2019年4月17日

WEB『MYLOHAS/マイロハス』(2019年4月9日配信)

特集「新連載スタート! シミ、たるみなど肌トラブルをオーダーメイドで治療」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
「この不調、どこに相談したらいいの?」「病院では、どう対処してくれるの?」と悩む一方で、いざ病院に行こうと思ったとき、「どこがいいのかわからない」「ネット検索してもどこまで信用していいのかわからない」。そんな思いに応える連載として、「MYLOHAS Doctors」が始まりました。

第一回目となる記念のVOL.1で、慶田院長が、女性医療ジャーナリスト増田美加様からインタビュー取材を受けました。
シミ、ニキビ、たるみ、ほかの肌トラブルをオーダーメイドで治療するクリニック「銀座ケイスキンクリニック」院長として紹介されています。

VOL.1 皮膚科/銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生

Q.特に大切にしている診療(得意分野)は?
「私のクリニックでは、ニキビやアトピー性皮膚炎などの皮膚トラブルとシミやシワ、老人性イボなどの老化症状を得意として診ています。最新の照射治療と注射注入治療を組み合わせて改善させる美容皮膚科です」

当院では、まずはじっくり丁寧なカウンセリングを行います。
数十種類の施術メニューから、医師が患者様の悩みに最適な施術を組み合わせてご提案しています。まさに"オーダーメイド治療"。美容医療というと「メス!?」と思う人もいるかもしれませんが、まったくメスは使わず、あくまで自然(ナチュラル)で、やりすぎない治療が特徴です。
それには、皮膚科専門医としての美のバランス感覚がともなった正確な診立てが必要。
加齢によるシワとたるみ治療では、老化のメカニズムから、最も効果的な施術を組み合わせる"コンビネーション治療"を行っています。

その主軸となる治療が以下の3本柱。
1.シミ・ニキビ・良性の皮膚腫瘍の治療
病気の種類を見極めて、最新の照射機器で皮膚トラブルを治療。色ムラがなく、透明感があって、みずみずしくハリのある素肌をめざし、美肌レベルをアップします。半年~1年程度でベースメイクが不要な肌に変わってきます。

・シミ:https://www.ks-skin.com/30medical/30face/blotch.html

2.たるみ治療
加齢や光老化により、コラーゲン線維が劣化すると顔全体のシルエットが崩れ、下垂します。リフトアップには、コラーゲン密度を高め、劣化したコラーゲン線維を熱で太く引き締める"照射治療"が必要不可欠です。
・たるみ:https://www.ks-skin.com/30medical/30face/sagging.html
3.ヒアルロン酸注入・ボトックス注射
加齢による骨と脂肪の萎縮を改善する"ヒアルロン酸注入"と、筋肉の拘縮を改善させる"ボトックス注射"。いずれも満足度の高い治療ですが、医師の技量による仕上がりの差が出やすい施術でもあります。
当院のヒアルロン酸注入はリピート率が高く、他院での注入治療の修正希望の駆け込み寺にもなっています。
・ヒアルロン酸注入(クマ・シワ):https://www.ks-skin.com/35k04/
・ボトックス注射(表情ジワ):https://www.ks-skin.com/35h06/

Q.これまでの患者さんで思い出深い方は? どんな悩みや不安をもつ女性たちに受診してほしいですか?
「たくさんの方が思い浮かびますが......。たとえば、アトピー性皮膚炎後のダーティーネック(首の黒ずみ)に悩んでいた30代女性。小児期から大学ころまでアトピー性皮膚炎がひどく、首などに黒ずみが残ってしまっていました。ピコトーニング照射(レーザー)の治療の後、首の開いた洋服を着られるようになったと話す笑顔が忘れられません。」
アトピー性皮膚炎の頑固な黒ずみは、炎症が激しすぎて基底膜が壊れ、メラニンが真皮内に落ち込んでしまったため。表皮のターンオーバーで排泄されることが無いので、十数年~20年以上も色素が残ってしまうことがあります。あきらめていた黒ずみと皮膚萎縮が改善するのでスタッフも患者様と一緒に大喜びしてしまう施術です。最近ではピコフラクショナル照射の方がより効果が高く人気となっています。
・ピコレーザー:https://www.ks-skin.com/35h23/

「また、40歳の女性で、年齢より老けて見えることがお悩みでした。脂性肌で毛穴が目立ち、顔のたるみもありました。ジェントルレーズプロ照射(レーザー)とウルセラリフト照射(超音波)、ヒアルロン酸注入を行い、たるみが改善、シワが浅くなり、ハリと透明感のある肌質に変わりました。1年後ご結婚され、喜んで来院くださいました。」
・ジェントルレーズプロ照射:http://www.ks-skin.com/35s03/
産毛と黒ずみ毛穴を確実に減らし、くすみも解消する肌質改善レーザーの代表格。
・ウルセラリフト照射:https://www.ks-skin.com/35a06/
確実な引き上げ効果で、若返りと小顔を叶えます。

「まぶたの半分に大きなホクロがあり、悩んでいた女性。過去に他院で、まつ毛の間のホクロは取れないと言われ、結婚をあきらめていたそうです。当院でのCO2レーザー手術で除去できることを知り来院。術後の仕上がりに感動されて、亡くなったお母様の墓前にご報告なさったそうです。ホクロがひとりの女性の人生まで変えてしまうことがあるんだと、胸が痛みました。どの方も思い出深い患者さんです」
CO2レーザー手術:https://www.ks-skin.com/35s08/
まぶたやまつ毛の間の手術は、コンタクトシェルで目を保護するので安心です。傷痕も目立たないので、悩むなら除去をおすすめします。

