雑誌『GLOW/グロー』2019年1月号(11月28日発売 掲載ページP114~117)

特集「紫外線量と露出が少ない今がベストタイミング!冬の間にシミ&イボを大掃除」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

「美容皮膚科はまだ早い?」と思っていませんか、肌トラブルが増えてくる40代にとって、実は美容皮膚科は良き相談相手です。特に紫外線量が少ない今こそ、気になる肌のメンテナンスの季節です!

≪45才が冬の間に 美容皮膚科でメンテする理由≫
●「ハードルが高い!」は思い込み。今や美容皮膚科医は美こそ美の名アドバイザー
シミやイボといったレーザーや炭酸ガス治療は、治療後は日焼け厳禁のため、紫外線の少ない冬こそ治療の始めどきです。
治療後は"紫外線に当たらない""擦らない"が原則です。少しでもリスクを軽減したいならば、紫外線量が少なくなる〝今〞です。いつも対面する人と会わない年末年始休み前に治療する人が多いです。

さらにGLOW世代は、シミではなく、老人性イボになっていることも多いのです。シミだと思っていた患者さんの皮疹を拝見すると、老人性イボ(脂漏性角化症)の人は10人に8~9人の割合でいらっしゃいます。この場合はレーザーではなく、炭酸ガスレーザー(C O 2レーザー)で幹部を削ることがおすすめです。小さいうちに治療をすれば、傷跡も目立ちませんし、2mm未満の小さなイボならば1個あたり1 0 0 0円(5個以上の料金・麻酔など別途/銀座ケイスキンクリニックの場合)とお手頃です。日々のお手入れと共に、美容医療は上手に使えば、10年後の肌にも自信が持てるはずです。

≪「老人性イボ」 はCO2レーザーで除去!≫
【施術前】体験者の声
「最近になって、首のまわりがザラつくと思ったら小さな茶色い突起物。約10年前にも退治したのにまた出てきました。気分的に落ちるので迷わず除去を選択。自覚していたよりも先生に多く指摘され驚き!」

GLOW世代になるとほとんどがシミと老人性イボが混在しています。イボはスキンケアでは解決できず、放っておくと大きくなるため、小さなうちに取り除くことが賢明です。
老人性 + イボというWの悲劇はとにかく小さいうちに手を打ちましょう!

「首やデコルテに触れると気になる小さなプツプツがあり、10年前に一度、美容皮膚科に駆け込んで治療したものの、再びのイボの出現に正直がっかりしました」。

専用ルーペで診察したところ、老人性イボ(脂漏性角化症)が判明しました。ルーペでしか見えない極小レベルを含めると、その数はなんと1 0 0個以上ありました!
主な原因は日焼けと老化です。さらには衣類などの摩擦の刺激も関与しています。おそらく、今できているイボは再発ではなく、新たな場所にできたものです。紫外線の影響は10年以上経って肌表面に出てくるから怖いのです。
通常、シミにはピコレーザーを使用するものの、老人性イボの場合はCO2(炭酸ガス)レーザーで削る方が、確実かつ、経過も良好です。

CO2レーザーは治療部位のみを蒸発させ、取り除くので、出血もほとんどなく終了します。また、外用麻酔や(大きめ箇所には)麻酔注射を使用しますので刺激は和らぎます。それでも刺激に弱い人もいますので希望によっては傷み止めの処方できます。まずは様子をみるため、10~30個程度の治療を推奨しています。

今回除去したイボの数はなんと、トータル110個、それなりの痛みは伴いますが、結果は満足です!

【2週間後】
「術後直後は痛く、3~4日は予想していたより赤みや腫れが気になり、気持ち的なダメージは大きかった。前回の施術よりもハードに感じたのは、自分の加齢のせいもあるのかと思うと、余計に気分もダウン。そんなこんなも、1週間~10日後には痛みも腫れも忘れるくらいまで回復。まだうっすらとシミのような跡があるけれど、表面はスベスベ。鬱蒼とした気持ちが晴れました!」

≪イボ治療にはこんな種類が!≫
◎「液体窒素」保険適用(銀座ケイスキンクリニックでは行っていません)
盛りあがった部位を、マイナス190度の液体窒素で凍らせる冷凍法です。皮膚表面を平らにして行くためこまめに通う必要があります。

◎「CO2(炭酸ガス)レーザー」2㎜以下 1カ所1000円〜2000円(サイズ・数で異なる)(今回の治療方法)
ほくろ・イボなどの盛り上がったできものをレーザーで削る治療法です。美容皮膚科では こちらが主流になります。
当院『CO₂レーザー手術(炭酸ガスレーザー手術)

是非、ご一読ください。

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