に左右対称にできる細かい茶色の色素斑。遺伝性で、5歳頃から見られ、紫外線や妊娠で悪化します。

〈脂漏性角化症〉
イボ状に盛り上がった肌色から薄茶色のシミは、「脂漏性角化症(老人性イボ)」の可能性があります。その形や色から、シミと間違えられやすく、特に初期は色が薄く、隆起も目立たないので、間違えやすい状態です。実際に最初はシミだったものが徐々に盛り上がってきて、イボに変化するケースもあります。
30代以降の多くの方が、こうしたタイプのシミが複数混在しています。

【美白剤の内服や外用、レーザー治療などが有効】
■セルフケアでは、シミを消すことはむずかしいので、今よりシミを濃くしないための対策が肝心です。すべてのシミを悪化させる紫外線から肌を守ることは必須です。屋外では日傘や帽子などを使い、日焼け止めは年間を通して塗りましょう。飲む日焼け止めのサプリメント「ヘリオケアウルトラD」で体の内側からも紫外線に対する防御力を高めるのも効果的です。

■スキンケアでは、美白化粧品を取り入れたり、食事では抗酸化作用が高く、紫外線ダメージから肌を守るビタミンA・C・Eが豊富な緑黄色野菜をとって予防をしましょう。

■積極的にシミを薄くしたいなら、皮膚科を利用しましょう。セルフケアでは限界がありますが、適切な治療を行うことで見違えるほど明るくきれいにすることができます。
美白作用のあるトラネキサム酸や、抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eなどの内服とともに、美白剤のハイドロキノンや、肌の再生を促すレチノイン酸などの外用薬で治療をします。
「老人性色素斑」や「雀卵斑」を薄くするならレーザー治療も効果的です。「肝斑」や「炎症後色素沈着」の場合、高出力のレーザーは悪化するので禁物ですが、最近は「肝斑」にも有効な『ピコセカンドレーザー』も登場。
また、「脂漏性角化症」は『CO₂レーザー手術(炭酸ガスレーザー手術)』で除去できます。
そのほか『フォトフェイシャルM22』などの光治療や『ケミカルピーリング』などを組み合わせる場合もあります。

シミは種類により治療法が異なるので、皮膚科専門医の資格を持つ医師のいるクリニックを選びましょう。

是非、ご一読ください。

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