◆ほかにも、こんな悩みをもつ方は、相談してみてはどうでしょうか?
•自分の顔は好きだけれど、ニキビがなければ、このホクロがなければよいのに
•5~6年前の自分の顔に戻れたらいいのに
•シミをコンシーラーで消す時間が大変、塗れば塗るほど老けて見える
•同世代よりちょっとだけ、若くキレイでいたい
•ナチュラルに、美しく年を重ねていきたい
通っていただくうちに、若い方は垢抜けて綺麗になりますし、成熟世代はマイナス5~7歳に若返るだけでなく、肌質が上る、疲れて見られなくなるなど魅力が高まります。

Q.皮膚科医になろうと思ったきっかけや動機は?
「皮膚科を専攻したきっかけは、私自身、子どものころからアトピー性皮膚炎に悩み、症状がひどかった小学校高学年の写真は、写りたくなかったので、ほとんどありません。高校生になってからは、ニキビも混ざり、顏を上げて歩けなかった時期もあります。
このような体験から、皮膚病の方に寄り添いたいと思い、皮膚科に興味を持ちました。医学部で全臓器を学ぶ中で、内臓の鏡と呼ばれる皮膚科学の奥深さに感動し、一生かけて学ぶ価値のある領域だと確信しました。また、手先の器用さもあって、手術などの手技に活かせると思いました」

Q.慶田先生は、皮膚科全般の診療を大学病院で経験された後、美容皮膚科専門のクリニックを設立されましたが、そのきっかけはどのようなことだったのでしょうか?
「皮膚病や肌老化は、内臓の病気と違って、目に見えてしまいます。一般的には軽視されがちですが、"見た目"が損なわれることで、QOLが著しく低下し、自己評価や社会活動への意欲まで失われてしまうことを、皮膚診療を通して感じていました。
このような思いの中で、大学病院で皮膚科全般の研鑽を積むと同時に、ニキビやシミ治療といった美容医療も並行して学んできました。医師が命にかかわらないからと軽視しがちな"見た目のトラブル"を改善することで、患者さんに笑顔が戻る瞬間は感動的でした。
美容医療は、カウンセリングと施術に時間をかけなくては、真の満足を提供できません。そこで、完全予約制で丁寧に診察し、保険診療の縛りにとらわれず、最新の美容治療をご提供するというコンセプトでクリニックを設立しました」

QOL(クオリティ・オブ・ライフ/生活の質)は、精神面を含めた生活全体の豊かさや自己実現を含めた言葉。
今、医療の世界で注目されてきているのが、"Beauty QOL"です。鏡を通して、満足できる自分を確認すると、自己評価が上がり、気分が上向きになり、社会的活動にも積極的に取り組めるようになります。
また、がんなどの治療効果が高まることも、研究で報告されています。さらに、見た目が若い人は、健康寿命が長いことも最近のトピックスです。

「人生100年時代。老化による"エイジングコンプレックス"の解消は、社会的に意味のある仕事だと自負しています」

Q.健康、美容意識の高い、慶田先生ご自身が日常生活で健康のために、気をつけていることはどんなことですか?
「私が健康的で美しい皮膚と身体のために必要だと考えている生活の5本柱は、バランスのよい食事、良質な睡眠、腸内環境を整える(排泄)、運動習慣、ストレスコントロールです」

●バランスのよい食事
30代半ばから、戦略的に食べることを意識し始めました。身体は食べたものでできているので、まさに医食同源、美食同源です。
野菜は15品目、納豆とヨーグルト、豆類・魚・肉の3種類のタンパク質、雑穀を混ぜた穀類、ゴマや木の実、これらをバランスよく食べるようにしています。
●良質な睡眠
睡眠不足が続くと、角層のキメが悪くなり、角層水分量が低下し、ニキビや肌荒れが生じます。睡眠中に肌が再生するので、時間が短いと粗悪な角層ができるからです。環境を整え、最低6時間の睡眠を取るようにしています。
●腸内環境を整える(排泄)
腸内フローラの全身への影響が解明されつつあります。また、腸は最大の免疫器官でもあります。食物繊維と発酵食品を毎日食べることで腸内環境を整えることは、美肌に欠かせません。
●運動習慣
22年続けているジャズダンスと5年続けているピラティスのパーソナルレッスンで、体幹を強化し、柔軟性・バランス感覚を鍛え、しなやかで女性らしい体つきを保つ努力をしています。代謝と循環がスムーズになると、肌にもよい影響があると思います。
●ストレスコントロール
ストレスがかかり、過緊張状態が続くと、交感神経優位となり、肌再生が滞り、ニキビや肌荒れを生じます。「心が荒れると、肌が荒れる」は事実。

「私の場合、読書と美術鑑賞、22年続けているジャズダンス、料理などが癒しになっています。特に、読書はさまざまな人生を追体験し、想像の世界を巡る至福の時間。7歳から大学までアトリエに通って絵を描いていたので、今でも美術館に行くとテンションが上がります。仕事や家庭の雑念を払い、すべてが小事と思えるようになります」

Q.実際の診療について教えてください
「シミ・シワ・たるみ・ニキビ・ホクロに対して、さまざまな照射機器と注射注入治療を組み合わせて改善させる美容皮膚科専門クリニックです。また、メスを使わない痩身治療・女性器の引き締め・発毛治療・レーザー脱毛なども行っています」

皆様の美をサポートする仕事に生きがいと情熱を感じています。ぜひご相談ください。

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