雑誌『MAQUIA マキア』2017年4月号(2月23日発売 掲載ページP160~161)

特集「スキンケアが台無しに?!無防備な女から、キレイは逃げる!結局、紫外線は"防ぐが勝ち"」で慶田院長の監修記事が掲載されました。

今、医師や研究者の間では、日焼けが肌に与える影響が『光老化』として改めて注目を集めています。女性を老けさせる紫外線の威力について、しっかり学びましょう!

Q1,日焼け止めって、夏だけじゃダメ?
A,一年を通じて、必ず塗りましょう。

紅斑(=肌の赤み)が出ていなくても、冬の弱い日差しでも、紫外線に当たれば、遺伝子に傷がつき始めると言われ、肌トラブルやがんのもととなります。慶田院長自身、冬でもSPF50・PA++++を塗るようにしています。


Q2, 老化の8割が紫外線からって本当?
A,はいその通りです!

たとえば顔と、常に下着に覆われているバストを比べれば、肌の色も、きめ細やかさもまったく違いますよね。無防備な状態で、屋外で過ごす時間が長い方は、見た目年齢がどんどん老けてしまいます。きちんと紫外線を防いでスキンケアをしている方は、シミもシワも少ないきれいな肌を保っています。

Q5, ずっと室内にいる日は、日焼け止め不要ですよね?
A, 一歩も家から出なくても油断は大敵。

家やオフィスの中にずっといるとしても、窓ガラス越しにかなりの紫外線を浴びます。窓際にいるときに届く紫外線は、日なたとさほど変わらないことも!一歩も家から出ないとしても、必ず塗るべきです。

Q7, 日焼け止めは「ブロック」で、「スキンケア」ではないでしょ?
A, 最近はスキンケア効果を兼ねたものもたくさんあります!

メイクののりが悪い、乾燥する、角層が厚くて手触りが悪い......これらの一因が紫外線の影響です。ダメージが生じてからのケアは時間がかかるので、予防が一番です。

Q8, 美白したいわけじゃなければ、日焼け止めは不要?
A, 乾燥やシワなどの、肌トラブルにつながるので必要です。

肌のハリのもとであるエラスチンやコラーゲンを分解するような酵素を発生させるひとつに紫外線があります。また、シミの一部が盛り上がってやがてイボになるケースも。エイジング対策としてUVケアは欠かせません。

Q9, 高SPF値のものって、肌への負担になりそう
A,一概に負担になるわけではありません。

日焼け止めを塗ることで生じる負担と、塗らないことによるダメージ。この2つを天秤にかけたら塗るほういいと研究からも判明しています。SPF値が高いものを怖がる方がいますが、大切なのは自分の肌に合うかどうか。慶田院長自身も、アトピー体質で昔は使えないものが多かったので、最近の日焼け止めの進化に驚かされています。


Q10, 日焼け止めを塗っても,なぜか焼けちゃう...
A, きちんと塗る&塗り直しを!

夏場は通勤時でも汗をかきますから、崩れにくいものを選び、2~3時間ごとに塗り直しましょう。

Q11, 日焼け止めの上手な塗り方を教えて
A, 2度塗りがおすすめ。

最近のものは伸びがいいので、ぜひ2度塗りをしましょう。量が少ないと、表示の数値の1/4~1/5程度の効果しかありません。また、時間が経つと落ちやすいので、塗り直しましょう。

Q13, スキンケアしていても、日やけ止めって必要?
A,せっかくのケアがムダに...ぜひ使って下さい!

スキンケアも欠かせませんし、最近では"飲む日焼け止め"とうたわれたものも出ています。けれど、紫外線を浴びないというのは、そういったケアの効果を発揮させる上でも大前提です。たとえ紅斑が出なくても、紫外線を浴びればエイジングは必ず加速するので必ず使用して下さい。

是非、ご一読下さい。

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