雑誌『CLASSY.』 2019年11月号(9月28日発売 掲載ページP206~207)

特集「知りたいのはくすみや乾燥にぴったりなケアの正解です」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

秋~冬の肌トラブルは、乾燥を軽視しないで、きちんと向き合うことが大切です。肌が敏感になりがちな秋冬の"あるある"な悩みを解決します!

【知りたいのは「くすみや乾燥にぴったりなケア」の正解です】
季節はすっかり秋模様ですね。気候の変化に加えて夏に受けたダメージの蓄積で、肌が敏感に傾いたり、トラブルを抱えている人も多いのではないでしょうか?この時期、特に多い肌の悩みは「くすみ」や「乾燥」です。今回、本誌で対談した白肌が美しいモデルの阪井まどかさんも、夏の終わりから秋にかけて、肌のくすみや、化粧ノリの悪さを感じるとのことでした。

【秋~冬に起こるくすみや乾燥の原因は「敏感肌」のせいかも!】
季節の変化で敏感になりがちなときは、スキンケアとベースメークの見直しをしましょう!
モデル 阪井まどかさん(以下:阪井):夏の終わりから秋にかけて、「なんだかくすんでいて、肌の調子が微妙だな」「化粧ノリが悪いな」と感じることが多いです。それってやっぱり、夏のダメージが肌にも蓄積しているからなのでしょうか?

慶田院長(以下:慶田):夏は、暑さや紫外線などでの影響もあり、生きるだけでいっぱいいっぱいになってしまうくらい過酷です。きっと通勤だけでぐったりしてしまう人も多いでしょう。生活習慣の5本柱は「食事・睡眠・排泄・運動習慣・ストレスコントロール」なのですが、この中の2~3つがダメになると、肌が荒れたり、調子が悪くなったりしてしまいます。真夏は食が細くなりがちですし、睡眠の質も落ちますし、暑すぎて運動もできないですよね。

坂井:20代のときは若さで意外となんとかなっていても、30代になるとそうはいかなくなるんですよね。

慶田:肌のキメは、角層の状態を見ています。角層のターンオーバーは2週間くらいですので、比較的短期間で変わってきます。例えば最近生活習慣が乱れているなというときは、あっという間に化粧ノリが悪くなり、透明感がなくなってくすみを感じる人が増えてきます。そもそも透明感というのは、肌の角層の状態のことです。しっかりと水分を抱え込んだぷるぷるの状態であるからこそ、美しいキメと透明感に繋がります。皮膚はツルツルではなくキメがあって、それが光を乱反射するから美しいのです。

阪井:くすみの原因は生活習慣も大きく影響するのですね。他にも原因はあるのでしょうか?

慶田:紫外線の影響でメラニンが蓄積されることと、またターンオーバーが乱れて角層が厚くなってしまうことなどもあげられます。あと考えられるのは、やっぱり乾燥です。日本は四季があって、9月の終わりからは湿度も下がってきますので、外の空気が爽やかだなと感じるくらいになると、湿度50%くらいなので一気に乾燥状態になります。

阪井:乾燥すると目元のシワが気になったり、逆に皮脂が出て毛穴が目立ったり、キメが目立ったり、キメが乱れたり、悩みが尽きません。

慶田:それは、肌にうるおいがない状態です。肌が不調でゆらぎやすくなるのも、乾燥が原因のひとつです。季節の変化で肌がゆらぐときこそ、きちんとスキンケアやベースメークを見直すことが重要です。スキンケアの場合は化粧水だけで済ませたりせずに、しっかり水分を抱えられる保湿剤を使い、必ず、乳液・ジェル・クリームを取り入れましょう。ちゃんと効果を得るには、肌がべたべたするくらいしっかり量を塗るのがベストです。それによってニキビができることはありません!

阪井:肌がゆらいで敏感になったときは、ベースメークも最小限にしたくなります。

慶田:肌のバリア機能が落ちているのにノーメークでいると、外気にさらされてさらに悪化してしまうので、きちんとベースメークをして肌を守っておくことが重要です。何よりもまず大事なのは自分の肌に塗ってみて大丈夫かどうかですが、肌への刺激が少ないベースメークアイテムを使ったり、石鹸だけでオフできるものを使うのも、乾燥して敏感になった肌にはいいと思いますよ。

阪井:メークしなければいいわけでもないんですね。これからは自分の肌に合う化粧品を探してみます!

【こちらもCHECK!】
Q. くすみや乾燥にきく食事ってありますか?
A. 水分を蓄えて肌を保湿する、バリア機能の要であるセラミド。セラミドそのものを摂るには、スーパーでも手に入る生芋こんにゃくがおすすめです。

Q. 敏感肌になったときベースメークはどうすべき?
A. バリア機能が乱れた敏感肌は、外的環境の影響を受けやすい状態です。すっぴんではなく刺激の少ないメークをして、肌に膜を張っておくことが重要です。

是非、ご参考になさってください。


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