雑誌「ESSE」2020年4月号(3月2日発売 掲載ページP92~P93)

特集「化粧のりが悪い、いつもの化粧水がピリつく...春の"ゆらぎ肌"をケアしよう」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

春は肌の調子がゆらぎ、さまざまな肌悩みを感じやすい時季。肌の調子が悪いからといって、色々なスキンケア商品を手当たり次第試してはいませんか。それは逆効果です。
不調を長引かせて深刻な肌トラブルを招かないために、ゆらぎ肌の正しい対処法を知っておきましょう。まずは自分の肌がゆらいでいるかどうか、チェックしてみましょう。

ゆらぎ肌チェックリスト
□肌のキメが乱れ、化粧のりがよくない
□肌がカサついているように感じる
□肌の調子が体調に左右される
□いつもの化粧水でもピリピリと刺激を感じる
□ニキビができやすい
□花粉の時季になると目や鼻の周りが赤くなりかゆみが出る
✓1つ以上当てはまったら、ゆらぎ肌です!

【バリア機能が低下した春肌は刺激に敏感で不調を招きやすい】
肌がゆらぐのは、肌のいちばん外側で外界と肌内部を隔てる『角層』の、バリア機能が低下するからです。とくに春の肌は、冬の間の乾燥でバリア機能が弱まりがち。花粉などの刺激や生活の変化といったストレスの影響を強く受けて炎症が起きやすい状態です。それが"ゆらぎ肌"につながります。ゆらぎ肌になると肌内部(表皮)まで直接外的刺激が入り込んでしまい、さらに炎症が悪化してしまいます。炎症により、角層のバリアは更に低下、結果として自らうるおう力が落ちるという悪循環に陥ってしまいます。この連鎖を断ち切るには、徹底保湿で肌のバリアを立て直すことが不可欠。ただし、ゆらいでいるときは刺激を与えないようできるだけシンプルにしましょう。うるおいを保ち、バリア機能を整えておけば、ゆらぎにくい肌になります。

【肌のバリア力は、規則正しい生活でつくられる】
肌のバリア機能は睡眠時に回復するため、ぐっすり眠れる環境が大切になります。良質な睡眠には、バランスのいい食事や健康な腸内環境、運動習慣が必要です。
また、忙しい日々のストレスが、睡眠の質を下げていることも。スマホの待ち受けを好きな俳優さんに変えたり、休憩においしいコーヒーを飲んだり、花を活けたり、ペットと触れ合ったり...毎日こまめにリフレッシュをしましょう。
●美肌5か条
①バランスのいい食事
②良質な睡眠
③健康な腸内環境
④運動習慣
⑤ストレスコントロール

●ゆらぎ肌の方のためのチェックポイント4つ
Point1 スキンケアは、クリームを中心に
とくに刺激に敏感になっているゆらぎ肌には、クリーム中心のスキンケアをおすすめします。いつもの化粧水や美容液でも刺激を感じるときは、バリア機能が弱まり、肌内部に刺激を与えている可能性があります。クリームで油膜のバリアをつくりましょう。低刺激のクリームを1つもっておくと安心です。
当院オリジナルの『セラミドバリアクリーム』は、天然セラミドが主成分で、水分保持力・抗炎症作用が高く、季節の変わり目のざわつきやすいお肌や、敏感に傾きやすいお肌をやさしく守ります。
銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g ¥5,000(税別)
クリームはたっぷり使用しましょう。中3本の指の腹で、顔の中心から外側へ大きく広げて伸ばし、最後にハンドプレスを。

Point2 ベースメイクはBB・CCクリームでシンプルに
メイクするときは肌の負担を考え、落としやすさを重視すること。BB・CCクリームなら紫外線カットやベースメイクが1つですみ、比較的簡単にオフすることができます。ポイントメイクも低刺激なものを選んでシンプルにすることが大切です。
カラーメイクを楽しみたいときは、低刺激のラインを選ぶのがオススメです。低刺激のメイクアップラインは、肌にできるだけ負担の少ない成分を厳選し、優しいつけ心地にこだわるなど敏感肌に配慮されています。

Point3 洗顔はできるだけ優しく
ゆらぎ肌の大敵は摩擦と刺激です。洗顔料は敏感な肌に優しい使用感のものを選ぶのはもちろん、洗い方も大切です。肌をこすらないことは大前提。しっかり泡だて、泡に汚れを吸着させるように洗い、よくすすぎましょう。

Point4 美容医療の力を借りよう
美容医療の力に頼るのも、肌悩みを解決するのに非常に有効です。
当院で大人気の『プラズマシャワー』は、強力な殺菌力で肌トラブルの元凶となる細菌を一撃します!増えすぎた黄色ブドウ球菌やアクネ菌を殺菌し、炎症を早期に鎮静化させます。
当院では、お悩み・目的に応じて3種類のコースを設けていますが、一番リピーターが多いのが、ヒト骨髄幹細胞の培養上清由来のサイトカインをたっぷり含む『サイトプロMD』を導入する肌再生コースです。「肌再生」のスイッチを入れて、肌の自活力を引き出し、傷ついた肌の「炎症」を素早く抑え、細胞の不具合を整えて衰えた肌を新しく健康な肌へ生まれ変わらせます。繰り返し受けることで、キメ・小ジワ・毛穴の開き・くすみなども徐々に改善します。
肌状態や年齢によっても異なりますが、1~4週間に1回の間隔で3~5回の施術をおすすめします。その後も定期的に継続することでさらに効果的です。
当院では、施術の最後の仕上げに美容成分たっぷりの「濃密パック」をサービスで付けています。肌に吸い付くようにフィットして、ハリのあるみずみずしい肌へ導きます。
翌朝の美肌効果に、きっとご満足いただけると思います。
気になる方は、是非、お気軽にお問い合わせくださいね。


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