富士薬品発行『健康通信』2021年9月号

富士薬品発行のオリジナルフリーペーパーの特集『人には聞けない健康のあれこれこっそり相談室 髪の日焼けトラブルと予防ケア』(P13)に慶田院長監修記事が掲載されました。

「夏の間に髪の毛が傷んだように感じます。もしかして、髪も日焼けするのでしょうか?」(34歳・女性)髪のパサつきやゴワゴワは、実年齢よりも老けて見えてしまうものです。髪の毛が傷む要因のひとつが紫外線です。日焼け後の頭皮ケアでダメージを食い止めることが大切です。

■髪も紫外線から守ることが大切
髪は紫外線ダメージを受けるとタンパク質が破壊され、パサつきなどのトラブルが起こりやすくなります。さらにプールや海などで水に濡れた状態で紫外線を浴びると酸化して、髪の色素が分解されて赤色化を招きます。肌同様に髪も紫外線から守ることが大切なのです。

■紫外線対策にはUVスプレーが効果的
髪の紫外線対策にはベタつきが少なく、ヘアスタイルを崩さずキープできるUVスプレーがおすすめです。お出かけ前だけでなく、持ち歩いて2~3時間おきや、汗をかいた後などにつけなおすと防護効果を保てます。汗など、髪についた水分をこまめに拭き取ることも必要です。

■分け目を変えてダメージを軽減
いつも同じヘアスタイルだと分け目の部分に紫外線ダメージが集中して、脂漏性角化症(老人性イボ)や抜け毛などの原因になることもあります。予防のために帽子を被って頭皮全体を守ると良いですが、日によって分け目を変えるだけでもダメージを分散させて頭皮を守ることができます。

■日焼け後のアフターケアが大切
日焼け直後の頭皮は熱がこもっているため、冷やしたタオルで頭皮を覆って、頭皮の熱を下げた方が良いです。シャンプーの際は、頭皮をこすらないように優しく洗うようにします。髪を濡れた状態で放置するのはダメージを進ませる原因となるので自然乾燥はNGです。

是非ご参考になさってください。

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