雑誌『美STORY』2020年6月号(4月17日発売 掲載ページP48~P55)

特集「老けないで若返るための正しいスキンケア100問100答」に慶田院長監修の記事が掲載されました。

暖かくなり紫外線の量も右肩上がりになるこの時期、実は一年の中でも一番、肌トラブルが起きやすい時期です。
トラブルがすぐに老けて見える原因になってしまうのが40代の悲しい現実ですが、こういうときこそ正しい知識に頼って乗り切りましょう!!院長が美賢者の一員として、お答えいたします。
さっそくいってみましょう。

◎春夏スキンケアの傾向と対策

Q:今の時期は肌にとってどんな季節なのでしょうか?
A:ずばり!肌トラブルが起きやすい時期です。
気温は高くなく湿度が低いので油断しがちですが、花粉皮膚炎や右肩上がりの紫外線などが原因で軽微な炎症を繰り返し、バリアが壊れている方が多く、肌トラブルが多発する季節なのです。

○慶田院長のそんな時期におすすめのアイテム
・メディコルスキンリピッド15/33Ⅰ¥5346
ヘリオケア360°ミネラルトレランスフルイド¥4851
当院でお取り扱いしております!お気軽にご相談ください。

Q:肌質別でケアは違いますか?
A:光対策はどんな肌質でも基本は一緒です。
ただし洗顔時の長さをかえましょう。皮脂がたくさんでる肌質の人は洗顔料の泡を馴染ませる時間を10~20秒ほどながく、乾燥肌の人はすぐに洗い流してください。

Q:最近よく耳にする「肌のゆらぎ」って何ですか?
A:診断のつけられない肌の不調を持っている・症状のある肌のことを指します。
乾燥性敏感肌の人は特に揺らぎやすくなります。睡眠不足や腸内環境の乱れ、糖質過多なども原因になります。

Q:うぶ毛がきらっと目立ってしまいます!
A:レーザー脱毛がおすすめです。3回施術で半分の毛量になりますよ。
おすすめは『ジェントルレーズプロ』です。脱毛効果に加え、コラーゲンも増えハリもアップします。
個人差はございますが6~8回で終了します。

◎シワより、見た目年齢は"毛穴の数"で決まります!

Q:春夏に毛穴が目立つのはなぜですか?
A:皮脂腺が大きめで活性化する人は特に春夏に目立ちます。
紫外線や大気汚染物質や花粉が刺激になって角層の乱れが生じやすい春夏は、毛穴が広がって見えやすい時季。もともと遺伝的に皮脂腺が大きめな人では、さらに目立つ傾向があります。

Q:ズバリこれが私の毛穴対策です!
A:遺伝子検査「DNAビューティー検査」がおすすめです!毛穴リスクも含めて、9種類15パターンの遺伝子を検査することでカテゴリー別に遺伝子リスクを知ることができる検査キットです。クリニックでお受けいただき、結果の解説もいたします。

リスクを知ることで的確なケアが効率よくできますよ。

Q:冷やすと毛穴って小さくなるのは本当ですか?
A:ウソです!!小さくはなりません。
体温調整のために立毛筋が収縮して鳥肌が立つと、一瞬毛穴が小さくなったように見えますが、すぐに戻ります。

Q:毛穴を広げない鼻のかみかたってありますか?
A:かるく鼻にペーパーをあて飛び散らないように3回ほど息を「フン・フン・フン」と吹き出して柔らかいペーパーでふき取ってください。
可能なら鼻をかむたびに鼻の周りを水で流します。先にワセリンベースのもので鼻の孔周囲に保護膜を作っておくと、鼻水の刺激が緩和されるので良いですね。

◎お日様を「正しく怖れる」豆知識とは。

Q:日焼け止めは何を基準に選んでいますか?
A:UVA、UVBはもちろん、ブルーライト、近赤外線の4種の有害な光を防げるものを選んでいます。

Q:日焼け止め→下地→ファンデの重ね塗りは有効ですか?
A:有効です!
UVコスメ単体の一度塗りでは、きちんとUVカット効果を出すのは実は難しいのです。
その為、重ね塗りはマストです。

Q:目から日焼けをするって本当ですか?
A:眉睡。
目から入る紫外線でシミになるというのは、動物実験の結果しかなく根拠が薄いのですが、白内障や加齢黄斑変性などの眼難病の原因となるので紫外線は避けるべきです。

Q:飲む日焼け止めは毎日飲んだほうが良いですか?
A:もちろん、むしろ飲み足して頂いてもOKです。
持続時間が短いものは飲み足しも必要です。飲み続けることで効果がマックスになるタイプのものもあり、継続して摂取することが大切です。

○こちらもおススメ!飲む日焼け止め2種☆
ヘリオケアウルトラD(飲む日焼け止め・抗酸化) 1箱(30カプセル/30日分)¥6,000
ソルプロ プリュスホワイト(飲む日焼け止め・抗酸化&抗糖化)1箱(30カプセル/30日分)¥5,400 

Q:注目している美白の有効成分はありますか?
A:トラネキサム酸・コウジ酸・レチノ-ル・ビタミンC・4MSKです。
美白化粧品の有効成分はメカニズム上どうしても敏感肌には刺激が出やすいものが多いですが、上記成分は敏感肌でも使用しやすい成分になります。

Q:化粧品で取れるシミ、医療でしかとれないシミはありますか?
A:化粧品で取れるのは淡い肝斑と炎症後の色素沈着です。
できてしまったしみは医療機関でのレーザーなどの治療が必要です。
シミのもとをシミにしないのが化粧品の役割なので、予防という観点できちんとケアすることは大事です。

Q:夕方のくすみと朝のくすみ、原因や対処法は違いますか?
A:夕方は血行不良、朝はケア不足が原因です。
夕方に多い血行不良によるくすみにはストレッチや温かい飲み物が効果的です。
朝起きぬけにくすむ場合はスキンケアを丁寧にしてください。双方とも貧血が原因のこともあるので注意が必要です。

◎マスク荒れ・手洗い荒れの対策

Q:マスクですれて赤くなっちゃった。予防法はありますか?
A:セラミド入り保湿剤を塗っておいてください。
マスクの擦れ予防には、肌のバリア力を補強してくれるセラミドを含む保湿剤を多めに塗っておくのが有効です。

○そんなときはこちら☆
・セラミドバリアクリーム 30g/¥5,000

Q:「手洗い手荒れ」は冬の手荒れと違うのですか?
A:化学的刺激による手荒れです。
手荒い手荒れは化学的刺激によるものです。洗浄料、シャンプーや消毒用アルコール等による刺激です。特に消毒用アルコールは脱脂と脱水作用があり、強烈にバリアを低下させます。

◎春夏の美容事故!「おばさん」に転ばぬ先のクイックレスキュー術。

Q:天ぷらの油はね跡が紫外線を浴びたことで、色素沈着してしまいました!
A:美白と保湿をしっかりして、半年たったらレーザー治療を行いましょう。
やけどの跡がシミになってしまったら、ピコレーザーの治療をおすすめします。半年たったらレーザー治療が始められるので、それまでは保湿と美白のケアを丁寧に行いましょう。

慶田院長による正しいスキンケアのQ&A、いかがでしたか?
ご存知のこともあれば、初耳な内容もあったのではないでしょうか?
正しいスキンケアを心がけて、肌トラブルを防ぎましょう!
ぜひご一読くださいませ。


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