雑誌『GLOW』2022年7月号(2022年5月28日発売)

特集"シミもくすみのエイジングケア悩みも一気にケア。大人にうれしい新ブライトニング&UV"(P42~P47)に慶田院長の監修記事が掲載されました。

UVケアもブライトニングケアは、さらなる機能がプラスされ、美肌力をアップするように進化。もはや紫外線から肌を守るだけではなくなってきています。その中でも大人の肌にうれしい"推し"を紹介!

■UVもブライトニングケアも今年は"美肌力"がスゴイ!
2022年のUVも出そろった時期です。今年は日焼け止めとしての機能はもちろん、仕上がり感やスキンケア効果などにこだわった美肌になれるUVが豊作です。一般的には、日常のシミやたるみ対策にはSPF15で十分と言われますが、SPF値測定の塗布量は厚塗りのため、SPF50の日焼け止めでも、さっと塗っただけではSPF8~10程度の効果しか得られません。ちゃんと塗っているつもりでも、実際は日焼け止め性能テストで使われる日焼け止め量の1/5程度しか塗れていないのが現状です。だからこそ、SPF50は必須。また、汗をかくと日焼け止めも流れ落ちるので2~3時間おきに塗り直しが必要です。今夏の外出はSPF50の日焼け止めを死守して下さい。また、多様性重視観点からも"美白""ホワイトニング"を使わないと宣言するメーカーが増える中で、近年はブライトニングケアという概念が主流になってきています。考えてみれば、人によってなりたい肌の色が違うのは当然のこと。そんな中、肌の濁りを取り除くクレンジング・洗顔や、うるおいや透明感のある肌へと導く美容液が大流行りしています。ブライトニングだけでなく、エイジングケアも同時に行って自分の"なりたい肌"を目指せる時代についていきましょう。

■ブライトニングも、エイジングケアもスキンケア効果に期待大の今年のUV
〇UVケアは単に紫外線をカットするものから、肌を守りながら美肌を育むものへと進化しています。高機能なのに、きしみ感などは一切なく、ストレスフリーなのもうれしいポイントの一つです。「塗り忘れ」×「皮脂・汗で取れやすいあご下」は意識してUVの塗布をしてください。特にあご下は塗り忘れの多いパーツですが、紫外線は散乱光によって下からの照り返しによる日焼けをしますので気をつけましょう。また、あご下は皮脂や汗で日焼け止めが取れやすいため、塗り直しも重要です。マスク荒れが気になる日、炎症が起きくすむ肌には、高保湿処方のノンケミカル、敏感肌OKのUV『ラロッシュポゼUVイデアXL (無色)  SPF50/PA++++』(30g¥3400-)がおすすめ。ナチュラルで白浮き、きしみは当然なく便利です。「朝、忙しくてUVケアを忘れてしまいがち」。そんなうっかりさんにはSPF入りのデイクリームを使用し、紫外線予防のほか保湿やエイジングケアを行いましょう。

〇外出時は露出部分にUVスプレーがおすすめ。UVカットはもちろん、香りが服にかかったとしても透明で気づかないなどUVスプレーも多様化してきました。髪からはボディ、顔まで一本あると便利です。アウトドアレジャーにビーチフレンドリーに合わせた日焼け止め中でも高い紫外線防御効果でサステナブルなUVが登場し、エコ容器や成分の見直しなど地球環境への配慮はコスメ業界でも進んできました。化粧直しの時は、高SPF値、保湿力に優れたクッションファンデーションが目白押し。そのまま重ねても厚塗り感が出ない優秀機能あり、優れているので一度でUVケア×上質肌へ。

〇朝のルーティンにおすすめなのは飲む日焼け止めです。塗る日焼け止めだと、塗りムラができてしまいます。『ソルプロプリュスホワイト』(30日/¥5400)や『ヘリオケアウルトラD』(30日分/¥6000)などの飲む日焼け止めなら、体内から活性酸素の発生を防ぎ、糖化対策にも役立つため、ブライトニングのほか、アンチエイジング効果も期待できます。

■シミ・シワ・乾燥・たるみにアプローチ。エイジングケアもかなう最新ブライトニング。
〇気候が一気に夏モードに変わりましたが、古い角質や酸化した皮脂が溜まったままになって肌がゴワつくという人は、角質ケアをしてくれるクレンジング&洗顔を今すぐ取り入れてください。マスク生活による肌荒れ、炎症はメラニン過剰生成の原因になります。例えば、化粧水は肌表面に優しく載せるだけでOKです。擦る、叩くはご法度です。摩擦で肌をいためる可能性もあります。化粧水を素因等したコットンでゴシゴシするように塗布するのもやめましょう。

〇ビタミンCローションで毛穴も引き締めつるん肌へ。毛穴やシミ、くすみやゴワつきまでマルチに効果をもたらします。独自のデリバリー処方で肌の奥まで届けるローションが今年は大豊作です。また、エイジングケアとブライトニングができるマスクも多数登場しています。肌を密封して有効成分が浸透するマスクで透き通るツヤ肌へ。「日焼けしたな」と思ったら、紫外線ダメージが残る前に使用をしてください。

〇気になるシミはポイントで狙いうちがおすすめです。一度見つけたシミは、何とかしたいと思う方が増えています。頑固なシミを化粧品でなかったことにするには何年もかかるのは事実。ただ化粧品も集中ケアをすれば透明感や若々しい肌へと導くという力があります。シミの部位の神経にこだわったものや潜在ジミに力を発揮するものまでピンポイントにパワフルに効く"シミケア"は一品持ち、皮膚科治療も視野に入れる事をおすすめします。

ぜひご参考になさってください。